JP2003162886A - 情報記録媒体記録再生装置及び情報記録媒体記録再生方法 - Google Patents

情報記録媒体記録再生装置及び情報記録媒体記録再生方法

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JP2003162886A
JP2003162886A JP2002262907A JP2002262907A JP2003162886A JP 2003162886 A JP2003162886 A JP 2003162886A JP 2002262907 A JP2002262907 A JP 2002262907A JP 2002262907 A JP2002262907 A JP 2002262907A JP 2003162886 A JP2003162886 A JP 2003162886A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンタル料金や電子図書の貸出・返却など
の各種の管理をアクセス状況に応じて簡便に行ううこと
ができる情報記録媒体記録再生装置を提供する。 【解決手段】 アクセス情報処理部34Bによって処理
された主情報に対するアクセスの日付,ページ数,料金
などのアクセス情報は、ディスク12の第2UTOC領
域に記録される。主情報はバッファメモリ34Aに格納
されており、アクセス情報の記録の後にディスプレイ装
置40あるいはI/F44に出力される。ディスク12
に記録されたアクセス情報は、レンタルショップにおけ
る料金請求などディスク管理の際に出力され、ホストコ
ンピュータ50のアクセス情報編集部50Aで編集され
る。これによって、アクセス状況に応じた料金請求が可
能となる。また、アクセス情報はホストメモリ50Bに
蓄積され、統計処理される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体記録
再生装置及び情報記録媒体記録再生方法に関し、特に記
録可能なディスク媒体等の情報記録媒体を再生してその
内容を出力する際のアクセス情報の管理に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、CD,MD,LDなどをレンタ
ルショップで貸し出すような場合、通常その料金は1日
いくらというような具合で決められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、情報利用の公
平を図るという観点からすると、アクセス回数に応じた
料金体系が好ましい。また、将来は、それらの媒体に、
音楽,映画,絵画,小説,ゲームソフトなど各種のメニ
ューが混在するようになり、それらの情報のコピーやプ
リントアウトというようなことが行われるようになると
考えられる。すると、アクセス回数のみならず情報内容
に応じた料金体系も必要となる。更に、図書館などでそ
れらの媒体を貸し出すような場合に、アクセス状況を把
握しておくと、貸出管理や利用状況調査などに非常に好
都合である。また、電子ブックなどでアクセス状況を記
録しておくと、読書記録とすることができるなどの利点
がある。本発明は、これらの点に着目したもので、レン
タル料金や電子図書の貸出・返却などの各種の管理をア
クセス状況に応じて簡便に行うことができる情報記録媒
体記録再生装置及び情報記録媒体記録再生方法を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述の問題点を解決する
ために本発明は、下記(1),(2)の構成を有する情
報記録媒体記録再生装置及び情報記録媒体記録再生方法
を提供する。 (1) 記録再生装置から取り出し可能であって、主情
報が記録される主情報領域と、主情報の再生に関する再
生課金情報を記録する再生課金情報領域とを有する記録
再生可能な情報記録媒体を記録再生する情報記録媒体記
録再生装置において、前記情報記録媒体から前記再生課
金情報を再生する再生手段と、前記再生された再生課金
情報に応じて前記主情報の再生量を制御する制御手段と
を有することを特徴とする情報記録媒体記録再生装置。 (2) 記録再生装置から取り出し可能であって、主情
報が記録される主情報領域と、主情報の再生に関する再
生課金情報を記録する再生課金情報領域とを有する記録
再生可能な情報記録媒体を記録再生する情報記録媒体記
録再生方法において、前記情報記録媒体から前記再生課
金情報を再生するステップと、前記再生された再生課金
情報に応じて前記主情報の再生量を制御するステップと
を有することを特徴とする情報記録媒体記録再生方法。
【0005】
【発明の実施の態様】本発明によれば、ディスクの主情
報に対するアクセス情報,例えばアクセスの日付,ペー
ジ数,料金などの情報がディスクに記録される。主情報
の出力は、このアクセス情報の記録の後に行われる。ア
クセス情報は、ディスク管理の際に出力される。このア
クセス情報を利用することで、例えば、ディスクのレン
タルの場合に、ユーザのアクセス量に対応した料金請求
が可能となる。電子図書などでは、貸出や返却の管理が
可能となる。
【0006】以下、本発明の情報記録媒体記録再生装置
の一実施例について、添付図面を参照しながら詳細に説
明する。 <実施例の構成>図1には、本実施例のブロック構成が
示されている。
【0007】ユーザ使用装置の構成 同図において、ユーザが使用するディスク駆動装置10
は、MDプレーヤとしての基本的な記録再生機能を備え
ている。詳述すると、ディスク12に対する信号の記
録,再生は、記録ヘッド14(記録時のみ),光学ピッ
クアップなどのトランスデューサ16によって行われる
ようになっている。ディスク12はスピンドルモータ1
8によって回転駆動され、記録ヘッド14,トランスデ
ューサ16は送りモータ20によって送り駆動されるよ
うに構成されている。これらスピンドルモータ18,送
りモータ20の駆動制御は、サーボ回路22によって行
われるようになっている。
【0008】次に、トランスデューサ16はRFアンプ
24に接続されており、このRFアンプ24の出力側は
サーボ回路22,アドレスデコーダ26,エンコーダ/
デコーダ28にそれぞれ接続されている。エンコーダ/
デコーダ28は、ヘッド駆動回路30,メモリコントロ
ーラ32,システムコントローラ34にそれぞれ接続さ
れており、サーボ回路22はシステムコントローラ34
に接続されている。また、ヘッド駆動回路30の出力側
は記録ヘッド14に接続されている。
【0009】次に、メモリコントローラ32は、システ
ムコントローラ34,RAM36,ディスプレイプロセ
ッサ38にそれぞれ接続されており、ディスプレイプロ
セッサ38はディスプレイ装置40に接続されている。
システムコントローラ34は、更にキー部42に接続さ
れており、バッファメモリ34A,アクセス情報処理部
34B,動作モード判定部34Cが含まれている。更
に、メモリコントローラ32,ディスプレイプロセッサ
38,システムコントローラ34は、SCSIなどの適
宜の規格のI/F(インターフェース)44に接続され
ている。以上の各部で、ディスク駆動装置10が構成さ
れている。
【0010】ディスク駆動装置の基本的動作 ここで、以上のディスク駆動装置10の基本的な動作を
説明する。まずディスク12に対するデータの記録動作
から説明すると、記録すべき情報(後述するアクセス情
報)は、メモリコントローラ32による制御に基づい
て、エンコーダ/デコーダ28でエンコードされ、ヘッ
ド駆動回路30を介して記録ヘッド14に供給される。
【0011】他方、記録ヘッド14,トランスデューサ
16→アドレスデコーダ26→エンコーダ/デコーダ2
8→システムコントローラ34→サーボ回路22→送り
モータ20→記録ヘッド14,トランスデューサ16の
ループで記録ヘッド14,トランスデューサ16が所定
位置となるようにサーボ制御が行われる。また、このル
ープによって得られた速度情報を利用して、エンコーダ
/デコーダ28→システムコントローラ34→サーボ回
路22→スピンドルモータ18の回路でPLLによるC
LV(線速度一定)のディスク12の回転制御が行われ
る。そして、記録ヘッド14,トランスデューサ16が
ディスク12上のトラックの所定位置となると、ディス
ク12に対して記録ヘッド14に供給された情報の光磁
気記録が行われる。
【0012】次に、再生動作について説明すると、ディ
スク12は上述したようにCLV(線速度一定)となる
ようにPLLで回転駆動される。そして、トランスデュ
ーサ16が送りモータ20により所定のトラック位置と
なってユーザがキー部42で指示した情報が読み出され
ると、その読み出されたRF信号がRFアンプ24で増
幅されて出力される。そして、アドレスデコーダ26,
エンコーダ/デコーダ28によってアドレス処理が行わ
れるとともに、一方ではトランスデューサ16のフォー
カスとトラッキングの制御のためのエラー信号がサーボ
回路22に供給され、他方ではその信号のデコード,エ
ラー訂正が行われる。
【0013】エラー訂正後のデジタルデータはメモリコ
ントローラ32に供給され、ここでタイミング制御され
てディスプレイプロセッサ38に供給される。ディスク
プレイプロセッサ38では入力データの表示処理が行わ
れ、ディスプレイ装置40に対応する表示が行われる。
このようにして、所望の情報がディスク12から読み出
され、表示される。なお、音楽などが出力されたり、プ
リントアウトされることもある。
【0014】ディスクの記録領域 図2には、本実施例にかかるディスク12が示されてい
る。まず同図(A)において、ディスク12の最内周は
TOC(Table of Contents)領域12Aとなってお
り、その外側には第1UTOC(User Table of Conten
ts)領域12B,第2UTOC領域12Cがそれぞれ設
けられている。そして、その外側にROM領域12Dが
ある。
【0015】これらのうち、TOC領域12A(又は第
1UTOC領域12B)には、主情報の目次が格納され
ている。本実施例では、各目次に、主情報のタイプを示
すフラグが付加されている。このフラグは、例えば主情
報が小説などのように連続してアクセスした場合に意味
があるものと、絵画や写真などのように1画面の表示で
も意味があるものとを区別するためのもので、レンタル
料金の計算に利用される。
【0016】次に、UTOC領域12B,12Cは、所
望の情報を記録することができる領域であり、後述する
アクセス情報は第2UTOC領域12Cに記録されるよ
うになっている。なお、第2UTOC領域12Cは、ユ
ーザに対して書込み,再生が禁止となっている。ROM
領域12Dは、音楽,小説などの各種の主情報が格納さ
れる領域である。なお、ハイブリッドディスクでは、同
図(B)に示すように、ROM(プリマスタード)領域
12DとRAM(記録)領域12Eが混在している。表
1には、第1UTOC領域12Bに記録される情報の一
例が示されており、表2には、第2UTOC領域12C
に記録される情報の一例が示されている。
【0017】
【表1】
【0018】
【表2】
【0019】システムコントローラの主要構成 次に、図1に戻って、システムコントローラ34のバッ
ファメモリ34Aは、ディスク12から読み出された情
報を一時的に格納するためのメモリである。アクセス情
報処理部34Bは、ディスク12の主情報にアクセスが
あったときに、そのアクセス情報を後述するように処理
するとともに、レンタル料金を計算するためのものであ
る。動作モード判定部34Cは、キー部42やI/F4
4からの入力信号をそれぞれ参照して動作モードを判定
するためのものである。例えば、通常はユーザモードと
判定し、予め設定したキー入力があったときはショップ
モードと判定する。
【0020】ホスト側の構成 次に、ディスクのレンタルショップなどに設置されるホ
スト側の管理装置について説明する。この管理装置は、
前記ディスク駆動装置10とパーソナルコンピュータな
どで構成されたホストコンピュータ50とを組み合わせ
た構成となっており、上述したディスク駆動装置10に
設けられているI/F44にホストコンピュータ50を
接続した構成となっている。なお、図1の全体を一体と
して構成してもよい。
【0021】ホストコンピュータ50には、アクセス情
報に対する顧客コードなど各種の情報の編集を行うアク
セス情報編集部50A,各顧客のアクセス情報を蓄積す
るためのホストメモリ50B,入力用のキー部50Cが
それぞれ設けられている。
【0022】<ユーザ使用時の動作>次に、ディスク駆
動装置の動作について、図3のフローチャートを参照し
ながら説明する。ユーザは、ディスクをレンタルショッ
プで借りてディスク駆動装置10にセットする(ステッ
プS1)。次に、駆動開始をキー部42によって指示す
ると(ステップS2)、システムコントローラ34の動
作モード判定部34Cによってユーザモードと判定さ
れ、以下のユーザモードの動作が行われる。
【0023】まず、上述したようにしてディスク12が
CLVで回転するとともに、トランスデューサ16が内
周側に移動してTOC領域12A,第1UTOC領域1
2B(図2参照)に移動する(ステップS3)。
【0024】TOC領域12A,UTOC領域12Bの
各情報,特に目次情報は、一方においてアクセス情報処
理部34Bでそのタイプがチェックされる(ステップS
3)。そして、目次内容はディスプレイ装置40で表示
される(ステップS4)。図4には、その表示の一例が
示されている。これによれば、セットしたディスク12
には、団伊久磨著「パイプの煙」の第1巻から第3巻ま
でと、ピカソの絵画,ベートーベンの楽譜その他の主情
報が納められていることが分る。
【0025】次に、ユーザは、目次を参照しながらキー
部42を操作して所望の主情報を選択指示する(ステッ
プS5)。すると、トランスデューサ16が該当するア
ドレスに移動し(ステップS6)、ユーザによって選択
された主情報がディスク12から読み出されて、バッフ
ァメモリ34Aに格納される(ステップS7)。次に、
トランスデューサ16は、第2UTOC領域12Cに移
動し(ステップS8)、アクセス情報が記録されている
ときはそれを読み出してアクセス情報処理部34Bに出
力する(ステップS9)。
【0026】アクセス情報処理部34Bでは、入力され
たアクセス情報をチェックし、アクセスの日付,時間,
回数,連続性,アクセスされたページ数の情報を更新処
理するとともに、主情報のタイプからアクセス料金が計
算される(ステップS10)。これらのアクセス情報
は、記録ヘッド14,トランスデューサ16によってデ
ィスク12の第2UTOC領域12Cに記録される(ス
テップS11)。
【0027】具体的に説明すると、まず今回のアクセス
がディスク12をレンタルしてから最初のアクセスであ
る場合は、ディスク12の第2UTOC領域12Cには
そのユーザのアクセス情報は存在しないので、今回のア
クセス情報がそのまま第2UTOC領域12Cに記録さ
れる(ステップS11)。このとき、主情報の目次に対
応してアクセス情報用の目次(ディレクトリ)を設定す
る。
【0028】レンタル後既にアクセスしている場合は、
前回のアクセス情報が第2UTOC領域12Cに記録さ
れているので、これがアクセス情報処理部34Bでチェ
ックされる。例えば、前回のアクセスが、団伊久磨著
「パイプの煙1」の第1ページから第4ページであり、
今回第4ページから第10ページにアクセスしたとす
る。アクセス情報処理部34Bでは、前回のアクセスペ
ージと今回のアクセスページとから連続したアクセスで
あることが判別される。また、アクセスした重複しない
ページ数も判別される。
【0029】なお、このように連続性によって、小説,
音楽,映画などをサンプル的に見たのか、ある長さで連
続して見たのかを判断できる。また、連続性がないか少
ない詩,絵画,百科辞典などは、過去のアクセス状況に
関係なくそのまま今回のアクセス情報が利用される。
【0030】アクセス料金は、例えば次のように計算す
る。小説などの連続してアクセスして意味があるような
主情報の場合は、連続してアクセスがあった場合は1ペ
ージ××円という具合で計算し、不連続の場合はサンプ
ル的に見たものとして料金を掛けないようにする。絵画
などは、1画面毎に意味があるから、連続,不連続にか
かわらず1画面毎に加算する。
【0031】以上のようなアクセス情報の処理の後、バ
ッファメモリ34Aに格納されている主情報がディスプ
レイ装置40に出力されて表示される(ステップS1
2)。ユーザは、この表示を見てもしその外部出力,例
えばプリントアウトが必要と判断したときは、I/F4
4にプリンタを接続するとともに、その旨のキー入力を
キー部42で行う(ステップS13)。
【0032】すると、その旨がまずアクセス情報処理部
34Bに伝達され、トランスデューサ16が移動して、
「外部出力有り」のアクセス情報が第2UTOC領域1
2Cの該当する部分に記録されるとともに外部出力の料
金が計算されて記録される(ステップS14,S1
5)。その後、システムコントローラ34によって、該
当する主情報がI/F44から外部に出力される(ステ
ップS16)。
【0033】図3には示していないが、キー操作により
ページめくりが指示されたときは、そのアクセス情報に
ついて上述した処理が行われるとともに、該当するペー
ジが表示される。そして、他の主情報にアクセスする場
合は、ユーザは目次表示指示を行う(ステップS1
7)。すると、上述したステップS4以降の動作が繰り
返される。また、表示を行わないときは、終了となる。
【0034】以上のように、ディスク駆動装置10で
は、ユーザがアクセスしたディスク12の主情報を一端
バッファメモリ34Aに格納し、アクセス情報を処理し
てディスク12の第2UTOC領域12Cに書き込んだ
後に、主情報が表示・出力される。ディスク駆動装置1
0の電源が切られた場合には、アクセス情報をディスク
に記録することは不可能であるから、主情報を表示・出
力する前にアクセス情報の記録を少なくとも開始するよ
うにする。これにより、アクセス情報が欠落してアクセ
スした主情報の料金が請求できなくなるという不都合が
防止される。
【0035】<レンタルショップ側の動作>次に、以上
のようにしてユーザが使用したディスクがレンタルショ
ップに返却された場合の管理装置側の動作について、図
5のフローチャートを参照しながら説明する。まず、デ
ィスク12がディスク駆動装置10にセットされる(ス
テップS20)。レンタルショップ側はキー部42又は
40Cによって駆動開始を指示するとともに(ステップ
S21)、所定のキー操作を行う。すると、システムコ
ントローラ34の動作モード判定部34Cによってショ
ップモードと判定され、以下のショップモードの動作が
行われる(ステップS22)。なお、このキー操作が行
われないときは、上述した図3のユーザモードの動作が
行われる(ステップS23)。
【0036】ショップモードと判定されると、システム
コントローラ34によって、今度はディスク12のTO
C領域12A,第1UTOC12Bの他に第2UTOC
領域12Cにも順にトランスデューサ16が移動し(ス
テップS24)、記録内容がそれぞれ読み出されてバッ
ファメモリ34Aに取り込まれる(ステップS25)。
また、これらの記録内容は、ディスプレイ装置40に表
示される(ステップS26)。
【0037】図6には、その表示の一例が示されてい
る。このように、ショップモードでは、ディスク12の
主情報の目次の他にアクセス情報も表示される。図示の
例では、目次1の小説には、7月18日に連続して20
ページのアクセスがあり、また外部出力もあって、アク
セス料金が40円となっている。その次は、目次4の絵
画には、7月12日に2ページの不連続のアクセスがあ
り、料金が100円となっている。その次は、目次6の
百科辞典には、7月17日に不連続で重複したアクセス
があり、アクセス回数は48,ページ数は35となって
いる。そして、料金は48円である。以下、同様であ
る。
【0038】ホストコンピュータ50では、アクセス情
報編集部50Aによってアクセス料金を勘案したレンタ
ル料金が計算されるとともに、必要があればユーザコー
ドなどが編集される(ステップS28)。すると、画面
表示は図6(B)のようになる(ステップS29)。こ
の表示に基づいて、レンタルショップはユーザにレンタ
ル料金を請求する。また、キー部50Cの操作指示に応
じて、編集されたアクセス情報を利用明細としてプリン
トアウトし、更には、以後のユーザ管理を行うためにホ
ストメモリ50Bに蓄積する。このホストメモリ50B
の内容を統計処理することで、得意顧客,人気商品など
を知ることができる。
【0039】その後、キー部42又は50Cによってア
クセス情報の消去が指示されると(ステップS30)、
第2UTOC領域12Cのアクセス情報が消去される
(ステップS31)。これによって、再びそのディスク
12がレンタル可能な状態となる。
【0040】<実施例の効果>このように、本実施例に
よれば、従来のレンタルCDなどのように、1枚1日い
くらという方法から、使用内容,使用頻度などの使用状
況に対していくらとする料金請求が可能となり、リーズ
ナブルなレンタルが可能となる。別言すれば、音楽や映
画などの他に各種の多様な情報のレンタルが可能とな
る。特に、絵画,楽譜,写真など1つの画像が著作権に
関係する場合、百科辞典などの大きなファイルなどの場
合など、情報に応じた料金を決めることができる。ま
た、アクセス情報を蓄積することで、利用状況の管理を
簡便に行うことができる。
【0041】<電子貸出図書としての利用>次に、本発
明を図書館などにおける電子貸出に利用する実施例につ
いて、図7を参照しながら説明する。貸出すときは、図
書館側のホスト装置60の貸出処理部Aによって、貸出
日,貸出先,返却期限などの貸出情報が、貸出の対象と
なるディスクの第2UTOC領域又はホスト装置のホス
トメモリ60Cに記録される。ユーザがディスクにアク
セスすると、前記実施例と同様にしてアクセス情報が記
録される。
【0042】ディスクが図書館に返却されると、ホスト
装置60の返却処理部60Bによって返却日のチェック
などの返却処理が行われる。このような貸出,返却の情
報をホストメモリ60Cに蓄積して統計処理すること
で、電子図書の使用頻度,返却状況の把握などが行われ
る。
【0043】<他の実施例>なお、本発明は、何ら上記
実施例に限定されるものではなく、例えば次のようなも
のも含まれる。 (1)個人の読書記録としての使用も可能である。この
場合は、ディスク12の第2UTOC領域12Cはユー
ザがアクセス可能となっている。ユーザが主情報にアク
セスすると、上述したようにアクセス情報が第2UTO
C領域12Cに記録される。この例では、特にアクセス
の日付やアクセスページなどが重要である。ユーザは、
このアクセス情報を参照することで、読書記録とするこ
とができる。
【0044】(2)前記実施例では、ディスク駆動装置
側で料金の計算も行ったが、アクセス情報と料金計算の
基本データ(例えば1ページいくらという金額)があれ
ば料金は計算できるので、ホスト側で料金の計算を行う
ようにしてもよい。このようにすると、ユーザ側装置の
計算機能を省略できる。また、ホスト側の計算処理を変
更するだけで、単価や料金体系の変更に対応できる。更
に、ディスクレンタル時に、所定の金額を支払うととも
に、その金額をアクセス情報としてディスクに記録し、
主情報に対するアクセス毎に料金を計算してその金額か
ら減算するようにして、当初の支払金額に達した時点で
主情報に対するアクセスを禁止するというようにしても
よい。
【0045】(3)また、料金の計算方法も、必要に応
じて適宜設定してよい。例えば、表示出力の場合は1画
面を単位とし、プリント出力の場合は1ページいくらと
いう具合である。1画面よりも小さい単位あるいは大き
い単位としてもよい。更に、レンタルした日数を考慮す
る,そのユーザの過去の利用状況による割引を行うな
ど、色々可能である。
【0046】(4)主情報としては、小説,映画,音
楽,百科辞典,コンピュータソフト,ゲームなど、どの
ようなものでもよい。アクセス情報も、必要に応じて適
宜設定してよい。
【0047】(5)前記実施例は、本発明を光磁気記録
技術にかかるMDに適用したものであるが、記録可能な
領域があるような媒体,例えばCDにPC(Phase chan
ge)を用いて書込み可能としたものなど、各種のものに
適用可能である。特に、前記実施例では、アクセス情報
を記録する領域をTOC領域と異なる領域としたが、T
OC領域内にアクセス情報記録用の領域を設けてもよ
い。また、ホスト側のディスプレイ装置にアクセス情報
を表示するなど、装置構成も種々設計変更が可能であ
る。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
取り出し可能な情報記録媒体に記録されている主情報の
再生時に日付、時間、位置情報等を情報記録媒体の所定
の領域に領域に記録するので、情報記録媒体を持ち運ん
で、再生した記録再生装置と異なる他の記録再生装置に
おいても過去に再生した時の情報を知ることができ、こ
の情報を基に読書履歴を作ったり、再生した部分に関す
る情報の課金等を簡単に行うことができ、また、特に記
録再生装置から情報記録媒体を取り出し可能な構成とし
ているので、複数の記録再生装置間でも再生時の情報の
互換性を維持することができ、複数の携帯情報機器で用
いることが可能で、レンタル等のお店と個人ユーザとの
間で使用に適しているという利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報記録媒体記録再生装置の実施
例を示すブロック図である。
【図2】前記実施例のディスクの記録領域を示す説明図
である。
【図3】前記実施例のユーザ使用時の動作を示すフロー
チャートである。
【図4】前記実施例のユーザ使用時の目次表示の一例を
示す説明図である。
【図5】前記実施例のレンタルショップ使用時の動作を
示すフローチャートである。
【図6】前記実施例のレンタルショップ使用時の目次及
びアクセス情報表示の一例を示す説明図である。
【図7】本発明の他の実施例の説明図である。
【符号の説明】
10…ディスク駆動装置、 12…ディスク、 12A…TOC領域(目次記録領域)、 12B…第1UTOC領域、 12C…第2UTOC領域(アクセス情報記録領域)、 12D…ROM領域(主記録領域)、 14…記録ヘッド、 16…トランスデューサ(再生手段)、 34…システムコントローラ、 34A…バッファメモリ(バッファ手段)、 34B…アクセス情報処理部(アクセス情報処理手
段)、 34C…動作モード判定部、 38…ディスプレイプロセッサ、 40…ディスプレイ装置(出力手段)、 42,50C…キー部、 44…I/F、 50…ホストコンピュータ、 50A…アクセス情報編集部、 50B,60C…ホストメモリ、 60…ホスト装置、 60A…貸出処理部、 60B…返却処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 20/10 321 G11B 20/10 321Z 20/12 20/12 27/034 27/02 K

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録再生装置から取り出し可能であっ
    て、主情報が記録される主情報領域と、主情報の再生に
    関する再生課金情報を記録する再生課金情報領域とを有
    する記録再生可能な情報記録媒体を記録再生する情報記
    録媒体記録再生装置において、 前記情報記録媒体から前記再生課金情報を再生する再生
    手段と、 前記再生された再生課金情報に応じて前記主情報の再生
    量を制御する制御手段とを有することを特徴とする情報
    記録媒体記録再生装置。
  2. 【請求項2】 記録再生装置から取り出し可能であっ
    て、主情報が記録される主情報領域と、主情報の再生に
    関する再生課金情報を記録する再生課金情報領域とを有
    する記録再生可能な情報記録媒体を記録再生する情報記
    録媒体記録再生方法において、 前記情報記録媒体から前記再生課金情報を再生するステ
    ップと、 前記再生された再生課金情報に応じて前記主情報の再生
    量を制御するステップとを有することを特徴とする情報
    記録媒体記録再生方法。
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