JP2003153156A - 動画データ配信システム - Google Patents

動画データ配信システム

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JP2003153156A
JP2003153156A JP2001344109A JP2001344109A JP2003153156A JP 2003153156 A JP2003153156 A JP 2003153156A JP 2001344109 A JP2001344109 A JP 2001344109A JP 2001344109 A JP2001344109 A JP 2001344109A JP 2003153156 A JP2003153156 A JP 2003153156A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、電子透かし技術と、クライアント側
でデジタルコンテンツをコピーしたことをサーバー側が
知得可能な仕組みを備えた専用のクライアント装置によ
りデジタルコンテンツの不正な流出を防ぐ動画像配信シ
ステムを提供することを課題とする。 【解決手段】配信する動画コンテンツについてクライア
ント端末側での録画記録を許可するかしないかまたはど
のような条件で録画を許可するかの制御情報を不可視電
子透かし情報としてコンテンツデータに埋め込み、この
データを受信した専用クライアント装置は、透かし情報
を検知して録画可能な場合には条件に従ってコンテンツ
データの録画複製を行う。録画複製した事実はサーバー
装置に伝えられ、サーバー装置のその通知を記録管理す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワーク上でデ
ジタルコンテンツを配信する際、ユーザー側でデジタル
コンテンツの無断複製を防止または抑止する手段を装備
した動画データ配信システムに関する。
【0002】
【従来技術】インターネットを通じて、音声データ、動
画データ等のデジタルコンテンツを配信する技術は、ス
トリーミング技術として実用化の域にあるが、デジタル
データは複製を何回繰り返しても品質劣化が生じないた
め、不正複写等デジタルコンテンツの著作権を侵害する
行為を如何に防止するかが、サービス提供者にとって大
きな問題になっている。
【0003】ストリーミング配信技術とは、ユーザから
要求のあった動画音声などのコンテンツについて、配信
サーバからのコンテンツ配信とユーザ側でのコンテンツ
再生とを同期をとりながらほぼリアルタイムに途切れな
いように行うものである。ユーザとっては、すべてのデ
ータをダウンロードすることなく再生可能であり、コン
テンツの途中からの再生も可能といったメリットがあ
る。
【0004】デジタルコンテンツの著作権を侵害する行
為を如何に防止するかの問題に対して、不正なコピーを
抑止するために、デジタルコンテンツデータ内に著作権
の情報等を埋め込む電子透かし技術を利用するのは一つ
の方法である。例えば、画素の色相、明度等にデータ値
の演算を施して、電子透かしを埋め込む手法としてDigi
marc社、米国特許5,636,292号がある。
【0005】電子透かしを埋め込む手法としては他に、
原画像の周波数領域に透かし情報を埋め込む手法があ
る。これらは、大西、岡、松井“PN系列による画像への
署名法”1997年、暗号と情報セキュリティシンポジウム
講演論文集、SCIS97-26Bや中村、小川、高嶋“ディジタ
ル画像の著作権保護のための周波数領域における電子透
かし方式”1997年、暗号と情報セキュリティシンポジウ
ム講演論文集、SCIS97-26A、石塚、酒井、櫻井、“ウェ
ーブレット変換を用いた電子透かし技術を用いた電子透
かし技術の安全性と信頼性に関する実験的考察” 1997
年、暗号と情報セキュリティシンポジウム講演論文集、
SCIS97-26Dに詳しい。
【0006】以上は静止画に透かしを埋め込む手法であ
るが、動画像データに適した、動画像データへの電子透
かし埋め込み技術として、動きベクトルに透かし情報を
埋め込む方法として、例えば、特開2000-165248があ
る。
【0007】又、別の手段として、コンテンツ内にデー
タの記録禁止情報を例とするデータ属性等を記載したデ
ータヘッダをデータに付加して流通させる方法もある。
記録装置はデータヘッダを参照し、データの記録禁止情
報が存在すれば、記録作業を禁止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電子透かし技
術は、デジタルコンテンツの不正コピーを抑止すること
はできるが、デジタルコンテンツの不正流通を完全に防
ぐことはできない。また、デジタルコンテンツの記録許
可・不許可をコンテンツデータのヘッダ部分に記録さ
せ、それで再生時の動作を制御させる方法は、データヘ
ッダー部は、コンテンツデータ部分と区別しやすく改竄
されやすいという弱点がある。
【0009】そこで本発明は、電子透かし技術と、クラ
イアント側でデジタルコンテンツをコピーしたことをサ
ーバー側が知得可能な仕組みを備えた専用のクライアン
ト装置によりデジタルコンテンツの不正な流出を防ぐ動
画像配信システムを提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】課題を解決するための第
1の発明は、ネットワークを通じて動画データの配信を
行う動画配信サーバーと、動画データを受信し再生する
ネットワークに接続されたクライアント端末とから構成
される動画データ配信システムであって、その第1の態
様は、前記動画配信サーバーは、必要に応じて予め電子
透かしを挿入された動画データを定められたプロトコル
に従ってネットワークに送出するストリーミング配信手
段を備えるものであって、前記クライアント端末は、定
められたプロトコルに従って送信された動画データを受
信し再生表示するストリーミング再生手段と、動画デー
タに埋め込まれた電子透かしを検出する透かし検出手段
と、受信した動画データを内蔵する記憶装置へ記録する
ストリーミング録画手段を備え、前記透かし検出手段は
動画データに複製禁止を意味する透かしデータを検出し
た場合は、前記ストリーミング録画手段による動画デー
タの録画動作を中止するよう構成したものであって、ク
ライアント端末側で受信する動画データの録画複製が可
能かどうかを、前記動画配信サーバー側で動画データに
透かしを埋め込むことによって制御することができるよ
うにしたことを特徴とする動画データ配信システムであ
る。
【0011】コンテンツデータ内の固定されたヘッダー
部領域に、記録禁止属性情報を記録して、コンテンツの
複製を制御する方法だと、悪意のある者にその仕組みを
知られ改竄されやすいという欠点があるが、前記第1の
発明の動画データ配信システムは、このような欠点を解
消する。
【0012】より好ましい第1の発明の動画データ配信
システムの態様は、前記第1の態様の動画データ配信シ
ステムにおいて、前記クライアント端末は、電子透かし
挿入手段を備えており、動画データの録画動作を行う際
は、前記透かし検出手段の検出結果結果に応じて動画デ
ータに可視電子透かしまたは不可視電子透かしを挿入す
るように構成した動画データ配信システムである。
【0013】このようなシステムの利点は、コンテンツ
データを複製記録できる場合においても、必ず元データ
に何らかの加工が施されるので、品質が劣化すること
と、複製したクライアント端末の情報またはコンテンツ
データの供給元等をコンテンツデータに記録可能なこと
である。
【0014】課題を解決する第2の発明は、ネットワー
クを通じて動画データの配信を行うストリーミング配信
手段を備えた動画配信サーバーと、動画データを受信し
再生するストリーミング再生手段、動画データを録画記
録するストリーミング録画手段を備えたネットワークに
接続されたクライアント端末とから構成される動画デー
タ配信システムであって、その第1の態様は、前記動画
配信サーバーとクライアント端末との間で特別なメッセ
ージプロトコルが定義されており、前記クライアント端
末は、動画データの録画を行う際は、前記動画配信サー
バーに録画通知メッセージを発信し、前記動画配信サー
バーは、同メッセージを受けた時にその内容を記録管理
する情報管理手段を備えておくことにより、クライアン
ト側で動画データの録画を行なったことをサーバー側で
管理できるようにしたことを特徴とする動画データ配信
システムである。
【0015】第2の発明のより好ましい第2の態様は、
前記録画通知メッセージは、録画記録日時、クライアン
ト端末の識別情報、および録画条件または録画状態、を
含むものとした動画データ配信システムである
【0016】コンテンツデータの供給側である動画配信
サーバーは、録画通知メッセージを記録管理すること
で、コンテンツデータの録画複製がどこでいつ行なわれ
たかを管理することができる。
【0017】第2の発明のより好ましい第3の態様は、
第2の発明の第1または第2の態様の動画データ配信シ
ステムにおいて、前記クライアント端末は、受信した動
画データに電子透かしを挿入する透かし挿入手段を備
え、動画データに可視電子透かしまたは不可視電子透か
しを挿入して動画データを端末装置内に複製記録した場
合は、可視電子透かしを挿入したのか、不可視電子透か
しを挿入したのかを、録画条件または録画状態を表す情
報として前記録画通知メッセージに含めて送信し、クラ
イアント側でどのように動画データの録画を行なったか
をサーバー側で管理できるようにしたことを特徴とする
動画データ配信システム。
【0018】このような動画データ配信システムによれ
ば、クライアント側でどのように動画データの録画を行
なったかをサーバー側で管理できるだけでなく、コンテ
ンツデータが不正に流通した場合に、透かしデータに録
画複製したクライアント端末の識別情報を入れておくこ
とによりその流出元が特定可能となる。
【0019】課題を解決する第3の発明は、第2の発明
の動画データ配信システムを実現する動画配信サーバー
装置であって、必要に応じて予め電子透かしを挿入され
た動画データを定められたプロトコルに従ってネットワ
ークに送出するストリーミング配信手段と、クライアン
ト端末からの録画通知メッセージを受けた時にその内容
を管理する情報管理手段と、を備えることによりクライ
アント側で動画データの録画を行なったことをサーバー
側で管理できるようにしたことを特徴とする動画配信サ
ーバー装置である。
【0020】課題を解決する第4の発明は、第1の発明
または第2の発明の動画データ配信システムの各態様を
実現するクライアント端末として働く動画データ受信再
生装置である。
【0021】課題を解決する第5の発明は、動画コンテ
ンツデータをネットワークで配信する際のコンテンツデ
ータの制御情報伝達方法であって、ネットワークを通じ
て動画データの配信を行う動画配信サーバーと、動画デ
ータを受信し再生するネットワークに接続されたクライ
アント端末とから構成される動画データ配信システムに
おいて、配信する動画コンテンツについてクライアント
端末側での録画記録を許可するかしないかまたはどのよ
うな条件で録画を許可するかの情報を不可視電子透かし
情報としてコンテンツデータに埋め込むことを特徴とし
た動画データ配信システムにおけるコンテンツデータの
制御情報伝達方法である。
【0022】第6の発明は、ネットワークを通じて動画
データの配信を行う動画配信サーバーと、動画データを
受信し再生するネットワークに接続されたクライアント
端末とから構成される動画データ配信システムにおける
コンテンツ不正流通防止方法であって、動画コンテンツ
をクライアント端末側で録画記録した場合は、録画した
クライアント端末、録画日時、録画条件あるいは録画状
態、を特定できる録画通知をクライアント端末から動画
配信サーバーに送信させこの情報をサーバー側で記録管
理するとともに、クライアント端末側では、録画したク
ライアント端末、録画日時、を特定できる不可視の電子
透かし、または、可視の電子透かしを録画記録データに
挿入することにより、サーバー側でコンテンツデータが
複製された事実を管理可能とするとともにコンテンツが
不正に流通した時に流出元を特定可能とすることを特徴
とするコンテンツ不正流通防止方法である。
【0023】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明の一実施
形態である動画データ配信システム1(以下システム
1)を説明してゆく。図1は、システム1の全体構成を
説明する図である。10はストリーミング配信を行う動
画配信サーバである。20はユーザーが使用するクライ
アント端末である。9は、動画配信サーバ10とクライ
アントクライアント端末200の間を結び付けるインタ
ーネット等のネットワークである。動画配信サーバー1
0は、動画データ19をクライアント端末20と同期を
取りながらストリーミングデータとして送出するストリ
ーミング配信手段11を備える。クライアント端末から
送信される録画通知メッセージ等を処理する情報管理手
段13と録画通知メッセージの内容を集積し記録管理す
る管理データベース14を備える。Network I/O部11
4は、ストリーミング配信手段11が送出するストリー
ミングデータをネットワーク9を流れるパケットに変換
し、またネットワーク9から到着したパケットをストリ
ーミング配信手段11または情報管理手段13が取扱い
可能なデータ形式に変換するための物理的および論理的
インターフェース装置である。
【0024】図2は、クライアント端末20の構成を示
すブロック図である。クライアント端末20は、ネット
ワーク9を流れるパケットを扱う物理的および論理的イ
ンターフェース装置であるNetwork I/O部214、スト
リーミングデータを受信し再生表示するストリーミング
再生手段21、動画データを録画するストリーミング録
画手段23、動画データ中の電子透かしを検出する透か
し検出手段22、録画する際電子透かしを挿入する透か
し挿入手段24を備える。ストリーミング再生手段21
で処理されたデータはVRAM216上に展開され、モニタ
ー217に表示される。ストリーミング録画手段23
は、それぞれのクライアント端末毎の固有の識別番号を
持っている。この識別番号は動画配信サーバー10の管
理データベース14にも記録されている。
【0025】システム1の説明に入る前に、ストリーミ
ング配信とストリーミングデータ再生方式について説明
する。ストリーミング配信手段11とストリーミング再
生手段21の間には、アプリケーション層レベルのプロ
トコルが定義されており、ストリーミング再生手段21
からストリーミング配信手段11へ接続の要求、ス
トリーミングデータ配信の要求、ストリーミングデー
タの送信および受信、終了通知、接続解除、のメッ
セージのやり取りを行うことで、一つのコンテンツデー
タの配信・受信が行われる。図3は、上記との段階
について示した図である。端末20は動画配信サーバ1
0に対して、ストリーミング配信要求を行う。それに対
して、動画配信サーバ10はストリーミングデータを時
間軸で分割し、分割したストリーミングデータ分ずつ配
信を行う。端末20で受取るデータは、ネットワークを
移動するうちに動画配信サーバー10での送信の順番が
前後して到着する場合もある。データ端末20のストリ
ーミング再生手段21は受信したデータをサーバ10か
ら配信された順に再構成してから再生を行う。
【0026】本発明の動画データ配信システム1を説明
するにあたり、以下ではクライアント端末20の処理動
作を中心に説明を進めてゆく。
【0027】図5はストリーミングデータを端末側で記
録する記録手順を説明する流れ図である。以下、端末2
0での処理の流れを図5にしたがって説明する。同シス
テム利用者が各自のクライアント端末20でストリーミ
ングデータを要求し受信再生と同時に録画記録を行う場
合、以下の手順で行う。まず、クライアント端末20を
記録状態にして(S10)、動画配信サーバ10に対し
てストリーミング録画手段23の識別情報(装置ID)
と、記録状態開始日時、データ送信要求を送信する(S
12)。動画配信サーバ10は受信した装置IDと記録
状態開始日時を、情報管理手段13の管理するバッファ
領域に一時記録する(この情報は後に端末20から受信
(記録)終了通知を受けた時に管理データベース14内
に記録されるものである)。その後、ストリーミング配
信手段11が指定されたストリーミングデータ19の送
信を開始する。ストリーミングデータを分割して、クラ
イアント端末20に対してストリーミングデータを送信
する。
【0028】クライアント端末20はストリーミングデ
ータを受信すると(S14)、受信されたストリーミン
グデータ内の最初の数フレームをハードディスク215
内にテンポラリファイルAとして保存する。透かし検出
手段22が直ちに起動され、保存したファイルA内の不
可視電子透かしを検知する(S16)。なお、電子透か
しの有無を検知している間は、クライアント端末20か
ら動画配信サーバー10に対して次のデータを要求する
メッセージを送らないのでサーバー10からのストリー
ミングデータの送信は行われない。以後の動作は透かし
検出手段22の検出結果によって異なる。不可視電子透
かしの検出処理終了後、ファイルAは不要となるので破
棄する。
【0029】ファイルA内に透かしが検出されなかった
場合は、ストリーミングデータ送信要求を動画配信サー
バ10に対して行うことにより以後のストリーミングデ
ータの送受信を再開する。以後、受信されたストリーミ
ングデータはVRAM216に書込まれモニタ217に
再生表示され、同時に、ストリーミング録画手段23は
受信されたストリーミングデータをハードディスク21
5にストリーミングデータをファイルBとして記録する
(S18)。サーバー10のストリーミング配信手段1
1とクライアント端末20のストリーミング再生手段2
1は短い単位時間毎の動画データを同期を取りながら送
受信する。全てのデータの送受信終了後透かし挿入手段
24は、ファイルBに不可視電子透かしを挿入する(S
20)。この時に埋め込む情報は装置IDと記録日時で
ある。透かしの挿入終了後、ストリーミングデータの記
録終了を動画配信サーバ10へ通知する(S24)。モ
ニタ217にストリーミングデータの記録が正常に終了
したことを表示して(S26)、一回の動画コンテンツ
再生記録処理を終了する。
【0030】動画コンテンツのサービス提供者は、ユー
ザーがクライアント端末20においてコンテンツデータ
の複製を作ることを許可するかどうかをストリーミング
データに不可視の透かしを埋め込むことでコントロール
することができる。サービス提供者は、ストリーミング
データの記録を一切禁止する、もしくは可視電子透かし
挿入を条件に記録許可を行うの2通りを、ストリーミン
グデータの最初の数フレーム分のデータに不可視電子透
かしを埋め込むことで指定できる。そして透かしの埋め
込まれたコンテンツデータを配信することで、クライア
ント側の動作をコントロールする。この場合、不可視電
子透かしとして埋め込む情報は、クライアント端末20
のストリーミング録画手段23が前記の記録禁止もしく
は可視透かし挿入の条件の下で記録許可の区別が可能で
あれば何でもよいが、事前に端末20側は図7に示すよ
うな情報を電子透かし検出ファイルとして保持しておく
必要がある。
【0031】透かし検出手段22はステップS16に
て、ファイルA内に不可視電子透かしが存在する事を検
知した場合は、不可視電子透かしを抽出し、電子透かし
検出ファイルと照合して内容の判別を行う(S17)。
存在する透かしが記録禁止を表示するものである場合
は、ファイルAを破棄し、記録処理を中止する旨をモニ
タ217に表示する(S30)。そして、ストリーミン
グデータ送信要求を動画配信サーバ10に対して行うこ
とにより以後のストリーミングデータの送受信を再開す
る。以後、受信されたストリーミングデータはモニタ2
17に再生表示されるが、ハードディスク215への記
録は行われない(S32)。全てのストリーミングデー
タの受信を終えた時、ストリーミングデータの受信終了
を動画配信サーバ10へ通知する(S34)。受信終了
通知には、ストリーミングデータの端末20内への録画
は行なわなかったことを意味する情報が含まれる。
【0032】透かし検出手段22が、不可視電子透かし
を抽出し、電子透かし検出ファイルと照合して内容の判
別を行った結果(S17)、可視透かし挿入の上記録許
可という指定になっている場合は、ストリーミングデー
タ送信要求を動画配信サーバ10に対して行うことによ
り以後のストリーミングデータの送受信を再開する。以
後、受信されたストリーミングデータはモニタ217に
再生表示され、同時にファイルBとしてハードディスク
215へ記録される(S19)、その後、透かし挿入手
段24が起動されファイルBに可視電子透かし挿入を行
う(S21)。その際、挿入する可視透かしは予め、ク
ライアント端末20で保持しているビットパターンを用
いるものとする。可視の透かし挿入終了後記録終了通知
を動画配信サーバ10へ送信する(S24)。サーバー
10は、端末20側で、不可視透かしを挿入の上記録し
たのか、可視透かしを挿入して記録したのかを示す情報
とコンテンツデータ送信前に一時的にバッファに保持し
ていた情報(装置ID、送信要求日時)と合わせた情報
を、1レコードとして管理データベース14に追加す
る。モニタ217にストリーミングデータの記録が正常
に終了したことを表示して(S26)、一回の動画コン
テンツ再生記録処理を終了する。
【0033】図6は、管理データベース14に記録され
る管理情報を図示したものである。サーバー10が提供
するコンテンツ毎に、図6に示すデータが記録されてい
る。図6の1行(装置ID、日時、記録状態)が1回の
コンテンツデータの受信によって追加される1レコード
である。従ってサービス提供者は、どのコンテンツにつ
いて何時どこでどのように複製が行われたかをデータベ
ース14を参照することによって知ることができる。
【0034】本発明ではストリーミングデータに電子透
かしを埋め込む必要がある。このための手法について以
下に述べる。
【0035】可視の電子透かしは、元画像に対して特定
の文字、文字列、マークを表すビットパターンと合成す
るなどの処理により原画像から明らかに視覚的に感知し
得る変化を与えるものである。例えば、特定の文字、文
字列、マークを表すビットパターンが2値のビットパタ
ーンとして定義されている場合に、1(または0)の値
をとる画素の輝度のみを変化させ、0(または1)の値
をとる画素は、画像データの値そのままとすれば可視の
透かしが元の画像データに挿入されたこととなる。
【0036】静止画像に不可視の電子透かしを埋め込む
方法としては、画像を周波数変換し、周波数スペクトラ
ムに電子透かしデータを埋め込む方法が知られている。
このような手法は、「電子透かしとコンテンツ保護」小
野 束著 オーム社 に具体的に述べられている。
【0037】具体例を一つ上げる。元の静止画像をDC
T(離散コサイン変換)を用いて周波数成分に変換し、
予め決められたn個の高周波成分f(1)、f(2)、f(3)…、
f(n)に対して透かし情報を埋め込む。埋め込み方は、透
かし情報として利用する情報Bitが0の時は量子化した
値を偶数に、Bitが1の場合は量子化した値を奇数にす
る。この結果、n個の高周波成分の値に対して1bitず
つ、計nbitの透かし情報が埋め込まれる。
【0038】透かしの検出は以下の方法で行う。先ずD
CTを用いて周波数成分に変換し、その後量子化を行
い、透かし埋め込みを実施した場所から透かし情報検出
を行う。検出方法は量子化後の値が偶数の時は透かし埋
め込みは0、奇数の時は1が埋め込まれているので、こ
れにより、透かし情報の検出が可能となる。
【0039】透かしを埋め込まれるのは、比較的冗長度
の高い高周波領域で、しかも量子化値の最下位ビットが
影響するだけなので、原画像に戻した時の影響は見た目
には小さい。しかも上記の方法で、透かし挿入によって
影響を受けるのは、原画像の中で8画素×8画素のDC
T変換を行なう1ブロックだけであるため、実際上は透
かしが挿入されたことを感知できない。画素数の大きい
静止画像ならば、透かしを埋め込むブロックを複数箇所
設けて、透かし挿入情報量を増やしたり、または挿入す
る透かし情報に冗長性を持たせて埋め込まれた透かしの
耐性を強くすることも可能である。
【0040】この方法を動画データに応用するには、図
5のフロー図にて説明したように、ストリームデータの
うち、最初の数フレームの画像に対して、上記方法の埋
め込み処理を行なえばよい。動画データは1フレームの
画素数が小さいので透かしを埋め込むDCT変換処理ブ
ロックを複数設けることは避けるべきだが、その代わり
複数のフレームを利用すれば、挿入透かしの情報量、冗
長度を稼ぐことができる。
【0041】図4は、上記方法で動画データの数フレー
ムに装置IDと時刻を埋め込んだ場合の概念図である。
数フレームに渡って、同じ装置ID、日付を繰り返し挿
入させ、挿入情報に冗長性を持たせている。尚、本発明
では、不可視電子透かしをサーバー10側で予め挿入し
ている場合、図5のステップS20にて端末20側で埋
め込む場合いずれも、コンテンツデータの先頭から数フ
レームに挿入すると決めておく。このように決めておけ
ば不可視電子透かしの検出が容易だからである。
【0042】透かし検出処理は、この数フレームだけ
を、しかもそのうちの特定のDCT処理ブロックだけに
ついてDCT変換を行なうだけなので、端末20(再生
装置)においてさほど大きな計算量の負荷にはならな
い。また、端末20側で透かしを挿入する(図5のS2
0、S21)のは、ストリーミングデータを全て受信
後、すなわち再生終了後なので、透かし挿入に要する時
間もさほど気にする必要はない。よって、ストリーミン
グ再生手段21、透かし検出手段22、ストリーミング
録画手段23、透かし挿入手段24はソフトウエア処理
で実現可能である。
【0043】以上、本発明の最適な実施形態である動画
データ配信システム1を詳細に説明した。次に別の実施
形態である動画データ配信システム2を説明する。
【0044】図8は、本発明の別の実施形態に係る動画
データ配信システム2(以下システム2)の全体構成を
示すブロック図である。システム2は動画配信サーバー
10Bとクライアント端末20がネットワーク9で接続
された構成をとる。動画配信サーバー10Bは動画配信
サーバー10から情報管理手段13と管理データベース
14を取除いた構成になっている。クライアント端末2
0は、システム1に使われるものと同じである。
【0045】システム2の動作はシステム1の動作と基
本的に変わらない。ただし、クライアント端末20でコ
ンテンツデータを録画記録しても、録画記録したことの
メッセージを動画配信サーバー10Bが受取らず記録管
理もしない点だけが異なる。
【0046】システム2は、コンテンツデータが何時ど
こで複製されたかをサーバー側では管理しないので、コ
ンテンツの複製状況を監視する点でシステム1に比べて
管理水準が低いが、電子透かしを挿入したコンテンツデ
ータを配信することで、クライアント側での複製の可否
を制御でき、クライアント側でコンテンツデータを複製
した場合には、必ず可視又は不可視の透かしを挿入する
ので、挿入する透かし情報として、クライアント端末の
装置IDや複製日時を含めることにより、コンテンツデ
ータの不正な流通を抑止することができ、不正に流出さ
れた場合も流出元を特定できるという効果がある。
【0047】ここで述べた動画データに不可視の電子透
かしを埋め込む方法および検出方法は、一例としてあげ
た方法に限定されるものではない。動画データの先頭か
ら数フレームのフレーム画像について周波数領域に変換
したうえで周波数スペクトラムに対して何らかの方法で
透かしを埋め込む方法であれば何でもよい。
【0048】
【発明の効果】以上、本発明を2つの実施形態により詳
細に説明した。第2の実施形態(システム2)によれ
ば、コンテンツデータが端末装置側で録画複製される
時、コンテンツデータには不可視または可視の電子透か
しが挿入されるので、コンテンツ提供者はオリジナルと
同品質のコンテンツが流通される事を防ぎ、また複製し
た装置を特定する情報を透かしに埋め込むことにより複
製したデータが不正に流通された時の流出元が特定可能
になるという顕著な効果を奏する。
【0049】また、第1の実施形態(システム1)によ
れば、コンテンツデータが端末装置側で録画複製される
時、不可視または可視の電子透かしが挿入され、しかも
サーバー側でその事実が記録管理される。したがって、
コンテンツ提供者はオリジナルと同品質のコンテンツが
流通される事を防ぐことができる。また複製した装置を
特定する情報を透かしに埋め込むことにより複製したデ
ータが不正に流通された時の流出元が特定可能であり、
またこの流出元を特定する際、サーバー側で管理してい
る情報により裏付けを得ることもできるため、結局、動
画コンテンツデータの不正流通防止の抑止の顕著な効果
を奏する。
【0050】またいずれの実施形態とも、コピー許可・
不許可等の制御情報をストリーミングデータに不可視の
透かし情報として埋め込む方式を採用するため、ストリ
ーミングデータ内のヘッダ部分に制御情報を記録する方
式と比較して、改竄が困難であり、不正なコピーがより
困難となるという顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る動画データ配信シ
ステム1の構成図である。
【図2】 クライアント端末20の構成を説明するブロ
ック図である。
【図3】 ストリーミングデータ配信原理説明図であ
る。
【図4】 電子透かし挿入原理を説明する図である。
【図5】 動画コンテンツデータ記録手順を説明する図
である。
【図6】 管理データベース14の記録例である。
【図7】 透かし検出手段22が参照する電子透かし検
知ファイルの一例である。
【図8】 本発明の一実施形態に係る動画データ配信シ
ステム2の構成図である。
【符号の説明】
9 ネットワーク網 10 動画配信サーバ 10B 動画配信サーバ 11 ストリーミング配信手段 13 情報管理手段 14 管理データベース 19 動画コンテンツデータ 20 クライアント端末 20B クライアント端末 21 ストリーミング再生手段 22 透かし検出手段 23 ストリーミング録画手段 24 透かし挿入手段 114 Network I/O部 214 Network I/O部 215 ハードディスク 216 VRAM(ビデオメモ) 217 モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/08 H04N 7/08 Z 7/081 5/91 P 7/173 640 Fターム(参考) 5C052 AB02 DD04 5C053 FA13 FA28 KA24 LA06 LA15 5C063 AB03 AB05 AC01 AC10 CA23 DA07 DA13 DB09 5C064 BA07 BB02 BC06 BC16 BC23 BC25 BD02 BD08 BD09 BD14 5D044 AB07 BC01 CC04 DE50 FG18 GK12 GK17 HL02 HL08 HL11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを通じて動画データの配信
    を行う動画配信サーバーと、動画データを受信し再生す
    るネットワークに接続されたクライアント端末とから構
    成される動画データ配信システムであって、前記動画配
    信サーバーは、必要に応じて予め電子透かしを挿入され
    た動画データを定められたプロトコルに従ってネットワ
    ークに送出するストリーミング配信手段を備えるもので
    あって、前記クライアント端末は、定められたプロトコ
    ルに従って送信された動画データを受信し再生表示する
    ストリーミング再生手段と、動画データに埋め込まれた
    電子透かしを検出する透かし検出手段と、受信した動画
    データを内蔵する記憶装置へ記録するストリーミング録
    画手段を備え、前記透かし検出手段は動画データに複製
    禁止を意味する透かしデータを検出した場合は、前記ス
    トリーミング録画手段による動画データの録画動作を中
    止するよう構成したものであって、クライアント端末側
    で受信する動画データの録画複製が可能かどうかを、前
    記動画配信サーバー側で動画データに透かしを埋め込む
    ことによって制御することができるようにしたことを特
    徴とする動画データ配信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の動画データ配信システ
    ムにおいて、前記クライアント端末は、電子透かし挿入
    手段を備えており、動画データの録画動作を行う際は、
    前記透かし検出手段の検出結果結果に応じて動画データ
    に可視電子透かしまたは不可視電子透かしを挿入するよ
    うに構成した動画データ配信システム。
  3. 【請求項3】 ネットワークを通じて動画データの配信
    を行うストリーミング配信手段を備えた動画配信サーバ
    ーと、動画データを受信し再生するストリーミング再生
    手段、動画データを録画記録するストリーミング録画手
    段を備えたネットワークに接続されたクライアント端末
    とから構成される動画データ配信システムであって、前
    記動画配信サーバーとクライアント端末との間で特別な
    メッセージプロトコルが定義されており、前記クライア
    ント端末は、動画データの録画を行う際は、前記動画配
    信サーバーに録画通知メッセージを発信し、前記動画配
    信サーバーは、同メッセージを受けた時にその内容を記
    録管理する情報管理手段を備えておくことにより、クラ
    イアント側で動画データの録画を行なったことをサーバ
    ー側で管理できるようにしたことを特徴とする動画デー
    タ配信システム。
  4. 【請求項4】 前記録画通知メッセージは、録画記録の
    日時、およびクライアント端末の識別情報、を含むもの
    である請求項3に記載の動画データ配信システム。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4に記載の動画デ
    ータ配信システムにおいて、前記クライアント端末は、
    受信した動画データに電子透かしを挿入する透かし挿入
    手段を備え、動画データに可視電子透かしまたは不可視
    電子透かしを挿入して動画データを端末装置内に複製記
    録した場合は、可視電子透かしを挿入したのか、不可視
    電子透かしを挿入したのかを前記録画通知メッセージに
    含めて送信し、クライアント側でどのように動画データ
    の録画を行なったかをサーバー側で管理できるようにし
    たことを特徴とする動画データ配信システム。
  6. 【請求項6】 ネットワークを通じて動画データの配信
    を行う動画配信サーバー装置であって、必要に応じて予
    め電子透かしを挿入された動画データを定められたプロ
    トコルに従ってネットワークに送出するストリーミング
    配信手段と、クライアント端末からの録画通知メッセー
    ジを受けた時にその内容を管理する情報管理手段と、を
    備えることによりクライアント側で動画データの録画を
    行なったことをサーバー側で管理できるようにしたこと
    を特徴とする動画配信サーバー装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークを通じて配信される動画デ
    ータを受信して再生表示する動画データ受信再生装置で
    あって、定められたプロトコルに従って送信された動画
    データを受信し再生表示するストリーミング再生手段
    と、動画データに埋め込まれた電子透かしを検出する透
    かし検出手段と、受信した動画データを内蔵する記憶装
    置へ記録するストリーミング録画手段を備え、前記透か
    し検出手段は動画データに複製禁止を意味する透かしデ
    ータを検出した場合は、前記ストリーミング録画手段に
    よる動画データの録画動作をしないように構成したこと
    を特徴とする動画データ受信再生装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の動画データ受信再生装
    置に、動画データに電子透かしを挿入する電子透かし挿
    入手段を備えて、動画データの録画動作を行う際は、前
    記透かし検出手段の検出結果結果に応じて動画データに
    可視電子透かしまたは不可視電子透かしを挿入するよう
    に構成した動画データ受信再生装置。
  9. 【請求項9】 ネットワークを通じて配信される動画
    データを受信して再生表示する動画データ受信再生装置
    であって、定められたプロトコルに従って送信された動
    画データを受信し再生するストリーミング再生手段と、
    動画データを録画記録するストリーミング録画手段を備
    え、動画データの録画記録を行う時は、録画記録の日時
    および動画データ受信再生装置の識別情報を含む情報
    を、録画通知メッセージとして動画データの供給元へ通
    知することを特徴とする動画データ受信再生装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の動画データ受信再生
    装置において、受信した動画データに電子透かしを挿入
    する透かし挿入手段を備え、動画データに可視電子透か
    しまたは不可視電子透かしを挿入して動画データを端末
    装置内に複製記録した場合は、可視電子透かしを挿入し
    たのか、不可視電子透かしを挿入したのかを、録画条件
    または録画状態情報として、前記録画通知メッセージに
    含めて通知することを特徴とする動画データ受信再生装
    置。
  11. 【請求項11】 ネットワークを通じて動画データの配
    信を行う動画配信サーバーと、動画データを受信し再生
    するネットワークに接続されたクライアント端末とから
    構成される動画データ配信システムにおけるコンテンツ
    データの制御情報伝達方法であって、配信する動画コン
    テンツについてクライアント端末側での録画記録を許可
    するかしないかまたはどのような条件で録画を許可する
    かの制御情報を不可視電子透かし情報としてコンテンツ
    データに埋め込むことを特徴としたコンテンツデータの
    制御情報伝達方法。
  12. 【請求項12】 ネットワークを通じて動画データの配
    信を行う動画配信サーバーと、動画データを受信し再生
    するネットワークに接続されたクライアント端末とから
    構成される動画データ配信システムにおけるコンテンツ
    不正流通防止方法であって、動画コンテンツをクライア
    ント端末側で録画記録した場合は、録画したクライアン
    ト端末、録画日時、録画条件あるいは録画状態、を特定
    できる録画通知をクライアント端末から動画配信サーバ
    ーに送信させこの情報をサーバー側で記録管理するとと
    もに、クライアント端末側では、録画したクライアント
    端末、録画日時、を特定できる不可視の電子透かし、ま
    たは、可視の電子透かしを録画記録データに挿入するこ
    とにより、サーバー側でコンテンツデータが複製された
    事実を管理可能とするとともにコンテンツが不正に流通
    した時に流出元を特定可能とすることを特徴とするコン
    テンツ不正流通防止方法。
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