JP2003169281A - 動画表示装置、動画配信システム、動画表示方法、動画配信方法、コンピュータプログラムおよびコンピュータ読取可能な記録媒体 - Google Patents

動画表示装置、動画配信システム、動画表示方法、動画配信方法、コンピュータプログラムおよびコンピュータ読取可能な記録媒体

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JP2003169281A
JP2003169281A JP2001367235A JP2001367235A JP2003169281A JP 2003169281 A JP2003169281 A JP 2003169281A JP 2001367235 A JP2001367235 A JP 2001367235A JP 2001367235 A JP2001367235 A JP 2001367235A JP 2003169281 A JP2003169281 A JP 2003169281A
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JP
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moving
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JP2001367235A
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Masaru Ueda
大 上田
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動画に対するユーザの興味を高めることがで
きる動画表示装置を提供する。 【解決手段】 動画の背景を透過させるため、本実施形
態に係る動画データの背景部分の各点には、透過処理を
施すことを示すための特定のコードが割り当てられる。
そして、クライアントは、デスクトップ上の所定の位置
に、動画を再生するためのウィンドウを表示させる。こ
の表示処理において、特定コードが割り当てられた部分
を、デスクトップの画像である壁紙で置換えて表示す
る。従って、このような処理により表示される動画は
(b)に示すように、オブジェクト402の背景が透過
されることになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画表示装置、動
画配信システム、動画表示方法、動画配信方法、コンピ
ュータプログラムおよびコンピュータ読取可能な記録媒
体に関し、より詳細には、動画を再現するプレイヤーを
搭載した動画表示装置、この動画表示装置に再生可能な
動画を配信する動画配信システム、この動画表示装置を
用いた動画表示方法および動画配信方法、並びにコンピ
ュータプログラムおよびこのコンピュータプログラムを
記憶したコンピュータ読取可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】20世紀後半におけるIT技術の爆発的
な進展は、各分野に目を見張るような技術革新を引き起
こした。特に、WWW(World Wide Web)を中心とする
インターネット技術の発達は、地球上における地理的な
障害を取り払い、世界一市場化を進める起爆剤となっ
た。
【0003】世界各国においてインターネット環境が爆
発的に普及しつつある現在、動画や音声の配信およびそ
の利用は、情報提供、宣伝広告、娯楽などにとって必要
不可欠な要素といえる。また、最近のブロードバンド環
境や、高い情報処理能力を備えたパーソナルコンピュー
タ等を用いた通信サービスの普及を追い風に、動画広告
事業に参入する企業が相次いでいる。
【0004】動画広告は、映像と音声を使用すること
で、これまでインターネットで広く利用されていたいわ
ゆるバナー広告を超える宣伝効果を上げることが期待さ
れており、ビジネス界では「低迷するインターネット広
告の需要を喚起する有力な武器」になるものとして、熱
い注目を浴びている。
【0005】種々の動画や音声の再生は、動画や音声等
の再生や作成を行うための専用のアプリケーションプロ
グラムを使用して行われる。このアプリケーションプロ
グラムは、例えばインターネットを介して、あるいはC
D−ROM、DVD(Digital Video Disk)等で提供さ
れる。ユーザは、このアプリケーションプログラムをパ
ーソナルコンピュータ等にインストールすることによ
り、動画や音声の再生機能を実現することができる。こ
のようなアプリケーションプログラムの具体的なものと
しては、マイクロソフト(会社名)のウィンドウズ(登
録商標)メディアプレイヤー(商品名)や、アップルコ
ンピュータ(会社名)のクイックタイム(登録商標)な
どが知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の動画の再生機能は全て、コンピュータに備え
られたディスプレイ内で「スクリーン」、「四角形」あ
るいは「枠」という区切られた概念の中で映像を提供し
てきた。このため、映像それ自体は新規なものであって
も、ディスプレイ上ではユーザにとって見慣れたスクリ
ーンや四角形や枠の中で映像が表現されるため、動画の
面白みが削がれていた。
【0007】また、従来の「スクリーン」、「四角形」
あるいは「枠」内での動画再生の場合、映像の表現者
は、自分が表現したい映像を画一的な四角形の背景画像
の中で表現しなければならないという制約があった。
【0008】また、日々進歩するインターネット環境の
中で、ユーザはより臨場感のある映像、あるいはより新
規な映像表現を求めてやまない。この要求は、特に映像
を使用して宣伝広告を行う企業にとって特に大きい。に
もかかわらず、現在の動画再生技術では、画一的な
「枠」の中でしか映像を表現できず、ユーザの期待に応
えることができなかった。
【0009】更に、従来の動画再生では、再生中の動画
に対して演出効果を高めるための編集をユーザ側で行う
ことができない。従って、このような演出効果を実現す
る場合、動画の配信者側において予め編集を施した動画
を用意しなければならなかった。
【0010】このような問題に鑑みて、本発明は、動画
に対するユーザの興味を高めることができる動画表示装
置、動画配信システム、動画表示方法、動画配信方法、
コンピュータプログラムおよびコンピュータ読取可能な
記録媒体を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、請求項1に記載の動画表示装置は、表示部に動
画を表示する動画表示装置において、背景およびオブジ
ェクトを含む動画を表示するための動画情報を記憶する
記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記動画情報内
の背景を透過させる透過制御手段と、前記透過制御手段
により前記背景が透過された前記動画情報に基づく動画
を前記表示部に表示させる表示制御手段とを備えたこと
を特徴とする。
【0012】この装置によれば、表示部に動画を表示す
る動画表示装置において、背景およびオブジェクトを含
む動画を表示するための動画情報を記憶し、記憶された
動画情報内の背景を透過させ、透過制御により背景が透
過された動画情報に基づく動画を表示部に表示させるの
で、より新鮮で、臨場感あふれる動画を提供することが
可能となる。
【0013】また、請求項2に記載の動画表示装置は、
請求項1に記載の動画表示装置において、前記透過制御
手段は、前記背景を前記表示部に表示されている壁紙の
画像で置換える背景置換手段を有することを特徴とす
る。
【0014】この装置によれば、背景を表示部に表示さ
れている壁紙の画像で置換えるので、イメージをよりダ
イレクトに伝えることができる。
【0015】また、請求項3に記載の動画表示装置は、
請求項1または2に記載の動画表示装置において、前記
動画情報は他の画像を更に含み、前記表示制御手段は、
前記背景が透過された前記動画に前記他の画像を合成す
る合成手段を有することを特徴とする。
【0016】この装置によれば、動画情報は他の画像を
更に含み、背景が透過された動画に他の画像を合成する
ので、スモーク演出、ミラー演出、スポットライト演
出、ネガアート演出、モノクローム演出などによる、空
間を超えた演出効果が得られる。
【0017】また、請求項4に記載の動画表示装置は、
請求項3に記載の動画表示装置において、前記表示制御
手段は、前記他の画像の合成を所定のタイミングで行う
ことを特徴とする。
【0018】この装置によれば、他の画像の合成を所定
のタイミングで行うので、スモーク演出、ミラー演出、
スポットライト演出、ネガアート演出、モノクローム演
出などの機能を、専用のスクリプトデータから特定のタ
イミングで呼び出すことが可能となる。
【0019】また、請求項5に記載の動画表示装置は、
請求項4に記載の動画表示装置において、前記他の画像
は、静止画を含むことを特徴とする。
【0020】この装置によれば、他の画像は、静止画を
含むので、静止したステージ上に人物を乗せるなど、動
画に対する新規な演出を行うことができる。また、静止
したステージを広告やテロップの表示に利用するなどの
カスタマイズが可能となる。
【0021】また、請求項6に記載の動画表示装置は、
請求項1から5のいずれか一つに記載の動画表示装置に
おいて、前記記憶手段は前記動画の再生手順を更に記憶
し、前記表示制御手段は、前記背景が透過された前記動
画を前記記憶手段に記憶された前記再生手順に従って表
示することを特徴とする。
【0022】この装置によれば、動画の再生手順を更に
記憶し、背景が透過された動画を記憶された再生手順に
従って表示するので、動画再生する際に、希望する手順
を指定することができる。
【0023】また、請求項7に記載の動画表示装置は、
請求項1から6のいずれか一つに記載の動画表示装置に
おいて、前記動画はストリーミング画像であることを特
徴とする。
【0024】この装置によれば、動画はストリーミング
画像であるので、臨場感のある動画像を速やかに再生す
ることが可能となる。また、比較的少ない容量の記憶装
置を備えた情報処理装置にも本発明を適用することが可
能となる。
【0025】また、請求項8に記載の動画表示装置は、
請求項1から7のいずれか一つに記載の動画表示装置に
おいて、外部の情報処理装置から前記動画情報を取得す
る取得手段を更に備え、前記記憶手段は、前記取得手段
により取得された前記動画情報を記憶することを特徴と
する。
【0026】この装置によれば、外部の情報処理装置か
ら動画情報を取得し、取得された動画情報を記憶するの
で、通信手段を使用し、ネットワーク上の希望の動画情
報を取得して再生することが可能となる。
【0027】また、本発明は動画配信システムに関する
ものであり、請求項9に記載の動画配信システムは、外
部の情報処理装置から動画表示装置に動画を配信する動
画配信システムにおいて、前記外部の情報処理装置は、
背景とオブジェクトとを含む動画を表示するための動画
情報を記憶した第1の記憶手段と、前記第1の記憶手段
に記憶した動画情報を前記動画表示装置に送信する第1
の送信手段とを備え、前記動画表示装置は、前記第1の
送信手段により送信された動画情報を受信する受信手段
と、前記受信手段により受信された前記動画情報を記憶
する第2の記憶手段と、前記第2の記憶手段に記憶され
た前記動画情報内の背景を透過させる透過制御手段と、
前記透過制御手段により前記背景が透過された前記動画
情報に基づく動画を前記表示部に表示させる表示制御手
段とを備えたことを特徴とする。
【0028】このシステムによれば、外部の情報処理装
置から動画表示装置に動画を配信する動画配信システム
において、外部の情報処理装置は、背景とオブジェクト
とを含む動画を表示するための動画情報を記憶し、記憶
した動画情報を動画表示装置に送信し、動画表示装置
は、送信された動画情報を受信し、受信された動画情報
を記憶し、記憶された動画情報内の背景を透過させ、背
景が透過された動画情報に基づく動画を表示部に表示さ
せるので、より新鮮で、臨場感あふれる動画を提供する
ことが可能となる。
【0029】また、請求項10に記載の動画配信システ
ムは、請求項9に記載の動画配信システムにおいて、前
記透過制御手段は、前記背景を前記表示部に表示されて
いる壁紙の画像で置換える背景置換手段を有することを
特徴とする。
【0030】このシステムによれば、背景を表示部に表
示されている壁紙の画像で置換えるので、イメージをよ
りダイレクトに伝えることができる。
【0031】また、請求項11に記載の動画配信システ
ムは、請求項9または10に記載の動画配信システムに
おいて、前記動画情報は他の画像を更に含み、前記表示
制御手段は、前記背景が透過された前記動画に前記他の
画像を合成する合成手段を有することを特徴とする。
【0032】このシステムによれば、動画情報は他の画
像を更に含み、背景が透過された動画に他の画像を合成
するので、スモーク演出、ミラー演出、スポットライト
演出、ネガアート演出、モノクローム演出などによる、
空間を超えた演出効果が得られる。
【0033】また、請求項12に記載の動画配信システ
ムは、請求項11に記載の動画配信システムにおいて、
前記表示制御手段は、前記他の画像の合成を所定のタイ
ミングで行うことを特徴とする。
【0034】このシステムによれば、他の画像の合成を
所定のタイミングで行うので、スモーク演出、ミラー演
出、スポットライト演出、ネガアート演出、モノクロー
ム演出などの機能を、専用のスクリプトデータから特定
のタイミングで呼び出すことが可能となる。
【0035】また、請求項13に記載の動画配信システ
ムは、請求項12に記載の動画配信システムにおいて、
前記他の画像は、静止画を含むことを特徴とする。
【0036】このシステムによれば、他の画像は、静止
画を含むので、静止したステージ上に人物を乗せるな
ど、動画に対する新規な演出を行うことができる。ま
た、静止したステージを広告やテロップの表示に利用す
るなどのカスタマイズが可能となる。
【0037】また、請求項14に記載の動画配信システ
ムは、請求項9から13のいずれか一つに記載の動画配
信システムにおいて、前記第2の記憶手段は前記動画の
再生手順を更に記憶し、前記表示制御手段は、前記背景
が透過された前記動画を前記第2の記憶手段に記憶され
た前記再生手順に従って表示することを特徴とする。
【0038】このシステムによれば、動画の再生手順を
更に記憶し、背景が透過された動画を記憶された再生手
順に従って表示するので、動画再生する際に、希望する
手順を指定することができる。
【0039】また、請求項15に記載の動画配信システ
ムは、請求項9から14のいずれか一つに記載の動画配
信システムにおいて、前記動画はストリーミング画像で
あることを特徴とする。
【0040】このシステムによれば、動画はストリーミ
ング画像であるので、臨場感のある動画像を速やかに再
生することが可能となる。また、比較的少ない容量の記
憶装置を備えた情報処理装置にも本発明を適用すること
が可能となる。
【0041】また、請求項16に記載の動画配信システ
ムは、請求項9から15のいずれか一つに記載の動画配
信システムにおいて、前記第1の記憶手段に記憶された
前記動画情報を管理する管理装置であって、前記外部の
情報処理装置に前記動画情報を送信する第2の送信手段
を有する管理装置を更に備え、前記外部の情報処理装置
は、前記第2の送信手段から送信された前記動画情報を
前記第1の記憶手段に記憶することを特徴とする。
【0042】このシステムによれば、記憶された動画情
報を管理し、外部の情報処理装置に動画情報を送信し、
外部の情報処理装置は、送信された動画情報を記憶する
ので、複数の企業からの広告の依頼に基づき作成された
動画を管理するビジネスが成立する。
【0043】また、本発明は動画表示方法に関するもの
であり、請求項17に記載の動画表示方法は、表示部に
動画を表示する動画表示装置により実行される動画表示
方法において、背景およびオブジェクトを含む動画を表
示するための動画情報を記憶手段に記憶するステップ
と、前記記憶するステップにおいて記憶された前記動画
情報内の背景を透過させるステップと、前記透過させる
ステップにおいて前記背景が透過された前記動画情報に
基づく動画を前記表示部に表示させるステップとを備え
たことを特徴とする。
【0044】この方法によれば、背景およびオブジェク
トを含む動画を表示するための動画情報を記憶し、記憶
された動画情報内の背景を透過させ、背景が透過された
動画情報に基づく動画を表示部に表示させるので、より
新鮮で、臨場感あふれる動画を提供することが可能とな
る。
【0045】また、請求項18に記載の動画表示方法
は、請求項17に記載の動画表示方法において、前記透
過させるステップは、前記背景を前記表示部に表示され
ている壁紙の画像で置換えるステップを有することを特
徴とする。
【0046】この方法によれば、背景を表示部に表示さ
れている壁紙の画像で置換えるので、イメージをよりダ
イレクトに伝えることができる。
【0047】また、請求項19に記載の動画表示方法
は、請求項17または18に記載の動画表示方法におい
て、前記動画情報は他の画像を更に含み、前記透過させ
るステップは、前記背景が透過された前記動画に前記他
の画像を合成するステップを有することを特徴とする。
【0048】この方法によれば、動画情報は他の画像を
更に含み、背景が透過された動画に他の画像を合成する
ので、スモーク演出、ミラー演出、スポットライト演
出、ネガアート演出、モノクローム演出などによる、空
間を超えた演出効果が得られる。
【0049】また、請求項20に記載の動画表示方法
は、請求項19に記載の動画表示方法において、前記透
過させるステップは、前記他の画像の合成を所定のタイ
ミングで行うことを特徴とする。
【0050】この方法によれば、他の画像の合成を所定
のタイミングで行うので、スモーク演出、ミラー演出、
スポットライト演出、ネガアート演出、モノクローム演
出などの機能を、専用のスクリプトデータから特定のタ
イミングで呼び出すことが可能となる。
【0051】また、請求項21に記載の動画表示方法
は、請求項20に記載の動画表示方法において、前記他
の画像は、静止画を含むことを特徴とする。
【0052】この方法によれば、他の画像は、静止画を
含むので、静止したステージ上に人物を乗せるなど、動
画に対する新規な演出を行うことができる。また、静止
したステージを広告やテロップの表示に利用するなどの
カスタマイズが可能となる。
【0053】また、請求項22に記載の動画表示方法
は、請求項17から21のいずれか一つに記載の動画表
示方法において、前記記憶手段は前記動画の再生手順を
更に記憶し、前記透過させるステップは、前記背景が透
過された前記動画を前記記憶手段に記憶された前記再生
手順に従って表示することを特徴とする。
【0054】この方法によれば、動画の再生手順を更に
記憶し、背景が透過された動画を記憶された再生手順に
従って表示するので、動画再生する際に、希望する手順
を指定することができる。
【0055】また、請求項23に記載の動画表示方法
は、請求項17から22のいずれか一つに記載の動画表
示方法において、前記動画はストリーミング画像である
ことを特徴とする。
【0056】この方法によれば、動画はストリーミング
画像であるので、臨場感のある動画像を速やかに再生す
ることが可能となる。また、比較的少ない容量の記憶装
置を備えた情報処理装置にも本発明を適用することが可
能となる。
【0057】また、請求項24に記載の動画表示方法
は、請求項17から23のいずれか一つに記載の動画表
示方法において、外部の情報処理装置から前記動画情報
を取得するステップを更に備え、前記記憶するステップ
は、前記取得するステップにおいて取得された前記動画
情報を記憶することを特徴とする。
【0058】この方法によれば、外部の情報処理装置か
ら動画情報を取得し、取得された動画情報を記憶するの
で、通信手段を使用し、ネットワーク上の希望の動画情
報を取得して再生することが可能となる。
【0059】また、本発明は動画配信方法に関するもの
であり、請求項25に記載の動画配信方法は、外部の情
報処理装置から表示部を有する動画表示装置に動画を配
信する動画配信方法において、前記外部の情報処理装置
において、第1の記憶手段に記憶された、背景とオブジ
ェクトとを含む動画を表示するための動画情報を、前記
動画表示装置に送信するステップと、前記動画表示装置
において、前記送信手段により送信された動画情報を受
信するステップと、前記受信ステップにおいて受信され
た前記動画情報を第2の記憶手段に記憶するステップ
と、前記記憶するステップにおいて記憶された前記動画
情報内の背景を透過させるステップと、前記透過させる
ステップにより背景が透過された前記動画情報に基づく
動画を前記表示部に表示させるステップとを備えたこと
を特徴とする。
【0060】この方法によれば、外部の情報処理装置に
おいて、記憶された、背景とオブジェクトとを含む動画
を表示するための動画情報を、動画表示装置に送信し、
動画表示装置において、送信された動画情報を受信し、
受信された動画情報を記憶し、記憶された動画情報内の
背景を透過させ、背景が透過された動画情報に基づく動
画を表示部に表示させるので、より新鮮で、臨場感あふ
れる動画を提供することが可能となる。
【0061】また、請求項26に記載の動画配信方法
は、請求項25に記載の動画配信方法において、前記透
過させるステップは、前記背景を前記表示部に表示され
ている壁紙の画像で置換えるステップを有することを特
徴とする。
【0062】この方法によれば、背景を表示部に表示さ
れている壁紙の画像で置換えるので、イメージをよりダ
イレクトに伝えることができる。
【0063】また、請求項27に記載の動画配信方法
は、請求項25または26に記載の動画配信方法におい
て、前記動画情報は他の画像を含み、前記透過させるス
テップは、前記背景が透過された前記動画に前記他の画
像を合成するステップを有することを特徴とする。
【0064】この方法によれば、動画情報は他の画像を
含み、背景が透過された動画に他の画像を合成するの
で、スモーク演出、ミラー演出、スポットライト演出、
ネガアート演出、モノクローム演出などによる、空間を
超えた演出効果が得られる。
【0065】また、請求項28に記載の動画配信方法
は、請求項27に記載の動画配信方法において、前記透
過させるステップは、前記他の画像の合成を所定のタイ
ミングで行うことを特徴とする。
【0066】この方法によれば、他の画像の合成を所定
のタイミングで行うので、スモーク演出、ミラー演出、
スポットライト演出、ネガアート演出、モノクローム演
出などの機能を、専用のスクリプトデータから特定のタ
イミングで呼び出すことが可能となる。
【0067】また、請求項29に記載の動画配信方法
は、請求項28に記載の動画配信方法において、前記他
の画像は、静止画を含むことを特徴とする。
【0068】この方法によれば、他の画像は、静止画を
含むので、静止したステージ上に人物を乗せるなど、動
画に対する新規な演出を行うことができる。また、静止
したステージを広告やテロップの表示に利用するなどの
カスタマイズが可能となる。
【0069】また、請求項30に記載の動画配信方法
は、請求項25から29のいずれか一つに記載の動画配
信方法において、前記第2の記憶手段は前記動画の再生
手順を更に記憶し、前記透過させるステップは、前記背
景が透過された前記動画を前記第2の記憶手段に記憶さ
れた前記再生手順に従って表示することを特徴とする。
【0070】この方法によれば、動画の再生手順を更に
記憶し、背景が透過された動画を記憶された再生手順に
従って表示するので、動画再生する際に、希望する手順
を指定することができる。
【0071】また、請求項31に記載の動画配信方法
は、請求項25から30のいずれか一つに記載の動画配
信方法において、前記動画はストリーミング画像である
ことを特徴とする。
【0072】この方法によれば、動画はストリーミング
画像であるので、臨場感のある動画像を速やかに再生す
ることが可能となる。また、比較的少ない容量の記憶装
置を備えた情報処理装置にも本発明を適用することが可
能となる。
【0073】また、請求項32に記載の動画配信方法
は、請求項25から31のいずれか一つに記載の動画配
信方法において、前記第1の記憶手段に記憶された前記
動画情報を管理する管理装置から前記外部の情報処理装
置に前記動画情報を送信するステップを更に備え、前記
外部の情報処理装置は、前記管理装置から送信された前
記動画情報を前記第1の記憶手段に記憶することを特徴
とする。
【0074】この方法によれば、記憶された動画情報を
管理する管理装置から外部の情報処理装置に動画情報を
送信し、外部の情報処理装置は、管理装置から送信され
た動画情報を記憶するので、複数の企業からの広告の依
頼に基づき作成された動画を管理するビジネスが成立す
る。
【0075】また、本発明は動画コンピュータプログラ
ムに関するものであり、請求項33に記載のコンピュー
タプログラムは、表示部に動画を表示する動画表示装置
に実行させるコンピュータプログラムにおいて、背景お
よびオブジェクトを含む動画を表示するための動画情報
を記憶手段に記憶するステップと、前記記憶するステッ
プにおいて記憶された前記動画情報内の背景を透過させ
るステップと、前記透過させるステップにおいて前記背
景が透過された前記動画情報に基づく動画を前記表示部
に表示させるステップとを備えたことを特徴とする。
【0076】このプログラムによれば、表示部に動画を
表示する動画表示装置に実行させるコンピュータプログ
ラムにおいて、背景およびオブジェクトを含む動画を表
示するための動画情報を記憶し、記憶された動画情報内
の背景を透過させ、背景が透過された動画情報に基づく
動画を表示部に表示させるので、より新鮮で、臨場感あ
ふれる動画を提供することが可能となる。
【0077】また、請求項34に記載のコンピュータプ
ログラムは、請求項33に記載のコンピュータプログラ
ムにおいて、前記透過させるステップは、前記背景を前
記表示部に表示されている壁紙の画像で置換えるステッ
プを有することを特徴とする。
【0078】このプログラムによれば、背景を表示部に
表示されている壁紙の画像で置換えるので、イメージを
よりダイレクトに伝えることができる。
【0079】また、請求項35に記載のコンピュータプ
ログラムは、請求項33または34に記載のコンピュー
タプログラムにおいて、前記動画情報は他の画像を更に
含み、前記透過させるステップは、前記背景が透過され
た前記動画に前記他の画像を合成するステップを有する
ことを特徴とする。
【0080】このプログラムによれば、動画情報は他の
画像を更に含み、背景が透過された動画に他の画像を合
成するので、スモーク演出、ミラー演出、スポットライ
ト演出、ネガアート演出、モノクローム演出などによ
る、空間を超えた演出効果が得られる。
【0081】また、請求項36に記載のコンピュータプ
ログラムは、請求項35に記載のコンピュータプログラ
ムにおいて、前記透過させるステップは、前記他の画像
の合成を所定のタイミングで行うことを特徴とする。
【0082】このプログラムによれば、他の画像の合成
を所定のタイミングで行うので、スモーク演出、ミラー
演出、スポットライト演出、ネガアート演出、モノクロ
ーム演出などの機能を、専用のスクリプトデータから特
定のタイミングで呼び出すことが可能となる。
【0083】また、請求項37に記載のコンピュータプ
ログラムは、請求項36に記載のコンピュータプログラ
ムにおいて、前記他の画像は、静止画を含むことを特徴
とする。
【0084】このプログラムによれば、他の画像は、静
止画を含むので、静止したステージ上に人物を乗せるな
ど、動画に対する新規な演出を行うことができる。ま
た、静止したステージを広告やテロップの表示に利用す
るなどのカスタマイズが可能となる。
【0085】また、請求項38に記載のコンピュータプ
ログラムは、請求項33から37のいずれか一つに記載
のコンピュータプログラムにおいて、前記記憶手段は前
記動画の再生手順を更に記憶し、前記透過させるステッ
プは、前記背景が透過された前記動画を前記記憶手段に
記憶された前記再生手順に従って表示することを特徴と
する。
【0086】このプログラムによれば、動画の再生手順
を更に記憶し、背景が透過された動画を記憶された再生
手順に従って表示するので、動画再生する際に、希望す
る手順を指定することができる。
【0087】また、請求項39に記載のコンピュータプ
ログラムは、請求項33から38のいずれか一つに記載
のコンピュータプログラムにおいて、前記動画はストリ
ーミング画像であることを特徴とする。
【0088】このプログラムによれば、動画はストリー
ミング画像であるので、臨場感のある動画像を速やかに
再生することが可能となる。また、比較的少ない容量の
記憶装置を備えた情報処理装置にも本発明を適用するこ
とが可能となる。
【0089】また、請求項40に記載のコンピュータプ
ログラムは、請求項33から39のいずれか一つに記載
のコンピュータプログラムにおいて、外部の情報処理装
置から前記動画情報を取得するステップを更に備え、前
記記憶するステップは、前記取得するステップにおいて
取得された前記動画情報を記憶することを特徴とする。
【0090】このプログラムによれば、外部の情報処理
装置から動画情報を取得し、取得された動画情報を記憶
するので、通信手段を使用し、ネットワーク上の希望の
動画情報を取得して再生することが可能となる。
【0091】また、本発明はコンピュータ読み取り可能
な記録媒体に関するものであり、請求項41に記載のコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体は、請求項33から
40のいずれか一つに記載のコンピュータプログラムを
記録したことを特徴とする。
【0092】この記録媒体によれば、請求項33から4
0のいずれか一つに記載のコンピュータプログラムを記
録したので、映像に対するユーザの興味を高めるプログ
ラムを実行することができる。
【0093】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について詳細に説明する。
【0094】(第1実施形態)図1は、本発明を適用し
た動画配信システムの構成例を示す。動画配信システム
は、動画再生用のストリーミングデータの登録および提
供を行うストリーミングサーバ102と、ストリーミン
グデータの受信および再生を行うクライアント104と
が、インターネット100に接続されており、これらの
間で相互に通信を行うことができるように構成されてい
る。
【0095】ストリーミングサーバ102は、ストリー
ミングデータを保持すると共に、このデータの配信を対
話形式で受け付けるためのWebページをクライアント
104に提供するWWWサーバとして機能するものであ
る。そして、Webページを介して受け付けたクライア
ント104からの動画の配信要求に応じて、ストリーミ
ングデータの配信を行う。具体的には、マルチメディア
に対応したシステム・ソフトを導入したパーソナルコン
ピュータやワークステーションの他、ルータ装置などの
ネットワーク上のノード、放送機器、あるいは衛星等が
使用される。
【0096】クライアント104は、ストリーミングサ
ーバ102から情報提供を受けるためのマルチメディア
に対応したシステム・ソフトを導入した情報処理装置で
あり、市販のパーソナルコンピュータの他、PDA(Pe
rsonal Digital Assistant)、携帯電話機、PHS(Pe
rsonal Handyphone System)、所謂キヨスク(商標)端
末として知られる前記当端末、インターネット接続機能
を有するTV、およびカーナビゲーションシステム等が
使用される。このクライアント104には、後述するよ
うにストリーミングデータを再生するためのアプリケー
ションプログラムが導入されている。
【0097】本実施形態で使用されるストリーミングデ
ータを再生するための技術であるストリーミング手法に
よれば、サーバから動画データをダウンロードした途中
から、ダウンロードした分だけの動画を順次再生してい
く。このダウンロード処理は、例えばWebページにあ
る所定のダウンロードボタンをマウス等の入力装置を使
用してクリックすることで、簡単に行うことができる。
従って、動画データ全てをダウンロードしてから再生を
開始しなければならなかった従来の動画再生方法と比較
して、臨場感のある動画を速やかに再生させることが可
能となる。また、ストリーミング技術により再生された
動画は順次クライアント104のメモリから消去されて
いくので、比較的容量の少ないメモリを備えたクライア
ント104であっても、全体として容量の大きな動画を
再生することが可能となる。
【0098】次に、図2のブロック図を参照し、本発明
の実施の形態に係るストリーミングサーバ102、およ
びクライアント104のハードウェア構成の例について
説明する。
【0099】図2に示された一方の情報処理装置である
ストリーミングサーバ102は、通信インタフェース2
02と、この通信インタフェース202とシステムバス
201を介して接続されたシステムメモリ204と、C
PU(Central Processing Unit)206と、複数のス
トリーミングデータを記憶したDB(Database)208
と、ROM(Read Only Memory)210とを有する。
【0100】システムメモリ204には、DB制御プロ
グラム212、ストリーミングサーバプログラム214
およびCGI(Common Gateway Interface)スクリプト
216が記憶されているが、これらのプログラムにより
参照される各種データも記憶することができる。
【0101】DB制御プログラム212は、データベー
ス208に対し、データの登録、更新、削除等の処理を
行うためのプログラムである。ストリーミングサーバプ
ログラム214は、データベース208に登録されてい
るデータをストリーミング形式で配信する処理を行うプ
ログラムである。CGIスクリプト216は、クライア
ント104のブラウザソフトおよび通信プログラムから
の要求に応じて対応するプログラムを起動し、このプロ
グラムの実行により求められた結果をクライアント10
4側に返送するプログラムである。
【0102】データベース208は、DB制御プログラ
ム212の実行により登録されたストリーミングデータ
と、クライアント104に提供するWebページを表示
するためのHTML(HyperText Markup Language)文
書とからなるデータの集合である。これらのデータの集
合は、例えばハードディスク、磁気ディスク、光ディス
ク、光磁気ディスク等の内部または外部の記憶装置上に
登録されている。
【0103】図2に示された別の情報処理装置であるク
ライアント104は、CPU222、ROM224、シ
ステムメモリ226、および通信インタフェース228
がシステムバス221に接続されて構成されている。ま
た、システムバス221には、周辺装置としてディスプ
レイ230、スピーカ232、キーボード234、およ
びマウス236が接続されている。
【0104】これらの構成要素のうち、システムメモリ
226には、WWWサーバから提供されるWebページ
や電子コンテンツ等を閲覧するためのブラウザソフト2
38と、ストリーミングメディアの再生を行うための再
生プログラム240とが記憶されているが、これらのプ
ログラムにより参照される各種データも記録することが
できる。
【0105】ディスプレイ230は、CPU222によ
り編集された画像の表示を行うものであり、LCD(Li
quid Crystal Display)やCRT(Cathode-Ray Tube)
などを使用することができる。スピーカ232は、電気
信号を音声に変換して出力する。キーボード234およ
びマウス236は、ディスプレイ230上のカーソル制
御や、CPU222に対する命令の入力を行うために使
用される。ディスプレイ230、スピーカ232、キー
ボード234、およびマウス236等の周辺装置は全
て、不図示の入出力(I/O)インタフェースを介して
システムバス221と接続されている。
【0106】本発明に関わる諸機能は、各情報処理装置
のCPUが、記憶装置に記憶されたプログラムを読み出
して実行することにより、あるいは本発明に関わるプロ
グラムを記憶したコンピュータ読取可能な記録媒体を各
情報処理装置に供給することにより達成される。後者の
場合、その情報処理装置のCPUが、記録媒体に格納さ
れたプログラムを読み出して実行することになる。
【0107】各情報処理装置にプログラムを供給する記
録媒体としては、具体的にはフレキシブルディスク、ハ
ードディスク、光磁気ディスク、光ディスク、CD−R
OM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード
およびROMの他、コンパクトフラッシュ(登録商標)
などのフラッシュメモリなども使用することができる。
【0108】また、本実施形態で使用される用語「プロ
グラム」は、BASIC、C言語、C++などの高水準
プログラミング言語、アセンブリ言語、マシン語等のプ
ログラム言語により記述されるものの他、ブラウザソフ
トウェアにより解析され実行されるHTML、XML
(Extensible Markup Language)、C−HTML(comp
act-HTML)等のマークアップ言語により記述されたテキ
ストをも含む概念として使用される。
【0109】図3は、クライアント104において実行
される動画再生の仕組みを概略的に示す。クライアント
104には、動画再生プログラム240と、このプログ
ラムにより参照されるスクリプトファイル304が予め
記憶されている。スクリプトファイル304には、動画
の再生手順、動画に対する演出効果の実行順序の指定、
再生すべき動画が用意されているストリーミングサーバ
102およびそのディレクトリ(パス)、並びに再生す
べき動画のファイルサイズ等の情報が記録されている。
再生プログラム240は、動画のストリーミング形式で
の再生を行う際に、スクリプトファイル304を参照
し、このファイルに記載された情報に基づいて、ストリ
ーミングサーバ102の所定のディレクトリをアクセス
する。そして、そのディレクトリ内のデータをダウンロ
ードして動画データ306として一時的に記憶し、一定
のパケットが蓄積された時点から動画の再生を開始し、
スクリプトファイル304内の再生手順に従って再生動
画をディスプレイ230上に表示する。
【0110】次に、図4を参照し、クライアント104
において実行される、動画の背景を透過させる処理につ
いて説明する。ストリーミングサーバ102に予め記憶
された動画データは、動作可能な対象である図形や人物
などのオブジェクトと、このオブジェクトを取り囲む背
景とを含む矩形の画像を表現するものである。そして、
画像内の各点には、色彩を指定するためのコードが割り
当てられている。
【0111】クライアント104は、ディスプレイ23
0上に表示された親ウィンドウ、すなわちデスクトップ
上の所定の位置に、動画を再生するためのウィンドウを
表示させる。
【0112】デスクトップ上には、壁紙と呼ばれる画像
が表示されている。従って、壁紙と動画の背景の色が異
なっていれば、上記のような矩形の画像をデスクトップ
上にそのまま重ねて表示すると、図4(a)に示すよう
に、オブジェクト402と背景404とからなる動画
が、デスクトップ400の壁紙401内の矩形の領域内
に表示されることになる。
【0113】動画の背景を透過させるため、本実施形態
に係る動画データ(ストリーミングデータ)の背景部分
の各点には、透過処理を施すことを示すための特定のコ
ードが割り当てられる。そして、クライアント104
は、デスクトップ上の所定の位置に、動画を再生するた
めのウィンドウを表示させる。この表示処理において、
特定コードが割り当てられた部分を、デスクトップの画
像である壁紙で置換えて表示する。従って、このような
処理により表示される動画は図4(b)に示すように、
オブジェクト402の背景が透過されることになる。
【0114】なお、動画を表示するためのウィンドウ
が、マウスを使用したドラッグアンドドロップなどの操
作によってデスクトップ内の他の位置に移動した場合、
クライアント104は、そのウィンドウが移動された位
置の壁紙に基づいて、改めて背景を透過させる処理を行
う。従って、デスクトップ上の壁紙が単色である場合だ
けでなく、複数の色彩からなる画像であったとしても、
ウィンドウの移動に応じて動画の背景を透過させること
ができる。
【0115】次に、図5を参照し、本実施形態に係る動
画と他の画像との合成処理について説明する。なお、こ
の合成処理は、上記のスクリプトファイル304に記述
された再生手順に基づき行うことができる。
【0116】画像の合成処理は、クライアント104内
に予め記憶されているスポットライトやスモークなどの
画像を、動画と重ね合わせることにより行うことができ
る。図5(a)は、合成処理の一例として、動画に含ま
れるオブジェクト402にスポットライト406の画像
を合成した画面を示す。このような処理により、あたか
も動画内のオブジェクトである人物にスポットライトが
当っているかのような演出を行うことができる。
【0117】図5(b)は、合成処理の他の例として、
動画にステージの画像を合成した画面を示す。このよう
な処理により、あたかも人物(オブジェクト402)が
ステージ408に乗っているかのような印象を与えるこ
とが可能となる。
【0118】なお、動画と合成する画像は動画であって
もよく、あるいは静止画であってもよい。また、合成さ
れた1つの画像を動作させて、例えばステージをせり上
げるように動作させる視覚的効果を与えることも可能で
ある。
【0119】次に、図6のフローチャートを参照し、本
実施形態に係る動画再生方法の手順について概略的に説
明する。
【0120】ユーザは、クライアント104を操作し
て、動画の再生プログラムを起動し、再生プログラムの
初期化を行う(ステップS602)。この起動処理は、
再生プログラムそのものを実行することにより行うこと
としてもよく、また他のプログラムから再生プログラム
を呼び出すことにより行うこととしてもよい。後者の起
動処理としては、例えばWebページ上に備えられた所
定の「再生」ボタンを押下することにより、再生プログ
ラムの起動を行うものが該当する。
【0121】クライアント104は、再生プログラムの
実行に基づいて、動画(ムービー)を表示するためのウ
ィンドウを構築する(ステップS604)。次いで、動
画と組み合わせるために予め記憶したステージの静止画
像(以下、「デフォルトステージ」という)を読み込み
(ステップS606)、動画の再生を実行する(ステッ
プS608)。そして、動画の再生が終了した場合は
(ステップS610のYes)、再生プログラムをシス
テムメモリ226から消去し、動画再生用のウィンドウ
を破棄して処理を終了する(ステップS612)。
【0122】次に、図7を参照し、図6のステップS6
02において実行される再生プログラムの初期化処理の
手順について説明する。再生プログラムの初期化処理で
は、クライアント104にインストールされている再生
プログラムの検査を行う。まず、クライアント104
は、再生プログラムが実行可能であるか、すなわち再生
プログラムが正常にインストールされているか否かを判
定する(ステップS702)。次いで、判定の結果、再
生プログラムが正常にインストールされている場合には
(ステップS702のYes)、再生プログラムの属性
に関する情報を参照して、本発明を適用した動画の再生
が可能な所定のバージョンの再生プログラムであるか否
かを判定する(ステップS704)。
【0123】ステップS702において再生プログラム
が正常にインストールされていないと判定された場合、
あるいはステップS704の判定処理において再生プロ
グラムが所定のバージョンのものでない場合は、ディス
プレイ230上にエラーの旨を表示して処理を終了する
(ステップS706)。
【0124】次に、図8を参照し、図6のステップS6
08において実行される動画の再生処理の手順について
説明する。まず、クライアント104は、再生プログラ
ムの実行に基づき、予め記憶したスクリプトファイルの
読み込みを実行する(ステップS802)。
【0125】クライアント104は読み込みを行ったス
クリプトファイルから動画が存在するストリーミングサ
ーバ102およびそのディレクトリアドレス(パス)
と、動画のサイズを取得する(ステップS804、S8
06)。そして、再生すべき動画に上記デフォルトステ
ージを重ね合わせる処理を行うための準備として、再生
プログラムのライブラリに描画割り込みの設定を行った
後(ステップS808)、スクリプトファイルに基づく
動画の再生を実行する(ステップS810)。すなわ
ち、スクリプトファイルから得られたストリーミングサ
ーバ102のパスをアクセスして動画を取得し、動画内
の背景を透過させて、再生を行う。
【0126】次に、図9を参照し、図8のステップS8
08における設定処理によって実行される、再生プログ
ラムの描画割り込みの処理手順について説明する。
【0127】再生プログラムの実行中に、このプログラ
ムに対する描画割り込みが入った場合、クライアント1
04は予め記憶したデフォルトステージを、せり上げる
動作により表示させて(ステップS904)、デフォル
トステージと動画を合成する(ステップS906)。次
いで、スクリプトを再度実行して(ステップS91
2)、ウィンドウを再描画する(ステップS914)。
【0128】図10は、上述した手順の実行によりクラ
イアント104のディスプレイ230上に表示される画
面の一例を示す図である。本図に示す例では、ニュース
番組の動画が出力音声と同期して表示されており、また
合成された画像として画面下部にニュースのテロップ1
001が表示されている。また、動作するオブジェクト
として人物とテレビモニタが表示されている。なお、こ
のようなテロップの表示処理は、テキストをスクロール
する周知の表示制御方法により実現することが可能であ
る。
【0129】また、図11は、上述した手順の実行によ
りクライアント104のディスプレイ230上に表示さ
れる画面の別の例を示し、本実施形態に係る動画表示方
法を商品の宣伝に適用した例を示している。本図に示す
例では、商品の動画に合成されたステージ1101を、
商品名や価格を記載した広告として使用している。
【0130】(第2実施形態)図12は、本発明に係る
動画配信方法を適用したビジネスの一形態を示す図であ
る。本実施形態では、ストリーミングサーバ102によ
り、企業による広告の動画が配信される。
【0131】なお、本実施形態もまた、図1に示した構
成の動画配信システムを使用することができるため、以
下では、上述の実施形態と異なる部分についてのみ説明
する。
【0132】動画配信システムは、管理サーバ120
1、広告代理店システム1202、および動画制作端末
1203を更に備えている。広告代理店システム120
2は、複数の企業を代理して宣伝広告を行う広告代理店
に設置されたコンピュータシステムである。また、動画
制作端末1203は、本実施形態に係る動画の配信およ
び表示に使用される動画データを製作する制作会社にお
いて使用されるコンピュータシステムである。管理サー
バ1201は、ストリーミングサーバ102に保持され
ている広告の動画データを管理するコンピュータシステ
ムであり、ストリーミングサーバ102、広告代理店シ
ステム1202および動画制作端末1203とネットワ
ークを介して通信できるように構成されている。
【0133】広告代理店では、企業からの動画による宣
伝広告の依頼に応じて、広告代理店システム1202を
操作し、広告用動画の制作の依頼情報を管理サーバ12
01へ送信する(1)。この要求を受けた管理サーバ1
201は、受信した情報に基づいて動画制作の発注情報
を編集し、編集された情報を動画制作端末1203へ送
信する(2)。動画制作会社では発注を受けて依頼に係
る企業の広告用の動画を作成し、成果物としての動画を
動画制作端末1203から管理サーバ1201へ送信す
る(3)。
【0134】管理サーバ1201は、動画制作端末12
03から受け取った動画データをストリーミングサーバ
102へ送信し、新規の企業からの依頼であればそのデ
ータの新規登録を、既存顧客からの依頼であれば動画の
書き換えを指示する(4)。ストリーミングサーバ10
2は、管理サーバ1201から受けた指示に応じて動画
データを登録し、あるいは既存の動画データを更新する
処理を実行する。
【0135】このような処理を行うことにより、複数の
企業からの広告の依頼に基づき動画を作成して配信する
と共に、作成された動画を管理するビジネスが成立す
る。
【0136】以上、本発明の好適な実施形態を説明した
が、本発明はこの実施形態のみに限定されることなく他
の種々の態様でも実施できることはいうまでもない。例
えば、上述した実施例におけるインターネットはネット
ワークの一例であり、イントラネットや、LAN(有線
/無線の双方を含む)や、VANや、公衆電話網(アナ
ログ/デジタルの双方を含む)や、専用回線網(アナロ
グ/デジタルの双方を含む)や、CATV網や、IMT
2000方式、GSM方式、PDC/PDC―P方式等
の携帯回線交換網/携帯パケット交換網や、無線呼出網
や、局所無線網や、PHS網や、衛星通信網等を含んで
もよい。
【0137】また、上述した動画は説明のための一例で
あって、形態(2次元、3次元等)表示内容、表示領域
の配置および大きさ等は本発明の実施形態において示さ
れた例に限定されるものではない。例えば、本発明は、
デスクトップ上に表示する劇場、広告媒体・プロモーシ
ョン媒体、ニュースなどのTV的媒体、老人介護メディ
ア、子供教育メディア、講演・演説の場、製品の取扱説
明、商品紹介や実演販売などの営業ツールなどとして適
用することが可能である。更に、以上述べた形態以外に
も種々の変形が可能である。しかしながら、その変形が
特許請求の範囲に記載された技術思想に基づくものであ
る限り、その変形もまた本発明の技術範囲内となる。
【0138】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、9、1
7、25および33に記載の発明によれば、より新鮮
で、臨場感あふれる動画を提供できるという効果が得ら
れる。
【0139】また、請求項2、10、18、26および
34に記載の発明によれば、イメージをよりダイレクト
に伝えることができるという効果が得られる。
【0140】また、請求項3、11、19、27および
35に記載の発明によれば、スモーク演出、ミラー演
出、スポットライト演出、ネガアート演出、モノクロー
ム演出などによる、空間を超えた演出が可能になるとい
う効果が得られる。
【0141】また、請求項4、12、20、28および
36に記載の発明によれば、スモーク演出、ミラー演
出、スポットライト演出、ネガアート演出、モノクロー
ム演出などの機能を、専用のスクリプトデータから特定
のタイミングで呼び出すことが可能になるという効果が
得られる。
【0142】また、請求項5、13、21、29および
37に記載の発明によれば、静止したステージ上に人物
を乗せるなど、動画に対する新規な演出を行うことがで
きる。また、静止したステージを広告やテロップの表示
に利用するなどのカスタマイズができるという効果が得
られる。
【0143】また、請求項6、14、22、30および
38に記載の発明によれば、動画再生する際に、希望す
る手順を指定できるという効果が得られる。
【0144】また、請求項7、15、23、31および
39に記載の発明によれば、臨場感のある動画像を速や
かに再生することができるという効果が得られる。ま
た、比較的少ない容量の記憶装置を備えた情報処理装置
にも本発明を適用することが可能となる。
【0145】また、請求項8、24および40に記載の
発明によれば、通信手段を使用し、ネットワーク上の希
望の動画情報を取得して再生できるという効果が得られ
る。
【0146】また、請求項16および32に記載の発明
によれば、複数の企業からの広告の依頼に基づき作成さ
れた動画を管理するビジネスが成立するという効果が得
られる。
【0147】また、請求項41に記載の発明によれば、
映像に対するユーザの興味を高めるプログラムを実行す
ることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した動画配信システムの構成例を
示すシステム構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るストリーミングサー
バ、およびクライアントのハードウェア構成を示すブロ
ック図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るクライアントにおい
て実行される動画再生の仕組みを概略的に示す図であ
る。
【図4】本発明の一実施形態に係るクライアントにおい
て実行される、動画の背景を透過させる処理を説明する
ための図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る動画と他の画像との
合成処理について説明するための図である。
【図6】本発明の一実施形態に係る動画再生方法の手順
を概略的に示すフローチャートである。
【図7】本発明の一実施形態に係る再生プログラムの初
期化処理の手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の一実施形態に係る動画の再生処理の手
順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の一実施形態に係る再生プログラムの描
画割り込みの処理手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明の一実施形態に係るクライアントのデ
ィスプレイ上に表示される画面を示す図である。
【図11】本発明の一実施形態に係るクライアントのデ
ィスプレイ上に表示される画面を示す図である。
【図12】本発明に係る動画配信方法を適用したビジネ
スの一形態を示す図である。
【符号の説明】
100 インターネット 102 ストリーミングサーバ 104 クライアント 202 通信インタフェース 201 システムバス 204 システムメモリ 206 CPU 208 DB 210 ROM 212 DB制御プログラム 214 ストリーミングサーバプログラム 216 CGIスクリプト 221 システムバス 222 CPU 224 ROM 226 システムメモリ 228 通信インタフェース 230 ディスプレイ 232 スピーカ 234 キーボード 236 マウス 238 ブラウザソフト 240 再生プログラム 304 スクリプトファイル 306 動画データ 400 デスクトップ 401 壁紙 402 オブジェクト 404 背景 406 スポットライト 408 ステージ 1001 テロップ 1101 ステージ 1201 管理サーバ 1202 広告代理店システム 1203 動画制作端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/377 H04N 5/91 L H04N 5/272 5/93 Z 5/93 G09G 5/36 520P 7/16 520N Fターム(参考) 5B050 AA08 BA06 EA19 EA24 FA02 FA05 FA17 5C023 AA06 AA08 AA11 AA18 AA34 AA38 BA11 CA01 CA05 5C053 FA14 FA23 LA15 5C064 BA01 BC16 BC25 BD08 5C082 AA01 BA12 BA41 BB01 CA54 CA59 DA51 DA87 MM05 MM10

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部に動画を表示する動画表示装置に
    おいて、 背景およびオブジェクトを含む動画を表示するための動
    画情報を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段に記憶された前記動画情報内の背景を透過
    させる透過制御手段と、 前記透過制御手段により前記背景が透過された前記動画
    情報に基づく動画を前記表示部に表示させる表示制御手
    段と、 を備えたことを特徴とする動画表示装置。
  2. 【請求項2】 前記透過制御手段は、前記背景を前記表
    示部に表示されている壁紙の画像で置換える背景置換手
    段を有することを特徴とする請求項1に記載の動画表示
    装置。
  3. 【請求項3】 前記動画情報は他の画像を更に含み、前
    記表示制御手段は、前記背景が透過された前記動画に前
    記他の画像を合成する合成手段を有することを特徴とす
    る請求項1または2に記載の動画表示装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記他の画像の合
    成を所定のタイミングで行うことを特徴とする請求項3
    に記載の動画表示装置。
  5. 【請求項5】 前記他の画像は、静止画を含むことを特
    徴とする請求項4に記載の動画表示装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段は前記動画の再生手順を更
    に記憶し、 前記表示制御手段は、前記背景が透過された前記動画を
    前記記憶手段に記憶された前記再生手順に従って表示す
    ることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記
    載の動画表示装置。
  7. 【請求項7】 前記動画はストリーミング画像であるこ
    とを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載の
    動画表示装置。
  8. 【請求項8】 外部の情報処理装置から前記動画情報を
    取得する取得手段を更に備え、 前記記憶手段は、前記取得手段により取得された前記動
    画情報を記憶することを特徴とする請求項1から7のい
    ずれか一つに記載の動画表示装置。
  9. 【請求項9】 外部の情報処理装置から動画表示装置に
    動画を配信する動画配信システムにおいて、 前記外部の情報処理装置は、 背景とオブジェクトとを含む動画を表示するための動画
    情報を記憶した第1の記憶手段と、 前記第1の記憶手段に記憶した動画情報を前記動画表示
    装置に送信する第1の送信手段と、 を備え、 前記動画表示装置は、 前記第1の送信手段により送信された動画情報を受信す
    る受信手段と、 前記受信手段により受信された前記動画情報を記憶する
    第2の記憶手段と、 前記第2の記憶手段に記憶された前記動画情報内の背景
    を透過させる透過制御手段と、 前記透過制御手段により前記背景が透過された前記動画
    情報に基づく動画を前記表示部に表示させる表示制御手
    段と、 を備えたことを特徴とする動画配信システム。
  10. 【請求項10】 前記透過制御手段は、前記背景を前記
    表示部に表示されている壁紙の画像で置換える背景置換
    手段を有することを特徴とする請求項9に記載の動画配
    信システム。
  11. 【請求項11】 前記動画情報は他の画像を更に含み、
    前記表示制御手段は、前記背景が透過された前記動画に
    前記他の画像を合成する合成手段を有することを特徴と
    する請求項9または10に記載の動画配信システム。
  12. 【請求項12】 前記表示制御手段は、前記他の画像の
    合成を所定のタイミングで行うことを特徴とする請求項
    11に記載の動画配信システム。
  13. 【請求項13】 前記他の画像は、静止画を含むことを
    特徴とする請求項12に記載の動画配信システム。
  14. 【請求項14】 前記第2の記憶手段は前記動画の再生
    手順を更に記憶し、 前記表示制御手段は、前記背景が透過された前記動画を
    前記第2の記憶手段に記憶された前記再生手順に従って
    表示することを特徴とする請求項9から13のいずれか
    一つに記載の動画配信システム。
  15. 【請求項15】 前記動画はストリーミング画像である
    ことを特徴とする請求項9から14のいずれか一つに記
    載の動画配信システム。
  16. 【請求項16】 前記第1の記憶手段に記憶された前記
    動画情報を管理する管理装置であって、前記外部の情報
    処理装置に前記動画情報を送信する第2の送信手段を有
    する管理装置を更に備え、前記外部の情報処理装置は、
    前記第2の送信手段から送信された前記動画情報を前記
    第1の記憶手段に記憶することを特徴とする請求項9か
    ら15のいずれか一つに記載の動画配信システム。
  17. 【請求項17】 表示部に動画を表示する動画表示装置
    により実行される動画表示方法において、 背景およびオブジェクトを含む動画を表示するための動
    画情報を記憶手段に記憶するステップと、 前記記憶するステップにおいて記憶された前記動画情報
    内の背景を透過させるステップと、 前記透過させるステップにおいて前記背景が透過された
    前記動画情報に基づく動画を前記表示部に表示させるス
    テップと、 を備えたことを特徴とする動画表示方法。
  18. 【請求項18】 前記透過させるステップは、前記背景
    を前記表示部に表示されている壁紙の画像で置換えるス
    テップを有することを特徴とする請求項17に記載の動
    画表示方法。
  19. 【請求項19】 前記動画情報は他の画像を更に含み、
    前記透過させるステップは、前記背景が透過された前記
    動画に前記他の画像を合成するステップを有することを
    特徴とする請求項17または18に記載の動画表示方
    法。
  20. 【請求項20】 前記透過させるステップは、前記他の
    画像の合成を所定のタイミングで行うことを特徴とする
    請求項19に記載の動画表示方法。
  21. 【請求項21】 前記他の画像は、静止画を含むことを
    特徴とする請求項20に記載の動画表示方法。
  22. 【請求項22】 前記記憶手段は前記動画の再生手順を
    更に記憶し、 前記透過させるステップは、前記背景が透過された前記
    動画を前記記憶手段に記憶された前記再生手順に従って
    表示することを特徴とする請求項17から21のいずれ
    か一つに記載の動画表示方法。
  23. 【請求項23】 前記動画はストリーミング画像である
    ことを特徴とする請求項17から22のいずれか一つに
    記載の動画表示方法。
  24. 【請求項24】 外部の情報処理装置から前記動画情報
    を取得するステップを更に備え、 前記記憶するステップは、前記取得するステップにおい
    て取得された前記動画情報を記憶することを特徴とする
    請求項17から23のいずれか一つに記載の動画表示方
    法。
  25. 【請求項25】 外部の情報処理装置から表示部を有す
    る動画表示装置に動画を配信する動画配信方法におい
    て、 前記外部の情報処理装置において、第1の記憶手段に記
    憶された、背景とオブジェクトとを含む動画を表示する
    ための動画情報を、前記動画表示装置に送信するステッ
    プと、 前記動画表示装置において、前記送信手段により送信さ
    れた動画情報を受信するステップと、 前記受信ステップにおいて受信された前記動画情報を第
    2の記憶手段に記憶するステップと、 前記記憶するステップにおいて記憶された前記動画情報
    内の背景を透過させるステップと、 前記透過させるステップにより背景が透過された前記動
    画情報に基づく動画を前記表示部に表示させるステップ
    と、 を備えたことを特徴とする動画配信方法。
  26. 【請求項26】 前記透過させるステップは、前記背景
    を前記表示部に表示されている壁紙の画像で置換えるス
    テップを有することを特徴とする請求項25に記載の動
    画配信方法。
  27. 【請求項27】 前記動画情報は他の画像を含み、前記
    透過させるステップは、前記背景が透過された前記動画
    に前記他の画像を合成するステップを有することを特徴
    とする請求項25または26に記載の動画配信方法。
  28. 【請求項28】 前記透過させるステップは、前記他の
    画像の合成を所定のタイミングで行うことを特徴とする
    請求項27に記載の動画配信方法。
  29. 【請求項29】 前記他の画像は、静止画を含むことを
    特徴とする請求項28に記載の動画配信方法。
  30. 【請求項30】 前記第2の記憶手段は前記動画の再生
    手順を更に記憶し、 前記透過させるステップは、前記背景が透過された前記
    動画を前記第2の記憶手段に記憶された前記再生手順に
    従って表示することを特徴とする請求項25から29の
    いずれか一つに記載の動画配信方法。
  31. 【請求項31】 前記動画はストリーミング画像である
    ことを特徴とする請求項25から30のいずれか一つに
    記載の動画配信方法。
  32. 【請求項32】 前記第1の記憶手段に記憶された前記
    動画情報を管理する管理装置から前記外部の情報処理装
    置に前記動画情報を送信するステップを更に備え、前記
    外部の情報処理装置は、前記管理装置から送信された前
    記動画情報を前記第1の記憶手段に記憶することを特徴
    とする請求項25から31のいずれか一つに記載の動画
    配信方法。
  33. 【請求項33】 表示部に動画を表示する動画表示装置
    に実行させるコンピュータプログラムにおいて、 背景およびオブジェクトを含む動画を表示するための動
    画情報を記憶手段に記憶するステップと、 前記記憶するステップにおいて記憶された前記動画情報
    内の背景を透過させるステップと、 前記透過させるステップにおいて前記背景が透過された
    前記動画情報に基づく動画を前記表示部に表示させるス
    テップと、 を備えたことを特徴とするコンピュータプログラム。
  34. 【請求項34】 前記透過させるステップは、前記背景
    を前記表示部に表示されている壁紙の画像で置換えるス
    テップを有することを特徴とする請求項33に記載のコ
    ンピュータプログラム。
  35. 【請求項35】 前記動画情報は他の画像を更に含み、
    前記透過させるステップは、前記背景が透過された前記
    動画に前記他の画像を合成するステップを有することを
    特徴とする請求項33または34に記載のコンピュータ
    プログラム。
  36. 【請求項36】 前記透過させるステップは、前記他の
    画像の合成を所定のタイミングで行うことを特徴とする
    請求項35に記載のコンピュータプログラム。
  37. 【請求項37】 前記他の画像は、静止画を含むことを
    特徴とする請求項36に記載のコンピュータプログラ
    ム。
  38. 【請求項38】 前記記憶手段は前記動画の再生手順を
    更に記憶し、 前記透過させるステップは、前記背景が透過された前記
    動画を前記記憶手段に記憶された前記再生手順に従って
    表示することを特徴とする請求項33から37のいずれ
    か一つに記載のコンピュータプログラム。
  39. 【請求項39】 前記動画はストリーミング画像である
    ことを特徴とする請求項33から38のいずれか一つに
    記載のコンピュータプログラム。
  40. 【請求項40】 外部の情報処理装置から前記動画情報
    を取得するステップを更に備え、 前記記憶するステップは、前記取得するステップにおい
    て取得された前記動画情報を記憶することを特徴とする
    請求項33から39のいずれか一つに記載のコンピュー
    タプログラム。
  41. 【請求項41】 請求項33から40のいずれか一つに
    記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴と
    するコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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