JP2003163970A - チャネル切替方法及びそれを用いた移動通信端末 - Google Patents
チャネル切替方法及びそれを用いた移動通信端末Info
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W36/00—Hand-off or reselection arrangements
- H04W36/06—Reselecting a communication resource in the serving access point
-
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- H04W36/18—Performing reselection for specific purposes for allowing seamless reselection, e.g. soft reselection
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Abstract
とが可能な移動通信端末を提供する。 【解決手段】 ネットワークから移動通信端末に対して
CH−AからCH−Bへの切替え指示がくると、送信部
及び受信部#1のみCH−AからCH−Bへの切替動作
を行い、受信部#2はCH−Aのまま保持する。受信部
#1がCH−Bへの切替え後、同期確立がNGとなる
と、CH−Aのまま保持した受信部#2が受信信号の同
期判定を行う。受信部#2の同期判定がOKになると、
送信部及び受信部#1を再びCH−BからCH−Aへ切
替える。その後、ネットワークがCH−AからCH−B
への切替指示を再送すると、送信部及び受信部#1のみ
CH−AからCH−Bへの切替動作を行う。受信部#2
はCH−Aのまま保持し、受信部#1の同期確立がOK
になると、CH−AからCH−Bへの切替動作を行う。
Description
びそれを用いた移動通信端末に関し、特に物理的なデー
タフォーマットの変更をネットワーク(無線基地局及び
基地局制御局等)と移動通信端末とが同時に行うチャネ
ル切替えに関する。
Multiple Access:符号分割多元接
続)方式の移動通信端末においては、通信中にサービス
ベアラの追加や削除、データ通信レートの変更、または
拡散コードの変更等のために、物理的なデータフォーマ
ットの変更を行う場合(以下、これらを総称してチャネ
ル切替えとする)、ネットワーク(無線基地局及び基地
局制御局等)と移動通信端末とが同時にチャネル切替え
を行わなければならない。
Code Division Multiple A
ccess:広帯域符号分割多元接続)方式の移動通信
端末において、トラフィックデータ通信レートを32k
bps→64kbpsに切替える場合の物理的な受信デ
ータフォーマットを図4に示す。
ォーマットをCH−A(トラフィックデータレート:3
2kbps、制御信号を含む物理ビットレート:120
kbps)、レート切替え後のデータフォーマットをC
H−B(トラフィックデータレート:64kbps、制
御信号を含む物理ビットレート:240kbps )と
する。
(Transport Format Combina
tion Indicator)及びTPC(Tran
smit Power Control)はレイヤ1制
御信号、Pilotは基地局との同期判定に使用する制
御信号(既知のビットパターン:パイロット信号)であ
る。
スを図5に示す。図5において、ネットワークと移動通
信端末(MS:Mobile Station)との間
で、あるデータフォーマット(CH−A)で通信中に
(図5のa1)、別のデータフォーマット(CH−B)
に切替えを行う場合、まず、ネットワークから移動通信
端末に対して、データフォーマット(CH−A)からデ
ータフォーマット(CH−B)への切替えの指示を出す
(図5のa2)。この時、ネットワークと移動通信端末
とが同時に切替えを行えるように、切替えのタイミング
情報も合わせて指示を出す。
(ACK:acknowledgement)を返して
から(図5のa3)、切替タイミングを待ってデータフ
ォーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH
−B)への切替動作を行う(図5のa5)。
信することで、移動通信端末がデータフォーマット(C
H−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替
動作を行うことを確認し、切替タイミングを待ってデー
タフォーマット(CH−A)からデータフォーマット
(CH−B)への切替動作を行う(図5のa4)。
−B)への切替え後、データフォーマット(CH−B)
のパイロット信号を使用して受信信号の同期確立判定を
行い、同期確立がOK(正常)となった時点で(図5の
a6)、データフォーマット(CH−A)からデータフ
ォーマット(CH−B)への切替完了をネットワークに
対して通知する(図5のa7,a8)。
ル切替方法では、図6に示すように、チャネル切替えを
失敗することがある。まず、ネットワークから移動通信
端末に対して、データフォーマット(CH−A)からデ
ータフォーマット(CH−B)への切替えの指示を出す
(図6のb1,b2)。この時、ネットワークと移動通
信端末とが同時に切替えを行えるように、切替えのタイ
ミング情報も合わせて指示を出す。
(ACK)を返してから(図6のb3)、切替タイミン
グを待ってデータフォーマット(CH−A)からデータ
フォーマット(CH−B)への切替動作を行う(図6の
b4)。
答(ACK)を受信することができなかった場合、移動
通信端末がデータフォーマット(CH−A)からデータ
フォーマット(CH−B)への切替動作を行うことを確
認することができないため、ネットワークは切替タイミ
ングが来てもデータフォーマット(CH−A)からデー
タフォーマット(CH−B)への切替動作を行わない。
移動通信においては、無線区間におけるフェージングや
干渉等によって信号受信に失敗することが頻繁に起こり
うる。
(CH−B)への切替え後、データフォーマット(CH
−B)のパイロット信号を使用して受信信号の同期確立
判定を行うが、ネットワークはデータフォーマット(C
H−A)のままなので、同期確立がNG(異常)となる
(図6のb5)。
移動通信端末に対してデータフォーマット(CH−B)
への切替指示を再送するが(図6のb6,b7)、移動
通信端末はすでにデータフォーマット(CH−B)への
切替えを行っているので、切替指示を受信することがで
きず、結局、通信が切断されてしまう(図6のb8)。
消し、チャネル切替シーケンスの成功率を上げることが
できるチャネル切替方法及びそれを用いた移動通信端末
を提供することにある。
え時のユーザデータのエラー発生確率を低減することが
できるチャネル切替方法及びそれを用いた移動通信端末
を提供することにある。
替方法は、ネットワークと移動通信端末とのチャネル切
替えを行うチャネル切替方法であって、前記ネットワー
クから前記チャネル切替えが指示された時にチャネル切
替え前のチャネル設定パラメータを使用したデータ受信
及び同期判定とチャネル切替え後のチャネル設定パラメ
ータを使用したデータ受信及び同期判定とを同時に行う
ようにしている。
クとの間でチャネル切替えを行う移動通信端末であっ
て、前記ネットワークから前記チャネル切替えが指示さ
れた時にチャネル切替え前のチャネル設定パラメータを
使用してデータ受信及び同期判定を行う第1の受信機
と、前記ネットワークから前記チャネル切替えが指示さ
れた時にチャネル切替え後のチャネル設定パラメータを
使用してデータ受信及び同期判定を行う第2の受信機と
を備え、前記第1及び第2の受信機が同時に前記データ
受信及び同期判定を行うようにしている。
CDMA(Code Division Multip
le Access:符号分割多元接続)方式の移動通
信端末において、1つ以上のフィンガ部と同期判定部と
を持つ2系統の受信部を構成し、チャネル切替え時にお
いて、切替え前及び切替え後のそれぞれのチャネル設定
でデータ受信及び同期判定を行うことによって、ネット
ワークがチャネル切替えを行ったかどうかを判定し、ネ
ットワークと移動通信端末とのチャネル切替タイミング
を合わせることが可能となるので、通信中のサービスベ
アラの追加や削除、データ通信レートの変更、または拡
散コードの変更等によるチャネル切替シーケンスの成功
率を上げることが可能となる。
DMA方式の移動通信端末に1つ以上のフィンガ部と同
期判定部とを持つ2系統の受信部を構成し、チャネル切
替え時において、切替え前及び切替え後のそれぞれのチ
ャネル設定でデータ受信及び同期判定を行い、同期判定
結果がNG(異常)である受信部のユーザデータを破棄
し、同期判定結果がOK(正常)である受信部のユーザ
データのみを処理することで、CDMA方式の移動通信
端末において、チャネル切替え時のユーザデータのエラ
ー発生確率を低減することが可能となる。
ル切替方法では、ネットワークから移動通信端末に対し
て、データフォーマット(CH−A)からデータフォー
マット(CH−B)への切替えの指示が出されると、切
替指示を受信した移動通信端末は、応答(ACK:ac
knowledgement)を返してから、切替タイ
ミングを待ってデータフォーマット(CH−A)からデ
ータフォーマット(CH−B)への切替動作を行う。
と受信部#2との二つに分けて、送信部及び受信部#1
のみデータフォーマット(CH−A)からデータフォー
マット(CH−B)への切替動作を行い、受信部#2は
データフォーマット(CH−A)のまま保持する。ま
た、ネットワークと移動通信端末とが同時に切替えを行
えるように、切替えのタイミング情報も合わせて指示が
出される。
例えば無線区間におけるフェージングや干渉等によって
応答(ACK)を受信することができなかった場合、移
動通信端末がデータフォーマット(CH−A)からデー
タフォーマット(CH−B)への切替動作を行うことを
確認することができないため、ネットワークは切替タイ
ミングが来てもデータフォーマット(CH−A)からデ
ータフォーマット(CH−B)への切替動作を行わな
い。
フォーマット(CH−B)への切替え後、データフォー
マット(CH−B)のパイロット信号を使用して受信信
号の同期確立の判定を行うが、ネットワークはデータフ
ォーマット(CH−A)のままなので、同期確立がNG
となる。
ネル切替えを行った受信部#1の同期がNGとなった場
合、チャネル切替えを行わずに、データフォーマット
(CH−A)のまま保持した受信部#2がデータフォー
マット(CH−A)のパイロット信号を使用して受信信
号の同期判定を行う。
合、移動通信端末は送信部及び受信部#1を再びデータ
フォーマット(CH−B)からデータフォーマット(C
H−A)へ切替える。この場合、同期判定がNGの時の
受信部#1の受信データは破棄し、同期判定OKの受信
部#2の受信データのみを処理することによって、受信
エラーフリーの通信を続けることが可能となる。
移動通信端末に対してデータフォーマット(CH−A)
からデータフォーマット(CH−B)への切替指示を再
送する。再び、切替指示を受信した移動通信端末は応答
(ACK)を返してから、切替タイミングを待ってデー
タフォーマット(CH−A)からデータフォーマット
(CH−B)への切替動作を行う。但し、先ほどと同様
に、移動通信端末の受信部を受信部#1と受信部#2と
の二つに分けて、送信部及び受信部#1のみデータフォ
ーマット(CH−A)からデータフォーマット(CH−
B)への切替動作を行い、受信部#2はデータフォーマ
ット(CH−A)のまま保持する。
信することで、移動通信端末がデータフォーマット(C
H−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替
動作を行うことを確認し、切替タイミングを待ってデー
タフォーマット(CH−A)からデータフォーマット
(CH−B)への切替動作を行う。
マット(CH−B)への切替え後、データフォーマット
(CH−B)のパイロット信号を使用して受信信号の同
期確立の判定を行い、今度はネットワークもデータフォ
ーマット(CH−B)へ切替えているので、同期確立が
OKとなる。データフォーマット(CH−B)へのチャ
ネル切替えを行った受信部#1の同期がOKとなった場
合、データフォーマット(CH−A)からデータフォー
マット(CH−B)への切替完了をネットワークに対し
て通知する。
タフォーマット(CH−A)のまま保持した受信部#2
もデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマ
ット(CH−B)への切替動作を行う。この場合、デー
タフォーマット(CH−A)を保持したまま受信した時
の受信部#2の受信データは破棄し、同期判定がOKの
受信部#1の受信データのみを処理することによって、
受信エラーフリーの通信を続けることができる。
に、移動通信端末において二つの受信部(受信部#1及
び受信部#2)を持つ必要がある。CDMA移動通信端
末においては、一般に、マルチパス受信やソフトハンド
オーバを行うために、複数のフィンガ受信機を持ってい
るため、1つ以上のフィンガ受信機にパイロット信号を
使用した同期判定部を組合わせた受信部を二つ構成する
ことで実現することが可能となる。各フィンガ受信機は
チャネル切替え時以外の場合、通常の動作を行う(マル
チパス受信やソフトハンドオーバ等)。
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による
移動通信端末の構成を示すブロック図である。図1にお
いて、本発明の一実施例による移動通信端末はアンテナ
1と、無線部2と、受信部(#1)3−1と、受信部
(#2)3−2と、合成部4と、データ処理部5と、送
信部6と、制御部7とから構成されている。
線基地局からの無線信号を受信すると、その信号に対し
て周波数のダウンコンバート、データの直交復調、A/
D(アナログ/ディジタル)変換等を行い、チップレー
トの受信データを受信部(#1)3−1及び受信部(#
2)3−2へ渡す。また、無線部2は送信部6からのチ
ップレートの送信データをD/A(ディジタル/アナロ
グ)変換し、データの直交変調、周波数のアップコンバ
ート等を行い、無線信号として無線基地局へ送信する。
ガ(#1〜#m)(1≦m)部31−1〜31−mと、
合成部32−1と、同期判定部33−1とから構成され
ている。
−mは無線部2からのチップレートの受信データに対し
て逆拡散や位相補正を行い、シンボルレートの受信デー
タを生成して合成部32−1へ渡す。この場合、フィン
ガ(#1〜#m)部31−1〜31−mは逆拡散コード
やシンボルレート等のチャネル設定パラメータを制御部
7からもらう。
部31−1〜31−mからのシンボルレートの受信デー
タを合成し、パイロットシンボル(既知のシンボル)を
同期判定部33−1へ、データシンボルを合成部4へ渡
す。この場合、合成部32−1は受信データのフォーマ
ット(シンボルレート、パイロットシンボル数、データ
シンボル数等)、合成するフィンガ情報を制御部7から
もらう。但し、m=1の場合、合成部32−1は必要な
い。
のパイロットシンボルを既知のシンボルパターンと比較
して同期判定を行い、その判定結果を合成部4及び制御
部7へ報告する。例えば、同期判定部33−1はTpl
[sec]の間にNpl個以上のパイロットシンボルが
誤っていたら同期NG(異常)と判定する等を行い、上
記のパラメータを制御部7からもらう。
1からのパイロットシンボルではなく、各フィンガ(#
1〜#m)部31−1〜31−mからのパイロットシン
ボルで同期判定を行ってもよい。
ガ(#m+1〜#n)(1≦m、m+1<n)部31−
(m+1)〜31−nと、合成部32−2と、同期判定
部33−2とから構成されている。
+1)〜31−nは無線部2からのチップレート受信デ
ータに対して逆拡散や位相補正を行い、シンボルレート
の受信データを生成して合成部32−2へ渡す。この場
合、フィンガ(#m+1〜#n)部31−(m+1)〜
31−nは逆拡散コードやシンボルレート等のチャネル
設定パラメータを制御部7からもらう。
n)部31−(m+1)〜31−nからのシンボルレー
トの受信データを合成し、パイロットシンボル(既知の
シンボル)を同期判定部33−2へ、データシンボルを
合成部4へ渡す。この場合、合成部32−2は受信デー
タのフォーマット(シンボルレート、パイロットシンボ
ル数、データシンボル数等)、合成するフィンガ情報を
制御部7からもらう。但し、m=1の場合、合成部32
−2は必要ない。
のパイロットシンボルを既知のシンボルパターンと比較
して同期判定を行い、その判定結果を合成部4及び制御
部7へ報告する。例えば、同期判定部33−2はTpl
[sec]の間にNpl個以上のパイロットシンボルが
誤っていたら同期NGと判定する等を行い、上記のパラ
メータを制御部7からもらう。
2からのパイロットシンボルではなく、各フィンガ(#
m+1〜#n)部31−(m+1)〜31−nからのパ
イロットシンボルから同期判定を行ってもよい。
32−1)、受信部(#2)3−2(合成部32−2)
からの受信データシンボルを合成し、データ処理部5へ
渡す。但し、合成部4は同期判定部33−1や同期判定
部33−2からの同期判定結果がNGでれば、その受信
部(#1)3−1、受信部(#2)3−2からの受信デ
ータシンボルを合成しない。
たがって、合成せずに受信部(#1)3−1または受信
部(#2)3−2のどちらか一方の受信データシンボル
をデータ処理部5へ渡す場合やどちらもデータ処理部5
へ渡さない場合もある。
al to Interference power
Ratio)の測定やTPC(Transmit Po
wer Control)による送信電力制御等の機能
も持つが、本発明とは直接関係しないので、その説明に
ついては省略する。
タシンボルの処理を行い、受信した制御データ(レイヤ
3メッセージ等)を制御部7へ送り、送信データを送信
部6へ送る。この場合、データ処理部5は制御部7から
送信する制御データ(レイヤ3メッセージ等)をもらっ
たり、ユーザデータ(トラフィックデータ)の送受信の
処理も行う。
タのエラー訂正符号化、物理チャネルへのマッピング、
拡散等を行い、その結果を無線部2へ渡す。
う。すなわち、制御部7は受信部(#1)3−1、受信
部(#2)3−2各々へ、チャネル設定用パラメータ
(逆拡散コードや受信データのシンボルレート、パイロ
ットシンボル数、ユーザデータシンボル数等)、合成す
るフィンガ情報、同期判定用のパラメータ等を設定し、
受信部(#1)3−1、受信部(#2)3−2各々から
同期判定結果をもらう。
部(#1)3−1、受信部(#2)3−2各々からの受
信データシンボルを合成するか、合成せずにどちらか一
方の受信データシンボルを選択するか、またはどちらも
選択しないかを設定することができる。
で、制御データ(レイヤ3メッセージ等)のやり取りを
行い、送信部6に対してチャネル設定用パラメータ(拡
散コードや送信ユーザデータのシンボルレート等)、符
号化用のパラメータ等を設定する。
替動作を示すシーケンスチャートである。これら図1及
び図2を参照して本発明の一実施例によるチャネル切替
動作について説明する。
して、データフォーマット(CH−A)からデータフォ
ーマット(CH−B)への切替えの指示を出す(図2の
C1〜C3)。この時、ネットワークと移動通信端末と
が同時に切替えを行えるように、切替えのタイミング情
報も合わせて指示を出す。
(ACK)を返してから(図2のC4)、切替タイミン
グを待ってデータフォーマット(CH−A)からデータ
フォーマット(CH−B)への切替動作を行う。但し、
移動通信端末の受信部を受信部(#1)3−1と受信部
(#2)3−2との二つに分けて、送信部6及び受信部
(#1)3−1のみデータフォーマット(CH−A)か
らデータフォーマット(CH−B)への切替動作を行い
(図2のC5,C6)、受信部(#2)3−2はデータ
フォーマット(CH−A)のまま保持する(図2のC
7)。
例えば無線区間におけるフェージングや干渉等によって
応答(ACK)を受信することができなかった場合、移
動通信端末がデータフォーマット(CH−A)からデー
タフォーマット(CH−B)への切替動作を行うことを
確認することができないため、ネットワークは切替タイ
ミングが来てもデータフォーマット(CH−A)からデ
ータフォーマット(CH−B)への切替動作を行わな
い。
1はデータフォーマット(CH−B)への切替え後、デ
ータフォーマット(CH−B)のパイロット信号を使用
して受信信号の同期確立判定を行うが、ネットワークは
データフォーマット(CH−A)のままなので、同期確
立がNGとなる(図2のC8)。
ネル切替えを行った受信部(#1)3−1の同期がNG
となった場合、チャネル切替えを行わずに、データフォ
ーマット(CH−A)のまま保持した受信部(#2)3
−2がデータフォーマット(CH−A)のパイロット信
号を使用して受信信号の同期判定を行う。
(正常)となった場合(図2のC9)、移動通信端末は
送信部6及び受信部(#1)3−1を再びデータフォー
マット(CH−B)からデータフォーマット(CH−
A)へ切替える(図2のC10,C11)。この場合、
同期判定がNGの時の受信部(#1)3−1の受信デー
タを破棄し、同期判定OKの受信部(#2)3−2の受
信データのみを処理することによって、受信エラーフリ
ーの通信を続けることができる。
ず)によって、移動通信端末に対してデータフォーマッ
ト(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)へ
の切替指示を再送する(図2のC12,C13)。再び
切替指示を受信した移動通信端末は応答(ACK)を返
してから、切替タイミングを待ってデータフォーマット
(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への
切替動作を行う。
信部を受信部(#1)3−1と受信部(#2)3−2と
の二つに分けて、送信部6及び受信部(#1)3−1の
みデータフォーマット(CH−A)からデータフォーマ
ット(CH−B)への切替動作を行い(図2のC16,
C17)、受信部(#2)3−2はデータフォーマット
(CH−A)のまま保持する(図2のC18)。
信することで、移動通信端末がデータフォーマット(C
H−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替
動作を行うことを確認し、切替タイミングを待ってデー
タフォーマット(CH−A)からデータフォーマット
(CH−B)への切替動作を行う(図2のC15)。
ータフォーマット(CH−B)への切替え後、データフ
ォーマット(CH−B)のパイロット信号を使用して受
信信号の同期確立判定を行い、今度はネットワークもデ
ータフォーマット(CH−B)へ切替えているので、同
期確立がOKとなる。
ネル切替えを行った受信部(#1)3−1の同期がOK
となった場合(図2のC19)、データフォーマット
(CH−A)からデータフォーマット(CH−B)への
切替完了をネットワークに対して通知する(図2のC2
0)。同時に、チャネル切替えを行わずに、データフォ
ーマット(CH−A)のまま保持した受信部(#2)3
−2もデータフォーマット(CH−A)からデータフォ
ーマット(CH−B)への切替動作を行う(図2のC2
1)。
A)を保持したまま受信した時の受信部(#2)3−2
の受信データは破棄し、同期判定がOKの受信部(#
1)3−1の受信データのみを処理することによって、
受信エラーフリーの通信を続けることができる。
に、移動通信端末において、二つの受信部[受信部(#
1)3−1及び受信部(#2)3−2]を持つ必要があ
る。CDMA方式の移動通信端末においては、一般に、
マルチパス受信やソフトハンドオーバを行うために複数
のフィンガ受信機を持っているため、1つ以上のフィン
ガ受信機にパイロット信号を使用した同期判定部を組合
わせた受信部を二つ構成することで実現することができ
る。各フィンガ受信機はチャネル切替え時以外の時に、
通常の動作を行う(マルチパス受信やソフトハンドオー
バ等)。
替え時の動作を示すフローチャートである。これら図1
及び図3を参照して本発明の一実施例によるチャネル切
替え時の動作について説明する。
(CH−A)でネットワークと通信中の場合(図3ステ
ップS1)、ネットワークから別のデータフォーマット
(CH−B)への切替指示(レイヤ3メッセージ)を受
信すると(図3ステップS2)、移動通信端末はネット
ワークへデータフォーマット(CH−A)からデータフ
ォーマット(CH−B)への切替指示に対する応答(A
ck)を送信する(図3ステップS3)。
及び受信部(#1)3−1はデータフォーマット(CH
−A)からデータフォーマット(CH−B)への切替え
を行い、受信部(#2)3−2はデータフォーマット
(CH−A)を保持する(図3ステップS4)。
−1で同期確立がOKになると(図3ステップS5)、
ネットワークへデータフォーマット(CH−A)からデ
ータフォーマット(CH−B)への切替完了(レイヤ3
メッセージ)を送信する(図3ステップS6)。
−2をデータフォーマット(CH−A)からデータフォ
ーマット(CH−B)へ切替え(図3ステップS7)、
データフォーマット(CH−B)でネットワークと通信
を行う(図3ステップS8)。
1で同期確立がNGになると(図3ステップS5)、受
信部(#2)3−2の同期確立がOKであれば(図3ス
テップS9)、送信部6及び受信部(#1)3−1をデ
ータフォーマット(CH−B)からデータフォーマット
(CH−A)へ切替えた後、ステップS1へ戻ってデー
タフォーマット(CH−B)への切替指示の再送待ちと
なる。
2)3−2の同期確立がNGであれば(図3ステップS
9)、ステップS1へ戻ってデータフォーマット(CH
−B)への切替指示の再送待ちとなる。
の移動通信端末に1つ以上のフィンガ(#1〜#m)部
31−1〜31−m及びフィンガ(#m+1〜#n)部
31−(m+1)〜31−nと同期判定部33−1,3
3−2とを持つ2系統の受信部(#1)32−1及び受
信部(#2)32−2を構成し、チャネル切替え時にお
いて、切替え前及び切替え後のそれぞれのチャネル設定
でデータ受信及び同期判定を行うことによって、ネット
ワークがチャネル切替えを行ったかどうかを判定し、ネ
ットワークと移動通信端末とのチャネル切替タイミング
を合わせることができる。
動通信端末において、通信中のサービスベアラの追加や
削除、データ通信レートの変更、または拡散コードの変
更等によるチャネル切替シーケンスの成功率を上げるこ
とができる。
通信端末に2系統の受信部(#1)32−1及び受信部
(#2)32−2を構成し、チャネル切替え時におい
て、切替え前及び切替え後のそれぞれのチャネル設定で
データ受信及び同期判定を行い、同期判定結果がNGで
ある受信部のユーザデータを破棄し、同期判定結果がO
Kである受信部のユーザデータのみを処理している。こ
れによって、CDMA方式移動通信端末において、チャ
ネル切替え時のユーザデータのエラー発生確率を低減す
ることができる。
に次の態様をとりうる。
えを行う移動通信端末であって、前記ネットワークから
前記チャネル切替えが指示された時にチャネル切替え前
のチャネル設定パラメータを使用してデータ受信及び同
期判定を行う第1の受信機と、前記ネットワークから前
記チャネル切替えが指示された時にチャネル切替え後の
チャネル設定パラメータを使用してデータ受信及び同期
判定を行う第2の受信機とを有し、前記第1及び第2の
受信機が同時に前記データ受信及び同期判定を行うよう
にし、前記チャネル切替えが、前記移動通信端末が通信
中に行われる物理的なスロットフォーマットの変更であ
ることを特徴とする移動通信端末。
定パラメータで受信したデータの同期判定結果が正常の
時に前記ネットワークにおけるチャネル切替えが完了し
たと判定することを特徴とする(1)記載の移動通信端
末。
定パラメータで受信したデータの同期判定結果が異常か
つ前記チャネル切替え前のチャネル設定パラメータで受
信したデータの同期判定結果が正常の時に前記ネットワ
ークにおけるチャネル切替えが完了していないと判定す
ることを特徴とする(1)記載の移動通信端末。
切替えが完了したと判定した時に前記チャネル切替え前
のチャネル設定パラメータを使用したデータ受信及び同
期判定を停止し、前記チャネル切替え後のチャネル設定
パラメータを使用したデータ受信及び同期判定を継続す
ることを特徴とする(1)または(2)記載の移動通信
端末。
切替えが完了していないと判定した時に前記チャネル切
替え後のチャネル設定パラメータを使用したデータ受信
及び同期判定を停止し、前記チャネル切替え前のチャネ
ル設定パラメータを使用したデータ受信及び同期判定を
継続することを特徴とする(1)または(3)記載の移
動通信端末。
ーザデータを破棄し、前記同期判定の結果が正常である
ユーザデータのみを処理することを特徴とする(1)か
ら(5)のいずれか記載の移動通信端末。
替方法は、ネットワークと移動通信端末とのチャネル切
替えを行う際に、ネットワークからチャネル切替えが指
示された時にチャネル切替え前のチャネル設定パラメー
タを使用したデータ受信及び同期判定とチャネル切替え
後のチャネル設定パラメータを使用したデータ受信及び
同期判定とを同時に行うことによって、チャネル切替シ
ーケンスの成功率を上げることができるという効果が得
られる。
上記の同期判定の結果が異常であるユーザデータを破棄
し、上記の同期判定の結果が正常であるユーザデータの
みを処理することによって、チャネル切替え時のユーザ
データのエラー発生確率を低減することができるという
効果が得られる。
示すブロック図である。
すシーケンスチャートである。
作を示すフローチャートである。
ータフォーマットを示す図である。
スチャートである。
作を示すシーケンスチャートである。
n)部 32−1,32−2 合成部 33−1,33−2 同期判定部
Claims (8)
- 【請求項1】 ネットワークと移動通信端末とのチャネ
ル切替えを行うチャネル切替方法であって、前記ネット
ワークから前記チャネル切替えが指示された時にチャネ
ル切替え前のチャネル設定パラメータを使用したデータ
受信及び同期判定とチャネル切替え後のチャネル設定パ
ラメータを使用したデータ受信及び同期判定とを同時に
行うようにしたことを特徴とするチャネル切替方法。 - 【請求項2】 前記チャネル切替えは、前記移動通信端
末が通信中に行われる物理的な通信フォーマットの変更
であることを特徴とする請求項1記載のチャネル切替方
法。 - 【請求項3】 前記チャネル切替え後のチャネル設定パ
ラメータで受信したデータの同期判定結果が正常の時に
前記ネットワークにおけるチャネル切替えが完了したと
判定することを特徴とする請求項1または請求項2記載
のチャネル切替方法。 - 【請求項4】 前記チャネル切替え後のチャネル設定パ
ラメータで受信したデータの同期判定結果が異常かつ前
記チャネル切替え前のチャネル設定パラメータで受信し
たデータの同期判定結果が正常の時に前記ネットワーク
におけるチャネル切替えが完了していないと判定するこ
とを特徴とする請求項1または請求項2記載のチャネル
切替方法。 - 【請求項5】 前記ネットワークにおけるチャネル切替
えが完了したと判定した時に前記チャネル切替え前のチ
ャネル設定パラメータを使用したデータ受信及び同期判
定を停止し、前記チャネル切替え後のチャネル設定パラ
メータを使用したデータ受信及び同期判定を継続するこ
とを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の
チャネル切替方法。 - 【請求項6】 前記ネットワークにおけるチャネル切替
えが完了していないと判定した時に前記チャネル切替え
後のチャネル設定パラメータを使用したデータ受信及び
同期判定を停止し、前記チャネル切替え前のチャネル設
定パラメータを使用したデータ受信及び同期判定を継続
することを特徴とする請求項1と請求項2と請求項4と
のいずれか記載のチャネル切替方法。 - 【請求項7】 前記同期判定の結果が異常であるユーザ
データを破棄し、前記同期判定の結果が正常であるユー
ザデータのみを処理することを特徴とする請求項1から
請求項6のいずれか記載のチャネル切替方法。 - 【請求項8】 ネットワークとの間でチャネル切替えを
行う移動通信端末であって、前記ネットワークから前記
チャネル切替えが指示された時にチャネル切替え前のチ
ャネル設定パラメータを使用してデータ受信及び同期判
定を行う第1の受信機と、前記ネットワークから前記チ
ャネル切替えが指示された時にチャネル切替え後のチャ
ネル設定パラメータを使用してデータ受信及び同期判定
を行う第2の受信機とを有し、前記第1及び第2の受信
機が同時に前記データ受信及び同期判定を行うようにし
たことを特徴とする移動通信端末。
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