JP2003144580A - 平行棒型歩行練習器 - Google Patents

平行棒型歩行練習器

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JP2003144580A
JP2003144580A JP2001352523A JP2001352523A JP2003144580A JP 2003144580 A JP2003144580 A JP 2003144580A JP 2001352523 A JP2001352523 A JP 2001352523A JP 2001352523 A JP2001352523 A JP 2001352523A JP 2003144580 A JP2003144580 A JP 2003144580A
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JP2001352523A
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Kunihiko Nishibe
邦彦 西部
Satoru Sugitani
悟 杉谷
Masao Otani
正男 大谷
Kazuhisa Domen
和久 道免
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Hitachi Kiden Kogyo Ltd
Original Assignee
Hitachi Kiden Kogyo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脳卒中や糖尿病を患った人、膝関節の手術後
の患者など、歩行障害を有する患者のリハビリテーショ
ンを行う時の歩行練習中のにおける各種データを記録し
て、練習状況を総合的かつ定量的に把握することができ
る平行棒型歩行練習器を提供すること。 【解決手段】 一対の平行棒3a、3bを支柱4a、4
b、4c、4dにより略水平に支持せしめた歩行練習器
において、支柱4a、4b、4c、4dに加えられた力
を検知する支柱力検知装置と、平行棒3a、3b間で床
に加えられた力を検知する床反力検知装置5a、5b
と、歩行練習者1の歩行挙動を撮影する撮影装置8a、
8b、8cと、支柱力検知装置、床反力検知装置5a、
5b及び撮影装置8a、8b、8cの出力をそれぞれ演
算する演算装置10と、演算装置10の各検知装置及び
撮影装置の演算結果を同期するように演算処理する同期
演算処理装置12と、この同期演算処理装置12の同期
演算結果を表示する表示装置と、同期演算結果を記憶す
るデータ記億装置とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高齢者や足腰の不
自由な人等のリハビリに適した平行棒型の歩行練習器に
関し、特に、歩行練習中の各種データを記録して、練習
状況を総合的かつ定量的に把握することができる平行棒
型歩行練習器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】歩行練習は、高齢者や足腰の不自由な
人、脳卒中や糖尿病などを患った人、膝関節の手術後の
患者等に対して、日常動作をする上において、また社会
復帰を果たすために大変重要である。この歩行練習のリ
ハビリ過程において、平行棒型の歩行練習器は、歩行練
習の補助をなす器具として多用されている。
【0003】従来の平行棒型歩行練習器は、一対の平行
棒を支柱により手摺り状に略水平に配設したものからな
り、平行棒につかまって歩行することにより、足腰の訓
練を行うようになっている。このような平行棒型歩行練
習器としては、例えば、特開2001−079114号
公報では、上肢による力の信号を記録し、表示すること
ができる平行棒型歩行練習器が開示されており、また、
特開平7−241281号公報では、下肢に関する力を
記録し、表示することができる平行棒型歩行練習器が開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
平行棒型歩行練習器においては、歩行練習を実施して
も、歩行の回復度、歩行速度、左右の体のバランス、あ
るいは手摺りである平行棒にどれだけ依存しているか、
また歩行中にどれだけの荷重が下肢にかかっているかな
ど、上肢、下肢を同時に解析する手段がなく、医者や理
学療法士において、練習状況の総合的かつ定量的な把握
ができない点で問題があった。
【0005】本発明は、上記従来の歩行練習器が有する
問題点に鑑み、脳卒中や糖尿病を患った人、膝関節の手
術後の患者など、歩行障害を有する患者のリハビリを行
うときの歩行練習中のにおける各種データを記録して、
練習状況を総合的かつ定量的に把握することができる平
行棒型歩行練習器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の平行棒型歩行練習器は、一対の平行棒を支
柱により略水平に支持せしめた歩行練習器において、前
記支柱に加えられた力を検知する支柱力検知装置と平行
棒間で床に加えられた力を検知する床反力検知装置の少
なくとも一方を備えるとともに、前記支柱力検知装置と
床反力検知装置の出力をそれぞれ演算する演算装置と、
該演算装置の演算結果を同期するように演算処理する同
期演算処理装置と、該同期演算処理装置の同期演算結果
を表示する表示装置と、該同期演算結果を記憶するデー
タ記億装置とを備えたことを特徴とする。
【0007】この平行棒型歩行練習器は、歩行練習中に
上肢により平行棒にかけた力と下肢により床に加えられ
た力の少なくとも一方を、同期させた状態で表示装置に
表示し、かつ記録できることから、過去のデータとの比
較等により、歩行練習の進捗状況や回復度などを総合的
かつ定量的に把握することができ、これらのデータを活
用することにより、医者や理学療法士では患者の歩行練
習を有効に進めることが可能となり、短期間の歩行練習
を実現することができる。
【0008】この場合において、歩行練習者の歩行挙動
を撮影する撮影装置と、該撮影装置の出力を演算する演
算装置とを備え、前記同期演算処理装置によりすべての
演算装置の演算結果を同期して演算処理するようにする
ことができる。
【0009】これにより、力がかかったときの歩行の姿
勢を、歩行練習中に上肢により平行棒にかけた力と下肢
により床に加えられた力の少なくとも一方と同期させた
状態で表示装置に表示し、かつ記録できることから、過
去のデータとの比較等により、歩行練習の進捗状況や回
復度などを総合的かつ定量的に把握することができ、こ
れらのデータを活用することにより、医者や理学療法士
では患者の歩行練習を一層有効に進めることが可能とな
り、短期間の歩行練習を実現することができる。
【0010】また、表示装置に、同期演算処理装置の同
期演算結果と、データ記億装置のデータとを、同時又は
別々に選択的に表示させることができる。
【0011】これにより、患者に応じて特に注目したい
歩行パラメータのみを抽出したり、拡大して見たりする
ことが可能となるとともに、過去のデータと比較して再
現したり、重ねて比較することも可能となり、したがっ
て、歩行回復度の定量的な把握や、平行棒歩行練習から
杖歩行への練習の移行時期の正確な把握等を実現するこ
とができる。
【0012】また、表示装置に、データ記憶装置のデー
タを連続的又は間欠的に表示させることができる。
【0013】これにより、特に注目して見たいところの
データの抽出、確認、歩行練習者への教示などを容易に
行うことができ、これらのデータを活用することによ
り、練習の進捗状況や回復度などを定量的に把握するこ
とが可能となるとともに、歩行者はこの表示装置を見な
がら自らの歩行姿勢や、現在の歩行状態、又は回復度合
いなどを確認し、その結果を自らの歩行姿勢にフィード
バックすることにより、より高い練習の効果を得ること
ができる。
【0014】そして、同期演算処理装置の同期演算結果
を音にて出力する音出力装置を設けることができる。
【0015】これにより、練習結果を視認するだけでな
く、耳で聞きながら練習を行えるため、例えば、目の不
自由な人でも、練習の結果を確認しながら練習に励むこ
とが可能となる。
【0016】さらに、同期演算処理装置が、支柱力検知
装置及び床反力検知装置の演算結果をベクトルとして演
算し、表示装置にベクトルの矢印として表示することが
できる。
【0017】これにより、歩行練習者の歩行挙動の解析
結果にベクトル表示を重ねることができ、歩行挙動状況
を視覚的かつ直観的に、理解しやすく表示することがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の平行棒型歩行練習
器の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0019】図1〜図2に、本発明の平行棒型歩行練習
器の一実施例を示す。図において、1は歩行練習者、2
は平行棒型歩行練習器を示し、平行棒型歩行練習器2
は、一対の平行棒3a、3bと、この平行棒3a、3b
を略水平に支持する4本の支柱4a、4b、4c、4d
とを備えている。そして、この平行棒型歩行練習器2
は、支柱4a、4b、4c、4dに加えられた力を検知
する支柱力検知装置(図示省略)と、平行棒3a、3b
間で床に加えられた力を検知する床反力検知装置5と、
歩行練習者1の歩行挙動を撮影する撮影装置8と、前記
支柱力検知装置、床反力検知装置5及び撮影装置8の出
力をそれぞれ演算する演算装置10と、該演算装置10
の各検知装置5及び撮影装置8の演算結果を同期するよ
うに演算処理する同期演算処理装置12と、該同期演算
処理装置12の同期演算結果を表示する表示装置73
と、該同期演算結果を記憶するデータ記億装置(図示省
略)とを備えている。
【0020】支柱4は、平行棒3の地上からの高さを歩
行練習者の体格に合わせて変更できるように構成されて
いる。支柱力検知装置は、4本の支柱4a〜4dの一部
にそれぞれ配設されたロードセル等からなり、各支柱4
a〜4dにかかった力を電気信号に変換し、その信号を
演算装置10に送出する。
【0021】床反力検知装置5は、歩行床6の一部に配
設された左右一対の床反力計5a、5bからなり、この
床反力計5a、5bには、上面にかかった力を電気信号
に変換するロードセル等がそれぞれ配設され、その信号
は演算装置10に導かれている。床反力計5a、5bと
歩行床6とは略同一平面を構成しており、これにより、
歩行練習者1は違和感なく、平行棒3a、3bに頼りな
がら歩行することができる。
【0022】撮影装置8は、歩行床6、入り口傾斜面7
及び歩行練習者1の側面を捉える矢状面用テレビカメラ
8aと、歩行練習者1を正面から捉える前額面用テレビ
カメラ8bと、歩行練習者1を上から捉える平面用テレ
ビカメラ8cとによって構成されている。各テレビカメ
ラ8a、8b、8cからの画像信号は図示しない配線に
より、画像入力ボードを介して演算装置10に導かれて
いる。
【0023】演算装置10は、支柱力検知装置、床反力
検知装置5及び撮影装置8の各出力信号を演算するとと
もに、各検知装置5及び撮影装置8の演算結果を同期す
るように演算処理する同期演算処理装置12と、表示装
置73及びデータ記憶装置等とを備えて構成されてお
り、例えば、複数のパソコンをLAN接続することによ
り作製される。また、9はスピーカなどの音出力装置で
あり、演算装置10の演算結果や、同期演算処理装置1
2の同期演算結果を音で出力することを可能としてい
る。
【0024】同期演算処理装置12は、図2に示すよう
に、平行棒にかかる上肢荷重65、床反力計による下肢
の荷重66、各テレビカメラによる歩行挙動信号67、
その他、例えば、歩行時の筋電図68などのアナログ信
号などを取り込むことができる。これらの取り込んだ信
号はA/D、又はD/A変換ボード70、又は画像入力
ボード71などを介して演算/記録装置72に送られ、
力の信号などに変換するとともに、図示しないLAN接
続により、同期して取り込み、演算処理を行う。また、
この同期演算処理装置12は、各信号、又は信号間のデ
ータの演算により、力の統計処理や、力のかかっている
向きと大きさのベクトル演算なども実施することができ
る。さらに、床反力計5a、5bによる歩行時の下肢位
置の時間変動から歩行速度、左右の下肢の歩隔、前後の
下肢のステップやストライドなどの演算、及びこれらの
最大値、最小値、平均値なども演算することができる。
これらの演算結果は、表示装置73に送られ、必要な情
報をオペレータの操作に基づき、選択的に表示される。
また、必要に応じて、スピーカなどによる音出力装置7
4により警告音や音声を発生させることができる。
【0025】表示装置73では、演算結果の時間的な変
動値の表示だけではなく、フロッピディスク等の記録媒
体から読み出した過去の練習データとの比較表示なども
行う。また、演算/記録装置72では、パソコン等を用
いて、得られた練習データを、フロッピディスク等の記
録媒体に記録することができる。また、過去の練習結果
との比較や再生なども可能であり、その結果は表示装置
73に送られ表示される。歩行者1はこの表示装置7を
見ながら自らの歩行姿勢や、現在の歩行状態、又は回復
度合いなどを確認し、その結果を自らの歩行姿勢にフィ
ードバックすることにより、より高い練習の効果を得る
ことができる。音出力装置74からは、上記以外に歩行
速度や歩幅の演算結果、あるいは左右の上肢にかかって
いる力のバランス具合等も音声出力することが可能であ
り、これにより、練習者は、自分の欠点や練習状況を目
で見たり、耳で聞いたりしながら練習に励むことができ
る。
【0026】次に、本実施例の平行棒型歩行練習器の使
用方法を説明する。歩行練習者1は、例えば、左上肢1
aで平行棒3aを、右上肢1bで平行棒3bをつかんだ
状態で、体重の一部を平行棒3a、3bに預けながら歩
行する。このとき、左右の上肢でつかんだ平行棒3a、
3bの位置における力を、演算装置10により演算す
る。また、歩行練習者1の左下肢11aが床反力計5a
上に、右下肢11bが床反力計5b上に位置するように
歩行したときに、下肢にかかった力、及び歩行位置など
を演算装置10により演算する。そして、歩行練習者1
の体の歩行挙動は、各テレビカメラ8a〜8cから画像
信号として捉え、データ記憶装置で記録し保管すること
ができる。このとき、同期演算処理装置12により、上
肢にかかる力やその各方向毎の分力からそのベクトル方
向、下肢にかかる力やその各方向毎の分力からそのベク
トル方向、左下肢11aや右下肢11bの位置及びその
時間変化から歩行速度や左右の下肢の一歩毎の歩幅、左
右の下肢の歩幅のバランスなどを演算することができ
る。また、その結果は、同期演算処理装置12の表示装
置73に表示するとともに、音出力装置9などにより音
声出力することも可能である。
【0027】なお、歩行練習者1は平行棒3a、3bの
端まで到着すると、Uターンし、逆向きに歩行練習を実
施することになる。この場合、平行棒3a、3bにおい
て右上肢と左上肢の位置が逆になり、床反力計5a、5
bに対する下肢の位置も左右逆になる。
【0028】図3に、演算装置10の表示装置における
表示結果の一例を示す。ここで、20aは矢状面用テレ
ビカメラ8aからの画像、20bは前額面用テレビカメ
ラ8bからの画像、20cは平面用テレビカメラ8cか
らの画像を示し、21bは平行棒3bからの上肢(右
手)荷重を示す波形、22aは床反力計5aの波形、2
2bは床反力計5bの波形を示している。また、22c
は歩行開始時の図1の歩行床6の部分であり、床反力計
5a、5bがないため、出力は0の部分をそれぞれ表し
ている。なお、表示部23、24が示すように、この図
3は、歩行中のデータを採取中の画面において、スター
ト時からの経過時間が10秒の場合を示している。
【0029】この場合、歩行練習者1が左片麻痺の例を
示しており、左上肢は平行棒をつかむことができない。
したがって、左上肢の波形21aは常時0となる。時間
の経過に伴い、上肢荷重21b、床反力22a、22b
はそれぞれ右方向に波形が進行し、歩行練習者は前方に
移動する。そして、規定の時間経過によりデータの採取
が完了すると、この波形などは自動停止する。なお、測
定の途中で停止する場合は、アイコン25にポインタを
合わせてマウスでクリックする。完了、又はデータを最
初からクリアして取り直す場合はアイコン26をクリッ
クする。このとき、画面の表示23は完了などの表示に
変化する。なお、カーソル29、30は現在の経過時間
における現在の波形位置を示している。
【0030】例えば、手術直後で体重の100%を手術
後の下肢にかけられない場合、歩行の練習をサポートす
る理学療法士の指示により、例えば、10%、30%な
どと徐々に体重をかけながら歩行練習を行うか、又は、
例えば、20%などの規定値以上体重をかけないような
歩行練習を行う。手術側の下肢の体重感覚が麻痺してい
るような場合で、歩行練習者の自覚が不十分な場合で
も、この表示画面を見ながら歩行すれば、体重のかけ方
が目で見て確認でき、また、理学療法士においても常時
モニターできる効果がある。また、目の不自由な歩行練
習者のために、下肢荷重があらかじめ10%、30%な
どの設定値を越えた場合、スピーカ9よりピーと警告音
を発したり、下肢荷重が設定値を越えた旨の音声を出力
することができる。あるいは、20%などの規定値を越
えない場合に警告音を発し、規定値以上の十分な体重を
かけるように指導を行ったり、体重のかけ方が不足して
いる旨の音声を出力することができる。これにより、目
の不自由な歩行練習者であっても、耳で音声などを聞き
ながら、正しい歩行練習に取り組むことが可能となる。
【0031】図4に、図3において取り込んだデータの
記録結果、すなわちロギングデータや、歩行画像を再生
する場合の画面の一例を示す。ここで、27は再生用の
アイコン、28は一時停止用のアイコン、25、26は
図3と同じであり、いずれもポインタを合わせてマウス
でクリックすることにより、それぞれの機能を選択する
ことができる。29、30はカーソルであり、ロギング
データ波形21a、21b、22a、22bに対して、
現在(表示部24、31からわかるように、この場合は
ロギングデータ再生中の経過時間が10秒の時)再生し
ている歩行挙動画像20a、20b、20c、及びその
時の各波形に対応する位置を縦軸で示している。したが
って、このカーソル29、30は、時間の経過に伴い、
自動的に右方向に移動する。なお、22c、22dは床
反力計5a、5bがないため出力は0を示している。ま
た、32は時間送りを逆方向に巻き戻す場合のアイコン
を示しており、マウスでクリックすることにより、時間
の経過、及び歩行挙動は逆転し、波形上のカーソル2
9、30の位置は左方向に移動する。アイコン28をマ
ウスでクリックすることにより、画面全体を一時停止
し、その後カーソル29、又は30をマウスで右方向又
は左方向にドラッグして移動すれば、好きな時間のとこ
ろに画像及び波形をジャンプさせたり、後戻りさせた
り、早送りさせたりすることができる。
【0032】図5は、表示画面に関する他の実施例を示
したものであり、下部の2つの波形に関して上部波形3
3bは右側の上肢荷重と下肢荷重の和、下部波形33a
は左側の上肢荷重と下肢荷重の和をそれぞれ演算して表
示したものである。この結果から、上下の力に関して左
右のバランスを見ると、右側には十分力がかかっている
が、左側は不十分であり、最大でも体重の80%程度し
か荷重がかかっていないこと、すなわち左右の荷重バラ
ンスの良否が一目見て確認できる。なお、下部の左側合
計データ波形のうちで、34は左床反力計5aのない部
分であり、左上肢は平行棒に触っていないので、出力は
生じない。また、中央部の右側合計データ波形のうち
で、35の部分は右床反力計5bのない部分であり、上
肢にかかる力のみしか計測されない。したがって、この
部分の波形の評価は行わない。
【0033】一方、例えば、矢状面画像のみを拡大する
には、この画面をマウスでダブルクリックすることによ
り、図6に示すように、力の波形や他のテレビカメラ信
号を表示することなく、矢状面画像のみが大きく表示さ
れる。これにより、歩行練習者においては、自分の歩行
挙動を目で容易に確認することが可能となる。
【0034】図7は、他の表示画面を示す例であり、歩
行挙動画面に合わせて上肢にかかる力のベクトル表示、
下肢にかかる力のベクトル表示をしている。先ず、矢状
面画像20aにおいては、右上肢1bにより平行棒3b
にかかっている力をベクトル的に演算し、ベクトル41
bにて表示している。また、各床反力計にかかっている
力に関してもベクトル的に演算し、左下肢11aにより
かかっている力はベクトル43a、右下肢11bにより
かかっている力はベクトル43bのようにそれぞれ表示
している。また前額面画像20bにおいては、右上肢1
bにより平行棒3bにかかっている力はベクトル42b
にて表示しており、左下肢11aによりかかっている力
はベクトル44a、右下肢11bによりかかっている力
はベクトル44bにてそれぞれ表示している。なお、縦
軸の数字はそれぞれのベクトル表示された力に関する体
重比%を示している。この図7によると、ベクトル41
bより、平行棒3bを若干引きながら歩行しているこ
と、ベクトル43bより、右下肢11bが床から離れる
ときに、つま先で床面をける動作を行っていることなど
がわかる。
【0035】このように、本実施例の平行棒型歩行練習
器では、歩行練習者の歩行挙動の解析結果にベクトル表
示を重ねることにより、歩行挙動状況を総合的に、かつ
定量的でさらに直観的に理解しやすいように表示、記録
することが可能である。また、歩行練習者の歩行速度
や、歩幅、左右の歩幅の違いなども同様に、演算、表
示、記億し、上記データとともに有効に活用することが
できる。これにより、歩行練習者に対しても、また歩行
練習を指導する理学療法士に対しても、この記録データ
は歩行回復度を知るには大変重要となり、しかも、力を
目で見て直接理解できることとなる。したがって、本実
施例の平行棒型歩行練習器は、臨床現場において、理学
療法士による歩行練習者への正しい歩行の説明や理解に
大きな効果を有することとなる。
【0036】図8に、さらに別の表示例を示す。この例
では、過去との比較データ再生中の場合を示しており、
表示部49にそのことを表示している。4つの波形のう
ち、上の2つの波形50、51は、2001年9月19
日の過去のもの、下の2つの波形52、53は、200
1年10月19日の今回のものであり、波形50、52
は上肢荷重、波形51、53は床反力を示している。上
肢荷重に関して比較すると、前回に比してほとんど上肢
には荷重がかかっていないこと、また、床反力において
左足にもほぼ100%と十分体重がかかっており、さら
に、波形52において右足、左足の荷重が時間的にほぼ
均等になっていることなどがわかる。したがって、前回
に比べてかなり回復しており、杖歩行に移行しても良い
ものと判断することができる。このように、過去のデー
タとの同時表示を行うことにより、回復度の判定を図る
ことができる。
【0037】図9は、また別の表示例を示したものであ
り、前回の歩行挙動分析結果54aと対比して、今回の
歩行挙動分析55aを示している。また、画面56はそ
の両者を重ねて表示したものである。この結果より、歩
行挙動に関してもかなり回復していることが一目でわか
り、歩行練習者にとっても回復度を理解することがで
き、歩行練習の意欲の向上が図れる効果がある。なお、
下部の波形51、53は、図8と同様に過去と対比して
床反力のみをピックアップして表示している。
【0038】図10に、その他の矢状面画像20aの表
示例を示す。図10では、床反力計5a、5bの手前に
置いた椅子60から、歩行練習者1が立ち上がるときの
挙動を示し、右上肢1bにより平行棒3bにかかってい
る力をベクトル的に演算し、ベクトル61bにて表示し
ている。また、各床反力計にかかっている力に関しても
ベクトル的に演算し、左下肢11aによりかかっている
力はベクトル62a、右下肢11bによりかかっている
力はベクトル62bのようにそれぞれ表示している。こ
のように、歩行練習だけでなく、椅子からの立ち上がり
の練習時、また、歩行前の立位静止時における左右の力
のバランス把握など、正常な歩行を目指す歩行練習時の
各過程において、全身の歩行挙動分析、上肢、下肢の力
のベクトル分析など、歩行状態などを総合的に分析、解
析、記録し、過去のデータと対比することにより、回復
度などの定量的な把握が可能となる。
【0039】以上のように、各実施例の平行棒型歩行練
習器では、歩行練習者の平行棒に対して及ぼす上肢の
力、床反力計に及ぼす下肢の力を演算、波形表示、ベク
トル表示し、これらを記億するとともに、テレビカメラ
による歩行挙動解析を行い、また、過去のデータとの比
較により、練習の進捗状況や回復度などを定量的に把握
することができる。また、歩行速度や、歩幅、左右の歩
幅の違いなども同様に、演算、表示、記億することがで
き、これらのデータを有効に活用することにより、医者
や理学療法士が患者の歩行練習を有効に進めることがで
き、その結果、短期間に練習を実施することが可能とな
る。さらに、音出力装置を設けることにより、練習結果
を目で確認するだけでなく、耳でも聞きながら練習を行
えるため、例えば、目の不自由な人でも楽しみながら練
習に励むことができる。
【0040】
【発明の効果】本発明の平行棒型歩行練習器によれば、
歩行練習中に上肢により平行棒にかけた力と下肢により
床に加えられた力の少なくとも一方を、同期させた状態
で表示装置に表示し、かつ記録できることから、過去の
データとの比較等により、歩行練習の進捗状況や回復度
などを総合的かつ定量的に把握することができ、これら
のデータを活用することにより、医者や理学療法士では
患者の歩行練習を有効に進めることが可能となり、短期
間の歩行練習を実現することができる。
【0041】また、歩行練習者の歩行挙動を撮影する撮
影装置と、該撮影装置の出力を演算する演算装置とを備
え、前記同期演算処理装置によりすべての演算装置の演
算結果を同期して演算処理するようにすることにより、
力がかかったときの歩行の姿勢を、歩行練習中に上肢に
より平行棒にかけた力と下肢により床に加えられた力の
少なくとも一方と同期させた状態で表示装置に表示し、
かつ記録できることから、過去のデータとの比較等によ
り、歩行練習の進捗状況や回復度などを総合的かつ定量
的に把握することができ、これらのデータを活用するこ
とにより、医者や理学療法士では患者の歩行練習を一層
有効に進めることが可能となり、短期間の歩行練習を実
現することができる。
【0042】また、表示装置に、同期演算処理装置の同
期演算結果と、データ記億装置のデータとを、同時又は
別々に選択的に表示させることにより、患者に応じて特
に注目したい歩行パラメータのみを抽出したり、拡大し
て見たりすることが可能となるとともに、過去のデータ
と比較して再現したり、重ねて比較することも可能とな
り、したがって、歩行回復度の定量的な把握や、平行棒
歩行練習から杖歩行への練習の移行時期の正確な把握等
を実現することができる。
【0043】また、表示装置に、データ記憶装置のデー
タを連続的又は間欠的に表示させることにより、特に注
目して見たいところのデータの抽出、確認、歩行練習者
への教示などを容易に行うことができ、これらのデータ
を活用することにより、練習の進捗状況や回復度などを
定量的に把握することが可能となるとともに、歩行者は
この表示装置を見ながら自らの歩行姿勢や、現在の歩行
状態、又は回復度合いなどを確認し、その結果を自らの
歩行姿勢にフィードバックすることにより、より高い練
習の効果を得ることができる。
【0044】そして、同期演算処理装置の同期演算結果
を音にて出力する音出力装置を設けることにより、練習
結果を視認するだけでなく、耳で聞きながら練習を行え
るため、例えば、目の不自由な人でも、練習の結果を確
認しながら練習に励むことが可能となる。
【0045】さらに、同期演算処理装置が、支柱力検知
装置及び床反力検知装置の演算結果をベクトルとして演
算し、表示装置にベクトルの矢印として表示することに
より、歩行練習者の歩行挙動の解析結果にベクトル表示
を重ねることができ、歩行挙動状況を視覚的かつ直観的
に、理解しやすく表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の平行棒型歩行練習器の一実施例を示す
斜視図である。
【図2】同歩行練習器における各ユニットの接続と同期
演算処理装置の構成を示す図である。
【図3】同歩行練習器における表示装置の表示例を示す
図である。
【図4】同歩行練習器における表示装置の他の表示例を
示す図である。
【図5】同歩行練習器における表示装置の他の表示例を
示す図である。
【図6】同歩行練習器における表示装置の他の表示例を
示す図である。
【図7】同歩行練習器における表示装置の他の表示例を
示す図である。
【図8】同歩行練習器における表示装置の他の表示例を
示す図である。
【図9】同歩行練習器における表示装置の他の表示例を
示す図である。
【図10】同歩行練習器における表示装置の椅子からの
立ち上がり練習時の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 歩行練習者 2 平行棒型歩行練習器 3a、3b 平行棒 4a、4b、4c、4d 支柱 5a、5b 床反力計(床反力検知装置) 6 歩行床 7 入り口傾斜面 8a 矢状面用テレビカメラ 8b 前額面用テレビカメラ 8c 平面用テレビカメラ 9 音出力装置 10 演算装置 11a 左下肢 11b 右下肢 12 同期演算処理装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大谷 正男 兵庫県尼崎市下坂部3丁目4番1号 日立 機電工業株式会社内 (72)発明者 道免 和久 兵庫県西宮市武庫川町1−1 兵庫医科大 学内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の平行棒を支柱により略水平に支持
    せしめた歩行練習器において、前記支柱に加えられた力
    を検知する支柱力検知装置と平行棒間で床に加えられた
    力を検知する床反力検知装置の少なくとも一方を備える
    とともに、前記支柱力検知装置と床反力検知装置の出力
    をそれぞれ演算する演算装置と、該演算装置の演算結果
    を同期するように演算処理する同期演算処理装置と、該
    同期演算処理装置の同期演算結果を表示する表示装置
    と、該同期演算結果を記憶するデータ記億装置とを備え
    たことを特徴とする平行棒型歩行練習器。
  2. 【請求項2】 歩行練習者の歩行挙動を撮影する撮影装
    置と、該撮影装置の出力を演算する演算装置とを備え、
    前記同期演算処理装置によりすべての演算装置の演算結
    果を同期して演算処理するようにしたことを特徴とする
    請求項1記載の平行棒型歩行練習器。
  3. 【請求項3】 表示装置に、同期演算処理装置の同期演
    算結果と、データ記億装置のデータとを、同時又は別々
    に選択的に表示するようにしたことを特徴とする請求項
    1又は2記載の平行棒型歩行練習器。
  4. 【請求項4】 表示装置に、データ記憶装置のデータを
    連続的又は間欠的に表示するようにしたことを特徴とす
    る請求項1、2又は3記載の平行棒型歩行練習器。
  5. 【請求項5】 同期演算処理装置の同期演算結果を音に
    て出力する音出力装置を設けたことを特徴とする請求項
    1、2、3又は4記載の平行棒型歩行練習器。
  6. 【請求項6】 同期演算処理装置が、支柱力検知装置及
    び床反力検知装置の演算結果をベクトルとして演算し、
    表示装置にベクトルの矢印として表示することを特徴と
    する請求項1、2、3、4又は5記載の平行棒型歩行練
    習器。
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