JP2003156247A - 喫煙物品製造システムの除塵装置 - Google Patents

喫煙物品製造システムの除塵装置

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JP2003156247A
JP2003156247A JP2001353402A JP2001353402A JP2003156247A JP 2003156247 A JP2003156247 A JP 2003156247A JP 2001353402 A JP2001353402 A JP 2001353402A JP 2001353402 A JP2001353402 A JP 2001353402A JP 2003156247 A JP2003156247 A JP 2003156247A
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Hisao Suzuki
久雄 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大形でかつ強力な吸引源を必要としない喫煙
物品製造システムの除塵装置を提供する。 【解決手段】 喫煙物品製造システムの除塵装置は、吸
引源に接続されたメイン集塵ダクト70と複数の分岐集
塵ダクト28との間に接続切換えユニット30を備えて
おり、接続切換えユニット30はメイン集塵ダクト70
を各分岐集塵ダクト28に順次接続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シガレットロッド
やフィルタロッド、またはフィルタシガレットなどを製
造する喫煙物品製造システムの除塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上述した喫煙物品製造システムにあって
は、シガレットロッド、フィルタロッドまたはフィルタ
シガレットの製造中、これらの巻紙から発生した紙粉や
フィルタから零れたチャコール粒子などを含む粉塵が周
囲に飛散し、これら粉塵はシステム中の各部に堆積す
る。
【0003】このため、従来の喫煙物品製造システムに
は、粉塵が堆積し易い複数箇所に粉塵吸込部が設けら
れ、これら粉塵吸込部はそれぞれ集塵ダクトおよびバッ
クフィルタを介して吸引源に接続されている。それゆ
え、各粉塵吸込部に堆積した粉塵やその周囲に浮遊する
粉塵は粉塵吸込部から集塵ダクトを通じて吸い込まれ、
そしてバックフィルタに捕獲されることで除去つまり除
塵される。この結果、上述の除塵装置を備えていれば、
製造システム内を清浄状態に維持でき、製造システムの
作動や喫煙物品の品質をそれぞれ安定させることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の除塵装置は、各粉塵吸込部での粉塵の堆積速度に拘
わらず、各粉塵吸込部から粉塵を常時かつ同時に吸い込
んでいるために、その吸引源に強力かつ大形のものを使
用しなければならない。このため、除塵装置の設置スペ
ースやその運転に多大な費用がかかり、喫煙物品の製造
コストを上昇させる要因となっている。
【0005】この発明は上述の事情に基づいてなされた
もので、その目的とすることは、喫煙物品製造システム
の除塵を効率良く行える小形の除塵装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の喫煙物品製造システムの除塵装置(請求項
1)は、吸引源に始端が接続されたメイン集塵ダクト
と、このメイン集塵ダクトの終端から一端が分岐し、喫
煙物品製造システムの複数箇所の粉塵吸込部までそれぞ
れ延びて、対応する粉塵吸込部に接続された複数の分岐
集塵ダクトと、メイン集塵ダクトの終端と各分岐集塵ダ
クトの一端との間に介装され、メイン集塵ダクトを分岐
集塵ダクトの1つに選択的に接続させる接続切換え手段
とを備えている。
【0007】上述した除塵装置によれば、吸引源はメイ
ン集塵ダクトが選択的に接続された1つの分岐集塵ダク
トを通じて、その分岐集塵ダクトと組をなす粉塵吸込部
から粉塵を吸い込むだけであるから、吸引源に大形でか
つ強力なものを必要としない。接続切換え手段は、メイ
ン集塵ダクトを各分岐集塵ダクトに順次接続させるもの
であるのが好ましく(請求項2)、この場合、除塵装置
は、喫煙物品製造システムの各粉塵吸込部を所定の時間
間隔毎に除塵する。
【0008】具体的には、接続切換え手段は、同一の分
布円周上に分布された複数の分岐切換え孔を有し、これ
ら分岐切換え孔の一端に各分岐集塵ダクトがそれぞれ接
続された固定部材と、固定部材に対し前記分布円周と同
心にして摺接回転自在に設けられ、この摺接回転に伴
い、分岐切換え孔の他端に順次接続可能なメイン接続孔
を有した回転部材と、メイン集塵ダクトの終端部分を形
成し、一端が回転部材のメイン接続孔に接続される一
方、他端がメイン集塵ダクトの下流側部分に前記分布円
周と同軸上に位置した状態で回転自在に連結される回転
接続ダクト、回転部材を一方向に間欠的に回転させ、メ
イン接続孔を分岐切換え孔に接続させる駆動手段とを含
むことができる(請求項3)。
【0009】上述の接続切換え手段によれば、固定部材
と回転部材との間にて、各分岐切換え孔と回転部材のメ
イン接続孔との間を選択的に接続する弁構造が構成さ
れ、各分岐集塵ダクトに弁を介挿する必要はなく、回転
部材を回転させるだけで、メイン集塵ダクトに接続され
る分岐集塵ダクトが選択される。なお、メイン集塵ダク
トと各分岐集塵ダクトとの接続時間はそれぞれ一定であ
ってもよいし、また、分岐集塵ダクトが接続される粉塵
吸込部での粉塵の堆積速度などに応じ、互いに異ならせ
るようにしてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、喫煙物品製造システムの
一例としてのフィルアタッチメントの一部を示す。フィ
ルタアタッチメントはシガレットにフィルタを取り付け
てフィルタシガレットを製造するシステムであって、そ
の上部にホッパ2を備えている。このホッパ2にはフィ
ルタロッド製造機にて製造されたフィルタロッドが多数
蓄えられている。
【0011】ホッパ2の底壁からはフィルタロッドを1
本ずつ排出する排出通路4が延び、この排出通路4の下
端からドラム列6が延びている。なお、ホッパ2の底部
にはアジテータローラ6が配置されているとともに、排
出通路4の上流部分は無端状のコンベアベルト8により
構成されている。ドラム列6は複数の溝付きドラム10
を連ねて構成され、各溝付きドラム10はその外周面に
フィルタロッドを受取り可能な多数の溝を有している。
したがって、排出通路4から排出されたフィルタロッド
はドラム列6の溝付きドラム10に受け取られ、そし
て、その溝付きドラム10の回転に伴い、隣接する溝付
きドラム8に順次乗り移りながら搬送される。この搬送
過程において、フィルタロッドはロータリナイフ12に
より切断されてフィルタプラグとなり、そして、これら
フィルタプラグはグレーディングおよび整列処理を受け
た後、ドラム列6の下端に位置した溝付きドラム10か
ら集合ドラム14に個々に供給される。
【0012】ここで、集合ドラム14はシガレットロッ
ドの搬送経路を構成するドラム列中の1つの溝付きドラ
ムであって、このドラム列はシガレットロッド製造機か
らシガレットロッドの供給を受け、シガレットロッドを
搬送する。この搬送過程にて、シガレットロッドはその
中央から個々のシガレットに切断され、そして、これら
シガレットはその間に所定のスペースが確保された状態
で、集合ドラム14に乗り移り、そして、シガレット間
にドラム列6からフィルタプラグが供給される。
【0013】このような2本のシガレットとフィルタプ
ラグの集合は図1中の下部に示されており、図1中、C
R,C,FPはそれぞれシガレットロッド、シガレッ
ト、そして、フィルタプラグをそれぞれ示している。こ
の後、集合ドラム14の下流にて、2本のシガレットは
フィルタプラグの両端に密着され、そして、チップペー
パ片Tの巻付けにより相互に接続されてダブルフィルタ
シガレットDFCになり、さらに、ダブルフィルタシガ
レットDFCは等分に切断されて、個々のフィルタシガ
レットFCとなる。
【0014】図1に示されるように、前述したホッパ2
からドラム列6の周辺にはたとえば5箇所に粉塵吸込部
16,18,20,22,24が配置されている。より
詳しくは、粉塵吸込部16,18は、ホッパ2の底壁に
排出通路4の両側に位置して設けられ、粉塵吸込部20
は排出通路4のコンベアベルト8の下方に設けられてい
る。そして、粉塵吸込部22,24はドラム列6を覆う
カバー26の底にドラム列6の両側に位置して設けられ
ている。
【0015】上述した各粉塵吸込部16〜24からは分
岐集塵ダクト28がそれぞれ延びており、これら分岐集
塵ダクト28は接続切換えユニット30に接続されてい
る。接続切換えユニット30は図2および図3に詳しく
示されており、以下、そのユニット20について具体的
に説明する。図2に示されているように、接続切換えユ
ニット30は固定ディスク32を備え、この固定ディス
ク32は一対のホルダプレート34,36を介してフィ
ルタアタッチメントのフレーム(図示しない)に支持さ
れている。なお、図3には一方のホルダプレート34の
みが示されている。
【0016】固定ディスク32の外周部には複数箇所、
例えば5箇所に分岐切換え孔38(図3参照)が形成さ
れており、これら分岐切換え孔38の一端に前述した分
岐集塵ダクト28がそれぞれ接続されている。より詳し
くは、分岐切換え孔38は同一の分布円周上に分布され
ており、また、各分岐集塵ダクト28はその対応する分
岐切換え孔38の近傍からサブ分岐集塵ダクト40がそ
れぞれ二股状にして分岐され、これらサブ分岐集塵ダク
ト40もまた、フィルタアタッチメント内の他の粉塵吸
込部まで延び、そして、その粉塵吸込部に接続可能とな
っている。
【0017】一方、図3に示されるように固定ディスク
32には、分岐集塵ダクト28と反対側の面に回転ディ
スク42が重ね合わされており、この回転ディスク42
の中央にはフランジ付きのセンタピン44がねじ46を
介して取り付けられている。センタピン44は回転ディ
スク42から固定ディスク32の中心および軸受ケース
48を貫通して延びている。軸受ケース48はねじ50
を介して固定ディスク32に連結されている。軸受ケー
ス48内にはセンタピン44の軸線方向に離間して一対
の軸受52が内蔵され、これら軸受52はセンタピン4
4を回転自在に支持している。したがって、回転ディス
ク42はセンタピン44を中心に固定ディスク32に摺
接しながら回転することができる。
【0018】回転ディスク42の外周部には1つのメイ
ン接続孔54が形成されており、このメイン接続孔54
は、固定ディスク32の分岐接続孔38が分布されてい
る分布円周と同軸の円周上に配置されている。したがっ
て、回転ディスク42の回転に伴い、メイン接続孔54
は分岐接続孔38の他端に順次接続することができる。
なお、図3に示す状態では、メイン接続孔54は1つの
分岐接続孔38に接続された状態にある。
【0019】さらに、メイン接続孔54には回転接続ダ
クト56の一端が接続されている。回転接続ダクト56
は回転ディスク42から延び、その他端は回転ディスク
42のセンタピン44と同軸上に位置付けられている。
回転接続ダクト56の他端はジョイントリング58に回
転自在に嵌合されているとともに、その他端にはリップ
シールリング60が装着されている。リップシールリン
グ60のリップはジョイントリング58に摺接し、ジョ
イントリング58と回転接続ダクト56との間をシール
している。
【0020】ジョイントリング58からブラケット62
が一体的に延び、このブラケット62は後述するホルダ
63にねじ64を介して接続され、ホルダ63は固定デ
ィスク32の外周縁にねじ65を介して連結されてい
る。さらに、回転接続ダクト56からもブラケット66
が回転ディスク42に向けて延び、ブラケット66は回
転ディスク42にねじ68を介して連結されている。
【0021】そして、ジョイントリング58からは回転
接続ダクト56に連なるメイン集塵ダクト70が延び、
メイン集塵ダクト70はバックフィルタを介して、送風
機などの吸引源に接続されている。一方、前述した回転
ディスク42のセンタピン44にはその軸受ケース48
から突出した部位にラチェットホイール72および駆動
レバー74が軸受ケース48側から順次取り付けられて
いる。ここで、ラチェットホイール72はセンタピン4
4,つまり、回転ディスク42と一体に回転するが、し
かしながら、駆動レバー74は一対の軸受76を介して
センタピン44に回転自在に支持されている。
【0022】ラチェットホイール72にはラチェット爪
78が噛み合っており、ラチェット爪78の基端はピン
を介して駆動レバー74に回動自在に支持されている。
さらに、駆動レバー74とラチェット爪78との間には
引っ張りコイルばね80(図2参照)が掛け渡され、こ
の引っ張りコイルばね80はラチェット爪78がラチェ
ットホイール72に噛み合う方向に、ラチェット爪78
を常時回動付勢している。したがって、ラチェット爪7
8の噛み合いにより、ラチェットホイール72、つま
り、回転ディスク42は一方向のみに回転することがで
きる。
【0023】そして、図2に示されているように、駆動
レバー74にはエアシリンダ82、つまり、そのピスト
ンロッド84の先端が連結されている。エアシリンダ8
2は前述したホルダプレート36にブラケット86を介
して支持されている。また、ホルダプレート36にはエ
アシリンダ82への空圧の供給を制御する電磁弁88も
また支持されている。
【0024】電磁弁88は空圧源に接続されている一
方、ドライバ90を介してシーケンサ92に電気的に接
続されている。シーケンサ92はドライバ90を介して
電磁弁88の切換えを制御し、これにより、エアシリン
ダ82のピストンロッド84が所定のタイミングで伸縮
される。ピストンロッド84が図示の収縮状態から伸長
されると、この伸長に伴い駆動レバー74は図2でみて
時計方向に回動する。このような時計方向の駆動レバー
74の回動はラチェット爪78およびラチェットホイー
ル74を介して回転ディスク42を回転接続ダクト56
とともに回転させる。この場合、回転接続ダクト56は
その他端を中心とし、一端が分岐接続孔38の分布円周
上を移動することになる(図3参照)。
【0025】このような回転ディスク42の回転はメイ
ン接続孔54を今まで接続していた分岐接続孔38から
移動させ、メイン接続孔54はその分岐接続孔38に対
し、固定ディスク32の周方向に隣接した次の分岐接続
孔38に接続される。この後、エアシリンダ82のピス
トンロッド84が収縮されると、駆動レバー74は図2
でみて反時計方向に回転するが、このとき、ラチェット
爪78はラチェットホイール72との噛み合わず、ラチ
ェットホイール72すなわち回転ディスク42は回転す
ることなく保持される。
【0026】したがって、エアシリンダ82の伸縮動作
が所定のタイミングで繰り返されることにより、回転デ
ィスク42のメイン接続孔54は固定ディスク32の各
分岐接続孔38に順次接続され、この結果、メイン集塵
ダクト70はその終端部を形成する回転接続ダクト56
を介して、各組の分岐集塵ダクト28,40に順次接続
されることになる。
【0027】回転ディスク42の保持を確実にするた
め、前述したホルダ63(図3参照)内にはボール(図
示しない)が内蔵され、このボールは圧縮ぱね(図示し
ない)の付勢力を受けてホルダ63から部分的に突出
し、回転ディスク42の外周面に押圧されている。一
方、メイン接続孔54が各分岐接続孔38に接続された
とき、回転ディスク42の外周面には前述したボールを
受け入れ可能な凹み(図示しない)がそれぞれ形成され
ている。したがって、前述したエアシリンダ82の伸縮
動作を受けて回転ディスク42が回転されるとき、回転
ディスク42はボールの付勢力に抗して回転されること
になり、エアシリンダ82の不作動時や収縮時、回転デ
ィスク42が不用意に回転することはない。
【0028】上述の説明から明らかなようにエアシリン
ダ82の伸縮動作を受け、メイン吸引ダクト70は回転
接続ダクト56を介して、各組の分岐集塵ダクト28,
40に順次接続されるので、各粉塵吸込部16〜24内
に堆積した粉塵や周囲に浮遊する粉塵は対応した分岐集
塵ダクト28からメイン集塵ダクト70を通じて順次除
去され、そして、バックフィルタに捕集されて除塵され
る。
【0029】この結果、フィルタアタッチメント内を常
時清浄状態に維持することができ、粉塵によるフィルタ
アタッチメントの作動不良やフィルタシガレットの品質
が悪化するようなこともない。粉塵の除塵中、メイン集
塵ダクト70は1つの分岐接続孔38にのみ接続される
だけであるから、吸引源に大形でかつ強力なものを必要
としない。したがって、吸引源の設置スペースが少なく
て済むばかりでなく、吸引源のコストや運転費用また低
減される。
【0030】また、メイン集塵ダクト70を一組の分岐
集塵ダクト28,40に接続するために、各分岐集塵ダ
クト28に開閉弁を介挿する必要はないので、分岐集塵
ダクト28の接続切換えに要する構成もまた簡単とな
る。本発明は上述した一実施例に制約されるものではな
く、種々の変形が可能である。たとえば、メイン集塵ダ
クト70は各分岐集塵ダクト28に一定の時間ずつ接続
されていてもよいし、また、個々の分岐集塵ダクト28
毎にその接続時間を異ならせるようにしてもよく、これ
はシーケンサ92の設定を調整することで簡単に実現す
ることができる。
【0031】また、一実施例では、回転ディスク42を
回転させるためにエアシリンダ82を使用しているが、
回転ディスク42の駆動源としては種々のものを使用可
能でる。さらに、本発明の除塵装置は、フィルタアタッ
チメントに限らず、シガレットロッドやフィルタロッド
を製造する他の喫煙物品製造システムにも同様にして適
用可能である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の喫煙物品
製造システムの除塵装置(請求項1)によれば、メイン
集塵ダクトを分岐集塵ダクトの1つに選択的に接続させ
るようにしたから、メイン集塵ダクトに連なる吸引源に
大形でかつ強力なものを必要とせず、その吸引源の設置
に要するスペースやその運転費用を削減することができ
る。
【0033】メイン集塵ダクトは各分岐集塵ダクトに順
次接続されるので(請求項2)、各粉塵吸込部は周期的
に除塵を受け、喫煙物品製造システム内を常時清浄状態
を維持することができる。さらに、メイン集塵ダクトと
各分岐集塵ダクトとの間の選択的な接続は固定部材と回
転部材との間により構成される回転バルブ機構(請求項
3)により簡単に実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】フィルタアタッチメントの一部を示した図であ
る。
【図2】図1中の接続切換えユニットの拡大図である。
【図3】図2の接続切換えユニットを一部破断して示し
た断面図である。
【符号の説明】
28 分岐集塵ダクト 30 接続切換えユニット(接続切換え手段) 32 固定ディスク(固定部材) 38 分岐接続孔 42 回転ディスク(回転部材) 54 メイン接続孔 56 回転接続ダクト 70 メイン集塵ダクト 72 ラチェットホイール 74 駆動レバー 78 ラチェット爪 82 エアシリンダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸引源に始端が接続されたメイン集塵ダ
    クトと、 前記メイン集塵ダクトの終端から一端が分岐して喫煙物
    品製造システムの複数箇所の粉塵吸込部までそれぞれ延
    びて、対応する前記粉塵吸込部に接続された複数の分岐
    集塵ダクトと、 前記メイン集塵ダクトの終端と前記各分岐集塵ダクトの
    一端との間に介装され、前記メイン集塵ダクトを前記分
    岐集塵ダクトの1つに選択的に接続させる接続切換え手
    段とを具備したことを特徴とする喫煙物品製造システム
    の除塵装置。
  2. 【請求項2】 前記接続切換え手段は、前記メイン集塵
    ダクトを前記各分岐集塵ダクトに順次接続させることを
    特徴とする請求項1に記載の喫煙物品製造システムの除
    塵装置。
  3. 【請求項3】 前記接続切換え手段は、 同一の分布円周上に分布された複数の分岐切換え孔を有
    し、これら分岐切換え孔の一端に前記各分岐集塵ダクト
    がそれぞれ接続された固定部材と、 前記固定部材に対し前記分布円周と同心にして摺接回転
    自在に設けられ、前記摺接回転に伴い、前記分岐切換え
    孔の他端に順次接続可能なメイン接続孔を有した回転部
    材と、 前記メイン集塵ダクトの終端部分を形成し、一端が前記
    回転部材の前記メイン接続孔に接続される一方、他端が
    前記メイン集塵ダクトの下流側部分に前記分布円周と同
    軸上に位置した状態で回転自在に連結される回転接続ダ
    クト、 前記回転部材を一方向に間欠的に回転させ、前記メイン
    接続孔を前記分岐切換え孔に接続させる駆動手段とを具
    備したことを特徴とする請求項2に記載の喫煙物品製造
    システムの除塵装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106424029A (zh) * 2016-11-02 2017-02-22 红塔烟草(集团)有限责任公司 Passim‑7k卷接机组集流管定子清洁装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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