JP2003152780A - 経路情報収集方法、装置、およびプログラム - Google Patents

経路情報収集方法、装置、およびプログラム

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JP2003152780A
JP2003152780A JP2001350891A JP2001350891A JP2003152780A JP 2003152780 A JP2003152780 A JP 2003152780A JP 2001350891 A JP2001350891 A JP 2001350891A JP 2001350891 A JP2001350891 A JP 2001350891A JP 2003152780 A JP2003152780 A JP 2003152780A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のサーバで提供されるサービスにおい
て、クライアントを最寄りのサーバにアクセスさせるサ
ーバ選択装置などに必要な経路情報を、ネットワークの
冗長構成を考慮して網羅的に収集する技術を提供する。 【解決手段】 観測装置と観測対象装置間の経路情報を
収集する方法であって、観測装置において、観測対象装
置のアドレスを取得するステップと、観測対象装置の属
するネットワークセグメントに関する情報を取得するス
テップと、観測装置−観測対象装置間の経路情報を取得
するステップと、観測対象装置の属するネットワークセ
グメントに関する情報に基づき、そのネットワークセグ
メントに属する装置を推測し、観測装置と該推測した装
置間の経路情報を取得するステップと、取得した経路情
報をネットワークセグメント毎に経路情報を格納するテ
ーブルに保存するステップとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインターネット上で
観測拠点と観測対象拠点との間の経路情報を詳細に収集
する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットの急激な発展に伴い、イ
ンターネットに接続する端末数の増加、ネットワークト
ポロジーの複雑化、インターネット上のトラヒックの増
大などによりインターネットを介したサービス提供の際
の品質維持が問題となっている。サービス品質の劣化を
防ぐため分散配置された複数のサーバを用いてサービス
を提供するケースが増えている。このように同一のサー
ビスを複数台のサーバで提供する場合、複数台のサーバ
に対するクライアントアクセスの振り分けを行うサーバ
選択装置が必要である。サーバ選択の1方法として複数
のミラーサーバのうちなるべくクライアントから最寄り
のサーバを選択させるものがある。この方法によるサー
バ選択を精度良く実施するためにはミラーサーバ−クラ
イアント間の経路情報を正確に、詳細に収集する必要が
ある。
【0003】インターネット上の2拠点間の経路情報を
取得する方法として最も一般的なものの一つにtracerou
teコマンドがある。tracerouteコマンドはインターネッ
ト接続可能な汎用コンピュータにはほぼ標準で備わって
いるコマンドである。tracerouteコマンドは自端末から
インターネットに接続している他端末に向かう経路上に
存在するルータのアドレスを自端末に近い順で表示する
機能を提供する。
【0004】このtracerouteコマンドを用いたミラーサ
ーバ−クライアント間の経路情報の収集方法、およびそ
の経路情報を用いたサーバ選択方法としていくつかの方
法があるのでここで説明する。
【0005】(方法1)クライアント側からミラーサー
バ−クライアント間の経路情報を知る方法 あらかじめ複数のミラーサーバのアドレスをクライアン
トに通知し、クライアントはすべてのミラーサーバに対
してtracerouteコマンドを実施する。すべてのミラーサ
ーバに対するtracerouteコマンドの実行結果に基づいて
アクセスするミラーサーバを決定する。この方法により
例えば経由ルータ数の最も少ないミラーサーバにアクセ
スすることを決定するといったサーバ選択が可能とな
る。
【0006】(方法2)ミラーサーバ側からミラーサー
バ−クライアント間の経路情報を知る方法 サーバ選択機能を提供するサーバ選択装置は全てのミラ
ーサーバに対してミラーサーバ−クライアント間の経路
情報取得を要求する。その要求に基づいてそれぞれのミ
ラーサーバはtracerouteコマンドをクライアントに対し
て実行し、実行結果をサーバ選択装置に通知する。サー
バ選択装置はその実行結果を収集し、その結果に基づい
てクライアントにアクセスさせるサーバを決定する。こ
の方法により例えば経由ルータ数の最も少ないミラーサ
ーバにクライアントをアクセスさせる事を決定するとい
ったサーバ選択が可能となる。
【0007】(方法3)第3の観測装置を用いてミラー
サーバ−クライアント間の経路情報を取得する方法 ミラーサーバ−クライアント間距離測定をミラーサーバ
・クライアント以外の第3の観測装置を用いて行う方法
である。特願2000−185140号に記載の方法に
ついて説明する。事前に複数台のミラーサーバに対し観
測装置−ミラーサーバ間の経路情報(経路上に存在する
ルータのアドレスを観測装置から近い順に並べた情報)
をtracerouteコマンド等によって取得し、これを記憶し
ておく。観測装置にミラーサーバ−クライアント間の経
路情報取得要求が発生した場合、観測装置はクライアン
トに対しtracerouteコマンドに類する処理を実施して観
測装置−クライアント間の経路情報を取得する。この観
測装置−クライアント間の経路情報と事前に取得してお
いた観測装置−ミラーサーバ間の経路情報とを比較し、
共通経路における経由ルータ数をM、観測装置−クライ
アント間の経由ルータ数をC、観測装置−ミラーサーバ
間の経由ルータ数をSとし、評価値L=C+S−2×M
を最小にするミラーサーバを選択することで最寄りサー
バを選択する方法である。図1を例として説明する。図
1から観測装置−サーバ1までの経由ルータ数S1=
4,観測装置−サーバ2までの経由ルータ数S2=4,
観測装置−クライアントまでの経由ルータ数C=5,観
測装置−サーバ1までと観測装置−クライアントまでの
共通経路に存在する経由ルータ数M1=4,観測装置−
サーバ1までと観測装置−クライアントまでの共通経路
に存在する経由ルータ数M2=2であるから、サーバ1
の評価値L1=C+S1−2×M1=5+4−2×4=
1とサーバ2の評価値L2=C+S2−2×M2=5+
4−2×2=5とを比較し、これを小さくするサーバ1
を選択する。
【0008】方法3の場合事前に観測装置−ミラーサー
バ間の経路情報を取得する必要があるが、これをtracer
outeによって行う他にRIP、BGP4などのルーティ
ングプロトコルを用いて各ルータのルーティングテーブ
ルを取得する方法がある。RIPは自律システム(イン
ターネットの管理単位、独自のルーティングポリシで管
理する事が可能)内部のルーティングプロトコルとして
代表的なものであり、30秒毎にルータに直接接続され
るネットワークにルーティングテーブルをブロードキャ
ストする方式である。またBGP4は自律システム間の
ルーティングプロトコルであり、BGP4対応ルータ間
でTCPのコネクションを確立し、複数の自律システム
の接続関係を示すパスツリーを交換する。この方法は実
際にルーティングを行うルータのルーティングテーブル
を直接参照する方法であるため、正確な経路情報が得ら
れるものと期待できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の方
法では実用上の問題が発生する。方法1、方法2ともtr
acerouteコマンドをミラーサーバの数だけ実施しなけれ
ばならないため、すべてのミラーサーバからの応答がな
い限り最寄りサーバを特定できない。従ってサーバ選択
に要する時間を長期化させてしまう可能性がある。近年
サービスのレスポンスタイムの高速化はインターネット
上でサービスを提供する際の必須要件であるため、これ
らの方法は実用的ではない。
【0010】方法3は事前に取得しておいた観測装置−
ミラーサーバ間の経路情報を用いるため、サーバ選択時
には観測装置−クライアント間の経路を一つだけ取得す
れば良い。従って上記2方法に比べると高速な方法とな
る。しかし、これらの方法も事前に観測装置−ミラーサ
ーバ間の経路情報を取得する部分で下記に示すような実
用上の問題点がある。
【0011】tracerouteコマンドを用いて事前に観測装
置−ミラーサーバ間の経路情報を取得する方法では、一
度のtracerouteコマンドの実行で取得できる経路は一通
りであり、インターネットのような複雑な冗長構成を持
つネットワークの経路情報を取得することが困難であ
る。また短期間に複数回tracerouteコマンドを実行した
場合でも、ルータ側でtracerouteコマンドの送信元、送
信先およびネクストホップの組をキャッシュするケース
が多いため、同一の経路を辿る場合が多く、冗長構成を
網羅した経路情報を取得することは困難である。このよ
うな経路情報を用いて方法3によるサーバ選択を実施し
た場合、観測装置と実際はクライアントに最寄りである
ミラーサーバとの間の経路と、観測装置とクライアント
との間の経路とがインターネットの冗長構成によって別
な経路を辿る可能性があるため正確なサーバ選択処理が
行えない可能性がある。図2に示した例では、クライア
ントはサーバ2の方が近いが、観測装置からそれぞれの
サーバヘの経路上で経由する中継装置は観測装置に近い
順にサーバ1がR,R,R、サーバ2がR,R
,R,Rであり、観測装置からクライアントヘの
経路上で経由する中継装置は観測装置に近い順にR
,R,R,Rである。これらから観測装置−
サーバ1までの経由ルータ数S1=3,観測装置−サー
バ2までの経由ルータ数S2=4,観測装置−クライア
ントまでの経由ルータ数C=5,観測装置−サーバ1ま
でと観測装置−クライアントまでの共通経路に存在する
経由ルータ数M1=3,観測装置−サーバ2までと観測
装置−クライアントまでの共通経路に存在する経由ルー
タ数M2=1であるから、サーバ1の評価値L1=C+
S1−2×M1=5+3−2×3=2とサーバ2の評価
値L2=C+S2−2×M2=5+4−2×1=7とを
比較し、これを最小にするサーバ1を選択してしまう。
実際の経由ルータ数から考えると本来ならばサーバ2が
選ばれるべきであるにもかかわらずサーバ1が選ばれて
しまう。このようにサーバまでの経路情報にネットワー
クの冗長構成に関する情報が含まれない場合クライアン
トにとっての最寄りサーバを選択する事が困難となる。
【0012】またルーティングプロトコルを用いて事前
に観測装置−サーバ間の経路情報を取得する方法では、
前述のtracerouteを用いる方法に比べ冗長構成を含めた
正確な経路情報が取得できる可能性がある。しかし例え
ばRIPの場合観測装置が取得できるルーティングテー
ブルは、観測装置が接続しているネットワークに直接接
続しているルータのルーティングテーブルのみであるた
め、全てのミラーサーバまでの経路を収集するために
は、全てのサブネット上に観測装置をおく必要があり非
現実的である。また、BGP4などのように認証機能が
設けられているプロトコルの場合、ルータによっては観
測装置に対しBGP4による通信を認めていない可能性
がある。このような制約により、ルーティングプロトコ
ルによって取得したルーティングテーブルのみで全ての
経路を網羅した経路情報を取得するのは困難である。
【0013】以上述べてきたように、実際のサービスに
適用可能な方式は方法3のみであるが、方法3にも実用
上の問題がある。本発明の目的は、方法3の問題点であ
る観測装置−サーバ間の経路情報を正確に取得するため
の技術を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本特許に記載の3つの発
明について説明する。第一の発明を説明するフローチャ
ートを図3に示す。はじめに観測装置が観測対象装置の
アドレスを外部から取得する。取得した観測対象装置の
アドレスから該観測対象装置が属するネットワークセグ
メントに関する情報を取得する。ここでネットワークセ
グメントに関する情報とは例えば観測対象装置が属する
ネットワークのサブネットマスク、あるいはネットワー
クアドレスなどの場合もある。また、このステップでは
情報を取得せず、推定するのみの場合もある。続いて観
測装置−観測対象装置間の経路情報を取得する。ここで
経路情報とは観測装置−観測対象装置間の経路上に配置
されている中継装置の識別情報を観測装置に近い順に配
列したものである場合もある。また中継装置とはルータ
である場合もある。続いて観測対象装置の属するネット
ワークセグメントに関する情報に基づき、そのネットワ
ークセグメントに属する装置を推測し、観測装置−推測
した装置間の経路情報を取得する。最後に上記のステッ
プで取得した経路情報をネットワークセグメント毎に経
路情報テーブルに格納する。経路情報に中継装置が含ま
れる場合、中継装置の属性情報を取得、あるいは推定し
て当該テーブルに保存する場合もある。これで第一の発
明の処理が終了する。
【0015】ここで第一の発明における経路情報を格納
するテーブルの構成例を図4を用いて説明する。テーブ
ルの情報要素はネットワークセグメントの識別情報およ
び経路情報である。経路情報はネットワークセグメント
毎に当テーブルに格納される。一つのネットワークセグ
メントに対し1つの観測装置−観測対象装置間の経路情
報と、観測装置−推測した装置間の複数の経路情報が関
連付けられる形で格納される。
【0016】このように一つのネットワークセグメント
に対し複数の経路情報が格納されることから、あるネッ
トワークセグメントに到達する経路の冗長構成に関する
情報を取得する事が可能となる。
【0017】次に第二の発明を説明するフローチャート
を図5に示す。はじめに観測装置が観測対象装置のアド
レスを外部から取得する。続いて観測装置に割り当てら
れた複数のアドレスのリストを外部から取得する。続い
て割り当てられたアドレスのいくつかを選択し、選択さ
れたアドレスすべてについて観測装置の送信元アドレス
として設定し、すべてのアドレスについて経路情報を取
得する。ここで経路情報とは観測装置−観測対象装置間
の経路上に配置されている中継装置の識別情報を観測装
置に近い順に配列したものである場合もある。また中継
装置とはルータである場合もある。最後に上記のステッ
プで取得した経路情報を観測対象装置の識別情報毎に経
路情報テーブルに格納する。
【0018】ここで第二の発明における経路情報を格納
するテーブルの構成例を図6を用いて説明する。テーブ
ルの情報要素は観測対象装置の識別情報および経路情報
である。経路情報は観測対象装置毎に当テーブルに格納
される。一つの観測対象装置に対しアドレスがそれぞれ
異なる観測装置−観測対象装置間の複数経路情報が関連
付けられる形で格納される。
【0019】このように一つの観測対象装置に対し複数
の経路情報が格納されることから、ある観測対象装置に
到達する経路の冗長構成に関する情報を取得する事が可
能となる。
【0020】次に第三の発明を説明するフローチャート
を図7に示す。はじめに観測装置が観測対象装置のアド
レスを外部から取得する。取得した観測対象装置のアド
レスから観測装置−観測対象装置間の経路情報を取得す
る。ここで経路情報とは観測装置−観測対象装置間の経
路上に配置されている中継装置の識別情報を観測装置に
近い順に羅列したものである。また中継装置とはルータ
である場合もある。次に取得した経路情報に記載の中継
装置のうち、その中継装置自体を経路情報の取得対象と
して観測装置−中継装置間の経路情報を取得した事のな
い中継装置すべてについて、これを取得する。取得した
結果経路情報に記載の中継装置のうち、その中継装置自
体を経路情報の取得対象とした観測装置−中継装置間の
経路情報を取得した事のない中継装置が存在するならば
再度上記のステップを繰り返す。このステップを繰り返
し、経路情報に含まれる全ての中継装置についてそれ自
体を経路情報の取得対象とした観測装置−中継装置間の
経路情報を取得し終えたら、取得した経路情報すべてに
ついて観測対象装置毎に経路情報を格納するテーブルに
保存して処理を終了する。中継装置の属性情報を取得、
あるいは推定して当該テーブルに保存する場合もある。
これで第三の発明の処理が終了する。
【0021】ここで第三の発明における経路情報の取得
例を図8に示す。ここで図中A〜Fは中継装置である。
まず観測装置−観測対象装置間の経路情報を取得する
()。このとき観測装置から近い順にA,B,C,D
が中継装置として取得できたとする。続いて取得できた
中継装置のうち観測対象装置に近いものから順に(図8
の例ではDから)その中継装置自身を観測対象として観
測装置−中継装置間経路情報を取得する(,,,
)。これらの実行の結果図8では新たに取得した中継
装置E,Fが経路情報の取得対象となっていないため、
これらについて観測装置−中継装置間経路情報を取得す
る(,)これらの実行の結果図8では経路情報の取
得対象になっていない中継装置は存在しないため、ここ
で経路情報取得処理を終了する。
【0022】また第三の発明における経路情報を格納す
るテーブルの構成例を図9を用いて説明する。テーブル
の情報要素は観測対象装置の識別情報および経路情報で
ある。経路情報は観測装置からのホップ数と中継装置の
識別情報で構成される。この経路情報は観測対象装置の
識別情報毎に当テーブルに格納される。
【0023】このように一つの観測対象装置に対し複数
の経路情報が格納されることから、あるネットワークセ
グメントに到達する経路の冗長構成に関する情報を取得
する事が可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を説明する。実施
例の説明にあたり前提となる条件を示す。 ● 全てのサーバ、装置はインターネット通信可能な汎
用コンピュータ上のソフトウェアで実装されるものとす
る。 ● ミラーサーバはWWWサーバとする。
【0025】(実施例1)実施例1では第一の発明の実
施例について述べる。実施例1ではサーバ選択装置が事
前にサーバ選択装置−ミラーサーバ間の経路情報を取得
しておき、クライアントからのサーバ選択要求に基づい
てクライアントから見たホップ数(経由ルータ数)の少
ないサーバを選択するシステムを実現する。実施例1に
おいて前提とするネットワーク環境を図10に示す。R
からRはすべてルータであり、R2−1
2−2、R3−1とR3−2、R4−1とR4−2
それぞれ二重化されたルータであるとする。またミラー
サーバ1が属するIPサブネットをSS1、ミラーサー
バ2が属するIPサブネットをSS2とする。
【0026】ここで当実施例におけるサーバ選択装置の
構造について図11に示す。当サーバ選択装置は、ミラ
ーサーバの経路情報を取得する部分、クライアントに対
して最もホップ数の少ないミラーサーバを選択する部
分、および共通部分で構成される。
【0027】まず共通部分の構成について説明する。共
通部分はネットワークインターフェース関連と経路情報
テーブルの部分である。ネットワークインターフェース
関連はデータリンク層/物理層ネットワークインターフ
ェース、IP(Internet Protocol)/ICMP(Inter
net Control Message Protocol)プロトコルスタックお
よびTCP(Transmission Control Protocol)プロト
コルスタックで構成される。後述のHTTPサーバとの
通信にはTCPプロトコルスタックが使用され、経路情
報取得のためにはTCPプロトコルスタックを介さずに
IP/ICMPプロトコルスタックが直接使用される。
経路情報テーブルはテキストファイルで構成され、記述
される情報要素はネットワークアドレス、サブネットマ
スク、経路情報としてサーバ選択装置からのホップ数と
経由ルータのIPアドレスのリストである。
【0028】続いてミラーサーバの経路情報を取得する
部分の構成について説明する。ミラーサーバの経路情報
を経路情報テーブルに登録する場合は、サーバ選択装置
のHTTPサーバ1にアクセスする。経路情報収集制御
用ホームページでは登録したいミラーサーバのIPアド
レスおよびミラーサーバが属するサブネットのサブネッ
トマスクを入力させ、入力内容を経路情報収集CGIに
通知する。経路情報収集CGIはミラーサーバのIPア
ドレスおよびミラーサーバが属するサブネットのサブネ
ットマスクを引数として経路情報収集プロセスを起動
し、経路情報収集処理を開始した旨を出力して処理を終
了する。経路情報収集プロセスの処理フローを図12に
示す。サーバ選択装置は当業者には既知のtracerouteコ
マンドを有している。tracerouteコマンドはターゲット
となるIPアドレスをコマンドの引数にしてtraceroute
コマンドを実行すると、観測サーバからターゲットとな
るIPアドレスまでの経路上に存在するルータのIPア
ドレスを観測サーバに近い順に表示する機能を有してい
る。まず当サーバ選択装置はミラーサーバのIPアドレ
スに対しtracerouteを実行する。例えばミラーサーバ1
へtracerouteを実施した結果経由ルータがR(0),
2−2(0),R3−2(0),R(0)であるこ
とがわかったとする。しかし実際にはR2−1(0)と
2−2(0)、R3−1(0)とR3−2(0)とは
冗長構成となっているため、この時点では経路情報とし
ては不十分である。次に経路情報収集プロセスに入力さ
れたサブネットマスクを用い、そのサブネットに属する
と推測されるサーバのIPアドレスをいくつか用意す
る。サーバ1のIPアドレスが172.18.100.80、サブネ
ットマスクが255.255.255.0である場合、例えば2つの
IPアドレス、172.18.100.10,172.18.100.40を自動的
に生成し、これらのアドレスに対しtracerouteを実行す
る。パケットの送信先がミラーサーバとは異なるため、
172.18.100.80の時と比ベtracerouteの結果が別ルート
になる可能性がある。172.18.100.10に対してtracerout
eを行った結果がR(0),R2−1(0),R
3−2(0),R(0)であり、172.18.100.40に対
してtracerouteを行った結果がR(0),R
2−1(0),R3−1(0),R(0)であったも
のとする。これらの結果を経路情報テーブルに格納す
る。格納した結果を図13の上半分に示す。このように
同一サブネットに属する複数のクライアントに向け経路
情報を取得することで、冗長度の高いネットワークの経
路情報をより正確に取得する事が可能となる。
【0029】続いてクライアントに対して最もホップ数
の少ないミラーサーバを選択する部分について説明す
る。ミラーサーバ1のIPアドレスを172.18.100.80,
ミラーサーバ2のアドレスを172.18.200.10とした時の
経路情報テーブルに格納されている情報を図13に示
す。クライアントはコンテンツを取得するためにサーバ
選択装置のHTTPサーバ2にアクセスする。HTTP
サーバ2は自ら要求されたコンテンツを配信するのでは
なく、まずサーバ選択プロセスを起動し,サーバ選択プ
ロセスが選択したサーバにクライアントの要求をリダイ
レクトする。図14に示すメッセージをクライアントに
送信することでリダイレクトを実施する。サーバ選択プ
ロセスでは、クライアントのIPアドレスに対しtracer
outeを実行する。tracerouteの実行結果がR(0),
2−2(0),R3−2(0),R 4−1(0),R
(0)であったとする。この例ではサーバ選択装置−
ミラーサーバ1までの経由ルータ数S1=4,サーバ選
択装置−ミラーサーバ2までの経由ルータ数S2=5,
サーバ選択装置−クライアントまでの経由ルータ数C=
5である。図13に示す経路情報テーブルを用いてサー
バ選択装置−クライアント間の経路と、サーバ選択装置
−サーバ1、サーバ2間の経路との共通経路を次のアル
ゴリズムによって求める。経路情報テーブルに記載され
た、あるネットワークアドレスにおけるN−1ホップ目
までの全てのホップ数について各ホップ数におけるルー
タのアドレスのどれか一つがサーバ選択装置−クライア
ント間の経路情報の同じホップ数のルータと一致してい
る場合、当ネットワークアドレスにおけるNホップ目の
ルータのアドレスの一つがサーバ選択装置−クライアン
ト間の経路情報のNホップ目のルータのアドレスに等し
いかどうかを検査し、等しい場合はN+1ホップ目に付
いても同様の処理を行い、等しくない場合はサーバ選択
装置−当該ネットワークアドレス間とサーバ選択装置−
クライアント間の共通経路に存在するルータ数はN−1
であるとする。このアルゴリズムに従うとサーバ選択装
置−ミラーサーバ1までと観測装置−クライアントまで
の共通経路に存在するルータ数M1=3,サーバ選択装
置−ミラーサーバ2までと観測装置−クライアントまで
の共通経路に存在するルータ数M2=4であるから、ミ
ラーサーバ1の評価値L1=C+S1−2×M1=5+
4−2×3=3とミラーサーバ2の評価値L2=C+S
2−2×M2=5+5−2×4=2を比較してこの値を
最小とするミラーサーバ2をサーバ選択結果として通知
する。
【0030】このように冗長度を持つネットワークの経
路情報をあらかじめ網羅した経路情報テーブルを用意し
ておくことで、クライアントにとって最寄りのミラーサ
ーバを正確に選択することが可能となる。
【0031】(実施例2)実施例2では第二の発明の実
施例について述べる。実施例2ではサーバ選択装置が事
前にサーバ選択装置−ミラーサーバ間の経路情報を取得
しておき、クライアントからのサーバ選択要求に基づい
てクライアントから見たホップ数(経由ルータ数)の少
ないサーバを選択するシステムを実現する。実施例2に
おいて前提とするネットワーク環境を図10に示し、実
施例1と同様であるものとする。ここで当実施例におけ
るサーバ選択装置の構造について図11に示し、実施例
1と同様であるものとする。
【0032】まず共通部分の構成について説明する。共
通部分について実施例1と異なる部分は経路情報テーブ
ルである。経路情報テーブルはテキストファイルで構成
され、記述される情報要素はミラーサーバのアドレス、
経路情報としてサーバ選択装置からのホップ数と経由ル
ータのIPアドレスのリストである。
【0033】続いてミラーサーバの経路情報を取得する
部分の構成について説明する。ミラーサーバの経路情報
を経路情報テーブルに登録する場合は、サーバ選択装置
のHTTPサーバ1にアクセスする。経路情報収集制御
用ホームページでは登録したいミラーサーバのIPアド
レスを入力させ、入力内容を経路情報収集CGIに通知
する。経路情報収集CGIはミラーサーバのIPアドレ
スを引数として経路情報収集プロセスを起動し、経路情
報収集処理を開始した旨を出力して処理を終了する。経
路情報収集プロセスの処理フローを図15に示す。サー
バ選択装置は当業者には既知のtracerouteコマンドを有
しているのは実施例1と同様である。まず当サーバ選択
装置に割り当てられたIPアドレスのリストを取得し、
その中から今回の経路情報取得に用いる複数のIPアド
レスを選択する。当サーバ選択装置はそれぞれのIPア
ドレスを送信元IPアドレスとしてミラーサーバのIP
アドレスに対しtracerouteを実行する。例えば送信元I
Pアドレスを10.100.1.10としミラーサーバ1へtracero
uteを実施した結果経由ルータがR(0),R −2
(0),R3−2(0),R(0)であることがわか
ったとする。しかし実際にはR2−1(0)とR2−2
(0)、R3−1(0)とR3−2(0)とは冗長構成
となっているため、この時点では経路情報としては不十
分である。そこでさらに他のアドレス10.100.1.11,10.
100.1.12をサーバ選択装置の送信元IPアドレスとし、
ミラーサーバに対してtracerouteを実行する。パケット
の送信元が異なるため、10.100.1.10の時と比ベtracero
uteの結果が別ルートになる可能性がある。10.100.1.11
からtracerouteを行った結果がR(0),R
2−1(0),R3−2(0),R(0)であり、1
0.100.1.12からtracerouteを行った結果がR(0),
2−1(0),R3−1(0),R(0)であった
ものとする。これらの結果を経路情報テーブルに格納す
る。格納した結果を図16の上半分に示す。このように
同一サブネットに属する複数のクライアントに向け経路
情報を取得することで、冗長度の高いネットワークの経
路情報をより正確に取得する事が可能となる。
【0034】クライアントに対して最もホップ数の少な
いミラーサーバを選択する部分については実施例1と同
様のため割愛する。
【0035】このように冗長度を持つネットワークの経
路情報をあらかじめ網羅した経路情報テーブルを用意し
ておくことで、クライアントにとって最寄りのミラーサ
ーバを正確に選択することが可能となる。
【0036】(実施例3)実施例3では第三の発明の実
施例について述べる。実施例3ではサーバ選択装置が事
前にサーバ選択装置−ミラーサーバ間の経路情報を取得
しておき、クライアントからのサーバ選択要求に基づい
てクライアントから見たホップ数(経由ルータ数)の少
ないサーバを選択するシステムを実現する。実施例3に
おいて前提とするネットワーク環境は実施例1と同様と
し、図10に示す通りである。
【0037】ここで当実施例におけるサーバ選択装置の
構造について解説するが、基本的には実施例1と同様図
11に示す構造を持つ。当サーバ選択装置は、ミラーサ
ーバの経路情報を取得する部分、クライアントに対して
最もホップ数の少ないミラーサーバを選択する部分、お
よび共通部分で構成される。
【0038】まず共通部分の構成について説明する。共
通部分はネットワークインターフェース関連と経路情報
テーブルである。ネットワークインターフェース関連は
実施例1と同様なので説明を割愛する。経路情報テーブ
ルはテキストファイルで構成され、記述される情報要素
はミラーサーバのアドレス、経路情報としてサーバ選択
装置からのホップ数、経由ルータが属すると推定される
ネットワークアドレスおよびそのサブネットマスクであ
る。
【0039】続いてミラーサーバの経路情報を取得する
部分の構成について説明する。ミラーサーバの経路情報
を経路情報テーブルに登録する場合は、サーバ選択装置
のHTTPサーバ1にアクセスする。経路情報収集制御
用ホームページでは登録したいミラーサーバのIPアド
レスを入力させ、入力内容を経路情報収集CGIに通知
する。経路情報収集CGIはミラーサーバのIPアドレ
スを引数として経路情報収集プロセスを起動し、経路情
報収集処理を開始した旨を出力して処理を終了する。経
路情報収集プロセスの処理フローを図17に示す。まず
当サーバ選択装置はミラーサーバのIPアドレスに対し
tracerouteを実行する。tracerouteの実行結果を図18
に示す。例えばミラーサーバ1へtracerouteを実施した
結果経由ルータがR(0),R2−2(0),R
3−2(0),R(0)であることがわかったとする
(図18)。しかし実際にはR2−1(0)とR
2−2(0)、R3−1(0)とR3−2(0)とは冗
長構成となっているため、この時点では経路情報として
は不十分である。次にtracerouteを実行していないR
(0),R2−2(0),R3−2(0),R6(0)
それぞれについてtracerouteを実行する(図18)。
この結果からtracerouteを実行していないR
3−1(0),R2−1(0)が取得できたため、これ
らについてtracerouteを実行する(図18)。図18
のステップを終了した時点で全てのルータに対してtr
acerouteが実施されたので、次の処理に移る。図19に
ルータのIPアドレスを示す。同一ホップ数で複数のル
ータがある場合、下記のアルゴリズムでルータが属する
ネットワークアドレス及びサブネットマスクを推定す
る。同一ホップ数のルータのIPアドレスの4バイト目
を比較し、その最大値をAmax,最小値をAminと
する。ここで自然数Nの範囲を[1,7]と定義し、A
max/2の整数部分とAmin/2の整数部分が
等しくなる最小のNを求め、これをN inとする。ル
ータが属すると推定されるネットワークアドレスは3バ
イト目まではルータのIPアドレスと共通で4バイト目
を(Amax/2Nminの整数部分=Amin/2
Nminの整数部分)×2Nminであるとする。また
その場合のサブネットマスクを255.255.255.(256-2
Nmin)とする。このアルゴリズムを用いて求めたネ
ットワークアドレス及びサブネットマスクを図19に示
す。同一ホップ数で1つのルータしかない場合、推定さ
れるネットワークアドレスはルータのIPアドレスと等
しく、推定されるサブネットマスクは255.255.255.255
であるとする。ここで図19のホップ数3のルータを例
にとり、上記のアルゴリズムによる計算の流れを説明す
る。ホップ数3ではルータのIPアドレスの4バイト目
が140と189である。従ってAmin=140,A
max=189である。Amax/2の整数部分とA
min/2の整数部分が等しくなる最小のNを求める
ため、Nの最大値7から1づつ減らした時のAmax
とAmin/2の結果を表1に示す。この結果よ
りAmax/2の整数部分とAmin/2の整数部
分が等しくなる最小のNはNmin=6であることが分
かる。従ってルータが属すると推定されているネットワ
ークアドレスの4バイト目は2×2=128であるか
ら、求めるネットワークアドレスは10.3.1.128である。
また推定されるサブネットマスクは255.255.255.(256-2
)であるから、求めるサブネットマスクは255.255.25
5.192である。最後にこのようにして求めた経路情報を
経路情報テーブルに保存することで処理を終了する。こ
のように同一サブネットに属する複数のクライアントに
向け経路情報を取得し、さらに本発明による一回の経路
情報取得だけでは網羅しきれなかった冗長度の高いネッ
トワークの経路情報を、ルータが属すると推定されるネ
ットワークアドレスやサブネットマスクを推定すること
により、より広範囲にネットワークの冗長構成を網羅す
ることが可能となる。
【0040】
【表1】
【0041】続いてクライアントに対して最もホップ数
の少ないミラーサーバを選択する部分について説明す
る。ミラーサーバ1のIPアドレスを172.18.100.10,
ミラーサーバ2のアドレスを172.18.200.10とした時の
経路情報テーブルに格納される情報を図20に示す。ク
ライアントがサーバ選択装置のHTTPサーバ2にアク
セスする。HTTPサーバ2は自ら要求されたコンテン
ツを配信するのではなく、まずサーバ選択プロセスを起
動し、サーバ選択プロセスが選択したサーバにクライア
ントの要求をリダイレクトする。図14に示すメッセー
ジをクライアントに送信することでリダイレクトを実施
する。サーバ選択プロセスでは、クライアントのIPア
ドレスに対しtracerouteを実行する。tracerouteの実行
結果は図21に示す通りであったとする。この例ではサ
ーバ選択装置−ミラーサーバ1までの経由ルータ数S1
=4,サーバ選択装置−ミラーサーバ2までの経由ルー
タ数S2=5,サーバ選択装置−クライアントまでの経
由ルータ数C=5である。図20に示す経路情報テーブ
ルを用いてサーバ選択装置−クライアント間の経路と、
サーバ選択装置−サーバ1、サーバ2間の経路との共通
経路を次のアルゴリズムによって求める。経路情報テー
ブルに記載された、あるミラーサーバにおけるN−1ホ
ップ目までの全てのホップ数について各ホップ数におけ
る推定されたネットワークアドレスにサーバ選択装置−
クライアント間の経路情報の同じホップ数のルータが属
している場合、当ミラーサーバにおけるNホップ目の推
定されたネットワークアドレスにサーバ選択装置−クラ
イアント間の経路情報のNホップ目のルータが属してい
るかどうかを検査し、属している場合はN+1ホップ目
に付いても同様の処理を行い、属していない場合はサー
バ選択装置−当該ネットワークアドレス間とサーバ選択
装置−クライアント間の共通経路に存在するルータ数は
N−1であるとする。このアルゴリズムに従うとサーバ
選択装置−ミラーサーバ1までと観測装置−クライアン
トまでの共通経路に存在するルータ数M1=3,サーバ
選択装置−ミラーサーバ2までと観測装置−クライアン
トまでの共通経路に存在するルータ数M2=4であるか
ら、ミラーサーバ1の評価値L1=C+S1−2×M1
=5+4−2×3=3とミラーサーバ2の評価値L2=
C+S2−2×M2=5+5−2×4=2を比較してこ
の値を最小とするミラーサーバ2をサーバ選択結果とし
て通知する。
【0042】このように冗長度を持つネットワークの経
路情報をあらかじめ網羅した経路情報テーブルを用意し
ておくことで、クライアントにとって最寄りのミラーサ
ーバを正確に選択することが可能となる。
【0043】以上本発明者によってなされた発明を、前
記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記
実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲において種々変更可能であることは勿論である。
【0044】
【発明の効果】以上説明してきた通り、本発明によって
観測装置−サーバ間距離と観測装置−クライアント間距
離に基づくサーバ選択等の処理を正確に実施するため
の、ネットワークの冗長構成を反映した経路情報を正確
に、詳細に収集することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術の方法3を説明する図である。
【図2】従来の技術の方法3の問題点を説明する図であ
る。
【図3】第一の発明のフローチャートを示す図である。
【図4】第一の発明における経路情報テーブルの構成例
を示す図である。
【図5】第二の発明のフローチャートを示す図である。
【図6】第二の発明における経路情報テーブルの構成例
を示す図である。
【図7】第三の発明のフローチャートを示す図である。
【図8】第三の発明の経路情報取得方法を説明する図で
ある。
【図9】第三の発明における経路情報テーブルの構成例
を示す図である。
【図10】実施例1の前提とするネットワーク構成例を
示す図である。
【図11】実施例1におけるサーバ選択装置の構成例を
示す図である。
【図12】実施例1におけるフローチャートを示す図で
ある。
【図13】実施例1における経路情報テーブル格納例を
示す図である。
【図14】実施例1におけるHTTPリダイレクトメッ
セージの例を示す図である。
【図15】実施例2におけるフローチャートを示す図で
ある。
【図16】実施例2における経路情報テーブル格納例を
示す図である。
【図17】実施例3におけるフローチャートを示す図で
ある。
【図18】実施例3における経路情報取得結果を示す図
である。
【図19】実施例3における取得した経路情報をまとめ
た図である。
【図20】実施例3における経路情報テーブル格納例を
示す図である。
【図21】実施例3におけるサーバ選択装置−クライア
ント間のtraceroute実行結果を示す図である。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータネットワークに接続してい
    る観測装置と観測対象装置間の経路情報を収集する経路
    情報収集方法であって、 前記観測装置が前記観測対象装置のアドレスを取得する
    第一のステップと、 前記観測装置が前記観測対象装置の属しているネットワ
    ークセグメントに関する情報を取得または推測する第二
    のステップと、 前記観測装置が前記観測装置から前記観測対象装置への
    経路情報、および前記ネットワークセグメントに関する
    情報に基づいて前記ネットワークセグメントに属すると
    推測した前記観測対象装置とは別のいくつかの装置への
    経路情報を取得する第三のステップと、 前記観測装置が取得した前記経路情報を前記ネットワー
    クセグメント毎に経路情報テーブルに格納する第四のス
    テップと、で実現されることを特徴とする経路情報収集
    方法。
  2. 【請求項2】 コンピュータネットワークに接続してい
    る観測装置と観測対象装置間の経路情報を収集する経路
    情報収集方法であって、 前記観測装置が前記観測対象装置のアドレスを取得する
    第一のステップと、 前記観測装置に割り当てられた複数のアドレスのリスト
    を取得する第二のステップと、 前記観測装置が前記アドレスのリストに記載のアドレス
    を複数選択し、選択した前記アドレスすべてについてこ
    れを前記観測装置の送信元アドレスとして設定し、すべ
    ての前記送信元アドレスについて前記観測装置から前記
    観測対象装置への経路情報を取得する第三のステップ
    と、 前記観測装置が取得した前記経路情報を前記観測対象装
    置の識別情報毎に経路情報テーブルに格納する第四のス
    テップと、で実現されることを特徴とする経路情報収集
    方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の経路情報収集
    方法であって、 前記経路情報とは前記観測装置から前記観測対象装置ま
    たは前記観測対象装置が属しているネットワークセグメ
    ントに属すると推測した前記観測対象装置とは別のいく
    つかの装置への経路上に存在する中継装置の識別情報を
    前記観測装置に近い順に配列したものであることを特徴
    とする経路情報収集方法。
  4. 【請求項4】 コンピュータネットワークに接続してい
    る観測装置と観測対象装置間の経路情報を収集する経路
    情報収集方法であって、 前記経路情報とは前記観測装置からコンピュータネット
    ワーク上の装置の間の経路上に存在する中継装置の識別
    情報を前記観測装置に近い順に配列したものであって、 前記観測装置が前記観測対象装置のアドレスを取得する
    第一のステップと、 前記観測装置が前記観測装置から前記観測対象装置の経
    路情報を取得する第二のステップと、 一連の処理で取得できたすべての経路情報に記載のすべ
    ての中継装置のうち、これまで前記観測装置からの経路
    情報を取得していない中継装置について前記観測装置−
    前記中継装置間の経路情報を取得する処理をすべての中
    継装置について前記観測装置−前記中継装置間の経路情
    報が取得済みの状態になるまで再帰的に実行する処理を
    行う第三のステップと、 第一のステップ、第二のステップ、および第三のステッ
    プの実行により取得できたすべての経路情報をネットワ
    ークセグメント毎に経路情報テーブルに保存する第四の
    ステップとを有することを特徴とする経路情報収集方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の経路情報収集方法であ
    って、 前記観測装置は前記中継装置が属するネットワークセグ
    メントに関する情報を取得または推測し、これを前記経
    路情報テーブルに保存することを特徴とする経路情報収
    集方法。
  6. 【請求項6】 請求項3ないし5のうちいずれか1項に
    記載の経路情報収集方法であって、 前記中継装置とはルータであることを特徴とする経路情
    報収集方法。
  7. 【請求項7】 請求項1、3、5、または6に記載の経
    路情報収集方法であって、 前記ネットワークセグメントに関する情報とはIPサブ
    ネットのネットワークアドレスあるいはサブネットマス
    クであることを特徴とする経路情報収集方法。
  8. 【請求項8】 コンピュータネットワークに接続してい
    る観測対象装置との経路情報を収集する観測装置であっ
    て、 前記観測対象装置のアドレスを取得する第一の手段と、 前記観測対象装置の属しているネットワークセグメント
    に関する情報を取得または推測する第二の手段と、 前記観測対象装置への経路情報、および前記ネットワー
    クセグメントに関する情報に基づいて前記ネットワーク
    セグメントに属すると推測した前記観測対象装置とは別
    のいくつかの装置への経路情報を取得する第三の手段
    と、 取得した前記経路情報を前記ネットワークセグメント毎
    に経路情報テーブルに格納する第四の手段と、を備えた
    ことを特徴とする観測装置。
  9. 【請求項9】 コンピュータネットワークに接続してい
    る観測対象装置との経路情報を収集する観測装置であっ
    て、 前記観測対象装置のアドレスを取得する第一の手段と、 観測装置に割り当てられた複数のアドレスのリストを取
    得する第二の手段と、 前記アドレスのリストに記載のアドレスを複数選択し、
    選択した前記アドレスすべてについてこれを送信元アド
    レスとして設定し、すべての前記送信元アドレスについ
    て前記観測対象装置への経路情報を取得する第三の手段
    と、 取得した前記経路情報を前記観測対象装置の識別情報毎
    に経路情報テーブルに格納する第四の手段と、を備えた
    ことを特徴とする観測装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または9に記載の観測装置で
    あって、 前記経路情報とは観測装置から前記観測対象装置または
    前記観測対象装置が属しているネットワークセグメント
    に属すると推測した前記観測対象装置とは別のいくつか
    の装置への経路上に存在する中継装置の識別情報を観測
    装置に近い順に配列したものであることを特徴とする観
    測装置。
  11. 【請求項11】 コンピュータネットワークに接続して
    いる観測対象装置との経路情報を収集する観測装置であ
    って、 前記経路情報とは観測装置からコンピュータネットワー
    ク上の装置の間の経路上に存在する中継装置の識別情報
    を観測装置に近い順に配列したものであって、 前記観測対象装置のアドレスを取得する第一の手段と、 観測装置から前記観測対象装置の経路情報を取得する第
    二の手段と、 一連の処理で取得できたすべての経路情報に記載のすべ
    ての中継装置のうち、これまで観測装置からの経路情報
    を取得していない中継装置について観測装置−前記中継
    装置間の経路情報を取得する処理をすべての中継装置に
    ついて観測装置−前記中継装置間の経路情報が取得済み
    の状態になるまで再帰的に実行する処理を行う第三の手
    段と、 第一の手段、第二の手段、および第三の手段により取得
    できたすべての経路情報をネットワークセグメント毎に
    経路情報テーブルに保存する第四の手段とを備えたこと
    を特徴とする観測装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の観測装置であっ
    て、 前記中継装置が属するネットワークセグメントに関する
    情報を取得または推測し、これを前記経路情報テーブル
    に保存することを特徴とする観測装置。
  13. 【請求項13】 請求項8、10、または12に記載の
    観測装置であって、 前記ネットワークセグメントに関する情報とはIPサブ
    ネットのネットワークアドレスあるいはサブネットマス
    クであることを特徴とする観測装置。
  14. 【請求項14】 コンピュータネットワークに接続して
    いる観測装置と観測対象装置間の経路情報を収集する経
    路情報収集プログラムであって、 コンピュータを、 前記観測対象装置のアドレスを取得する第一の手段、 前記観測対象装置の属しているネットワークセグメント
    に関する情報を取得または推測する第二の手段、 前記観測装置から前記観測対象装置への経路情報、およ
    び前記ネットワークセグメントに関する情報に基づいて
    前記ネットワークセグメントに属すると推測した前記観
    測対象装置とは別のいくつかの装置への経路情報を取得
    する第三の手段、および、 取得した前記経路情報を前記ネットワークセグメント毎
    に経路情報テーブルに格納する第四の手段、として機能
    させるための経路情報収集プログラム。
  15. 【請求項15】 コンピュータネットワークに接続して
    いる観測装置と観測対象装置間の経路情報を収集する経
    路情報収集プログラムであって、 コンピュータを、 前記観測対象装置のアドレスを取得する第一の手段、 前記観測装置に割り当てられた複数のアドレスのリスト
    を取得する第二の手段、 前記アドレスのリストに記載のアドレスを複数選択し、
    選択した前記アドレスすべてについてこれを前記観測装
    置の送信元アドレスとして設定し、すべての前記送信元
    アドレスについて前記観測装置から前記観測対象装置へ
    の経路情報を取得する第三の手段、および、 取得した前記経路情報を前記観測対象装置の識別情報毎
    に経路情報テーブルに格納する第四の手段、として機能
    させるための経路情報収集プログラム。
  16. 【請求項16】 請求項14または15に記載の経路情
    報収集プログラムであって、 前記経路情報とは前記観測装置から前記観測対象装置ま
    たは前記観測対象装置が属しているネットワークセグメ
    ントに属すると推測した前記観測対象装置とは別のいく
    つかの装置への経路上に存在する中継装置の識別情報を
    前記観測装置に近い順に配列したものであることを特徴
    とする経路情報収集プログラム。
  17. 【請求項17】 コンピュータネットワークに接続して
    いる観測装置と観測対象装置間の経路情報を収集する経
    路情報収集プログラムであって、 前記経路情報とは前記観測装置からコンピュータネット
    ワーク上の装置の間の経路上に存在する中継装置の識別
    情報を前記観測装置に近い順に配列したものであって、 コンピュータを、 前記観測対象装置のアドレスを取得する第一の手段、 前記観測装置から前記観測対象装置の経路情報を取得す
    る第二の手段、 一連の処理で取得できたすべての経路情報に記載のすべ
    ての中継装置のうち、これまで前記観測装置からの経路
    情報を取得していない中継装置について前記観測装置−
    前記中継装置間の経路情報を取得する処理をすべての中
    継装置について前記観測装置−前記中継装置間の経路情
    報が取得済みの状態になるまで再帰的に実行する処理を
    行う第三の手段、および、 第一の手段、第二の手段、および第三の手段により取得
    できたすべての経路情報をネットワークセグメント毎に
    経路情報テーブルに保存する第四の手段、として機能さ
    せるための経路情報収集プログラム。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の経路情報収集プロ
    グラムであって、 前記中継装置が属するネットワークセグメントに関する
    情報を取得または推測し、これを前記経路情報テーブル
    に保存することを特徴とする経路情報収集プログラム。
  19. 【請求項19】 請求項14、16、または18に記載
    の経路情報収集プログラムであって、 前記ネットワークセグメントに関する情報とはIPサブ
    ネットのネットワークアドレスあるいはサブネットマス
    クであることを特徴とする経路情報収集プログラム。
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