JP2003150193A - 車輌制御装置 - Google Patents

車輌制御装置

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JP2003150193A JP2001345994A JP2001345994A JP2003150193A JP 2003150193 A JP2003150193 A JP 2003150193A JP 2001345994 A JP2001345994 A JP 2001345994A JP 2001345994 A JP2001345994 A JP 2001345994A JP 2003150193 A JP2003150193 A JP 2003150193A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】円滑対話と安全走行とを実現する車輌制御装置
を提供する。 【解決手段】走行中に音声対話入力を行うと運転者の認
知的情報処理負荷が増大し、安全走行と対話入力が不安
定となる。そこで、車輌制御部150に音声対話装置1
10での対話負荷を推定する対話負荷推定部120と、
走行環境や走行状態から運転負荷を推定する運転負荷推
定部140を設ける。そして、音声対話時には、この車
輌制御部150が運転負荷kと対話負荷iを検出し、そ
れに基づいて車輌の制動装置200を制動する。例え
ば、両負荷が’大’であれば、予め設定された安全な車
輌状態量(例えば、速度、車間時間)が安全な所定値に
なるように制御する。安全な車輌状態とすることで運転
者に余裕度を与え、それにより円滑対話と安全走行とを
両立させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車輌を安全に走行
させる車輌制御装置に関する。特に、対話入力と安全走
行を両立させる車輌制御装置に関する。本発明は、対話
状態、走行状態及び/又は走行環境を把握して安全走行
と円滑な音声対話を可能にする車輌制御装置に適用でき
る。
【0002】
【従来の技術】従来、安全走行を可能にする車輌制御装
置として、例えば居眠り運転状態を検出した場合、運転
者の意志を無効にし車両を所定速度以下に制御する装置
がある。例えば、特開平6−156112号に開示の居
眠り防止装置がある。この装置は、図7に示すように、
車速センサSS、居眠り運転検出部1、CPU2、警報
制御部3、制動制御部4、クラッチ遮断部5、ハザード
装置6、アクセル制御部7、警報装置30、制動装置4
0、クラッチ50、タイマA、タイマB、リセットSW
スイッチから構成される。これは、居眠り検出部1が運
転者の居眠りを検出した場合に、先ずブザー等の警報装
置30で運転者に警報する装置である。更に、リセット
スイッチSWで警報がリセットされない場合は、制動制
御部4が制動装置40を制御し、ブレーキをかけ減速さ
せるとともに、アクセルペダルが一定値以上に踏み込め
ないように制御する装置である。即ち、特開平6−15
6112号に開示の音声対話装置は、運転者の居眠りの
みを検出しそれに基づいて車両を制御することを特徴と
している。
【0003】又、他に特開平10−104009号に開
示のナビゲーション装置がある。これは車載用ナビゲー
ション装置であって、車輌の走行状態により音声情報の
提供に様々な規制を加える装置である。例えば、車輌の
急旋回、急制動時には音声情報の提供を中止することを
特徴としている。又、例えば車輌の急旋回、急制動時に
は登録された特定メディアの音声情報のみを提供するこ
とを特徴としている。又、提供する音声情報の順番を変
更すること等も特徴としている。又、音声情報の総量を
限定したり提供にかかる時間を制限することを特徴とし
ている。更に、音声情報の提供が中止された場合は文字
情報で提供することを特徴としている。
【0004】
【発明が解決しようする課題】上述のように、特開平6
−156112号に開示の居眠り防止装置は運転者の居
眠りのみを検出し、それに基づいて車両を制御する装置
である。即ち、高速走行時の運転負荷、又は音声ナビゲ
ーション装置との対話負荷を考慮して、その結果を車輌
制御に反映するものではない。又、特開平10−104
009号に開示のナビゲーション装置は、車両の走行状
態をパラメータとし、そのパラメータによって音声対話
を様々に規制する装置である。音声情報の認知的情報処
理負荷は低減されるが車輌そのものを制御するものでは
ない。即ち、車輌の現状態を維持し音声対話を犠牲にす
る手法であって、円滑な音声情報処理と安全走行を両立
させる装置ではない。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的は、走行環境及び/又
は走行状態による運転負荷と、音声対話装置との対話負
荷を検出しそれに応じて車輌を制御することで、安全走
行と円滑対話を両立させることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の車輌制
御装置は対話状態と車輌状態を検出し、それらの検出結
果に基づいて車輌を制御する車輌制御装置であって、音
声対話装置と、その音声対話装置との音声対話から運転
者の対話負荷を推定する対話負荷推定部と、走行環境を
検出する走行環境検出部と、その車輌の走行状態を検出
する走行状態検出部と、走行環境検出部及び/又は走行
状態検出部の検出結果に基づいて運転者の運転負荷を推
定する運転負荷推定部と、対話負荷推定部の推定結果及
び運転負荷推定部の推定結果に基づいて、安全走行と円
滑対話を両立させるように車輌を制御する車輌制御部と
を備えたことを特徴とする。
【0007】又、請求項2に記載の車輌制御装置は請求
項1に記載の車輌制御装置であって、音声対話装置は対
話で決定される全ての必要項目とその必要項目の確定度
からなる対話進展度情報を有し、各必要項目を決定する
対話方式をパターンで有することを特徴とする。又、請
求項3に記載の車輌制御装置は請求項2に記載の車輌制
御装置であって、対話方式は、少なくとも質問とその応
答パターン、確認とその応答パターン、選択要求と選択
応答パターンの何れか、又はそれらの組み合わせから構
成されることを特徴とする。
【0008】又、請求項4に記載の車輌制御装置は請求
項1乃至請求項3の何れか1項に記載の車輌制御装置で
あって、音声対話装置は1回のユーザとのやりとりにお
いてその対話方式とそのやりとりに必要な必要項目数を
次段の対話負荷推定部に出力することを特徴とする。
又、請求項5に記載の車輌制御装置は請求項1乃至請求
項4の何れか1項に記載の車輌制御装置であって、走行
環境検出部は光学手段及び/又は音響手段によって先行
車両との相対速度、車間距離、車間時間、他車両の割り
込みを検出し、又、GPS装置によって地図情報を検出
することを特徴とする。又、請求項6に記載の車輌制御
装置は請求項5に記載の車輌制御装置であって、光学手
段はレーザーレーダー、又はミリ波レーダー、又は画像
処理手段であり、音響手段は超音波検出手段であること
を特徴とする。
【0009】又、請求項7に記載の車輌制御装置は請求
項1乃至請求項6の何れか1項に記載の車輌制御装置で
あって、走行状態検出部は車輌の直線走行関連値、及び
/又は旋回走行関連値を検出することを特徴とする。
又、請求項8に記載の車輌制御装置は請求項1乃至請求
項7の何れか1項に記載の車輌制御装置であって、車輌
制御部は対話負荷推定部による対話負荷、及び運転負荷
推定部による運転負荷に応じて、車輌の走行状態を示す
走行状態量が所定値になるように車輌の制動装置を制御
することを特徴とする。又、請求項9に記載の車輌制御
装置は請求項8に記載の車輌制御装置であって、走行状
態量は車間距離又は車間時間であることを特徴とする。
【0010】
【発明の作用および効果】請求項1に記載の車輌制御装
置は対話状態と車輌状態を検出し、その検出結果に基づ
いて車輌を制御する車輌制御装置であり、音声対話装置
を有した車輌制御装置であって、対話負荷推定部がその
音声対話装置との音声対話から運転者の対話負荷を推定
する。対話負荷は、例えば質問項目数、確認項目数の数
によって推定する。例えば質問項目数、確認項目数が多
いとその負荷(認知的情報処理負荷)が大であるとす
る。又、それとは別に走行状態検出部がその車輌の走行
状態を検出し、走行環境検出部が走行環境を検出する。
例えば、走行状態検出部は車速を検出する。又、走行環
境検出部は、例えば前方車両の有無、又は前方車両との
車間距離を検出する。そして、運転負荷推定部が走行状
態検出部の検出結果、及び/又は走行環境検出部の検出
結果に基づいて運転者の運転負荷を推定する。
【0011】例えば、運転負荷推定部は車速が高速で且
つ前方車両との車間距離が小であれば、運転負荷は大で
あると推定する。そして、車輌制御部が対話負荷推定部
の推定結果と運転負荷推定部の推定結果に基づいて、運
転者が安全に対話と運転を行えるように車輌を制御す
る。例えば、対話負荷が大で、且つ運転負荷が大である
と車輌制御部は車速を低減するように例えば制動装置を
制御する。車輌速度が減速されると運転負荷が低減さ
れ、その結果運転者に余裕度が生じる。これにより、対
話も円滑に遂行される。よって、対話と安全走行を両立
させる車輌制御装置となる。
【0012】又、請求項2に記載の車輌制御装置は請求
項1に記載の車輌制御装置であって、音声対話装置は対
話で決定される全ての必要項目とその必要項目の確定度
からなる対話進展度情報を有し、又、各必要項目を決定
する対話方式をパターンで有している。例えば、音声対
話入力がカーナビゲーション装置における目的地の設定
である場合、目的地は複数の様々な項目で記述される。
例えば、’住所1’、詳細住所である’住所2’、’業
種’、施設名である’店名’等で記述される。そして、
これらの項目が目的施設を同定するための必要項目とな
る。対話進展度情報は各必要項目の値とその確定値から
なる。カーナビゲーション装置における目的地の設定で
は、例えば住所1(名古屋市、1)、住所2(中区、
0)、業種(?、0)、店名(タンポポ、0)となる。
ここで、例えば確定値’1’の項目は確定していること
を意味している。また、項目の値が存在しており、 確定
値が’0’の場合は、その項目の値について確認する必
要があることを示しており、項目の値が存在しておら
ず、確定値が’0’の場合は、その項目について質問す
る必要があることを示している。よって、この情報を調
べれば、次回の質問項目及び確認項目とすることができ
る。
【0013】又、音声対話装置は上記対話進展度情報の
各必要項目を決定する対話方式をパターンで有してい
る。例えば、単一の必要項目による質問方式、複数の必
要項目による質問方式等である。前者は、例えば、’住
所を言って下さい’であり、後者は’住所と名前を言っ
て下さい’である。本発明の音声対話装置は、これらの
パターン分けされた複数の対話方式を有している。これ
らの対話方式は、一般に対話負荷(認知的情報処理負
荷)を左右するものとして知られている。例えば、単一
の必要項目からなる質問の場合は対話負荷は小とされ、
複数の必要項目からなる質問の場合は対話負荷が大とさ
れる。従って、1回の質問および確認で用いられる必要
項目数を外部に出力すれば、容易に外部に対話負荷を知
らせることができる。よって、この音声対話装置を用い
れば請求項1に記載の車輌制御装置を容易に実現するこ
とができる。
【0014】又、請求項3に記載の車輌制御装置は請求
項2に記載の車輌制御装置であって、対話は少なくとも
必要項目に対する質問とその応答パターン、入力された
必要項目に対する確認とその応答パターン、必要項目の
値の選択要求と選択応答パターンの何れか、又はそれら
の組み合わせから構成される。対話をこれらのパターン
の何れか、又はこれらのパターンの組み合わせで構成す
れば、効率よく又確実に対話を遂行することができる。
即ち、対話に必要な必要項目を確実に、又、効率的に得
ることができる。
【0015】又、請求項4に記載の車輌制御装置は請求
項1乃至請求項3の何れか1項に記載の車輌制御装置で
あって、音声対話装置は1つの対話設定毎にその対話方
式とその対話に必要な必要項目数を次段の対話負荷推定
部に出力している。このように音声対話装置が1回のユ
ーザとのやりとり毎に、即ち運転者への具体的な音声ガ
イダンス前に、直後のやりとりで使用される必要項目を
次段の対話負荷推定部に出力すれば、対話負荷推定部は
その方式と必要項目数で対話負荷が推定できる。例え
ば、単一の必要項目からなる質問とその応答パターン、
単一の必要項目からなる確認とその応答パターンであれ
ば、対話負荷推定部は対話負荷は小と判定する。例え
ば、複数の必要項目からなる質問とその応答パターンで
あれば、対話負荷を大とする。又、複数からの選択要求
であって、その選択肢が3つ以上であれば、対話負荷は
中と判定する。従って、この対話方式とその必要項目数
による対話負荷に基づいて車輌制御部を制御すれば、次
の対話負荷に応じてリアルタイムで車輌が制御(例え
ば、制動)される。その結果、運転者に余裕が生じて円
滑対話が可能となる。リアルタイムで行われるので、常
時、安全走行と円滑対話が維持される。
【0016】又、請求項5に記載の車輌制御装置は請求
項1乃至請求項4の何れか1項に記載の車輌制御装置で
あって、走行環境検出部は光学手段及び/又は音響手段
によって先行車両との相対速度、車間距離、車間時間、
他車両の割り込みを検出し、GPS装置によって地図情
報を検出している。走行環境検出部は光学手段及び/又
は音響手段によって先行車両との相対速度、車間距離、
車間時間、他車両の割り込みを検出する。光学手段であ
るので、正確に又即座に前方の状況を検出し、例えば次
段の運転負荷推定部に知らせることができる。又、GP
S装置(Global Positioning System )は例えば現在位
置と目的位置を入力すれば、ルート上の右折又は左折地
点を常に把握することができる。よって、常にその車輌
の走行環境を地理的に正確に把握することができる。よ
って、それに伴う運転負荷を常に正確に予測することが
できる。よって、この走行環境検出部を請求項1乃至請
求項4の何れか1項に記載の車輌制御装置に搭載すれ
ば、その車輌制御装置は様々な走行環境に対して常に安
全走行を維持することができる。
【0017】又、請求項6に記載の車輌制御装置は請求
項5に記載の車輌制御装置であって、光学手段にレーザ
ーレーダー、ミリ波レーダー、画像処理手段を用い、音
響手段には超音波検出手段を用いている。レーザーレー
ダー、ミリ波レーダー、画像処理手段を用いれば、広範
囲に即座に前方の車輌又は障害物、又は前方車両との車
間距離、相対速度等を検出できる。よって、より安全走
行と円滑な対話を可能とする請求項5に記載の車輌制御
装置を実現することができる。又、超音波検出手段を用
いれば、前方の車輌又は障害物を安価に容易に検出する
ことができる。よって、安価に容易に請求項5に記載の
車輌制御装置を実現することができる。
【0018】又、請求項7に記載の車輌制御装置は請求
項1乃至請求項6の何れか1項に記載の車輌制御装置で
あって、走行状態検出部は車輌の直線走行関連値、及び
/又は旋回走行関連値を検出することを特徴とする。直
線走行関連値とは、例えば画像処理装置による車輌の走
行位置、直線走行時の速度及び加速度である。これは、
直線走行時においては、車両の走行位置、走行速度、加
速度は最も運転者の認知的情報処理負荷を増大させると
考えられるからである。よって、それらをセンサ装置等
で検出し次段(運転負荷推定部)へのパラメータとす
る。又、旋回走行関連値とは、旋回速度、旋回加速度で
ある。これは、例えば右折、左折等の旋回時にも運転者
の認知的情報処理負荷は増大すると考えられるからであ
る。よって、上記直線走行関連値及び/又は上記旋回走
行関連値を走行状態検出部が検出すれば的確に運転負荷
と相関のある車輌状態を把握できる。よって、この走行
状態検出部を請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載
の車輌制御装置に搭載すれば、各車輌制御装置は走行状
態に則してより的確に安全走行と円滑対話を可能とする
ことができる。
【0019】又、請求項8に記載の車輌制御装置は請求
項1乃至請求項7の何れか1項に記載の車輌制御装置で
あって、車輌制御部は対話負荷推定部による対話負荷と
運転負荷推定部による運転負荷とに応じて、車輌の走行
状態を示す走行状態量が所定値になるように車輌の制動
装置を制御している。例えば、車輌制御部に対話負荷が
対話負荷i(i=1(小)、2(中)、3(大))で、
運転負荷が運転負荷k(k=1(小)、2(中)、3
(大))で出力された場合、車輌制御部は対話負荷iと
運転負荷kに応じて走行状態量Vが予め安全走行と円滑
対話が保証された所定値Vi,k になるように車輌の制動
装置を制御する。よって、様々な対話負荷iと運転負荷
kに対して両者を両立させることができる。尚、ここで
走行状態量Vとは、車輌のその時点での状態を表す量で
あり、例えば車速である。
【0020】又、請求項9に記載の車輌制御装置は請求
項8に記載の車輌制御装置であって、走行状態量を車間
距離又は車間時間としている。車間距離、車間時間は運
転者の認知的情報処理負荷に最も大きい影響を与えるパ
ラメータであると考えられる。特に、車間時間は車間距
離をその時点での速度で除したパラメータであり、前方
車両との安全度を最も的確に示すパラメータである。よ
って、車輌制御部はこれらを安全走行を行うためのパラ
メータとすれば、更に的確に車輌を制御することができ
る。これにより、更に的確に車輌制御して円滑な対話を
可能とする請求項8に記載の車輌制御装置を実現するこ
とができる。
【0021】
【発明の実施の形態】(実施例)以下、本発明の車輌制
御装置について図面を参照して説明する。図1に本発明
の車輌制御装置の1実施例を示す。本発明の車輌制御装
置は、運転者と対話する音声対話装置110、対話負荷
推定部120、走行環境検出部130、走行状態検出部
135、運転負荷推定部140、車輌の制動装置200
を制御する車輌制御部150から構成される。そして、
上記音声対話装置110は運転者の音声を収集する音声
入力部111、それを認識する音声認識部112、対話
制御部113、音声出力部114から構成される。又、
走行環境検出部130は、GPS装置131、前方車輌
を検出するレーザーレーダー装置132が接続される。
尚、具体的には、車輌制御装置100の各構成要素は、
図示しないCPU、ROM、RAM、A/D変換装置、
D/A変換装置、システムバス、外部バス、外部記憶メ
モリ、センサ装置及びROM内のプログラムから構成さ
れるコンピュータ装置により構成される。
【0022】上記構成において、音声対話装置110は
運転者の要求の詳細を対話によって決定する対話装置で
ある。具体的には、先ず音声入力部111が運転者の音
声を入力し、入力された音声を音声認識部112で認識
する。音声入力部111は例えば図示しないマイクロフ
ォンとA/D変換器とメモリからなる装置である。運転
者の音声をマイクロフォンで検出し、A/D変換器でデ
ジタルデータに変換してメモリ装置に記憶する装置であ
る。音声認識部112は音声入力部111から送られた
デジタル信号の特徴量を抽出し、図示しない認識用言語
辞書、認識用音響辞書を参照して、入力された音声を同
定する装置である。
【0023】そして、対話制御部113は、その認識結
果に基づいて図示しない様々なデータベースを用いて検
索し、又対話進展度情報に従って対話を作成する装置で
ある。この対話進展度情報は、対話で決定される必要項
目とその確定度とから構成される。必要項目は、例えば
対話がカーナビゲーション装置における目的地の設定で
ある場合は、’住所1’、詳細住所である’住所
2’、’業種’、施設名である’店名’であり、その必
要項目の確からしさが確定度である。確定度は、質問と
その応答パターンで入力された必要項目に対しては、確
定値’0’であり、確認とその応答パターンで確認され
た場合には、確定値’1’を設定するものである。
【0024】又、対話制御部113は様々な対話方式を
パターンで有しており、上記対話進展度情報とそのパタ
ーンとで対話を組み立てる装置である。対話の1例を図
2に示す。カーナビゲーションにおける対話は、例えば
複数の必要項目からなる質問と応答パターン(図2の
a)、複数の必要項目からなる確認とその応答パターン
(図2のb)、単一の必要項目からなる質問と応答パタ
ーン (図2のc)、3つ以上の選択肢からなる選択要求
と選択応答パターン(図2のd)で示される。そして、
対話制御部113は、1回のユーザとのやりとり毎にそ
の対話方式とその対話に必要な必要項目数を次段の対話
負荷推定部120に出力する。例えば、(対話方式、必
要項目数)をセットで出力する。又、対話制御部113
はその対話方式と必要項目の設定後、それによりガイダ
ンスを作成し音声出力部114から運転者に出力する。
音声対話装置110はこのように機能する。
【0025】対話負荷推定部120は、対話制御部11
3で生成された上記対話方式とそこで用いられる必要項
目数に基づいて、対話負荷を推定する装置である。図3
に対話方式と必要項目数から対話負荷を推定する対話負
荷表を示す。対話負荷推定部120では図3の様に対話
方式を3つに分類し、その対話方式に含まれる必要項目
数又は、選択肢数で対話負荷を決定する。例えば、単一
の必要項目からなる質問とその応答パターンであれば対
話負荷は小、必要項目数が2つ以上であれば対話負荷を
大とする。又、単一の必要項目からなる確認とその応答
パターンであれば対話負荷は小、必要項目数が2つ以上
であれば対話負荷を中とする。又、応答が複数の選択肢
からの選択である場合、選択肢数が2つであれば対話負
荷は小、選択肢数が3つ以上であれば対話負荷を中とす
る。即ち、対話負荷推定部120は、図3の対話負荷表
に従って対話負荷を決定する装置である。
【0026】又、走行環境検出部130は、光学手段で
ある例えばレーザーレーダ装置132(又はミリ波レー
ダー装置)、GPS装置131を備え、前方障害物、前
方車両を検出する装置である。これらの装置は電波を含
む光学手段であるので、前方車両との相対速度、車間距
離、車間時間、他車両の割り込みを瞬時に正確に算出す
ることができる。又、GPS装置131からのデータと
図示しない地図データベースからは左折又は右折すべき
交差点位置等の走行路情報を得ることができる装置であ
る。そして、走行環境検出部130はこれらの情報を運
転負荷推定部140に出力する。
【0027】又、走行状態検出部135は、車輌そのも
のの走行状態を把握する装置である。車輌の走行状態
は、走行位置(走行車線)、直線走行と旋回走行、及び
それらの減速、加速、定速度状態に区分される。走行状
態検出部135は、それらを直線走行関連値、旋回走行
関連値及びその走行位置を様々なセンサ装置で検出し、
その結果を次段の運転負荷推定部140に出力する装置
である。例えば、走行位置は図示しない画像処理装置で
検出する。画像処理装置は、前方車両の検出のみならず
自車の走行レーンを検出することができる。又、走行速
度はスピードメータで、加速度は加速度センサで検出す
る。又は、減速・加速はブレーキ/アクセルペダルの踏
み込み量で検出する。又、旋回走行はハンドルの回転量
で検出する。これらのパラメータを検出する理由は、直
線走行時においては車両の走行位置、走行速度、加速度
は最も運転者の認知的情報処理負荷を増大させると考え
られるからである。又、旋回走行においては、旋回速
度、旋回加速度が運転者の認知的情報処理負荷を増大さ
せると考えられるからである。従って、走行状態検出部
135が上記直線運動関連値及び上記旋回走行関連値並
びに走行位置を検出すれば的確に車輌の走行状態を把握
することができる。
【0028】運転負荷推定部140は上記走行環境検出
部130と走行状態検出部135の検出結果に基づい
て、運転者負荷を推定する装置である。例えば、運転負
荷推定部140は車速に応じて運転負荷を設定する。例
えば、単純に、低速走行であれば運転負荷は小、中速走
行であれば中、高速走行であれば大と設置する。又、図
4に示すように車間時間との関係から設定してもよい。
例えば、中速又は高速で且つ前方車両との車間時間が’
短い’であれば、運転負荷は大であると推定する。又、
他に、例えば現在又は数秒後に右折、又は左折が予定さ
れている場合は運転負荷は大と推定する。運転負荷推定
部は、例えば図4の運転負荷表に従って運転負荷を決定
し、その結果を車輌制御部150に出力する装置であ
る。
【0029】車輌制御部150は対話負荷推定部120
による対話負荷と運転負荷推定部140による運転負荷
とに応じて、車輌を制御する装置である。その制御方法
は、走行状態を示す走行状態量(例えば、車速V)が所
定値になるように車輌の制動装置を制御する方法であ
る。例えば、車輌制御部150に対話負荷i(i=小、
中、大)、運転負荷k(k=小、中、大)が入力され前
方に車輌がある場合、車輌制御部150は対話負荷iと
運転負荷kに応じて、予め図5に設定された車間時間が
所定時間Ti,k になるように制御する。又、同じく対話
負荷i、運転負荷kが入力されて車輌が交差点に進入す
る場合、進入速度が所定進入速度Vi,k になるように車
輌の制動装置200を制御する。これらの設定値は、実
験的に安全走行と円滑対話が保証された速度である。車
輌制御部150はこのように機能する装置である。
【0030】次に、図6のフローチャート及び図2の対
話例を用いて本実施例の音声対話を考慮した車輌制御装
置の動作を説明する。ここでは、音声対話入力は車載用
ナビゲーション装置への入力として説明する。先ず、図
示しないスイッチキーでステップS10から開始され
る。ステップS10では対話進展度情報を初期化する。
例えば、この時点の対話進展度情報は、例えば、店名
(?、0)、住所1(?、0)、住所2(?、0)、業
種(?、0)、となる。ここで、’0’は未確定を意味
し、’1’は確定を意味するものとする。
【0031】次に、ステップS11に移行する。ステッ
プS11では音声対話装置110が上記対話進展度情報
から質問項目又は確認項目を選択する。例えば、初期化
直後であれば図2のaの質問項目(’お店’と’住所
1’)を選択する。又、この質問項目(’お店’と’住
所1’)をパラメータとした対話方式とその必要項目数
2を対話負荷推定部120に出力する。そして、次にス
テップS12に移行する。ステップS12では、次に起
こる対話に対して対話負荷推定部120が図3の対話負
荷表から対話負荷を推定する。即ち、次の対話方式と質
問又は確認における必要項目数から対話負荷を決定す
る。例えば、図2の対話aに対しては、対話方式は質問
とその応答パターンであり必要項目は2であるので、対
話負荷の推定は、’大’である。
【0032】次にステップS13に移行する。ステップ
S13では、運転負荷推定部140が走行環境検出部1
30と走行状態検出部135の検出結果、例えば図4に
示す運転負荷表(前方車両との車間時間、自車の車速)
から運転負荷k(k=大、中、小)を推定する。例え
ば、車速が’中速’であり車間時間が’短い’であれば
運転負荷は’大’と推定する。次にステップS14に移
行する。ステップS14では、車輌制御部150が対話
負荷推定部120の対話負荷i(例えば、大)と運転負
荷推定部140の運転負荷k(例えば、大)から安全と
円滑な対話が確保される車速Vi,k に車輌を制御する。
即ち、制動装置200を制御して制動をかける。そし
て、ステップS15に移行し、ステップS11で選択さ
れた項目に基づく所定のガイダンスを音声出力部114
から出力する。例えば、初期化直後であれば’お店の住
所と名前を言って下さい。’とガイダンスを出力する。
この時点で、車速は所定値に減速されているので運転者
は余裕をもって対話可能となっている。次に、ステップ
S16に移行する。
【0033】ステップS16では、対話が終了か否かが
判定される。終了でなければステップS17に移行す
る。尚、終了判定の方法については後述する。ステップ
S17では、音声入力部111が運転者からの音声入力
を待機し、音声入力があればそれを入力しA/D変換器
等でデジタル化する。次に、ステップS18に移行す
る。ステップS18では、デジタル化された音声を認識
する。例えば、図2のaにおいて、応答がDrv :’名古
屋市のタンポポというお店に行きたいのですが。’であ
れば、’名古屋市’と’タンポポ’を認識する。そし
て、次にステップS19に移行する。ステップS19で
は、ステップS18での認識結果より必要項目としての
住所と店名を図示しないデータベースで検索する。又、
対話進展度情報を更新する。即ち、対話進展度情報を、
店名(タンポポ、0)、住所1(名古屋市、0)、住所
2(?、0)、業種(?、0)とする。
【0034】そして、ステップS11に戻り以降のルー
チンをを繰り返す。例えば、2回目のルーチンのステッ
プS11以降を簡単に説明する。2回目のステップS1
1では、1回目のルーチンで店名と住所1が入力され、
その確定度が未確定’0’であるので、再度、’住所
1’と’店名’を選択する。又、その対話方式(確認と
その応答パターン)と必要項目数を次段の対話負荷推定
部120に出力し、ステップS12に移行する。ステッ
プS12では、同様に図3の対話負荷表から対話方式と
必要項目数に応じて対話負荷’中’が決定され、ステッ
プS13では図4に示す運転負荷表から運転負荷k(例
えば、’中7)が決定される。又、ステップS14で
は、車輌制御部150が対話負荷i(’中7’)と運転
負荷k(’中’)から安全と円滑な対話が確保される車
速Vi,k に車輌を制御する。そしてステップS15に移
行し、ステップS11で選択された項目に基づく所定の
ガイダンスを音声出力部114から出力する。この場合
は、’名古屋市のタンポポですか?’という確認応答文
がガイダンスされる。次に、ステップS16を経てステ
ップS17に移行する。
【0035】ステップS17では運転者から’はい’が
入力されてステップS18で認識され、ステップS19
で対話進展度情報を更新する。即ち、対話進展度情報
は、店名(タンポポ、1)、住所1(名古屋市、1)、
住所2(?、0)、業種(?、0)に更新される。即
ち、店名と住所1の確定度が’1’に設定され、店名が
タンポポに住所1が名古屋市に確定される。このよう
に、ステップS11〜ステップS19の繰り返しによっ
て対話が順次進行し、それに伴って対話進展度情報が順
次、更新される。即ち、図2のb以降に示す新たな対話
が繰り返され、最終的に対話進展度情報の各項目の確定
度’0’が全て’1’になる。即ち、対話進展度が10
0%となる。
【0036】ステップS16の終了の方法は、この対話
進展度情報から判定される。即ち、対話進展度情報の各
項目の確定度が全て’1’であれば対話終了と判断され
る。具体的には、ステップS19で対話進展度情報が、
店名(タンポポ、1)、住所1(名古屋市、1)、住所
2(千種区、1)、業種(レストラン、1)となった状
態で再度ステップS11にジャンプする。そしてステッ
プS11で、最後の対話方式と必要項目数を出力する。
即ち、対話方式を’終了パターン’とし、必要項目を’
店名’と’住所2’とする。そして、ステップS12〜
ステップS14で上記と同様の動作をさせて、即ち車輌
を制御してステップS15に移行する。そして、ステッ
プS15で終了ガイダンス’千種区のタンポポを設定致
します’を出力する。最後に、ステップS16で対話進
展度情報の各項目の確定度が調べられ、全て’1’であ
るので終了となる。本発明の車輌制御装置はこのように
動作する。上述のように、本実施例の車輌制御装置は、
対話負荷と運転負荷を検出し、その検出結果に基づいて
車速等の車輌状態を制御するので、運転者に余裕が生
じ、その結果、安全走行と円滑な会話を両立させること
ができる。
【0037】(変形例)上記実施例は1例であり、他に
様々な変形が考えられる。例えば上記実施例では対話制
御部113において必要項目の選択順序には言及しなか
ったが、その順序は任意である。例えば図2の対話例で
は、住所1、店名、業種、住所2の順番で決定されてい
るが、これに限定するものではない。例えば、店名、業
種、住所1、住所2でも良い。要は、最終的に対話進展
度情報が100%になれば良い。その順序は問わない。
【0038】又、上記実施例において、最初のガイダン
スは必要項目を2項目とし、’お店の住所と名前を言っ
て下さい’とガイダンスしたが、これに限定するもので
はない。1項目としてもよい。例えば、’行き先を言っ
て下さい’でもよい。又、上記実施例では、対話方式に
質問とその応答パターン、確認とその応答パターン、選
択要求と選択応答パターンを用いたが、これに限定する
ものではない。勿論、他のパターンも可能である。例え
ば、車速が著しく高速である場合は、’速度を落として
下さい。’というメッセージを挿入してもよい。円滑な
対話を妨げるものではない限り、様々な対話パターンを
用いてもよい。
【0039】又、上記実施例では、走行環境検出部13
0には光学手段としてレーザーレーダー装置132を用
いたが、これに限定するものではない。例えば、それに
代えて超音波センサーで前方車輌との相対速度、車間距
離、車間時間、他車両の割り込みを検出してもよい。超
音波を発射し、その反射波を検出するまでの時間とその
変化、及び自車速度を計測すれば、上記パラメータを得
ることができる。又、上記実施例では、車輌制御装置1
50は、車間時間が所定値になるように制御したが、こ
れは車間距離が所定値になるように制御してもよい。即
ち、所定の速度に対応して定められた所定の車間距離に
なるように制御してもよい。同等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る車輌制御装置のシステム
ブロック図。
【図2】本発明の実施例に係る車輌制御装置の対話例。
【図3】本発明の実施例の車輌制御装置に係る対話負荷
表。
【図4】本発明の実施例の車輌制御装置に係る運転負荷
表。
【図5】本発明の実施例の車輌制御装置に係る対話・運
転負荷で決定される車輌状態量の対応図。
【図6】本発明の実施例の車輌制御装置の動作を示すフ
ローチャート。
【図7】従来の車輌制御装置のシステムブロック図。
【符号の説明】
110…音声対話装置 111…音声入力部 112…音声認識部 113…対話制御部 114…音声出力部 120…対話負荷推定部 130…走行環境検出部 131…GPS装置 132…レーザーレーダー装置 135…走行状態検出部 140…運転負荷推定部 150…車輌制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺澤 位好 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 星野 博之 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 脇田 敏裕 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 Fターム(参考) 3D037 FA19 FB10 5D015 AA04 AA05 KK02 LL10 LL11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】対話状態と車輌状態を検出し、その検出結
    果に基づいて車輌を制御する車輌制御装置であって、 音声対話装置と、 前記音声対話装置との音声対話から運転者の対話負荷を
    推定する対話負荷推定部と、 前記車輌の走行環境を検出する走行環境検出部と、 前記車輌の走行状態を検出する走行状態検出部と、 前記走行環境検出部及び/又は前記走行状態検出部の検
    出結果に基づいて運転者の運転負荷を推定する運転負荷
    推定部と、 前記対話負荷推定部の推定結果及び前記運転負荷推定部
    の推定結果に基づいて、安全走行と円滑対話を両立させ
    るように前記車輌を制御する車輌制御部とを備えたこと
    を特徴とする車輌制御装置。
  2. 【請求項2】前記音声対話装置は、対話で決定される全
    ての必要項目と該必要項目の確定度からなる対話進展度
    情報を有し、又、各必要項目を決定する対話方式をパタ
    ーンで有することを特徴とする請求項1に記載の車輌制
    御装置。
  3. 【請求項3】前記対話方式は、少なくとも質問とその応
    答パターン、確認とその応答パターン、選択要求と選択
    応答パターン、の何れか又はそれらの組み合わせから構
    成されることを特徴とする請求項2に記載の車輌制御装
    置。
  4. 【請求項4】前記音声対話装置は、1回のユーザとのや
    りとりにおける該対話方式とそのやりとりで必要な必要
    項目数を次段の前記対話負荷推定部に出力することを特
    徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の車
    輌制御装置。
  5. 【請求項5】前記走行環境検出部は、光学手段及び/又
    は音響手段によって先行車両との相対速度、車間距離、
    車間時間、他車両の割り込みを検出し、GPS装置によ
    って地図情報を検出することを特徴とする請求項1乃至
    請求項4の何れか1項に記載の車輌制御装置。
  6. 【請求項6】前記光学手段は、レーザーレーダー、又は
    ミリ波レーダー、又は画像処理手段であり、前記音響手
    段は超音波検出手段であることを特徴とする請求項5に
    記載の車輌制御装置。
  7. 【請求項7】前記走行状態検出部は、前記車輌の直線走
    行関連値、及び/又は旋回走行関連値を検出することを
    特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載の
    車輌制御装置。
  8. 【請求項8】前記車輌制御部は、前記対話負荷推定部に
    よる前記対話負荷、及び前記運転負荷推定部による前記
    運転負荷に応じて、前記車輌の走行状態を示す走行状態
    量が所定値になるように車輌を制御することを特徴とす
    る請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の車輌制御
    装置。
  9. 【請求項9】前記走行状態量は、車間距離又は車間時間
    であることを特徴とする請求項8に記載の車輌制御装
    置。
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