JP2003141019A - メタデータ送信装置 - Google Patents

メタデータ送信装置

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JP2003141019A
JP2003141019A JP2001334131A JP2001334131A JP2003141019A JP 2003141019 A JP2003141019 A JP 2003141019A JP 2001334131 A JP2001334131 A JP 2001334131A JP 2001334131 A JP2001334131 A JP 2001334131A JP 2003141019 A JP2003141019 A JP 2003141019A
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Japan
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JP2001334131A
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Tomohiro Asami
知弘 浅見
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信側においてメタデータの効率的な受信処
理を可能とさせるメタデータ送信装置を提供すること。 【解決手段】 コンテンツの内容を記述した複数のメタ
データ・ストリームを伝送するとともに、前記各メタデ
ータ・ストリームそれぞれに関する情報を各メタデータ
・ストリーム情報として伝送し、前記各メタデータ・ス
トリーム情報は、各対応する前記メタデータ・ストリー
ムのデータ量に関する情報、及び各対応する前記メタデ
ータ・ストリームの記述内容に関する情報のうちの少な
くとも一方の情報を含むものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテンツの内容
を記述したメタデータの送信装置に関する。そしてこの
発明は、受信側においてメタデータの効率的な受信処理
を可能とさせるメタデータ送信装置、さらには、メタデ
ータの効率的な伝送を可能とするメタデータ送信装置を
提供することを目的としている。
【0002】
【従来の技術】近年、コンテンツの管理、検索や効率的
な処理を目的として、コンテンツの内容を記述するメタ
データがコンテンツに付加されるようになってきてい
る。また、メタデータに関する標準規格も制定されてき
ている。例えば、ディジタル放送においては、EPG
(Electronic Program Guid
e)と呼ばれる番組案内情報が配信されている。また、
AVコンテンツの内容記述の国際標準として、MPEG
−7の規格化が進められている。
【0003】メタデータの伝送に関する技術として、例
えば特開2000−4272号公報「データ配信方法、
並びに、本データ配信方法を適用した送信装置、受信装
置、及びデータ配信システム、並びに、本データ配信シ
ステムに用いられるデータ構造」では、情報提供源が情
報伝達メディアを介してメタデータを送信する一方、情
報受信側が受信したメタデータに基づいてこのメタデー
タに対応するコンテンツデータを取得するデータ配信方
法を提供している。このデータ配信方法によれば、情報
受信側がメタデータに基づいてコンテンツデータを選択
的に受信することで、伝送効率及びフィルタリング効率
の高いデータ配信を実現することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のメタデータ伝送
方法においては、あるコンテンツに対応するメタデータ
を伝送する時、メタデータを伝送に適した伝送形式に変
換して伝送するものの、そのコンテンツに対応するメタ
データ全てを伝送していた。従って、伝送されるメタデ
ータ中に受信側にとって不要なメタデータが含まれてい
る場合であっても、受信側が必要なメタデータのみを受
信処理することができず、メタデータの受信処理効率を
上げることが難しかった。特に、メタデータのデータ量
が大きい場合には、より一層受信処理効率を上げること
が難しかった。また、受信側に不要なメタデータを伝送
することは、伝送効率の面でも問題があった。
【0005】本発明は、受信側がメタデータ中の必要な
データを選択的に受信処理することを可能とするメタデ
ータ送信装置を提供すること、さらには、メタデータの
効率的な伝送を可能とするメタデータ送信装置を提供す
ることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために本発明は、下記の送信装置を提供するもであ
る。 (1) コンテンツの内容を記述した複数の各メタデー
タ・ストリームと、前記各メタデータ・ストリームそれ
ぞれに関する情報である各メタデータ・ストリーム情報
とをそれぞれパケット化する第1の通信制御手段と、前
記コンテンツ自体のデータであるコンテンツデータをパ
ケット化する第2の通信制御手段と、前記パケット化さ
れたメタデータ・ストリームと、前記パケット化された
メタデータ・ストリーム情報と、前記パケット化された
コンテンツデータとを多重化して伝送路に送信する送信
手段とを備え、前記各メタデータ・ストリーム情報は、
各対応する前記メタデータ・ストリームのデータ量に関
する情報、及び各対応する前記メタデータ・ストリーム
の記述内容に関する情報のうちの少なくとも一方の情報
を含むことを特徴とするメタデータ送信装置。 (2) コンテンツの内容を記述した複数のメタデータ
・ストリームと、前記各メタデータ・ストリームそれぞ
れに関する情報である各メタデータ・ストリーム情報と
を記憶する記憶手段と、この記憶手段から読み出した前
記メタデータ・ストリーム情報と前記メタデータ・スト
リームとを、前記メタデータ・ストリーム情報を前記メ
タデータ・ストリームよりも先行して伝送路に送信する
送信手段とを備え、前記記憶手段に記憶された前記各メ
タデータ・ストリーム情報は、各対応する前記メタデー
タ・ストリームのデータ量に関する情報、及び各対応す
る前記メタデータ・ストリームの記述内容に関する情報
のうちの少なくとも一方の情報を含むことを特徴とする
メタデータ送信装置。 (3) 上記(1)または(2)に記載のメタデータ送
信装置において、前記各メタデータ・ストリーム情報の
内の少なくとも1つのメタデータ・ストリーム情報は、
対応する前記メタデータ・ストリームと関連付けられる
他の前記メタデータ・ストリームを指定する情報である
依存情報を含むことを特徴とするメタデータ送信装置。 (4) コンテンツの内容を記述した複数のメタデータ
・ストリームを1つのストリームに配列してパケット化
し、各パケットに前記メタデータ・ストリームを含むこ
とを示す識別子を付加するメタデータ・ストリーム送信
制御手段と、前記各メタデータ・ストリームそれぞれに
関する情報である各メタデータ・ストリーム情報を1つ
のストリームに配列してパケット化し、各パケットに前
記メタデータ・ストリーム情報を含むことを示す識別子
を付加するメタデータ・ストリーム情報送信制御手段
と、前記メタデータ・ストリームを含む前記各パケット
の伝送に先行して、前記メタデータ・ストリーム情報を
含む前記各パケットを伝送路に送信する送信手段とを備
え、前記各メタデータ・ストリーム情報は、各対応する
前記メタデータ・ストリームのデータ量に関する情報、
及び各対応する前記メタデータ・ストリームの記述内容
に関する情報のうちの少なくとも一方の情報を含むこと
を特徴とするメタデータ送信装置。 (5) コンテンツの内容を記述した複数のメタデータ
・ストリーム各々を各メタデータ・ストリーム毎にパケ
ット化し、各パケットに、前記メタデータ・ストリーム
を含むことを示す識別子及び前記メタデータ・ストリー
ムを特定するための識別子を付加するメタデータ・スト
リーム送信制御手段と、前記各メタデータ・ストリーム
それぞれに関する情報である各メタデータ・ストリーム
情報を1つのストリームに配列してパケット化し、各パ
ケットに前記メタデータ・ストリーム情報を含むことを
示す識別子を付加するメタデータ・ストリーム情報送信
制御手段と、前記メタデータ・ストリームを含む前記各
パケットの伝送に先行して、前記メタデータ・ストリー
ム情報を含む前記各パケットを伝送路に送信する送信手
段とを備え、前記各メタデータ・ストリーム情報は、各
対応する前記メタデータ・ストリームのデータ量に関す
る情報、及び各対応する前記メタデータ・ストリームの
記述内容に関する情報のうちの少なくとも一方の情報を
含むことを特徴とするメタデータ送信装置。 (6) コンテンツの内容を記述した複数のメタデータ
・ストリームと、前記各メタデータ・ストリームそれぞ
れに関する情報である各メタデータ・ストリーム情報と
を記憶する記憶手段と、受信側からの要求に応じて、こ
の記憶手段から読み出した前記メタデータ・ストリーム
情報を伝送路に送信する第1の送信手段と、前記送信し
たメタデータ・ストリーム情報に基づき前記受信側から
要求される前記メタデータ・ストリームを、前記記憶手
段から読み出し、その読み出したメタデータ・ストリー
ムを前記伝送路に送信する第2の送信手段とを設け、前
記記憶手段に記憶された前記各メタデータ・ストリーム
情報は、各対応する前記メタデータ・ストリームのデー
タ量に関する情報、及び各対応する前記メタデータ・ス
トリームの記述内容に関する情報のうちの少なくとも一
方の情報を含むことを特徴とするメタデータ送信装置。 (7) コンテンツの内容を記述した複数のメタデータ
・ストリームと、前記各メタデータ・ストリームそれぞ
れに関する情報である各メタデータ・ストリーム情報と
を記憶する記憶手段と、受信側からの要求に応じて、こ
の記憶手段から読み出した前記メタデータ・ストリーム
情報をパケット化して伝送路に送信する第1の送信手段
と、前記送信したメタデータ・ストリーム情報に基づき
前記受信側から要求される前記メタデータ・ストリーム
を、前記記憶手段から読み出し、その読み出したメタデ
ータ・ストリームをパケット化して前記伝送路に送信す
る第2の送信手段とを設け、前記記憶手段に記憶された
前記各メタデータ・ストリーム情報は、各対応する前記
メタデータ・ストリームのデータ量に関する情報、及び
各対応する前記メタデータ・ストリームの記述内容に関
する情報のうちの少なくとも一方の情報を含むことを特
徴とするメタデータ送信装置。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を用いたメタデータの伝送
受信システムは、コンテンツの内容を記述したメタデー
タの伝送において、メタデータを複数のストリーム(メ
タデータ・ストリーム)にして伝送するとともに、メタ
データ・ストリームの伝送に先立って、各メタデータ・
ストリームについての情報(メタデータ・ストリーム情
報)を伝送することにより、受信側がメタデータ・スト
リーム情報に基づいてメタデータ・ストリームを選択的
に受信処理することを可能とするものである。メタデー
タ・ストリームの選択的受信においては、受信側が必要
とするメタデータを含むメタデータ・ストリームのみを
受信したり、受信装置によって受信及び処理可能なメタ
データ・ストリームのみを受信したりする。また、メタ
データ・ストリーム情報は、そのような選択的受信のた
めに必要な情報を含むものである。
【0008】本発明を用いたメタデータ伝送受信システ
ムの第1実施例は、ディジタル放送等のプッシュ型デー
タ伝送受信システムであり、伝送においては、メタデー
タの複数ストリームによる伝送及び複数メタデータ・ス
トリーム情報の伝送を行う。
【0009】まず、第1実施例におけるメタデータ伝送
の処理の流れを図1と共に説明する。初めに、送信側と
受信側との間にセッションが確立される。次に、送信側
から受信側へメタデータ・ストリーム情報が伝送され
る。メタデータ・ストリーム情報は、複数の各メタデー
タ・ストリーム毎に存在し、それら全てのメタデータ・
ストリーム情報が伝送される。受信側は、受信したメタ
データ・ストリーム情報を解釈し、対応する各メタデー
タ・ストリームの要否を判断する。
【0010】次に、送信側から受信側へ複数のメタデー
タ・ストリームが伝送される。受信側は、受信したメタ
データ・ストリームを先の要否判断に基づいて選別す
る。さらに、必要なメタデータ・ストリームのみを統合
し、メタデータとしてを出力する。
【0011】次に、第1実施例におけるコンテンツデー
タ及びメタデータ送信装置、及び、コンテンツデータ及
びメタデータ受信装置について説明する。送信装置と受
信装置は、放送を介してデータを送受信する。
【0012】図2は、第1実施例におけるコンテンツデ
ータ及びメタデータ送信装置の構成図である。コンテン
ツデータ記憶部1は、例えばディジタル放送における番
組等のコンテンツデータを記憶している。メタデータ記
憶部2は、コンテンツデータ記憶部1に記憶されている
コンテンツに対応するメタデータを複数のストリームに
分割した形(メタデータ・ストリーム)で記憶してい
る。さらに、メタデータ記憶部2は、各メタデータ・ス
トリームに関する各メタデータ・ストリーム情報をも記
憶している。
【0013】メタデータ送信制御部3は、メタデータ記
憶部2に記憶されている複数のメタデータ・ストリーム
及び複数のメタデータ・ストリーム情報を1つのストリ
ームに配列し、パケット化して送信部4へ出力する。こ
のとき、メタデータ・ストリームを含むパケットにはメ
タデータ・ストリームを含むことを示す識別子を付加
し、メタデータ・ストリーム情報を含むパケットにはメ
タデータ・ストリーム情報を含むことを示す識別子を付
加する。コンテンツ送信制御部5は、コンテンツデータ
記憶部1に記憶されているコンテンツデータをパケット
化し、送信部4へ出力する。このとき、パケットがコン
テンツデータを含むことを示す識別子をパケットに付加
する。送信部4は、メタデータ送信制御部3より出力さ
れるパケット及びコンテンツデータ送信制御部5より出
力されるパケットを多重して放送へ送信する。 <MPEG−2のTSパケット>パケットの伝送システ
ムには、例えばMPEG−2システムを用いる。MPE
G−2システムでは、1つのトランスポートストリーム
(TS)に、複数種類のTSパケットを時分割多重して
伝送する。本発明にMPEG−2システムを用いる場
合、上述のパケットはMPEG−2システムにおけるT
Sパケットに相当する。TSパケットには、TSヘッダ
内にパケット識別子(PID)が含まれる。パケットが
メタデータ・ストリーム、メタデータ・ストリーム情報
またはコンテンツデータを含むことを示す識別子として
PIDを使用する。 <<メタデータ・ストリームの説明>>次に、メタデー
タ記憶部3に記憶されるメタデータ・ストリームについ
てより詳細に説明する。 <メタデータの内容>メタデータは、(1)コンテンツ
のタイトル、製作者、著作権情報等の基本情報、(2)
コンテンツの概要を記述する要約情報、(3)コンテン
ツの構造を記述するセグメント情報を含む。(2)の要
約情報は、視聴者がコンテンツの概略を短時間で知るた
めのもので、キー画像やキー音声等から構成される。
(3)のセグメント情報は、コンテンツを時空間方向の
セグメントに分割して構造化するものであり、(3−
1)セグメントの開始・終了時刻や領域等のセグメント
基本情報、(3−2)セグメントの内容をテキストで記
述するセグメント注釈情報、(3−3)セグメントの音
声信号または映像信号の特徴である各種の記述子から構
成される。 <メタデータ・ストリームへの分割方法>メタデータ・
ストリームは、メタデータをこれらの分類毎に分割して
生成される。もしくは、既に分類毎に作成されているメ
タデータからメタデータ・ストリームを生成する。ここ
では、(1)基本情報、(2)要約情報、(3−1)セ
グメント基本情報、(3−2)セグメント注釈情報、
(3−3a)セグメント音声記述子群、(3−3v)セ
グメント映像記述子群の6つのストリームに分割すると
仮定する。もちろん、他の分類に基づいて分割してもよ
いし、より細かく分類してもよい。 <再統合のための情報>メタデータが木構造によって構
造化されている場合、受信側が複数のメタデータ・スト
リームを統合して元のメタデータを生成するためには、
メタデータ・ストリームに統合のための情報を埋め込む
必要がある。各メタデータ・ストリームは、構造化され
たメタデータを分割して生成される部分木データを1つ
または複数含む。これらの各部分木データについて、分
割された上位部分木データの接続ノードに下位部分木デ
ータへの参照情報を埋め込む。参照情報は、下位部分木
データが含まれるメタデータ・ストリームを指すIDま
たはURI(Uniform Resource Id
entifier)と、メタデータ・ストリームに含ま
れる複数部分木データから1つ部分木データを識別する
整数値とにより構成される。 <<メタデータ・ストリーム情報の内容>>次に、メタ
データ・ストリーム情報の内容について説明する。メタ
データ・ストリーム情報は、(1)メタデータ・ストリ
ームを識別するID、(2)メタデータ・ストリームの
所在を示すURI、(3)メタデータ・ストリームのバ
イト単位の大きさ(メタデータ・ストリームのデータ量
に関する情報)、(4)メタデータ・ストリームの最終
更新日時、(5)メタデータ・ストリームに含まれるメ
タデータ項目のリスト、(6)メタデータ・ストリーム
に含まれないメタデータ項目のリスト、(7)依存する
他のメタデータ・ストリームのリスト(依存情報)、
(8)部分木データの最上位項目のリスト(メタデータ
が木構造によって構造化されている場合のみ)から構成
される。
【0014】上記(4)〜(6)の情報がメタデータ・
ストリームの記述内容に関する情報である。(7)の依
存する他のメタデータ・ストリームのリストとは、メタ
データ・ストリームが他のメタデータ・ストリームに依
存し、他のメタデータ・ストリームを同時に受信しなけ
れば意味をなさないときの、他のメタデータ・ストリー
ムを指すIDまたはURIのリストである。他のメタデ
ータ・ストリームに依存するとは、メタデータ・ストリ
ーム中のメタデータ項目が他のメタデータ・ストリーム
に含まれるメタデータ項目を参照している場合や、メタ
データが構造化されているときに、メタデータ・ストリ
ーム中の部分木データの上位部分木データが他のメタデ
ータ・ストリームに含まれる場合等である。
【0015】また、メタデータ・ストリームの再統合の
ための情報をメタデータ・ストリーム情報に含めること
もできる。この場合、再統合のための情報は、メタデー
タ・ストリームに含まれる部分木の最上位ノードに相当
する、再統合により生成されるメタデータの木構造にお
けるノードのパス情報である。パス情報は、XPath
(XML Path Language)を用いて記述
する。なお、メタデータ・ストリーム情報がメタデータ
・ストリームの再統合のための情報を含む場合は、メタ
データ・ストリームに再統合のための情報を埋め込む必
要はない。 <フォーマット例>本発明のメタデータ・ストリーム情
報のフォーマットの一例を図4に示す。これは、メタデ
ータ・ストリーム情報のデータ形式にXML(Exte
nsible Markup Language)を用
いる場合の、メタデータ・ストリーム情報のXML S
chemaによる項目の定義例である。図5、図6及び
図13は、それぞれ図4のメタデータ・ストリーム情報
のXML Schemaによる項目の定義例に出現する
QNameList、DependedStreams
Type及びConnectionsTypeの定義で
ある。また、本発明のメタデータ・ストリーム情報のフ
ォーマットの他の例を図7にしめす。これは、メタデー
タ・ストリーム情報のデータ形式にバイナリ形式を用い
る場合の、メタデータ・ストリーム情報のバイナリ形式
による項目の定義例である。図8、図9及び図14は、
それぞれ図7のメタデータ・ストリーム情報のバイナリ
形式による項目の定義例に出現するQNameLis
t、DependedStreams及びConnec
tionsの定義である。 <<ストリームのパケット化>>次に、メタデータ送信
制御部の動作についてより詳細に説明する。メタデータ
送信制御部は、複数のメタデータ・ストリーム及び複数
のメタデータ・ストリーム情報を1つのストリームに配
列し、それをパケット化して送信する。 <パケット化の一例>図15は、メタデータ・ストリー
ム及びメタデータ・ストリーム情報のパケット化の一例
の処理の流れを示す概念図である。まず、複数のメタデ
ータ・ストリーム及び複数のメタデータ・ストリーム情
報がそれぞれ1つのストリームに配列される。次に、そ
れぞれのストリームが適当な大きさのパケットに分割さ
れる。このとき、メタデータ・ストリームを含むパケッ
トにはメタデータ・ストリームを含むことを示す識別子
が付加され、メタデータ・ストリーム情報を含むパケッ
トにはメタデータ・ストリーム情報を含むことを示す識
別子が付加される。また、パケットの大きさは伝送シス
テムに依存し、メタデータ・ストリームやメタデータ・
ストリーム情報の大きさとは無関係である。次に、それ
ぞれのストリームのパケットが、メタデータ・ストリー
ム情報を含むパケット、メタデータ・ストリームを含む
パケットの順に配列される。最後に、配列されたパケッ
トのストリームが、図2に示す送信部4へ出力される。 <パケット化の他の例>また、図16は、メタデータ・
ストリーム及びメタデータ・ストリーム情報のパケット
化の他の例の処理の流れを示す概念図である。この例で
は、複数のメタデータ・ストリーム情報が1つのストリ
ームに配列され、適当な大きさのパケットに分割され
る。このとき、パケットがメタデータ・ストリーム情報
を含むことを示す識別子をパケットに付加する。一方、
複数のメタデータ・ストリームは、各メタデータ・スト
リーム毎に適当な大きさのパケットに分割される。この
とき、パケットがメタデータ・ストリームを含むことを
示し、さらに、複数のメタデータ・ストリームのうちの
どのメタデータ・ストリームを含むのかを示す識別子を
パケットに付加する(メタデータ・ストリームを含むこ
とを示す識別子と、どのメタデータ・ストリームを含む
のかを示す識別子との2つの識別子を付加してもよ
い)。次に、メタデータ・ストリーム情報のパケットと
各メタデータ・ストリームのパケットが1つのストリー
ムに配列される。このとき、メタデータ・ストリーム情
報のパケットが先に配列され、次に各メタデータ・スト
リームのパケットが多重されて配列される。この例で
も、パケットの大きさは伝送システムに依存し、メタデ
ータ・ストリームやメタデータ・ストリーム情報の大き
さとは無関係である。最後に、1つのストリームに配列
されたパケットが、図2に示す送信部4へ出力される。 <受信装置の例>図3は、第1実施例におけるコンテン
ツデータ及びメタデータ受信装置の一構成図である。受
信部6は、放送より受信されるパケットのパケットを解
除し、それによって得られるストリームをメタデータ・
ストリーム情報、メタデータ・ストリーム、コンテンツ
データに分離して出力する(各パケットに付加されてい
る識別子に基づきこれら3つの情報を分離する)。メタ
データ・ストリーム情報解釈部7は、受信部6より出力
されるメタデータ・ストリーム情報を解釈し、各メタデ
ータ・ストリームの要否を判断し、その要否をメタデー
タ・ストリーム選別部8へ出力する。その際、アプリケ
ーションまたはユーザー10より指定される判断基準に
基づいて要否を判断することもできる。メタデータ・ス
トリーム選別部8は、メタデータ・ストリーム情報解釈
部7より入力される各メタデータ・ストリームの要否に
基づいて、受信部6より出力されるメタデータ・ストリ
ームを選別し、必要なメタデータ・ストリームのみをメ
タデータ統合部9へ出力する。不要なメタデータ・スト
リームは棄却する。メタデータ統合部9は、メタデータ
・ストリーム選別部8より出力されるメタデータ・スト
リームを統合し、生成されるメタデータをアプリケーシ
ョンまたはユーザー10へ出力する。アプリケーション
またはユーザー10は、メタデータ統合部9より出力さ
れるメタデータ、及び、受信部6より出力されるコンテ
ンツデータをそれぞれの用途に使用する。 <受信装置の他の例>図17は、第1実施例におけるコ
ンテンツデータ及びメタデータ受信装置の他の構成図で
ある。この構成は、メタデータ・ストリーム及びメタデ
ータ・ストリーム情報のパケット化において、図16に
示すように、複数のメタデータ・ストリーム情報がパケ
ット化され、また、複数のメタデータ・ストリームが各
メタデータ・ストリーム毎にパケット化される場合(即
ち複数のメタデータ・ストリームのうちのどのメタデー
タ・ストリームを含むのかを示す識別子が付加されてい
る場合)のみに使用する。
【0016】受信部6は、パケット選別部11を含む。
パケット選別部11は、放送より受信されるパケット
を、メタデータ・ストリーム情報を含むパケット、メタ
データ・ストリームを含むパケット、コンテンツデータ
を含むパケットに分離し(各パケットに付加されている
識別子に基づきこれら3つの情報を分離する)、メタデ
ータ・ストリーム情報を含むパケットのパケットを解除
して得られるメタデータ・ストリーム情報をメタデータ
・ストリーム情報解釈部12へ出力する。また、パケッ
ト選別部11は、コンテンツデータを含むパケットのパ
ケットを解除して得られるコンテンツデータをアプリケ
ーションまたはユーザー10へ出力する。
【0017】メタデータ・ストリーム情報解釈部12
は、受信部6の中のパケット選別部11より出力される
メタデータ・ストリーム情報を解釈し、各メタデータ・
ストリームの要否を判断し、その要否を受信部6の中の
パケット選別部11へ出力する。その際、アプリケーシ
ョンまたはユーザー10より指定される判断基準に基づ
いて要否を判断することもできる。
【0018】パケット選別部11は、この要否判断情報
に基づき、必要なメタデータ・ストリームを含むパケッ
トのパケットを解除して得られるメタデータ・ストリー
ムをメタデータ統合部9へ出力し、不要なメタデータ・
ストリームを含むパケットを棄却する。必要なメタデー
タ・ストリームを含むパケット、不要なメタデータ・ス
トリームを含むパケットの選択は、各パケットに付加さ
れている複数のメタデータ・ストリームのうちのどのメ
タデータ・ストリームを含むのかを示す識別子に基づい
て行う。
【0019】メタデータ統合部9は、受信部6の中のパ
ケット選別部11より出力されるメタデータ・ストリー
ムを統合し、生成されるメタデータをアプリケーション
またはユーザー10へ出力する。アプリケーションまた
はユーザー10は、メタデータ統合部9より出力される
メタデータ、及び、受信部6の中のパケット選別部11
より出力されるコンテンツデータをそれぞれの用途に使
用する。 <選別の仕方>次に、図3または図17のメタデータ・
ストリーム情報解釈部7,12における、メタデータ・
ストリームの要否判断について、より詳細に説明する。
図18は、メタデータ・ストリームの要否判断の処理の
流れを示す図である。要否判断を開始すると、まず、メ
タデータ・ストリームの大きさの情報(メタデータ・ス
トリームのデータ量に関する情報)に基づき、受信装置
で処理可能な大きさか否か判断する。処理可能であれば
次のステップへ進み、処理不可能であれば受信不可能と
判断して終了する。
【0020】次に、メタデータ・ストリームに含まれる
メタデータ項目の情報またはメタデータ・ストリームに
含まれないメタデータ項目の情報(メタデータ・ストリ
ームの記述内容に関する情報)に基づき、アプリケーシ
ョンまたはユーザーが必要とするメタデータ項目が含ま
れているか否かを判断する。必要なメタデータ項目が含
まれていれば次のステップへ進み、必要なメタデータ項
目が含まれていなければ不要と判断して終了する。
【0021】次に、依存する他のメタデータ・ストリー
ムのリスト情報(依存情報)に基づき、依存する他のメ
タデータ・ストリームがあるか否かを判断する。依存す
る他のメタデータ・ストリームは複数の場合もある。依
存する他のメタデータ・ストリームがあれば次のステッ
プへ進み、依存する他のメタデータ・ストリームがなけ
れば必要と判断して終了する。次に、依存する他のメタ
データ・ストリームのうち、メタデータ・ストリームの
要否判断を行っていないものの要否判断を行う。
【0022】次に、依存する他のメタデータ・ストリー
ムに受信不可能なものがなければ次のステップへ進み、
受信不可能なものがあれば受信不可能と判断して終了す
る。次に、依存する全ての他のストリームの要否判断を
必要に変更する。最後に、要否判断を必要として終了す
る。 <<第2実施例>>次に、本発明を用いたメタデータ伝
送受信システムの第2実施例について説明する。第2実
施例は、インターネット等のプル型データ伝送受信シス
テムであり、伝送においては、メタデータの複数ストリ
ームによる伝送及び複数メタデータ・ストリーム情報の
伝送を行う。
【0023】まず、第2実施例におけるメタデータ伝送
の処理の流れを説明する。 <メタデータ・ストリームのURIの取得>メタデータ
伝送に先立って、受信側は、必要なメタデータ・ストリ
ーム及びコンテンツデータの所在を指すURIを知って
いると仮定する。メタデータ・ストリーム及びコンテン
ツデータのURIは、例えばインターネット上のコンテ
ンツ・プロバイダーのサイトから入手してもよいし、雑
誌や書籍、CD−ROM等の媒体から入手してもよい。
また、ディジタル放送において、テレビ情報誌から各番
組に対応するメタデータ・ストリームのURIを入手
し、インターネット経由でメタデータを入手することも
考えられる。以上のような方法により、受信側は、必要
な1つまたは複数のメタデータ・ストリーム及びコンテ
ンツデータのURIを入手する。
【0024】図10は、第2実施例におけるメタデータ
伝送の処理の流れを示す図である。初めに、送信側と受
信側との間にセッションが確立される。次に、受信側が
送信側へ、メタデータ・ストリームに対応するメタデー
タ・ストリーム情報を、メタデータ・ストリームの所在
を指すURIによって要求する。送信側は、要求された
メタデータ・ストリーム情報を受信側へ送信する。
【0025】次に、受信側は、受信したメタデータ・ス
トリーム情報を解釈し、対応するメタデータ・ストリー
ムの要否を判断する(解釈・要否判断は例えば図18に
示す流れに沿って行う。)。要否判断の結果、さらに他
のメタデータ・ストリーム情報が必要であれば、再び受
信側は送信側へメタデータ・ストリーム情報を要求す
る。他に必要なメタデータ・ストリーム情報がなけれ
ば、受信側は送信側へ全ての必要なメタデータ・ストリ
ームを要求する。送信側は、要求された全てのメタデー
タ・ストリームを受信側へ送信する。次に、受信側は、
受信した全てのメタデータ・ストリームを統合し、メタ
データを出力する。
【0026】次に、第2実施例におけるコンテンツデー
タ及びメタデータ送信装置、及び、コンテンツデータ及
びメタデータ受信装置について説明する。送信装置と受
信装置は、ネットワークを介してデータを伝送する。
【0027】図11は、第2実施例におけるコンテンツ
データ及びメタデータ送信装置の構成図である。コンテ
ンツデータ記憶部1は、例えばビデオ・ストリーム等の
コンテンツデータを記憶している。メタデータ記憶部2
は、コンテンツデータ記憶部1に記憶されているコンテ
ンツに対応するメタデータを複数のストリームに分割
し、その複数のメタデータ・ストリームを記憶してい
る。さらに、メタデータ記憶部2は、各メタデータ・ス
トリームそれぞれに関するメタデータ・ストリーム情報
をも記憶している。
【0028】メタデータ・ストリーム情報送信部21
は、受信側からメタデータ・ストリームのURIによっ
てメタデータ・ストリーム情報が要求されると、URI
が指すメタデータ・ストリームに対応するメタデータ・
ストリーム情報をメタデータ記憶部2から読み出し、受
信側へ送信する(送信時に送信に適した形態のパケット
化処理を行ってもよい)。メタデータ・ストリーム送信
部22は、受信側からURIによってメタデータ・スト
リームが要求されると、URIが指すメタデータ・スト
リームをメタデータ記憶部2から読み出し、受信側へ送
信する(送信時に送信に適した形態のパケット化処理を
行ってもよい)。
【0029】コンテンツデータ送信部23は、受信側か
らURIによってコンテンツデータが要求されると、U
RIが指すコンテンツデータを受信側へ送信する(送信
時に送信に適した形態のパケット化処理を行ってもよ
い)。
【0030】図12は、本発明の第2実施例におけるコ
ンテンツデータ及びメタデータ受信装置の構成図であ
る。メタデータ・ストリーム情報受信部31は、アプリ
ケーションまたはユーザーの指示(またはメタデータ・
ストリーム情報解釈部32の指示)により、メタデータ
・ストリームの所在を指すURIを用いて送信側へメタ
データ・ストリーム情報を要求する。そして、送信側よ
り送信されるメタデータ・ストリーム情報を受信してメ
タデータ・ストリーム情報解釈部32へ出力する。
【0031】メタデータ・ストリーム情報解釈部32
は、メタデータ・ストリーム情報受信部31より出力さ
れるメタデータ・ストリーム情報を解釈し、対応するメ
タデータ・ストリームの要否を判断し、さらに他のメタ
データ・ストリーム情報の要否を判断する。他に必要な
メタデータ・ストリーム情報がさらにあれば、メタデー
タ・ストリーム情報解釈部32はメタデータ・ストリー
ム情報受信部31へメタデータ・ストリーム情報の受信
を指示する(解釈・要否判断は例えば図18に示す流れ
に沿って行う)。他に必要なメタデータ・ストリーム情
報がなければ、メタデータ・ストリーム情報解釈部32
はメタデータ・ストリーム受信部33へ全ての必要なメ
タデータ・ストリームの受信を指示する。
【0032】メタデータ・ストリーム受信部33は、メ
タデータ・ストリーム情報解釈部32に受信を指示され
るメタデータ・ストリームをURIによって送信側へ要
求し、送信側より送信されるメタデータ・ストリームを
受信してメタデータ統合部34へ出力する。
【0033】メタデータ統合部34は、メタデータ・ス
トリーム受信部33より出力されるメタデータ・ストリ
ームを統合し、生成されるメタデータをアプリケーショ
ンまたはユーザーへ出力する。
【0034】コンテンツデータ受信部35は、アプリケ
ーションまたはユーザーの指示により、送信側へURI
によってコンテンツデータを要求し、送信側より送信さ
れるコンテンツデータを受信してアプリケーションまた
はユーザーへ出力する。アプリケーションまたはユーザ
ーは、メタデータ統合部34より出力されるメタデー
タ、及び、コンテンツデータ受信部35より出力される
コンテンツデータをそれぞれの用途に使用する。
【0035】次に、受信側によるメタデータ・ストリー
ム情報の要求から受信したメタデータ・ストリーム情報
の解釈とメタデータ・ストリームの要否判断までの処理
について、まとめて説明する。受信側は、送信側との間
にセッション確立を確立する前に、1つまたは複数の必
要なメタデータ・ストリームの所在を指すURIを入手
していると想定する。送信側と受信側との間にセッショ
ンが確立されると、まず、送信側は、必要なメタデータ
・ストリームに対応するメタデータ・ストリーム情報
を、メタデータ・ストリームのURIによって送信側へ
要求する。次に、送信側は、要求されたメタデータ・ス
トリーム情報を受信側へ送信する。次に、受信側は、送
信側より受信したメタデータ・ストリーム情報を解釈
し、改めて対応するメタデータ・ストリームの要否を判
断する。メタデータ・ストリームの要否判断の詳細は、
第1実施例で説明した図18の処理の流れと同様であ
る。ただし、依存する他のメタデータ・ストリームの要
否判断をする場合は、対応するメタデータ・ストリーム
情報の要求と受信を行う。
【0036】なお、第2実施例におけるメタデータ・ス
トリームの内容詳細は、第1実施例におけるメタデータ
・ストリームと同様である。また、第2実施例における
メタデータ・ストリーム情報の内容は、本発明の第1実
施例におけるメタデータ・ストリーム情報の内容と同様
である。
【0037】
【発明の効果】以上の通り、本発明は下記の効果を有す
る。 (イ)受信側において、メタデータ・ストリーム情報に
基づき、必要とするメタデータ・ストリームのみを選択
的に受信処理することを可能とし、受信側におけるメタ
データの効率的な受信処理を可能とさせる。 (ロ)メタデータ・ストリームを含む各パケットに、そ
のメタデータ・ストリームを特定するための識別子を付
加して伝送した場合には、受信側において、メタデータ
・ストリームの各パケットを解除する前の段階で、要と
判断されたメタデータ・ストリームを含むパケットのみ
を選択可能とし、受信側におけるメタデータのより効率
的な受信処理を可能とさせる。 (ハ)メタデータ・ストリーム情報に、対応するメタデ
ータ・ストリームと関連付けられる他の前記メタデータ
・ストリームを指定する情報である依存情報を加えて伝
送するようにした場合には、受信側において、必要なメ
タデータを含むメタデータ・ストリームを利用するため
に必要な他のメタデータ・ストリームを知ることが可能
となり、必要なメタデータ・ストリームとそれを利用す
るために必要な他のメタデータ・ストリームとを的確に
受信することが可能となり、受信側におけるメタデータ
のより効率的な受信処理を可能とさせる。 (ニ)まず、受信側にメタデータ・ストリーム情報を伝
送し、次に、伝送したメタデータ・ストリーム情報に基
づき受信側から要求されるメタデータ・ストリームを伝
送するようにした場合には、受信側におけるメタデータ
の効率的な受信処理を可能とさせるばかりでなく、メタ
データのより効率的な伝送をも可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例におけるメタデータ伝送の処理の流
れを示す図である。
【図2】第1実施例におけるコンテンツデータ及びメタ
データ送信装置の構成図である。
【図3】第1実施例におけるコンテンツデータ及びメタ
データ受信装置の構成図である。
【図4】本発明に用いるメタデータ・ストリーム情報の
XML Schemaによる項目の定義例である。
【図5】図4に示すメタデータ・ストリーム情報のXM
L Schemaによる項目の定義例に出現するQNa
meListの定義である。
【図6】図4に示すメタデータ・ストリーム情報のXM
L Schemaによる項目の定義例に出現するDep
endedStreamsTypeの定義である。
【図7】本発明に用いるメタデータ・ストリーム情報の
バイナリ形式による項目の定義例である。
【図8】図7に示すのメタデータ・ストリーム情報のバ
イナリ形式による項目の定義例に出現するQNameL
istの定義である。
【図9】図7に示すメタデータ・ストリーム情報のバイ
ナリ形式による項目の定義例に出現するDepende
dStreamsの定義である。
【図10】第2実施例におけるメタデータ伝送の処理の
流れを示す図である。
【図11】第2実施例におけるコンテンツデータ及びメ
タデータ送信装置の構成図である。
【図12】第2実施例におけるコンテンツデータ及びメ
タデータ受信装置の構成図である。
【図13】図4に示すメタデータ・ストリーム情報のX
ML Schemaによる項目の定義例に出現するCo
nnectionsTypeの定義である。
【図14】図7に示すメタデータ・ストリーム情報のバ
イナリ形式による項目の定義例に出現するConnec
tionsの定義である。
【図15】第1実施例におけるメタデータ・ストリーム
及びメタデータ・ストリーム情報のパケット化の一例の
処理の流れを示す概念図である。
【図16】第1実施例におけるメタデータ・ストリーム
及びメタデータ・ストリーム情報のパケット化の他の例
の処理の流れを示す概念図である。
【図17】第1実施例におけるコンテンツデータ及びメ
タデータ受信装置の他の構成図である。
【図18】第1及び第2実施例におけるメタデータ・ス
トリームの要否判断の処理の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 コンテンツデータ記憶部 2 メタデータ記憶部 3 メタデータ送信制御部 4 送信部 5 コンテンツデータ送信制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04H 1/00

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンテンツの内容を記述した複数の各メタ
    データ・ストリームと、前記各メタデータ・ストリーム
    それぞれに関する情報である各メタデータ・ストリーム
    情報とをそれぞれパケット化する第1の通信制御手段
    と、 前記コンテンツ自体のデータであるコンテンツデータを
    パケット化する第2の通信制御手段と、 前記パケット化されたメタデータ・ストリームと、前記
    パケット化されたメタデータ・ストリーム情報と、前記
    パケット化されたコンテンツデータとを多重化して伝送
    路に送信する送信手段とを備え、 前記各メタデータ・ストリーム情報は、各対応する前記
    メタデータ・ストリームのデータ量に関する情報、及び
    各対応する前記メタデータ・ストリームの記述内容に関
    する情報のうちの少なくとも一方の情報を含むことを特
    徴とするメタデータ送信装置。
  2. 【請求項2】コンテンツの内容を記述した複数のメタデ
    ータ・ストリームと、前記各メタデータ・ストリームそ
    れぞれに関する情報である各メタデータ・ストリーム情
    報とを記憶する記憶手段と、 この記憶手段から読み出した前記メタデータ・ストリー
    ム情報と前記メタデータ・ストリームとを、前記メタデ
    ータ・ストリーム情報を前記メタデータ・ストリームよ
    りも先行して伝送路に送信する送信手段とを備え、 前記記憶手段に記憶された前記各メタデータ・ストリー
    ム情報は、各対応する前記メタデータ・ストリームのデ
    ータ量に関する情報、及び各対応する前記メタデータ・
    ストリームの記述内容に関する情報のうちの少なくとも
    一方の情報を含むことを特徴とするメタデータ送信装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のメタデータ送信
    装置において、 前記各メタデータ・ストリーム情報の内の少なくとも1
    つのメタデータ・ストリーム情報は、対応する前記メタ
    データ・ストリームと関連付けられる他の前記メタデー
    タ・ストリームを指定する情報である依存情報を含むこ
    とを特徴とするメタデータ送信装置。
  4. 【請求項4】コンテンツの内容を記述した複数のメタデ
    ータ・ストリームを1つのストリームに配列してパケッ
    ト化し、各パケットに前記メタデータ・ストリームを含
    むことを示す識別子を付加するメタデータ・ストリーム
    送信制御手段と、 前記各メタデータ・ストリームそれぞれに関する情報で
    ある各メタデータ・ストリーム情報を1つのストリーム
    に配列してパケット化し、各パケットに前記メタデータ
    ・ストリーム情報を含むことを示す識別子を付加するメ
    タデータ・ストリーム情報送信制御手段と、 前記メタデータ・ストリームを含む前記各パケットの伝
    送に先行して、前記メタデータ・ストリーム情報を含む
    前記各パケットを伝送路に送信する送信手段とを備え、 前記各メタデータ・ストリーム情報は、各対応する前記
    メタデータ・ストリームのデータ量に関する情報、及び
    各対応する前記メタデータ・ストリームの記述内容に関
    する情報のうちの少なくとも一方の情報を含むことを特
    徴とするメタデータ送信装置。
  5. 【請求項5】コンテンツの内容を記述した複数のメタデ
    ータ・ストリーム各々を各メタデータ・ストリーム毎に
    パケット化し、各パケットに、前記メタデータ・ストリ
    ームを含むことを示す識別子及び前記メタデータ・スト
    リームを特定するための識別子を付加するメタデータ・
    ストリーム送信制御手段と、 前記各メタデータ・ストリームそれぞれに関する情報で
    ある各メタデータ・ストリーム情報を1つのストリーム
    に配列してパケット化し、各パケットに前記メタデータ
    ・ストリーム情報を含むことを示す識別子を付加するメ
    タデータ・ストリーム情報送信制御手段と、 前記メタデータ・ストリームを含む前記各パケットの伝
    送に先行して、前記メタデータ・ストリーム情報を含む
    前記各パケットを伝送路に送信する送信手段とを備え、 前記各メタデータ・ストリーム情報は、各対応する前記
    メタデータ・ストリームのデータ量に関する情報、及び
    各対応する前記メタデータ・ストリームの記述内容に関
    する情報のうちの少なくとも一方の情報を含むことを特
    徴とするメタデータ送信装置。
  6. 【請求項6】コンテンツの内容を記述した複数のメタデ
    ータ・ストリームと、前記各メタデータ・ストリームそ
    れぞれに関する情報である各メタデータ・ストリーム情
    報とを記憶する記憶手段と、 受信側からの要求に応じて、この記憶手段から読み出し
    た前記メタデータ・ストリーム情報を伝送路に送信する
    第1の送信手段と、 前記送信したメタデータ・ストリーム情報に基づき前記
    受信側から要求される前記メタデータ・ストリームを、
    前記記憶手段から読み出し、その読み出したメタデータ
    ・ストリームを前記伝送路に送信する第2の送信手段と
    を設け、 前記記憶手段に記憶された前記各メタデータ・ストリー
    ム情報は、各対応する前記メタデータ・ストリームのデ
    ータ量に関する情報、及び各対応する前記メタデータ・
    ストリームの記述内容に関する情報のうちの少なくとも
    一方の情報を含むことを特徴とするメタデータ送信装
    置。
  7. 【請求項7】コンテンツの内容を記述した複数のメタデ
    ータ・ストリームと、前記各メタデータ・ストリームそ
    れぞれに関する情報である各メタデータ・ストリーム情
    報とを記憶する記憶手段と、 受信側からの要求に応じて、この記憶手段から読み出し
    た前記メタデータ・ストリーム情報をパケット化して伝
    送路に送信する第1の送信手段と、 前記送信したメタデータ・ストリーム情報に基づき前記
    受信側から要求される前記メタデータ・ストリームを、
    前記記憶手段から読み出し、その読み出したメタデータ
    ・ストリームをパケット化して前記伝送路に送信する第
    2の送信手段とを設け、 前記記憶手段に記憶された前記各メタデータ・ストリー
    ム情報は、各対応する前記メタデータ・ストリームのデ
    ータ量に関する情報、及び各対応する前記メタデータ・
    ストリームの記述内容に関する情報のうちの少なくとも
    一方の情報を含むことを特徴とするメタデータ送信装
    置。
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