JP2003143478A - 映像合成装置および情報処理方法 - Google Patents

映像合成装置および情報処理方法

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JP2003143478A JP2001334710A JP2001334710A JP2003143478A JP 2003143478 A JP2003143478 A JP 2003143478A JP 2001334710 A JP2001334710 A JP 2001334710A JP 2001334710 A JP2001334710 A JP 2001334710A JP 2003143478 A JP2003143478 A JP 2003143478A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学系の制御が設定値以上に達してしまった
場合には、注目されている対象物をコンピュータグラフ
ィックス画像などに切り換えて、使用者の対象物をもっ
と詳しく見たいという要求を満たせるようにすることを
目的とする。 【解決手段】 撮影部で撮影された実写画像をベースと
した画像を表示する空間モードおよびコンピュータグラ
フィックスをベースとした画像を表示する空間モードを
有する映像合成装置であって、撮影部の姿勢情報とレン
ズ状態制情報とコンピュータグラフィックスデータをも
とに空間モードを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】撮影部で撮影された実写画像
をベースとした画像の表示およびコンピュータグラフィ
ックスをベースとした画像の表示を切り換えるものに関
する。
【0002】
【従来の技術】展望台等に置かれる望遠鏡は展望台から
の景色を捉え、光学装置を用いて拡大などして使用者に
提示するものであるが、従来の望遠鏡は景色を単に光学
的に拡大して表示するものであるに過ぎないため、現実
世界に実際に存在するものしか提示できないという問題
があった。たとえば、望遠鏡では現実世界に存在する建
物に付属した情報(住所や建物の名前など)を提示する
ことはできず、また、現実世界中に仮想のキャラクタを
配置して眺めるといったことも不可能である。また、望
遠のズーム拡大率が限界に達してしまった場合に、注目
されている対象物をコンピュータグラフィックス画像な
どに切り換えてさらに詳しく表示したり、注目した対象
物の中を仮想世界として歩き回ることができなかった。
こうした問題を解決するものとして以下のような従来例
がある。
【0003】望遠鏡から見る現実の景色に仮想的な文字
や画像を重ね合わせる技術が、特許第2833206号
「展望用ディスプレイ装置」に開示されている。ここで
開示されている装置は、装置前方からの外界情景光と、
仮想的な文字や画像を表示した面からの画像表示光を、
ハーフミラー等によって構成されるコンバイナを用いて
重ね合わせて装置利用者に提示する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常の望遠鏡や特開2
000−125171「光学装置」など、現実に見える
ものを大きく拡大して見るための装置(以下、拡大表示
装置)には、拡大率に制限がある。そのため、ズーム拡
大率が限界に達してしまうとそれ以上大きく拡大して見
ることができない。つまりズーム値が最大に達してしま
った場合、使用者が「さらに詳しく見たい」と思ってズ
ーム値を上げる操作をしても、対象物に関するさらに詳
しい情報を表示することができなかった。
【0005】本実施形態では、撮影部の光学系の制御が
設定値以上に達してしまった場合には、注目されている
対象物をコンピュータグラフィックス画像などに切り換
えて、使用者の対象物をもっと詳しく見たいという要求
を満たせるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下の構成を有することを特徴とする。
【0007】本願請求項1記載の発明は、撮影部で撮影
された実写画像をベースとした画像を表示する空間モー
ドおよびコンピュータグラフィックスをベースとした画
像を表示する空間モードを有する映像合成装置であっ
て、現実世界をレンズを介して撮影し実写画像を生成す
る撮像部と、前記撮像部を使用者が手動で動かすことを
可能とする可動部を有する、前記撮像部を支持する支持
部と、前記撮像部と前記支持部の相対的な姿勢を測定す
る姿勢測定部と、前記レンズの状態を制御するレンズ状
態制御部と、コンピュータグラフィックスを生成するた
めのデータを保持するデータ部と、前記データ部に保持
されているデータを用いてコンピュータ映像を生成する
コンピュータ映像生成部と、前記姿勢測定部からの姿勢
情報と前記レンズ状態制御部からのレンズ状態情報と前
記データ部に保持されているデータをもとに空間モード
を設定するする空間管理部と、前記空間管理部で設定さ
れた空間モードに基づいて、前記撮影映像取込部で取り
込まれた撮影映像と前記コンピュータ映像生成部で生成
したコンピュータ映像とから表示すべき映像を生成する
映像合成部と、前記映像合成部で生成された映像を表示
する表示部とを備えることを特徴とする。
【0008】本願請求項8記載の発明は、撮影部で撮影
された実写画像をベースとした画像の表示およびコンピ
ュータグラフィックスをベースとした画像の表示を可能
にする情報処理方法であって、撮影部の姿勢情報および
ズーム情報を入力し、前記ズーム情報に基づき前記撮影
部のズーム値が設定値より大きいか否かを判定し、前記
姿勢情報に基づき撮影画像の所定領域にキーデータが含
まれるか否かを判定し、前記ズーム値が前記設定値より
大きく、かつ前記撮影画像の所定領域にキーデータが含
まれる場合は、前記キーデータに対応するコンピュータ
映像を生成し、前記生成されたコンピュータ映像をベー
スとして画像を表示させることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>第1実施形態の
概要は次のとおりである。
【0010】映像合成装置は展望台等で望遠鏡として、
また博物館等で情報表示端末とし使用される。図1は第
1実施形態による映像合成装置の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【0011】1は撮像部であり、たとえばカメラからな
る。撮像部1は屋外の風景や屋内の展示物といった現実
世界を撮影し、撮影映像を映像信号として撮影映像取込
部2に出力する。
【0012】2は撮影映像取込部であり、撮像部1から
出た映像信号を映像合成部3に適した形式に変換して映
像合成部3に送り出す。
【0013】3は映像合成部であり、空間管理部10か
ら取り出した空間モード情報に応じて、撮影映像取込部
2からの撮影映像とコンピュータ映像生成部7からのコ
ンピュータ映像を合成した合成画像、又はコンピュータ
映像のみを表示部9に送出する。
【0014】4は支持部であり、床等に設置され、撮像
部1を支える。支持部4は可動部分を持ち、撮像部1を
使用者が手動で左右方向および上下方向に自由に回転さ
せることを可能にする。支持部4は床等に固定されても
よいが、たとえばレールや台車の上に載せて移動できる
ようにしてもよい。
【0015】5は支持部4と撮像部1の相対的な姿勢を
測定する姿勢測定部であり、撮像部1の姿勢情報、すな
わち撮像部1の上下方向および左右方向の回転情報を空
間管理部10からの要求に応じて、又は空間管理部10
からの要求なしに空間管理部10に送り出す。姿勢測定
部5は、例えば機械式のエンコーダなどから構成され
る。姿勢測定部5は支持部と撮像部の相対的な姿勢を測
定することができればどういった構成としてもよく、他
に例えばジャイロや光学式のセンサを利用することも可
能である。
【0016】6はレンズ状態制御部であり、図示しない
操作部もしくは制御信号によりレンズの状態を操作す
る。レンズ状態制御部6は、例えば機械式のエンコーダ
やステッピングモータからなる。また、レンズ制御部6
は、撮像部1で利用するレンズのズーム値やフォーカス
値といったレンズ状態情報を空間管理部10からの要求
に応じて、又は空間管理部10からの要求なしに空間管
理部10に送り出す。ズーム値・フォーカス値とは、レ
ンズ状態制御部6でエンコーダ等により出力される値で
ある。
【0017】10は空間管理部であり、姿勢測定部5か
ら撮像部1の姿勢情報を取り出して撮像部1が向いてい
る方向を推定し、またレンズ状態制御部6からレンズ状
態情報を取り出して撮像部1の画角等を推定し、カメラ
状態データとして保持する。空間管理部10はカメラ状
態データおよびデータ部8の空間に関するデータを参照
して、空間モードを決定する。空間モードとは、実写モ
ード、VR空間モードなどである。
【0018】実写モードは、撮像部1で撮影した実写画
像そのもの、または実写画像をベースとしてコンピュー
タグラフィックスなどで生成した画像を合成した画像を
提示する。
【0019】VR空間モードは、ズーム値に従って実写
モードから移行するモードであり、コンピュータグラフ
ィックス画像をベースとした画像を提示する。
【0020】VR空間モードによれば、例えば、注目さ
れている対象物をコンピュータグラフィックス画像など
に切り換えてさらに詳しく表示したり、対象物に関する
情報を表示したり、対象物の中に入り込んでウォークス
ルーできるようにすることができる。
【0021】VR空間モードの1例として提示する情報
レベル自体を切り換える例を説明する。
【0022】例えば対象物が布であった場合、布が糸の
編みこみによってできている様子、糸が繊維からできて
いる様子、さらには繊維が分子からできている様子まで
を、ズーム値によって切り換えて提示する。
【0023】これは、1つのオブジェクトの対して解像
度(LOD:Level of Details)の異
なる複数のモデルを持たせて、視点位置などによってモ
デルを切り換えて表示する技術を用いることで実現でき
る。つまり、1つのオブジェクトに複数のモデルを持た
せて、ズーム値に応じてモデルを切り換えて表示するこ
とにより実現できる。モデル切り換える際、画像同士の
ブレンディングなどを行って、画像をスムーズに切り換
えることもできる。情報レベル自体を切り替える場合
は、データ部8は、空間位置データに対応させて複数の
モデルを保持するとともに、各モデルをズーム値に対応
させて保持する。
【0024】VR空間モードの他の1例として対象物内
をVR空間としてウォークスルーしているような画像を
提示する例を説明する。
【0025】例えば、仮想カメラのカメラ視点位置を対
象物付近に設定し、ズームイン操作を前進に、ズームア
ウト操作を後退に対応させ、対象物の中に入り込んでウ
ォークスルーできるようにする。VR空間モードが解除
される場合とは、例えば予めVR空間からの出口を用意
しておき、そこから出た場合など予め条件を設定してお
く。ウォークスルーしているような画像を提示する場合
は、データ部8は、空間位置データに対応させてウォー
クスルーしているような画像を提示するためのデータ群
を保持する。
【0026】空間管理部10は、レンズ状態情報から空
間モードを決定する。そして、決定された空間モードお
よびカメラ状態データを、コンピュータ映像生成部7か
らの要求に応じて、又は表示モード決定部からの要求な
しにコンピュータ映像生成部7に送り出す。さらに決定
された空間モードを映像合成部3からの要求に応じて、
又は映像合成部3からの要求なしに映像合成部3に送り
出す。
【0027】7はコンピュータ映像生成部であり、空間
管理部10からカメラ状態データおよび空間モードに基
づき、データ部8から必要なデータを取り出して、コン
ピュータ映像を生成する。そして、生成したコンピュー
タ映像は映像合成部3に送る。
【0028】8はデータ部であり、たとえばハードディ
スクから構成され、コンピュータ映像生成部7に引き渡
すデータを所持する。
【0029】データ部8に格納されるデータとしては、
実写モードにおいて実写画像に合成するコンピュータグ
ラフィックス画像を生成するためのテキスト情報やパノ
ラマ映像、三次元CG(コンピュータグラフィックス)
データや、VR空間モードにおいて提示されるコンピュ
ータグラフィックス画像を生成するための、上記説明し
たデータが格納されている。そして、データ部8は、コ
ンピュータ映像生成部7からの要求に応じて適切なデー
タをコンピュータ映像生成部7に送出する。たとえばコ
ンピュータ映像生成部7が撮像部1の視野に合成する三
次元CGデータを要求してきた時に、データ部8は格納
されている三次元CGデータの中から撮像部1の視野に
含まれる三次元CGデータを取り出して送出する。な
お、データ部8はハードディスクに限らず、データを保
持することができる媒体であれば何でもよく、たとえば
テープやメモリなどで構成してもよい。
【0030】9は表示部であり、映像合成部3から送り
出された合成映像信号を表示する。この際、表示部9は
撮像部1と一体的に動くものとすると使用者にとっては
直に望遠鏡などを覗き込むかのように直感的で理解しや
すいが、必ずしもその必要はなく、たとえば撮像部1が
可動で表示部9が固定されるという構成でもよい。ま
た、この表示部9は複数備えられてもよく、その場合は
合成映像を多数の人が見ることが可能になる。
【0031】以上の様な構成を備えた本実施形態の制御
について図2を用いて説明する。図2は本実施形態の映
像合成装置における処理の手順を説明するフローチャー
トである。
【0032】ステップS0ではデータ準備を行う。ステ
ップS0ではデータ部8に格納する上述したデータを用
意する。各データはあらかじめ現実世界との位置の対応
をとっておく必要があり、たとえば三次元CGならばそ
れが現実世界中でどの位置に対応するかを指定しておか
ねばならない。また、パノラマ映像であればパノラマ映
像のどの部分が現実世界のどの部分に対応するかを指定
しておかねばならない。
【0033】データ部8にパノラマ映像を格納する場
合、格納するパノラマ映像としては、たとえば異なる時
間帯や場所において撮影したパノラマ映像が考えられ
る。あらかじめ異なる時間帯に撮影したパノラマ映像を
格納することで、たとえば展望台において曇天時におい
ても展望台からの晴天時の眺めを再現することができ
る。また、異なる場所で撮影したパノラマ映像を格納す
ることで、全く異なる場所で撮影されたパノラマ映像が
あたかもその場にあるかのように再現することができ
る。
【0034】データ部8に格納するパノラマ映像は、た
とえば撮像部1で撮影する。この場合、図14のよう
に、撮像部10で撮影した映像を撮影映像取込部11で
取り込み、データ部8に撮影映像を送ることになる。パ
ノラマ映像はこのように撮像部1で撮影し、それをデー
タ部8に格納することができるが、データ部8にパノラ
マ映像を格納できる方法であればこれに限らずどのよう
な方法でもよい。
【0035】データ部8にパノラマ映像を格納する場
合、そのパノラマ映像には空白の部分が含まれていても
よい。パノラマ映像中の空白を表現する方法としては、
たとえばパノラマ映像の各画素に透過度を表すα値を与
え、空白となっている画素のα値を0とする方法があ
る。撮影したパノラマ映像中において、パノラマ映像の
合成を必要としない部分のα値を0としておけば、映像
合成部3が撮影映像とパノラマ映像を合成する際、α値
が0となっている部分に撮影映像を合成し、α値が0と
なっていない部分にはパノラマ映像を合成することで、
パノラマ映像と撮影映像を一つの合成映像中に表示する
ことが可能になる。このとき、パノラマ映像の各画素の
α値をすべて1とすれば、映像合成時に、撮影映像を含
まずパノラマ映像だけを含んだ合成映像が合成されるこ
とになる。
【0036】このパノラマ映像の各画素にα値を与える
方法について、展望室において本実施形態の映像合成装
置を利用する場合の例を図7を用いて説明する。ステッ
プS0において、展望室から周囲の光景を撮影してパノ
ラマ映像Iが撮影され、このパノラマ映像Iには、室内
の映像Rと室外の映像Pが含まれるものとする。室内の
映像Rのα値を0とし、室外の映像Pのα値を1とする
ことで、映像合成部3で映像合成を行う際に、室内部分
については撮影映像を合成し、室外部分については室外
の映像Pを合成するといったことが可能になる。このこ
とによって、室内を見た時には現実世界の撮影映像が見
え、室外を見た時にはあらかじめ撮影されたパノラマ映
像が見える、といったことが可能になる。
【0037】ここではパノラマ映像中の空白の部分を表
現する方法としてα値を用いる方法を挙げたが、この方
法はパノラマ映像中の空白の部分を表現できる方法であ
ればどのような方法でもよい。
【0038】また、ここに格納するパノラマ映像データ
は、たとえば三次元CGをあらかじめパノラマ映像とし
てレンダリングしたものであってもよい。一般的に三次
元CGの生成を実時間で行う場合には描画能力の制限な
どから三次元CGの精密さが限定されてしまうが、この
手法を用いることで三次元CGのモデルを無制限に精密
にし、より三次元CGの映像の質を高めることが可能で
ある。この際、レンダリングしたパノラマ映像の各画素
に透過度を表すα値を与え、パノラマ映像中においてC
Gの描かれていない部分のα値を0とすれば、映像合成
部3が撮影映像とコンピュータ映像を合成する際、α値
が0となっている部分について撮影映像を合成すること
で、撮影映像中にあらかじめレンダリングした三次元C
Gを合成することが可能になる。
【0039】データ部8に三次元CGを格納する場合、
格納する三次元CGとしては、たとえば仮想のキャラク
タなどが考えられる。ここで、データ部8に格納する三
次元CGデータには位置や大きさ、形状といった幾何情
報だけでなく、制約関係や動きといったデータも含まれ
る。たとえばデータ部8に仮想のキャラクタの形状や動
きの情報を格納しておくことで、現実世界中に仮想のキ
ャラクタを登場させることが可能になる。
【0040】また、データ部8にあらかじめ現実世界の
奥行情報を入力して利用してもよい。あらかじめ現実世
界の奥行情報を持ち利用することで、現実世界の映像と
コンピュータ映像との前後関係を正しく反映した映像合
成が可能になる。たとえば、ある建物とある建物の間で
三次元CGのキャラクタを動かしたいという時、現実世
界の奥行情報を持たない場合だと三次元CGのキャラク
タの全身が建物の前面に表示されてしまうため、図3の
ように建物とキャラクタの前後関係が正しく反映されな
い。これに対して現実世界の奥行情報を持たせた場合に
は、キャラクタまでの奥行と建物までの奥行を比較し、
キャラクタまでの奥行が建物の奥行よりも大きい部分の
コンピュータ映像生成を行わないことで、図4のように
建物とキャラクタの前後関係を正しく反映した合成映像
を生成することができる。
【0041】現実世界に奥行情報を持たせることはたと
えば現実世界に三次元モデルを持たせることで実現でき
る。現実世界の奥行情報を三次元モデルとして与えた場
合には、たとえば図5のように建物の上に三次元CGの
キャラクタを乗せるなどといった接触関係を表現するこ
とが可能である。現実世界の三次元モデルは、たとえば
地図データから生成することが可能である。
【0042】ここで、地図データから現実世界の三次元
モデルを生成する方法について図12、図13を用いて
説明する。図12のような地図があるものとして、その
地図の中には建物E、F、G、Hが描かれ、またこの建
物E、F、G、Hの高さ情報が何らかの方法で得られた
ものとする。ここで、地図の左下端を原点とし、1mを
1単位とした、図13のようなXYZ座標系を定義する
と、建物Hは高さ10、幅15、奥行15の直方体とし
て表現することができ、また他の建物E、F、Gも同様
に表現することができる。
【0043】以上のようにして地図データから現実世界
の三次元モデルを生成することができる。ここでは図1
3のような座標系を定義したが、この座標系がいかなる
ものであれ地図データから三次元モデルを生成すること
ができるのは言うまでもない。また、現実世界に三次元
モデルを持たせる方法は上記の方法に限らず、現実世界
の三次元モデルが構築できる方法であればどのような方
法でもよい。
【0044】また、現実世界の奥行情報は必ずしも三次
元のモデルでなくてもよく、たとえば図6のように二次
元のモデルとしてもよい。また、一視点から観察する場
合は、必ずしも現実世界の三次元モデルを持つ必要はな
く、レンジスキャナなどで得られた現実世界の奥行デー
タを持ち、利用することとしてもよい。現実世界に奥行
情報を持たせる方法は上記の方法に限らず、たとえば距
離画像を用いる方法でもよく、現実世界までの奥行がわ
かるものであればどのような方法でもよい。
【0045】データ準備後、ステップS1でシステムが
起動される。ステップS2で撮像部1から映像が取得さ
れ、取得された撮影映像はたとえばNTSC映像信号と
して撮影映像取込部2に送られる。この際、撮像部1か
ら撮影映像取込部2に送られる撮影映像はNTSC映像
信号に限らず、映像を表現できるものであれば何でもよ
い。
【0046】撮像部1で撮影された撮影映像は撮影映像
取込部2で適切なフォーマットに変換され、映像合成部
3に送られる。撮影映像取込部2ではたとえば撮像部1
から送られてきたNTSC映像信号をデジタルデータに
変換して映像合成部3に送るが、撮像部1の送り出す映
像はNTSC映像信号に限らず映像を表現するものであ
れば何でもよく、また、撮影映像取込部2が映像合成部
3に送り出す撮影映像もデジタルデータに限らず映像を
表現し、映像合成部3が処理できるものであれば何でも
よい。
【0047】ステップS3で姿勢測定部5が撮像部1の
姿勢を検知し、検知された姿勢情報は空間管理部10に
送られる。ステップS4でレンズ状態制御部6が撮像部
1で利用するレンズのズーム値やフォーカス値といった
レンズ状態情報を検知し、検知されたレンズ状態情報は
空間管理部10に送られる。
【0048】ステップS5では空間管理部10が、姿勢
測定部5から送出された姿勢情報とレンズ状態制御部6
から送出されたレンズ状態情報から撮像部1の視野を推
定し、データ部8から撮像部1の視野に含まれる範囲の
データを取得する。
【0049】ここで、姿勢測定部5から送出された姿勢
情報と、レンズ状態制御部6から送出されたレンズ状態
情報から撮像部1の視野を求める方法にはさまざまなも
のがあるが、ここではそのうち一つの方法を示す。一般
的に、撮像部1で利用するレンズのレンズ中心の位置と
撮像部1の視野角を求めれば視野を求めることが可能で
あるため、以下ではまず姿勢測定部5から送出された姿
勢情報から撮像部1で利用するレンズのレンズ中心の位
置を求める方法について記し、その後にレンズ状態制御
部6から送出されたレンズ状態情報から撮像部1の視野
角を求める方法について記す。
【0050】姿勢測定部5から送出された姿勢情報から
撮像部1で利用するレンズのレンズ中心の位置を求める
方法を10と図9を用いて説明する。図8は本実施形態
の映像合成装置の外観図である。撮像部1と表示部9は
支持部4に一体的に支持されており、回転中心Oを中心
として上下方向および左右方向に回転できるものとす
る。支持部4は床に固定されているため、床と回転中心
Oの位置関係は不変である。そのため、回転中心Oとレ
ンズ中心LOの相対的な位置関係がわかれば、現実世界
に対するレンズ中心LOの位置が一意に定まることとな
る。
【0051】ここで、回転中心Oを原点としたXYZ座
標系を図のように定義し、左右の回転角φと上下の回転
角θを図9のように定義する。撮像部1で用いるレンズ
のレンズ中心LOから回転中心Oまでの距離をdとして
表すと、レンズ中心LOの座標は x=−dsinθsinφ y=dsinθcosφ z=dcosθ として表される。ここではXYZ座標系を図9のように
定義したが、座標系をどのように定義しても、また上下
および左右の回転角をどのように定義しても、左右方向
の回転角と上下方向の回転角から撮像部1で利用するレ
ンズのレンズ中心の位置が求まることは言うまでもな
い。
【0052】レンズ状態制御部6から送出されたレンズ
状態情報から撮像部1の視野角を求める方法を図10と
図11を用いて説明する。まず、レンズ状態制御部6か
ら送出されるズーム値から撮像部1で利用するレンズの
焦点距離を算出する。ここで、レンズ状態制御部6から
送出されるズーム値は撮像部1に備えられた8ビットの
エンコーダから出力される値であるものとし、その値と
レンズの焦点距離が図10のテーブルのように求まって
いるものとする。すると、図10のテーブルを用い、テ
ーブルに載っていない値については補間を行うことで、
撮像部1で利用するレンズの焦点距離をレンズ状態制御
部6から送出されるズーム値を用いて求めることができ
る。ただし、レンズ状態制御部6が直接焦点距離を出力
することができる場合には、図10のようなテーブルを
用いて焦点距離を算出する必要はない。
【0053】以上のようにして求まった撮像部1で利用
するレンズの焦点距離をfとして、撮像部1に備わる撮
像面の横幅をxとすると、図11から撮像部1の左右方
向の視野角ψは次の式で求めることができる。
【0054】ψ=2arctan(x/2f) 同様に、撮像部1に備わる撮像面の高さをyとすると、
図11から撮像部1の上下方向の視野角μは次の式で求
めることができる。
【0055】μ=2arctan(y/2f) 以上のように、姿勢測定部5から送出された姿勢情報と
レンズ状態制御部6から送出されたレンズ状態情報から
撮像部1で利用するレンズのレンズ中心の位置と撮像部
1の視野角が求まり、したがって撮像部1の視野を求め
ることが可能である。この際、撮像部1の視野を求める
方法として上記のような方法を用いたが、撮像部1の視
野が求まる方法であれば上記のような方法に限らずどの
ような方法でもよい。
【0056】ステップS6では空間管理部10が、姿勢
測定部5から送り出された姿勢情報とレンズ状態制御部
6から送り出されたレンズ状態情報および、データ部8
の空間データにより空間モードを決定する。
【0057】空間モードの決定方法としては、現在の空
間モードが実写モードある場合、レンズのズーム値を参
照し、レンズのズーム値が予め設定した設定値未満の場
合はモードを変更しない。
【0058】レンズのズーム値が予め設定した設定値
(以下、例えば、設定値をズームの最大値と設定した場
合について説明する)以上の場合は、視野の中央領域
(表示部の中央領域)の空間領域に対応するキーデータ
をデータ部8から検索する。そして、データ部8に対応
するキーデータが検索された場合は、空間モードをVR
空間モードに変更する。
【0059】なお、視野の中央領域の空間領域にキーデ
ータが存在しない場合は、モードを変更せず、実写モー
ドが維持される。また、現在の空間モードがVR空間モ
ードである場合は、モードが解除されるまでモードを変
更しない。
【0060】ステップS7では、コンピュータ映像生成
部7が、ステップS6で決定された空間モードに対応す
るデータをデータ部8から取得し、コンピュータ映像を
生成する。生成した映像は映像合成部3に送られる。
【0061】ステップS8では、ステップS6で決定さ
れた空間モードに応じて、映像合成部3において撮影映
像取込部2から送り出された撮影映像と、コンピュータ
映像生成部7から送り出されたコンピュータ映像が合成
して、又はコンピュータ映像のみで映像を生成する。生
成された映像は表示部9に送られる。
【0062】ステップS9では映像合成部3から送り出
されてきた映像情報を表示部9が表示する。その後ステ
ップS10でシステムを終了するかどうかがチェックさ
れ、システムを終了させる場合はステップS11でシス
テムを終了させ、終了させない場合にはステップS2に
戻り、上述の処理を繰り返す。
【0063】以上のように、本実施形態によれば、拡大
表示装置においてレンズのズーム値が予め設定した設定
値以上に達してしまった場合には、ズーム値をあげる操
作で、注目されている対象物をコンピュータグラフィッ
クス画像などに切り換えてさらに詳しく表示したり、対
象物に関する情報を表示したり、対象物の中に入り込ん
でウォークスルーできるようにすることができる。
【0064】即ち、ある対象物へ拡大装置が可能な範囲
を越えてズームしていった場合、ズーム対象物をに不可
してある情報を切り換えて表示したり、対象物の中に入
り込んだようなVR空間を提示することができる。これ
により、望遠鏡などのズーム行動にあらわれる使用者の
要求である、対象物をもっと詳しく見たい、近くで見た
い、覗き込みたいなどの要求を満たす映像を表示するこ
とができる。
【0065】<変形例>操作部を備え、本実施形態の合
成装置の使用者からの入力を受け付ける。また、発音部
を備え、使用者に音を提示する。また、合成された映像
を記憶する合成映像記憶部と記憶映像出力部を備える。
また、第1の実施形態において、VR空間モードにおけ
るVR空間を、ズーム対象物とは関連のないVR空間に
してもよい。また、WWW(World Wide W
eb)のホームページを表示しても良い。
【0066】また、本実施形態の映像合成装置は、展望
台等で望遠鏡として使用することができるだけでなく、
たとえば博物館等に設置して、現実世界の展示物に重ね
て仮想的な映像を見せるような情報表示端末としても用
いることが可能である。
【0067】また、本実施形態の映像合成装置は、当然
のことながら展望台や博物館での利用に限られるもので
はなく、本実施形態の映像合成装置が有効に利用可能な
全ての状況において用いることが可能である。
【0068】本実施形態の目的は、前述した実施形態の
機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録
した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは
装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュー
タ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプ
ログラムコードを読み出し実行することによっても達成
される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコード自体が前述した実施形態の機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
実施形態を構成することになる。また、コンピュータが
読み出したプログラムコードを実行することにより、前
述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプ
ログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動
しているオペレーティングシステム(OS)などが実際
の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述
した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは
言うまでもない。
【0069】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる場合も含まれることは言うまでもない。
【0070】
【発明の効果】本発明によれば、光学系の制御が設定値
以上に達してしまった場合には、注目されている対象物
をコンピュータグラフィックス画像などに切り換えて、
使用者の対象物をもっと詳しく見たいという要求を満た
すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の第一実施形態による映像合成装置
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】第一実施形態における、映像合成装置の処理手
順を説明するフローチャートである。
【図3】現実世界の建物と仮想のキャラクタの前後関係
が表現されていない場合の図である。
【図4】現実世界の建物と仮想のキャラクタの前後関係
が表現されている場合の図である。
【図5】現実世界の建物と仮想のキャラクタの接触関係
が表現されている場合の図である。
【図6】現実世界のモデルを二次元のモデルとして表現
した場合の図である。
【図7】パノラマ映像の一部分にα値を与える場合を説
明する図である。
【図8】姿勢制御部から送られる姿勢情報から撮像部で
利用するレンズのレンズ中心の位置を求める方法を説明
する図である。
【図9】姿勢制御部から送られる姿勢情報から撮像部で
利用するレンズのレンズ中心の位置を求める方法を説明
する図である。
【図10】レンズ状態制御部から送られるレンズ状態情
報から撮像部で利用するレンズの焦点距離を求める方法
を説明する図である。
【図11】撮像部で利用するレンズの焦点距離からレン
ズの視野角を求める方法を説明する図である。
【図12】地図データから現実世界の三次元モデルを生
成する方法を説明する図である。
【図13】地図データから現実世界の三次元モデルを生
成する方法を説明する図である。
【図14】撮像部でパノラマ映像を撮影し、データ部に
格納する場合を説明する図である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/265 H04N 5/265 (72)発明者 穴吹 まほろ 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 小野 英太 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 鈴木 雅博 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 片山 昭宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 5B050 AA09 BA08 BA09 BA11 CA06 CA07 DA07 EA07 EA19 EA24 FA02 FA08 5C022 AA00 AB66 AC69 5C023 AA11 AA37 AA38 BA01 BA11 CA01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影部で撮影された実写画像をベースと
    した画像を表示する空間モードおよびコンピュータグラ
    フィックスをベースとした画像を表示する空間モードを
    有する映像合成装置であって、 現実世界をレンズを介して撮影し実写画像を生成する撮
    像部と、 前記撮像部を使用者が手動で動かすことを可能とする可
    動部を有する、前記撮像部を支持する支持部と、 前記撮像部と前記支持部の相対的な姿勢を測定する姿勢
    測定部と、 前記レンズの状態を制御するレンズ状態制御部と、 コンピュータグラフィックスを生成するためのデータを
    保持するデータ部と、 前記姿勢測定部からの姿勢情報と前記レンズ状態制御部
    からのレンズ状態情報と前記データ部に保持されている
    データをもとに空間モードを設定するする空間管理部
    と、 前記空間管理部で設定された空間モードに基づいて、前
    記データ部に保持されているデータを用いてコンピュー
    タ映像を生成するコンピュータ映像生成部と、 前記撮影映像取込部で取り込まれた撮影映像と前記コン
    ピュータ映像生成部で生成したコンピュータ映像とから
    表示すべき映像を生成する映像生成部とを有することを
    特徴とする映像合成装置。
  2. 【請求項2】 前記支持部はさらに前記表示部を前記撮
    像部と一体的に支持することを特徴とする請求項1に記
    載の映像合成装置。
  3. 【請求項3】 前記空間管理部は、前記撮像部で利用す
    るレンズのズーム値が予め設定した設定値以上、かつ前
    記表示部の特定エリア内にキーデータが表示されている
    場合に、前記コンピュータグラフィックスをベースとし
    た画像を表示する空間モードを設定することを特徴とす
    る請求項1乃至2のいずれかに記載の映像合成装置。
  4. 【請求項4】 前記設定値はズーム値の最大値であるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の映像合成装置。
  5. 【請求項5】 前記特定エリアは、前記表示部の中央で
    あることを特徴とする請求項3に記載の映像合成装置。
  6. 【請求項6】 前記支持部は固定されていることを特徴
    とする請求項1記載の映像合成装置。
  7. 【請求項7】 前記支持部が移動可能であることを特徴
    とする請求項1記載の映像合成装置。
  8. 【請求項8】 撮影部で撮影された実写画像をベースと
    した画像の表示およびコンピュータグラフィックスをベ
    ースとした画像の表示を可能にする情報処理方法であっ
    て、 撮影部の姿勢情報およびズーム情報を入力し、 前記ズーム情報に基づき前記撮影部のズーム値が設定値
    より大きいか否かを判定し、 前記姿勢情報に基づき撮影画像の所定領域にキーデータ
    が含まれるか否かを判定し、 前記ズーム値が前記設定値より大きく、かつ前記撮影画
    像の所定領域にキーデータが含まれる場合は、前記キー
    データに対応するコンピュータ映像を生成し、 前記生成されたコンピュータ映像をベースとして画像を
    表示させることを特徴とする情報処理方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の情報処理方法を実現する
    ためのプログラム。
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