JP2003143585A - メタデータ受信装置 - Google Patents

メタデータ受信装置

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JP2003143585A
JP2003143585A JP2001334129A JP2001334129A JP2003143585A JP 2003143585 A JP2003143585 A JP 2003143585A JP 2001334129 A JP2001334129 A JP 2001334129A JP 2001334129 A JP2001334129 A JP 2001334129A JP 2003143585 A JP2003143585 A JP 2003143585A
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Tomohiro Asami
知弘 浅見
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メタデータの効率的な受信処理を可能とする
メタデータ受信装置を提供すること。 【解決手段】 受信する各メタデータ・ストリーム情報
は、各対応するメタデータ・ストリームのデータ量に関
する情報、及び各対応するメタデータ・ストリームの記
述内容に関する情報のうちの少なくとも一方の情報を含
むものである。受信した前記各メタデータ・ストリーム
情報に含まれる前記データ量に関する情報及び前記記述
内容に関する情報のうちの少なくとも一方の情報に基づ
き、受信した前記各メタデータ・ストリームから所定の
メタデータ・ストリームを選択し、選択した前記メタデ
ータ・ストリームを統合して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテンツの内容
を記述したメタデータの受信装置に関する。そしてこの
発明は、メタデータの効率的な受信処理を可能とするメ
タデータ受信装置、さらには、送信側におけるメタデー
タの効率的な伝送を可能とするメタデータ受信装置を提
供することを目的としている。
【0002】
【従来の技術】近年、コンテンツの管理、検索や効率的
な処理を目的として、コンテンツの内容を記述するメタ
データがコンテンツに付加されるようになってきてい
る。また、メタデータに関する標準規格も制定されてき
ている。例えば、ディジタル放送においては、EPG
(Electronic Program Guid
e)と呼ばれる番組案内情報が配信されている。また、
AVコンテンツの内容記述の国際標準として、MPEG
−7の規格化が進められている。
【0003】メタデータの伝送に関する技術として、例
えば特開2000−4272号公報「データ配信方法、
並びに、本データ配信方法を適用した送信装置、受信装
置、及びデータ配信システム、並びに、本データ配信シ
ステムに用いられるデータ構造」では、情報提供源が情
報伝達メディアを介してメタデータを送信する一方、情
報受信側が受信したメタデータに基づいてこのメタデー
タに対応するコンテンツデータを取得するデータ配信方
法を提供している。このデータ配信方法によれば、情報
受信側がメタデータに基づいてコンテンツデータを選択
的に受信することで、伝送効率及びフィルタリング効率
の高いデータ配信を実現することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のメタデータ伝送
方法においては、あるコンテンツに対応するメタデータ
を伝送する時、メタデータを伝送に適した伝送形式に変
換して伝送するものの、そのコンテンツに対応するメタ
データ全てを伝送していた。従って、伝送されるメタデ
ータ中に受信側にとって不要なメタデータが含まれてい
る場合であっても、受信側が必要なメタデータのみを受
信処理することができず、メタデータの受信処理効率を
上げることが難しかった。特に、メタデータのデータ量
が大きい場合には、より一層受信処理効率を上げること
が難しかった。また、受信側に不要なメタデータを伝送
することは、伝送効率の面でも問題があった。
【0005】本発明は、伝送されてくるメタデータ中の
必要なデータを選択的に受信処理することを可能とする
メタデータ受信装置、さらには、送信側におけるメタデ
ータの効率的な伝送を可能とするメタデータ受信装置を
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために本発明は、下記の受信装置を提供するもので
ある。 (1) コンテンツの内容を記述したメタデータ・スト
リームとともに、前記メタデータ・ストリームに関する
情報であるメタデータ・ストリーム情報を受信するメタ
データ受信装置であり、前記メタデータ・ストリーム情
報は、対応する前記メタデータ・ストリームのデータ量
に関する情報、及び対応する前記メタデータ・ストリー
ムの記述内容に関する情報のうちの少なくとも一方の情
報を含むものであるメタデータ受信装置であって、受信
するデータを前記メタデータ・ストリームと前記メタデ
ータ・ストリーム情報とに分けて出力する受信手段と、
受信した前記メタデータ・ストリーム情報に含まれる前
記データ量に関する情報及び前記記述内容に関する情報
のうちの少なくとも一方の情報に基づき、受信した前記
メタデータ・ストリーム情報に対応する前記メタデータ
・ストリームの要否を判断するメタデータ・ストリーム
情報解釈手段と、前記受信手段より出力される前記メタ
データ・ストリームから、前記メタデータ・ストリーム
情報解釈手段により要と判断された前記メタデータ・ス
トリームのみを選択して出力するメタデータ・ストリー
ム選択手段と、前記メタデータ・ストリーム選択手段か
ら出力される前記メタデータ・ストリームを統合してメ
タデータを出力するメタデータ統合手段と、を設けたこ
とを特徴とする、メタデータ受信装置。 (2) コンテンツの内容を記述したメタデータ・スト
リームがパケット化された各パケットととともに、前記
メタデータ・ストリームに関する情報であるメタデータ
・ストリーム情報がパケット化された各パケットを受信
するメタデータ受信装置であり、前記メタデータ・スト
リーム情報は、対応する前記メタデータ・ストリームの
データ量に関する情報、及び対応する前記メタデータ・
ストリームの記述内容に関する情報のうちの少なくとも
一方の情報を含むものであるとともに、前記メタデータ
・ストリームを含む各パケットには、前記メタデータ・
ストリームを含むことを示す識別子及び前記メタデータ
・ストリームを特定するための識別子が付加されてお
り、前記メタデータ・ストリーム情報を含む各パケット
には前記メタデータ・ストリーム情報を含むことを示す
識別子が付加されているデータを受信するメタデータ受
信装置であって、受信する各パケットを、前記メタデー
タ・ストリーム情報を含むパケットと、前記メタデータ
・ストリームを含むパケットとに選別し、前記メタデー
タ・ストリーム情報を含むパケットのパケットを解除し
て前記メタデータ・ストリーム情報を出力するととも
に、後述の要否判断情報に基づき、要と判断された前記
メタデータ・ストリームを含むパケットのパケットを解
除して、要と判断された前記メタデータ・ストリームを
出力するパケット選別手段を備えた受信手段と、前記受
信手段から出力されるメタデータ・ストリーム情報に含
まれる前記データ量に関する情報及び前記記述内容に関
する情報のうちの少なくとも一方の情報に基づき、受信
した前記メタデータ・ストリーム情報に対応する前記メ
タデータ・ストリームの要否を判断し前記の要否判断情
報を前記受信手段に出力するメタデータ・ストリーム情
報解釈手段と、前記受信手段から出力される前記メタデ
ータ・ストリームを統合してメタデータを出力するメタ
データ統合部とを設け、前記パケット選別手段は、受信
する各パケットを、前記メタデータ・ストリーム情報を
含むことを示す識別子及び前記メタデータ・ストリーム
を含むことを示す識別子に基づき、前記メタデータ・ス
トリーム情報を含むパケットと、前記メタデータ・スト
リームを含むパケットとに選別し、前記メタデータ・ス
トリーム情報を含むパケットのパケットを解除して前記
メタデータ・ストリーム情報を出力するとともに、前記
要否判断情報に基づき、要と判断された前記メタデータ
・ストリームを含むパケットを前記メタデータ・ストリ
ームを特定するための識別子を用いて選択し、選択した
パケットのパケットを解除して前記メタデータ・ストリ
ームを出力する選別手段であることを特徴とするメタデ
ータ受信装置。 (3) コンテンツの内容を記述したメタデータ・スト
リームと、前記メタデータ・ストリームに関する情報で
あるメタデータ・ストリーム情報とを送信側に要求して
受信するメタデータ受信装置であり、前記メタデータ・
ストリーム情報は、対応する前記メタデータ・ストリー
ムのデータ量に関する情報、及び対応する前記メタデー
タ・ストリームの記述内容に関する情報のうちの少なく
とも一方の情報を含むものであるメタデータ受信装置で
あって、所定の前記メタデータ・ストリーム情報を送信
側に要求して受信するメタデータ・ストリーム情報受信
手段と、その受信した所定のメタデータ・ストリーム情
報に含まれる前記データ量に関する情報及び前記記述内
容に関する情報のうちの少なくとも一方の情報に基づ
き、前記受信した所定のメタデータ・ストリーム情報に
対応する前記メタデータ・ストリームの要否を判断する
判断手段と、この判断手段が要と判断した前記メタデー
タ・ストリームを前記送信側に要求して受信するメタデ
ータ・ストリーム受信手段と、受信した前記メタデータ
・ストリームが複数の場合に、前記受信した複数のメタ
データ・ストリームを統合してメタデータを得る統合手
段と、を設けたことを特徴とするメタデータ受信装置。 (4) 上記(3)記載のメタデータ受信装置におい
て、前記所定のメタデータ・ストリーム情報は、前記所
定のメタデータ・ストリーム情報に対応する前記メタデ
ータ・ストリームと関連付けられる他の前記メタデータ
・ストリームを指定する情報である依存情報を含む情報
であり、前記判断手段は、前記受信して得た所定のメタ
データ・ストリーム情報から前記依存情報を抽出し、前
記依存情報により指定される他の前記メタデータ・スト
リームに関する前記メタデータ・ストリーム情報を前記
送信側に要求させる要求情報を前記メタデータ・ストリ
ーム情報受信手段に出力し、前記メタデータ・ストリー
ム情報受信手段は、前記要求情報に基づき、前記依存情
報により指定される他の前記メタデータ・ストリームに
関する前記メタデータ・ストリーム情報を前記送信側に
追加要求して受信し、前記判断手段は、その追加受信さ
れた前記メタデータ・ストリーム情報に基づき、前記依
存情報により指定される他の前記メタデータ・ストリー
ムの内の受信後処理可能なメタデータ・ストリームを要
と追加判断することを特徴とするメタデータ受信装置。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を用いたメタデータの伝送
受信システムは、コンテンツの内容を記述したメタデー
タの伝送において、メタデータを複数のストリーム(メ
タデータ・ストリーム)にして伝送するとともに、メタ
データ・ストリームの伝送に先立って、各メタデータ・
ストリームについての情報(メタデータ・ストリーム情
報)を伝送することにより、受信側がメタデータ・スト
リーム情報に基づいてメタデータ・ストリームを選択的
に受信処理することを可能とするものである。メタデー
タ・ストリームの選択的受信においては、受信側が必要
とするメタデータを含むメタデータ・ストリームのみを
受信したり、受信装置によって受信及び処理可能なメタ
データ・ストリームのみを受信したりする。また、メタ
データ・ストリーム情報は、そのような選択的受信のた
めに必要な情報を含むものである。
【0008】本発明を用いたメタデータ伝送受信システ
ムの第1実施例は、ディジタル放送等のプッシュ型デー
タ伝送受信システムであり、伝送においては、メタデー
タの複数ストリームによる伝送及び複数メタデータ・ス
トリーム情報の伝送を行う。
【0009】まず、第1実施例におけるメタデータ伝送
の処理の流れを図1と共に説明する。初めに、送信側と
受信側との間にセッションが確立される。次に、送信側
から受信側へメタデータ・ストリーム情報が伝送され
る。メタデータ・ストリーム情報は、複数の各メタデー
タ・ストリーム毎に存在し、それら全てのメタデータ・
ストリーム情報が伝送される。受信側は、受信したメタ
データ・ストリーム情報を解釈し、対応する各メタデー
タ・ストリームの要否を判断する。
【0010】次に、送信側から受信側へ複数のメタデー
タ・ストリームが伝送される。受信側は、受信したメタ
データ・ストリームを先の要否判断に基づいて選別す
る。さらに、必要なメタデータ・ストリームのみを統合
し、メタデータとしてを出力する。
【0011】次に、第1実施例におけるコンテンツデー
タ及びメタデータ送信装置、及び、コンテンツデータ及
びメタデータ受信装置について説明する。送信装置と受
信装置は、放送を介してデータを送受信する。
【0012】図2は、第1実施例におけるコンテンツデ
ータ及びメタデータ送信装置の構成図である。コンテン
ツデータ記憶部1は、例えばディジタル放送における番
組等のコンテンツデータを記憶している。メタデータ記
憶部2は、コンテンツデータ記憶部1に記憶されている
コンテンツに対応するメタデータを複数のストリームに
分割した形(メタデータ・ストリーム)で記憶してい
る。さらに、メタデータ記憶部2は、各メタデータ・ス
トリームに関する各メタデータ・ストリーム情報をも記
憶している。
【0013】メタデータ送信制御部3は、メタデータ記
憶部2に記憶されている複数のメタデータ・ストリーム
及び複数のメタデータ・ストリーム情報を1つのストリ
ームに配列し、パケット化して送信部4へ出力する。こ
のとき、メタデータ・ストリームを含むパケットにはメ
タデータ・ストリームを含むことを示す識別子を付加
し、メタデータ・ストリーム情報を含むパケットにはメ
タデータ・ストリーム情報を含むことを示す識別子を付
加する。コンテンツ送信制御部5は、コンテンツデータ
記憶部1に記憶されているコンテンツデータをパケット
化し、送信部4へ出力する。このとき、パケットがコン
テンツデータを含むことを示す識別子をパケットに付加
する。送信部4は、メタデータ送信制御部3より出力さ
れるパケット及びコンテンツデータ送信制御部5より出
力されるパケットを多重して放送へ送信する。 <MPEG−2のTSパケット>パケットの伝送システ
ムには、例えばMPEG−2システムを用いる。MPE
G−2システムでは、1つのトランスポートストリーム
(TS)に、複数種類のTSパケットを時分割多重して
伝送する。本発明にMPEG−2システムを用いる場
合、上述のパケットはMPEG−2システムにおけるT
Sパケットに相当する。TSパケットには、TSヘッダ
内にパケット識別子(PID)が含まれる。パケットが
メタデータ・ストリーム、メタデータ・ストリーム情報
またはコンテンツデータを含むことを示す識別子として
PIDを使用する。 <<メタデータ・ストリームの説明>>次に、メタデー
タ記憶部3に記憶されるメタデータ・ストリームについ
てより詳細に説明する。 <メタデータの内容>メタデータは、(1)コンテンツ
のタイトル、製作者、著作権情報等の基本情報、(2)
コンテンツの概要を記述する要約情報、(3)コンテン
ツの構造を記述するセグメント情報を含む。(2)の要
約情報は、視聴者がコンテンツの概略を短時間で知るた
めのもので、キー画像やキー音声等から構成される。
(3)のセグメント情報は、コンテンツを時空間方向の
セグメントに分割して構造化するものであり、(3−
1)セグメントの開始・終了時刻や領域等のセグメント
基本情報、(3−2)セグメントの内容をテキストで記
述するセグメント注釈情報、(3−3)セグメントの音
声信号または映像信号の特徴である各種の記述子から構
成される。 <メタデータ・ストリームへの分割方法>メタデータ・
ストリームは、メタデータをこれらの分類毎に分割して
生成される。もしくは、既に分類毎に作成されているメ
タデータからメタデータ・ストリームを生成する。ここ
では、(1)基本情報、(2)要約情報、(3−1)セ
グメント基本情報、(3−2)セグメント注釈情報、
(3−3a)セグメント音声記述子群、(3−3v)セ
グメント映像記述子群の6つのストリームに分割すると
仮定する。もちろん、他の分類に基づいて分割してもよ
いし、より細かく分類してもよい。 <再統合のための情報>メタデータが木構造によって構
造化されている場合、受信側が複数のメタデータ・スト
リームを統合して元のメタデータを生成するためには、
メタデータ・ストリームに統合のための情報を埋め込む
必要がある。各メタデータ・ストリームは、構造化され
たメタデータを分割して生成される部分木データを1つ
または複数含む。これらの各部分木データについて、分
割された上位部分木データの接続ノードに下位部分木デ
ータへの参照情報を埋め込む。参照情報は、下位部分木
データが含まれるメタデータ・ストリームを指すIDま
たはURI(Uniform Resource Id
entifier)と、メタデータ・ストリームに含ま
れる複数部分木データから1つ部分木データを識別する
整数値とにより構成される。 <<メタデータ・ストリーム情報の内容>>次に、メタ
データ・ストリーム情報の内容について説明する。メタ
データ・ストリーム情報は、(1)メタデータ・ストリ
ームを識別するID、(2)メタデータ・ストリームの
所在を示すURI、(3)メタデータ・ストリームのバ
イト単位の大きさ(メタデータ・ストリームのデータ量
に関する情報)、(4)メタデータ・ストリームの最終
更新日時、(5)メタデータ・ストリームに含まれるメ
タデータ項目のリスト、(6)メタデータ・ストリーム
に含まれないメタデータ項目のリスト、(7)依存する
他のメタデータ・ストリームのリスト(依存情報)、
(8)部分木データの最上位項目のリスト(メタデータ
が木構造によって構造化されている場合のみ)から構成
される。
【0014】上記(4)〜(6)の情報がメタデータ・
ストリームの記述内容に関する情報である。(7)の依
存する他のメタデータ・ストリームのリストとは、メタ
データ・ストリームが他のメタデータ・ストリームに依
存し、他のメタデータ・ストリームを同時に受信しなけ
れば意味をなさないときの、他のメタデータ・ストリー
ムを指すIDまたはURIのリストである。他のメタデ
ータ・ストリームに依存するとは、メタデータ・ストリ
ーム中のメタデータ項目が他のメタデータ・ストリーム
に含まれるメタデータ項目を参照している場合や、メタ
データが構造化されているときに、メタデータ・ストリ
ーム中の部分木データの上位部分木データが他のメタデ
ータ・ストリームに含まれる場合等である。
【0015】また、メタデータ・ストリームの再統合の
ための情報をメタデータ・ストリーム情報に含めること
もできる。この場合、再統合のための情報は、メタデー
タ・ストリームに含まれる部分木の最上位ノードに相当
する、再統合により生成されるメタデータの木構造にお
けるノードのパス情報である。パス情報は、XPath
(XML Path Language)を用いて記述
する。なお、メタデータ・ストリーム情報がメタデータ
・ストリームの再統合のための情報を含む場合は、メタ
データ・ストリームに再統合のための情報を埋め込む必
要はない。 <フォーマット例>本発明のメタデータ・ストリーム情
報のフォーマットの一例を図4に示す。これは、メタデ
ータ・ストリーム情報のデータ形式にXML(Exte
nsible Markup Language)を用
いる場合の、メタデータ・ストリーム情報のXML S
chemaによる項目の定義例である。図5、図6及び
図13は、それぞれ図4のメタデータ・ストリーム情報
のXML Schemaによる項目の定義例に出現する
QNameList、DependedStreams
Type及びConnectionsTypeの定義で
ある。また、本発明のメタデータ・ストリーム情報のフ
ォーマットの他の例を図7にしめす。これは、メタデー
タ・ストリーム情報のデータ形式にバイナリ形式を用い
る場合の、メタデータ・ストリーム情報のバイナリ形式
による項目の定義例である。図8、図9及び図14は、
それぞれ図7のメタデータ・ストリーム情報のバイナリ
形式による項目の定義例に出現するQNameLis
t、DependedStreams及びConnec
tionsの定義である。 <<ストリームのパケット化>>次に、メタデータ送信
制御部の動作についてより詳細に説明する。メタデータ
送信制御部は、複数のメタデータ・ストリーム及び複数
のメタデータ・ストリーム情報を1つのストリームに配
列し、それをパケット化して送信する。 <パケット化の一例>図15は、メタデータ・ストリー
ム及びメタデータ・ストリーム情報のパケット化の一例
の処理の流れを示す概念図である。まず、複数のメタデ
ータ・ストリーム及び複数のメタデータ・ストリーム情
報がそれぞれ1つのストリームに配列される。次に、そ
れぞれのストリームが適当な大きさのパケットに分割さ
れる。このとき、メタデータ・ストリームを含むパケッ
トにはメタデータ・ストリームを含むことを示す識別子
が付加され、メタデータ・ストリーム情報を含むパケッ
トにはメタデータ・ストリーム情報を含むことを示す識
別子が付加される。また、パケットの大きさは伝送シス
テムに依存し、メタデータ・ストリームやメタデータ・
ストリーム情報の大きさとは無関係である。次に、それ
ぞれのストリームのパケットが、メタデータ・ストリー
ム情報を含むパケット、メタデータ・ストリームを含む
パケットの順に配列される。最後に、配列されたパケッ
トのストリームが、図2に示す送信部4へ出力される。 <パケット化の他の例>また、図16は、メタデータ・
ストリーム及びメタデータ・ストリーム情報のパケット
化の他の例の処理の流れを示す概念図である。この例で
は、複数のメタデータ・ストリーム情報が1つのストリ
ームに配列され、適当な大きさのパケットに分割され
る。このとき、パケットがメタデータ・ストリーム情報
を含むことを示す識別子をパケットに付加する。一方、
複数のメタデータ・ストリームは、各メタデータ・スト
リーム毎に適当な大きさのパケットに分割される。この
とき、パケットがメタデータ・ストリームを含むことを
示し、さらに、複数のメタデータ・ストリームのうちの
どのメタデータ・ストリームを含むのかを示す識別子を
パケットに付加する(メタデータ・ストリームを含むこ
とを示す識別子と、どのメタデータ・ストリームを含む
のかを示す識別子との2つの識別子を付加してもよ
い)。次に、メタデータ・ストリーム情報のパケットと
各メタデータ・ストリームのパケットが1つのストリー
ムに配列される。このとき、メタデータ・ストリーム情
報のパケットが先に配列され、次に各メタデータ・スト
リームのパケットが多重されて配列される。この例で
も、パケットの大きさは伝送システムに依存し、メタデ
ータ・ストリームやメタデータ・ストリーム情報の大き
さとは無関係である。最後に、1つのストリームに配列
されたパケットが、図2に示す送信部4へ出力される。 <受信装置の例>図3は、第1実施例におけるコンテン
ツデータ及びメタデータ受信装置の一構成図である。受
信部6は、放送より受信されるパケットのパケットを解
除し、それによって得られるストリームをメタデータ・
ストリーム情報、メタデータ・ストリーム、コンテンツ
データに分離して出力する(各パケットに付加されてい
る識別子に基づきこれら3つの情報を分離する)。メタ
データ・ストリーム情報解釈部7は、受信部6より出力
されるメタデータ・ストリーム情報を解釈し、各メタデ
ータ・ストリームの要否を判断し、その要否をメタデー
タ・ストリーム選別部8へ出力する。その際、アプリケ
ーションまたはユーザー10より指定される判断基準に
基づいて要否を判断することもできる。メタデータ・ス
トリーム選別部8は、メタデータ・ストリーム情報解釈
部7より入力される各メタデータ・ストリームの要否に
基づいて、受信部6より出力されるメタデータ・ストリ
ームを選別し、必要なメタデータ・ストリームのみをメ
タデータ統合部9へ出力する。不要なメタデータ・スト
リームは棄却する。メタデータ統合部9は、メタデータ
・ストリーム選別部8より出力されるメタデータ・スト
リームを統合し、生成されるメタデータをアプリケーシ
ョンまたはユーザー10へ出力する。アプリケーション
またはユーザー10は、メタデータ統合部9より出力さ
れるメタデータ、及び、受信部6より出力されるコンテ
ンツデータをそれぞれの用途に使用する。 <受信装置の他の例>図17は、第1実施例におけるコ
ンテンツデータ及びメタデータ受信装置の他の構成図で
ある。この構成は、メタデータ・ストリーム及びメタデ
ータ・ストリーム情報のパケット化において、図16に
示すように、複数のメタデータ・ストリーム情報がパケ
ット化され、また、複数のメタデータ・ストリームが各
メタデータ・ストリーム毎にパケット化される場合(即
ち複数のメタデータ・ストリームのうちのどのメタデー
タ・ストリームを含むのかを示す識別子が付加されてい
る場合)のみに使用する。
【0016】受信部6は、パケット選別部11を含む。
パケット選別部11は、放送より受信されるパケット
を、メタデータ・ストリーム情報を含むパケット、メタ
データ・ストリームを含むパケット、コンテンツデータ
を含むパケットに分離し(各パケットに付加されている
識別子に基づきこれら3つの情報を分離する)、メタデ
ータ・ストリーム情報を含むパケットのパケットを解除
して得られるメタデータ・ストリーム情報をメタデータ
・ストリーム情報解釈部12へ出力する。また、パケッ
ト選別部11は、コンテンツデータを含むパケットのパ
ケットを解除して得られるコンテンツデータをアプリケ
ーションまたはユーザー10へ出力する。
【0017】メタデータ・ストリーム情報解釈部12
は、受信部6の中のパケット選別部11より出力される
メタデータ・ストリーム情報を解釈し、各メタデータ・
ストリームの要否を判断し、その要否を受信部6の中の
パケット選別部11へ出力する。その際、アプリケーシ
ョンまたはユーザー10より指定される判断基準に基づ
いて要否を判断することもできる。
【0018】パケット選別部11は、この要否判断情報
に基づき、必要なメタデータ・ストリームを含むパケッ
トのパケットを解除して得られるメタデータ・ストリー
ムをメタデータ統合部9へ出力し、不要なメタデータ・
ストリームを含むパケットを棄却する。必要なメタデー
タ・ストリームを含むパケット、不要なメタデータ・ス
トリームを含むパケットの選択は、各パケットに付加さ
れている複数のメタデータ・ストリームのうちのどのメ
タデータ・ストリームを含むのかを示す識別子に基づい
て行う。
【0019】メタデータ統合部9は、受信部6の中のパ
ケット選別部11より出力されるメタデータ・ストリー
ムを統合し、生成されるメタデータをアプリケーション
またはユーザー10へ出力する。アプリケーションまた
はユーザー10は、メタデータ統合部9より出力される
メタデータ、及び、受信部6の中のパケット選別部11
より出力されるコンテンツデータをそれぞれの用途に使
用する。 <選別の仕方>次に、図3または図17のメタデータ・
ストリーム情報解釈部7,12における、メタデータ・
ストリームの要否判断について、より詳細に説明する。
図18は、メタデータ・ストリームの要否判断の処理の
流れを示す図である。要否判断を開始すると、まず、メ
タデータ・ストリームの大きさの情報(メタデータ・ス
トリームのデータ量に関する情報)に基づき、受信装置
で処理可能な大きさか否か判断する。処理可能であれば
次のステップへ進み、処理不可能であれば受信不可能と
判断して終了する。
【0020】次に、メタデータ・ストリームに含まれる
メタデータ項目の情報またはメタデータ・ストリームに
含まれないメタデータ項目の情報(メタデータ・ストリ
ームの記述内容に関する情報)に基づき、アプリケーシ
ョンまたはユーザーが必要とするメタデータ項目が含ま
れているか否かを判断する。必要なメタデータ項目が含
まれていれば次のステップへ進み、必要なメタデータ項
目が含まれていなければ不要と判断して終了する。
【0021】次に、依存する他のメタデータ・ストリー
ムのリスト情報(依存情報)に基づき、依存する他のメ
タデータ・ストリームがあるか否かを判断する。依存す
る他のメタデータ・ストリームは複数の場合もある。依
存する他のメタデータ・ストリームがあれば次のステッ
プへ進み、依存する他のメタデータ・ストリームがなけ
れば必要と判断して終了する。次に、依存する他のメタ
データ・ストリームのうち、メタデータ・ストリームの
要否判断を行っていないものの要否判断を行う。
【0022】次に、依存する他のメタデータ・ストリー
ムに受信不可能なものがなければ次のステップへ進み、
受信不可能なものがあれば受信不可能と判断して終了す
る。次に、依存する全ての他のストリームの要否判断を
必要に変更する。最後に、要否判断を必要として終了す
る。 <<第2実施例>>次に、本発明を用いたメタデータ伝
送受信システムの第2実施例について説明する。第2実
施例は、インターネット等のプル型データ伝送受信シス
テムであり、伝送においては、メタデータの複数ストリ
ームによる伝送及び複数メタデータ・ストリーム情報の
伝送を行う。
【0023】まず、第2実施例におけるメタデータ伝送
の処理の流れを説明する。 <メタデータ・ストリームのURIの取得>メタデータ
伝送に先立って、受信側は、必要なメタデータ・ストリ
ーム及びコンテンツデータの所在を指すURIを知って
いると仮定する。メタデータ・ストリーム及びコンテン
ツデータのURIは、例えばインターネット上のコンテ
ンツ・プロバイダーのサイトから入手してもよいし、雑
誌や書籍、CD−ROM等の媒体から入手してもよい。
また、ディジタル放送において、テレビ情報誌から各番
組に対応するメタデータ・ストリームのURIを入手
し、インターネット経由でメタデータを入手することも
考えられる。以上のような方法により、受信側は、必要
な1つまたは複数のメタデータ・ストリーム及びコンテ
ンツデータのURIを入手する。
【0024】図10は、第2実施例におけるメタデータ
伝送の処理の流れを示す図である。初めに、送信側と受
信側との間にセッションが確立される。次に、受信側が
送信側へ、メタデータ・ストリームに対応するメタデー
タ・ストリーム情報を、メタデータ・ストリームの所在
を指すURIによって要求する。送信側は、要求された
メタデータ・ストリーム情報を受信側へ送信する。
【0025】次に、受信側は、受信したメタデータ・ス
トリーム情報を解釈し、対応するメタデータ・ストリー
ムの要否を判断する(解釈・要否判断は例えば図18に
示す流れに沿って行う。)。要否判断の結果、さらに他
のメタデータ・ストリーム情報が必要であれば、再び受
信側は送信側へメタデータ・ストリーム情報を要求す
る。他に必要なメタデータ・ストリーム情報がなけれ
ば、受信側は送信側へ全ての必要なメタデータ・ストリ
ームを要求する。送信側は、要求された全てのメタデー
タ・ストリームを受信側へ送信する。次に、受信側は、
受信した全てのメタデータ・ストリームを統合し、メタ
データを出力する。
【0026】次に、第2実施例におけるコンテンツデー
タ及びメタデータ送信装置、及び、コンテンツデータ及
びメタデータ受信装置について説明する。送信装置と受
信装置は、ネットワークを介してデータを伝送する。
【0027】図11は、第2実施例におけるコンテンツ
データ及びメタデータ送信装置の構成図である。コンテ
ンツデータ記憶部1は、例えばビデオ・ストリーム等の
コンテンツデータを記憶している。メタデータ記憶部2
は、コンテンツデータ記憶部1に記憶されているコンテ
ンツに対応するメタデータを複数のストリームに分割
し、その複数のメタデータ・ストリームを記憶してい
る。さらに、メタデータ記憶部2は、各メタデータ・ス
トリームそれぞれに関するメタデータ・ストリーム情報
をも記憶している。
【0028】メタデータ・ストリーム情報送信部21
は、受信側からメタデータ・ストリームのURIによっ
てメタデータ・ストリーム情報が要求されると、URI
が指すメタデータ・ストリームに対応するメタデータ・
ストリーム情報をメタデータ記憶部2から読み出し、受
信側へ送信する(送信時に送信に適した形態のパケット
化処理を行ってもよい)。メタデータ・ストリーム送信
部22は、受信側からURIによってメタデータ・スト
リームが要求されると、URIが指すメタデータ・スト
リームをメタデータ記憶部2から読み出し、受信側へ送
信する(送信時に送信に適した形態のパケット化処理を
行ってもよい)。
【0029】コンテンツデータ送信部23は、受信側か
らURIによってコンテンツデータが要求されると、U
RIが指すコンテンツデータを受信側へ送信する(送信
時に送信に適した形態のパケット化処理を行ってもよ
い)。
【0030】図12は、本発明の第2実施例におけるコ
ンテンツデータ及びメタデータ受信装置の構成図であ
る。メタデータ・ストリーム情報受信部31は、アプリ
ケーションまたはユーザーの指示(またはメタデータ・
ストリーム情報解釈部32の指示)により、メタデータ
・ストリームの所在を指すURIを用いて送信側へメタ
データ・ストリーム情報を要求する。そして、送信側よ
り送信されるメタデータ・ストリーム情報を受信してメ
タデータ・ストリーム情報解釈部32へ出力する。
【0031】メタデータ・ストリーム情報解釈部32
は、メタデータ・ストリーム情報受信部31より出力さ
れるメタデータ・ストリーム情報を解釈し、対応するメ
タデータ・ストリームの要否を判断し、さらに他のメタ
データ・ストリーム情報の要否を判断する。他に必要な
メタデータ・ストリーム情報がさらにあれば、メタデー
タ・ストリーム情報解釈部32はメタデータ・ストリー
ム情報受信部31へメタデータ・ストリーム情報の受信
を指示する(解釈・要否判断は例えば図18に示す流れ
に沿って行う)。他に必要なメタデータ・ストリーム情
報がなければ、メタデータ・ストリーム情報解釈部32
はメタデータ・ストリーム受信部33へ全ての必要なメ
タデータ・ストリームの受信を指示する。
【0032】メタデータ・ストリーム受信部33は、メ
タデータ・ストリーム情報解釈部32に受信を指示され
るメタデータ・ストリームをURIによって送信側へ要
求し、送信側より送信されるメタデータ・ストリームを
受信してメタデータ統合部34へ出力する。
【0033】メタデータ統合部34は、メタデータ・ス
トリーム受信部33より出力されるメタデータ・ストリ
ームを統合し、生成されるメタデータをアプリケーショ
ンまたはユーザーへ出力する。
【0034】コンテンツデータ受信部35は、アプリケ
ーションまたはユーザーの指示により、送信側へURI
によってコンテンツデータを要求し、送信側より送信さ
れるコンテンツデータを受信してアプリケーションまた
はユーザーへ出力する。アプリケーションまたはユーザ
ーは、メタデータ統合部34より出力されるメタデー
タ、及び、コンテンツデータ受信部35より出力される
コンテンツデータをそれぞれの用途に使用する。
【0035】次に、受信側によるメタデータ・ストリー
ム情報の要求から受信したメタデータ・ストリーム情報
の解釈とメタデータ・ストリームの要否判断までの処理
について、まとめて説明する。受信側は、送信側との間
にセッション確立を確立する前に、1つまたは複数の必
要なメタデータ・ストリームの所在を指すURIを入手
していると想定する。送信側と受信側との間にセッショ
ンが確立されると、まず、送信側は、必要なメタデータ
・ストリームに対応するメタデータ・ストリーム情報
を、メタデータ・ストリームのURIによって送信側へ
要求する。次に、送信側は、要求されたメタデータ・ス
トリーム情報を受信側へ送信する。次に、受信側は、送
信側より受信したメタデータ・ストリーム情報を解釈
し、改めて対応するメタデータ・ストリームの要否を判
断する。メタデータ・ストリームの要否判断の詳細は、
第1実施例で説明した図18の処理の流れと同様であ
る。ただし、依存する他のメタデータ・ストリームの要
否判断をする場合は、対応するメタデータ・ストリーム
情報の要求と受信を行う。
【0036】なお、第2実施例におけるメタデータ・ス
トリームの内容詳細は、第1実施例におけるメタデータ
・ストリームと同様である。また、第2実施例における
メタデータ・ストリーム情報の内容は、本発明の第1実
施例におけるメタデータ・ストリーム情報の内容と同様
である。
【0037】
【発明の効果】以上の通り、本発明は下記の効果を有す
る。 (イ)受信したメタデータ・ストリーム情報に基づき、
必要とするメタデータ・ストリームのみを選択的に受信
処理することができ、メタデータの効率的な受信処理が
可能となる。 (ロ)受信するメタデータ・ストリームを含む各パケッ
トに、そのメタデータ・ストリームを特定するための識
別子が付加されている場合には、メタデータ・ストリー
ムの各パケットを解除する前の段階で、要と判断された
メタデータ・ストリームを含むパケットのみを選択する
ことが可能となり、メタデータのより効率的な受信処理
が可能となる。 (ハ)受信するメタデータ・ストリーム情報に、対応す
るメタデータ・ストリームと関連付けられる他の前記メ
タデータ・ストリームを指定する情報である依存情報が
含まれている場合には、必要なメタデータを含むメタデ
ータ・ストリームを利用するために必要な他のメタデー
タ・ストリームを知ることが可能となる。よって、必要
なメタデータ・ストリームとそれを利用するために必要
な他のメタデータ・ストリームとを的確に受信すること
が可能となり、メタデータのより効率的な受信処理が可
能となる。 (ニ)まず、メタデータ・ストリーム情報を受信し、次
に、受信したメタデータ・ストリーム情報に基づき必要
とするメタデータ・ストリームの送信を送信側に要求す
るようにした場合には、メタデータの効率的な受信処理
が可能となるばかりでなく、伝送側におけるメタデータ
のより効率的な伝送をも可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例におけるメタデータ伝送の処理の流
れを示す図である。
【図2】第1実施例におけるコンテンツデータ及びメタ
データ送信装置の構成図である。
【図3】第1実施例におけるコンテンツデータ及びメタ
データ受信装置の構成図である。
【図4】本発明に用いるメタデータ・ストリーム情報の
XML Schemaによる項目の定義例である。
【図5】図4に示すメタデータ・ストリーム情報のXM
L Schemaによる項目の定義例に出現するQNa
meListの定義である。
【図6】図4に示すメタデータ・ストリーム情報のXM
L Schemaによる項目の定義例に出現するDep
endedStreamsTypeの定義である。
【図7】本発明に用いるメタデータ・ストリーム情報の
バイナリ形式による項目の定義例である。
【図8】図7に示すのメタデータ・ストリーム情報のバ
イナリ形式による項目の定義例に出現するQNameL
istの定義である。
【図9】図7に示すメタデータ・ストリーム情報のバイ
ナリ形式による項目の定義例に出現するDepende
dStreamsの定義である。
【図10】第2実施例におけるメタデータ伝送の処理の
流れを示す図である。
【図11】第2実施例におけるコンテンツデータ及びメ
タデータ送信装置の構成図である。
【図12】第2実施例におけるコンテンツデータ及びメ
タデータ受信装置の構成図である。
【図13】図4に示すメタデータ・ストリーム情報のX
ML Schemaによる項目の定義例に出現するCo
nnectionsTypeの定義である。
【図14】図7に示すメタデータ・ストリーム情報のバ
イナリ形式による項目の定義例に出現するConnec
tionsの定義である。
【図15】第1実施例におけるメタデータ・ストリーム
及びメタデータ・ストリーム情報のパケット化の一例の
処理の流れを示す概念図である。
【図16】第1実施例におけるメタデータ・ストリーム
及びメタデータ・ストリーム情報のパケット化の他の例
の処理の流れを示す概念図である。
【図17】第1実施例におけるコンテンツデータ及びメ
タデータ受信装置の他の構成図である。
【図18】第1及び第2実施例におけるメタデータ・ス
トリームの要否判断の処理の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 コンテンツデータ記憶部 2 メタデータ記憶部 3 メタデータ送信制御部 4 送信部 5 コンテンツデータ送信制御部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテンツの内容を記述したメタデータ・
    ストリームとともに、前記メタデータ・ストリームに関
    する情報であるメタデータ・ストリーム情報を受信する
    メタデータ受信装置であり、 前記メタデータ・ストリーム情報は、対応する前記メタ
    データ・ストリームのデータ量に関する情報、及び対応
    する前記メタデータ・ストリームの記述内容に関する情
    報のうちの少なくとも一方の情報を含むものであるメタ
    データ受信装置であって、 受信するデータを前記メタデータ・ストリームと前記メ
    タデータ・ストリーム情報とに分けて出力する受信手段
    と、 受信した前記メタデータ・ストリーム情報に含まれる前
    記データ量に関する情報及び前記記述内容に関する情報
    のうちの少なくとも一方の情報に基づき、受信した前記
    メタデータ・ストリーム情報に対応する前記メタデータ
    ・ストリームの要否を判断するメタデータ・ストリーム
    情報解釈手段と、 前記受信手段より出力される前記メタデータ・ストリー
    ムから、前記メタデータ・ストリーム情報解釈手段によ
    り要と判断された前記メタデータ・ストリームのみを選
    択して出力するメタデータ・ストリーム選択手段と、 前記メタデータ・ストリーム選択手段から出力される前
    記メタデータ・ストリームを統合してメタデータを出力
    するメタデータ統合手段と、を設けたことを特徴とす
    る、メタデータ受信装置。
  2. 【請求項2】コンテンツの内容を記述したメタデータ・
    ストリームがパケット化された各パケットととともに、
    前記メタデータ・ストリームに関する情報であるメタデ
    ータ・ストリーム情報がパケット化された各パケットを
    受信するメタデータ受信装置であり、 前記メタデータ・ストリーム情報は、対応する前記メタ
    データ・ストリームのデータ量に関する情報、及び対応
    する前記メタデータ・ストリームの記述内容に関する情
    報のうちの少なくとも一方の情報を含むものであるとと
    もに、前記メタデータ・ストリームを含む各パケットに
    は、前記メタデータ・ストリームを含むことを示す識別
    子及び前記メタデータ・ストリームを特定するための識
    別子が付加されており、前記メタデータ・ストリーム情
    報を含む各パケットには前記メタデータ・ストリーム情
    報を含むことを示す識別子が付加されているデータを受
    信するメタデータ受信装置であって、 受信する各パケットを、前記メタデータ・ストリーム情
    報を含むパケットと、前記メタデータ・ストリームを含
    むパケットとに選別し、前記メタデータ・ストリーム情
    報を含むパケットのパケットを解除して前記メタデータ
    ・ストリーム情報を出力するとともに、後述の要否判断
    情報に基づき、要と判断された前記メタデータ・ストリ
    ームを含むパケットのパケットを解除して、要と判断さ
    れた前記メタデータ・ストリームを出力するパケット選
    別手段を備えた受信手段と、 前記受信手段から出力されるメタデータ・ストリーム情
    報に含まれる前記データ量に関する情報及び前記記述内
    容に関する情報のうちの少なくとも一方の情報に基づ
    き、受信した前記メタデータ・ストリーム情報に対応す
    る前記メタデータ・ストリームの要否を判断し前記の要
    否判断情報を前記受信手段に出力するメタデータ・スト
    リーム情報解釈手段と、 前記受信手段から出力される前記メタデータ・ストリー
    ムを統合してメタデータを出力するメタデータ統合部と
    を設け、 前記パケット選別手段は、受信する各パケットを、前記
    メタデータ・ストリーム情報を含むことを示す識別子及
    び前記メタデータ・ストリームを含むことを示す識別子
    に基づき、前記メタデータ・ストリーム情報を含むパケ
    ットと、前記メタデータ・ストリームを含むパケットと
    に選別し、前記メタデータ・ストリーム情報を含むパケ
    ットのパケットを解除して前記メタデータ・ストリーム
    情報を出力するとともに、前記要否判断情報に基づき、
    要と判断された前記メタデータ・ストリームを含むパケ
    ットを前記メタデータ・ストリームを特定するための識
    別子を用いて選択し、選択したパケットのパケットを解
    除して前記メタデータ・ストリームを出力する選別手段
    であることを特徴とするメタデータ受信装置。
  3. 【請求項3】コンテンツの内容を記述したメタデータ・
    ストリームと、前記メタデータ・ストリームに関する情
    報であるメタデータ・ストリーム情報とを送信側に要求
    して受信するメタデータ受信装置であり、前記メタデー
    タ・ストリーム情報は、対応する前記メタデータ・スト
    リームのデータ量に関する情報、及び対応する前記メタ
    データ・ストリームの記述内容に関する情報のうちの少
    なくとも一方の情報を含むものであるメタデータ受信装
    置であって、 所定の前記メタデータ・ストリーム情報を送信側に要求
    して受信するメタデータ・ストリーム情報受信手段と、 その受信した所定のメタデータ・ストリーム情報に含ま
    れる前記データ量に関する情報及び前記記述内容に関す
    る情報のうちの少なくとも一方の情報に基づき、前記受
    信した所定のメタデータ・ストリーム情報に対応する前
    記メタデータ・ストリームの要否を判断する判断手段
    と、 この判断手段が要と判断した前記メタデータ・ストリー
    ムを前記送信側に要求して受信するメタデータ・ストリ
    ーム受信手段と、 受信した前記メタデータ・ストリームが複数の場合に、
    前記受信した複数のメタデータ・ストリームを統合して
    メタデータを得る統合手段と、を設けたことを特徴とす
    るメタデータ受信装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のメタデータ受信装置におい
    て、 前記所定のメタデータ・ストリーム情報は、前記所定の
    メタデータ・ストリーム情報に対応する前記メタデータ
    ・ストリームと関連付けられる他の前記メタデータ・ス
    トリームを指定する情報である依存情報を含む情報であ
    り、 前記判断手段は、前記受信して得た所定のメタデータ・
    ストリーム情報から前記依存情報を抽出し、前記依存情
    報により指定される他の前記メタデータ・ストリームに
    関する前記メタデータ・ストリーム情報を前記送信側に
    要求させる要求情報を前記メタデータ・ストリーム情報
    受信手段に出力し、 前記メタデータ・ストリーム情報受信手段は、前記要求
    情報に基づき、前記依存情報により指定される他の前記
    メタデータ・ストリームに関する前記メタデータ・スト
    リーム情報を前記送信側に追加要求して受信し、 前記判断手段は、その追加受信された前記メタデータ・
    ストリーム情報に基づき、前記依存情報により指定され
    る他の前記メタデータ・ストリームの内の受信後処理可
    能なメタデータ・ストリームを要と追加判断することを
    特徴とするメタデータ受信装置。
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CN02147099A CN1416276A (zh) 2001-10-31 2002-10-29 中间数据接收装置、方法、程序和记录媒体以及发送装置、传输方法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005167981A (ja) * 2003-09-25 2005-06-23 Sharp Corp Uriポインターシステム及びmpeg−4データをdvb−hmpmpeg−2トランスポートストリームで伝送する方法
JP2005176306A (ja) * 2003-09-25 2005-06-30 Sharp Corp Uriポインターシステム及びmpeg−4データをmpeg−2トランスポートストリームで伝送する方法
JP2005229569A (ja) * 2003-09-25 2005-08-25 Sharp Corp Uriポインターシステム及びmpeg−4データをatscmpeg−2トランスポートストリームファイルシステムで伝送する方法

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