JP2003154792A - 硯 - Google Patents

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JP2003154792A
JP2003154792A JP2001354296A JP2001354296A JP2003154792A JP 2003154792 A JP2003154792 A JP 2003154792A JP 2001354296 A JP2001354296 A JP 2001354296A JP 2001354296 A JP2001354296 A JP 2001354296A JP 2003154792 A JP2003154792 A JP 2003154792A
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inkstone
charcoal
stone
bincho
inkstones
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JP2001354296A
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Kazushiro Nakagawa
和城 中川
Yuji Tachibana
優治 橘
Kazumasa Yasuda
一誠 安田
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KYODO KUMIAI LATEST
Original Assignee
KYODO KUMIAI LATEST
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラスチックの硯は使用する樹脂の種類につ
いていろいろな検討がなされているが、天然素材の硯は
その形状や装飾に多くの試みがなされているにとどま
り、新しい天然素材そのものの発明がなされていない。
各産地でいろいろな種類の石が硯に加工されているが名
称は異なっても、それらは皆、石であり、同質の素材で
ある。漆を塗った木質を材料とする硯があるが、硯に必
要な重さ、重量感に欠けるものである。 【解決手段】 近年、一般家庭でもよく使われる樫の白
炭である備長炭に陸と海を切削工作し、新しい摺りごこ
ちや意識を提供できる硯に加工した。炭は一般的に吸水
性であるが、樫の白炭である備長炭は、緻密で高硬度の
ため研磨すると水をはじくようになり、質感、重量感の
ある硯として利用できるものである。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は新しい摺りごこちと
新しい意識を提供できる、備長炭という新しい天然素材
を用いた硯に関するものであり、備長炭の新しい用途の
開発に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、硯は石や木などの天然素材の硯と
熱硬化性樹脂などによるプラスチック製の硯に大別でき
る。それらの素材で、平らな陸とへこんだ海を作って、
陸で墨を摺り、海に墨液をためて書画に供する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】プラスチックの硯はい
ろいろな樹脂やそれに混合する添加剤的な樹脂等の検討
がなされ、新しい素材の硯が開発されている(実開平5-
86598、実開平6-34997)。 【0004】しかし天然素材の硯は新しい素材が開発さ
れておらず、ほとんどが石を原料とするものであり、木
に漆を塗布した硯をまれに見かける程度である。天然素
材の硯は、その形状や装飾については数多く検討がなさ
れてきたが、新しい素材の発明が行なわれておらず、硯
の新しい摺りごこちや硯に対する新しい意識の提供がな
されていない不満がある。 【0005】 【課題を解決するための手段】発明者は、近年一般的に
広く認知されてきた備長炭に着目した。備長炭は樫類の
白炭であり、硬度が高く、緻密な炭である。火持ちの良
い燃料であるが、最近米に混入して炊飯したり、ヤカン
に投入して湯を沸かす時に用いられるようになった。ご
飯やお湯が黒ずむことなく、美味に仕上がり、一般的に
広く用いられているものである。 【0006】このような硬度、緻密さを有する備長炭を
切削工作して陸と海を作り硯に使用すれば、新しい摺り
ごこちや硯に対する新しい意識が発現できる天然素材の
新しい硯を提供し得ると考え本発明に至った。 【0007】一般に炭は水を吸収しやすいが、樫の白炭
である備長炭は堅くて緻密な炭であり、研磨することに
より水をはじくようになる。従って、砥石で精密に研磨
した陸や海に水を溜めて墨を摺っても、硯にしみ込んで
吸収されることなく墨を摺ることができる。 【0008】炭は細孔が多く軽量な印象をもつが、優れ
た備長炭は水に投入するとすぐに沈む唯一の炭であり、
硯に必要な重さ、重量感を有するものである。 【0009】 【実施例】以下、本案の実施例について説明する。 (実施例1)幅約10cmの備長炭半丸(うばめ樫を垂直方
向に半分に割って焼いた備長炭)を長さ約15cmに切断す
る。 【0010】心材側の面(1)を電動砥石等で平らに加工
し、樹皮側の面(2)に電動砥石、電動ヤスリ、のみ、か
なづち等で陸(3)と海(4)を加工して、図1のような硯を
得た。 (実施例2)幅約10cmの備長炭半丸(うばめ樫を垂直方
向に半分に割って焼いた備長炭)を長さ約15cmに切断
し、実施例1と同様に加工した。 【0011】陸と海に表れたひび割れ部分(5)に、備長
炭粉末とフェノール樹脂の混合物を充填して180℃の温
度で2時間乾燥し、ひび割れ部分を補修して図2のよう
な硯を得た。 (実施例3)次に、垂直方向に半分に割った、幅20cm、
長さ1mのうばめ樫の樹皮側に、のみ、かなづち等で複
数の陸(3)と海(4)を加工する(6)。白炭窯に投入して通
常の方法で備長炭に焼成し、図3のような複数のつなが
った硯を得、それらを一つずつ切断した。 【0012】 【発明の効果】備長炭で硯を製作することにより、新し
い摺りごこちや新しい意識提供できる。 【0013】また、備長炭の新規用途を開発する効果が
ある。 【0014】
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の見取り図である。 【0015】 【図2】(3)の陸に表れた(5)のひび割れ部分を補修した
硯。 【0016】 【図3】複数の陸と海とを加工したうばめ樫(6)。 【符号の説明】 1 心材側 2 樹皮側 3 陸 4 海 5 ひび割れ 6 複数の陸と海を加工したうばめ樫

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】樫の白炭である備長炭を素材とする硯。
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