JP2003163975A - Cdma無線ネットワークの計画・評価方法およびシステム - Google Patents

Cdma無線ネットワークの計画・評価方法およびシステム

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JP2003163975A JP2002264661A JP2002264661A JP2003163975A JP 2003163975 A JP2003163975 A JP 2003163975A JP 2002264661 A JP2002264661 A JP 2002264661A JP 2002264661 A JP2002264661 A JP 2002264661A JP 2003163975 A JP2003163975 A JP 2003163975A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W16/00Network planning, e.g. coverage or traffic planning tools; Network deployment, e.g. resource partitioning or cells structures
    • H04W16/18Network planning tools

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  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線ネットワークの分析、好ましくは、直接
統計分析に焦点を当てることにより、CDMA無線ネッ
トワークの計画および/または評価を行う既存のシミュ
レーション方法を改良する。 【解決手段】 少なくとも1つのセルを規定する少なく
とも1つの基地局を含む無線ネットワークの計画および
/または評価方法であって、無線ネットワークの少なく
とも1つのサービスエリアの少なくとも一部分をピクセ
ルに分割するステップと、ピクセルの少なくとも1つが
少なくとも1つのセルによりカバーされるか否かの確率
を決定するステップとを含む方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】(発明の分野)本発明は、無線ネットワー
クを計画および評価する方法およびシステムに関する。
さらに詳しく言えば、本発明は、少なくとも1つのセル
を規定する少なくとも1つの基地局を含むCDMA無線
ネットワークを計画および評価する方法およびシステム
に関する。
【0002】(背景技術)近年、広帯域符号分割多元接
続(CDMA)の概念が、無線通信分野に携わるオペレ
ータにより広く国際的に認知されるようになってきた。
CDMAは、これらのオペレータにより開発されたネッ
トワークのキャパシティ、サービスの品質およびオプシ
ョンを著しく増大できる。このように発展した結果の一
つとして、一般的に、無線ネットワーク、さらに詳しく
言えば、CDMA無線ネットワークの計画および評価に
対する関心の高まりがある。無線の計画および評価は、
典型的に、ディメンショニング、詳細なキャパシティお
よびカバレッジの計画およびネットワークの最適化など
のステージを伴う。無線の計画は、例えば、トラフィッ
ク状態などの変化に迅速かつ正確に応答するために重要
なものであり、その結果、オペレータに競合する利点を
与える。さらに、正確に計画することで、無線ネットワ
ークを機能させるさいのコスト効率をより高めることが
できる。無線の計画におけるディメンショニングステー
ジでは、オペレータの要求とエリア内での無線伝搬に基
づいて、ネットワーク要素の数および構成が推定され
る。キャパシティおよびカバレッジ計画ステージでは、
例えば、実際の伝搬データや推定されるユーザー密度お
よびトラフィックに基づいて、基地局の位置、構成およ
びパラメータがより詳細に決定される。ネットワーク最
適化ステージにおいて、必要に応じて、全体的な経験で
得られたネットワークの品質が評価され高められる。本
発明による方法およびシステムは、無線の計画および評
価のすべてのステージで使用可能である。
【0003】現在、CDMA無線ネットワークの計画お
よび評価を行うための最も普及し広く使用されている方
法は、静的モンテカルロシミュレーションである。この
シミュレーションでは、ネットワークのユーザー数とそ
れらの位置により規定される複数のネットワーク状態を
ランダムに発生させる。ユーザーは、多数回発生させら
れる。複数の状態が分析され、分析結果が評価される。
統計から、最大のセルキャパシティおよびセルカバレッ
ジなどの結果が決定され得る。
【0004】モンテカルロおよび他のシミュレーション
の重大な欠点は、信頼性のある結果を獲得するために必
要な時間である。さらに、公知のシミュレーション方法
では、ネットワークを迅速に最適化したり、新しいサイ
トを導入して、その効果を無線ネットワークで確認した
りする能力が得られない。
【0005】(発明の要約)本発明の目的は、無線ネッ
トワークの分析、好ましくは、直接統計分析に焦点を当
てることにより、CDMA無線ネットワークの計画およ
び/または評価を行う既存のシミュレーション方法を改
良することである。この分析は、多数のタスクを分割す
ることにより、計画および評価プロセスの速度を上げ
る。これらのタスクは、前もって実行可能であり、その
結果を表にすることができる。
【0006】本発明の一つの態様によれば、少なくとも
1つのセルを規定する少なくとも1つの基地局を含む無
線ネットワークを計画および/または評価するための方
法およびシステムが提供される。本発明の一つの態様に
おいて、この方法およびシステムは、無線ネットワーク
の少なくとも1つのサービスエリアの少なくとも一部分
をピクセルに分割することに関する。本発明により、無
線ネットワークによるカバレッジに関する情報を得るた
めに、少なくとも1つのセルによりどのピクセルがカバ
ーされるかが決定される。少なくとも1つのセルにより
ピクセルの少なくとも1つがカバーされているか否かの
確率が決定されることが好ましい。
【0007】本発明の別の態様において、ピクセルは層
に分割される。少なくとも1つのセルにより層の少なく
とも1つがカバーされているか否かの確率が決定される
ことが好ましい。本発明の一実施形態によれば、少なく
とも1つのセルによるカバレッジが評価されるピクセル
数を減少させるために、最初に、セルがピクセルに割り
当てられ、その後、計画および/または評価プロセスを
開始させて、カバレッジ情報を獲得することが好まし
い。
【0008】本発明の別の実施形態によれば、少なくと
も1つのセルを規定する少なくとも1つの基地局を含む
CDMA無線ネットワークを計画および/または評価す
るための方法およびシステムが提供される。この方法お
よびシステムは、CDMA無線ネットワークのサービス
エリアの少なくとも一部分をピクセルに分割し、少なく
とも1つのセルによりピクセルがカバーされているか否
かの確率を決定することに関する。
【0009】本発明の別の実施形態によれば、少なくと
も1つのピクセルおよび少なくとも1つのセルのそれぞ
れに対して、リンクバジェットLとノイズ発生κが計算
され、CDMA無線ネットワークの計画および/または
評価において、トラフィック、すなわち少なくとも1つ
のピクセルにおけるユーザーターミナルのアクティビテ
ィを考慮に入れながら用いられる。計算結果は表に加え
られるが、可能であれば、分析的に評価されてよい。リ
ンクバジェットLおよびノイズ発生κ、すなわち、例え
ば、f(L−κ)、f(L,κ,...)などの少なく
ともLおよびκの関数や、Lおよびκの代替関数をある
一定数と比較することにより、少なくとも1つのセルに
よる少なくとも1つのピクセルのカバレッジ情報が得ら
れる。基本的に、リンクバジェットのマージン、すなわ
ち、利用可能な追加の平均送信電力を、あるカバレッジ
エリアにおけるユーザータミナルアクティビティの結果
としてのノイズ発生κと比較する。本発明の一実施形態
において、セル間干渉およびソフトハンドオーバー(H
O)ゲインなどのいくつかの効果が考慮されてよい。
【0010】本発明の別の実施形態によれば、計算が反
復して実行され得る。しかしながら、十分な最初のカバ
レッジ推定値を得るために、常に反復計算が必要なわけ
ではない。最初の推定値を改善するために、反復法が使
用され得る。
【0011】この方法およびシステムの実施形態により
用いられるアルゴリズムの利点は、複雑性と正確性との
妥協点を極めて自由に選択できる点である。負荷システ
ムのカバレッジの概算が非常に容易に比較的少ない計算
で得られる。この推定値は、例えば、ソフトHOの効果
をモデリングするために、さらなる詳細をモデルに組み
込むことにより、さらに、反復プロセスを介して、より
正確な方法でセル間干渉を考慮に入れることにより改善
され得る。
【0012】本発明の別の実施形態によれば、アルゴリ
ズムを実行する結果は、ピクセルにおけるユーザーのパ
ワーヘッドルームを決定し、ミストラフィックの計算を
実行するために使用され得る。
【0013】この方法およびシステムは、好ましくは特
別な地理的エリアに相当するピクセルを使用する。無線
ネットワークのサービスエリアは、計画および/または
評価を行うために、このようなピクセルからなるグリッ
ドに分割される。さらなるサービスエリア、すなわち、
無線ネットワークのオペレータが、ユーザーにサービス
を提供したいエリアが同様に存在し得る。ピクセルは、
例えば、500×500メートル、好ましくは、250
×250メートル、より好ましくは、100×100メ
ートル、さらにより好ましくは、50×50メートルま
たは25×25メートルの大きさのものである。これら
のピクセルは、必ずしも正方形のものである必要はな
く、基本的に任意の形態または形状をとるものであって
よく、例えば、矩形、三角形、多角形などであるが、こ
れらに限定されるものではないことに留意されたい。さ
らに、ピクセルは、必ずしも互いに適合し合う必要はな
く、いくつかのピクセルの間に空いた空間が存在し得
る。各ピクセルに対して、ピクセルと無線ネットワーク
の関連する基地局との間に、伝搬経路の損失が予測され
る。各ピクセルに対して、トラフィック密度の情報が既
知のものであると考えられる。
【0014】セルとは、1つの特定の基地局によりカバ
ーされるエリアとして定義される。基地局は、全指向性
アンテナを採用せず、その代わりに、アンテナのセクタ
化を用いている場合が多い。その場合、セルは、基地局
の特定のセクタによりカバーされるサービスエリア、す
なわち、そのセクタにユーザーが接続されるエリアとし
て定義される。計画および/または評価を行うために定
義されるピクセルは、さらなるセルによりカバーされる
ことになる。
【0015】各ピクセルは、独自の層のセットをもち得
る。層は、地形的な位置は同じであるが、特定の層にお
けるユーザーの環境およびサービスを特徴付けるパラメ
ータのセットが異なる個々のピクセルのセットとしてみ
なし得る。さらに、各層は、独自のトラフィック分布を
もち得る。
【0016】例えば、GSM無線ネットワークと比較す
ると、CDMA無線ネットワークは、より複雑なもので
ある。この複雑性の原因となる主な理由の1つとして、
無線ネットワークのカバレッジが、システムの負荷に本
質的にリンクされることが挙げられる。セルにより保持
されるトラフィックが多いほど、セルのカバレッジエリ
アが狭くなる。セル内でのトラフィックが変化し続ける
ため、セルのカバレッジエリアも同様に変化し続ける。
セルの動的挙動により、CDMA無線の計画および評価
が複雑になる。
【0017】本発明の別の実施形態によれば、セルのブ
リージング効果の複雑性を考慮に入れたCDMA無線ネ
ットワークの無線の計画および/または評価を行うため
の解決策が提供される。これは、各ピクセルに対してト
ラフィックを考慮に入れながら、リンクバジェットL、
ノイズ発生κおよびソフトHOゲインなどのパラメータ
を計算することにより行われる。ユーザーターミナルの
最大送信電力、伝搬損失(経路および貫通)および基地
局のレシーバ感度などのさまざまな効果が考慮に入れら
れた後に残るピクセル内のユーザーターミナルのパワー
ヘッドルームとして、リンクバジェットは、アップリン
ク(すなわち、ユーザーターミナルから基地局への方
向)に対して定義され得る。リンクバジェットの計算
は、GSM無線ネットワークから公知のパラメータの他
に、いくつかの特定CDMAネットワークパラメータも
同様に含む。リンクバジェット計算に含まれ得る典型的
なCDMAパラメータは、ソフトHOゲインである。ソ
フトHOゲインは、いくつかの基地局に属するものであ
ってよいいくつかのセルでユーザーターミナルからの信
号が受信されるときのリンクバジェットを高める効果と
して記述され得る。ノイズ発生κは、別の典型的なCD
MAパラメータである。ノイズ発生は、基地局による全
受信電力とターミナルノイズの比率として定義され得
る。特に、ノイズ発生が、あるセルにおけるユーザー数
Nとこれらのユーザーにより要求されるサービスのタイ
プに依存することが示されている。さらに、他のセルか
らの干渉が、考慮中のセルのノイズ発生に影響を及ぼす
ことがある。
【0018】本発明によるCDMA無線の計画および/
または評価は、無負荷のシステムのリンクバジェット
と、負荷によるノイズ発生、すなわち、トラフィックを
考慮に入れたノイズ発生とを比較することに関する。こ
れらの実施形態および/または態様の組み合わせが可能
であることに留意されたい。
【0019】(実施形態の詳細な説明)本発明を教示す
るために、本発明の方法および装置の好ましい実施形態
を以下に記載する。当業者であれば、本発明の他の代替
および同等の実施形態が、本発明の真の趣旨から逸脱す
ることなく実施するために考慮され変形可能であること
は明らかであり、本発明の範囲は、最終的に特許付与さ
れる特許請求の範囲によりのみ限定されるものである。
【0020】本発明の実施形態による計画および/また
は評価の方法は、図1に略図的に示す以下の段階を含む
ものであってよい。各段階は、対応するモジュールまた
はサブルーチンにプログラムされた1以上のステップを
含むものであってよい。最初に、初期セルの割り当てが
採用される。その後、セル内のノイズ発生の点から、基
地局の位置およびトラフィックグリッドが評価される。
どのピクセルがカバーされているかということと、所与
のピクセルにおけるユーザーターミナルのリンクバジェ
ットのマージンに関する情報が得られる。これらの結果
から、無線ネットワークにおけるピクセルごとのパワー
ヘッドルームが計算され、所与のタイプのフェーディン
グ環境に対する場所率に変換される。トラフィック密度
の変化に対する感度など、他の情報が得られてよい。最
後に、無線ネットワークに対して計画および/または評
価のアクティビティにおいて使用されてよいミストラフ
ィックの計算を実行するモジュールが与えられてよい。
本発明の実施形態による方法のステップを、以下により
詳細に記載する。
【0021】初期セル割り当ておよびアップリンクの計
画図2に、この段階で実行される分析の一例が示されて
いる。図2は、図1により詳細に示されているように、
初期セルの割り当ておよびアップリンクの計画について
考慮する。アルゴリズムは、以下の3つのステップから
なるものであってよい。
【0022】1.初期セル割り当て―活動中のユーザー
ターミナルがセル内に存在しないとされる無負荷セルに
対して、カバレッジが計算される。カバレッジは、この
ステップにおいて、リンクバジェットLにのみ依存す
る。
【0023】2.初期化―セル間干渉を考慮に入れず
に、負荷セルに対してカバレッジが計算される。このス
テップの目的は、ステップ3において実行されるであろ
う反復計算の初期状態を獲得することである。しかしな
がら、セル間干渉を考慮に入れたカバレッジは、この初
期ステップにおいて前もって計算されてよいが、この計
算はあまり正確ではない傾向がある。
【0024】3.反復法―負荷システムに対して、それ
によりセル間干渉を考慮に入れて、カバレッジが計算さ
れる。この場合、計算の反復部分が実行される。
【0025】図2において、無線ネットワーク全体に対
して実行される関数は白い枠にあり、セルごとに実行さ
れる関数は陰影をつけた枠にある。
【0026】反復プロセスを実行せずに第1および第2
のステップのみを実行することができる。このような場
合、初期化ステップ2において、セル間干渉が考慮に入
れられてよい。このような推定は、例えば、カバレッジ
の程度と問題のエリアを最初に表示することが必要とさ
れる場合、十分なものであろう。上述したように、基本
的なアルゴリズムを変更する代替的な方法は、本発明に
よる方法およびシステムの実施形態の一部であり得る。
アルゴリズムを以下にさらに詳細に記載する。
【0027】初期セル割り当て―無負荷セルのカバレッ
ジ好ましくは、一度のみの実行を要するこのステップの
目的は、2つの要素がある。セルの割り当てステップ
は、セルのカバレッジの最初の表示を与えるために使用
され得る。さらに、ピクセルに関連するセル数を制限す
ることにより、アルゴリズムの複雑性を減少させるため
に用いられてよい。
【0028】初期セルの割り当てを実行するために、い
くつかの方法が使用可能である。セルをピクセルに最初
に割り当てるための第1の方法は、リンクバジェットL
を使用することである。各ピクセルに対して、ピクセル
における相対基地局のリンクバジェットが計算される。
ダウンリンクパイロットチャネルまたはトラフィックチ
ャネル(アップリンクまたはダウンリンク、またはそれ
らの両方)のいずれかに対して、リンクバジェットに制
約を課すことにより、任意の数のセルを所与おnピクセ
ルに割り当てるために、カバレッジ推定値が使用され
る。これにより、ピクセル当たり、可能なセル候補のセ
ットCが得られる。
【0029】リンクバジェットは、いくつかの方法で計
算可能である。ノイズ発生およびソフトHOゲインは、
この場合、無視されることが好ましい。カバレッジ率
は、例えば、制約として使用可能であるため、リンクバ
ジェットを計算するさい、フェーディングマージンが考
慮に入れられる。
【0030】
【数4】 分析後のカバレッジ確率を評価するために、リンクバジ
ェットが以下の式で定義され得る。
【0031】
【数5】 リンクバジェットの計算において、例えば、アンテナゲ
インなどの追加の要素が同様に含まれてよい。
【0032】上記手順において実行されるセルの割り当
てでは、ピクセル当たりのセルの候補が多過ぎることが
ある。一定のピクセルをカバーするセルのより現実的な
推定値は、リンクバジェットを比較することにより得ら
れる。ここで、あるピクセルにおけるユーザーが、最も
強いセル、または、マージン的にのみより弱いセル(ま
たはソフトHOのいくつかのセル)しか利用しないと仮
定する。セルをピクセルに割り当てるために、この場
合、以下の手順が用いられる。
【0033】1.ピクセルpをカバーするセルのサブセ
ットCから、ベストリンクバジェットL
budget,dB,bestを有するものを選ぶ。
【0034】2.最大許容リンクバジェットの差L
diff,dB,maxを定める。
【0035】3.Lbudget,dB,best−L
budget,dB≦Ldiff, dB,maxになる
ように、リンクバジェットLbudget,dBを有す
るサブセットCからの他のセルがピクセルに割り当てら
れ、他のすべてのセルは割り当てられない。その結果
は、減少されたセルのサブセットCreducedであ
る。
【0036】Ldiff,dB,maxがソフトHOし
きい値と同じ値になるように選択されると、このような
初期セルの割り当ての方法は、サービスエリアのあるピ
クセルから接続されるセルを非常に正確に表示する。
【0037】上述したものとは異なる基準に基づいて初
期セルの割り当てをすることも可能である。(適度に高
い確率で)あるピクセルで使用されるすべてのセルを考
慮に入れることが好ましい。しかしながら、アルゴリズ
ムの複雑性を低く抑えるために、任意の他のセルはピク
セルに割り当てられるべきではない。
【0038】初期化―負荷セルのカバレッジ前の初期カ
バレッジの推定値が、この部分およびアルゴリズムの残
りに対して必ず実行されるわけではなく、以下に記載さ
れるように、ノイズ発生表の長さを縮めることにより、
複雑性を減少するために非常に有益なものとなり得る。
【0039】このステップにおいて、可能な反復の初期
状態が得られる。基本的に、0以外または有限の値が開
始点として使用可能であるが、アルゴリズムを適度な時
間期間内に収束させるために、最終値にすでに近い値を
使用することが好ましい。2つの初期化の例を挙げる。
第1の例において、カバレッジは、セル間干渉を考慮に
入れずに、負荷セルに対して計算される。各セルに対し
て、いわゆる、ノイズ発生表が計算される(表1を参
照)。この表は、5列からなり、すべてのピクセル(表
の各行)を考慮に入れることが好ましく、それらに着目
するセルが割り当てられている。第1列は、ピクセル番
号をさし、ピクセルごとに格納されたデータを参照でき
る。第2列は、リンクバジェット(式(1)または
(2)を参照)を含み、表全体は、この列に従って分類
されることが好ましく、リンクバジェットが最良のピク
セルから始まる。次の第3列は、ピクセルにおけるユー
ザー数を含む(セルnのピクセルpの場合、Nn,p
表す)。第4列は、このピクセルとそれよりも前のすべ
ての他のピクセル、すなわち、リンクバジェット値を基
にピクセルが分類されていれば、考慮中のピクセルより
も良好なリンクバジェットLを有するピクセルにあるユ
ーザー数を蓄積したものからなる。最後の第5列は、ユ
ーザー数を蓄積したものから計算されたノイズ発生を表
す。単一の隔離されたセルのノイズ発生を計算するため
の式は以下のとおりである。
【0040】
【数6】
【0041】式中、Nmaxは、提供されるサービスの
タイプに依存するポールキャパシティである。ノイズ発
生の別の表現も同様に用いられてよい。ユーザー数N
が、参照サービスの継続的に活動するユーザーの同等数
をさすことが好ましいことに留意されたい。ユーザータ
ーミナルを有する1000人の可能性のあるユーザーが
ピクセルに存在し、このターミナルを使用する可能性が
1%であるとする。CDMA無線ネットワークの場合、
スピーチターミナルが60%であるとすると、有効活動
率も関連性がある。このピクセルのユーザーの同等数
は、この状況では、6人となる。他のサービス、例え
ば、データサービスなどのユーザーは、同様に取り扱い
可能である。さらに、CDMA無線ネットワークの場
合、干渉に対する受信電力と、結果的に、ユーザーター
ミナルの送信も関連性がある。ある種のサービスに、送
信エラーに非常に感度があるため、より高いユーザータ
ーミナルの送信電力が使用されなければならない。活動
率が同じであっても、より低いエラー感度、すなわち、
より低い送信電力でサービスを要求するターミナルを有
するユーザーよりも、このようなデバイスのユーザー
は、同等のユーザー数Nに対してより大きな貢献をす
る。
【0042】
【表1】
【0043】リンクバジェットが臨界に近ければ、すな
わち、このリンクのカバレッジ率が低ければ、ピクセル
のユーザーの一部分のみしか接続を確立できないことに
なる。この影響は、ノイズ発生表1の第3列にあるユー
ザー数に重み係数を適用することにより考慮され得る。
例えば、この重み係数は、Wn,a=1−Pouta
ge,n,aであり、Poutage,n,aは、セル
nのピクセルにおける場所率である。リンクバジェット
がフェーディングマージンを考慮に入れていなければ、
重み係数を導入することは、特に有益になり得る。リン
クバジェットがフェーディングマージンを考慮に入れれ
ば、リンクバジェットが十分なものであるかぎり、すべ
てのユーザーが接続を確立できるとされる。単一の負荷
セルのカバレッジは、ノイズ発生表の最初から、以下の
カバレッジ条件を満たす最後の行を検索することにより
得られる。
【0044】
【数7】
【0045】この代わりとして、カバレッジ条件は、所
定の最小許容Lbudget−κ率ρ(式4b)、また
はLbudget−κ間の所定の最小許容差δ(式4
c)に基づいたものでよい。
【0046】
【数8】
【0047】
【数9】
【0048】この結果から、セルがカバーしているピク
セルとカバーしていないピクセルと、セルがカバーして
いるユーザー数が分かる。任意に、セルごとの最大許容
ノイズ発生が定められ、ノイズ発生およびユーザー数を
限定するための追加の基準として使用されてよい。
【0049】
【数10】
【0050】次に、別の初期化の例について記載する。
上述した最初の例では、最初のノイズ発生表に対してノ
イズ発生を計算するさい、セル間干渉を除外していた。
言い換えれば、他のセルが存在しないか、または少なく
とも干渉が発生しないと仮定したものであった。マルチ
セル環境の場合、セル間干渉の影響を考慮に入れること
が好ましい。セル間干渉を明らかにする適度なカバレッ
ジ近似値が、初期化ステップにおいて前もって獲得可能
である。セル間干渉の影響を含めるために、他のセルの
ユーザー数の推定値が利用可能であるとされる。ベスト
サーバエリア(BSA)から、最初の推定値が得られ
る。あるセルのベストサーバエリアが、ピクセルのセッ
トとして規定され、それに、このセルがベストリンクバ
ジェットを与える。Nm,BSAが、セルmのBSAに
おけるユーザー数であれば、セル間干渉のノイズ発生推
定値は以下のとおりである。
【0051】
【数11】
【0052】式中、βmnは結合係数である。結合係数
は、セルnに及ぼすセルmのユーザーにより生じる干渉
の影響を表し、他のユーザーの分布、伝搬状況、電力レ
ベル、この干渉に対するセルnの感度を考慮に入れる。
積βmnは、セルnのユーザーの同等のユーザー数
に相当する。一般的に、公称(トラフィック独立性、す
なわち、セルの負荷に直接依存しない)結合係数β’
mnをまず計算し、この公称結合係数を調節して、干渉
するセルにおけるノイズ発生(ひいては、このセルにお
けるユーザーの送信電力)の影響と、他のセルからの干
渉に対して干渉されたセルの感度を明らかにすることが
好ましい。公称結合係数は、所与のセルサイズに対し
て、セルの実際のユーザー数またはそれらの電力レベル
に依存するのではなく、ユーザーの地形的な分布のみに
依存するという点で、トラフィック独立性のものである
ことが好ましい。実際の結合係数は、以下のように公称
結合係数に関連する。
【0053】
【数12】
【0054】このようにして、公称結合係数は予め計算
され、セルサイズに応じて表にすることができる。ユー
ザー数Nとノイズ発生κとの関係により、ノイズ発
生を以下の形態で書き表すことも可能である。
【0055】
【数13】
【0056】式中、Bは結合係数の行列である。この式
がすべてのセルに有効であるため、n個の未知の変数を
もつn個の式のシステムが利用可能である。
【0057】反復法―負荷システムのカバレッジ アルゴリズムの第3のステップは、反復法を含む。反復
法にはいくつかのステップがあり、そのうち、初期ノイ
ズ発生表1を計算するためにとられたステップと同等の
ものがある。第1の例において、無線ネットワークのセ
ルは重なり合わないものとされ、すなわち、1つのピク
セルには1つのセルしか割り当てられない結果、ユーザ
ーターミナルが一度に1つのセルのみと接続することに
なる。
【0058】各反復において、各セルに対して、セルn
のノイズ発生表のノイズ発生列は、以下の式による前の
状態からの結果を用いて更新される。
【0059】
【数14】 式中、
【0060】
【数15】 および
【0061】
【数16】
【0062】ある特定の行、すなわち、サービスエリア
のピクセルに対して、Nの値は、ノイズ発生表の同じ
行の第4列からとられる。結合係数は、反復ごとに更新
を要求する変数であってよいことに留意されたい。計算
上の複雑性を軽減するための多数の可能な方法が考えら
れる。例えば、ピクセルがクラスタにグループ化され、
表の行数を減らすか、または、カバレッジ条件κ≦L
budgetと最大許容ノイズ発生条件κ≦κ
allowedを満たす最後の行のみが分かればよいた
め、すべての行を評価する必要がない検索方法が考えら
れる。
【0063】すべてのノイズ発生表が更新されると、カ
バレッジ条件と最大許容ノイズ発生条件とを満たす最後
の行を求めることにより、ノイズ発生表から新しいカバ
レッジエリアが獲得される。これにより、κ (i)
(i)の最終値が得られ、これらは次の反復で使用
される。ある基準として最大許容ノイズ発生が使用され
なければ、または、これが高負荷のセルに対して非常に
高ければ、このセルからの干渉が非常に高いため、他の
セルがまったくカバレッジをもたないことになるであろ
う。したがって、最大許容ノイズ発生は、各セルに対し
て慎重に選択されなければならない。
【0064】場合によって、ピクセルへのセルの割り当
ては、反復プロセス中に更新される必要がある。例え
ば、2つのセルAおよびBが元々1つのピクセルに割り
当てられていれば、セルBの負荷が大きければ、セルA
のみが使用されるため、カバレッジがより小さくなる。
このような更新は、対応するリンクバジェットの更新お
よびノイズ発生表の更新(再分類)によっても反映され
ることが好ましい。
【0065】セルの割り当てが、カバレッジだけでな
く、任意の基準によりなされてよいことに留意された
い。例えば、実際のセクタ選択をモデル化し、代わりに
制御手順を呼び出してよい。
【0066】実行するために、ピクセル当たり2つのセ
ルセットを規定すると都合がよい。1つは、接続を有す
るものであってよいすべてのセル(上記に定義したよう
に、セットCまたはCreduced)を含む無負荷シ
ステムのカバレッジに対するものであり、もう1つは、
負荷システムにおいてカバレッジを有するセルを規定す
るものである(すなわち、それぞれの新しい反復後の状
態に反映する)。負荷システムのセットは、無負荷シス
テムのセットに含まれていないセルを含まない。
【0067】反復は、例えば、1つの反復から別の反復
へのノイズ発生の変化が所与の数より小さい場合、また
は、カバレッジにほんのわずかに小さな変化があった場
合に停止されてよい。
【0068】ソフトハンドオーバー効果 上記の分析において、ソフトHO効果を無視していた。
ソフトHO効果を考慮に入れる場合、リンクバジェット
は修正される。
【0069】
【数17】
【0070】ソフトHOゲインは、基地局での受信信号
の強度の相対的な差の関数である。しかしながら、特定
の基地局により受信された信号の強度は、対応するセル
で経験したノイズ発生と比較されなければならない。し
たがって、ソフトHOゲインは、リンクバジェットの差
とセルの負荷の両方の関数であり、ピクセルの位置のみ
に依存するものではない。
【0071】セルの負荷が変化すると、ノイズ発生レベ
ルより上の受信信号レベルのみが変化するだけでなく、
セルの境界も変化する。セルの割り当てのモデリング方
法に応じて、負荷が軽いシステムにおいてソフトHOに
あったピクセルは、負荷が増大する場合、1つの基地局
のみと接続を有することになる。
【0072】セルの割り当ておよびノイズ発生が変化す
ると、ソフトHOゲイン、ひいてはリンクバジェットも
変化することになる。これは、同様に、ノイズ発生表の
変化により反映されなければならない。
【0073】ソフトHOゲインは、ノイズ発生を計算す
るさいに考慮に入れられることが好ましい。これは、以
下に記載されるように、ソフトHOにいるユーザーによ
り軽い重みを与えることにより行われてよい。
【0074】ソフトHOゲインをモデリングするさい、
正確な結果を得るために、多くの係数が考慮に入れられ
る。しかしながら、提案される方法によりソフトHO効
果を明らかにできるが、正確な結果は、計画プロセスの
他の部分が正確な結果を与える場合のみ有益なものとな
るであろう。
【0075】例えば、要求される精度に応じて、ソフト
HOゲインは、いくつかの方法でモデリング可能であ
る。非常に簡単な方法は、セル割り当ての基準に従っ
て、ソフトHOにいるすべてのユーザーに対して、平均
ソフトHOゲインを使用することである。このゲイン
は、リンクバジェットの計算およびノイズ発生の計算の
両方において使用されてよい。ソフトHOゲインのより
洗練されたモデリングは、セル割り当てで使用されたリ
ンクバジェットの差に基づいたものであってよい。例え
ば、ソフトHOゲインは、2つの最も強いセルに対する
リンクバジェット(ソフトHOゲインまたはノイズ発生
を含まない)の差の関数として計算されてよい。L
budget,dB,bestがベストリンクバジェッ
トであり、Lbud get,dB,2nd best
第2のベストであれば、ソフトHOゲインは、以下のよ
うに計算される。
【0076】
【数18】
【0077】式中、Ldiff,dB,maxは、前述
のように規定され、マックスゲインは、例えば、測定か
ら得られるパラメータである。1つのセルへの接続を有
するピクセルと、いくつかのセルへの接続を有するピク
セル間を区別する必要がないように、0dBのソフトH
Oゲインが割り当てられた1つのセルのみを有するピク
セルを与えると都合がよい。
【0078】ソフトHOゲインを考慮に入れることによ
り、ノイズ発生表のリンクバジェットが変化する。しか
しながら、ソフトHOにいるユーザーがより低い平均電
力での送信を行うため、これらのユーザーは、より低い
同等のユーザー数としてモデリングされなければならな
い。このような修正が、ノイズ発生表に組み込まれるこ
とが好ましい。以下のようにGsoftHO,pが計算
される。
【0079】
【数19】
【0080】式中、ソフトHOゲイン(p)は、ピクセ
ルpにおけるソフトHOゲインである。ソフトHO中の
より低い送信電力を考慮に入れた新しいノイズ発生表
は、以下のとおりである。
【0081】
【表2】
【0082】上述したように、実際、リンクバジェット
は、トラフィックがシステムに入ると変化し、結果的
に、ソフトHOゲインも同様に変化することになる。こ
のようなソフトHO効果の単純化されたモデルにおい
て、ピクセルのカバレッジ状態が変化した場合、すなわ
ち、セルのブリージング効果により、ピクセルをカバー
するセルの数が変化した場合、セルの割り当てとソフト
HOゲインを更新すれば十分である(結果的に、ノイズ
発生表を再分類する)。
【0083】セルが重なり合う場合、2以上のセルに属
し、ソフトHOにあるユーザーが、全干渉に一度貢献し
さえすればよいようにノイズ発生が修正される。最初
に、ユーザーは、ハンドオーバーがないエリア、1つの
セルとのソフトHO、2つのセルとのソフトHO、以下
同様のエリアで区別される。一例として、図3を参照さ
れたい。図3の重なり合ったセルの例の場合、セルN
のユーザーの総数は、以下のとおりである。
【0084】
【数20】 同様に、他のセルのユーザーは以下のとおりである。
【0085】
【数21】
【0086】
【数22】 ノイズ発生は、以下のように書き表される。
【0087】
【数23】 ここで、3つの重なり合っていないセル
【0088】
【数24】 の場合、重なり合うセルの正確な式は、以下のとおりで
ある。
【0089】
【数25】
【0090】この式は、同様に、他の同等な方法で書き
表されるが、この形態(または同様の形態)は、ユーザ
ー数Nが、セルnのノイズ発生表(評価される)にあ
る蓄積されたユーザーの列から直接とられ、すべての他
の数が前の計算から結果されたものであるため都合がよ
い。式(9)を式(11)と比較されたい。
【0091】したがって、干渉するすべてのセル(ノイ
ズ発生を計算すべきセルを含む)の場合、ユーザー数
は、x個のセルとのソフトHOにあるユーザーが、係数
1/xで明らかにされればよいように調節される。この
式は、任意の数のセルを含むように拡張可能である。干
渉するユーザーの数を訂正することに加え、結合係数を
計算する場合に、同様の方法で訂正をおこなわなければ
ならないことを指摘しておく。
【0092】システム 上述したような無線の計画および評価プロセスは、モジ
ュールまたはルーチンおよびサブモジュールにより実行
されることが好ましい。使用するパラメータは、一般的
なネットワークパラメータ、ピクセルとピクセルの構造
体を記述するパラメータおよびベクトル、セル構造を記
述するパラメータ、および表を記述するパラメータにグ
ループ化され得る。実際の計画および/または評価プロ
セス用のメインモジュールが使用され得る。このメイン
モジュールは、ネットワーク、トラフィックグリッド、
リンクバジェットなどに関する情報を入力として取り込
み、各セルに結果的に生じるノイズ発生を計算する。さ
らに、カバーされるピクセルおよび各ピクセルのリンク
バジェットマージンに関する情報が得られる。メインモ
ジュールは、以下にいくつかを記載するいくつかのサブ
モジュールを呼び出す。
【0093】ネットワーク定義サブモジュールが、無線
ネットワーク全体に有効なパラメータを定義し、これら
のパラメータは、データベースから読み取られる。ピク
セル定義サブモジュールは、データベースからデータを
取り込み、それらをピクセル構造に入れる。セル定義サ
ブモジュールは、データベースからデータを取り込み、
それらをセル構造に入れる。この構造は、好ましくは、
ノイズ発生計画モジュールに相関するデータを含めばよ
い。さらに、例えば、カバレッジまたはリンクバジェッ
トの差に基づいて、最初にセルをピクセルに割り当てる
ためのモジュールが与えられる。
【0094】セルブリージングの結果、1つの基準から
別のものに変化し得るカバレッジ情報を更新するための
モジュールが与えられてよい。カバレッジ情報は、ノイ
ズ発生表およびカバレッジ検索から取り込まれる。カバ
レッジ情報は、いくつかの目的で使用され、それらの目
的のうち、ソフトHOエリアの計算およびプロッティン
グの推定がある。ソフトHOゲインが明らかでなけれ
ば、プロッティング前にセルカバレッジ情報を更新すれ
ばよい。
【0095】初期ノイズ発生表を作るためのモジュール
が与えられてよい。着目するセルのトラフィック以外
に、他のセルにおけるトラフィックの初期推定値を考慮
に入れる(例えば、BSAにいるユーザー数に基づい
て)。パラメータとして結合係数βおよびノイズ発生κ
および他のセルからの同等のユーザー数を計算するモジ
ュールが与えられてよい。他のセルからのユーザーがソ
フトHOにいる可能性があることが、このモジュールに
おいて考慮に入れられる。
【0096】リンクバジェットおよびソフトHOゲイン
を計算するモジュールが与えられてよい。前のモジュー
ルは、ユーザーターミナルTxの最大送信電力、レシー
バの感度Rxおよび経路損失の関数として、所与のセル
とピクセルとの間のリンクバジェットを計算できる。フ
ェーディングマージン、アンテナゲインおよびソフトH
Oゲインも同様に考慮に入れられる。例えば、セルの割
り当て基準に従って、または、セルの割り当てに使用さ
れるリンクバジェットの差に基づいて、ソフトHOにい
るすべてのユーザーに対して、平均ソフトHOゲインを
推定することにより、ソフトHOゲインが考慮に入れら
れる。
【0097】さまざまな種類の表操作を行い、表から情
報を抽出するためのモジュールが与えられてよい。これ
らの種類のモジュールの例は、例えば、降順のリンクバ
ジェット列に基づいて分類を行うモジュールを含む。ピ
クセルインデックスおよびピクセル当たりのユーザー数
を除く他の列は、表が評価される前に再度計算されるた
め、必ずしも同様に分類されなくてもよい。これらのモ
ジュールの別の例は、ノイズ発生がリンクバジェットま
たは許容ノイズ発生よりも小さい場合に、最後の行(す
なわち、考慮中のセルのピクセル)に対して表を検索す
るモジュールを含む。
【0098】反復の停止基準を評価するモジュールが与
えられてよい。
【0099】例 アルゴリズムの実行方法を示すために、以下に2つの例
を挙げる。
【0100】20×20ピクセルからなるエリアにおい
て、5つのセルが規定される。それぞれの隅の近くに中
心をもつセルと、グリッドの中央にあるセルがある。図
4Aは、所与のリンクバジェットしきい値が与えられた
場合のこれらのセルのカバレッジを示す。図4Bにおい
て、ピクセル当たりのセル数は、リンクバジェットの差
に従ってセルの割り当てを行うことにより減少する。ピ
クセル当たり0.5人のユーザーを有するシステム(言
い換えれば、非常に負荷が大きいシステム)にトラフィ
ックが加えられ、さらに、30人のユーザーを有する座
標(2,2)にホットスポットがある。ポールキャパシ
ティは、81人のユーザーであるとされる。初期ノイズ
発生表により、図5Aの結果が得られる。この場合、セ
ル間干渉は考慮に入れられていない。すべてのセルに対
して、9dBの最大許容ノイズ発生を選択することによ
り、セルサイズに制限がかけられる。ソフトHO効果
は、前述したように、考慮に入れられる。セル間干渉を
考慮に入れると、図5Bの結果が得られる。ホットスポ
ットをカバーするセルは、大幅に収縮するのに対して、
他のセルは、ある程度重なり合ったままである。セル間
干渉の効果をより正確に分析するために、反復法が実行
される。数回反復を行った後(この例では、5回の反復
が行われた)、アルゴリズムは収束し、図6にその結果
が示されている。その結果は、図5Bのものに非常に類
似している。
【0101】表3に、反復後の数値結果をまとめる。
【0102】
【表3】
【0103】第2の例において、中央にあるセルが6つ
の他のセルの環により囲まれるように配設された7つの
全指向性セルの構造が考慮される。ピクセルは、150
m×150mである。最初に、次の3つの負荷状況が評
価される。 a)ピクセル当たり0.05人のユーザー b)ピクセル当たり0.10人のユーザー c)ピクセル当たり0.15人のユーザー 特に、負荷状況b)およびc)は、かなり高いセル負荷
をさす。このような高負荷セルを評価することにより、
ブリージング効果が鮮明に示される。表4に、このシミ
ュレーションで使用されるパラメータをまとめる。ソフ
トHOゲインとしきい値が、実際に予想するよりも少し
大きいことに留意されたい。値は、ソフトHOの効果を
鮮明に示すことができるように選択されたものである。
【0104】
【表4】
【0105】図7Aは、異なるグレースケールで示され
たセルのベストサーバエリア(BSA)を示す。図7B
において、各ピクセルで使用可能なULでの接続数は、
異なるグレースケールで示されている。割り当ては、ソ
フトHOしきい値に依存する。図8A、図8Bおよび図
9Aにおいて、各ピクセルのリンクバジェットは、異な
るトラフィック密度の場合に示されている。数字は、プ
ロッティング用に逆転されていることに留意されたい。
赤は、臨界リンクバジェット(0dBに近い)を意味
し、青は、非臨界リンクバジェット(約10dB以上)
を意味する。白いエリアは、ピクセルがカバーされてい
ないことを意味する。このデータから、要求されたUE
送信電力を計算することもできる。
【0106】ピクセル当たりのユーザーが0.05人の
最も低い負荷の場合(図8A)、セルの円内のエリアの
完全なカバレッジが得られる。リンクバジェットが、1
つのセルの中央に近いものより2つのセルの間の中央で
良好であるため、ソフトHOの効果が明確に見て取れ
る。負荷が増大すると、カバレッジエリアが減少する。
図8Bおよび図9Aを参照されたい。高負荷の状況にお
いて全エリアをカバーするために、以下の手段をとって
よい。
【0107】−セクタ化された基地局を用いて、全指向
性セルをより小さなものに分割する。 −別のキャリアを追加することにより、2つの周波数帯
域にトラフィックを分配する。 −基地局を互いの近くに移動する。
【0108】図9Bに、最後の代替案の結果が示されて
いる。シミュレーションにおいて、ピクセルサイズは、
100×100mに減少され、ユーザー密度は、1平方
単位当たりのユーザー数が同じままであるように調節さ
れた。エリアは、完全なカバレッジを有し、リンクバジ
ェットは、基地局の環内のすべてのピクセルにおいて非
臨界である。
【0109】表5に、中央のセルのノイズ発生およびユ
ーザー数をまとめる。
【0110】
【表5】
【0111】前述したように、上述したアルゴリズム
は、本発明による方法の実施形態の一例にすぎない。こ
のアルゴリズムにおいて、例えば、1つのサービスしか
使用されていない、継続的な活独がなされている、1つ
の周波数しか使用されていない、などのいくつかの仮定
がなされている。使用されるサービスが1つだけでな
く、その代わりに、いくつかのサービスが使用される
と、参照サービスが規定される。他のサービスのユーザ
ー数は、参照サービスの同等のユーザー数(平均送信電
力の点で)として表される。
【0112】各サービスを個々に評価し、異なる環境の
効果を含めることを可能にするために、アルゴリズム
に、層と呼ばれる特徴(図11)が含まれてよい。各ピ
クセルは、それ自体の層のセットを有する。層が共通し
てもつ唯一のものは、地形的位置であり、ひいては、基
本的な、すなわち、屋外の伝搬損失である。任意の特別
な損失は、層を特徴付ける変数の1つであり得る。
【0113】例えば、屋外のスピーチユーザーに対して
1つの層を有し、屋内のスピーチユーザーに対して別の
層を有し、屋内のデーターユーザーに対して3つ目の層
を有し、以下同様である。各層は、特定の層でのユーザ
ーの環境およびサービスを特徴付ける特有のパラメータ
セットを有するものであってよい。
【0114】さらに、各層は、それ自体のトラフィック
分配を有するものであり得る。これにより、例えば、道
路を走行中の車内のユーザーおよびオフィスビルでの高
データレートの屋内ユーザーを分配し、それらの層を個
別に評価することができる。
【0115】評価プロセス中、ピクセルの各層は、それ
自体のピクセルのように取り扱い可能である。言い換え
れば、層は、同じ地形的位置を有する個々のピクセルセ
ットとしてみなし得る。前述したような評価プロセスに
関して、層を用いる場合の評価ステップは以下のとおり
である。
【0116】・初期セル割り当て中、セル割り当ては、
各層に対して個別に実行される。言い換えれば、可能な
最大カバレッジエリアは、各層で異なるものであってよ
い。 ・ソフトHOゲインとカバレッジの確率の計算は、各層
で行われる。 ・表において、ピクセルの各層は、それ自体の行を有す
る。したがって、表の最大の長さは、導入される層の数
に比例して増大する。また、層のインデックスを格納す
るために、追加の列が導入される。 ・カバレッジの更新、ソフトHOゲインおよびカバレッ
ジ率の更新も各層でなされる。 ・最後に、評価は各層でなされる。
【0117】ユーザーターミナルの継続的な活動は、現
実的なものではなく、定義上のものにすぎないことは言
うまでもない。トラフィックグリッドは、予想される平
均トラフィックが、参照サービスの継続的な活動のユー
ザー数として表されるように定義されなければならな
い。
【0118】いくつかの周波数がセルで使用されると、
トラフィックは、何らかの原則に従って周波数間で分割
されることになる。例のアルゴリズムでは、すべてのユ
ーザーが1つの周波数を用いるものと仮定されているた
め、複数の周波数への拡張は、各周波数に1つずつ、い
くつかのトラフィックグリッドを使用することによりな
され、1つの周波数につき一度アルゴリズムを実行す
る。このアプローチは、ほとんどの状況で十分に正確な
ものとなるであろう。異なる周波数での負荷を考慮に入
れ、各反復において、負荷共有のメカニズムに従って個
々の周波数に対してトラフィックグリッドを調節し、セ
ル間干渉と同様の方法で周波数間干渉を考慮に入れるこ
とにより、より高い精度が得られる。
【0119】前述した記載において、セルの割り当てが
実行される、すなわち、サービスエリアがピクセルグリ
ッドに分割された後、各ピクセルに対して、このピクセ
ルをカバーする1つまたは複数のピクセルが決定される
ことに留意されたい。ピクセルをカバーしていると考慮
される1つまたは複数のセルは、これらのピクセルに割
り当てられる。しかしながら、逆に、すなわち、ピクセ
ル割り当ても同様に使用可能である。
【0120】上述したような無線の計画および評価アル
ゴリズムは、他の評価にも応用可能であることに留意さ
れたい。場所率(アップリンクおよびダウンリンク)、
パワーヘッドルーム(アップリンク)、ユーザーターミ
ナルTxの要求電力(アップリンク)、ベストサーバ
(ダウンリンク)、ソフト・ソフターハンドオーバーエ
リア(アップリンクおよびダウンリンク)、スループッ
ト(アップリンクおよびダウンリンク)、ソフトハンド
オーバーゲイン(アップリンクおよびダウンリンク)な
どの評価が考えられる。
【0121】最後に、本願明細書および特許請求の範囲
は、多くの場合、CDMAおよび/またはCDMA無線
ネットワークを参照していることを言及しておく必要が
ある。しかしながら、例えば、米国において、CDMA
は、欧州でCDMAという用語が参照する接続技術の代
わりに、IS−95ネットワークという名称が使用され
ていることに留意されたい。例えば、本願出願人は、本
願明細書で記載された特許請求の範囲で請求されるCD
MA無線ネットワークとしてのノイズ発生に対して、同
じ特性および/または特徴を有する任意の種類のネット
ワークが本願に含まれることを明確に強調しておきた
い。
【0122】パワーヘッドルーム 次に、ネットワークにおける各ピクセルのパワーヘッド
ルームが、前のセル割り当てとノイズ発生計算に基づい
て計算され得る。パワーヘッドルームは、ユーザーター
ミナルの最大送信電力Pmaxと、十分なC/I(アン
テナでのキャリア電力Cと基地局での干渉電力Iの比)
を得るのに必要な平均送信電力Pとの間の差として定
義され得る。
【0123】
【数26】
【0124】Pmaxは、ユーザーターミナルの特性で
あり、シミュレーションへ入力されることが好ましい。
は、基地局への信号が受ける平均経路損失に依存
し、各ピクセルに対して個別に計算される。パワーヘッ
ドルームは、フェーディング効果に対抗するためのピク
セルにおけるユーザーターミナルの能力の測定である。
パワーヘッドルームは、所与のタイプのフェーディング
環境に対して、場所率に変換され得る。場所率または非
カバレッジ率は、2つの変数、すなわち、パワーヘッド
ルームおよびフェーディング標準偏差により定義され、
それらはともに、正規分布されると見なされる確率変数
をなす。図10に、これが示されている。実際、フェー
ディングマージンは、例えば、屋内または屋外、地方ま
たは都会のエリアなど、クラッタータイプに依存するこ
とがある。いくつかのタイプの場所率が使用され、例え
ば、境界または最小場所率またはセル平均化された場所
率などがある。前者は、セルにおける最大実現化場所率
または最小実現化カバレッジをさし、セルは、例えば、
非ハンドオーバーピクセルにより定義され、後者は、セ
ルを通過するさいの感知場所率またはカバレッジをさ
す。後者の場所率は、以下の式により、ローカルトラフ
ィック密度または絶対トラフィックで重み付けされ得
る。
【0125】
【数27】
【0126】式中、Tは、ピクセルiにおけるトラフ
ィック、例えば、アーランであり、PNHO(c)は、
セルcに属する非ハンドオーバーピクセルである。
【0127】ミストラフィック計算 本発明による方法は、ネットワークのトラフィック推定
にさいし生じるエラーが原因の影響を予測するために使
用され得る。これらの予測は、無線ネットワークの正確
な計画が失敗する前に、トラフィック推定において許容
される限界的なエラーを与えることにより、ネットワー
クの計画において使用されることが好ましい。これらの
予測を得るために、以下のステップが実行され得る。
【0128】1.所与のトラフィック分布(すなわち、
各ピクセルにおけるユーザー数)、各ピクセルのリンク
バジェットL、各セルまたは基地局のノイズ発生κを仮
定する。
【0129】2.1つまたは複数のピクセルのトラフィ
ックを変える。
【0130】3.この新しいトラフィックを用いて、前
述した方法を適用することにより、各セルの新しいノイ
ズ発生κ’を計算する。
【0131】4.この新しいノイズ発生κ’を使用し、
各ピクセルのカバレッジ基準を再評価して、更新された
カバレッジ状態を結果的に得る。
【0132】このルーチンから、トラフィックの変化に
対するカバレッジ状態の感度に関する情報を得ることが
できるであろう。変化を変えることにより、感度が良い
サービスエリアと感度がより低いサービスエリアを区別
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の例示的な実施形態による無線ネ
ットワークの計画および/または評価プロセスの異なる
ステージを示す。
【図2】図2は本発明の例示的な実施形態によるノイズ
発生を伴う無線の計画のフローチャートを示す。
【図3】図3は本発明の例示的な実施形態によるソフト
HO効果を説明するための、重なり合わないセルと重な
り合うセルの略図を示す。
【図4】図4は本発明の例示的な実施形態による、アル
ゴリズムを第1の例示的な状況に適用する単純化した無
線ネットワークのセルカバレッジの結果を示す。
【図5】図5も本発明の例示的な実施形態による、アル
ゴリズムを第1の例示的な状況に適用する単純化した無
線ネットワークのセルカバレッジの結果を示す。
【図6】図6も本発明の例示的な実施形態による、アル
ゴリズムを第1の例示的な状況に適用する単純化した無
線ネットワークのセルカバレッジの結果を示す。
【図7】図7は本発明の例示的な実施形態による、アル
ゴリズムを第2の例示的なシチュエーションに適用する
単純化した無線ネットワークのセルカバレッジの結果を
示す。
【図8】図8も本発明の例示的な実施形態による、アル
ゴリズムを第2の例示的なシチュエーションに適用する
単純化した無線ネットワークのセルカバレッジの結果を
示す。
【図9】図9も本発明の例示的な実施形態による、アル
ゴリズムを第2の例示的なシチュエーションに適用する
単純化した無線ネットワークのセルカバレッジの結果を
示す。
【図10】図10は本発明の例示的な実施形態による正
常な分布としてのフェーディングマージンの偏差を示
す。
【図11】図11は本発明の例示的な実施形態による層
の概念を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K067 AA34 BB04 BB21 CC10 EE02 EE10

Claims (52)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのセルを規定する少なく
    とも1つの基地局を含む無線ネットワークの計画および
    /または評価方法であって、 無線ネットワークの少なくとも1つのサービスエリアの
    少なくとも一部分をピクセルに分割するステップと、 ピクセルの少なくとも1つが少なくとも1つのセルによ
    りカバーされるか否かの確率を決定するステップとを含
    む方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つのセルによるカバレッジ
    が評価されるピクセルの数を減少させるために、最初に
    少なくとも1つのセルを少なくとも1つのピクセルに割
    り当てるステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つのセルを少なくとも1つ
    のピクセルに割り当てるステップは、カバレッジの基準
    またはリンクバジェットの差を使用することにより実行
    される請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 無線ネットワークは、CDMA無線ネッ
    トワークである請求項1から3のいずれか一項に記載の
    方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つのピクセルのリンクバジ
    ェットLと、CDMA無線ネットワークの少なくとも1
    つのサービスエリアの少なくとも1つのセルのノイズ発
    生κを計算するステップをさらに含む請求項4に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つのピクセルのリンクバジ
    ェットLと、少なくとも1つのセルのノイズ発生κとを
    表に入れるステップをさらに含み、表は、少なくとも1
    つのピクセル、リンクバジェットLおよびノイズ発生κ
    をさす少なくとも列または行からなる請求項5に記載の
    方法。
  7. 【請求項7】 表の行は、リンクバジェットの値をもと
    に分類される請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも1つのピクセルにいるすべて
    のユーザーが、CDMA無線ネットワークへの接続を確
    立できないということを明らかにするために、重み係数
    を適用することにより、少なくとも1つのピクセルにお
    けるユーザー数が修正される請求項5または6に記載の
    方法。
  9. 【請求項9】 少なくとも1つのセルによる少なくとも
    1つのピクセルのカバレッジは、少なくとも1つのピク
    セルに対して計算されたリンクバジェットLと、負荷時
    のCDMA無線ネットワークの少なくとも1つのセルに
    対して計算されたノイズ発生κとを比較することにより
    評価される請求項5から8のいずれか一項に記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 少なくとも1つのセルによる少なくと
    も1つのピクセルのカバレッジは、少なくとも1つのピ
    クセルに対して計算されたリンクバジェットLの関数f
    (L,κ,...)と、負荷時のCDMA無線ネットワ
    ークの少なくとも1つのセルに対して計算されたノイズ
    発生κとを分析することにより評価される請求項5から
    8のいずれか一項に記載の方法。
  11. 【請求項11】 最大許容ノイズ発生κallowed
    は、セルに対して規定され、ノイズ発生κとセル内のユ
    ーザー数を限定するための基準として使用される請求項
    9に記載の方法。
  12. 【請求項12】 式、 【数1】 によりCDMA無線ネットワークの他のセルのセル間干
    渉を明らかにするために、少なくとも1つのセルに対し
    てノイズ発生κの計算に、ベストサービスエリアが含ま
    れる請求項4から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 【請求項13】 式、 【数2】 を用いて、方法のステップを反復実行することにより、
    CDMA無線ネットワークの他のセルのセル間干渉が考
    慮に入れられる請求項4から12のいずれか一項に記載
    の方法。
  14. 【請求項14】 反復プロセス中、または反復プロセス
    後、表が少なくとも一度更新される請求項13に記載の
    方法。
  15. 【請求項15】 ソフトハンドオーバーの効果が明らか
    にされる請求項5から13のいずれか一項に記載の方
    法。
  16. 【請求項16】 ソフトハンドオーバー効果は、平均ソ
    フトハンドオーバーゲインを用いて明らかにされる請求
    項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 ソフトハンドオーバー効果は、いくつ
    かのセル間のリンクバジェット差に基づいてソフトハン
    ドオーバーゲインを計算することにより明らかにされる
    請求項15に記載の方法。
  18. 【請求項18】 ノイズ発生κを計算するために、少な
    くとも1つのセルのユーザー数へのソフトハンドオーバ
    ーのユーザーの貢献は、ソフトハンドオーバーのこれら
    のユーザーに重みを適用することにより修正される請求
    項15に記載の方法。
  19. 【請求項19】 ソフトハンドオーバー効果は、セルの
    負荷に基づいてソフトハンドオーバーゲインを計算する
    ことにより明らかにされる請求項15に記載の方法。
  20. 【請求項20】 ソフトハンドオーバー効果は、リンク
    バジェットの差とセル負荷に基づいてソフトハンドオー
    バーゲインを計算することにより明らかにされる請求項
    15に記載の方法。
  21. 【請求項21】 CDMA無線ネットワークの他のセル
    と少なくとも1つのセルとの重なり合いは、少なくとも
    1つのセルにおいてソフトハンドオーバーの干渉するユ
    ーザー数を計算するさいに明らかになる請求項15に記
    載の方法。
  22. 【請求項22】 CDMA無線システムは、少なくとも
    2つのセルnおよびmを含み、 【数3】 式中、公称結合係数β’m,nは、予め計算可能である
    式により、公称結合係数β’m,nから実際の結合係数
    βm,nが得られる請求項4から21のいずれか一項に
    記載の方法。
  23. 【請求項23】 パワーヘッドルームΔP=Pmax
    は、少なくとも1つのピクセルに対して計算される
    請求項1から22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 【請求項24】 場所率は、少なくとも1つのピクセル
    に対して決定される請求項1から23のいずれか一項に
    記載の方法。
  25. 【請求項25】 場所率に対して、最小場所率またはセ
    ル平均化場所率が使用される請求項24に記載の方法。
  26. 【請求項26】 ミストラフィック予測および計算は、
    少なくとも1つのピクセルのトラフィック量を変化さ
    せ、ノイズ発生の変化を計算した後、少なくとも1つの
    ピクセルのカバレッジが、必要に応じて、再評価され更
    新される請求項4から25のいずれか一項に記載の方
    法。
  27. 【請求項27】 トラフィックの変化に対して、感度の
    良いサービスエリアと、より感度が低いサービスエリア
    が決定される請求項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】 サービスエリアにおけるトラフィック
    変化に対する感度は、パーセンテージにより、または、
    例えば、グレースケールスによりグラフィック的に表示
    される請求項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】 少なくとも1つのセルを規定する少な
    くとも1つの基地局を含む無線ネットワークの計画およ
    び/または評価システムであって、 無線ネットワークの少なくとも1つのサービスエリアの
    少なくとも一部分をピクセルに分割する手段と、 ピクセルの少なくとも1つが少なくとも1つのセルによ
    りカバーされるか否かの確率を決定する手段とを含むシ
    ステム。
  30. 【請求項30】 システムは、1以上のモジュールを含
    む請求項29に記載のシステム。
  31. 【請求項31】 最初に少なくとも1つのセルを少なく
    とも1つのピクセルに割り当てるためのモジュールを含
    む請求項30に記載のシステム。
  32. 【請求項32】 無線ネットワークは、CDMA無線ネ
    ットワークである請求項30に記載のシステム。
  33. 【請求項33】 少なくとも1つのピクセルのリンクバ
    ジェットLと、CDMA無線ネットワークの少なくとも
    1つのサービスエリアの少なくとも1つのセルのノイズ
    発生κを計算するモジュールが提供される請求項30に
    記載のシステム。
  34. 【請求項34】 リンクバジェットとノイズ発生の計算
    結果を表に入れる1以上のモジュールが提供され、表
    は、少なくとも1つのピクセル、リンクバジェットLお
    よびノイズ発生κをさす少なくとも列または行からなる
    請求項30に記載のシステム。
  35. 【請求項35】 少なくとも1つのピクセルに対して計
    算されたリンクバジェットLと、負荷時のCDMA無線
    ネットワークの少なくとも1つのセルに対して計算され
    たノイズ発生κとを比較することにより、少なくとも1
    つのセルによる少なくとも1つのピクセルのカバレッジ
    を決定するために、表を分類するモジュールが提供され
    る請求項30に記載のシステム。
  36. 【請求項36】 少なくとも1つのピクセルに対して計
    算されたリンクバジェットLの関数f(L,
    κ,...)と、負荷時のCDMA無線ネットワークの
    少なくとも1つのセルに対して計算されたノイズ発生κ
    とを分析することにより、少なくとも1つのセルによる
    少なくとも1つのピクセルのカバレッジを決定するため
    に、表を分類するモジュールが提供される請求項30に
    記載のシステム。
  37. 【請求項37】 無線ネットワークの他のセルによる少
    なくとも1つのセルへのセル間干渉の影響を明らかにす
    るための1以上のモジュールが提供される請求項30に
    記載のシステム。
  38. 【請求項38】 請求項4から22に記載の方法のステ
    ップを反復実行するモジュールが提供される請求項30
    に記載のシステム。
  39. 【請求項39】 ソフトハンドオーバー効果を明らかに
    するモジュールが提供される請求項30に記載のシステ
    ム。
  40. 【請求項40】 少なくとも1つのピクセルに対して、
    請求項21から23に記載のパワーヘッドルームおよび
    場所率を計算するモジュールが提供される請求項30に
    記載のシステム。
  41. 【請求項41】 請求項24に記載のミストラフィック
    予測および計算を実行するモジュールが提供される請求
    項30に記載のシステム。
  42. 【請求項42】 少なくとも1つのセルを規定する少な
    くとも1つの基地局を含むCDMA無線ネットワークの
    計画および/または評価を行うコンピュータプログラム
    であって、 無線ネットワークの少なくとも1つのサービスエリアの
    少なくとも一部分をピクセルに分割するモジュールと、 ピクセルの少なくとも1つが少なくとも1つのセルによ
    りカバーされるか否かの確率を決定するモジュールとを
    含み、少なくとも1つのセルによる少なくとも1つのピ
    クセルのカバレッジは、少なくとも1つのピクセルに対
    して計算されたリンクバジェットLと、負荷時のCDM
    A無線ネットワークの少なくとも1つのセルに対して計
    算されたノイズ発生κとを比較することにより評価され
    るコンピュータプログラム。
  43. 【請求項43】 少なくとも1つのセルを規定する少な
    くとも1つの基地局を含むCDMA無線ネットワークの
    計画および/または評価を行うコンピュータプログラム
    であって、 無線ネットワークの少なくとも1つのサービスエリアの
    少なくとも一部分をピクセルに分割するモジュールと、 ピクセルの少なくとも1つが少なくとも1つのセルによ
    りカバーされるか否かの確率を決定するモジュールとを
    含み、少なくとも1つのピクセルのカバレッジ率は、少
    なくとも1つのピクセルに対して計算されたリンクバジ
    ェットLの関数f(L,κ,...)と、負荷時のCD
    MA無線ネットワークの少なくとも1つのセルに対して
    計算されたノイズ発生κにより分析されるコンピュータ
    プログラム。
  44. 【請求項44】 請求項31から41によるシステムの
    1以上のソフトウェアモジュールを含む請求項42また
    は43に記載のコンピュータプログラム。
  45. 【請求項45】 コンピュータシステムでの実行時、請
    求項1から28のいずれか一項に記載の方法の1以上の
    ステップを実行するためのソフトウェアコード部分を少
    なくとも含む、コンピュータシステムで実行するための
    請求項42から44のいずれか一項に記載のコンピュー
    タシステム。
  46. 【請求項46】 請求項42から45のいずれか一項に
    記載のコンピュータプログラムを表す、コンピュータメ
    モリにロード可能なデータが格納されたデータキャリ
    ア。
  47. 【請求項47】 少なくとも1つのサービスエリアに関
    連した少なくとも1つのセルを規定する少なくとも1つ
    の基地局を含み、請求項1から22のいずれか一項に記
    載の方法により、少なくとも1つのセルによる少なくと
    も1つのピクセルのカバレッジが決定される無線ネット
    ワーク。
  48. 【請求項48】 無線ネットワークは、CDMA無線ネ
    ットワークである請求項47に記載の無線ネットワー
    ク。
  49. 【請求項49】 ピクセルを層に分割するステップと、 層の少なくとも1つが少なくとも1つのセルによりカバ
    ーされるか否かの確率を決定するステップとをさらに含
    む請求項1に記載の方法。
  50. 【請求項50】 ピクセルを層に分割する手段と、 層の少なくとも1つが少なくとも1つのセルによりカバ
    ーされるか否かの確率を決定する手段とをさらに含む請
    求項29に記載のシステム。
  51. 【請求項51】 ピクセルを層に分割するモジュール
    と、 層の少なくとも1つが少なくとも1つのセルによりカバ
    ーされるか否かの確率を決定するモジュールとをさらに
    含む請求項42に記載のコンピュータプログラム。
  52. 【請求項52】 ピクセルを層に分割するモジュール
    と、 層の少なくとも1つが少なくとも1つのセルによりカバ
    ーされるか否かの確率を決定するモジュールとをさらに
    含む請求項43に記載のコンピュータプログラム。
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