JP2003145792A - インクカートリッジの製造方法 - Google Patents

インクカートリッジの製造方法

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JP2003145792A
JP2003145792A JP2001346425A JP2001346425A JP2003145792A JP 2003145792 A JP2003145792 A JP 2003145792A JP 2001346425 A JP2001346425 A JP 2001346425A JP 2001346425 A JP2001346425 A JP 2001346425A JP 2003145792 A JP2003145792 A JP 2003145792A
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injecting
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Mutsuhiko Ota
睦彦 太田
Koji Suda
幸治 須田
Hisashi Koike
尚志 小池
Satoshi Shinada
聡 品田
Michiya Tsukahara
道也 塚原
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジ仕様に誤りのないインクカート
リッジの製造方法を提供すること。 【解決手段】 容器本体2内にインクを注入するにあた
りブロック87およびラベル88のインク情報の整合性
を確認する工程と、これら両インク情報が整合した場合
にインク注入機100によって注入するインクに関する
情報とラベル88のインク情報との整合性を確認する工
程とを含み、さらに回路基板7にインク情報を書き込む
にあたりブロック87のインク情報と回路基板7に書き
込まれるインク情報との整合性を確認する工程を含む方
法とされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録装置用のヘッ
ドにインクを供給するためのインクカートリッジの製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット式記録装置は、一般にキ
ャリッジ上に搭載されて記録用紙の幅方向に移動する記
録ヘッドと、この記録ヘッドの移動方向と直交する方向
に記録用紙を相対的に移動させる紙送り手段とを備えて
いる。このようなインクジェット式記録装置において、
記録用紙に対する印刷は、印刷データに基づいて記録ヘ
ッドからインク滴を吐出させることにより行われる。そ
して、キャリッジ上に例えばブラック,イエロー,シア
ンおよびマゼンタの各インクが貯留されたインクカート
リッジを搭載し、記録ヘッドからの各インクの吐出割合
を変えることにより、フルカラー印刷を可能としてい
る。
【0003】このように、インクジェット式記録装置に
あっては、インクカートリッジが用いられ、このインク
カートリッジの製造には、予め多数のカートリッジ組付
部品が組み付けられたカートリッジ本体内にインク注入
機によってインクを注入し、この注入されたインクに関
する情報を記憶手段に書き込むことが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のイ
ンクカートリッジの製造方法においては、カートリッジ
本体内に特定種類のインクを注入するものであるため、
カートリッジ仕様に誤りのないインクカートリッジを得
るためには、インクを注入するにあたりインク種類を識
別することが重要となる。このため、インク注入前にイ
ンク種類を識別することができるインクカートリッジの
製造方法の提供が要望されていた。
【0005】本発明は、このような要望に応えるべくな
されたもので、インク注入前にインク種類を識別するこ
とができ、もってカートリッジ仕様に誤りのないインク
カートリッジを得ることができるインクカートリッジの
製造方法を提供することを目的とする。また、本発明と
別の発明は、インク注入前にインク種類を識別すること
ができるとともに、記憶手段に正確なインク情報を書き
込むことができ、もってカートリッジ仕様に誤りのない
インクカートリッジを得ることができるインクカートリ
ッジの製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ためになされた本発明に係るインクカートリッジの製造
方法は、インクに関する情報を有する複数のカートリッ
ジ組付部品が組み付けられたカートリッジ本体に対し、
インク注入機によってインクを注入することによりイン
クカートリッジを製造する方法において、前記カートリ
ッジ本体内にインクを注入するにあたり、前記カートリ
ッジ組付部品のうち少なくとも二つのカートリッジ組付
部品のインク情報の整合性を確認する第一工程と、前記
カートリッジ組付部品のうち一のカートリッジ組付部品
のインク情報と、前記インク注入機によって注入するイ
ンクに関する情報との整合性を確認する第二工程とを含
むことを特徴とする。このような方法によると、インク
注入前にインク種類を識別することができるため、カー
トリッジ仕様に誤りのないインクカートリッジを得るこ
とができる。
【0007】ここで、前記第二工程において整合対象と
なったインク情報に対応する前記カートリッジ組付部品
とは異なる他のカートリッジ組付部品のインク情報に基
づき、前記カートリッジ本体に予め組み付けられた記憶
手段にインク情報を書き込む工程を含むことが望まし
い。このような方法によると、記憶手段に対して正確な
インク情報を書き込むことができる。また、前記カート
リッジ組付部品に、インク種類に応じて異なる符号によ
ってインク情報が表示された識別用のラベルと、インク
種類に応じて異なる形状を有し、この形状によってイン
ク情報が表示された識別用のブロックとを含むことが望
ましい。このような方法によると、ラベルにおけるイン
ク情報の読み取りが二次元形状情報計測用の読取装置に
よって行われ、一方ブロックにおけるインク情報の読み
取りが三次元形状情報計測用の読取装置によって行われ
る。
【0008】さらに、前記記憶手段に前記インク情報を
書き込むにあたり、前記記憶手段に書き込まれるインク
情報と整合確認するインク情報を、前記ブロックの形状
に対応するインク情報とし、前記カートリッジ本体内に
インクを注入するにあたり、前記インク注入機に表示さ
れたインク情報と整合確認するインク情報を、前記ラベ
ルの符号に対応するインク情報とすることが望ましい。
そして、前記記憶手段に前記インク情報を書き込むにあ
たり、前記記憶手段に書き込まれるインク情報と整合確
認するインク情報を、前記ラベルの符号に対応するイン
ク情報とし、前記カートリッジ本体内にインクを注入す
るにあたり、前記インク注入機に表示されたインク情報
と整合確認するインク情報を、前記ブロックの形状に対
応するインク情報とすることもある。
【0009】また、前記インク注入機によって注入する
インク情報を、インク種類に応じて異なる符号からなる
インク情報とすることが望ましい。このような方法によ
ると、インク注入機によって注入するインク情報と整合
確認するインク情報を、前記ラベルの符号に対応するイ
ンク情報とする場合に、両インク情報の読み取りが同一
の読取装置によって行われる。
【0010】一方、本発明の別の発明に係るインクカー
トリッジの製造方法は、インクに関する情報を有するカ
ートリッジ組付部品および前記情報を書き込み可能な記
憶手段が予め組み付けられたカートリッジ本体に対し、
インク注入機によってインクを注入することによりイン
クカートリッジを製造する方法において、前記カートリ
ッジ本体内にインクを注入するにあたり、前記インク注
入機によってインクに関する情報と、前記カートリッジ
組付部品のインク情報との整合性を確認する工程を含
み、さらに、前記カートリッジ組付部品のインク情報に
基づいて前記記憶手段にインク情報を書き込む工程を含
むことを特徴とする。このような方法によると、インク
注入前にインク種類を識別することができるとともに、
記憶手段に正確なインク情報を書き込むことができるた
め、カートリッジ仕様に誤りのないインクカートリッジ
を得ることができる。
【0011】ここで、前記カートリッジ組付部品を、イ
ンク種類に応じて異なる符号によってインク情報が表示
された識別用のラベルとすることが望ましい。このよう
な方法によると、ラベルにおけるインク情報の読み取り
が二次元形状情報計測用の読取装置によって行われる。
また、前記カートリッジ組付部品を、インク種類に応じ
て異なる形状を有し、この形状によってインク情報が表
示された識別用のブロックとすることが望ましい。この
ような方法によると、ブロックにおけるインク情報の読
み取りが三次元形状情報計測用の読取装置によって行わ
れる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用されたインク
カートリッジの製造方法につき、図に示す実施の形態に
基づいて説明する。このインクカートリッジの製造方法
の説明に先立ち、インクカートリッジにつき、図1〜図
4を用いて説明する。図1(a)および(b)は、イン
クカートリッジの外観を示す斜視図である。図2は、イ
ンクカートリッジの正面側内部構造を斜め下方から見た
状態を示す斜視図である。図3は、インクカートリッジ
の背面側内部構造を斜め上方から見た状態を示す斜視図
である。図4(a)および(b)は、インクカートリッ
ジのカートリッジホルダに対する接続前後の状態を示す
正面図である。図1(a)および(b)に示すインクカ
ートリッジ1は、一方側に開口する平面ほぼ矩形状の容
器本体(下ケース)2と、この容器本体2の開口部を封
止する蓋体(上ケース)3とを有し、その内部がインク
流路系および空気流路系(共に後述)から大略構成され
ている。
【0013】前記容器本体2の下方部には、記録ヘッド
112のインク供給針72(共に図4に図示)に接続可
能なインク供給口4およびこのインク供給口4の側方に
並列する第一開口部(開放孔)85,第二開口部86
(共に図2に図示)が設けられている。前記第一開口部
85は第一インク収容室11に連通され、前記第二開口
部86は前記第一インク収容室11およびインクエンド
室(後述)に連通されている。また、前記インク供給口
4は、インクエンド室に連通されている。
【0014】前記容器本体2の上方側部には記録装置側
のカートリッジホルダ71に着脱可能な係止部材5,6
が一体に設けられている。そして、図1(a)に示すよ
うに一方の係止部材5の下方部には回路基板(IC基
板)7が配設され、他方の係止部材6の下方部には同図
(a)および(b)に示すようにバルブ収容室8が配設
されている。また、前記容器本体2の上面部にはカート
リッジ組付部品としての識別用のラベル88が貼付され
ている。このラベル88には、前記インクカートリッジ
1に内封されるインク(色種)に関する情報であって、
インク種類に応じて異なる符号によって表示されてい
る。なお、前記回路基板7は、インクに関する情報デー
タ、例えば色種等のデータを書き込み可能に保存する記
憶素子を有している。
【0015】前記バルブ収容室8には、カートリッジ挿
入側(下側)に開口する内部空間が形成されている。こ
の内部空間には、カートリッジ組付部品としての識別用
のブロック87(図4に図示)が組み付けられている。
このブロック87は、記録装置側の識別片74〜76
(図4に図示)に適合する切り欠き溝71〜73が形成
されている。そして、前記ブロック87には、インク種
類に応じて異なる形状を有し、この形状によってインク
情報が表示されている。これにより、前記切り欠き溝7
1〜73の溝底の位置およびこれら各位置に対応する前
記識別片74〜76の先端位置をインクの種類に対応さ
せて設定することにより、カートリッジの誤装着を防止
することができる。また、前記ブロック87には、記録
装置側のバルブ作動杆(図示せず)の進退によって回動
する操作アーム66が形成されている。この操作アーム
66は、回動可能なアームからなり、バルブ作動杆の進
入路に斜めに突出するように構成されている。
【0016】また、バルブ収容室8の室壁には、大気開
放弁(図示せず)の開閉動作によって開閉する大気導通
孔としての貫通孔60(図2および図3に図示)が設け
られている。この貫通孔60の一方開口部側には前記操
作アーム66が配置されており、他方開口部側には大気
開放弁が配置されている。
【0017】次に、前記した容器本体2内の「インク流
路系」と「空気流路系」につき、図1〜図4を用いて説
明する。 「インク流路系」前記インクカートリッジ1(容器本体
2)の正面部には、図2に示すような内部空間が形成さ
れている。この内部空間は、前記記録ヘッド112(図
4に図示)に対するインク供給口側が若干下方となるよ
うに延在する仕切壁10によって上下に分割形成されて
いる。この内部空間の下部領域は、前記記録ヘッド11
2の接続状態において大気中に開放する第一インク収容
室11とされている。
【0018】前記第一インク収容室11には、各高さ位
置が互いに異なる二つの中間壁300,301が配設さ
れている。一方の中間壁300は、前記第一インク収容
室11の片側側面部と所定の間隔をもって配置されてい
る。他方の中間壁301は、前記インク収容室11の底
面部に対向し、前記中間壁300のインク供給口側に配
置されている。この中間壁301は、インク注入方向
(上下)に並列する二つの空間部11a,11bに前記
第一インク収容室11を隔成している。また、この中間
壁301には、前記第一開口部85の軸線と同一の軸線
をもつ切り欠き301aが設けられている。
【0019】一方、前記内部空間の上部領域は、前記仕
切壁10を底面部とする枠部14によって区画されてい
る。前記枠部14の内部空間は、前記記録ヘッド112
に接続するインクエンド室(一部)を構成し、このイン
クエンド室の正面側が連通口15aを有する垂直壁15
によって左右に分割形成されている。この分割形成され
た内部空間の一方側領域は第二インク収容室16とさ
れ、また他方側領域は第三インク収容室17とされてい
る。
【0020】前記第二インク収容室16には、前記第一
インク収容室11に連通する連通流路18が接続されて
いる。この連通流路18は、上下位置に連通口(共に図
示せず)を有している。そして、この連通流路18は、
前記容器本体2の背面に開口して上下方向に延在する凹
部18c(図3に図示)およびこの凹部18cの開口を
閉塞して封止する遮気性フィルムによって形成されてい
る。また、この連通流路18の上流側には、前記第一イ
ンク収容室11内に連通する上下二つの連通口19a,
19bを有する隔壁19が設けられている。一方の連通
口19aは、前記第一インク収容室11内の下方領域に
開口する位置に配置されている。他方の連通口19b
は、前記第一インク収容室11内の上方領域に開口する
位置に配置されている。
【0021】一方、前記第三インク収容室17側には、
横長の仕切壁22および環状の仕切壁24によって、不
織布フィルタを収容するフィルタ室34(図2に図示)
が形成されている。このフィルタ室34の裏面側には、
差圧弁を収容する差圧弁収容室33(図3に図示)が仕
切壁25を介して形成されている。この差圧弁収容室3
3は、前記インク供給口4に至る凹部35が形成されて
いる。前記仕切壁25には、前記不織布フィルタを通過
したインクを前記フィルタ室34から前記差圧弁収容室
33に導く貫通孔25aが設けられている。
【0022】前記仕切壁24の下部には前記仕切壁10
との間に連通口26aを有する仕切壁26が、またその
側方には前記枠部14との間に連通口27aを有する仕
切壁27が設けられている。そして、前記仕切壁27と
前記枠部14との間には、前記連通口27aに連通し、
かつ上下方向に延在する連通路28が設けられている。
この連通路28の上方部には、前記フィルタ室34に連
通口24aおよび領域31を介して連通する貫通孔29
が連設されている。
【0023】前記貫通孔29は、前記仕切壁27に連続
する仕切壁(環状壁)30によって形成されている。前
記領域31は、前記仕切壁22,24,30および仕切
壁30a(図3に図示)によって形成されている。この
領域31は、前記容器本体2の一方端部(前記貫通孔2
9に連通する部分)が深く、他方端部(前記フィルタ室
34に連通する部分)が浅く形成されている。
【0024】「空気流路系」前記容器本体2の背面部に
は、図3に示すように、流路抵抗を高くする蛇行溝36
および大気中に開口する幅広な凹溝37が、さらには前
記第一インク収容室11(図2に図示)に至る平面ほぼ
矩形状の凹部38(空間部)が設けられている。前記凹
部38内には枠部39およびリブ40が設けられ、これ
らに通気性フィルムを張設して大気通気室が形成されて
いる。また、前記凹部38の底面部(壁部)には貫通孔
41が設けられ、前記第二インク収容室16の仕切壁4
2(図2に図示)によって区画された細長い領域43に
連通されている。この領域43は貫通孔44を有し、仕
切壁603によって区画された連通溝45およびこの連
通溝45に開口する貫通孔46を介して大気開放室50
1(図2に図示)に連通されている。この大気開放室5
01は、遮気性フィルムによって封止され、かつ前記第
一インク収容室11に貫通孔60,67(図3に図示)
を介して連通されている。
【0025】次に、本実施形態に係るインクカートリッ
ジ1の製造方法につき、図5および図6に基づいて説明
する。図5は、本発明の実施形態に係るインクカートリ
ッジの製造方法を説明するために示す図であって、イン
クカートリッジの正面側内部構造を下方から見た状態を
示す分解斜視図である。図6は、同じく本発明の実施形
態に係るインクカートリッジの製造方法を説明するため
に示す図であって、インクカートリッジの背面側内部構
造を下方から見た状態を示す分解斜視図である。本実施
形態におけるインクカートリッジの製造方法には、図5
および図6に示すようなインク注入機100が用いられ
る。
【0026】このインク注入機100には、第一インク
収容室11にインクを注入するためのノズル100bお
よび第二インク収容室16,第三インク収容室17にイ
ンクを注入するためのノズル100cと、さらには第二
インク収容室16,第三インク収容室17内の空気を排
出するためのノズル100aとを備えている。このうち
ノズル100b,100cには同一種類のインクを収容
するタンク(図示せず)が接続されており、ノズル10
0aには真空吸引するための真空装置(図示せず)が接
続されている。また、前記インク注入機100には、例
えばラベルからなる表示体100dが固着されている。
この表示体100dには、タンク内のインクに関する情
報であって、インク種類に応じて異なる符号からなる情
報が表示されている。
【0027】このようなインク注入機100を用いて行
われる本実施形態におけるインクカートリッジの製造方
法は、インクの注入工程とインク情報の書込工程とが順
次実施されるため、これら「インクの注入工程」と「イ
ンク情報の書込工程」とについて順次説明する。なお、
インクカートリッジとしては、インク供給口4および開
口部85,86が封止(密閉)される前のインクカート
リッジ1を用意する。また、このインクカートリッジ1
には、ラベル88が貼付され、かつブロック87等のカ
ートリッジ組付部品が組み付けられている。そして、イ
ンクカートリッジ1をインク供給口4が上側となるよう
な姿勢に配置する。
【0028】「インクの注入工程」先ず、ラベル88に
表示されたインク情報(ラベル88のインク情報)とブ
ロック87の形状に対応するインク情報(ブロック87
のインク情報)との整合性の有無を判定する(第一工
程)。この判定は、次に示すようにして行われる。すな
わち、ラベル88から二次元形状情報計測用の読取装置
によって読み取られたインク情報およびブロック87か
ら三次元形状情報計測用の読取装置によって読み取られ
たインク情報をパーソナルコンピュータ等の情報処理装
置に入力する。これにより、両インク情報における整合
性の有無を判定するための情報処理が情報処理装置の処
理部(判定部)において行われる。
【0029】この場合、ラベル88の表示情報が例えば
ブラックインクに関する情報であり、かつブロック87
の形状がブラックインク用の形状に対応するインク情報
であると、これら両インク情報は「整合性が有り」とさ
れる。また、ラベル88の表示情報がカラーインク(例
えばイエローインク)に関する情報であり、かつブロッ
ク87の形状がイエローインク用の形状に対応するイン
ク情報であると、両インク情報は「整合性が有り」とさ
れる。一方、ラベル88の表示情報が例えばブラックイ
ンクに関する情報であり、かつブロック87の形状がカ
ラーインク用の形状であると、両インク情報は「整合性
が無し」とされる。また、ラベル88の表示情報が例え
ばイエローインクに関する情報であり、かつブロック8
7の形状が例えばシアンインク,マゼンタインクあるい
はブラックインク用の形状に対応するインク情報である
と、これら両インク情報は「整合性が無し」とされる。
【0030】次に、ラベル88のインク情報とブロック
87のインク情報との整合性の有無判定において「整合
性が有り」と判定されると、インク注入機100のイン
ク情報とラベル87のインク情報との整合性の有無を判
定する(第二工程)。この判定は、次に示すようにして
行われる。すなわち、ラベル88およびインク注入機1
00(表示体100d)から二次元形状情報計測用の読
取装置によって読み取られたインク情報をパーソナルコ
ンピュータ等の情報処理装置に入力する。これにより、
両インク情報における整合性の有無を判定するための情
報処理が情報処理装置の処理部(判定部)において行わ
れる。
【0031】この場合、前記したラベル・ブロックの整
合性の有無を判定した場合と同様に、両インク情報が同
一のインクに関する情報であると、「整合性が有り」と
される。一方、各インク情報が互いに異なるインク情報
であると、「整合性が無し」とされる。なお、ラベル8
8の表示情報とブロック87の表示情報(形状)との整
合性の有無判定において「整合性が無し」と判定される
と、そのインクカートリッジ1(容器本体2)を製造ラ
インから除外する。
【0032】そして、ラベル88のインク情報とインク
注入機100のインク情報との整合性の有無判定におい
て「整合性が有り」と判定されると、インク注入機10
0によってインクカートリッジ1内にインクを注入す
る。この場合、インク注入機100の各ノズル100a
〜100cをインク供給口4,第一開口部85,第二開
口部86に接続した後、第一開口部85から第一インク
収容室11にインクを注入するとともに、インク注入口
86bから第二インク収容室16,第三インク収容室1
7にインクを注入する。この際、第一インク収容室11
へのインク注入は、第一インク収容室11内の大気を排
出しながら行う。また、第二インク収容室16および第
三インク収容室17へのインク注入は、第二インク収容
室16および第三インク収容室17内をインク供給口4
から真空吸引しながら行う。
【0033】なお、ラベル88のインク情報とインク注
入機100のインク情報との整合性の有無判定において
「整合性が無し」と判定されると、そのインクカートリ
ッジ1(容器本体2)を製造ラインから除外する。ま
た、ノズル100b,100cによるインク注入後に
は、第一開口部85および第二開口部86とインク供給
口4とが密閉される。
【0034】「インク情報の書込工程」先ず、回路基板
7に書き込むインク情報とブロック87の形状に対応す
るインク情報との整合性の有無を判定する。この判定
は、次に示すようにして行われる。すなわち、インク注
入機100によって注入したインクに関する情報および
ブロック87から三次元形状情報計測用の読取装置によ
って読み取られたインク情報をパーソナルコンピュータ
等の情報処理装置に入力する。これにより、両インク情
報における整合性の有無を判定するための情報処理が情
報処理装置の処理部(判定部)において行われる。この
場合、前記したラベル・ブロックおよびインク注入機・
ラベルの整合性の有無を判定した場合と同様に、両イン
ク情報が同一のインクに関する情報であると、「整合性
が有り」とされる。一方、各インク情報が互いに異なる
インク情報であると、「整合性が無し」とされる。
【0035】次に、回路基板7に書き込むインク情報と
ブロック87のインク情報との整合性との有無判定にお
いて「整合性が有り」と判定されると、この整合情報を
回路基板7に書き込む。この場合、回路基板7に対して
は、インク色種のみならず、これ以外のデータ、例えば
顔料/染料系インクの種別,インク量,シリアル番号,
有効期限および対象機種等のデータが書き込まれる。
【0036】なお、回路基板7への書き込みインク情報
とブロック87のインク情報との整合性の有無判定にお
いて「整合性が無し」と判定されると、そのインクカー
トリッジ1(容器本体2)を製造ラインから除外する。
【0037】このように、「インクの注入工程」におい
ては、ラベル88のインク情報とブロック87のインク
情報との整合性が確認され、次にこれら両情報が整合し
た場合に表示体100d(インク注入機100)のイン
ク情報とラベル88のインク情報との整合性が確認され
る。また、「インク情報の書込工程」においては、回路
基板7に書き込むインク情報とブロック87のインク情
報との整合性が確認される。したがって、本実施形態に
おいては、インクカートリッジ1に対するインク注入前
にインク種類を識別することができるとともに、インク
注入後には回路基板7に対して正確なインク情報を書き
込むことができ、カートリッジ仕様に誤りのないインク
カートリッジを得ることができる。
【0038】なお、本実施形態においては、「インクの
注入工程」と「インク情報の書込工程」とが順次実施さ
れる場合について説明したが、本発明はこれに限定され
ず、「インク情報の書込工程」と「インクの注入工程」
とを順次実施しても何等差し支えない。また、本実施形
態においては、「インクの注入工程」で第一工程と第二
工程とが順次実施される場合について説明したが、本発
明はこれに限定されず、第二工程と第一工程とを順次実
施してもよい。さらに、本実施形態では、第一工程にお
いて二つのカートリッジ組付部品(ラベル88とブロッ
ク87)のインク情報の整合性を確認する場合について
説明したが、本発明はこれに限定されず、複数のカート
リッジ組付部品のインク情報の整合性を相互に確認して
もよい。
【0039】この他、本実施形態においては、「インク
の注入工程」で表示体100dのインク情報と整合確認
するインク情報をラベル88のインク情報とし、かつ
「インク情報の書込工程」で回路基板7に書き込むイン
ク情報と整合確認するインク情報をブロック87のイン
ク情報として実施する場合について説明したが、本発明
はこれに限定されず、次に示すような方法で実施しても
差し支えない。すなわち、「インクの注入工程」で表示
体100dのインク情報と整合確認するインク情報を例
えばブロック87(他のカートリッジ組立部品でも可)
のインク情報とし、かつ「インク情報の書込工程」で回
路基板7に書き込むインク情報と整合確認するインク情
報を例えばラベル88(他のカートリッジ組立部品でも
可)のインク情報として実施してもよい。
【0040】また、本実施形態においては、インク情報
の書き込みを、表示体100dのインク情報とブロック
87のインク情報との整合性を確認して行う場合につい
て説明したが、本発明はこれに限定されず、カートリッ
ジ組付部品(例えばブロック87,ラベル88)のイン
ク情報に基づいて行うものでもよい。
【0041】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係るインクカートリッジの製造方法によると、インク注
入前にインク種類を識別することができるため、カート
リッジ仕様に誤りのないインクカートリッジを得ること
ができる。本発明の別の発明に係るインクカートリッジ
の製造方法によると、インク注入前にインク種類を識別
することができるとともに、記憶手段に対して正確なイ
ンク情報を書き込むことができるため、カートリッジ仕
様に誤りのないインクカートリッジを得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)および(b)は、本発明の実施形態に係
る方法によって製造されたインクカートリッジの外観を
示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に係る方法によって製造され
るインクカートリッジの正面側内部構造を斜め下方から
見た状態を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に係る方法によって製造され
るインクカートリッジの背面側内部構造を斜め上方から
見た状態を示す斜視図である。
【図4】(a)および(b)は、本発明の実施形態に係
る方法によって製造されるインクカートリッジのカート
リッジホルダに対する接続前後の状態を示す正面図であ
る。
【図5】本発明の実施形態に係るインクカートリッジの
製造方法を説明するために示す図であって、この方法に
よって製造されるインクカートリッジの正面側内部構造
を下方から見た状態を示す分解斜視図である。
【図6】本発明の実施形態に係るインクカートリッジの
製造方法を説明するために示す図であって、この方法に
よって製造されるインクカートリッジの背面側内部構造
を下方から見た状態を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 インク
カートリッジ 2 容器本
体 3 蓋体 4 インク
供給口 7 回路基
板 8 バルブ
収容室 11 第一イ
ンク収容室 15 垂直壁 15a 連通口 16 第二イ
ンク収容室 17 第三イ
ンク収容室 18 連通流
路 18c 凹部 19 隔壁 19a,19b 連通口 25 仕切壁 25a 貫通孔 26 仕切壁 26a 連通口 28 連通路 29 貫通孔 31 領域 33 差圧弁
収容室 34 フィル
タ室 35,38 凹部 85 第一開
口部 86 第二開
口部 87 ブロッ
ク 88 ラベル 100 インク
注入機 100a〜100c ノズル 100d 表示体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小池 尚志 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 品田 聡 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 塚原 道也 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA22 EB20 EB45 EB59 EC19 KB08 KB11 KB27 KC05 KC06 KC13 KC16 KC21 KC30

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクに関する情報を有する複数のカー
    トリッジ組付部品が組み付けられたカートリッジ本体に
    対し、インク注入機によってインクを注入することによ
    りインクカートリッジを製造する方法において、 前記カートリッジ本体内にインクを注入するにあたり、
    前記カートリッジ組付部品のうち少なくとも二つのカー
    トリッジ組付部品のインク情報の整合性を確認する第一
    工程と、 前記カートリッジ組付部品のうち一のカートリッジ組付
    部品のインク情報と、前記インク注入機によって注入す
    るインクに関する情報との整合性を確認する第二工程と
    を含むことを特徴とするインクカートリッジの製造方
    法。
  2. 【請求項2】 前記第二工程において整合対象となった
    インク情報に対応する前記カートリッジ組付部品とは異
    なる他のカートリッジ組付部品のインク情報に基づき、
    前記カートリッジ本体に予め組み付けられた記憶手段に
    インク情報を書き込む工程を含むことを特徴とする請求
    項1に記載されたインクカートリッジの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記カートリッジ組付部品に、インク種
    類に応じて異なる符号によってインク情報が表示された
    識別用のラベルと、 インク種類に応じて異なる形状を有し、この形状によっ
    てインク情報が表示された識別用のブロックとを含むこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載されたイ
    ンクカートリッジの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記記憶手段に前記インク情報を書き込
    むにあたり、前記記憶手段に書き込まれるインク情報と
    整合確認するインク情報を、前記ブロックの形状に対応
    するインク情報とし、 前記カートリッジ本体内にインクを注入するにあたり、
    前記インク注入機によって注入するインクに関する情報
    と整合確認するインク情報を、前記ラベルの符号に対応
    するインク情報とすることを特徴とする請求項3に記載
    されたインクカートリッジの製造方法。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段に前記インク情報を書き込
    むにあたり、前記記憶手段に書き込まれるインク情報と
    整合確認するインク情報を、前記ラベルの符号に対応す
    るインク情報とし、 前記カートリッジ本体内にインクを注入するにあたり、
    前記インク注入機によって注入するインクに関する情報
    と整合確認するインク情報を、前記ブロックの形状に対
    応するインク情報とすることを特徴とする請求項3に記
    載されたインクカートリッジの製造方法。
  6. 【請求項6】 前記インク注入機によって注入するイン
    クに関する情報を、インク種類に応じて異なる符号から
    なるインク情報とすることを特徴とする請求項1乃至請
    求項5のいずれかに記載されたインクカートリッジの製
    造方法。
  7. 【請求項7】 インクに関する情報を有するカートリッ
    ジ組付部品および前記情報を書き込み可能な記憶手段が
    予め組み付けられたカートリッジ本体に対し、インク注
    入機によってインクを注入することによりインクカート
    リッジを製造する方法において、 前記カートリッジ本体内にインクを注入するにあたり、
    前記インク注入機によって注入するインクに関する情報
    と、前記カートリッジ組付部品のインク情報との整合性
    を確認する工程を含み、 さらに、前記カートリッジ組付部品のインク情報に基づ
    いて前記記憶手段にインク情報を書き込む工程を含むこ
    とを特徴とするインクカートリッジの製造方法。
  8. 【請求項8】 前記カートリッジ組付部品を、インク種
    類に応じて異なる符号によってインク情報が表示された
    識別用のラベルとすることを特徴とする請求項7に記載
    されたインクカートリッジの製造方法。
  9. 【請求項9】 前記カートリッジ組付部品を、インク種
    類に応じて異なる形状を有し、この形状によってインク
    情報が表示された識別用のブロックとすることを特徴と
    する請求項7に記載されたインクカートリッジの製造方
    法。
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