JP2003152701A - 暗号化情報解読用アダプタ - Google Patents

暗号化情報解読用アダプタ

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JP2003152701A
JP2003152701A JP2001344525A JP2001344525A JP2003152701A JP 2003152701 A JP2003152701 A JP 2003152701A JP 2001344525 A JP2001344525 A JP 2001344525A JP 2001344525 A JP2001344525 A JP 2001344525A JP 2003152701 A JP2003152701 A JP 2003152701A
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JP
Japan
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rca pin
rca
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image display
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Application number
JP2001344525A
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English (en)
Inventor
Masahiro Matsumaru
正宏 松丸
Hiroshi Yamada
浩 山田
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 暗号化されたディジタル・映像信号を解読し
た後のアナログ・映像信号に対して著作権保護を図る。 【解決手段】 暗号化されたディジタル・映像信号22
をアダプタ筐体21内に設けた信号処理回路24で暗号
を解読してD/A変換し、この後、暗号を解かれたアナ
ログ・映像信号28をアナログ方式の入力端子を持った
画像表示装置50に出力するにあたって、アダプタ筐体
21にACコネクタ35とこのACコネクタ35に接続
したパワーコード43を設け、且つ、パワーコード43
をAC供給用のコンセントに差し込むと共に画像表示装
置50側のパワーコード55をACコネクタ35に差し
込んだ状態で画像表示装置50の消費電力又は電流値を
検出する手段37〜41をアダプタ筐体21内設け、前
記消費電力又は前記電流値が所定の基準値38以上の時
のみ信号処理回路24を動作させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイビジョン放送
などから送られた映像信号(コンテンツ)に対してディ
ジタル的に暗号化を行い、暗号化されたディジタル・映
像信号を解読してD/A変換したアナログ・映像信号を
アナログ方式の画像表示装置に出力するように構成した
暗号化情報解読用アダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、音声情報とか、映像情報とか、各
種のデータなどのコンテツに対して著作権保護を図る必
要あり、このうちディジタル・コンテンツに関しては電
子透かし方式やCGMS(Copy Generation Management
System :コピー世代管理システム)が提案されてお
り、一部既に実用化が図られている。
【0003】一方、ハイビジョン放送などにより送信さ
れるアナログハイビジョン信号などに対しては現時点で
著作権保護が図られてなく、最近、上記したアナログハ
イビジョン信号などに対して著作権保護を図ることがで
きるような新たなコピープロテクトステムが検討されて
いる。
【0004】この際、ハイビジョン放送などに対応した
新たなコピープロテクトシステムは、ハイビジョン放送
をセットトップボックスなどで受信して、このセットト
ップボックス内でディジタル的に暗号化を行い、且つ、
暗号化されたディジタル・映像信号をセットトップボッ
クスから出力して、暗号化されたディジタル・映像信号
に対して暗号を解いて、ディジタル方式の画像表示装置
(TV受像機,プロジェクタ)に接続し、この画像表示
装置内で画像を表示する仕組みが検討されている。
【0005】この際、新たなコピープロテクトシステム
に合わせて新たに画像表示装置を開発し、ここで開発し
た新たな画像表示装置を購入した使用者はコンテンツ提
供者と予め契約を交わすことで、暗号化されたコンテン
ツを新たに開発した画像表示装置内で暗号を解読できる
ようにする場合には何等の問題が生じないものの、従来
から使用されているアナログ方式の入力端子を持った画
像表示装置(TV受像機,プロジェクタ)は世の中に多
量に存在しているために、このアナログ方式の入力端子
を持った画像表示装置で暗号を解かれたアナログ・映像
信号によるコンテンツを見ることができるようにする必
要がある。
【0006】一方、上記とは異なってハイビジョン放送
をアナログ的に暗号化して、暗号を解いた後のハイビジ
ョン信号を通常のアナログコンポーネン信号として出力
できるように構成したアナログコピープロテクトシステ
ムが特開2000−358227号公報に開示されてい
る。
【0007】図11は従来のアナログコピープロテクト
システムを説明するために模式的に示した構成図であ
る。
【0008】図11に示した従来のアナログコピープロ
テクトシステム100は、上記した特開2000−35
8227号公報に開示されているものであり、ここでは
同号公報を参照して、従来のアナログコピープロテクト
システム100における技術的思想の要点を簡略に説明
する。
【0009】図11に示した如く、従来のアナログコピ
ープロテクトシステム100は、アナログコピープロテ
クト用アダプタ110と、このアナログコピープロテク
ト用アダプタ110を接続するアナログ方式のTV受像
機120とで概略構成されている。
【0010】上記したアナログコピープロテクト用アダ
プタ(以下、ACP用アダプタと記す)110は、箱状
に形成したアダプタ筐体111の入力側にスクランブル
(暗号化)されたアナログコンポーネントビデオ信号1
12を入力するためのY/Cb/Cr入力端子113が
取り付けられている。
【0011】また、ACP用アダプタ110のアダプタ
筐体111の内部には、デ・スクランブラ114及び認
証キー交換部/暗号化キー作成部115が設けられてお
り、Y/Cb/Cr入力端子113を介して入力したス
クランブルされたアナログコンポーネントビデオ信号1
12をデ・スクランブラ114及び認証キー交換部/暗
号化キー作成部115によりデ・スクランブル(暗号解
読)して通常のアナログコンポーネントビデオ信号11
6に戻している。
【0012】更に、アダプタ筐体111の出力側には、
デ・スクランブルされた通常のアナログコンポーネント
ビデオ信号116を出力するための3連タイプのRCA
ピンプラグ117〜119が取り付けられている。そし
て、デ・スクランブルされた通常のアナログコンポーネ
ントビデオ信号116は、3連タイプのRCAピンプラ
グ117〜119からアナログ方式のTV受像機120
に取り付けた3連タイプのRCAピンジャック121〜
123を介してTV受像機120に入力され、内部に設
けた映像信号処理部(図示せず)を経てブラウン管に表
示されている。この際、3連タイプのRCAピンプラグ
117〜119うちでY信号用のRCAピンプラグ11
7は、接続機器(TV受像機120)に一旦接続したら
外せない(外すと壊れる)にように予め形成されてい
る。
【0013】ここで、ACP用アダプタ110から出力
された通常のアナログコンポーネントビデオ信号116
は、不正コピーに使われる恐れがあるからこれを避ける
ために、ACP用アダプタ110の接続機器(TV受像
機120)への取付は、ディーラのサービスマンによる
ものとする(第三者により録画装置に取り付けられるの
を防ぐため)と共に、サービスマンが取り付けた後のA
CP用アダプタ110は、TV受像機120からの取り
外しを不可能としている。(第三者が無理に取り外そう
とすると、ACP用アダプタ110が物理的あるいは回
路機能的に壊れるようにする)。
【0014】より具体的には、アナログ方式のTV受像
機120に一旦取り付けられたACP用アダプタ110
は、それ以後取り外せないようになっており、無理に取
り外そうとするとACP用アダプタ110が破損するよ
うに構成されている。この「無理に取り外そうとすると
破損する」構成については、ACP用アダプタ110に
取り付けた3連タイプのRCAピンプラグ117〜11
9のうちでY信号用のRCAピンプラグ117の構造形
態が上記した公報記載中の図6〜図15に開示されてい
るので、詳細は上記した特開2000−358227号
公報を参照されたい。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のアナ
ログコピープロテクトシステム100の技術的思想を、
先に説明したような暗号化されたディジタル・映像信号
に対して暗号を解読する新たなコピープロテクトシステ
ムに適用した場合に、前述した如く、従来のアナログコ
ピープロテクトシステム100ではACP用アダプタ1
10をディーラのサービスマンによりアナログ方式のT
V受像機120に接続しているために、第三者により録
画装置に取り付けられるのを防ぐことができ、また、T
V受像機120に一旦接続した後にユーザがACP用ア
ダプタ110を取り外すとACP用アダプタ110が損
傷してしまうために、デ・スクランブルされた通常のア
ナログコンポーネントビデオ信号116に対して不正コ
ピーの防止を図ることができるものの、サービスマンが
ユーザーの依頼で故意にACP用アダプタ110を録画
装置に接続してしまえば、デ・スクランブルされた通常
のアナログコンポーネントビデオ信号116が録画され
てしまう。
【0016】また、ACP用アダプタ110をTV受像
機120に接続するために、サービスマンの手を必要と
するために、トータルコストが高価となってしまう。
【0017】また、3連タイプのRCAピンプラグ11
7〜119のうちでY信号用のRCAピンプラグ117
に対してのみに無理に取り外そうとすると破損する構造
形態を採用する場合に、3連タイプのRCAピンプラグ
117〜119及び3連タイプのRCAピンジャック1
21〜123の取り付けピッチは既に決められているの
で、両者117〜119,121〜123の取り付けピ
ッチにバラツキがある場合には、3連タイプのRCAピ
ンプラグ117〜119を3連タイプのRCAピンジャ
ック121〜123に接続することができないなどのト
ラブルも発生してしまう。
【0018】また、上記した公報記載中の図6〜図15
に開示されているように、ACP用アダプタ110に取
り付けたY信号用のRCAピンプラグ117の構造形態
では、ここでの図示を省略しているものの、ACP用ア
ダプタ110内の回路基板の機能が破壊されると復旧で
きないために、ACP用アダプタ110の交換が必要と
なる。よって、ユーザーの必要に応じてTV受像機を交
換する際に、ACP用アダプタも新規となり高コストと
なる。
【0019】また、ACP用アダプタ110内の回路基
板と、3連タイプのRCAピンプラグ117〜119と
間の接続コードをユーザーが切断してしまえば、通常の
3連タイプのRCAピンプラグに交換することが可能で
ある。
【0020】また、ACP用アダプタ110は、正しく
TV受像機120に接続されているか否かを判断できな
いので、コピーガードのかかったインターフェースは、
違法コピーを防止することが目的であるが、TV受像機
120のふりをした何らかの接続機器にこのACP用ア
ダプタ110を接続すれば、アナログ出力はコピーガー
ドが付加されていないために、違法コピーに繋がるおそ
れがあので、ACP用アダプタ110はTV受像機12
0と一体になっている必要性がある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、第1の発明は、暗号化されたデ
ィジタル・映像信号をアダプタ筐体内に設けた信号処理
回路に入力し、この信号処理回路で暗号を解読した後に
D/A変換してアナログ・映像信号をアナログ方式の入
力端子を持った画像表示装置に出力するように構成した
暗号化情報解読用アダプタであって、前記アダプタ筐体
にACコネクタとこのACコネクタに接続したパワーコ
ードを設け、且つ、前記パワーコードをAC供給用のコ
ンセントに差し込むと共に前記画像表示装置側のパワー
コードを前記ACコネクタに差し込んだ状態で前記画像
表示装置の消費電力又は電流値を検出する手段を前記ア
ダプタ筐体内設け、前記消費電力又は前記電流値が所定
の基準値以上の時のみ前記信号処理回路を動作させるこ
とを特徴する暗号化情報解読用アダプタである。
【0022】また、第2の発明は、暗号化されたディジ
タル・映像信号をアダプタ筐体内に設けた信号処理回路
に入力し、この信号処理回路で暗号を解読した後にD/
A変換してアナログ・映像信号をアナログ方式の入力端
子を持った画像表示装置に出力するように構成した暗号
化情報解読用アダプタであって、前記アナログ・映像信
号を出力するために前記アダプタ筐体に複数個のRCA
ピンプラグを設け、且つ、前記複数個のRCAピンプラ
グのうちの1つを前記アダプタ筐体の外面に固着させ、
且つ、残りのRCAピンプラグはケーブルを介して前記
アダプタ筐体外にそれぞれ延出させて、各RCAピンプ
ラグを前記画像表示装置に前記入力端子として取り付け
た複数個のRCAピンジャックにそれぞれ差し込むよう
に構成したことを特徴とする暗号化情報解読用アダプタ
である。
【0023】また、第3の発明は、上記した第2の発明
の暗号化情報解読用アダプタにおいて、前記複数個のR
CAピンプラグからの各出力信号をスイッチにより出力
順を切り換え可能に構成したことを特徴とする暗号化情
報解読用アダプタである。
【0024】また、第4の発明は、上記した第2又は第
3の発明の暗号化情報解読用アダプタにおいて、前記ア
ダプタ筐体の外面に固着させた1つのRCAピンプラグ
を、前記画像表示装置に取り付けた1つのRCAピンジ
ャクに一旦接続した後に取り外した場合には、再度の接
続を不可能な構造に構成したことを特徴とする暗号化情
報解読用アダプタである。
【0025】更に、第5の発明は、上記した第2〜第4
のいずれかの発明の暗号化情報解読用アダプタにおい
て、前記アダプタ筐体の外面に固着させた1つのRCA
ピンプラグに引き出し線を外部から半田付けした場合に
前記引き出し線側に前記アナログ・映像信号が出力され
ない構造にするか、又は、前記アダプタ筐体の外面に固
着させた1つのRCAピンプラグに引き出し線を半田付
けできない構造にしたことを特徴とする暗号化情報解読
用アダプタである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る暗号化情報解
読用アダプタの一実施例を図1乃至図10を参照して詳
細に説明する。
【0027】図1は本発明に係る暗号化情報解読用アダ
プタを適用したディジタルコピープロテクトシステムを
説明するためのブロック図、図2は本発明に係る暗号化
情報解読用アダプタの外観形状を示した斜視図、図3は
本発明に係る暗号化情報解読用アダプタにおいて、アダ
プタ筐体の上面上で3個のRCAピンプラグからそれぞ
れ出力するY信号,Cb/Pb信号,Cr/Pr信号の
切り換えを説明するための上面図である。
【0028】図1に示した如く、本発明に係る暗号化情
報解読用アダプタを適用したディジタルコピープロテク
トシステム10は、本発明の要部となる暗号化情報解読
用アダプタ20と、この暗号化情報解読用アダプタ20
を接続するアナログ方式の入力端子を持ったTV受像
機,プロジェクタなどによる画像表示装置50とで概略
構成されている。
【0029】上記したディジタルコピープロテクトシス
テム10は、ハイビジョン放送などに対応して新たなコ
ピープロテクトシステムとして検討されているものであ
り、ハイビジョン放送などから送られた映像信号(コン
テンツ)をセットトップボックスなどで受信し、このセ
ットトップボックス内で上記した映像信号(コンテン
ツ)に対してディジタル的に暗号化を行った後に、セッ
トトップボックスから出力した暗号化されたディジタル
・映像信号を解読してD/A変換したアナログ・映像信
号をアナログ方式の入力端子を持った画像表示装置(以
下、アナログ方式の画像表示装置と記す)50に出力す
るように構成されている。
【0030】この際、ユーザーが暗号化情報解読用アダ
プタ20を購入した時に、コンテンツ提供者(コンテン
ツ送信先)と契約を結ぶことにより暗号化情報解読用ア
ダプタ20の使用が許可されるものの、この暗号化情報
解読用アダプタ20を図示しない録画装置などに接続し
ても暗号が解読されたアナログ・映像信号を録画できな
いように構成すると共に、ユーザーが暗号化情報解読用
アダプタ20をアナログ方式の画像表示装置50に一旦
接続した後に暗号化情報解読用アダプタ20を画像表示
装置50から取り外した場合に録画装置は勿論のこと画
像表示装置50にも再び接続できないように構成したこ
とを特徴とするものである。
【0031】まず、本発明に係る暗号化情報解読用アダ
プタ20では、図2にも示したようにアダプタ筐体21
が樹脂材などを用いて箱状に形成されており、且つ、こ
のアダプタ筐体21は内部を分解できないように周囲を
溶着するなどして密閉されている。
【0032】また、アダプタ筐体21には、暗号化され
たディジタル・映像信号22を入力するためのディジタ
ル入力端子23が取り付けられている。この際、上記し
た暗号化されたディジタル・映像信号22は、前述した
ように、ハイビジョン放送などから送られた映像信号
(コンテンツ)をセットトップボックスなどで受信し、
このセットトップボックス内でディジタル的に暗号化さ
れた後に、セットトップボックスから出力された信号で
ある。
【0033】また、アダプタ筐体21内には信号処理回
路24が設けられており、この信号処理回路24内に設
けた暗号解読部25で暗号化されたディジタル・映像信
号22に対して暗号を解読し、この後、暗号を解読した
ディジタル・映像信号26に対してD/A変換部27で
ディジタル信号をアナログ信号に変換することで暗号を
解かれた通常のアナログ・映像信号28を得ている。そ
して、ここで得られた通常のアナログ・映像信号28
は、コンポーネント(Y,Cb/Pb,Cr/Pr)映
像信号の信号形態でD/A変換部27から出力されてい
る。
【0034】尚、暗号を解かれたアナログ・映像信号2
8を信号処理回路24内のD/A変換部27からR
(赤)色信号,G(緑)色信号,青(B)色信号の信号
形態で出力する場合も可能であるが、この実施例ではコ
ンポーネント(Y,Cb/Pb,Cr/Pr)映像信号
の信号形態について以下説明する。
【0035】上記したコンポーネント(Y,Cb/P
b,Cr/Pr)映像信号のうちで、D/A変換部27
から出力されたY信号は信号線29を介してアダプタ筐
体21の上面21a(図2)に固着させたRCAピンプ
ラグ32に出力され、また、D/A変換部27から出力
されたCb/Pb信号は、ケーブル30を介してアダプ
タ筐体21の一方の側面21b(図2)から延出したR
CAピンプラグ33に出力され、更に、D/A変換部2
7から出力されたCr/Pr信号はケーブル31を介し
てアダプタ筐体21の一方の側面21bから延出したR
CAピンプラグ34に出力されている。
【0036】更に、暗号化情報解読用アダプタ20に設
けた3つのRCAピンプラグ32〜34は、画像表示装
置50の装置筐体51に取り付けピッチを定めて取り付
けた3つのRCAピンジャック52〜54に対して接離
自在になっており、画像表示装置50側の3つのRCA
ピンジャック52〜54はそれぞれ所定の取り付けピッ
チで3連タイプに形成されている。この際、図2に示し
たように、暗号化情報解読用アダプタ20に設けた3つ
のRCAピンプラグ32〜34のうちで、RCAピンプ
ラグ32を画像表示装置50側のRCAピンジャック5
2に接続した時に、RCAピンプラグ32がアダプタ筐
体21に固着されているためにこのRCAピンプラグ3
2はアダプタ筐体21と一体となってRCAピンジャッ
ク52に支持されるが、RCAピンプラグ33,34は
ケーブル30,31によりアダプタ筐体21外に延出さ
れて自由になっているので、ケーブル30,31を介し
てアダプタ筐体21外に延出させた2つのRCAピンプ
ラグ33,34を画像表示装置50に取り付けた3連タ
イプのRCAピンジャク53,54に差し込む際に3連
タイプのRCAピンジャクの取り付け位置とか、取り付
け順とか、取り付けピッチ誤差などに関係なく差し込む
ことができる。
【0037】尚、暗号化情報解読用アダプタ20に設け
た3つのRCAピンプラグ32〜34は、画像表示装置
50に取り付けた3連タイプのRCAピンジャック52
〜54のうちで上部又は下部に取り付けたRCAピンジ
ャックと対応する1つのRCAピンプラグだけをアダプ
タ筐体21に固着させれば良いものであり、且つ、アダ
プタ筐体21に固着させた1つのRCAピンプラグはア
ダプタ筐体21のいずれかの外面のコーナ部位又は外面
の端部、又は、アダプタ筐体21のいずれかの外面から
外側に向かって一部突出させたピンジャック取付用突出
部(図示せず)に固着させれば良いものである。
【0038】この際、図3に示したように、例えば、ア
ダプタ筐体21の上面21aのコーナ近傍にRCAピン
プラグ32を固着させ、且つ、アダプタ筐体21の一方
の側面21bからケーブル30,31を介してRCAピ
ンプラグ33,34を延出させた場合に、アダプタ筐体
21の上面21aに切り換え用のスイッチ44〜46を
設けて、スイッチ44を押すとRCAピンプラグ32〜
34の順に表示したY,Cb/Pb,Cr/Prの各信
号が出力され、また、スイッチ45を押すとRCAピン
プラグ32〜34の順に表示したCb/Pb,Cr/P
r,Yの各信号の各信号が出力され、更に、スイッチ4
6を押すとRCAピンプラグ32〜34の順に表示した
Cr/Pr,Y,Cb/Pbの各信号が出力されるよう
にしておけば、切り換え用のスイッチ44〜46は必要
なものの、画像表示装置50に取り付けた3連タイプの
RCAピンジャック52〜54の信号配列にかかわらず
いかなる場合にも対応できる。
【0039】尚、暗号を解読したアナログ・映像信号2
8を、R(赤)色信号,G(緑)色信号,青(B)色信
号の信号形態で出力する場合にも、スイッチ44〜46
を設けて3つのRCAピンプラグ32〜34からの各信
号出力を上記と同じように切り換えることができる。こ
こで、R(赤)色信号,G(緑)色信号,青(B)色信
号の信号形態で出力する場合には、R,G,Bのうちの
いずれか1つの信号を出力するRCAピンプラグをアダ
プタ筐体21に固着させ、他の2つの信号はアダプタ筐
体21からケーブルを介して各RCAピンプラグに出力
させると共に、この他に同期信号用の同期信号出力ピン
も必要となるが、アダプタ筐体21からケーブルを介し
てこの同期信号出力ピンを延出させれば良い。従って、
アダプタ筐体21には、4つのRCAピンプラグのうち
1つが固着され、残りの3つはケーブルを介している。
これと対応して、画像表示装置側には取り付けピッチを
定めた4つのRCAジャックが取り付けられており、4
つのRCAジャックはそれぞれ所定の取り付けピッチで
4連タイプに形成されている。
【0040】図1に戻り、暗号化情報解読用アダプタ2
0は、画像表示装置50に接続した場合のみ信号処理回
路24が動作し、図示しない録画装置などに接続した場
合には信号処理回路24が動作しないように対策が施さ
れている。
【0041】即ち、画像表示装置50から延出したパワ
ーコード55は、暗号化情報解読用アダプタ20のアダ
プタ筐体21の一方の側面21b(図2)に取り付けた
ACコネクタ35に対して接離自在に装着されるように
なっている。また、アダプタ筐体21内ではACコネク
タ35と接続した電源線36が電力計(又は電流計)3
7と、AC/DC変換回路40と、アダプタ筐体21の
他方の側面21c(図2)に取り付けたAC出力端子4
2とに結線され、更に、AC出力端子42からパワコー
ド43が外部に向かって延出されている。
【0042】そして、暗号化情報解読用アダプタ20側
のパワーコード43を図示しないAC供給用のコンセン
トに差し込み、且つ、画像表示装置50側のパワーコー
ド55をアダプタ筐体21に取り付けたACコネクタ3
5に差し込んだ状態で、電力計(又は電流計)37によ
り画像表示装置50側の消費電力(又は電流値)をモニ
タリングしている。
【0043】ここで、一般的に、画像表示装置50は消
費電力が大きく、HDTV用(ハイビジョン用)のもの
は消費電力が200W以上であり、電流値は2A以上で
ある。一方、ビデオテープレコーダとか光ディスク装置
などの録画装置は高級品であっても消費電力が数十W、
電流値は数百mAと少なく、従って、電力計(又は電流
計)37により消費電力(又は電流値)をモニタリング
することで、暗号化情報解読用アダプタ20がアナログ
方式の画像表示装置50に正規に接続されているか否か
を判断できる。
【0044】より具体的には、電力計(又は電流計)3
7により画像表示装置50側の消費電力(又は電流値)
をモニタリングして、ここで得られた画像表示装置50
側の消費電力(又は電流値)が予め設定した基準値38
に対して大きいか否かを比較器39で判断しており、こ
の際、予め設定した基準値38は消費電力の場合には例
えば200Wに設定され、電流値の場合には例えば2A
に設定されている。
【0045】また、AC/DC回路40では、電源線3
6から供給されたAC電圧をDC電圧に変換して、この
DC電圧を信号処理回路24への電力供給切り換え用の
スイッチ41に入力している。
【0046】そして、比較器39により画像表示装置5
0側の消費電力(又は電流値)が予め設定した基準値3
8よりも大きいと判断された場合には、暗号化情報解読
用アダプタ20が画像表示装置50に接続されていると
ものとして、スイッチ41の接点をON側に接続するこ
とで、DC電圧が信号処理回路24に印加されるので信
号処理回路24が動作状態になり、この信号処理回路2
4内で暗号化されたディジタル・映像信号22に対して
暗号を解読することができるようになる。
【0047】一方、比較器39で画像表示装置50側の
消費電力(又は電流値)が予め設定した基準値38より
も小さいと判断された場合には、暗号化情報解読用アダ
プタ20が画像表示装置50に接続されてなく、録画装
置などに接続されているものとして、スイッチ41の接
点をOFF側に接続することで、DC電圧が信号処理回
路24に印加されないために信号処理回路24が動作せ
ず、暗号化されたディジタル・映像信号22に対して暗
号を解読することができないようになっている。
【0048】これにより、暗号化情報解読用アダプタ2
0は、画像表示装置50側の消費電力(又は電流値)が
所定の基準値以上であることを検出した時に画像表示装
置50と一体になり、暗号化されたディジタル・映像信
号22に対してアダプタ筐体21内に設けた信号処理回
路24で暗号を解読し、この後、暗号を解かれたアナロ
グ・映像信号28によるコンテンツを画像表示装置50
に表示できる。
【0049】一方、暗号化情報解読用アダプタ20をア
ナログ方式の画像表示装置50以外の録画装置(図示せ
ず)などに接続した場合には、アダプタ筐体21内に設
けた信号処理回路24が動作できないため、暗号化され
たディジタル・映像信号22を暗号化情報解読用アダプ
タ20に入力しても暗号を解くことができず、コピー防
止を未然に図ることができる。
【0050】次に、アダプタ筐体21の外面に固着させ
た1つのRCAピンプラグの実施形態の例について、図
4〜図10を用いて説明する。
【0051】尚、説明の便宜上、アダプタ筐体21に固
着させた1つのRCAピンプラグの具体例としてY信号
用のRCAピンプラグ32を画像表示装置50側のRC
Aピンジャック52に差し込んだ場合について以下説明
する。
【0052】図4は一例の構造に形成したRCAピンプ
ラグの構成及び動作を説明するために模式的に示した図
であり、(a)はRCAピンプラグの初期状態を示し、
(b)はRCAピンプラグをRCAピンジャックに差し
込んだ状態を示し、(c)はRCAピンプラグをRCA
ピンジャックから外した状態を示した図、図5は図4に
示した一例のRCAピンプラグ内に設けたグランド用枠
を示した斜視図、図6は図4に示した一例のRCAピン
プラグをRCAピンジャックから外した時に、特殊工具
を用いてRCAピンプラグを初期状態に戻す場合を説明
するために模式的に示した図、図7は他例の構造に形成
したRCAピンプラグの構成及び動作を説明するために
模式的に示した図であり、(a)はRCAピンプラグの
初期状態を示し、(b)はRCAピンプラグをRCAピ
ンジャックに差し込んだ状態を示し、(c)はRCAピ
ンプラグをRCAピンジャックから外した状態を示した
図、図8に図7に示した他例のRCAピンプラグ内に設
けたグランド用枠を示した斜視図、図9は図7に示した
他例のRCAピンプラグをRCAピンジャックから外し
た時に、特殊工具を用いてRCAピンプラグを初期状態
に戻す場合を説明するために模式的に示した図、図10
は図4に示した一例のRCAピンプラグ内に設けた信号
用プラグ部を改良した図であり、(a)はRCAピンプ
ラグを通常に使用する場合を示し、(b)はRCAピン
プラグの信号用プラグ部を加熱した場合を示した図であ
る。
【0053】まず、一例の構造に形成したRCAピンプ
ラグ32の構成及び動作について、図4及び図5を用い
て説明する。
【0054】図4(a)に示した状態は、一例の構造に
形成したRCAピンプラグ32が初期状態を示してい
る。
【0055】ここで、一例のRCAピンプラグ32は、
暗号化情報解読用アダプタ20のアダプタ筐体21に固
着されており、RCAピンプラグ32が画像表示装置5
0の装置筐体51に取り付けたRCAピンジャック52
(図1,図2)に差し込まれていない状態である。
【0056】上記した一例のRCAピンプラグ32は、
非導電性の樹脂材を用いて円環状に形成した外枠32a
と、図5にも示したように導電性の板バネ材を用いてア
ダプタ筐体21側の一端に円環状部32b1を形成して
この円環状部32b1を外枠32aの一端側の内周に嵌
め込ませ且つ円環状部32b1の円周に沿って複数本
(例えば8本)の板バネ部32b2を略等間隔に外枠3
2aの他端側まで延出させると共に各板バネ部32b2
を内周側に向かってバネ付勢させたグランド用枠32b
と、非導電性の樹脂材を用いて円環状に形成してグラン
ド用枠32bの円環状部32b1の内周側に嵌め込ませ
た内枠32cと、導電性の棒材を用いて内枠32cの中
央孔に一端部32d1を支持させ且つ外枠32aの他端
側より更に外側に延出させてこの先端にR状にR部32
d2を形成した信号用プラグ部32dと、非導電性の樹
脂材を用いて円環状に形成してグランド用枠32bの各
板バネ部32b2と信号用プラグ部32dとの間に形成
した空間内に移動可能に設けられ且つ内周側を信号用プ
ラグ部32dに沿って摺接させると共に外周側をグラン
ド用枠32bの各板バネ部32b2に摺接させた非導電
性移動駒32eとで構成されている。更に、RCAピン
プラグ32のグランド用枠32bの円環状部32b1に
はグランド線がハンダ付けにより接続され、一方、信号
用プラグ部32dの一端部32d1には信号線29がハ
ンダ付けにより接続され、これらのグランド線及び信号
線29はアダプタ筐体21内に設けた配線基板(図示せ
ず)に結線されている。
【0057】上記のように構成した一例のRCAピンプ
ラグ32が初期状態の時には、移動可能に設けた非導電
性移動駒32eを外枠32aの他端側より僅かに内側に
移動させた状態で待機している。
【0058】また、図4(b)に示した状態は、RCA
ピンプラグ32をRCAピンジャック52に差し込んだ
場合を示している。
【0059】ここで、RCAピンジャック52は、非導
電性の樹脂材を用いて円環状に形成した外枠52aと、
導電性の金属を用いて外枠52aの内周に嵌め込ませ且
つRCAピンプラグ32内に設けたグランド用枠32b
の各板バネ部32b2に摺接するグランド用枠52b
と、非導電性の樹脂材を用いて円環状に形成してグラン
ド用枠52bの内周側に嵌め込ませ且つアダプタ筐体2
1側に向かって延出した内枠52cと、導電性の金属材
を用いて円環状に形成して内枠52cの中央孔に嵌め込
ませ且つRCAピンプラグ32内に設けた信号用プラグ
部32dのうちで挿入側の先端から略中間部位より少し
奥まで摺接する信号用ジャック部52dとで構成されて
いる。更に、RCAピンジャック52のグランド用枠5
2bにはグランド線がハンダ付けにより接続され、一
方、信号用ジャック部52dには信号線がハンダ付けに
より接続され、これらのグランド線及び信号線は画像表
示装置50の装置筐体51(図1,図2)内に設けた配
線基板(図示せず)に結線されている。この際、RCA
ピンジャック52の信号用ジャック部52dは、上述し
たようにRCAピンプラグ32への挿入方向の先端から
略中間部位より少し手前まで形成されていないものの、
略中間部位から奥方に向かって挿入すればRCAピンジ
ャック52の信号用ジャック部52dがRCAピンプラ
グ32の信号用プラグ部32dに摺接して電気的に接続
されるようになっている。
【0060】そして、RCAピンプラグ32をRCAピ
ンジャック52に差し込むと、RCAピンプラグ32と
対向するRCAピンジャック52の内枠52cの先端部
位でRCAピンプラグ32の外枠32a内に設けた非導
電性移動駒32eを押すのでこの非導電性移動駒32e
がアダプタ筐体21側に向かって移動する。この時、R
CAピンプラグ32内に設けたグランド用枠32bの各
板バネ部32b2にRCAピンジャック52内に設けた
グランド用枠52bが摺接するために、RCAピンプラ
グ32の各板バネ部32b2はRCAピンジャック52
のグランド用枠52bに規制されて内周側に向かって弾
性変位できず図4(a)の状態を保ち、且つ、差し込み
途中からRCAピンプラグ32内に設けた信号用プラグ
部32dがRCAピンジャック52内に設けた信号用ジ
ャック部52d内に摺接するので、暗号化情報解読用ア
ダプタ20と画像表示装置50との間で信号線及びグラ
ンド線同士が電気的に接続される。
【0061】また、図4(c)に示した状態は、RCA
ピンプラグ32をRCAピンジャック52から外した場
合を示している。
【0062】ここで、RCAピンプラグ32をRCAピ
ンジャック52から外すと、RCAピンプラグ32の外
枠32a内に設けた非導電性移動駒32eがアダプタ筐
体21側に向かって移動したままになっており、且つ、
RCAピンプラグ32内に設けたグランド用枠32bの
各板バネ部32b2は、RCAピンジャック52のグラ
ンド用枠52bによる規制を解除されているので、内周
側に向かうバネ力によって8本の板バネ部32b2はそ
れぞれ内周側に向かって弾性変位する。この状態でRC
Aピンプラグ32を図示しない録画装置とか、画像表示
装置50に取り付けたRCAピンジャック52に再度差
し込んだ時に、RCAピンプラグ32内に設けたグラン
ド用枠32bの各板バネ部32b2の先端が内周側に弾
性変位しているために各板バネ部32b2の先端がRC
Aピンジャック52の内枠52cに当接してしまいこれ
以上挿入できない状態となる。また差し込み開始直後で
は、前述したように、RCAピンプラグ32の信号用プ
ラグ部32dとRCAピンジャック52の信号用ジャッ
ク部52dとが互いに摺接できないため、暗号を解かれ
たアナログ・映像信号28(図1)は図示しない録画装
置とか、画像表示装置50に出力されない。これによ
り、暗号を解かれたアナログ・映像信号28へのコピー
防止を図ることができる。
【0063】また、アダプタ筐体21に固着した一例の
RCAピンプラグ32をRCAピンジャック52から外
した場合に、図4(c)で説明したように、RCAピン
プラグ32の外枠32a内に設けた非導電性移動駒32
eがアダプタ筐体21側に移動しているので、この非導
電性移動駒32eを図4(a)に示した初期状態に戻す
には、ユーザーがコンテンツ提供者(コンテンツ送信
先)などから特殊工具を購入することで、一例のRCA
ピンプラグ32を初期状態に戻すことができるように暗
号化情報解読用アダプタ20を構成する場合について図
6を用いて説明する。
【0064】図6に示した如く、アダプタ筐体21の上
面21aに固着した一例のRCAピンプラグ32と対向
して、アダプタ筐体21の下面21dに孔21eを形成
している。また、RCAピンプラグ32内に設けた内枠
32cの中央孔に支持した信号用プラグ部32dを中心
にして内枠32cに一対の小径孔32c1を貫通させて
おく。
【0065】一方、コンテンツ提供者(コンテンツ送信
先)などから購入した特殊工具47は、一端側に押し込
み棒部47aが形成され、且つ、押し込み棒部47aの
他端側に二股状に別れた二股部47bが形成されてい
る。
【0066】そして、ユーザーは特殊工具47の押し込
み棒部47aを持って、二股部47bをアダプタ筐体2
1の下面21dに形成した孔21e内に挿入し、更に、
二股部47bを内枠32cに貫通させた一対の小径孔3
2c1内に挿入して、二股部47bでRCAピンプラグ
32内に設けた非導電性移動駒32eを矢印方向に移動
させる。この時、バネ力により内周側に変位しているグ
ランド用枠32bの各板バネ部32b2は非導電性移動
駒32eの矢印方向への移動に伴って外周側に押し広げ
られるので、一例のRCAピンプラグ32を図4(a)
に示した初期状態に戻すことが可能となる。
【0067】次に、他例の構造に形成したRCAピンプ
ラグ32の構成及び動作について、図7及び図8を用い
て説明する。
【0068】他例の構造に形成したRCAピンプラグ3
2は、先に説明した一例の構造に形成したRCAピンプ
ラグ32内に設けたグランド用枠32bの形状のみが一
部異なるだけであるので、ここでは同じ形状に形成した
各構成部材に対して同じ符番を付して図示すると共に、
異なる点を中心にして簡略に説明する。
【0069】図7(a)に示した状態は、他例の構造に
形成したRCAピンプラグ32が初期状態を示してい
る。
【0070】上記した他例のRCAピンプラグ32で
は、外枠32aと、この外枠32aの内周に嵌め込ませ
たグランド用枠32bと、このグランド用枠32bの内
周に嵌め込ませた内枠32cと、この内枠32cの中央
孔に嵌め込ませた信号用プラグ部32dと、グランド用
枠32bと信号用プラグ部32dとの間に形成した空間
内に移動可能に設けた非導電性移動駒32eとで構成さ
れており、ここではグランド用枠32bの形状のみが図
6で説明した一例のRCAピンプラグ32の場合と一部
異なっている。
【0071】即ち、RCAピンプラグ32の外枠32a
の内周に嵌め込ませたグランド用枠32bは、図8にも
示したように導電性の板バネ材を用いてアダプタ筐体2
1側の一端に円環状部32b1を形成してこの円環状部
32b1を外枠32aの一端側の内周に嵌め込ませ且つ
円環状部32b1からバネ支持部32b3を外枠32a
の内周に沿わせながら外枠32aの他端側に向かって延
出させ、更にバネ支持部32b3から渦巻きバネ部32
b4を内周側に向かって渦巻き状にバネ付勢させてい
る。そして、他例のRCAピンプラグ32が初期状態の
時には、グランド用枠32bの渦巻きバネ部32b4を
外周側に押し広げ、且つ、移動可能に設けた非導電性移
動駒32eを外枠32aの他端側より僅かに内側に移動
させて、非導電性移動駒32eを渦巻きバネ部32b4
内に入り込ませた状態で待機している。
【0072】また、図7(b)に示した状態は、RCA
ピンプラグ32をRCAピンジャック52に差し込んだ
場合を示している。
【0073】ここで、RCAピンプラグ32をRCAピ
ンジャック52に差し込むと、RCAピンプラグ32と
対向するRCAピンジャック52の内枠52cの先端部
位でRCAピンプラグ32の外枠32a内に設けた非導
電性移動駒32eを押すのでこの非導電性移動駒32e
がアダプタ筐体21側に向かって移動する。この時、R
CAピンプラグ32内に設けたグランド用枠32bの渦
巻きバネ部32b4にRCAピンジャック52内に設け
たグランド用枠52bが摺接するために、RCAピンプ
ラグ32の渦巻きバネ部32b4はRCAピンジャック
52のグランド用枠52bに規制されて内周側に向かっ
て弾性変位できず図7(a)の状態を保ち、且つ、差し
込み途中からRCAピンプラグ32内に設けた信号用プ
ラグ部32dがRCAピンジャック52内に設けた信号
用ジャック部52d内に摺接するので、暗号化情報解読
用アダプタ20と画像表示装置50との間で信号線及び
グランド線同士が電気的に接続される。
【0074】また、図7(c)に示した状態は、RCA
ピンプラグ32をRCAピンジャック52から外した場
合を示している。
【0075】ここで、RCAピンプラグ32をRCAピ
ンジャック52から外すと、RCAピンプラグ32の外
枠32a内に設けた非導電性移動駒32eがアダプタ筐
体21側に向かって移動したままになっており、且つ、
RCAピンプラグ32内に設けたグランド用枠32bの
渦巻きバネ部32bは、RCAピンジャック52のグラ
ンド用枠52bによる規制を解除されているので、内周
側に向かうバネ力によって渦巻きバネ部32bは内周側
に向かって渦巻き状に弾性変位する。この状態でRCA
ピンプラグ32を図示しない録画装置とか、画像表示装
置50に取り付けたRCAピンジャック52に再度差し
込んだ時に、RCAピンプラグ32内に設けたグランド
用枠32bの渦巻きバネ部32b4が内周側に弾性変位
しているために渦巻きバネ部32b4がRCAピンジャ
ック52の内枠52cに当接してしまいこれ以上挿入で
きない状態となる。また差し込み開始直後では、前述し
たように、RCAピンプラグ32の信号用プラグ部32
dとRCAピンジャック52の信号用ジャック部52d
とが摺接できないため、暗号を解かれたアナログ・映像
信号28(図1)は図示しない録画装置とか、画像表示
装置50に出力されない。これにより、暗号を解かれた
アナログ・映像信号28へのコピー防止を図ることがで
きる。
【0076】また、アダプタ筐体21に固着した他例の
RCAピンプラグ32をRCAピンジャック52から外
した場合に、図7(c)で説明したように、RCAピン
プラグ32の外枠32a内に設けた非導電性移動駒32
eがアダプタ筐体21側に移動しているので、この非導
電性移動駒32eを図7(a)に示した初期状態に戻す
には、図6で説明した一例のRCAピンプラグ32の場
合と同じように、ユーザーがコンテンツ提供者(コンテ
ンツ送信先)などから特殊工具を購入することで、図9
に示すように他例のRCAピンプラグ32を初期状態に
戻すことが可能なっている。
【0077】即ち、図9に示した如く、アダプタ筐体2
1の上面21aに固着した他例のRCAピンプラグ32
を図7(a)に示した初期状態に戻すには、図6で説明
した一例のRCAピンプラグ32の場合と異なって、バ
ネ力により内周側に弾性変位しているグランド用枠32
bの渦巻きバネ部32b4を棒48などを用いて予め外
周側に押し広げておく。この後、コンテンツ提供者(コ
ンテンツ送信先)などから購入した特殊工具47をアダ
プタ筐体21の下面21dに形成した孔21e内に挿入
して、特殊工具47の二股部47bでRCAピンプラグ
32内に設けた非導電性移動駒32eを矢印方向に移動
させると、非導電性移動駒32eが外周側に向かって押
し広げられたグランド用枠32bの渦巻きバネ部32b
4内に入り込むことができるので、他例のRCAピンプ
ラグ32を図7(a)に示した初期状態に戻すことが可
能となる。
【0078】尚、図7(a)〜(c)に示した一例のR
CAピンプラグ32では、グランド用枠32bの渦巻き
バネ部32b4を円周方向に1本設けた場合を図示して
説明したが、これに限ることなく、ここでの図示を省略
するものの、渦巻きバネ部を円周方向に複数本設けても
良く、この場合には円周方向を例えば3等分して、3等
分した部位から内周側に向かって3本の渦巻きバネ部を
渦巻き状にそれぞれ形成することで、一例のRCAピン
プラグ32をRCAピンジャック52から外して初期状
態に戻す際に3本の渦巻きバネ部を押し広げるために図
示しない特殊工具を用いるように構成しても良い。
【0079】次に、図4に示した一例のRCAピンプラ
グ32内に設けた信号用プラグ部32dを改良した場合
について、図10(a),(b)を用いて説明する。
【0080】ここでは、ユーザーが一例のRCAピンプ
ラグ32内に設けた信号用プラグ部32dの先端に新た
な信号線を半田ゴテにより故意に半田付けした場合、新
たな信号線に対して半田付けしにくくすると共に、半田
付けされたとしても新たな信号線側に暗号を解かれたア
ナログ・映像信号を出力できないようにするために、信
号用プラグ部32dを形状記憶合金により形成してい
る。
【0081】この際、図10(a)に示したように、形
状記憶合金を用いた信号用プラグ部32dの一端部32
d1側にスリット32d11を形成し、このスリット3
2d11内に信号線29を抜けないように挟ませてお
く。そして、RCAピンプラグ32を通常に使用する場
合には、信号用プラグ部32dに熱が加わることがない
ので、信号線29はスリット32d11から抜けること
はない。
【0082】この際、形状記憶合金は、例えばNi−T
i合金を用いると一般的に100°C程度の温度で変形
温度を設定でき、この変形温度で信号用プラグ部32d
の一端部32d1側に形成したスリット32d11を外
側に開くことが可能になっている。また、Ni−Ti合
金は溶接などに不適なので、容易に半田付けはできない
材料でもある。
【0083】一方、図10(b)に示したように、ユー
ザーが一例のRCAピンプラグ32内に設けた信号用プ
ラグ部32dの先端に形成したR部32d2に新たな信
号線を半田ゴテにより故意に半田付けした場合には、半
田ゴテの熱により信号用プラグ部32dの一端部32d
1側に形成したスリット32d11が外側に向かって開
くので、このスリット32d11に挟み込んだ信号線2
9がスリット32d11から抜け出てしまい、暗号を解
かれたアナログ・映像信号28(図1)を図示しない録
画装置とか、画像表示装置50側に送ることができなく
なるので、暗号を解かれたアナログ・映像信号28に対
してコピー防止を図ることができる。
【0084】勿論、一例のRCAピンプラグ32内に設
けたグランド用枠32bにバネ性を有する形状記憶合金
を用いれば、引き出し用の新たなグランド線を半田付け
する際の熱によって図示しないスリットに挟み込んだグ
ランド線がグランド用枠32bに対して非導通状態にな
るので、暗号を解かれたアナログ・映像信号28に対し
てコピー防止を図ることができる。従って、アダプタ筐
体21に固着させた一例のRCAピンプラグ32に引き
出し線(信号線,グランド線)を外部から半田付けした
場合に、引き出し線側にアナログ・映像信号が出力され
ない構造になっている。
【0085】尚、上記では図4に示した一例のRCAピ
ンプラグ32のグランド用枠32b及び/又は信号用プ
ラグ部32dに形状記憶合金を用いた場合を説明した
が、これに限ることなく、図7に示した他例のRCAピ
ンプラグ32のグランド用枠32b及び/又は信号用プ
ラグ部32dに形状記憶合金を用いても良いことは明ら
かである。
【0086】更に、図4及び図7に示した一例及び他例
のRCAピンプラグ32において、引き出し線を外部か
ら半田付けされないようにする場合には、上記したよう
な形状記憶合金などを用いることなく、信号用プラグ部
32dの先端にR状に形成したR部32d2近傍にセラ
ミック保護膜を膜付けてして半田付けされないようにす
るとか、あるいは、信号用プラグ部32dの先端を外枠
32aより内側に引っ込めて半田ゴテなどを入りにくく
するなどの方法を採用すれば良い。この場合にも、暗号
を解かれたアナログ・映像信号28(図1)を図示しな
い録画装置とか、画像表示装置50側に送ることができ
なくなるので、暗号を解かれたアナログ・映像信号28
に対してコピー防止を図ることができる。
【0087】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係る暗号化情報解
読用アダプタにおいて、請求項1記載によると、暗号化
されたディジタル・映像信号をアダプタ筐体内に設けた
信号処理回路に入力し、この信号処理回路で暗号を解読
した後にD/A変換してアナログ・映像信号をアナログ
方式の入力端子を持った画像表示装置に出力する際に、
前記アダプタ筐体にACコネクタとこのACコネクタに
接続したパワーコードを設け、且つ、前記パワーコード
をAC供給用のコンセントに差し込むと共に前記画像表
示装置側のパワーコードを前記ACコネクタに差し込ん
だ状態で前記画像表示装置の消費電力又は電流値を検出
する手段を前記アダプタ筐体内設け、前記消費電力又は
前記電流値が所定の基準値以上の時のみ前記信号処理回
路を動作させているため、暗号化情報解読用アダプタを
アナログ方式の入力端子を持った画像表示装置以外の録
画装置などに接続した場合には、アダプタ筐体内に設け
た信号処理回路が動作できないので、暗号化されたディ
ジタル・映像信号を暗号化情報解読用アダプタに入力し
ても暗号を解くことができず、コピー防止を未然に図る
ことができる。
【0088】また、請求項2に記載によると、暗号化さ
れたディジタル・映像信号をアダプタ筐体内に設けた信
号処理回路に入力し、この信号処理回路で暗号を解読し
た後にD/A変換してアナログ・映像信号をアナログ方
式の入力端子を持った画像表示装置に出力する際に、前
記アナログ・映像信号を出力するために前記アダプタ筐
体に複数個のRCAピンプラグを設け、且つ、前記複数
個のRCAピンプラグのうちの1つを前記アダプタ筐体
の外面に固着させ、且つ、残りのRCAピンプラグはケ
ーブルを介して前記アダプタ筐体外にそれぞれ延出させ
て、各RCAピンプラグを前記画像表示装置に前記入力
端子として取り付けた複数個のRCAピンジャックにそ
れぞれ差し込むように構成したため、アダプタ筐体に設
けた複数個のRCAピンプラグを、画像表示装置に取り
付けた複数個のRCAピンジャックの取り付け位置と
か、取り付け順とか、取り付けピッチ誤差などに関係な
く差し込むことができる。
【0089】また、請求項3に記載によると、上記した
請求項2記載の暗号化情報解読用アダプタにおいて、前
記複数個のRCAピンプラグからの各出力信号をスイッ
チにより出力順を切り換え可能に構成したため、画像表
示装置に取り付けた複数個のRCAピンジャックの信号
配列にかかわらずいかなる場合にも対応できる。
【0090】また、請求項4に記載によると、上記した
請求項2記載又は請求項3記載の暗号化情報解読用アダ
プタにおいて、前記アダプタ筐体の外面に固着させた1
つのRCAピンプラグを、前記画像表示装置に取り付け
た1つのRCAピンジャクに一旦接続した後に取り外し
た場合には、再度の接続を不可能な構造に構成したた
め、取り外した後に1つのRCAピンプラグを録画装置
及び画像表示装置に接続できないので、暗号を解かれた
アナログ・映像信号に対してコピー防止を図ることがで
きる。
【0091】また、請求項5に記載によると、上記した
請求項2〜請求項4のいずれか1項記載の暗号化情報解
読用アダプタにおいて、前記アダプタ筐体の外面に固着
させた1つのRCAピンプラグに引き出し線を外部から
半田付けした場合に前記引き出し線側に前記アナログ・
映像信号が出力されない構造にするか、又は、前記アダ
プタ筐体の外面に固着させた1つのRCAピンプラグに
引き出し線を半田付けできない構造にしたため、暗号を
解かれたアナログ・映像信号を録画装置とか、画像表示
装置側に送ることができなくなるので、暗号を解かれた
アナログ・映像信号に対してコピー防止を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る暗号化情報解読用アダプタを適用
したディジタルコピープロテクトシステムを説明するた
めのブロック図である。
【図2】本発明に係る暗号化情報解読用アダプタの外観
形状を示した斜視図である。
【図3】本発明に係る暗号化情報解読用アダプタにおい
て、アダプタ筐体の上面上で3個のRCAピンプラグか
らそれぞれ出力するY信号,Cb/Pb信号,Cr/P
r信号の切り換えを説明するための上面図である。
【図4】一例の構造に形成したRCAピンプラグの構成
及び動作を説明するために模式的に示した図であり、
(a)はRCAピンプラグの初期状態を示し、(b)は
RCAピンプラグをRCAピンジャックに差し込んだ状
態を示し、(c)はRCAピンプラグをRCAピンジャ
ックから外した状態を示した図である。
【図5】図4に示した一例のRCAピンプラグ内に設け
たグランド用枠を示した斜視図である。
【図6】図4に示した一例のRCAピンプラグをRCA
ピンジャックから外した時に、特殊工具を用いてRCA
ピンプラグを初期状態に戻す場合を説明するために模式
的に示した図である。
【図7】他例の構造に形成したRCAピンプラグの構成
及び動作を説明するために模式的に示した図であり、
(a)はRCAピンプラグの初期状態を示し、(b)は
RCAピンプラグをRCAピンジャックに差し込んだ状
態を示し、(c)はRCAピンプラグをRCAピンジャ
ックから外した状態を示した図である。
【図8】図7に示した他例のRCAピンプラグ内に設け
たグランド用枠を示した斜視図である。
【図9】図7に示した他例のRCAピンプラグをRCA
ピンジャックから外した時に、特殊工具を用いてRCA
ピンプラグを初期状態に戻す場合を説明するために模式
的に示した図である。
【図10】図4に示した一例のRCAピンプラグ内に設
けた信号用プラグ部を改良した図であり、(a)はRC
Aピンプラグを通常に使用する場合を示し、(b)はR
CAピンプラグの信号用プラグ部を加熱した場合を示し
た図である。
【図11】従来のアナログコピープロテクトシステムを
説明するために模式的に示した構成図である。
【符号の説明】
10…アナログコピープロテクトシステム、20…暗号
化情報解読用アダプタ、21…アダプタ筐体、22…暗
号化されたディジタル・映像信号、23…ディジタル入
力端子、24…信号処理回路、25…暗号解読部、27
…D/A変換部、28…暗号を解かれたアナログ・映像
信号、29…信号線、30,31…ケーブル、32〜3
4…RCAピンプラグ、35…ACコネクタ、36…電
源線、37…電力計(又は電流計)、38…基準値、3
9…比較器、40…AC/DC回路、41…スイッチ、
42…AC出力端子、43…パワコード、44〜46…
スイッチ、50…アナログ方式の画像表示装置、51…
装置筐体、52〜54…RCAピンジャック、55…パ
ワーコード。
フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 BA26 DA10 5C064 BA01 BC20 BC22 BD16 5J104 AA01 AA08 AA15 BA03 PA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暗号化されたディジタル・映像信号をア
    ダプタ筐体内に設けた信号処理回路に入力し、この信号
    処理回路で暗号を解読した後にD/A変換してアナログ
    ・映像信号をアナログ方式の入力端子を持った画像表示
    装置に出力するように構成した暗号化情報解読用アダプ
    タであって、 前記アダプタ筐体にACコネクタとこのACコネクタに
    接続したパワーコードを設け、且つ、前記パワーコード
    をAC供給用のコンセントに差し込むと共に前記画像表
    示装置側のパワーコードを前記ACコネクタに差し込ん
    だ状態で前記画像表示装置の消費電力又は電流値を検出
    する手段を前記アダプタ筐体内設け、前記消費電力又は
    前記電流値が所定の基準値以上の時のみ前記信号処理回
    路を動作させることを特徴する暗号化情報解読用アダプ
    タ。
  2. 【請求項2】 暗号化されたディジタル・映像信号をア
    ダプタ筐体内に設けた信号処理回路に入力し、この信号
    処理回路で暗号を解読した後にD/A変換してアナログ
    ・映像信号をアナログ方式の入力端子を持った画像表示
    装置に出力するように構成した暗号化情報解読用アダプ
    タであって、 前記アナログ・映像信号を出力するために前記アダプタ
    筐体に複数個のRCAピンプラグを設け、且つ、前記複
    数個のRCAピンプラグのうちの1つを前記アダプタ筐
    体の外面に固着させ、且つ、残りのRCAピンプラグは
    ケーブルを介して前記アダプタ筐体外にそれぞれ延出さ
    せて、各RCAピンプラグを前記画像表示装置に前記入
    力端子として取り付けた複数個のRCAピンジャックに
    それぞれ差し込むように構成したことを特徴とする暗号
    化情報解読用アダプタ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の暗号化情報解読用アダプ
    タにおいて、 前記複数個のRCAピンプラグからの各出力信号をスイ
    ッチにより出力順を切り換え可能に構成したことを特徴
    とする暗号化情報解読用アダプタ。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3記載の暗号化情報
    解読用アダプタにおいて、 前記アダプタ筐体の外面に固着させた1つのRCAピン
    プラグを、前記画像表示装置に取り付けた1つのRCA
    ピンジャクに一旦接続した後に取り外した場合には、再
    度の接続を不可能な構造に構成したことを特徴とする暗
    号化情報解読用アダプタ。
  5. 【請求項5】 請求項2〜請求項4のいずれか1項記載
    の暗号化情報解読用アダプタにおいて、 前記アダプタ筐体の外面に固着させた1つのRCAピン
    プラグに引き出し線を外部から半田付けした場合に前記
    引き出し線側に前記アナログ・映像信号が出力されない
    構造にするか、又は、前記アダプタ筐体の外面に固着さ
    せた1つのRCAピンプラグに引き出し線を半田付けで
    きない構造にしたことを特徴とする暗号化情報解読用ア
    ダプタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100636163B1 (ko) 2004-08-27 2006-10-18 삼성전자주식회사 댁내에서 컨텐츠를 송수신하는 시스템
US7571491B2 (en) 2004-02-05 2009-08-04 Panasonic Corporation Television receiver and electronic device

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