JP2003161751A - 信号検証システム、信号検証装置、コンピュータプログラム、及び記録媒体 - Google Patents

信号検証システム、信号検証装置、コンピュータプログラム、及び記録媒体

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JP2003161751A
JP2003161751A JP2001363293A JP2001363293A JP2003161751A JP 2003161751 A JP2003161751 A JP 2003161751A JP 2001363293 A JP2001363293 A JP 2001363293A JP 2001363293 A JP2001363293 A JP 2001363293A JP 2003161751 A JP2003161751 A JP 2003161751A
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Masahiro Yao
正弘 八尾
Daichi Morifuji
大地 森藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検証対象及び用途において汎用性が高く、経
験及び勘などの熟練した技術が不要であり、ユーザの嗜
好に応じた仕様に設定することができる信号検証システ
ム、信号検証装置、コンピュータプログラム、及び記録
媒体の提供。 【解決手段】 信号検証システムは、信号検証装置1及
び信号処理装置2から成る。信号処理装置2は適宜選択
され接続された例えば電波アンテナ3から信号を受け付
けて周波数分析し、信号検証装置1へ出力する。信号検
証装置1は、電波アンテナ3の駆動を設定するSPUコ
ントロールスクリプト、電波アンテナ3にて検知した信
号に基づいて検証対象の検証を設定する検証用スクリプ
ト、表示部にて表示する態様を設定する表示用スクリプ
ト、及び出力部にて出力する態様を設定する出力用スク
リプトをHDに格納し、これらのスクリプトはユーザが
入力部を操作することにより任意の内容を書くことがで
きる構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器プリント
基板,コンクリート,鉄鋼板等の検証対象から得られる
電波,音波,放射線等の様々の信号に基づき、前記検証
対象の状態を検証するための信号検証システム、該シス
テムにて用いる信号検証装置、コンピュータを前記信号
検証装置として機能させるためのコンピュータプログラ
ム、及び該コンピュータプログラムを記録する記録媒体
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、検証対象が発する電波,放射線等
の信号、又は、検証対象に対して音波を放射し、或い
は、磁界を印加した場合に得られる応答の信号に基づ
き、前記検証対象の状態を検証するための信号検証装置
が用いられている。これらの信号検証装置は、検証対象
を分解・破壊することなくその状態を検証することがで
きるという利点を有している。
【0003】例えば、電源が投入された電子機器のプリ
ント基板組立品から発せられる電波を電波アンテナで検
知し、検知した電波に基づいて前記プリント基板組立品
の良否判定を行う信号検証装置がある。該信号検証装置
が備える電波アンテナは、複数の小アンテナがマトリク
ス状に配列されて矩形の平面形状を成している。該電波
アンテナを検証対象であるプリント基板組立品に近接さ
せることにより漏洩電波を検知し、検知した漏洩電波の
スペクトル(以下、検証スペクトル)と、予め正常であ
ることが判明している同型のプリント基板から検知され
る漏洩電波のスペクトル(以下、基準スペクトル)とを
比較する。
【0004】図11及び図12は、従来の信号検証装置
を用いて漏洩電波を検証した場合の、所定の異なる2つ
の小アンテナでの同一周波数帯域における基準スペクト
ル(図中の細実線)及び検証スペクトル(図中の太実
線)の一例を示すグラフであり、図11は、前記所定の
異なる2つの小アンテナのうち一方の小アンテナから得
られる検証スペクトル及び基準スペクトルを示し、図1
2は、前記所定の異なる2つの小アンテナのうち他方の
小アンテナから得られる検証スペクトル及び基準スペク
トルを示している。図11では、検証スペクトルは基準
スペクトルと同様に、概ねa点,b点,及びc点におい
てピークが存在している。これを肉眼で確認することに
より、検証対象であるプリント基板組立品における前記
一方の小アンテナに近接する箇所には異常がないと判断
している。一方、図12では、検証スペクトルはa点及
びb点においてのみしかピークが存在せず、基準スペク
トルにおいてピークが存在するc点にはピークが存在し
ない。従ってこれを肉眼で確認することにより、プリン
ト基板組立品における前記他方の小アンテナに近接する
箇所に何らかの異常が発生していると判断している。な
お、従来の信号検証装置では、最大で数十MHz程度の
周波数を有する信号を検証の対象としている。
【0005】また他に、検証対象であるコンクリート壁
へ音波を照射して反射してくる音波をマイクで検知し、
検知した音波に基づいてコンクリートの剥離検査を行う
信号検証装置、検証対象である鉄鋼を磁化して周辺に生
じる磁気を磁気センサで検知し、検知した磁気に基づい
て鉄鋼の深傷検査を行う信号検証装置など、様々の信号
検証装置がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の信号
検証装置の場合、夫々の用途及び検証対象に特化した構
成となっている。例えば、前記プリント基板組立品の良
否判定に用いられる信号検証装置では、センサとして電
波アンテナのみしか使用できず、検知した信号の処理も
プリント基板組立品の良否判定に特化されている。ま
た、電波アンテナは固定的に備えられており、その駆動
を制御することができず、良否の判定基準及び表示・出
力の態様も予め設定されている。
【0007】コンクリートの剥離検査、鉄鋼の深傷検査
の夫々に用いられる信号検証装置も同様であり、使用で
きるセンサはマイク、磁気センサのみであり、夫々の用
途に特化された構成となっている。従って、従来の信号
検証装置は他の用途に流用することは困難であり、汎用
性に乏しいという問題があった。また、特化された用途
での使用においても機能の柔軟性に乏しく、ユーザの嗜
好に応じた仕様に設定することができないという問題が
あった。また、検知した信号から得られる検証スペクト
ルと基準スペクトルとを肉眼で比較するなど、検証を行
うためには人手を要し、経験及び勘を必要とする作業で
あり、検証の精度を一定水準に保つことは困難であっ
た。
【0008】本発明は上述したような事情に鑑みてなさ
れたものであり、検証対象に応じて適宜選択され外部に
備えられる検知部(センサ)にて検知された信号の周波
数変換及び周波数分析を行う信号処理装置を備え、信号
検証装置は、前記信号処理装置にて周波数変換及び周波
数分析された信号を受け付け、前記検知部の駆動を制御
し、更に、前記検知部の駆動,信号に基づく検証,表
示,出力の何れか少なくとも一つにおいてその態様の設
定を行うことができる信号検証システムを提供すること
を目的とする。従って、特定の検証対象に特化されず、
様々の検証対象に応じて検知部を適宜選択して用いるこ
とができ、検知部にて検知した信号の周波数変換及び周
波数分析を信号処理装置にて行うので広い帯域の周波数
に対応できると共に、例えば前述した如くの平面形状を
なす電波アンテナにて何れの小アンテナで電波を検知さ
せるか、また、電波アンテナ自身を2次元的或いは3次
元的に駆動させる等の検知部の駆動を制御することがで
き、更に、例えば1Hz毎にスペクトルのピーク値に閾
値を設け、これを超過する場合に警告を表示するなど、
検証の精度を一定水準に保ち、ユーザに合った仕様とす
ることが可能であり、非常に高い汎用性を有する信号検
証システム、該システムにて用いる信号検証装置を提供
することを目的とし、併せて、コンピュータを前記信号
検証装置として機能させるためのコンピュータプログラ
ム、及び該コンピュータプログラムを記録する記録媒体
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る信号検証
システムは、表示部及び/又は出力部に接続され、検証
対象の状態に応じて得られる信号を検知すべく外部に備
える検知部にて検知された信号に基づき、前記検証対象
の状態を検証するための信号検証装置を備える信号検証
システムにおいて、前記検知部にて検知された信号の処
理を行う信号処理装置を備え、該信号処理装置は、前記
検知部にて検知された信号を受け付ける検知信号受付手
段と、前記信号検証装置からの指示を受け付ける指示受
付手段と、受け付けた指示に基づいて前記信号の周波数
を変換するための周波数変換手段と、周波数が変換され
た信号の周波数分析をするための周波数分析手段と、周
波数分析された信号を前記信号検証装置へ出力する信号
出力手段とを備え、前記信号検証装置は、前記検知部に
て検知された信号の周波数の変換及び周波数分析に関
し、前記信号処理装置へ指示する指示手段と、前記信号
処理装置から出力された信号の入力を受け付ける受付手
段と、前記検知部の駆動を制御する駆動制御手段と、受
け付けた信号に基づいて前記検証対象の状態を検証する
検証手段と、前記駆動制御手段に係る前記検知部の駆動
の態様を設定する駆動制御設定手段、前記検証手段に係
る検証の態様を設定する検証設定手段、受け付けた信号
に基づく前記表示部での表示の態様を設定する表示設定
手段、及び、受け付けた信号に基づく前記出力部での出
力の態様を設定する出力設定手段のうち、何れか少なく
とも一つの手段とを備えることを特徴とする。
【0010】第2発明に係る信号検証装置は、表示部及
び/又は出力部に接続され、検証対象の状態に応じて得
られる信号を検知すべく外部に備える検知部にて検知さ
れた信号に基づき、前記検証対象の状態を検証するため
の信号検証装置において、前記検知部にて検知された信
号の入力を受け付ける受付手段と、前記検知部の駆動を
制御する駆動制御手段と、受け付けた信号に基づいて前
記検証対象の状態を検証する検証手段と、前記駆動制御
手段に係る前記検知部の駆動の態様を設定する駆動制御
設定手段、前記検証手段に係る検証の態様を設定する検
証設定手段、受け付けた信号に基づく前記表示部での表
示の態様を設定する表示設定手段、及び、受け付けた信
号に基づく前記出力部での出力の態様を設定する出力設
定手段のうち、何れか少なくとも一つの手段とを備える
ことを特徴とする。
【0011】第3発明に係るコンピュータプログラム
は、表示部及び/又は出力部に接続されるコンピュータ
に、検証対象の状態に応じて得られる信号を検知すべく
外部に備える検知部にて検知された信号に基づき、前記
検証対象の状態を検証させるためのコンピュータプログ
ラムにおいて、コンピュータを、前記検知部にて検知さ
れた信号の入力を受け付ける受付手段と、前記検知部の
駆動を制御する駆動制御手段と、受け付けた信号に基づ
いて前記検証対象の状態を検証する検証手段と、前記駆
動制御手段に係る前記検知部の駆動の態様を設定する駆
動制御設定手段、前記検証手段に係る検証の態様を設定
する検証設定手段、受け付けた信号に基づく前記表示部
での表示の態様を設定する表示設定手段、及び、受け付
けた信号に基づく前記出力部での出力の態様を設定する
出力設定手段のうち、何れか少なくとも一つの手段とし
て機能させることを特徴とする。
【0012】第4発明に係るコンピュータプログラム
は、第3発明に係るコンピュータプログラムにおいて、
前記駆動制御設定手段は、前記検知部の2次元的駆動又
は3次元的駆動の態様を設定する手段を備え、前記検証
設定手段は、受け付けた信号における任意の周波数帯毎
に閾値を設定する手段を備え、前記表示設定手段は、受
け付けた信号に基づくスペクトル表示又はオシログラフ
表示の設定をする手段を備え、前記出力設定手段は、通
信回線を介し電子メールを使用して外部へ送信する手段
を備えることを特徴とする。
【0013】第5発明に係る記録媒体は、表示部及び/
又は出力部に接続されるコンピュータに、検証対象の状
態に応じて得られる信号を検知すべく外部に備える検知
部にて検知された信号に基づき、前記検証対象の状態を
検証させるためのコンピュータプログラムを記録するコ
ンピュータでの読み取りが可能である記録媒体におい
て、コンピュータを、前記検知部にて検知された信号の
入力を受け付ける受付手段と、前記検知部の駆動を制御
する駆動制御手段と、受け付けた信号に基づいて前記検
証対象の状態を検証する検証手段と、前記駆動制御手段
に係る前記検知部の駆動の態様を設定する駆動制御設定
手段、前記検証手段に係る検証の態様を設定する検証設
定手段、受け付けた信号に基づく前記表示部での表示の
態様を設定する表示設定手段、及び、受け付けた信号に
基づく前記出力部での出力の態様を設定する出力設定手
段のうち、何れか少なくとも一つの手段として機能させ
るコンピュータプログラムを記録することを特徴とす
る。
【0014】第1乃至第5発明による場合は、信号検証
装置が、検証対象に応じて選択され外部に備えられる電
波アンテナ,振動センサ等の検知部によって検知され、
信号処理装置にて周波数が変換され周波数分析された信
号を受け付け、前記検知部の駆動を制御し、受け付けた
信号に基づいて検証対象の状態を検証し、更に、前記検
知部の駆動,受け付けた信号に基づく検証,表示,出力
の何れか少なくとも一つにおいてその態様の設定を行う
ことができることにより、特定の検証対象に特化され
ず、様々の用途に使用可能で汎用性が比較的高く、ま
た、検証の精度を一定水準に保ち、ユーザの嗜好に合っ
た仕様とすることができる信号検証システム、該システ
ムにて用いる信号検証装置、コンピュータを前記信号検
証装置として機能させるためのコンピュータプログラ
ム、及び該コンピュータプログラムを記録する記録媒体
を実現することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。図1は、信号検証装置1
及び信号処理装置(Signal Processing Unit:以下、S
PU)2からなる本発明に係る信号検証システムに、セ
ンサとして適宜選択された電波アンテナ3を接続し、プ
リント基板組立品の良否判定に用いるべくなした場合の
構成を示す模式図である。信号検証装置1はSPU2に
接続され、更に該SPU2は電波アンテナ3に接続され
た構成となっている。
【0016】前記電波アンテナ3は、プリント基板組立
品(以下、検証対象)4の良否を判定すべく、マトリク
ス状に配された複数の小アンテナ3a,3a,…を有し
ており、検証対象4からの漏洩電波を検知する。また、
検知した漏洩電波はアナログ信号としてSPU2へ入力
される。該SPU2は、電波アンテナ3から入力された
アナログ信号に所定の処理を施すことにより、スペクト
ルアナライザ又はオシロスコープで出力すべくデジタル
信号を生成して前記信号検証装置1へ出力する。
【0017】図2は、前記SPU2の構成の一例を示す
ブロック図である。SPU2は、アッテネータ(以下、
ATT)20,ダウンコンバータ21,A/Dコンバー
タ(以下、A/D)22,高速フーリエ変換回路(以
下、FFT)24,及びバッファ25を備えている。
【0018】ATT20は電波アンテナ3にて検知され
た信号の入力を受け付け、ダウンコンバータ21へ送り
出すためのものであり、受け付けた信号が過大である場
合に減衰させる役割を担う。また、電波アンテナ3にて
検知された信号が過小である場合に増幅するための増幅
器を組み合わせてもよい。
【0019】ダウンコンバータ21は、XTAL(水晶
発振器)21a,DDS(Direct Digital Synthesize
r)21b,VCO(Voltage Controlled Osillator)
21dを具備するPLL(Phase Locked Loop )21
c,DBM(Double Balanced Mixer )21e,及びロ
ーパスフィルタ(以下、LPF)21fから構成されて
おり、後述する如く、ATT20から入力された信号を
A/D22にて対応可能な周波数へ変換するためのもの
である。
【0020】ダウンコンバータ21からA/D22へ入
力された信号はディジタル信号に変換され、信号検証装
置1からの指示に基づいて動作する接点23及びFFT
24を経てバッファ25へ入力され、又は接点23を経
て直接バッファ25へ入力され、一時的にデータが蓄積
される。蓄積されたデータはその後適宜に信号検証装置
1へ出力される。なおA/D22から出力されたディジ
タル信号は、信号検証装置1にてスペクトル表示する場
合はFFT24を介してバッファ25へ入力され、オシ
ロ表示する場合は直接バッファ25へ入力される。ま
た、電波アンテナ3の動作を制御すべく信号検証装置1
から出力された信号は、SPU2を経て電波アンテナ3
へ入力される構成となっている。
【0021】ところで、プリント基板組立品の良否判定
では、検知する漏洩電波の周波数が30MHz程度であ
るため、検知すべき信号の周波数も30MHz程度まで
とされていたが、本実施の形態に係る信号検証システム
では、携帯電話等の高周波を発するものも検証対象と
し、より汎用性を高めるため、数GHz程度の高周波の
処理も可能であるSPU2を構成する必要がある。しか
し数GHz程度の高周波に対応できるA/D22は現在
外販されているものがほとんど存在しないのが実状であ
る。従って、本実施の形態に係るSPU2では、前記ダ
ウンコンバータ21を用いるスーパーヘテロダイン方式
を採用することにより、従来からある数十MHz程度に
対応可能なA/D22を用いて数GHz程度の高周波を
処理すべく構成されている。以下にダウンコンバータ2
1の構成を概説する。
【0022】ダウンコンバータ21が備えるハードウェ
アのうち、XTAL21a,DDS21b,及びVCO
21dを具備するPLL21cは局部発振回路を構成し
ている。DDS21bは公知のものでありここでの詳述
は避けるが、アドレス演算器,波形メモリ,D/Aコン
バータ,LPF等を備え、XTAL21aからの入力の
精度を保ったまま高分解能のPLL21c用の基準信号
を生成することができる。また、外部(本実施の形態で
は信号検証装置1)からアドレス演算器へ入力される位
相増加分の値を示す信号を適宜設定することにより、任
意の周波数を有する基準信号を出力することができる。
PLL21cは、DDS21bから出力され、PLL2
1cが具備する位相比較回路へ入力された基準信号から
得られる電圧信号に基づき、VCO21dにて高周波信
号を生成して出力するものである。VCO21dの出力
は途中で分周されて前記位相比較回路へフィードバック
され、位相比較回路は、分周されたVCO21dの出力
とDDS21bからの出力の位相差を電圧信号として出
力する。出力された電圧信号はPLL21cが具備する
ローパスフィルタで平滑化されてVCO21dへ入力さ
れ、VCO21dは入力された電圧信号に基づいて周波
数を制御し、得られる高周波信号をPLL21cの出力
として出力する。なお、近年では高性能な特性を有する
VCO21dが安価で供給されており、上述した構成の
局部発振回路では数GHzの周波数を有する信号を発振
することができる。
【0023】このようにしてPLL21cから発振され
た信号と、前記ATT20から出力されてダウンコンバ
ータ21へ入力された信号とは、ダウンコンバータ21
が備えるDBM21eへ入力される。ここで、ATT2
0からDBM21eへ入力される信号をA=Xcos
(fa)とし、PLL21cからDBM21eへ入力さ
れる信号をB=Ycos(fb)とした場合、信号A,
BがDBM21eにてミキシングされたときにDBM2
1eから出力される信号Cは、 C=A×B=X/2{cos(fa+fb)+cos
(fa−fb)} となる。即ち、周波数(fa+fb)の信号と、周波数
(fa−fb)の信号とが出力される。出力された信号
CをLPF21fへ入力することにより、高周波成分で
ある周波数(fa+fb)の信号が除去され、周波数
(fa−fb)の成分のみが通過してダウンコンバータ
21の出力となる。
【0024】従って前述した如く、信号検証装置1から
DDS21bのアドレス演算器へ入力する位相増加分の
値を示す信号を適宜変えていき、ATT20から入力さ
れる信号Aの周波数(fa)に近似する周波数(fb)
を有する信号BをPLL21cからDBM21eへ入力
させることにより、LPF21fを通過してダウンコン
バータ21から出力される信号(周波数fa−fb)
は、数十MHz程度の周波数を対象とするA/D22で
あっても、電波アンテナ3にて検知される数GHzの信
号に対応することが可能となる。また、ダウンコンバー
タ21から出力される信号(周波数fa−fb)は、A
TT20から入力された信号(周波数fa)の周波数帯
域が単にシフトされているだけであるため、何ら情報の
欠落が発生しておらず、これに基づいてプリント基板組
立品の良否判定を高精度に実施することができる。な
お、上述したダウンコンバータ21の構成は一例であ
り、これを構成するコンデンサ等の電子素子の小型化に
応じてワンチップ化し、ICにより同機能を有するもの
を実現してもよい。
【0025】図3は、信号検証装置1の構成を示すブロ
ック図である。信号検証装置1はCPU10を備え、該
CPU10は、RAM11,ROM12,通信インタフ
ェース(以下、通信I/F)13,表示部14,出力部
15,ハードディスク(以下、HD)17,及び補助記
憶装置18の動作を制御し、入力部16からの入力に応
じて動作する。
【0026】RAM11はDRAM又はSRAM等から
成り、CPU10での演算処理中に発生するデータを一
時的に記憶する他、通信I/F13を介して送受信され
るデータを記憶する。ROM12はPROM又はマスク
ROM等から成り、信号検証装置1を動作させるために
必要な基本的なコンピュータプログラムが記憶されてい
る。
【0027】通信I/F13はケーブル等を用いてSP
U2に接続し、信号の送受信を行うためのインタフェー
スである。表示部14はCRT又はLCD等のディスプ
レイである。出力部15はプリンタなど紙面にて出力す
るものの他、電子メールなど電子データを出力するため
のインタフェースを備えている。入力部16はキーボー
ド,マウス等であり、表示部14がタッチパネル式液晶
ディスプレイである場合は、前記表示部14にて入力部
16の機能を併せ持ってもよい。なお、前記表示部1
4,出力部15,及び入力部16は、その機能を信号検
証装置1に内蔵していてもよいし、或いは、外付けされ
た夫々別個のハードウェアから構成されていてもよい。
【0028】HD17は、コンピュータを信号検証装置
1として機能させるために必要な後述する各種コンピュ
ータプログラムが記憶されたコンピュータプログラム記
憶領域17aを有し、また、通信I/F13を介して入
力された信号に関するデータをデータベース形式にして
記憶するデータベース(以下、DB)17bを有してい
る。なお、HD17は、信号検証装置1に内蔵している
ものの他、外付けのハードディスクを用いてもよい。
【0029】補助記憶装置18は、本発明に係るコンピ
ュータプログラムを記録するCD−ROM又はDVD−
ROM等に記録媒体RECから、該記録媒体RECに記
録されたコンピュータプログラムを読み込むためのCD
−ROMドライバ又はDVD−ROMドライバ等であ
り、読み込まれたコンピュータプログラムはHD17に
記憶される。
【0030】図4は、HD17が有するコンピュータプ
ログラム記憶領域17aの内容の一部を示す模式図であ
る。図示する如く、コンピュータプログラム記憶領域1
7aには、SPUコントロールスクリプト171a,検
証用スクリプト172a,表示用スクリプト173a,
出力用スクリプト174a等から夫々成る種々のコンピ
ュータプログラムが格納されている。
【0031】SPUコントロールスクリプト171aは
電波アンテナ3の動作を制御するためのスクリプトであ
り、例えば、電波アンテナ3が備える複数の小アンテナ
3a,3a,…において、電波を検知する順序を制御
し、また、電波アンテナ3を2次元的或いは3次元的に
動作させるべく制御することができる。SPUコントロ
ールスクリプト171aは、ユーザが入力部16を操作
することにより自由に内容を書くことができ、書かれた
SPUコントロールスクリプト171aを信号検証装置
1が読み込み、RAM11にロードしてCPU10にて
実行することにより、電波アンテナ3の他、検証対象に
応じて選択された後述する種々のセンサの動作を任意に
設定することができる。
【0032】検証用スクリプト172aは信号検証装置
1へ入力された信号を検証する際の種々の取り決めがな
されているスクリプトであり、信号検証装置1は該検証
用スクリプト172aに従って信号の検証を行う。検証
用スクリプト172aは、ユーザが入力部16を操作す
ることにより自由に内容を書くことができ、書かれた検
証用スクリプト172aをRAM11にロードしてCP
U10にて実行することにより種々の設定を行うことが
できる。例えば入力された信号のスペクトル(検証スペ
クトル)を1Hz毎にチェックし、その時間平均値が基
準スペクトルの値を中心とする所定の上下限値を超過し
た場合に異常有りと検証するように、ユーザによって設
定することができる。
【0033】図5乃至図7は、検証用スクリプト172
aでの記述により検証することができる信号の例を示す
グラフである。検証用スクリプト172aで25〜30
Hzの周波数帯域にて信号の信号強度が+30以下のと
きに正常であると記述した場合、図5に示す如く、太実
線aで示される信号は正常であると検証し、細実線bで
示される信号は異常が生じていると検証することができ
る。また、検証用スクリプト172aの記述により、固
定した周波数帯域での一時点の信号検証のみでなく、図
6に示す如く、信号の波形が移動(太実線aで示す波形
から細実線bで示す波形へ移動)する場合、図7に示す
如く、ある周波数における信号の波形(周波数fxでの
細実線に示す波形)が一定時間を隔てて検出される場合
であっても検証することができる。なお、図5乃至図7
に示したものは一例であり、検証用スクリプト172a
の記述によって様々の検証を行うことが可能であり、複
雑な検証も従来に比して極めて容易に行うことができ
る。このように、従来熟練したユーザが経験及び勘によ
り視覚的に検証していたのを、信号検証装置1を用いる
ことによって熟練した技術を十分有しないユーザであっ
ても、同一水準以上の検証結果を得ることができる。更
に、後述する種々のセンサに応じて検証用スクリプト1
72aを設定することにより、様々の用途において信号
検証装置1を利用することができる。
【0034】表示用スクリプト173aは、信号検証装
置1へ入力された信号に基づいてディスプレイ等の表示
部14にて表示させる内容を制御するものであり、CP
U10は該表示用スクリプト173aに従って表示部1
4にて表示させる。表示用スクリプト173aは、ユー
ザが入力部16を操作することにより自由に内容を書く
ことができ、書かれた表示用スクリプト173aをRA
M11へロードしてCPU10にて実行することによ
り、種々の設定を行うことができる。例えば入力された
信号のスペクトル表示(平均値表示,3次元表示等)、
オシロ表示などを設定でき、1〜2GHzなど任意の周
波数帯の信号のみを表示させるよう設定することができ
る。また、表示部14にて表示される画面構成も任意に
設定することができ、ユーザの嗜好に応じた表示を行う
ことができる。
【0035】出力用スクリプト174aは、信号検証装
置1へ入力された信号に基づいてプリンタ等の出力部1
5にて出力される出力態様を制御するためのものであ
り、CPU10は該出力用スクリプト174aに従って
出力部15にて出力する。出力用スクリプト174a
は、ユーザが入力部16を操作することにより自由に内
容を書くことができ、書かれた出力用スクリプト174
aをRAM11へロードしてCPU10にて実行するこ
とにより、種々の設定を行うことができる。例えばエク
セル形式での出力、バイナリデータでの出力の他、アド
レスを予め設定しておくことにより電子メールの添付フ
ァイルとして送信することも可能である。また、任意の
周波数帯のみの検証結果を出力するように設定すること
も可能である。
【0036】また、上述したスクリプトの書き換えに加
え、本実施の形態に係る信号処理装置1はGUI(Grap
hical User Interface)を備えているため、表示部14
に表示されるアイコン、テンプレート内のフォーム等を
選択することにより、マウスを操作するだけでも簡易な
設定をすることができる。
【0037】図8はスペクトルの平均値表示をした場合
の表示部14での表示内容の一例を示す模式図であり、
図9はスペクトルの3次元表示をした場合の表示部14
での表示内容の一例を示す模式図である。図示する如
く、プルダウンメニューから基準スペクトル表示、3次
元スペクトル表示などを選択することができ、表示させ
る周波数帯域(例えば、***Hz〜***GHzな
ど)をマウスの操作により指定することができる。ま
た、図示していないが、「SPUコントロール」,「検
証」,「出力」,「表示」等のアイコンを表示させ、こ
れを選択してプロパティを設定し、更にコードエディタ
を用いてユーザが嗜好する機能を追加することも可能で
ある。
【0038】上述した如く、コンピュータプログラム記
憶領域17aに格納されているSPUコントロールスク
リプト171a,検証用スクリプト172a,表示用ス
クリプト173a,出力用スクリプト174a等は、夫
々入力部16を操作して自由に書くことが可能であり、
また、GUIを備えることにより、検証対象又はユーザ
の嗜好に応じて自由に設定することが可能であるため、
様々の検証対象に応じて利用することができて汎用性が
極めて高く、検証精度も高い信号検証装置1を実現する
ことができる。
【0039】図10は、信号検証装置1を適用すること
ができる用途、及び検証に際して利用される信号検知用
のセンサを示す図表である。図示する如く、上述した電
子機器のプリント基板組立品の良否判定及び修繕箇所の
特定、電子機器の非破壊故障診断、不要輻射電波検査、
携帯電話の送信電波検査、地雷発見・地震予知、ペース
メーカ故障診断等の用途に適用することができ、この場
合、センサとしては漏洩電波を検知すべく電波アンテナ
が用いられる。
【0040】また、工作機械・ツールの寿命測定、工作
機器,自動車等のベアリング寿命予測、ウエハ研磨終点
検出、真空ポンプの故障診断、エンジンの故障検出等の
用途に適用することができ、振動に基づいて検証すべく
振動センサが用いられる。
【0041】また、コンクリートの剥離検査、ピアノ等
の楽器検査、スピーカヘッドホン検査、エコー検査等の
用途に適用することができ、音波に基づいて検証すべく
マイクが用いられる。更に鉄鋼の深傷検査に適用するこ
とができ、磁気,放射線等に基づいて検証すべく磁気セ
ンサ,放射線センサ等が用いられる。
【0042】本実施の形態に係る信号処理装置1によれ
ば、SPUコントロールスクリプト171a,検証用ス
クリプト172a,表示用スクリプト173a,出力用
スクリプト174a等を検証対象又は用途等に応じて自
由に書くことにより任意に設定することができ、また、
GUIも備えるため、様々の検証対象及び用途に幅広く
適用することが可能であり、夫々の用途での機能におい
ても電波アンテナ3を駆動させるなど柔軟性が高く、ま
た、経験及び勘に乏しい者であっても検証精度を従来の
水準と同等以上に保持することができ、ユーザの嗜好に
合った仕様とすることができる。
【0043】
【発明の効果】第1乃至第5発明によれば、特定の検証
対象に特化されず、様々の用途に使用可能で汎用性が比
較的高く、また、検証の精度を一定水準に保ち、ユーザ
の嗜好に合った仕様とすることができる信号検証システ
ム、該システムにて用いる信号検証装置、コンピュータ
を前記信号検証装置として機能させるためのコンピュー
タプログラム、及び該コンピュータプログラムを記録す
る記録媒体を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】信号検証装置及び信号処理装置(SPU)から
なる本発明に係る信号検証システムに、センサとして適
宜選択された電波アンテナを接続し、プリント基板組立
品の良否判定に用いるべくなした場合の構成を示す模式
図である。
【図2】SPUの構成の一例を示すブロック図である。
【図3】信号検証装置の構成を示すブロック図である。
【図4】HDが有するコンピュータプログラム記憶領域
の内容の一部を示す模式図である。
【図5】検証用スクリプトでの記述により検証すること
ができる信号の例を示すグラフである。
【図6】検証用スクリプトでの記述により検証すること
ができる信号の例を示すグラフである。
【図7】検証用スクリプトでの記述により検証すること
ができる信号の例を示すグラフである。
【図8】スペクトルの平均値表示をした場合の表示部で
の表示内容の一例を示す模式図である。
【図9】スペクトルの3次元表示をした場合の表示部で
の表示内容の一例を示す模式図である。
【図10】信号検証装置を適用することができる用途、
及び検証に際して利用される信号検知用のセンサを示す
図表である。
【図11】従来の信号検証装置を用いて漏洩電波を検証
した場合の、所定の異なる小アンテナのうち、一方の小
アンテナでの同一周波数帯域における基準スペクトル及
び検証スペクトルの一例を示すグラフである。
【図12】従来の信号検証装置を用いて漏洩電波を検証
した場合の、所定の異なる小アンテナのうち、他方の小
アンテナでの同一周波数帯域における基準スペクトル及
び検証スペクトルの一例を示すグラフである。
【符号の説明】
1 信号検証装置 2 信号処理装置(SPU) 3 電波アンテナ 3a 小アンテナ 4 検証対象(プリント基板組立品) 13 通信I/F(通信インタフェース) 14 表示部 15 出力部 17a コンピュータプログラム記憶領域 171a SPUコントロールスクリプト 172a 検証用スクリプト 173a 表示用スクリプト 174a 出力用スクリプト 20 ATT(アッテネータ) 21 ダウンコンバータ 21a XTAL(水晶振動子) 21b DDS 21c PLL 21d VCO 21e DBM 21f LPF(ローパスフィルタ) 22 A/D(A/Dコンバータ) 24 FFT 25 バッファ REC 記録媒体
フロントページの続き (72)発明者 森藤 大地 大阪府大阪市中央区難波四丁目2番1号 難波御堂筋ビルディング 株式会社カレン トストン内 Fターム(参考) 2G036 AA24 AA27 AA28 BB12 CA08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部及び/又は出力部に接続され、検
    証対象の状態に応じて得られる信号を検知すべく外部に
    備える検知部にて検知された信号に基づき、前記検証対
    象の状態を検証するための信号検証装置を備える信号検
    証システムにおいて、 前記検知部にて検知された信号の処理を行う信号処理装
    置を備え、 該信号処理装置は、 前記検知部にて検知された信号を受け付ける検知信号受
    付手段と、 前記信号検証装置からの指示を受け付ける指示受付手段
    と、 受け付けた指示に基づいて前記信号の周波数を変換する
    ための周波数変換手段と、 周波数が変換された信号の周波数分析をするための周波
    数分析手段と、 周波数分析された信号を前記信号検証装置へ出力する信
    号出力手段とを備え、 前記信号検証装置は、 前記検知部にて検知された信号の周波数の変換及び周波
    数分析に関し、前記信号処理装置へ指示する指示手段
    と、 前記信号処理装置から出力された信号の入力を受け付け
    る受付手段と、 前記検知部の駆動を制御する駆動制御手段と、 受け付けた信号に基づいて前記検証対象の状態を検証す
    る検証手段と、 前記駆動制御手段に係る前記検知部の駆動の態様を設定
    する駆動制御設定手段、前記検証手段に係る検証の態様
    を設定する検証設定手段、受け付けた信号に基づく前記
    表示部での表示の態様を設定する表示設定手段、及び、
    受け付けた信号に基づく前記出力部での出力の態様を設
    定する出力設定手段のうち、何れか少なくとも一つの手
    段とを備えることを特徴とする信号検証システム。
  2. 【請求項2】 表示部及び/又は出力部に接続され、検
    証対象の状態に応じて得られる信号を検知すべく外部に
    備える検知部にて検知された信号に基づき、前記検証対
    象の状態を検証するための信号検証装置において、 前記検知部にて検知された信号の入力を受け付ける受付
    手段と、 前記検知部の駆動を制御する駆動制御手段と、 受け付けた信号に基づいて前記検証対象の状態を検証す
    る検証手段と、 前記駆動制御手段に係る前記検知部の駆動の態様を設定
    する駆動制御設定手段、前記検証手段に係る検証の態様
    を設定する検証設定手段、受け付けた信号に基づく前記
    表示部での表示の態様を設定する表示設定手段、及び、
    受け付けた信号に基づく前記出力部での出力の態様を設
    定する出力設定手段のうち、何れか少なくとも一つの手
    段とを備えることを特徴とする信号検証装置。
  3. 【請求項3】 表示部及び/又は出力部に接続されるコ
    ンピュータに、検証対象の状態に応じて得られる信号を
    検知すべく外部に備える検知部にて検知された信号に基
    づき、前記検証対象の状態を検証させるためのコンピュ
    ータプログラムにおいて、 コンピュータを、 前記検知部にて検知された信号の入力を受け付ける受付
    手段と、 前記検知部の駆動を制御する駆動制御手段と、 受け付けた信号に基づいて前記検証対象の状態を検証す
    る検証手段と、 前記駆動制御手段に係る前記検知部の駆動の態様を設定
    する駆動制御設定手段、前記検証手段に係る検証の態様
    を設定する検証設定手段、受け付けた信号に基づく前記
    表示部での表示の態様を設定する表示設定手段、及び、
    受け付けた信号に基づく前記出力部での出力の態様を設
    定する出力設定手段のうち、何れか少なくとも一つの手
    段として機能させることを特徴とするコンピュータプロ
    グラム。
  4. 【請求項4】 前記駆動制御設定手段は、前記検知部の
    2次元的駆動又は3次元的駆動の態様を設定する手段を
    備え、前記検証設定手段は、受け付けた信号における任
    意の周波数帯毎に閾値を設定する手段を備え、前記表示
    設定手段は、受け付けた信号に基づくスペクトル表示又
    はオシログラフ表示の設定をする手段を備え、前記出力
    設定手段は、通信回線を介し電子メールを使用して外部
    へ送信する手段を備えることを特徴とする請求項3に記
    載のコンピュータプログラム。
  5. 【請求項5】 表示部及び/又は出力部に接続されるコ
    ンピュータに、検証対象の状態に応じて得られる信号を
    検知すべく外部に備える検知部にて検知された信号に基
    づき、前記検証対象の状態を検証させるためのコンピュ
    ータプログラムを記録するコンピュータでの読み取りが
    可能である記録媒体において、 コンピュータを、 前記検知部にて検知された信号の入力を受け付ける受付
    手段と、 前記検知部の駆動を制御する駆動制御手段と、 受け付けた信号に基づいて前記検証対象の状態を検証す
    る検証手段と、 前記駆動制御手段に係る前記検知部の駆動の態様を設定
    する駆動制御設定手段、前記検証手段に係る検証の態様
    を設定する検証設定手段、受け付けた信号に基づく前記
    表示部での表示の態様を設定する表示設定手段、及び、
    受け付けた信号に基づく前記出力部での出力の態様を設
    定する出力設定手段のうち、何れか少なくとも一つの手
    段として機能させるコンピュータプログラムを記録する
    ことを特徴とするコンピュータでの読み取りが可能であ
    る記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2021532381A (ja) * 2018-07-26 2021-11-25 エタ フランセ ルプレザンテ パール ル ドルゲ ジェネラル プール ラルムマン 情報システム中の少なくとも1つの危殆化したコンピュータ・デバイスを検出するための方法

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