JP2003153968A - 保育器 - Google Patents

保育器

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JP2003153968A
JP2003153968A JP2001357671A JP2001357671A JP2003153968A JP 2003153968 A JP2003153968 A JP 2003153968A JP 2001357671 A JP2001357671 A JP 2001357671A JP 2001357671 A JP2001357671 A JP 2001357671A JP 2003153968 A JP2003153968 A JP 2003153968A
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    • A61G2203/30General characteristics of devices characterised by sensor means
    • A61G2203/46General characteristics of devices characterised by sensor means for temperature

Abstract

(57)【要約】 【課題】 器内の被保育児を簡易に且つ確実に適切な生
理的環境で保育することが可能な保育器を提供する。 【解決手段】 保育器の器内温度として設定温度に依存
して設定湿度が制御部によって自動的に決定される。器
内温度が新たに設定された場合や至適環境温度に変更さ
れた場合に、器内湿度を同時に設定または変更しなくて
も、設定湿度は設定温度に依存する値に自動的に決定さ
れ、保育器内は最適環境湿度に調節される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願の発明は、温度や湿度等
が制御されていて適切な生理的環境にある器内で低出生
体重児等の被保育児を保育するための保育器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図7が、本願の発明を適用し得る保育器
を示している。この保育器11では、被保育児を収容す
るための透明なフード12が基台13上の基部14上に
取り付けられており、フード12外からフード12内つ
まり器内の被保育児に処置を施すための処置窓15とこ
の処置窓15を開閉するための透明な扉16とがフード
12に備えられている。扉16及びフード12には扉固
定機構17が備えられている。
【0003】扉16及びフード12の側面にはワンタッ
チ式手入窓21とこのワンタッチ式手入窓21を開閉す
るための透明な扉22とが備えられている。フード12
の側面には絞り式手入窓(図示せず)も備えられてい
る。フード12内には被保育児のための臥床台(図示せ
ず)が備えられており、臥床台傾斜摘み23が処置窓1
5の近傍に備えられている。一方の臥床台傾斜摘み23
を回転させることによって臥床台を傾斜させることがで
き、両方の臥床台傾斜摘み23を同時に回転させること
によって臥床台の高さを調節することができる。
【0004】臥床台傾斜摘み23の近傍には制御パネル
24が備えられており、後述の様にフード12内の温度
や湿度等を被保育児に適切な値に制御するためのボタン
や表示部等が制御パネル24に備えられている。制御パ
ネル24におけるボタンの押圧等によって動作を制御さ
れる温度調整部や湿度調整部等は基部14内に備えられ
ている。基台13にはキャスタ25が取り付けられてい
る。
【0005】図8が、一従来形態の保育器11における
制御パネル24の一部を示している。制御パネル24に
は器内温度表示部31、設定温度表示部32及び指示ボ
タン33、34が備えられており、設定温度表示部32
に表示される設定温度が指示ボタン33、34の何れか
を押圧することによって0.1℃ずつ夫々下降または上
昇する。そして、器内温度表示部31に表示される器内
温度が設定温度に等しくなる様に、温度調整部が動作す
る。
【0006】制御パネル24には器内湿度表示部35、
設定湿度表示部36及び湿度設定ボタン37も備えられ
ている。湿度設定ボタン37を押圧することによって設
定湿度表示部36が点灯すると共に湿度の設定が可能な
状態になり、この状態で指示ボタン33、34の何れか
を押圧することによって設定湿度表示部36に表示され
る設定湿度(相対湿度)が1%ずつ夫々下降または上昇
する。そして、器内湿度表示部35に表示される器内湿
度が設定湿度に等しくなる様に、湿度調整部が動作す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の説明
から明らかな様に、一従来形態の保育器11では、医師
や看護婦等の処置者が設定温度と設定湿度とを互いに独
立に指示する必要があるので、器内の被保育児を簡易に
適切な生理的環境で保育することができるとは言い難
い。また、この様に設定温度と設定湿度とを互いに独立
に指示する必要があるので、設定温度を指示しても設定
湿度は指示することを忘れたり適切でない設定湿度を指
示したりする可能性がある。
【0008】また、設定温度を変更した場合に、設定湿
度も同時に変更することを忘れたり適切でない設定湿度
に変更したりする可能性がある。このため、一従来形態
の保育器11では、器内の被保育児を確実に適切な生理
的環境で保育することができるとも言い難い。従って、
本願の発明は、器内の被保育児を簡易に且つ確実に適切
な生理的環境で保育することが可能な保育器を提供する
ことを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る保育器で
は、器内温度として指示された設定温度に依存して設定
湿度が自動的に決定される。このため、処置者が器内温
度として設定温度を新たに指示した場合や変更した場合
に、処置者が器内湿度として設定湿度も同時に指示また
は変更しなくても、設定湿度は設定温度に依存する値に
自動的に決定される。
【0010】請求項2に係る保育器では、最高の設定温
度(Tmax)と最低の設定温度(Tm in)との間の設定温
度範囲では設定湿度が設定温度に対して正の相関関係を
示し、最高の設定温度以上または最低の設定温度以下で
は設定湿度はこれらの設定温度における設定湿度と等し
いままである。このため、器内温度として指示された設
定温度に対する設定湿度が通常状態の被保育児にとって
最も適切な値に決定される。
【0011】請求項3に係る保育器では、器内に収容さ
れている被保育児の体温に感応して器内温度としての設
定温度を感応部が自動的に決定する。このため、被保育
児の目標とする体温さえ分かっていれば、処置者が器内
温度として設定温度を指示または変更しなくても、設定
温度は器内に収容されている被保育児の体温に依存する
値に自動的に決定される。
【0012】請求項4に係る保育器では、器内温度とし
て指示された設定温度に依存しない所定湿度を設定湿度
として指示することができる。このため、被保育児の状
態が通常状態とは異なる場合等にも被保育児の状態に適
した所定湿度を指示することができる。
【0013】請求項5に係る保育器では、器内温度とし
て指示された設定温度に依存しない所定湿度を設定湿度
として指示したことが設定湿度指示表示部に表示され
る。このため、器内湿度が設定温度に依存する様に指示
されているのか設定温度に依存しない様に指示されてい
るのかが外部から容易に視認される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本願の発明の第一〜第四実
施形態を、図1〜7を参照しながら説明する。図1が、
第一実施形態の保育器11における制御パネル24の一
部を示している。この第一実施形態の保育器11の全体
的な外観は上述の一従来形態の保育器11と略同様であ
るが、制御パネル24には湿度設定ボタン37が備えら
れていない。
【0015】このため、この第一実施形態の保育器11
では、設定温度表示部32に表示される設定温度が指示
ボタン33、34の押圧によって指示されることは上述
の一従来形態の保育器11と同様であるが、設定温度が
指示されると下記の式に基づいて設定湿度を同時に自動
的に決定する制御部が基部14内に備えられていること
が上述の一従来形態の保育器11とは異なる。
【0016】即ち、設定湿度(%相対湿度)をH、設定
温度(℃)をTとすると、制御部はHを H=95 (36.0≦T) H=95−10×(36.0−T) (32.5<T<36.0) H=60 (T≦32.5) に決定する。
【0017】制御パネル24の設定湿度表示部36には
制御部によって決定された設定湿度が表示され、器内湿
度表示部35に表示される器内湿度が設定湿度に等しく
なる様に湿度調整部が動作する。従って、処置者が設定
温度を新たに指示した場合や変更した場合に、処置者が
設定湿度も同時に指示または変更しなくても、制御部が
設定湿度を設定温度に依存する値に自動的に決定する。
【0018】図2は、在胎30週1日に体重1,234
gで出生した低出生体重児をこの第一実施形態の保育器
11で保育した場合の、出生後時間に対する保育器11
の器内温度及び器内湿度と低出生体重児の体温との測定
結果を示している。但し、図2中に記載されている様
に、この測定に際しては、出生後時間が82時間程度の
時点までは、制御部による設定湿度の自動的な決定を行
わずに外部の加湿器による加湿を行い、その時点以降に
のみ制御部による設定湿度の自動的な決定を行った。
【0019】図3は、設定温度が指示されると制御部が
下記の式に基づいて設定湿度を同時に自動的に決定する
第二実施形態の保育器11で、在胎30週6日に体重
1,482gで出生した低出生体重児を保育した場合
の、図2と同様の測定結果を示している。但し、図3中
に記載されている様に、この測定に際しては、出生後時
間が40時間程度の時点までは気管内に挿入したチュー
ブによって呼吸を行わせ、その時点以降に気管内チュー
ブを抜いて器内雰囲気による自発呼吸に移行させた。下
記の式から明らかな様に、この第二実施形態の保育器1
1では、同じ設定温度で比較すると設定湿度が第一実施
形態の保育器11よりも5%低い。
【0020】この第二実施形態の保育器11における制
御部は、Hを H=95 (36.5≦T) H=95−10×(36.0−T) (33.0<T<36.5) H=60 (T≦33.0) に決定する。
【0021】図4は、設定温度が指示されると制御部が
下記の式に基づいて設定湿度を同時に自動的に決定する
第三実施形態の保育器11で、在胎31週6日に体重
1,478gで出生した低出生体重児を保育した場合
の、図2と同様の測定結果を示している。下記の式から
明らかな様に、この第三実施形態の保育器11では、同
じ設定温度で比較すると設定湿度が第一実施形態の保育
器11よりも10%低い。
【0022】この第三実施形態の保育器11における制
御部は、Hを H=95 (37.0≦T) H=95−10×(36.0−T) (33.5<T<37.0) H=60 (T≦33.5) に決定する。
【0023】更に、参考として、図5は、在胎39週2
日に体重3,154gで出生した通常出生体重児を上述
の第二実施形態の保育器11で保育した場合の、図2〜
4と同様の測定結果を示している。この図5に示されて
いる様に、通常出生体重児では、出生後の比較的短い時
間で保育器11の器内温度を室温に近い温度まで低下さ
せ、それに伴って器内湿度も自動的に低下する。
【0024】しかし、低出生体重児の皮膚は未熟である
ので、皮膚からの不感蒸泄が多く、体温が低下し易い。
この体温の低下を防止するために、図2〜4に示されて
いる様に、低出生体重児では、出生後も長時間に亙って
保育器11の器内温度を高めに維持し、それに伴って器
内湿度も自動的に高めに維持される。しかし、高湿度状
態を不必要に長時間に亙って維持すると、細菌の繁殖が
助長されて、種々の感染症が誘発される。このため、皮
膚の成熟に伴って保育器11の器内温度を段階的に低下
させ、それに伴って器内湿度も自動的に低下する。
【0025】一方、図5に示されている様に、通常出生
体重児では、保育器11の器内温度を低下させても、体
温は殆ど低下していない。低出生体重児においても、同
様に、保育器11の器内温度を低下させても、体温は殆
ど低下しないことが必要である。図2の測定結果では、
この様に、保育器11の器内温度を低下させても、低出
生体重児の体温は殆ど低下していない。しかし、図3、
4の測定結果では、保育器11の器内温度を低下させる
と、それに伴って低出生体重児の体温もやや低下してい
る。このことから、第二及び第三実施形態の保育器11
よりも第一実施形態の保育器11の方が優れていること
が分かる。
【0026】なお、以上の第一〜第三実施形態の何れの
保育器11においても、36.0〜37.0℃である最
高の設定温度と32.5〜33.5℃である最低の設定
温度との間の設定温度範囲では設定湿度が設定温度に対
して線型に変化している。しかし、設定湿度は、設定温
度に対して、必ずしも線型に変化している必要はなく、
正の相関関係を示していればよい。
【0027】一方、上述の様に、第二及び第三実施形態
の保育器11においては、同じ設定温度で比較すると設
定湿度が第一実施形態の保育器11よりも夫々5%及び
10%低い。このため、逆に、同じ設定温度で比較する
と設定湿度を第一実施形態の保育器11よりも高くする
ことも考えられる。しかし、設定湿度を第一実施形態の
保育器11よりも高くすると、器内で結露が生じ易くな
って、細菌の繁殖が助長される。従って、第一実施形態
の保育器11における設定湿度の制御が最も好ましい。
【0028】ところで、通常状態の被保育児にとっては
第一実施形態の保育器11における設定湿度の制御が最
も好ましいが、図2の測定において出生後時間が82時
間程度の時点までは制御部による設定湿度の自動的な決
定を行わずに外部の加湿器による加湿を行っている様
に、被保育児の皮膚が特に成熟していない場合の様に通
常状態とは異なる場合等には、設定温度に依存しない所
定湿度、特に高湿度、が必要なときもある。
【0029】図6は、この様な処置も可能な第四実施形
態の保育器11における制御パネル24の一部を示して
いる。この第四実施形態の保育器11では、制御パネル
24には高湿度指示ボタン38が備えられている。この
高湿度指示ボタン38が押圧されると、制御部は、設定
温度に依存して決定される湿度を設定湿度として採用せ
ず、所定湿度としての最高の95%を設定湿度として採
用する。
【0030】この場合、設定湿度表示部36に「95」
が表示されると、設定温度に依存する95%を制御部が
設定湿度として決定したのか、所定湿度としての95%
が設定湿度として指示されたのか、の判断を処置者が誤
り、その結果、指示の変更も誤る可能性がある。このた
め、この第四実施形態の保育器11では、設定湿度表示
部36が所定湿度指示表示部を兼ねており、図6に示さ
れている様に設定湿度表示部36に「HI」が表示され
る。
【0031】なお、以上の第四実施形態では高湿度指示
ボタン38が押圧されることによって所定湿度としての
最高の95%が設定湿度として指示されたことになる
が、95%以外の湿度が所定湿度として用いられてもよ
く、制御パネル24の操作等によって所定湿度が外部か
ら指示可能であってもよい。
【0032】また、以上の第一〜第四実施形態の何れの
保育器11においても指示ボタン33、34によって設
定温度が指示されるが、器内に収容されている被保育児
の体温に感応する感応部がこの設定温度を自動的に決定
して、処置者が指示ボタン33、34によって設定温度
を指示する必要がない様にされていてもよい。
【0033】
【発明の効果】請求項1に係る保育器では、処置者が器
内温度として設定温度を新たに指示した場合や変更した
場合に、処置者が器内湿度として設定湿度も同時に指示
または変更しなくても、設定湿度は設定温度に依存する
値に自動的に決定される。このため、器内の被保育児を
簡易に且つ確実に適切な生理的環境で保育することが可
能である。
【0034】請求項2に係る保育器では、器内温度とし
て指示された設定温度に対する設定湿度が通常状態の被
保育児にとって最も適切な値に決定される。このため、
器内の被保育児を簡易に且つ確実に最も適切な生理的環
境で保育することができる。
【0035】請求項3に係る保育器では、被保育児の目
標とする体温さえ分かっていれば、処置者が器内温度と
して設定温度を指示または変更しなくても、設定温度は
器内に収容されている被保育児の体温に依存する値に自
動的に決定される。このため、器内の被保育児を極めて
簡易に且つ極めて確実に適切な生理的環境で保育するこ
とができる。
【0036】請求項4に係る保育器では、被保育児の状
態が通常状態とは異なる場合等にも被保育児の状態に適
した所定湿度を指示することができる。このため、被保
育児の状態に適した器内の生理的環境で被保育児を保育
することができる。
【0037】請求項5に係る保育器では、器内湿度が設
定温度に依存する様に指示されているのか設定温度に依
存しない様に指示されているのかが外部から容易に視認
される。このため、被保育児の状態に応じて指示を確実
に変更することができ、器内の被保育児を常に適切な生
理的環境で保育することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願の発明の第一実施形態における要部の正面
図である。
【図2】本願の発明の第一実施形態による低出生体重児
の測定結果を示すグラフである。
【図3】本願の発明の第二実施形態による低出生体重児
の測定結果を示すグラフである。
【図4】本願の発明の第三実施形態による低出生体重児
の測定結果を示すグラフである。
【図5】本願の発明の第二実施形態による正常出生体重
児の測定結果を示すグラフである。
【図6】本願の発明の第四実施形態における要部の正面
図である。
【図7】本願の発明を適用し得る保育器の斜視図であ
る。
【図8】本願の発明の一従来形態における要部の正面図
である。
【符号の説明】
11…保育器、36…設定湿度表示部(所定湿度指示表
示部)、38…高湿度指示ボタン(所定湿度指示部)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指示された設定温度に器内温度を調整す
    る温度調整部と、 前記設定温度に依存して設定湿度を決定する制御部と、 前記設定湿度に器内湿度を調整する湿度調整部とを具備
    する保育器。
  2. 【請求項2】 前記設定湿度をH、前記設定温度をT、
    min<T<Tmaxの範囲でTに対して正の相関関係を示
    す関数をf(T)とすると、前記制御部が前記Hを H=f(Tmax) (Tmax≦T) H=f(T) (Tmin<T<Tmax) H=f(Tmin) (T≦Tmin) に決定する請求項1記載の保育器。
  3. 【請求項3】 器内に収容されている被保育児の体温に
    感応して前記設定温度を決定する感応部を更に具備する
    請求項1または2記載の保育器。
  4. 【請求項4】 前記設定温度に依存しない所定湿度を前
    記設定湿度として指示するための所定湿度指示部を更に
    具備する請求項1または2記載の保育器。
  5. 【請求項5】 前記所定湿度指示部による指示が行われ
    たことを表示する所定湿度指示表示部を更に具備する請
    求項4記載の保育器。
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