JP2003162340A - 情報処理プログラム,情報送信プログラム,情報送信システム,情報処理装置、及び情報処理プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

情報処理プログラム,情報送信プログラム,情報送信システム,情報処理装置、及び情報処理プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Info

Publication number
JP2003162340A
JP2003162340A JP2002217041A JP2002217041A JP2003162340A JP 2003162340 A JP2003162340 A JP 2003162340A JP 2002217041 A JP2002217041 A JP 2002217041A JP 2002217041 A JP2002217041 A JP 2002217041A JP 2003162340 A JP2003162340 A JP 2003162340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
computer program
fragmentary
program
remaining
user
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002217041A
Other languages
English (en)
Inventor
Shugi Shimada
宗毅 島田
Toyoji Okada
豊史 岡田
Kenjiro Komaki
賢二郎 小巻
Yosuke Kimoto
陽介 木本
Kazuhiro Kanae
和広 金江
Takeshi Kono
健 河野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Interactive Entertainment Inc
Original Assignee
Sony Computer Entertainment Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Computer Entertainment Inc filed Critical Sony Computer Entertainment Inc
Priority to JP2002217041A priority Critical patent/JP2003162340A/ja
Publication of JP2003162340A publication Critical patent/JP2003162340A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーションプログラムに不正コピーを
防止する。 【解決手段】 一纏まりのアプリケーションプログラム
を、秘密鍵で暗号化して断片プログラムA及び断片プロ
グラムBに分割する。この各断片プログラムA,Bは、
それぞれ単体ではプログラムを実行できないようになっ
ている。このうち、断片プログラムAはメディア5に記
憶してユーザに配布する。ユーザはこのアプリケーショ
ンプログラムの使用を希望する場合、管理サーバ装置3
との間で所定のユーザ認証を行い、該管理サーバ装置3
から断片プログラムB及び公開鍵をダウンロードする。
クライアント端末装置は、ダウンロードされた断片プロ
グラムBをメディア5に記憶されている断片プログラム
Aと結合し、上記公開鍵を用いて復号化することで一纏
まりのアプリケーションプログラムを復元する。これに
より、はじめてアプリケーションプログラムの使用が可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば所定のコン
テンツのダウンロードサービスを行うダウンロードシス
テム等に設けて好適な情報処理プログラム,情報送信プ
ログラム,情報送信システム,情報処理装置、及び情報
処理プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な
記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】今日において、所定の機能を実現する様
々なアプリケーションプログラムが知られている。この
アプリケーションプログラムは、例えばCD−ROMや
DVD−ROM或いは半導体メモリ等の記憶媒体に記憶
されてユーザに配布され、或いはインターネット上の所
定のサイトからユーザがダウンロードを行うことで配布
される。
【0003】ユーザは、上記記憶媒体に記憶されたアプ
リケーションプログラム、或いは所定のサイトからダウ
ンロードしたアプリケーションプログラムを、自分のコ
ンピュータ装置のハードディスク等の二次記憶媒体にイ
ンストールする。
【0004】この二次記憶媒体にインストールされたア
プリケーションプログラムは、ユーザの指示等により実
行される。これにより、ユーザのコンピュータ装置上
で、アプリケーションプログラムに対応する所定の機能
が実行されることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここで、あるアプリケ
ーションプログラムを上記記憶媒体に記憶させてユーザ
に配布した場合、ユーザの機器環境がハードディスク等
の二次記憶媒体を有していると、そのユーザは、この記
憶媒体に記憶されているアプリケーションプログラムを
二次記憶媒体にインストールした後にその記憶媒体を友
人等に貸与し、その友人も記憶媒体に記憶されているア
プリケーションプログラムを二次記憶媒体にインストー
ルして使用する等の、いわゆる不正コピーが行われ、そ
のアプリケーションプログラムの開発者の著作権等が侵
害されることとなる。
【0006】本発明は上述の課題に鑑みてなされたもの
であり、アプリケーションプログラムの不正コピーを防
止することができ、そのアプリケーションプログラムの
開発者の著作権を守ることができるような情報処理プロ
グラム,情報送信プログラム,情報送信システム,情報
処理装置、及び情報処理プログラムを記憶したコンピュ
ータ読み取り可能な記憶媒体の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、各断片的なコ
ンピュータプログラムのみでは動作不可能となるよう
に、一纏まりのコンピュータプログラムを複数に分割
し、一方の断片的なコンピュータプログラムをユーザに
配布(或いは送信)し、残りの断片的なコンピュータプ
ログラムを所定の送信手段に置く。
【0008】ユーザは、一方の断片的なコンピュータプ
ログラムではそのコンピュータプログラムを実行するこ
とができないため、上記送信手段にアクセスして残りの
断片的なコンピュータプログラムをダウンロードし、ユ
ーザ側で所有していた断片的なコンピュータプログラム
と、上記送信手段からダウンロードした残りの断片的な
コンピュータプログラムとを結合して一纏まりのコンピ
ュータプログラムを復元して使用する。
【0009】これにより、ユーザが所有する断片的なコ
ンピュータプログラムのみではコンピュータプログラム
を実行することができないうえ、ユーザはコンピュータ
プログラムを実行するためには、上記送信手段へのアク
セスを必要とするため、該送信手段を管理する管理者側
において、そのユーザに対するコンピュータプログラム
のダウンロード状況を管理することができる。従って、
コンピュータプログラムの不正コピーを防止することが
でき、そのコンピュータプログラムの開発者の著作権を
守ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】[システム構成]本発明は、図1
に示すようなダウンロードシステムに適用することがで
きる。
【0011】この本発明の実施の形態となるダウンロー
ドシステムは、例えばインターネット等の所定のネット
ワーク1に接続された各ユーザのクライアント端末装置
2と、このシステムの管理者側の管理サーバ装置3とを
有している。
【0012】このシステムの場合、サードパーティーに
よって開発され管理者側に送信委託されたアプリケーシ
ョンプログラム、或いは管理者側で開発されたアプリケ
ーションプログラムをスクランブル処理したうえで秘密
鍵により暗号化処理し、単体では何等アプリケーション
プログラムを実行できないように、例えば断片プログラ
ムA及び断片プログラムBに2分割する。そして、断片
プログラムAを例えばCD−ROM,DVD−ROM或
いは半導体メモリ等のメディア5に記憶させてユーザに
配布し、断片プログラムBを管理サーバ装置3側に置く
ようになっている。
【0013】[クライアント端末装置の構成]クライア
ント端末装置2としては、通信機能を有するビデオゲー
ム装置やパーソナルコンピュータ装置を用いることがで
きる。このようなクライアント端末装置2には、周辺機
器としてハードディスクドライブ4(HDD)等の二次
記憶媒体を有している。
【0014】また、このクライアント端末装置2には、
このコンテンツサービスシステムの管理者により、その
機器固有となる識別情報(機器ID)が付されている。
【0015】[管理サーバ装置の構成]管理サーバ装置
3は、断片プログラムAと対をなす断片プログラムB、
及びアプリケーションプログラムを暗号化する際に用い
られた暗号化鍵に対応する公開鍵が記憶されたプログラ
ムデータベース6(プログラムDB)と、ユーザのクラ
イアント端末装置2に付された機器IDと、当該システ
ムへのユーザ登録の際に発行したユーザID等のユーザ
情報が記憶されたユーザデータベース7(ユーザDB)
とを有している。
【0016】このシステムを利用する場合、ユーザは、
まず、ユーザ登録を行う。ユーザのクライアント端末装
置2と管理サーバ装置3との間の通信時には、送受信さ
れる情報に対して機器IDが付加されるようになってい
る。
【0017】管理サーバ装置3のユーザDB7には、生
産されたクライアント端末装置2の全ての機器IDが記
憶されている。管理サーバ装置3は、ユーザ登録の際に
ユーザのクライアント端末装置2から送信された機器I
Dと、この全ての機器IDとを照合し、ユーザのクライ
アント端末装置2から送信された機器IDが正規の機器
IDであると確認された場合に、そのユーザに対してユ
ーザIDを発行する。
【0018】管理サーバ装置3は、ユーザ登録時にユー
ザのクライアント端末装置2から送信された機器IDに
対応付けて、そのユーザに発行したユーザIDをユーザ
DB7に登録する。そして、以後、この機器ID(及び
ユーザID)に基づいてユーザの認証を行い、以下に説
明するユーザのダウンロード状況等を管理するようにな
っている。
【0019】[管理サーバ装置のコンテンツ送信動作]
まず、このシステムの場合、断片プログラムAがメディ
ア5に記憶されてユーザに配布され、ユーザは、このメ
ディア5から断片プログラムBをHDD4にインストー
ルするのであるが、上述のように各断片プログラムA,
B共、単体ではアプリケーションプログラムを実行する
ことができない。このため、ユーザは、そのアプリケー
ションプログラムを使用する場合に、管理サーバ装置3
にアクセスして断片プログラムBの送信リクエストを行
う。
【0020】図2のフローチャートに、管理サーバ装置
3における断片プログラムBのコンテンツ送信行程の流
れを示す。このフローチャートは、管理サーバ装置3
が、ユーザのクライアント端末装置2から断片プログラ
ムBの送信リクエストを受信したタイミングでスタート
となり、このコンテンツ送信行程がステップS1に進
む。
【0021】上述のように、クライアント端末装置2と
管理サーバ装置3との間で通信を行う場合には、クライ
アント端末装置2に付されている機器IDが送信される
ようになっている。このため、ステップS1では、管理
サーバ装置3が、断片プログラムBの送信リクエスト情
報に付加されている機器IDに基づいてユーザDB7を
参照することでユーザの特定を行う。
【0022】ステップS2では、管理サーバ装置3が、
ユーザDB7の参照を行った結果、その機器IDに対し
てユーザIDが発行されているか否かを判別すること
で、現在、断片プログラムBの送信リクエストをしてき
ているユーザは当該システムの正規のユーザであるか否
かを判別する。そして、クライアント端末装置2から送
信された機器IDがユーザDB7に登録されておらず、
或いは機器IDは登録されているがユーザIDが発行さ
れていない場合は、このコンテンツ送信行程をステップ
S6に進め、例えば「コンテンツを送信することはでき
ません」、或いは「ユーザ登録を行って下さい」等のエ
ラーメッセージをそのユーザのクライアント端末装置2
に送信して、このコンテンツ送信行程を終了する。
【0023】次に、正規のユーザであることが確認され
コンテンツ送信行程がステップS3に進むと、このステ
ップS3において、管理サーバ装置3が、ユーザDB7
に登録されている断片プログラムBのダウンロード回数
は所定回数以下であるか否かを判別する。
【0024】すなわち、このシステムの場合、管理サー
バ装置3は、各ユーザの断片プログラムBのダウンロー
ド回数をユーザ情報としてユーザDB7に登録するよう
になっている。同じユーザが何度も断片プログラムBの
ダウンロードを希望するような場合は、何らかの不正使
用が予想される。このため、管理サーバ装置3側では、
各ユーザの断片プログラムBのダウンロード回数を記憶
しておき、このダウンロード回数に応じてダウンロード
の可否を決定するようになっている。
【0025】そして、ダウンロード回数が所定の回数以
上であった場合、管理サーバ装置3は、ステップS6に
おいて、例えば「コンテンツを送信することはできませ
ん」等のエラーメッセージをそのユーザのクライアント
端末装置2に送信して、このコンテンツ送信行程を終了
する。
【0026】なお、このダウンロード回数は1回のみに
制限してもよいし、誤ってアプリケーションプログラム
を消去してしまった場合も考慮して2回,3回等の少数
回に制限してもよい。
【0027】次に、このコンテンツ送信行程がステップ
S4に進むと、管理サーバ装置3が、プログラムDB6
から断片プログラムB及び全体的なアプリケーションプ
ログラムに施されている暗号化に対応する復号化鍵を読
み出し、これをユーザのクライアント端末装置2に送信
する。ユーザのクライアント端末装置2は、この断片プ
ログラムB及び復号化鍵を用いて全体的なアプリケーシ
ョンプログラムを復元して使用可能とするのであるが、
このクライアント端末装置2側の動作は図3のフローチ
ャートを用いて後述する。
【0028】次に、このように断片プログラムB及び復
号化鍵をユーザのクライアント端末装置2に送信する
と、管理サーバ装置3は、ステップS5において、ユー
ザDB7に記憶されているそのユーザのダウンロード回
数を「1」インクリメントして、このコンテンツ送信行
程を終了する。このユーザDB7に登録されたダウンロ
ード回数は、そのユーザに対して再度のダウンロードを
許可するか否かの判断材料となることは上述のとおりで
ある(ステップS3参照)。
【0029】[クライアント端末装置のダウンロード動
作]次に、図3のフローチャートに、クライアント端末
装置2における断片プログラムBのダウンロード行程の
流れを示す。
【0030】このフローチャートは、クライアント端末
装置2が、ユーザによる断片プログラムBのダウンロー
ドのリクエスト操作を検出したタイミングでスタートと
なり、このダウンロード行程がステップS10に進む。
【0031】このシステムの場合、上記メディア5に
は、断片プログラムA及び秘密鍵の他、当該クライアン
ト端末装置2と上記管理サーバ装置3との間で通信を行
うと共に、管理サーバ装置3から受信した公開鍵に基づ
いて、断片プログラムA及び断片プログラムBに分割さ
れているアプリケーションプログラムの復元処理を行う
「情報処理プログラム」が記憶されている。ステップS
10では、クライアント端末装置2が、メディア5から
この情報処理プログラムを読み出す。これにより、この
ダウンロード行程がステップS11に進む。
【0032】なお、上記「情報処理プログラム」は、ク
ライアント端末装置2内の半導体メモリ(MASK−R
OM等)に記憶させてもよい。この場合、クライアント
端末装置2は、上記半導体メモリから上記「情報処理プ
ログラム」を読み出して、以下に説明する通信処理及び
情報処理を行うこととなる。
【0033】ステップS11では、クライアント端末装
置2が、上記読み出した情報処理プログラムに基づい
て、断片プログラムBのダウンロードのリクエスト情報
と共に、当該クライアント端末装置2に付されている機
器IDを管理サーバ装置3に送信する。これにより、こ
のダウンロード行程がステップS12に進む。
【0034】上述のように、管理サーバ装置3は、この
ユーザからのリクエストに応じて断片プログラムB及び
公開鍵を送信するのであるが、ステップS12では、ク
ライアント端末装置2が、この管理サーバ装置3から送
信された断片プログラムB及び公開鍵を受信するまでの
間受信待ち状態となり、断片プログラムB及び公開鍵を
受信したタイミングで、このダウンロード行程がステッ
プS13に進む。
【0035】ステップS13では、クライアント端末装
置2が、メディア5に記憶されている断片プログラム
A、或いはメディア5からHDD4にインストールされ
ている断片プログラムAを読み出してメモリ上に展開す
ると共に、管理サーバ装置3から送信された断片プログ
ラムBを同一のメモリ上に展開する。これにより、この
ダウンロード行程がステップS14に進む。
【0036】上述のように、断片プログラムA及び断片
プログラムBには、秘密鍵により暗号化処理され、ま
た、スクランブル処理が施されている。このため、クラ
イアント端末装置2は、ステップS14において、メモ
リ上に展開した断片プログラムA及び断片プログラムB
を結合処理すると共に、この結合処理したプログラムに
対して、管理サーバ装置3から送信された公開鍵に基づ
く復号化処理を施す。
【0037】そして、この復号化処理したプログラムに
対して上記スクランブル処理に対応するデスクランブル
処理を施すことにより、全体的な一纏まりのアプリケー
ションプログラムを復元し、このダウンロード行程をス
テップS15に進める。
【0038】ステップS15では、管理サーバ装置3
が、この復元したアプリケーションプログラムをHDD
4に保存して、このダウンロード行程を終了する。これ
によりユーザは、HDD4に保存したアプリケーション
プログラムの使用が可能となる。
【0039】[実施の形態の効果]以上の説明から明ら
かなように、この実施の形態のダウンロードシステム
は、一纏まりのアプリケーションプログラムを、単体で
は実行することができない断片プログラムA及び断片プ
ログラムBに分割し、断片プログラムAをメディア5に
記憶してユーザに配布し、断片プログラムBを管理サー
バ装置3側に置く。そして、アプリケーションプログラ
ムの使用を希望するユーザは、自分のクライアント端末
装置2を管理サーバ装置3に接続し、所定のユーザ認証
を経て断片プログラムBをダウンロードし、クライアン
ト端末装置2上において断片プログラムA及び断片プロ
グラムBを結合処理して全体的なアプリケーションプロ
グラムを復元して使用する。
【0040】このようなダウンロードシステムにおいて
は、ユーザが所有する断片プログラムAのみではアプリ
ケーションプログラムを実行することができないため、
ユーザはアプリケーションプログラムを実行するために
管理サーバ装置3へのアクセスが必要となる。このた
め、管理者側において、そのユーザに対するアプリケー
ションプログラムのダウンロード状況を管理することが
できる。従って、アプリケーションプログラムの不正コ
ピーを防止することができ、そのアプリケーションプロ
グラムの開発者の著作権を守ることができる。
【0041】なお、上述の実施の形態の説明では、断片
プログラムAをCD−ROMやDVD−ROM等の記憶
媒体に記憶してユーザに配布することとしたが、これ
は、断片プログラムAを管理サーバ装置3側に記憶して
おき、まず、この断片プログラムAをダウンロードさ
せ、次に、ユーザ認証や課金等を行って残りの断片プロ
グラムBをダウンロードさせるようにしてもよい。
【0042】これにより、断片プログラムAを記憶させ
てユーザに配布するための記憶媒体を不要とすることが
でき、記憶媒体の製作費用や当該システムの運営費用を
安価に抑えることができる。
【0043】また、上述の実施の形態の説明では一纏ま
りのアプリケーションプログラムを断片プログラムA及
び断片プログラムBに2分割することとしたが、これ
は、3分割,4分割等、任意の個数に分割すればよい。
【0044】また、例えば一纏まりのアプリケーション
プログラムを断片プログラムA〜断片プログラムCに3
分割して、記憶媒体に断片プログラムAを記憶してユー
ザに配布し、断片プログラムB及び断片プログラムCを
一度に、或いは段階的にユーザに送信するようにしても
よい。
【0045】断片プログラムB及び断片プログラムCを
段階的にユーザに送信する場合は、ユーザが所有する記
憶媒体に記憶されている断片プログラムAと、管理サー
バ装置3側からダウンロードした断片プログラムBとを
合体させた場合に、アプリケーションプログラムを実行
可能とし、さらに断片プログラムCをダウンロードする
と、そのアプリケーションプログラムにさらなる機能が
付加される等とすることが好ましいであろう(アッドオ
ンタイプとの併用)。
【0046】[変形例]また、上述の実施の形態の説明
では、断片プログラムA及び断片プログラムBは、それ
ぞれ暗号化処理が施されていることとしたが、これは、
断片プログラムAのみ、或いは断片プログラムBのみに
暗号化処理を施すようにしてもよい。
【0047】断片プログラムAのみに暗号化処理が施さ
れている場合には、この断片プログラムAに施されてい
る暗号化処理に対応する復号鍵を上記断片プログラムB
と共に管理サーバ装置3からクライアント端末装置2に
ダウンロードする。そして、クライアント端末装置2に
おいて、このダウンロードした復号鍵で断片プログラム
Aを復号化し、これを断片プログラムBと結合処理して
全体的なアプリケーションプログラムを復元して使用す
ることとなる。
【0048】断片プログラムBのみに暗号化処理が施さ
れている場合には、この暗号化されている断片プログラ
ムBと共に、該断片プログラムBに施されている暗号化
処理に対応する復号鍵を管理サーバ装置3からクライア
ント端末装置2にダウンロードする。そして、クライア
ント端末装置2において、このダウンロードした復号鍵
で断片プログラムBを復号化し、これを断片プログラム
Aと結合処理して全体的なアプリケーションプログラム
を復元して使用することとなる。
【0049】最後に、上述の実施の形態は本発明の一例
である。このため、本発明は上述の実施の形態に限定さ
れることはなく、上述の実施の形態以外であっても、本
発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計
等に応じて種々の変更が可能であることは勿論であるこ
とを付け加えておく。
【0050】
【発明の効果】本発明は、アプリケーションプログラム
の不正コピーを防止することができ、そのアプリケーシ
ョンプログラムの開発者の著作権を守ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施の形態となるダウンロー
ドシステムのシステム構成を示す図である。
【図2】実施の形態のダウンロードシステムに設けられ
ている管理サーバ装置のコンテンツ送信行程の流れを示
すフローチャートである。
【図3】実施の形態のダウンロードシステムに設けられ
ているクライアント端末装置のダウンロード行程の流れ
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…ネットワーク,2…クライアント端末装置,3…管
理サーバ装置,4…ハードディスクドライブ(HD
D),5…メディア,6…プログラムデータベース,7
…ユーザデータベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 豊史 東京都港区赤坂7丁目1番1号 株式会社 ソニー・コンピュータエンタテインメント 内 (72)発明者 小巻 賢二郎 東京都港区赤坂7丁目1番1号 株式会社 ソニー・コンピュータエンタテインメント 内 (72)発明者 木本 陽介 東京都港区赤坂7丁目1番1号 株式会社 ソニー・コンピュータエンタテインメント 内 (72)発明者 金江 和広 東京都港区赤坂7丁目1番1号 株式会社 ソニー・コンピュータエンタテインメント 内 (72)発明者 河野 健 東京都港区赤坂7丁目1番1号 株式会社 ソニー・コンピュータエンタテインメント 内 Fターム(参考) 5B076 FA16 FC01 5J104 AA07 AA12 AA16 EA01 EA04 EA19 JA21 KA02 KA14 MA05 NA02 NA05 NA27

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータに、 各断片的なコンピュータプログラムのみでは動作不可能
    となるように、一纏まりのコンピュータプログラムを複
    数に分割することで形成された断片的なコンピュータプ
    ログラムのうち、ユーザ側で所有する断片的なコンピュ
    ータプログラムに対応する、残りの断片的なコンピュー
    タプログラムの送信リクエストを送信するステップと、 上記送信リクエストに応じて、所定の送信手段から送信
    される残りの断片的なコンピュータプログラムを受信す
    るステップと、 ユーザ側で所有する断片的なコンピュータプログラム
    と、上記所定の送信手段から送信された残りの断片的な
    コンピュータプログラムとを結合することで、一纏まり
    のコンピュータプログラムを復元するステップとを実行
    させるための情報処理プログラム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の情報処理プログラムにお
    いて、 上記断片的なコンピュータプログラム、 又は上記残りの断片的なコンピュータプログラム、 或いは上記断片的なコンピュータプログラム及び上記残
    りの断片的なコンピュータプログラムには、所定の暗号
    化処理が施されており、 上記所定の送信手段から送信される残りの断片的なコン
    ピュータプログラム、及び上記断片的なコンピュータプ
    ログラムに施されている暗号化処理に対応する復号化鍵
    を受信し、 又は上記所定の送信手段から送信される、上記暗号化さ
    れた残りの断片的なコンピュータプログラム、及び上記
    残りの断片的なコンピュータプログラムに施されている
    暗号化処理に対応する復号化鍵を受信し、 或いは上記所定の送信手段から送信される、上記暗号化
    された残りの断片的なコンピュータプログラム、及び上
    記残りの断片的なコンピュータプログラム及び上記断片
    的なコンピュータプログラムに施されている暗号化処理
    に対応する復号化鍵を受信するステップと、 ユーザ側で所有する所定の暗号化処理が施された断片的
    なコンピュータプログラムを、上記受信した復号化鍵に
    基づいて復号化し、上記受信した残りの断片的なコンピ
    ュータプログラムと結合することで、一纏まりのコンピ
    ュータプログラムを復元し、 又は上記受信した復号化鍵に基づいて、上記受信した残
    りの断片的なコンピュータプログラムを復号化し、これ
    をユーザ側で所有する断片的なコンピュータプログラム
    と結合することで、一纏まりのコンピュータプログラム
    を復元し、 或いは上記受信した残りの断片的なコンピュータプログ
    ラム及びユーザ側で所有する断片的なコンピュータプロ
    グラムを結合し、この結合したプログラムを、上記受信
    した復号化鍵に基づいて復号化することで、一纏まりの
    コンピュータプログラムを復元するステップとを有する
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の情報処理プ
    ログラムにおいて、 ユーザのクライアント端末装置と、上記送信手段との間
    で、所定の認証処理を行うステップを有することを特徴
    とする情報処理プログラム。
  4. 【請求項4】 コンピュータに、 ユーザからの送信リクエストを受信するステップと、 上記送信リクエストを受信した際に、各断片的なコンピ
    ュータプログラムのみでは動作不可能となるように、一
    纏まりのコンピュータプログラムを複数に分割すること
    で形成された断片的なコンピュータプログラムのうち、
    ユーザ側で所有する断片的なコンピュータプログラムに
    対応する、残りの断片的なコンピュータプログラムを送
    信するステップとを実行させるための情報送信プログラ
    ム。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の情報送信プログラムにお
    いて、 上記断片的なコンピュータプログラム、 又は上記残りの断片的なコンピュータプログラム、 或いは上記断片的なコンピュータプログラム及び上記残
    りの断片的なコンピュータプログラムには、所定の暗号
    化処理が施されており、 上記送信を行うステップでは、 上記残りの断片的なコンピュータプログラムと共に、上
    記断片的なコンピュータプログラムに施されている暗号
    化処理に対応する復号化鍵を送信し、 又は上記暗号化された残りの断片的なコンピュータプロ
    グラムと共に、この残りの断片的なコンピュータプログ
    ラムに施されている暗号化処理に対応する復号化鍵を送
    信し、 或いは、上記暗号化された残りの断片的なコンピュータ
    プログラムと共に、この残りの断片的なコンピュータプ
    ログラム及び上記断片的なコンピュータプログラムに施
    されている暗号化処理に対応する復号化鍵を送信するこ
    とを特徴とする情報送信プログラム。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5記載の情報送信プ
    ログラムにおいて、 ユーザのクライアント端末装置との間で所定の認証処理
    を行うステップを有することを特徴とする情報送信プロ
    グラム。
  7. 【請求項7】 各断片的なコンピュータプログラムのみ
    では動作不可能となるように、一纏まりのコンピュータ
    プログラムを複数に分割することで形成された断片的な
    コンピュータプログラムのうち、ユーザ側で所有する断
    片的なコンピュータプログラムに対応する、残りの断片
    的なコンピュータプログラムの送信リクエストを送信す
    るリクエスト送信手段と、上記送信リクエストに応じ
    て、所定の送信手段から送信される残りの断片的なコン
    ピュータプログラムを受信する受信手段と、ユーザ側で
    所有する断片的なコンピュータプログラムと、上記受信
    手段で受信した上記残りの断片的なコンピュータプログ
    ラムとを結合することで、一纏まりのコンピュータプロ
    グラムを復元する復元手段とを備えた情報処理装置と、 上記情報処理装置の上記リクエスト送信手段からの送信
    リクエストを受信する受信手段と、上記受信手段で送信
    リクエストを受信した際に、ユーザ側で所有する断片的
    なコンピュータプログラムに対応する、残りの断片的な
    コンピュータプログラムを送信する送信手段とを備えた
    情報送信装置とを有する情報送信システム。
  8. 【請求項8】 各断片的なコンピュータプログラムのみ
    では動作不可能となるように、一纏まりのコンピュータ
    プログラムを複数に分割することで形成された断片的な
    コンピュータプログラムのうち、ユーザ側で所有する断
    片的なコンピュータプログラムに対応する、残りの断片
    的なコンピュータプログラムの送信リクエストを所定の
    送信手段に送信するリクエスト送信手段と、 上記送信リクエストに応じて、所定の送信手段から送信
    される残りの断片的なコンピュータプログラムを受信す
    る受信手段と、 ユーザ側で所有する断片的なコンピュータプログラム
    と、上記受信手段で受信した残りの断片的なコンピュー
    タプログラムとを結合することで、一纏まりのコンピュ
    ータプログラムを復元する復元手段とを有する情報処理
    装置。
  9. 【請求項9】 リクエスト送信手段により、各断片的な
    コンピュータプログラムのみでは動作不可能となるよう
    に、一纏まりのコンピュータプログラムを複数に分割す
    ることで形成された断片的なコンピュータプログラムの
    うち、ユーザ側で所有する断片的なコンピュータプログ
    ラムに対応する、残りの断片的なコンピュータプログラ
    ムの送信リクエストを所定の送信手段に送信するステッ
    プと、 受信手段により、上記送信リクエストに応じて、上記送
    信手段から送信される残りの断片的なコンピュータプロ
    グラムを受信するステップと、 復元手段により、ユーザ側で所有する断片的なコンピュ
    ータプログラムと、上記送信手段から送信された残りの
    断片的なコンピュータプログラムとを結合することで、
    一纏まりのコンピュータプログラムを復元するステップ
    とをコンピュータに実行させるための情報処理プログラ
    ムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の記憶媒体であって、 上記ユーザ側で所有する断片的なコンピュータプログラ
    ムは、上記各ステップの情報処理プログラムと共に、当
    該記憶媒体に記憶されていることを特徴とする記憶媒
    体。
JP2002217041A 2001-09-14 2002-07-25 情報処理プログラム,情報送信プログラム,情報送信システム,情報処理装置、及び情報処理プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Pending JP2003162340A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002217041A JP2003162340A (ja) 2001-09-14 2002-07-25 情報処理プログラム,情報送信プログラム,情報送信システム,情報処理装置、及び情報処理プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-280538 2001-09-14
JP2001280538 2001-09-14
JP2002217041A JP2003162340A (ja) 2001-09-14 2002-07-25 情報処理プログラム,情報送信プログラム,情報送信システム,情報処理装置、及び情報処理プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003162340A true JP2003162340A (ja) 2003-06-06

Family

ID=26622279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002217041A Pending JP2003162340A (ja) 2001-09-14 2002-07-25 情報処理プログラム,情報送信プログラム,情報送信システム,情報処理装置、及び情報処理プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003162340A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008033502A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Analyze:Kk コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、プログラム及び記録媒体
JP2009211295A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Kyocera Mita Corp 情報処理システムおよび情報処理装置
US8151111B2 (en) 2006-05-10 2012-04-03 Hitachi-Omron Terminal Solutions, Corp. Processing device constituting an authentication system, authentication system, and the operation method thereof
US8484449B2 (en) 2004-05-26 2013-07-09 Sony Corporation Program, communication device, data processing method, and communication system
CN105227300A (zh) * 2015-08-27 2016-01-06 北京百度网讯科技有限公司 一种密钥的获取方法及系统

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8484449B2 (en) 2004-05-26 2013-07-09 Sony Corporation Program, communication device, data processing method, and communication system
US8151111B2 (en) 2006-05-10 2012-04-03 Hitachi-Omron Terminal Solutions, Corp. Processing device constituting an authentication system, authentication system, and the operation method thereof
JP2008033502A (ja) * 2006-07-27 2008-02-14 Analyze:Kk コンテンツ提供システム、コンテンツ提供方法、プログラム及び記録媒体
JP2009211295A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Kyocera Mita Corp 情報処理システムおよび情報処理装置
CN105227300A (zh) * 2015-08-27 2016-01-06 北京百度网讯科技有限公司 一种密钥的获取方法及系统
CN105227300B (zh) * 2015-08-27 2019-09-20 北京百度网讯科技有限公司 一种密钥的获取方法及系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2618283B1 (en) Methods and apparatus for protected distribution of applications and media content
US7270193B2 (en) Method and system for distributing programs using tamper resistant processor
EP1942430B1 (en) Token Passing Technique for Media Playback Devices
US8522360B2 (en) Posted move in anchor point-based digital rights management
KR100493900B1 (ko) 사용자간 콘텐츠에 대한 권한정보의 공유방법
JP2005078653A (ja) コンテンツアクセスデータのユーザ配信システム及びその方法
JP2004118327A (ja) コンテンツ使用制御装置及びコンテンツ使用制御方法、並びにコンピュータ・プログラム
WO2005093989A1 (en) Digital license sharing system and method
JP2005080315A (ja) サービスを提供するためのシステムおよび方法
US20030009667A1 (en) Data terminal device that can easily obtain content data again, a program executed in such terminal device, and recording medium recorded with such program
CN112954000A (zh) 一种基于区块链和ipfs技术的隐私信息管理方法及系统
Jakobsson et al. Discouraging software piracy using software aging
EP1932275B1 (en) Security device and building block functions
JP4828724B2 (ja) 遷移状態に基づく暗号化システムおよび方法
JP3950095B2 (ja) 認証サーバ、認証方法、認証依頼端末及び認証依頼プログラム
US20050021469A1 (en) System and method for securing content copyright
JPH1124916A (ja) ソフトウェアライセンス管理装置および方法
JP2003162340A (ja) 情報処理プログラム,情報送信プログラム,情報送信システム,情報処理装置、及び情報処理プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
KR100779985B1 (ko) 콘텐츠 보호 방법 및 시스템
JP2003196237A (ja) サービス提供システム及びサービス提供方法
JP2006129144A (ja) コンテンツ再生システム及び方法、許可情報保持装置、コンテンツ再生装置、ならびに、コンピュータプログラム
Liu et al. SUPPORTING CONTENT PORTABILITY IN DIGITAL RIGHTS MANAGEMENT
KR20070022257A (ko) 디지털 라이센스 공유 시스템 및 방법
JP2002024096A (ja) 端末装置、データ配信装置、データ配信システム、及び、データ配信方法
JP2005266896A (ja) ソフトウェア不正使用防止方式、ソフトウェア不正使用防止方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050603

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060118