JP2003150717A - 生活習慣改善支援装置 - Google Patents

生活習慣改善支援装置

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JP2003150717A
JP2003150717A JP2001344225A JP2001344225A JP2003150717A JP 2003150717 A JP2003150717 A JP 2003150717A JP 2001344225 A JP2001344225 A JP 2001344225A JP 2001344225 A JP2001344225 A JP 2001344225A JP 2003150717 A JP2003150717 A JP 2003150717A
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calorie consumption
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Hironori Yamazaki
洋式 山▲崎▼
Shinjiro Nagano
信二郎 長野
Kiyoshi Arifuku
潔 有福
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地図データの管理が容易で、また、移動経路
の入力も簡単に行なうことができ、結果的に散歩やジョ
ギングなどの生活習慣を根付かせることのできる生活習
慣改善支援装置を提供する。 【解決手段】 管理の容易な電子データから読み出した
地図情報を表示装置の地図表示部3に表示させ、移動し
たい経路(破線7)をマウスなどで入力すると、消費カ
ロリーが計算されて演算結果表示部9に表示されるよう
にしたので、移動経路の入力が極めて簡単で、また、散
歩などの単純な移動を消費カロリーと関連づけて認識で
きるため、散歩やジョギングなどを生活習慣として根付
かせることも可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運動習慣の効果を
簡便に認識可能とすることに係り、特に生活習慣病の治
療として有益な運動療法の継続を図らせることに好適な
生活習慣改善支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生活習慣改善支援装置として、特
開平5−128068に示されるマップメータがある。
これは、腕時計型のマップメータに性別や年齢などのデ
ータを入力し、別に用意した地図上で移動経路をなぞる
ことによって移動距離を計測し、これらに基づいてカロ
リー消費量などを計算して表示するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のマップメータでは、使用者は必要な地図を紙デ
ータとして予め準備しておく必要があり、その管理が面
倒であることに加え、マップメータを地図に押し付けな
がらなぞるという移動距離の入力方法も煩雑であるとい
う問題があった。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、本発明の目的は、地図データの管理が容易
で、また、移動経路の入力も簡単に行なうことができ、
結果的に散歩やジョギングなどの生活習慣を根付かせる
ことのできる生活習慣改善支援装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその作用・効果】上記
目的を達成するために請求項1は、使用者の身体属性情
報を入力する身体属性情報入力手段と、使用者の移動距
離を測定する測距手段と、前記身体属性情報入力手段で
入力された身体属性情報および前記測距手段で測定した
移動距離に基づいて消費カロリーを演算する消費カロリ
ー演算手段とを備えた生活習慣改善支援装置において、
地図情報を読み出す読出手段と、読み出した前記地図情
報を表示する表示手段と、前記表示手段に表示された地
図情報上で移動経路を入力する移動経路入力手段とを備
え、前記測距手段は、前記移動経路入力手段で入力され
た移動経路に基づいて移動距離を測定することとした。
よって、地図情報を紙としてではなく電子データとして
持つことにより管理が容易になるとともに、画面上で移
動経路を簡単に入力することができる。また、散歩など
の単純な移動を消費カロリーと関連づけて認識できるた
め、散歩などを生活習慣として根付かせることも可能と
なる。
【0006】請求項2は、請求項1に記載の生活習慣改
善支援装置において、使用者の移動の態様を、歩行・ジ
ョギング・ランニング・自転車等から選択する移動態様
選択手段を備えた。よって、散歩だけに限らず、自分で
好みの移動態様を選んだ上で、その消費カロリーを知る
ことができる。
【0007】請求項3は、請求項1若しくは請求項2に
記載の生活習慣改善支援装置において、前記移動経路入
力手段は、移動経路を入力するとともに該移動経路の高
低情報も入力可能とした。よって、二次元情報である地
図情報に高低情報を加えることで、より正確な消費カロ
リーを知ることができる。
【0008】請求項4は、請求項1ないし請求項3に記
載の生活習慣改善支援装置において、前記移動経路入力
手段は、移動経路を入力するとともに該移動経路周辺の
関連情報も入力可能とした。よって、自分が興味のある
周辺情報を入力していくことで、散歩やジョギングを楽
しんで継続的に行なえるようになる。
【0009】請求項5は、請求項1ないし請求項4に記
載の生活習慣改善支援装置において、前記消費カロリー
演算手段にて演算された消費カロリーを前記表示手段に
表示するとともに、該消費カロリーを食物や飲料の摂取
カロリーに換算して表示することとした。よって、例え
ばカロリー制限を受けている糖尿病をはじめとする生活
習慣病患者が、指定された以上のジョギングなどを行な
った場合に、余分に摂取してもよい食物や飲料を容易に
知ることができるので、運動療法を苦痛として捉えるの
ではなく楽しみとして認識できるようになり、結果とし
て運動療法の継続を促す効果がある。
【0010】請求項6は、請求項1ないし請求項5に記
載の生活習慣改善支援装置において、前記消費カロリー
演算手段にて演算された消費カロリーを前記表示手段に
表示するとともに、該消費カロリーを各種運動による消
費カロリーに換算して表示することとした。よって、散
歩やジョギングで消費したカロリーと、テニスやゴルフ
などの他の運動を行なった場合に消費するカロリーとの
相関関係を、容易に知ることができるため、ある日は散
歩の代わりにテニスを行なう、というように自分で運動
内容を工夫することで、運動療法の継続を図ることがで
きる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面により詳細に説明する。図1は、本発明の生活習慣改
善支援装置の一実施例を示すシステムブロック図であ
る。図1に示すように、消費カロリーなどを演算する演
算装置には、表示装置、読出装置、移動態様選択手段、
移動経路入力手段、身体属性情報入力手段、補助データ
入力手段、記憶装置、情報伝送装置が接続されている。
【0012】表示装置は、CRT、LCDなどのディス
プレイであり、情報・入力値・演算結果などを使用者に
表示するものである。
【0013】読出装置は、地図情報を取り出す部分であ
り、他の記憶媒体を総称するノードや、CD−ROMや
DVD−ROMのような電子媒体から情報を読み出した
り、電話回線を介してインターネット経由で地図情報を
読み出すことができる。CD−ROMやDVD−ROM
のような電子媒体は、多くの情報を短時間で読み出せる
反面、最新情報に逐次メンテナンスすることが難しいの
に対して、インターネットをはじめとする通信を介した
情報は、伝送容量が小さい反面、常に最新情報にメンテ
ナンスすることが可能であるため、両者を組み合わせて
地図情報としてもよい。いずれにせよ、地図情報を紙と
してではなく電子データとして持つので、管理は容易で
ある。
【0014】移動態様選択手段は、キーボード入力やマ
ウスの操作などにより移動手段を選択するものである。
自分の好みにより、最も手軽な運動である歩行のほか、
負荷によりジョギングやランニングを選んだり、また、
自転車よる移動を選択することもできる。
【0015】移動経路入力手段は、表示装置に表示され
た地図情報上に移動したいと考える経路を入力するもの
である。入力には、マウスやライトペン、キーボードの
矢印表示や、他の記憶媒体を総称するノードを使用す
る。マウスなどを用いることで、移動経路は極めて簡単
に入力可能となる。なお、一般に地図情報は、航空写真
をベースとして電子情報に加工されるため、情報として
は二次元のものが多い。そこで、移動経路に高低差があ
る場合には、「平坦」「少し坂道」「急な坂道」などの
高低情報を入力することによって、より正確な消費カロ
リーを算出させるようにしてもよい。さらには、地図情
報に高低の三次元情報を付加することによって、標高に
よる酸素濃度変化を消費カロリー算出の際に加味するよ
うにしてもよい。本発明は、生活習慣病患者などに継続
的な運動習慣を根付かせることを目的としているが、酸
素濃度変化まで考慮するようにすれば、陸上選手、なか
でもロード競技の選手などのトレーニングにも、活用可
能になる。
【0016】身体属性情報入力手段は、キーボード入力
やマウスの操作などにより、運動生理学によるところの
属性情報としての性別・年齢・身長・体重・歩幅・負荷
係数を入力するものである。
【0017】演算装置は、歩行やジョギングなどから選
択された移動態様、地図情報に入力した移動経路と高低
などの付加情報、および性別や年齢などの身体属性情報
から、移動距離や消費カロリーなどを算出するものであ
る。
【0018】補助データ入力手段は、地図情報上に使用
者のコメントなどを補助データとして付加するものであ
る。例えば、経路上の美観などを示す情報や、移動上の
注意や、季節を含めた備忘録などを、使用者がコメント
や画像情報として自由に付加できる。入力はキーボード
入力などの直接入力だけでなく、携帯電話のメール機能
やデジタル撮影機能を通じて入力できるようにすれば、
移動途中の情報を添付することもできる。また、これら
の情報をハードディスクや磁気ディスクなどの記憶装置
に記憶しておけば、いつでも参照することができる。さ
らに、情報伝送装置を介してインターネットを使用する
ことにより、同好の方たちと情報を共有し合うこともで
きる。このような補助データを入力していくことで、散
歩やジョギングを楽しんで継続的に行なえるようにな
る。
【0019】次に、図1の生活習慣改善支援装置の使用
手順を、図2、図3、図4に示した表示装置の表示例を
用いて説明する。まず、入力部6に住所を入力すると、
近傍の地図情報が大縮尺の地図表示部2および詳細縮尺
の地図表示部3に表示される。そして、地図表示部3の
右端の縮尺カーソル4を上下させて縮尺を変更したり、
地図表示部3上の位置カーソル5を上下左右に動かして
表示の中心位置を移動させたりすることにより、自分が
移動しようとする範囲を、地図表示部3全体に表示させ
る。次に、入力部6の「手段」の欄に移動態様を入力す
る。ここでは、歩行・ジョギング・ランニング・自転車
の入力候補が予め準備されており、この中から選ぶこと
により入力できる。
【0020】そして、移動したいと考える経路を入力す
る。具体的には、マウスやライトペン、キーボードの矢
印表示などにより、地図表示部3上で選択していく。選
択された経路は、図3に示した破線7のように表示され
る。なお、移動経路に高低差がある場合には、入力部6
の「高低差」の欄に、「平坦」「少し坂道」「急な坂
道」の予め準備された入力候補の中から適当なものを選
んで入力する。次いで、入力部6に性別・年齢・身長・
体重・歩幅の身体属性情報をキーボード入力する。準備
された入力候補の中から選ぶような方式としてもよい。
なお、地図上にコメントなどを補助データとして付加し
たい場合は、地図表示部3上にキーボードなどで直接入
力できる。花壇や並木の花の種類といった経路上の美観
などを示す情報のほか、移動上の注意や曲がり角の目的
物などを、コメント8や画像情報として入力する。
【0021】以上の入力が終わると、移動距離、消費カ
ロリー、想定所要時間が演算装置により算出され、図3
に示した演算結果表示部9に表示される。なお、これら
の情報は次回の利用のため記憶装置に記憶しておく。ま
た、自分で作った「散歩コース」の情報をインターネッ
トを介して送受信するなどして、同好の方たちと情報を
共有できるようにしてもよい。
【0022】図3の演算結果表示部9には、消費カロリ
ーが数値として表示されるが、使用者にとっては、数値
として表示された消費カロリーの意味を感覚的に捉えに
くい。そこで、図4に示すように、食物や飲料の摂取カ
ロリーに換算した代替表示10や、各種運動による消費
カロリーに換算した代替表示11を表示することによっ
て、使用者は自分が実施する運動の消費カロリーを理解
しやすくなる。食物や飲料は種類と量、運動は種類と時
間が同時に表示される。この表示によって、使用者は運
動効果が想像以上に小さいことや、食物や飲料による摂
取カロリーに注意が必要なことなどを端的に理解するこ
とができる。
【0023】また、例えばカロリー制限を受けている糖
尿病をはじめとする生活習慣病患者が、指定された以上
のジョギングなどを行なった場合に、余分に摂取しても
よい食物や飲料を容易に知ることができるので、運動療
法を苦痛として捉えるのではなく楽しみとして認識でき
るようになり、結果として運動療法の継続を促す効果が
ある。さらに、散歩やジョギングで消費したカロリー
と、テニスやゴルフなどの他の運動を行なった場合に消
費するカロリーとの相関関係を、容易に知ることができ
るため、ある日は散歩の代わりにテニスを行なう、とい
うように自分で運動内容を工夫することで、運動療法の
継続を図ることができる。なお、図4のような代替表示
をさせるには、図3の演算結果表示部9の「代替指標表
示」の欄で「Y」を選択すればよい。
【0024】なお、表示装置の上部にはメニューバー1
が表示されており、使用者はこれを操作する。このメニ
ューバー1の構成を、ワープロソフトや表計算ソフトの
メニューバーと略同一にしておけば、使用者にとって使
い勝手が良い。
【0025】以上のように、本発明の生活習慣改善支援
装置によれば、散歩などの単純な移動を消費カロリーと
関連づけて認識できるため、散歩などを生活習慣として
根付かせることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の生活習慣改善支援装置の一実施例を
示すシステムブロック図
【図2】 図1の生活習慣改善支援装置の表示装置の表
示例
【図3】 図1の生活習慣改善支援装置の表示装置の表
示例
【図4】 図1の生活習慣改善支援装置の表示装置の表
示例
【符号の説明】
1…メニューバー 2…地図表示部 3…地図表示部 4…縮尺カーソル 5…位置カーソル 6…入力部 7…破線 8…コメント 9…演算結果表示部 10…代替表示 11…代替表示
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 有福 潔 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 Fターム(参考) 2C032 HB02 HB05 HB25 HB31 HC11 HC13 HC27 HD04 HD07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用者の身体属性情報を入力する身体属性
    情報入力手段と、使用者の移動距離を測定する測距手段
    と、前記身体属性情報入力手段で入力された身体属性情
    報および前記測距手段で測定した移動距離に基づいて消
    費カロリーを演算する消費カロリー演算手段とを備えた
    生活習慣改善支援装置において、地図情報を読み出す読
    出手段と、読み出した前記地図情報を表示する表示手段
    と、前記表示手段に表示された地図情報上で移動経路を
    入力する移動経路入力手段とを備え、前記測距手段は、
    前記移動経路入力手段で入力された移動経路に基づいて
    移動距離を測定することを特徴とする生活習慣改善支援
    装置。
  2. 【請求項2】使用者の移動の態様を、歩行・ジョギング
    ・ランニング・自転車等から選択する移動態様選択手段
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の生活習慣改
    善支援装置。
  3. 【請求項3】前記移動経路入力手段は、移動経路を入力
    するとともに該移動経路の高低情報も入力可能としたこ
    とを特徴とする請求項1若しくは請求項2に記載の生活
    習慣改善支援装置。
  4. 【請求項4】前記移動経路入力手段は、移動経路を入力
    するとともに該移動経路周辺の関連情報も入力可能とし
    たことを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の生
    活習慣改善支援装置。
  5. 【請求項5】前記消費カロリー演算手段にて演算された
    消費カロリーを前記表示手段に表示するとともに、該消
    費カロリーを食物や飲料の摂取カロリーに換算して表示
    することを特徴とする請求項1ないし請求項4に記載の
    生活習慣改善支援装置。
  6. 【請求項6】前記消費カロリー演算手段にて演算された
    消費カロリーを前記表示手段に表示するとともに、該消
    費カロリーを各種運動による消費カロリーに換算して表
    示することを特徴とする請求項1ないし請求項5に記載
    の生活習慣改善支援装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009273785A (ja) * 2008-05-16 2009-11-26 Nec Saitama Ltd 電子機器、消費エネルギーの表示方法、プログラム、及び記録媒体
JP2016090315A (ja) * 2014-10-31 2016-05-23 株式会社ナビタイムジャパン 情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置、および、情報処理方法
JP2018007677A (ja) * 2017-07-19 2018-01-18 エスゼット ディージェイアイ テクノロジー カンパニー リミテッドSz Dji Technology Co.,Ltd 目標物体を誘導する方法及びuav
US10729103B2 (en) 2014-10-31 2020-08-04 SZ DJI Technology Co., Ltd. Unmanned aerial vehicle (UAV) and method of using UAV to guide a target

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