JP2003150301A - キーボード支持装置 - Google Patents

キーボード支持装置

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JP2003150301A
JP2003150301A JP2001352439A JP2001352439A JP2003150301A JP 2003150301 A JP2003150301 A JP 2003150301A JP 2001352439 A JP2001352439 A JP 2001352439A JP 2001352439 A JP2001352439 A JP 2001352439A JP 2003150301 A JP2003150301 A JP 2003150301A
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JP
Japan
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base portion
keyboard
rotation
support device
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001352439A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Akiyama
弘昭 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokuyo Co Ltd
Original Assignee
Kokuyo Co Ltd
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Publication date
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Priority to CNB021209367A priority patent/CN1192732C/zh
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Abstract

(57)【要約】 【課題】キーボード使用時には、長時間の入力作業を良
好に行うことを可能とするとともに、非使用時には、天
板の使用面積を確保して、書類を作成する等の他の執務
作業を好適に行い得るようなキーボード支持装置を提供
する。 【解決手段】キーボードKを載せ置くことができるベー
ス部1と、使用者が手の一部を載せ置くことができるリ
ストレスト部2とを具備してなるキーボード支持装置A
であり、ベース部1を天板面t1に対して略水平な横臥
位置Pと天板面t1に対して起立させた起立位置Qとを
取り得るように支持する支持機構3と、ベース部1が起
立位置Qをとる場合に、リストレスト部2を天板面t1
に対して起立させるとともにベース部1の起立動作を妨
げない位置へと退避させ得る退避機構4とを具備してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフィス等で好適
に利用されるキーボード支持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、OA化の進展に伴って、オフィス
や家庭等で使用される机には、パソコンが常設されるよ
うになっており、通常、前記机の天板面には、前述した
パソコンを始めとして、その周辺機器であるキーボード
やマウス等が載せ置かれている。
【0003】さらに、前記キーボードで長時間入力作業
を行うことにより感じる疲労感や肩こり等を軽減するた
めに、前記キーボードの使用端側に手の一部を載せ置く
ことができるリストレストを配置している利用者も多
い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たキーボード及びリストレストは、使用又は非使用時に
かかわらず、常時、横臥状態で天板面に載せ置かれてい
るため、天板面の使用面積を常に占有しがちであり、書
類を作成する等の他の執務作業を行いたい場合に、該作
業の邪魔になって作業効率を低下させる恐れがある。
【0005】一方、従来、使用時にはキーボードの使用
端側に位置してリストレストとして機能するとともに、
非使用時にはキーボードの上方に載せ置かれてキーボー
ドカバーとして機能するもの等も存在している。ところ
が、このものは、主として非使用時にキーボードに埃等
が溜まることを防止するものであって、キーボードは常
に横臥状態で天板面の使用面積を占有しており、非使用
時の天板面の拡大には殆ど寄与していない。
【0006】そこで、本発明は、キーボード使用時に
は、長時間の入力作業等を良好に行うことを可能とする
とともに、キーボード非使用時には、天板の使用面積を
確保して、書類を作成する等の他の執務作業を好適に行
い得るようなキーボード支持装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、キ
ーボードを載せ置くことができるベース部と、使用者が
手の一部を載せ置くことができるリストレスト部とを具
備してなるものであって、前記ベース部を天板面に対し
て略水平な横臥位置と前記天板面に対して起立させた起
立位置とを取り得るように支持する支持機構と、前記ベ
ース部が起立位置をとる場合に、前記リストレスト部を
前記天板面に対して起立させるとともに前記ベース部の
起立動作を妨げない位置へと退避させ得る退避機構とを
具備していることを特徴とするキーボード支持装置に関
するものである。
【0008】このような構成のものであると、キーボー
ド使用時には、該キーボードを前記ベース部により横臥
位置に支持した状態でリストレスト部に手の一部を載せ
置いて入力作業を行えば、入力作業を行い易くするとと
もに長時間入力作業を行っても疲労感や肩こり等を感じ
難くすること等、使用者の肉体的負担の軽減を図ること
ができる。一方、キーボード非使用時や天板面を広く利
用したい時には、キーボードを起立位置に保持するよう
にすれば、横臥位置にあるときに比べ、キーボードが天
板面に占める占有面積を縮小して天板面の執務エリアを
拡大することが可能となる。さらに、この時、リストレ
スト部も前記ベース部とともに天板面に対して起立する
ので天板面に占める占有面積の縮小に貢献し得るもので
ある。
【0009】なお、本明細書中でいうところのリストレ
スト部とは、使用者が、入力作業中に手首や手の平や腕
の一部等を載せることができるものである。
【0010】起立位置において前記キーボードの落下や
倒伏を有効に防止するには、リストレスト部が、前記キ
ーボードの使用端側に位置する使用位置と、前記ベース
部と対面して該ベース部との間にキーボードを介在させ
得る退避位置との間で前記退避機構を介して移動し得る
ものであり、前記退避機構が、前記リストレスト部を前
記退避位置に保持し得る保持手段を具備していることが
望ましい。
【0011】リストレスト部を使用位置から退避位置へ
と移動させる際の移動動作を円滑なものとするには、退
避機構が、回動動作を行うことによって前記リストレス
ト部を使用位置から退避位置へと移動させるものである
ことが望ましい。
【0012】この場合の好適な実施の態様としては、退
避機構が、前記ベース部又はリストレスト部の何れか一
方側に設けた軸受部と、他方側に設けてありその一端部
側を前記軸受部に回動可能に関連付けた軸部であるもの
が挙げられる。
【0013】保持手段の好適な実施の態様としては、保
持手段が、前記ベース部が横臥位置にある時には前記退
避機構の回動動作を許容するとともに、前記ベース部が
起立位置にある時には前記退避機構の回動動作を禁止し
て前記リストレスト部を退避位置に保持するものである
ものが挙げられる。
【0014】この場合の具体的な実施の態様としては、
保持手段が、前記ベース部が横臥位置にある時には前記
退避機構の回動動作を許容する回動許容位置を取るとと
もに、前記ベース部が起立位置にある時には前記退避機
構の回動動作を禁止する回動禁止位置を取り、これら回
動許容位置と回動禁止位置との間で移動可能となるよう
に設けた移動部と、前記ベース部を横臥位置又は起立位
置にすることによって前記移動部の回動許容位置又は回
動禁止位置への移動を誘導し得る誘導部とを具備し、前
記誘導部が、前記ベース部が横臥位置にある時には一端
部側を天板面に押されることにより回動して前記移動部
を回動許容位置へと移動させ得るように誘導するととも
に、前記ベース部が起立位置にある時には一端部側を天
板面の押え力から解放されるとともに力付与部材の力を
利用することにより回動して前記移動部を回動禁止位置
へと移動させ得るように誘導するものが挙げられる。
【0015】移動部の具体的な実施の態様としては、移
動部が、回動許容位置では前記退避機構の回動動作を許
容し得るように回動軌跡上に位置するとともに回動禁止
位置では前記退避機構の回動動作を禁止し得るように回
動軌跡上から外れた位置を取る回動許容空間と、前記回
動禁止位置で前記退避機構の一部に突き当ってその回動
動作を禁止する壁部とを具備しているものが挙げられ
る。
【0016】支持機構が、ベース部が横臥位置にある時
には入力作業等の邪魔になることがなく、ベース部が起
立位置にある時には良好に機能するものとし得るには、
支持機構が、横臥位置において前記ベース部の裏面に略
沿って折畳状態で配置されるとともに、起立位置におい
て前記ベース部の裏面から離間し前記ベース部と天板面
との間に位置してスタンドとして機能するものであるこ
とが望ましい。
【0017】この場合の好適な実施の態様としては、支
持機構が、一端部側を前記ベース部の反使用端側に回動
可能に取り付けた支持体と、前記ベース部を起立位置と
する場合に前記支持体に前記ベース部の裏面から離間す
る方向へ移動する力を付与している力付与部材とを具備
しているものが挙げられる。
【0018】異なる規格寸法を有する種々のキーボード
にも良好に対応し得るには、キーボードの幅寸法又は奥
行寸法の少なくとも一方に対応させてベース部の幅寸法
又は奥行寸法を変更し得るアジャスタ機構を具備してい
ることが望ましい。
【0019】この場合の好適な実施の態様としては、ア
ジャスタ機構が、アジャスタ本体と、このアジャスタ本
体を前記ベース部に対して幅方向又は奥行方向に沿って
スライド移動可能に支持するスライド手段とを具備して
いるものが挙げられる。
【0020】さらに、簡単な構成でアジャスタ本体を良
好にスライドさせ得るとともに、所定の位置で位置決め
し得るようにするには、スライド手段が、前記ベース部
又はアジャスタ本体の何れか一方側に設けたスライド凹
部と、他方側に設けてなり前記スライド凹部内を幅方向
又は奥行方向に沿ってスライド移動するスライド体と、
前記スライド体とベース部との間に設けてなり前記ベー
ス部に対するスライド体の位置決めを行う位置調整部と
を具備してなることが望ましい。
【0021】位置調整部の好適な実施の態様としては、
位置調整部が、前記ベース部又はスライド体の何れか一
方側に設けた複数の凹部と、他方側に設けてなり前記凹
部に選択的に係り合う爪体とを具備しているものが挙げ
られる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0023】本実施の形態におけるキーボード支持装置
Aは、図1に示すように、机T等の天板面t1に載せ置
いて使用されるものである。
【0024】このキーボード支持装置Aは、図1〜図5
に示すように、キーボードKを載せ置くことができるベ
ース部1と、使用者が手の一部を載せ置くことができる
リストレスト部2と、前記ベース部1を前記天板面t1
に対して略水平な横臥位置P(図1及び図3参照)と、
前記天板面t1に対して傾斜状態で起立する起立位置Q
(図2参照)とを選択的に取り得るように支持する支持
機構3と、前記ベース部1を起立位置Pとする場合に、
前記リストレスト部2を前記天板面t1に対して起立さ
せるとともに前記ベース部1の起立動作を妨げない位置
へと退避させ得る退避機構4と、前記キーボードKの幅
寸法に対応させて前記ベース部1の幅寸法を変更し得る
アジャスタ機構たる第1のアジャスタ機構5と、前記キ
ーボードKの奥行寸法に対応させてベース部1の奥行寸
法を変更し得るアジャスタ機構たる第2のアジャスタ機
構6とを具備している。
【0025】以下、各部の構成について具体的に説明す
る。
【0026】ベース部1は、図2〜図5に示すように、
樹脂一体成形により形成された平面視略矩形状をなす薄
板状のもので、前記キーボードKを載せ得るような幅寸
法及び奥行寸法を有している。このベース部1は、中央
部分に設けた複数の平面視略円形状の貫通孔11と、図
10及び図11に示すように、使用端1a側において上
面から突出して設けた突条体18とを具備している。こ
の突条体18は、キーボードKが横臥位置Pにおいて前
方へ、起立位置Qにおいて下方へ移動することを禁止す
るものである。
【0027】リストレスト部2は、図1〜図8に示すよ
うに、前記ベース部1の幅寸法より若干大きい幅寸法を
有する平面視略矩形状のものである。このリストレスト
部2は、前記ベース部1が横臥位置Pにある時には、前
記キーボードKの使用端側に位置する使用位置Rを取る
とともに、前記ベース部1が起立位置Qにある時には、
前記ベース部1と対面して該ベース部1との間にキーボ
ードKを介在させ得る退避位置Sとを取り得るものであ
る。
【0028】支持機構3は、図5〜図8に示すように、
横臥位置Pにおいて前記ベース部1の裏面に略沿って折
畳状態で配置されるとともに、起立位置Qにおいて前記
ベース部1を起立状態で支持するべく前記ベース部1と
天板面t1との間に位置してスタンドとして機能するも
のである。この支持機構3は、一端部31a側を前記ベ
ース部1の反使用端1b側に設けた軸受部12に軸部1
3を介して回動可能に取り付けてある左右一対の支持体
たる脚要素31と、左右の脚要素31の他端部31b同
士を連結する連結軸32と、前記ベース部1を起立位置
Qとした場合に前記左右の脚要素31を前記ベース部1
の裏面から離間する方向へ移動させる力を付与している
力付与部材たるコイルバネ33とを具備し、ベース部1
が横臥位置Pにある時には、天板面t1に押されて折畳
状態を取り、ベース部1が起立位置Qにある時には、天
板面t1から離間することによりコイルバネ33の弾性
力が働きスタンドとして機能する形状に変形するもので
ある。脚要素31は、樹脂一体成形により形成された平
面視略矩形状の薄板状のものである。連結軸32は、金
属製の棒状部材を利用して構成してあり、その左右両端
部を左右の脚要素31に取り付けてある。コイルバネ3
3は、一端部を前記ベース部1の裏面1cに、他端部を
前記脚要素31の裏面に突き当てた状態で、前記軸部1
3に巻き回してある。
【0029】退避機構4は、前記リストレスト部2を前
記使用位置R(図1参照)と前記退避位置S(図2参
照)との間で移動させ得るものであり、図5、図9〜図
11に示すように、前記ベース部1の裏面1c側におい
て使用端1a側に設けた軸受部41と、一端部たる中央
部421を前記軸受部41に回動可能に関連付けた軸部
42とを具備している。軸受部41は、前記ベース部1
の裏面1c側において使用端1a側に幅方向に沿って設
けた下方が開口した断面略U字状のものである。軸部4
2は、金属の棒状部材を全体として略U字形状をなすよ
うに折り曲げて形成したもので、前述したように中央部
421を前記軸受部41に回動可能となるように挿入し
てある。さらに、この軸部42は、前記中央部421の
左右両端部から略直交方向に屈曲させた左右部422の
先端部422aを前記リストレスト部2の裏面に略沿っ
てさらに屈曲させ、この先端部422aを前記リストレ
スト部2の裏面に設けた軸受部21に回動可能となるよ
うに挿入している。また、前記中央部421の幅方向略
中央位置には、略U字形状をなすように屈曲させた突出
部423が設けてある。
【0030】さらに、この退避機構4は、前記リストレ
スト部2を前記退避位置Sに保持し得る保持手段7を具
備している。
【0031】保持手段7は、図9〜図11に示すよう
に、前記ベース部1が横臥位置Pにある時には前記退避
機構4の軸部42の回動動作を許容するとともに、前記
ベース部1が起立位置Qにある時には前記軸部42の回
動動作を禁止して前記リストレスト部2を退避位置Sに
保持するものである。この保持手段7は、前記ベース部
1が横臥位置Pと起立位置Qとを取る際に前記退避機構
4の回動を許容する回動許容位置Tと前記退避機構4の
回動を禁止する回動禁止位置Uとをそれぞれ取り、これ
ら回動許容位置Tと回動禁止位置Uとの間で移動可能に
設けた移動部71と、前記ベース部1を横臥位置P又は
起立位置Qにすることによって前記移動部71の回動許
容位置T又は回動禁止位置Uへの移動を誘導し得る誘導
部73とを具備している。
【0032】移動部71は、前記ベース部1に設けた前
記突条体18内に形成した凹溝16内に挿入してあるも
ので、前記回動許容位置Tと前記回動禁止位置Uとの間
でスライド移動可能に設けてある。この移動部71は、
左右側壁711と、これら左右側壁711の下半部にお
いて前端部側を連結する前壁712と、この前壁712
の上端部側に一体に設けてあり前記左右側壁711の上
下方向略中央位置を連結する水平壁713とから構成さ
れている。そして、前記左右側壁711の上半部間に形
成される空間を、前記退避機構4の軸部42が前記リス
トレスト部2の使用位置Rと退避位置Sとの間で回動す
ることを許容する回動許容空間714としているととも
に、前記前壁712を、前記回動禁止位置Uで前記退避
機構4の一部に突き当ってその回動動作を禁止する壁部
としている。前記回動許容空間714は、図10に示す
ように、回動許容位置Tでは前記退避機構4の軸部42
の突出部423の回動動作を許容し得るようにその回動
軌跡上に位置するとともに、図11に示すように、回動
禁止位置Uでは前記退避機構4の回動動作を禁止し得る
ように回動軌跡上から外れた位置を取るものである。一
方、前記前壁712は、図11に示すように、前記回動
禁止位置Uで、前記突条体18の内面18aとともに前
記軸部42の突出部423を挟み込んだ状態で突き当
り、前記退避機構4の軸部42の回動動作を禁止する。
【0033】誘導部73は、前記ベース部1の裏面1c
において使用端1a側に回動可能に設けてあるもので、
図10に示すように、前記ベース部1を横臥位置Pとす
る時に一端部731a側を天板面t1に押されることに
より前記移動部71を回動許容位置Tに移動させ得る方
向に回動するとともに、図11に示すように、前記ベー
ス部1を起立位置Qとする時に一端部731a側を天板
面t1の押え力から解放されるとともに力付与部材たる
コイルバネ74の弾性力を利用して前記移動部71を回
動禁止位置Uに移動させ得る方向に回動するものであ
る。具体的には、この誘導部73は、図9〜図11に示
すように、略中央部に開口731cを有する誘導部本体
731と、前記誘導部本体731の一端部731a側に
設けた操作部732と、前記誘導部本体731の他端部
731b側に設けた突部733と、前記誘導部本体73
1の外面において奥行方向略中央部から外方に向って突
出してあり前記ベース部1の使用端1a側に設けた軸受
部17に回動可能に取り付けた左右一対の回動軸734
と、前記開口731cを形成する左右内側面から内方に
向って突出した左右一対の軸部735とを具備してい
る。
【0034】コイルバネ74は、左右両端部近傍を前記
誘導部73の軸部735に巻き回してあるもので、その
左右両端部を前記誘導部73に突き当てているととも
に、略U字形に折り曲げた中央部741を前記移動部7
1の前壁712に設けた孔部712a内に挿入して保持
してあり、前記誘導部73の回動動作に伴って前記移動
部71と共に移動し得るように構成してある。
【0035】すなわち、この保持手段7は、図10に示
すように、前記ベース部1を横臥位置Pとする時には、
前記誘導部73の操作部732を天板面t1に押される
ことにより前記誘導部73及びコイルバネ74が前記移
動部71を回動許容位置Tへと移動させる方向へ回動す
る。そして、この回動許容位置Tでは、前記軸部42の
突出部423の回動軌跡上に前記回動許容空間714が
位置することになるため、前記軸部42は、回動動作を
許容され、ひいては前記リストレスト部2を使用位置R
から退避位置Sへと移動させることができる。一方、前
記ベース部1を起立位置Qとする時には、図11に示す
ように、前記誘導部73の操作部732が、前記天板面
t1により押される力から解放されるため、前記コイル
バネ74が元の形状へ戻ろうとする弾性力が働き、前記
誘導部73が前記移動部71を回動禁止位置Uへと移動
させる方向へ回動する。そして、この回動禁止位置Uで
は、前記前壁712が、前記突条体18の内面18aと
ともに前記軸部42の突出部423を挟み込んだ状態で
突き当るため、前記軸部42の回動動作が禁止され、ひ
いては前記リストレスト部2を退避位置Sに保持するこ
とが可能となる。
【0036】第1のアジャスタ機構5は、図5、図12
及び図13に示すように、前記ベース部1の左右両端側
に対をなして設けてあるもので、前記ベース部1に対し
て幅方向に沿って移動可能な第1のアジャスタ本体51
と、この第1のアジャスタ本体51を前記ベース部1に
対して幅方向に沿ってスライド移動可能に支持するスラ
イド手段8とを具備している。
【0037】第1のアジャスタ本体51は、前記キーボ
ードKを載せ置くことができる載置部511と、この載
置部511の外方側において上面から突出して設けた突
条体512とを具備し、この突条体512により前記キ
ーボードKが左右方向に移動することを禁止するもので
ある。
【0038】スライド手段8は、前記ベース部1側に設
けたスライド凹部たる第1、第2のスライド凹溝81、
82と、前記アジャスタ本体51から内方に向って延出
してなり前記第1、第2のスライド凹溝81、82内を
それぞれ幅方向に沿ってスライド移動する第1、第2の
スライド体83、84と、前記第1のスライド体83と
ベース部1との間に設けてなり前記ベース部1に対する
アジャスタ本体51の位置決めを行う位置調整部85と
を具備している。
【0039】第1のスライド凹溝81は、前記ベース部
1の裏面1cにおいて反使用端1b側に設けてある凹状
のものであり、第2のスライド凹溝82は、前記ベース
部1の裏面1cにおいて使用端1a側に設けてある筒状
のものである。
【0040】第1のスライド体83は、横臥位置Pにお
いて前記第1のアジャスタ本体51の後端部51aから
内方に向って延出してなる薄板状のものであり、前記第
1のスライド凹溝81内にスライド移動可能となるよう
に挿入してある。第2のスライド体84は、横臥位置P
において前記第1のアジャスタ本体51の前端部51b
から内方に向って延出した断面略L字形状のものであ
り、前記第2のスライド凹溝82内にスライド移動可能
となるように挿入してある。
【0041】位置調整部85は、前記ベース部1側に幅
方向に沿って並設した複数の凹部851と、前記第1の
スライド体83に設けてなり前記凹部851に選択的に
係り合う爪体852とを具備している。爪体852は、
前記第1のスライド体83の内方端側に設けた開口83
1内に先端部832a側を自由端とした状態で位置する
弾性変形可能な舌片832の下面から下方に向けて突出
してある。なお、図13中符号853で示すものは、前
記第1のスライド体83が、前記第1のスライド溝81
から抜け出ることを防止するためのストッパである。
【0042】しかして、前記ベース部1に載せ置くキー
ボードKの幅寸法に対応させるには、前記第1のアジャ
スタ本体51を幅方向に沿ってスライド移動させるとと
もに、適当な位置で前記位置調整部85の凹部851に
爪体852を係り合わせて位置決めする。
【0043】第2のアジャスタ機構6は、図5、図14
及び図15に示すように、前記ベース部1の反使用端1
b側に設けてあるもので、前記ベース部1に対して奥行
方向に沿って移動可能な第2のアジャスタ本体61と、
この第2のアジャスタ本体61を前記ベース部1に対し
て奥行方向に沿ってスライド移動可能に支持するスライ
ド手段9とを具備している。
【0044】第2のアジャスタ本体61は、長手方向を
前記ベース部1の幅方向と略一致させた平面視略矩形状
のもので、裏面側には、補強用の複数のリブが格子状に
突出してある。
【0045】スライド手段9は、前記ベース部1側に設
けた左右一対のスライド凹部たるスライド凹溝91と、
前記アジャスタ本体61から内方に向って延出してなり
前記スライド凹溝91内を奥行方向に沿ってスライド移
動するスライド体92と、前記スライド体92とベース
部1との間に設けてなり前記ベース部1に対するアジャ
スタ本体61の位置決めを行う位置調整部93とを具備
してなる。
【0046】スライド凹溝91は、前記ベース部1の裏
面1cにおいて反使用端1b側に設けてある左右一対の
凹状のものである。
【0047】スライド体92は、前記ベース部1の横臥
位置Pにおいて前記第2のアジャスタ本体61の左右両
端部近傍から使用端1a側に向って延出してなる薄板状
のものであり、前記スライド凹溝91内にスライド可能
となるように挿入してある。このスライド体92は、前
記第2のアジャスタ本体61と一体に成形してあり、裏
面側には、補強用の複数のリブが格子状に突出してあ
る。
【0048】位置調整部93は、前記ベース部1側に奥
行方向に沿って並設した複数の凹部931と、前記スラ
イド体92に設けてなり前記凹部931に選択的に係り
合う爪体932とを具備している。爪体932は、前記
スライド体92の内方端側に設けた開口921内に先端
部922a側を自由端とした状態で位置する弾性変形可
能な舌片922の下面から下方に向けて突出してある。
なお、図14中符号854で示すものは、前記スライド
体92から下方に向って切り起こした切り起し片であ
り、所定位置で前記スライド凹溝91を形成する底壁9
11に突き当って前記スライド体92が、前記スライド
凹溝91から抜け出ることを防止するためのストッパと
して機能するものである。
【0049】しかして、前記ベース部1に載せ置くキー
ボードKの奥行寸法に対応させるには、前記第2のアジ
ャスタ本体61を奥行方向に沿ってスライド移動させる
とともに、適当な位置で前記位置調整部93の凹部93
1に爪体932を係り合わせて位置決めする。
【0050】次に、前記キーボード支持装置Aの一使用
例について図1、図2及び図6〜図11を参照して説明
する。
【0051】先ず、キーボードKを利用して入力作業を
行う場合には、図1及び図6に示すように、前記ベース
部1を天板面t1に対して略水平な横臥位置Pとする。
この時、リストレスト部2は、前記キーボードKの使用
端側に位置する使用位置Rにあり、使用者は、図1に示
すように、前記リストレスト部2に手の一部を載せ置い
た状態で、前記キーボードKにて入力作業を行う。
【0052】一方、キーボード非使用時に書類を作成す
る等の他の執務作業を行うべく天板面t1を広く確保し
たい場合には、先ず、前記退避機構4を利用してリスト
レスト部2を使用位置Rから退避位置Sへと退避させ
る。具体的には、図7及び図10に示すように、前記軸
部42を軸受部41に対して図中時計回りに回動させる
ことにより、前記リストレスト部2を前記使用位置Rか
ら、前記ベース部1に載せ置いたキーボードKの上方へ
と移動させる。この時、前記保持手段7の移動部71は
回動許容位置Tにあり、前記退避機構4の軸部42の突
出部423は、前記移動部71の回動許容空間714内
を移動することによって、図10中実線で示す位置から
図中想像線で示す位置へと回動することを許容される。
【0053】次に、前記ベース部1を上方へ持ち上げる
等して、その裏面1cを天板面t1から離間させると、
前記支持機構3のコイルバネ33が左右の脚要素31を
前記ベース部1の裏面1cから離間させる方向へと移動
させる力を付与するため、前記左右の脚要素31は、図
8に示すように、前記ベース部1の裏面1cから離間し
て前記連結軸32とともにスタンドとして機能するよう
な形状に変形する。この状態で前記連結軸32を天板面
t1に略沿って配置すれば、前記ベース部1を天板面t
1に対して傾斜させた状態となる起立位置Qで保持する
ことができる。また、この時、前記保持手段7の誘導部
73は、前記操作部732に働いていた天板面t1によ
り押される力から解放されるため、前記コイルバネ74
が元の形状へ戻ろうとする弾性力により図11中想像線
で示す位置から実線で示す位置へと時計回りに回動し、
前記移動部71を回動禁止位置Tへと移動させる。前記
移動部71が回動禁止位置Tにある時には、前記退避機
構4の軸部42は、図11に示すように、その突出部4
23が前記突条体18の内面18aと前記前壁712と
の間に挟まれることにより、その回動動作を禁止され
る。したがって、リストレスト部2は、図8に示すよう
に、前記ベース部1と対面する位置で該ベース部1との
間にキーボードKを介在させた状態で、前記保持手段7
により保持されることとなる。
【0054】このような構成のものであると、キーボー
ドKを使用する時には、該キーボードKを前記ベース部
1により横臥位置Pに支持した状態でリストレスト部2
に手の一部を載せ置いて入力作業を行えば、入力作業を
行い易くするとともに長時間入力作業を行っても疲労感
や肩こり等を感じ難くすること等ができる。一方、キー
ボード非使用時や天板面t1を広く利用したい時には、
前記キーボードKを載せ置いた状態で前記ベース部1を
起立位置Qに保持するようにすれば、横臥位置Pにある
ときに比べ、キーボードKが天板面t1に占める占有面
積を縮小して執務領域を拡大することが可能となる。さ
らに、この時、リストレスト部2も前記ベース部1とと
もに天板面t1に対して起立するので天板面t1に占め
る占有面積の縮小に貢献し得るものである。
【0055】リストレスト部2が、前記キーボードKの
使用端側に位置する使用位置Rと、前記ベース部1と対
面して該ベース部1との間にキーボードKを介在させ得
る退避位置Sとの間で前記退避機構4を介して移動し得
るものであり、前記退避機構4が、前記リストレスト部
2を前記退避位置Sに保持し得る保持手段7を具備して
いるので、ベース部1の起立位置Pにおいて前記キーボ
ードKの落下や倒伏等を有効に防止することができる。
【0056】退避機構4が、回動動作を行うことによっ
て前記リストレスト部2を使用位置Rから退避位置Sへ
と移動させるものであるので、リストレスト部2を使用
位置Rから退避位置Sへと移動させる際の移動動作を円
滑なものとすることが可能となる。
【0057】退避機構4が、前記ベース部1に設けた軸
受部41と、リストレスト部2に設けてあり中央部42
1側を前記軸受部41に回動可能に関連付けた軸部42
であるので、簡単な構成で円滑な移動動作が可能とな
る。
【0058】保持手段7が、前記ベース部1が横臥位置
Pにある時には前記退避機構4の回動動作を許容すると
ともに、前記ベース部1が起立位置Qにある時には前記
退避機構4の回動動作を禁止して前記リストレスト部2
を退避位置Sに保持するものであるので、リストレスト
部2が退避位置Sに保持されている時等に誤って該リス
トレスト部2が回動することを防止し、起立位置Qで前
記リストレスト部2を確実に退避位置Sに保持すること
ができ、キーボードKの落下や倒伏等を有効に防止する
ことが可能である。
【0059】保持手段7が、前記ベース部1が横臥位置
Pにある時には前記退避機構4の回動動作を許容する回
動許容位置Tを取るとともに、前記ベース部1が起立位
置Qにある時には前記退避機構4の回動動作を禁止する
回動禁止位置Uを取り、これら回動許容位置Tと回動禁
止位置Uとの間で移動可能となるように設けた移動部7
1と、前記ベース部1を横臥位置P又は起立位置Qにする
ことによって前記移動部71の回動許容位置T又は回動
禁止位置Uへの移動を誘導し得る誘導部73とを具備
し、前記誘導部73が、前記ベース部1が横臥位置Pに
ある時には一端部731a側を天板面t1に押されるこ
とにより回動して前記移動部71を回動許容位置Tへと
移動させ得るように誘導するとともに、前記ベース部1
が起立位置Qにある時には一端部731a側を天板面t
1の押え力から解放されるとともにコイルバネ74の力
を利用することにより回動して前記移動部71を回動禁
止位置Uへと移動させ得るように誘導するものであるの
で、横臥位置Pでは、天板面t1にベース部1を略水平
に載せ置くことにより天板面t1に押される力を利用し
て自動的に移動部71を回動許容位置Tへと移動させる
ことができるとともに、起立位置Qでは、ベース部1を
天板面t1から離間させて起立させることにより自動的
に天板面t1の押え力から解放されるとともにコイルバ
ネ74の弾性力により移動部71を回動禁止位置Uへと
移動させることが可能である。
【0060】支持機構4が、横臥位置Pにおいて前記ベ
ース部1の裏面1cに略沿って折畳状態で配置されると
ともに、起立位置Qにおいて前記ベース部1の裏面1c
から離間し前記ベース部1と天板面t1との間に位置し
てスタンドとして機能するような形状に変形するもので
あるので、横臥位置Pでは使用者の入力作業を妨げるこ
とがなく、また起立位置Qでは確実に前記ベース部1を
起立状態で保持することが可能となる。
【0061】支持機構4が、一端部31a側を前記ベー
ス部1の反使用端1b側に回動可能に取り付けた脚要素
31と、前記脚要素31に前記ベース部1の裏面1cか
ら離間する方向へ移動する力を付与しているコイルバネ
33とを具備しているので、前記ベース部1を天板面t
1から上方へ持ち上げると、前記コイルバネ33の弾性
力が働いて、前記脚要素31が自動的に前記ベース部1
の裏面1cから離間してスタンドとして機能し得る形状
へと変形させることができる。
【0062】キーボードKの幅寸法及び奥行寸法に対応
させてベース部1の幅寸法及び奥行寸法を変更し得る第
1、第2のアジャスタ機構5、6を具備しているので、
異なる規格寸法を有する種々のキーボードKにも良好に
対応することができる。
【0063】第1、第2のアジャスタ機構5、6が、第
1、第2のアジャスタ本体51、61と、これらアジャ
スタ本体51、61を前記ベース部1に対して幅方向又
は奥行方向に沿ってスライド移動可能に支持するスライ
ド手段8、9とを具備しているので、簡単な構成で異な
る規格寸法を有する種々のキーボードKに対応すること
が可能である。
【0064】スライド手段8、9が、前記ベース部1に
設けたスライド凹溝81、82、91と、アジャスタ本
体51、61側に設けてあり、前記スライド凹溝81、
82、91内を幅方向又は奥行方向に沿ってスライド移
動するスライド体82、83、92と、前記スライド体
82、92とベース部1との間に設けてなり前記ベース
部1に対するスライド体82、92の位置決めを行う位
置調整部85、93とを具備してなるので、簡単な構成
でアジャスタ本体51、61を良好にスライドさせ得る
上、所定の位置で位置決め等の位置調整をし得るもので
ある。
【0065】位置調整部85、93が、前記ベース部1
側に設けた複数の凹部851、931と、スライド体8
2、92側に設けてあり前記凹部851、931に選択
的に係り合う爪体852、932とを具備しているの
で、簡単な構成で確実な位置決めが可能となる。
【0066】なお、本発明における構成は、以上説明し
たものに限定されないのは勿論である。例えば、退避機
構は、上述したようなリストレスト部を回動動作させる
ことにより使用位置から退避位置へと退避させるものに
限定されず、前記リストレスト部を略直線的にスライド
移動させることにより使用位置から退避位置へと退避さ
せるようなものであってもよい。また、リストレスト部
を二重に構成しておき、退避時にその一部を回転或いは
スライドさせて、リストレスト部によりキーボード全体
を覆い得るような位置に移動させることによって、キー
ボードカバーとして機能させてもよい。その他の構成も
本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能であ
る。
【0067】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような構成で実
施され以下に記載されるような効果を奏する。
【0068】すなわち、本発明は、前記ベース部を天板
面に対して略水平な横臥位置と前記天板面に対して起立
させた起立位置とを取り得るように支持する支持機構
と、前記ベース部が起立位置を取る場合に、前記リスト
レスト部を前記天板面に対して起立させるとともに前記
ベース部の起立動作を妨げない位置へと退避させ得る退
避機構とを具備しているので、キーボード使用時には、
リストレスト部の利用により長時間の入力作業を良好に
行うことを可能とするとともに、非使用時には、天板の
使用面積を確保して、書類を作成する等の他の執務作業
を好適に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態において横臥位置にある
キーボード支持装置の一使用例を示す全体斜視図。
【図2】同起立位置にあるキーボード支持装置の一使用
例を示す全体斜視図。
【図3】同横臥位置にあるキーボード支持装置を示す全
体斜視図。
【図4】同横臥位置にあるキーボード支持装置を示す平
面図。
【図5】同横臥位置にあるキーボード支持装置を示す底
面図。
【図6】同横臥位置にあるキーボード支持装置を示す側
面図。
【図7】同横臥位置にあるキーボード支持装置を示す側
面図。
【図8】同起立位置にあるキーボード支持装置を示す側
面図。
【図9】同要部を示す底面図。
【図10】同図9に対応するI−I線断面図を利用した
作用説明図。
【図11】同作用説明図。
【図12】同要部を示す底面図。
【図13】同図12に対応するII−II線断面図。
【図14】同要部を示す底面図。
【図15】同図14に対応するIII−III線断面
図。
【符号の説明】
1…ベース部 1c…裏面 2…リストレスト部 3…支持機構 31…支持体(脚要素) 33…力付与部材(コイルバネ) 4…退避機構 41…軸受部 42…軸部 5…アジャスタ機構(第1のアジャスタ機構) 51…第1のアジャスタ本体 6…アジャスタ機構(第2のアジャスタ機構) 61…第2のアジャスタ本体 7…保持手段 71…移動部 712…壁部(前壁) 714…回動許容空間 73…誘導部 74…力付与部材(コイルバネ) 8…スライド手段 81、82…スライド凹部(第1、第2のスライド凹
溝) 83、84…スライド体(第1、第2のスライド体) 85…位置調整部 851…凹部 852…爪体 9…スライド手段 91…スライド凹部(スライド凹溝) 92…スライド体 93…位置調整部 931…凹部 932…爪体 A…キーボード支持装置 P…横臥位置 Q…起立位置 R…使用位置 S…退避位置 T…回動許容位置 U…回動禁止位置 t1…天板面

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キーボードを載せ置くことができるベース
    部と、使用者が手の一部を載せ置くことができるリスト
    レスト部とを具備してなるものであって、 前記ベース部を天板面に対して略水平な横臥位置と前記
    天板面に対して起立させた起立位置とを取り得るように
    支持する支持機構と、前記ベース部が起立位置をとる場
    合に、前記リストレスト部を前記天板面に対して起立さ
    せるとともに前記ベース部の起立動作を妨げない位置へ
    と退避させ得る退避機構とを具備していることを特徴と
    するキーボード支持装置。
  2. 【請求項2】リストレスト部が、前記キーボードの使用
    端側に位置する使用位置と、前記ベース部と対面して該
    ベース部との間にキーボードを介在させ得る退避位置と
    の間で前記退避機構を介して移動し得るものであり、前
    記退避機構が、前記リストレスト部を前記退避位置に保
    持し得る保持手段を具備していることを特徴とする請求
    項1記載のキーボード支持装置。
  3. 【請求項3】退避機構が、回動動作を行うことによって
    前記リストレスト部を使用位置から退避位置へと移動さ
    せるものであることを特徴とする請求項2記載のキーボ
    ード支持装置。
  4. 【請求項4】退避機構が、前記ベース部又はリストレス
    ト部の何れか一方側に設けた軸受部と、他方側に設けて
    ありその一端部側を前記軸受部に回動可能に関連付けた
    軸部であることを特徴とする請求項3記載のキーボード
    支持装置。
  5. 【請求項5】保持手段が、前記ベース部が横臥位置にあ
    る時には前記退避機構の回動動作を許容するとともに、
    前記ベース部が起立位置にある時には前記退避機構の回
    動動作を禁止して前記リストレスト部を退避位置に保持
    するものであることを特徴とする請求項3又は4記載の
    キーボード支持装置。
  6. 【請求項6】保持手段が、前記ベース部が横臥位置にあ
    る時には前記退避機構の回動動作を許容する回動許容位
    置を取るとともに、前記ベース部が起立位置にある時に
    は前記退避機構の回動動作を禁止する回動禁止位置を取
    り、これら回動許容位置と回動禁止位置との間で移動可
    能となるように設けた移動部と、前記ベース部を横臥位
    置又は起立位置にすることによって前記移動部の回動許
    容位置又は回動禁止位置への移動を誘導し得る誘導部と
    を具備し、前記誘導部が、前記ベース部が横臥位置にあ
    る時には一端部側を天板面に押されることにより回動し
    て前記移動部を回動許容位置へと移動させ得るように誘
    導するとともに、前記ベース部が起立位置にある時には
    一端部側を天板面の押え力から解放されるとともに力付
    与部材の力を利用することにより回動して前記移動部を
    回動禁止位置へと移動させ得るように誘導するものであ
    ることを特徴とする請求項5記載のキーボード支持装
    置。
  7. 【請求項7】移動部が、回動許容位置では前記退避機構
    の回動動作を許容し得るように回動軌跡上に位置すると
    ともに回動禁止位置では前記退避機構の回動動作を禁止
    し得るように回動軌跡上から外れた位置を取る回動許容
    空間と、前記回動禁止位置で前記退避機構の一部に突き
    当ってその回動動作を禁止する壁部とを具備しているこ
    とを特徴とする請求項6記載のキーボード支持装置。
  8. 【請求項8】支持機構が、横臥位置において前記ベース
    部の裏面に略沿って折畳状態で配置されるとともに、起
    立位置において前記ベース部の裏面から離間し前記ベー
    ス部と天板面との間に位置してスタンドとして機能する
    ものであることを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6又は7記載のキーボード支持装置。
  9. 【請求項9】支持機構が、一端部側を前記ベース部の反
    使用端側に回動可能に取り付けた支持体と、前記ベース
    部を起立位置とする場合に前記支持体に前記ベース部の
    裏面から離間する方向へ移動する力を付与している力付
    与部材とを具備していることを特徴とする請求項8記載
    のキーボード支持装置。
  10. 【請求項10】キーボードの幅寸法又は奥行寸法の少な
    くとも一方に対応させてベース部の幅寸法又は奥行寸法
    を変更し得るアジャスタ機構を具備していることを特徴
    とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9記
    載のキーボード支持装置。
  11. 【請求項11】アジャスタ機構が、アジャスタ本体と、
    このアジャスタ本体を前記ベース部に対して幅方向又は
    奥行方向に沿ってスライド移動可能に支持するスライド
    手段とを具備していることを特徴とする請求項10記載
    のキーボード支持装置。
  12. 【請求項12】スライド手段が、前記ベース部又はアジ
    ャスタ本体の何れか一方側に設けたスライド凹部と、他
    方側に設けてなり前記スライド凹部内を幅方向又は奥行
    方向に沿ってスライド移動するスライド体と、前記スラ
    イド体とベース部との間に設けてなり前記ベース部に対
    するスライド体の位置決めを行う位置調整部とを具備し
    てなることを特徴とする請求項11記載のキーボード支
    持装置。
  13. 【請求項13】位置調整部が、前記ベース部又はスライ
    ド体の何れか一方側に設けた複数の凹部と、他方側に設
    けてなり前記凹部に選択的に係り合う爪体とを具備して
    いることを特徴とする請求項12記載のキーボード支持
    装置。
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