JP2003150265A - シェアウェア管理代行システム - Google Patents

シェアウェア管理代行システム

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JP2003150265A
JP2003150265A JP2001351792A JP2001351792A JP2003150265A JP 2003150265 A JP2003150265 A JP 2003150265A JP 2001351792 A JP2001351792 A JP 2001351792A JP 2001351792 A JP2001351792 A JP 2001351792A JP 2003150265 A JP2003150265 A JP 2003150265A
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Application number
JP2001351792A
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English (en)
Inventor
Kinya Nakamura
欣也 中村
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シェアウェア作成者、ダウンロードサイトお
よび利用者のシェアウェア作成、登録配布、代金決済に
かかる負担を軽減し、即座にライセンスキーを利用者に
発行可能にする。 【解決手段】 ライセンス管理用のモジュールをシェア
ウェア作成者に送付し、シェアウェア作成者が作成した
シェアウェアの登録依頼を受け、登録する手段と、シェ
アウェアのダウンロードサイトから依頼されたライセン
ス管理用のモジュールを当該ダウンロードサイトの識別
情報を含んだライセンス管理用モジュールに交換し、ダ
ウンロードサイトに配布する手段と、ダウンロードサイ
トによって公開されたシェアウェアをダウンロードした
利用者端末から利用申込みを受け、ダウンロードサイト
の識別情報によって当該利用者端末がダウンロードした
ダウンロードサイトを特定した後、代金決済処理を行
い、利用制限を解除するライセンスキーを送付する手段
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シェアウェア作成
者に代わり、ネットワークを通じてプログラムや画像等
のコンテンツを配布し、利用者との間での代金決済終了
後に利用制限を解除するライセンスキーを発行するシェ
アウェア管理代行システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、シェアウェア作成者が作
成したプログラムまたは画像などのコンテンツを含むシ
ェアウェアに対し、その利用制限または機能制限を解除
するライセンスキーを設け、代金の支払いのあった利用
者に対しては、ライセンスキーをメール等で送付する方
法が知られている。
【0003】このようなシェアウェアの配布方法におい
て、その代金の決済方法としては、次のような方法が採
られていた。 (1)利用者がシェアウェア作成者の銀行口座に代金を
直接振り込み、これをシェアウェア作成者が確認した
後、メールで利用者にライセンスキーを送付する方法。 (2)利用者が、支払いシステムを持つダウンロードサ
イトの決済サービスを利用して代金を支払いし、ダウン
ロードサイトからシェアウェア作成者に振込みのあった
利用者をメール等で通知し、シェアウェア作成者がライ
センスキーを作成し、ダウンロードサイトに送付し、ダ
ウンロードサイトから利用者にライセンスキーをメール
で送付する方法。 (3)シェアウェア作成者が、自分で支払用サイトを構
築し、この支払用サイトで利用者に代金を振込ませ、支
払用サイトから振込みのあった利用者に対して自動でラ
イセンスキーを作成し、送付する方法。 (4)特開平6−291889号公報に開示されている
ように、シェアウェア作成者と利用者が同一のネットワ
ーク通信サービスに加入し、ネットワーク通信サービス
の課金時に、シェアウェア代金を徴収する方法。
【0004】一方、シェアウェアにライセンスキーを設
け、利用期限がきたら、警告メッセージを表示したり、
キーの入力があれば、制限事項を解除するなどのコード
をプログラム中に埋め込む方法があるが、従来において
は、シェアウェア作成者が自分で制限事項を解除するコ
ードを埋め込んだプログラムを作成するという方法が採
られている。
【0005】また、シェアウェア作成者がシェアウェア
を多くの利用者に利用してもらう方法として、ダウンロ
ードサイトにシェアウェアを登録し、このダウンロード
サイトからシェアウェアを配布する方法が採られること
があるが、従来におけるダウンロードサイトへの登録方
法は、シェアウェア作成者自身が各々のダウンロードサ
イトに登録を依頼する方法、またはダウンロードサイト
がシェアウェア作成者からシェアウェアを提供してもら
うよう依頼する方法、またはダウンロードサイトの管理
者が、別のダウンロードサイトや、シェアウェア作成者
のサイトで公開されているシェアウェアをダウンロード
し、独自に登録し、公開する方法がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の代金支払方法やライセンスキーの配布方法、ダウンロ
ードサイトへのシェアウェアの登録方法にあっては、シ
ェアウェア作成者自身が振込みのあった利用者を確認
し、ライセンスキーを作成後、送付するため、利用者
は、すぐにキーを受け取ることができないという問題が
ある。また、すぐにキーを発行可能なように、シェアウ
ェア作成者自身で支払用サイトを構築する方法にあって
は、サイトを作成するに時間と労力がかかる上、信用性
の面で、個人で、クレジットカードによる支払サイトを
作成できないという問題がある。また、特開平6−29
1889号公報に記載の方法にあっては、ライセンスキ
ーを即座に発行できないのはもちろんのこと、シェアウ
ェア作成者と利用者が同一のネットワーク通信サービス
に加入しなければならず、利用可能性のある利用者が限
定されてしまうという問題がある。
【0007】また、ライセンスキーに制限事項等のコー
ドを埋め込んだシェアウェアを作成する方法にあって
は、シェアウェア本来の機能と関係のないコーディング
作業に時間をかける必要があり、シェアウェア作成者の
負担が大きいという問題がある。また、シェアウェアを
ダウンロードサイトに登録する従来の方法にあっては、
シェアウェア作成者自身で複数のダウンロードサイトに
シェアウェアの登録をしなければならず、手続きが煩雑
になるという問題があり、さらにダウンロードサイトで
は、常にシェアウェアの動向を把握し、自サイトで公開
するシェアウェアを探さなければならないという問題が
ある。さらに、第3のダウンロードサイトができると、
シェアウェア作成者は、自分のシェアウェアがどのダウ
ンロードサイトで公開され、利用者に利用されたか把握
できないという問題がある。
【0008】また、シェアウェアにバージョンアップや
バグ修正などがあった場合、現在公開されている全ての
ダウンロードサイトおよび利用者に連絡し、更新しなけ
ればならず、作業が煩雑になるという問題がある。
【0009】本発明の目的は、このような問題を解決す
るためになされたものであり、シェアウェア作成者、ダ
ウンロードサイトおよび利用者のシェアウェア作成、登
録配布、代金決済にかかる負担を軽減し、代金決済を行
ったならば即座にライセンスキーを利用者に発行するこ
とができるシェアウェア管理代行システムを提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、シェアウェア作成したプログラムおよび
画像等のコンテンツのいずれか一方を含むシェアウェア
のネットワークを介した配布及び代金の決済を代行管理
するシェアウェア管理代行システムであって、シェアウ
ェア作成者からの依頼を受け、ライセンス管理用のモジ
ュールを依頼元のシェアウェア作成者に送付する第1の
手段と、前記ライセンス管理用のモジュールを用いてシ
ェアウェア作成者が作成したシェアウェアの登録依頼を
受け、配布対象のシェアウェアとして登録する第2の手
段と、シェアウェアのダウンロードサイトからの依頼を
受け、依頼されたシェアウェアのライセンス管理用のモ
ジュールを当該ダウンロードサイトの識別情報を含んだ
ライセンス管理用モジュールに交換し、依頼元のダウン
ロードサイトに配布する第3の手段と、ダウンロードサ
イトによって公開されたシェアウェアをダウンロードし
た利用者端末から利用申込みを受け、該利用申込み情報
に含まれるダウンロードサイトの識別情報によって当該
利用者端末がダウンロードしたダウンロードサイトを特
定した後、代金決済処理を行い、利用制限を解除するラ
イセンスキーを当該利用者端末に送付する第4の手段と
を備えることを特徴とする。
【0011】また、シェアウェア作成したプログラムお
よび画像等のコンテンツのいずれか一方を含むシェアウ
ェアのネットワークを介した配布及び代金の決済を代行
管理するシェアウェア管理代行システムであって、シェ
アウェア作成者からの依頼を受け、ライセンス管理用の
モジュールを依頼元のシェアウェア作成者に送付する第
1の手段と、前記ライセンス管理用のモジュールを用い
てシェアウェア作成者が作成したシェアウェアの登録依
頼を受け、配布対象のシェアウェアとして登録する第2
の手段と、シェアウェアのダウンロードサイトからの依
頼を受け、依頼されたシェアウェアのライセンス管理用
のモジュールを当該ダウンロードサイトの識別情報を含
んだライセンス管理用モジュールに交換し、依頼元のダ
ウンロードサイトに配布する第3の手段と、ダウンロー
ドサイトによって公開されたシェアウェアをダウンロー
ドした利用者端末とダウンロードサイトとの間における
代金決済終了後のダウンロードサイトからのライセンス
キーの発行依頼を受け、当該発行依頼情報に含まれるダ
ウンロードサイトの識別情報によって利用者端末がダウ
ンロードしたダウンロードサイトを特定した後、利用制
限を解除するライセンスキーを当該利用者端末に送付す
る第4の手段とを備えることを特徴とする。
【0012】また、代金決済みのシェアウェア数に応じ
て、代金の一部をダウンロードサイトに還元する第5の
手段を備えることを特徴とする。また、シェアウェア作
成者から受付けたシェアウェアに関する情報をダウンロ
ードサイトおよび利用者端末に配信する第6の手段を備
えることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施する場合の一
形態を、図面を参照して具体的に説明する。図1は本発
明の実施の一形態を示すブロック図である。図において
シェアウェア管理代行システム100はシェアウェア作
成者110とダウンロードサイト120、シェアウェア
利用者130の間に位置し、ライセンス用モジュール配
布手段101、シェアウェア登録手段102、シェアウ
ェア代金決済手段103、ライセンスキー発行手段10
4、シェアウェア代金&集計結果送付手段105、シェ
アウェア情報発信手段106から構成される。
【0014】図2はシェアウェア作成者110がシェア
ウェアを作成し、ダウンロードサイト120に登録する
手順を示す図である。図2においてまず、シェアウェア
管理代行システム100がライセンス用モジュール配布
手段101により、ライセンス用モジュールを配布する
(ステップ201)。シェアウェア作成者110は配布
されているライセンス用モジュールを取得し(ステップ
202)、シェアウェアを作成する(ステップ20
3)。このライセンス用モジュールにはプログラム用モ
ジュールと画像などのコンテンツ用圧縮ツールがある。
これらにはライセンスキーが入力されると制限事項を解
除するロジックが備わっており、これらを利用すること
で、シェアウェア作成者110は、シェアウェア本来の
機能と関係のない部分(制限機能を解除するコード)を
作成することが不要となり負担が軽減される。シェアウ
ェア作成の後、シェアウェア作成者110は、シェアウ
ェア管理代行システム100に自身が作成したシェアウ
ェアの登録を依頼する(ステップ204)。
【0015】シェアウェア管理代行システム100はシ
ェアウェア登録手段102により、依頼されたシェアウ
ェアを受付けた後、ダウンロードサイトに登録する。こ
れはシェアウェア登録手段102が行うが、まず、シェ
アウェア作成者110から登録されたシェアウェアの一
覧を作成し、各ダウンロードサイトに一覧を送付する
(ステップ205)。ダウンロードサイトA121、ダ
ウンロードサイトB122では、新規シェアウェア一覧
を取得する(ステップ206、207)。その後、ダウ
ンロードサイトA121,B122では自サイトで公開
したいシェアウェアを選択し、シェアウェアの登録依頼
をシェアウェア管理代行システム100に出す(ステッ
プ208)。
【0016】登録依頼を受けたシェアウェア管理代行シ
ステム100は、ダウンロードサイトごとにライセンス
モジュールを各ダウンロードサイトの識別情報(ID)
が組み込まれたライセンスモジュールに交換し(ステッ
プ209)、シェアウェアを依頼元のダウンロードサイ
トに登録する(ステップ210)。
【0017】これによりダウンロードサイトA121
は、登録されたシェアウェアを公開する(ステップ21
1)。他のダウンロードサイトB122も同様にして、
シェアウェアの登録依頼を出すと(ステップ212)、
シェアウェア管理代行システム100はダウンロードサ
イトB用にライセンスモジュールを交換し(ステップ2
13)、シェアウェアを登録する(ステップ214)。
ダウンロードサイトBは登録されたダウンロードサイトB
用のシェアウェアを公開する(ステップ215)。
【0018】これによりシェアウェア作成者110はシ
ェアウェア管理代行システム100にシェアウェア登録
を委託することで複数のダウンロードサイトに自分のシ
ェアウェアを容易に登録できるようになり、ダウンロー
ドサイトへの登録にかかる負担が軽減される。
【0019】図3はライセンス用モジュールによってシ
ェアウェアがどのダウンロードサイトでダウンロードさ
れたかを特定する手順を示す図である。シェアウェア作
成者α111はシェアウェア管理代行システム100の
ライセンス用モジュール配布手段101で配布されてい
るライセンス用モジュールを取得する。ライセンス用モ
ジュールには、301〜303で示すように、言語、OS
などにより、複数のモジュールが用意されている。その
中から、シェアウェア作成者α111は、自分に合った
モジュール304を取得し、これが備えている関数やサ
ブルーチンなどを利用して、シェアウェア305を作成
する。
【0020】シェアウェア作成者α111はシェアウェ
ア管理代行システム100にシェアウェア305の登録
を依頼するとシェアウェア管理代行システム100のシ
ェアウェア登録手段100は登録されたシェアウェア3
06のライセンス用モジュールを各ダウンロードサイト
のIDが記載されたライセンス用モジュールと交換す
る。例えば、ダウンロードサイトA121用にライセン
ス用モジュールを交換し、シェアウェア307を作成
し、ダウンロードサイトB122用にライセンス用モジ
ュールを交換し、シェアウェア308を作成する。
【0021】各ダウンロードサイトは各々のダウンロー
ドサイト用にIDのみが交換されたシェアウェア309
およびシェアウェア310を公開する。この状態でシェ
アウェア利用者A131がダウンロードサイトA121を
利用し、シェアウェアをダウンロードし、ダウンロード
したシェアウェア311を実行し、バージョン情報31
2などを表示させるとダウンロードサイトA121用の
IDが表示される。シェアウェア311はダウンロード
サイトAでダウンロードされたものであると判定可能と
なる。このバージョン情報312はライセンス用モジュ
ールの関数またはサブルーチンを実行することで表示さ
れるものである。シェアウェア代金支払い時にシェアウ
ェア利用者A131がこのIDを入力することにより、
シェアウェア管理代行システム100は、シェアウェア
がどのダウンロードサイトからダウンロードされたシェ
アウェアであるかどうかを特定する。
【0022】図4は画像や有料コンテンツの圧縮ファイ
ルの解凍時に、ライセンス用モジュールによって、シェ
アウェアがどのダウンロードサイトでダウンロードされ
たかを特定するIDを表示する様子を示す図である。シェ
アウェア作成者β112は、シェアウェア管理代行シス
テム100のライセンス用モジュール配布手段101で
配布されているコンテンツ用圧縮ツールを取得する。こ
の圧縮ツールには401,402で示すように、OSなど
により、複数のツールが用意されている。
【0023】シェアウェア作成者β112は、無料で公
開してもよい画像403と、有料でしか見ることのでき
ない画像404を作成する。これらを圧縮ツール405
で加工することにより自己解凍形式のアーカイブファイ
ル406が作成される。圧縮ツール405は画像などの
コンテンツを圧縮すると同時にライセンス管理用のモジ
ュールをシェアウェア406に埋め込む。
【0024】シェアウェア作成者β112はこれをシェ
アウェアとして、シェアウェア管理代行システム100
に登録を依頼する。シェアウェア登録手段102は登録
されたシェアウェア407内に埋め込まれたライセンス
管理用モジュールを各ダウンロードサイトのIDの割り
当てられたモジュールと交換し、ダウンロードサイトA
121用にシェアウェア408を、ダウンロードサイト
B122用にシェアウェア409をそれぞれ作成し、各
々のダウンロードサイトに登録する。各ダウンロードサ
イトはそれぞれそれぞれのダウンロードサイト用にID
のみが交換されたシェアウェア410、またはシェアウ
ェア411を公開する。
【0025】この状態でシェアウェア利用者C133が
ダウンロードサイトA121からシェアウェアをダウン
ロードし、そのダウンロードしたシェアウェア412を
実行すると自己解凍形式であるシェアウェア412はラ
イセンス用モジュールを利用し、ライセンスキーの入力
を促す表示413を行う。ここで表示されるIDは各ダ
ウンロードサイトによって値が異なる。従ってシェアウ
ェア利用者C133がライセンスキーを取得する際に入
力するIDでもってシェアウェア管理代行システム10
0は、シェアウェア利用者C133がダウンロードサイ
トA121でシェアウェアをダウンロードしたと判定す
ることができる。
【0026】シェアウェア利用者C133がコンテンツ
解凍時に、ライセンスキーを入力すると、シェアウェア
412に埋め込まれているライセンス用モジュールによ
って、無料用画像414と有料用画像415を入手でき
る。また、シェアウェア利用者C133がコンテンツ解
凍時に、ライセンスキーではなく、お試し用のキー(T
EST)を入力すると、シェアウェア412は、無料用
画像414のみを解凍する。
【0027】これによりシェアウェアとしてプログラム
だけでなく画像や動画などのコンテンツも、ライセンス
キーを用いた配布が可能となり、またライセンスキー用
のIDでもって、ダウンロードしたサイトを特定するこ
とができる。なお、ライセンスキー用のIDは、ダウン
ロードサイトとシェアウェアを特定できるものでは何で
もよく、暗号化し利用者がダウンロードサイトをIDか
ら判定できないようにしてもよい。
【0028】図5は、シェアウェア利用者がシェアウェ
アの代金をシェアウェア管理代行システム100のサイ
トで支払い、ライセンスキーを取得する手順を示す図で
ある。まず、ダウンロードサイトA121がシェアウェ
アを公開する(ステップ501)。シェアウェア利用者
A131は、シェアウェアをダウンロードし(ステップ
502)、シェアウェアを試用する(ステップ50
3)。シェアウェアが気に入った場合、シェアウェア利
用者A131は、シェアウェア代金決済手段103で構
成されるシェアウェア代金支払いサイトに遷移し(ステ
ップ504)、代金の支払いを試みる。
【0029】シェアウェア管理代行システム100はシ
ェアウェア代金決済手段103を持ち、この支払い用サ
イトを公開している。この支払い用サイトではシェアウ
ェアのIDと支払いの方法など、必要な情報の入力のや
り方の入力を公開し、入力を促す(ステップ505)。
シェアウェア利用者A131はシェアウェアのバージョ
ン情報や解凍時に表示されるIDと、クレジットカード
のナンバーなどの支払い情報を入力する(ステップ50
6)。なお、シェアウェアのバージョン情報ダイアログ
などから、支払いサイトへジャンプする場合、シェアウ
ェアのIDをパラメータとして支払いサイトに遷移する
ことで、シェアウェアのIDの入力を省略することも可
能である。
【0030】シェアウェア管理代行システム100はク
レジットカードなどの支払い情報から、シェアウェア代
金を決済する(ステップ507)。決済が完了すると、
シェアウェア管理代行システム100はライセンスキー
発行手段104によって、入力されたシェアウェアのI
Dからダウンロードサイトを特定して記録し(ステップ
508)、ライセンスキーを発行し、送付する(ステッ
プ509)。
【0031】これによりシェアウェア利用者A131
は、ライセンスキーを即座に受け取ることができ、受け
取ったライセンスキーをシェアウェアに入力することで
(ステップ510)、シェアウェアの利用制限または機
能制限を解除し、シェアウェアを利用することができ
る。
【0032】図6はシェアウェア利用者が、シェアウェ
アの代金をダウンロードサイトで支払い、ライセンスキ
ーを取得する様子を示す図である。ダウンロードサイト
の中には決済処理システムを持つサイトがある。シェア
ウェア利用者がダウンロードサイトの決済処理システム
の方が使いやすい場合、また、シェアウェア管理代行シ
ステム100が決済処理システムをダウンロードサイト
に委託する場合の例である。
【0033】まず、ダウンロードサイトB122がシェ
アウェアを公開する(ステップ601)。シェアウェア
利用者B132は、シェアウェアをダウンロードし(ス
テップ602)、試用する(ステップ603)。シェア
ウェアが気に入った場合、シェアウェア利用者B132
は、よく利用するダウンロードサイトBの支払いサイト
に遷移する(ステップ604)。ダウンロードサイトB
122の支払いサイトでは、シェアウェアのIDと支払
いの方法など、必要な情報の入力を促す(ステップ60
5)。シェアウェア利用者B132は、シェアウェアの
バージョン情報や、解凍時に表示されるIDと、クレジ
ットカードのナンバーなどの支払い情報を入力する(ス
テップ606)。入力された情報を元に、ダウンロード
サイトB122の決済処理システムは、シェアウェア代
金を決済する(ステップ607)。
【0034】決済が完了するとダウンロードサイトB1
22は、シェアウェア管理代行システム100のライセ
ンスキー発行手段104に、シェアウェアのID等を送
信し、ライセンスキーを発行するように依頼する(ステ
ップ608)。シェアウェア管理代行システム100の
ライセンスキー発行手段104は、送信されたシェアウ
ェアのIDからダウンロードサイトを特定して記録し
(ステップ609)、ライセンスキーを発行し、送付す
る(ステップ610)。
【0035】これにより、シェアウェア利用者B132
は、いつも利用する決済処理システムを利用でき、また
ライセンスキーを即座に受け取ることができる。受け取
ったライセンスキーをシェアウェアに入力し(ステップ
611)、シェアウェアの制限を解除する。
【0036】図7はシェアウェアの代金をシェアウェア
作成者とダウンロードサイトに支払う様子を示す図であ
る。シェアウェア管理代行システム100のシェアウェ
ア代金&集計結果送付手段105はシェアウェア利用者
が支払った代金をシェアウェアごとに集計する(ステッ
プ701)。そして、その集計した結果のデータと集め
た代金をシェアウェア作成者110に送付する(ステッ
プ702)。シェアウェア作成者110は、集計データ
を受け取り(ステップ703)、自分が作成したシェア
ウェアがどのような人に利用されているのかを把握する
ことができる。また、シェアウェア管理代行システム1
00は、シェアウェア代金の一部を登録公開料としてダ
ウンロードサイトに支払う。例えば、まず、ダウンロー
ドサイトA121でダウンロードされ、支払いのあった
シェアウェアを集計する(ステップ704)。これは、
シェアウェア利用者の代金支払い時に、シェアウェアの
IDからダウンロードサイトを特定することで、集計で
きる。
【0037】次に、集計したシェアウェアの代金やダウ
ンロード数に応じて、シェアウェア登録公開料として、
ダウンロードサイトA131に還元金として送付する
(ステップ704)。ダウンロードサイトA121は、
シェアウェア管理代行システム100から支払われるシ
ェアウェア登録公開料を受け取り(ステップ706)、
収入を得ることができる。ダウンロードサイトB122
も同様に、シェアウェア登録公開料をシェアウェア管理
代行システム100から受け取る(ステップ707〜ス
テップ709)。これにより、各ダウンロードサイト
は、自サイトへの広告以外の方法で収入を得ることがで
きる。
【0038】図8はシェアウェア作成者がバグ報告やバ
ージョンアップ報告などを行う様子を示す図である。シ
ェアウェア作成者110は自分の作成したシェアウェア
にバグがあったり、バージョンアップによる更新などが
ある場合、シェアウェア管理代行システム100にその
旨を報告する(ステップ801)。シェアウェア管理代
行システム100のシェアウェア情報発信手段106
は、シェアウェア作成者110から情報を受け取ると、
そのシェアウェアを登録している各々のダウンロードサ
イトA121とダウンロードサイトB122に、情報を発
信する(ステップ802)。
【0039】各ダウンロードサイトは取得した情報を公
開する(ステップ803、804)。一方、シェアウェ
アを利用している全てのシェアウェア利用者、例えば、
シェアウェア利用者A131やシェアウェア利用者B13
2にも、同様の情報を送信する(ステップ805)。
【0040】これによりシェアウェア利用者は、自分が
利用しているシェアウェアの最新の情報を取得すること
ができる(ステップ806)。また、シェアウェア作成
者は、最新の情報をシェアウェア管理代行システムにだ
け送るだけでよく、さらにどのダウンロードサイトで
も、どのシェアウェア利用者でも、常に最新の情報を同
様に得ることができる。
【0041】以上のように本実施形態によれば、シェア
ウェア作成者は、ライセンスキーによる機能制限など、
シェアウェア本来の機能と関係のない部分を作成するこ
とが不要となりシェアウェア作成者はシェアウェア管理
代行システムにシェアウェア登録を委託することで複数
のダウンロードサイトに自分のシェアウェアを容易に登
録できる。また、シェアウェア代金支払い時にシェアウ
ェア利用者がライセンス用モジュールにより表示される
IDを入力することにより、シェアウェア管理代行シス
テムはシェアウェアがどのダウンロードサイトからダウ
ンロードされたシェアウェアかを特定することができ、
ダウンロードサイトは、ダウンロード数などに応じて、
シェアウェアの登録公開料を受け取ることができる。さ
らにシェアウェア利用者はシェアウェア代金の支払いと
同時にライセンスキーを受け取ることができ、また、全
てのダウンロードサイト、全てのシェアウェア利用者に
常に最新の情報を同様に行き渡らせることが可能とな
る。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明によればシェアウェ
ア作成者、ダウンロードサイトおよび利用者のシェアウ
ェア作成、登録配布、代金決済にかかる負担を軽減し、
代金決済を行ったならば即座にライセンスキーを利用者
に発行することができるなどの効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム全体を示すブロック図であ
る。
【図2】シェアウェアを作成し、ダウンロードサイトに
登録する手順を示す図である。
【図3】プログラム用ライセンスモジュールによって、
ダウンロードサイトを特定する様子を示す図である。
【図4】コンテンツ用圧縮ツールでのライセンスモジュ
ールによって、ダウンロードサイトを特定する様子を示
す図である。
【図5】シェアウェアを代金をシェアウェア管理代行シ
ステムのサイトで支払い、ライセンスキーを取得する手
順を示す図である。
【図6】シェアウェアを代金をダウンロードサイトで支
払い、ライセンスキーを取得する手順を示す図である。
【図7】シェアウェアの代金を作成者とダウンロードサ
イトに支払う手順を示す図である。
【図8】シェアウェア作成者がバグ報告などを行う手順
を示す図である。
【符号の説明】
100…シェアウェア管理代行システム、101…ライ
センスモジュール配布手段、102…シェアウェア登録
手段、103…シェアウェア代金決済手段、104…ラ
イセンスキー発行手段、105…シェアウェア代金&集
計結果送付手段、106…シェアウェア情報発信手段、
110…シェアウェア作成者、120…ダウンロードサ
イト、130…シェアウェア利用者。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シェアウェア作成したプログラムおよび
    画像等のコンテンツのいずれか一方を含むシェアウェア
    のネットワークを介した配布及び代金の決済を代行管理
    するシェアウェア管理代行システムであって、 シェアウェア作成者からの依頼を受け、ライセンス管理
    用のモジュールを依頼元のシェアウェア作成者に送付す
    る第1の手段と、 前記ライセンス管理用のモジュールを用いてシェアウェ
    ア作成者が作成したシェアウェアの登録依頼を受け、配
    布対象のシェアウェアとして登録する第2の手段と、 シェアウェアのダウンロードサイトからの依頼を受け、
    依頼されたシェアウェアのライセンス管理用のモジュー
    ルを当該ダウンロードサイトの識別情報を含んだライセ
    ンス管理用モジュールに交換し、依頼元のダウンロード
    サイトに配布する第3の手段と、 ダウンロードサイトによって公開されたシェアウェアを
    ダウンロードした利用者端末から利用申込みを受け、該
    利用申込み情報に含まれるダウンロードサイトの識別情
    報によって当該利用者端末がダウンロードしたダウンロ
    ードサイトを特定した後、代金決済処理を行い、利用制
    限を解除するライセンスキーを当該利用者端末に送付す
    る第4の手段とを備えることを特徴とするシェアウェア
    管理代行システム。
  2. 【請求項2】 シェアウェア作成したプログラムおよび
    画像等のコンテンツのいずれか一方を含むシェアウェア
    のネットワークを介した配布及び代金の決済を代行管理
    するシェアウェア管理代行システムであって、 シェアウェア作成者からの依頼を受け、ライセンス管理
    用のモジュールを依頼元のシェアウェア作成者に送付す
    る第1の手段と、 前記ライセンス管理用のモジュールを用いてシェアウェ
    ア作成者が作成したシェアウェアの登録依頼を受け、配
    布対象のシェアウェアとして登録する第2の手段と、 シェアウェアのダウンロードサイトからの依頼を受け、
    依頼されたシェアウェアのライセンス管理用のモジュー
    ルを当該ダウンロードサイトの識別情報を含んだライセ
    ンス管理用モジュールに交換し、依頼元のダウンロード
    サイトに配布する第3の手段と、 ダウンロードサイトによって公開されたシェアウェアを
    ダウンロードした利用者端末とダウンロードサイトとの
    間における代金決済終了後のダウンロードサイトからの
    ライセンスキーの発行依頼を受け、当該発行依頼情報に
    含まれるダウンロードサイトの識別情報によって利用者
    端末がダウンロードしたダウンロードサイトを特定した
    後、利用制限を解除するライセンスキーを当該利用者端
    末に送付する第4の手段とを備えることを特徴とするシ
    ェアウェア管理代行システム。
  3. 【請求項3】 代金決済みのシェアウェア数に応じて、
    代金の一部をダウンロードサイトに還元する第5の手段
    を備えることを特徴とする請求項1または2に記載のシ
    ェアウェア管理代行システム。
  4. 【請求項4】 シェアウェア作成者から受付けたシェア
    ウェアに関する情報をダウンロードサイトおよび利用者
    端末に配信する第6の手段を備えることを特徴とする請
    求項1〜3のいずれか一項に記載のシェアウェア管理代
    行システム。
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