JP2003145119A - エアバッグ用インフレーターの再生利用方法及びその方法に使用する高圧ガス回収装置 - Google Patents

エアバッグ用インフレーターの再生利用方法及びその方法に使用する高圧ガス回収装置

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JP2003145119A JP2001342649A JP2001342649A JP2003145119A JP 2003145119 A JP2003145119 A JP 2003145119A JP 2001342649 A JP2001342649 A JP 2001342649A JP 2001342649 A JP2001342649 A JP 2001342649A JP 2003145119 A JP2003145119 A JP 2003145119A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】インフレーターのコスト低減を可能とするエア
バッグ用インフレーターの再生利用方法及びその方法に
使用する高圧ガス回収装置を提供する。 【解決手段】古いインフレーターの高圧ガスが充填され
たままの容器(11)を開封装置(13)から取り外す第一の工
程(S2)と、取り外した容器の内部の高圧ガスを回収する
第二の工程(S3)と、回収した該高圧ガスを精製して原料
ガスを製造する第三の工程(S4)と、該原料ガスを新しい
容器に充填する第四の工程(S5)と、該新しい容器を開封
装置にセットして新しいインフレーターとする第五の工
程(S6)とを有する。該第二の工程において、該容器の被
開封部(12)を気密の空間(4)で包囲し、該被開封部を該
空間内で進退自在の開封手段(5)で開封し、該空間に開
閉弁(6)を経て連通するバッファ容器(3)に圧力差を利用
して該高圧ガスを回収してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車の衝
突安全装置、海難救助具に使用されるエアバッグ用イン
フレータの再生利用方法及びその方法に使用する高圧ガ
ス回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車に搭載されるエアバッグで
は、これを瞬間的に膨張させるため、火薬やガス発生剤
が利用されてきた。しかし、ガス発生剤を使用する場合
にはアジ化ソーダの毒性などが、また火薬を使用する場
合は窒素酸化物、硫黄酸化物、ホルムアルデヒド、或い
は重金属などが人体や環境へ与える影響などが問題とな
っていた。そこで最近では、ガスを使用して膨張させる
方法(ガス式)が採用されている。このガス式は、量と
速度などの確保のためにヘリウムガスなどを超高圧で使
用するものであり、ストアードタイプなどが知られてい
る。なお、ガス式の場合、使用時の断熱膨張における温
度低下により実質のガス量が少なくなる問題や取り扱い
安全性を考慮し、逆ジュールトムソン効果及び安定性を
有するアルゴンやヘリウムガス等の希ガスが使用されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ガス式
に多く使用される希ガスは我が国では産出されない有資
源であることから、その価格は他の一般的な圧縮ガスに
較べ高く、インフレーター全体のコストを上げてしまう
という問題があった。
【0004】一方、最近では地球環境保護が叫ばれてお
り、自動車についてみれば自動車リサイクル法が200
4年4月施工で法制化されようとしており、また自動車
のリサイクル率を95%とする研究が進められている。
そのような状況において、エアバッグ装置をどのように
リサイクルするか、特にエアバッグ用インフレーターに
使用されている高圧ガスをどのように回収してリサイク
ルするかが問題となっている。
【0005】そこで本発明の目的は、インフレーターの
コスト低減を可能とするエアバッグ用インフレーターの
再生利用方法及びその方法に使用する高圧ガス回収装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるエアバッ
ク用インフレーターの再生利用方法は、古いインフレー
ターの高圧ガスが充填されたままの容器を開封装置から
取り外す第一の工程と、取り外した該容器の内部の該高
圧ガスを回収する第二の工程と、回収した該高圧ガスを
精製して原料ガスを製造する第三の工程と、該原料ガス
を新しい容器に充填する第四の工程と、該新しい容器を
開封装置にセットして新しいインフレーターとする第五
の工程とを有することを特徴とする。
【0007】この再生利用方法によれば、自動車におい
てリサイクルが困難なエアバック用インフレーターの高
圧ガスのリサイクルが可能となる。そのため、自動車の
リサイクル率を向上させることができる。また、エアバ
ッグ用インフレーターのコストに大きく影響するガスを
再利用することにより、コストの低減が可能となる。
【0008】該第二の工程において、該容器の被開封部
を気密の空間で包囲し、該被開封部を該空間内で進退自
在の開封手段で開封し、該空間に開閉弁を経て連通する
バッファ容器に圧力差を利用して該ガスを回収してもよ
い。この場合、被開封部を気密の空間で包囲しその空間
内で容器を開封することにより、高圧ガスを外部に漏ら
すことなく容器内のガスを効率良く回収することができ
る。また、容器の自圧を利用することにより、ガスを短
時間で回収することができる。更にまた、被開封部を包
囲する空間とバッファ容器とを利用して回収するため、
バッファ容器の圧力を調整するだけで回収速度や回収率
を容易に変えることができる。
【0009】該新しい容器がセットされる開封装置は、
該古いインフレーターの開封装置の再利用品であっても
よい。この場合、高圧ガスのみならず開封装置もリサイ
クルされるため、自動車のリサイクル率を更に向上させ
ることができる。
【0010】該第二の工程の後に、該高圧ガスが回収さ
れた該容器を破砕処理し鋼材とする第六の工程を有して
いてもよい。この場合、高圧ガスのみならず容器もリサ
イクルされるため、自動車のリサイクル率を更に向上さ
せることができる。
【0011】なお、回収はガスの種類によらず可能であ
るが、該高圧ガスは、ヘリウムガス、ヘリウム混合ガ
ス、アルゴンガスのいずれかであることが好ましい。こ
れらのガスの場合、その価格が高いことから、回収によ
るコスト低減効果が大きくなる。
【0012】本発明にかかる高圧ガス回収装置は、高圧
ガスが充填された容器の被開封部を保持する保持手段
と、該容器の圧力よりも低い内圧を有するバッファ容器
とを備え、該保持手段は、該被開封部を気密に包囲する
空間と、該被開封部の開封手段とを備え、該バッファ容
器は開閉弁を経て該空間に連通していることを特徴とす
る。
【0013】この高圧ガス回収装置によれば、開閉弁が
閉じた状態で保持手段により容器の被開封部を保持し、
被開封部を開封した後開閉弁を開放することにより、容
器の自圧を利用して高圧ガスをバッファ容器に回収する
ことができる。このとき、被開封部を気密の空間で包囲
しその空間内で容器を開封することにより、高圧ガスを
外部に漏らすことなく容器内のガスを効率良く回収する
ことができる。しかも、被開封部を包囲する空間は保持
手段に備えられているので、保持手段で容器を保持する
だけで被開封部を気密に包囲することができ、一つの容
器の高圧ガスを回収した後、次の容器の高圧ガス回収作
業に迅速に移行することができる。更に、容器の自圧を
利用することにより、ガスを短時間で回収することがで
きる。更にまた、被開封部を包囲する空間とバッファ容
器とを利用して回収するため、バッファ容器の圧力を調
整するだけで回収速度や回収率を容易に変えることがで
きる。
【0014】
【発明実施の形態】図1〜3を参照しながら、本発明に
かかるエアバック用インフレーターの再生利用方法の具
体例を説明する。図1は同再生利用方法のフローチャー
ト図である。図2は同再生利用方法において使用する高
圧ガス回収装置の概略を示す図である。図3はエアバッ
グ用インフレーターの容器と開封装置と接合構造を示す
断面図である。
【0015】この再生利用方法は自動車に搭載されるエ
アバッグ用インフレーターに適用したものであり、ま
ず、工程S0で廃棄する自動車を解体している。そし
て、工程S1でエアバッグ用インフレーターを取り出
し、工程S2(第一の工程)において、高圧ガスが充填
されたままの容器11を開封装置13から取り外す。続
いて、開封装置13から取り外した容器11の内部の高
圧ガスを、工程S3(第二の工程)で回収し、工程S4
(第三の工程)で精製し、原料ガスを製造する。そし
て、工程S5(第四の工程)においてその原料ガスを新
しい容器に充填した後、工程S6(第五の工程)でその
新しい容器を開封装置にセットして新しいインフレータ
ーとする。工程S6で製造されたインフレーターは一般
に供給され(S7)自動車に装備されるが、その自動車
が事故に遭遇することなく使用された後に廃棄処分され
る際、工程S1で再度回収され再利用されることにな
る。
【0016】この再生利用方法によれば、自動車におい
てリサイクルが困難なエアバック用インフレーターの高
圧ガスのリサイクルが可能となる。そのため、自動車の
リサイクル率を向上させることができる。また、エアバ
ッグ用インフレーターのコストに大きく影響するガスを
再利用することにより、コストの低減が可能となる。
【0017】前記工程S3、すなわち第二の工程におい
て高圧ガスは、高圧ガス回収装置1により回収されてい
る。高圧ガス回収装置1は、高圧ガスが充填された容器
11の被開封部12を保持する保持手段2と、容器11
の圧力よりも低い内圧を有するバッファ容器3とを備え
ている。保持手段2は、被開封部12を気密に包囲する
空間4と、被開封部12の開封手段5とを備えている。
バッファ容器3は連通路7に設置された開閉弁6を経て
空間4に連通している。開封手段5は、空間4内で自在
に進退するようになっている。また、空間4と連通路7
の接続部には、ノズル8が設置されている。
【0018】この高圧ガス回収装置1を使用した高圧ガ
スの回収方法は、以下の通りである。まず、開閉弁6が
閉じた状態で、容器11の被開封部12を保持手段2に
より保持し気密の空間4で包囲する。次に、開封手段5
を被開封部12に向けて動かし、被開封部12を開封す
る。そして、開閉弁6を開放しバッファ容器3に容器の
自圧を利用して高圧ガスを回収する。
【0019】この高圧ガス回収装置1を使用した回収方
法によれば、被開封部12を気密の空間4で包囲しその
空間4内で容器11を開封することにより、高圧ガスを
外部に漏らすことなく容器11内の高圧ガスを効率良く
回収することができる。しかも、被開封部12を包囲す
る空間は保持手段5に備えられているので、保持手段5
で容器11を保持するだけで被開封部12を気密に包囲
することができ、一つの容器11の高圧ガスを回収した
後、次の容器11の高圧ガス回収作業に迅速に移行する
ことができる。更に、容器11の自圧を利用することに
より、ガスを短時間で回収することができる。更にま
た、被開封部12を包囲する空間4とバッファ容器3と
を利用して回収するため、バッファ容器3の圧力を調整
するだけで回収速度や回収率を容易に変えることができ
る。
【0020】なお、この再生利用方法における高圧ガス
の回収方法は、容器11からバッファ容器3に直接回収
せず空間4を介して間接的に回収するものである。従っ
て、開封手段5の代わりに容器11の封止手段を取り付
け、バッファ容器3を高圧にした場合、バッファ容器3
から容器11へ圧力差を利用して高圧ガスを充填するこ
とも可能となる。すなわち、この回収方法によれば、容
器11の内部の高圧ガスを回収する第二の工程(工程S
3)と、原料ガスを新しい容器に充填する第四の工程
(工程S5)を、同一の設備で実施することが可能とな
る。その場合、自ら高圧ガスを充填しその性状等を熟知
した者が回収を行うことになるので、作業の安全性を高
めることができ、また、輸送費、設備費等の低減を図る
ことができる。
【0021】前記工程S6、すなわち第五の工程におい
て、新しい容器がセットされる開封装置は、古いインフ
レーターの開封装置13の再利用品となっている。こう
すると、高圧ガスのみならず開封装置もリサイクルされ
るため、自動車のリサイクル率を更に向上させることが
できる。
【0022】この再生利用方法は、前記工程S3、すな
わち第二の工程の後、工程S3において高圧ガスが回収
された容器11を破砕処理し鋼材とする工程S8(第六
の工程)を有している。こうすると、高圧ガスのみなら
ず容器11もリサイクルされるため、自動車のリサイク
ル率を更に向上させることができる。
【0023】工程S8で製造された鋼材は、例えば高級
鋼材として高炉、電炉に供給(S9)することができ
る。その場合、形鋼や棒鋼などとして再商品化されるこ
とになる。更に、鋼材から高圧ガスを充填する容器が製
造されれば、前記工程S5において原料ガスを充填する
新しい容器11として使用することができる。なお、容
器11の破砕処理は、例えば磁選機及び風選機で材質を
選別して2軸2段シュレッダーで破砕する等、公知の技
術を利用して行えばよい。
【0024】この再生利用方法において高圧ガスは、種
類によらず回収が可能である。しかしながら、回収する
高圧ガスは、ヘリウムガス、ヘリウム混合ガス、アルゴ
ンガスのいずれかであることが好まい。これらのガスの
場合、その価格が高いことから、回収によるコスト低減
効果が大きくなる。
【0025】この再生利用方法において再生利用するエ
アバッグ用インフレーターは、容器11を開封装置13
から容易に取り外せる構造を有していることが好まし
い。しかしながらその一方では、自動車の搭乗者を保護
する観点から、使用中は絶対に外れることなく、かつ改
造が困難な構造でなくてはならない。そのような要請を
満たすため、容器11と開封装置13を、図3に示す構
造で接合してもよい。
【0026】図3(a)は、嵌合接着固定による接合構
造である。容器11は耐久性等の要請から強度・硬度の
高い材質で製造する必要がある。そのため、容器11に
直接ネジ加工を施すことは困難であり、また直接加工を
行った場合には強度が低下する問題がある。そこで、容
器11には溶接部22においてネジ加工ホルダー21が
溶接され、このネジ加工ホルダー21を介して開封装置
13に嵌合接着固定されている。なお、封板9はネジ加
工ホルダー21の開口部に溶接されている。図3(b)
は、カシメによる接合構造である。開封装置13に形成
したカシメ部23を容器11の外面に設けた溝24に係
合させることで固定されている。図3(c)は、スプリ
ングワッシャーによる接合構造である。容器11の外面
及び開封装置13の内面に溝25、26が設けられ、そ
の溝25、26に嵌挿された横V字型スプリングワッシ
ャー27により固定されている。図3(d)は、冷やし
嵌めによる接合構造である。容器11の外面及び開封装
置13の内面に設けられた溝28、29に、線膨張係数
が大きい軟質材30をマイナス150℃程度に冷却し圧
入し、圧入時と常温時の軟質材29の体積差を利用して
固定されている。この接合構造は、通常の温度範囲(−
40℃以上)では外れにくく、またシール性にも優れて
いる。一方、高圧ガスを回収する際には、高トルク回転
治具で容易に外すことができる。
【0027】
【発明の効果】本発明にかかるエアバッグ用インフレー
ターの再生利用方法によれば、自動車においてリサイク
ルが困難なエアバック用インフレーターの高圧ガスのリ
サイクルが可能となる。そのため、自動車のリサイクル
率を向上させることができる。また、エアバッグ用イン
フレーターのコストに大きく影響するガスを再利用する
ことにより、コストの低減が可能となる。
【0028】請求項2によれば、被開封部を気密の空間
で包囲しその空間内で容器を開封することにより、高圧
ガスを外部に漏らすことなく容器内のガスを効率良く回
収することができる。また、容器の自圧を利用すること
により、ガスを短時間で回収することができる。更にま
た、被開封部を包囲する空間とバッファ容器とを利用し
て回収するため、バッファ容器の圧力を調整するだけで
回収速度や回収率を容易に変えることができる。
【0029】請求項3によれば、高圧ガスのみならず開
封装置もリサイクルされるため、自動車のリサイクル率
を更に向上させることができる。
【0030】請求項4によれば、高圧ガスのみならず容
器もリサイクルされるため、自動車のリサイクル率を更
に向上させることができる。
【0031】請求項5によれば、回収によるコスト低減
効果が大きくなる。
【0032】請求項6の本発明にかかる高圧ガス回収装
置によれば、開閉弁が閉じた状態で保持手段により容器
の被開封部を保持し、被開封部を開封した後開閉弁を開
放することにより、容器の自圧を利用して高圧ガスをバ
ッファ容器に回収することができる。このとき、被開封
部を気密の空間で包囲しその空間内で容器を開封するこ
とにより、高圧ガスを外部に漏らすことなく容器内のガ
スを効率良く回収することができる。しかも、被開封部
を包囲する空間は保持手段に備えられているので、保持
手段で容器を保持するだけで被開封部を気密に包囲する
ことができ、一つの容器の高圧ガスを回収した後、次の
容器の高圧ガス回収作業に迅速に移行することができ
る。更に、容器の自圧を利用することにより、ガスを短
時間で回収することができる。更にまた、被開封部を包
囲する空間とバッファ容器とを利用して回収するため、
バッファ容器の圧力を調整するだけで回収速度や回収率
を容易に変えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるエアバッグ用インフレーターの
再生利用方法の具体例を示すフローチャート図である。
【図2】同再生利用方法において使用する高圧ガス回収
装置の概略を示す図である。
【図3】エアバッグ用インフレーターの容器と開封装置
との接合構造を示す断面図で、(a)は嵌合接着固定に
よるもの、(b)はカシメによるもの、(c)はスプリ
ングワッシャーによるもの、(d)は冷やし嵌めによる
ものである。
【符号の説明】
1 高圧ガス回収装置 2 保持手段 3 バッファ容器 4 空間 5 開封手段 6 開閉弁 11 容器 12 被開封部 13 開封装置 S2 第一の工程 S3 第二の工程 S4 第三の工程 S5 第四の工程 S6 第五の工程 S8 第六の工程

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 古いインフレーターの高圧ガスが充填さ
    れたままの容器(11)を開封装置(13)から取り外す第一の
    工程(S2)と、 取り外した該容器(11)の内部の該高圧ガスを回収する第
    二の工程(S3)と、 回収した該高圧ガスを精製して原料ガスを製造する第三
    の工程(S4)と、 該原料ガスを新しい容器に充填する第四の工程(S5)と、 該新しい容器を開封装置にセットして新しいインフレー
    ターとする第五の工程(S6)とを有することを特徴とする
    エアバック用インフレーターの再生利用方法。
  2. 【請求項2】 該第二の工程において、該容器(11)の被
    開封部(12)を気密の空間(4)で包囲し、該被開封部(12)
    を該空間(4)内で進退自在の開封手段(5)で開封し、該空
    間(4)に開閉弁(6)を経て連通するバッファ容器(3)に圧
    力差を利用して該高圧ガスを回収する請求項1に記載の
    エアバック用インフレーターの再生利用方法。
  3. 【請求項3】 該新しい容器がセットされる開封装置
    は、該古いインフレーターの開封装置(13)の再利用品で
    ある請求項1又は2に記載のエアバック用インフレータ
    ーの再生利用方法。
  4. 【請求項4】 該第二の工程の後に、該高圧ガスが回収
    された該容器(11)を破砕処理し鋼材とする第六の工程(S
    8)を有する請求項1〜3のいずれか一つの項に記載のエ
    アバック用インフレーターの再生利用方法。
  5. 【請求項5】 該高圧ガスは、ヘリウムガス、ヘリウム
    混合ガス、アルゴンガスのいずれかである請求項1〜4
    のいずれか一つの項に記載のエアバック用インフレータ
    ーの再生利用方法。
  6. 【請求項6】 高圧ガスが充填された容器(11)の被開封
    部(12)を保持する保持手段(2)と、該容器(11)の圧力よ
    りも低い内圧を有するバッファ容器(3)とを備え、 該保持手段(2)は、該被開封部(12)を気密に包囲する空
    間(4)と、該被開封部(12)の開封手段(5)とを備え、 該バッファ容器(3) は開閉弁(6)を経て該空間(4)に連通
    していることを特徴とするエアバック用インフレーター
    の再生利用方法に使用する高圧ガス回収装置(1)。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004058544A1 (ja) * 2002-12-26 2004-07-15 Daicel Chemical Industries, Ltd. インフレータの高温処理法
CN113511166A (zh) * 2020-04-10 2021-10-19 采埃孚汽车科技(上海)有限公司 用于车辆的乘员约束系统、约束方法以及介质

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WO2004058544A1 (ja) * 2002-12-26 2004-07-15 Daicel Chemical Industries, Ltd. インフレータの高温処理法
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