JP2003150888A - シミュレーション仲介システム - Google Patents

シミュレーション仲介システム

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JP2003150888A
JP2003150888A JP2001344578A JP2001344578A JP2003150888A JP 2003150888 A JP2003150888 A JP 2003150888A JP 2001344578 A JP2001344578 A JP 2001344578A JP 2001344578 A JP2001344578 A JP 2001344578A JP 2003150888 A JP2003150888 A JP 2003150888A
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computer
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solver
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JP2001344578A
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Sadao Umezawa
貞夫 梅沢
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソルバとコンピュータの稼動率を向上させ、
利用者が、企業機密漏洩を懸念することなく、シミュレ
ーションをソルバとコンピュータの保有者に依頼できる
ようにする。 【解決手段】 コンピュータによるシミュレーションを
行おうとする利用者の端末コンピュータ21と、ソルバ
32を備えたコンピュータ31に接続されたウェブサー
バ33をインターネット1に接続し、管理プログラム1
2を備えたウェブサーバ11をインターネットに接続す
る。ウェブサーバ11は、前記コンピュータ31とソル
バ32のそれぞれについて、利用条件の情報をインター
ネットを介して前記端末コンピュータ21に表示し、利
用者は前記情報に基づいてインターネットを介してシミ
ュレーション用コンピュータを指定し、入力データをウ
ェブサーバ11に送信する。ウェブサーバ11は受信し
た入力データを指定されたシミュレーション用コンピュ
ータに転送して実行を依頼する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、技術系のシミュレ
ーションに係り、特にインタネットを介してシミュレー
ションを依頼する利用者とシミュレーション用コンピュ
ータ保有者を仲介するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】技術系のシミュレーションは対象とする
問題ごとにシミュレーションソフトが異なり、応力解
析、振動解析、熱伝導解析、流れ解析などそれぞれ個別
のプログラムが存在する。ほとんどのプログラムは有限
要素法を用いており、対象とする構造体や領域をメッシ
ュ分割する必要がある。プログラムの入力データはメッ
シュ分割も含めて専用の入力プロセッサで作成するよう
になっており、ほとんどの場合入力プロセッサを使わず
に入力データを作成することは困難である。一方、計算
結果は数値の羅列に過ぎず、それを分かり易い図やグラ
フあるいはアニメーションなどにするには、やはり専用
の出力プロセッサが使われる。この場合も出力プロセッ
サを使わずに計算結果を表示することは極めて困難であ
る。そのため技術系のシミュレーションを行う場合は、
複数のプログラムとそれに対応した複数の入出力プロセ
ッサを保有することになる。
【0003】シミュレーションを必要とする機会の少な
い場合は、入力データの作成、シミュレーションの実行
及び計算結果の表示までを一括して請け負う企業に、シ
ミュレーションを依頼することが行われる。
【0004】技術系シミュレーション以外では例えば年
金計算や株価予想などのように、インターネットで計算
するサービスを提供するシステムも行われている。この
場合はシミュレーションソフトはサービス提供者だけが
保有し、利用者はホームページ上の画面からデータを入
力し、計算結果もホームページ上の画面に表示される。
入力データは簡単な数値や文字であることが多く、特に
入力プロセッサを使う必要はない。計算結果は数値や文
字の他、グラフなどの図で表示することも行われている
が、これらはサービス提供者がHTMLやJAVA(登録商
標)などのWeb用言語で記述したものを、利用者の端末
に送信して画面表示している。従って利用者が特別な出
力プロセッサを保有する必要はない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術シミュレーションでは応力解析、振動解析、熱伝導
解析、流れ解析など複数のシミュレーションを必要とす
る場合は、それぞれについてシミュレーションプログラ
ム(以下、ソルバという)と入出力プロセッサを保有し
なければならず、ソルバの使用頻度が低い場合はコスト
パフォーマンスが悪いと言う問題がある。更に、大規模
なシミュレーションにおいては高速大容量のコンピュー
タを保有しなければならず、シミュレーションの実行頻
度が低い場合はコンピュータのコストパフォーマンスが
悪いと言う問題がある。
【0006】シミュレーションを必要とする機会が少な
い個人や企業は、シミュレーションの全体を一括して請
け負う企業にシミュレーションを依頼すれば、ソルバや
入出力プロセッサ及びコンピュータを保有する必要はな
いが、技術上の課題やノウハウなどを依頼先に開示しな
ければならず、企業機密上の問題がある。
【0007】年金計算や株価予想などのように、ソルバ
及び入出力プロセッサに相当する部分とコンピュータを
サービス提供者が保有し、利用者がインターネットを介
してそれを利用する方式では、技術シミュレーションの
ように複雑で大規模な入力データの作成や、出力結果の
表示は不可能である。
【0008】一方、技術シミュレーションを必要とする
個人または組織にはいろいろなレベルがあり、ソルバと
コンピュータをほとんど100%稼動させているソルバとコ
ンピュータの保有者もあれば、あまり稼働率の良くない
ソルバとコンピュータの保有者もあり、更にはシミュレ
ーションを利用したいがソルバやシミュレーションを実
行できるコンピュータを持っていない利用者もあると言
う状況にある。100%近い稼働率のソルバとコンピュータ
の保有者には上記の問題は当てはまらないが、ソルバと
コンピュータを保有しているがその稼働率はそれほど高
くない個人あるいは企業と、ソルバやシミュレーション
を実行できるコンピュータを持っていないがシミュレー
ションを必要としている利用者にとっては上記の問題は
切実である。
【0009】本発明の第1の課題は、ソルバとコンピュ
ータの稼動率を向上させることであり、第2の課題は、
シミュレーションをソルバとコンピュータの保有者に依
頼する利用者が、企業機密漏洩の懸念することなく、シ
ミュレーションをソルバとコンピュータの保有者に依頼
することができるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ある個人ある
いは企業が持っている稼働率の低いソルバ及びシミュレ
ーション用コンピュータを、ソルバあるいはシミュレー
ション用コンピュータを持っていない利用者が一定の条
件の下に利用できるように、両者の間を仲介することに
よって上記の課題を解決するものである。
【0011】本発明では、コンピュータ保有者及び利用
者の存在を前提とし、両者の間を仲介するサービス提供
者が、一つまたはそれ以上の技術シミュレーションソフ
ト及びそれを実行するコンピュータを保有する複数の個
人または組織としての前記コンピュータ保有者と契約
し、一方、サービス提供者は前記ソルバに対応した入出
力プロセッサを保有する複数の個人または組織としての
利用者と契約し、コンピュータ保有者のソルバとコンピ
ュータを一定の条件の下に利用者に利用させるシステム
をインターネット上に用意する。コンピュータ保有者は
利用者がソルバとコンピュータを利用する上で必要十分
な情報と条件をサービス提供者に開示し、サービス提供
者は複数のコンピュータ保有者のコンピュータの情報と
利用条件をインターネット上で利用者に公開する。利用
者はそれを閲覧し、自分の条件を満足できるコンピュー
タが見つかればインターネットを介してサービス提供者
にシミュレーション用の入力データを送り、シミュレー
ションを依頼する。
【0012】利用者はコンピュータ保有者に直接もしく
はサービス提供者を介してソルバ及びコンピュータの利
用料を支払い、サービス提供者にはサービス利用料を支
払う。また、コンピュータ保有者はサービス提供者にサ
ービス利用料を支払う。これにより、利用者は個々のソ
ルバやシミュレーション用コンピュータを保有すること
なしに、何時でも必要なソルバとコンピュータを利用す
ることができる。一方、コンピュータ保有者は稼働率の
低いソルバとコンピュータを利用させることで、稼働率
を高めコストパフォーマンスを上げることができる。ま
た、シミュレーションを実行するための必要な入力デー
タの生成、出力データの利用可能な形態への変換を利用
者が自身で行うので、利用者の企業機密漏洩の恐れをな
くすことができる。
【0013】また、本発明は応力解析、振動解析、熱伝
導解析、流れ解析など、複数のソルバに対応した一つの
入出力プロセッサを利用者に提供し、利用者はその入出
力プロセッサの利用料をサービス提供者に支払うことを
もう一つの特徴とする。これにより利用者はソルバごと
に個別の入出力プロセッサを保有する必要がなく、コス
トが削減できる。
【0014】上記課題を達成する本発明の第1の手段
は、コンピュータによるシミュレーションを行おうとす
る利用者と、シミュレーションを行うコンピュータプロ
グラムおよび該プログラムを実行できるシミュレーショ
ン用コンピュータをもつコンピュータ保有者とを、イン
ターネットに接続されたコンピュータであるウェブサー
バを用いて仲介し、前記シミュレーション用コンピュー
タの中から希望するシミュレーションを実行できるコン
ピュータを利用者に紹介するシミュレーション仲介シス
テムにおいて、前記ウェブサーバを、前記コンピュータ
保有者がもつシミュレーション用コンピュータそれぞれ
について、実行可能なシミュレーションの内容を含む利
用条件の情報をインターネットを介して読み出すことが
できる形式で格納する機能と、利用者が前記情報に基づ
いてインターネットを介して指定したシミュレーション
用コンピュータに、前記利用者から受信したシミュレー
ションのための入力データを転送してシミュレーション
の実行を依頼する機能と、を備えたものとすることを特
徴とする。
【0015】本発明の第2の手段は、前記第1の手段に
おいて、前記ウェブサーバを、前記利用者に、利用者が
依頼したシミュレーション用コンピュータの前記利用条
件に基づいて算出されたシミュレーションプログラムと
シミュレーション用コンピュータの利用料と、シミュレ
ーション仲介システムの利用料とを請求する手続きを、
前記コンピュータ保有者にシミュレーション仲介システ
ムの利用料を請求する手続きを、それぞれ実行する機能
を備えたものとすることを特徴とする。
【0016】本発明の第3の手段は、前記第1または第
2の手段において、前記ウェブサーバが、入出力プロセ
ッサを複数のシミュレーションプログラムに対応した入
出力プロセッサを保有し、使用期間が限定されたらイン
ターネットを介して利用者のコンピュータにダウンロー
ドできる形で格納していることを特徴とする。
【0017】本発明の第4の手段は、前記第1〜第3の
いずれかの手段において、前記利用条件が、各シミュレ
ーション用コンピュータの過去一定期間の稼働率の変動
データを含んでなることを特徴とする。
【0018】本発明の第5の手段は、前記第4の手段に
おいて、前記ウェブサーバが、各シミュレーション用コ
ンピュータの過去一定期間の稼働率の変動データを分析
して、各シミュレーション用コンピュータごとに利用者
が依頼する予定のシミュレーションが終了する時刻と利
用料金を予測し、その予測時刻と予測利用料金を前記利
用者に提示し、利用者はそのデータを参考にして利用す
るシミュレーション用コンピュータを選択できるように
する機能を備えることを特徴とする。
【0019】本発明の第6の手段は、前記第4の手段に
おいて、前記ウェブサーバが、各シミュレーション用コ
ンピュータの過去一定期間の稼働率の変動データを分析
して、各シミュレーション用コンピュータごとに利用者
が依頼する予定のシミュレーションが終了する時刻と利
用料金を予測し、その予測結果に基づいてシミュレーシ
ョンの予測終了時刻が最も早く予測利用料金が最も低い
計算機にジョブを実行させる機能を備えることを特徴と
する。
【0020】本発明の第7の手段は、前記第1〜6のう
ちのいずれかの手段において、前記ウェブサーバが、利
用者が依頼するシミュレーションについてその優先度を
設定するための画面をインターネットを介して読み出す
ことができる形式で格納し、入力データを指定されたコ
ンピュータに転送する際に、利用者が設定した優先度を
同時に転送することを特徴とする。
【0021】本発明の第8の手段は、前記第7の手段に
おいて、前記ウェブサーバが、利用者が指定した優先度
が高いほど高額のシミュレーション仲介システムの利用
料を請求するよう構成されてことを特徴とする。
【0022】本発明の第9の手段は、前記第1〜8の手
段において、シミュレーション用コンピュータ及びその
周辺機器は、それらに入力された利用者のデータにコン
ピュータ保有者がアクセスできないようにしてあること
を特徴とする。
【0023】本発明の第10の手段は、コンピュータに
よるシミュレーションを行おうとする利用者と、シミュ
レーションを行うコンピュータプログラムおよび該プロ
グラムを実行できるシミュレーション用コンピュータを
もつコンピュータ保有者とを、インターネットに接続さ
れたコンピュータであるウェブサーバを用いて仲介し、
前記シミュレーション用コンピュータの中から希望する
シミュレーションを実行できるコンピュータを利用者に
紹介するシミュレーション仲介方法において、前記利用
者は利用者のコンピュータをインターネットを介して前
記ウェブサーバに接続し、前記ウェブサーバに格納され
た、前記システム保有者がもつシミュレーション用コン
ピュータそれぞれについての実行可能なシミュレーショ
ンの内容を含む利用条件の情報を読み出し、読み出した
情報に基づいて希望するシミュレーション用コンピュー
タを指定し、シミュレーションに必要な入力データをイ
ンターネットを介して前記ウェブサーバに送信し、前記
ウェブサーバは前記利用者から受信したシミュレーショ
ンのための入力データを指定されたシミュレーション用
コンピュータ転送してシミュレーションの実行を依頼す
ることを特徴とする。
【0024】本発明の第11の手段は、前記第10の手
段において、前記ウェブサーバは、前記利用者に、利用
者が依頼したシミュレーションの内容に応じて算出され
たシミュレーションプログラムとシミュレーション用コ
ンピュータの利用料と、シミュレーション仲介システム
の利用料とを請求する手続きを、前記コンピュータ保有
者にシミュレーション仲介システムの利用料を請求する
手続きを、それぞれ実行することを特徴とするシミュレ
ーション仲介方法。
【0025】本発明の第12の手段は、前記第10また
は第11の手段において、前記ウェブサーバは、入出力
プロセッサを複数のシミュレーションプログラムに対応
した入出力プロセッサを保有し、利用者はインターネッ
トを介して利用者のコンピュータを前記ウェブサーバに
接続し、使用期間を限定して前記入出力プロセッサを利
用者のコンピュータにダウンロードし、ダウンロードし
た前記入出力プロセッサを用いてシミュレーションのた
めの入力データを生成することを特徴とする。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態について、図面
を参照して説明する。
【0027】図1は本発明の実施の形態に係るシミュレ
ーション仲介システムの基本的な枠組みを示す。図示の
システムは、それぞれインターネット1に接続されたサ
ービス提供者システム(以下Aシステムと呼ぶ)10、ソ
ルバ利用者システム(以下Bシステムと呼ぶ)20及びコ
ンピュータ保有者システム(以下ソルバ保有者システム
あるいはCシステムと呼ぶ)30からなり、インターネッ
ト1を介して相互に情報とデータの授受を行うことがで
きるようになっている。Bシステム及びCシステムは、
それぞれ複数であるが、図ではそれぞれ一つのシステム
のみを記載してある。
【0028】Aシステム10は、シミュレーション仲介シ
ステムを管理するシステムであり、管理プログラム12を
搭載したコンピュータであるWebサーバ(以下、ウェブ
サーバという)11を備え、Bシステム20から送信される
セキュリティ情報(ユーザID,パスワードなど)など
の管理を実行するとともに、Cシステム30から送信され
る稼動情報を分析してWebブラウザ(以下、ウェブブラ
ウザという)23で閲覧できる形態で保存する。
【0029】Bシステム20は、ソルバに対応する入出力
プロセッサ22及び ウェブブラウザ23を搭載したコンピ
ュータ21を備え、利用者(以下、ソルバ利用者)は入出
力プロセッサ22を使ってシミュレーションの実行に必要
なジョブ入力データを作成し、ウェブブラウザ23のデー
タ送信画面からAシステム10のウェブサーバ11に送信す
る。ソルバ利用者はまた、ウェブブラウザ23に表示され
るCシステム30の稼動情報を閲覧して、最も条件の良い
ところを選択してその情報とセキュリティ情報及び後述
するジョブ優先度データを、ジョブ入力データとともに
前記ウェブブラウザ23からAシステム10のウェブサーバ
11に送信する。なお、以下の説明では、一つの作業単位
となる一連の技術シミュレーションをジョブと呼ぶ。つ
まり、ソルバ利用者のシミュレーションの依頼は、ジョ
ブ単位で行われる。
【0030】Cシステム30は、ソルバ32を搭載したコン
ピュータ31と、入出力プロッセサ35を搭載したコンピュ
ータ34及びその入出力データやコンピュータ31の稼動情
報などを制御するウェブサーバ33を含んで構成されてい
る。
【0031】Aシステム10のウェブサーバ11は、Bシス
テム20から送信された入力データとそれに付随する情報
を受け取り、セキュリティ情報をチェックして正当な
(予め登録された)利用者であれば利用者が選択したコ
ンピュータ保有者(以下、ソルバ保有者)のCシステム
30に入力データとセキュリティ情報及び後述するジョブ
優先度データを転送する。
【0032】Cシステム30のウェブサーバ33は、コンピ
ュータ31の稼動情報をチェックし、計算(シミュレーシ
ョン)実行が可能であれば受け取った入力データをコン
ピュータ31に転送して計算実行を指示するとともに、計
算の進行状況を常時チェックする。前記入力データは、
シミュレーションの実行に必要なデータや指示を含んで
おり、システム保有者による処理を要しないので、ソル
バ利用者の意図や技術課題などがシステム保有者に伝わ
る恐れがない。計算が完了すればウェブサーバ33はコン
ピュータ31から計算結果を受け取り、Aシステム10のウ
ェブサーバ11に転送する。もちろん内部ユーザのジョブ
の場合は、ウェブサーバ11への転送は行われない。
【0033】ウェブサーバ11は計算が完了した時点でそ
の情報をウェブブラウザ23で閲覧できる形態で保存す
る。ソルバ利用者は必要に応じてウェブブラウザ23を閲
覧し、計算が完了していればウェブサーバ11に計算結果
の転送指示をセキュリティ情報とともに送る。ウェブサ
ーバ11は転送指示を受けるとセキュリティ情報をチェッ
クし、該当するジョブの正当な依頼者であればソルバ利
用者に計算結果のダウンロードを許し、ソルバ利用者は
ウェブブラウザ23を介して計算結果をコンピュータ21に
ダウンロードする。ソルバ利用者はダウンロードした計
算結果を入出力プロセッサ22によって処理し、必要な出
力図やグラフなどとして表示させる。
【0034】一方、ウェブサーバ11は当該計算に要した
コンピュータ31の実行時間などに関する情報をウェブサ
ーバ33から受け取り、それを管理プログラム12で処理し
てソルバの利用料金を算出し、併せてサービス提供シス
テムの利用料金を算出してソルバ保有者とソルバ利用者
にメールで通知する。利用者に請求されるシステムの利
用料金とソルバ保有者に請求されるシステムの利用料金
は、それぞれ別の基準で算出される。ソルバ利用者はソ
ルバ利用料金をソルバ保有者に支払い、システム利用料
金をサービス提供者に支払う。ソルバ保有者はシステム
利用料金をサービス提供者に支払う。
【0035】次に個々のシステムについて図を用いてよ
り詳細に説明する。
【0036】図2〜図6は、Bシステム20のコンピュータ
21のウェブブラウザ23画面の例を示す。ソルバ利用者が
ウェブブラウザ23を開くと、まず図2に示す解析選択画
面が表示される。画面のメニュー42には解析の種類が表
示され、実行しようとする解析に対応する選択ボタン41
をクリックすると、図3のようなソルバ選択画面が表示
される。例えば応力解析のシミュレーションを行う場合
でも、いろいろな種類の解析方法があり、解析方法に適
したソルバがある。ソルバ選択画面は意図する解析に適
したソルバを選択するための画面である。
【0037】ソルバ選択画面には、先の画面で選択され
た解析に対応した複数のソルバを示すメニュー44が、対
応する選択ボタン43とともに表示される。メニュー44
に表示されるソルバはサービス提供者と契約したソルバ
保有者の保有するソルバである。いずれかのソルバを選
んで対応する選択ボタン43をクリックすると、選択され
たソルバを装備したコンピュータに関する情報が図4に
示すコンピュータ選択画面(I)のように表示される。
【0038】図の例では、コンピュータの主要な性能、
過去一定期間の稼働率及び単位時間当たりの利用料金な
どが示される一覧表45と、コンピュータの選択方法が示
されたメニュー47及びメニュー47を選択するためのボタ
ン46が表示される。ボタン46をクリックしてメニュー47
の中の一つを選択するようになっている。
【0039】メニュー47は、「お任せ」、「稼働率」、
「時間と料金」から選ぶようになっている。「お任せ」
を選択するとウェブサーバ11はまず、入力データのサイ
ズの入力を求める画面を表示する。利用者が入力データ
のサイズ(例えば分割された要素の数)を入力すると、
ウェブサーバ11は、入力データのサイズ、候補コンピュ
ータの過去一定期間の稼働率の変化、コンピュータの性
能、単位時間当たりの利用料金などを元にして、計算終
了時刻と利用料金を予測し、計算終了時刻が早く、利用
料金が安いコンピュータを選択する。
【0040】ボタン46の「稼働率」をクリックすると、
画面が図5のように切り替わり、各コンピュータの過去
一定期間の稼働率の変化を表示するグラフ48が示され
る。画面をスクロールすれば他のコンピュータの稼働率
の変化を表示するグラフを見ることができる。また、ボ
タン46の「時間と料金」をクリックすると、画面が図6
のように切り替わり、ウェブサーバ11が予測した各コン
ピュータごとの予想所要時間と料金を示すグラフ49が表
示される。ソルバ利用者は図5または図6の情報を見て、
利用コンピュータを選択する。
【0041】利用するコンピュータが決まったらコンピ
ュータ選択画面(I)に戻り、一覧表45の、A,B,C
のいずれかをクリックすればよい。コンピュータを選択
することは、すなわち、複数のCシステムの中から、一
つのCシステムを選択することになる。
【0042】以上のようにソルバ利用者システム(Bシ
ステム)20には、通常のウェブブラウザ23と入出力プロ
セッサ22とそれが稼動するコンピュータ21があればよ
い。一般に入出力プロセッサ22は通常のグラフィックス
端末で稼動するので、高価な計算用コンピュータを準備
する必要がない。
【0043】次にソルバ保有者システム(Cシステム)3
0について説明する。基本的には、コンピュータ毎にソ
ルバ保有者システムが形成されるが、同じソルバ保有者
が複数のコンピュータを保有する場合は、一つのCシス
テムに複数のコンピュータがある構成としてもよい。
【0044】コンピュータ31は、ソルバ32が稼動できる
だけのメモリと処理速度を備えた、技術計算用コンピュ
ータである。一方、コンピュータ34はコンピュータ21と
同様に入出力プロセッサ35が稼動するだけの性能があれ
ばよい。ソルバ保有者は自己の通常の業務で技術シミュ
レーションが必要な場合は、コンピュータ34と入出力プ
ロセッサ35を使って入力データを作成し、それをコンピ
ュータ31に送って計算させ、計算結果をコンピュータ34
に取り込んで入出力プロセッサ35により結果の図やグラ
フを表示させる。
【0045】なお、以下の説明では、一つの作業単位と
なる一連の技術シミュレーションをジョブと呼び、ソル
バの利用料金やシミュレーション仲介システムの利用料
金はジョブ単位で算定される。ソルバ保有者が自己の通
常の業務で技術シミュレーションを行う場合、その技術
シミュレーションを内部ユーザのジョブと呼ぶ。
【0046】ウェブサーバ33はコンピュータ31に接続さ
れ、常時コンピュータ31の稼動状況データを取り込むよ
うにプログラミングされる。図7にウェブサーバ33の内
部構成を示す。ウェブサーバ33は、コンピュータ31に
接続された出力データ一時保存部312、稼動情報入力部3
14及びジョブ制御部313と、稼動情報入力部314に接続さ
れた稼動情報保存部309と、インターネット1に接続さ
れたセキュリティ判別部306、入力データ一時保存部307
及びジョブ優先度判定部310と、セキュリティ判別部306
に接続された内部ユーザ識別データファイル308と、内
部ユーザ識別データファイル308に接続されたサービス
利用ユーザ識別データファイル311と、を含んで構成さ
れている。前記出力データ一時保存部312と稼動情報保
存部309はそれぞれインターネット1に接続され、入力
データ一時保存部307はジョブ制御部313に接続されてい
る。また、セキュリティ判別部306は、前記出力データ
一時保存部312と稼動情報保存部309と入力データ一時保
存部307へのインターネット1からの入力データを監視
し、ジョブ優先度判定部310は、入力データ一時保存部3
07からジョブ制御部313への入力データを監視するよう
になっている。
【0047】以下、ウェブサーバ33の動作を説明する。
【0048】サービス提供者システム(Aシステム)10
は、Bシステム20からインターネット1を介して受信し
たソルバ利用者のセキュリティ情報(ユーザIDとパスワ
ード303)、ジョブ入力データ302及びジョブ優先度デー
タ301を、インターネット1を介してCシステム30へ送信
する。セキュリティ判別部306はCシステム30で受信さ
れたそれらデータのうちのユーザID/パスワード303を
取りこみ、内部ユーザ識別データファイル308及びサー
ビス利用ユーザ識別データファイル311のデータと照合
して、受信したユーザID/パスワード303が予め登録さ
れた本サービスの利用者のものであるか否かを判別す
る。サービス利用者のものであると確認されると、同時
に受信したジョブ入力データ302は入力データ一時保存
部307に取りこまれて保存され、ジョブ優先度データ301
はジョブ優先度判定部310に取り込まれて内部ユーザ
(ソルバ保有者)のジョブ及び他のソルバ利用者のジョ
ブの優先度と比較され、どちらの優先度が高いか、判別
される。当該ジョブより優先度の高いジョブが処理され
ると、当該ジョブの優先度が次第に高くなり、当該ジョ
ブの優先度が最高になったら、ジョブ制御部313は当該
ジョブのジョブ入力データ302をコンピュータ31に入力
する。ジョブ制御部313は常時コンピュータ31における
当該ジョブの進捗状況を監視し、ジョブが完了したら計
算結果を出力データ一時保存部312に保存する。
【0049】なお、上記手順では、セキュリティ判別部
306が受信されたユーザID/パスワード303を取りこみ、
予め登録された本サービスの利用者のものであるか否か
を判別するが、AシステムからCシステム30へはユーザ
ID/パスワード303は送信せず、ジョブ入力データ302及
びジョブ優先度データ301にジョブ毎の一貫番号(ジョ
ブナンバー)を付して送信するようにしてもよい。この
場合、Aシステム10がBシステム20からジョブ入力デー
タ302及びジョブ優先度データ301を受信した段階でジョ
ブ毎の一貫番号(ジョブナンバー)が付され、以後のA
システム10とCシステム30の間の通信におけるジョブの
識別は、ジョブナンバーを用いて行われる。
【0050】あるジョブの実行中に内部ユーザのジョブ
が入力された場合は、実行中のジョブと内部ユーザのジ
ョブの優先度をジョブ優先度判定部310が判定し、内部
ユーザのジョブの優先度が高い場合は、ジョブ制御部31
3が実行中のジョブの実行を一時停止して内部ユーザの
ジョブを実行し、前記一時停止したジョブの優先度が最
高になったら再び前記一時停止したジョブの実行を開始
する。
【0051】稼動情報入力部314はコンピュータ31の稼
動状況を常時監視し、その情報を稼動情報保存部309に
保存する。稼動情報の中には個々のジョブの進捗情報も
含まれる。Aシステム10からはインターネット1を介して
コンピュータ31の稼動情報送信要求304が送られる。そ
の要求がサービス提供者のものであることをセキュリテ
ィ判別部306で識別したら、稼動情報保存部309のデータ
がインターネット1を介してAシステム10に送られる。
【0052】さらに、Aシステム10からはインターネッ
ト1を介して計算結果送信要求305が当該ジョブのユーザ
ID/パスワード303とともにCシステム30に送られる。
セキュリティ判別部306は、その要求に添付されたユー
ザID/パスワード303が当該ジョブを依頼したソルバ利
用者のものであるかどうかを判断し、当該ジョブを依頼
したソルバ利用者のものであると識別されたら、出力デ
ータ一時保存部312の解析結果のデータがインターネッ
ト1を介してAシステム10に送られる。
【0053】ウェブサーバ33の内部機能は本発明に係る
専用の機能であるから、サービス提供者はソルバ保有者
と契約する時点で図7に示した機能を持つソフトウェア
をソルバ保有者に提供し、ソルバ保有者の保有するウェ
ブサーバ33の内部セグメントに搭載して貰う。この内部
セグメントに搭載される全てのファイルには、サービス
提供者以外の者がアクセスできないように保護がかけら
れる。これにより、このシステムを利用してコンピュー
タ31に送られるソルバ利用者のジョブ入力データ302
と、その計算結果出力データについては、この内部セグ
メントに保存されている限り、ソルバ保有者がアクセス
することはできない。これらの機能は特別のものではな
いので、ソルバ保有者は通常のレベルのウェブサーバを
用意するだけでよい。
【0054】なお、ソルバ保有者が自分の業務としてシ
ミュレーションを行う場合は、入力データは入出力プロ
セッサ35、コンピュータ34を経てコンピュータ31に投入
され、出力データは逆にコンピュータ31からコンピュー
タ34、入出力プロセッサ35を経て出力されるから、ソル
バ保有者はウェブサーバ33にかけられた保護と関係なく
シミュレーションの結果を取り出すことができる。
【0055】次にサービス提供者システム(Aシステ
ム)10について図8を参照して説明する。Aシステム10
は、インターネット1に接続された稼動情報出力部105、
出力データ一時保存部109、セキュリティ判別部106、入
力データ一時保存部107、稼動情報保存部110、請求書出
力部104、113と、セキュリティ判別部106に接続された
サービス利用ユーザ識別データファイル108と、を含ん
で構成されている。請求書出力部104、113は、前記稼動
情報保存部110にも接続されている。また、稼動情報出
力部105は稼動情報保存部110に接続され、セキュリティ
判別部106は、入力データ一時保存部107に入力されるデ
ータを監視している。
【0056】以下、Aシステム10の動作を図8を参照し
て説明する。サービス提供者は複数のソルバ保有者と契
約すると、各ソルバ保有者に、Cシステムをそれぞれ構
築してもらう。システムが稼動を始めると、Aシステム
10から各Cシステム30に対してコンピュータ31の稼動情
報送信要求111が出力される。各Cシステム30からイン
ターネット1を介して送られてくる稼動情報データ115
は、稼動情報保存部110に保存される。稼動情報保存部1
10に保存された情報は稼動情報出力部105において処理
され、ウェブブラウザ23で閲覧できる情報として出力さ
れる。
【0057】ソルバ利用者はその情報を閲覧して利用コ
ンピュータを指定し、ジョブ入力データ102、ジョブ優
先度データ101及びユーザID/パスワード103をAシステ
ム10に送る。Aシステム10はセキュリティ判別部106でユ
ーザID/パスワード103とサービス利用ユーザ識別デー
タファイル108のデータを照合し、登録されたユーザで
あれば、ジョブ入力データ102とジョブ優先度データ101
を入力データ一時保存部107に保存する。ソルバ利用者
が指定したコンピュータが利用可能な状況であれば、A
システム10は、入力データ一時保存部107からジョブ入
力データ102、ジョブ優先度データ101及びユーザID/パ
スワード103をCシステム30に送信する。
【0058】Cシステム30から送られる稼動情報データ1
15から、当該ジョブの完了が確認されたら、Aシステム1
0は計算結果送信要求112をCシステム30へ送る。それに
基づいてCシステム30から送られる計算結果出力データ1
14は出力データ一時保存部109に保存される。ジョブの
進行状況は、Bシステム20のウェブブラウザ23で稼動
情報出力部105からユーザID/パスワード103を用いれば
常時読み出すことが可能になっている。ソルバ利用者は
それによって当該ジョブの完了を確認すれば、ユーザID
/パスワード103を添付して計算結果出力データ114の送
信を要求する。Aシステム10はそれに基づいて計算結果
出力データ114をBシステム20に送信する。
【0059】以上の一連の作業が終了すると、稼動情報
保存部110のデータに基づいて、請求書出力部104及び11
3が、ソルバ利用者のソルバ及びコンピュータの利用料
金Xと、サービス利用料金Y及びソルバ保有者のサービス
利用料金Zを算出して請求書をそれぞれに送信する。ソ
ルバ利用者はソルバ及びコンピュータの利用料金Xをソ
ルバ保有者に支払い、サービス利用料金Yをサービス提
供者に支払う。また、ソルバ保有者はサービス利用料金
Zをサービス提供者に支払う。この場合、Bシステムす
なわちソルバ利用者が接触する相手は常にAシステムす
なわちサービス提供者であるから、ソルバ利用者はソル
バ及びコンピュータの利用料金Xとサービス利用料金Yの
双方をサービス提供者に支払い、サービス提供者がソル
バ及びコンピュータの利用料金Xをソルバ保有者に支払
うようにしてもよい。
【0060】インターネット1を介して、Aシステム,Bシ
ステム及びCシステムを上記のように配置したことによ
り、ソルバ利用者は直接ソルバ保有者のコンピュータ31
にアクセスできないので、ソルバ保有者の機密をソルバ
利用者から隔離し、セキュリティを保つことができる。
【0061】次にソルバ利用者のジョブの優先度の処理
について説明する。優先度には、同一コンピュータに対
して複数のソルバ利用者からのジョブ入力要求があった
場合に、どのジョブを優先するかに関するものと、同一
コンピュータに対してソルバ利用者のジョブとソルバ保
有者のジョブのどちらを優先するかに関するものがあ
る。本実施の形態においては、図4、図5、あるいは図
6に示すコンピュータ選択画面でコンピュータが選択さ
れたら、ソルバ利用者のウェブブラウザ23が表示する画
面に、図9に示すジョブ優先度選択画面が表示される。
ソルバ利用者は画面に表示された優先度を選択する。
【0062】ジョブ入力優先度50は、同一のコンピュー
タにジョブ入力を要求する複数のソルバ利用者があっ
て、それらがコンピュータの利用可能な状態を待ってい
る場合に、ジョブ相互間の優先順位を決めるものであ
る。サービス提供者に対して割り増し料金を支払い、高
いジョブ入力優先度とすることで、待ちの順番を繰り上
げることを可能としてある。ソルバ利用者は優先度説明
51に従って希望する優先度をプルダウンメニュー52から
選択する。
【0063】標準は優先度3で、この場合は入力要求が
あった順番に従ってジョブを入力する。最高は優先度1
で、ジョブ入力要求があった時点で待ちの順番を1位に
設定する。この順番はその後優先度1のジョブ入力要求
があっても変わらず、後から優先度1を選択したジョブ
はそれ以前の優先度1のジョブの次ぎになる。最低は優
先度5で、この場合はジョブ入力要求があった時点で待
ちの順番を最下位に設定する。つまり、同じ優先度の場
合は、ジョブ入力要求が早いほうが速い順番になる。
【0064】サービス提供者に支払うサービス利用料金
は、優先度3が標準料金で、優先度1は割り増し、優先
度5は割り引き料金が設定される。これらのジョブ優先
度の処理は、図8においてジョブ優先度データ101に基
づいて行われる。
【0065】一方、ジョブ実行優先度53は、コンピュー
タに入力されたジョブと、コンピュータ及びソルバの保
有者が入力するジョブ(内部ユーザのジョブ)の優先度
を、ソルバ保有者に対して割り増し料金を支払うこと
で、変更できるようにするものである。ソルバ利用者は
優先度説明54に従って希望する優先度をプルダウンメニ
ュー55から選択する。標準は優先度3で、この場合は常
にソルバ保有者のジョブが優先される。ソルバ保有者の
ジョブが入力されると、たとえソルバ利用者のジョブが
実行中であっても、ジョブを一時中断してソルバ保有者
のジョブが実行される。最高は優先度1で、ジョブ入力
要求があった時点で実行中のソルバ保有者のジョブが完
了したら直ちにソルバ利用者のジョブが実行に入り、完
了するまで中断されない。ソルバ保有者に支払うソルバ
及びコンピュータ利用料金は優先度3が標準料金で、優
先度1を選択すると割り増し料金が設定される。
【0066】上記のようにジョブ優先度を選択できるよ
うにしたことで、ソルバ利用者は必要に応じて割り増し
料金を払うことでジョブの実行を早めることができる。
一方、ソルバ保有者は通常の場合は自分のジョブを優先
して実行でき、どうしても速く結果の欲しいソルバ利用
者がいる場合は割り増し料金を貰ってそちらを優先させ
ることができる。これらのジョブ優先度処理は、図7に
おいてジョブ優先度データ301をジョブ優先度判定部310
で判断することにより行われる。
【0067】本実施の形態によれば、ソルバ利用者は高
価なソルバを保有することなく、必要な時のみあたかも
ソルバを保有しているかのように、ソルバを利用して技
術シミュレーションができる。また、同様にソルバ利用
者は高価な高性能コンピュータを保有することなく、必
要な時のみあたかも高性能コンピュータを保有している
かのように、コンピュータを利用して技術シミュレーシ
ョンができる。ソルバ利用者はまた、複数のソルバ及び
コンピュータ保有者の中から、自らの技術シミュレーシ
ョンに最も適したものを選択できる。また、シミュレー
ションの入力データはソルバ利用者が自身で作成し、出
力データの利用可能な形態への変換も利用者が行うの
で、シミュレーションの入出力データにコンピュータ保
有者がアクセスする機会はなく、かつ、ウェブサーバ33
の入出力データにはコンピュータ保有者がアクセスでき
ないようになっているので、ソルバ利用者の企業機密漏
洩の懸念もない。
【0068】本実施の形態によれば、ソルバ保有者はソ
ルバとシミュレーションを実行する高性能コンピュータ
を外部の利用者に利用させることによって、ソルバとコ
ンピュータの稼働率を高く維持することができ、かつ利
用料を得ることができる。また、サービス提供者はソル
バやシミュレーションが可能な高性能コンピュータを保
有することなく、技術シミュレーションの仲介サービス
と言う新しいシステムを実現することができる。
【0069】本発明の第2の実施の形態を図10を参照
して説明する。第2の実施の形態が前記第1の実施の形
態と異なるのは、サービス提供者において複数のソルバ
に対応した入出力プロセッサをソルバ利用者に提供し、
ソルバ利用者はそれを用いてジョブ入力データ102の作
成、計算結果データの利用可能な形態への変換を行う点
である。他の構成は前記第1の実施の形態と同じなので
説明を省略する。ソルバ利用者は、サービス提供者に入
出力プロセッサの使用料を支払う。
【0070】図10は技術シミュレーションの一般的な手
順を示すものである。まず解析対象の形状モデル作成50
2があり、そのモデルについてメッシュ分割503が行われ
る。次にメッシュ分割503で作成された要素について材
料特性などの要素属性定義504が行われる。次にモデル
の固定条件や荷重分布あるいは周囲温度条件などの境界
条件定義505が行われる。最後に解析の初期条件、時間
ステップなどの解析条件設定506が行われてソルバに必
要な全てのデータが作成される。ここに示した手順502
〜506とその内容の大部分はソルバの種類によらず共通
である。
【0071】一方、ソルバが要求する入力データは、そ
のフォーマットや順序などがソルバごとに異なってい
る。そこで、手順502〜506で作成されたデータをソルバ
入力データ変換プログラム507で変換することにより、
ソルバの実行ステップ508にデータを引き渡すことがで
きる。従って手順502〜506の部分を、複数のソルバに共
通のプロセッサとしてプログラム化することが可能であ
る。このプログラム化された共通のプロセッサに、この
共通のプロセッサで作成されたデータを個々のソルバの
ジョブ入力データに変換する機能を設けることにより、
複数のソルバに対応した入力プロセッサ501を作ること
ができる。
【0072】一方、ソルバの実行結果は出力データとし
てファイルに書き込まれるが、この場合も出力データの
フォーマットや順序はソルバによって異なる。しかし、
計算結果をどのような形式で表現するかについては、ソ
ルバによらず共通であり、結果の物理量を分布図510や
ベクトル図511、時刻暦グラフ512あるいは部材の変形状
態をシミュレーションした場合の部材の変形状態を示す
変形図513などの利用可能な形態に表示するのが一般的
である。そこで、ソルバの実行結果を共通のフォーマッ
トや順序に変換する、計算結果データ変換プログラム50
9を用意することで、複数のソルバの計算結果を共通に
処理する出力プロセッサ502を作ることができる。この
ようにサービス提供者が入力プロセッサ501と出力プロ
セッサ502を統合した入出力プロセッサ50を用意してソ
ルバ利用者に提供すれば、ソルバ利用者は利用したいソ
ルバごとに専用の入出力プロセッサを購入する必要が無
く、技術シミュレーションに必要なコストを低く押さえ
ることができる。
【0073】Aシステム10には、入出力プロセッサ50
を格納するとともにソルバ利用者によって指定された使
用期間を入出力プロセッサ50に設定するプログラムを備
えた演算手段が設けてある。つまり、指定された使用期
間が経過すると、入出力プロセッサ50は動作を停止する
ように設定される。入出力プロセッサ50は、ソルバ利用
者により使用期間が指定され、かつ指定された使用期間
に対応する使用料の支払いが了承されると、インターネ
ット1を介してBシステムのコンピュータ21にダウン
ロードできるようになっている。なお、ソルバ利用者が
指定する使用期間は、予めサービス提供者が定めた日数
を超えることができないようにしておくことが望まし
い。
【0074】ソルバ利用者は、技術シミュレーションの
前段階としてジョブ入力データを作成するが、その際、
Aシステム10にアクセスして前記入出力プロセッサ50
を使用期間を指定してダウンロードし、ダウンロードし
た入出力プロセッサ50を用いてジョブ入力データを作成
する。計算結果データを入手したら、その時点で再度前
記入出力プロセッサ50を使用期間を指定してダウンロー
ドし、利用可能な出力形態に変換すればよい。ダウンロ
ードされる入出力プロセッサ50は指定された使用期間を
過ぎると使用不可能になるようにプログラムされ、サー
ビス提供者は、前記指定された使用期間に応じて、入出
力プロセッサ50の使用料をソルバ利用者に請求すればよ
い。
【0075】本実施の形態によれば、前記第1の実施の
形態の効果に加え、ソルバ利用者はソルバごとに個別の
入出力プロセッサを保有する必要がなくなり、費用負担
が軽減できるだけでなく、複数の異なる入出力プロセッ
サの使い方を習得する必要がない。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、シミュレーションプロ
グラム(ソルバ)とシミュレーション用コンピュータの
稼動率を向上させることが可能になると共に、シミュレ
ーションをソルバとコンピュータの保有者に依頼する利
用者が、企業機密漏洩の懸念することなく、シミュレー
ションを依頼することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシミュレーシ
ョン仲介システムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す実施の形態でソルバ利用者のウェブ
ブラウザ画面に表示される解析選択画面の例を示す平面
図である。
【図3】図1に示す実施の形態でソルバ利用者のウェブ
ブラウザ画面に表示されるソルバ選択画面の例を示す平
面図である。
【図4】図1に示す実施の形態でソルバ利用者のウェブ
ブラウザ画面に表示されるコンピュータ選択画面の第1
の例を示す平面図である。。
【図5】図1に示す実施の形態でソルバ利用者のウェブ
ブラウザ画面に表示されるコンピュータ選択画面の第2
の例を示す平面図である。
【図6】図1に示す実施の形態でソルバ利用者のウェブ
ブラウザ画面に表示されるコンピュータ選択画面の第3
の例を示す平面図である。
【図7】図1に示す実施の形態の部分の詳細を示すブロ
ック図である。
【図8】図1に示す実施の形態の他の部分の詳細を示す
ブロック図である。
【図9】図1に示す実施の形態でソルバ利用者のウェブ
ブラウザ画面に表示されるジョブ優先度選択画面を示す
平面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る入出力プロセ
ッサの構成を説明するブロック図である。
【符号の説明】
1 インターネット 10 サービス提供者システム 11 ウェブサーバ 12 管理プログラム 20 ソルバ利用者システム 21 コンピュータ 22 入出力プロセッサ 23 ウェブブラウザ 30 ソルバ保有者システム 31 コンピュータ 32 ソルバ 33 ウェブサーバ 34 コンピュータ 35 入出力プロセッサ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータによるシミュレーションを
    行おうとする利用者と、シミュレーションを行うコンピ
    ュータプログラムおよび該プログラムを実行できるシミ
    ュレーション用コンピュータをもつコンピュータ保有者
    とを、インターネットに接続されたコンピュータである
    ウェブサーバを用いて仲介し、前記シミュレーション用
    コンピュータの中から希望するシミュレーションを実行
    できるコンピュータを利用者に紹介するシミュレーショ
    ン仲介システムにおいて、前記ウェブサーバは、前記コ
    ンピュータ保有者がもつシミュレーション用コンピュー
    タそれぞれについて、実行可能なシミュレーションの内
    容を含む利用条件の情報をインターネットを介して読み
    出すことができる形式で格納する機能と、利用者が前記
    情報に基づいてインターネットを介して指定したシミュ
    レーション用コンピュータに、前記利用者から受信した
    シミュレーションのための入力データを転送してシミュ
    レーションの実行を依頼する機能と、を備えてなること
    を特徴とするシミュレーション仲介システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のシミュレーション仲介シ
    ステムにおいて、前記ウェブサーバは、前記利用者に、
    利用者が依頼したシミュレーション用コンピュータの前
    記利用条件に基づいて算出されたシミュレーションプロ
    グラムとシミュレーション用コンピュータの利用料と、
    シミュレーション仲介システムの利用料とを請求する手
    続きを、前記コンピュータ保有者にシミュレーション仲
    介システムの利用料を請求する手続きを、それぞれ実行
    する機能を備えていることを特徴とするシミュレーショ
    ン仲介システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のシミュレーシ
    ョン仲介システムにおいて、前記ウェブサーバは、入出
    力プロセッサを複数のシミュレーションプログラムに対
    応した入出力プロセッサを保有し、使用期間が限定され
    たらインターネットを介して利用者のコンピュータにダ
    ウンロードできる形で格納していることを特徴とするシ
    ミュレーション仲介システム。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のうちのいずれか1項に記
    載のシミュレーション仲介システムにおいて、前記利用
    条件は、各シミュレーション用コンピュータの過去一定
    期間の稼働率の変動データを含んでなることを特徴とす
    るシミュレーション仲介システム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のシミュレーション仲介
    システムにおいて、前記ウェブサーバは、各シミュレー
    ション用コンピュータの過去一定期間の稼働率の変動デ
    ータを分析して、各シミュレーション用コンピュータご
    とに利用者が依頼する予定のシミュレーションが終了す
    る時刻と利用料金を予測し、その予測時刻と予測利用料
    金を前記利用者に提示し、利用者はそのデータを参考に
    して利用するシミュレーション用コンピュータを選択で
    きるようにする機能を備えることを特徴とするシミュレ
    ーション仲介システム。
  6. 【請求項6】 請求項4に記載のシミュレーション仲介
    システムにおいて、前記ウェブサーバは、各シミュレー
    ション用コンピュータの過去一定期間の稼働率の変動デ
    ータを分析して、各シミュレーション用コンピュータご
    とに利用者が依頼する予定のシミュレーションが終了す
    る時刻と利用料金を予測し、その予測結果に基づいてシ
    ミュレーションの予測終了時刻が最も早く予測利用料金
    が最も低い計算機にジョブを実行させる機能を備えるこ
    とを特徴とするシミュレーション仲介システム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のうちのいずれか1項に記
    載のシミュレーション仲介システムにおいて、前記ウェ
    ブサーバは、利用者が依頼するシミュレーションについ
    てその優先度を設定するための画面をインターネットを
    介して読み出すことができるかたちで格納し、入力デー
    タを指定されたコンピュータに転送する際に、利用者が
    設定した優先度を同時に転送することを特徴とするシミ
    ュレーション仲介システム。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のシミュレーション仲介
    システムにおいて、前記ウェブサーバは、利用者が指定
    した優先度が高いほど高額のシミュレーション仲介シス
    テムの利用料を請求するよう構成されてことを特徴とす
    るシミュレーション仲介システム。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のシミュレーション仲介シ
    ステムシステムにおいて、シミュレーション用コンピュ
    ータ及びその周辺機器は、それらに入力された利用者の
    データにコンピュータ保有者がアクセスできないように
    してあることを特徴とするシミュレーション仲介システ
    ム。
  10. 【請求項10】 コンピュータによるシミュレーション
    を行おうとする利用者と、シミュレーションを行うコン
    ピュータプログラムおよび該プログラムを実行できるシ
    ミュレーション用コンピュータをもつコンピュータ保有
    者とを、インターネットに接続されたコンピュータであ
    るウェブサーバを用いて仲介し、前記シミュレーション
    用コンピュータの中から希望するシミュレーションを実
    行できるコンピュータを利用者に紹介するシミュレーシ
    ョン仲介方法において、前記利用者は利用者のコンピュ
    ータをインターネットを介して前記ウェブサーバに接続
    し、前記ウェブサーバに格納された、前記システム保有
    者がもつシミュレーション用コンピュータそれぞれにつ
    いての実行可能なシミュレーションの内容を含む利用条
    件の情報を読み出し、読み出した情報に基づいて希望す
    るシミュレーション用コンピュータを指定し、シミュレ
    ーションに必要な入力データをインターネットを介して
    前記ウェブサーバに送信し、前記ウェブサーバは前記利
    用者から受信したシミュレーションのための入力データ
    を指定されたシミュレーション用コンピュータ転送して
    シミュレーションの実行を依頼することを特徴とするシ
    ミュレーション仲介方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のシミュレーション
    仲介方法において、前記ウェブサーバは、前記利用者
    に、利用者が依頼したシミュレーションの内容に応じて
    算出されたシミュレーションプログラムとシミュレーシ
    ョン用コンピュータの利用料と、シミュレーション仲介
    システムの利用料とを請求する手続きを、前記コンピュ
    ータ保有者にシミュレーション仲介システムの利用料を
    請求する手続きを、それぞれ実行することを特徴とする
    シミュレーション仲介方法。
  12. 【請求項12】 請求項10または11に記載のシミュ
    レーション仲介方法において、前記ウェブサーバは、入
    出力プロセッサを複数のシミュレーションプログラムに
    対応した入出力プロセッサを保有し、利用者はインター
    ネットを介して利用者のコンピュータを前記ウェブサー
    バに接続し、使用期間を限定して前記入出力プロセッサ
    を利用者のコンピュータにダウンロードし、ダウンロー
    ドした前記入出力プロセッサを用いてシミュレーション
    のための入力データを生成することを特徴とするシミュ
    レーション仲介方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007115154A (ja) * 2005-10-24 2007-05-10 Nsk Ltd Fem解析ジョブ管理システム
JP2007249643A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Fujitsu Ltd 衝突解析装置および衝突解析プログラム

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