JP2003153449A - コジェネレーション装置の負荷調整方法 - Google Patents

コジェネレーション装置の負荷調整方法

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JP2003153449A JP2001341883A JP2001341883A JP2003153449A JP 2003153449 A JP2003153449 A JP 2003153449A JP 2001341883 A JP2001341883 A JP 2001341883A JP 2001341883 A JP2001341883 A JP 2001341883A JP 2003153449 A JP2003153449 A JP 2003153449A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力負荷の低下に伴う逆潮流を効率よく防止
或いは緩和できるコジェネレーション装置の負荷調整方
法を提供する。 【解決手段】 電力と熱エネルギを発生するコジェネレ
ーション装置1から少なくとも電力供給を受けてその電
力を消費する機器2であって、所定時間範囲を超えて連
続運転或いは定常運転させる必要がなく運転時間帯の設
定に対し自由度のある特定の機器を、予め一台以上電力
消費調整機器14として設定し、コジェネレーション装
置1から電力供給を受ける全機器の総消費電力がコジェ
ネレーション装置1の出力する出力電力を下回る場合
に、総消費電力が増加するように、電力消費調整機器1
4の少なくとも一部に対して強制的に運転制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力と熱エネルギ
を発生するコジェネレーション装置の負荷調整方法に関
し、特に家庭用のコジェネレーション装置の負荷調整方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】コジェネレーション装置は、燃料電池
や、ガスエンジンまたはガスタービン等の原動機を駆動
源とした発電機等を備えて、電力及び熱エネルギを発生
するように構成され、コジェネレーション装置で発生し
た電力は例えば電力供給業者から受電した電力と合わせ
て、また熱エネルギは温水等の形態で、夫々家庭等に供
給される。
【0003】また、電力需要地への送電や変電によるエ
ネルギ損失を低減する方法の一つとして分散型プラント
方式があり、かかる分散型プラント方式において、需要
地或いは需要地の付近に設置する小規模な発電プラント
としてコジェネレーション装置を用いることで、送変電
による損失を抑制しつつ、発電によって発生した熱エネ
ルギも同時に供給されるため、総合的なエネルギ効率の
向上が図れる。そして、コジェネレーション装置を各家
庭等の需要地に設けることで、需要地で消費される電力
の少なくとも一部をコジェネレーション装置の発生する
電力で賄うことができるので、電力供給業者との契約電
力量を低く押えることができる上に、同時に発生する熱
エネルギも温水等の形態で利用することができ、省エネ
ルギ性及び経済性の点で有効である。
【0004】ところで、現状のコジェネレーション装置
例えば燃料電池等においては、コジェネレーション装置
の発生する電力は、負荷変動、即ち、コジェネレーショ
ン装置から電力供給を受けて電力を消費する機器の消費
電力の変動に対する出力変化の追従速度が遅いため、急
激な電力負荷の低下が発生した場合に、電気ヒータに通
電して貯湯槽の温水を加熱し、余剰電力を熱に変換して
蓄熱することにより当該負荷低下による電力の逆潮流を
防止している。また、深夜等において機器の総消費電力
がコジェネレーション装置の最低出力電力を下回る場合
にも、逆潮流を防止すべく同様に電気ヒータに通電する
方法が採られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来用いられている逆潮流の防止方法では、電力
を熱エネルギに変換するため効率的とは言えず、特に貯
湯槽の貯湯量が多く温水温度が高い場合には放熱する必
要があり、省エネルギ性において問題があった。
【0006】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、電力負荷の低下に伴う逆潮流を
効率よく防止或いは緩和できるコジェネレーション装置
の負荷調整方法を提供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係るコジェネレーション装置の負荷調整方法
の第一の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請求項1に
記載の如く、電力と熱エネルギを発生するコジェネレー
ション装置から少なくとも電力供給を受けてその電力を
消費する機器であって、所定時間範囲を超えて連続運転
或いは定常運転させる必要がなく運転時間帯の設定に対
し自由度のある特定の機器を、予め一台以上電力消費調
整機器として設定し、前記コジェネレーション装置から
電力供給を受ける全機器の総消費電力が前記コジェネレ
ーション装置の出力する出力電力を下回る場合に、前記
総消費電力が増加するように、前記電力消費調整機器の
少なくとも一部に対して強制的に運転制御する点にあ
る。
【0008】同第二の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項2に記載の如く、電力と熱エネルギを発生する
コジェネレーション装置から少なくとも電力供給を受け
てその電力を消費する機器であって、所定時間範囲を超
えて連続運転或いは定常運転させる必要がなく運転時間
帯の設定に対し自由度のある特定の機器を、予め一台以
上電力消費調整機器として設定し、前記所定時間範囲内
で前記コジェネレーション装置から電力供給を受ける全
機器の総消費電力が前記コジェネレーション装置の最低
出力電力を下回る場合に、前記総消費電力が前記最低出
力電力以上となるように、前記電力消費調整機器の少な
くとも一部に対して強制的に運転制御する点にある。
【0009】同第三の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項3に記載の如く、上記第一または第二の特徴構
成に加えて、前記総消費電力が前記コジェネレーション
装置の出力する出力電力を上回る場合に、前記総消費電
力が低下するように、運転中の前記電力消費調整機器の
少なくとも一部に対して強制的に運転制御する点にあ
る。
【0010】同第四の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項4に記載の如く、上記第一から第三の何れかの
特徴構成に加えて、前記電力消費調整機器の少なくとも
一台に対して、自動運転希望時間帯を設定しておき、強
制的に運転制御される前記電力消費調整機器として、そ
の運転制御を行う時間或いは時間帯が前記自動運転希望
時間帯に含まれるものを選択する点にある。
【0011】同第五の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項5に記載の如く、上記第一から第四の何れかの
特徴構成に加えて、前記コジェネレーション装置が、前
記総消費電力に関する情報を受け取り、前記入力情報と
自己の出力電力に関する情報に基づいて、前記電力消費
調整機器に対する運転制御のための制御信号を出力する
点にある。
【0012】上記課題を解決するための本発明に係るコ
ジェネレーション装置の特徴構成は、特許請求の範囲の
欄の請求項6に記載の如く、上記第五の特徴構成のコジ
ェネレーション装置の負荷調整方法における前記制御信
号の出力が可能に構成されている点にある。
【0013】以下に作用並びに効果を説明する。本発明
に係るコジェネレーション装置の負荷調整方法の第一の
特徴構成によれば、コジェネレーション装置から少なく
とも電力供給を受けてその電力を消費する機器の中か
ら、所定時間範囲を超えて連続運転或いは定常運転させ
る必要がなく運転時間帯の設定に対し自由度のある特定
の機器を選択して電力消費調整機器として設定しておく
ことにより、それらの運転を強制的に制御することで設
定された電力消費調整機器の全消費電力の範囲内で電力
負荷の調整(増減)が可能となるから、総消費電力がコ
ジェネレーション装置の出力電力を下回る場合に電力消
費調整機器の運転制御により総消費電力が増加すること
で逆潮流の程度が緩和或いは逆潮流の防止が図れる。ま
た、コジェネレーション装置が最低出力電力より大きい
電力を出力している場合は、総消費電力の低下に追従し
て出力電力が下がるまでの間に生じる逆潮流が防止また
は緩和される。
【0014】更に、電力消費調整機器が所定時間範囲を
超えて連続運転或いは定常運転する必要がなく運転時間
帯の設定に対し自由度のある機器であるので、必要な運
転をコジェネレーション装置の負荷調整に用いること
で、当該負荷調整のために不必要な機器の運転開始や消
費電力を増加させる運転制御が回避されるので、省エネ
ルギ性を確保しつつ効率的に逆潮流の防止または緩和が
なされる。
【0015】ここで、所定時間範囲を超えて連続運転或
いは定常運転する必要がなく運転時間帯の設定に対し自
由度のある機器とは、所定時間範囲(例えば24時間)
において機器の運転を停止したり、その運転条件を変更
することの可能な機器であって、その運転開始時間や運
転停止時間が特定の時間に固定されない機器を意味す
る。かかる電力消費調整機器として、例えば、床下、天
井、押入等の換気扇、常夜灯、門灯、防犯灯等の照明機
器、食器洗浄乾燥機、洗濯機、浴室乾燥機、エアコン等
が挙げられる。
【0016】上記第二の特徴構成によれば、同第一の特
徴構成と同様にコジェネレーション装置から少なくとも
電力供給を受けてその電力を消費する機器の中から、所
定時間範囲を超えて連続運転或いは定常運転させる必要
がなく運転時間帯の設定に対し自由度のある特定の機器
を選択して電力消費調整機器として設定しておくことに
より、それらの運転を強制的に制御することで設定され
た電力消費調整機器の全消費電力の範囲内で電力負荷の
調整(増減)が可能となるから、総消費電力がコジェネ
レーション装置の最低出力電力を下回る場合に電力消費
調整機器の運転制御により総消費電力が増加することで
逆潮流の程度が緩和或いは逆潮流の防止が図れる。ま
た、総消費電力がコジェネレーション装置の最低出力電
力を下回る場合は、コジェネレーション装置の稼動状態
においては出力電力は最低出力電力を下回って総消費電
力の低下に追従できないので、本特徴構成のように電力
負荷の調整によってのみ逆潮流が防止または緩和され
る。
【0017】更に、同第一の特徴構成と同様に、電力消
費調整機器が所定時間範囲を超えて連続運転或いは定常
運転する必要がなく運転時間帯の設定に対し自由度のあ
る機器であるので、必要な運転をコジェネレーション装
置の負荷調整に用いることで、当該負荷調整のために不
必要な機器の運転開始や消費電力を増加させる運転制御
が回避されるので、省エネルギ性を確保しつつ効率的に
逆潮流の防止または緩和がなされる。
【0018】上記第三の特徴構成によれば、更に、総消
費電力が出力電力を上回るように変動した場合におい
て、総消費電力が低下するように負荷調整され、消費電
力を抑制するので省エネルギ効果が期待できる。また、
電力供給をコジェネレーション装置と電力供給業者の商
用電力から併給される場合には、コジェネレーション装
置の出力電力に対する負荷超過による商用電力消費分を
抑えることができるので、経済的効果も期待できる。特
に、コジェネレーション装置が定格運転している場合に
は、出力電力を増加させる方向への負荷変動の追従はな
されないので、総消費電力を低下させる本特徴構成によ
る負荷調整の効果は顕著となる。
【0019】上記第四の特徴構成によれば、運転時間帯
の設定に対し自由度はあるものの、複数の電力消費調整
機器が負荷調整に使用可能な場合において、運転制御を
行う時間或いは時間帯が自動運転希望時間帯に含まれる
電力消費調整機器を負荷調整に使用することにより、電
力消費調整機器の使用者の要求とコジェネレーション装
置の効率的な運転の調和が図れる。
【0020】上記第五の特徴構成によれば、上記第一乃
至第四の特徴構成の負荷調整方法がコジェネレーション
装置によって実行される。また、コジェネレーション装
置が負荷調整方法を実行するため、当該実行手段を別途
設ける必要が無く、本発明方法を実行するためのシステ
ム構成を簡素化できる。
【0021】本発明に係るコジェネレーション装置の特
徴構成によれば、上記第五の特徴構成の負荷調整方法、
即ち上記第一乃至第四の特徴構成の負荷調整方法を実行
可能なコジェネレーション装置が提供される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るコジェネレー
ション装置の負荷調整方法(以下、適宜、「本発明方
法」という。)及び本発明に係るコジェネレーション装
置(以下、適宜、「本発明装置」という。)の実施の形
態について、図面に基づいて説明する。
【0023】図1に、電力または熱エネルギを発生する
本発明装置1と本発明装置1から少なくとも電力供給を
受けてその電力を消費する機器2とを含んで構成される
本発明方法の実行に関わるコジェネレーションシステム
3を示す。ここで、本発明装置1の設置場所及び電力及
び熱エネルギの消費場所、即ち、コジェネレーションシ
ステム3が設けられている場所として一般住居(例えば
戸建て住宅)を想定する。また、本発明装置1として燃
料電池(例えば固体高分子型燃料電池)、ガスエンジン
またはガスタービン等の原動機を駆動源とした発電機を
想定する。
【0024】本発明装置1から各機器2への電力供給
は、コジェネレーションシステム3の使用者の施設内
(住宅内外)に敷設された電力線4を介して行われる。
更に、コジェネレーションシステム3は、電力供給業者
の商用電力線5から受電した電力(受電電力)が、本発
明装置1が発生した電力(自給電力)と併せて、電力線
4を介して各機器2に供給されるように構成されてい
る。尚、各機器2は夫々用途別或いは配置場所別にグル
ープ分けされ、各グループ毎に配電盤6の電源スイッチ
7を介して電源供給され、電源スイッチ7の開閉により
オン・オフ可能になっている。ここで、各機器2のうち
電力のみを消費する端末機器として、一般の家電製品や
住宅内外の照明器具や換気扇等がある。
【0025】また、二つの第1電力メータ8と第2電力
メータ9が、夫々受電電力と自給電力を計測可能に設け
られている。第1電力メータ8は商用電力線5と電力線
4の間に、第2電力メータ9は電力線4の受電電力と自
給電力の合流点と本発明装置1の間に、夫々挿入されて
いる。尚、受電電力と自給電力は電圧値、周波数等の特
性の整合を取って合流するように構成されている。
【0026】図1に示すように、機器2の一部は、本発
明装置1が発生する熱エネルギを温水として供給を受け
る。かかる温水供給を受ける端末機器10として、食器
乾燥洗浄機、洗濯機、浴室乾燥機、温水エアコン等があ
る。本発明装置1から端末機器10へ供給される温水
は、本発明装置1が発生する排熱(熱エネルギ)によっ
て水道水11を加熱して生成され一旦貯湯槽12に貯湯
される。貯湯槽12には、電気ヒータ13が設けられ本
発明装置1の出力する電力で貯湯槽12内の温水を加熱
可能に構成されている。
【0027】本発明方法では、本発明方法の実行対象と
なるコジェネレーションシステム3に含まれる機器2の
中から、所定時間範囲(例えば24時間、任意の時刻か
ら1日後の同時刻までの間)を超えて連続運転或いは定
常運転させる必要がなく運転時間帯の設定に対し自由度
のある特定の機器を、予め一台以上の電力消費調整機器
14として設定しておく。一般家庭において、電力消費
調整機器14に設定できる機器として、例えば、床下、
天井、押入等の換気扇、常夜灯、門灯、防犯灯等の照明
機器、食器洗浄乾燥機、洗濯機、浴室乾燥機、エアコン
等が挙げられる。図1では、電力消費調整機器14に設
定された機器が具体的に何であるかは特定していない。
尚、本実施形態では、貯湯槽12の電気ヒータ13も電
力消費調整機器14の一つとして設定する。
【0028】本発明装置1は、各電力消費調整機器14
の運転開始・停止或いは消費電力の変更を伴う運転モー
ドの変更等の運転制御を行うための制御信号Sを出力す
る制御装置15を内蔵している。制御装置15には、第
1及び第2電力メータから逐次各検出値が入力され、そ
の検出値から本発明装置1の出力する出力電力と、各機
器2の総消費電力が計算され、当該出力電力と総消費電
力に基づいて制御信号Sが生成される。制御装置15は
本来コジェネレーション装置の運転制御を行う制御装置
に上記電力消費調整機器14の運転制御機能を付加して
構成されている。尚、制御装置15を独立して構成して
も構わない。
【0029】電力消費調整機器14は機器2の一部であ
り、本発明装置1と電力線4を介して接続されているの
で、その電力線4を利用した電力線搬送通信によって、
制御信号Sが本発明装置1の制御装置15から各電力消
費調整機器14へ送信され、各電力消費調整機器14の
運転が制御装置15によって制御される。
【0030】各電力消費調整機器14の運転制御は、制
御信号Sが直接電力消費調整機器14に送信される場合
は、その制御信号Sを受信した電力消費調整機器14
が、その制御信号Sの制御対象であるか否かを識別して
その制御信号Sに従って自己の運転制御を行う。従っ
て、制御信号Sを受信する電力消費調整機器14には、
制御信号Sを受信してその制御信号に従って自己の運転
制御を行う制御手段(図示せず)が内蔵或いは外付けさ
れている。
【0031】次に、制御装置15によって実行される本
発明方法につき、図2及び図3に基づいて説明する。
【0032】先ず、一台以上の電力消費調整機器14を
予め制御装置15の記憶装置内に登録する。この登録
は、コジェネレーションシステム3を構成した時点或い
はその後に設定された電力消費調整機器14の全候補の
夫々につき、制御装置15が機器識別コードや消費電力
等の属性データを相互に関連付けて制御装置15の記憶
装置内に記憶して実行される(ステップ#1)。ここ
で、電力消費調整機器14の登録は複数がより好まし
い。できれば、消費電力の異なる数種を準備しておくの
が好ましい。尚、電力消費調整機器14の設定は日によ
って変更可能にすることもできる。例えば、住宅内の所
定個所に設置された本発明装置1のリモコン端末16か
ら一部の電力消費調整機器14の設定解除を行い、設定
解除された電力消費調整機器14に対する設定解除状態
フラグが制御装置15の記憶装置内に記憶される。
【0033】次に、リモコン端末16から一部の電力消
費調整機器14(例えば洗濯機等)に対する自動運転希
望時間帯を入力して、予め制御装置15の記憶装置内に
記憶しておく。自動運転希望時間帯としては、運転開始
或いは終了時刻の希望時間帯を設定することで自動的に
自動運転希望時間帯が設定される(ステップ#2)。
尚、自動運転希望時間帯の入力は、毎日行う必要もなく
特定の電力消費調整機器14に対して一回登録しておけ
ば、同じ設定を繰り返し使用することも可能である。ま
た、洗濯をしない日には、自動運転希望時間帯の入力に
代えて電力消費調整機器14の設定解除を行えばよい。
更に、電力消費調整機器14として登録してあっても、
毎日運転しない機器については、デフォールト状態を設
定解除状態としても構わない。その場合は、自動運転希
望時間帯の入力によって設定回復するようにする。尚、
自動運転希望時間帯を設定した電力消費調整機器14が
洗濯機や食器乾燥洗浄機等の場合は、自動運転希望時間
帯になる前に、使用者が電力消費調整機器14に洗濯物
や食器等を入れて運転開始可能な状態にしておく必要が
あるのは言うまでもない。また、洗濯物や食器等が入れ
てある状態、つまり、運転開始可能状態の検出機能を有
していることが更に好ましい。
【0034】自動運転希望時間帯を設定する電力消費調
整機器14は複数であっても構わないが、複数の場合
は、自動運転希望時間帯がなるべく重複しないのが好ま
しい。仮に重複している場合に、優先順位を設定できる
ようにしても構わない。或いは、重複している各電力消
費調整機器14の消費電力に基づいて、決定しても構わ
ない。
【0035】次に、制御装置15が第1及び第2電力メ
ータから逐次各検出値を受信し、その検出値から本発明
装置1の出力する出力電力と、各機器2の総消費電力を
計算し、総消費電力が出力電力を下回った場合に、その
下回っている電力以上の消費電力の増加となるように、
1台以上の電力消費調整機器14を運転停止中の電力消
費調整機器14の中から選択して、当該電力消費調整機
器14の運転を開始する制御信号Sを生成して発信する
(ステップ#3)。ここで、どの電力消費調整機器14
を選択するかは、選択する機器の消費電力によって決定
されるが、運転制御を行う時点で、ステップ#2で登録
した自動運転希望時間帯にある電力消費調整機器14を
優先的に選択する。
【0036】また、電力消費調整機器14の選択で運転
中の電力消費調整機器14が消費電力可変であれば、最
大消費電力運転していない電力消費調整機器14を、そ
の電力消費調整機器14に出力された制御信号Sから判
定して、かかる電力消費調整機器14を選択するように
しても構わない。この場合、制御信号Sは単に運転開始
命令ではなく消費電力が増加する方向への運転制御命令
となる。一例として、電力消費調整機器14がエアコン
の場合、設定温度の変更する(例えば、冷房時には設定
温度を下げる)制御信号Sを送信する。
【0037】各電力消費調整機器14側では、制御信号
Sを受信すると制御対象に当たるか否かを識別して、制
御対象である場合その制御信号Sに従って自己の運転制
御を行う(ステップ#4)。
【0038】具体的に説明すれば、図2に示すように、
実線で示すように総消費電力が変化し、その変化に合わ
せて本発明装置1の出力電力が網掛けの棒グラフのよう
に変化した場合、棒グラフが実線の上部に飛び出してい
る期間(図中Aで指示)は、電力消費調整機器14の運
転制御がなされて、総消費電力が出力電力に近づくよう
に制御される。逆に、実線が棒グラフの上部に飛び出し
ている期間(図中Bで指示)は、商用電力線5から受電
している状態であり、その分の電力使用料金を電力供給
業者に支払わなければならない。
【0039】本実施形態では、更に、総消費電力が出力
電力を超過している状態で、運転中の電力消費調整機器
14の中から合計の消費電力がその超過分を超えないよ
うに1台以上を選択して、それらの運転を停止、また
は、消費電力を低減させる制御信号Sを生成して発信す
る(ステップ#5)。各電力消費調整機器14側では、
制御信号Sを受信すると制御対象に当たるか否かを識別
して、制御対象である場合その制御信号Sに従って自己
の運転制御を行う(ステップ#6)。これにより、受電
電力の抑制が図れ、コジェネレーションシステム3全体
の省エネルギ化が図れる。
【0040】上記ステップ#3及び#4、或いは、上記
ステップ#5及び#6が、時間の経過とともに、図2に
おける「A」または「B」で指示された状況が発生する
毎に繰り返される。尚、上記ステップ#3または#5に
おける電力消費調整機器14の選択において、電力消費
調整機器14の運転状態(運転中・停止中等)の管理
は、制御信号Sの生成履歴に基づいて制御装置15が管
理する。或いは、制御装置15が電力消費調整機器14
の運転状態(運転条件を含む)を逐次或いは運転状態変
更時に電力消費調整機器14側から受信するように構成
しても構わない。
【0041】電力消費調整機器14の運転制御で調整可
能な消費電力は、各電力消費調整機器14の消費電力に
よって決定される。一例として、換気扇は1台当り15
W程度であり、床下、天井、押入等の合計で約90〜1
20Wとなる。照明器具では、常夜灯で約5W、門灯、
防犯灯で夫々約20Wの蛍光ランプまたは白熱電球等を
使用し、合計で約50〜60Wとなる。浴室乾燥機では
約30〜40W、食器洗浄乾燥機は約1kW、エアコン
は1台当り500〜1kWである。
【0042】以下に別の実施形態について説明する。 〈1〉上記実施形態では、総消費電力が出力電力を下回
った場合(例えば、図2のA)の全てと、総消費電力が
出力電力を上回った場合(例えば、図2のB)の全てに
おいて、電力消費調整機器14に対する何らかの運転制
御を行う場合を示したが、総消費電力が出力電力を上回
った場合については特に運転制御を行わなくても構わな
い。
【0043】更に、総消費電力が出力電力を下回る場合
についても、出力電力がコジェネレーション装置の最低
出力電力を下回る場合(例えば、図2において出力電力
が250W時におけるAの部分)にのみ実行するように
しても構わない。出力電力が最低出力電力を下回る場合
にのみ運転制御を実行する場合、本発明装置1が最低出
力電力状態になった時点で、電力消費調整機器14に対
して運転制御可能なように、運転停止状態或いは最大消
費電力で運転していない電力消費調整機器14を1台以
上確保できるように、制御装置15が電力消費調整機器
14を運転制御するのが好ましい。
【0044】〈2〉上記実施形態では、電力消費調整機
器14に対する自動運転希望時間帯の入力及び自動運転
希望時間帯に基づく運転制御を行う場合について例示し
たが、当該入力及び自動運転希望時間帯に基づく運転制
御は無くても構わない。
【0045】〈3〉上記実施形態では、電気ヒータ13
も電力消費調整機器14の一つとして設定してあり、そ
の運転制御に関し、他の電力消費調整機器14と特に区
別していなかったが、電気ヒータの運転制御については
特別の条件を設定しても構わない。例えば、貯湯槽12
の貯湯量と温水温度が規定値以上で蓄熱量が高い場合に
は、電気ヒータ13による加熱は無駄であるので、制御
装置15に対してかかる貯湯槽12における貯湯量と温
水温度のデータを出力して、制御装置15が電気ヒータ
を電力消費調整機器14として運転制御するかを否かを
判別するようにしても構わない。
【0046】〈4〉上記実施形態では、電力消費調整機
器14に対する運転制御として、機器の運転開始・停止
の他、運転中の消費電力を変化させる運転制御も含む場
合を例示したが、それらの何れか一方だけの運転制御で
あっても構わない。
【0047】〈5〉上記実施形態では、各電力消費調整
機器14と本発明装置1間における制御信号Sの送受信
用の通信路として電力線4を用いたが、専用の通信ケー
ブルを用いたり、無線通信を用いても構わない。
【0048】また、専用の通信ケーブル利用する場合、
各電力消費調整機器14と本発明装置1間を夫々個別の
通信ケーブルで接続するようにしても構わない。この場
合、特定の電力消費調整機器14に対する制御信号S
は、その電力消費調整機器14にのみ送信されるので、
制御信号Sは各電力消費調整機器14に対して夫々生成
して個別に送信できる。
【0049】従って、電力消費調整機器14に対する個
別の制御信号を極めて単純なオン・オフの制御内容とす
ることも可能なため、電力消費調整機器14側に複雑な
制御手段16を設ける必要が無い。更に、電力消費調整
機器14を制御するのではなく、制御対象の電力消費調
整機器14に接続する電源スイッチ7の開閉制御により
電力消費調整機器14のオン・オフを制御するようにし
ても構わない。この場合、電源スイッチ7の開閉を行う
電磁スイッチに対する通電を制御装置15から直接行う
ようにしてもよい。
【0050】また、電力消費調整機器14の中に制御手
段16を具備しない機器(例えば、換気扇や照明器具
等)が含まれる場合、当該電力消費調整機器14につい
ては、電源スイッチ7の開閉制御を行い、残りの電力消
費調整機器14に対して、電力線4を介して運転制御す
るように、制御方法を使い分けるようにしても構わな
い。
【0051】〈6〉上記実施形態では、本発明装置1に
内蔵された制御装置15が電力消費調整機器14の運転
制御を行う構成を例示したが、制御装置15は本発明装
置1側に設けなくても、独立して本発明装置1外に設け
ても構わない。例えば、制御信号Sの送受信用の通信路
として住居内に敷設されたLANを使用し、LANを介
して住居内の家電機器や情報機器の制御を行うホームコ
ンピュータ内に制御装置15を構築しても構わない。こ
の場合、コジェネレーション装置の運転状態や第1及び
第2電力メータからの各検出値はLANを介して制御装
置15に入力される。
【0052】また、制御装置15の配置に拘らず、電力
消費調整機器14の設定解除や自動運転希望時間帯の入
力に用いるリモコン端末16の機能を、前記ホームコン
ピュータ内に設け、ホームコンピュータに対して当該入
力を行うようにしても構わない。
【0053】〈7〉上記実施形態では、コジェネレーシ
ョンシステム3は一住居内に設けられている場合を例示
したが、集合住宅や事務所等であってもよい。また、一
台のコジェネレーション装置1に対して複数の使用者の
機器2が存在する場合に、各使用者毎に制御装置15を
設けても構わない。また、集合住宅の場合、電力消費調
整機器14を共用施設に設置されている照明器具や換気
扇等に限定しても構わない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコジェネレーション装置の負荷調
整方法の実行に関わるコジェネレーションシステムの一
実施形態の概略構成図
【図2】コジェネレーション装置の出力電力と機器の総
消費電力の時間的変化の一例を示す説明図
【図3】本発明に係るコジェネレーション装置の負荷調
整方法の一実施形態を説明する流れ図
【符号の説明】
1 コジェネレーション装置 2 機器 3 コジェネレーションシステム 4 電力線 5 商用電力線 6 配電盤 7 電源スイッチ 8 第1電力メータ 9 第2電力メータ 10 温水供給を受ける端末機器 11 水道水 12 貯湯槽 13 電気ヒータ 14 電力消費調整機器 15 制御装置 16 リモコン端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 濱走 正美 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 5G066 HA10 HB02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力と熱エネルギを発生するコジェネレ
    ーション装置から少なくとも電力供給を受けてその電力
    を消費する機器であって、所定時間範囲を超えて連続運
    転或いは定常運転させる必要がなく運転時間帯の設定に
    対し自由度のある特定の機器を、予め一台以上電力消費
    調整機器として設定し、 前記コジェネレーション装置から電力供給を受ける全機
    器の総消費電力が前記コジェネレーション装置の出力す
    る出力電力を下回る場合に、前記総消費電力が増加する
    ように、前記電力消費調整機器の少なくとも一部に対し
    て強制的に運転制御することを特徴とするコジェネレー
    ション装置の負荷調整方法。
  2. 【請求項2】 電力と熱エネルギを発生するコジェネレ
    ーション装置から少なくとも電力供給を受けてその電力
    を消費する機器であって、所定時間範囲を超えて連続運
    転或いは定常運転させる必要がなく運転時間帯の設定に
    対し自由度のある特定の機器を、予め一台以上電力消費
    調整機器として設定し、 前記所定時間範囲内で前記コジェネレーション装置から
    電力供給を受ける全機器の総消費電力が前記コジェネレ
    ーション装置の最低出力電力を下回る場合に、前記総消
    費電力が前記最低出力電力以上となるように、前記電力
    消費調整機器の少なくとも一部に対して強制的に運転制
    御することを特徴とするコジェネレーション装置の負荷
    調整方法。
  3. 【請求項3】 前記総消費電力が前記コジェネレーショ
    ン装置の出力する出力電力を上回る場合に、前記総消費
    電力が低下するように、運転中の前記電力消費調整機器
    の少なくとも一部に対して強制的に運転制御することを
    特徴とする請求項1または2に記載のコジェネレーショ
    ン装置の負荷調整方法。
  4. 【請求項4】 前記電力消費調整機器の少なくとも一台
    に対して、自動運転希望時間帯を設定しておき、 強制的に運転制御される前記電力消費調整機器として、
    その運転制御を行う時間或いは時間帯が前記自動運転希
    望時間帯に含まれるものを選択することを特徴とする請
    求項1、2または3に記載のコジェネレーション装置の
    負荷調整方法。
  5. 【請求項5】 前記コジェネレーション装置が、前記総
    消費電力に関する情報を逐次受け取り、前記総消費電力
    に関する情報と自己の出力電力に関する情報に基づい
    て、前記電力消費調整機器に対する運転制御のための制
    御信号を出力することを特徴とする請求項1〜4の何れ
    か1項に記載のコジェネレーション装置の負荷調整方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のコジェネレーション装
    置の負荷調整方法における前記制御信号の出力が可能に
    構成されたコジェネレーション装置。
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