JP2003141103A - ウェブページ作成支援システムとその方法およびサーバ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】情報の理解が容易で比較が容易に行なえるよう
なウェブページを、複雑な処理が必要なく簡単に効率よ
く作成できる作成支援システムを提供する。 【解決手段】特定の団体に加入した参加企業は主催者が
開設するホームページにアクセスするためのＩＤおよび
パスワードの交付を受け、企業情報サーバ装置１０のユ
ーティリティユニット２１にアクセスする。ユーティリ
ティトップページモジュール２３の機能によりユーティ
リティホームページが提示されるので、作成したい情報
ページを選択する。ページ作成モジュール２６が、選択
した情報ページに必要なデータの入力を順に要求するの
で、それに従って順次テキストデータ、画像データ、あ
るいは音声データなどを入力する。ページ作成モジュー
ル２６は、入力された情報をページテンプレートＤＢ２
７に記憶されているテンプレートに当てはめ、ウェブペ
ージを作成し、企業情報ＤＢ１５に登録する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、通信ネットワーク
を介して任意のノードによりアクセスされるウェブサイ
トの、ホームページを構成するウェブページを容易に作
成するためのウェブページ作成支援システムとその方
法、および、その作成したウェブページを通信ネットワ
ークを介して任意のノードにより閲覧可能に提供するサ
ーバ装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】近年、インターネットやイントラネット
などの通信ネットワークの進展により、そのような通信
ネットワークを介した種々のサービスが提供されてい
る。そのようなサービスの中でも、有償、無償の種々の
情報の提供は、通信ネットワークの特徴を最もうまく利
用したサービスと言え、様々な場面で広く利用されてい
る。典型的なそのような情報提供システムは、情報提供
者が通信ネットワーク上のサーバ装置にホームページと
呼ばれるサイトを開設し、そこにアクセスしてきた任意
のノード装置と対話を行なうことにより、順に要求を絞
り込み、適切な情報を提供するというものである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ところで、ネットワー
クを介したこのような種々の情報のやり取りを、任意の
サーバ装置やノード端末装置で適切に行なうために、こ
れらの情報はＨＴＭＬという形式のデータで送受されて
いる。しかし、このＨＴＭＬデータは種々のデータ、デ
ータを特定するファイル、制御コードなどが所定のルー
ルに基づいて混在するデータであり、これを理解して適
切なＨＴＭＬデータを作成するのは非常に専門的な作業
である。すなわち、十分に理解をした熟練した作業者が
行なうようなレベルの仕事であり、通常の操作者がカス
タマイズされたウェブページのＨＴＭＬデータを作成す
るのは困難である。換言すれば、ネットワークを介して
所望の情報を提供するウェブページの作成は、専門的な
熟練した作業者にのみ可能であり、通常のソフトウェア
技術者程度では、非常に難しい。

【０００４】また、情報を提供するためのウェブページ
は各情報提供者が作成するため、同じような情報を提供
する者の間、すなわち、同じ種類の商品を提供する企業
の間でも、その商品に関する情報の提供形態は様々であ
る。その結果、これを見る利用者は、各企業ごとに異な
る形態を理解して、コンテンツたる商品情報を理解しな
ければならず、内容が非常に分かりにくいという問題が
ある。特に、異なる企業の類似する商品を比較したい場
合などに、各企業ごとのウェブページの、異なる箇所の
異なる形態で記載されている情報を比較しなければなら
ず、実質的にデータの比較が非常に難しいという問題も
ある。

【０００５】したがって、本発明の目的は、開設者の意
向に沿った形式、内容で、利用者にとって開示されてい
る情報の理解が容易で情報の比較が容易に行なえるよう
なウェブページを、複雑な処理が必要なく簡単に効率よ
く作成できるような、ウェブページ作成支援システムと
その方法を提供することにある。また、本発明の他の目
的は、開設者の意向に沿った形式、内容で、利用者にと
って開示されている情報の理解が容易で情報の比較が容
易に行なえるようなウェブページを提供することのでき
る、サーバ装置を提供することにある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明に係るウェブページ作成支援システムは、通
信ネットワークを介して任意のノードと通信を行なう通
信手段と、所定の情報を提供するための所定の画面構成
のウェブページの当該画面構成に関わる情報を有するペ
ージテンプレートデータを、複数のウェブページについ
て複数記憶するページテンプレートデータ記憶手段と、
前記通信手段を介してウェブページ開設者に関わるノー
ドと通信を行い、前記複数のウェブページより所望のウ
ェブページを選択させるページ選択手段と、前記通信手
段を介して前記ノードと通信を行い、前記選択されたウ
ェブページに必要な情報を入力させる情報入力手段と、
前記入力された情報および前記ウェブページの前記ペー
ジテンプレートデータに基づいて、前記情報を提供する
ページデータを生成するページデータ生成手段とを有す
る。

【０００７】好適には、前記生成したページデータを、
通信ネットワークを介して任意のノードより閲覧可能な
ホームページを開設するサーバ装置に、当該ホームペー
ジを介してアクセスされるウェブページのデータとして
提供するページデータ提供手段をさらに有し、前記ウェ
ブページ開設者に関わるノードは、前記ホームページ開
設者に関わる所定の組織に含まれる者に関わるノードで
ある。また好適には、前記通信手段を介して前記ノード
と通信を行い、前記生成されたページデータに対する新
たな前記情報の入力を受け付け、当該ページデータを更
新するページデータ更新手段をさらに有する。

【０００８】特定的には、前記ウェブページ開設者は任
意の会社であって、前記ページテンプレートデータ記憶
手段は、会社に関わる情報を提供するためのウェブペー
ジのページテンプレートデータを複数記憶し、前記選択
手段は、前記ウェブページ開設者に、当該ウェブページ
開設者に関わる前記会社の所望の情報を提供するのに適
切な前記ウェブページを選択させ、前記情報入力手段
は、前記ウェブページ開設者に、当該ウェブページ開設
者に関わる前記会社の前記所望の情報を入力させ、前記
ページデータ生成手段は、前記会社の情報を提供するペ
ージデータを生成する。

【０００９】また、本発明に係るウェブページ作成支援
方法は、各々所定の情報を提供するための所定の画面構
成のウェブページの当該画面構成に関わる情報を有する
ページテンプレートデータを、複数のウェブページにつ
いて複数記憶しておき、ウェブページ開設者に関わるノ
ードと通信を行い、前記複数のウェブページより所望の
ウェブページを選択させ、前記ノードと通信を行い、前
記選択されたウェブページに必要な情報を入力させ、前
記入力された情報および前記ウェブページの前記ページ
テンプレートデータに基づいて、前記情報を提供するペ
ージデータを生成する。

【００１０】また、本発明に係るサーバ装置は、通信ネ
ットワークを介して任意のノードと通信を行なう通信手
段と、所定の情報を提供するための所定の画面構成のウ
ェブページの当該画面構成に関わる情報を有するページ
テンプレートデータを、複数のウェブページについて複
数記憶するページテンプレートデータ記憶手段と、前記
通信手段を介してウェブページ開設者に関わるノードと
通信を行い、前記複数のウェブページより所望のウェブ
ページを選択させるページ選択手段と、前記通信手段を
介して前記ノードと通信を行い、前記選択されたウェブ
ページに必要な情報を入力させる情報入力手段と、前記
入力された情報および前記ウェブページの前記ページテ
ンプレートデータに基づいて、前記情報を提供するペー
ジデータを生成するページデータ生成手段と、前記生成
したページデータを、通信ネットワークを介して任意の
ノードより閲覧可能な状態に登録するページデータ登録
手段と、前記登録されたページデータを、通信ネットワ
ークを介してアクセスされた任意のノードに提供するペ
ージデータ提供手段とを有する。

【００１１】

【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態について、
図１〜図１９を参照して説明する。本実施の形態におい
ては、たとえば証券取引場や業界団体などの複数の企業
が参加する所望の団体、組合、協会などの主催者（以
後、単に主催者と言う。）が構築した、ネットワークを
介して投資家などの利用者に参加企業の情報を提供する
サーバ装置であって、特に、参加企業が自社を紹介する
あるいは自社の企業データを開示するページを開設する
際に、そのウェブページの作成を効率よく簡単に行なう
ことができるようにした、企業情報サーバ装置を例示し
て本発明を説明する。

【００１２】まず最初に、その企業情報サーバ装置を含
むネットワークシステムの構成について説明する。図１
は、そのようなネットワークシステム１の構成を示す図
である。ネットワークシステム１は、企業情報サーバ装
置１０、企業端末装置３０、利用者端末装置４０および
ネットワーク５０を有する。

【００１３】企業情報サーバ装置１０は、前述した主催
者により、ネットワーク５０を介して利用者端末装置４
０などの任意のノードよりアクセス可能に設けられた、
参加企業の情報を利用者に提供するためのホームページ
が開設されたサーバ装置である。企業情報サーバ装置１
０に開設されるホームページは、各参加企業ごとの情報
ページ（ウェブページ）を有し、利用者が所望の企業の
情報を効率よく検索し獲得できるように構成されたもの
である。各参加企業の情報は、各企業ごとに自由に選択
され設定されるものであり、通常は、たとえば、投資家
向けの株主総会などのイベント情報、社長のメッセー
ジ、経営理念、事業内容、沿革、会社概要、ニュース、
決算情報などの情報が開示される。

【００１４】また企業情報サーバ装置１０には、ホーム
ページ内に情報ページを設けている参加企業向けに、ユ
ーティリティ環境を提供している。これは、参加企業、
あるいは参加しようとしている企業の企業端末装置３０
に対してアクセスを許可するウェブページの形態で提供
されるものであって、各参加企業に、アクセス状況の確
認、新たな情報ページの作成支援、コンテンツの作成支
援、作成した情報ページの登録、既に登録されている情
報の更新などの機能を提供する。本発明に係わるこの企
業情報サーバ装置１０の構成および動作については、後
に詳細に説明する。

【００１５】企業端末装置３０は、ネットワーク５０を
介して企業情報サーバ装置１０にアクセス可能な、企業
情報サーバ装置１０が提供するホームページに情報ペー
ジを開設している、あるいは、開設しようとする企業の
通信端末装置である。各参加企業は、企業端末装置３０
より企業情報サーバ装置１０のユーティリティ用のウェ
ブページにアクセスし、企業情報サーバ装置１０が提供
する企業情報提供用のホームページに対する情報ページ
の作成、コンテンツの作成、情報ページの登録、情報の
更新およびアクセス状況の確認などを行なう。なお、各
参加企業は、主催者の主催する前述したような何らかの
協会、組合あるいは団体に加入した時点で、企業情報サ
ーバ装置１０に対してアクセスを可能とするＩＤおよび
パスワードの交付を受けるものとする。そして以後、そ
のＩＤおよびパスワードを使用して、企業端末装置３０
より企業情報サーバ装置１０にアクセスし、自らの情報
ページの作成、登録などの処理を行なう。

【００１６】利用者端末装置４０は、ネットワーク５０
を介して企業情報サーバ装置１０にアクセス可能な、た
とえば投資家などの任意の利用者の通信端末装置であ
る。各利用者は、利用者端末装置４０より企業情報サー
バ装置１０の企業情報提供用のホームページにアクセス
し、所望の企業の情報を閲覧する。

【００１７】ネットワーク５０は、企業情報サーバ装置
１０、企業端末装置３０および利用者端末装置４０を相
互に通信可能な通信ネットワークであり、本実施の形態
においてはインターネットである。

【００１８】次に、企業情報サーバ装置１０の構成につ
いて図２〜図１９を参照して詳細に説明する。なおここ
では、本発明に係わるユーティリティユニット２１のペ
ージ作成モジュール２６、ページテンプレートＤＢ２７
の構成および動作を中心に説明する。図２は、企業情報
サーバ装置１０の構成を示すブロック図である。企業情
報サーバ装置１０は、企業情報提供ユニット１１および
ユーティリティユニット２１を有する。

【００１９】企業情報提供ユニット１１は、ネットワー
ク５０を介して利用者端末装置４０に参加企業の情報を
提供するユニットである。企業情報提供ユニット１１
は、通信インターフェイス（通信Ｉ／Ｆ）１２、企業情
報ホームページ（企業情報ＨＰ）トップページモジュー
ル１３、複数の企業モジュール１４ａ，１４ｂ・・・、
企業情報データベース（企業情報ＤＢ）１５およびアク
セス履歴記憶部１６を有する。

【００２０】通信Ｉ／Ｆ１２は、企業情報サーバ装置１
０が提供する企業情報の提供ホームページに対してアク
セスを行なった利用者端末装置４０と、企業情報ＨＰト
ップページモジュール１３および企業モジュール１４が
ネットワーク５０を介して実際に通信を行なうための処
理部である。

【００２１】企業情報ＨＰトップページモジュール１３
は、通信Ｉ／Ｆ１２を介してアクセスを行なってきた利
用者端末装置４０に対して、利用者端末装置４０の認証
を行い、企業情報提供ホームぺージのトップページを提
示し、利用者端末装置４０からの所望の企業情報の選択
などの処理を受け付ける。そして、利用者端末装置４０
がいずれかの企業を選択したら、その企業の情報を提供
する企業モジュール１４に処理の制御を移す。また企業
情報ＨＰトップページモジュール１３は、これらの利用
者端末装置４０からのアクセスの履歴を、アクセス履歴
記憶部１６に記憶する。

【００２２】企業モジュール１４は、企業情報ＨＰトッ
プページモジュール１３より処理の制御が移されること
により起動される。通信Ｉ／Ｆ１２を介して利用者端末
装置４０と通信を行い、企業情報ＤＢ１５よりその企業
の所望の情報を読み出して、利用者端末装置４０に提供
する。また企業モジュール１４は、その利用者端末装置
４０からのアクセスの履歴を、アクセス履歴記憶部１６
に記憶する。

【００２３】企業情報ＤＢ１５は、企業情報提供ユニッ
ト１１により情報を提供する各企業の、提供対象の種々
の情報が、提供するウェブページのフォーマットなどの
情報とともに記憶されるデータベースである。企業情報
ＤＢ１５に対しては、主に、後述するユーティリティユ
ニット２１のページ作成モジュール２６により新たなデ
ータの登録および更新が行なわれ、利用者の希望により
起動される企業モジュール１４により所望の情報が読み
出される。

【００２４】アクセス履歴記憶部１６は、企業情報提供
ユニット１１に対する利用者端末装置４０のアクセス状
況を記憶する。アクセス履歴記憶部１６は、企業情報Ｈ
Ｐトップページモジュール１３および各企業モジュール
１４により、新たな企業情報、新たなページの要求がな
されるごとに、その履歴を示す情報が記憶される。ま
た、後述するユーティリティユニット２１のアクセス状
況確認モジュール２４により、その記憶された情報が読
み出される。

【００２５】ユーティリティユニット２１は、ホームペ
ージに情報ページを設けている参加企業向けに、アクセ
ス状況の確認、コンテンツの作成、情報ページの作成お
よび更新などの、ユーティリティ環境を提供するユニッ
トである。ユーティリティユニット２１は、通信インタ
ーフェイス（通信Ｉ／Ｆ）２２、ユーティリティトップ
ページモジュール２３、アクセス状況確認モジュール２
４、コンテンツ作成モジュール２５、ページ作成モジュ
ール２６およびページテンプレートデータベース（ペー
ジテンプレートＤＢ）２７を有する。

【００２６】通信Ｉ／Ｆ２２は、企業情報サーバ装置１
０が提供する参加企業用のユーティリティ機能を要求し
た企業端末装置３０と、ユーティリティトップページモ
ジュール２３、アクセス状況確認モジュール２４、コン
テンツ作成モジュール２５およびページ作成モジュール
２６がネットワーク５０を介して実際に通信を行なうた
めの処理部である。

【００２７】ユーティリティトップページモジュール２
３は、通信Ｉ／Ｆ２２を介してアクセスを行なってきた
企業端末装置３０に対して、たとえば図３に示すような
ＩＤ入力画面を表示してＩＤおよびパスワードの入力を
要求し、これに基づいて企業端末装置３０の認証を行
う。認証が適切に行なわれたら、たとえば図４に示すよ
うなユーティリティトップページを提示し、参加企業が
要望するユーティリティ機能の選択などの処理を受け付
ける。そして、企業端末装置３０がいずれかの機能を選
択したら、そのユーティリティ機能を提供するモジュー
ルに処理の制御を移す。

【００２８】アクセス状況確認モジュール２４は、ユー
ティリティユニット２１にアクセスした参加企業より、
ユーティリティトップページモジュール２３においてア
クセス状況の確認要求があった場合に起動され、企業情
報提供ユニット１１のアクセス履歴記憶部１６よりその
企業のウェブページに対するアクセス状況のデータを読
み出し、通信Ｉ／Ｆ２２を介してその参加企業の企業端
末装置３０に送信する。

【００２９】コンテンツ作成モジュール２５は、参加企
業が、提供する情報自身、すなわちコンテンツを作成す
る際に、予め用意された形式を参照したり、助言を受け
たりするための機能を提供するモジュールである。

【００３０】ページ作成モジュール２６は、参加企業が
提供するウェブページの作成および更新を、ページテン
プレートＤＢ２７に記憶あれている主催者が予め用意し
た標準化された様式を利用して効率よく行なうためのモ
ジュールである。本実施の形態の企業情報サーバ装置１
０においては、標準的な情報ページとして、図５に例を
示すような基本的な企業データを提示するためのペー
ジ、図６に例を示すようなイベント情報を提示するため
のページ、図７に例を示すような社長メッセージを提示
するためのページ、図８に例を示すような経営理念を提
示するためのページ、図９に例を示すような事業内容を
提示するためのページ、図１０に例を示すような沿革を
提示するためのページ、図１１に例を示すような、会社
概要を提示するためのページ、図１２に例を示すような
最近のニュースをリリースするためのページ、および、
図１３に例を示すような決算情報を提示するためのペー
ジを用意する。

【００３１】ページ作成モジュール２６は、これらの各
ページを構成するための情報の中身、すなわち、そのコ
ンテンツを入力させるための画面を企業端末装置３０に
提示し、各ページの情報を受け付ける。具体的には、た
とえば、図１１および図５に示した会社概要や企業デー
タなどのページを作成する場合のようなそのウェブペー
ジ作成のためにテキスト情報が必要な場合には図１４に
示すような入力要求画面を、図１０および図９に示した
沿革、事業内容などのページを作成する場合のような行
および列を指定してテキスト情報を得たい場合には図１
５に示すような入力要求画面を、各々企業端末装置３０
に提示し情報の入力を得る。

【００３２】また、図７、図８および図１２に示した社
長メッセージ、経営理念、ニュースリリースなどのペー
ジを作成する場合のようなそのウェブページ作成のため
にテキスト情報および静止画像情報が必要な場合には図
１６に示すような入力要求画面を、基本企業データのペ
ージを作成する場合のようなテキスト情報およびロゴの
図形情報を得たい場合には図１７に示すような入力要求
画面を、各々企業端末装置３０に提示し情報の入力を得
る。さらに、図６に示した投資家向けのイベント情報な
どのページを作成する場合のようなそのウェブページ作
成のためにテキスト情報、静止画像情報および動画像情
報が必要な場合には図１８に示すような入力要求画面
を、図１３に示した決算情報のページを作成する場合の
ようなテキスト情報とファイルに記録された情報のリン
ク情報とが必要な場合には図１９に示すような入力要求
画面を、各々企業端末装置３０に提示し情報の入力を得
る。

【００３３】そして、ページテンプレートＤＢ２７に記
憶されている各ページのフォーマット情報を有するテン
プレートデータにこの情報を書き込み、情報の記載され
たウェブページのデータを生成して、企業情報提供ユニ
ット１１の企業情報ＤＢ１５に登録する。

【００３４】ページテンプレートＤＢ２７は、図５〜図
１３に例示したような情報ページを参加企業業が作成す
る際の標準フォーマットおよびその標準フォーマットに
情報を書き込むための図１４〜図１９に例示したような
情報入力ページの各情報を記憶し、適宜ページ作成モジ
ュール２６により読み出される。

【００３５】最後に、このようなネットワークシステム
１の動作についてまとめて説明する。まず、たとえば株
式を公開することにより所定の株式市場に登録を行なっ
たり、特定の業界団体、組合あるいは協会に加入したり
した参加企業は、その登録および加入などの際に、その
市場および団体の主催者より、主催者が開設する企業紹
介のホームページにアクセスするためのＩＤおよびパス
ワードの交付を受ける。ＩＤおよびパスワードの交付を
受けた参加企業は、自らの企業端末装置３０より、ネッ
トワーク５０を介して企業情報サーバ装置１０のユーテ
ィリティユニット２１にアクセスを行う。

【００３６】その結果、ユーティリティトップページモ
ジュール２３の機能により図４に示すようなユーティリ
ティホームページが提供されるので、作成したい所望の
情報ページを選択する。その結果、ページ作成モジュー
ル２６の機能により、選択した情報ページに必要なデー
タ入力が順に要求されるので、その指示に従って、順次
テキストデータ、画像データ、あるいは音声データなど
を入力していく。各情報ページのデータが入力された
ら、ページ作成モジュール２６はその情報をテンプレー
トに当てはめたウェブページデータを作成し、企業端末
装置３０に表示し、内容の確認を求める。これに対して
利用者が、各ページの内容などを確認することにより、
最終的にその参加企業の情報ページが構成され、企業情
報ＤＢ１５に登録される。

【００３７】以後、たとえば投資家などの利用者が、利
用者端末装置４０よりネットワーク５０を介して企業情
報サーバ装置１０の企業情報提供ユニット１１にアクセ
スを行い、その企業の情報を選択したら、対応する企業
モジュール１４が企業情報ＤＢ１５よりその参加企業の
情報を読み出し、各ページを順次利用者端末装置４０に
表示する。利用者は、これによりその企業の情報を得る
ことができる。

【００３８】このように、本実施の形態のネットワーク
システム１においては、参加企業は、利用者端末装置４
０より、ネットワーク５０を介して、所定の入力フォー
マットにテキストデータを入力したり、画像を指定され
た箇所に張りつけたりすることにより、自社のウェブ情
報ページを作成することができる。すなわち、複雑なＨ
ＴＭＬデータを作成する必要なく、簡単に効率よくウェ
ブページを作成することができる。その際、どのウェブ
画面を使用するかは参加企業が任意に選択することがで
きるので、開示したい情報や開示方法の意向に沿った形
のウェブページを作成することができる。

【００３９】そして、できあがったウェブページの利用
者にとっては、複数の企業についてある程度標準的な統
一されたフォーマットで情報が開示されているので、情
報を閲覧する時の理解が容易になり、それら企業間での
情報の比較が容易になる。また、最低限必要な情報が漏
れなく開示されているので、利用者にとって信頼性のあ
る有効な情報サーバを提供することができる。

【００４０】なお、本発明は本実施の形態に限られるも
のではなく、種々の改変が可能である。たとえば、企業
情報サーバ装置１０が具備する標準的なウェブページの
構成、種類、そのデータフォーマットなどは、任意に決
定してよい。また、本実施の形態においては、企業情報
を提供する企業情報サーバ装置１０を例示したが、それ
以外の任意の情報提供サーバに適用可能である。

【００４１】

【発明の効果】このように、本発明によれば、開設者の
意向に沿った形式、内容で、利用者にとって開示されて
いる情報の理解が容易で情報の比較が容易に行なえるよ
うな、信頼性のある有効なウェブページを、複雑な処理
が必要なく簡単に効率よく作成できるような、ウェブペ
ージ作成支援システムとその方法を提供することができ
る。また、開設者の意向に沿った形式、内容で、利用者
にとって開示されている情報の理解が容易で情報の比較
が容易に行なえるような、信頼性のある有効なウェブペ
ージを提供することのできる、サーバ装置を提供するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本発明の一実施の形態の企業情報サー
バ装置を含むネットワークシステムの構成を示す図であ
る。

【図２】図２は、図１に示したネットワークシステムの
企業情報サーバ装置の構成を示すブロック図である。

【図３】図３は、図２に示した企業情報サーバ装置のユ
ーティリティユニットのユーティリティトップページモ
ジュールが提供する企業端末装置認証画面を説明するた
めの図である。

【図４】図４は、図２に示した企業情報サーバ装置のユ
ーティリティユニットのユーティリティトップページモ
ジュールが提供するユーティリティトップページを説明
するための図である。

【図５】図５は、図２に示した企業情報サーバ装置に具
わる、基本的な企業データを提示するための標準的なウ
ェブページの構成を説明するための図である

【図６】図６は、図２に示した企業情報サーバ装置に具
わる、イベント情報を提示するための標準的なウェブペ
ージの構成を説明するための図である。

【図７】図７は、図２に示した企業情報サーバ装置に具
わる、社長メッセージを提示するための標準的なウェブ
ページの構成を説明するための図である。

【図８】図８は、図２に示した企業情報サーバ装置に具
わる、経営理念を提示するための標準的なウェブページ
の構成を説明するための図である。

【図９】図９は、図２に示した企業情報サーバ装置に具
わる、事業内容を提示するための標準的なウェブページ
の構成を説明するための図である。

【図１０】図１０は、図２に示した企業情報サーバ装置
に具わる、沿革を提示するための標準的なウェブページ
の構成を説明するための図である。

【図１１】図１１は、図２に示した企業情報サーバ装置
に具わる、会社概要を提示するための標準的なウェブペ
ージの構成を説明するための図である。

【図１２】図１２は、図２に示した企業情報サーバ装置
に具わる、最近のニュースをリリースするための標準的
なウェブページの構成を説明するための図である。

【図１３】図１３は、図２に示した企業情報サーバ装置
に具わる、決算情報を提示するための標準的なウェブペ
ージの構成を説明するための図である。

【図１４】図１４は、図１１および図５に示した会社概
要や企業データなどのページを作成する場合のようなテ
キスト情報が必要な場合の入力要求画面を説明するため
の図である。

【図１５】図１５は、図１０および図９に示した沿革、
事業内容などのページを作成する場合のような行および
列を指定してテキスト情報を得たい場合の入力要求画面
を説明するための図である。

【図１６】図１６は、図７、図８および図１２に示した
社長メッセージ、経営理念、ニュースリリースなどのペ
ージを作成する場合のようなテキスト情報および静止画
像情報が必要な場合の入力要求画面を説明するための図
である。

【図１７】図１７は、基本企業データのページを作成す
る場合のようなテキスト情報およびロゴの図形情報を得
たい場合の入力要求画面を説明するための図である。

【図１８】図１８は、図６に示した投資家向けのイベン
ト情報などのページを作成する場合のようなテキスト情
報、静止画像情報および動画像情報が必要な場合の入力
要求画面を説明するための図である。

【図１９】図１９は、図１３に示した決算情報のページ
を作成する場合のようなテキスト情報とファイルに記録
された情報のリンク情報とが必要な場合の入力要求画面
を説明するための図である。

【符号の説明】

１…ネットワークシステム １０…企業情報サーバ装置 １１…企業情報提供ユニット １２…通信Ｉ／Ｆ １３…企業情報ＨＰトップページモジュール １４…企業モジュール １５…企業情報ＤＢ １６…アクセス履歴記憶部 ２１…ユーティリティユニット ２２…通信Ｉ／Ｆ ２３…ユーティリティトップページモジュール ２４…アクセス状況確認モジュール ２５…コンテンツ作成モジュール ２６…ページ作成モジュール ２７…ページテンプレートＤＢ ３０…企業端末装置 ４０…利用者端末装置 ５０…ネットワーク

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅原 正夫 東京都新宿区原町３−87−４ 株式会社デ ィー・エヌ・ピー・デジタルコム内 (72)発明者 桜井 一 東京都新宿区原町３−87−４ 株式会社デ ィー・エヌ・ピー・デジタルコム内 (72)発明者 春本 修吾 東京都新宿区原町３−87−４ 株式会社デ ィー・エヌ・ピー・デジタルコム内 (72)発明者 松村 聡 東京都新宿区原町３−87−４ 株式会社デ ィー・エヌ・ピー・デジタルコム内 (72)発明者 山本 浩之 東京都新宿区市谷加賀町一丁目１番１号 大日本印刷株式会社内 Ｆターム(参考） 5B009 ND02 NE01 VC01

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】通信ネットワークを介して任意のノードと
   通信を行なう通信手段と、 所定の情報を提供するための所定の画面構成のウェブペ
   ージの当該画面構成に関わる情報を有するページテンプ
   レートデータを、複数のウェブページについて複数記憶
   するページテンプレートデータ記憶手段と、 前記通信手段を介してウェブページ開設者に関わるノー
   ドと通信を行い、前記複数のウェブページより所望のウ
   ェブページを選択させるページ選択手段と、 前記通信手段を介して前記ノードと通信を行い、前記選
   択されたウェブページに必要な情報を入力させる情報入
   力手段と、 前記入力された情報および前記ウェブページの前記ペー
   ジテンプレートデータに基づいて、前記情報を提供する
   ページデータを生成するページデータ生成手段とを有す
   るウェブページ作成支援システム。
2. 【請求項２】前記生成したページデータを、通信ネット
   ワークを介して任意のノードより閲覧可能なホームペー
   ジを開設するサーバ装置に、当該ホームページを介して
   アクセスされるウェブページのデータとして提供するペ
   ージデータ提供手段をさらに有し、 前記ウェブページ開設者に関わるノードは、前記ホーム
   ページ開設者に関わる所定の組織に含まれる者に関わる
   ノードである請求項１に記載のウェブページ作成支援シ
   ステム。
3. 【請求項３】前記ウェブページ開設者は任意の会社であ
   って、 前記ページテンプレートデータ記憶手段は、会社に関わ
   る情報を提供するためのウェブページのページテンプレ
   ートデータを複数記憶し、 前記選択手段は、前記ウェブページ開設者に、当該ウェ
   ブページ開設者に関わる前記会社の所望の情報を提供す
   るのに適切な前記ウェブページを選択させ、 前記情報入力手段は、前記ウェブページ開設者に、当該
   ウェブページ開設者に関わる前記会社の前記所望の情報
   を入力させ、 前記ページデータ生成手段は、前記会社の情報を提供す
   るページデータを生成する請求項１または２に記載のウ
   ェブページ作成支援システム。
4. 【請求項４】前記通信手段を介して前記ノードと通信を
   行い、前記生成されたページデータに対する新たな前記
   情報の入力を受け付け、当該ページデータを更新するペ
   ージデータ更新手段をさらに有する請求項１〜３のいず
   れかに記載のウェブページ作成支援システム。
5. 【請求項５】各々所定の情報を提供するための所定の画
   面構成のウェブページの当該画面構成に関わる情報を有
   するページテンプレートデータを、複数のウェブページ
   について複数記憶しておき、 ウェブページ開設者に関わるノードと通信を行い、前記
   複数のウェブページより所望のウェブページを選択さ
   せ、 前記ノードと通信を行い、前記選択されたウェブページ
   に必要な情報を入力させ、 前記入力された情報および前記ウェブページの前記ペー
   ジテンプレートデータに基づいて、前記情報を提供する
   ページデータを生成するウェブページ作成支援方法。
6. 【請求項６】通信ネットワークを介して任意のノードと
   通信を行なう通信手段と、 所定の情報を提供するための所定の画面構成のウェブペ
   ージの当該画面構成に関わる情報を有するページテンプ
   レートデータを、複数のウェブページについて複数記憶
   するページテンプレートデータ記憶手段と、 前記通信手段を介してウェブページ開設者に関わるノー
   ドと通信を行い、前記複数のウェブページより所望のウ
   ェブページを選択させるページ選択手段と、 前記通信手段を介して前記ノードと通信を行い、前記選
   択されたウェブページに必要な情報を入力させる情報入
   力手段と、 前記入力された情報および前記ウェブページの前記ペー
   ジテンプレートデータに基づいて、前記情報を提供する
   ページデータを生成するページデータ生成手段と、 前記生成したページデータを、通信ネットワークを介し
   て任意のノードより閲覧可能な状態に登録するページデ
   ータ登録手段と、 前記登録されたページデータを、通信ネットワークを介
   してアクセスされた任意のノードに提供するページデー
   タ提供手段とを有するサーバ装置。