JP2003142190A - 電気コネクタ - Google Patents

電気コネクタ

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JP2003142190A
JP2003142190A JP2001340507A JP2001340507A JP2003142190A JP 2003142190 A JP2003142190 A JP 2003142190A JP 2001340507 A JP2001340507 A JP 2001340507A JP 2001340507 A JP2001340507 A JP 2001340507A JP 2003142190 A JP2003142190 A JP 2003142190A
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JP
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housing
fitting
width dimension
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Application number
JP2001340507A
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English (en)
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Takuya Higeta
拓也 樋下田
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DDK Ltd
Original Assignee
DDK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コンタクトピッチが狭小化しても
十分な保持力を確保しつつハウジング12の挿入孔24
間にクラックが発生することがなく、クラック等により
導通不良を起こすことがない電気コネクタ10を提供す
ることを目的としている。 【解決手段】上記目的は、所要数のコンタクト14とこ
のコンタクト14が保持・固定されるハウジング12と
からなる電気コネクタ10において、コンタクト14の
ハウジング12への固定部18の幅方向両側に切り起こ
しによって形成された圧入片20を設けるとともにこの
圧入片20の先端間の幅寸法をコンタクト14の幅寸法
より小さくし、ハウジング12の挿入孔24に連通して
コンタクト14の圧入片20に対応した位置に圧入孔2
6を設けることで達成できる。また、圧入片20を略L
字形状にし、圧入片20の先端間をコンタクト14の幅
寸法より小さくした方がよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気(電子)機器
等に使用される電気コネクタに関するもので、特にコン
タクトの固定部の形状に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図に基づいて、従来の電気コネクタにつ
いて説明する。図4(A)は従来のコンタクトの斜視図
であり、(B)は従来のコンタクトをハウジングに圧入
した状態の嵌合側からみた部分的な電気コネクタの平面
図である。従来の電気コネクタは、主にハウジングとコ
ンタクトとからなっている。前記ハウジングにはコンタ
クトが挿入される挿入孔が設けられている。前記コンタ
クトは、相手物と接触する接触部とハウジングに固定さ
れる固定部と相手物に接続する接続部とから構成されて
いる。前記固定部には矢じり等が設けられ、前記ハウジ
ングの挿入孔に圧入することで固定されている。このよ
うな圧入の場合は、挿入孔の長手方向に圧入されること
が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年においては、電気
(電子)機器の小型化が進む中、電気コネクタの小型化
の要求が強くなるにつれて、コンタクトピッチの狭小化
が進んできており、上述のような構造の電気コネクタで
は、ハウジングの長手方向のコンタクト間の肉厚が薄く
なってきている。その為、ハウジングの挿入孔にコンタ
クトを圧入した際に、ハウジングの長手方向の挿入孔間
にクラックが発生したり、クラックの為に導通不良を起
こすと言った解決すべき課題があった。この課題を解決
するために、前記固定部に設けられる矢じりを小さくす
ることも考えられるが、500gf以上の保持力が要求
されるので、矢じりを0.15mm以下にすることも出
来なく、クラック等の発生を防ぐことが出来ない。
【0004】本発明は、コンタクトピッチが狭小化して
も十分な保持力を確保しつつハウジングの挿入孔間にク
ラックが発生することがなく、クラック等により導通不
良を起こすことがない電気コネクタを提供することを目
的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、所要数のコ
ンタクトとこのコンタクトが保持・固定されるハウジン
グとからなる電気コネクタにおいて、前記コンタクトの
前記ハウジングへの固定部の幅方向両側に切り起こしに
よって形成された圧入片を設けるとともにこの圧入片の
先端間の幅寸法を前記コンタクトの幅寸法より小さく
し、前記ハウジングの挿入孔に連通して前記コンタクト
の圧入片に対応した位置に圧入孔を設けることで達成で
きる。また、前記圧入片を略L字形状にし、前記圧入片
の先端間を前記コンタクトの幅寸法より小さくした方が
よい。
【0006】
【発明の実施の形態】図に基づいて本発明の電気コネク
タについて説明する。図1(A)は本発明の電気コネク
タの斜視図であり、(B)は本発明のコンタクトの斜視
図である。図2は本発明のコンタクトをハウジングに圧
入した状態の嵌合側からみた部分的な電気コネクタの平
面図である。図3は本発明のコンタクトの圧入片の他の
形状の説明図である。本発明の電気コネクタ10は、主
にハウジング12とコンタクト14とからなっている。
以下で、それぞれの構成部品について説明する。
【0007】図1と図2に基づいて、本発明の電気コネ
クタ10について説明する。まず、本発明のポイントで
あるコンタクト14について説明する。このコンタクト
14は、金属製であり、公知技術のプレス加工により製
作され、バネ性や導電性等が要求されるので黄銅やベリ
リウム銅やリン青銅が使用されることが多い。前記コン
タクト14は、主に相手コンタクトと接触する接触部1
6と前記ハウジング12に固定される固定部18と基板
等に接続される接続部22とからなっている。前記接続
部22は、表面実装タイプ(SMTタイプ)でもディッ
プタイプでもケーブル等を結線するタイプでもよく、客
先仕様等によって適宜設計している。前記接触部16の
タイプも、チューニングフォークタイプや片持ちはりタ
イプやベローズタイプなどであってもよく、客先仕様や
コネクタの大きさ等により適宜設計している。本実施例
では、接続部22はディップタイプであり、接触部16
は片持ちはりタイプのものを図示した。
【0008】前記コンタクト14は、前記ハウジング1
2に圧入により保持・固定されている。前記ハウジング
12に固定される前記コンタクト14の固定部18に
は、幅方向両側に切り起こしによって形成された圧入片
20が設けられている。この圧入片20の自由端側の先
端間隔は、コンタクト14の幅寸法より小さくなるよう
に設計している。即ち、狭小ピッチになっている長手方
向では、十分な圧入代を確保することが出来ないため
に、幅方向若しくは長手方向コンタクト列から変位させ
た長手方向(この長手方向の場合、圧入片20の先端間
隔を前記コンタクト14の幅寸法より小する)に圧入代
を確保している。前記圧入片20の形状としては、上記
のような条件を満たせば如何なるものでもよいが、本実
施例では図1のように断面略L字状(一方がL字形状
で、もう一方が逆L字形状)にした。この他に、図3
(A)のように圧入片20の双方の形状が断面略I字形
状でもよく、(B)のように圧入片20の双方で断面略
ハ字形状でもよい。
【0009】次に、ハウジング12について説明する。
このハウジング12は、電気絶縁性のプラスチックであ
り、公知技術の射出成形で製作される。このハウジング
12の材質としては、寸法安定性や強度や低コストが要
求されるので、ポリブチレンテレフタレート(PBT)
・ポリアミド(PA)・ポリカーボネイト(PC)等が
使用されることが多い。前記ハウジング12には、前記
コンタクト14の圧入片20に対応した位置に、挿入孔
24に連通した圧入孔26が設けられている。この圧入
孔26の大きさ及び形状は、前記コンタクト14の保持
力を確保できるように適宜設計している。本実施例で
は、挿入孔24と圧入孔26を合わせて、略凸形状にし
た。
【0010】
【発明の効果】本発明は、上述の構造をとることで、以
下のような顕著な効果を得ることができる。 (1)前記コンタクト14の固定部18の幅方向両側に
切り起こしによって形成された圧入片20を設けるとと
もにこの圧入片20の先端間の幅寸法を前記コンタクト
14の幅寸法より小さくし、前記ハウジング12の挿入
孔24に連通して前記コンタクト14の圧入片20に対
応した位置に圧入孔26を設けているので、挿入孔24
間にクラックが発生することがなく、隣接ピッチ間が導
通しない限り導通不良は起きることが無くなった。 (2)前記コンタクト14の固定部18の幅方向両側に
切り起こしによって形成された圧入片20を設けるとと
もにこの圧入片20の幅寸法を前記コンタクト14の幅
寸法より小さくし、前記ハウジング12の挿入孔24に
連通して前記コンタクトの圧入片20に対応した位置に
圧入孔26を設けているので、十分な保持力を確保する
ことができ、安定した接続を得ることができる。 (3)前記圧入片20を略L字形状にし、前記圧入片2
0の先端間を前記コンタクト14の幅寸法より小さくし
たので、十分な保持力を確保しつつ、クラックが発生す
ることがなく、安定した接続を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)本発明の電気コネクタの斜視図であり、 (B)本発明のコンタクトの斜視図である。
【図2】本発明のコンタクトをハウジングに圧入した状
態の嵌合側からみた部分的な電気コネクタの平面図であ
る。
【図3】圧入片の他の形状の説明図である。
【図4】(A)従来のコンタクトの斜視図である。 (B)従来のコンタクトをハウジングに圧入した状態の
嵌合側からみた部分的な電気コネクタの平面図である。
【符号の説明】
10 電気コネクタ 12 ハウジング 14 コンタクト 16 接触部 18 固定部 20 圧入片 22 接続部 24 挿入孔 26 圧入孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所要数のコンタクトとこのコンタクトが
    保持・固定されるハウジングとからなる電気コネクタに
    おいて、 前記コンタクトの前記ハウジングへの固定部の幅方向両
    側に切り起こしによって形成された圧入片を設けるとと
    もにこの圧入片の先端間の幅寸法を前記コンタクトの幅
    寸法より小さくし、前記ハウジングの挿入孔に連通させ
    て前記コンタクトの圧入片に対応した位置に圧入孔を設
    けたことを特徴とする電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記圧入片を略L字形状にし、前記圧入
    片の先端間を前記コンタクトの幅寸法より小さくしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の電気コネクタ。
JP2001340507A 2001-11-06 2001-11-06 電気コネクタ Pending JP2003142190A (ja)

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