JP2003167254A - 液晶ディスプレイ - Google Patents
液晶ディスプレイInfo
- Publication number
- JP2003167254A JP2003167254A JP2002231282A JP2002231282A JP2003167254A JP 2003167254 A JP2003167254 A JP 2003167254A JP 2002231282 A JP2002231282 A JP 2002231282A JP 2002231282 A JP2002231282 A JP 2002231282A JP 2003167254 A JP2003167254 A JP 2003167254A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- liquid crystal
- refractive index
- crystal layer
- layer
- axis direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Polarising Elements (AREA)
Abstract
することにより簡素な構成とした、広い視角範囲に亘り
階調反転のない、および/または、黒表示での光漏れが
極めて小さい液晶ディスプレイを提供する 【解決手段】 液晶層2の平均的なティルト角αavを設
計最大入射角Θi での屈折角θo に対しθo <αav<90
−θo の範囲とすることで諧調反転をなくし、また、補
償フィルム5(N枚の第j枚目)を、これに対応させる
液晶層2の仮想分割要素(均一な配向を有する微小液晶
層7(N分割の第j層))とのリタデーションの和がほ
ぼゼロとなるような、屈折率A、B(常光、異常光)、
厚さDj 、ティルト角βj 、方位Φj をもつものとする
ことで黒表示での光漏れをほとんどなくする。
Description
(LCD)に関し、とくに、広い視角範囲に亘り階調反
転のない、および/または、黒表示での光漏れが極めて
小さい液晶ディスプレイに関する。
(文献2参照)、OCB(文献3参照)など広視野角L
CDが提案されている(文献1:M.Ohta et al, Procee
ding ofthe 15th International Display Research Cnf
erence p.707(1995) 、文献2:A.Takeda et al, SID D
igest of technical Papers Vol.XXIX p.1077(1998)、
文献3:Y.Yamaguchi et al, SID Digest of technical
Papers Vol.XXIV p.277(1993))。これらは視角を変化
させても黒輝度がほとんど上昇せず、広い視角範囲で高
いコントラストを有している。しかし、階調反転を抑え
るために配向分割などの工夫が必要であり、開口率が落
ちたり、工程が増えたりするといった問題があった。
従来技術の問題を解決し、液晶層および/または補償フ
ィルムを最適化することにより簡素な構成とした、広い
視角範囲に亘り階調反転のない、および/または、黒表
示での光漏れが極めて小さい液晶ディスプレイを提供す
ることにある。
を達成するために、平行配向液晶セルを用いたECBモ
ードについて次のような理論的検討を行った。平行配向
液晶セルでは通常、電圧Vを印加すると図2(a)に示
すようにセル厚(液晶層の厚み)dに対して液晶分子1
のティルト角αは一定とならずセル厚方向位置zの関数
となる。ここでは計算を単純化するため図2(b)に示
すようにティルト角αをセル厚方向位置zによらず一定
とした。このとき液晶セルの透過率Tは、クロスニコル
下で、次式(1) のように表すことができる。
厚、α(>0)はティルト角、λは波長、Δn(α)は
液晶のティルト角αのときの複屈折率である。リタデー
ションは、図3に示すように、視角(:入射角度θi )
を変えると変化してしまう。さらに、ティルト角αによ
って変化の割合が異なるため、正面での各階調のリタデ
ーションの大小が、視角を変化させたときに逆転する。
つまり、階調反転が生じることになる。
を求めるために、図4に示すようにECBモードの液晶
層を斜めから観察したとき、リタデーションが見かけ上
どのように振舞うかを鋭意検討し、見かけのリタデーシ
ョン RetLCが次式でよく表現できることを見出した。 RetLC=〔±√{( 1−p2 /b2 )・(b2 /q2 −1)}・sin θi +( p/q)√(q2 −sin 2 θi )−√(a2 −sin 2 θi )〕・d (2) ここに、a:常光屈折率(光軸に垂直な方向の屈折
率)、b:異常光屈折率(光軸方向の屈折率)、α:テ
ィルト角、d:セル厚、φ:方位(入射光方位)、p=
a・b/m、q=b・m/n、m2 =a2 cos2α+b2
sin2α、n2 =b2cos2φ+m2 sin2φ、であり、第1
項の符号は−90°<φ≦90°のとき負、90°<φ≦270
°のとき正となる。
ときのリタデーションの大小関係が、視角を変化させた
ときにも同じ関係になればよい。正面のリタデーション
の大小関係は、ティルト角αが大きくなるとリタデーシ
ョンが小さくなっていくことから、 RetLCをαで微分し
た式はα:0〜90°の範囲で常に負の値をとる。すなわ
ち、d RetLC/dα(;θi =0)<0、である。した
がって、視角を変化させた場合についても同様に、d R
etLC/dα(;θi ≠0)<0、が常に成り立てばよ
い。かかる条件を満たすティルト角αの範囲を計算し、
該範囲が次式で表せることがわかった。
o =arcsin{(ni /nLC)sin θi }で表される。こ
こに、ni :空気の屈折率、nLC:液晶層の屈折率(=
(n1 +n2 )/2、n1 :液晶分子長軸方向の屈折
率、n2 :液晶分子短軸方向の屈折率)である。
化させてリタデーションの視角特性を計算し、図5に示
すような結果が得られた。図示のように、視角を振って
もリタデーションの大小関係は逆転しない。すなわち階
調反転は起こらない。しかしながら、視角に対するリタ
デーションの変化が大きいので、このままディスプレイ
とした場合、明るさの変化が非常に大きく、画質が非常
に悪いことがわかる。とくに黒輝度の変化は画質に最も
大きく影響するので、黒輝度の光学補償が必要である。
ィルムの条件を検討した。この条件とは、 RetLCと補償
フィルムのリタデーション RetFILMとが全てのθi とφ
において RetLC+ RetFILM=0を満足すること、すなわ
ち、液晶層と補償フィルムのリタデーションの符号が逆
で、かつ、液晶層と補償フィルムの光軸が平行であるこ
とである。このことから、補償フィルムとして以下の属
性を有するものを用いればよいことが導き出された。
B) 厚さ:D=a×(b−g)/g/(A−P)×d 光軸のティルト角:β=arccos√{A2 ×(B2 −
P2 )/P2 /(B2 −A 2 )} 光軸の方位:Φ=φ ただし、g2 =a2 ×cos2α+b2 ×sin2α P:次式で表される方程式の解 (A+B)×(B2 −P2 )/(A−P)=A2 ×B2
×(g+b)×(g2−a2 )/a2 /g2 /(g−
b) 本発明は、これらの知見に基づいてなされたものであ
り、その要旨は以下のとおりである。
パネルを有する液晶ディスプレイにおいて、前記液晶層
の平均的なティルト角αavを下記式で表される同液晶層
の屈折角θo (単位:deg.)に対し、θo <αav<90−
θo の範囲としてなることを特徴とする液晶ディスプレ
イ。 記 θo =arcsin{(ni /nLC)×sin Θi } ni :空気の屈折率、nLC:液晶層の屈折率(=(n1
+n2 )/2、n1 :液晶分子長軸方向の屈折率、
n2 :液晶分子短軸方向の屈折率)、Θi :設計最大入
射角 (2) 液晶層を支持体で挟んでなる液晶パネルの片側
または両側に補償フィルムが配置されその外側に偏光板
を有する液晶ディスプレイにおいて、前記液晶層が均一
に配向した層数N(N≧1)の微小液晶層の積層で表さ
れ、該積層内の第j層が、液晶分子長軸方向の屈折率
(n1 =)a、液晶分子短軸方向の屈折率(n2 =)
b、厚さdj 、ティルト角αj 、方位φj を有すると
き、前記補償フィルムをN枚用い、その第j枚目が下記
条件を満足し、前記片側配置では、前記液晶層の第1層
側に補償フィルムの第1枚目を配置しあるいはさらにそ
の上に第2〜第N枚目を同順に積層し、前記両側配置で
はN≧2であって、前記液晶層の第1層側に補償フィル
ムの第1枚目を配置しあるいはさらにその上に第2〜第
M枚目(1<M<N)を昇順に積層し、かつ前記液晶層
の第N層側に補償フィルムの第N枚目を配置しあるいは
さらにその上に第N−1〜第M+1枚目を降順に積層し
てなることを特徴とする液晶ディスプレイ。
B) 厚さ:Dj =式(#1)の値の±K1 %以内の範囲 式(#1):a×(b−g)/g/(A−P)×dj 光軸のティルト角:βj =式(#2)の値の±K2 %以内の
範囲 式(#2):arccos√{A2 ×(B2 −P2 )/P2 /(B
2 −A2 )} 光軸の方位:Φj =φj の±K3 %以内の範囲 ただし、g2 =a2 ×cos2αj +b2 ×sin2αj P:次式で表される方程式の解 (A+B)×(B2 −P2 )/(A−P)=A2 ×B2
×(g+b)×(g2−a2 )/a2 /g2 /(g−
b) K1 =20、K2 =20、K3 =20 (3) 前記液晶層の平均的なティルト角αavを下記式
で表される同液晶層の屈折角θo (単位:deg.)に対
し、θo <αav<90−θo の範囲としてなることを特徴
とする(2)記載の液晶ディスプレイ。
+n2 )/2、n1 :液晶分子長軸方向の屈折率、
n2 :液晶分子短軸方向の屈折率)、Θi :設計最大入
射角
は、透過型LCDの場合、液晶層の両側に設けられ、I
TO等の導電膜及び配向処理を施した配向膜を有したガ
ラス基板、高分子材料基板等で構成され、偏光板は液晶
パネルの両側に配置される。また、反射型LCDの場
合、液晶層の片面側(反観察者側)の支持体がミラー機
能を有したガラス基板、高分子材料基板等で構成され、
偏光板は観察者側に配置される。
ティルト角αavは、電圧Vとセル厚方向位置zの両方に
依存するティルト角α(V,z)を有する実際の液晶セ
ル(図2(a))の正面からのリタデーションを、電圧
Vのみに依存するティルト角α(V)を有する仮想的な
液晶セル(図2(b))の正面からのリタデーションと
等値したときの、該仮想的な液晶セルのティルト角とし
て導出される。
ルト角αavを、θo <αav<90−θ o (単位:deg.)の
範囲とする。θo は液晶層の屈折角であり、式:θo =
arcsin{(ni /nLC)×sin Θi }で表される。ここ
で、ni :空気の屈折率、n LC:液晶層の屈折率(=
(n1 +n2 )/2、n1 :液晶分子長軸方向の屈折
率、n2 :液晶分子短軸方向の屈折率)、Θi :設計最
大入射角である。設計最大入射角Θi は、階調反転を起
こさせたくない視野角範囲の上限値であり、設計者によ
り適宜決定される。例えば、Θi =60°、nLC=1.7 の
場合、θo ≒30°となるから、LCDは、動作時に液晶
層のαavが30°<αav<60°の範囲から外れないように
設計される。こうすることにより、前記したように、d
RetLC/dα(;θi ≠0)<0が、θi ≦Θi の範囲
において満足され、図5に示したように、広い視角範囲
で階調反転のないLCDとすることができる。したがっ
て、階調反転を起こさせたくない視野角範囲において、
望み通り階調反転が起こらなくなる。しかも、製造に際
して配向分割などの措置は必要なく、開口率の低下や工
程増などの憂いは解消される。
(a)に示すような、液晶層2を支持体3、3で挟んで
なる液晶パネル4の片側(例えば観察者側)に補償フィ
ルム5が配置されその外側に偏光板6を有する液晶ディ
スプレイ(補償フィルムが配置されない側の外側にもう
1つの偏光板6を有するものも含まれる)、または、例
えば図10(b)に示すような、液晶層2を支持体3、3
で挟んでなる液晶パネル4の両側(観察者側および反観
察者側)に補償フィルム5、5が配置されその外側に偏
光板6、6を有する液晶ディスプレイにおいて、補償フ
ィルムを液晶層の光学特性に応じて最適化したLCDが
提供される。
軸方向の屈折率a、液晶分子短軸方向の屈折率bを有
し、かつ、図7に示すように、仮想的にN(N≧1)層
に分割され、その第j層が、厚さdj 、ティルト角
αj 、方位φj を有する、均一に配向した微小液晶層7
からなるもので近似される(すなわち、液晶層2が均一
に配向した層数N(N≧1)の微小液晶層7の積層で近
似的に表され、該積層内の第j層が、液晶分子長軸方向
の屈折率a、液晶分子短軸方向の屈折率b、厚さdj、
ティルト角αj 、方位φj を有する)ものとする。ここ
で、「均一に配向した」とは、各微小液晶層(第j層;
j=1,‥‥N)内でのティルト角αj 、方位φj の分
布がそれぞれ、平均値±15%以内の範囲に収まっている
ことを意味する。
その第j枚目には前記補償フィルム条件を満足せしめる
ものとする。なお、この補償フィルム条件で用いるパラ
メータA,B,Dj ,βj , Φj の定義を図8に示す。
そして、N枚の補償フィルムを液晶パネルの片側に配置
する場合は、図9 (a) に示すように、液晶層2の第1
層側に補償フィルム5の第1枚目を配置し、あるいはさ
らにその上に補償フィルム5の第2〜第N枚目を同順に
積層する。なお、補償フィルムを配置した側を観察者側
とする。
片側に配置する場合はN≧2であって、図9 (b) に示
すように、液晶層2の第1層側に補償フィルム5の第1
枚目を配置し、あるいはさらにその上に補償フィルム5
の第2〜第M枚目(1<M<N)を昇順に積層し、かつ
液晶層2の第N層側に補償フィルム5の第N枚目を配置
し、あるいはさらにその上に補償フィルム5の第N−1
〜第M+1枚目を降順に積層する。
タデーション RetLCj とそれに符合する補償フィルム
(第j枚目)のリタデーション RetFILMj とが、 | RetLCj + RetFILMj |≦Z×| RetLCj | (Zは、十分な黒輝度補償が得られる閾値で、0.03以下
の定数である。)なる関係を満足し、液晶層と補償フィ
ルム全体のリタデーションがほぼ RetLC+RetFILM=0
を満たすものとなって、広い視野角範囲で光漏れが小さ
いLCDとすることができる。
j , Φj の製造上の許容誤差範囲をそれぞれ表す
(K1 、K2 、K3 )の値は、所望の黒輝度補償効果を
確保するために上記のように(20、20、20)とする必要
があるが、好ましくは(10、10、10)、より好ましくは
(5、5、5)、より一層好ましくは(1、1、1)で
ある。
る液晶層として本発明(1)に係る液晶層を用いたもの
であり、これにより、単純な構造でありながら、広い視
野角範囲で、階調反転がなくかつ光漏れが小さいLCD
とすることができる。図1は、本発明(3)に係るLC
Dの1例を示す模式図である。この例は、平行配向液晶
セルで、N=1とした例である。なお、この例は透過型
の場合で、液晶層2の両側の支持体3はITO等の導電
膜及び配向処理を施した配向膜を有したガラス基板で構
成した。なお、反射型にする場合は、反観察者側の支持
体をミラー機能を有したガラス基板で構成し、同側の偏
光板を省略すればよい。
ト角αavがθo <αav<90−θo (単位:deg.)の範囲
を外れないように、電圧を印加することによって制御さ
れる。補償フィルムは、前記補償フィルム条件を満たす
ように設計されている。なお、本発明(1)〜(3)
は、平行配向液晶セルのみならず、垂直配向液晶セル、
ねじれ配向液晶セル、ハイブリッド配向液晶セルなど全
ての液晶セルに適用することができる。
配向液晶セル)とで透過率の視角依存性を計算で求め、
両者を比較した。なお、本発明例において液晶層と補償
フィルムの条件設定に用いたパラメータの値は次のとお
りである(N=1としているので、添字「j 」は省
略)。
9、n2 =b=1.58、Θi =60°、(θo =35°)、d
=8μm 、α=αav=35°(暗状態時)、φ=0° 〔補償フィルム:〕 A=1.6 、B=1.5 、D=7.46μ
m 、β=38°、Φ=0° また、比較例では、液晶層は、上記〔液晶層:〕の設定
値においてα=αav=90°(暗状態時)、およびd=3
μm と変えた以外は本発明例と同じにし、補償フィルム
は無しとした。
グ方向に対するものである。(b)の比較例では視角20
°付近で階調反転が生じているのに対し、(a)の本発
明例では、階調反転は生じておらず、また、黒輝度(:
階調レベル<1> に対応) の変化もほとんどないことがわ
かる。なお、ここでは傾斜均一配向状態として計算した
が、電圧印加状態とした場合でも同様の結果が得られる
ことを確認している。
いて液晶層、補償フィルムのいずれか一方または両方を
最適化したので、非常に簡素な構造でありながら、階調
反転を起こさない広視野角特性、黒表示での光漏れが極
めて小さい広視野角特性のいずれか一方または両方を確
保しうる液晶ディスプレイが実現するという優れた効果
を奏する。
る。
的、b:簡略化)である。
すグラフである。
(光学補償なしの場合)を示すグラフである。
過率の視角依存性を比較して示すグラフである。
似する概念を示す説明図である。
義を示す説明図である。
図である。
で、(a)は液晶パネルの片側に補償フィルムを配置し
た例、(b)は液晶パネルの両側に補償フィルムを配置
した例である。
Claims (3)
- 【請求項1】 液晶層を支持体で挟んでなる液晶パネル
を有する液晶ディスプレイにおいて、前記液晶層の平均
的なティルト角αavを下記式で表される同液晶層の屈折
角θo (単位:deg.)に対し、θo <αav<90−θo の
範囲としてなることを特徴とする液晶ディスプレイ。 記 θo =arcsin{(ni /nLC)×sin Θi } ni :空気の屈折率、nLC:液晶層の屈折率(=(n1
+n2 )/2、n1 :液晶分子長軸方向の屈折率、
n2 :液晶分子短軸方向の屈折率)、Θi :設計最大入
射角 - 【請求項2】 液晶層を支持体で挟んでなる液晶パネル
の片側または両側に補償フィルムが配置されその外側に
偏光板を有する液晶ディスプレイにおいて、前記液晶層
が均一に配向した層数N(N≧1)の微小液晶層の積層
で表され、該積層内の第j層が、液晶分子長軸方向の屈
折率a、液晶分子短軸方向の屈折率b、厚さdj 、ティ
ルト角αj 、方位φj を有するとき、前記補償フィルム
をN枚用い、その第j枚目が下記条件を満足し、前記片
側配置では、前記液晶層の第1層側に補償フィルムの第
1枚目を配置しあるいはさらにその上に第2〜第N枚目
を同順に積層し、前記両側配置ではN≧2であって、前
記液晶層の第1層側に補償フィルムの第1枚目を配置し
あるいはさらにその上に第2〜第M枚目(1<M<N)
を昇順に積層し、かつ前記液晶層の第N層側に補償フィ
ルムの第N枚目を配置しあるいはさらにその上に第N−
1〜第M+1枚目を降順に積層してなることを特徴とす
る液晶ディスプレイ。 記 常光屈折率(光軸に垂直な方向の屈折率):A 異常光屈折率(光軸方向の屈折率):B(ただしA>
B) 厚さ:Dj =式(#1)の値の±K1 %以内の範囲 式(#1):a×(b−g)/g/(A−P)×dj 光軸のティルト角:βj =式(#2)の値の±K2 %以内の
範囲 式(#2):arccos√{A2 ×(B2 −P2 )/P2 /(B
2 −A2 )} 光軸の方位:Φj =φj の±K3 %以内の範囲 ただし、g2 =a2 ×cos2αj +b2 ×sin2αj P:次式で表される方程式の解 (A+B)×(B2 −P2 )/(A−P)=A2 ×B2
×(g+b)×(g2−a2 )/a2 /g2 /(g−
b) K1 =20、K2 =20、K3 =20 - 【請求項3】 前記液晶層の平均的なティルト角αavを
下記式で表される同液晶層の屈折角θo (単位:deg.)
に対し、θo <αav<90−θo の範囲としてなることを
特徴とする請求項2記載の液晶ディスプレイ。 記 θo =arcsin{(ni /nLC)×sin Θi } ni :空気の屈折率、nLC:液晶層の屈折率(=(n1
+n2 )/2、n1 :液晶分子長軸方向の屈折率、
n2 :液晶分子短軸方向の屈折率)、Θi :設計最大入
射角
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002231282A JP2003167254A (ja) | 2001-09-23 | 2002-08-08 | 液晶ディスプレイ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001331718 | 2001-09-23 | ||
JP2001-331718 | 2001-09-23 | ||
JP2002231282A JP2003167254A (ja) | 2001-09-23 | 2002-08-08 | 液晶ディスプレイ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007214030A Division JP2008020929A (ja) | 2001-09-23 | 2007-08-20 | 液晶ディスプレイ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003167254A true JP2003167254A (ja) | 2003-06-13 |
Family
ID=26624185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002231282A Pending JP2003167254A (ja) | 2001-09-23 | 2002-08-08 | 液晶ディスプレイ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003167254A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100915487B1 (ko) * | 2007-03-14 | 2009-09-03 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 액정 표시 장치 |
-
2002
- 2002-08-08 JP JP2002231282A patent/JP2003167254A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100915487B1 (ko) * | 2007-03-14 | 2009-09-03 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 액정 표시 장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2916331B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
US5249071A (en) | Liquid crystal display having positive and negative uniaxially oriented polymer films | |
US6628369B2 (en) | Circular polarizer and liquid crystal display | |
US6184957B1 (en) | Liquid crystal display having optical compensatory sheet with negative uniaxial property and an optical axis parallel to the plane of the sheet | |
US7327432B2 (en) | Optically compensated electro-optical light modulation element with optically isotropic phase | |
US7508474B2 (en) | Laminated retardation layer, its fabrication process, and liquid crystal display incorporating the same | |
US20110032463A1 (en) | Bi-axial retardation compensation film and vertically aligned liquid crystal display using the same | |
TWI422902B (zh) | 穿透型液晶顯示裝置 | |
JP2002031717A (ja) | 円偏光板および液晶表示装置 | |
JPH07253573A (ja) | 液晶表示素子 | |
US7456918B2 (en) | Compensated liquid crystal display of the bend mode | |
JP2573383B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JPH10123506A (ja) | 液晶表示装置 | |
US6538712B1 (en) | High pretilt alignment of reactive liquid crystals in liquid crystal displays | |
JP2003167254A (ja) | 液晶ディスプレイ | |
JPH02111918A (ja) | 液晶電気光学素子 | |
JP2008020929A (ja) | 液晶ディスプレイ | |
JPH07287120A (ja) | 光学補償シート | |
Iwasaki et al. | 47‐5: Distinguished Paper: Development of Reversed‐Dispersion Liquid‐Crystal Film to Improve the Display Quality of HDR‐IPS Panels | |
WO1996010768A1 (en) | Splay/twist compensator for improved gray scale performance in twisted nematic liquid crystal displays | |
JP2002174730A (ja) | 光学補償フィルム及び液晶表示素子 | |
JPH09203895A (ja) | 液晶表示素子および光学異方素子 | |
JP3235912B2 (ja) | 液晶表示装置 | |
JPH09222601A (ja) | 液晶表示素子および光学異方素子 | |
JPH10133195A (ja) | 液晶表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050208 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070614 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070619 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070820 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080408 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080805 |