JP2003159223A - 生体信号検出装置 - Google Patents

生体信号検出装置

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JP2003159223A
JP2003159223A JP2001361714A JP2001361714A JP2003159223A JP 2003159223 A JP2003159223 A JP 2003159223A JP 2001361714 A JP2001361714 A JP 2001361714A JP 2001361714 A JP2001361714 A JP 2001361714A JP 2003159223 A JP2003159223 A JP 2003159223A
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biological signal
fixed state
detecting
unit
ear clip
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Application number
JP2001361714A
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English (en)
Inventor
Yoshiko Suzuki
佳子 鈴木
Kaneyuki Doi
謙之 土井
Takeyuki Suzuki
健之 鈴木
Atsuhisa Nishimura
篤久 西村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定手段が人体に固定されているか否かを自
動的に検出することのできる生体信号検出装置を提供す
る。 【解決手段】 人体の生体信号を検出する発光部15及
び受光部16と、人体に挟着固定可能に形成された挟持
部18を有する耳クリップ10と、耳クリップ10の人
体への固定状態を検知するスイッチ部13と、スイッチ
部13の押下時に低電圧の検知信号を、開放時に高電圧
の検知信号を出力するマイコン部20と、固定状態を報
知するスピーカー部14と、を具備してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体の生体信号を
検出する生体信号検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、トレーニング強度の目安にし
たり、健康管理を行う目的で、種々の生体信号検出装置
が提供されている。その中でも、よく使用されているも
のの一つに、耳朶に挟着して使用する耳クリップ形状に
形成されたものがある。この装置は、生体信号を検出す
る発光素子と受光素子とを有しており、耳クリップを人
体に挟着したときに、発光素子と受光素子とが対面する
ように、人体を挟持する位置に形成されている。その発
光素子が光信号を発すると、光信号は人体を通過し、受
光素子に至り、受信した光信号を処理することにより、
脈拍数等の生体信号を計測している。
【0003】この耳クリップでは、ばね等の弾性体の弾
性力により人体に挟着固定されているのであるが、人体
に正常に固定されていない場合には、正確に生体信号を
測定することができないだけでなく、その間にも生体信
号を検出するために電力が消費され続けられてしまう。
また、このような生体信号検出装置は、その筐体に内蔵
した電子回路等を作動させるための電源が必要であり、
その電源のオン/オフは、電源ボタンの操作など、使用
者の意図的な操作によるものが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電源の
オン/オフを使用者の操作に頼っているため、使用後も
電源を切り忘れて放置されてしまうことがある。電源が
入ったままで放置されると、外乱信号を拾ってしまうこ
ともあり、ときにはその外乱信号により誤動作を引き起
こす可能性があるだけでなく、放置されている間に電力
を著しく消費してしまう。また、使用者にとっても、使
用時に電源を入れるのを忘れてしまうと、耳クリップが
生体信号を検出できない状態であるにも係わらず、トレ
ーニング等を続けることになり、トレーニング強度の目
安や、健康管理の指標とすることができなくなってしま
う。
【0005】そこで、本発明は上記事由に鑑みて為され
たものであり、その目的は、生体信号検出装置が人体に
固定されているか否かを自動的に検出することのできる
生体信号検出装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の生体信号検出装置は、以下の構成を備える。
【0007】請求項1の発明では、人体の生体信号を検
出する生体信号検出手段と、人体に挟着固定自在に形成
された固定手段と、を備える生体信号検出装置であっ
て、前記固定手段の人体への固定状態を検知する固定状
態検知手段を備えることを特徴とする。
【0008】請求項2の発明では、請求項1に記載の生
体信号検出装置において、前記固定状態検知手段は、前
記固定手段の挟持間隔に対応して動作するスイッチ部を
有することを特徴とする。
【0009】請求項3の発明では、請求項1に記載の生
体信号検出装置において、前記固定状態検知手段は、前
記固定手段に設けられる2つの電極を有し、前記固定手
段の挟持間隔に対応して前記電極間が、導通又は非導通
となることにより、固定状態を検知することを特徴とす
る。
【0010】請求項4の発明では、請求項3に記載の生
体信号検出装置において、前記電極は、導電性のゴムよ
りなることを特徴とする。
【0011】請求項5の発明では、請求項1に記載の生
体信号検出装置において、前記固定状態検出手段は、前
記生体信号検出手段の検出した生体信号を信号処理する
ことにより、固定状態を検知する信号判別部を有するこ
とを特徴とする。
【0012】請求項6の発明では、請求項1に記載の生
体信号検出装置において、前記固定状態検知手段は、前
記固定手段に設けられ、前記固定手段の挟持間隔に応じ
て変化する前記固定手段の歪み量を測定する歪みゲージ
を備えることを特徴とする。
【0013】請求項7の発明では、請求項1乃至請求項
6のいずれかに記載の生体信号検出装置において、前記
固定状態検知手段の検知した固定状態に応じて、前記生
体信号検出手段への電力供給を遮断する電力供給遮断手
段をも備えることを特徴とする。
【0014】請求項8の発明では、請求項1乃至請求項
7のいずれかに記載の生体信号検出装置において、前記
固定状態検知手段の検知した固定状態に応じて、前記生
体信号検出手段への電力供給を開始する電力継電手段を
も備えることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本発明の第1の
実施の形態を、図1〜図3を参照して以下に説明する。
図1と図2に示すように、本実施の形態では、生体信号
検出装置は、人体の生体信号を検出する生体信号検出手
段としての発光部15と受光部16と、人体に挟着固定
自在に形成された固定手段としての耳クリップ10と、
耳クリップ10の挟持間隔を検知する固定状態検知手段
としてのスイッチ部13と、耳クリップ10の固定状態
を報知するスピーカー部14と、受光部16が受光した
光信号を処理する演算処理部27と、スイッチ部13か
ら出力される信号を処理するマイコン部20と、を備え
て構成されている。
【0016】耳クリップ10は、図1に示すように、耳
クリップ半体11と、耳クリップ半体12と、軸23
と、軸受25とを備えている。なお、図1(b)は、図
1(a)に示す2個1対の耳クリップ10を分解し、向
かい合う面を正面として示したものである。
【0017】耳クリップ半体11には、発光部15と、
スイッチ部13と、軸23を挿入する貫通孔(図示せ
ず)を有する接続部17と、耳クリップ10の装着固定
状態を報知するスピーカー部14と、が形成されてお
り、耳クリップ半体12には、受光部16と、接続部1
7と、が設けられている。
【0018】発光部15は、LED等の発光素子で構成
し、受光部16は、受光することで電力を発生する光電
変換素子等で構成している。
【0019】耳クリップ10を形成する手順を説明する
と、まず、発光部15と受光部16とが対面するよう、
耳クリップ半体11,12を向かい合わせるとともに、
板ばね(図示せず)を挟むように設けて、接続部17が
互いに入れ子になるようにする。次に、接続部17に設
けられた貫通孔が一軸線上になるよう、耳クリップ半体
11,12を組み合わせる。一軸線上に揃った貫通孔に
軸23を通し、軸受25と嵌合させることで、耳クリッ
プ半体11,12が接続され、形成されている。
【0020】このようにして形成された耳クリップ10
は、軸23を中心に回動自在であり、耳クリップ半体1
1,12の間に介在させた板ばねの復元力により、発光
部15と受光部16が設けられた耳クリップ10の先端
部分の挟持部18に、物体を挟持する力が発生してい
る。この挟持部18で人体等を挟むと、その挟持力によ
り、耳クリップ10を人体に挟着固定することが可能と
なる。なお、板ばねの代わりに、コイルバネ、ゴム等の
弾性力、復元力を有するものを用いてもよい。
【0021】このものでは、検出する生体信号として
は、発光部15から発せられた光のうち人体を透過した
光を受光部16が受光し、その受光信号を演算処理部2
7が演算処理して得られる脈波信号としている。演算処
理部27により演算された脈波信号は、演算処理部27
に電気的に接続された信号線60を介して、別途用意す
る記憶部(図示せず)、表示部(図示せず)に送信すれ
ば、報知可能となる。
【0022】スイッチ部13は、挟持部18の挟持間隔
の大/小に対応して開放/押下される押下型のスイッチ
(図示せず)を備えており、耳クリップ10が人体に非
装着又は正常に装着されていない場合には、挟持部18
の挟持間隔が小さくなり、スイッチが押下される。一
方、人体に正常に装着されている場合には、挟持部18
の挟持間隔が大きくなり、スイッチが開放される。スイ
ッチ部13は、スイッチの開放/押下に対応して、出力
する検知信号の電圧値を高/低と変える用に形成されて
いるので、このスイッチ部13を、マイコン部20に電
気的に接続すれば、マイコン部20は、スイッチ部13
から受信する検知信号の電圧値の高/低を検知すること
により、耳クリップ10の人体への装着状態を判断する
ことができる。
【0023】図3は、スイッチ部13を押下した状態を
示しており、電気回路はオープンな状態になっている。
この状態において、マイコン部20は、検知信号として
低電圧の信号を受信している。ここで、スイッチ部13
を開放すると、電気回路が電気的に接続されて、マイコ
ン部20は、検知信号として高電圧の信号を受信する。
なお、スイッチ部13が押下されたときに、オープンに
なるようにしているのは、挟持部18が閉じている不使
用状態のときに、電力の消費を少なくするためである。
【0024】また、演算処理部27等の生体信号を検出
するために必要な電子回路等は、IC化され耳クリップ
10に内蔵されている。また、演算処理部27の後段
に、脈波信号から脈拍数を演算する脈拍数演算手段(図
示せず)を備えてもよく、この場合には脈拍数を計測す
ることが可能となる。
【0025】次に、本実施の形態における生体信号検出
装置の動作を説明する。耳クリップ10は、不使用状態
では挟持部18が閉じており、スイッチ部13が押下さ
れた状態となっている。このときマイコン部20は低電
圧の信号を受信している。この状態から、筋力トレーニ
ング等を行う使用者が、耳クリップ10を耳朶に装着す
るため、耳クリップ10の挟持部18を開くように持つ
と、スイッチ部13が開放され、マイコン部20が高電
圧の信号を受信する。マイコン部20が使用状態である
ことを示す信号をスピーカー部14に送ると、スピーカ
ー部14は、一定時間だけ鳴動して耳クリップ10を使
用状態であることを報知する。使用者が、この耳クリッ
プ10を耳朶に装着すると、発光部15と受光部16に
より生体信号の検出が開始され、生体信号として脈波信
号を計測することができる。
【0026】このように、耳クリップ10に押下型のス
イッチ部13を設けたので、スイッチ部13の押下/開
放状態により、耳クリップ10の人体への装着状態を検
知することができる。
【0027】(第2実施形態)本発明における第2の実
施の形態を、図4と図5を参照して以下に説明する。本
実施の形態においては、固定手段としての耳クリップ1
0の挟持部18に導電性のゴムで形成した電極41,4
2を設けている。なお、第1の実施の形態と同じものに
は同じ符号が付してある。
【0028】導電性のゴムで形成した電極41,42
は、耳クリップ半体11,12の挟持部18の対面する
位置にそれぞれ設けられており、挟持部18が閉じた状
態、すなわち、耳クリップ10を人体に装着していない
ときに、電極41と電極42とが接触して導通するよう
に形成されている。挟持部18を開くと、電極41と電
極42との間に人体が挟まれて、電極41と電極42と
非接触となり離間するので、電極間は非導通となる。す
なわち、電極41と電極42との導通/非導通を検知す
ることにより、耳クリップ10が人体に固定されている
か否かの検知を行うことができる。
【0029】図5に示すように、電極41,42をマイ
コン部20に電気的に接続するように配線すれば、電極
41,42間の導通又は非導通状態に対応して、マイコ
ン部20は、検知信号として高電圧の信号、又は低電圧
の信号を受信する。挟持部18が閉じている状態、すな
わち不使用状態のときに消費電力を減らすために、プル
アップ抵抗の抵抗値は、100KΩ以上1MΩ以下程度
としている。
【0030】以上のように、電極41と電極42との導
通/非導通を検知することで、耳クリップ10の人体へ
の固定状態を検知できるので、複雑な回路等を形成する
必要なく、簡単に装着状態を判断することができる。
【0031】(第3実施形態)本発明に係わる第3の実
施の形態について、図6と図7を参照して以下に説明す
る。本実施の形態においては、固定状態検知手段が生体
信号を信号処理することにより耳クリップ10の固定状
態を判断する信号判別部31を有するものとしている。
なお、本実施の形態において、第1の実施の形態と同じ
ものには、同じ符号を付してある。
【0032】図7は、挟持部18の開/閉状態時に、受
光部16が出力する電圧値を示したものである。なお、
実線を挟持部18の閉状態時、点線を開状態時、におけ
る受光部16の出力信号の電圧値としている。耳クリッ
プ10が人体に装着されているとき、すなわち、挟持部
18が開状態のときには、発光部15からの光信号が人
体を通過する間に反射散乱して、受光部16に到達した
時点では、光信号のレベルが低くなるので、発光部15
の発光時、非発光時で受信する光信号のレベルの差が小
さく、受光部16が出力する電圧値も図7の点線で示す
もののようになる。
【0033】逆に、人体に非装着であるとき、すなわち
挟持部18の閉状態では、発光部15と受光部16間の
光信号の送受を遮るものがないので、発光部15からの
光信号は、そのレベルを低下させることなく、受光部1
6に到達する。そのため、受光部16が受光する光信号
のレベルは高く、発光部15の発光時、非発光時で受信
する光信号のレベルの差が大きくなり、受光部16が出
力する信号の電圧値も、図7の実線で示すもののように
なる。すなわち、挟持部18の開/閉状態により、受光
部16の出力する信号の電圧値が異なるため、その電圧
値を検知することにより、耳クリップ10の固定状態を
検出することができる。
【0034】以上のように、生体信号検出装置は、受光
部16が出力する信号の電圧値を解析する信号判別部3
1を備えるので、より簡単に耳クリップ10の人体への
装着状態を検出することができる。
【0035】(第4実施形態)本発明に係わる第4の実
施の形態を、図8を参照して以下に説明する。本実施の
形態においては、固定状態検知手段に、耳クリップ10
の歪み量を検知する歪みゲージ50を備えたものであ
る。なお、第1の実施の形態と同じものには、同じ符号
を付してある。
【0036】耳クリップ10は、人体に固定されていな
い状態においては、ばねによりその挟持部18が閉じて
いるが、使用される際には、ばねの復元力に反するよう
に挟持部18が開かれる。そのため、使用時、すなわち
挟持部18が開かれた状態においては、耳クリップ半体
11,12に、非使用時よりも大きな応力がかかってい
る。そこで、この生体信号検出装置は、歪みゲージ50
により、耳クリップ半体11,12の歪み量を検出する
ことにより、耳クリップ10の人体への固定状態を検知
している。
【0037】なお、本実施の形態では、固定状態検知手
段として、歪みゲージ50を用いたが、固定手段に設け
られて、耳クリップ半体11,12にかかる圧力を検出
する圧力センサでもよく、また、耳クリップ10の開度
を検出可能な位置に形成された角度センサでもよい。
【0038】このように、生体信号検出装置の耳クリッ
プ10に歪みゲージ50を設けたので、耳クリップ半体
11,12に生じた歪みを歪みゲージ50により検出
し、その検出信号から、耳クリップ10の人体への装着
状態を検知することができる。
【0039】(第5実施形態)本発明に係わる第5の実
施の形態を、図9を参照して以下に説明する。本実施の
形態においては、固定状態検出手段からの検知信号を受
信して、生体信号検出手段への電力供給を遮断する電力
遮断手段と、検知信号を受信して、生体信号検出手段へ
の電力供給を開始する電力継電手段と、を備えたもので
ある。なお、第1の実施の形態と同じものには、同じ符
号を付している。
【0040】電力遮断手段と電力継電手段を、制御部2
9とし、制御部29は、計時を行うクロックカウンター
等の計時部(図示せず)と、電磁力により接点を開/閉
する電磁リレー部(図示せず)と、を備えている。
【0041】制御部29は、生体信号検出手段等の電子
回路と、電源22との間に接続されて、電磁リレー部の
接点を開/閉することにより、電子回路に電力の遮断/
供給を行う。また、スイッチ部13とも電気的に接続さ
れて、検知信号を受信するとともに、受信した検知信号
に対応して、電磁リレー部の接点を開/閉する。
【0042】次に、この生体信号検出装置の動作を以下
に説明する。まず、電力が供給されている装着状態か
ら、耳クリップ10を人体から取り外して非装着状態と
なるときの動作を説明する。耳クリップ10を人体に挟
んで固定している使用状態、すなわち、挟持部18が開
かれた状態においては、制御部29はスイッチ部13か
ら高電圧の検知信号を受信している。この使用状態か
ら、耳クリップ10を人体から取り外すと、耳クリップ
10の挟持部18が閉じ、スイッチ部13が押下される
ので、マイコン部20が低電圧の検知信号を制御部29
に送出する。この低電圧の検知信号を受信した制御部2
9は、計時部(図示せず)を作動させる。制御部29が
低電圧の検知信号を30秒間継続して受信すると、発光
部15及び受光部16への電力供給を遮断するよう、電
磁リレー部の接点を開き、電源22と、発光部15及び
受光部16との電気的な接続を切断する。
【0043】次に、電力が供給されていない非装着状態
から、耳クリップ10を人体に取り付けて、装着状態と
なるときの動作を説明する。非装着状態から耳クリップ
10の挟持部18を開くと、スイッチ部13が開放さ
れ、高電圧の検知信号が送出される。制御部29が、高
電圧の検知信号を受信すると、再び、計時部(図示せ
ず)を作動させ、高電圧の検知信号の継続受信時間を計
時する。継続受信時間が30秒間を越えた場合、制御部
29は、耳クリップ10が人体に装着されている状態で
あると判断し、電磁リレー部の接点を閉じて電源22と
生体信号検出手段とを電気的に接続し、生体信号検出手
段に電力を供給する。
【0044】このように、生体信号検出装置に、電力の
遮断/供給を制御する制御部29を設けたので、耳クリ
ップ10の使用、不使用状態に応じて、自動的に電力の
供給、遮断を行わせることが可能となり、電力消費の節
減を行うことができる。
【0045】以上、本発明の好適な実施の形態を説明し
たが、本発明はこの実施の形態に限らず、種々の形態で
実施することができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本件発明によれば、人体
の生体信号を検出する生体信号検出手段と、人体に挟着
固定自在に形成された固定手段と、を備える生体信号検
出装置であって、前記固定手段の人体への固定状態を検
知する固定状態検知手段を備えるので、固定手段の固定
状態、つまり生体信号検出装置の人体への装着状態を検
知することができる。
【0047】また、固定状態検知手段を、固定手段の挟
持間隔に対応して動作するスイッチ部を有するようにす
れば、複雑な機構や、信号処理ルーチンを設けることな
く、より簡単に生体信号検出装置の装着状態を知ること
ができる。
【0048】また、固定状態検知手段は、固定手段に設
けられる2つの電極を有し、固定手段の挟持間隔に対応
して電極間が、導通又は非導通となることにより、固定
状態を検知するようにすれば、複雑な機構や、信号処理
ルーチンを設けることなく、より簡単に生体信号検出装
置の装着状態を知ることができる。
【0049】また、電極を、導電性のゴムとすれば、装
着固定時により外れにくくなるとともに、外部からの光
を遮断できるので、外乱を低減して生体信号を検出する
ことができる。
【0050】また、固定状態検出手段に、前記生体信号
検出手段の検出した生体信号を信号処理することによ
り、固定状態を検知する信号判別部を有するようにすれ
ば、簡単な信号処理により、生体信号検出装置の装着状
態を知ることができる。
【0051】また、固定状態検知手段に、固定手段に設
けられ、固定手段の挟持間隔に応じて変化する固定手段
の歪み量を測定する歪みゲージを備えれば、複雑な機構
や信号処理ルーチンを設けることなく、精度よく装着状
態を知ることができる。
【0052】また、固定状態検知手段の検知した固定状
態に応じて、生体信号検出手段への電力供給を遮断する
電力供給遮断手段をも備えるようにすれば、不使用時に
自動的に電源を切ることができるので、無駄な電力消費
を削減できる。
【0053】また、固定状態検知手段の検知した固定状
態に応じて、生体信号検出手段への電力供給を開始する
電力継電手段をも備えるようにすれば、装着時に自動的
に電源が入るので、電源を入れる手間を削減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる生体信号検出装置の第1の実施
の形態を示す図である。
【図2】同上のブロック図である。
【図3】同上のスイッチ部に注目した図である
【図4】本発明に係わる生体信号検出装置の第2の実施
の形態を示す図である
【図5】同上の回路図を模式的に示した図である。
【図6】本発明に係わる生体信号検出装置の第3の実施
の形態を示す図である
【図7】同上の信号レベルを示す図である。
【図8】本発明に係わる生体信号検出装置の第4の実施
の形態を示す図である
【図9】本発明に係わる生体信号検出装置の第5の実施
の形態を示す図である
【符号の説明】
10 耳クリップ 13 スイッチ部 15 発光部 16 受光部 29 制御部 31 出力信号判別部 41 電極 42 電極 50 歪みゲージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 健之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 西村 篤久 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 4C017 AA02 AB08 AC26 BC11 BD06 CC01 FF19

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人体の生体信号を検出する生体信号検出手
    段と、挟持間隔調整自在に形成され、人体に挟着固定さ
    れる固定手段と、を備える生体信号検出装置であって、
    前記固定手段の人体への固定状態を検知する固定状態検
    知手段を備えることを特徴とする生体信号検出装置。
  2. 【請求項2】 前記固定状態検知手段は、前記固定手段
    の挟持間隔に対応して動作するスイッチ部を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の生体信号検出装置。
  3. 【請求項3】 前記固定状態検知手段は、前記固定手段
    に設けられる2つの電極を有し、前記固定手段の挟持間
    隔に対応して前記電極間が、導通又は非導通となること
    により、固定状態を検知することを特徴とする請求項1
    に記載の生体信号検出装置。
  4. 【請求項4】 前記電極は、導電性のゴムよりなること
    を特徴とする請求項3に記載の生体信号検出装置。
  5. 【請求項5】 前記固定状態検出手段は、前記生体信号
    検出手段の検出した生体信号を信号処理することによ
    り、固定状態を検知する信号判別部を有することを特徴
    とする請求項1に記載の生体信号検出装置。
  6. 【請求項6】 前記固定状態検知手段は、前記固定手段
    に設けられ、前記固定手段の挟持間隔に応じて変化する
    前記固定手段の歪み量を測定する歪みゲージを備えるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の生体信号検出装置。
  7. 【請求項7】 前記固定状態検知手段の検知した固定状
    態に応じて、前記生体信号検出手段への電力供給を遮断
    する電力供給遮断手段をも備えることを特徴とする請求
    項1乃至請求項6のいずれかに記載の生体信号検出装
    置。
  8. 【請求項8】 前記固定状態検知手段の検知した固定状
    態に応じて、前記生体信号検出手段への電力供給を開始
    する電力継電手段をも備えることを特徴とする請求項1
    乃至請求項7のいずれかに記載の生体信号検出装置。
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