JP2003145458A - 二脚歩行式人型ロボット - Google Patents

二脚歩行式人型ロボット

Info

Publication number
JP2003145458A
JP2003145458A JP2001353501A JP2001353501A JP2003145458A JP 2003145458 A JP2003145458 A JP 2003145458A JP 2001353501 A JP2001353501 A JP 2001353501A JP 2001353501 A JP2001353501 A JP 2001353501A JP 2003145458 A JP2003145458 A JP 2003145458A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motion
robot
expanded
zmp
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001353501A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3627057B2 (ja
Inventor
Takayuki Furuta
貴之 古田
Hisashi Okumura
悠 奥村
Tetsuo Tawara
哲雄 田原
Hiroaki Kitano
宏明 北野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Science and Technology Agency
Original Assignee
Japan Science and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Science and Technology Corp filed Critical Japan Science and Technology Corp
Priority to JP2001353501A priority Critical patent/JP3627057B2/ja
Priority to TW91133676A priority patent/TW583058B/zh
Priority to PCT/JP2002/012054 priority patent/WO2003043787A1/ja
Publication of JP2003145458A publication Critical patent/JP2003145458A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3627057B2 publication Critical patent/JP3627057B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D57/00Vehicles characterised by having other propulsion or other ground- engaging means than wheels or endless track, alone or in addition to wheels or endless track
    • B62D57/02Vehicles characterised by having other propulsion or other ground- engaging means than wheels or endless track, alone or in addition to wheels or endless track with ground-engaging propulsion means, e.g. walking members
    • B62D57/032Vehicles characterised by having other propulsion or other ground- engaging means than wheels or endless track, alone or in addition to wheels or endless track with ground-engaging propulsion means, e.g. walking members with alternately or sequentially lifted supporting base and legs; with alternately or sequentially lifted feet or skid

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Toys (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に全身運動を行なうことができるように
した、二脚歩行式人型ロボットを提供する。 【解決手段】 各関節部をそれぞれ揺動させる駆動手段
と、各駆動手段をそれぞれ駆動制御する動作制御装置5
0とを有している二脚歩行式人型ロボット10におい
て、動作制御装置50が、各部の動作時に突出する部分
にそれぞれ設けられた力センサ40と、各力センサ40
の検出信号に基づいてロボットの姿勢を検出し、この姿
勢に基づいて動作生成部52からの動作データを修正す
る補償部54とを備えるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、二脚歩行式人型ロ
ボットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、所謂二脚歩行式人型ロボットは、
前もって設定された歩行パターン(以下、歩容という)
データを生成して、この歩容データに従って歩行制御を
行なって、所定の歩行パターンで脚部を動作させること
により二脚歩行を実現するようにしている。その際、歩
行姿勢を安定させるために、ロボットの足裏における反
力と重力との合成モーメントがゼロとなる点(以下、Z
MP(Zero Moment Point)とい
う。)を目標値に収束させる、所謂ZMP補償を行なう
ことによってZMP規範によりロボットの安定化を図る
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
二脚歩行式人型ロボットは、立ち上がった姿勢で歩行す
ることを前提に設定されており、できるだけ転倒しない
ようにしてあるが、胴体部は歩行制御を支援するもので
あり、胴体部を腕部や脚部と連携させて行動するように
はなっていない。このため、従来の二脚歩行式人型ロボ
ットは、胴体部,脚部や腕部を全体として動作させるよ
うな全身運動、例えば転倒時の受け身動作や、転倒した
状態からの起き上がり動作や前転運動のような運動を行
なうようには設計されていない。これは、前述したZM
P規範の歩行制御が、ロボットの足裏付近での動特性に
基づいて行なわれるものであるため、全身運動を行なっ
て環境との接触を伴う床運動の生成及び制御には適用で
きないからである。
【0004】従って、従来は二脚歩行式人型ロボットに
環境との接触を伴う全身運動等を行なわせる場合に、ロ
ボットの全身運動を動的に行なわせるための安定化の指
針が存在しないこと、また環境との接触を伴う全身運動
を動的に制御するための制御方法が存在しないという問
題があった。
【0005】本発明は、以上の点にかんがみて、容易に
全身運動を動的に安定した状態で行なわせ、制御するこ
とができるようにした二脚歩行式人型ロボットを提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、胴体部と、胴体部の下部両側にて揺動可能な中間
に膝部,下端に足部を備えた脚部と、胴体部の上部両側
にて揺動可能な中間に肘部,下端に手部を備えた腕部
と、胴体部の上端に取り付けられた頭部とを備えてお
り、上記脚部の足部,下腿部,大腿部そして上記腕部の
手部,下腕部及び上腕部の揺動可能な関節部をそれぞれ
揺動させる駆動手段と、各駆動手段をそれぞれ駆動制御
する動作制御装置とを有している二脚歩行式人型ロボッ
トにおいて、上記動作制御装置が、各部の動作時に突出
する部分または動作時に環境と接触する部分にそれぞれ
設けられた力センサと、各力センサの検出信号に基づい
てロボットの姿勢を検出し、この姿勢に基づいて動作生
成部からの動作データを修正する補償部と、を備えてい
ることを特徴とする二脚歩行式人型ロボットにより達成
される。
【0007】本発明による二脚歩行式人型ロボットは、
好ましくは、上記動作制御装置が、各力センサの検出信
号に基づいてそのとき接地している部分を検出して、ロ
ボット全体を多面剛体として動作データを生成する動作
生成部と、動作生成部からの動作データに基づいて、拡
張ZMP(そのとき接地している部分における反力と重
力との合成モーメントがゼロとなる点)目標値を算出す
る拡張ZMP変換部とを備えており、上記補償部が、上
記各力センサの検出信号に基づいて検出された拡張ZM
P実測値と拡張ZMP変換部からの拡張ZMP目標値を
比較して、動作生成部からの動作データの補償量を計算
する。
【0008】本発明による二脚歩行式人型ロボットは、
好ましくは、上記動作制御装置がロボットの動作の要素
となる姿勢データを格納した動作ライブラリを備えてお
り、上記動作生成部が、与えられたロボットの初期状態
から所定の動作の最終状態までの中間の動作に関して、
動作データを生成する際に動作ライブラリから対応する
姿勢データを読み出して、組合せ動作のシーケンスとし
て動作データを生成する。
【0009】本発明による二脚歩行式人型ロボットは、
好ましくは、さらにロボットの各関節部の駆動状態及び
全体の姿勢を常に監視する動作監視部を備えており、こ
の動作監視部は、拡張ZMP実際値が拡張ZMP目標値
から大きくずれた場合に、動作生成部に対して動作デー
タの再生成を指令する。
【0010】上記構成によれば、二脚歩行式人型ロボッ
トが全身運動を行なう際、動作制御装置が、ロボット各
部の動作時に突出する部分または動作時に環境と接触す
る部分に設けられた力センサからの検出信号に基づいて
ロボットのどの部分が環境、例えば床面または壁面等と
接触しているかを把握することによりロボットの姿勢を
検出して、この姿勢に基づいて補償部により動作生成部
からの動作データを修正する。従って、動作制御装置
が、ロボットの全身運動時に常にロボットの姿勢に基づ
いて動作データを修正することにより、例えば転倒時の
受け身動作,起き上がり動作や前転運動等の全身運動を
安定して確実に行なうことが可能になる。
【0011】上記動作制御装置が、各力センサの検出信
号に基づいてそのとき接地している部分を検出して、ロ
ボット全体を多面剛体として動作データを生成する動作
生成部と、動作生成部からの動作データに基づいて拡張
ZMP(そのとき接地している部分における反力と重力
との合成モーメントがゼロとなる点)目標値を算出する
拡張ZMP変換部と、を備えており、上記補償部が、上
記各力センサの検出信号に基づいて検出された拡張ZM
P実測値と拡張ZMP変換部からの拡張ZMP目標値を
比較して、動作生成部からの動作データの補償量を計算
する場合には、従来のZMP規範による歩行制御と同様
に、ロボット全体を多面剛体として取り扱ってそのとき
の拡張ZMPを目標値に集束させるように拡張ZMP補
償を行なうことにより、拡張ZMP規範によりロボット
の全身運動の安定化を図ることができる。
【0012】上記動作制御装置が、ロボットの動作の要
素となる姿勢データを格納した動作ライブラリを備えて
おり、上記動作生成部が、与えられたロボットの初期状
態から所定の動作の最終状態までの中間の動作に関し
て、動作データを生成する際に動作ライブラリから対応
する姿勢データを読み出して、組合せ動作のシーケンス
として動作データを生成する場合には、ロボットの全身
運動を分解したときの要素となる姿勢データが動作ライ
ブラリに格納されているので、動作生成部が動作データ
を生成する際に、要素となる姿勢データを動作ライブラ
リから読み出して組み合わせることにより、所望の動作
データを生成することができる。これにより動作生成部
の計算量が低減され、迅速な動作データの生成を行なう
ことが可能になる。
【0013】さらにロボットの各関節部の駆動状態及び
全体の姿勢を常に監視する動作監視部を備えており、こ
の動作監視部が、拡張ZMP実際値が拡張ZMP目標値
から大きくずれた場合に、動作生成部に対して動作デー
タの再生成を指令する場合には、ロボットが全身運動中
にバランスを崩す等により、生成した動作データによる
初期状態から所定の動作の最終状態までの中間の動作か
ら大きくずれたとき、動作データを再生成することによ
って、再び所定の動作の最終状態までの中間の動作を行
なわせて当該最終状態まで動作させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態に基
づいて、この発明を詳細に説明する。図1乃至図2は、
本発明による二脚歩行式人型ロボットの一実施形態の構
成を示している。図1において、二脚歩行式人型ロボッ
ト10は、胴体部11と、胴体部11の下部両側に取り
付けられた脚部12L,12Rと、胴体部の上部両側に
取り付けられた腕部13L,13Rと、胴体部の上端に
取り付けられた頭部14と、を含んでいる。
【0015】上記胴体部11は上方の胸部11aと下方
の腰部11bとに分割されており、胸部11aが、前屈
部11cにて腰部11bに対して前後方向に揺動可能
に、特に前方に前屈可能に、そして左右方向に旋回可能
に支持されている。さらに、上記胴体部11の胸部11
aには、後述する歩行制御装置50が内蔵されている。
なお、上記前屈部11cは、前後揺動用の関節部11d
及び左右旋回用の関節部11eを備えており、各関節部
11d及び11eは、それぞれ関節駆動用モータ(図2
参照)により構成されている。
【0016】上記脚部12L,12Rは、それぞれ大腿
部15L,15R,下腿部16L,16R及び足部17
L,17Rと、から構成されている。ここで、上記脚部
12L,12Rは、図2に示すように、それぞれ六個の
関節部、即ち上方から順に、胴体部11の腰部11bに
対する脚部回旋用の関節部18L,18R、脚部のロー
ル方向(x軸周り)の関節部19L,19R、脚部のピ
ッチ方向(y軸周り)の関節部20L,20R、大腿部
15L,15Rと下腿部16L,16Rの接続部分であ
る膝部21L,21Rのピッチ方向の関節部22L,2
2R、足部17L,17Rに対する足首部のピッチ方向
の関節部23L,23R、足首部のロール方向の関節部
24L,24Rを備えている。なお、各関節部18L,
18R乃至24L,24Rは、それぞれ関節駆動用モー
タにより構成されている。
【0017】このようにして、腰関節は上記関節部11
d,11eから構成され、股間節は上記関節部18L,
18R,19L,19R,20L,20Rから構成さ
れ、また足関節は関節部23L,23R,24L,24
Rから構成されることになる。これにより、二脚歩行式
人型ロボット10の左右両側の脚部12L,12Rは、
それぞれ6自由度を与えられることになり、各種動作中
にこれらの12個の関節部をそれぞれ駆動モータにより
適宜の角度に駆動制御することにより、脚部12L,1
2R全体に所望の動作を与えて、例えば任意に三次元空
間を歩行することができるように構成されている。
【0018】上記腕部13L,13Rは、それぞれ上腕
部25L,25R,下腕部26L,26R及び手部27
L,27Rと、から構成されている。ここで、上記腕部
13L,13Rの上腕部25L,25R,下腕部26
L,26R及び手部27L,27Rは、上述した脚部1
2L,12Rと同様にして、図2に示すように、それぞ
れ五個の関節部、即ち上方から順に、肩部にて、胴体部
11に対する上腕部25L,25Rのピッチ方向の関節
部28L,28R、ロール方向の関節部29L,29
R、そして左右方向の関節部30L,30R、上腕部2
5L,25Rと下腕部26L,26Rの接続部分である
肘部31L,31Rにてピッチ方向の関節部32L,3
2R、手首部にて下腕部26L,26Rに対する手部2
7L,27Rのピッチ方向の関節部33L,33Rを備
えている。なお、各関節部28L,28R乃至33L,
33Rは、それぞれ関節駆動用モータにより構成されて
いる。
【0019】このようにして、二脚歩行式人型ロボット
10の左右両側の腕部13L,13Rはそれぞれ5自由
度を与えられることにより、各種動作中にこれらの12
個の関節部をそれぞれ駆動モータにより適宜の角度に駆
動制御し、腕部13L,13R全体に所望の動作を与え
ることができるように構成されている。ここで、上記肩
部におけるピッチ方向の関節部28L,28Rは、ロー
ル方向の関節部29L,29R及び左右方向の関節部3
0L,30Rに対して回転軸が前方にずれて配設されて
おり、前方への腕部13L,13Rの振り角度が大きく
設定されている。
【0020】上記頭部14は、胴体部11の上部11a
の上端に取り付けられており、例えば視覚としてのカメ
ラや聴覚としてのマイクが搭載されている。ここで、上
記頭部14は、図2に示すように、首のピッチ方向の関
節部35及び左右方向の関節部36を備えている。な
お、各関節部35,36は、それぞれ関節駆動用モータ
により構成されている。
【0021】このようにして、二脚歩行式人型ロボット
10の頭部14は、2自由度を与えられることにより、
各種動作中にこれらの2個の関節部35,36をそれぞ
れ駆動モータにより適宜の角度に駆動制御し、頭部14
を左右方向または前後方向に動かすことができるように
構成されている。ここで、上記ピッチ方向の関節部35
は、左右方向の関節部36に対して回転軸が前方にずれ
て配設されており、前方への頭部14の揺動角度が大き
く設定されている。
【0022】さらに、上記二脚歩行式人型ロボット10
においては、胴体部11の前屈部11cの関節部11d
と、脚部12L,12Rの前後方向の関節部、即ち股間
節の関節部20L,20R,膝部の関節部22L,22
R,足首部の関節部23L,23Rは、図3及び図4に
示す角度範囲で揺動可能に支持されている。
【0023】即ち、足首部の関節部23L,23Rは、
その揺動角度θ1が−20乃至+20度以上の角度範囲
で揺動可能である。また、膝部の関節部22L,22R
は、その揺動角度θ2が−120乃至0度以上の角度範
囲で揺動可能である。さらに、腰関節の関節部20L,
20Rは、その揺動角度θ3が−45乃至+60度以上
の角度範囲で揺動可能である。また、胴体部11の前屈
部11cは、その揺動角度θ4が、−10乃至+60度
以上の角度範囲で揺動可能である。
【0024】これに対して、胴体部11の前屈部11c
の関節部11eは、図5に示す角度範囲で揺動可能に支
持されている。即ち、前屈部11cの関節部11eはそ
の揺動角度θ5が、図5(A)に示す左方に関して−4
5度以上、そして図5(B)に示す右方に関して+45
度以上の角度範囲で旋回可能である。
【0025】さらに、二脚歩行式人型ロボット10にお
いては、図6に示すように、動作時に突出する部分また
は動作時に環境と接触する部分、例えば両膝部や腰部後
側にそれぞれ力センサ40が備えられている。即ち、胴
体部11の下部11bの後側(即ち、腰部)及び両膝部
21L,21Rに、好ましくは頭部14の前後,胴体部
11の上部11aの前側の胸部,後側の肩部及び背中
部,下部11bの後側の上下部、脚部12L,12Rの
大腿部15L,15Rの前後,膝部21L,21R,足
部17L,17Rの爪先部及び踵部,腕部13L,13
Rの肘部31L,31R及び手首部にそれぞれ力センサ
40が備えられている。これらの力センサ40は、二脚
歩行式人型ロボット10の全身運動により当該力センサ
40が床面,壁面等の環境に接触しているときに接触圧
力を検出して、その検出信号を後述する動作制御装置5
0に出力するようになっている。なお、各力センサ40
は、少なくとも垂直方向の力成分を検出できればよい。
【0026】図7は図1乃至図5に示した二脚歩行式人
型ロボット10の電気的構成を示している。図7におい
て、二脚歩行式人型ロボット10は駆動手段、即ち上述
した各関節部、詳しくは関節駆動用モータ11d,11
e,18L,18R乃至36を駆動制御する動作制御装
置50を備えている。
【0027】上記動作制御装置50は、動作計画部51
と、動作生成部52と、拡張ZMP変換部53と、拡張
ZMP安定部54と、制御部55と、ロボットの各関節
部の角度を検出する角度計測ユニット56と、動作監視
部57とを備えている。なお、二脚歩行式ロボット10
の座標系として、前後方向をx方向(前方+),横方向
をy方向(内方+)そして上下方向をz方向(上方+)
とするxyz座標系を使用する。
【0028】上記動作計画部51は、与えられたロボッ
トの初期状態(各関節部の角度及び力センサ40の検出
信号に基づく姿勢)と所望の動作の最終状態から、初期
状態と最終状態との間の中間の動作を計画する。即ち、
動作計画部51は、ロボット全体により構成される凸部
分を覆うような多面剛体を仮想的に設定して、初期状態
から最終状態までの上記多面剛体の時系列形状データ及
び重心軌道を計算し、全身運動を行なうために必要なロ
ボットの角運動量を計算する。
【0029】そして、動作計画部51は、上記多面剛体
の重心位置,初期運動状態(重心周りの角速度及び角加
速度)に基づいて、ロボットの動作軌道すなわち動作計
画を生成する。なお、上記動作計画部51は、後述する
ように動作監視部57からロボットの現在の状態及び動
作計画からのずれ量が入力されたときには、同様にして
動作計画の再生成を行なう。
【0030】ここで、動作計画部51は動作ライブラリ
51aを備えている。この動作ライブラリ51aは、前
もってロボットの動作の要素となる姿勢データ等が種類
別に格納されている。これにより動作計画部51は、上
述した動作計画を行なう際に、必要に応じて各種姿勢デ
ータ等を動作ライブラリ51aから読み出して、組合せ
動作のシーケンスとして動作計画を生成する。そして、
動作計画部51は、動作計画として、シーケンス毎に姿
勢データ及びそのときの各関節部の角運動量を動作生成
部52に出力するようになっている。
【0031】上記動作生成部52は、二脚歩行式人型ロ
ボット10の全身運動に必要な各関節部15L,15R
乃至36の角度データθrefを生成する。その際、上
記動作生成部52は、後述する拡張ZMP安定部54か
らの指令に基づいて内部のパラメータ及び角度データを
修正するようになっている。
【0032】上記拡張ZMP変換部53は、動作生成部
52からの各関節部の角度データθrefに基づいて拡
張ZMP目標値を計算し、拡張ZMP安定部54及び動
作監視部57に出力する。
【0033】上記拡張ZMP安定部54は、角度計測ユ
ニット56からの姿勢情報及び前記力センサ40からの
検出出力に基づいて拡張ZMP実際値を計算し、さらに
この拡張ZMP実際値を拡張ZMP変換部53からの拡
張ZMP目標値と比較して、その差に基づいて拡張ZM
P補償量を計算して、動作生成部52に出力する。拡張
ZMP補償量の計算方法は、従来のZMP補償量の計算
方法をそのまま適用することができる。
【0034】ここで、動作生成部52は、拡張ZMP安
定部54からの拡張ZMP補償量がフィードバックされ
ることにより、この拡張ZMP補償量に基づいて動作デ
ータを修正して、制御部55に出力する。
【0035】上記制御部55は、動作生成部52からの
修正された動作データに基づいて各関節駆動用モータの
制御信号を生成し、各関節駆動用モータを駆動制御する
ようになっている。
【0036】上記角度計測ユニット56は、各関節部1
5L,15R乃至36の関節駆動用モータに備えられ
た、例えばロータリエンコーダ等により各関節駆動用モ
ータの角度情報が入力されることによって各関節駆動用
モータの角度位置、即ち角度及び角速度そして角度モー
メントに関する状態情報、即ちロボット10の姿勢情報
θrealを計測して、拡張ZMP安定部54及び動作
監視部57に出力するようになっている。
【0037】上記動作監視部57は、動作計画部51か
らの動作計画,拡張ZMP変換部53からの拡張ZMP
目標値,角度計測ユニット56及び力センサ40からの
拡張ZMP実際値としての(角度及び角度モーメントを
含む)角度情報が入力されており、これらに基づいて、
常に二脚歩行式人型ロボット10の状態を監視してい
る。そして、動作監視部57は、動作計画,拡張ZMP
目標値から実際のロボットの動作が大きくずれたとき、
現在の状態およびずれ量を動作計画部51にフィードバ
ックして、動作計画部51に動作計画の再生成を行なわ
せる。
【0038】本発明実施形態による二脚歩行式人型ロボ
ット10は以上のように構成されており、図8のフロー
チャートに示すように動作する。図8のフローチャート
において、先ず動作計画部51が、ステップST1に
て、与えられたロボットの初期状態及び所望の動作の最
終状態から動作計画の生成を開始する。
【0039】そして、動作計画部51は、ステップST
2にて、ロボット全体の凸部分を覆う多面剛体を仮想的
に設定し、続いてステップST3にて、初期状態から最
終状態までの上記多面剛体の時系列形状データ及びその
重心軌道を計算する。次に、動作計画部51は、ステッ
プST4にて、全身運動を行なうために必要なロボット
の角運動量を計算し、ステップST5にて、上記多面剛
体の重心位置,初期運動状態(重心周りの角速度及び角
加速度)に基づいて、ロボットの動作軌道すなわち動作
計画を生成する。これにより、ステップST6にて、動
作計画の生成が終了する。
【0040】次に、ステップST7にてロボット動作を
開始する。先ず、ステップST8にて、動作生成部52
は、上記動作計画部51の時系列形状データ及び重心軌
道による各関節部の各運動量から各関節部の角度データ
θrefを生成し、これにより拡張ZMP変換部53
が、この角度データθrefに基づいて拡張ZMP目標
値を計算する。そして、ステップST9にて、拡張ZM
P安定部54が、角度計測ユニット56からの姿勢情報
及び力センサ40からの検出出力に基づいて、拡張ZM
P実際値及び各関節部の角運動量を検出し、ステップS
T10にて、拡張ZMP実際値と拡張ZMP目標値を比
較する。
【0041】ここで、拡張ZMP実際値と拡張ZMP目
標値の比較により、所定値以上の誤差がある場合には、
ステップST11にて、ロボットの状態が動作計画の最
終点であるか否か判断し、最終点でない場合には上記ス
テップST8に戻り、最終点である場合には、ステップ
ST12にてロボット動作を完了する。また、ステップ
ST10にて、所定値以上の誤差がない場合には、ステ
ップST13にて、動作監視部57がこの誤差が拡張Z
MP安定部54により補償可能か否か判断して、補償で
きない場合には、ステップST14にて、動作計画部5
1に動作計画の再生成を行なわせてステップST2に戻
る。これに対して、ステップST13にて補償可能であ
る場合には、ステップST15にて、動作制御装置50
の拡張ZMP安定部54は、ロボットにより構成される
多面剛体の形状を変化させずに、各関節部の角速度等の
調整により上記誤差を修正して、ステップST11に進
む。
【0042】このようにして、本発明実施形態による二
脚歩行式人型ロボット10によれば、従来のZMP規範
の歩行制御を、全身運動を行なうロボットの動作時に突
出しまたは環境に接触する部分における反力と重力との
合成モーメントがゼロとなる点を拡張ZMPとして、こ
の拡張ZMPを従来のロボットの歩行制御におけるZM
Pと同様にして、拡張ZMP目標値と拡張ZMP実測値
の差である拡張ZMP誤差に基づいて動作データを修正
することにより、ロボット10に発生する慣性力を制御
して、拡張ZMP目標値を補償する。これにより、例え
ば転倒時の受け身動作,起き上がり動作や前転運動等の
全身運動において、動作制御を安定的に行なうことによ
り、二脚歩行式人型ロボットの全身運動を動的に安定し
て確実に行なうことが可能になる。
【0043】ここで、二脚歩行式人型ロボット10が、
例えば前転運動を行なう場合、制御部51が、上述した
拡張ZMP規範における動作制御装置50に基づく動作
制御によって、図9(A)に示す直立した状態から順次
に前屈みになり(図9(B)参照)、頭部14及び手部
を床面に着き(図9(C)参照)、両脚部12L,12
Rを床面から離し(図9(D)参照)、胴体部11を前
方に押し出し(図9(E)参照)、胴体部11の後面
(背中部)を床面に着け(図9(F)参照)、手を床面
から離して前方に回転し(図9(G)参照)、踵部を床
面に着けて胴体部11を起こし(図9(H)参照)、足
部の裏面を床面に着けて胴体部11を床面から持ち上げ
(図9(I)参照)、胴体部11をほぼ垂直に立て直し
て(図9(J)参照)、最後に図9(K)に示すよう
に、再び直立状態に立ち上がることができる。ここで、
上記図9(C),(E)及び(I)においては、それぞ
れ図10(A),(B)及び(C)に拡大して示すよう
に、ロボット全体が凸面のみによって多面剛体Pとして
取り扱うことができ、この多面剛体Pの角部または面部
に力センサ40が備えられていることにより、そのとき
のロボット全体の姿勢は、床面に接地している力センサ
40からの検出信号と各関節部の角度によって、正確に
検出することができる。
【0044】このようにして、本発明実施形態による二
脚歩行式人型ロボット10によれば、動作時に突出する
部分または動作時に環境と接触する部分(例えば、両膝
部及び腰部後側)に、それぞれ力センサ40が設けられ
ているので、ロボットのそのときの姿勢が正確に検出さ
れると共に、各力センサ40の検出信号に基づいて、そ
のときのロボットの接地面に対する反力と重力との合成
モーメントがゼロとなる拡張ZMPを規範としてロボッ
ト全体の動作制御を行なうことにより、例えば転倒時の
受け身動作,起き上がり動作や前転運動等の全身運動の
動作制御を確実に行なうことができる。
【0045】上述した実施形態においては、脚部12
L,12Rは6自由度を、そして腕部13L,13Rは
5自由度を有しているが、これに限らず、より小さい自
由度またはより大きい自由度を有していてもよい。
【0046】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、二
脚歩行式人型ロボットが全身運動を行なう際、動作制御
装置が、ロボット各部の動作時に突出する部分または動
作時に環境と接触する部分に設けられた力センサからの
検出信号に基づいて、ロボットのどの部分が環境、例え
ば床面または壁面等と接触しているかを把握することに
よりロボットの姿勢を検出して、この姿勢に基づいて、
補償部により動作生成部からの動作データを修正する。
従って、動作制御装置が、ロボットの全身運動時に、常
にロボットの姿勢に基づいて動作データを修正するの
で、例えば転倒時の受け身動作,起き上がり動作や前転
運動等の全身運動を安定して確実に行なうことが可能に
なる。このようにして、本発明によれば、容易に全身運
動を行なうことができるようにした、極めて優れた二脚
歩行式人型ロボットが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による二脚歩行式人型ロボットの一実施
形態の外観を示し、(A)は概略正面図、(B)は概略
側面図である。
【図2】図1の二脚歩行式人型ロボットの機械的構成を
示す概略図である。
【図3】図1の二脚歩行式人型ロボットの前屈部及び脚
部の各関節部の前方への揺動限界を示す概略図である。
【図4】図1の二脚歩行式人型ロボットの前屈部及び脚
部の各関節部の後方への揺動限界を示す概略図である。
【図5】図1の二脚歩行式人型ロボットの前屈部の各関
節部の概略図で、(A)は左方向への旋回限界を、
(B)は右方向への旋回限界をそれぞれ示す。
【図6】図1の二脚歩行式人型ロボットにおける力セン
サの配置を示す側面図である。
【図7】図1の二脚歩行式人型ロボットの電気的構成を
示すブロック図である。
【図8】図1の二脚歩行式人型ロボットの動作制御を示
すフローチャートである。
【図9】図1の二脚歩行式人型ロボットの前転動作を順
次に示す左側面図である。
【図10】図9の前転動作の途中における拡大図であ
る。
【符号の説明】
10 二脚歩行式人型ロボット 11 胴体部 11a 上部 11b 下部 11c 前屈部 11d,11e 関節部(関節駆動用モータ) 12L,12R 脚部 13L,13R 腕部 14 頭部 15L,15R 大腿部 16L,16R 下腿部 17L,17R 足部 18L,183〜24L,24R 関節部(関節駆動用
モータ) 21L,21R 膝部 25L,25R 上腕部 26L,26R 下腕部 27L,27R 手部 28L,28R〜33L,33R 関節部(関節駆動
用モータ) 31L,31R 肘部 35,36 関節部(関節駆動用モータ) 40 力センサ 50 動作制御装置 51 動作計画部 51a 動作ライブラリ 52 動作生成部 53 拡張ZMP変換部 54 拡張ZMP安定部 55 制御部 56 角度計測ユニット 57 動作監視部 P 多面剛体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北野 宏明 埼玉県川越市西小仙波町2−18−3 Fターム(参考) 2C150 CA01 CA04 DA04 DA24 DA26 DA27 DA28 EB01 EC03 EC15 EC25 ED42 ED52 EF07 EF16 EF17 EF22 EF23 EF33 EF36 3C007 CS08 HS27 KS21 KS33 KV01 MT00 MT05 WA03 WA13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴体部と、胴体部の下部両側にて揺動可
    能な中間に膝部,下端に足部を備えた脚部と、胴体部の
    上部両側にて揺動可能な中間に肘部,下端に手部を備え
    た腕部と、胴体部の上端に取り付けられた頭部と、を備
    えており、 上記脚部の足部,下腿部,大腿部そして上記腕部の手
    部,下腕部及び上腕部の揺動可能な関節部をそれぞれ揺
    動させる駆動手段と、各駆動手段をそれぞれ駆動制御す
    る動作制御装置とを有している二脚歩行式人型ロボット
    において、 上記動作制御装置が、 各部の動作時に突出する部分または動作時に環境と接触
    する部分にそれぞれ設けられた力センサと、 各力センサの検出信号に基づいてロボットの姿勢を検出
    し、この姿勢に基づいて動作生成部からの動作データを
    修正する補償部と、を備えていることを特徴とする、二
    脚歩行式人型ロボット。
  2. 【請求項2】 前記動作制御装置が、 各力センサの検出信号に基づいてそのとき接地している
    部分を検出して、ロボット全体を多面剛体として動作デ
    ータを生成する動作生成部と、 動作生成部からの動作データに基づいて拡張ZMP(そ
    のとき接地している部分における反力と重力との合成モ
    ーメントがゼロとなる点)目標値を算出する拡張ZMP
    変換部と、を備えており、 前記補償部が、 上記各力センサの検出信号に基づいて検出された拡張Z
    MP実測値と拡張ZMP変換部からの拡張ZMP目標値
    を比較して、動作生成部からの動作データの補償量を計
    算することを特徴とする、請求項1に記載の二脚歩行式
    人型ロボット。
  3. 【請求項3】 前記動作制御装置が、ロボットの動作の
    要素となる姿勢データを格納した動作ライブラリを備え
    ており、 前記動作生成部が、与えられたロボットの初期状態から
    所定の動作の最終状態までの中間の動作に関して、動作
    データを生成する際に動作ライブラリから対応する姿勢
    データを読み出して、組合せ動作のシーケンスとして動
    作データを生成することを特徴とする、請求項1または
    2に記載の二脚歩行式人型ロボット。
  4. 【請求項4】 さらにロボットの各関節部の駆動状態及
    び全体の姿勢を常に監視する動作監視部を備えており、 この動作監視部が、拡張ZMP実際値が拡張ZMP目標
    値から大きくずれた場合に動作生成部に対して動作デー
    タの再生成を指令することを特徴とする、請求項1から
    3の何れかに記載の二脚歩行式人型ロボット。
JP2001353501A 2001-11-19 2001-11-19 二脚歩行式人型ロボット Expired - Fee Related JP3627057B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001353501A JP3627057B2 (ja) 2001-11-19 2001-11-19 二脚歩行式人型ロボット
TW91133676A TW583058B (en) 2001-11-19 2002-11-19 Two-leg walking type man-style robot
PCT/JP2002/012054 WO2003043787A1 (fr) 2001-11-19 2002-11-19 Robot de forme humaine a deux jambes pouvant marcher

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001353501A JP3627057B2 (ja) 2001-11-19 2001-11-19 二脚歩行式人型ロボット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003145458A true JP2003145458A (ja) 2003-05-20
JP3627057B2 JP3627057B2 (ja) 2005-03-09

Family

ID=19165508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001353501A Expired - Fee Related JP3627057B2 (ja) 2001-11-19 2001-11-19 二脚歩行式人型ロボット

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP3627057B2 (ja)
TW (1) TW583058B (ja)
WO (1) WO2003043787A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010122705A1 (ja) * 2009-04-22 2010-10-28 トヨタ自動車株式会社 ロボット制御装置、ロボット制御方法、及び脚式ロボット
JP2016068185A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 本田技研工業株式会社 移動体の制御装置
CN108237531A (zh) * 2016-12-26 2018-07-03 电子科技大学中山学院 一种仿人机器人步态自学习控制方法

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105082125B (zh) * 2015-08-05 2017-09-26 华南理工大学 一种液滴微操作机械手结构的姿态控制方法
CN106541409A (zh) * 2016-10-31 2017-03-29 河池学院 一种可奏乐的机器人
CN106474740A (zh) * 2016-10-31 2017-03-08 河池学院 一种可充电的奏乐机器人
CN114750851B (zh) * 2021-07-12 2023-08-01 智能移动机器人(中山)研究院 一种基于舵机的可变构四六足机器人及其行进方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1086081A (ja) * 1996-07-25 1998-04-07 Honda Motor Co Ltd 脚式移動ロボットの歩容生成装置
JP2001138271A (ja) * 1999-11-12 2001-05-22 Sony Corp 脚式移動ロボット及び脚式移動ロボットの転倒時動作制御方法
JP2001162572A (ja) * 1999-12-06 2001-06-19 Hitachi Ltd 歩行ロボットの教示システム
JP2001198865A (ja) * 2000-01-20 2001-07-24 Toshiba Corp 2足歩行ロボット装置およびその運用方法
JP2001212775A (ja) * 1999-11-25 2001-08-07 Sony Corp 脚式移動ロボットの動作制御装置及び動作制御方法、並びに、脚式移動ロボット

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998004388A1 (fr) * 1996-07-25 1998-02-05 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Dispositif de reproduction de la demarche pour robot articule muni de jambes
EP0965416B1 (en) * 1996-12-19 2005-12-07 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Attitude controller of legged moving robot

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1086081A (ja) * 1996-07-25 1998-04-07 Honda Motor Co Ltd 脚式移動ロボットの歩容生成装置
JP2001138271A (ja) * 1999-11-12 2001-05-22 Sony Corp 脚式移動ロボット及び脚式移動ロボットの転倒時動作制御方法
JP2001212775A (ja) * 1999-11-25 2001-08-07 Sony Corp 脚式移動ロボットの動作制御装置及び動作制御方法、並びに、脚式移動ロボット
JP2001162572A (ja) * 1999-12-06 2001-06-19 Hitachi Ltd 歩行ロボットの教示システム
JP2001198865A (ja) * 2000-01-20 2001-07-24 Toshiba Corp 2足歩行ロボット装置およびその運用方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010122705A1 (ja) * 2009-04-22 2010-10-28 トヨタ自動車株式会社 ロボット制御装置、ロボット制御方法、及び脚式ロボット
JP2010253585A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Toyota Motor Corp ロボット制御装置、ロボット制御方法、及び脚式ロボット
US8473102B2 (en) 2009-04-22 2013-06-25 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Robot controller, robot control method, and legged robot
JP2016068185A (ja) * 2014-09-29 2016-05-09 本田技研工業株式会社 移動体の制御装置
CN108237531A (zh) * 2016-12-26 2018-07-03 电子科技大学中山学院 一种仿人机器人步态自学习控制方法

Also Published As

Publication number Publication date
TW200300384A (en) 2003-06-01
WO2003043787A1 (fr) 2003-05-30
JP3627057B2 (ja) 2005-03-09
TW583058B (en) 2004-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3760186B2 (ja) 二脚歩行式移動装置及びその歩行制御装置並びに歩行制御方法
JP3731118B2 (ja) 二脚歩行式人型ロボット
JP4513320B2 (ja) ロボット装置、並びにロボット装置の運動制御方法
US7873436B2 (en) Gait generator for mobile robot
US20130079929A1 (en) Robot and control method thereof
EP1510302A1 (en) Attitude control device of mobile robot
WO2003068453A1 (fr) Dispositif mobile marchant sur deux jambes
US9079624B2 (en) Walking robot and method of controlling balance thereof
US20080300721A1 (en) Legged Mobile Robot and Control Program for the Robot
KR20130095973A (ko) 보행 로봇 및 그 제어 방법
US20110172824A1 (en) Walking robot and method of controlling the same
JP2003145457A (ja) 二脚歩行式移動装置およびその歩行制御装置並びに歩行制御方法
US7801643B2 (en) Legged mobile robot and control program for the robot
JP2003145458A (ja) 二脚歩行式人型ロボット
JP6240590B2 (ja) 移動ロボットの制御装置
JP5639342B2 (ja) ロボット及びその歩行制御方法
JP3673869B2 (ja) 二脚歩行式人型ロボット及びその手先収納機構
JP2009107033A (ja) 脚式移動ロボット及びその制御方法
JP3569767B2 (ja) 歩行式ロボット
JP2002210681A (ja) 脚式移動ロボットのための動作制御装置及び動作制御方法、並びにロボット装置
JPH04122585A (ja) 脚式移動ロボットの歩行制御装置
JP2004188530A (ja) 歩行式移動装置並びにその動作制御装置及び動作制御方法
JPH04201187A (ja) 脚式移動ロボットの歩行御制装置
JP5306959B2 (ja) 脚式移動ロボットの制御装置
JP2009125838A (ja) 二足歩行ロボットおよびその歩行制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20031031

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20031210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040316

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040517

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040824

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041021

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041119

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071217

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081217

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091217

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101217

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees