JP2003150120A - 画像表示装置の駆動方法及び画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置の駆動方法及び画像表示装置

Info

Publication number
JP2003150120A
JP2003150120A JP2001350084A JP2001350084A JP2003150120A JP 2003150120 A JP2003150120 A JP 2003150120A JP 2001350084 A JP2001350084 A JP 2001350084A JP 2001350084 A JP2001350084 A JP 2001350084A JP 2003150120 A JP2003150120 A JP 2003150120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display device
image display
signal
unit
display panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001350084A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3928413B2 (ja
Inventor
Kunihiko Hayashi
邦彦 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001350084A priority Critical patent/JP3928413B2/ja
Publication of JP2003150120A publication Critical patent/JP2003150120A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3928413B2 publication Critical patent/JP3928413B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)
  • Led Device Packages (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Led Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、マトリクス駆動される画像表示装置
において、高画質の画像表示を行うことができる画像表
示装置の駆動方法及び画像表示装置を提供することを目
的とする。 【解決手段】本発明は、複数の単位表示パネルに個別に
駆動信号を供給し、これら単位表示パネルを同時に駆動
させることを特徴とする。更に、画像表示装置を複数の
単位表示パネルにより形成し、これら単位表示パネルを
同期させながら駆動することにより画像表示装置全体で
高画質の画像表示を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像表示装置の駆
動方法及び画像表示装置に関する。更に詳しくは、単位
表示パネルを配置して形成される画像表示装置の駆動方
法及び画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像表示装置としては様々のものが知ら
れており、それらの薄型化、画質の向上及び製造プロセ
スには目覚しい進歩が見られる。例えば、液晶ディスプ
レイや発光ダイオードディスプレイの如きマトリクス駆
動される画像表示装置では、アクティブマトリクス方式
やパッシブマトリクス方式により駆動される。アクティ
ブマトリクス方式では、画像表示装置の垂直水平方向に
駆動電極が配設され、これら駆動電極に選択的に駆動信
号が供給される。また、各画素には、スイッチング素子
と付加容量からなる電荷保持回路が設けられている。ま
た、パッシブマトリクス方式では、画像表示装置の垂直
水平方向に駆動電極が配設され、これら駆動電極に選択
的に駆動信号が供給される。このとき、垂直水平方向の
駆動電極に共に駆動信号が供給された画素が駆動され
る。従って、パッシブマトリクス方式は、アクティブマ
トリクス方式に比べて簡単な構造で各画素を駆動するこ
とができる。
【0003】上記パッシブマトリクス方式とアクティブ
マトリクス方式による画像表示装置の駆動方法を用い
て、大画面の画像表示装置においても、画面全体のフレ
ーム毎に一括して供給される駆動信号により駆動電極が
順次走査され、各画素が時分割駆動される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CRTのよ
うに蛍光体に電子線を当て、0.1秒程度発光を保持で
きるような画像表示装置であれば問題ないが、LEDデ
ィスプレイの場合、入力された駆動信号に対する発光ダ
イオードの即応性が高いため、発光を保持することによ
り画像表示装置の輝度を高めることが非常に難しいもの
となっており、アクティブマトリクス方式のように各画
素に電荷保持回路を設けた場合においても、十分な輝度
が得られていない。例えば、水平方向のアドレス信号線
が525本で毎秒30フレーム(1秒間に30回画面を
書き換える)のインターレース方式で、水平走査周波数
が15.75MHz、垂直走査周波数が60HzのNT
SC(National Television St
andard Committee)の規格に基づくア
ドレス信号はインターレス方式でも1/30秒程度の垂
直走査をしており、水平方向の画素数が256個でそれ
ぞれの画素が3色のサブ画素により構成される場合の1
サブ画素の点灯時間を算出すると、1フレーム当り1/
(256×30×3)=1/23040secしか1サ
ブ画素当たりで発光しない。特に、発光ダイオードは、
入力信号に対する即応性が高いため、パッシブマトリク
ス方式の駆動方法で線順次若しくは点順次で発光ダイオ
ードを点灯させた場合、各発光ダイオードの発光時間が
短く、画像表示装置全体の輝度の低下を招く。特に、大
画面の画像表示装置では、輝度の低下が大きくなる。
【0005】また、LCDディスプレイの場合は、発光
を保持することもできるが、画素の高速切り替えを行う
場合には、液晶の即応性を犠牲にすることになる。従っ
て、液晶の即応性が下がると、荷電してから液晶の配向
の切り替えまでの時間がかかり、結局、画像を切り替え
る際の高速応答性を損なうことになる。
【0006】従って、画像表示装置全体のフレーム毎に
一括して供給される駆動信号により駆動電極が順次走査
される画像表示装置の駆動方法では、高画質を実現する
ことが困難となる。特に、大画面の画像表装置ほど駆動
電極に接続される画素数が増大することにより、これら
画素が駆動される時間が短くなり、各画素を十分な時間
駆動することが難しくなる。従って、LEDディスプレ
イの輝度の不足やLCDディスプレイの輝度むらが生じ
ることとなり、画像表示装置全体の画質の低下に繋が
る。
【0007】よって、本発明は上述の問題に鑑み、マト
リクス駆動される画像表示装置において、高画質の画像
表示を行うことができる画像表示装置の駆動方法及び画
像表示装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の画像表示装置の
駆動方法は、複数の単位表示パネルに個別に駆動信号を
供給し、これら単位表示パネルを同時に駆動させること
を特徴とする。画像表示装置を複数の単位表示パネルに
より形成し、これら単位表示パネルを同期させながら駆
動することにより画像表示装置全体で画像表示を行うこ
とができる。特に、LEDディスプレイでは、各画素を
構成する発光ダイオードの発光時間を長くすることがで
きる。
【0009】また、本発明の画像表示装置は、単位表示
パネルを配置して形成される画像表示装置であって、各
単位表示パネルが個別に信号供給手段に接続されて同時
に駆動されることを特徴とする。このとき、各単位表示
パネルには、信号供給手段から個別に駆動信号が供給さ
れる。また、信号変調手段により駆動信号を変調される
ことにより、画素の構成に応じて適切な周波数の駆動信
号が供給される。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明は、単位表示パネルを配置
して形成される画像表示装置であれば如何なる画像表示
装置にも適用であり、例えば、有機エレクトロルミネッ
センス(EL)を用いた画像表示装置、FED、PDP
などの画像表示装置に用いることができる。特に、本発
明はマトリクス駆動されるLED画像表示装置、LCD
画像表示装置について好適である。
【0011】先ず、本発明の画像表示装置の駆動方法に
ついて、図1を参照しながら詳細に説明する。図1は本
発明の画像表示装置の駆動方法のブロックダイアグラム
である。先ず、画像表示装置の全体画面の画像データを
含む駆動信号が駆動回路1から信号供給手段2に供給さ
れる。信号供給手段2は、信号処理手段3と信号変調手
段4から構成され、画面全体のフレーム毎の画像データ
を含む駆動信号が、信号処理手段3に供給される。ここ
で、本発明の画像表示装置は単位表示パネル5を配置し
て形成されており、信号処理手段3に供給された駆動信
号は、これら単位表示パネル5毎の駆動信号に分割さ
れ、信号処理手段3に蓄積される。単位表示パネル5毎
に分割された駆動信号は、それぞれ信号変調手段4に供
給された後、各単位表示パネル5に供給され、各単位表
示パネル5が同時に駆動されることにより、画像表示装
置全体で画像が表示される。
【0012】信号処理手段3は、画像表示装置を駆動す
る駆動信号を順次蓄積するフレームバッファーであり、
例えば、データの読み込みと書き込みが可能なメモリー
セルを複数搭載したメモリーアレイを用いることができ
る。フレームバッファーは、駆動信号を蓄積する機能と
これら駆動信号をその供給先である単位表示パネル5毎
に分割する機能を備えている。
【0013】信号変調手段4は、フレームバッファーで
単位表示パネル5毎に分割された駆動信号を各単位表示
パネル5に供給する機能を有する信号発生器であり、単
位表示パネル5毎に設けられる。ここで、信号発生器
は、フレームバッファーから供給される駆動信号の周波
数を当該駆動信号の供給先である単位表示パネル5の構
成に合わせて変調する機能を有する。例えば、画像表示
装置が、駆動信号に対して即応性の高い発光ダイオード
を用いたLEDディスプレイの場合には、駆動信号を高
周波側に変調し、LEDディスプレイの輝度を高めるこ
とができる。また、LCDディスプレイの場合には、駆
動信号を低周波側に変調することにより、画素を構成す
る液晶が追従することができる駆動信号を各単位表示パ
ネル5に供給する。更に、信号発生器を同期させながら
駆動信号を各単位表示パネル5に供給することにより、
画像表示装置全体で調和のとれた画像を表示することが
できる。
【0014】更に、図2を参照しながら本発明の画像表
示装置の駆動方法及び画像表示装置について詳細に説明
する。図2は、本発明の画像表示装置の構成を示すブロ
ック図であり、本発明の画像表示装置の駆動方法は、各
単位表示パネルがパッシブマトリクス方式で駆動される
画像表示装置に特に好適であり、駆動信号であるデータ
信号とアドレス信号がそれぞれデータ信号駆動回路とア
ドレス信号駆動回路から供給される。
【0015】先ず、データ信号駆動回路22から入力さ
れるデータ信号が一旦フレームバッファー24に蓄積さ
れた後、蓄積されたデータ信号が各単位表示パネル21
に送信されるデータ信号にフレームバッファー24で分
割され、再度フレームバッファー24に収納される。続
いて、単位表示パネル21毎に分割されたデータ信号
が、各単位表示パネル21に対応して個別に接続される
信号発生器26から各単位表示パネル21に送信され
る。また、同様にアドレス信号駆動回路23からフレー
ムバッファー25に入力されたアドレス信号も一旦フレ
ームバッファー25に蓄積された後、蓄積されたアドレ
ス信号が各単位表示パネル21に送信されるアドレス信
号にフレームバッファー25で分割され、再度フレーム
バッファー25に収納される。続いて、単位表示パネル
21毎に分割されたアドレス信号が、各単位表示パネル
21に対応して個別に接続される信号発生器27から各
単位表示パネル21に送信される。このとき、データ信
号、アドレス信号は、信号発生器26、27により当該
画像表示装置の画素の構成に適切な周波数の信号に変換
され、単位表示パネル21に送信される。
【0016】本発明の画像表示装置は、単位表示パネル
21が配線用基板上にマトリクス状に配置され、配線用
基板のx方向にn枚、y方向にm枚全体でm×n=mn
枚配置されている。尚、各単位表示パネル21を識別す
るために各単位表示パネル21をPm,n(m、nは自
然数)と表記する。つまり、mnが大きいほど配置され
る単位表示パネル21数が増加し、画像表示装置のサイ
ズが大きくなる。更に、信号供給手段28にデータ信号
駆動回路22、信号供給手段29にアドレス信号駆動回
路23がそれぞれ接続される。データ信号駆動回路22
は、信号供給手段28を構成する信号処理手段であるフ
レームバッファー24と信号変調手段である信号発生器
26を介して各単位表示パネル21のデータ信号線に接
続される。また、アドレス信号駆動回路23は、信号処
理手段であるフレームバッファー25と信号変調手段で
ある信号発生器27を介して各単位表示パネル21のア
ドレス信号線に接続される。
【0017】データ信号駆動回路22は、データ信号を
入力する駆動回路であり、電圧を供給するアドレス信号
駆動回路23と合わせて、パッシブマトリクス方式で単
位表示パネル21を駆動させるための駆動回路である。
これら、駆動回路によりマトリクス状に配置された単位
表示パネル21に対し駆動信号を送信し、各単位表示パ
ネル21が駆動される。
【0018】フレームバッファー24、25にはそれぞ
れ信号発生器26、27が接続されており、フレームバ
ッファー24には信号発生器26として、SX11、・
・・、SXm1、・・・、SX1m、・・・SX1n
それぞれ独立に接続されている。また、フレームバッフ
ァー25には信号発生器27としてSY11、・・・、
SY1n、・・・、SYm1、・・・、SYmnが接続
されている。これら信号発生器26,27はそれぞれ個
別に単位表示パネル21に接続され、具体的に接続され
る組み合わせを示すと、(P11,SX11,S
11)、・・・、(Pm1,SXm1,SYm1)、
・・・、(P1n,SX1m,SY1m)、・・・、
(Pmn,SXmn,SYmn)のように単位表示パネ
ル21に対応する信号発生器26,27が個別に単位表
示パネル21毎に接続される。通常のパッシブマトリク
ス方式のように、データ信号線とアドレス信号線がマト
リクス状に配設された配線用基板上に単位表示パネルが
配置され、垂直水平方向に隣接する単位表示パネルで共
通のデータ信号線とアドレス信号線により、画像表示装
置全体の駆動信号が一括して送信される場合と異なり、
単位表示パネルを互いに電気的に接続することなく、対
応する信号発生器26,27と単位表示パネルが個別に
電気的に接続されることになる。また、フレームバッフ
ァー24、25は、データの読み込みと書き込みが可能
なメモリーセルを複数搭載したメモリーアレイであり、
例えば、DRAM、SRAM等を用いることができる。
【0019】各単位表示パネル21には、垂直水平方向
にデータ信号線とアドレス信号線がマトリクス上に配設
されおり、これら信号線に接続された各画素がデータ信
号とアドレス信号により専線順次若しくは点順次により
駆動される。
【0020】続いて、本発明の画像表示装置及び画像表
示装置について、具体的に説明する。図3は、パッシブ
マトリクス方式で駆動されるLEDディスプレイを構成
する単位表示パネルの平面構造を示す構造図であり、図
3(a)は発光面(表面)の構造図であり、図3(b)
は裏面の構造図である。
【0021】発光ダイオードはユニット基板32上に配
置され、単位表示パネル31の発光面(表面)の垂直水
平方向にデータ信号線33a、アドレス信号線34aが
図示しない絶縁層を介してマトリクス状に配設されてい
る。また、発光ダイオード(図示せず)は、データ信号
線33aとアドレス信号線34aの交差部にそのp側電
極とn側電極をそれぞれデータ信号線33aとアドレス
信号線34aに接続されるように配置される。
【0022】更に、単位表示パネル31の発光面(表
面)と反対側の裏面には、データ信号線33aと接続さ
れる接続端子33b、アドレス信号線34aと接続され
る接続端子34bが配設されている。接続端子33bと
接続端子34bは、それぞれユニット基板32のx方向
とy方向の端部に、配置先である配線用基板に設けられ
た配線に合わせて形成されている。ユニット基板32
は、例えばガラス基板や、合成樹脂又は絶縁層で被覆さ
れた金属基板、或いはシリコン基板等の半導体製造には
汎用な基板であり、データ信号線やアドレス信号線が求
められる精度で形成可能な基板であればどのような基板
であっても良い。
【0023】図4は単位表示パネルの断面構造図であ
る。配線45aは、単位表示パネル31の表面に形成さ
れるデータ信号線33a若しくはアドレス信号線34a
であり、接続端子45bは、単位表示パネル31の裏面
に形成される接続端子33b若しくは34bである。こ
れら配線45aと接続端子45bは、導電路であるコン
タクトホール46を介して電気的に接続される。コンタ
クトホール46は、ユニット基板32を貫通するように
設けられ、導電性材料を充填して配線45aと接続端子
45bの電気的な接続を図るものであり、導電性材料と
しては、例えば、導電性を有する液状ペーストを用いる
ことができる。配線45a及び接続端子45bは、導電
性の優れた金属材料層や半導体材料層と金属材料層を組
み合わせる等により形成され、フォトリソグラフィーな
どの手法を用いることにより所望の配線幅、配線間隔に
なるよう形成される。また、接続端子45bは、蒸着法
やスパッタリングにより形成することもできる。コンタ
クトホール46は、配線45a、接続端子45bを形成
する前に予めコンタクトホールを形成しておき、当該コ
ンタクトホール内に導電ペーストを充填することにより
形成される。
【0024】図5は、単位表示パネル31の発光面(表
面)の要部のレイアウトを示す図であり、図5では垂直
水平方向に2画素分ずつの要部を示している。単位表示
パネル31では、ユニット基板32の主面上に水平方向
に延在された複数本のアドレス信号線ADD0、ADD
1が形成され、さらに図示しない層間絶縁膜を介して垂
直方向に延在されたデータ信号線DLR0〜DLB1が
形成されており、各発光ダイオードはパッシブマトリク
ス方式で駆動される。ここで、単位表示パネル31で
は、赤色発光ダイオード、緑色発光ダイオード及び青色
発光ダイオードの3色のダイオードにより1画素が構成
されることから、以下の説明では、それぞれの色に発光
する発光ダイオード毎に接続されるデータ信号線33a
をDLR0〜DLB1と分けて表記する。また、アドレ
ス信号線34aも画素毎に分けてADD0、ADD1と
表記する。これらアドレス信号線ADD0、ADD1及
びデータ信号線DLR0〜DLB1の交差部の近傍には
それぞれ発光ダイオードが配置される。アドレス信号線
ADD0、ADD1は、水平方向に延在されており、各
画素当り1本のアドレス信号線が通過する。従って、単
位表示パネル31に形成され水平方向に隣接する画素同
士では共通のアドレス信号線が選択的に用いられる。ま
た、データ信号線DIR0〜DLB1は、アドレス信号
線と同様に、導電性の優れた金属材料や半導体材料と金
属材料の組み合わせ等により形成される。これらデータ
信号線DLR0〜DLB1は垂直方向に延長されおり、
各画素当り発光ダイオードの数に応じて3本の信号線が
使用される。例えば、図中左上の画素の発光ダイオード
は、赤色発光ダイオードDR00、緑色発光ダイオード
DG00及び青色発光ダイオードDB00からなり、デ
ータ信号線DLR0〜DLB0も発光色毎に設けられて
いる。垂直方向に隣接する画素の同じ発光色のダイオー
ドの間では共通のデータ信号線DLR0〜DLB1が利
用される。
【0025】単位表示パネル31には、発光ダイオード
がマトリクス状に配列して形成され、所要の画像信号
(映像信号即ち動画用信号を含む。以下同様。)に応じ
た発光が行われる。発光ダイオードは、例えば、青色及
び緑色の発光ダイオード用としてサファイア基板上に成
長された窒化ガリウム系のダブルへテロ構造多層結晶を
用いることができ、赤色の発光ダイオード用として砒化
ガリウム基板上に成長された砒化アルミニウムガリウム
又は燐化インジウムアルミニウムガリウム系のダブルへ
テロ構造多層結晶を用いることができる。発光ダイオー
ドは互いに波長を異ならせた3つの発光素子の組からな
る画素を構成するが、異なる波長は赤、緑、青に限ら
ず、他の色の組であっても良い。
【0026】各画素内において、水平方向に赤色の発光
ダイオードDR00、DR01、DR10、DR11、
次いで緑色の発光ダイオードDG00、DG01、DG
10、DG11、次いで青色の発光ダイオードDB0
0、DB01、DB10、DB11が並んでいる。例え
ば、図中左上の画素では、赤色発光ダイオードDR0
0、緑色発光ダイオードDG00、及び青色発光ダイオ
ードDB00の順に発光ダイオードが配列されており、
これら3つの発光ダイオードが1つの画素の組を構成す
る。
【0027】ここで、各発光ダイオードは、例えばそれ
ぞれ略正方形の形状を有し、非パッケージ状態のまま或
いは微小パッケージ状態のまま実装されるチップ構造を
有している。図5のレイアウト図では、発光ダイオード
の詳細な層構造については図示しないが、それぞれ発光
ダイオードの平面形状は略正方形であり、その略正方形
の発光ダイオードチップを実装することにより発光ダイ
オードのマトリクス状の配列が構成されている。各発光
ダイオードの位置は、アドレス信号線ADD0、ADD
1とデータ信号線DLR0〜DLB1の交差位置に対応
した位置になっており、各発光ダイオードはアドレス信
号線に接続した電極パッド51を介して電気的にアドレ
ス信号線に接続され、同様に、データ信号線に接続した
電極パッド52を介して電気的にデータ信号線に接続さ
れる。電極パッド51は垂直方向に延在する小さい帯状
領域であり、電極パッド52は水平方向に延在する小さ
い帯状領域である。各発光ダイオードはこれら電極パッ
ド51、52を介して電気的にアドレス信号線及びデー
タ信号線に接続され駆動される。
【0028】微小サイズのまま実装される各発光ダイオ
ードは、素子形成基板上に形成され、その後チップ毎に
分離されて非パッケージ状態又は微小パッケージ状態を
以って実装されるものである。ここで、非パッケージ状
態とは、樹脂形成などのダイオードチップの外側を覆う
ような処理を施していない状態を指す。また、微小パッ
ケージ状態とは薄い肉厚の樹脂などに被覆された状態で
あるが、通常のパッケージサイズよりも小さいサイズ
(例えば1mm以下程度のもの)に収まっている状態を
指す。本実施形態の画像表示装置に用いられる発光ダイ
オードはパッケージがない分又はパッケージが微小な分
だけ微細なサイズでユニット基板2上に実装される。
【0029】図6に緑色発光ダイオード、青色発光ダイ
オードに適用な素子の一例としての発光素子の構造を示
す。図6の(a)が断面図であり、図6の(b)が平面
図である。この発光素子はGaN系の発光ダイオードで
あり、例えばサファイア基板上に結晶成長される素子で
ある。このようなGaN系の発光ダイオードでは、基板
を透過するレーザ照射によってレーザアブレーションが
生じ、GaNの窒素が気化する現象にともなってサファ
イア基板とGaN系の成長層の間の界面で膜剥がれが生
じ、素子分離を容易なものにできる特徴を有している。
【0030】まず、その構造については、GaN系半導
体層からなる下地成長層61上に選択成長された六角錐
形状のGaN層62が形成されている。なお、下地成長
層61上には図示しない絶縁膜が存在し、六角錐形状の
GaN層62はその絶縁膜を開口した部分にMOCVD
法などによって形成される。このGaN層62は、成長
時に使用されるサファイア基板の主面をC面とした場合
にS面(1−101面)で覆われたピラミッド型の成長
層であり、シリコンをドープさせた領域である。このG
aN層62の傾斜したS面の部分はダブルへテロ構造の
クラッドとして機能する。GaN層62の傾斜したS面
を覆うように活性層であるInGaN層63が形成され
ており、その外側にマグネシウムドープのGaN層64
が形成される。このマグネシウムドープのGaN層64
もクラッドとして機能する。
【0031】このような発光ダイオードには、p電極6
5とn電極66が形成される。p電極65はマグネシウ
ムドープのGaN層64上に形成されるNi/Pt/A
uまたはNi(Pd)/Pt/Auなどの金属材料を蒸
着して形成される。n電極66は前述の図示しない絶縁
膜を開口した部分でTi/Al/Pt/Auなどの金属
材料を蒸着して形成される。なお、下地成長層61の裏
面側からn電極取り出しを行う場合は、n電極66の形
成は下地成長層61の表面側には不要となる。
【0032】このような構造のGaN系の発光ダイオー
ドは、青色発光も可能な素子であって、特にレーザアブ
レーションよって比較的簡単にサファイア基板から剥離
することができ、レーザビームを選択的に照射すること
で選択的な剥離が実現される。なお、GaN系の発光ダ
イオードとしては、平板上や帯状に活性層が形成される
構造であっても良く、上端部にC面が形成された角錐台
構造のものであっても良い。また、他の窒化物系発光素
子や化合物半導体素子などであっても良い。
【0033】続いて、図7、図8を参照しながら上述の
発光素子を樹脂で被覆して形成された状態でユニット基
板に実装される樹脂形成チップについて説明する。図7
に示すように、樹脂形成チップ74は略平板上でその主
たる面が略正方形状とされる。この樹脂形成チップ74
の形状は樹脂73を固めて形成された形状であり、具体
的には各発光素子72を含むように未硬化の樹脂を全面
に塗布し、これを硬化した後で縁の部分をダイシング等
で切断することで得られる形状である。
【0034】略平板状の樹脂73の表面側と裏面側には
それぞれ電極パッド76,77が形成される。これら電
極パッド76,77の形成は全面に電極パッド76,7
7の材料となる金属層や多結晶シリコン層などの導電層
を形成し、フォトリソグラフィー技術により所要の電極
形状にパターンニングすることで形成される。これら電
極パッド76,77は発光素子72のp電極とn電極に
それぞれ接続するように形成される。
【0035】ここで電極パッド76,77は樹脂形成チ
ップ74の表面側と裏面側にそれぞれ形成されている
が、一方の面に両方の電極パッドを形成することも可能
である。また、図8に示すように、電極パッド76,7
7の位置が平板上ずれているのは、最終的な配線形成時
に上側からコンタクトをとっても重ならないようにする
ためである。電極パッド76,77の形状も正方形に限
定されず他の形状としても良い。
【0036】このような樹脂形成チップを構成すること
で、発光素子72の周りが樹脂73で被覆され平坦化さ
れることにより精度良く電極パッド76,77を形成で
きるとともに発光素子72に比べて広い領域に電極パッ
ド76,77を延在でき、実装時の取り扱いが容易にな
る。また、比較的大き目のサイズの電極パッド76,7
7を利用した配線を行うことで、配線不良が未然に防止
される。
【0037】上述のように構成される単位表示パネル3
1を、配線用基板にマトリクス状に配置して本例の画像
表示装置が形成される。各単位表示パネル31は発光素
子を駆動させる駆動回路に接続された信号供給手段とそ
れぞれ個別に接続され、駆動される。従って、配線用基
板にマトリクス状に配設されるデータ信号線、アドレス
信号線を、各単位表示パネル間で共通のデータ信号線、
アドレス信号線として利用することなく発光素子を駆動
することができる。よって、隣接して配置される単位表
示パネル31間を互いに接続するための煩雑な配線及び
接続端子を単位表示パネル毎に形成する必要がない。更
に、これら単位表示パネル31を互いに接続するために
配線用基板に煩雑な配線を形成する必要もない。このと
き、信号供給手段と各単位表示パネル31を電気的に接
続する配線は、例えば、多層構造の配線用基板から配線
を取り出し、各単位表示パネルの裏面に取り出された接
続端子と電気的接続を行えば良い。また、発光素子から
の発せられる光を遮らないように光透過性を有する材料
を用いて配線用基板上に配線を形成しておくこともでき
る。
【0038】図9は、パッシブマトリクス方式で駆動さ
れる単位表示パネルの回路図である。発光ダイオード8
7を駆動させるためのデータ信号線88とアドレス信号
線89は、それぞれ信号供給手段84、86に接続され
る。これら信号供給手段84、86はそれぞれデータ信
号駆動回路83、アドレス駆動回路85に接続され、発
光ダイオード87を駆動させる。更に、信号供給手段8
4、86はそれぞれ信号処理手段であるフレームバッフ
ァーと信号変調手段である信号発生器を備えており、デ
ータ信号駆動回路83、アドレス駆動回路85からそれ
ぞれ信号供給手段84、86に送信される駆動信号を高
周波側に変調し、各単位表示パネルに送信する。このと
き、信号供給手段84、86を構成する信号発生器は、
単位表示パネル毎に設けられており、これら信号発生器
を同期させることにより、データ信号線88とアドレス
信号線89にそれぞれ接続される発光ダイオード87
が、駆動信号に応じてマトリクス駆動され、LEDディ
スプレイ全体で画像が表示される。
【0039】更に、データ信号やアドレス信号などの駆
動信号を一度フレームバッファーに蓄積した後、高い周
波数の信号に変調する際に、例えば、垂直方向の走査周
波数を1GHzに変換し、水平方向の画素数を50個と
すると、アドレス信号の周波数が高いことにより、各画
素はデータ信号が送信されれば発光可能な待機状態にあ
ることになり、水平方向について、各画素は1画素当た
り1/50秒、つまり1サブ画素当り1/150秒に近
い発光時間を実現することもできる。この発光時間は、
画像表示装置の垂直水平方向で共通のデータ信号線、ア
ドレス信号線を用いる通常のパッシブマトリクス方式の
駆動方法で同数の画素を駆動する場合と比較して、1サ
ブ画素当りで、約150倍の発光時間となる。従って、
大画面化、画素密度の増加に伴い1画素当りの発光時間
が短くなることによる画像表示装置全体の輝度の低下を
防止することが可能となる。更に、画像表示装置全体
で、データ信号線とアドレス信号線がx方向、y方向に
配設され、各画素がそれぞれx方向、y方向について共
通のデータ信号線、アドレス信号線に接続される場合に
比べて、単位表示パネル毎に個別にデータ信号線、アド
レス信号線が接続され、各単位表示パネル内でパッシブ
マトリクス方式の如き駆動方法で発光ダイオードが点灯
されるとともに、単位表示パネル毎に送信される信号を
信号発生器間で同期させることにより画像表示装置全体
として画像表示を行うことが可能となる。
【0040】よって、画像を表示させるための駆動信号
が単位表示パネル毎に送信されるため、画像表示装置全
体をパッシブマトリクス方式で駆動させる場合より画素
を構成する発光ダイオードの発光時間を長く保持するこ
とが可能となり、画像表示装置全体の輝度を高めること
ができる。従って、見かけ上独立したパネルを複数個張
り合わせて1つの画像表示装置を形成することができ、
パッシブマトリクス方式で駆動される画像表示装置にお
いて、輝度が低いという欠点を補うことが可能となる。
更に、アクティブマトリクス方式による発光素子の駆動
方法のように、電荷を保持する電荷保持回路を必要とし
ないため、製造プロセス上も有利であり、部品点数を増
やすことなく高画質を実現することもできる。
【0041】続いて、単位表示パネルを配置して構成さ
れ、アクティブマトリクス方式で駆動される画像表示装
置について説明する。発光素子は信号供給手段と単位表
示パネルが個別に接続され、これら単位表示パネルを同
期させながらアクティブマトリクス方式により駆動さ
れ、画像表示が行われる。
【0042】図10に単位表示パネルの要部のレイアウ
ト図の一例を示す。図10のレイアウト図では、本例の
画像表示装置の内の1画素分(V1×H1)の構造が示
されている。ユニット基板91上に水平方向に延在され
るアドレス信号線ADDと2本の電源線PW1、PW2
が所要の間隔で形成されている。これらアドレス信号線
ADDと2本の電源線PW1、PW2は、導電性の優れ
た金属材料層や半導体材料層と金属材料層の組み合わせ
等によって形成され、その線幅は後述する発光ダイオー
ドや電流保持回路のチップのサイズに比較して広い幅と
される。また、同じ画素内には垂直方向に発光ダイオー
ド毎のデータ信号線DLR、DLG、DLBが所要の間
隔で形成されており、これらデータ信号線DLR、DL
G、DLBもアドレス信号線ADDと同様の構造、寸法
で形成されている。更に、これらアドレス信号線、電源
線、及びデータ信号線はそれぞれ単位表示パネルの裏面
に取り出され、裏面に形成される接続端子と接続され
る。
【0043】発光ダイオードDR、DG、DBはマトリ
クス状に配置され、所要の画像信号に応じた発光を行
う。各画素において、赤色発光ダイオードDR、緑色発
光ダイオードDG、及び青色発光ダイオードDBの順に
ダイオードが配列されており、これら3つの発光ダイオ
ードが1つの画素を構成する。各発光ダイオードDR、
DG、DBはそれぞれ略正方形の微小なサイズを以って
実装されたチップ構造を有していることは前述の実施形
態と同様である。各発光ダイオードDR、DG、DBは
電源線PW1と電源線PW2の間の領域に実装される。
【0044】また、各発光ダイオードDR、DG、DB
に電気的に接続され各発光ダイオードDR、DG、DB
を流れる電流を保持するための電流保持回路PTが発光
ダイオード毎に形成されている。この電流保持回路PT
は、トランジスタと付加容量からなる回路であり、特
に、電流保持回路PTは個別のチップ状に形成され微小
なサイズを以ってユニット基板91に実装されたもので
ある。各発光ダイオードDR、DG、DBと電流保持回
路PTを形成した電流保持回路チップは略同一のチップ
サイズを有しており、略同一のチップサイズとすること
により、同じ実装工程での実装が可能となり、製造工程
を容易に実現することができる。これら各電流保持回路
PTは電源線PW1とアドレス信号線ADDの間の領域
に形成される。
【0045】各発光ダイオードDR、DG、DBと電流
保持回路PTの間及び各信号線DLR、DLG、DLB
やアドレス信号線ADD、電源線PW1、PW2の間に
は、配線の必要から配線部92〜96が形成される。配
線部92は垂直方向を長手方向とする帯状小領域であ
り、発光ダイオードと電源線PW2を接続する。配線部
93は垂直方向を長手方向とする帯状領域であり、発光
ダイオードDR、DG、DBとその発光ダイオードD
R、DG、DBを駆動する電流を保持するための電流保
持回路PTの間をそれぞれ接続する。これら各配線部9
2〜96は各発光ダイオードDR、DG、DBを微小な
サイズを以って配線用基板に実装する場合に、後述する
ような接合用導電材を載置することができるものであ
り、電流保持回路PTのチップを同様に微小なサイズを
以って配線用基板に実装する場合にも接合用導電材を載
置することができるものである。
【0046】図11は、図10に示す単位表示パネルの
回路図である。図中、ダイオード101が発光ダイオー
ドであり、画像信号に応じて所定の色の発光を行う。
尚、ダイオード101は赤、緑、青の3色であり、水平
方向で並ぶ3つのダイオード101が1つの画素を構成
しているが、図11の回路図中は説明を簡素化するため
に色を区別せずに示している。このダイオード101に
接続されたトランジスタ102、103と付加容量10
4が電流保持回路を構成する。電源線PW1と電源線P
W2の間でダイオード101と直列にトランジスタ10
2が接続され、トランジスタ102がオン状態の場合に
限り、ダイオード101は発光する。電源線PW1と電
源線PW2の一方は接地電圧を供給し他方は電源電圧を
供給する。このトランジスタ102のゲートには付加容
量104の一方の端子とスイッチングトランジスタとし
て機能するトランジスタ103のソース・ドレイン領域
の一方が接続する。トランジスタ103の他方のソース
・ドレイン領域は画像信号が供給されるデータ信号線D
Lに接続され、当該トランジスタ103のゲートは水平
方向に延在するアドレス信号線ADDに接続される。
【0047】アドレス信号線ADDはシフトレジスタ回
路106によって選択的にレベルが切り替えられる構造
となっており、例えば複数のアドレス信号線の一本だけ
が高レベルにシフトして、その水平アドレスが選択され
たことになる。シフトレジスタ回路106は、アドレス
信号を送信する信号供給手段108に接続されており、
信号供給手段108は信号処理手段130と信号変調手
段131により構成される。信号処理手段130は、例
えば、フレームバッファーなどのメモリーアレイであ
り、信号処理手段130に入力されるアドレス信号を単
位表示パネル毎に分割して蓄積する機能を有する。ま
た、信号変調手段131は、フレームバッファーから単
位表示パネル毎に送信されるアドレス信号を変調し、単
位表示パネルに送信する信号発生器である。信号変調手
段131は単位表示パネルとそれぞれ個別に接続され、
変調前のアドレス信号に比べて高周波側にアドレス信号
を変調することにより、発光ダイオードの如き入力信号
に対して即応性の高い素子に対しては、その発光を保持
することが可能となる。このとき、駆動信号であるアド
レス信号は各信号発生器で同期させながら各単位表示パ
ネルに送信される。
【0048】データ信号線DLは画像(映像)信号を各
発光ダイオード101に伝えるための配線であり、各発
光ダイオード101の一つに対して一本のデータ信号線
DLが対応する。アドレス信号線ADDはシフトレジス
タ回路106により選択的にレベルシフトされるが、デ
ータ信号線DLはシフトレジスタ・トランスファゲート
回路105により走査され、選択されたデータ信号線D
Lにはシフトレジスタ・トランスファゲート回路105
を介してデータ信号(画像信号)は供給される。シフト
レジスタ・トランスファゲート回路105は、信号供給
手段107に接続されており、信号供給手段107は信
号処理手段132と信号変調手段133により構成され
る。信号処理手段132は、例えば、フレームバッファ
ーなどのメモリーアレイであり、信号処理手段132に
入力されるデータ信号を単位表示パネル毎に分割して蓄
積する機能を有する。また、信号変調手段133は、フ
レームバッファーから単位表示パネル毎に送信されるデ
ータ信号を変調し、対応する単位表示パネルに送信する
信号発生器であり、変調前のデータ信号に比べて高周波
側にデータ信号を変調することにより、発光ダイオード
の如き即応性の高い素子に対しては、その発光を保持す
ることが可能となる。このとき、駆動信号であるデータ
信号は信号発生器で同期させながら各単位表示パネルに
送信される。
【0049】トランジスタ102のゲートに接続され且
つトランジスタ103の一方のソース・ドレイン領域に
接続する付加容量104は、トランジスタ102のゲー
トの電位をトランジスタ103がオフ状態となった際に
維持する機能を有する。このように、トランジスタ10
3がオフとなった場合でも、ゲート電圧を維持できるた
めに、発光ダイオード101を駆動し続けることが可能
である。更に、各単位表示パネルに入力される駆動信号
が高周波側に変調されることと併せて、発光素子の発光
時間を延ばすことが可能となる。
【0050】ここで、簡単に動作について説明する。水
平のアドレス信号線ADDに信号供給手段108に接続
されたシフトレジスタ回路106から電圧を印加してア
ドレスを選択すると、その選択されたラインのスイッチ
ングトランジスタ103がオン状態となる。その時に、
垂直方向に延在されているデータ信号線DLにデータ信
号(画像信号)を電圧として加えると、その電圧がスイ
ッチングトランジスタ103を介してトランジスタ10
2のゲートに到達するが、同時に付加容量104にもそ
のゲート電圧が蓄電され、その付加容量104がトラン
ジスタ102のゲート電圧を維持するように動作する。
水平方向のアドレス信号線ADDの選択動作が停止した
後、即ち、選択にかかるアドレス信号線の電位が再び低
レベルに遷移して、トランジスタ103がオフ状態とな
った場合でも、付加容量104はゲート電圧を維持し続
け、原理的には次のアドレス選択が生ずるまで、付加容
量104は選択時のゲート電圧を保持し続けることが可
能である。この付加容量104がゲート電圧を維持して
いる間は、トランジスタ102はその維持された電圧に
応じた動作を行い、発光ダイオード101に駆動電流を
流し続けることも可能である。このように発光ダイオー
ド101の発光している時間を長く保つことで、個々の
発光ダイオードの駆動電流を低くしても画像全体の輝度
を高くすることができる。更に、信号変調手段131、
133から送信されるデータ信号及びアドレス信号など
の駆動信号を同期させながら各単位表示パネルを駆動す
ることにより、輝度の高い画像表示を行うことが可能と
なる。アドレス信号線とデータ信号線を共用して各画素
を駆動するLEDディスプレイに比べて、上述のように
単位表示パネル毎に個別に送信されるアドレス信号とデ
ータ信号を同期させながら各単位表示パネルを駆動する
ことにより、画像表示装置の輝度を高めることができる
ことを本願発明者は確認している。
【0051】次に、液晶が封止された単位表示パネルを
配置して形成されるLCDディスプレイについて説明す
る。図12にLCDディスプレイの回路図を示す。ま
た、図12は、単位表示パネル1枚の回路図を示してお
り、LCDディスプレイはこれら単位表示パネルをマト
リクス状に配置して形成されるものである。
【0052】図中の単位表示パネルは、赤色、緑色及び
青色の3色のカラーフィルターを備え、これら3色のカ
ラーフィルターの何れか一つを備えるサブ画素毎にスイ
ッチング素子を設けることにより、アクティブマトリク
ス方式で駆動される。従って、これらサブ画素を一組と
して一画素が形成され、バックライトから発せられた光
が液晶により偏光され、カラーフィルターを透過するこ
とによりフルカラーの画像表示が行われる。
【0053】液晶が封止される単位表示パネルには、液
晶の配向を制御するためのデータ信号線115とアドレ
ス信号線114がマトリクス状に形成されている。デー
タ信号線115は信号供給手段116を介してデータ信
号駆動回路117からデータ信号が送信される。また、
アドレス信号線114は信号供給手段118を介してア
ドレス信号駆動回路119からアドレス信号が送信され
る。信号供給手段116、118は、それぞれ信号処理
手段であるフレームバッファーと、信号変調手段である
信号発生器から構成されている。ここで、信号発生器は
単位表示パネル毎に設けられており、これら信号発生器
と単位表示パネルはそれぞれ個別に接続されている。デ
ータ信号とアドレス信号は、信号供給手段116、11
8をそれぞれ構成するフレームバッファーで単位表示パ
ネル毎に分割された後、蓄積され、各信号発生器に送信
される。信号発生器では、データ信号とアドレス信号を
液晶の配向制御が十分可能な程度の低周波数の信号に変
調され、各単位表示パネルに送信される。
【0054】また、スイッチング素子である薄膜トラジ
スタ(TFT)113のゲートにはアドレス信号線11
4が接続され、データ信号線115にはドレインが接続
される。また、TFT113のソースには、付加容量1
12と液晶111が並列に接続される。従って、変調後
に各単位表示パネルに送信された駆動信号であるアドレ
ス信号とデータ信号は、それぞれアドレス信号線11
4、データ信号線115に入力され、各画素を駆動する
ことになる。このとき、各単位表示パネルは、個別にア
クティブマトリクス方式により駆動されるとともに、各
単位表示パネルに対応する信号発生器を同期させること
により、画像表示装置全体で画像表示を行うことが可能
となる。また、信号発生器において、駆動信号が低周波
数側に変調された後、各単位表示パネルに送信されるこ
とにより、画素を構成する液晶が配向を切り替えるのに
十分追従することができ、液晶の配向切り替えが追従で
きないことに起因する輝度むらを抑制することも可能と
なる。
【0055】
【発明の効果】本発明の画像表示装置の駆動方法及び画
像表示装置によれば、画像表示装置を形成する単位表示
パネルに個別に駆動信号を供給することにより、マトリ
クス駆動される画素の制御性を高めることができる。特
に、パッシブマトリクス方式により駆動される場合に
は、アクティブマトリクス方式のように各画素に電荷保
持回路を設けることなく、簡単な回路で高画質を実現す
ることができる。
【0056】従って、発光ダイオードを配置して形成さ
れるLEDディスプレイの場合、画像表示装置を単位表
示パネルで形成しない場合と比べて発光ダイオードの発
光時間を長くすることができ、画像表示装置全体の輝度
を高めることが可能になる。更に、単位表示パネルに送
信する駆動信号の周波数を高周波側に変調することによ
り、発光ダイオードの高速応答性を利用して、輝度むら
の補正や高輝度化が可能となる。
【0057】一方、LCDディスプレイのように液晶の
応答性が低い画像表示装置では、駆動信号の周波数を低
周波側に変調し、輝度むらを補正することが可能にな
る。よって、LEDディスプレイやLCDディスプレイ
の如きマトリクス駆動される画像表示装置では、各単位
表示パネルが独立して信号供給手段に接続し、これら単
位表示パネルを同期させながら駆動することにより、高
画質の画像表示装置を提供することができる。
【0058】また、単位表示パネルを配置して画像表示
装置を形成した際の問題点である各単位表示パネル間の
接続についても、単位表示パネルを駆動する信号供給手
段と個別に単位表示パネルを接続することにより、煩雑
な配線を配線用基板や単位表示パネルに形成することが
不要となる。従って、高精度のアライメントを行うこと
なく、駆動回路と単位表示パネルの電気的接続を行うこ
とができる。また、単位表示パネルのうちの1つに不良
が発生した場合には、当該単位表示パネルを交換するこ
ともでき、画像表示装置の修理が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像表示装置の駆動方法を示すブロッ
クダイアグラムである。
【図2】本発明の画像表示装置の構成を示すブロック図
である。
【図3】本発明の画像表示装置の単位表示パネルの平面
構造を示した図であり、(a)は発光面(表面)の構造
図、(b)は裏面の構造図である。
【図4】本発明の画像表示装置の単位表示パネルの断面
構造を示した図である。
【図5】本発明の画像表示装置の単位表示パネルの要部
レイアウト図である。
【図6】本発明の画像表示装置に用いられる発光ダイオ
ードの一例であって、(a)は断面構造図、(b)は平
面構造図である。
【図7】本発明の画像表示装置に用いられる樹脂形成チ
ップの斜視図である。
【図8】本発明の画像表示装置に用いられる樹脂形成チ
ップの平面図である。
【図9】本発明のパッシブマトリクス方式で駆動される
LEDディスプレイにおける単位表示パネルの回路図で
ある。
【図10】本発明のアクティブマトリクス方式で駆動さ
れるLEDディスプレイにおける単位表示パネルの要部
レイアウト図である。
【図11】本発明のアクティブマトリクス方式で駆動さ
れるLEDディスプレイにおける単位表示パネルの回路
図である。
【図12】本発明のLCDディスプレイの単位表示パネ
ルの回路図である。
【符号の説明】
1 駆動回路 2、28、29、84、107、108116、118
信号供給手段 3、130、132 信号処理手段 4、131、133 信号変調手段 5、21、31 単位表示パネル 22、83、117 データ信号駆動回路 23、85、119 アドレス信号駆動回路 24、25 フレームバッファー 26,27 信号発生器 32、91 ユニット基板 33a、88、115 データ信号線 33b、34b、45b 接続端子 34a、89、114 アドレス信号線 45a 配線 46 コンタクトホール 51、52、76,77 電極パッド 61 下地成長層 72 発光素子 73 樹脂 74 樹脂形成チップ 87 発光ダイオード 92、93 配線部 101 発光ダイオード 102、103 トランジスタ 104、112 付加容量 105 シフトレジスタ・トランスファゲート回路 106 シフトレジスタ回路 111 液晶
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/1345 G02F 1/1345 5F041 G09F 9/30 330 G09F 9/30 330Z 9/33 9/33 Z 9/35 9/35 9/40 301 9/40 301 G09G 3/20 621 G09G 3/20 621M 622 622K 623 623V 631 631D 642 642A 642D 680 680E 680G 3/36 3/36 H01L 33/00 H01L 33/00 J Fターム(参考) 2H092 GA31 GA32 GA38 GA40 JA01 JA21 JA24 JB01 JB21 JB31 MA04 MA05 NA01 NA11 NA27 PA01 2H093 NA13 NA15 NA16 NA22 NA23 NA26 NA28 NA42 NA43 NC29 NC44 ND01 ND08 ND09 ND31 ND32 ND43 ND47 ND48 ND49 ND52 ND53 NE01 5C006 AA01 AA22 AF01 AF06 AF14 AF44 AF71 BB14 BB16 BC03 BC12 BC22 BC23 BF02 BF03 FA15 FA22 FA41 FA54 5C080 AA07 AA10 BB05 CC03 CC06 CC07 DD05 DD22 JJ02 JJ06 5C094 AA03 AA10 AA14 AA41 AA43 AA53 AA55 BA23 BA43 CA19 DA01 DB01 DB03 DB05 FA01 GA10 5F041 BB03 BB06 BB26 BB33 CA04 CA40 DA06 FF06

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の単位表示パネルに個別に駆動信号を
    供給し、これら単位表示パネルを同時に駆動させること
    を特徴とする画像表示装置の駆動方法。
  2. 【請求項2】前記単位表示パネルは、互いに同期されな
    がら駆動されることを特徴とする請求項1記載の画像表
    示装置の駆動方法。
  3. 【請求項3】前記駆動信号は、信号供給手段から供給さ
    れることを特徴とする請求項1記載の画像表示装置の駆
    動方法。
  4. 【請求項4】前記信号供給手段は、駆動信号を蓄積する
    とともに前記単位表示パネル毎に前記駆動信号を分割す
    ることを特徴とする請求項3記載の画像表示装置の駆動
    方法。
  5. 【請求項5】前記駆動信号は変調されることを特徴とす
    る請求項1記載の画像表示装置の駆動方法。
  6. 【請求項6】単位表示パネルを配置して形成される画像
    表示装置であって、各単位表示パネルが個別に信号供給
    手段に接続されて同時に駆動されることを特徴とする画
    像表示装置。
  7. 【請求項7】前記信号供給手段は、駆動信号を蓄積する
    と共に前記単位表示パネル毎に前記駆動信号を分割する
    信号処理手段を有することを特徴とする請求項6記載の
    画像表示装置。
  8. 【請求項8】前記信号供給手段は、前記駆動信号を変調
    する信号変調手段を備えることを特徴とする請求項6記
    載の画像表示装置。
  9. 【請求項9】前記単位表示パネルは、前記信号変調手段
    を同期させながら駆動されることを特徴とする請求項8
    記載の画像表示装置。
  10. 【請求項10】前記単位表示パネルには、前記駆動信号
    を伝達する配線が形成されていることを特徴とする請求
    項7記載の画像表示装置。
  11. 【請求項11】前記配線は、マトリクス状に形成される
    ことを特徴とする請求項10記載の画像表示装置。
  12. 【請求項12】前記信号処理手段はフレームバッファー
    であることを特徴とする請求項7記載の画像表示装置。
  13. 【請求項13】前記単位表示パネルはマトリクス駆動さ
    れることを特徴とする請求項6記載の画像表示装置。
  14. 【請求項14】前記マトリクス駆動はパッシブマトリク
    ス方式若しくはアクティブマトリクス方式により行われ
    ることを特徴とする請求項13記載の画像表示装置。
  15. 【請求項15】前記駆動信号は、データ信号又はアドレ
    ス信号であることを特徴とする請求項7記載の画像表示
    装置。
  16. 【請求項16】前記配線は、前記単位表示パネルの裏面
    に取り出された状態で前記信号供給手段と接続されるこ
    とを特徴とする請求項10記載の画像表示装置。
  17. 【請求項17】前記単位表示パネルは、発光素子を配置
    して形成されることを特徴とする請求項6記載の画像表
    示装置。
  18. 【請求項18】前記発光素子は、発光ダイオードである
    ことを特徴とする請求項17記載の画像表示装置。
  19. 【請求項19】前記駆動信号は、前記信号変調手段によ
    り高周波側に変調されることを特徴とする請求項18記
    載の画像表示装置。
  20. 【請求項20】前記単位表示パネルは、液晶パネルであ
    ることを特徴とする請求項6記載の画像表示装置。
  21. 【請求項21】前記駆動信号が、前記信号変調手段によ
    り低周波側に変調されることを特徴とする請求項20記
    載の画像表示装置。
  22. 【請求項22】前記単位表示パネルの裏面には、前記信
    号供給手段と接続される接続端子が形成されることを特
    徴とする請求項6記載の画像表示装置。
  23. 【請求項23】前記接続端子は、前記単位表示パネルを
    貫通するように形成される導電路を介して前記配線に接
    続されることを特徴とする請求項22記載の画像表示装
    置。
  24. 【請求項24】前記導電路はコンタクトホールであるこ
    とを特徴とする請求項23記載の画像表示装置。
  25. 【請求項25】前記コンタクトホールには導電性材料が
    充填されることを特徴とする請求項24記載の画像表示
    装置。
  26. 【請求項26】前記接続端子は、蒸着法若しくはスパッ
    タリングにより形成されることを特徴とする請求項22
    記載の画像表示装置。
JP2001350084A 2001-11-15 2001-11-15 画像表示装置の駆動方法及び画像表示装置 Expired - Lifetime JP3928413B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001350084A JP3928413B2 (ja) 2001-11-15 2001-11-15 画像表示装置の駆動方法及び画像表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001350084A JP3928413B2 (ja) 2001-11-15 2001-11-15 画像表示装置の駆動方法及び画像表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003150120A true JP2003150120A (ja) 2003-05-23
JP3928413B2 JP3928413B2 (ja) 2007-06-13

Family

ID=19162660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001350084A Expired - Lifetime JP3928413B2 (ja) 2001-11-15 2001-11-15 画像表示装置の駆動方法及び画像表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3928413B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100698689B1 (ko) * 2004-08-30 2007-03-23 삼성에스디아이 주식회사 발광 표시장치와 그의 제조방법
KR100708715B1 (ko) * 2005-09-30 2007-04-17 삼성에스디아이 주식회사 유기 발광 디스플레이 장치
US7248238B2 (en) 2003-10-31 2007-07-24 Seiko Epson Corporation Electro-optical device, method of manufacturing the same, and electronic apparatus
JP2010079196A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Dainippon Printing Co Ltd タイリング用トランジスタアレイ、トランジスタアレイ、および表示装置
JP2017502515A (ja) * 2013-12-20 2017-01-19 オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングOsram Opto Semiconductors GmbH オプトエレクトロニクス半導体部品と、自動車用のアダプティブヘッドライト

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7248238B2 (en) 2003-10-31 2007-07-24 Seiko Epson Corporation Electro-optical device, method of manufacturing the same, and electronic apparatus
US8264427B2 (en) 2003-10-31 2012-09-11 Seiko Epson Corporation Electro-optical device, and electronic apparatus
KR100698689B1 (ko) * 2004-08-30 2007-03-23 삼성에스디아이 주식회사 발광 표시장치와 그의 제조방법
KR100708715B1 (ko) * 2005-09-30 2007-04-17 삼성에스디아이 주식회사 유기 발광 디스플레이 장치
US8223095B2 (en) 2005-09-30 2012-07-17 Samsung Mobile Display Co., Ltd. Organic light-emitting display device having a pixel unit for testing pixels of the display device
JP2010079196A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Dainippon Printing Co Ltd タイリング用トランジスタアレイ、トランジスタアレイ、および表示装置
JP2017502515A (ja) * 2013-12-20 2017-01-19 オスラム オプト セミコンダクターズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングOsram Opto Semiconductors GmbH オプトエレクトロニクス半導体部品と、自動車用のアダプティブヘッドライト
US9964270B2 (en) 2013-12-20 2018-05-08 Osram Opto Semiconductors Gmbh Optoelectronic semiconductor component and adaptive headlight for a motor vehicle

Also Published As

Publication number Publication date
JP3928413B2 (ja) 2007-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10062744B2 (en) Display module
EP1457953B1 (en) Image display apparatus and manufacturing method thereof
US6498592B1 (en) Display tile structure using organic light emitting materials
CN102077167B (zh) 拼接电子显示器
US8324916B2 (en) Electro-optical device
US20050248514A1 (en) Display module
US20040149886A1 (en) Electro-optical device, matrix substrate, and electronic equipment
KR20090009582A (ko) 백라이트 유닛 어셈블리와 이를 포함하는 액정 표시 장치및 이의 디밍 방법
US6788298B2 (en) Driving circuit of display and display device
US5239227A (en) High efficiency panel display
JP3928413B2 (ja) 画像表示装置の駆動方法及び画像表示装置
KR100652559B1 (ko) 자체 광원을 갖는 액정표시소자 및 그 구동방법
CN116190409A (zh) 一种显示面板及其制备方法、显示装置
KR20030095577A (ko) 유기 전계 발광 표시 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041008

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041124

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050517

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20050527

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060606

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070213

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070226

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100316

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110316

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130316

Year of fee payment: 6