JP2003146621A - 酸素濃縮器 - Google Patents
酸素濃縮器Info
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- JP2003146621A JP2003146621A JP2001348376A JP2001348376A JP2003146621A JP 2003146621 A JP2003146621 A JP 2003146621A JP 2001348376 A JP2001348376 A JP 2001348376A JP 2001348376 A JP2001348376 A JP 2001348376A JP 2003146621 A JP2003146621 A JP 2003146621A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 低温時においても充分な起動トルクを発生さ
せ、安定して起動するコンプレッサ誘導電動機制御装置
を備えた酸素濃縮装置を提供する。 【解決手段】 酸素よりも窒素を選択的に吸着する吸着
剤を充填した吸着筒と該吸着筒に空気を供給する為の電
動機駆動の空気圧縮手段を備えた酸素濃縮装置におい
て、該空気圧縮手段の電動機回転数と電動機への印加電
圧を、時間的に制御する制御手段を備えることを特徴と
する酸素濃縮装置。
せ、安定して起動するコンプレッサ誘導電動機制御装置
を備えた酸素濃縮装置を提供する。 【解決手段】 酸素よりも窒素を選択的に吸着する吸着
剤を充填した吸着筒と該吸着筒に空気を供給する為の電
動機駆動の空気圧縮手段を備えた酸素濃縮装置におい
て、該空気圧縮手段の電動機回転数と電動機への印加電
圧を、時間的に制御する制御手段を備えることを特徴と
する酸素濃縮装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気中から酸素を
分離し濃縮する医療用の酸素濃縮装置に関する。更に詳
細には、酸素濃縮装置の気体圧縮手段(以後、コンプレ
ッサとも称す)用の電動機を制御する事により、使用者
に対して安定した濃度、流量で酸素濃縮空気を供給する
事が出来る酸素濃縮装置に関する。
分離し濃縮する医療用の酸素濃縮装置に関する。更に詳
細には、酸素濃縮装置の気体圧縮手段(以後、コンプレ
ッサとも称す)用の電動機を制御する事により、使用者
に対して安定した濃度、流量で酸素濃縮空気を供給する
事が出来る酸素濃縮装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、喘息、肺気腫症、慢性気管支炎な
どの呼吸器系疾患に苦しむ患者が増加する傾向がある
が、その最も効果的な治療法の一つとして酸素吸入療法
があり、空気中から酸素濃縮気体を直接分離する酸素濃
縮装置が開発され、使用時の利便性、保守管理の容易さ
から酸素吸入療法用の治療装置として、次第に普及する
ようになってきている。
どの呼吸器系疾患に苦しむ患者が増加する傾向がある
が、その最も効果的な治療法の一つとして酸素吸入療法
があり、空気中から酸素濃縮気体を直接分離する酸素濃
縮装置が開発され、使用時の利便性、保守管理の容易さ
から酸素吸入療法用の治療装置として、次第に普及する
ようになってきている。
【0003】かかる酸素濃縮装置として、窒素を選択的
に吸着し得る吸着剤を1個或いは、複数の吸着床に充填
した吸着型酸素濃縮装置が知られ、中でも空気供給手段
としてコンプレッサを用いた圧力変動吸着型酸素濃縮装
置が多用されている。かかる装置は、通常、窒素を選択
的に吸着し得る吸着剤を充填した1個或いは複数の吸着
床にコンプレッサから圧縮空気を供給して加圧状態で窒
素を吸着させることにより酸素濃縮気体を得る吸着工程
と、吸着床の内圧を減少させて窒素を脱着させ吸着剤の
再生を行う脱着工程を一定サイクルで繰り返し行い、更
に必要に応じて、脱着工程終了直前に、既に生成した乾
燥酸素濃縮気体を一部逆流させ再生効率の向上と昇圧を
目的とする均圧工程を加えて、順次一定サイクルで行う
ことにより酸素濃縮気体を得る装置である。
に吸着し得る吸着剤を1個或いは、複数の吸着床に充填
した吸着型酸素濃縮装置が知られ、中でも空気供給手段
としてコンプレッサを用いた圧力変動吸着型酸素濃縮装
置が多用されている。かかる装置は、通常、窒素を選択
的に吸着し得る吸着剤を充填した1個或いは複数の吸着
床にコンプレッサから圧縮空気を供給して加圧状態で窒
素を吸着させることにより酸素濃縮気体を得る吸着工程
と、吸着床の内圧を減少させて窒素を脱着させ吸着剤の
再生を行う脱着工程を一定サイクルで繰り返し行い、更
に必要に応じて、脱着工程終了直前に、既に生成した乾
燥酸素濃縮気体を一部逆流させ再生効率の向上と昇圧を
目的とする均圧工程を加えて、順次一定サイクルで行う
ことにより酸素濃縮気体を得る装置である。
【0004】近年、半導体集積技術の飛躍的進歩により
信頼性の高い小型インバータが汎用化している。インバ
ータは電圧と周波数を制御することでトルク一定での回
転数制御が行えることにより比較的安価な誘導モータを
用いて精度の高いプロセス制御機器が実現でき、現在、
広く実用化されている。一方、在宅医療分野において適
用される機器は商用交流電源で使用するものが殆どであ
るが、一般家庭用電源にて使用できるインバータが汎用
的でないこと、またそのために開発コストが高くなるこ
とやインバータ機器は高調波ノイズを発生しやすいなど
の理由によりインバータが使用されることは少なかっ
た。そのため、現在まで在宅などで使用される医療用酸
素濃縮装置に使用されているコンプレッサは、全て商用
交流電源により直接誘導モータを駆動する方式である。
信頼性の高い小型インバータが汎用化している。インバ
ータは電圧と周波数を制御することでトルク一定での回
転数制御が行えることにより比較的安価な誘導モータを
用いて精度の高いプロセス制御機器が実現でき、現在、
広く実用化されている。一方、在宅医療分野において適
用される機器は商用交流電源で使用するものが殆どであ
るが、一般家庭用電源にて使用できるインバータが汎用
的でないこと、またそのために開発コストが高くなるこ
とやインバータ機器は高調波ノイズを発生しやすいなど
の理由によりインバータが使用されることは少なかっ
た。そのため、現在まで在宅などで使用される医療用酸
素濃縮装置に使用されているコンプレッサは、全て商用
交流電源により直接誘導モータを駆動する方式である。
【0005】しかし、最近のEMC対策技術の進歩によ
り、インバータ使用時においても医療規格を充分満足で
きるようになり、インバータ機器を組み込んだ酸素濃縮
装置を製作できるようになってきた。かかる技術を利用
して、50Hz,60Hzの地域による周波数の違いの問題
を解決する為、交流電源を直流化し更に交流に変換する
インバータ搭載の酸素濃縮装置も考えられている。
り、インバータ使用時においても医療規格を充分満足で
きるようになり、インバータ機器を組み込んだ酸素濃縮
装置を製作できるようになってきた。かかる技術を利用
して、50Hz,60Hzの地域による周波数の違いの問題
を解決する為、交流電源を直流化し更に交流に変換する
インバータ搭載の酸素濃縮装置も考えられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】通常、酸素濃縮装置の
始動時にはコンプレッサ用誘導モータを起動する。かか
る装置においては、この起動時に最も電力を必要とし、
特に周囲温度が低温時にはこの必要電力が増大する傾向
にある。そのため、コンプレッサ用誘導モータのコンデ
ンサは、起動時の電力を確保する為に大きな容量とし、
モータが安定回転になる一定時間後モータ回転に必要な
容量のコンデンサを残して起動時に使用したコンデンサ
を切り離すことを行っているのが一般的である。しか
し、このような制御を行なう為には回路が複雑となり、
また大きなコンデンサが必要であった。
始動時にはコンプレッサ用誘導モータを起動する。かか
る装置においては、この起動時に最も電力を必要とし、
特に周囲温度が低温時にはこの必要電力が増大する傾向
にある。そのため、コンプレッサ用誘導モータのコンデ
ンサは、起動時の電力を確保する為に大きな容量とし、
モータが安定回転になる一定時間後モータ回転に必要な
容量のコンデンサを残して起動時に使用したコンデンサ
を切り離すことを行っているのが一般的である。しか
し、このような制御を行なう為には回路が複雑となり、
また大きなコンデンサが必要であった。
【0007】本発明は、かかる状況を鑑みてなされたも
ので、コンプレッサ用誘導モータ起動時のみ一定時間大
きな電力を供給することを目的としたものである。
ので、コンプレッサ用誘導モータ起動時のみ一定時間大
きな電力を供給することを目的としたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者はかかる問題に
対して鋭意検討した結果、以下の酸素濃縮装置を見出し
た。すなわち本発明は、酸素よりも窒素を選択的に吸着
する吸着剤を充填した吸着筒と該吸着筒に空気を供給す
る為の商用交流電源を使用する誘導電動機駆動の空気圧
縮手段を備えた酸素濃縮装置において、該空気圧縮手段
の電動機回転数と電動機への印加電圧を、時間的に制御
する制御手段を備え、該制御手段がインバータ手段、位
相制御整流手段、及びパルス幅変調手段を備え、該誘導
電動機の起動時に、該誘導電動機へ供給する電源の周波
数及び印加電圧を制御する手段であることを特徴とする
酸素濃縮器を提供するものである。
対して鋭意検討した結果、以下の酸素濃縮装置を見出し
た。すなわち本発明は、酸素よりも窒素を選択的に吸着
する吸着剤を充填した吸着筒と該吸着筒に空気を供給す
る為の商用交流電源を使用する誘導電動機駆動の空気圧
縮手段を備えた酸素濃縮装置において、該空気圧縮手段
の電動機回転数と電動機への印加電圧を、時間的に制御
する制御手段を備え、該制御手段がインバータ手段、位
相制御整流手段、及びパルス幅変調手段を備え、該誘導
電動機の起動時に、該誘導電動機へ供給する電源の周波
数及び印加電圧を制御する手段であることを特徴とする
酸素濃縮器を提供するものである。
【0009】また本発明は、かかる制御手段が、該誘導
電動機の起動時の所定時間、電動機に供給する電源の周
波数を漸増するとともに、定常運転時における印加電圧
よりも大きくする手段であることを特徴とするものであ
り、特に該誘導電動機を起動する際の該誘導電動機に供
給する初期電源周波数を所定時間、一定周波数値に制御
する手段を備えることを特徴とする酸素濃縮装置を提供
するものである。
電動機の起動時の所定時間、電動機に供給する電源の周
波数を漸増するとともに、定常運転時における印加電圧
よりも大きくする手段であることを特徴とするものであ
り、特に該誘導電動機を起動する際の該誘導電動機に供
給する初期電源周波数を所定時間、一定周波数値に制御
する手段を備えることを特徴とする酸素濃縮装置を提供
するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の医療用酸素濃縮装置の概
略図を図1に示す。かかる酸素濃縮装置1は、酸素より
も窒素を選択的に吸着する吸着剤として5A型ゼオライ
トを充填した吸着筒にコンプレッサ5により加圧空気を
供給し、酸素濃度90%の酸素濃縮ガスを取り出し、サ
ージタンクに貯留した後、加湿器を経由して使用者であ
る呼吸器疾患患者に3L/minで供給する1筒式の圧力変
動吸着型酸素濃縮装置である。
略図を図1に示す。かかる酸素濃縮装置1は、酸素より
も窒素を選択的に吸着する吸着剤として5A型ゼオライ
トを充填した吸着筒にコンプレッサ5により加圧空気を
供給し、酸素濃度90%の酸素濃縮ガスを取り出し、サ
ージタンクに貯留した後、加湿器を経由して使用者であ
る呼吸器疾患患者に3L/minで供給する1筒式の圧力変
動吸着型酸素濃縮装置である。
【0011】酸素濃縮装置1を駆動するための単相10
0Vの商用交流電源2を使用し、単相の誘導モータ4に
よりコンプレッサ5を駆動させ、加圧空気を吸着筒に供
給すると共に、単相誘導モータ4の回転を制御するイン
バータ3、交流電源を直流に変換する位相制御整流器
7、電源の電圧値から所定の電力となるパルス幅設定値
を演算してインバータ3に出力するためのパルス幅変調
調節器6を備える。
0Vの商用交流電源2を使用し、単相の誘導モータ4に
よりコンプレッサ5を駆動させ、加圧空気を吸着筒に供
給すると共に、単相誘導モータ4の回転を制御するイン
バータ3、交流電源を直流に変換する位相制御整流器
7、電源の電圧値から所定の電力となるパルス幅設定値
を演算してインバータ3に出力するためのパルス幅変調
調節器6を備える。
【0012】空気圧縮手段の電動機回転数と電動機への
印加電圧を、時間的に制御する制御手段は、インバー
タ、位相制御整流器、及びパルス幅変調器を備え、該誘
導電動機の起動時の所定時間、電動機に供給する電源の
周波数を漸増するとともに、定常運転時における印加電
圧よりも大きくする手段である。
印加電圧を、時間的に制御する制御手段は、インバー
タ、位相制御整流器、及びパルス幅変調器を備え、該誘
導電動機の起動時の所定時間、電動機に供給する電源の
周波数を漸増するとともに、定常運転時における印加電
圧よりも大きくする手段である。
【0013】酸素濃縮器1に用いる商用交流電源2は日
本では単相100Vで周波数に関しては地域別に50H
zと60Hzの2種類が存在する。誘導モータ4の回転
に対し、この周波数の違いの影響を除去するため位相制
御整流器を介し直流に変換する。
本では単相100Vで周波数に関しては地域別に50H
zと60Hzの2種類が存在する。誘導モータ4の回転
に対し、この周波数の違いの影響を除去するため位相制
御整流器を介し直流に変換する。
【0014】通常、誘導モータ4は、設定トルク毎のト
ルクが一定となる特性を表すV/Fカーブ(電圧/周波
数曲線)という関係が成り立つように、設定回転数に対
応した電圧と周波数を制御することにより駆動する。本
発明の酸素濃縮装置のパルス幅変調調節器6では、該電
動機起動時に通常のV/Fカーブで規定される電圧より
大きな出力電圧を一定時間の間発生する。この出力電圧
および一定時間は設定可能で、あらかじめ設定してお
く。本実施例で使用したキャリア周波数は18kHzの
ものを使用した。
ルクが一定となる特性を表すV/Fカーブ(電圧/周波
数曲線)という関係が成り立つように、設定回転数に対
応した電圧と周波数を制御することにより駆動する。本
発明の酸素濃縮装置のパルス幅変調調節器6では、該電
動機起動時に通常のV/Fカーブで規定される電圧より
大きな出力電圧を一定時間の間発生する。この出力電圧
および一定時間は設定可能で、あらかじめ設定してお
く。本実施例で使用したキャリア周波数は18kHzの
ものを使用した。
【0015】尚、電源の周波数を漸増するとは、V/F
特性のFが起動時漸増する機能をさし、電動機の起動時
に、通常は一定のV/F特性を、周波数(モータ回転
数)を漸増、電圧は通常より大きく一定とすること(す
なわちモジュレーションを大きくすること)を意味す
る。本実施例では起動時の加速度を規定し、0.5秒で0〜
1,400rpm(2,800rpm/sec)で直線状に増加させる。
特性のFが起動時漸増する機能をさし、電動機の起動時
に、通常は一定のV/F特性を、周波数(モータ回転
数)を漸増、電圧は通常より大きく一定とすること(す
なわちモジュレーションを大きくすること)を意味す
る。本実施例では起動時の加速度を規定し、0.5秒で0〜
1,400rpm(2,800rpm/sec)で直線状に増加させる。
【0016】印加電圧は、本実施例の装置では、V/F
カーブを直線状にし、印加電圧Vを100V(100%)か
ら150V(150%)が好ましい。モータの特性により異
なるが、本実施例のモータでは150%、4秒間が好まし
い。これ以上の時間延長は、モータの焼損につながりま
す。
カーブを直線状にし、印加電圧Vを100V(100%)か
ら150V(150%)が好ましい。モータの特性により異
なるが、本実施例のモータでは150%、4秒間が好まし
い。これ以上の時間延長は、モータの焼損につながりま
す。
【0017】同一の誘導モータ4とコンプレッサ5を使
用し、同一条件(吐出圧1.2kgf/cm2、回転数
1170rpm)でコンプレッサを駆動させ、起動時、
V/Fカーブに規定される出力電圧で起動できる周囲温
度と、起動時、4秒間、モジュレーションを100%に
設定して起動できる周囲温度を測定した。V/Fカーブ
に規定される出力電圧で起動できる周囲温度は3℃、起
動時、4秒間、モジュレーションを100%に設定して
起動できる周囲温度はー5℃であった。これにより、周
囲温度が低温でも起動できるコンプレッサ、及びそれを
搭載した酸素濃縮装置を提供する事が可能となる。
用し、同一条件(吐出圧1.2kgf/cm2、回転数
1170rpm)でコンプレッサを駆動させ、起動時、
V/Fカーブに規定される出力電圧で起動できる周囲温
度と、起動時、4秒間、モジュレーションを100%に
設定して起動できる周囲温度を測定した。V/Fカーブ
に規定される出力電圧で起動できる周囲温度は3℃、起
動時、4秒間、モジュレーションを100%に設定して
起動できる周囲温度はー5℃であった。これにより、周
囲温度が低温でも起動できるコンプレッサ、及びそれを
搭載した酸素濃縮装置を提供する事が可能となる。
【0018】一方、直流電源、直流モータを使用した場
合についても、同様の効果を有する酸素濃縮装置を実現
する事が可能となる。即ち、例えば起動時の一定時間、
同様にモジュレーションを上げて、モータへの供給電力
が大きくなるように制御することにより、周囲温度が低
温でも起動できる制御システムが実現できる。
合についても、同様の効果を有する酸素濃縮装置を実現
する事が可能となる。即ち、例えば起動時の一定時間、
同様にモジュレーションを上げて、モータへの供給電力
が大きくなるように制御することにより、周囲温度が低
温でも起動できる制御システムが実現できる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、上述の如く、酸素濃縮器のコ
ンプレッサ用モータを周波数の違いや周囲温度が低温で
あっても、コンプレッサから安定して所定の設定流量の
空気を供給できるものであり、また患者ごとに必要な所
定の酸素量を設定して供給できることから、冬季の早朝
のように寒いときでも酸素濃縮器をすぐに使用でき、省
電力にもなることからコンプレッサの制御方法において
その効果は顕著である。
ンプレッサ用モータを周波数の違いや周囲温度が低温で
あっても、コンプレッサから安定して所定の設定流量の
空気を供給できるものであり、また患者ごとに必要な所
定の酸素量を設定して供給できることから、冬季の早朝
のように寒いときでも酸素濃縮器をすぐに使用でき、省
電力にもなることからコンプレッサの制御方法において
その効果は顕著である。
【図1】酸素濃縮器内部構成のブロック図である。
【図2】モジュレーション/周波数カーブを表すグラフ
である。
である。
【図3】コンプレッサ起動時のインバータ出力周波数と
出力モジュレーションの時間変化を表すグラフの一例で
ある。
出力モジュレーションの時間変化を表すグラフの一例で
ある。
1 酸素濃縮器
2 商用交流電源
3 インバータ
4 誘導電動機
5 コンプレッサ
6 パルス幅変調調節器
7 位相制御整流器
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 西崎 芙美
山口県岩国市日の出町2番1号 帝人株式
会社医療岩国製造所内
Fターム(参考) 4D012 CA05 CD07 CE01 CF02 CF10
CG01 CJ03
4G042 BA15 BA38 BB02 BC04
Claims (3)
- 【請求項1】 酸素よりも窒素を選択的に吸着する吸着
剤を充填した吸着筒と該吸着筒に空気を供給する為の商
用交流電源を使用する誘導電動機駆動の空気圧縮手段を
備えた酸素濃縮装置において、該空気圧縮手段の電動機
回転数と電動機への印加電圧を、時間的に制御する制御
手段を備え、該制御手段がインバータ手段、位相制御整
流手段、及びパルス幅変調手段を備え、該誘導電動機の
起動時に、該誘導電動機へ供給する電源の周波数及び印
加電圧を制御する手段であることを特徴とする酸素濃縮
器。 - 【請求項2】 該制御手段が、該誘導電動機の起動時の
所定時間、電動機に供給する電源の周波数を漸増すると
ともに、定常運転時における印加電圧よりも大きくする
手段であることを特徴とする請求項1記載の酸素濃縮装
置。 - 【請求項3】 該制御手段が、該誘導電動機を起動する
際の該誘導電動機に供給する初期電源周波数を所定時
間、一定周波数値に制御する手段を備えることを特徴と
する請求項2記載の酸素濃縮装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001348376A JP2003146621A (ja) | 2001-11-14 | 2001-11-14 | 酸素濃縮器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001348376A JP2003146621A (ja) | 2001-11-14 | 2001-11-14 | 酸素濃縮器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003146621A true JP2003146621A (ja) | 2003-05-21 |
Family
ID=19161203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001348376A Pending JP2003146621A (ja) | 2001-11-14 | 2001-11-14 | 酸素濃縮器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003146621A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7306657B2 (en) | 2003-10-28 | 2007-12-11 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Oxygen concentrating apparatus |
JP2008214151A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Teijin Pharma Ltd | 酸素濃縮装置 |
WO2010146870A1 (ja) * | 2009-06-18 | 2010-12-23 | テルモ株式会社 | 酸素濃縮装置とその起動制御方法 |
JP2011000274A (ja) * | 2009-06-18 | 2011-01-06 | Terumo Corp | 酸素濃縮装置とその起動制御方法 |
-
2001
- 2001-11-14 JP JP2001348376A patent/JP2003146621A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7306657B2 (en) | 2003-10-28 | 2007-12-11 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Oxygen concentrating apparatus |
JP2008214151A (ja) * | 2007-03-06 | 2008-09-18 | Teijin Pharma Ltd | 酸素濃縮装置 |
WO2010146870A1 (ja) * | 2009-06-18 | 2010-12-23 | テルモ株式会社 | 酸素濃縮装置とその起動制御方法 |
JP2011000274A (ja) * | 2009-06-18 | 2011-01-06 | Terumo Corp | 酸素濃縮装置とその起動制御方法 |
CN102458550A (zh) * | 2009-06-18 | 2012-05-16 | 泰尔茂株式会社 | 氧浓缩装置及其起动控制方法 |
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