JP2003166454A - アーマチュアの製造方法 - Google Patents

アーマチュアの製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】安価で、仕上寸法精度に優れたアーマチュアの
製造方法を提案する。 【解決手段】金属射出成形法により成形され、焼結され
た焼結体である、燃料噴射弁可動体用アーマチュアを受
け治具に装入したのち、該受け治具に押し治具を嵌合
し、押圧するシェービング加工により、アーマチュアの
外周に残存するゲート部を除去する。受け治具を、アー
マチュアのプランジャー部の外径より大きく、かつ前記
プランジャー部の外周に残存するゲート部を含めた外径
より小さい、孔径の孔部を有し、孔部の入り側にはゲー
ト部を装入、保持可能な溝状段付き部が形成されてなる
筒状治具とする。押し治具は、受け治具の孔部に嵌合可
能でかつ押圧可能な先端部を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料噴射弁の可動
体を構成するアーマチュアの製造方法に係り、とくにア
ーマチュアの仕上精度の向上に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の内燃機関に使用される燃料噴
射弁は、ソレノイドコイルの通電により吸引作用を受け
て移動する可動体を備えている。可動体は、中空軸状に
形成されたアーマチュアと、該アーマチュアの先端開口
部を塞ぐ弁体とから構成されている。また、アーマチュ
アの先端部側壁には、横孔が形成され、アーマチュアの
中空部と横孔とにより、可動体に燃料通路が形成され
る。
【0003】従来、このアーマチュアは、管状材を鍛造
により所定形状に成形したのち、側壁に切削加工により
横孔を形成して、製造されていた。しかし、このような
製造方法では、製造工程が多くなり生産性が向上しない
うえ、切削工程により生じるバリの除去工程が必要とな
り、 工程が複雑となりアーマチュアの製造コストが高く
なるという問題があった。
【0004】このような問題に対し、例えば、特開平11
-200979 号公報には、燃料噴射弁の可動体に、金属射出
成形法により成形されたアーマチュアを使用することが
提案されている。アーマチュアを金属射出成形により製
造することにより、切削加工やバリ取り加工の必要がな
く、可動体の製造コストの低減が可能となるとしてい
る。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】しかしながら、特開平
11-200979 号公報に記載された技術で使用される金属射
出成形法で製造された燃料噴射弁のアーマチュアには、
金属射出成形法特有のゲート部が、通常、アーマチュア
のプランジャー部に残存する。このようなゲート部は1
種のバリであり、後の研削工程でゲート部が凸状に残存
しているとゲート除去の為の切削工程が必要となり、製
造コストが高騰するという問題があった。
【0006】本発明は、上記した従来技術の問題を有利
に解決し、アーマチュアのプランジャー部に残存する、
金属射出成形法特有のゲート部を安定して精度良く除去
できる、安価で、仕上寸法精度に優れたアーマチュアの
製造方法を提案することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記した
課題を達成するために、アーマチュアのプランジャー部
に残存するゲート部の除去を安定して精度良くできる加
工方法について、鋭意研究した。その結果、ゲート部を
シェービング加工を適用して除去することが、寸法精度
高く、しかも安定して生産性高くアーマチュアを製造で
きることに思い至った。そして、さらに特殊なシェービ
ング治具を用いることが寸法精度の向上に有効であるこ
とを見いだした。
【0008】本発明は、これらの知見に基づいて、 さら
に検討を加えて完成されたものである。すなわち、本発
明は、金属射出成形法により成形され、焼結された焼結
体である、燃料噴射弁可動体用アーマチュアを受け治具
に装入したのち、該受け治具に押し治具を嵌合し、押し
圧するシェービング加工により、前記燃料噴射弁可動体
用アーマチュアのプランジャー部に残存するゲート部を
除去し前記プランジャー部の外周をサイジングすること
を特徴とするアーマチュアの製造方法である。また、本
発明では、前記受け治具が、前記アーマチュアのプラン
ジャー部の外径より大きく、かつ前記プランジャー部の
外周に残存するゲート部を含めた外径より小さい、該プ
ランジャー部が通過可能で、かつ、前記プランジャー部
の外周に残存するゲート部が通過できない、孔径の孔部
を有し、該孔部の入り側には前記ゲート部を装入、保持
可能な溝状段付き部が形成されてなる筒状治具であり、
前記押し治具が、前記受け治具の孔部に嵌合可能でかつ
押圧可能な先端部を有することが好ましく、また、 本発
明では、前記溝状段付き部は、該溝状段付き部の出側肩
部が鋭角に構成されることが好ましい。
【0009】また、本発明では、前記焼結体を、相対密
度が95%以上を有することが好ましく、さらに前記焼結
体は、該焼結体内に形成される空孔のうち、独立空孔の
占める割合が95%以上であることが好ましい。また、本
発明では、前記焼結体が、強磁性金属粉製であり、質量
%で、C:0.15%、Ni:46.0〜48.0%、残部鉄および不
可避的不純物からなる組成を有する焼結体であることが
好ましく、さらに、本発明では、前記焼結体が、電磁ス
テンレス鋼粉製、パーマロイ粉製であることが好まし
い。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明におけるアーマチュアは、
自動車等の内燃機関に使用される燃料噴射弁に用いられ
る可動体を構成する部品であり、強磁性材料を用いて中
空軸状に形成される。可動体は、強磁性体材料からなる
このアーマチュアと、アーマチュアの先端開口部を塞ぐ
球弁とから構成され、ソレノイドコイルの通電により吸
引作用を受けて移動する。
【0011】本発明におけるアーマチュアは、金属射出
成形法により成形され、焼結された焼結体からなる。本
発明においては、金属射出成形法は、通常公知の方法が
いずれも適用でき、とくに限定する必要はない。金属射
出成形法により成形され焼結された焼結体である、アー
マチャアの断面形状の一例を模式的に図1に示す。
【0012】アーマチュア1は、中空軸状に形成され、
球弁3を溶接により取り付ける先端開口部を有するニー
ドル部11と、前記ニードル部11より外径が大きく形成さ
れたプランジャー部12とからなる。ニードル部11の先端
近傍の側壁には横孔2が形成されてなる。プランジャー
部の中空部13と横孔2とにより、燃料噴射弁を構成した
ときの燃料経路が形成される。金属射出成形法により成
形され焼結された、アーマチュア1のプランジャー部12
には、金属射出成形法に特有のゲート部12a が存在す
る。
【0013】本発明では、このゲート部12a を、受け治
具4と押し治具5を用いたシェービング加工により除去
し、アーマチュアのプランジャー部外周をサイジング
し、アーマチュアの仕上寸法精度を向上させる。図2
に、 本発明におけるシェービング加工の概略を模式的に
示す。ゲート部12a を有するアーマチュア1を受け治具
4に装入する。図2(a)は、アーマチュア1を受け治
具4に装入した状態を示す断面図である。アーマチュア
1は、ゲート部12a が受け治具4の段付き部に支持され
て保持された状態とされる。
【0014】ついで、受け治具4に押し治具5を嵌合
し、油圧装置等により押し治具5を介しアーマチュア1
を押し圧する。押し治具5によりアーマチュア1が押し
圧された状態を図2(b)に示す。ゲート部12a は、受
け治具4の段付き部に支持されているため、押し治具5
によりアーマチュア1本体が押し圧されることにより、
ゲート部12a に剪断力が付与される。押し治具5をさら
に押し圧することにより、ゲート部12a が剪断破壊して
すなわち、シェービング加工されて、アーマチュア1の
プランジャー部から除去される。押し治具5に負荷され
る荷重は、ゲート部12a に剪断破壊が生じるに充分な荷
重であればよい。
【0015】図2(c)に、ゲート部12a が除去された
状態を示す。ゲート部12a が除去されたアーマチュア1
は、受け治具4の排出用孔43から排出される。このアー
マチュア1のシェービング加工に好適な受け治具4の一
例を図3に示す。受け治具4は、アーマチュア1が通過
可能な貫通する孔部41を有す筒状治具である。この孔部
41は、少なくともプランジャー部12が通過可能なよう
に、アーマチュアのプランジャー部12の外径より大きい
孔径を有する孔部である。なお、シェービング加工の精
度向上のためには、孔部41の孔径をプランジャー部12の
外径に略等しくすることが好ましい。なお、孔部41の孔
径は、プランジャー部12の外周に残存するゲート部12a
が通過できないように、プランジャー部外周に残存する
ゲート部を含めた外径より小さい、孔径とする。
【0016】受け治具4には、図3に示すように、孔部
41の入り側に溝状段付き部42が形成される。溝状段付き
部42は、ゲート部12a を装入可能とする溝状で、かつア
ーマチュア1をゲート部12a で一時的に保持し、シェー
ビング加工可能なように、段付き42a を有する。なお、
溝状段付き部42の出側肩部、すなわち段付き42a の肩
部、が鋭角に構成されることが好ましい。肩部を鋭角に
構成することにより、シェービング加工の精度が向上す
る。
【0017】受け治具4の孔部41に続く出側は、シェー
ビング加工済みアーマチュア1の排出が容易なように、
孔部41にくらべ大きい径を有する排出用孔43とすること
が好ましい。なお、孔部41と排出用孔43とは、傾斜面で
接続されるのが好ましいのはいうまでもない。また、押
し治具5は、上記した受け治具4の孔部41に嵌合可能で
かつ押圧可能な先端部51を有することが好ましい。アー
マチュア1のシェービング加工に好適な押し治具5の一
例を図4に示す。
【0018】図4では、先端部51の端面は、アーマチュ
ア1のプランジャー部11の中空部13に嵌合可能な形状と
している。アーマチュア1のプランジャー部の中空部13
に嵌合可能な形状とすることにより、押圧時にアーマチ
ュア1のプランジャー部の変形が少なく、アーマチュア
1の寸法精度向上の観点からは好都合である。なお、押
し治具5の先端部51の端部形状は、図4にしめされる形
状に限定されるものではなく、受け治具4の孔部41に嵌
合可能であれば端部を平坦としても何ら問題はない。
【0019】つぎに、本発明におけるアーマチュア形状
に、金属射出成形法により成形・焼結される焼結体の好
ましい製造方法について説明する。焼結体は、混練造粒
工程、射出成形工程、脱脂工程、および焼結工程をこの
順に施されて製造される。まず、原料粉末とバインダー
とを混合し、混練し造粒する、混練造粒工程を施す。
【0020】原料粉末としては、強磁性金属粉末とする
ことが好ましく、とくに、質量%で、C:0.15%、Ni:
46.0〜48.0%、残部鉄および不可避的不純物からなる組
成を有する合金鋼粉とすることが好ましい。また、電磁
ステンレス鋼粉、パーマロイ粉としても何ら問題はな
い。なお、本発明では、焼結体の密度を相対密度で95%
以上の高密度とするために、使用する原料粉末を平均粒
径20μm以下の球状アトマイズ粒とすることが好まし
い。なお、より好ましくは、平均粒径5μm以下であ
る。
【0021】バインダーとしては、ポリエチレンにワッ
クス、油類等を混合したもの、あるいはポリエチレンに
分離のないワックスとを組み合わせたものが好適であ
る。この場合、温度に対する影響が小さく、流動性に富
む安定した混練物(金属原料粉末とバインダとの混合
物)となる。原料粉末とバインダーとの混練方法は、と
くに限定する必要はないが、なかでも加圧ニーダを用い
ることが好ましい。混練は室温で、混練時間は約60min
とすることが好ましい。混練後、冷却してから粉砕しペ
レット状とすることが好ましい。
【0022】ついで、混練造粒工程を経てペレット状の
混練物(コンパウンド)とされた原料粉末とバインダー
は、射出成形工程を施される。射出成形工程では、コン
パウンドを射出成形機により、射出成形用金型に射出
し、所定形状のエレメント(射出成形材)に成形する。
射出成形用金型は、予め15〜30℃に保持されることが好
ましい。また、射出圧力は、1000〜2000kg/cm とするこ
とが好ましい。
【0023】得られたエレメント(射出成形材)は、つ
いで脱脂工程を施される。脱脂工程では、得られたエレ
メント(射出成形材)を溶剤中に浸漬し、バインダーを
溶剤抽出するAMAX工法が用いることが好ましい。A
MAX工法では、溶剤として、メチレンクロライドを用
い、エレメント(射出成形材)を30±2℃に保持された
溶剤中に3〜5h浸漬することが好ましい。
【0024】脱脂工程を経たエレメント(射出成形材)
は、ついで焼結工程を施され、焼結体とされる。焼結工
程では、真空炉を用いて、1000〜1400℃の範囲の温度で
行うことが好ましい。なお、加熱速度は 100〜 150℃/
hとし、途中、650 ℃で2〜5h保持して所定の焼結温
度まで加熱することが好ましい。なお、真空雰囲気は10
-2〜10-3torr程度とすることが好ましい。
【0025】上記した工程を経て得られた焼結体は、相
対密度が95%以上の高密度で且つ空孔のうち独立空孔の
占める割合が95%以上の焼結体となっているので燃料が
アーマチュアの組織を通過して洩れることはない。焼結
体は、上記したようなシェービング加工により、ゲート
部を除去されて製品(アーマチュア)とされる。本発明
によるシェービング加工によりゲート部を除去すること
により、アーマチュアのプランジャー部の外径の寸法精
度は 0.1mm以下とすることができる。
【0026】
【実施例】図1に示す形状のアーマチュア用の焼結体を
金属射出成形法により作製した。使用した金属粉は、質
量%で、C:0.15%以下、Ni:46.0〜48.0%を含み、残
部鉄および不可避的不純物からなる組成の強磁性金属粉
とした。これら金属粉に、バインダーとしてポリエチレ
ンとワックス油と混合したものを用いて混合し、加圧ニ
ーダで混練して混練物とした。ついで、 これら混練物を
射出成形機から20℃に予熱した金型に、180Mpaの圧力で
射出し、アーマチュア(射出成形材)とした。ついで、
得られたアーマチュア(射出成形材)にAMAX工法に
よる脱脂工程を施したのち、真空中の1280℃で3hの焼
結工程を施し、焼結体とした。
【0027】得られた焼結体は、0.3 mm高さのゲート部
がアーマチュアのプランジャー部に残存していた。これ
らの焼結体を、図3に示す受け治具に装入し、図4に示
す押し治具を使用して押し圧して、アーマチュアのプラ
ンジャー部に残存するゲート部を除去した。得られたア
ーマチュアについて、プランジャー部の外径寸法の精度
(ばらつき)を調査した。
【0028】なお、比較例として、ゲート部の除去をヤ
スリによる切削作業により除去した。この結果、本発明
例では、安定して、ゲート部高さを 0.1mm以下に調整で
きる。また、比較例の単位時間内の生産量を100 とした
場合に、本発明例では、200と生産効率を顕著に向上さ
せることができる。しかも製造されるアーマチュアの寸
法精度は比較例にくらべ平均で80%以上向上した。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、燃料噴射弁可動体用ア
ーマチュアのプランジャー部外周に残存する、金属射出
成形法特有のゲイト部を安定して精度良く除去でき、仕
上寸法精度に優れたアーマチュアを安価に安定して製造
でき、産業上格段の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】金属射出成形法により成形・焼結されたアーマ
チュアの形状の一例を示す断面模式図である。
【図2】本発明のアーマチュアの製造方法におけるシェ
ービング加工方法を模式的に示す説明図である。
【図3】本発明に好適な受け治具の一例を示す模式図で
ある。
【図4】本発明に好適な押し治具の一例を示す模式図で
ある。
【符号の説明】
1 アーマチュア 2 横孔 3 球弁 4 受け治具 5 押し治具 11 ニードル部 12 プランジャー部 12a ゲート部 13 中空部 41 孔部 42 溝状段付き部 42a 段付き 43 排出用孔 51 先端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 浩史 栃木県下都賀郡野木町野木1111番地 日本 ピストンリング株式会社栃木工場内 Fターム(参考) 3G066 AA01 AB02 BA55 BA61 CC06U CC14 CD28 CE22 CE31 3H106 DA07 DA13 DA23 DB02 DB12 DB23 DB32 DC02 DC17 EE35 GA15 JJ02 JJ05 KK18

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属射出成形法により成形され、焼結さ
    れた焼結体である、燃料噴射弁可動体用アーマチュアを
    受け治具に装入したのち、該受け治具に押し治具を嵌合
    し、押圧するシェービング加工により、前記燃料噴射弁
    可動体用アーマチュアのプランジャー部外周に残存する
    ゲート部を除去し前記プランジャー部外周をサイジング
    することを特徴とするアーマチュアの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記受け治具が、前記燃料噴射弁可動体
    用アーマチュアのプランジャー部の外径より大きく、か
    つ前記プランジャー部の外周に残存するゲート部を含め
    た外径より小さい、孔径の孔部を有し、該孔部の入り側
    には前記ゲート部を装入、保持可能な溝状段付き部が形
    成されてなる筒状治具であり、前記押し治具が、前記受
    け治具の孔部に嵌合可能でかつ押圧可能な先端部を有す
    ることを特徴する請求項1に記載のアーマチュアの製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記溝状段付き部は、該溝状段付き部の
    出側肩部が鋭角に構成されることを特徴とする請求項1
    または2に記載のアーマチュアの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記焼結体が、相対密度:95%以上を有
    することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記
    載のアーマチュアの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020021938A (ja) * 2018-08-01 2020-02-06 シュネーデル、エレクトリック、インダストリーズ、エスアーエスSchneider Electric Industries Sas 電磁アクチュエータおよびこのアクチュエータを含む電気スイッチング・ユニット

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