JP2003144968A - 磁気スタンド - Google Patents

磁気スタンド

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JP2003144968A JP2001351983A JP2001351983A JP2003144968A JP 2003144968 A JP2003144968 A JP 2003144968A JP 2001351983 A JP2001351983 A JP 2001351983A JP 2001351983 A JP2001351983 A JP 2001351983A JP 2003144968 A JP2003144968 A JP 2003144968A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器を確実に固定できるとともに、繰り返し
使用が可能であり、容器の内容がこぼれるなどで汚染し
てしまった場合にも、簡単に洗浄することが可能で、し
かも、一体成形などで簡単に成形することができ、処理
できる容器の数が多く処理能力に優れた磁気スタンドを
提供する。 【解決手段】 容器を上方から挿通する挿通孔が形成さ
れた上板と、上板の挿通孔に対応して、容器の底部を載
置する載置用凹部が形成され、上板と一定間隔離間して
対峙するように配置された底板と、上板と底板を離間さ
せる一対の対峙して配置された側板と、上板と底板との
間に立設状態で配置された磁石部材を備えた磁気板とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、マイクロ
チューブ、試験管などの容器内の液体に懸濁された磁性
体粒子を分離するために用いる磁気スタンドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、生体材料などから核
酸、タンパク質、または細胞などの生体成分を分離する
方法として、微粒子に標的物質と親和性のある物質を固
定し、結合反応を行わせた後に、遠心分離機を用いて固
液分離する方法が用いられている。
【0003】しかしながら、この遠心分離を用いた分離
は、煩雑な遠心分離操作が必要であり、大量に処理する
ことは困難である。そのため、従来より、磁性体粒子を
担体として、生体成分をこの磁性体粒子に担持させて、
磁力を用いて磁性体粒子とともに、核酸、タンパク質も
しくは細胞などの生体成分を分離する方法が、生化学、
分子生物学の分野において広範に用いられるようになっ
ている。
【0004】このような磁性体粒子を担体として用い
て、例えば、生体成分などの分離を行う方法として、永
久磁石を備えた磁気スタンドに、マイクロチューブ、試
験管などの容器を配置してこの永久磁石の作用によっ
て、磁性体粒子に担持した生体成分を分離する方法が提
案され、この方法に用いる磁気スタンドが種々提案され
ている。
【0005】例えば、国際公開WO90/14891号公報におい
ては、図7に示したように、「テフロン(登録商標)」
などからなるブロック102に試験管を挿入する複数の
半円筒形状の開口溝104を設けて、この開口溝104
に磁石106を配置している。そして、ブロック102
の前方部より弾性部材からなる係止プレート108を突
出形成するように配置した磁気スタンド100が提案さ
れている。
【0006】この磁気スタンド100では、ブロック1
02の開口溝104内にマイクロチューブ、試験管など
の容器108を挿入した際に、係止プレート108の弾
性力によって、容器108をブロック102の開口溝1
04内の磁石106側に固定するように構成されてい
る。そして、これによって、磁石106の作用によっ
て、容器108内の溶液から、磁性体粒子に担持した成
分を分離するようになっている。
【0007】また、特開2000−93834号公報に
おいては、図8に示したように、半円筒形の溝202を
有する背板204と、背板204の下部に垂直に配設さ
れた底板206備えている。そして、この溝202の背
面に永久磁石210を平行に埋設して、背板204の前
面に溝202を挟み込むように、かつ前方に膨らむよう
に対峙して配設した弾性材料よりなる弓状のアーム20
8を備えた磁気スタンド200が提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、国際公開WO
90/14891号公報に開示された磁気スタンド100では、
本体であるブロック102と、弾性力を有する係止プレ
ート108とは、その剛性、弾力性の相違から同じ材料
から形成することは困難である。そのため、これらのブ
ロック102と、係止プレート108とを一体成形で成
形することができないので、磁気スタンドを製造する工
程が煩雑となり、コストが高くなってしまうことにな
る。
【0009】また、この磁気スタンド100では、マイ
クロチューブ、試験管などの容器の内容がこぼれるなど
で汚染してしまった場合に、複雑な形状、構成であるの
で、スタンドを洗浄するのが困難である。また、特開2
000−93834号公報に開示された磁気スタンド2
00では、弓状のアーム208を形成しなければならな
いので、複雑な形状であり、一体成形するにしても複雑
な形状の金型が必要であり、コストが高くなってしま
う。
【0010】また、上記いずれの場合においても、係止
プレート108、弓状のアーム208による可撓性を利
用して、マイクロチューブ、試験管などの容器を固定し
ているので、繰り返し使用によって、これらの部材が繰
り返し応力を受けるなどして破損損傷して使用不能とな
るおそれがあった。また、一般的にこのような機構を用
いた場合、押さえ力が弱く、容器の位置がずれたり、脱
落するおそれがあり、正確な分離作用を行うことができ
ないことにもなる。これらの問題は、特に、特開200
0−93834号公報に開示された磁気スタンド200
では、アーム208が細いので特にこの問題が顕著であ
る。
【0011】また、いずれの磁気スタンドにおいても、
磁石の半分、すなわち、磁石の一方側の面しか分離に利
用していないので、処理できる容器の数が少なく、コス
トが高くなっている。本発明は、このような現状を考慮
して、マイクロチューブ、試験管などの容器を確実に固
定できるとともに、繰り返し使用が可能であり、容器の
内容がこぼれるなどで汚染してしまった場合にも、簡単
に洗浄することが可能で、しかも、一体成形などで簡単
に成形することができ、処理できる容器の数が多く処理
能力に優れた磁気スタンドを提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述したよう
な従来技術における課題及び目的を達成するために発明
なされたものであって、本発明の磁気スタンドは、容器
内の液体に懸濁された磁性体を分離するための磁気スタ
ンドであって、容器を上方から挿通する挿通孔が形成さ
れた上板と、前記上板の挿通孔に対応して、前記容器の
底部を載置する載置用凹部が形成され、前記上板と一定
間隔離間して対峙するように配置された底板と、前記上
板と底板を離間させる一対の対峙して配置された側板
と、前記上板と底板との間に立設状態で配置された磁石
部材を備えた磁気板とを備えることを特徴とする。
【0013】このように構成することによって、上板に
形成された挿通孔を介して、マイクロチューブ、試験管
などの容器を挿入して、容器の底部を底板に形成された
載置用凹部に載置するだけで、上板と、底板と、側板と
で構成された磁気スタンドの枠体によって、しっかりと
容器を磁気スタンドに固定することができる。しかも、
従来のように、弾性部材の可撓性を用いて、容器を固定
するのではないので、繰り返し使用が可能である。
【0014】また、上板と底板との間に立設状態で配置
された磁石部材を備えているので、容器内に収容した溶
液から磁性体粒子に担持した、例えば、生体成分を確実
に分離することができる。しかも、この上板と底板との
間に立設状態で配置された磁石部材が、上板と、底板
と、側板とで構成された磁気スタンドの枠体を強度的に
補強することにもなり、磁気スタンドの剛性を高めるこ
とができる。
【0015】さらに、容器の内容がこぼれるなどで汚染
してしまった場合にも、上板と、底板と、側板と、上板
と底板との間に立設状態で配置された磁石部材とで構成
されているだけであるので、簡単に洗浄することが可能
であり、コストの低減が図れる。また、本発明の磁気ス
タンドは、上板と、底板と、側板とで構成された磁気ス
タンドの枠体、磁石部材をそれぞれ一体成形などで簡単
に成形することができ、また、本発明の磁気スタンド
は、前記側板の一方にスリットが形成され、このスリッ
トを介して、磁気板が上板と底板との間に着脱自在に装
着されていることを特徴とする。
【0016】このように構成することによって、上板に
形成された挿通孔を介して、マイクロチューブ、試験管
などの容器を挿入して、容器の底部を底板に形成された
載置用凹部に載置して、容器を磁気スタンドに固定配置
した後に、側板の一方に形成したスリットを介して、磁
気板を上板と底板との間に挿着するだけで、容器内に収
容した溶液から、磁性体粒子に担持した、例えば、生体
成分などを確実に分離することができる。しかも、この
磁気板の挿着とともに、このような分離作用が開始でき
るので、処理すべき容器の分離条件を一定とすることが
できる。
【0017】また、このようにスリットを介して、磁気
板が上板と底板との間に着脱自在に装着されているの
で、容器の内容がこぼれるなどで汚染してしまった場合
にも、磁気板をスリットを介して取り外し、簡単に洗浄
することが可能である。また、本発明の磁気スタンド
は、前記磁気板の一端が、磁気板を側板のスリットを介
して上板と底板との間に配置した際に、スリットから突
出する操作部が形成されていることを特徴とする。
【0018】このように構成することによって、スリッ
トを介して、磁気板を上板と底板との間に着脱する際
に、この操作部を介して操作できるので、確実に着脱操
作ができるので、非常に便利である。また、本発明の磁
気スタンドは、前記上板には、磁気板の上方の側部を案
内する上部案内溝が形成されているとともに、前記底板
には、磁気板の下方の側部を案内する下部案内溝が形成
されており、前記磁気板が側板のスリットを介して、こ
れらの案内溝内をスライドすることにより着脱自在に構
成されていることを特徴とする。
【0019】このように構成することによって、磁気板
を上板と底板との間に着脱する際に、側板のスリットを
介して、これらの上下の案内溝内を磁気板がスライドす
るので、確実に着脱操作ができるとともに、磁気板を正
確に所定の位置に配置でき、分離作用を確実に行うこと
ができる。また、本発明の磁気スタンドは、前記スリッ
トが形成された側板と対峙する他方の側板には、前記磁
気板の挿入側の端部が当接する当接溝が形成されている
ことを特徴とする。
【0020】これによって、一方の側板に形成したスリ
ットを介して、磁気板を上板と底板との間に挿着した際
に、磁気板の挿入側の端部がこの当接溝に当接するの
で、磁気板を正確に所定の位置に配置でき、分離作用を
確実に行うことができる。また、本発明の磁気スタンド
は、前記側板のスリットが、側板の略中央に形成されて
おり、前記磁気板を側板のスリットを介して上板と底板
との間に配置した際に、前記磁気板を挟んで両側に、前
記上板の挿通孔と底板の載置用凹部が形成されているこ
とを特徴とする。
【0021】このように構成することによって、磁気板
を挟んで両側に、処理すべき容器を配置して、磁気板の
両面の磁力を用いて、分離作用を行うことができるの
で、処理できる容器の数が多く処理能力に優れ、コスト
を低減することが可能である。また、本発明の磁気スタ
ンドは、前記磁気板の磁石部材が、前記上板の挿通孔と
底板の載置用凹部の位置に対応して、磁気板に複数個配
置されていることを特徴とする。
【0022】このように磁気板に複数個の磁石部材が配
置されているので、上板の挿通孔と底板の載置用凹部に
配置した個々の容器内の溶液について、確実に分離処理
することができる。また、本発明の磁気スタンドは、前
記載置用凹部が、貫通孔から形成されていることを特徴
とする。
【0023】このように載置用凹部が、貫通孔から形成
されているので、この貫通孔に容器の底部を確実に載置
することができ、容器を所定の位置に固定配置すること
ができ、磁気板を正確に所定の位置に配置でき、分離作
用を確実に行うことができる。また、本発明の磁気スタ
ンドは、前記磁気板が、磁石部材を樹脂で一体成形して
形成したものであることを特徴とする。
【0024】このように磁気板が、磁石部材を樹脂で一
体成形して形成したものであるので、磁石が樹脂で覆わ
れているので露出することがないので、磁性材料が付着
するおそれもなく、汚染などの原因、分離作用が低下す
る原因になることがなく、しかも、スタンド同士が磁石
によってくっついてしまうおそれもない。また、本発明
の磁気スタンドは、前記上板と底板には、側板と平行に
補助板が形成されていることを特徴とする。
【0025】これによって、上板と、底板と、側板とで
構成された磁気スタンドの枠体を強度的に補強すること
にもなり、磁気スタンドの剛性を高めることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(実施
例)を図面に基づいてより詳細に説明する。図1は、本
発明の磁気スタンドの実施例の斜視図、図2は、図1の
磁気スタンドのA−A線での断面図である。図1におい
て、10は、全体で、本発明の磁気スタンドを示してい
る。
【0027】磁気スタンド10は、上板12と、容器を
上方から挿通する挿通孔が形成された上板12と、上板
12と一定間隔離間して対峙するように配置された底板
14と、上板12と底板14を離間させる一対の対峙し
て配置された側板16、18とを備えており、これらに
よって枠体が構成されている。この場合、これらの上板
12と、底板14と、側板16、18とで構成される枠
体の寸法、すなわち、これらの板材の厚さ、長さ、幅、
などの寸法は、使用する容器20の種類、大きさによっ
て適宜選択すればよく、特に限定されるものではない。
【0028】さらに、これらの上板12と、底板14
と、側板16、18の材質としては、一体成形できる樹
脂であればよく、特に限定されるものではないが、例え
ば、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリス
チレン、アクリル樹脂、フッ素樹脂、ポリカーボネー
ト、メチンペンテン樹脂、ポリウレタン、ABS、ペリ
プレンなどの樹脂が使用可能である。
【0029】この上板12には、マイクロチューブ、試
験管などの容器20を上方から挿通する複数の挿通孔2
2が、その長手方向に一定間隔離間して形成されている
とともに、この複数の挿通孔22の列が、幅方向に2列
形成されている。本実施例では、長手方向に挿通孔22
が10個形成されており、これが幅方向に2列、合計2
0個の挿通孔22が形成されている。しかしながら、こ
の挿通孔22の数は、特に限定されるものではなく、適
宜選択可能である。
【0030】なお、この挿通孔22の寸法、離間距離と
しては、特に限定されるものではなく、適宜使用する容
器20の寸法に合わせて設定すればよく、例えば、1.
5mlマイクロチューブの場合には、直径約11mm、
長手方向の離間距離7.5mm、幅方向の離間距離約1
2mmとすればよい。また、底板14には、上板12の
挿通孔22の位置に対応して、容器20の底部20aを
載置する複数の貫通孔からなる載置用凹部24が、その
長手方向に一定間隔離間して形成されているとともに、
この複数の載置用凹部24の列が、幅方向に2列形成さ
れている。
【0031】この載置用凹部24の寸法は、特に限定さ
れるものではなく、適宜使用する容器20の寸法に合わ
せて設定すればよく、例えば、1.5mlマイクロチュ
ーブ)の場合には、直径約5mmの貫通孔とすればよ
い。また、この載置用凹部24としては、貫通孔とする
のが、洗浄の際に、洗浄液が残らないので好ましいが、
貫通孔とする代わりに、図示しないが、凹溝とすること
も可能である。
【0032】さらに、上板12と底板14との間には、
磁石部材26を備えた磁気板28が、立設状態で配置さ
れている。この磁気板28には、図1に示したように、
挿通孔22と載置用凹部24に対応して、長手方向に複
数個、本実施例では、10個の矩形状の磁石部材26
が、一体成形によって、磁気板28の本体を構成する樹
脂の中に固定されている。
【0033】なお、この場合、磁石部材26としては、
永久磁石として、磁束密度が3500ガウス以上、特
に、4000ガウス以上であるものが好ましく、例え
ば、強力なネオジウム磁石、コバルト磁石などの稀土類
磁石が使用可能であり、特に限定されるものではない。
また、磁石部材26としては、電磁石を用いることもも
ちろん可能である。
【0034】また、磁気板28、磁石部材26の厚さと
しては、通常5〜10mm、好ましくは、6〜8mmで
ある。この磁気板28の本体を構成する樹脂としては、
一体成形できる樹脂であればよく、特に限定されるもの
ではないが、例えば、ナイロン、ポリエチレン、ポリプ
ロピレン、ポリスチレン、アクリル樹脂、フッ素樹脂、
ポリカーボネート、メチンペンテン樹脂、ポリウレタ
ン、ABS、ペリプレンなどの樹脂が使用可能である。
【0035】なお、この場合、外部から磁気板28の位
置を確認できるように、磁気板28の本体を構成する樹
脂は、透明または半透明とするのが望ましい。また、複
数の磁石を並べて磁気板28を構成する際、磁気板28
の力学ストレスを最小限にするために、隣り合わせにな
る磁石のN極とS極を交互に配置し、磁力線の連続を維
持することにより、磁気分離の効率をさらに上げること
ができる。
【0036】そして、一方の側板16には側板16の略
中央部分にスリット30が形成されており、このスリッ
ト30を介して、磁気板28が上板12と底板14との
間に着脱自在に装着されている。すなわち、磁気板28
の一端は、磁気板28を側板16のスリット30を介し
て上板12と底板14との間に配置した際に、スリット
30から突出する操作部28aが形成されている。
【0037】そして、図2に示したように、上板12の
下面には、磁気板28の上方の側部28bを案内する上
部案内溝12aが長手方向に形成されているとともに、
底板14の上面には、この上部案内溝12aに対応し
て、磁気板28の下方の側部28cを案内する下部案内
溝14aが形成されている。これによって、磁気板28
が側板16のスリット30を介して、これらの案内溝1
2a、14a内をスライド可能に構成されており、これ
によって、磁気板28が着脱できるようになっている。
【0038】さらに、スリット30が形成された側板1
6と対峙する他方の側板18には、磁気板28の挿入側
の端部28dが当接する当接溝18aが形成されてい
る。これによって、一方の側板16に形成したスリット
30を介して、磁気板28を上板12と底板14との間
に挿着した際に、磁気板28の挿入側の端部28dがこ
の当接溝18aに当接するので、磁気板28を正確に所
定の位置に配置できるようになっている。
【0039】なお、この磁気板28の挿入側の端部28
dには、磁気板28を側板16のスリット30を介して
挿入しやすいように、上部の隅角部28eに丸くRが形
成されている。従って、このように構成することによっ
て、磁気板28を側板16のスリット30を介して上板
12と底板14との間に配置した際に、磁気板28を挟
んで両側に、上板12の挿通孔22と底板14の載置用
凹部24が形成されていることになる。
【0040】さらに、上板12と底板14との間の長手
方向ほぼ中央部には、側板16、18と平行に一対の補
助板32が形成されている。これによって、上板と、底
板と、側板とで構成された磁気スタンドの枠体を強度的
に補強することにもなり、磁気スタンドの剛性を高める
ことができる。このように構成される本発明の磁気スタ
ンド10は、例えば、下記のように使用すればよい。
【0041】図3に示したように、磁気板28を取り外
した状態で、マイクロチューブ、試験管などの容器20
を、上方から上板12の挿通孔22に挿通して、底板1
4に形成された載置用凹部24に、容器20の底部20
aを載置して着座させる。これを適宜繰り返して、図4
に示したように、分離しようとする容器を配置する。
【0042】この状態で、図5に示したように、磁気板
28の操作部28aを把持して、その挿入側の端部28
dから、側板16のスリット30を介して挿入して、上
板12と底板14の案内溝12a、14a内をスライド
させる。そして、図6に示したように、磁気板28の挿
入側の端部28dが、側板18の当接溝18aに当接す
るまでスライドさせて、磁気板28を正確に所定の位置
に配置する。
【0043】これによって、磁気板28が、立設状態で
配置され、磁気板28のそれぞれの磁石部材26が、挿
通孔22と載置用凹部24に対応して、立設状態で配置
されることになる。従って、磁気板28を側板16のス
リット30を介して上板12と底板14との間に配置し
た際に、磁気板28を挟んで両側に、容器20が配置さ
れることになる。
【0044】これによって、容器20内に収容した溶液
から磁性体粒子に担持した、例えば、生体成分が磁気板
28の磁石部材26に磁力によって、磁気板28の側に
移動され、確実に分離することができる。そして、分離
処理が終了した後、容器20を磁気スタンド10から取
り外せばよい。
【0045】そして、万一、容器20の内容がこぼれる
などで汚染してしまった場合には、スリット30を介し
て、磁気板28が上板12と底板14との間に着脱自在
に装着されているので、磁気板28をスリット30を介
して取り外し、簡単に洗浄することが可能である。な
お、上記実施例では、容器20を磁気スタンド10に配
置してから、磁気板28を側板16のスリット30を介
して挿着したが、予め、磁気板28を磁気スタンド10
に挿着した後に、容器20を磁気スタンド10に配置す
ることももちろん可能である。
【0046】以上、本発明の好ましい実施例を説明した
が、本発明はこれに限定されることはなく、例えば、上
記実施例では、磁気板28を挟んで両側に、上板12の
挿通孔22と底板14の載置用凹部24を形成したが、
磁気板28の片側にのみ形成する場合にも適用すること
ができるなど本発明の目的を逸脱しない範囲で種々の変
更が可能である。
【0047】
【発明の効果】本発明の磁気スタンドによれば、上板に
形成された挿通孔を介して、マイクロチューブ、試験管
などの容器を挿入して、容器の底部を底板に形成された
載置用凹部に載置するだけで、上板と、底板と、側板と
で構成された磁気スタンドの枠体によって、しっかりと
容器を磁気スタンドに固定することができる。しかも、
従来のように、弾性部材の可撓性を用いて、容器を固定
するのではないので、繰り返し使用が可能である。
【0048】また、上板と底板との間に立設状態で配置
された磁石部材を備えているので、容器内に収容した溶
液から磁性体粒子に担持した、例えば、生体成分を確実
に分離することができる。しかも、この上板と底板との
間に立設状態で配置された磁石部材が、上板と、底板
と、側板とで構成された磁気スタンドの枠体を強度的に
補強することにもなり、磁気スタンドの剛性を高めるこ
とができる。
【0049】さらに、容器の内容がこぼれるなどで汚染
してしまった場合にも、上板と、底板と、側板と、上板
と底板との間に立設状態で配置された磁石部材とで構成
されているだけであるので、簡単に洗浄することが可能
であり、コストの低減が図れる。また、本発明の磁気ス
タンドによれば、上板に形成された挿通孔を介して、マ
イクロチューブ、試験管などの容器を挿入して、容器の
底部を底板に形成された載置用凹部に載置して、容器を
磁気スタンドに固定配置した後に、側板の一方に形成し
たスリットを介して、磁気板を上板と底板との間に挿着
するだけで、容器内に収容した溶液から、磁性体粒子に
担持した、例えば、生体成分などを確実に分離すること
ができる。
【0050】しかも、この磁気板の挿着とともに、この
ような分離作用が開始できるので、処理すべき容器の分
離条件を一定とすることができる。また、このようにス
リットを介して、磁気板が上板と底板との間に着脱自在
に装着されているので、容器の内容がこぼれるなどで汚
染してしまった場合にも、磁気板をスリットを介して取
り外し、簡単に洗浄することが可能である。
【0051】さらに、本発明の磁気スタンドによれば、
磁気板を挟んで両側に、処理すべき容器を配置して、磁
気板の両面の磁力を用いて、分離作用を行うことができ
るので、処理できる容器の数が多く処理能力に優れ、コ
ストを低減することが可能であるなどの幾多の作用効果
を奏する極めて優れた発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の磁気スタンドの実施例の斜視
図である。
【図2】図2は、図1の磁気スタンドのA−A線での断
面図である。
【図3】図3は、本発明の磁気スタンドの使用状態を説
明する斜視図である。
【図4】図4は、本発明の磁気スタンドの使用状態を説
明する斜視図である。
【図5】図5は、本発明の磁気スタンドの使用状態を説
明する斜視図である。
【図6】図6は、本発明の磁気スタンドの使用状態を説
明する斜視図である。
【図7】図7は、従来の磁気スタンドの斜視図である。
【図8】図8は、従来の磁気スタンドの概略図である。
【符号の説明】
10 磁気スタンド 12 上板 12a 上部案内溝 14a 下部案内溝 14 底板 16 側板 18 側板 18a 当接溝 20 容器 20a 底部 22 挿通孔 24 載置用凹部 26 磁石部材 28 磁気板 28a 操作部 28b 側部 28c 側部 28d 端部 28e 隅角部 30 スリット 32 補助板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器内の液体に懸濁された磁性体を分離
    するための磁気スタンドであって、 容器を上方から挿通する挿通孔が形成された上板と、 前記上板の挿通孔に対応して、前記容器の底部を載置す
    る載置用凹部が形成され、前記上板と一定間隔離間して
    対峙するように配置された底板と、 前記上板と底板を離間させる一対の対峙して配置された
    側板と、 前記上板と底板との間に立設状態で配置された磁石部材
    を備えた磁気板とを備えることを特徴とする磁気スタン
    ド。
  2. 【請求項2】 前記側板の一方にスリットが形成され、
    このスリットを介して、磁気板が上板と底板との間に着
    脱自在に装着されていることを特徴とする請求項1に記
    載の磁気スタンド。
  3. 【請求項3】 前記側板のスリットが、側板の略中央に
    形成されており、 前記磁気板を側板のスリットを介して上板と底板との間
    に配置した際に、前記磁気板を挟んで両側に、前記上板
    の挿通孔と底板の載置用凹部が形成されていることを特
    徴とする請求項2に記載の磁気スタンド。
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