JP2003162887A - ディスク再生装置の演奏時間算出方法及びディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置の演奏時間算出方法及びディスク再生装置

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JP2003162887A
JP2003162887A JP2002292142A JP2002292142A JP2003162887A JP 2003162887 A JP2003162887 A JP 2003162887A JP 2002292142 A JP2002292142 A JP 2002292142A JP 2002292142 A JP2002292142 A JP 2002292142A JP 2003162887 A JP2003162887 A JP 2003162887A
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタルオーディオ信号を圧縮して記録/
再生するミニディスク記録/再生装置において、全曲の
総演奏時間、各曲の総演奏時間、再生している曲の残再
生時間、未再生曲の全残再生時間等を表示するようにす
る。 【解決手段】 TOCの情報から、ディスクに記録され
ている各曲毎のクラスタ、セクタ情報を得、このクラ
ス、セクタ情報から各曲毎のクラスタ、セクタ数情報及
び全体のクラスタ、セクタ数情報を求める。また、現在
再生中の曲の先頭からの相対的なクラスタ、セクタ数情
報を求める。これらのクラスタ、セクタ数情報を時間情
報に変換し,時間表示を行う。クラスタ、セクタ数情報
から時間情報への変換には、テーブルを用いる。これに
より、全曲の総演奏時間、各曲の総演奏時間、再生して
いる曲の残再生時間、未再生曲の全残再生時間等を求め
て、表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カートリッジに
収納された直径64mmの光ディスク又は光磁気ディス
クを記録/再生するディスク記録/再生装置の時間表示
に用いて好適なディスク再生装置の演奏時間算出方法及
びディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カートリッジに収納された直径64mm
の光ディスク又は光磁気ディスクを用いてディジタルオ
ーディオ信号を記録/再生するミニディスク(MD)シ
ステムが開発されている。ミニディスクでは、音声圧縮
技術を用いて、ディジタルオーディオ信号が約1/5に
圧縮されて記録される。これにより、直径64mmの小
径のディスクで、約74分もの高音質のオーディオ信号
の記録/再生が可能とされている。
【0003】ミニディスクの記録/再生装置において、
データ記録時には、レーザーパワーの制御が必要である
と共にCIRCのインターリーブ長は108フレームで
1セクタの長さよりも長くなるので、リンキングエリア
が必要になる。このため、ミニディスクでは、36セク
タからなるクラスタを単位として、記録/再生が行われ
る。この36セクタからなるクラスタのうち、データが
記録されるのは32セクタである。残りの4セクタは、
リンキング用及びサブデータ用とされる。
【0004】再生時には、データ圧縮を解くデコーダよ
りも速い転送レートで、光ディスクからデータが再生さ
れる。この再生データは、バッファメモリ(DRAM)
に一旦記憶される。このバッファメモリには、約0.9
秒でディジタル信号が一杯になる。もし、振動等により
ディスク上のディジタル信号が読み取れなくなっても、
約3秒間はこのバッファメモリに蓄えられているデータ
により、再生信号が出力され続ける。その間に光ピック
アップを元の位置に再アクセスし、信号読み取りを再度
行うことで、所謂音飛びの発生を防止できる。このバッ
ファメモリは、ショックプルーフメモリと呼ばれてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ディジタルオーディオ
信号の再生装置としては、既に、コンパクトディスク
(CD)が広く普及している。コンパクトディスクの再
生装置では、一般に、ディスクが装着されると、そのデ
ィスクの全体の総演奏時間が表示される。また、曲の再
生中には、各曲の経過時間や、残りの再生時間が表示さ
れる。
【0006】そこで、ミニディスクシステムの記録/再
生装置でも、コンパクトディスクの再生装置と同様に、
ディスクが装着されると、ディスク全体の総演奏時間を
表示し、曲の再生中には、各曲毎の演奏時間、及び残り
の演奏時間を表示させたいという要望がある。
【0007】従来のコンパクトディスクの場合には、サ
ブコードのQチャンネルにタイムコードが記録されてい
る。そして、ディスクの最内周にTOC(Table of Con
tents)が設けられており、このTOCには、各楽章が
始まる絶対時間が記録されている。したがって、TOC
を読み込むことにより、ディスクの総演奏時間が分か
り、また、サブコードのQチャンネルの情報から、各曲
の経過時間が分かり、これを基に、残りの演奏時間が分
かる。このため、ディスクの総演奏時間の表示や、各曲
の演奏時間の表示、残りの演奏時間の表示等、必要な時
間表示を比較的容易に行うことができる。
【0008】ところが、ミニディスクでは、TOCに時
間情報が書かれていない。また、ミニディスクでは、前
述したように、ディスクからの再生信号の転送レート
と、データ圧縮を解くエンコーダのデータの転送レート
が異なっている。そして、ディスクからの再生信号は、
一旦、バッファメモリに蓄えられる。このため、ディス
クから現在再生されているアドレスの信号と、現在再生
中の音とが対応していない。したがって、現在ピックア
ップがアクセスしているアドレスを基に、現在再生して
いる曲の時間情報を得ることはできない。
【0009】したがって、この発明の目的は、ミニディ
スクの時間表示に必要な情報を、正確に、容易に表示で
きるディスク再生装置の演奏時間算出方法及びディスク
再生装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、所定数セク
タから成る圧縮データにインターリーブ長より長いリン
キングセクタとサブデータ用セクタを付加して記録単位
であるクラスタを構成し、クラスタ単位で所定長の圧縮
データから構成されるプログラムが記録されたプログラ
ム領域とプログラム領域に記録された各々のプログラム
の開始アドレス及び終了アドレスが管理されている管理
領域とを備えたディスクから各々のプログラムの開始ア
ドレス及び終了アドレスを読み取り、読み取られた終了
アドレスから対応する開始アドレスを各プログラム毎に
減算することで各プログラム毎のクラスタ及びセクタの
総数を算出し、各プログラム毎のクラスタ及びセクタの
総数に基づいて、ディスクに記録された全てのプログラ
ムのクラスタ及びセクタの総数を算出し、各プログラム
のクラスタ及びセクタの総数、並びに、全てのプログラ
ムのクラスタ及びセクタの総数を各々総セクタ数に換算
する際に所定数セクタをクラスタ単位として換算を行
い、換算された総セクタ数に基づいて時間情報に変換
し、時間情報を表示するようにしたディスク再生装置の
演奏時間算出方法である。
【0011】この発明は、所定数セクタから成る圧縮デ
ータにインターリーブ長より長いリンキングセクタとサ
ブデータ用セクタを付加して記録単位であるクラスタを
構成し、クラスタ単位で所定長の圧縮データから構成さ
れるプログラムが記録されたプログラム領域とプログラ
ム領域に記録された各々のプログラムの開始アドレス及
び終了アドレスが管理されている管理領域とを備えたデ
ィスクから各々のプログラムの開始アドレス及び終了ア
ドレスを読み取り、読み取られた終了アドレスから対応
する開始アドレスを各プログラム毎に減算することで各
プログラム毎のクラスタ及びセクタの総数を算出し、再
生中のプログラムが伸長されデコードされている際に、
再生中のプログラム中の現在再生位置に対応するクラス
タ及びセクタの数をカウントし、再生中のプログラムに
対応するクラスタ及びセクタの総数からカウントされた
クラスタ及びセクタの数を減算することにより、再生さ
れているプログラムの残りのクラスタ及びセクタの数を
算出し、算出された残りのクラスタ及びセクタの数を総
セクタ数に換算する際に所定数セクタをクラスタ単位と
して換算を行い、換算された総セクタ数に基づいて残り
の演奏時間情報を算出し、残りの演奏時間情報を表示
し、再生されているプログラムの残りの演奏時間を算出
するようにしたディスク再生装置の演奏時間算出方法で
ある。
【0012】この発明は、所定数セクタから成る圧縮デ
ータにインターリーブ長より長いリンキングセクタとサ
ブデータ用セクタを付加して記録単位であるクラスタを
構成し、クラスタ単位で所定長の圧縮データから構成さ
れるプログラムが記録されたプログラム領域とプログラ
ム領域に記録された各々のプログラムの開始アドレス及
び終了アドレスが管理されている管理領域とを備えたデ
ィスク上の管理領域に記録された各プログラムの開始ア
ドレス及び終了アドレスを読み出し、ディスクから所定
プログラムを再生し、再生された所定プログラムを伸長
しデコードし、読み取られた終了アドレスから対応する
開始アドレスを各プログラム毎に減算することで各プロ
グラム毎のクラスタ及びセクタの総数を算出し、各プロ
グラム毎のクラスタ及びセクタの総数に基づいて、ディ
スクに記録された全てのプログラムのクラスタ及びセク
タの総数を算出し、各プログラムが伸長されデコードさ
れる際に、クラスタ及びセクタの数をカウントし、その
クラスタ及びセクタの数を累積していくことにより、過
去再生されたプログラムの累積クラスタ及びセクタの総
数を算出し、ディスクに記録された全てのプログラムの
クラスタ及びセクタの総数から、過去再生されたプログ
ラムの累積クラスタ及びセクタの数の総数を減算するこ
とにより、ディスク上の未再生プログラムの残りのクラ
スタ及びセクタ数を算出し、未再生プログラムの残りの
クラスタ及びセクタの数を総セクタ数に換算する際に所
定数セクタをクラスタ単位として換算を行い、換算され
た総セクタ数に基づいて時間情報に変換し、時間情報を
表示し、再生されているプログラムの残りの演奏時間を
算出するようにしたディスク再生装置の演奏時間算出方
法である。
【0013】この発明は、所定数セクタから成る圧縮デ
ータにインターリーブ長より長いリンキングセクタとサ
ブデータ用セクタを付加して記録単位であるクラスタを
構成し、クラスタ単位で所定長の圧縮データから構成さ
れるプログラムが記録されたプログラム領域とプログラ
ム領域に記録された各々のプログラムの開始アドレス及
び終了アドレスが管理されている管理領域とを備えたデ
ィスクから各々のプログラムの開始アドレス及び終了ア
ドレスを読み取る読取手段と、読取手段にて読み取られ
た終了アドレスから対応する開始アドレスを各プログラ
ム毎に減算することで各プログラム毎のクラスタ及びセ
クタの総数を算出する手段と、算出された各プログラム
毎のクラスタ及びセクタの総数に基づいて、ディスクに
記録された全てのプログラムのクラスタ及びセクタの総
数を算出する手段と、算出された各プログラムのクラス
タ及びセクタの総数、並びに、全てのプログラムのクラ
スタ及びセクタの総数を各々総セクタ数に換算する際に
所定数セクタをクラスタ単位として換算を行い、換算さ
れた総セクタ数に基づいて時間情報に変換し、時間情報
を表示する表示手段とを備えたことを特徴とするディス
ク再生装置である。
【0014】この発明は、所定数セクタから成る圧縮デ
ータにインターリーブ長より長いリンキングセクタとサ
ブデータ用セクタを付加して記録単位であるクラスタを
構成し、クラスタ単位で所定長の圧縮データから構成さ
れるプログラムが記録されたプログラム領域とプログラ
ム領域に記録された各々のプログラムの開始アドレス及
び終了アドレスが管理されている管理領域とを備えたデ
ィスクから各々のプログラムの開始アドレス及び終了ア
ドレスを読み取る読取手段と、読取手段によって読み取
られた終了アドレスから対応する開始アドレスを各プロ
グラム毎に減算することで各プログラム毎のクラスタ及
びセクタの総数を算出する手段と、再生中のプログラム
が伸長されデコードされている際に、再生中のプログラ
ム中の現在再生位置に対応するクラスタ及びセクタの数
をカウントする計数手段と、再生中のプログラムに対応
するクラスタ及びセクタの総数から計数手段にてカウン
トされた現在再生位置に対応するクラスタ及びセクタの
数を減算することにより、再生されているプログラムの
残りのクラスタ及びセクタの数を算出する手段と、算出
された残りのクラスタ及びセクタの数を総セクタ数に換
算する際に所定数セクタをクラスタ単位として換算を行
い、換算された総セクタ数に基づいて残りの演奏時間情
報を算出する手段と、算出された残りの演奏時間情報を
表示する表示手段とを備えたことを特徴とするディスク
再生装置である。
【0015】この発明は、所定数セクタから成る圧縮デ
ータにインターリーブ長より長いリンキングセクタとサ
ブデータ用セクタを付加して記録単位であるクラスタを
構成し、クラスタ単位で所定長の圧縮データから構成さ
れるプログラムが記録されたプログラム領域とプログラ
ム領域に記録された各々のプログラムの開始アドレス及
び終了アドレスが管理されている管理領域とを備えたデ
ィスク上の管理領域に記録された各プログラムの開始ア
ドレス及び終了アドレスとディスク上のプログラム領域
から所定プログラムを読み出す読出手段と、読出手段に
よって読み出された所定プログラムを伸長及びデコード
する信号処理手段と、読出手段によって読み取られた終
了アドレスから対応する開始アドレスを各プログラム毎
に減算することで各プログラム毎のクラスタ及びセクタ
の総数を算出する第1の算出手段と、第1の算出手段に
て算出された各プログラム毎のクラスタ及びセクタの総
数に基づいて、ディスクに記録された全てのプログラム
のクラスタ及びセクタの総数を算出する第2の算出手段
と、各プログラムが伸長されデコードされる際に、クラ
スタ及びセクタの数をカウントし、そのクラスタ及びセ
クタの数を累積していくことにより、過去再生されたプ
ログラムの累積クラスタ及びセクタの総数を算出する手
段と、ディスクに記録された全てのプログラムのクラス
タ及びセクタの総数から、過去再生されたプログラムの
累積クラスタ及びセクタの数の総数を減算することによ
り、ディスク上の未再生プログラムの残りのクラスタ及
びセクタ数を算出し、未再生プログラムの残りのクラス
タ及びセクタの数を総セクタ数に換算する際に所定数セ
クタをクラスタ単位として換算を行い、換算された総セ
クタ数に基づいて時間情報に変換し、時間情報を表示
し、再生されているプログラムの残りの演奏時間を算出
するようにしたディスク再生装置である。
【0016】TOCの情報からクラスタ、セクタ情報が
得られる。このクラスタ、セクタ情報から、各曲毎のク
ラスタ、セクタ数情報及び全体の曲のクラスタ、セクタ
数情報が得られる。また、再生時には、その曲の先頭か
らの相対的なクラスタ、セクタ数情報が求められる。こ
れら各曲毎のクラスタ、セクタ数情報、全体の曲のクラ
スタ、セクタ数情報、及びその曲の先頭からの相対的な
クラスタ、セクタ数情報から、総演奏時間、演奏中の曲
の経過時間、演奏中の曲の残りの演奏時間、及び全体の
残りの演奏時間等が求められる。クラスタ、セクタ数か
ら時間への変換は、変換演算を実現するテーブルを用い
て行われる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。図1は、この発明が適
用されたミニディスク記録/再生装置を全体として示す
斜視図である。図1において、ミニディスク記録/再生
装置1のフロントパネル1Aには、ディスク装着トレイ
8、ディスプレイ9が配設される。また、ミニディスク
記録/再生装置1のフロントパネル1Aには、電源キー
2、イジェクトキー3、再生キー4、一時停止キー5、
停止キー6、AMS(Automatic Music Sensor)キー7A
及び7B、及び記録キー10が配設される。
【0018】イジェクトキー3を操作することにより、
一点鎖線で示すように、ディスク装着トレイ8が引き出
される。このディスク装着トレイ8上に、ミニディスク
(図示せず)が載置される。そして、このディスク装着
トレイ8を中に収納すると、ミニディスクが装填され
る。
【0019】ディスプレイ9には、装着されたミニディ
スクの総演奏時間、演奏中の曲の経過時間、再生中の曲
の残りの演奏時間、及び全体の残りの演奏時間等の時間
情報や、演奏中の曲のトラックナンバ等が表示される。
また、ディスクネームやトラックネームが記録されてい
るディスクでは、ディスクネームやトラックネームがデ
ィスプレイ9に表示される。
【0020】図2は、この発明が適用されたミニディス
ク記録/再生装置の構成を示すものである。図2におい
て、11はミニディスクである。ミニディスク11は、
カートリッジ11A内に直径64mmの光ディスク11
Bを収納して構成される。このミニディスク11には、
再生専用光ディスク、記録可能な光磁気ディスク、再生
専用領域と記録可能領域が混在するハイブリッドディス
クの3種類のものがある。
【0021】ミニディスク11のディスク11Bは、ス
ピンドルモータ12により回転される。ミニディスク1
1にはシャッターが設けられており、ミニディスク11
が装着されると、シャッターが開かれる。そして、記録
可能な光ディクスの場合には、ディスク11Bの上部に
記録用の磁気ヘッド13が対向して配置され、ディスク
11Bの下部に光ピックアップ14が対向して配置され
る。再生専用の光ディスクの場合には、ディスク11B
の下部に光ピックアップ14が対向して配置される。
【0022】スピンドルモータ12の回転は、サーボ制
御回路15により制御される。光ピットアップ14は、
送りモータ16により、ディスク11Bの径方向に移動
制御される。また、サーボ制御回路15により、フォー
カス及びトラッキング制御がなされる。
【0023】システムコントローラ17は、全体の動作
を管理している。このシステムコントローラ17には、
キー18から入力が与えられる。このキー18は、フロ
ントパネル1Aの電源キー2、イジェクトキー3、再生
キー4、一時停止キー5、停止キー6、AMSキー7A
及び7B、記録キー10に対応する。また、ミニディス
クの総演奏時間、演奏中の曲の演奏時間、及び残りの演
奏時間等の時間情報や、演奏中の曲のトラックナンバ等
がディスプレイ9に表示される。
【0024】記録時には、入力端子21にオーディオ信
号が供給される。このオーディオ信号がA/Dコンバー
タ22で16ビットでディジタル化される。この時のサ
ンプリング周波数は、44.1kHzである。
【0025】このディジタルオーディオ信号が音声圧縮
エンコーダ/デコーダ23に供給される。音声圧縮エン
コーダ/デコーダ23で、オーディオ信号が約1/5に
圧縮される。オーディオ信号の圧縮技術としては、変形
DCT(Modified DiscreteCosine Transform)が用いら
れる。
【0026】音声圧縮エンコーダ/デコーダ23で圧縮
されたオーディオ信号は、メモリコントローラ24を介
して、DRAM25に一度蓄えられる。DRAM25
は、1クラスタ以上のデータ容量(この例では、1Mビ
ット)を有している。このDRAM25の出力は、EF
M及びCIRCのエンコーダ/デコーダ26に供給され
る。
【0027】EFM及びCIRCのエンコーダ/デコー
ダ26は、記録データのエラー訂正処理をし、エラー訂
正符号化されたデータをEFM(8−14変調)するも
のである。エラー訂正符号としては、CIRC(Cross I
nterleave Reed Solomon Code)が用いられる。
【0028】このようにして形成された記録データは、
ヘッド駆動回路27を介して記録用磁気ヘッド13に供
給される。これにより、記録データで変調された磁界が
ミニディスク11のディスク11B(光磁気ディスク)
に印加される。また、光ピックアップ14からのレーザ
ービームがミニディスク11のディスク11Bに照射さ
れる。これにより、ミニディスク11のディスク11B
にデータが光磁気的に記録される。
【0029】なお、データの記録は、クラスタ単位で行
われる。1クラスタは、36セクタで、1セクタ(コン
パクトディスクの1サブコードブロックに相当する)は
98フレームである。データ記録時には、レーザーパワ
ーの制御が必要であると共に、CIRCのインターリー
ブ長は108フレームで、1セクタの長さよりも長くな
るので、リンキングエリアが必要になるからである。1
クラスタ(36セクタ)のうち、先頭の3セクタはリン
キングセクタとされる。そして、次の1セクタはサブデ
ータ用とされる。したがって、1クラスタ(36セク
タ)のうち、圧縮データは32セクタに記録される。
【0030】また、記録時のディスク上の位置は、ディ
スク11のトラックに沿って設けらされたグルーブにウ
ォブル記録されているアドレスにより指定される。グル
ーブにウォブル記録されているアドレスは、アドレスデ
コーダ28で検出される。このアドレスデコーダ28で
検出されたアドレスがEFM及びCIRCエンコーダ/
デコーダ26に供給される。
【0031】再生時には、ミニディスク11のディスク
11Bの記録信号が光ピックアップ14で再生される。
このディスク11B上の再生信号は、クラスタ単位で再
生される。この再生信号がRFアンプ29を介してEF
M及びCIRCエンコーダ/デコーダ26に供給され
る。この時、光ピックアップ14は、ディスク11B上
のディジタル信号を1.4Mビット/秒の転送レートで
読み取る。このディスク11からのディジタル信号は、
EFM及びCIRCエンコーダ/デコーダ26でEFM
復調され、エラー訂正処理される。
【0032】EFM及びCIRCエンコーダ/デコーダ
26の出力がメモリコントローラ24を介して、DRA
M25に一旦記憶される。DRAM25の出力が音声圧
縮エンコーダ/デコーダ23に供給される。音声圧縮エ
ンコーダ/デコーダ23で、オーディオ信号が伸長され
る。
【0033】なお、音声圧縮エンコーダ/デコーダ23
は、300kビット/秒でデータが得られれば、圧縮を
解き、途切れない音声を再生させることが可能である。
これに対して、前述したように、光ピックアップ14
は、ディスク11B上のディジタル信号を1.4Mビッ
ト/秒の転送レートで読み取っている。1MビットのD
RAM25には、約0.9秒でディジタル信号が一杯に
なり、もし、振動等によりディスク11B上のディジタ
ル信号が読み取れなくなっても、約3秒間はDRAM2
5に蓄えられているデータにより再生信号を出力し続け
させることが可能である。その間に光ピックアップ14
を元の位置に再アクセスし、信号読み取りを再度行うこ
とで、所謂音飛びの発生を防止できる。
【0034】音声圧縮エンコーダ/デコーダ23で圧縮
が解かれたデータは、D/Aコンバータ30に供給さ
れ、アナログ信号に戻される。このアナログオーディオ
信号が出力端子31から出力される。
【0035】ミニディスク11のディスク11Bの最内
周には、TOC(Table Of Contents)が設けられる。こ
のTOCには、ディスク11Bのどこにどのようなデー
タが記録されているかの情報が記録されている。図3
は、TOCの構造を示すものである。TOCは、ヘッダ
エリアと、データエリアとからなる。ヘッダエリアの先
頭は固定のシンクパターンのエリアA1とされ、これに
クラスタ、セクタを示すヘッダ情報のエリアA2が続
く。
【0036】データエリアの先頭は固定パターンのエリ
アA3が設けられ、これにミニディスクであることを示
す識別子、ディスクのタイプ(再生専用、記録可能、再
生専用領域と記録可能領域が混在)、記録パワー、先頭
トラックナンバ、最終トラックナンバ、リードアウト開
始アドレス、使用セクタ、パワーキャリブレーション開
始アドレス、ユーザTOC開始アドレス、記録可能ユー
ザエリア開始アドレス等の識別情報のエリアA4が設け
られる。これに続いて、トラックナンバポイント(P−
TNO1、P−TNO2、P−TNO3、…)のエリア
A5が設けられる。このトラックナンバポイント(P−
TNO1、P−TNO2、P−TNO3、…)は、その
トラックナンバの開始アドレスや終了アドレスの情報の
アドレスを指し示すポインターである。これに続いて、
トラック情報のエリアA6が設けられる。このトラック
情報のエリアA6に、各トラックの開始アドレス及び終
了アドレスの情報が記録される。この各トラックの開始
アドレス及び終了アドレスの情報のアドレスは、トラッ
クナンバポイント(P−TNO1、P−TNO2、P−
TNO3、…)により指定される。
【0037】更に、ミニディスク11では、記録したオ
ーディオ信号を管理するために、ユーザTOCが設けら
れる。図4は、ユーザTOCの構造を示すものである。
ユーザTOCは、前述のTOCと基本構造は同様であ
る。ユーザTOCには、各トラックの情報に、Link
−P(B1で示す)という情報が含められる。このLi
nk−Pは、次にどのトラックが続くかを示すものであ
る。したがって、曲順の変更をするのにトラックの順番
を変更する必要はない。トラック情報の管理は、総て、
ユーザTOC上で行うことができる。
【0038】これらのTOCの情報は、ディスク装着時
にDRAM25の一部に記憶される。また、ユーザTO
Cを更新する場合には、このDRAM25上でユーザT
OCが更新され、例えばディスクをイジェクトする際
に、更新されたユーザTOCがディスクに記録される。
【0039】この発明の一実施例では、以下のようにし
て、ミニディスクの総演奏時間、再生中の曲の経過時
間、再生中の曲の残りの演奏時間、及び全体の残りの演
奏時間等の時間情報が求められる。
【0040】上述のように、ミニディスクの最内周には
TOCエリア(図3)が設けられており、ディスクが装
着されると、このTOCの情報が読み取られる。
【0041】このTOCの情報を使って、先ず、各曲毎
の総クラスタ、セクタ数が求められる。すなわち、TO
Cのトラック情報のエリアA6の各トラックのスタート
アドレス及びエンドアドレスの情報とを減算すれば、各
曲毎のクラスタ、セクタ数が求められる。
【0042】次に、ディスク全体の総クラスタ、セクタ
数が求められる。これは、上述のようにした求められた
各曲毎のクラスタ、セクタ数を総て累積することにより
求められる。
【0043】ディスクを装着した時には、このようにし
て求められたディスク全体の総クラスタ、セクタ数が時
間情報に変換され、その時間がディスクプレイ9に表示
される。
【0044】再生中には、再生中の曲の先頭からの相対
的なクラスタ、セクタ数が求められる。これは、DRA
M25に蓄えられているデータをメモリコントローラ2
4を介して音声圧縮エンコーダ/デコーダ23に送るた
めの転送要求をカウントしていくことにより得られる。
つまり、図2において、再生時にDRAM25に蓄えら
れているデータは、1セクタ単位で、メモリコントロー
ラ24を介して音声圧縮エンコーダ/デコーダ23に送
られる。システムコントローラ17は、DRAM25か
ら音声圧縮エンコーダ/デコーダ23に1セクタのデー
タを送り、その後、音声圧縮エンコーダ/デコーダ23
から次のセクタの転送要求が発行されると、次のセクタ
の情報が順次DRAM25から音声圧縮エンコーダ/デ
コーダ23に送られる。したがって、その曲の開始時に
クラスタ、セクタ数を0に初期設定しておき、この転送
要求でクラスタ、セクタ数をインクリメントしていけ
ば、その曲の先頭からの相対クラスタ、セクタ数が求め
られる。
【0045】曲の再生中には、このようにして求められ
たその曲の先頭からの相対的なクラスタ、セクタ数から
その曲の経過時間が求められ、この経過時間がディスプ
レイ9に表示される。また、各曲クラスタ、セクタ数か
ら求められたその曲の時間から、その曲の先頭からの相
対的なクラスタ、セクタ数により求められたその曲の先
頭からの時間を減算することにより、又は各曲のクラス
タ、セクタ数からその曲の先頭からの相対的なクラス
タ、セクタ数を減算し、これを時間情報に変換すること
により、その曲の残りの時間が求められる。また、全体
のクラスタ、セクタ数から求められた全体の総時間数か
ら、現在までのクラスタ、セクタ数から求められた現在
までの曲の経過時間を減算することにより、又は全体の
総セクタ、クラスタ数から現在までの曲のクラスタ、セ
クタ数を減算しこれを時間情報に変換することにより、
残りの時間が求められる。この残り時間がディスプレイ
9に表示される。
【0046】クラスタ、セクタ数から時間への変換は、
以下のようにして実現できる。前述したように、1クラ
スタは36セクタから成り、このうちデータが記録され
ているのは32セクタである。ミニディスクでは、51
2サンプルつまり(512×16×2/8=2048バ
イト)を424バイトに圧縮している。したがって、そ
の圧縮率は(2048/424=256/53)であ
る。1セクタの読み出し時間は(1/75秒)なので、
1セクタのデータの実際の再生時間は、(1/75×2
56/53=256/3975)となる。これより、ク
ラスタ、セクタ数から時間への変換は、クラスタ数を
X、セクタ数をY、1クラスタを32セクタとしたと
き、
【0047】(X×32+Y)×256/3975
【0048】として求められる。
【0049】上式を実現するソフトウェアにより、クラ
スタ、セクタ数情報から時間情報への変換は行えるが、
上式には(256/3975)の演算、すなわち1バイ
トの乗算、2バイト除算が含まれており、ソフトウェア
処理では演算時間がかかってしまう。なお、この演算を
処理し易いように丸めて演算すると、誤差が堆積し、正
しい時間情報を表示できない。そこで、上式をテーブル
により実現することが考えられる。ところが、クラスタ
数を表現するのには12ビット必要であり、セクタ数を
表現するのに5ビット必要である。したがって、上式の
テーブルを構成するためには、ビット数の大きいROM
が必要になる。
【0050】そこで、図5及び図6に示すように、クラ
スタ、セクタ数が夫々2進数で現され、各ビット毎に時
間に換算されたテーブルが用意される。図5は、2進数
で現されたクラスタ数と対応する時間を示すテーブルで
ある。例えば2進数で現されたクラスタ数が(1×××
××××××××)なら、ビット11のテーブルが引か
れ、(70分、20.68秒)であることが求められ
る。他のビットについても、同様にクラスタ数に対応す
る時間が求められる。このようにして求められた各ビッ
トの時間を加算すれば、そのクラスタ数に対応する時間
が求められる。例えば、クラスタ数が(1000000
00001)なら、ビット11のテーブルから(70
分、20.68秒)が引かれ、ビット0のテーブルから
(0分、2.06秒)が引かれ、これらを加算して、時
間(70分、22.74秒)が求められる。
【0051】図6は、2進数で現されたセクタ数に対応
する時間を示すテーブルである。セクタ数は最大32セ
クタなので、5ビットで現せる。このセクタに対応する
時間も、上述のクラスタ数に対応する時間と同様にし
て、2進数で現されたセクタ数に対応する時間が求めら
れる。
【0052】このようにすると、12ビットで示される
クラスタ数に対応する時間を、12通りのテーブルで求
めることができ、5ビットで示されるセクタ数に対応す
る時間を5通りのテーブルで求めることができる。
【0053】そのクラスタ、セクタ数に対応する時間
は、図5で求められるクラスタ数に対応する時間と、図
6で求められるセクタ数に対応する時間とを加算するこ
とにより求められる。
【0054】なお、上述のように、クラスタ、セクタ数
を夫々2進数で表し、各ビット毎に時間に換算されたテ
ーブルを用意する他、12ビットで示されるクラスタ数
を上位6ビットと下位6ビットに分割し、上位6ビット
及び下位6ビットの夫々に対応する時間を出力するテー
ブルを設けると共に、5ビットで現されるセクタ数に対
応する時間を出力するテーブルを用意し、各テーブルの
出力を加算して、時間を求めるようにしても良い。この
ように12ビットのクラスタ上位6ビットと下位6ビッ
トとに分割すれば、入力が6ビット、すなわち64通り
のテーブルで良いことになり、ハードウェア規模が増大
しない。
【0055】クラスタ、セクタ数から時間への変換は、
以下のようにして実現しても良い。前述したように、1
クラスタは36セクタから成り、このうちデータが記録
されているのは32セクタである。
【0056】一方ミニディスクは44.1KMzで51
2サンプルのデータを1サウンドグループという単位で
扱っており、また1セクタは5.5サウンドグループで
ある。
【0057】したがって、1サウンドグループの再生時
間、1セクタの再生時間、1クラスタの再生時間は、以
下のようにして求められる。
【0058】1サウンドグループの再生時間=512/
(44.1×1000) 1セクタの再生時間={512/(44.1×100
0)}×5.5 1クラスタの再生時間={512/(44.1×100
0)}×176
【0059】これより、クラスタ、セクタ数から時間へ
の変換は、クラスタ数をX、セクタ数をY、1クラスタ
を32セクタとしたとき、
【0060】 (X×32+Y)×512/(44.1×1000)
【0061】として求められる。
【0062】計算時の最小単位を1セクタとするのは、
それ以下の端数は表示の最小単位の1秒に比較して充分
に小さいからである。
【0063】実際の計算は、先に述べた例と同じ様なテ
ーブルを作成して行われる。すなわち、図7は図5に対
応するテーブルであり、図8は図6に対応するテーブル
である。これらのテーブルを使って、上述のように、ク
ラスタ、セクタ数から時間への変換が行える。
【0064】
【発明の効果】この発明によれば、TOCから得られる
クラスタ、セクタ数の情報から総演奏時間が求められ、
この時間情報がディスプレイに表示できる。また、現在
再生中の曲の先頭からの相対的なクラスタ、セクタ数情
報から各曲毎の演奏時間や、残りの演奏時間が求められ
これらが表示できる。更に、クラスタ、セクタ数から時
間への変換は、入力ビット数の少ないテーブルを用いる
ことができ、演算処理が簡単に行える。このように、こ
の発明によれば、収録全曲の総演奏時間及び各曲の総演
奏時間、再生している曲の残量時間、未再生曲の残量時
間を表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたミニディスク記録/再生
装置の全体構成を示す斜視図である。
【図2】この発明が適用されたミニディスク記録/再生
装置の構成を示すブロック図である。
【図3】この発明が適用されたミニディスクシステムに
おけるTOCの説明に用いる略線図である。
【図4】この発明が適用されたミニディスクシステムに
おけるユーザTOCの説明に用いる略線図である。
【図5】この発明の一実施例におけるテーブルの一例の
説明に用いる略線図である。
【図6】この発明の一実施例におけるテーブルの一例の
説明に用いる略線図である。
【図7】この発明の一実施例におけるテーブルの他の例
の説明に用いる略線図である。
【図8】この発明の一実施例におけるテーブルの他の例
の説明に用いる略線図である。
【符号の説明】
1 ミニディスク記録/再生装置 11 ミニディスク 17 システムコントローラ 23 音声圧縮エンコーダ/デコーダ 24 メモリコントローラ 25 DRAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D044 AB05 BC06 CC06 DE37 DE39 FG19 GK12 5D077 AA30 CA02 DC03 DC10 EA34 EA35 HA07 HC03 5D110 AA19 AA27 DA03 DA18 DB03 DC05 DC16 DE01 FA06 FA07

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定数セクタから成る圧縮データにイン
    ターリーブ長より長いリンキングセクタとサブデータ用
    セクタを付加して記録単位であるクラスタを構成し、上
    記クラスタ単位で所定長の圧縮データから構成されるプ
    ログラムが記録されたプログラム領域と上記プログラム
    領域に記録された各々のプログラムの開始アドレス及び
    終了アドレスが管理されている管理領域とを備えたディ
    スクから上記各々のプログラムの開始アドレス及び終了
    アドレスを読み取り、 上記読み取られた終了アドレスから対応する開始アドレ
    スを各プログラム毎に減算することで各プログラム毎の
    クラスタ及びセクタの総数を算出し、 上記各プログラム毎のクラスタ及びセクタの総数に基づ
    いて、上記ディスクに記録された全てのプログラムのク
    ラスタ及びセクタの総数を算出し、 上記各プログラムのクラスタ及びセクタの総数、並び
    に、上記全てのプログラムのクラスタ及びセクタの総数
    を各々総セクタ数に換算する際に上記所定数セクタをク
    ラスタ単位として換算を行い、換算された総セクタ数に
    基づいて時間情報に変換し、上記時間情報を表示するよ
    うにしたディスク再生装置の演奏時間算出方法。
  2. 【請求項2】 上記各プログラムのクラスタ及びセクタ
    の総数、並びに、上記全てのプログラムのクラスタ及び
    セクタの総数から上記時間情報への変換は、ルックアッ
    プテーブルメモリにより行うようにした請求項1に記載
    のディスク再生装置の演奏時間算出方法。
  3. 【請求項3】 上記各プログラムのクラスタ及びセクタ
    の総数、並びに、上記全てのプログラムのクラスタ及び
    セクタの総数から上記時間情報への変換は、Xを算出さ
    れたクラスタの数とし、Yを算出されたセクタの数と
    し、上記所定数セクタが32セクタであるとすると、以
    下の式、 【数1】 に従って行うようにした請求項1に記載のディスク再生
    装置の演奏時間算出方法。
  4. 【請求項4】 上記各プログラムのクラスタ及びセクタ
    の総数、並びに、上記全てのプログラムのクラスタ及び
    セクタの総数から上記時間情報への変換は、Xを算出さ
    れたクラスタの数とし、Yを算出されたセクタの数と
    し、上記所定数セクタが32セクタであるとすると、以
    下の式、 【数2】 に従って行うようにした請求項1に記載のディスク再生
    装置の演奏時間算出方法。
  5. 【請求項5】 所定数セクタから成る圧縮データにイン
    ターリーブ長より長いリンキングセクタとサブデータ用
    セクタを付加して記録単位であるクラスタを構成し、上
    記クラスタ単位で所定長の圧縮データから構成されるプ
    ログラムが記録されたプログラム領域と上記プログラム
    領域に記録された各々のプログラムの開始アドレス及び
    終了アドレスが管理されている管理領域とを備えたディ
    スクから上記各々のプログラムの開始アドレス及び終了
    アドレスを読み取り、 上記読み取られた終了アドレスから対応する開始アドレ
    スを各プログラム毎に減算することで各プログラム毎の
    クラスタ及びセクタの総数を算出し、 再生中のプログラムが伸長されデコードされている際
    に、上記再生中のプログラム中の現在再生位置に対応す
    るクラスタ及びセクタの数をカウントし、上記再生中の
    プログラムに対応するクラスタ及びセクタの総数からカ
    ウントされたクラスタ及びセクタの数を減算することに
    より、再生されているプログラムの残りのクラスタ及び
    セクタの数を算出し、 上記算出された残りのクラスタ及びセクタの数を総セク
    タ数に換算する際に上記所定数セクタをクラスタ単位と
    して換算を行い、換算された総セクタ数に基づいて残り
    の演奏時間情報を算出し、 上記残りの演奏時間情報を表示し、 再生されているプログラムの残りの演奏時間を算出する
    ようにしたディスク再生装置の演奏時間算出方法。
  6. 【請求項6】 上記残りのクラスタ及びセクタの数から
    上記時間情報への変換は、ルックアップテーブルメモリ
    により行うようにした請求項5に記載のディスク再生装
    置の演奏時間算出方法。
  7. 【請求項7】 所定数セクタから成る圧縮データにイン
    ターリーブ長より長いリンキングセクタとサブデータ用
    セクタを付加して記録単位であるクラスタを構成し、上
    記クラスタ単位で所定長の圧縮データから構成されるプ
    ログラムが記録されたプログラム領域と上記プログラム
    領域に記録された各々のプログラムの開始アドレス及び
    終了アドレスが管理されている管理領域とを備えたディ
    スク上の管理領域に記録された各プログラムの開始アド
    レス及び終了アドレスを読み出し、 上記ディスクから所定プログラムを再生し、上記再生さ
    れた所定プログラムを伸長しデコードし、 上記読み取られた終了アドレスから対応する開始アドレ
    スを各プログラム毎に減算することで各プログラム毎の
    クラスタ及びセクタの総数を算出し、 上記各プログラム毎のクラスタ及びセクタの総数に基づ
    いて、上記ディスクに記録された全てのプログラムのク
    ラスタ及びセクタの総数を算出し、 各プログラムが伸長されデコードされる際に、クラスタ
    及びセクタの数をカウントし、そのクラスタ及びセクタ
    の数を累積していくことにより、過去再生されたプログ
    ラムの累積クラスタ及びセクタの総数を算出し、 上記ディスクに記録された全てのプログラムのクラスタ
    及びセクタの総数から、上記過去再生されたプログラム
    の累積クラスタ及びセクタの数の総数を減算することに
    より、上記ディスク上の未再生プログラムの残りのクラ
    スタ及びセクタ数を算出し、 上記未再生プログラムの残りのクラスタ及びセクタの数
    を総セクタ数に換算する際に上記所定数セクタをクラス
    タ単位として換算を行い、換算された総セクタ数に基づ
    いて時間情報に変換し、 上記時間情報を表示し、 再生されているプログラムの残りの演奏時間を算出する
    ようにしたディスク再生装置の演奏時間算出方法。
  8. 【請求項8】 上記残りのクラスタ及びセクタの数から
    上記時間情報への変換は、ルックアップテーブルメモリ
    により行うようにした請求項7に記載のディスク再生装
    置の演奏時間算出方法。
  9. 【請求項9】 上記残りのクラスタ及びセクタの数から
    の上記時間情報への変換は、Xをクラスタの数とし、Y
    をセクタの数とし、上記所定数セクタが32セクタであ
    るとすると、以下の式、 【数3】 に従って行うようにした請求項7に記載のディスク再生
    装置の演奏時間算出方法。
  10. 【請求項10】 上記残りのクラスタ及びセクタから上
    記時間情報への変換は、Xをクラスタの数とし、Yをセ
    クタの数とし、上記所定数セクタが32セクタであると
    すると、以下の式、 【数4】 に従って行うようにした請求項7に記載のディスク再生
    装置の演奏時間算出方法。
  11. 【請求項11】 所定数セクタから成る圧縮データにイ
    ンターリーブ長より長いリンキングセクタとサブデータ
    用セクタを付加して記録単位であるクラスタを構成し、
    上記クラスタ単位で所定長の圧縮データから構成される
    プログラムが記録されたプログラム領域と上記プログラ
    ム領域に記録された各々のプログラムの開始アドレス及
    び終了アドレスが管理されている管理領域とを備えたデ
    ィスクから上記各々のプログラムの開始アドレス及び終
    了アドレスを読み取る読取手段と、 上記読取手段にて読み取られた終了アドレスから対応す
    る開始アドレスを各プログラム毎に減算することで各プ
    ログラム毎のクラスタ及びセクタの総数を算出する手段
    と、 上記算出された各プログラム毎のクラスタ及びセクタの
    総数に基づいて、上記ディスクに記録された全てのプロ
    グラムのクラスタ及びセクタの総数を算出する手段と、 上記算出された各プログラムのクラスタ及びセクタの総
    数、並びに、上記全てのプログラムのクラスタ及びセク
    タの総数を各々総セクタ数に換算する際に上記所定数セ
    クタをクラスタ単位として換算を行い、換算された総セ
    クタ数に基づいて時間情報に変換し、上記時間情報を表
    示する表示手段とを備えたことを特徴とするディスク再
    生装置。
  12. 【請求項12】 上記各プログラムのクラスタ及びセク
    タの総数、並びに、上記全てのプログラムのクラスタ及
    びセクタの総数から上記時間情報に変換する手段は、ル
    ックアップテーブルメモリを含むようにした請求項11
    に記載のディスク再生装置
  13. 【請求項13】 上記各プログラムのクラスタ及びセク
    タの総数、並びに、上記全てのプログラムのクラスタ及
    びセクタの総数から上記時間情報への変換は、Xを算出
    されたクラスタの数とし、Yを算出されたセクタの数と
    し、上記所定数セクタが32セクタであるとすると、以
    下の式、 【数5】 に従って行うようにした請求項11に記載のディスク再
    生装置
  14. 【請求項14】 上記各プログラムのクラスタ及びセク
    タの総数、並びに、上記全てのプログラムのクラスタ及
    びセクタの総数から時間情報への変換は、Xを算出され
    たクラスタの数とし、Yを算出されたセクタの数とし、
    上記所定数セクタが32セクタであるとすると、以下の
    式、 【数6】 に従って行うようにした請求項11に記載のディスク再
    生装置。
  15. 【請求項15】 所定数セクタから成る圧縮データにイ
    ンターリーブ長より長いリンキングセクタとサブデータ
    用セクタを付加して記録単位であるクラスタを構成し、
    上記クラスタ単位で所定長の圧縮データから構成される
    プログラムが記録されたプログラム領域と上記プログラ
    ム領域に記録された各々のプログラムの開始アドレス及
    び終了アドレスが管理されている管理領域とを備えたデ
    ィスクから上記各々のプログラムの開始アドレス及び終
    了アドレスを読み取る読取手段と、上記読取手段によっ
    て読み取られた終了アドレスから対応する開始アドレス
    を各プログラム毎に減算することで各プログラム毎のク
    ラスタ及びセクタの総数を算出する手段と、再生中のプ
    ログラムが伸長されデコードされている際に、上記再生
    中のプログラム中の現在再生位置に対応するクラスタ及
    びセクタの数をカウントする計数手段と、上記再生中の
    プログラムに対応するクラスタ及びセクタの総数から上
    記計数手段にてカウントされた現在再生位置に対応する
    クラスタ及びセクタの数を減算することにより、再生さ
    れているプログラムの残りのクラスタ及びセクタの数を
    算出する手段と、上記算出された残りのクラスタ及びセ
    クタの数を総セクタ数に換算する際に上記所定数セクタ
    をクラスタ単位として換算を行い、換算された総セクタ
    数に基づいて残りの演奏時間情報を算出する手段と、上
    記算出された残りの演奏時間情報を表示する表示手段と
    を備えたことを特徴とするディスク再生装置。
  16. 【請求項16】 上記残りのクラスタ及びセクタの数を
    上記時間情報に変換するための手段は、ルックアップテ
    ーブルメモリを含むようにした請求項15に記載のディ
    スク再生装置。
  17. 【請求項17】 所定数セクタから成る圧縮データにイ
    ンターリーブ長より長いリンキングセクタとサブデータ
    用セクタを付加して記録単位であるクラスタを構成し、
    上記クラスタ単位で所定長の圧縮データから構成される
    プログラムが記録されたプログラム領域と上記プログラ
    ム領域に記録された各々のプログラムの開始アドレス及
    び終了アドレスが管理されている管理領域とを備えたデ
    ィスク上の管理領域に記録された各プログラムの開始ア
    ドレス及び終了アドレスと上記ディスク上のプログラム
    領域から所定プログラムを読み出す読出手段と、上記読
    出手段によって読み出された所定プログラムを伸長及び
    デコードする信号処理手段と、上記読出手段によって読
    み取られた終了アドレスから対応する開始アドレスを各
    プログラム毎に減算することで各プログラム毎のクラス
    タ及びセクタの総数を算出する第1の算出手段と、上記
    第1の算出手段にて算出された各プログラム毎のクラス
    タ及びセクタの総数に基づいて、上記ディスクに記録さ
    れた全てのプログラムのクラスタ及びセクタの総数を算
    出する第2の算出手段と、各プログラムが伸長されデコ
    ードされる際に、クラスタ及びセクタの数をカウント
    し、そのクラスタ及びセクタの数を累積していくことに
    より、過去再生されたプログラムの累積クラスタ及びセ
    クタの総数を算出する手段と、上記ディスクに記録され
    た全てのプログラムのクラスタ及びセクタの総数から、
    上記過去再生されたプログラムの累積クラスタ及びセク
    タの数の総数を減算することにより、上記ディスク上の
    未再生プログラムの残りのクラスタ及びセクタ数を算出
    し、上記未再生プログラムの残りのクラスタ及びセクタ
    の数を総セクタ数に換算する際に上記所定数セクタをク
    ラスタ単位として換算を行い、換算された総セクタ数に
    基づいて時間情報に変換し、上記時間情報を表示し、再
    生されているプログラムの残りの演奏時間を算出するよ
    うにしたディスク再生装置。
  18. 【請求項18】 上記残りのクラスタ及びセクタの数を
    上記時間情報に変換する手段は、ルックアップテーブル
    メモリを含むようにした請求項17に記載のディスク再
    生装置。
  19. 【請求項19】 上記残りのプログラムのクラスタ及び
    セクタの数を上記時間情報に変換する手段は、Xをクラ
    スタの数とし、Yをセクタの数とし、上記所定数セクタ
    が32セクタであるとすると、以下の式、 【数7】 に従って行うようにした請求項17に記載のディスク再
    生装置。
  20. 【請求項20】 上記残りのクラスタ及びセクタの数を
    上記時間情報に変換する手段は、Xをクラスタの数と
    し、Yをセクタの数とし、32セクタであるとすると、
    以下の式、 【数8】 に従って行うようにした請求項17に記載のディスク再
    生装置。
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