JP2003143713A - ハイブリッド電源システム - Google Patents

ハイブリッド電源システム

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JP2003143713A JP2001339746A JP2001339746A JP2003143713A JP 2003143713 A JP2003143713 A JP 2003143713A JP 2001339746 A JP2001339746 A JP 2001339746A JP 2001339746 A JP2001339746 A JP 2001339746A JP 2003143713 A JP2003143713 A JP 2003143713A
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Takayoshi Endo
貴義 遠藤
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    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L50/00Electric propulsion with power supplied within the vehicle
    • B60L50/40Electric propulsion with power supplied within the vehicle using propulsion power supplied by capacitors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60LPROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
    • B60L2210/00Converter types
    • B60L2210/10DC to DC converters
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャパシタのようなパワー型電源デバイスを
有効に活用することができ、蓄電池のようなエネルギー
型電源デバイスの負担を平坦化でき、しかも、効率も高
いハイブリッド電源システムを提供する。 【解決手段】 負荷30と接続される系統電圧ライン2
6、27に、キャパシタ21が接続され、これと並列
に、大容量の蓄電池22と電圧コントローラ23の出力
端子との直列接続体が接続される。蓄電池22の電圧V
bはほぼ一定である。電圧コントローラ23は例えばD
C/DCコンバータであり、その出力電圧Vvが可変で
ある。システムコントローラ25が、電圧コントローラ
23の出力電圧Vvを変化させることで、系統電圧Vs
を変化させる。負荷30に大電力を供給すべきときは、
系統電圧Vsを低下させることで、キャパシタ21から
エネルギーを急速に放出させて負荷30へ供給する。負
荷30から大電力を戻すべきときは、系統電圧Vsを上
昇させることで、負荷30からエネルギーを急速にキャ
パシタ21に吸収させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、例えば電気自動車
や電気建設車両などの駆動用電源装置などとして好適な
ハイブリッド電源システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電気自動車などの動力源たる三相交流モ
ータにインバータ(直交変換器)を介して直流電力を供
給する電源システムとして、特性の異なる少なくとも2
タイプの電源デバイスを組み合わせたハイブリッド式の
ものが知られている。ここで使用される一方のタイプの
電源デバイスは、安定して長時間にわたり電力を供給で
きる大きいエネルギー量をもった、この明細書で「エネ
ルギー型」と呼ぶ電源デバイスである。他方は、加減速
時などの負荷の急変に即応して大パワーを供給及び吸収
できる、この明細書で「パワー型」と呼ぶ電源デバイス
である。エネルギー型デバイスには、例えば、大容量の
蓄電池や燃料電池やエンジン駆動発電機などがあり、パ
ワー型デバイスには、例えば、キャパシタやハイブリッ
ド用電池などがある。
【0003】ハイブリッド電源システムでは、加減速時
などの負荷変動にパワー型デバイスで即応することによ
り、エネルギー型デバイスの負担を平坦化するように、
エネルギー型とパワー型のデバイスが組み合わせられ
る。図1〜図3は、従来知られているハイブリッド電源
システムの代表的な3種類の構成を示す。
【0004】図1に示すハイブリッド電源システム1
は、最も原始的な構成をもつもので、そこでは、エネル
ギー型の典型である蓄電池2と、パワー方の典型例であ
るキャパシタ3が単純に並列接続されている。蓄電池2
からのほぼ一定の電圧がインバータ4に出力される。
【0005】この原始的なハイブリッド電源システム1
では、蓄電池2の電圧がそのままキャパシタ3に加わ
る。ここで、蓄電池2の電圧の変動幅は小さい。そのた
め、その小さい電圧変動幅に対応する少ないエネルギー
量しか、キャパシタ3からインバータ4へ供給すること
ができない。つまり、キャパシタ3に蓄えられたエネル
ギー量を有効に活用できない。
【0006】図2に示す2番目のタイプのハイブリッド
電源システム6では、蓄電池6が電流源タイプのDC/
DCコンバータ7の入力に接続され、DC/DCコンバ
ータ7の出力がキャパシタ8に並列接続される。インバ
ータ4へのエネルギー供給はキャパシタ8から行い、キ
ャパシタ8へのエネルギー供給を、電流源タイプのDC
/DCコンバータ7を介して電池6から行う。インバー
タ4への出力電圧はほぼ一定に制御される。
【0007】この2番目のタイプのハイブリッド電源シ
ステム4では、蓄電池5の電圧の選択の自由度が大きい
という利点がある。しかし、蓄電池6での電圧変動幅が
小さいから、キャパシタ8に蓄積されたエネルギーを有
効活用できないという問題は依然としてある。また、イ
ンバータ4と同じ電力容量をもったDC/DCコンバー
タ6が必要であるから、DC/DCコンバータ6のサイ
ズが大きく、そのコストも高い。加えて、その大電力容
量のDC/DCコンバータ6での電力消費分だけ効率が
落ちる。
【0008】図3に示す3番目のタイプのハイブリッド
電源システム9では、キャパシタ10がDC/DCコン
バータ11の入力に接続され、DC/DCコンバータ1
1の出力が蓄電池12に並列接続される。インバータ4
へのエネルギー供給は蓄電池12から行い、急峻なエネ
ルギー供給や回生はDC/DCコンバータ11を通じて
キャパシタ10から行う。インバータ4への出力電圧は
ほぼ一定である。
【0009】この3番目のタイプのハイブリッド電源シ
ステム9では、キャパシタ10の電圧が大きく変えられ
るので、キャパシタ10の蓄積エネルギーを有効に活用
できるメリットがある。しかし、インバータ4と同じ電
力容量をもったDC/DCコンバータ11が必要である
から、DC/DCコンバータ11のサイズが大きく、コ
ストも高い。加えて、その大電力容量のDC/DCコン
バータ11の電力消費分だけ効率が落ちる。また、DC
/DCコンバータ11での電力変換の時間遅れのため
に、キャパシタ10から大電流の放出や吸収の開始が遅
れてしまう。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記に鑑み
なされたものであり、その目的は、キャパシタのような
パワー型電源デバイスを有効に活用することができ、蓄
電池のようなエネルギー型電源デバイスの負担を平坦化
でき、しかも、効率も高いハイブリッド電源システムを
提供することにある。
【0011】本発明の別の目的は、ハイブリッド電源シ
ステムにおいて、負荷側のインバータの入力範囲内でそ
のインバータへの入力電圧を制御するために必要となる
DC/DCコンバータのような電力変換器の電力容量
を、より小さくすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの態様に従
うハイブリッド電源システムは、負荷に接続されること
になる系統電圧ラインと、その系統電圧ラインに接続さ
れたエネルギー型電源デバイスと、系統電圧ラインに接
続されたパワー型電源デバイスと、系統電圧ラインの電
圧を変化させてパワー型電源デバイスの電圧を変化さ
せ、それにより、パワー型電源デバイスから系統電圧ラ
インへ電力を出力し及びその逆へ電力を吸収することを
可能にする系統電圧コントロール手段とを備える。
【0013】好適な実施形態では、系統電圧コントロー
ル手段が、負荷が必要とする電力に応じて系統電圧を変
化させる。例えば、負荷に電力を供給すべきときには系
統電圧を低下させ、また、負荷から電力を戻すべきとき
には系統電圧を上昇させる。
【0014】好適な実施形態では、系統電圧コントロー
ル手段が、出力電圧が可変である電圧コントローラを有
し、この電圧コントローラの出力端子がエネルギー型電
源デバイスと直列接続されており、その直列接続体がパ
ワー型電源デバイスと並列の関係で系統電圧ラインに接
続されている。
【0015】上記電圧コントローラには、エネルギー型
電源デバイスから電力供給を受けて動作する入出力間絶
縁型の電圧コンバータを用いることができる。或るい
は、上記電圧コントローラには、エネルギー型電源デバ
イスとは別に設けられたエネルギー型の追加の電源デバ
イスから電力供給を受けて動作する入出力間非絶縁型又
は絶縁型のコンバータを用いることもできる。後者のコ
ンバータを用いた好適な実施形態では、上記エネルギー
型電源デバイスの電力供給能力の不良(例えば、故障や
蓄電量不足)を検出する電源不良検出器があり、それが
エネルギー型電源デバイスの電力供給能力不良を検出す
ると、その不良になったエネルギー型電源デバイスは実
質的に使わずに、上記追加の電源デバイスからの電力で
動作する電圧コントローラの出力電圧を、実質的に直接
に、系統電圧ラインに加えるようになっている。これに
より、エネルギー型電源デバイスで故障や蓄電量不足が
生じても、追加の電源デバイスからの電力で運転を継続
することができる。
【0016】上記直列接続体を一つのモジュールに構成
し、そして、複数個のそのようなモジュールを系統電圧
ラインに互いに並列に接続することもできる。モジュー
ルの個数を選択することで、ハイブリッド電源システム
のトータルの電流容量を所望の値にすることができる。
【0017】系統電圧コントロール手段の別の構成例と
して、複数のエネルギー型電源デバイス同士を選択的に
直列接続又は並列接続できるようにしたものを採用する
こともできる。
【0018】因みに、従来、車両用電源やその他の各種
電気回路において、キャパシタは、電源電圧を平滑化す
る目的で使用されている。従来のハイブリッド電源で
も、同様の目的でキャパシタが使用されており、電源電
圧(系統電圧)をほぼ一定か又は狭い電圧範囲内に制御さ
れるようになっている。これに対して、本発明は、系統
電圧を積極的に変動させることにより、キャパシタのよ
うなパワー型電源デバイスに大きな充放電を行わせ、そ
れにより、電池のようなエネルギー型電源デバイスとキ
ャパシタのようなパワー型電源デバイスの負荷分担を最
適化するという、新しい原理に従うものである。
【0019】
【発明の実施の形態】図4は、本発明の一実施形態にか
かるハイブリッド電源システム20の構成を示す。
【0020】このハイブリッド電源システム20は、例
えば、電動自動車や電動建設車両などの動力源である三
相交流モータ40に対して、インバータ(直交変換器)
30を介して、直流電力を供給するために用いられる。
【0021】図4に示すように、このハイブリッド電源
システム20では、エネルギー型電源デバイスの典型例
である大容量の蓄電池22と、電圧コントローラ23の
出力端子とが、直列接続されて系統電圧ライン26,2
7間に接続されている。さらに、パワー型電源デバイス
の典型例であるキャパシタ21が、上述した蓄電池22
と電圧コントローラ23の直列接続体に対して並列の関
係で、系統電圧ライン26,27間に接続されている。
系統電圧ライン26,27は、インバータ30の入力端
子に接続される。
【0022】インバータ30は、以下に説明するような
系統電圧Vsの可変範囲を包含する広い入力電圧範囲を
もち、入力電圧が前記範囲内のどの値であってもモータ
40に対しては所望の電圧と電流を提供できるタイプの
直交変換回路である。
【0023】電圧コントローラ23は、その出力電圧が
所定の可変範囲内で任意に制御できるように構成され
た、例えばDC/DCコンバータである(その入力端子
は図1では図示省略してある)。この電圧コントローラ
23の出力電圧は、システムコントローラ25から電圧
コントローラ23に加わる制御信号28によって制御さ
れる。システムコントローラ25は、電系統電圧ライン
26,27間に現れる系統電圧(つまり、この電源シス
テム20の出力電圧)Vs及びこの電源システム20の
出力電流Ioを検出する電圧・電流検出器24からの電
圧・電流検出信号29、並びに図示しない外部回路から
入力される負荷(インバータ30及びモータ40)の運
転状態を表す運転信号(例えば、モータが運転か停止
か、モータが力行運転か回生運転か、インバータが必要
とする電力Pの大きさなどを表す信号)を入力し、これ
らの入力信号に基づいて、電圧コントローラ23の出力
電圧を制御する。
【0024】このような構成において、系統電圧(出力
電圧)Vsは、蓄電池22の出力電圧Vbと電圧コント
ローラ23の出力電圧Vvとを加算した電圧となる。蓄
電池22の出力電圧Vbはほぼ一定であるが、電圧コン
トローラ23の出力電圧Vvは任意に可変できる。よっ
て、電圧コントローラ23の出力電圧Vvの可変幅と実
質的に等しい可変幅で、系統電圧Vsも可変である。こ
の可変の系統電圧(出力電圧)Vsは、キャパシタ21
の両端電圧でもある。従って、キャパシタ21は、系統
電圧Vsの可変幅に対応した量のエネルギーをインバー
タ30へ放出及びインバータ30から吸収することがで
きる。
【0025】簡単な数値例を用いて説明する。蓄電池2
2の出力電圧Vbが例えば200[V]でほぼ固定である
と仮定する。また、電圧コントローラ23の出力電圧V
vが例えば0[V]から200[V]の範囲内で可変である
と仮定する。よって、系統電圧Vsは200[V]から4
00[V]の範囲で可変である。従って、キャパシタ21
に蓄積できる最大のエネルギーQmaxと、電圧コントロ
ーラ23の電圧制御によってキャパシタ21が放出及び
吸収可能なエネルギーQcは、キャパシタ21の静電容
量をCとすると、 Qmax=1/2×C×400 Qc=1/2×C×(400−200) となる。従って、この簡単な例の場合、キャパシタ21
から放出させたり吸収させたりして利用できるエネルギ
ーQcは、キャパシタ21に蓄積可能な最大エネルギー
Qmaxの75%に達する。
【0026】上記の例から分かるように(実際はこれほ
ど単純ではないが)、図4に示したハイブリッド電源シ
ステム20によれば、キャパシタ21の使用効率が非常
に高いという利点が得られる。
【0027】この利点を生かして、例えば、次のように
電圧コントローラ23の電圧制御を行うことができる。
すなわち、モータ30の力行時にモータ30に大電力を
供給する必要があるときには、電圧コントローラ23の
電圧Vvを下げる。これにより、系統電圧(キャパシタ
21の電圧)Vsが下がり、その電圧低下によりキャパ
シタ21内で余剰となったエネルギーQcがキャパシタ
21から放出されインバータ30に供給される。また、
モータ30の回生時にモータ30から大電力を戻す必要
があるときには、電圧コントローラ23の電圧Vvを上
げる。これにより、系統電圧(キャパシタ21の電圧)
Vsが上がり、その電圧上昇によりキャパシタ21内で
不足となったエネルギーQcがインバータ30からキャ
パシタ21へ戻される。
【0028】このように、インバータ30が必要とする
電力の大きさに応じて、系統電圧(キャパシタ21の電
圧)Vsを増減させることにより、キャパシタ21の電
流Icを大幅に変化させて、大電力をキャパシタ21か
らインバータ30へ供給したり逆に戻したりすることが
できる。それにより、蓄電池22の出力電流Ib(出力
電力)は、大きく変動せずに済み、蓄電池22の負担は
平坦化され、理想的にはインバータが必要とする激しく
変動する負荷の平均値を出力することになる。
【0029】また、図4に示したハイブリッド電源シス
テム20によれば、キャパシタ21がDC/DCコンバ
ータを介さずにインバータ30に接続されるので、図3
に示した従来のシステム9のようなDC/DCコンバー
タの介在による応答の遅れという問題はない。さらに、
系統電圧Vsは蓄電池22の電圧Vbと電圧コントロー
ラ23の出力電圧Vvとに分割されるから、電圧コント
ローラ23の電力容量は、蓄電池22と電圧コントロー
ラ23の直列接続体に供給される電力よりも小さくて済
み、かつ負荷の平坦化により大電流が流れないため、イ
ンバータ30の電力容量よりもずっと小さい。そのた
め、電圧コントローラ23のサイズやコストやそこでの
電力消費による効率低下は、図2又は図3に示した従来
のシステム5、9におけるDC/DCコンバータのそれ
よりも小さい。
【0030】図5と図6は、図4に示したハイブリッド
電源システム20における、システムコントローラ25
の電圧制御動作の例を示している。図5は、モータ40
の運転時に行う電圧制御例を示し、図6はモータ40の
停止時に行う電圧制御例を示している。
【0031】図5に例示するように、モータ40の運転
時には、システムコントローラ25は、系統電圧Vs
(=Vb+Vv)が所定の最大電圧Vmaxを上回りそうで
あれば、そうならないように、また、所定の最小電圧V
minを下回りそうであれば、そうならないように、電圧
コントローラ23の電圧Vvを調整する(ステップS1、
S2、S3、S4)。この調整を行っている間は、蓄電
池の負担の平坦化が不可能(制御不能)な状態となるた
め、インバータが必要とする電力は、蓄電池が供給、あ
るいは逆に、インバータから戻ってくる電力は、蓄電池
が吸収することになる。ここで、系統電圧Vsの最大電
圧Vmax及び最小電圧Vminは、例えば、電圧コントロー
ラ23の電圧Vvの制御によって可変できる系統電圧Vs
の可変範囲の中の、実用上適切と認められる可変範囲の
最大値と最小値である。
【0032】上記のように所定の最大電圧Vmaxと最小
電圧Vminの間の範囲内に系統電圧Vsを制御するとと
もに、システムコントローラ25は、さらに、前述の運
転信号などに基づいて、モータ40の運転状態が力行か
回生かを判断する(S5)。そして、力行運転時には、
システムコントローラ25は、電圧コントローラ23の
電圧Vvを低下させることで、キャパシタ21からインバ
ータ30へ電力を供給する(S6)。このときの電圧Vv
の低下率(又は低下量)V-は、例えば、インバータ4
0が必要とする電力Pの所定関数F(P)として決定す
る。一方、回生運転時には、システムコントローラ25
は、電圧コントローラ23の電圧Vvを上昇させること
で、インバータ30からキャパシタ21へと電力を吸収
する(S7)。このときの電圧Vvの上昇率(又は上昇
量)V+は、例えば、インバータ40が必要とする電力
Pの所定関数G(P)として決定する。この制御によ
り、蓄電池は常に一定電力を出力し、インバータの負荷
の変動分はキャパシタが受け持つことが実現できる。
【0033】図6に例示するように、モータ40の停止
時には、システムコントローラ25は、系統電圧Vsと
所定の適正電圧Vaveとを比較する(S10)。ここ
で、系統電圧Vsの適正電圧Vaveとは、力行運転にも
回生運転にも移行し易い電圧であって、例えば、電圧V
vの制御による系統電圧Vsの可変範囲内の中央値や、
或いは、系統電圧Vsの可変範囲に対応するキャパシタ
21の蓄積エネルギーの可変範囲内の中央値に対応する
系統電圧値などである。
【0034】上記比較の結果、系統電圧Vsが適正電圧
Vaveより低いときには、システムコントローラ25
は、電圧コントローラ23の電圧Vvを上昇させ、それに
より、蓄電池22からキャパシタ21を充電し、系統電
圧Vsを適正電圧Vaveヘ近づける(S11)。このと
き、蓄電池22の電流Ibが、蓄電池22の特性上適切
な所定の小さい値になるように、電圧Vvの上昇率(又は
上昇量)を制御する。
【0035】一方、上記ステップS10の比較の結果、
系統電圧Vsが適正電圧Vaveより高いときには、シス
テムコントローラ25は、蓄電池22の放電状態を公知
のチェック方法などを用いて調べ(S12)、その放電
状態に応じて、例えば予め用意したルックアップテーブ
ルなどを用いて、蓄電池22の適正な充電電流Ixを割
り出す(S13)。続いて、システムコントローラ25
は、電圧コントローラ23の電圧Vvを低下させ、それに
より、キャパシタ21から余剰電荷を放出さえて蓄電池
22を充電する(S14)。このとき、蓄電池22の充
電電流Ibが、ステップS13で決定した適正値Ixに
なるように、電圧Vvの下降率(又は下降量)を制御す
る。
【0036】図7は、図5及び図6に示した電圧制御に
よる系統電圧Vsの時間的な変化例を大雑把に示す。
【0037】図7において、一点鎖線はインバータ30
が必要とする電力Pを示す。電力Pが正の区間(t0〜
t1)はモータ40を力行運転している区間、電力Pが
負の区間(t1〜t2)はモータ40を回生運転している
区間、及び電力Pがゼロの区間(t2以降)はモータ4
0が停止している区間である。
【0038】図7に示すように、力行運転区間(t0〜
t1)では、例えば、インバータ30に供給すべき電力
Pの大きさに応じた下降率で、系統電圧Vsを下降させ
る。それにより、キャパシタ21から電力が出力されイ
ンバータ30に供給される。また、回生運転区間(t1
〜t2)では、例えば、インバータ30から戻すべき電
力Pの大きさに応じた上昇率で、系統電圧Vsを上昇さ
せる。それにより、インバータ30から戻される電力を
キャパシタ21が吸収する。
【0039】モータ停止区間(t2以降)では、図示の
ように系統電圧Vsが適正電圧Vaveより高い場合に
は、系統電圧Vsを適正電圧Vaveに向けて下降させ
る。それにより、キャパシタ21が蓄電池22を充電す
る。図示してないが、系統電圧Vsが適正電圧Vaveよ
り低い場合には、系統電圧Vsを適正電圧Vaveに向け
て上昇させる。それにより、蓄電池22がキャパシタ2
1を充電する。
【0040】図8及び図9は、図4に示したハイブリッ
ド電源システム20内の電圧コントローラ23の入力回
路に関する2種類の構成例をそれぞれ示す。
【0041】図8に示す例では、電圧コントローラ23
はDC/DCコンバータであり、その入力端子には補助的な
蓄電池51が接続されていて、この補助電池51からの
電力で動作する。補助電池51は、インバータ30へ電
力を供給する主電源たる蓄電池(主電池)22よりも容
量の小さいものでよい。この補助電池51の出力電圧
(つまり電圧コントローラ23の入力電圧)は、電圧コ
ントローラ23の出力電圧の可変範囲の最高値より高く
てもよいし、低くても良い。補助電池51の出力電圧が
電圧コントローラ23の出力電圧最高値より高い場合に
は、電圧コントローラ23には降圧型のDC/DCコンバー
タ、例えば降圧チョッパ回路を採用することができる。
逆に、補助電池51の出力電圧が電圧コントローラ23
の出力電圧の最高値より低い場合には、電圧コントロー
ラ23には、昇圧型のDC/DCコンバータ、例えば昇圧チ
ョッパ回路を採用することができる。後者の場合、補助
電池51の出力電圧より低い電圧範囲にまで電圧コント
ローラ23の出力電圧を可変できるようにするために、
上記昇圧型DC/DCコンバータは降圧機能を併せ持つこと
が望ましい。
【0042】図8には、また、蓄電池22の電力供給能
力が不良になった時(例えば、蓄電量不足や故障などの
時)に作動する救済回路も図示されている。
【0043】すなわち、スイッチ55が、主電池22の
両端子間に接続されている。なお、スイッチ55は、シ
ステムコントローラ25によって制御されて、主電池2
2の正常時には図示のように開いている。また、別のス
イッチ57が、主電池22と系統電圧ライン26との間
に介在し、それもシステムコントローラ25によって制
御されて、主電池22の正常時には図示のように閉じて
いる。そして、電源不良検出器52が、蓄電池22の出
力電圧などの電力供給能力を示す状態53を監視してお
り、その状態53から蓄電池22の電力供給能力が不良
になった(例えば、蓄電量不足や故障など)と判断する
と、検出信号54をシステムコントローラ25に出力す
る。システムコントローラ25は、その検出信号54に
応答して、スイッチ57を開き、そして、スイッチ55
を閉じる。スイッチ57が開くことで、不良の主電池5
7は系統電圧ライン26,27から切り離され、運転に
は使用されなくなる。また、スイッチ55を閉じること
で、電圧コントローラ23の出力端子が、不良の主電池
22をバイパスして直接的に、系統電圧ライン26,2
7に接続される。以後、主電池57を用いずに、補助電
池51で作動する電圧コントローラ23の出力電力を用
いて運転を行うよう、システムコントローラ25が矢印
28で示すように電圧コントローラ23の出力電力を制
御する。こうして、主電池22が使えなくなった場合で
も、補助電池51の容量の続く限りで、運転を継続する
ことができる。
【0044】図9に示す例では、電圧コントローラ23
はDC/DCコンバータであり、主電池22から直流電圧変
換回路52を介して駆動電圧を入力する。直流電圧変換
回路52は、入力と出力間が電気的に絶縁されたタイプ
のものである。直流電圧変換回路52は、例えばリンギ
ングチョークコンバータであり、図示のように主電池2
2からの直流電圧を発振回路3で交流電圧に変換し、こ
れを一次・二次絶縁型のトランス54を用いて入力側か
ら絶縁された交流電圧に変換し、その交流電圧を整流器
55で直流電圧に変換して電圧コンバータ23に入力す
る。なお、この例では、上述したように、直流電圧変換
回路52と電圧コントローラ23を含めた電力変換回路
は、入出力間が絶縁されたものとなる。これに対し、図
8に示した構成における電圧コントローラ23は、主電
池22とは別の補助電池51を電源とするので、入出力
間が絶縁型である必要はなく、非絶縁型のものでよい。
【0045】図10は、図4に示したハイブリッド電源
システム20において、DC/DCコンバータを用いず
に系統電圧Vsを可変にするための構成例を示す。
【0046】図10に示す回路60は、2つの蓄電池6
1、62とスイッチ63、64を組み合わせたものであ
り、スイッチ63、64の接続状態を切り替えること
で、2つの蓄電池61、62をAのように直列接続した
り、Bのように並列接続したりすることができる。スイ
ッチ63、64の操作は、図4に示したシステムコント
ローラ25によって行うことができる。組み合わされる
蓄電池の個数として図10は2個を例示しているが、3
個以上であってもよい。このような蓄電池組み合わせ回
路60を1個又は複数個直列接続したものを、図4に示
したハイブリッド電源システム20において、蓄電池2
2と電圧コントローラ23の直列接続体に代えて、又は
電圧コントローラ23に代えて用いることができる。そ
れにより、段階的ではあるが、系統電圧Vsを変化させ
ることができ、よって、上述した電圧コントローラを用
いた場合と同様にキャパシタ21の蓄積エネルギーを有
効に活用することができる。
【0047】図11は、図4に示したハイブリッド電源
システム20において、系統電圧Vsを可変にするため
の別の構成例を示す。
【0048】図11に示すように、1個又は複数個の電
池モジュール70、70、…が、系統電圧ライン26、
27間に並列に接続される。各電池モジュール70は、
蓄電池71と電圧コントローラ72の出力端子とを直列
接続したものであり、望ましくは、単一のユニット又は
単一のパックになっている。電圧コントローラ72は、
その出力電圧が可変の例えばDC/DCコンバータであ
り、システムコントローラ25によってその出力電圧な
どの状態が制御される。並列接続される電池モジュール
70の個数は、ハイブリッド電源システム20のトータ
ルの電流容量によって適宜に選択される。すなわち、ト
ータルの容量が大きいほど、並列接続される電池モジュ
ール70の個数は増える。
【0049】なお、各電池モジュール70内の電圧コン
トローラ72の駆動電力は、図8に示したように、蓄電
池71とは別に設けられた補助電池(図11では図示し
てないが、各電池モジュール70内に設けても良いし、
電池モジュール70外に設けてもよい)から供給するよ
うにしてもよいし、或いは、図9に示したように、蓄電
池71から電圧変換回路(図11では図示してないが、
各電池モジュール70内に設けても良いし、電池モジュ
ール70外に設けてもよい)を通じて供給するようにし
てもよい。前者の場合には、補助電池だけでなく、図8
に示したような、蓄電池71の不良時に作動する救済回
路の電圧不良検出器やスイッチ類(図11では図示せ
ず)も、各電池モジュール70内に設けてもよい。
【0050】一般に、蓄電池71は、個体間の特性(イ
ンピーダンスなど)のばらつきが大きいため、複数個の
蓄電池71を並列接続することは、一部の蓄電池71に
負荷が偏るという問題があり、好ましくない。しかし、
図11に示す構成によれば、各電池モジュール70の電
圧コントローラ72の状態を調整することで、蓄電池7
1の特性のばらつきを吸収して、電池モジュール70、
70、…の特性を均一化できるので、複数個の電池蓄モ
ジュール70、70、…を並列接続しても問題はない。
そして、並列接続する電池モジュール70の個数を選択
することで、ハイブリッド電源システム20のトータル
の容量を所望値にすることができる。
【0051】以上、本発明の実施形を態を説明したが、
これは本発明の説明のための例示であり、この実施形態
のみに本発明の範囲を限定する趣旨ではない。従って、
本発明は、その要旨を逸脱することなく、他の様々な形
態で実施することが可能である。
【0052】例えば、図4に示したハイブリッド電源シ
ステム20では、キャパシタ21が系統電圧ライン2
6、27間に直接に接続され、また、蓄電池22と電圧
コントローラ23とが直接に直列接続され、その直列接
続体が系統ライン26、27間に直接に接続されている
が、必ずしもそうでなければならないわけではない。何
らかの追加的な回路要素を介して、キャパシタ21が系
統電圧ライン26、27間に間接的に接続されていた
り、蓄電池22と電圧コントローラ23が互いに間接的
に直列接続されていたり、或いは、その直列接続体が系
統電圧ライン26、27間に間接的に接続されていても
よい。
【0053】また、上記実施形態では、エネルギー型電
源デバイスとして蓄電池を、パワー型電源デバイスとし
てキャパシタを用いたが、それらに代えて、エネルギー
型電源デバイスとして燃料電池又はエンジン駆動発電機
などを、或いは、パワー型電源デバイスとしてハイブリ
ッド用電池などを用いることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のハイブリッド電源システムの構成例を示
すブロック図。
【図2】従来のハイブリッド電源システムの別の構成例
を示すブロック図。
【図3】従来のハイブリッド電源システムの更に別の構
成例を示すブロック図。
【図4】本発明の一実施形態に従うハイブリッド電源シ
ステムの構成を示すブロック図。
【図5】図4に示したハイブリッド電源システム20に
おいて、モータ40の運転時にシステムコントローラ2
5が行う電圧制御の例を示すフローチャート。
【図6】図4に示したハイブリッド電源システム20に
おいて、モータ40の停止時にシステムコントローラ2
5が行う電圧制御の例を示すフローチャート。
【図7】図5及び図6に示した電圧制御による系統電圧
Vsの時間的な変化例を大雑把に示した図。
【図8】電圧コントローラ23の入力回路、及び蓄電池
22の不良時に作動する救済回路の構成例を示す回路
図。
【図9】電圧コントローラ23の入力回路の別の構成例
を示す回路図。
【図10】蓄電池の接続を切り替えて系統電圧Vsを可
変にするための構成例を示す回路図。
【図11】蓄電池72と電圧コントローラ72を直列接
続した電池モジュール70を用いた構成例を示すブロッ
ク図。
【符号の説明】
20 ハイブリッド電源システム 21 キャパシタ 22、71 蓄電池 23、72 電圧コントローラ(DC/DCコンバータ) 24 電圧検出器 25 システムコントローラ 26、27 系統電圧ライン 70 電池モジュール

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 負荷(30)に接続されることになる系
    統電圧ライン(26、27)と、 前記系統電圧ラインに接続されたエネルギー型電源デバ
    イス(22)と、 前記系統電圧ラインに接続されたパワー型電源デバイス
    (21)と、 前記系統電圧ラインの電圧(Vs)を変化させて前記パ
    ワー型電源デバイスの電圧を変化させ、それにより、前
    記パワー型電源デバイスから前記系統電圧ラインへ電力
    を出力し及びその逆へ電力を吸収することを可能にする
    系統電圧コントロール手段(23、25)とを備えたハ
    イブリッド電源システム。
  2. 【請求項2】 前記系統電圧コントロール手段(23、
    25)が、前記負荷(30)が必要とする電力に応じて
    前記系統電圧(Vs)を変化させる請求項1記載のハイ
    ブリッド電源システム。
  3. 【請求項3】 前記系統電圧コントロール手段(23、
    25)が、前記負荷(30)に電力を供給すべきときに
    は前記系統電圧(Vs)を低下させ、前記負荷(30)
    から電力を戻すべきときには、前記系統電圧(Vs)を
    上昇させる請求項1記載のハイブリッド電源システム。
  4. 【請求項4】 前記系統電圧コントロール手段(23、
    25)が、出力電圧が可変である電圧コントローラ(2
    3)を有し、 前記電圧コントローラ(23)の出力端子が前記エネル
    ギー型電源デバイス(22)と直列接続され、 前記エネルギー型電源デバイス(22)と前記電圧コン
    トローラ(23)の出力端子との直列接続体が、前記パ
    ワー型電源デバイス(21)と並列の関係で、前記系統
    電圧ラインに接続されている請求項1記載のハイブリッ
    ド電源システム。
  5. 【請求項5】 前記電圧コントローラ(23)の入力端
    子に電力を供給するために、前記エネルギー型電源デバ
    イス(22)とは別に設けられたエネルギー型の追加の
    電源デバイス(51)と、 前記エネルギー型電源デバイス(22)の電力供給能力
    の不良を検出する電源不良検出器(52)とを更に備
    え、 前記系統電圧コントロール手段(23、25)が、前記
    電源不良検出器(52)により前記不良が検出される
    と、不良な前記エネルギー型電源デバイス(22)を実
    質的に使わないようにして、前記追加の電源デバイス
    (51)からの電力で動作する前記電圧コントローラ
    (23)の出力電圧を、実質的に直接に前記系統電圧ラ
    インに加えるように動作する、請求項4記載のハイブリ
    ッド電源システム。
  6. 【請求項6】 前記系統電圧コントロール手段(23、
    25)が、前記系統電圧ライン(26、27)に互いに
    並列に接続された複数の電源モジュール(70、70)
    を有し、 各電源モジュール(70)は、前記エネルギー型電源デ
    バイス(22)と前記電圧コントローラ(72)の出力
    端子との直列接続体から構成される請求項4記載のハイ
    ブリッド電源システム。
  7. 【請求項7】 前記系統電圧コントロール手段(23、
    25)が、 前記系統電圧ライン(26、27)に接続された複数の
    エネルギー型電源デバイス(61、63)と、 前記複数のエネルギー型電源デバイス(61、62)同
    士を選択的に直列接続又は並列接続するスイッチ(6
    3、64)とを有し、前記複数のエネルギー型電源デバ
    イス(61、62)同士を直列接続するか並列接続する
    かによって前記系統電圧(Vs)を変化させる請求項1
    記載のハイブリッド電源システム。
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