JP2003169023A - 光送信器及び光変調方法 - Google Patents

光送信器及び光変調方法

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JP2003169023A
JP2003169023A JP2001368177A JP2001368177A JP2003169023A JP 2003169023 A JP2003169023 A JP 2003169023A JP 2001368177 A JP2001368177 A JP 2001368177A JP 2001368177 A JP2001368177 A JP 2001368177A JP 2003169023 A JP2003169023 A JP 2003169023A
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signal
gate
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modulation
optical
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JP2001368177A
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Masaki Toyama
山 政 樹 遠
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境温度の変動や素子特性の経時変化がある
場合にも、半導体レーザの安定した変調動作を実現す
る。 【解決手段】 半導体レーザ1が変調信号11を与えら
れて変調動作を行い、光変調信号12を出力する。モニ
タPD素子2が後方出力13を受光してモニタ信号14
を出力する。ゲート回路3aがゲート信号15aに基づ
いてゲート動作を行い、ゲート出力信号16aを出力す
る。ここで、変調信号11とゲート信号15aとが同期
しているため、ゲート回路3aにおいてモニタ信号14
から時間軸に沿って部分的に論理”1”又は”0”に対
応する部分を取り出し、変調動作にフィードバックする
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光送信器及び光変
調方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネットやデータ通信の需
要の拡大は著しく、これに伴い光通信システムの大容量
化が急激に進んでおり、幹線系の通信容量は10Gbps
に達している。10Gbpsに及ぶ高速変調動作が可能な
光送信器としては、これまでに誘電体マッハツェンダ型
光変調器を用いたものや、半導体電界吸収型光変調器を
用いたものが主流であった。
【0003】しかしながら、より低コストな光送信器へ
の市場需要は高く、光源となる半導体レーザの直接変調
方式による光送信器への需要が高まっている。
【0004】半導体レーザの直接変調方式には、前述の
光変調器を用いた光送信器と比較して高速変調時の波長
揺らぎが大きく、伝送距離が制限されるという問題があ
る。そこで、主として局内回線等の短距離通信用途に開
発が進められている。
【0005】しかしながら、1.3μm帯の波長で発振
する半導体レーザは、通常の単一モードファイバ中を5
0km程度伝送することが容易であり、また高い光出力を
得ることも容易であることから、中距離伝送用途にも対
応することが可能である。さらに、半導体レーザの直接
変調方式では、光変調器方式では必須であった素子の温
度制御を不要とすることも可能であり、光送信器の消費
電力を低減することができる。このことは、光通信シス
テムのランニングコストを低減するばかりでなく、光送
信器の高密度実装をも可能とする。
【0006】10Gbpsにおよぶ高速変調動作を直接変
調方式により実現する際には、半導体レーザに印加する
変調信号のバイアス成分、振幅成分を高精度で制御する
必要がある。例えば、622Mbpsで半導体レーザを変
調する場合、閾値電流以下でバイアスされた状態から変
調電流を印加しても良好な変調波形を得ることが可能で
あり、高い消光比を容易に得ることができる。
【0007】ここで、閾値電流以下にバイアスされた状
態から変調信号を印加する場合、誘導放出状態に至るま
でに遅延時間(turn on delay)を生じる。変調速度が
キャリア寿命時間以上に速くなると、この遅延時間はパ
ターン効果を有するようになり、変調波形のジッターと
して現れる。1タイムスロットがわずか100psしかな
い10Gbps変調時には、遅延時間に起因するジッター
がタイムスロットのほとんどを埋め尽くしてしまい、良
好な変調波形を得ることができない。従って、10Gbp
s変調時に安定な変調波形を得るためには、閾値電流以
上にバイアスされた状態から変調電流を印加する必要が
ある。
【0008】しかし、閾値電流以上にバイアスした状態
で変調電流を印加する場合、バイアス成分によって光出
力の消光比が大きく変動することになる。よって、半導
体レーザ特性や駆動信号がわずかに変動しただけで、光
出力の消光比が大きく変動することとなる。そこで、光
出力のバイアス成分、振幅成分をそれぞれリアルタイム
にモニタし、これらを一定に保つように駆動信号にフィ
ードバックする必要がある。
【0009】図11に、従来の光送信器の構成を示す。
半導体レーザ51に変調信号61が入力され、この変調
信号61に応じてレーザ光として前方に光変調信号62
と後方に後方出力63とが出射される。モニタフォトダ
イオード(Photo Diode、以下PDと称する)素子52
が後方出力63を受光し、モニタ信号64を出力する。
得られたモニタ信号64が、図示されていない変調信号
61を生成する回路にフィードバックされ、モニタ信号
64に基づいた変調信号61を生成して半導体レーザ5
1に与える。
【0010】しかし、従来の光送信器では、モニタPD
素子52からは論理”1”及び”0”にそれぞれ対応し
た値でなく、時間平均した値を示すモニタ信号64しか
得られなかった。このようなモニタ信号64に基づくフ
ィードバック制御において、温度変動等により半導体レ
ーザ1の光出力特性が変動した場合を考える。
【0011】図12に、温度変動等が生じる前の半導体
レーザ51の光出力特性線を70、変動後の光出力特性
線を80として示す。変動前の光出力特性線70では、
変調信号として電流71と電流72(範囲B1)とを供
給されて、論理”0”に対応する光変調信号73と論
理”1”に対応する光変調信号74(範囲A1)とを発
生する。
【0012】これに対し、モニタPD素子2からのモニ
タ信号64の値(光変調信号75)を一定に保つよう
に、駆動波形のバイアス成分にフィードバック制御を行
ったところ、変調信号は同じ範囲B1を維持しながら論
理”1”が得られるときの電流は71から81、論理”
1”が得られるときの電流は72から82へ変化する。
【0013】これに伴い、光変調信号は論理”0”に対
応した光強度が73から83、論理”1”に対応した光
強度が74から84へ変動する。この結果、論理”0”
から論理”1”までの光変調信号の範囲は、特性変動に
よってA1からA2へと縮小する。即ち、光変調信号の
論理”1”レベルと論理”0”レベルとの比である消光
比は、大きく低下することになる。
【0014】一方、モニタPD素子52からの時間平均
値を示すモニタ信号64を一定に保つように、変調信号
61の振幅成分にフィードバックをかけた場合につい
て、変調信号61と光変調信号の論理”1”レベルと論
理”0”レベルに対応した値の変化を図13に示す。温
度による特性変動が生じる前の半導体レーザ51の光出
力特性線を90、特性変動後の光出力特性線を100と
して示す。特性変動前の光出力特性線90では、変調信
号として電流71と電流72(範囲B1)とを供給され
て、論理”0”に対応する光変調信号73と論理”1”
に対応する光変調信号74(範囲A1)とを発生する。
【0015】これに対し、モニタPD素子2からのモニ
タ信号64の値を一定に保つように、即ち光変調信号の
中心値75を一定に保つように、変調信号61の振幅成
分にフィードバック制御を行ったところ、変調信号61
は論理”1”が得られるときの電流が71(バイアス成
分)から変化せず、論理”1”が得られるときの電流が
72から87へ変化し、範囲がB1からB2へ変化す
る。これに伴い、光変調信号は論理”1”に対応した光
強度が73から88、論理”1”に対応した光強度が7
4から89へ変化する。この結果、論理”0”から論
理”1”までの光変調信号の範囲は、特性変動によりA
1からA3へと変動する。
【0016】このように、温度変動により半導体レーザ
51の光出力特性が90から100に変化した場合、変
調信号の電流値71(バイアス成分)を一定に保った上
で、出力平均値を示すモニタ信号が一定値75を維持す
るように制御すると、変調信号における論理”0”のレ
ベルが閾値電流以下にまで低下し、安定した10Gbps
の変調波形を得ることができなくなる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、温度等
による光出力特性の変動に対応するためには、変調信号
のバイアス成分及び振幅成分の両方を同時に制御する必
要があるが、従来は光出力の平均値のみをモニタしてお
り、安定した変調動作を得ることができなかった。
【0018】上述した従来の手法以外にも、モニタPD
素子からのモニタ信号のピーク値(論理”1”レベル)
をホールドして制御を行うことも考えられる。しかしな
がら、10Gbpsにまでおよぶ高速変調信号に対してピ
ークホールド回路を構成することは極めて困難であっ
た。
【0019】また、半導体レーザ1の光出力特性の温度
特性をあらかじめ補償する回路を付加することも考えら
れていた。しかし、フィードフォワード制御により温度
特性を十分に補償することは困難であり、さらに素子特
性が経時変化や環境温度により変化した場合に対応する
ことができなかった。
【0020】本発明は上記事情に鑑み、環境温度の変動
や素子特性の経時変化がある場合にも、半導体レーザの
安定した変調動作を実現することが可能な光送信器及び
光変調方法を提案することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の光送信器は、変
調信号を与えられて光変調信号を出力する発光素子と、
前記光変調信号を受光し、モニタ信号を出力する受光素
子と、前記モニタ信号とゲート信号とを与えられ、前記
ゲート信号に基づいて前記モニタ信号を時間軸に沿って
部分的に取り出したゲート出力信号を出力するゲート回
路とを備え、前記変調信号と前記ゲート信号とが同期し
ていることを特徴とする。
【0022】前記変調信号と前記ゲート信号とを相補出
力として出力する差動増幅器をさらに備えることもでき
る。
【0023】前記受光素子には、受光した前記光変調信
号における第1の値及び第2の値に対応したレベルを検
出して前記モニタ信号として出力する第1の受光素子
と、前記光変調信号の平均レベルを検出する第2の受光
素子とが含まれ、前記ゲート回路は、前記第1の受光素
子が出力した前記モニタ信号と前記ゲート信号とを与え
られ、前記ゲート信号に基づいて前記モニタ信号から前
記第1の値又は第2の値に対応したレベルを取り出して
前記ゲート出力信号として出力し、前記第2の受光素子
から出力された前記平均レベルと、前記ゲート回路から
出力された前記ゲート出力信号とが一定になるように、
前記変調信号を制御してもよい。
【0024】あるいは、前記ゲート回路は、前記第1の
受光素子が出力した前記モニタ信号と前記ゲート信号と
を与えられ、前記ゲート信号に基づいて前記モニタ信号
から前記第1の値に対応したレベルを取り出して第1の
ゲート出力信号を出力し、前記第2の値に対応したレベ
ルを取り出して第2のゲート出力信号を出力し、前記第
1、第2のゲート出力信号が一定となるように前記変調
信号を制御してもよい。
【0025】前記差動増幅器は、前記光変調信号の光出
力値及び消光比が一定となるように、前記変調信号のバ
イアス成分及び振幅成分を制御してもよい。
【0026】前記変調信号が前記発光素子に入力される
までの第1の経路と、前記受光素子から出力された前記
モニタ信号が前記ゲート回路に入力されるまでの第2の
経路と、前記ゲート信号が前記ゲート回路に入力される
までの第3の経路の少なくともいずれか一つに、信号の
伝搬速度を調整する遅延回路が設けられていてもよい。
【0027】前記ゲート信号がRZ信号であり、前記ゲ
ート回路からはこのRZ信号に基づいた前記ゲート出力
信号が出力されるように構成してもよい。
【0028】本発明における、変調信号を発光素子に与
えて変調し光変調信号を取り出す光変調方法は、前記発
光素子から出力された前記光変調信号を受光素子によっ
て受光し、モニタ信号を生成するステップと、前記変調
信号に同期したゲート信号に基づいて、前記モニタ信号
を時間軸に沿って部分的に取り出したゲート出力信号を
生成するステップと、前記ゲート出力信号を前記変調信
号の生成にフィードバックし、前記光変調信号の光出力
値及び消光比が一定となるように制御するステップとを
備えることを特徴とする。
【0029】前記モニタ信号を生成するステップでは、
受光した前記光変調信号における第1の値及び第2の値
に対応したレベルを検出して前記モニタ信号として出力
すると共に、前記光変調信号の平均レベルを検出し、前
記ゲート出力信号を生成するステップでは、前記ゲート
信号に基づいて、前記モニタ信号から前記第1の値又は
第2の値に対応したレベルを取り出して前記ゲート出力
信号として出力し、前記ゲート出力信号を前記変調信号
の生成にフィードバックするステップでは、前記平均レ
ベルと前記ゲート出力信号とに基づいて、前記光変調信
号の光出力値及び消光比が一定となるように前記変調信
号を制御してもよい。
【0030】あるいは、前記ゲート出力信号を生成する
ステップでは、前記ゲート信号に基づいて、前記モニタ
信号から前記第1の値に対応したレベルを取り出して第
1のゲート出力信号を生成し、前記第2の値に対応した
レベルを取り出して第2のゲート出力信号を生成し、前
記ゲート出力信号を前記変調信号の生成にフィードバッ
クするステップでは、前記第1、第2のゲート出力信号
に基づいて、前記光変調信号の光出力値及び消光比が一
定となるように前記変調信号を制御することもできる。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0032】(1)第1の実施の形態 図1に、本発明の第1の実施の形態による光送信器の構
成を示す。本実施の形態は、半導体レーザ1、モニタP
D素子2、ゲート回路3aを備えている。
【0033】半導体レーザ1は、変調信号11に従っ
て、前方に前方出力として光変調信号12、後方に後方
出力13を行い、モニタPD素子2は、後方出力13を
受光してモニタ信号14を出力する。ゲート回路3a
は、このモニタ信号14をゲート信号15aに従い時間
軸上に沿って部分的に取り出してゲート出力信号16a
を出力する。
【0034】図2に本実施の形態における各信号11〜
14、15a、16aのタイミングチャートを示し、本
実施の形態における動作について述べる。
【0035】半導体レーザ1が、変調信号11によって
直接変調され、前方に光変調信号12を出力する。
【0036】モニタPD素子2は十分な帯域を有してお
り、半導体レーザ1からの後方出力13を受光して、光
変調信号12と相似な波形を有するモニタ信号14を出
力する。
【0037】ゲート回路3aには、データパターンを含
み、かつ変調信号11と同期したゲート信号15aが入
力される。このゲート信号15aに従い、ゲート回路3
aがモニタ信号14を時間軸上に沿って論理”1”の部
分を取り出したゲート出力信号16aを出力する。
【0038】このように、変調信号11とゲート信号1
5aとが同期しており、ゲート回路3aからは、光変調
信号12における論理”1”のレベルのタイムスロット
時のモニタ信号のみを取り出すことができる。
【0039】半導体レーザ1、モニタPD素子2及びゲ
ート回路3aは高速動作可能な回路で構成される。しか
し、ゲート回路3aより後段の回路は、ゲート信号16
aを平均化処理して論理”1”レベルに相当するモニタ
出力を得て、これを用いて半導体レーザ1への変調信号
11にフィードバック制御を行えばよいので特に高速動
作可能な回路で構成する必要はない。
【0040】ここでは、ゲート回路3aから論理”1”
に対応する光変調信号12を取り出しているが、極性を
反転させることにより、光変調信号12における論理”
0”に対応する部分を取り出すことも可能である。
【0041】このように、本実施の形態によれば、ゲー
ト動作に用いるゲート信号15aを変調動作に用いる変
調信号11に同期させることにより、従来のように光出
力の平均値のみのモニタと異なり、論理”1”レベル、
又は”0”レベルのそれぞれのモニタ信号を取り出すこ
とできる。これにより、環境温度の変化や素子特性に経
時変化がある場合にも、ゲート信号のバイアス成分及び
振幅成分の両方を同時に制御することが可能であり、安
定した変調動作を得ることができる。
【0042】(2)第2の実施の形態 本発明の第2の実施の形態による光送信器について、図
3を参照して説明する。本実施の形態は、半導体レーザ
1、モニタPD素子2、ゲート回路3b、差動増幅器
4、ビームスプリッタ5、モニタPD素子6、制御回路
7a及び8aを備えている。
【0043】差動増幅器4は、後述するゲート出力16
b、モニタ出力17をフィードバック信号として与えら
れ、変調信号11及びゲート信号15bを出力する。こ
の変調信号11とゲート信号15bとは相補出力として
構成されており、相互にデータパターンも含めて同期し
ている。
【0044】半導体レーザ1は、上記第1の実施の形態
におけるものと同様に、与えられた変調信号11に基づ
いて、前方に光変調信号12、後方に後方出力13を出
力する。
【0045】ビームスプリッタ5は、半導体レーザ1か
らの後方出力13を二方向に分岐する。
【0046】PDモニタ素子2は、ビームスプリッタ5
を介して与えられた半導体レーザ1からの後方出力13
を受光し、モニタ信号14を出力する。
【0047】ゲート回路3bは、ゲート信号15bに基
づいてモニタ信号14から時間軸に沿って論理”0”に
対応した部分を取り出してゲート出力信号16bを出力
する。
【0048】PDモニタ素子6は、ビームスプリッタ5
を介して与えられた後方出力13の時間平均値17を出
力する、制御回路7a及び8aは、例えば演算増幅器を
備えた比較器として構成されており、それぞれ基準値
と、ゲート出力信号16b又は時間平均値17とを与え
られ、一定の出力が得られるように制御してそれぞれゲ
ート出力16b、時間平均値17を出力する。
【0049】図4に、本実施の形態における各信号のタ
イミングチャートを示す。
【0050】半導体レーザ1が、変調信号11によって
直接変調され、前方に光変調信号12を出力する。
【0051】モニタPD素子2が、半導体レーザ1から
の後方出力13を受光して光変調信号12と相似な波形
を有するモニタ信号14を出力する。
【0052】ゲート回路3bに、変調信号11と同期し
たゲート信号15bが入力され、ゲート回路3bがモニ
タ信号14から時間軸上に沿って論理”0”の部分を取
り出したゲート出力信号16bを出力する。
【0053】このように、変調信号11とゲート信号1
5bとが同期しており、ゲート回路3bからは、光変調
信号12における論理”0”のレベルのタイムスロット
時のモニタ信号のみを取り出すことができる。
【0054】一方、半導体レーザ1からの後方出力13
がビームスプリッタ5によって分岐されて他のモニタP
D素子6にも入射され、時間平均値17が出力される。
【0055】ゲート回路3bからのゲート出力信号16
b、及びモニタPD素子6からのモニタ信号17は、そ
れぞれ制御回路7a及び8aを介して差動増幅器4にフ
ィードバックされ、変調信号11を制御する。
【0056】次に、本実施の形態において半導体レーザ
1がどのように制御されるかについて説明する。
【0057】図5に、半導体レーザ1の光出力特性を示
す。横軸に半導体レーザ1に供給されるゲート信号15
bの電流値、縦軸に光変調信号12の光強度をそれぞれ
示す。
【0058】上述したように、本実施の形態では、光変
調信号12における論理”0”に対応した光強度23を
モニタ信号16bによってモニタし、時間平均値25を
モニタ信号17によってモニタする。
【0059】まず、モニタ信号16bが一定値になるよ
うに、即ち光変調信号12の論理”0”レベル23が一
定となるように、変調信号11におけるバイアス成分2
1を制御する。このバイアス成分は、図4の変調信号1
1において成分X1に相当する。
【0060】さらに、モニタ信号17が一定となるよう
に、即ち時間平均値25が一定となるように、変調信号
の振幅成分を制御する。この振幅成分は、図4の光変調
信号11における成分X2に対応する。
【0061】環境温度の変化に伴い、あるいは経時変化
に伴って半導体レーザ1の光出力特性が図5において特
性線20から30へと変動した場合を考える。このよう
な場合であっても、光変調信号11のバイアス成分が2
1から31へと制御されることにより、光変調信号12
の論理”0”レベル23は一定に保たれる。
【0062】さらに、時間平均値25が一定になるよう
に振幅成分も制御されるため、変調信号11における論
理”1”に対応した電流値が22から32へと制御され
る。これにより、光変調信号12の論理”1”レベル2
4も一定に保たれる。
【0063】このように、本実施の形態によれば、光変
調信号12における論理”0”レベルと時間平均値とを
それぞれ独立にリアルタイムでモニタし、そのモニタ結
果を変調信号11のバイアス成分と振幅成分とにフィー
ドバックする。これにより、環境温度の変化や経時変化
に伴って半導体レーザ1の光出力特性や差動増幅器4の
出力特性が変動した場合にも、光変調信号12の平均光
出力値(図4における(X11+X12)/2)や消光
比(図4におけるX11/X12)を一定に保つことが
可能である。
【0064】なお、この実施の形態では、光変調信号1
2の論理”0”レベルと平均出力値とをモニタしている
が、光変調信号12の論理”1”レベルと平均出力値と
をモニタし、このモニタ結果を変調信号11にフィード
バックしても同様の効果が得られる。
【0065】(3)第3の実施の形態 本発明の第3の実施の形態による光送信器について、そ
の構成を示した図6を参照して説明する。本実施の形態
は、半導体レーザ1、モニタPD素子2、ゲート回路3
c、差動増幅器4、制御回路7b及び8bを備えてい
る。
【0066】差動増幅器4は、ゲート出力信号16b、
ゲート出力信号18をフィードバック信号として与えら
れ、変調信号11及びゲート信号15cを出力する。こ
の変調信号11とゲート信号15cとは相補出力として
構成されており、相互にデータパターンも含めて同期し
ている。
【0067】半導体レーザ1は、上記第1、第2の実施
の形態におけるものと同様に、与えられた変調信号11
に基づいて、前方に光変調信号12、後方に後方出力1
3を出力する。
【0068】PDモニタ素子2は、半導体レーザ1から
の後方出力13を受光し、モニタ信号14を出力する。
【0069】ゲート回路3cは、ゲート信号15cに基
づいてモニタ信号14から時間軸に沿って、論理”0”
に対応した部分を取り出してゲート出力信号16bを出
力し、論理”1”に対応した部分を取り出してゲート出
力信号18を出力する。
【0070】制御回路7b及び8bは、例えば演算増幅
器を備えた比較器として構成され、それぞれ基準値と、
ゲート出力信号16b又は18とを与えられ、一定の出
力が得られるように制御してそれぞれゲート出力信号1
6b、18を出力する。
【0071】図7に、本実施の形態における各信号のタ
イミングチャートを示す。
【0072】ゲート回路3cの相補出力としてのゲート
出力信号16b及び18は、それぞれ光変調信号12の
論理”0”レベルと”1”レベルをモニタした結果に相
当する。
【0073】このモニタ結果を制御回路7b、8bを介
して差動増幅器4にフィードバックすることにより、上
記第2の実施の形態と同様に、光変調信号12の光出力
及び消光比を一定に保つことが可能である。
【0074】また本実施の形態では、上記第1の実施の
形態と異なり、モニタ出力信号14における論理”1”
及び”0”の出力がゲート回路3cから取り出されるの
で、ゲート回路3cにおいてモニタ出力信号14が遮断
されることがなく、常にゲート出力信号16b、18と
して出力される。このため、ゲート回路3c内において
ゲート遮断時にモニタ信号14を吸収するバッファ回路
を設ける必要がなく、回路構成がより簡素化される。
【0075】(4)第4の実施の形態 本発明の第4の実施の形態による光送信器について、図
8を用いて説明する。
【0076】本実施の形態は、上記第1の実施の形態に
おける構成において、変調信号11を生成し、かつこの
変調信号11に同期したゲート信号15dを生成する差
動増幅器4と、可変遅延回路9とを付加したものに相当
する。他の上記第1の実施の形態におけるものと同一の
要素には、同一の番号を付して説明を省略する。
【0077】ここで、上記第1の実施の形態において、
その各信号の動作波形を示した図2におけるゲート信号
15と変調信号11とを比較して明らかなように、ゲー
ト回路3dにおけるゲート動作を変調パターンに正確に
合わせる必要がある。
【0078】即ち、ゲート回路3dにおいて、モニタP
D素子2からのモニタ信号14とゲート信号15dのタ
イミングを合わせることが重要である。
【0079】そこで本実施の形態では、差動増幅器4と
ゲート回路3dとの間に可変遅延回路9を設けている。
この可変遅延回路9の遅延時間を調整することにより、
モニタPD素子2からのモニタ信号14がゲート回路3
dに入力されるタイミングと、差動増幅器4から出力さ
れたゲート信号15dがゲート回路3dに入力されるタ
イミングとを正確に合わせ込むことが可能となる。
【0080】尚、可変遅延回路9は、差動増幅器4から
ゲート回路3dにゲート信号15dが入力される線路中
にある必要は必ずしもなく、差動増幅器4から半導体レ
ーザ1に変調信号11が入力される線路中、あるいはモ
ニタPD素子2からゲート回路3dにモニタ出力信号1
4が入力される線路中に設けてもよい。
【0081】あるいは、ゲート回路3dの内部に位相調
整部を設け、モニタ信号14とゲート信号15dとのタ
イミングを合わせるように構成してもよい。
【0082】(5)第5の実施の形態 本発明の第5の実施の形態について、その構成を示す図
9を参照して説明する。
【0083】本実施の形態は、駆動回路10、半導体レ
ーザ1、モニタPD素子2、ゲート回路3eを備えてい
る。本実施の形態における各信号の動作波形を、図10
のタイムチャートに示す。
【0084】駆動回路10は、互いに同期したNRZ
(None Return to Zero)信号としての変調信号11
と、RZ(Return to Zero)信号としてのゲート信号1
9とを生成して出力する。
【0085】変調信号11が半導体レーザ1に与えら
れ、この変調信号11に基づいて前方に光変調信号12
が出力される。モニタPD素子2は、半導体レーザ1の
後方出力13を受光してモニタ信号14を出力する。
【0086】ゲート回路3eは、ゲート信号19に基づ
いてモニタ信号14から論理”1”に相当する部分を取
り出してゲート出力信号16eを出力する。ゲート信号
19はRZ信号であるため論理”1”のパルス幅が狭
く、これに対応したゲート出力信号16eのパルス幅も
狭くなる。これにより、ゲート回路3eに入力されるモ
ニタ信号14とゲート信号19との間でタイミングにず
れが生じた場合にも、ゲート出力信号16eの値の変動
を防止することができる。従って、変調信号11、モニ
タ信号14、ゲート信号19の間に信号遅延等によりず
れが生じた場合にも、相互間のタイミング制御を容易に
行なうことができる。
【0087】上述した実施の形態は一例であり、本発明
はこれに限定されるものではない。
【0088】例えば、モニタPD素子とゲート回路との
間に、必要に応じてインピーダンス変換を行うためにト
ランスインピーダンス増幅回路を設けてもよい。
【0089】さらに、上記実施の形態では、単体の半導
体レーザに適用した場合に相当するが、半導体レーザと
他の光スイッチや光増幅器、光導波路等と集積化した装
置に本発明を適用してもよい。
【0090】また、変調信号及びゲート信号を出力する
差動増幅器と、ゲート回路とをモノリシックに集積した
装置として構成してもよい。さらに、ゲート回路とトラ
ンスインピーダンス増幅回路とをモノリシックに集積し
てもよい。その他、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、
種々に変形することができる。
【0091】
【発明の効果】本発明の光送信器及び光変調方法によれ
ば、変調信号とゲート信号とが同期しており、光変調動
作に同期して光モニタ出力を時間軸上に沿って部分的に
取り出すゲート動作を行うことにより、光モニタ出力の
平均値でなくいずれかの論理値を取り出して変調動作に
フィードバックすることができるので、環境温度や経時
変化により素子特性が変動した場合にも、光出力や消光
比を一定に保つことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による光送信器の構
成を示したブロック図。
【図2】同第1の実施の形態における各信号の動作波形
を示したタイミングチャート。
【図3】本発明の第2の実施の形態による光送信器の構
成を示したブロック図。
【図4】同第2の実施の形態における各信号の動作波形
を示したタイミングチャート。
【図5】同第2の実施の形態における駆動信号と光出力
の関係を示したグラフ。
【図6】本発明の第3の実施の形態による光送信器の構
成を示したブロック図。
【図7】同第3の実施の形態における各信号の動作波形
を示したタイミングチャート。
【図8】本発明の第4の実施の形態による光送信器の構
成を示したブロック図。
【図9】本発明の第5の実施の形態による光送信器の構
成を示したブロック図。
【図10】同第5の実施の形態における各信号の動作波
形を示したタイミングチャート。
【図11】従来の光送信器の構成を示したブロック図。
【図12】同光送信器における各信号の動作波形を示し
たタイミングチャート。
【図13】同光送信器における駆動信号と光出力の関係
を示したグラフ。
【符号の説明】
1 半導体レーザ 2、6 モニタPD素子 3a、3b、3c、3d、3e ゲート回路 4 差動増幅器 5 ビームスプリッタ 7、7a、7b、8、8a、8b 制御回路 9 可変遅延回路 10 駆動回路 11 変調信号 12 光変調信号 13 後方出力 14 モニタ信号 15a、15b、15c、15d ゲート信号 16a、16b、16d、16e ゲート出力信号 17 モニタ信号 18 ゲート出力信号 19 ゲート信号 20、30 光出力特性

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】変調信号を与えられて光変調信号を出力す
    る発光素子と、 前記光変調信号を受光し、モニタ信号を出力する受光素
    子と、 前記モニタ信号とゲート信号とを与えられ、前記ゲート
    信号に基づいて前記モニタ信号を時間軸に沿って部分的
    に取り出したゲート出力信号を出力するゲート回路と、 を備え、 前記変調信号と前記ゲート信号とが同期していることを
    特徴とする光送信器。
  2. 【請求項2】前記変調信号と前記ゲート信号とを相補出
    力として出力する差動増幅器をさらに備えることを特徴
    とする請求項1記載の光送信器。
  3. 【請求項3】前記受光素子には、受光した前記光変調信
    号における第1の値及び第2の値に対応したレベルを検
    出して前記モニタ信号として出力する第1の受光素子
    と、前記光変調信号の平均レベルを検出する第2の受光
    素子とが含まれ、 前記ゲート回路は、前記第1の受光素子が出力した前記
    モニタ信号と前記ゲート信号とを与えられ、前記ゲート
    信号に基づいて前記モニタ信号から前記第1の値又は第
    2の値に対応したレベルを取り出して前記ゲート出力信
    号として出力し、 前記第2の受光素子から出力された前記平均レベルと、
    前記ゲート回路から出力された前記ゲート出力信号とが
    一定になるように、前記変調信号を制御することを特徴
    とする請求項1記載の光送信器。
  4. 【請求項4】前記ゲート回路は、前記第1の受光素子が
    出力した前記モニタ信号と前記ゲート信号とを与えら
    れ、前記ゲート信号に基づいて前記モニタ信号から前記
    第1の値に対応したレベルを取り出して第1のゲート出
    力信号を出力し、前記第2の値に対応したレベルを取り
    出して第2のゲート出力信号を出力し、 前記第1、第2のゲート出力信号が一定となるように前
    記変調信号を制御することを特徴とする請求項1記載の
    光送信器。
  5. 【請求項5】前記差動増幅器は、前記光変調信号の光出
    力値及び消光比が一定となるように、前記変調信号のバ
    イアス成分及び振幅成分を制御することを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれかに記載の光送信器。
  6. 【請求項6】前記変調信号が前記発光素子に入力される
    までの第1の経路と、前記受光素子から出力された前記
    モニタ信号が前記ゲート回路に入力されるまでの第2の
    経路と、前記ゲート信号が前記ゲート回路に入力される
    までの第3の経路の少なくともいずれか一つに、信号の
    伝搬速度を調整する遅延回路が設けられていることを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の光送信器。
  7. 【請求項7】前記ゲート信号がRZ(Return to Zero)
    信号であり、前記ゲート回路からはこのRZ信号に基づ
    いた前記ゲート出力信号が出力されることを特徴とする
    請求項1乃至6のいずれかに記載の光送信器。
  8. 【請求項8】変調信号を発光素子に与えて変調し光変調
    信号を取り出す光変調方法において、 前記発光素子から出力された前記光変調信号を受光素子
    によって受光し、モニタ信号を生成するステップと、 前記変調信号に同期したゲート信号に基づいて、前記モ
    ニタ信号を時間軸に沿って部分的に取り出したゲート出
    力信号を生成するステップと、 前記ゲート出力信号を前記変調信号の生成にフィードバ
    ックし、前記光変調信号の光出力値及び消光比が一定と
    なるように制御するステップと、 を備えることを特徴とする光変調方法。
  9. 【請求項9】前記変調信号と前記ゲート信号とは差動増
    幅器からの相補出力として生成することを特徴とする請
    求項8記載の光変調方法。
  10. 【請求項10】前記モニタ信号を生成するステップで
    は、受光した前記光変調信号における第1の値及び第2
    の値に対応したレベルを検出して前記モニタ信号として
    出力すると共に、前記光変調信号の平均レベルを検出
    し、 前記ゲート出力信号を生成するステップでは、前記ゲー
    ト信号に基づいて、前記モニタ信号から前記第1の値又
    は第2の値に対応したレベルを取り出して前記ゲート出
    力信号として出力し、 前記ゲート出力信号を前記変調信号の生成にフィードバ
    ックするステップでは、前記平均レベルと前記ゲート出
    力信号とに基づいて、前記光変調信号の光出力値及び消
    光比が一定となるように前記変調信号を制御することを
    特徴とする請求項8又は9記載の光変調方法。
  11. 【請求項11】前記ゲート出力信号を生成するステップ
    では、前記ゲート信号に基づいて、前記モニタ信号から
    前記第1の値に対応したレベルを取り出して第1のゲー
    ト出力信号を生成し、前記第2の値に対応したレベルを
    取り出して第2のゲート出力信号を生成し、 前記ゲート出力信号を前記変調信号の生成にフィードバ
    ックするステップでは、前記第1、第2のゲート出力信
    号に基づいて、前記光変調信号の光出力値及び消光比が
    一定となるように前記変調信号を制御することを特徴と
    する請求項8又は9記載の光変調方法。
  12. 【請求項12】前記ゲート出力信号を前記変調信号の生
    成にフィードバックするステップでは、前記光変調信号
    の平均値及び消光比が一定となるように、前記変調信号
    のバイアス成分及び振幅成分を制御することを特徴とす
    る請求項8乃至11のいずれかに記載の光変調方法。
  13. 【請求項13】前記ゲート出力信号を生成するステップ
    では、前記ゲート信号としてRZ(Return to Zero)信
    号を用い、このRZ信号に基づいた前記ゲート出力信号
    を生成することを特徴とする請求項8乃至12のいずれ
    かに記載の光変調方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014131259A (ja) * 2012-10-12 2014-07-10 Toshiba Corp 強度モニタリングのためのシステム及び方法

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