JP2003150879A - 電子マネー処理方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

電子マネー処理方法、プログラム及び記録媒体

Info

Publication number
JP2003150879A
JP2003150879A JP2001352947A JP2001352947A JP2003150879A JP 2003150879 A JP2003150879 A JP 2003150879A JP 2001352947 A JP2001352947 A JP 2001352947A JP 2001352947 A JP2001352947 A JP 2001352947A JP 2003150879 A JP2003150879 A JP 2003150879A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
payment
electronic money
time
terminal device
date
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001352947A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3902453B2 (ja
Inventor
Michio Okamura
道雄 岡村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2001352947A priority Critical patent/JP3902453B2/ja
Priority to US10/076,539 priority patent/US20030097333A1/en
Priority to EP02251152A priority patent/EP1313075A3/en
Priority to KR10-2002-0017618A priority patent/KR100432838B1/ko
Publication of JP2003150879A publication Critical patent/JP2003150879A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3902453B2 publication Critical patent/JP3902453B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/04Payment circuits
    • G06Q20/06Private payment circuits, e.g. involving electronic currency used among participants of a common payment scheme
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/30Payment architectures, schemes or protocols characterised by the use of specific devices or networks
    • G06Q20/36Payment architectures, schemes or protocols characterised by the use of specific devices or networks using electronic wallets or electronic money safes
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/08Payment architectures
    • G06Q20/10Payment architectures specially adapted for electronic funds transfer [EFT] systems; specially adapted for home banking systems
    • G06Q20/102Bill distribution or payments
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/30Payment architectures, schemes or protocols characterised by the use of specific devices or networks
    • G06Q20/32Payment architectures, schemes or protocols characterised by the use of specific devices or networks using wireless devices
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/30Payment architectures, schemes or protocols characterised by the use of specific devices or networks
    • G06Q20/32Payment architectures, schemes or protocols characterised by the use of specific devices or networks using wireless devices
    • G06Q20/325Payment architectures, schemes or protocols characterised by the use of specific devices or networks using wireless devices using wireless networks
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q20/00Payment architectures, schemes or protocols
    • G06Q20/38Payment protocols; Details thereof
    • G06Q20/42Confirmation, e.g. check or permission by the legal debtor of payment
    • G06Q20/425Confirmation, e.g. check or permission by the legal debtor of payment using two different networks, one for transaction and one for security confirmation

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な仕組みにより銀行口座からのオンライン
による払出しに対し高いセキュリティを確保する。 【解決手段】電子マネーシステムは、利用者の端末装置
12と、端末装置12に接続可能なインタフェース及び
移動電話機能を備えたPHS電子マネーカード14と、
端末装置12とインターネットを介して接続すると共に
PHS電子マネーカード14と移動電話網を介して接続
する銀行サーバ10とを備える。端末装置12から銀行
サーバ10に支払金額と支払日時を指定した支払申込を
通知し、タイムラグをもった支払日時への到達で銀行サ
ーバ10からPHS電子マネーカード14に電話呼出を
行い、通話接続の確立を確認して電子マネーの支払を実
行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簡易移動電話機能
を備えた電子マネーカード、利用者の端末装置及び銀行
サーバによって電子マネーのカード払出しを行う電子マ
ネー処理方法、プログラム及び記録媒体に関し、特にイ
ンターネットによる払出申込から移動電話網による払出
実行までにタイムラグを設けてセキュリティを高めた電
子マネー処理方法、プログラム及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来技術】従来、紙幣やコインの代わりに電子マネー
を用いてショッピング等を行うための媒体としてスマー
トカードに代表される電子マネーカードが利用されてい
る。
【0003】このような電子マネーカードは、カード上
に搭載したICチップにMPUとメモリを持っており、
電子マネーソフトをアプリケーションとしてインストー
ルしておくことで、銀行のATM等を使用して銀行口座
から電子マネーの払出しを行い、ショッピングなどの支
払をカードの電子マネーで行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電子マネーカードを用いた電子マネーシステムにあ
っては、電子マネーカードに銀行口座から払出しを行う
際には、銀行のATM等に電子マネーカードをセット
し、現金引出しの場合と同様に操作しなければならず、
24時間いつでも利用可能なインターネットを利用した
オンラインバンキングの便利さからみると、不便さが残
っている。
【0005】そこで、電子マネーカードにPHS(簡易
移動電話)機能を内蔵させることで、PHS電話網を利
用して銀行口座から電子マネーの払出し及び電子レジス
タや自動販売機に対する支払をオンラインでできるよう
にした電子マネーシステムが考えられている。
【0006】しかし、PHS機能を備えた電子マネーカ
ードは、カード盗難や紛失による不正使用に対し、セキ
ュリティの面で大きな問題がある。これは現在の携帯電
話の紛失や盗難における不正使用と同様であり、盗難や
紛失に気付いて払出停止等の手続を銀行などに対し行う
前に、銀行口座から引出されて使われてしまう危険性が
極めて高い。
【0007】勿論、電子マネーカードにあっては、不正
使用を想定して本人認証機能、暗号化・復号機能、相互
認証機能、デジタル署名機能、アクセス制御機能といっ
た高いセキュリティ機能をもたせているが、犯罪的行為
による不正使用に対しては万全とはいいがたく、セキュ
リティの面で依然として不安を残している。
【0008】本発明は、移動電話機能を備えた電子マネ
ーカードを使用して比較的簡単な仕組みにより銀行口座
からのオンラインによる払出しに対し高いセキュリティ
を確保する電子マネー処理方法、プログラム及び記録媒
体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、利用者の端末
装置とインターネットを介して接続されると共に、端末
装置に接続可能なインタフェース及び移動電話機能を備
えた電子マネーカードと移動電話網を介して接続される
銀行サーバの電子マネー処理方法を対象とし、端末装置
から支払金額と、この支払金額に応じて支払申込日時か
らのタイムラグを変化させて設定された支払日時とを指
定した支払申込を通知する支払申込ステップと、支払日
時への到達で銀行サーバからPHS電子マネーカードに
通話呼出を行い、通話接続の確立を確認して電子マネー
の支払を実行する支払実行ステップと、を備えたことを
特徴とする。
【0010】また本発明の別の形態となる銀行サーバの
電子マネー処理方法にあっては、端末装置から支払金額
を指定した支払申込を受信する支払受付ステップと、受
付けた支払金額に応じて支払申込を受信した支払申込日
時からのタイムラグを変化させて支払日時を設定し、こ
の支払日時への到達で前記電子マネーカードに通話呼出
を行い、通話接続の確立を確認して電子マネーの支払を
実行する支払実行ステップと、を備えたことを特徴とす
る。この場合は、更に、設定した支払日時を、端末装置
へ通知するステップを備える。
【0011】このように本発明は、支払申込から支払実
行までにタイムラグを設けることで、電子マネーカード
の紛失や盗難が起きても、それまでに銀行に支払実行の
停止依頼あるいはPHS電話局に通話停止依頼を行うこ
とで、不正な払出しの実行を未然に防止することができ
る。
【0012】例えば、支払金額が大きいほど、支払申込
日時から支払日時までのタイムラグが大きくさせる。こ
のため払出金額が大きいほど紛失盗難に対する払出まで
の時間的余裕が長くなり、その間に通話停止の対応措置
が確実にとれる。
【0013】また支払の申込はインターネットにより行
っているため、セキュリティが破られて不正使用による
支払申込が行われる可能性が残るが、支払の実行は移動
電話網に対し通話停止を依頼しておけば、不正使用のた
めの通話停止解除をインターネットのように外部から移
動電話網に対して行うことは不可能であり、この点でも
高いセキュリティが確保される。
【0014】ここで支払申込ステップは、支払日時とし
て即時支払と指定支払日時を準備して利用者に選択させ
る。また支払申込ステップは、利用者の入力した支払金
額に応じて支払申込日時から支払実行日時までのタイム
ラグを変化させた支払日時の自動設定としても良い。
【0015】支払申込ステップは、支払申込の通知に先
立ち、電子マネーカードから取得した口座番号と電話番
号を含む所定の利用者認証情報を端末装置から銀行サー
バに送信して認証を取得する。このため利用者は口座番
号や電話番号の入力を必要とすることなく支払申込のた
めの銀行サーバに対するアクセスが容易にできる。
【0016】利用者認証情報は、電子マネーカードから
取得した口座番号と電話番号以外に利用者が入力した氏
名、住所、暗証番号を含む。
【0017】支払実行ステップは、銀行サーバからの通
話呼出で得られた発信者番号が予め記憶している所定の
銀行電話番号の範囲内であることを判別して自動応答す
ることにより通話接続を確立する。
【0018】支払実行ステップは、銀行サーバから電子
マネーカードに対する通話呼出で通話接続が確立されな
かった場合、支払の実行を停止して支払申込をキャンセ
ルする。これは紛失盗難時に移動電話網に対し通話停止
の申込を行った場合である。
【0019】支払実行ステップは、支払期日前の銀行サ
ーバに対する支払停止入力により支払の実行を停止して
支払申込をキャンセルする。これは紛失盗難時に銀行に
対し支払停止を依頼した場合である。
【0020】本発明は、銀行サーバで実行されるプログ
ラムを提供する。このプログラムは、利用者の端末装置
とインターネットを介して接続されると共に、端末装置
に接続可能なインタフェース及び移動電話機能を備えた
電子マネーカードと移動電話網を介して接続される銀行
サーバを構成するコンピュータに、端末装置から支払金
額と、この支払金額に応じて支払申込日時からのタイム
ラグを変化させて設定された支払日時とを指定した支払
申込を通知する支払申込ステップと、支払日時への到達
で銀行サーバからPHS電子マネーカードに通話呼出を
行い、通話接続の確立を確認して電子マネーの支払を実
行する支払実行ステップと、を実行させる。
【0021】また本発明の銀行サーバで実行されるプロ
グラムの別の形態にあっては、銀行サーバを構成するコ
ンピュータに、端末装置から支払金額を指定した支払申
込を受信する支払受付ステップと、受付けた支払金額に
応じて支払申込を受信した支払申込日時からのタイムラ
グを変化させて支払日時を設定し、この支払日時への到
達で前記電子マネーカードに通話呼出を行い、通話接続
の確立を確認して電子マネーの支払を実行する支払実行
ステップと、を実行させる。
【0022】本発明は、銀行サーバで実行されるプログ
ラムをを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体を提
供する。この記録媒体は、利用者の端末装置とインター
ネットを介して接続されると共に、端末装置に接続可能
なインタフェース及び移動電話機能を備えた電子マネー
カードと移動電話網を介して接続される銀行サーバを構
成するコンピュータに、端末装置から支払金額と、この
支払金額に応じて支払申込日時からのタイムラグを変化
させて設定された支払日時とを指定した支払申込を通知
する支払申込ステップと、支払日時への到達で銀行サー
バからPHS電子マネーカードに通話呼出を行い、通話
接続の確立を確認して電子マネーの支払を実行する支払
実行ステップと、を実行させるプログラムを格納する。
【0023】また本発明の銀行サーバで実行されるプロ
グラムを格納した記録媒体の別の形態にあっては、銀行
サーバを構成するコンピュータに、端末装置から支払金
額を指定した支払申込を受信する支払受付ステップと、
受付けた支払金額に応じて支払申込を受信した支払申込
日時からのタイムラグを変化させて支払日時を設定し、
この支払日時への到達で前記電子マネーカードに通話呼
出を行い、通話接続の確立を確認して電子マネーの支払
を実行する支払実行ステップと、を実行させるプログラ
ムを格納する。
【0024】本発明は、カードスロットにインタフェー
ス及び移動電話機能を備えた電子マネーカードを接続
し、電子マネーカードに移動電話網を介して接続される
銀行サーバとインターネットを介して接続する端末装置
の電子マネー処理方法を提供する。
【0025】この端末装置の電子マネー処理方法は、記
電子マネーカードから取得した口座番号と電話番号を含
む所定の利用者認証情報を前記端末装置から銀行サーバ
に送信して認証を取得する認証取得ステップと、銀行サ
ーバに支払金額と、この支払金額に応じて支払申込日時
からのタイムラグを変化させて設定された支払日時とを
指定した支払申込を通知する支払申込ステップと、を実
行させ、支払日時への到達で銀行サーバから電子マネー
カードに電話呼出を行い、通話接続の確立を確認して電
子マネーの支払を実行させる。
【0026】また本発明による端末装置の電子マネー処
理方法の別の形態にあっては、銀行サーバを構成するコ
ンピュータに、電子マネーカードから取得した口座番号
と電話番号を含む所定の利用者認証情報を端末装置から
銀行サーバに送信して認証を取得する認証取得ステップ
と、銀行サーバに支払金額を指定した支払申込を通知す
る支払申込ステップと、を備え、銀行サーバにより受付
けた支払金額に応じて支払申込を受信した支払申込日時
からのタイムラグを変化させて設定された支払日時への
到達で電子マネーカードに電話呼出を行い、通話接続の
確立を確認して電子マネーの支払を実行させることを特
徴とする。この場合の詳細は電子マネーシステムの処理
方法の場合と基本的に同じになる。
【0027】本発明は、端末装置のプログラムを提供す
る。このプログラムは、カードスロットにインタフェー
ス及び移動電話機能を備えた電子マネーカードを接続
し、電子マネーカードに移動電話網を介して接続される
銀行サーバとインターネットを介して接続する端末装置
を構成するコンピュータに、電子マネーカードから取得
した口座番号と電話番号を含む所定の利用者認証情報を
前記端末装置から銀行サーバに送信して認証を取得する
認証取得ステップと、銀行サーバに支払金額と、この支
払金額に応じて支払申込日時からのタイムラグを変化さ
せて設定された支払日時とを指定した支払申込を通知す
る支払申込ステップと、を実行させ、支払日時への到達
で銀行サーバから電子マネーカードに電話呼出を行い、
通話接続の確立を確認して電子マネーの支払を実行させ
る。
【0028】また本発明による端末装置のプログラムの
別の形態にあっては、端末装置を構成するコンピュータ
に、電子マネーカードから取得した口座番号と電話番号
を含む所定の利用者認証情報を端末装置から銀行サーバ
に送信して認証を取得する認証取得ステップと、銀行サ
ーバに支払金額を指定した支払申込を通知する支払申込
ステップと、を実行させ、銀行サーバにより受付けた支
払金額に応じて支払申込を受信した支払申込日時からの
タイムラグを変化させて設定された支払日時への到達で
電子マネーカードに電話呼出を行い、通話接続の確立を
確認して電子マネーの支払を実行させることを特徴とす
る。この場合の詳細は電子マネーシステムの処理方法の
場合と基本的に同じになる。
【0029】本発明は端末装置のプログラムを格納した
コンピュータ読取可能な記録媒体を提供する。この記録
媒体は、カードスロットにインタフェース及び移動電話
機能を備えた電子マネーカードを接続し、電子マネーカ
ードに移動電話網を介して接続される銀行サーバとイン
ターネットを介して接続する端末装置を構成するコンピ
ュータに、電子マネーカードから取得した口座番号と電
話番号を含む所定の利用者認証情報を端末装置から銀行
サーバに送信して認証を取得する認証取得ステップと、
銀行サーバに支払金額と、この支払金額に応じて支払申
込日時からのタイムラグを変化させて設定された支払日
時とを指定した支払申込を通知する支払申込ステップ
と、を実行させるプログラムを格納し、支払日時への到
達で銀行サーバから電子マネーカードに電話呼出を行
い、通話接続の確立を確認して電子マネーの支払を実行
させる。
【0030】また本発明による端末装置のプログラムを
格納した記録媒体の別の形態にあっては、端末装置を構
成するコンピュータに、電子マネーカードから取得した
口座番号と電話番号を含む所定の利用者認証情報を端末
装置から銀行サーバに送信して認証を取得する認証取得
ステップと、銀行サーバに支払金額を指定した支払申込
を通知する支払申込ステップと、とを実行させるプログ
ラムを格納し、銀行サーバにより受付けた支払金額に応
じて支払申込を受信した支払申込日時からのタイムラグ
を変化させて設定された支払日時への到達で電子マネー
カードに電話呼出を行い、通話接続の確立を確認して電
子マネーの支払を実行させる。この場合の詳細は電子マ
ネーシステムの処理方法の場合と基本的に同じになる。
【0031】本発明は、利用者の端末装置とカードスロ
ットを介して接続されると共に、銀行サーバと移動電話
網を介して接続される電子マネーカードの処理方法を提
供する。
【0032】この電子マネーカードの処理方法は、端末
装置から銀行サーバに少なくとも支払金額を指定した支
払申込を通知する際に、予め記憶している自己の電話番
号と口座番号を提供する支払支援ステップと、支払金額
に応じて支払申込日時からのタイムラグを変化させて設
定された支払日時への到達で銀行サーバから通話呼出を
受けた際に、通話接続の確立を確認して電子マネーの支
払を受ける支払受取ステップと、を備えたことを特徴と
する。
【0033】本発明は電子マネーカードのプログラムを
提供する。このプログラムは、利用者の端末装置とカー
ドスロットを介して接続されると共に銀行サーバと移動
電話網を介して接続される電子マネーカードに内蔵され
たコンピュータに、端末装置から銀行サーバに少なくと
も支払金額を指定した支払申込を通知する際に、予め記
憶している自己の電話番号と口座番号を提供する支払支
援ステップと、支払金額に応じて支払申込日時からのタ
イムラグを変化させて設定された支払日時への到達で銀
行サーバから電話呼出を受けた際に、通話接続の確立を
確認して電子マネーの支払を受ける支払受取ステップ
と、を実行させる。
【0034】本発明は、電子マネーカードのプログラム
を格納したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供す
る。この記録媒体は、利用者の端末装置とカードスロッ
トを介して接続されると共に銀行サーバと移動電話網を
介して接続される電子マネーカードに内蔵されたコンピ
ュータに、端末装置から銀行サーバに少なくとも支払金
額を指定した支払申込を通知する際に、予め記憶してい
る自己の電話番号と口座番号を提供する支払支援ステッ
プと、支払金額に応じて支払申込日時からのタイムラグ
を変化させて設定された支払日時への到達で銀行サーバ
から電話呼出を受けた際に、通話接続の確立を確認して
電子マネーの支払を受ける支払受取ステップと、を実行
させる。
【0035】本発明は、電子マネーシステムを提供す
る。この電子マネーシステムは、利用者の端末装置と、
端末装置に接続可能なインタフェース及び移動電話機能
を備えた電子マネーカードと、端末装置とインターネッ
トを介して接続すると共に電子マネーカードと移動電話
網を介して接続する銀行サーバとを備え、端末装置から
銀行サーバに支払金額と、この支払金額に応じて支払申
込日時からのタイムラグを変化させて設定された支払日
時を指定した支払申込を通知し、支払日時への到達で銀
行サーバから電子マネーカードに通話呼出を行い、通話
接続の確立を確認して電子マネーの支払を実行すること
を特徴とする。
【0036】また本発明による電子マネーシステムの別
の形態にあっては、利用者の端末装置と、端末装置に接
続可能なインタフェース及び移動電話機能を備えた電子
マネーカードと、端末装置とインターネットを介して接
続すると共に電子マネーカードと移動電話網を介して接
続する銀行サーバとを備え、端末装置から銀行サーバに
支払金額を指定した支払申込を通知し、銀行サーバによ
り受付けた支払金額に応じて支払申込日時からのタイム
ラグを変化させて設定し、この設定された支払日時への
到達で電子マネーカードに通話呼出を行い、通話接続の
確立を確認して電子マネーの支払を実行することを特徴
とする。
【0037】
【発明の実施の形態】図1は本発明の電子マネーシステ
ムの処理方法が適用される銀行オンラインキャッシュシ
ステムのシステム構成図である。
【0038】図1において、銀行サーバ10には、本発
明の電子マネーシステムの処理方法を備えたオンライン
キャッシュシステム11が設けられている。銀行サーバ
10に対しては、インターネット16を介して利用者2
4の端末装置12がクライアントとして接続される。
【0039】端末装置12はパーソナルコンピュータな
どであり、本体26、カラーディスプレイなどの表示部
28、及びキーボードやマウスなどの操作部30を備え
ている。更に本体26には、PCMCIAインタフェー
スによるカードを挿入接続するカードスロット25を備
えている。
【0040】利用者24は銀行サーバ10のオンライン
キャッシュシステム11を利用するため、PHS電子マ
ネーカード14を保有している。PHS電子マネーカー
ド14は、電子マネー処理ソフトをROMソフトとして
インストールしていると共に、外部との入出力のために
PHS(簡易移動電話)機能と、端末装置12のカード
スロット25に挿入接続するPCMCIA(Personal Co
mputer Memory Card International Association)イン
タフェースを備えている。
【0041】また銀行サーバ10はPHS電子マネーカ
ード14のPHS機能を介して入出力処理を行うため、
PHS電話網に接続している。このPHS電話網は、電
話ネットワーク18、交換局20及び無線局22で構成
されている。
【0042】本発明の電子マネーシステムの処理方法に
あっては、利用者24が端末装置12のカードスロット
25にPHS電子マネーカード14を挿入接続した状態
で、インターネット16を介して銀行サーバ10のホー
ムページにアクセスし、銀行サーバ10からダウンロー
ドされたホームページの画面を使用して利用者認証を取
った後に、引出し画面のダウンロードによる切替えを受
け、インターネット16を介して銀行サーバ10のオン
ラインキャッシュシステム11に対しPHS電子マネー
カード14に対する銀行口座からの支払請求を行う。
【0043】本発明の電子マネーシステムの処理方法に
おける支払請求の特徴は、端末装置12から銀行サーバ
10に対し支払金額と支払日時を指定した支払申込を行
い、この支払申込を受け付けた銀行サーバ10にあって
は、利用者24が指定した支払期日に達したときにPH
S電話網により直接、PHS電子マネーカード14を呼
び出し、その自動応答を待って支払の実行を行う。
【0044】このため、利用者による支払の申込と銀行
サーバ10からのPHS電子マネーカード14に対する
支払実行の間にタイムラグが存在し、このタイムラグに
よってPHS電子マネーカード14の紛失、盗難に対す
るセキュリティを確保する。
【0045】図2は、図1のPHS電子マネーカードの
外観説明図である。図3において、PHS電子マネーカ
ード14は、PHS電話網の無線伝送及び電子レジスタ
ー、自動販売機、自動改札機などのPHSトランシーバ
伝送に使用するアンテナ32を一端に備えている。
【0046】カード表面には情報表示装置34とボタン
装置36が設けられる。情報表示装置34はLCDなど
の低消費電力型のディスプレイを使用しており、通常時
にあっては、図示のようにPHS電話番号と現在の電子
マネーの残高が表示されている。
【0047】ボタン装置36は、内蔵しているPHSト
ランシーバ機能を利用して、電子レジスター、自動販売
機、自動改札機などの相手機器に対し、自分自身のPH
S電話番号を送信してアクセスを起動する。このとき情
報表示装置34には、電子マネーの送受信の状況が表示
される。
【0048】カードの反対側にはPCMCIAインタフ
ェース38が設けられている。このPCMCIAインタ
フェース38の部分を図2の端末装置12のカードスロ
ット25に差し込むことで、PHS電子マネーカード1
4との間で情報のやり取りができる。
【0049】図3は、PHS電子マネーカード14のハ
ードウェア構成のブロック図である。PHS電子マネー
カード14にはPHS通信を行うため、PHS通信制御
装置40、PHS電話通信装置42が設けられ、アンテ
ナ32を使用してPHS電話網と通話接続による情報の
やり取りができる。
【0050】併せてPHSトランシーバ装置44がPH
S通信制御装置40に対し設けられており、PHSトラ
ンシーバ装置44によって電子レジスター、自動販売
機、自動改札機などの電子マネーの支払先となる相手機
器との送受信を行う。
【0051】PHS電子マネーカード14の処理機能
は、PHS電子マネー処理ソフト46で実現される。具
体的にはPHS電子マネー処理ソフト46の部分はMP
Uによるプログラムの実行部分であり、実際にはROM
メモリ48に電子マネー情報の処理を掌るソフトウェア
の集合体が保存されており、必要なソフトウェアをMP
U上で実行することでPHS電子マネー処理ソフト46
の機能が実現される。
【0052】またメモリ50には電子マネーに関する情
報を蓄積しており、このメモリ50としてはDRAMが
使用される。更にPCMCIAインタフェースソフト5
2が設けられ、図2のように端末装置12のカードスロ
ット25に挿入接続した状態でPHS電子マネー処理ソ
フト46と端末装置側の電子マネー処理ソフトとの間で
必要な情報のやり取りができるようにしている。
【0053】図4は、図3のPHS電子マネーカード1
4に設けているメモリ50の管理情報の説明図である。
メモリ50の領域は、電子マネー情報領域74、クレジ
ット情報領域76、定期情報領域78、家計簿情報領域
80、更にROMソフト作業域82で構成されている。
【0054】電子マネー情報領域74には本発明の電子
マネーシステムの処理方法に必要な情報として、利用者
の銀行口座番号とPHS電話番号、更には電子マネー残
高が格納されている。また、この電子マネー情報領域7
4には、利用者の属性情報として性別と生年月日が保存
されている。
【0055】更に電子マネー情報領域74には、電車、
バス、高速道路などの乗車時に乗車開始情報を書き込
み、下車時に料金を電子マネーで払うため、乗車開始情
報が記憶できる。
【0056】クレジット情報領域76には、クレジット
会社を識別する会社コード、クレジット番号及び有効期
間が保存される。定期情報領域78には、定期や回数券
を支払う会社のコード、電車、バス、自動車、タクシ
ー、飛行機などの乗物種別のコード、定期券か回数券か
乗車券かの識別を判別する購入種別コード、定期や回数
券の乗車期間の情報、定期や回数券の乗車区間の情報、
回数券を購入した度数、購入者割引情報などの詳細情報
が、例えば格納される。
【0057】また家計簿情報領域80には、支払や受取
りの種別を示す区分、日時、ATMからの電子マネー引
出し、オンラインでの電子マネー引出し、PHS電子マ
ネーカードの料金支払、PHS電子マネーカードによる
インターネット支払などの種別、支払を行った相手PH
S電子マネー側の電話番号、支払料金か引出し料金を示
す金額情報、電子マネーで支払った店舗情報、電子マネ
ーで支払った商品情報、インターネットオンラインショ
ップで利用する自分自身の暗証番号、インターネットオ
ンラインショップで利用する相手側の暗証番号、PHS
電子マネーでインターネット支払(PHS−ON)種別
のときの支払先相手から料金支払通知を受けて料金を支
払った場合に表示をオンとする支払済み表示などがあ
る。
【0058】もちろん、メモリ50にはメモリ容量の許
す範囲で他の電子マネー利用に関する情報域が必要に応
じて設けられる。
【0059】図5は、図1のシステム構成に対応した本
発明による電子マネーシステムの処理方法における銀行
サーバ、端末装置、PHS電子マネーカードのそれぞれ
の機能構成のブロック図である。
【0060】図5において、図1の銀行サーバ10に設
けたオンラインキャッシュシステム11には、本発明の
銀行サーバ電子マネー処理部10−1としての機能が設
けられる。また利用者の端末装置12には、端末電子マ
ネー処理部12−1としての機能が設けられる。
【0061】更にPHS電子マネーカード14には、カ
ード電子マネー処理部14−1としての機能が設けられ
る。このカード電子マネー処理部14−1の機能は、図
4に示したPHS電子マネー処理ソフト46の一部を構
成している。
【0062】銀行サーバ電子マネー処理部10−1には
顧客記録データベース54が設けられ、利用顧客ごとに
利用者口座番号、氏名、住所、暗証番号、電子マネーカ
ード電話番号が保存されている。
【0063】また銀行サーバ電子マネー処理部10−1
には、利用者の支払申し込みを受け付けてPHS電子マ
ネーカード14に支払を実行するため、支払認証部5
6、支払受付部58及び支払実行部60の機能が設けら
れている。
【0064】利用者の端末装置12における端末電子マ
ネー処理部12−1には、認証取得部62と支払申込部
64が設けられている。また端末電子マネー処理部12
−1を使用して銀行サーバ10に対し支払申込を行う際
には、端末装置12のカードスロット25に図1のよう
にPHS電子マネーカード14を挿入接続し、この状態
では図6のようにPCMCIAインタフェース38を介
してカード電子マネー処理部14−1が端末電子マネー
処理部12−1に接続された状態となる。
【0065】更に端末電子マネー処理部12−1は、イ
ンターネット16を介して銀行サーバ電子マネー処理部
10−1に接続され、またカード電子マネー処理部14
−1はPHS電話網72を介して銀行サーバ電子マネー
処理部10−1に接続されることになる。
【0066】本発明における電子マネーシステムの処理
方法におけるオンラインキャッシングによる支払処理は (1)支払申込 (2)支払実行 の2つの処理に大別され、両者の間に意図的にタイムラ
グを設けている。
【0067】端末電子マネー処理部12−1に設けてい
る認証取得部62及び支払申込部64は、銀行サーバ1
0側へPHS電子マネーカード14に対する支払申込を
行う。この支払申込に先立ち、先ず認証取得部62で銀
行サーバ電子マネー処理部10−1から支払申込のため
の認証を取得する。
【0068】具体的には、端末装置12から銀行サーバ
10のホームページをアクセスしてメニュー画面から支
払の項目を選択すると、認証取得画面に切り替わる。こ
の認証取得画面を使用して、利用者は認証取得部62に
示すように、住所、氏名及び暗証番号を設定する。
【0069】この認証取得については口座番号及びPH
S電話番号が必要であるが、これについてはカードスロ
ット25に接続しているPHS電子マネーカード14側
のカード電子マネー処理部14−1よりPCMCIAイ
ンタフェース38を経由して、支払支援部66に対する
アクセスで自動的に取得する。
【0070】このため利用者は認証取得の際の利用者認
証情報の設定について、口座番号とPHS電話番号の入
力設定は不要となり、カード側から自動的にできる。こ
のようにして利用者認証情報の設定ができたならば、イ
ンターネット16を介して銀行サーバ電子マネー処理部
10−1に対し認証要求を行う。
【0071】この認証要求に対しては、支払認証部56
において受信した利用者認証情報と顧客記録データベー
ス54から、対応する利用者口座番号、氏名、住所、暗
証番号、電子マネーカード電話番号を取得し、利用者を
照合する。照合一致が得られると端末電子マネー処理部
12−1に対し支払申込の画面をダウンロードさせて画
面切替えを行わせる。
【0072】このサーバ10側からのダウンロードによ
り端末12側の画面は支払申込のための画面に切替わ
り、端末電子マネー処理部12−1における支払申込部
64の機能が構築される。したがって、切り替わった支
払用の画面を使用して利用者は「支払金額」と「支払日
時」の2つを設定する。
【0073】本発明における支払申込情報の設定につい
て、「支払金額」については利用者が必要に応じて入力
設定するが、支払日時については即時支払か利用者設定
による支払日時かを選択できる。
【0074】通常の支払申込にあっては、利用者の設定
入力による支払日時の設定を行う。しかしながら、緊急
を要するような場合には即時支払を選択できる。即時支
払にあっては、支払申込と支払実行のタイムラグは、イ
ンターネット16による申し込みの通信処理、サーバ側
における処理時間、PHS電話網72による伝送時間で
決まる最小時間で、PHS電子マネーカード14に対す
る支払の実行が完了する。
【0075】また支払日時については、支払申込部64
の機能により利用者が設定した支払金額に応じて変化さ
せるようにしてもよい。例えば支払金額が5万円未満な
ら即時支払も可能とし、5万円以上〜10万円未満なら
タイムラグを3日、10万円以上ならタイムラグを5日
というように、支払金額が大きいほど支払申込日時から
支払実行日時までのタイムラグを大きくするように支払
日時を設定する。
【0076】これによって、支払金額が大きいときに申
込から支払実行までのタイムラグを大きくし、万一、申
込から支払実行までの間にPHS電子マネーカード14
の紛失や盗難が起きた場合のセキュリティが確実に取れ
るようにしている。
【0077】利用者が設定した支払金額と支払日時の支
払情報は、インターネット16を介して銀行サーバ電子
マネー処理部10−1に送信され、支払受付部58で処
理される。支払受付部58は、受信した支払申込情報か
ら支払金額を認識すると共に、支払期日を認識し、続い
て指定された支払日時に達するまでの監視処理を起動す
る。
【0078】このような支払申込操作が終了すると、利
用者は端末装置12からPHS電子マネーカード14を
外し、外出などの際にはPHS電子マネーカード14を
携帯して買物の支払や交通機関の改札などに内蔵トラン
シーバ機能を利用して電子マネーによる支払を行う。
【0079】銀行サーバ電子マネー処理部10−1にあ
っては、支払受付部58で申込受付で設定した支払日時
に達すると、支払実行部60を起動し、PHS電話網7
2を利用してPHS電子マネーカード14のカード電子
マネー処理部14−1に対するアクセスで支払を実行す
る。
【0080】この支払の実行は、支払申込により認識し
ている電子マネーカード電話番号による発信動作でPH
S電話網72を介して直接、PHS電子マネーカード1
4を呼び出す。このような銀行サーバ10側からの呼出
しに対し、カード電子マネー処理部14−1の支払受取
部68が自動応答を行う。
【0081】支払受取部68による自動応答の条件は、
予めPHS電子マネーカード14のメモリ50に書き込
んでいる銀行電話番号範囲情報と発信者番号との比較を
行い、発信者番号が銀行電話番号範囲に入っていれば、
銀行サーバ電子マネー処理部10−1からの呼出しと判
断して自動的に着信応答を開始する。
【0082】この銀行サーバ10からの呼出しを判別す
るための銀行電話番号範囲情報としては、例えば銀行電
話番号帯下限(11桁)と銀行電話番号帯上限(11
桁)の2つを図3のPHS電子マネーカード14のRO
Mメモリ48に書き込んでおり、この電話番号帯下限と
電話番号帯上限の間に発信者番号があれば、正しい銀行
サーバからの呼出しと判断して自動的に着信応答をする
ことになる。
【0083】支払実行部60はPHS電子マネーカード
14に対する呼出しで着信応答が得られると、PHS電
話網72を介した通話接続が確立されることから、この
接続状態を使用して電子マネー支払情報を送信する。こ
の電子マネー支払情報は、支払金額、時間情報、銀行名
を含む。
【0084】銀行サーバ10側から支払情報を受信した
カード電子マネー処理部14−1の支払受取部68は、
現在の電子マネー残高に受信した支払金額を加算して電
子マネー残高を更新し、更に時間情報や銀行名などの支
払情報を保存する。
【0085】端末装置12から銀行サーバ10に対し支
払申込を行った後にPHS電子マネーカード14を紛失
したり盗難に遭った場合には、支払実行を停止するため
の手続きを行う。この支払実行を停止するための手続き
は例えば次の2つがある。 (1)PHS電子マネーカードの支払口座を持っている
メインバンクに利用者が連絡し、紛失または盗難を理由
とする支払停止を依頼する。 (2)PHS電話網の電話会社に利用者が連絡し、紛失
または盗難を理由とするPHS電話の通話停止を依頼す
る。
【0086】メインバンクが利用者から支払停止の通知
を受けた場合には、該当する口座番号についての支払停
止操作を行うことで、銀行サーバ電子マネー処理部10
−1の支払受付部58で行っている申込の受付けで設定
された支払期日の監視による支払実行をキャンセルす
る。このため、支払日時になっても銀行サーバ10側か
ら紛失あるいは盗難に遭ったPHS電子マネーカード1
4に対し支払が行われることはない。
【0087】支払金額の多さに応じ、支払申込日時と支
払実行日時とのタイムラグを大きくするようにすれば、
支払実行日時を停止するための手続をとることのできる
時間的余裕が金額の多さに応じて長くなることになる。
【0088】一方、PHS電話の停止申込を行った場合
には、銀行サーバ電子マネー処理部10−1における支
払受付部58が、受け付けた支払日時への到達で支払実
行部60を起動してPHS電話網72によりPHS電子
マネーカード14に対し発信動作を行っても、その交換
局において通話停止措置が既にとられているため、PH
S電話網72によるPHS電子マネーカード14との通
話接続が確立できず、紛失あるいは盗難に遭ったPHS
電子マネーカード14に対する支払実行は行われること
はない。
【0089】図6は、本発明の電子マネーシステムの支
払申込から支払実行の手順を、銀行サーバ10、端末装
置12及びPHS電子マネーカード14との処理及びや
り取りについて示したタイムチャートである。
【0090】図6において、まず端末装置12がステッ
プS1でインターネット16を経由して銀行サーバ10
のホームページにアクセスする。これを受けて銀行サー
バ10は、ステップS101でホームページをダウンロ
ードし、端末装置12でオンラインキャッシュシステム
の取引を行うメニュー画面が表示される。
【0091】そこで利用者はメニュー画面から支払を選
択すると、認証画面に切り替わり、ステップS2で認証
画面に利用者認証情報を設定して銀行サーバ10に対し
認証要求を行っている。
【0092】このとき端末装置12には、そのカードス
ロット25にPHS電子マネーカード14を挿入接続し
ており、利用者認証情報のうち口座番号とPHS電話番
号については、ステップS201における端末装置12
からのアクセスに対し、これらを自動的に提供する。
【0093】端末装置12からの利用者認証情報を受信
した銀行サーバ10は、ステップS102で受信した利
用者認証情報とデータベースの照合を行い、ステップS
103で照合一致が得られれば、ステップS104に進
み、支払画面に切り替えてこれをダウンロードし、端末
装置12側で支払画面が表示される。もちろん、ステッ
プS103で利用者認証情報の照合一致が得られなけれ
ば、不正使用と判断して銀行サーバ10は処理を終了す
る。
【0094】ダウンロードを受けて支払画面に切り替わ
った端末装置12にあっては、ステップS3で、切り替
わった支払画面に支払金額と支払日時を設定して支払申
込を行う。
【0095】支払日時を設定する際には、金額の多さに
応じてステップS2やステップS3を行う支払申込日時
から支払実行日時までのタイムラグの長さを変化させ
る。銀行サーバ10は端末装置12からの支払申込を受
けると、ステップS105で、受け付けた支払日時の監
視を開始する。
【0096】続いて図7に進み、ステップS106で支
払停止指示があるか否かチェックし、支払停止指示がな
ければステップS108で支払日時に達するか否かチェ
ックし、これを繰り返している。
【0097】万一、支払申込後にPHS電子マネーカー
ド14を紛失したり盗難に遭ったような場合には、メイ
ンバンクに対し利用者が支払停止の依頼を行うことで、
ステップS106で支払停止指示が判別され、この場合
にはステップS107に進んで支払停止処理を行い、支
払実行がキャンセルされる。
【0098】ステップS108で支払日時への到達が判
別されると、ステップS109で銀行サーバ10はPH
S電子マネーカード14の通話呼出しを行う。この通話
呼出しを受けたPHS電子マネーカード14は、ステッ
プS202で発信者番号を予め保存している銀行電話番
号範囲と比較し、範囲内であれば自動着信応答を行い、
これにより通話接続が確立される。
【0099】銀行サーバ10はステップS110でカー
ド14側からの着信応答を判別すると、ステップS11
2に進み、銀行マネー支払情報として、払出し金額、時
間、銀行名などを送信する。
【0100】ここで支払申込後にPHS電子マネーカー
ド14の紛失や盗難が起き、これに対し利用者がPHS
電話会社に通話停止を申し込んでいた場合には、ステッ
プS109からの盗難に遭ったPHS電子マネーカード
14への通話呼出しに対しPHS電話網において通話停
止の措置が取られ、カード14側との通話接続が確立さ
れず、ステップS110で通話応答のないことが判別さ
れ、この場合にはステップS111に進み、銀行サーバ
10は支払の実行をキャンセルする。
【0101】ステップS112で正常に電子マネー支払
情報の送信が行われた場合には、PHS電子マネーカー
ド14はステップS203で、受信した電子マネー支払
情報から得られた支払金額を現在の電子マネー残高に加
算して更新し、更に時間と銀行名を保存する。
【0102】そしてステップS204で正常終了通知を
行い、通話接続を切り離す。また銀行サーバ10にあっ
ては、ステップS113でカード側からの正常終了通知
を受けて支払終了処理を行う。
【0103】図8、9は、銀行サーバ10で実行される
電子マネー処理プログラムのフローチャートである。図
9において、銀行サーバ10は、ステップS1で利用者
アクセスをチェックしており、利用者アクセスがある
と、ステップS2でホームページのダウンロードを行
う。
【0104】続いてステップS3で利用者認証情報の受
信をチェックしており、これを受信すると、ステップS
4でデータベースとの照合を行う。ステップS5で照合
一致が得られれば、ステップS6で支払画面に切り替え
てダウンロードする。
【0105】照合一致が得られなければ処理を終了す
る。続いてステップS7で支払申込の受信をチェックし
ており、これを受信すると、ステップS8で支払申込を
受け付けて支払日時の監視を開始する。
【0106】次に図9のステップS9で支払停止指示の
有無をチェックし、停止指示がなければ、ステップS1
1で支払期日か否かチェックする。もし支払期日に達す
る前に支払停止指示があれば、ステップS10で支払を
キャンセルする。
【0107】ステップS11で支払日時に達すると、ス
テップS12でPHS電子マネーカード14の通話呼出
しを行い、ステップS13で着信応答があれば、ステッ
プS15で払出し金額、時間、銀行名などの電子マネー
支払情報を送信する。ステップS13で着信応答がなけ
れば、ステップS14で支払をキャンセルする。
【0108】ここでステップS13の着信応答がない場
合の判断については、紛失、盗難などで通話停止の場合
の着信応答なしについては直ちにステップS14で支払
をキャンセルするが、利用者がPHS電話網の通信エリ
アにない場合については、予め定めた回数だけ所定の時
間経過ごとにステップS12の通話呼出しを行い、それ
でも着信応答がない場合にはステップS14で支払をキ
ャンセルする。
【0109】ステップS15で正常に電子マネー支払情
報を送信した後は、ステップS16でカード側からの正
常終了応答を待ち、正常終了応答を受ければ、ステップ
S17で支払処理を終了する。
【0110】ステップS16で正常終了応答がなかった
場合には、ステップS18で異常終了処理を行う。この
異常終了処理は、異常内容を記録すると共に、支払がキ
ャンセルされたことを記録する。
【0111】図10は、端末装置12で実行される本発
明の電子マネー処理プログラムのフローチャートであ
る。図10において、端末装置12は、PHS電子マネ
ーカード14に支払を受ける場合には、カードを端末装
置12のカードスロット25に挿入接続した状態でステ
ップS1で銀行のホームページにアクセスし、これによ
り得られたメニュー画面からステップS2で支払を選択
する。
【0112】この支払の選択により認証画面に切り替わ
ることから、ステップS3で認証画面に対し利用者認証
情報を設定する。このときステップS4でカード接続の
有無がチェックされ、カード接続があれば、ステップS
6で口座番号とPHS電話番号をPHS電子マネーカー
ド14から取得する。
【0113】カード接続がない場合には、ステップS5
でカード挿入をメッセージ表示し、利用者にカードの挿
入を促す。このため、端末装置12にPHS電子マネー
カード14を挿入接続しなければカードに対する銀行口
座からの支払申込ができない仕組みをとっている。
【0114】もちろん他の実施形態として、カード挿入
がなくても利用者の設定入力により認証画面上で口座番
号とPHS電話番号を設定入力し、これによって申込を
行うようにする仕組みを採用しても良い。
【0115】ステップS6でカード14側から口座銀号
とPHS電話番号が取得できたならば、ステップS7で
銀行サーバ10に対し利用者認証情報を送信する。そし
てステップS8で銀行サーバ10から認証取得を受ける
と、ステップS9で認証取得に基づいてダウンロードさ
れた支払画面の切替表示を行う。
【0116】そしてステップS10で、支払画面に支払
金額と支払日時を設定して銀行サーバ10に支払申込を
行うことで、一連の支払申込処理を終了する。もちろん
ステップS8で銀行サーバ10から認証取得がなければ
処理を終了する。
【0117】図11は、PHS電子マネーカード14で
実行される本発明の処理プログラムのフローチャートで
ある。PHS電子マネーカード14にあっては、ステッ
プS1で端末装置12からの読出アクセスをチェックし
ており、アクセスがあるとステップS2で口座番号とP
HS電話番号を応答する。
【0118】またステップS3で銀行サーバ10からの
PHS電話呼出しをチェックしており、電話呼出しがあ
ると、ステップS4で発信者番号と予め記憶している銀
行電話番号範囲とを比較する。
【0119】この比較により、ステップS5で発信者番
号が範囲内であることが判別されると、ステップS6で
自動着信応答を行う。続いてステップS7で銀行サーバ
10からの払出情報の受信をチェックしており、これを
受信すると、ステップS8で払出金額を現在の電子マネ
ー残高に加算して更新した後、時間と銀行名を保存す
る。そしてステップS9で正常終了を銀行サーバに通知
した後、ステップS10で通話接続を切り離す。
【0120】一方、ステップS5で発信者番号が銀行電
話番号範囲を外れていた場合や、ステップS7で銀行サ
ーバ側から払出情報の受信がなかった場合には、ステッ
プS10で通話接続を切り離す。
【0121】ここで本発明は、銀行サーバ10、端末装
置12及びPHS電子マネーカード14のそれぞれにお
ける電子マネー処理のプログラムを記録した記録媒体を
提供する。
【0122】この各処理プログラムを格納したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体の実施例は次のようにな
る。各処理プログラムは、CD−ROM、フロッピィデ
ィスク(R)、DVDディスク、光磁気ディスク、IC
カードなどの可搬記録媒体、モデム及びLANインタフ
ェースなどを利用して回線を介して接続されたデータベ
ースあるいは他のコンピュータシステムのデータベース
に格納されており、コンピュータとしての機能を備えて
いる銀行サーバ10、端末装置12及びPHS電子マネ
ーカード14にインストールされた後に実行される。
【0123】また記録媒体としては、CD−ROM、フ
ロッピィディスク(R)、DVDディスク、光磁気ディ
スク、ICカードなどの可搬型記憶媒体以外に、コンピ
ュータの内外に設けられているハードディスクやメモリ
などの記憶装置、回線を介してプログラムを保持するデ
ータベース、あるいは他のコンピュータ並びにそのデー
タベース、更には回線上の伝送媒体を含むものである。
【0124】本発明の他の実施形態としては、支払申込
日時から支払い実行日時までのタイムラグについて、端
末装置12の支払申込部64からは支払金額だけを銀行
サーバ10へ送信し、そのデータを受信した支払受付部
58が金額に応じたタイムラグをもとに支払実行日時を
決定し、端末装置12へ返信する。この場合の金額に応
じたタイムラグに基づくに支払実行日時の決定は、銀行
サーバ10の支払実行部60が行い、支払受付部58が
決定された支払実行日時を端末装置12へ返信するよう
にしてもよい。
【0125】なお、上記の実施形態にあっては、電子マ
ネーカードにPHS電話機能を設けた場合を例にとって
いるが、PHS電話機能に代えて通常の移動電話機能で
あっても良いことはもちろんである。
【0126】また上記の実施形態にあっては、支払申込
をインターネットを介して行っているが、インターネッ
ト以外の他の通信網であっても良いことはもちろんであ
る。本発明の望ましい実施形態にあっては、支払申込の
ネットワークと支払実行のネットワークが異なるネット
ワークであれば良く、且つ支払申込と支払実行の間にタ
イムラグを設けていれば良い。このため本発明は、ネッ
トワークの種類による限定は受けない。
【0127】また上記の実施形態にあっては、支払申込
に使用する端末装置として利用者のパーソナルコンピュ
ータを例にとっているが、インターネット接続機能を持
つ機器であれば、PADや例えば通常の移動電話であっ
ても使用できる。
【0128】また上記の実施形態は、PHS電子マネー
カードを使用して銀行からお金の引出しを行う場合を例
にとるものであったが、これ以外にインターネットオン
ラインショッピングの際の購入申込と支払実行について
も、同様に購入申込は端末装置からインターネット経由
で行い、支払日時を設定または予めタイムラグをもって
定めておくことで、電子マネーあるいはクレジットによ
るPHS電子マネーカードによる支払実行を行い、この
場合にも同様に、購入申込と支払実行の間にタイムラグ
があることで、PHS電子マネーカードの盗難や紛失に
対し高いセキュリティを確保できる。
【0129】また本発明は上記の実施形態に限定され
ず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含
む。更に本発明は上記の実施形態に示した数値による限
定は受けない。
【0130】(付記) (付記1)利用者の端末装置とインターネットを介して
接続されると共に、前記端末装置に接続可能なインタフ
ェース及び移動電話機能を備えた電子マネーカードと移
動電話網を介して接続される銀行サーバの電子マネー処
理方法に於いて、前記端末装置から支払金額と、該支払
金額に応じて支払申込日時からのタイムラグを変化させ
て設定された支払日時とを指定した支払申込を受信する
支払受付ステップと、前記支払日時への到達で前記電子
マネーカードに通話呼出を行い、通話接続の確立を確認
して電子マネーの支払を実行する支払実行ステップと、
を備えたことを特徴とする銀行サーバの電子マネー処理
方法。(1)
【0131】(付記2)付記1記載の銀行サーバの電子
マネー処理方法に於いて、前記支払受付ステップは、前
記支払日時として即時支払と指定支払日時の選択画面を
前記端末装置に通知して利用者に選択させることを特徴
とする銀行サーバの電子マネー処理方法。
【0132】(付記3)付記1記載の銀行サーバの電子
マネー処理方法に於いて、前記支払受付ステップは、前
記支払金額が大きいほど、支払申込日時から支払実行日
時までのタイムラグを大きくなるように設定された支払
日時を受信することを特徴とする銀行サーバの電子マネ
ー処理方法。
【0133】(付記4)利用者の端末装置とインターネ
ットを介して接続されると共に、前記端末装置に接続可
能なインタフェース及び移動電話機能を備えた電子マネ
ーカードと移動電話網を介して接続される銀行サーバの
電子マネー処理方法に於いて、前記端末装置から支払金
額を指定した支払申込を受信する支払受付ステップと、
前記受付けた支払金額に応じて前記支払申込を受信した
支払申込日時からのタイムラグを変化させて支払日時を
設定し,該支払日時への到達で前記電子マネーカードに
通話呼出を行い、通話接続の確立を確認して電子マネー
の支払を実行する支払実行ステップと、を備えたことを
特徴とする銀行サーバの電子マネー処理方法。(2)
【0134】(付記5)付記4記載の銀行サーバの電子
マネー処理方法に於いて、前記設定した支払日時を、前
記端末装置へ通知するステップを更に備えたことを特徴
とする銀行サーバの電子マネー処理方法。
【0135】(付記6)付記4記載の銀行サーバの電子
マネー処理方法に於いて、前記支払実行ステップは、前
記支払金額が大きいほど、支払申込日時から支払実行日
時までのタイムラグを大きくさせることを特徴とする銀
行サーバの電子マネー処理方法。
【0136】(付記7)付記1又は4記載の銀行サーバ
の電子マネー処理方法に於いて、前記支払受付ステップ
は、支払受付に先立ち、前記電子マネーカードから取得
した口座番号と電話番号を含む所定の利用者認証情報を
前記端末装置から受信して顧客データベースと照合し、
照合一致で次の入力処理を認証することを特徴とする銀
行サーバの電子マネー処理方法。
【0137】(付記8)付記7記載の銀行サーバの電子
マネー処理方法に於いて、前記利用者認証情報は、前記
電子マネーカードから取得した口座番号と電話番号を以
外に利用者が入力した氏名、住所、暗証番号を含むこと
を特徴とする銀行サーバの電子マネー処理方法。
【0138】(付記9)付記1又は4記載の電子マネー
処理方法に於いて、前記支払実行ステップは、前記電子
マネーカードに対する通話呼出で通話接続が確立されな
かった場合、支払の実行を停止して支払申込をキャンセ
ルすることを特徴とする銀行サーバの電子マネー処理方
法。
【0139】(付記10)(銀行サイドでの支払停止) 付記1又は4記載の銀行サーバの電子マネー処理方法に
於いて、前記支払実行ステップは、前記支払期日前の支
払停止入力により支払の実行を停止して支払申込をキャ
ンセルすることを特徴とする銀行サーバの電子マネー処
理方法。
【0140】(付記11)利用者の端末装置とインター
ネットを介して接続されると共に、前記端末装置に接続
可能なインタフェース及び移動電話機能を備えた電子マ
ネーカードと移動電話網を介して接続されるる銀行サー
バを構成するコンピュータに、前記端末装置から支払金
額と、該支払金額に応じて申込日時からのタイムラグを
変化させて設定された支払日時とを指定した支払申込を
受信する支払受付ステップと、前記支払日時への到達で
前記電子マネーカードに通話呼出を行い、通話接続の確
立を確認して電子マネーの支払を実行する支払実行ステ
ップと、を実行させることを特徴とするプログラム。
(3)
【0141】(付記12)利用者の端末装置とインター
ネットを介して接続されると共に、前記端末装置に接続
可能なインタフェース及び移動電話機能を備えた電子マ
ネーカードと移動電話網を介して接続される銀行サーバ
を構成するコンピュータに、前記端末装置から支払金額
を指定した支払申込を受信する支払受付ステップと、前
記受付けた支払金額に応じて前記支払申込を受信した支
払申込日時からのタイムラグを変化させて支払日時を設
定し,該支払日時への到達で前記電子マネーカードに通
話呼出を行い、通話接続の確立を確認して電子マネーの
支払を実行する支払実行ステップと、を実行させること
を特徴とするプログラム。(4)
【0142】(付記13)利用者の端末装置とインター
ネットを介して接続されると共に、前記端末装置に接続
可能なインタフェース及び移動電話機能を備えた電子マ
ネーカードと移動電話網を介して接続される銀行サーバ
を構成するコンピュータに、前記端末装置から支払金額
と、該支払金額に応じて申込日時からのタイムラグを変
化させて設定された支払日時とを指定した支払申込を受
信する支払受付ステップと、前記支払日時への到達で前
記電子マネーカードに通話呼出を行い、通話接続の確立
を確認して電子マネーの支払を実行する支払実行ステッ
プと、を実行させるプログラムを格納したコンピュータ
読取可能な記録媒体。
【0143】(付記14)利用者の端末装置とインター
ネットを介して接続されると共に、前記端末装置に接続
可能なインタフェース及び移動電話機能を備えた電子マ
ネーカードと移動電話網を介して接続される銀行サーバ
を構成するコンピュータに、前記端末装置から支払金額
を指定した支払申込を受信する支払受付ステップと、前
記受付けた支払金額に応じて前記支払申込を受信した支
払申込日時からのタイムラグを変化させて支払日時を設
定し,該支払日時への到達で前記電子マネーカードに通
話呼出を行い、通話接続の確立を確認して電子マネーの
支払を実行する支払実行ステップと、を実行させるプロ
グラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体。
【0144】(付記15)カードスロットにインタフェ
ース及び移動電話機能を備えた電子マネーカードを接続
し、前記電子マネーカードに移動電話網を介して接続さ
れる銀行サーバとインターネットを介して接続する端末
装置の電子マネー処理方法に於いて、前記電子マネーカ
ードから取得した口座番号と電話番号を含む所定の利用
者認証情報を前記端末装置から銀行サーバに送信して認
証を取得する認証取得ステップと、前記銀行サーバに支
払金額と、該支払金額に応じて支払申込日時からのタイ
ムラグを変化させて設定した支払日時とを指定した支払
申込を通知する支払申込ステップと、を備え、前記支払
日時への到達で前記銀行サーバから前記電子マネーカー
ドに電話呼出を行い、通話接続の確立を確認して電子マ
ネーの支払を実行させることを特徴とする端末装置の電
子マネー処理方法。
【0145】(付記16)付記15記載の端末装置の電
子マネー処理方法に於いて、前記支払申込ステップは、
前記支払日時として即時支払と指定支払日時を準備して
利用者に選択させることを特徴とする端末装置の電子マ
ネー処理方法。
【0146】(付記17)付記15記載の端末装置の電
子マネー処理方法に於いて、前記支払申込ステップは、
前記支払金額が大きいほど、支払申込日時から支払日時
までのタイムラグを大きくさせることを特徴とする端末
装置の電子マネー処理方法。
【0147】(付記18)付記15記載の端末装置の電
子マネー処理方法に於いて、前記認証取得ステップは、
前記利用者認証情報として前記電子マネーカードから取
得した口座番号と電話番号を以外に利用者が入力した氏
名、住所、暗証番号を含むことを特徴とする端末装置の
電子マネー処理方法。
【0148】(付記19)カードスロットにインタフェ
ース及び移動電話機能を備えた電子マネーカードを接続
し、前記電子マネーカードに移動電話網を介して接続さ
れる銀行サーバとインターネットを介して接続する端末
装置の電子マネー処理方法に於いて、前記電子マネーカ
ードから取得した口座番号と電話番号を含む所定の利用
者認証情報を前記端末装置から銀行サーバに送信して認
証を取得する認証取得ステップと、前記銀行サーバに支
払金額を指定した支払申込を通知する支払申込ステップ
と、を備え、前記銀行サーバにより前記受付けた支払金
額に応じて前記支払申込を受信した支払申込日時からの
タイムラグを変化させて設定された前記支払日時への到
達で前記電子マネーカードに電話呼出を行なわせ、通話
接続の確立を確認して電子マネーの支払を実行させるこ
とを特徴とする端末装置の電子マネー処理方法。
【0149】(付記20)カードスロットにインタフェ
ース及び移動電話機能を備えた電子マネーカードを接続
し、前記電子マネーカードに移動電話網を介して接続さ
れる銀行サーバとインターネットを介して接続する端末
装置を構成するコンピュータに、前記電子マネーカード
から取得した口座番号と電話番号を含む所定の利用者認
証情報を前記端末装置から銀行サーバに送信して認証を
取得する認証取得ステップと、前記銀行サーバに支払金
額と、該支払金額に応じて支払申込日時からのタイムラ
グを変化させて設定された支払日時とを指定した支払申
込を通知する支払申込ステップと、を実行させ、前記支
払日時への到達で前記銀行サーバから前記電子マネーカ
ードに電話呼出を行い、通話接続の確立を確認して電子
マネーの支払を実行させることを特徴とするプログラ
ム。
【0150】(付記21)カードスロットにインタフェ
ース及び移動電話機能を備えた電子マネーカードを接続
し、前記電子マネーカードに移動電話網を介して接続さ
れる銀行サーバとインターネットを介して接続する端末
装置を構成するコンピュータに、前記電子マネーカード
から取得した口座番号と電話番号を含む所定の利用者認
証情報を前記端末装置から銀行サーバに送信して認証を
取得する認証取得ステップと、前記銀行サーバに支払金
額を指定した支払申込を通知する支払申込ステップと、
を備え、前記銀行サーバにより前記受付けた支払金額に
応じて前記支払申込を受信した支払申込日時からのタイ
ムラグを変化させて設定された前記支払日時への到達で
前記電子マネーカードに電話呼出を行い、通話接続の確
立を確認して電子マネーの支払を実行させることを特徴
とするプログラム。
【0151】(付記22)カードスロットにインタフェ
ース及び移動電話機能を備えた電子マネーカードを接続
し、前記電子マネーカードに移動電話網を介して接続さ
れる銀行サーバとインターネットを介して接続する端末
装置を構成するコンピュータに、前記電子マネーカード
から取得した口座番号と電話番号を含む所定の利用者認
証情報を前記端末装置から銀行サーバに送信して認証を
取得する認証取得ステップと、前記銀行サーバに支払金
額と、該支払金額に応じて支払申込日時からのタイムラ
グを変化させて設定された支払日時とを指定した支払申
込を通知する支払申込ステップと、を実行させ、前記支
払日時への到達で前記銀行サーバから前記電子マネーカ
ードに電話呼出を行い、通話接続の確立を確認して電子
マネーの支払を実行させるプログラムを格納したことを
特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。
【0152】(付記23)カードスロットにインタフェ
ース及び移動電話機能を備えた電子マネーカードを接続
し、前記電子マネーカードに移動電話網を介して接続さ
れる銀行サーバとインターネットを介して接続する端末
装置を構成するコンピュータに、前記電子マネーカード
から取得した口座番号と電話番号を含む所定の利用者認
証情報を前記端末装置から銀行サーバに送信して認証を
取得する認証取得ステップと、前記銀行サーバに支払金
額を指定した支払申込を通知する支払申込ステップと、
を備え、前記銀行サーバにより前記受付けた支払金額に
応じて前記支払申込を受信した支払申込日時からのタイ
ムラグを変化させて設定された前記支払日時への到達で
前記電子マネーカードに電話呼出を行い、通話接続の確
立を確認して電子マネーの支払を実行させることを特徴
とするプログラムを格納したことを特徴とするコンピュ
ータ読取可能な記録媒体。
【0153】(付記24)利用者の端末装置とカードス
ロットを介して接続されると共に銀行サーバと移動電話
網を介して接続される電子マネーカードの処理方法に於
いて、前記端末装置から前記銀行サーバに少なくとも支
払金額を指定した支払申込を通知する際に、予め記憶し
ている自己の電話番号と口座番号を提供する支払支援ス
テップと、前記支払金額に応じて支払申込日時からのタ
イムラグを変化させて設定された前記支払日時への到達
で前記銀行サーバから通話呼出を受けた際に、通話接続
の確立を確認して電子マネーの支払を受ける支払受取ス
テップと、を備えたことを特徴とする電子マネーカード
の処理方法。(5)
【0154】(付記25)付記24記載の電子マネーカ
ードの処理方法に於いて、前記支払受取ステップは、前
記銀行サーバからの通話呼出で得られた発信者番号が予
め記憶している所定の銀行電話番号の範囲内であること
を判別して自動応答することにより通話接続を確立する
ことを特徴とする電子マネーカードの処理方法。
【0155】(付記26)利用者の端末装置とカードス
ロットを介して接続されると共に銀行サーバと移動電話
網を介して接続される電子マネーカードのコンピュータ
に、前記端末装置から前記銀行サーバに少なくとも支払
金額を指定した支払申込を通知する際に、予め記憶して
いる自己の電話番号と口座番号を提供する支払支援ステ
ップと、前記支払金額に応じて支払申込日時からのタイ
ムラグを変化させて設定された前記支払日時への到達で
前記銀行サーバから電話呼出を受けた際に、通話接続の
確立を確認して電子マネーの支払を受ける支払受取ステ
ップと、を実行させることを特徴とするプログラム。
【0156】(付記27)利用者の端末装置とカードス
ロットを介して接続されると共に銀行サーバと移動電話
網を介して接続される電子マネーカードのコンピュータ
に、前記端末装置から前記銀行サーバに少なくとも支払
金額を指定した支払申込を通知する際に、予め記憶して
いる自己の電話番号と口座番号を提供する支払支援ステ
ップと、前記支払金額に応じて支払申込日時からのタイ
ムラグを変化させて設定された前記支払日時への到達で
前記銀行サーバから電話呼出を受けた際に、通話接続の
確立を確認して電子マネーの支払を受ける支払受取ステ
ップと、を実行させるプログラムを格納したコンピュー
タ読取可能な記録媒体。
【0157】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、支払申込から支払実行までにタイムラグを設けるこ
とで、PHS電子マネーカードの紛失や盗難が起きて
も、支払日時前に銀行に対する支払停止依頼やPHS電
話網に対する通話停止を依頼することで、紛失あるいは
盗難に遭った電子マネーカードに対し支払が実行されて
しまうことを確実に防止し、PHS電子マネーカードを
利用した銀行オンラインキャッシュシステムのセキュリ
ティを大幅に高めることができる。
【0158】また支払の申込をインターネットにより行
っていることから、セキュリティが破られて不正使用に
よる支払申込が行われる可能性は残るが、支払の実行は
移動電話網に対し通話停止を依頼しておけば、不正に支
払申込が行われても移動電話網の通話停止解除は外部か
らは不可能なため、カード紛失や盗難に伴う不正な支払
申込に対し高いセキュリティを確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される銀行オンラインキャッシュ
システムの説明図
【図2】本発明で使用するPHS電子マネーカードの外
観説明図
【図3】図2のPHS電子マネーカードの内部構成のブ
ロック図
【図4】図3のメモリ領域の説明図
【図5】図1のシステムに対応した本発明の機能構成の
ブロック図
【図6】本発明による電子マネー支払の処理手順のタイ
ムチャート
【図7】図5に続く本発明による電子マネー支払の処理
手順のタイムチャート
【図8】銀行サーバにより実行される本発明の電子マネ
ー処理プログラムのフローチャート
【図9】図8に続く電子マネー処理プログラムのフロー
チャート
【図10】端末装置により実行される本発明の電子マネ
ー処理プログラムのフローチャート
【図11】電子マネーカードで実行される本発明の処理
プログラムのフローチャート
【符号の説明】
10:銀行サーバ 10−1:銀行サーバ電子マネー処理部 11:銀行オンラインキャッシュシステム 12:端末装置(クライアント) 12−1:端末電子マネー処理部 14:PHS電子マネーカード 14−1:カード電子マネー処理部 16:インターネット 18:電話ネットワーク 20:交換局 22:無線局 24:利用者 25:カードスロット 26:本体 28:表示部 30:操作部 32:アンテナ 34:情報表示装置 36:ボタン装置 38:PCMCIAインタフェース装置 40:PHS通信制御装置 42:PHS電話通信装置 44:PHSトランシーバ装置 46:PHS電子マネー処理ソフト 48:ROMメモリ 50:メモリ 52:PCMCIAインタフェースソフト 54:顧客記録データベース 56:支払認証部 58:支払受付部 60:支払実行部 62:認証取得部 64:支払申込部 66:支払支援部 68:支払受取部 72:PHS電話網 74:電子マネー情報領域 76:クレジット情報領域 78:定期情報領域 80:家計簿情報領域 82:ROMソフト作業域
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年3月1日(2002.3.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、利用者の端末
装置とインターネットを介して接続されると共に、端末
装置に接続可能なインタフェース及び移動電話機能を備
えた電子マネーカードと移動電話網を介して接続される
銀行サーバの電子マネー処理方法を対象とし、端末装置
から支払金額と、この支払金額に応じて支払申込日時か
らのタイムラグを変化させて設定された支払日時とを指
定した支払申込を受信する支払受付ステップと、支払日
時への到達で銀行サーバからPHS電子マネーカードに
通話呼出を行い、通話接続の確立を確認して電子マネー
の支払を実行する支払実行ステップと、を備えたことを
特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】本発明は、銀行サーバで実行されるプログ
ラムを提供する。このプログラムは、利用者の端末装置
とインターネットを介して接続されると共に、端末装置
に接続可能なインタフェース及び移動電話機能を備えた
電子マネーカードと移動電話網を介して接続される銀行
サーバを構成するコンピュータに、端末装置から支払金
額と、この支払金額に応じて支払申込日時からのタイム
ラグを変化させて設定された支払日時とを指定した支払
申込を受信する支払受付ステップと、支払日時への到達
で銀行サーバからPHS電子マネーカードに通話呼出を
行い、通話接続の確立を確認して電子マネーの支払を実
行する支払実行ステップと、を実行させる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】本発明は、銀行サーバで実行されるプログ
ムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供
する。この記録媒体は、利用者の端末装置とインターネ
ットを介して接続されると共に、端末装置に接続可能な
インタフェース及び移動電話機能を備えた電子マネーカ
ードと移動電話網を介して接続される銀行サーバを構成
するコンピュータに、端末装置から支払金額と、この支
払金額に応じて支払申込日時からのタイムラグを変化さ
せて設定された支払日時とを指定した支払申込を受信
る支払受付ステップと、支払日時への到達で銀行サーバ
からPHS電子マネーカードに通話呼出を行い、通話接
続の確立を確認して電子マネーの支払を実行する支払実
行ステップと、を実行させるプログラムを格納する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】この端末装置の電子マネー処理方法は、
子マネーカードから取得した口座番号と電話番号を含む
所定の利用者認証情報を端末装置から銀行サーバに送信
して認証を取得する認証取得ステップと、銀行サーバに
支払金額と、この支払金額に応じて支払申込日時からの
タイムラグを変化させて設定された支払日時とを指定し
た支払申込を通知する支払申込ステップと、を備え、
払日時への到達で銀行サーバから電子マネーカードに電
話呼出を行い、通話接続の確立を確認して電子マネーの
支払を実行させる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】また本発明による端末装置の電子マネー処
理方法の別の形態にあっては電子マネーカードから取
得した口座番号と電話番号を含む所定の利用者認証情報
を端末装置から銀行サーバに送信して認証を取得する認
証取得ステップと、銀行サーバに支払金額を指定した支
払申込を通知する支払申込ステップと、を備え、銀行サ
ーバにより受付けた支払金額に応じて支払申込を受信し
た支払申込日時からのタイムラグを変化させて設定され
た支払日時への到達で電子マネーカードに電話呼出を行
い、通話接続の確立を確認して電子マネーの支払を実行
させることを特徴とする。この場合の詳細は電子マネー
システムの処理方法の場合と基本的に同じになる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】また本発明による電子マネーシステムの別
の形態にあっては、利用者の端末装置と、端末装置に接
続可能なインタフェース及び移動電話機能を備えた電子
マネーカードと、端末装置とインターネットを介して接
続すると共に電子マネーカードと移動電話網を介して接
続する銀行サーバとを備え、端末装置から銀行サーバに
支払金額を指定した支払申込を通知し、銀行サーバによ
り受付けた支払金額に応じて支払申込日時からのタイム
ラグを変化させて支払日時を設定し、この設定された支
払日時への到達で電子マネーカードに通話呼出を行い、
通話接続の確立を確認して電子マネーの支払を実行する
ことを特徴とする。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】図4は、図3のPHS電子マネーカード1
4に設けているメモリ50の管理情報の説明図である。
メモリ50の領域は、電子マネー情報領域74、クレジ
ット情報領域76、定期情報領域78、家計簿情報領域
80、更にROMソフト作業領域82で構成されてい
る。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0058
【補正方法】変更
【補正内容】
【0058】もちろん、メモリ50にはメモリ容量の許
す範囲で他の電子マネー利用に関する情報領域が必要に
応じて設けられる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0061
【補正方法】変更
【補正内容】
【0061】更にPHS電子マネーカード14には、カ
ード電子マネー処理部14−1としての機能が設けられ
る。このカード電子マネー処理部14−1の機能は、図
に示したPHS電子マネー処理ソフト46の一部を構
成している。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0087
【補正方法】変更
【補正内容】
【0087】支払金額の多さに応じ、支払申込日時と支
払実行日時とのタイムラグを大きくするようにすれば、
支払実行を停止するための手続をとることのできる時間
的余裕が金額の多さに応じて長くなることになる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0103
【補正方法】変更
【補正内容】
【0103】図8、9は、銀行サーバ10で実行される
電子マネー処理プログラムのフローチャートである。図
において、銀行サーバ10は、ステップS1で利用者
アクセスをチェックしており、利用者アクセスがある
と、ステップS2でホームページのダウンロードを行
う。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0124
【補正方法】変更
【補正内容】
【0124】本発明の他の実施形態としては、支払申込
日時から支払い実行日時までのタイムラグについて、端
末装置12の支払申込部64からは支払金額だけを銀行
サーバ10へ送信し、そのデータを受信した支払受付部
58が金額に応じたタイムラグをもとに支払実行日時を
決定し、端末装置12へ返信する。この場合の金額に応
じたタイムラグに基づく支払実行日時の決定は、銀行サ
ーバ10の支払実行部60が行い、支払受付部58が決
定された支払実行日時を端末装置12へ返信するように
してもよい。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0139
【補正方法】変更
【補正内容】
【0139】(付記10付記1又は4記載の銀行サー
バの電子マネー処理方法に於いて、前記支払実行ステッ
プは、前記支払期日前の支払停止入力により支払の実行
を停止して支払申込をキャンセルすることを特徴とする
銀行サーバの電子マネー処理方法。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0140
【補正方法】変更
【補正内容】
【0140】(付記11)利用者の端末装置とインター
ネットを介して接続されると共に、前記端末装置に接続
可能なインタフェース及び移動電話機能を備えた電子マ
ネーカードと移動電話網を介して接続される銀行サーバ
を構成するコンピュータに、前記端末装置から支払金額
と、該支払金額に応じて支払申込日時からのタイムラグ
を変化させて設定された支払日時とを指定した支払申込
を受信する支払受付ステップと、前記支払日時への到達
で前記電子マネーカードに通話呼出を行い、通話接続の
確立を確認して電子マネーの支払を実行する支払実行ス
テップと、を実行させることを特徴とするプログラム。
(3)
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0147
【補正方法】変更
【補正内容】
【0147】(付記18)付記15記載の端末装置の電
子マネー処理方法に於いて、前記認証取得ステップは、
前記利用者認証情報として、前記電子マネーカードから
取得した口座番号と電話番号以外に利用者が入力した氏
名、住所、暗証番号を含むことを特徴とする端末装置の
電子マネー処理方法。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0150
【補正方法】変更
【補正内容】
【0150】(付記21)カードスロットにインタフェ
ース及び移動電話機能を備えた電子マネーカードを接続
し、前記電子マネーカードに移動電話網を介して接続さ
れる銀行サーバとインターネットを介して接続する端末
装置を構成するコンピュータに、前記電子マネーカード
から取得した口座番号と電話番号を含む所定の利用者認
証情報を前記端末装置から銀行サーバに送信して認証を
取得する認証取得ステップと、前記銀行サーバに支払金
額を指定した支払申込を通知する支払申込ステップと、
を備え、前記銀行サーバにより前記受付けた支払金額に
応じて前記支払申込を受信した支払申込日時からのタイ
ムラグを変化させて設定された支払日時への到達で前記
電子マネーカードに電話呼出を行い、通話接続の確立を
確認して電子マネーの支払を実行させることを特徴とす
るプログラム。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0152
【補正方法】変更
【補正内容】
【0152】(付記23)カードスロットにインタフェ
ース及び移動電話機能を備えた電子マネーカードを接続
し、前記電子マネーカードに移動電話網を介して接続さ
れる銀行サーバとインターネットを介して接続する端末
装置を構成するコンピュータに、前記電子マネーカード
から取得した口座番号と電話番号を含む所定の利用者認
証情報を前記端末装置から銀行サーバに送信して認証を
取得する認証取得ステップと、前記銀行サーバに支払金
額を指定した支払申込を通知する支払申込ステップと、
を備え、前記銀行サーバにより前記受付けた支払金額に
応じて前記支払申込を受信した支払申込日時からのタイ
ムラグを変化させて設定された支払日時への到達で前記
電子マネーカードに電話呼出を行い、通話接続の確立を
確認して電子マネーの支払を実行させることを特徴とす
るプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ
読取可能な記録媒体。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0153
【補正方法】変更
【補正内容】
【0153】(付記24)利用者の端末装置とカードス
ロットを介して接続されると共に銀行サーバと移動電話
網を介して接続される電子マネーカードの処理方法に於
いて、前記端末装置から前記銀行サーバに少なくとも支
払金額を指定した支払申込を通知する際に、予め記憶し
ている自己の電話番号と口座番号を提供する支払支援ス
テップと、前記支払金額に応じて支払申込日時からのタ
イムラグを変化させて設定された支払日時への到達で前
記銀行サーバから通話呼出を受けた際に、通話接続の確
立を確認して電子マネーの支払を受ける支払受取ステッ
プと、を備えたことを特徴とする電子マネーカードの処
理方法。(5)
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0155
【補正方法】変更
【補正内容】
【0155】(付記26)利用者の端末装置とカードス
ロットを介して接続されると共に銀行サーバと移動電話
網を介して接続される電子マネーカードのコンピュータ
に、前記端末装置から前記銀行サーバに少なくとも支払
金額を指定した支払申込を通知する際に、予め記憶して
いる自己の電話番号と口座番号を提供する支払支援ステ
ップと、前記支払金額に応じて支払申込日時からのタイ
ムラグを変化させて設定された支払日時への到達で前記
銀行サーバから電話呼出を受けた際に、通話接続の確立
を確認して電子マネーの支払を受ける支払受取ステップ
と、を実行させることを特徴とするプログラム。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0156
【補正方法】変更
【補正内容】
【0156】(付記27)利用者の端末装置とカードス
ロットを介して接続されると共に銀行サーバと移動電話
網を介して接続される電子マネーカードのコンピュータ
に、前記端末装置から前記銀行サーバに少なくとも支払
金額を指定した支払申込を通知する際に、予め記憶して
いる自己の電話番号と口座番号を提供する支払支援ステ
ップと、前記支払金額に応じて支払申込日時からのタイ
ムラグを変化させて設定された支払日時への到達で前記
銀行サーバから電話呼出を受けた際に、通話接続の確立
を確認して電子マネーの支払を受ける支払受取ステップ
と、を実行させるプログラムを格納したコンピュータ読
取可能な記録媒体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 ZEC G06F 17/60 ZEC G06K 17/00 G06K 17/00 R 19/00 19/00 U

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者の端末装置とインターネットを介し
    て接続されると共に、前記端末装置に接続可能なインタ
    フェース及び移動電話機能を備えた電子マネーカードと
    移動電話網を介して接続される銀行サーバの電子マネー
    処理方法に於いて、 前記端末装置から支払金額と、該支払金額に応じて支払
    申込日時からのタイムラグを変化させて設定された支払
    日時とを指定した支払申込を受信する支払受付ステップ
    と、 前記支払日時への到達で前記電子マネーカードに通話呼
    出を行い、通話接続の確立を確認して電子マネーの支払
    を実行する支払実行ステップと、を備えたことを特徴と
    する銀行サーバの電子マネー処理方法。
  2. 【請求項2】利用者の端末装置とインターネットを介し
    て接続されると共に、前記端末装置に接続可能なインタ
    フェース及び移動電話機能を備えた電子マネーカードと
    移動電話網を介して接続される銀行サーバの電子マネー
    処理方法に於いて、 前記端末装置から支払金額を指定した支払申込を受信す
    る支払受付ステップと、 前記受付けた支払金額に応じて前記支払申込を受信した
    支払申込日時からのタイムラグを変化させて支払日時を
    設定し、該支払日時への到達で前記電子マネーカードに
    通話呼出を行い、通話接続の確立を確認して電子マネー
    の支払を実行する支払実行ステップと、を備えたことを
    特徴とする銀行サーバの電子マネー処理方法。
  3. 【請求項3】利用者の端末装置とインターネットを介し
    て接続されると共に、前記端末装置に接続可能なインタ
    フェース及び移動電話機能を備えた電子マネーカードと
    移動電話網を介して接続されるる銀行サーバを構成する
    コンピュータに、 前記端末装置から支払金額と、該支払金額に応じて申込
    日時からのタイムラグを変化させて設定された支払日時
    とを指定した支払申込を受信する支払受付ステップと、 前記支払日時への到達で前記電子マネーカードに通話呼
    出を行い、通話接続の確立を確認して電子マネーの支払
    を実行する支払実行ステップと、を実行させることを特
    徴とするプログラム。
  4. 【請求項4】利用者の端末装置とインターネットを介し
    て接続されると共に、前記端末装置に接続可能なインタ
    フェース及び移動電話機能を備えた電子マネーカードと
    移動電話網を介して接続される銀行サーバを構成するコ
    ンピュータに、 前記端末装置から支払金額を指定した支払申込を受信す
    る支払受付ステップと、 前記受付けた支払金額に応じて前記支払申込を受信した
    支払申込日時からのタイムラグを変化させて支払日時を
    設定し,該支払日時への到達で前記電子マネーカードに
    通話呼出を行い、通話接続の確立を確認して電子マネー
    の支払を実行する支払実行ステップと、を実行させるこ
    とを特徴とするプログラム。
  5. 【請求項5】利用者の端末装置とカードスロットを介し
    て接続されると共に銀行サーバと移動電話網を介して接
    続される電子マネーカードの処理方法に於いて、 前記端末装置から前記銀行サーバに少なくとも支払金額
    を指定した支払申込を通知する際に、予め記憶している
    自己の電話番号と口座番号を提供する支払支援ステップ
    と、 前記支払金額に応じて支払申込日時からのタイムラグを
    変化させて設定された支払日時への到達で前記銀行サー
    バから通話呼出を受けた際に、通話接続の確立を確認し
    て電子マネーの支払を受ける支払受取ステップと、を備
    えたことを特徴とする電子マネーカードの処理方法。
JP2001352947A 2001-11-19 2001-11-19 電子マネー処理方法、プログラム及び記録媒体 Expired - Fee Related JP3902453B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001352947A JP3902453B2 (ja) 2001-11-19 2001-11-19 電子マネー処理方法、プログラム及び記録媒体
US10/076,539 US20030097333A1 (en) 2001-11-19 2002-02-19 Electronic money processing method and program and recording medium
EP02251152A EP1313075A3 (en) 2001-11-19 2002-02-20 Electronic money processing method and program
KR10-2002-0017618A KR100432838B1 (ko) 2001-11-19 2002-03-30 전자 화폐 처리 방법, 프로그램을 기록한 기록 매체 및 전자 화폐 카드의 처리 방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001352947A JP3902453B2 (ja) 2001-11-19 2001-11-19 電子マネー処理方法、プログラム及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003150879A true JP2003150879A (ja) 2003-05-23
JP3902453B2 JP3902453B2 (ja) 2007-04-04

Family

ID=19165055

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001352947A Expired - Fee Related JP3902453B2 (ja) 2001-11-19 2001-11-19 電子マネー処理方法、プログラム及び記録媒体

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20030097333A1 (ja)
EP (1) EP1313075A3 (ja)
JP (1) JP3902453B2 (ja)
KR (1) KR100432838B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019075065A (ja) * 2017-10-18 2019-05-16 聡子 荻原 ネットバンクの読みとり機

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004114696A1 (en) * 2003-06-24 2004-12-29 Lg Telecom, Ltd. System for providing banking services by use of mobile communication system
FR2860671A1 (fr) * 2003-10-02 2005-04-08 Jean Luc Pronier Procede et dispositif d'autorisation d'utilisation de ressource
TW200602909A (en) * 2004-04-23 2006-01-16 Nec Corp User authentication system and data providing system using the same
KR101122470B1 (ko) * 2009-06-08 2012-02-29 에스케이플래닛 주식회사 다수 타입의 전자화폐 식별 시스템 및 방법, 그리고 이에 적용되는 장치
US9589256B1 (en) 2011-04-07 2017-03-07 Wells Fargo Bank, N.A. Smart chaining
US8690051B1 (en) 2011-04-07 2014-04-08 Wells Fargo Bank, N.A. System and method for receiving ATM deposits
US9292840B1 (en) * 2011-04-07 2016-03-22 Wells Fargo Bank, N.A. ATM customer messaging systems and methods

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU1390395A (en) * 1994-01-14 1995-08-01 Michael Jeremy Kew A computer security system
CN1322334A (zh) * 1997-05-14 2001-11-14 谢浩强 通用电子交易系统及其方法
DE19724901A1 (de) * 1997-06-12 1998-12-17 Siemens Nixdorf Inf Syst Mobilfunktelefon sowie solche mit gekoppeltem Rechner für Internet- bzw. Netzanwendungen und Verfahren zum Betreiben einer solchen Gerätekombination
US5949044A (en) * 1997-06-13 1999-09-07 Walker Asset Management Limited Partnership Method and apparatus for funds and credit line transfers
US6021397A (en) * 1997-12-02 2000-02-01 Financial Engines, Inc. Financial advisory system
US6636833B1 (en) * 1998-03-25 2003-10-21 Obis Patents Ltd. Credit card system and method
US6064990A (en) * 1998-03-31 2000-05-16 International Business Machines Corporation System for electronic notification of account activity
US7047416B2 (en) * 1998-11-09 2006-05-16 First Data Corporation Account-based digital signature (ABDS) system
US6609113B1 (en) * 1999-05-03 2003-08-19 The Chase Manhattan Bank Method and system for processing internet payments using the electronic funds transfer network
DE19936226A1 (de) * 1999-08-05 2001-02-08 Alcatel Sa Verfahren und Vorrichtungen zur Zugangskontrolle eines Benutzers eines Benutzerrechners zu einem Zugangsrechner
US20010042021A1 (en) * 1999-12-06 2001-11-15 Taiichi Matsuo Electronic settling system and electronic settling method
CN1439141A (zh) * 2000-04-26 2003-08-27 电通应用股份有限公司 管理交易和清算的方法,通知沿消费动向的信息的方法
AU2001280023A1 (en) * 2000-07-17 2002-01-30 Richard O'connell System and methods of validating an authorized user of a payment card and authorization of a payment card transaction
US20030074290A1 (en) * 2001-10-17 2003-04-17 Capital One Financial Corporation Methods, systems and articles of manufacture for managing delinquent financial accounts
US7571140B2 (en) * 2002-12-16 2009-08-04 First Data Corporation Payment management

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019075065A (ja) * 2017-10-18 2019-05-16 聡子 荻原 ネットバンクの読みとり機

Also Published As

Publication number Publication date
JP3902453B2 (ja) 2007-04-04
EP1313075A3 (en) 2005-07-13
KR20030041754A (ko) 2003-05-27
US20030097333A1 (en) 2003-05-22
KR100432838B1 (ko) 2004-05-24
EP1313075A2 (en) 2003-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4031989B2 (ja) 移動通信端末及び方法
US6612488B2 (en) Method and system to prevent fraudulent payment in credit/debit card transactions, and terminals therefor
RU2242795C2 (ru) Способ осуществления безналичных расчетов и система для осуществления способа
US9208634B2 (en) Enhanced smart card usage
JP2003528376A (ja) 支払いトランザクション方法および支払いトランザクションシステム
JP2003521028A (ja) 支払いトランザクション方法および支払いトランザクションシステム
JP2002140755A (ja) 商品取引装置,移動体通信装置及び管理装置
KR20020007973A (ko) 이동전화 단말기를 이용한 이체 방법
KR100842556B1 (ko) 이동 통신 단말을 이용한 서비스 승인 방법
WO2009069905A2 (en) System for mobile payment service using phone number and method thereof
US20010027435A1 (en) Electronic-money settlement method and information processing apparatus therefor
KR20030082090A (ko) 전자 지불 결제 방법 및 시스템
JP2003150879A (ja) 電子マネー処理方法、プログラム及び記録媒体
EP1189179B1 (en) A method for loading money, an electronic device, and a system
JP4071445B2 (ja) 取引仲介システム、取引仲介装置およびプログラム
JP2003099687A (ja) 商品販売取引代金決済システム及び商品販売取引代金決済装置及び電話料金徴収管理装置並びに商品販売取引代金決済方法
JP2001076220A (ja) 携帯端末を利用する自動販売機精算システム
KR20210061660A (ko) 높은 보안성을 갖춘 전자 화폐 처리 방법
JP2003058704A (ja) 決済認証方法、決済装置および移動通信端末
JP3821668B2 (ja) プリペイド型携帯電話の通話度数登録・更新方法
EP1475760A1 (en) Method for executing transactions
JP2002123776A (ja) カード認証システム
KR20030018949A (ko) 이동통신 단말기를 이용한 물품대금 결제방법
WO2005034006A1 (en) A communication device which is connected to terminal to be used for transaction, and transaction method using the same
KR20050111104A (ko) 스마트 칩이 내장된 이동통신 단말기를 이용한 결제시스템및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040524

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051018

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051215

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060904

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20061018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees