JP2003158938A - ペット用排泄物処理具 - Google Patents
ペット用排泄物処理具Info
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- JP2003158938A JP2003158938A JP2001402272A JP2001402272A JP2003158938A JP 2003158938 A JP2003158938 A JP 2003158938A JP 2001402272 A JP2001402272 A JP 2001402272A JP 2001402272 A JP2001402272 A JP 2001402272A JP 2003158938 A JP2003158938 A JP 2003158938A
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- pet
- sheet
- center
- locking
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Abstract
(57)【要約】
【課題】高齢に伴う痴呆症や、病気、事故等による寝た
きりのペットに好適な排泄物処理具を提供する。 【課題を解決するための手段】表面シート1及び吸収材
4よりなる包被体Hと、平面視略T字状の装着具Bより
なり、包被体H及び装着具Bに設けた係止材1b、1
c、5dと係止受材6a、6b、5d等により、ペット
Dの排泄器官に処理具Sを当接し固定する。
きりのペットに好適な排泄物処理具を提供する。 【課題を解決するための手段】表面シート1及び吸収材
4よりなる包被体Hと、平面視略T字状の装着具Bより
なり、包被体H及び装着具Bに設けた係止材1b、1
c、5dと係止受材6a、6b、5d等により、ペット
Dの排泄器官に処理具Sを当接し固定する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペット用排泄物処
理具に係り、詳しくは、定位置で排泄行為ができない伴
侶犬や猫用排泄物処理具に関する。
理具に係り、詳しくは、定位置で排泄行為ができない伴
侶犬や猫用排泄物処理具に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ペットフード、ペット用医薬品の
改良、発展に伴い犬、猫等の平均寿命が延びると共に、
人間の痴呆症に類する行為を呈するペットが増加してお
りまた、病気、交通事故等による寝たきりのペットも急
増している。
改良、発展に伴い犬、猫等の平均寿命が延びると共に、
人間の痴呆症に類する行為を呈するペットが増加してお
りまた、病気、交通事故等による寝たきりのペットも急
増している。
【0003】ペットの飼育で厄介なことの一つは、長年
しつけにより定めらていた定位置(トイレ)で排泄行為
ができなくなる、いわゆるタレ流しすることであり、そ
のため飼主は勿論、家人や他人に迷惑をかけることであ
る。
しつけにより定めらていた定位置(トイレ)で排泄行為
ができなくなる、いわゆるタレ流しすることであり、そ
のため飼主は勿論、家人や他人に迷惑をかけることであ
る。
【0004】その対策として、各種のペット用おむつま
たは、おむつカバー等が提案されまた、市販されている
が、着脱が不便である、歩行等の運動により外れ易い、
尻尾の穴がない、あってもその処理が不十分である等の
理由であまり着装されていないのが現状である。
たは、おむつカバー等が提案されまた、市販されている
が、着脱が不便である、歩行等の運動により外れ易い、
尻尾の穴がない、あってもその処理が不十分である等の
理由であまり着装されていないのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の現状
に鑑み、着脱が容易であり、歩行運動等によっても外れ
難くすると共に、弱化した後肢をサポートし、衛生的で
かつ、定位置で排泄行為ができないペットまたは寝たき
りの伴侶犬や猫の体型に適応する、ペット用排泄物処理
具を提供することを目的としている。
に鑑み、着脱が容易であり、歩行運動等によっても外れ
難くすると共に、弱化した後肢をサポートし、衛生的で
かつ、定位置で排泄行為ができないペットまたは寝たき
りの伴侶犬や猫の体型に適応する、ペット用排泄物処理
具を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る、ペット
用排泄物処理具は、柔軟性かつ不透水性を有する合成樹
脂製の不織布よりなる、表面シート一端部の両側端縁に
係止材を各々連設すると共に、他端部の中心近傍二ケ所
に挿通穴を設け、前記表面シートの中央部に、下面は合
成樹脂材よりなる防水性シートと、上面は紙または不織
布よりなる吸水性シートで、排泄物吸収材を挟在させる
と共に、防水性シート及び吸水性シートの周端縁を表面
シートと溶着または、接着した包被体と、平面視略T字
状で、係止受材を設けた長辺の一端は、短辺と交差する
中心部で縫着され、他端には係止材を設け、前記短辺の
左右端部には、各々係止受材を設けてなる装着具と、よ
りなることを特徴とするものである。
用排泄物処理具は、柔軟性かつ不透水性を有する合成樹
脂製の不織布よりなる、表面シート一端部の両側端縁に
係止材を各々連設すると共に、他端部の中心近傍二ケ所
に挿通穴を設け、前記表面シートの中央部に、下面は合
成樹脂材よりなる防水性シートと、上面は紙または不織
布よりなる吸水性シートで、排泄物吸収材を挟在させる
と共に、防水性シート及び吸水性シートの周端縁を表面
シートと溶着または、接着した包被体と、平面視略T字
状で、係止受材を設けた長辺の一端は、短辺と交差する
中心部で縫着され、他端には係止材を設け、前記短辺の
左右端部には、各々係止受材を設けてなる装着具と、よ
りなることを特徴とするものである。
【0007】請求項2は、請求項1に記載のペット用排
泄物処理具において、前記表面シートの一端部両側端縁
の係止材及び、装着具他端の係止材が、面状フアスナー
のフック体または、フックで、前記装着具一端の係止受
材及び短辺の左右端部係止受材は、面状フアスナーのル
ープ体または、リングまたはループでなることを特徴と
するものである。
泄物処理具において、前記表面シートの一端部両側端縁
の係止材及び、装着具他端の係止材が、面状フアスナー
のフック体または、フックで、前記装着具一端の係止受
材及び短辺の左右端部係止受材は、面状フアスナーのル
ープ体または、リングまたはループでなることを特徴と
するものである。
【0008】請求項3は、請求項1及び請求項2記載の
ペット用排泄物処理具において、前記表面シートの一端
部及び、他端部の中心近傍と、左右側端部にギャザーを
形成したことを特徴とするものである。
ペット用排泄物処理具において、前記表面シートの一端
部及び、他端部の中心近傍と、左右側端部にギャザーを
形成したことを特徴とするものである。
【0009】請求項4は、請求項1乃至請求項3記載の
ペット用排泄物処理具において、前記装着具の短辺及び
長辺は、伸縮性素材よりなることを特徴とするものであ
る。
ペット用排泄物処理具において、前記装着具の短辺及び
長辺は、伸縮性素材よりなることを特徴とするものであ
る。
【0010】請求項5は、請求項1乃至請求項4記載の
ペット用排泄物処理具において、包被体の長さは、少な
くとも装着具と略同じ長さとし、かつ包被体及び装着具
を、小型種用、中型種用、及び大型種用等複数の大きさ
として製作されることを特徴とするものである。
ペット用排泄物処理具において、包被体の長さは、少な
くとも装着具と略同じ長さとし、かつ包被体及び装着具
を、小型種用、中型種用、及び大型種用等複数の大きさ
として製作されることを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る、ペット用排
泄物処理具(以下、処理具Sという)の好適な実施形態
について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明
の第一実施形態の要部である包被体Hの平面図、図2
は、図1の2−2線拡大断面図、図3は、同第一実施形
態の要部である装着具Bの平面図、図4(a)〜図4
(c)は、処理具SをペットDへの装着手順を示す平面
図、図5は、同第一実施形態の装着完成斜視図である。
泄物処理具(以下、処理具Sという)の好適な実施形態
について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明
の第一実施形態の要部である包被体Hの平面図、図2
は、図1の2−2線拡大断面図、図3は、同第一実施形
態の要部である装着具Bの平面図、図4(a)〜図4
(c)は、処理具SをペットDへの装着手順を示す平面
図、図5は、同第一実施形態の装着完成斜視図である。
【0012】図6は、本発明の第二実施形態の要部であ
る包被体H’の平面図、図7は、図6の7−7線拡大断
面図、図8は、同第二実施形態の要部である装着具B’
の平面図、図9(a)〜図9(c)は、処理具S’をペ
ットDへの装着手順を示す平面図、図10は、同第二実
施形態の装着完成斜視図で、図11は、同装着具B’に
おける係止受材の他の実施形態を示す平面図ある。
る包被体H’の平面図、図7は、図6の7−7線拡大断
面図、図8は、同第二実施形態の要部である装着具B’
の平面図、図9(a)〜図9(c)は、処理具S’をペ
ットDへの装着手順を示す平面図、図10は、同第二実
施形態の装着完成斜視図で、図11は、同装着具B’に
おける係止受材の他の実施形態を示す平面図ある。
【0013】第一実施形態において、図1及び図2に示
すように、表面シート1は、柔軟性かつ不透水性合成樹
脂材例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等よりなる
不織布を略矩形状に裁断してなり、該表面シート1の一
端部1aの左側端縁に面状フアスナーのフック体(以
下、フック体という)1b及び右側端縁にフック体1c
を連設すると共に、他端部1dの中心近傍二ケ所に挿通
穴1h、1h’を設けており、表面シート1の中央部に
は、下面をポリエチレン等の防水性シート2と上面は紙
または不織布よりなる吸水性シート3で、ポリマー、抗
菌剤、防臭剤等を含む排泄物吸収材4(以下、吸収材4
という)を挟在させると共に、防水性シート2及び吸水
性シート3の周端縁(破線にて図示)を表面シート1に
高周波等による溶着または、接着剤により接着して包被
体Hは構成され、その長辺の長さは、図3に示す装着具
B長辺5の長さLと略同じ長さとしている。なお、Gは
表面シート1に伸縮性を付与するためギャザーで、該表
面シート1の一端部1a及び、他端部1dの中心近傍
と、左右側端部1f、1gに形成されている。
すように、表面シート1は、柔軟性かつ不透水性合成樹
脂材例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等よりなる
不織布を略矩形状に裁断してなり、該表面シート1の一
端部1aの左側端縁に面状フアスナーのフック体(以
下、フック体という)1b及び右側端縁にフック体1c
を連設すると共に、他端部1dの中心近傍二ケ所に挿通
穴1h、1h’を設けており、表面シート1の中央部に
は、下面をポリエチレン等の防水性シート2と上面は紙
または不織布よりなる吸水性シート3で、ポリマー、抗
菌剤、防臭剤等を含む排泄物吸収材4(以下、吸収材4
という)を挟在させると共に、防水性シート2及び吸水
性シート3の周端縁(破線にて図示)を表面シート1に
高周波等による溶着または、接着剤により接着して包被
体Hは構成され、その長辺の長さは、図3に示す装着具
B長辺5の長さLと略同じ長さとしている。なお、Gは
表面シート1に伸縮性を付与するためギャザーで、該表
面シート1の一端部1a及び、他端部1dの中心近傍
と、左右側端部1f、1gに形成されている。
【0014】図3に示すように、装着具Bは弾性を有す
る布製バンドで構成され、長辺5と短辺6からなり、前
記長辺5の一端5aは、短辺6と交差する中心部で縫着
されかつ、面状フアスナーのループ体(以下、ループ体
という)5bが設けられ、他端5cには、面状フアスナ
ーのフック体(以下、フック体という)5dを設けてい
る。短辺6の左端部にはループ体6a、右端部にはルー
プ体6bがそれぞれ上向きに装設されている。
る布製バンドで構成され、長辺5と短辺6からなり、前
記長辺5の一端5aは、短辺6と交差する中心部で縫着
されかつ、面状フアスナーのループ体(以下、ループ体
という)5bが設けられ、他端5cには、面状フアスナ
ーのフック体(以下、フック体という)5dを設けてい
る。短辺6の左端部にはループ体6a、右端部にはルー
プ体6bがそれぞれ上向きに装設されている。
【0015】図4(a)〜図4(c)は、本発明に係る
第一実施形態の処理具SをペットDに装着する手順を示
し、図4(a)に示すように、まず装着具B短辺6の左
右端部ループ体6a、6bの内のいずれか一方例えば、
右端部のループ体6bを表面シート1のフック体1cに
軽く押圧して係止させ、次に包被体Hの吸収材4をペッ
トDの腹部と脇腹部に当接し、左端部のループ体6aを
表面シート1のフック体1bに軽く押圧して係止させ
る。そして装着具Bの長辺5他端5cを親指と人差し指
で摘みながら、ペットDの尻尾Dt方向に牽引しなが
ら、図4(b)の矢印で示すように、表面シート1の外
方から挿通穴1h’を挿通し、ペットDの尻尾Dtを時
計逆回りに半回させた後、内方から挿通穴1hを通した
後、表面シート1の他端部1dの左上方から短辺6方向
へ折り返し、フック体5dを長辺5の一端5aに設けた
ループ体5bに押圧して係止(図4(c)参照)する。
図5は、その装着完了状態を示すもので、装着具B長辺
5の長さL略半分の位置でペットDの尻尾Dtは半回さ
れると共に、包被体Hの吸収材4はペットDの排泄器官
に当接され、表面シート1の他端部1dの中心部で固
定、保持される。
第一実施形態の処理具SをペットDに装着する手順を示
し、図4(a)に示すように、まず装着具B短辺6の左
右端部ループ体6a、6bの内のいずれか一方例えば、
右端部のループ体6bを表面シート1のフック体1cに
軽く押圧して係止させ、次に包被体Hの吸収材4をペッ
トDの腹部と脇腹部に当接し、左端部のループ体6aを
表面シート1のフック体1bに軽く押圧して係止させ
る。そして装着具Bの長辺5他端5cを親指と人差し指
で摘みながら、ペットDの尻尾Dt方向に牽引しなが
ら、図4(b)の矢印で示すように、表面シート1の外
方から挿通穴1h’を挿通し、ペットDの尻尾Dtを時
計逆回りに半回させた後、内方から挿通穴1hを通した
後、表面シート1の他端部1dの左上方から短辺6方向
へ折り返し、フック体5dを長辺5の一端5aに設けた
ループ体5bに押圧して係止(図4(c)参照)する。
図5は、その装着完了状態を示すもので、装着具B長辺
5の長さL略半分の位置でペットDの尻尾Dtは半回さ
れると共に、包被体Hの吸収材4はペットDの排泄器官
に当接され、表面シート1の他端部1dの中心部で固
定、保持される。
【0016】ペットDが排泄した後の処理具Sの取脱し
と取替えは、処理具Sの装着時と逆の手順即ち、図4
(c)に示す装着具Bのフック体5dをループ体5bか
ら引き離し、図4(b)の矢印と反対方向に長辺5を挿
通穴1h及び挿通穴1h’から引き抜いた後、ループ体
6a及び6bを表面シート1のフック体1b及び1cか
らそれぞれ引き離して終了する。取脱した包被体Hはゴ
ミ箱等に廃棄し、新しい包被体Hを装着する。
と取替えは、処理具Sの装着時と逆の手順即ち、図4
(c)に示す装着具Bのフック体5dをループ体5bか
ら引き離し、図4(b)の矢印と反対方向に長辺5を挿
通穴1h及び挿通穴1h’から引き抜いた後、ループ体
6a及び6bを表面シート1のフック体1b及び1cか
らそれぞれ引き離して終了する。取脱した包被体Hはゴ
ミ箱等に廃棄し、新しい包被体Hを装着する。
【0017】本発明の第二実施形態は、図6及び図7に
示すように表面シート10は、柔軟性かつ不透水性合成
樹脂材例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等よりな
る不織布を略矩形状に裁断してなり、該表面シート10
の一端部10aの左側端縁にフック10b及び右側端縁
にフック10cを連設すると共に、他端部10dの中心
近傍二ケ所に挿通穴10h、10h’を設けており、表
面シート10の中央部には、下面をポリエチレン等の防
水性シート20と上面は紙または不織布よりなる吸水性
シート30で、ポリマー、抗菌剤、防臭剤等を含む排泄
物吸収材40(以下、吸収材40という)を挟在させる
と共に、防水性シート20及び吸水性シート30の周端
縁(破線にて図示)を表面シート10に高周波等による
溶着または、接着剤により接着して包被体H’は構成さ
れ、その長辺の長さは、図8に示す装着具B’長辺50
の長さL’と略同じとしている。なお、Gは表面シート
10に伸縮性を付与するためギャザーで、該表面シート
10の一端部10a及び、他端部10dの中心近傍と、
左右側端部10f、10gに形成されている。
示すように表面シート10は、柔軟性かつ不透水性合成
樹脂材例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等よりな
る不織布を略矩形状に裁断してなり、該表面シート10
の一端部10aの左側端縁にフック10b及び右側端縁
にフック10cを連設すると共に、他端部10dの中心
近傍二ケ所に挿通穴10h、10h’を設けており、表
面シート10の中央部には、下面をポリエチレン等の防
水性シート20と上面は紙または不織布よりなる吸水性
シート30で、ポリマー、抗菌剤、防臭剤等を含む排泄
物吸収材40(以下、吸収材40という)を挟在させる
と共に、防水性シート20及び吸水性シート30の周端
縁(破線にて図示)を表面シート10に高周波等による
溶着または、接着剤により接着して包被体H’は構成さ
れ、その長辺の長さは、図8に示す装着具B’長辺50
の長さL’と略同じとしている。なお、Gは表面シート
10に伸縮性を付与するためギャザーで、該表面シート
10の一端部10a及び、他端部10dの中心近傍と、
左右側端部10f、10gに形成されている。
【0018】図8に示すように、装着具B’は主に弾性
を有する紐状体で構成され、長辺50と短辺60からな
り、前記長辺50の一端50aは、短辺60と交差する
中心部で固着されかつ、リングまたは、図11に示すル
ープ50bが設けられ、他端50cには、フック50d
を設けている。短辺60の左端部にはリングまたは、図
11に示すループ60a、右端部にはリングまたは、図
11に示すループ60bがそれぞれ装設されている。
を有する紐状体で構成され、長辺50と短辺60からな
り、前記長辺50の一端50aは、短辺60と交差する
中心部で固着されかつ、リングまたは、図11に示すル
ープ50bが設けられ、他端50cには、フック50d
を設けている。短辺60の左端部にはリングまたは、図
11に示すループ60a、右端部にはリングまたは、図
11に示すループ60bがそれぞれ装設されている。
【0019】図9(a)〜図9(c)は、処理具S’を
ペットDへの装着手順を示すもので、図9(a)にある
ように、まず装着具B’短辺60の左右端部リング60
a、6bの内のいずれか一方例えば、右端部のリング6
0bを表面シート10のフック10cに係止させ、次に
包被体H’の吸収材40をペットDの腹部と脇腹部に当
接し、左端部のリング60aを表面シート10のフック
10bに係止させる。そして装着具B’の長辺50他端
50cを親指と人差し指で摘みながら、ペットDの尻尾
Dt方向に牽引しながら、図9(b)の矢印で示すよう
に、表面シート10の外方から挿通穴10h’を挿通
し、ペットDの尻尾Dtを時計逆回りに半回させた後、
内方から挿通穴10hを通した後、表面シート10の他
端部10dの左上方から短辺60方向へ折り返し、フッ
ク50dを長辺50の一端50aに設けたリング50b
に係止(図9(c)参照)する。図10は、その装着完
了状態を示すもので、装着具B’長辺50の長さL’略
半分の位置でペットDの尻尾Dtは半回されると共に、
包被体H’の吸収材40はペットDの排泄器官に当接さ
れ、表面シート10の他端部10dの中心部で固定、保
持される。
ペットDへの装着手順を示すもので、図9(a)にある
ように、まず装着具B’短辺60の左右端部リング60
a、6bの内のいずれか一方例えば、右端部のリング6
0bを表面シート10のフック10cに係止させ、次に
包被体H’の吸収材40をペットDの腹部と脇腹部に当
接し、左端部のリング60aを表面シート10のフック
10bに係止させる。そして装着具B’の長辺50他端
50cを親指と人差し指で摘みながら、ペットDの尻尾
Dt方向に牽引しながら、図9(b)の矢印で示すよう
に、表面シート10の外方から挿通穴10h’を挿通
し、ペットDの尻尾Dtを時計逆回りに半回させた後、
内方から挿通穴10hを通した後、表面シート10の他
端部10dの左上方から短辺60方向へ折り返し、フッ
ク50dを長辺50の一端50aに設けたリング50b
に係止(図9(c)参照)する。図10は、その装着完
了状態を示すもので、装着具B’長辺50の長さL’略
半分の位置でペットDの尻尾Dtは半回されると共に、
包被体H’の吸収材40はペットDの排泄器官に当接さ
れ、表面シート10の他端部10dの中心部で固定、保
持される。
【0020】ペットDが排泄した後の処理具S’の取脱
しと取替えは、処理具S’の装着時と逆の手順即ち、図
9(c)に示す装着具B’のフック体50dをループ体
50bから取り離し、図9(b)の矢印と反対方向に長
辺50を挿通穴10h及び挿通穴10h’から引き抜い
た後、ループ体60a及び60bを表面シート10のフ
ック体10b及び10cからそれぞれ取り離して終了す
る。取脱した包被体H’はゴミ箱等に廃棄し、新しい包
被体H’を装着する。
しと取替えは、処理具S’の装着時と逆の手順即ち、図
9(c)に示す装着具B’のフック体50dをループ体
50bから取り離し、図9(b)の矢印と反対方向に長
辺50を挿通穴10h及び挿通穴10h’から引き抜い
た後、ループ体60a及び60bを表面シート10のフ
ック体10b及び10cからそれぞれ取り離して終了す
る。取脱した包被体H’はゴミ箱等に廃棄し、新しい包
被体H’を装着する。
【0021】
【発明の効果】本発明は、上記構成になるから以下の効
果を奏する。即ち、健常なペットDはもちろん、痴呆
症や寝たきりペットDにも着脱が極めて容易である。
包被体H、H’は使い捨てができまた、装着具B、B’
は洗浄が容易にできるので衛生的である。ギャザーG
の伸縮性及び装着具B、B’の弾性によりペットDの腹
部、脇腹部、腰部及び尻尾が強く固定されるので、歩行
中に処理具S、S’が外れることがなくかつ、高齢によ
り弱化した後肢を腰部方向に牽引するので歩行時ペット
Dの負荷が軽減できる。処理具Sの大きさを、小、中
及び大等としているので、犬種例えば、マルチーズ、ヨ
ークシャーテリア、ポメラニアン等の小型犬や猫には小
型用を使用でき、ビーグル、柴犬、プードル等の中型種
には中型用が適しまた、セパード、ドーベルマン、コリ
ー等の大型種には大型用等が使用できる等多くの効果を
有する優れた発明である。
果を奏する。即ち、健常なペットDはもちろん、痴呆
症や寝たきりペットDにも着脱が極めて容易である。
包被体H、H’は使い捨てができまた、装着具B、B’
は洗浄が容易にできるので衛生的である。ギャザーG
の伸縮性及び装着具B、B’の弾性によりペットDの腹
部、脇腹部、腰部及び尻尾が強く固定されるので、歩行
中に処理具S、S’が外れることがなくかつ、高齢によ
り弱化した後肢を腰部方向に牽引するので歩行時ペット
Dの負荷が軽減できる。処理具Sの大きさを、小、中
及び大等としているので、犬種例えば、マルチーズ、ヨ
ークシャーテリア、ポメラニアン等の小型犬や猫には小
型用を使用でき、ビーグル、柴犬、プードル等の中型種
には中型用が適しまた、セパード、ドーベルマン、コリ
ー等の大型種には大型用等が使用できる等多くの効果を
有する優れた発明である。
【0022】
【図1】本発明の第一実施形態の包被体Hの平面図であ
る。
る。
【図2】同、図1の2−2線拡大断面図である。
【図3】同、第一実施形態の装着具Bの平面図である。
【図4】(a)〜(c)同、処理具SをペットDへの装
着手順平面図である。
着手順平面図である。
【図5】同、第一実施形態の装着完成斜視図である。
【図6】本発明の第二実施形態の包被体H’の平面図で
ある。
ある。
【図7】同、図6の7−7線拡大断面図である。
【図8】同、第二実施形態の装着具B’の平面図であ
る。
る。
【図9】(a)〜(c)同、処理具S’をペットDへの
装着手順平面図である。
装着手順平面図である。
【図10】同、第二実施形態の装着完成斜視図である。
【図11】同、装着具B’における係止受材の他の実施
形態を示す平面図ある。
形態を示す平面図ある。
S、S’ 処理具
H、H’ 包被体
B、B’ 装着具
G ギャザー
1、10 表面シート
2、20 防水性シート
3、30 吸水性シート
4、40 吸収材
5、50 長辺
6、60 短辺
1b、1c、10b、10c 係止材
1h、1h’、10h、10h’ 挿通穴
5b、50b 係止受材
5d、50d 係止材
6a、6b、60a、60b、 係止受材
L、L’ 長辺の長さ
Claims (5)
- 【請求項1】柔軟性かつ不透水性を有する合成樹脂製の
不織布よりなる、表面シート一端部の両側端縁に係止材
を各々連設すると共に、他端部の中心近傍二ケ所に挿通
穴を設け、前記表面シートの中央部に、下面は合成樹脂
材よりなる防水性シートと、上面は紙または不織布より
なる吸水性シートで、排泄物吸収材を挟在させると共
に、防水性シート及び吸水性シートの周端縁を表面シー
トと溶着または、接着した包被体と、平面視略T字状
で、係止受材を設けた長辺の一端は、短辺と交差する中
心部で縫着され、他端には係止材を設け、前記短辺の左
右端部には、各々係止受材を設けてなる装着具と、より
なることを特徴とする、ペット用排泄物処理具。 - 【請求項2】前記表面シートの一端部両側端縁の係止材
及び、装着具他端の係止材が、面状フアスナーのフック
体または、フックで、前記装着具一端の係止受材及び短
辺の左右端部係止受材は、面状フアスナーのループ体ま
たは、リングまたはループでなることを特徴とする請求
項1記載の、ペット用排泄物処理具。 - 【請求項3】前記表面シートの一端部及び、他端部の中
心近傍と、左右側端部にギャザーを形成したことを特徴
とする請求項1及び請求項2記載の、ペット用排泄物処
理具。 - 【請求項4】前記装着具の短辺及び長辺は、伸縮性素材
よりなることを特徴とする請求項1乃至請求項3記載
の、ペット用排泄物処理具。 - 【請求項5】包被体の長さは、少なくとも装着具と略同
じ長さとし、かつ包被体及び装着具を、小型種用、中型
種用、及び大型種用等複数の大きさとして製作される請
求項1乃至請求項4記載の、ペット用排泄物処理具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001402272A JP2003158938A (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | ペット用排泄物処理具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001402272A JP2003158938A (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | ペット用排泄物処理具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003158938A true JP2003158938A (ja) | 2003-06-03 |
Family
ID=19190074
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001402272A Pending JP2003158938A (ja) | 2001-11-28 | 2001-11-28 | ペット用排泄物処理具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003158938A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100712623B1 (ko) * | 2004-06-02 | 2007-05-02 | 박춘수 | 애완동물용 기저귀 |
JP2019017254A (ja) * | 2017-07-11 | 2019-02-07 | 正 木下 | ペット用おむつ |
-
2001
- 2001-11-28 JP JP2001402272A patent/JP2003158938A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100712623B1 (ko) * | 2004-06-02 | 2007-05-02 | 박춘수 | 애완동물용 기저귀 |
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