JP2003141003A - ネットワーク端末装置、ネットワークシステム、ネットワーク端末装置のコンテンツ取得方法、ネットワーク端末装置の印刷物作成方法、ネットワークシステムのコンテンツ配信方法およびプログラム - Google Patents

ネットワーク端末装置、ネットワークシステム、ネットワーク端末装置のコンテンツ取得方法、ネットワーク端末装置の印刷物作成方法、ネットワークシステムのコンテンツ配信方法およびプログラム

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JP2003141003A
JP2003141003A JP2001332593A JP2001332593A JP2003141003A JP 2003141003 A JP2003141003 A JP 2003141003A JP 2001332593 A JP2001332593 A JP 2001332593A JP 2001332593 A JP2001332593 A JP 2001332593A JP 2003141003 A JP2003141003 A JP 2003141003A
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JP
Japan
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content
network
terminal device
network terminal
identifier
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Hiroshi Nishikawa
寛 西川
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な入力操作で、ネットワークからのコン
テンツの取得を行うことができるネットワーク端末装置
を提供する。 【解決手段】 ネットワーク端末装置2は、インターネ
ット13上のゲーム提供サーバ14に接続し、ゲームプ
ログラムを取得し、取得したゲームプログラムをメモリ
31に記憶する機能を有する。また、画像読取部33で
URLが記載された印刷物3を読み取り、この読取り画
像に対する文字認識を行う機能と、この文字認識により
得られた情報とメモリ31の内容とに基づきゲーム提供
サーバ14からのゲームプログラムの取得を制御する機
能とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク端末
装置、ネットワークシステム、ネットワーク端末装置の
コンテンツ取得方法、ネットワーク端末装置の印刷物作
成方法、ネットワークシステムのコンテンツ配信方法お
よびプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話およびゲーム機が急速に
普及し、また、これらの機器の中には、インターネット
接続機能が搭載されているものが出現している。また、
このインターネット接続機能を利用してオンラインショ
ッピングを行うことも可能である。
【0003】このような携帯電話やゲーム機からインタ
ーネットに接続する際には、これらの機器にはアルファ
ベットのキーボードがないので、URL(Uniform Reso
urceLocator)と呼ばれる識別子の入力時に同じキーを
何回も押すなどして文字を選択するためのキー操作が必
要である。
【0004】また、URLなどのインターネット識別子
を印刷した上で読み取り、認識する通信端末が提案され
ている(特開平10−283313号公報に記載)。こ
の通信端末では、印刷媒体上に印刷されたリンク情報
(リンク先のURL)に手書きにてマークをつけ、その
印刷媒体を読み込むと、マークを検出してリンク先の通
信ホストに対してホームページの送信要求を行う。
【0005】また、特開2000−285056号公報
には、URLなどのサイトコードと媒体コードを媒体に
記録し、通信端末の検出手段により、媒体上のサイトコ
ードと媒体コードを検出したとき、所定のサーバに接続
し、所定のセンタが媒体コードを集計することが記載さ
れている。さらに、識別子であるURLを画像認識/文
字認識する提案として、特開2000−207338号
公報、特開平9−274646号公報、特開2000−
259533号公報、特開平10−171757号公
報、特開平10−133982号公報、特開平10−5
1725号公報、特開平11−120320号公報など
がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、携帯電
話やゲーム機からインターネットに接続する際、これら
の機器にはアルファベットのキーボードがないので、U
RLと呼ばれる識別子の入力時に同じキーを何回も押す
などして文字を選択するなどのキー操作が必要であり、
入力操作が煩わしい。特に、同じインターネットのホー
ムページにアクセスする場合でも、その都度キー操作を
しなければならず、非常に入力操作が煩わしくなる。
【0007】また、上記各特許公開公報のものでも、イ
ンターネットからのコンテンツを簡単な操作で取得する
ことはできない。
【0008】本発明の第1の目的は、簡単な入力操作
で、ネットワークからのコンテンツの取得を行うことが
できるネットワーク端末装置、ネットワーク端末装置の
コンテンツ取得方法およびプログラムを提供することに
ある。
【0009】本発明の第2の目的は、簡単な入力操作
で、ネットワークへのアクセスまたは内部ファイルの起
動を選択して実行することができるネットワーク端末装
置、ネットワーク端末装置のコンテンツ取得方法および
プログラムを提供することにある。
【0010】本発明の第3の目的は、簡単な入力操作
で、ネットワークへのアクセスを実行することができる
ネットワーク端末装置、ネットワーク端末装置のコンテ
ンツ取得方法およびプログラムを提供することにある。
【0011】本発明の第4の目的は、ネットワークに接
続するための識別子が印刷された印刷物を容易に得るこ
とができるネットワーク端末装置、ネットワーク端末装
置の印刷物作成方法およびプログラムを提供することに
ある。
【0012】本発明の第5の目的は、画像読取手段の搭
載により装置が大型化することを未然に防止することが
できるネットワーク端末装置を提供することにある。
【0013】本発明の第6の目的は、コンテンツの再配
信環境を容易に構築することができるネットワークシス
テム、ネットワークシステムのコンテンツ配信方法およ
びプログラムを提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ネットワークに接続し、該ネットワーク上のコンテンツ
を取得するコンテンツ取得手段と、前記コンテンツ取得
手段により取得したコンテンツを記憶するためのコンテ
ンツ記憶手段と、情報を入力する入力手段と、前記入力
手段から入力された情報と前記コンテンツ記憶手段に記
憶されている内容とに基づき前記コンテンツ取得手段に
よるコンテンツの取得を制御する制御手段とを備えるこ
とを特徴とする。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載のネ
ットワーク端末装置において、前記入力手段は、用紙上
の画像を光学的に読み取る画像読取手段と、前記画像読
取手段により読み取られた画像に基づき文字認識を行う
文字認識手段とを含み、前記文字認識の結果を前記情報
として入力することを特徴とする。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載のネットワーク端末装置において、前記入力手段に
より入力された情報に基づき前記コンテンツ記憶手段の
記憶内容を検索する検索手段と、前記検索手段の結果に
応じて前記入力された情報に対応するコンテンツを指定
し、該指定されたコンテンツを実行する実行手段とを備
えることを特徴とする。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1ないし3
のいずれか1つに記載のネットワーク端末装置におい
て、前記ネットワークへ接続するための識別子を記憶す
る識別子記憶手段と、前記識別子記憶手段に記憶されて
いる識別子と前記コンテンツ記憶手段に記憶されている
コンテンツとを関連付けるインデックスを記憶するイン
デックス記憶手段とを備えることを特徴とする。
【0018】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
のいずれか1つに記載のネットワーク端末装置におい
て、前記コンテンツ記憶手段に記憶されるコンテンツ
は、ゲームソフトウェア、音楽ソフトウェアなどのコン
テンツであることを特徴とする。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項1ないし5
のいずれか1つに記載のネットワーク端末装置におい
て、前記コンテンツの取得時に、前記コンテンツ記憶手
段の空き容量を検出する検出手段と、前記取得するコン
テンツの容量が前記コンテンツ記憶手段の空き容量より
大きいときには、前記コンテンツ記憶手段に記憶されて
いるコンテンツの少なくとも一部を消去する消去手段と
を備えることを特徴とする。
【0020】請求項7記載の発明は、請求項6記載のネ
ットワーク端末装置において、前記消去されたコンテン
ツに関連する識別子を記憶するための消去コンテンツ関
連識別子記憶手段と、前記消去されたコンテンツの実行
が指示されたとき、該消去されたコンテンツに関連する
識別子を前記消去コンテンツ関連識別子記憶手段から読
み出し、該識別子を前記ネットワークに送信するコンテ
ンツ再要求手段とを備えることを特徴とする。
【0021】請求項8記載の発明は、ネットワークに接
続可能なネットワーク端末装置において、用紙上の画像
を光学的に読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段
により読み取られた画像に基づき文字認識を行う文字認
識手段と、前記文字認識の結果に基づき前記ネットワー
クへ接続するか内部ファイルを検索するかを制御する制
御手段とを備えることを特徴とする。
【0022】請求項9記載の発明は、請求項8記載のネ
ットワーク端末装置において、前記内部ファイルは、ゲ
ームプログラムであることを特徴とする。
【0023】請求項10記載の発明は、請求項8記載の
ネットワーク端末装置において、前記内部ファイルは、
電子メール番号を含むアドレス帳であることを特徴とす
る。
【0024】請求項11記載の発明は、ネットワークに
接続可能なネットワーク端末装置において、前記ネット
ワーク上の検索サイトの識別子を記憶する記憶手段と、
用紙上の画像を光学的に読み取る画像読取手段と、前記
画像読取手段により読み取られた画像に基づき文字認識
を行う文字認識手段と、前記文字認識の結果をキーワー
ドとして前記記憶手段内の識別子を検索する検索手段
と、前記検索手段の検索結果により得られた識別子を前
記ネットワーク接続手段に設定し、前記ネットワーク接
続手段により前記設定した識別子の検索サイトへ接続す
るように制御する制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0025】請求項12記載の発明は、ネットワークか
らコンテンツを受信するネットワーク端末装置におい
て、印刷装置を接続するための接続手段と、前記受信し
たコンテンツの実行内容に基づき、前記印刷装置で処理
可能な第1の印字データと前記ネットワークに接続する
ための識別子を含む第2の印字データとのいずれかのを
作成する印字データ作成手段と、前記印字データ作成手
段により前記第1の印字データを作成するか前記第2の
印字データを作成するかを選択する選択手段とを備える
ことを特徴とする。
【0026】請求項13記載の発明は、請求項12記載
のネットワーク端末装置において、前記印刷装置は、少
なくとも幅60mm、長さ100mm以下の印刷媒体を用い
た印刷を行うことを特徴とする。
【0027】請求項14記載の発明は、用紙の一部を差
し込むスリットが設けられ、該スリットに差し込まれた
用紙の一部にある画像を光学的に読取る画像読取手段を
備えることを特徴とする。
【0028】請求項15記載の発明は、ネットワーク
と、前記ネットワークを介してコンテンツを配信するサ
ーバと、前記ネットワークを介してコンテンツ要求を送
信し、該コンテンツ要求に対応するコンテンツを受信す
るネットワーク端末装置とを備えるネットワークシステ
ムであって、前記サーバは、配信履歴を記憶する配信履
歴記憶手段と、前記ネットワーク端末装置から送信され
たコンテンツ要求を受信したとき、前記配信履歴記憶手
段に配信履歴を参照して前記受信したコンテンツ要求が
新規コンテンツ要求かコンテンツ再要求かを判別する判
別手段と、、前記判別手段の判別結果に応じて、前記受
信したコンテンツ要求に対応するコンテンツの配信に対
して課金する課金手段とを有することを特徴とする。
【0029】請求項16記載の発明は、ネットワーク
と、前記ネットワークを介してコンテンツを配信するサ
ーバと、前記ネットワークを介してコンテンツ要求を送
信し、該コンテンツ要求に対応するコンテンツを受信す
るネットワーク端末装置とを備えるネットワークシステ
ムにおいて、前記サーバは、配信履歴を記憶する配信履
歴記憶手段と、前記ネットワーク端末装置から送信され
たコンテンツ要求を受信したとき、前記配信履歴記憶手
段に配信履歴を参照して前記受信したコンテンツ要求が
新規コンテンツ要求かコンテンツ再要求かを判別する判
別手段と、前記判別手段の判別結果に応じて前記コンテ
ンツ再要求の回数をカウントする再要求カウント手段
と、前記再要求カウント手段によりカウントされたコン
テンツ再要求の回数に応じて前記受信したコンテンツ要
求に対応するコンテンツの配信に対して課金する課金手
段とを有することを特徴とする。
【0030】請求項17記載の発明は、ネットワーク端
末装置のコンテンツ取得方法において、ネットワークに
接続し、該ネットワーク上の装置からコンテンツを取得
する工程と、前記取得したコンテンツをコンテンツ記憶
手段に記憶する工程と、情報を入力する工程と、前記入
力された情報と前記コンテンツ記憶手段に記憶されてい
る内容とに基づき前記コンテンツの取得を制御する工程
とを有することを特徴とする。
【0031】請求項18記載の発明は、請求項17記載
のネットワーク端末装置のコンテンツ取得方法におい
て、前記ネットワーク端末装置は、用紙上の画像を光学
的に読み取る画像読取手段を備え、前記画像読取手段に
より読み取られた画像に基づき文字認識を行い、該文字
認識の結果を入力する工程と、前記入力された文字認識
の結果と前記コンテンツ記憶手段に記憶されている内容
とに基づき前記コンテンツの取得を制御することを特徴
とする。
【0032】請求項19記載の発明は、請求項17また
は18記載のネットワーク端末装置のコンテンツ取得方
法において、前記入力された情報に基づき前記コンテン
ツ記憶手段の内容を検索する工程と、前記検索の結果に
応じて前記入力された情報に対応するコンテンツを指定
し、該指定されたコンテンツを実行する工程とを有する
ことを特徴とする。
【0033】請求項20記載の発明は、請求項17ない
し19のいずれか1つに記載のネットワーク端末装置の
コンテンツ取得方法において、前記ネットワークへ接続
するための識別子を識別子記憶手段に記憶する工程と、
前記識別子記憶手段に記憶されている識別子と前記コン
テンツ記憶手段に記憶されているコンテンツとを関連付
けるインデックスをインデックス記憶手段に記憶する工
程とを有することを特徴とする。
【0034】請求項21記載の発明は、請求項17ない
し20のいずれか1つに記載のネットワーク端末装置の
コンテンツ取得方法において、前記コンテンツ記憶手段
に記憶されるコンテンツは、ゲームソフトウェア、音楽
ソフトウェアなどのコンテンツであることを特徴とす
る。
【0035】請求項22記載の発明は、請求項17ない
し21のいずれか1つに記載のネットワーク端末装置の
コンテンツ取得方法において、前記コンテンツの取得時
に、前記コンテンツ記憶手段の空き容量を検出する工程
と、前記取得するコンテンツの容量が前記コンテンツ記
憶手段の空き容量より大きいときには、前記コンテンツ
記憶手段に記憶されているコンテンツの少なくとも一部
を消去する工程とを有することを特徴とする。
【0036】請求項23記載の発明は、請求項22記載
のネットワーク端末装置のコンテンツ取得方法におい
て、前記消去されたコンテンツに関連する識別子を消去
コンテンツ関連識別子記憶手段に記憶する工程と、前記
消去されたコンテンツの実行が指示されたとき、該消去
されたコンテンツに関連する識別子を前記消去コンテン
ツ関連識別子記憶手段から読み出し、該識別子を前記ネ
ットワークに送信する工程とを有することを特徴とす
る。
【0037】請求項24記載の発明は、ネットワークに
接続するネットワーク接続手段および用紙上の画像を光
学的に読み取る画像読取手段を備えるネットワーク端末
装置のコンテンツ取得方法において、前記画像読取手段
により読み取られた画像に基づき文字認識を行う工程
と、前記文字認識の結果に基づき前記ネットワークへ接
続するか内部ファイルを検索するかを制御する工程とを
有することを特徴とする。
【0038】請求項25記載の発明は、請求項24記載
のネットワーク端末装置のコンテンツ取得方法におい
て、前記内部ファイルは、ゲームプログラムであること
を特徴とする。
【0039】請求項26記載の発明は、請求項24記載
のネットワーク端末装置のコンテンツ取得方法におい
て、前記内部ファイルは、電子メール番号を含むアドレ
ス帳であることを特徴とする。
【0040】請求項27記載の発明は、ネットワークに
接続するネットワーク接続手段、前記ネットワーク上の
検索サイトの識別子を記憶する記憶手段および用紙上の
画像を光学的に読み取る画像読取手段を備えるネットワ
ーク端末装置のコンテンツ取得方法において、前記画像
読取手段により読み取られた画像に基づき文字認識を行
う工程と、前記文字認識の結果をキーワードとして前記
記憶手段内の識別子を検索する工程と、前記検索結果に
より得られた識別子を前記ネットワーク接続手段に設定
し、前記ネットワーク接続手段により前記設定した識別
子の検索サイトへ接続するように制御する工程とを有す
ることを特徴とする。
【0041】請求項28記載の発明は、ネットワークか
らコンテンツを受信する受信手段を備えるネットワーク
端末装置の印刷物作成方法において、印刷装置を接続す
る工程と、前記受信したコンテンツの内容に基づき前記
印刷装置で処理可能な第1の印字データと前記ネットワ
ークに接続するための識別子を含む第2の印字データと
のいずれかの印字データの作成を選択する工程とを有す
ることを特徴とする。
【0042】請求項29記載の発明は、請求項28記載
のネットワーク端末装置の印刷物作成方法において、前
記印刷装置は、少なくとも幅60mm、長さ100mm以下
の印刷媒体を用いた印刷を行うことを特徴とする。
【0043】請求項30記載の発明は、ネットワーク
と、配信履歴を記憶する配信履歴記憶手段を有し、前記
ネットワークを介してコンテンツを配信するサーバと、
前記ネットワークを介してコンテンツ要求を送信し、該
コンテンツ要求に対応するコンテンツを受信するネット
ワーク端末装置とを備えるネットワークシステムのコン
テンツ配信方法であって、前記サーバは、前記コンテン
ツ要求を受信したとき、前記配信履歴記憶手段に配信履
歴を参照して前記受信したコンテンツ要求が新規コンテ
ンツ要求かコンテンツ再要求かを判別する工程と、前記
判別結果に応じて、前記受信したコンテンツ要求に対応
するコンテンツの配信に対して課金する工程とを有する
ことを特徴とする。
【0044】請求項31記載の発明は、ネットワーク
と、配信履歴を記憶する配信履歴記憶手段を有し、前記
ネットワークを介してコンテンツを配信するサーバと、
前記ネットワークを介してコンテンツ要求を送信し、該
コンテンツ要求に対応するコンテンツを受信するネット
ワーク端末装置とを備えるネットワークシステムのコン
テンツ配信方法において、前記サーバは、前記ネットワ
ーク端末装置から送信されたコンテンツ要求を受信した
とき、前記配信履歴記憶手段に配信履歴を参照して前記
受信したコンテンツ要求が新規コンテンツ要求かコンテ
ンツ再要求かを判別する工程と、前記判別結果に応じて
前記コンテンツ再要求の回数をカウントする工程と、前
記カウントされた回数に応じて前記受信したコンテンツ
要求に対応するコンテンツの配信に対して課金する工程
とを有することを特徴とする。
【0045】請求項32記載の発明は、ネットワーク端
末装置を制御するためのプログラムであって、ネットワ
ークに接続し、該ネットワーク上の装置からコンテンツ
を取得するステップと、前記取得したコンテンツをコン
テンツ記憶手段に記憶するステップと、情報を入力する
ステップと、前記入力された情報と前記コンテンツ記憶
手段に記憶されている内容とに基づき前記コンテンツの
取得を制御するステップとを有することを特徴とする。
【0046】請求項33記載の発明は、請求項32記載
のプログラムにおいて、前記ネットワーク端末装置は、
用紙上の画像を光学的に読み取る画像読取手段を備え、
前記画像読取手段により読み取られた画像に基づき文字
認識を行い、該文字認識の結果を前記情報として入力す
るステップを有することを特徴とする。
【0047】請求項34記載の発明は、請求項32また
は33記載のプログラムにおいて、前記入力された情報
に基づき前記コンテンツ記憶手段の内容を検索するステ
ップと、前記検索の結果に応じて前記入力された情報に
対応するコンテンツを指定し、該指定されたコンテンツ
を実行するステップとを有することを特徴とする。
【0048】請求項35記載の発明は、請求項32ない
し34のいずれか1つに記載のプログラムにおいて、前
記ネットワークへ接続するための識別子を識別子記憶手
段に記憶するステップと、前記識別子記憶手段に記憶さ
れている識別子と前記コンテンツ記憶手段に記憶されて
いるコンテンツとを関連付けるインデックスをインデッ
クス記憶手段に記憶するステップとを有することを特徴
とする。
【0049】請求項36記載の発明は、請求項32ない
し35のいずれか1つに記載のプログラムにおいて、前
記コンテンツ記憶手段に記憶されるコンテンツは、ゲー
ムソフトウェア、音楽ソフトウェアなどのコンテンツで
あることを特徴とする。
【0050】請求項37記載の発明は、請求項32ない
し36のいずれか1つに記載のプログラムにおいて、前
記コンテンツの取得時に、前記コンテンツ記憶手段の空
き容量を検出するステップと、前記取得するコンテンツ
の容量が前記コンテンツ記憶手段の空き容量より大きい
ときには、前記コンテンツ記憶手段に記憶されているコ
ンテンツの少なくとも一部を消去するステップとを有す
ることを特徴とする。
【0051】請求項38記載の発明は、請求項32ない
し37のいずれか1つに記載のプログラムにおいて、前
記消去されたコンテンツに関連する識別子を消去コンテ
ンツ関連識別子記憶手段に記憶するステップと、前記消
去されたコンテンツの実行が指示されたとき、該消去さ
れたコンテンツに関連する識別子を前記消去コンテンツ
関連識別子記憶手段から読み出し、該識別子を前記ネッ
トワークに送信するステップとを有することを特徴とす
る。
【0052】請求項39記載の発明は、ネットワークに
接続するネットワーク接続手段および用紙上の画像を光
学的に読み取る画像読取手段を備えるネットワーク端末
装置を制御するためのプログラムであって、前記画像読
取手段により読み取られた画像に基づき文字認識を行う
ステップと、前記文字認識の結果に基づき前記ネットワ
ークへ接続するか内部ファイルを検索するかを制御する
ステップとを有することを特徴とする。
【0053】請求項40記載の発明は、請求項39記載
のプログラムにおいて、前記内部ファイルは、ゲームプ
ログラムであることを特徴とする。
【0054】請求項41記載の発明は、請求項39記載
のプログラムにおいて、前記内部ファイルは、電子メー
ル番号を含むアドレス帳であることを特徴とする。
【0055】請求項42記載の発明は、ネットワークに
接続するネットワーク接続手段、前記ネットワーク上の
検索サイトの識別子を記憶する記憶手段および用紙上の
画像を光学的に読み取る画像読取手段を備えるネットワ
ーク端末装置を制御するためのプログラムであって、前
記画像読取手段により読み取られた画像に基づき文字認
識を行うステップと、前記文字認識の結果をキーワード
として前記記憶手段内の識別子を検索するステップと、
前記検索結果により得られた識別子を前記ネットワーク
接続手段に設定し、前記ネットワーク接続手段により前
記設定した識別子の検索サイトへ接続するように制御す
るステップとを有することを特徴とする。
【0056】請求項43記載の発明は、ネットワークか
らコンテンツを受信する受信手段を備えるネットワーク
端末装置を制御するためのプログラムであって、印刷装
置を接続するステップと、前記受信したコンテンツの内
容に基づいた前記印刷装置で処理可能な第1の印字デー
タと前記ネットワークに接続するための識別子を含む第
2の印字データとのいずれかの印字データの作成を選択
するステップとを有することを特徴とする。
【0057】請求項44記載の発明は、請求項43記載
のプログラムにおいて、前記印刷装置は、少なくとも幅
60mm、長さ100mm以下の印刷媒体を用いた印刷を行
うことを特徴とする。
【0058】請求項45記載の発明は、配信履歴を記憶
する配信履歴記憶手段を有し、ネットワークを介してコ
ンテンツを配信するサーバを制御するためのプログラム
であって、ネットワーク端末装置から送信されたコンテ
ンツ要求を受信したとき、前記配信履歴記憶手段に配信
履歴を参照して前記受信したコンテンツ要求が新規コン
テンツ要求かコンテンツ再要求かを判別するステップ
と、前記判別結果に応じて、前記受信したコンテンツ要
求に対応するコンテンツの配信に対して課金するステッ
プとを有することを特徴とする。
【0059】請求項46記載の発明は、配信履歴を記憶
する配信履歴記憶手段を有し、ネットワークを介してコ
ンテンツを配信するサーバを制御するためのプログラム
であって、ネットワーク端末装置から送信されたコンテ
ンツ要求を受信したとき、前記配信履歴記憶手段に配信
履歴を参照して前記受信したコンテンツ要求が新規コン
テンツ要求かコンテンツ再要求かを判別するステップ
と、前記判別結果に応じて前記コンテンツ再要求の回数
をカウントするステップと、前記カウントされたコンテ
ンツの再要求の回数に応じて前記受信したコンテンツ要
求に対応するコンテンツの配信に対して課金するステッ
プとを有することを特徴とする。
【0060】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態ついて
図面を参照しながら説明する。
【0061】(第1実施の形態)図1は本発明の第1実
施の形態に係るネットワーク端末装置を備えるネットワ
ークシステムの全体構成を模式的に示す図である。
【0062】本実施の形態においては、携帯電話と称さ
れる無線ネットワーク端末装置を使用して、インターネ
ット上のホームページなどのサイトにアクセス可能なシ
ステムを構築した例を示す。このような無線ネットワー
ク端末装置を使用した各サイトへのアクセスについて
は、例えばWAP(Wireless Application Protocol)
やI−mode(登録商標)などの名称で規格化された
携帯電話向けの簡易化されたプロトコルで実行される。
【0063】本実施の形態のシステムにおいては、図1
に示すように、無線基地局1との間で無線通信による通
信回線を設定して、その通信回線で任意の相手と通話や
データ通信を行うことができるネットワーク端末装置2
が用意されている。このネットワーク端末装置2は、上
述したプロトコルによりインターネット上のホームペー
ジなどのサイトにアクセスして、そのサイトから伝送さ
れるデータを表示部に表示し、また上記サイトに各種デ
ータを送信することが可能なように構成されている。各
サイトにアクセスする際には、このネットワーク端末装
置2に搭載されている画像読取読取部(図示せず)で読
み取られたカード印刷物3の文字列4を使用する。この
画像読取部は、ネットワーク端末装置2の右サイドに形
成されたスリット65に挿入されたカード印刷物3の画
像を読み取ることが可能である。また、ネットワーク端
末装置2は、小型プリンタ5と接続可能であり、この小
型プリンタ5を用いて、サイトにアクセスして入手した
画像やメッセージなどをカードサイズの印刷媒体に印刷
可能であるとともに、サイトへアクセスするURLなど
の文字列を印刷可能である。
【0064】無線基地局1は、無線電話回線の運用者が
用意した制御局11の制御に従い、ネットワーク端末装
置2を含む各端末装置との無線通信を行う。ネットワー
ク端末装置2がインターネットにアクセスする際には、
無線基地局1に接続されたキャリア側サーバ12にダイ
ヤルアップで接続させた後、このサーバ12に接続され
たインターネット13にアクセスする構成としている。
なお、ここでは説明を簡単にするために、無線基地局1
を1つだけ示したが、実際には複数の基地局でサービス
エリアが構成されており、キャリア側サーバ12につい
ても各地域毎に複数用意されている場合もある。
【0065】インターネット13には多数のサーバが接
続されており、多数のサーバの中には、ネットワーク端
末装置2への提供画面だけではなく、パソコンなどイン
ターネットに接続可能な機器への提供画面を保持するサ
ーバも含まれている。サーバの一つとして、ゲーム提供
サーバ14が接続されており、ゲーム提供サーバ14
は、ネットワーク端末装置2からの要求によりゲームを
有償または無償にて提供する。ゲーム提供サーバ14
は、数々のコンテンツデータ、画像情報、ゲームを提供
するユーザに関する情報などを保持する記憶手段(図示
せず)を有するとともに、配信履歴情報を記憶する配信
情報記憶部16を有する。このゲーム提供サーバ14を
介したゲーム販売の電子商取引における課金処理を行う
ために、インターネット13にはクレジット会社サーバ
15が接続されている。
【0066】次に、ネットワーク端末装置2の構成につ
いて図2を参照しながら説明する。図2は図1のネット
ワーク端末装置の構成を示すブロック図である。
【0067】まず、ネットワーク端末装置2における受
信系の構成について説明する。この受信系は、図2に示
すように、無線基地局1から送信される所定のチャンネ
ルの信号を受信するアンテナ20に接続された送受信処
理部21を有し、送受信処理部21は、アンテナ20で
受信した信号を中間周波信号(またはベースバンド信
号)に変換する。この中間周波信号は変復調処理部22
に入力され、変復調処理部22は、伝送方式に基づいた
復調処理を行い、伝送データを検出する。変復調処理部
22で検出された伝送データはデータ処理部23に入力
され、データ処理部23は、音声データ、制御データ、
その他のデータなどのデータ種別に基づいたデータ抽出
を行う。データ処理部23で抽出された音声データは、
デジタル/アナログ変換器(A/D)24に入力されて
アナログ音声信号に変換される。そして、このアナログ
音声信号はスピーカ25に入力され、スピーカ25から
発音される。
【0068】送信系は、マイクロホン27を有し、この
マイクロホン27が出力する音声信号はアナログ・デジ
タル変換器(D/A)26に入力されてデジタル音声デ
ータに変換される。デジタル音声データはデータ処理部
23に入力され、データ処理処理部23は、入力された
音声データに基づき伝送用データを生成する。この場
合、制御データなどの付加処理も必要に応じて行われ
る。データ処理部23で生成された伝送用データは変復
調処理部22に入力され、変復調処理部22は、送信用
変調処理を行う。この処理により変調された送信信号
は、送受信処理部21で所定のチャンネルの信号に周波
数変換され、その周波数変換された信号はアンテナ20
から無線送信される。
【0069】受信時にデータ処理部23で抽出された制
御データとその他のデータは、このネットワーク端末装
置2の各部の動作制御を行う制御手段30に入力され、
制御手段30は入力されたデータに基づき対応する処理
を行う。また、制御手段30の制御で送信する必要があ
る制御データは、制御手段30からデータ処理部23に
入力され、データ処理部23は、この制御データに対し
て音声データと同様に送信処理を行う。
【0070】この制御手段30は、マイクロプログラム
を解読し1ステップ毎に実行するマイクロプロセッサ、
マイクロプログラムを記憶しているROM、演算に必要
なデータなどを記憶するRAMなどから構成されてい
る。
【0071】制御手段30には、メモリ31が接続さ
れ、メモリ31には、通信制御に必要なデータや電話帳
データなどの通常携帯電話端末が必要とするデータの記
憶エリアが設けられているとともに、URLなどのサイ
トアクセス用データの記憶エリアおよびゲームプログラ
ムなどのサイトから伝送されたデータの記憶エリアなど
が設けられている。このメモリ31の記憶内容の詳細に
つい後述する。
【0072】また、ネットワーク端末装置2は、液晶表
示パネルなどから構成される表示部28を備え、この表
示部28は、制御手段30の制御に従い電話番号や文字
メールなどの携帯電話端末として必要な表示を行うとと
もに、サイトへのアクセス時には、サイト側から伝送さ
れたデータを表示する。また、電源ONキー、ダイヤル
キー、発信キー、モードキー、カーソルセットキーの各
種入力キーを有する操作部32が設けられている。この
操作部32の操作情報は制御手段30に入力され、制御
手段30は、入力された操作情報に対応する処理を行
う。
【0073】さらに、ネットワーク端末装置2は、用紙
上に印刷されている文字列を画像として読み取る画像読
取部33を有する。画像読取部33は、発光部、レン
ズ、CCDなどから構成され、上述したように、右サイ
ドに形成されたスリット65に挿入されたカードサイズ
の印刷物3の画像を読み取ることが可能である(図2を
参照)。また、このスリット65に印刷物3が差し込ま
れたことの検出およびこの印刷物3の搬送制御がカード
送り制御部34により行われている。画像読取部33が
読取った信号は、A/D変換器29に入力されてデジタ
ル信号に変換され、このデジタル信号は画像データとし
てメモリ31に記憶される。また、制御手段30は、読
み取られた画像データに対して文字認識を行い、その認
識した文字列をメモリ31に記憶するように制御する。
【0074】さらに、外部プリンタ5にケーブルを介し
て印字信号を送信するための接続コネクタ35が設けら
れている。
【0075】次に、ネットワーク端末装置2の外観構
成、画像読取部およびカード送り制御部の構成について
図5ないし図7を参照しながら説明する。図5は図1の
ネットワーク端末装置の外観構成を示す斜視図、図6は
図5のモードキーを押下したときに表示部に表示される
画面表示の一例を示す図、図7は図5のスリット内部に
設けられた画像読取部とカード送り制御部の構成を模式
的に示す図である。
【0076】ネットワーク端末装置2においては、図5
に示すように、本体上部にアンテナ2が設けられてい
る。本体底部には、小型プリンタ5に印字信号を送信す
るための接続コネクタ35が設けられ、この接続コネク
タ35を介した小型プリンタ5との通信規格は、USB
(Universal Serial Bus)規格によるものである。な
お、本実施の形態においては、USB規格に基づいたシ
リアル転送で印字信号を送信するように構成されている
が、これに代えて、他のインターフェース規格であるR
S−232Cやパラレル転送であるセントロニクス、ま
たは無線インターフェース(例えばブルーツースや赤外
線転送(IrDA))などを使用することも可能である。ま
た、本体底部には、内部電池への充電のためのACアダ
プタへの接続端子(図示せず)が設けられている。
【0077】スピーカ25は、ネットワーク端末装置2
で通話を行う際に、通話者の耳にあたる部分に位置にな
るように配置され、マイクロホン27は、通話者の口に
あたる部分の近くに位置するように配置されている。表
示部28は、本体表面に配置されている。操作部32
は、数値キーが配設されたダイヤルキー群60と、電源
ONキー61と、発信キー62と、モードを選択するモ
ードキー63と、上下カーソルキーの機能を有するとと
もに押し下げることでセットキーとなるカーソルセット
キー64とを含む。
【0078】モードキー63を押すと、図6に示す画面
が表示部28に表示される。この画面は、各モードの中
から所望のモードを選択するための画面であり、この画
面上で、カーソルセットキー64でモードを選択し、セ
ットすることで、所望のモードを選択することができ
る。本実施の形態では、モードとして、電話帳、電子メ
ール、WWW接続、WWW検索、ゲーム、印刷の6種類
のモードがあり、ユーザの選択に応じて制御手段30の
制御により所望の処理が実行される。
【0079】なお、本実施の形態においては、ネットワ
ーク端末装置2をクレードル(台座)に差し入れるよう
な構成にし、クレードルから小型プリンタ5への信号ケ
ーブルを出すとともにACアダプタへの信号ケーブルを
出す構成としてもよい。
【0080】本体の右サイドには、カード印刷物3の一
部を差し込むためのスリット65が設けられている。こ
のスリット65に印刷物3が矢印aの方向に差し込ま
れ、上部エッジ65dに突き当てられると、後述するロ
ーラが駆動されて印刷物3が矢印bの方向へスキャンさ
れる。
【0081】上記スリット65内には、印刷物3が差し
込まれたことを検出するための横検出器71および縦検
出器70が設けられている。横検出器71はスリット6
5の奥のリブが設けられている位置にあり、このリブに
印刷物3が突き当てられると、この印刷物3を検出す
る。また、縦検出器70は、スリット65に差し込まれ
た印刷物3が上部エッジ65aに突き当てられると、こ
の印刷物3を検出する。この印刷物3が横検出器71と
縦検出器70とによりそれぞれ検出されると、印刷物3
がスキャン可能な状態でスリット65内に挿入されたと
判定される。
【0082】このようにして、印刷物3がスリット65
内に挿入されたことが検出されると、図7に示すよう
に、カード送り制御部34により、ピンチローラ73が
送りローラ72に向けて押し当てられ、ピンチローラ7
3と送りローラ72間に印刷物3が挟み込まれる。そし
て,送りローラ72が回転され、一定速度で印刷物3が
上記矢印bの方向に搬送される。印刷物3の搬送が開始
されると、発光ダイオード(LED)アレイの光源74
から光が印刷物3に向けて照射され、印刷物3に印刷さ
れている文字列4が照明される。この印刷物3からの反
射光は、レンズ75を介して画像読取部33に導かれ、
画像読取部33により画像読取りが行われる。
【0083】以上の処理により、後述の図4に示すよう
なカードサイズの各種印刷物上の文字列(メールアドレ
スやURLなど)を画像として取り込むことが可能とな
る。
【0084】次に、メモリ31の記憶内容について図3
を参照しながら説明する。図3は図2のメモリ31の記
憶内容を示す図である。
【0085】メモリ31には、図3に示すように、画像
記憶部M0、入力文字記憶部M1、アドレス帳記憶部M
2、メール履歴記憶部M3、アドレス帳キーワード記憶
部M4、識別子記憶部M5、コンテンツ記憶部M6、イ
ンデックス記憶部M7、送信アドレス記憶部M8、検索
サイトURL記憶部M9、WWW履歴記憶部M10、検
索履歴記憶部M11が設けられている。画像記憶部M0
には、画像読取部33に読み取られた画像データが記憶
され、この画像データに基づき行われた文字認識の結果
は、入力文字記憶部M1に記憶される。
【0086】アドレス帳記憶部M2は、メールアドレス
などを記憶する記憶部であり、操作部32から入力され
たメールアドレスまたは文字認識により得られたメール
アドレスを入力された名前とともに記憶する。
【0087】メール履歴記憶部M3は、送信した電子メ
ールや受信した電子メールを記憶する。
【0088】アドレス帳キーワード記憶部M4は、いろ
いろな人のメールアドレスを記憶した複数のアドレス帳
のそれぞれに名前を付け、対応するキーワードとともに
記憶する記憶部である。ここで、アドレス帳キーワード
記憶部M4に記憶されているキーワードと同じキーワー
ドが印刷されたカードをスキャンすることで、このキー
ワードに対応するアドレス帳を開けるようにしておけ
ば、一種のシークレット機能を施すことが可能となる。
詳しくは後述の図4(f)とともに説明する。
【0089】識別子記憶部M5は、ネットワークに接続
する際の識別子であるURLを記憶する記憶部である。
URLは、各種の情報提供のホームページや電子商取引
のホームページ、ゲームや音楽のホームページを識別す
るための固有の文字列であり、通常http://www.で始ま
る。このURLの入力には、操作部32のキーを用いた
入力、文字認識を用いた入力があり、これらの方法で入
力されたURLは、識別子記憶部M5に記憶される。
【0090】コンテンツ記憶部M6は、本例においては
ゲームプログラムを記憶する記憶部であり、このゲーム
プログラムは、制御手段30の制御によりネットワーク
13を介して受信されたプログラムである。また、ゲー
ムプログラムに付随するキャラクター画像やゲームのや
り方を説明するための操作仕様なども関連付けて記憶さ
れる。上記キャラクター画像は、ゲーム起動時に表示部
28に表示されるだけでなく、後述する図4(b),図
4(c),図4(d)に示すようなカード印刷するとき
にも使用される。
【0091】インデックス記憶部M7は、識別子記憶部
M5に記憶されているURLとコンテンツ記憶部M6に
記憶されているゲームプログラムとを関連付けるインデ
ックスを記憶する記憶部である。ここで、識別子記憶部
M5のURLに対応するゲームプログラムが記憶されて
いない場合は、記憶されていないことを示すコードを入
れておくことで表現する。
【0092】送信アドレス記憶部M8は、電子メールを
送信するときのアドレスやWWW(World Wide Web)検
索するときのURLを記憶する記憶部である。
【0093】検索サイトURL記憶部M9は、後述する
ネット検索処理(図14に示す)での検索サイトのUR
Lを記憶する記憶部である。
【0094】WWW履歴記憶部M10は、以前に情報を
受け取ったウェブ画面の履歴を記憶する記憶部であり、
これに記憶されているウェブ画面を読み出して後述する
WWW印刷処理(図17に示す)で印刷することができ
る。
【0095】検索履歴記憶部M11は、図4(f)で示
すようなカードでネット検索処理を行った際の履歴を記
憶する記憶部であり、これに記憶されている検索履歴を
後述するWWW印刷処理(図15に示す)で読み出して
印刷することができる。
【0096】次に、ネットワーク端末装置2の画像読取
部33が読み取る文字列の例について図4を参照しなが
ら説明する。図4は図1のネットワーク端末装置で読み
取られる印刷物の各例を示す図である。
【0097】画像読取部33が読取り可能なカードサイ
ズの印刷物3としては、例えば図4(a)に示すような
名刺、図4(b),図4(c),図4(d)に示すよう
なURLが記載されたカードサイズの印刷物、図4
(e)に示すよう検索サイトに接続時の検索文字列が記
載されているカードサイズの印刷物、図4(f)に示す
ような特定のアドレス帳を検索するときのカードサイズ
の印刷物などがある。図4(a)に示す名刺は一例であ
り、この名刺には、会社名、氏名、電話番号、E−Ma
il番号が記載されている。通常、E−Mail番号は
名刺の最下列に記載されており、またE−Mail番号
には@マークが記載されているため、E−Mail番号
の識別は容易である。よって、このような名刺が画像読
取部33で読み取られ、そのE−Mail番号が文字認
識されると、制御手段により、このE−Mail番号を
用いた後述する処理(図8に示す)が実行される。この
ような名刺は一般の印刷会社で印刷した印刷物でもよい
し、またネットワーク端末装置2に接続可能なプリンタ
5により印刷されたものでもよい。
【0098】図4(b)に示す印刷物には、ゲームメー
カの会社名、ゲーム名、ゲームに関連するキャラクター
およびインターネット経由でゲームメーカのサーバに接
続するためのURLが記載されている。この印刷物から
URLを読み取り、文字認識する際には、URLが通常
http://www.の文字で始まることから、URLの識別は
容易である。よって、この印刷物が画像読取部33で読
み取られ、そのURLが文字認識されると、制御手段3
0は、URLが指定するサーバに接続する処理を実行す
る。このようなカードサイズの印刷物は、一般の印刷会
社で印刷された宣伝用の印刷物でもよく、ネットワーク
端末装置2に接続可能なプリンタ5により印刷されたも
のでもよい。
【0099】図4(c)に示す印刷物は、同様に、UR
Lが記載されたカードサイズの印刷物の一例であるが、
URLの部分にユーザがゲームを既に購入済みであるこ
とを示すユーザコード50(図において「1234
5」)が記載されており、この印刷物を画像読取部33
により読み取り、ユーザコードを含むURLを文字認識
すると、制御手段30は、購入済みのゲームを起動する
または無償にて購入済みのゲームをゲームメーカのサー
バから再取得する制御を実行する。また、ユーザコード
50の後に記載されている文字列51はゲームで使用す
るキャラクター(図において「kyarax」)を示す。これ
は、ゲームをスタートしたときにキャラクターを選択す
る処理を軽減するためのものである。
【0100】図4(d)に示す印刷物は、同様にURL
が記載された印刷物であり、キャラクターの画像印刷部
分と文字列52の部分が図4(c)に示すものとは異な
る。図4(d)に示す印刷物をスキャンしたときには、
図4(c)に示すキャラクタとは異なるキャラクタ(「k
yaray」)が選択されてゲームがスタートする。
【0101】図4(e)に示す印刷物は、検索サイトに
接続時の検索文字列が記載されたものの一例である。近
年ヤフー社のhttp://www.yahoo.co.jp/やグー社の HYPE
RLINK http://www.goo.ne.jp/などのURLで指定され
るポータルサイトと呼ばれる検索用のホームページが普
及しており http://www.goo.ne.jp/などのURLで指定
されるポータルサイトと呼ばれる検索用のホームページ
が普及しており、ホームページのURLを知らなくても
関連する検索内容を入れることで、ホームページにたど
り着くことができる。例えば、上記ヤフーのポータルサ
イトで“旅行ネパール”と文字列を入れて検索ボタンを
クリックすると、関連する件数分のホームページのUR
Lが表示される。このような検索内容を示す文字列が記
載されている印刷物は、ネットワーク端末装置2に接続
可能なプリンタ5で印刷することが可能であり、再度ポ
ータルサイト上で検索するときに、この印刷物をスキャ
ンすることによって、検索内容の入力が可能となる。な
お、本例においては、検索内容を示すマークを星型のマ
ークとしているが、例えば三角マークや丸マークなどに
してもよいことはいうまでもない。また、「kensaku」
と文字列などの特定の文字列を入れた後の文字列が検索
内容を示すというようにしてもよい。
【0102】図4(f)に示す印刷物は、特定のアドレ
ス帳を検索するときの印刷物の一例であり、この印刷物
をスキャンすることにより、ネットワーク端末装置2の
メモリ31に記憶されている特定名のアドレス帳(本例
では「himitu」)を表示する。
【0103】このように、ネットワーク端末装置2で
は、様々な印刷物をスキャンするための単純な操作だけ
で、インターネット13に接続可能となる。これによ
り、ネットワーク端末装置2を音声会話のツールとして
使用するだけでなく、使い勝手に優れた情報通信ツール
または電子商取引のツールとして使用することができ。
例えば、名刺または小型プリンタなどで印刷されたカー
ドサイズの印刷物を取引先または友人から受け取り、そ
の名刺またはカードサイズの印刷物をスキャンするだけ
で、メールアドレスの登録や電子メール作成送信の処理
を実行することが可能となり、わざわざキーボードを押
してメールアドレスをキー入力するよりも操作が簡単に
なる。
【0104】また、URLの入力においては、例えばゲ
ーム販売用カードを販売業者または友人から受け取り、
そのカードをスキャンするだけで、ゲーム販売のホーム
ページに接続可能となり、わざわざキーボードを押して
URLを入力する場合に比して操作が簡単になる。ま
た、ネットワーク端末装置2でカードをスキャンするだ
けで、ネットワーク端末装置2上でゲームを開始するこ
とが可能となる。
【0105】これはゲーム開始の操作を簡素化するだけ
ではなく、印刷物がなければゲームを開始することがで
きないように設定しておけば、子供が親から印刷物を借
りたときのみゲームを遊べることとなり、親は、子供が
ゲームを使って遊ぶ時間を管理することが可能となる。
【0106】さらに、いろいろなゲームを既に購入して
いる使用者の場合は、遊びたいゲームがネットワーク端
末装置2のメモリーに記憶されてなくても、対応する印
刷物をスキャンするだけで、ゲームの再取得が可能とな
り、ネットワーク端末装置2のメモリ31の容量を気に
しないでいろいろなゲームを購入可能となる。言い換え
れば、ゲームプログラムを記憶するためのメモリ31
は、いつでもゲームが再取得可能な空容量が確保された
状態にあるので、このメモリ31として、大容量のメモ
リを搭載する必要がない。
【0107】また、インターネットのポータルサイトを
用いて知りたい情報の検索を行うときには、印刷物のス
キャンだけで、ポータルサイトを開き、検索内容の入力
が可能となる。これは、印刷物をスキャンするという単
純な操作で、インターネット検索を実行できる。また、
知り合いや友人から借りた印刷物を使用しても同様にイ
ンターネット検索の実行が可能となる。
【0108】また、ネットワーク端末装置2で印刷物を
スキャンするだけで、アドレス帳の表示が可能となる。
これにより、単純な操作で電話帳を表示可能にするだけ
でなく、印刷物がなければ指定したアドレス帳を開けな
いように設定することによって、プライベートなアドレ
ス帳を第3者には見られない、一種のシークレット機能
を施すことが可能となる。
【0109】また、上記印刷物の他の例としては、音楽
の配信カード、動画の配信カード、株式の個人データの
取得カード、個人サークルのメンバーカードなどの印刷
物などがあり、これらの印刷物を用いて異なる処理を実
行することが可能であることはいうまでもない。
【0110】また、本実施の形態では、印刷物3をスリ
ット65に挿入した際に印刷物3における読み取る文字
列の印刷位置が読み取り可能な位置になるので、画像読
取部33で印刷物3全体を読み取る必要がなく、印刷物
3の差し込み構造およびスキャン構造を小型化すること
ができる。
【0111】次に、印刷物3を読み込んだときの処理に
ついて図8および図9を参照しながら説明する。図8は
図1のネットワーク端末装置における印刷物を読み込ん
だときの処理手順を示すフローチャート、図9は図8の
ステップS2で表示部に表示されるメッセージの一例を
示す図である。ここで、図8に示す手順は制御手段30
の制御に従い実行されるものである。
【0112】ネットワーク端末装置2の制御手段30で
は、図8に示すように、まずステップS1で横検出器7
1および縦検出器70の出力に基づきカード(印刷物)
3が読取り可能な状態にスッリト65に挿入されたこと
が検出されるのを待ち、カード3の挿入が検出される
と、ステップS2で、上述した送りローラ72の回転を
始動するとともに、図9に示すようなメッセージを表示
部28に表示する。このメッセージは、スリット65に
カードが挿入されたことを検出し、このカードの文字列
を読み取っている旨を示すものである。
【0113】次いで、ステップS3において、画像読取
部33により画像読取りを行う。ここで、画像読取部3
3のアナログ出力は、A/D変換器29によりデジタル
画像データに変換され、この画像データはメモリ31の
画像記憶部M0に記憶される。続いて、ステップS4に
おいて、文字認識を行い、そして、ステップS5で、認
識された文字列を入力文字記憶部M1に記憶する。
【0114】次いで、ステップS6において、認識され
た文字列の中に@マークがあるか否かを判定し、この@
があれば、電子メールのアドレスが記載されていると判
断してステップS9に進み、メール処理を実行する。こ
のメール処理の詳細については、後述する。これに対
し、@マークがなければ、ステップS7に進み、認識さ
れた文字列の中に//のマークがあるか否かを判定す
る。ここで、この//のマークがあれば、インターネッ
トのホームページの識別子であるURLが記載されてい
ると判断してステップS10に進み、URL処理を実行
する。このURL処理の詳細については、後述する。上
記文字列の中に//マークがなければ、ステップS8に
おいて、認識された文字列の中に黒星のマークがあるか
否かを判定する。この黒星のマークがあれば、ステップ
S11において、インターネットのポータルサイトを開
いてネット検索処理を行う。このネット検索処理の詳細
については、後述する。これに対し、上記黒星マークが
なければ、ステップS12で、内部メモリに記憶されて
いるアドレス帳の検索処理を行う。このアドレス帳の検
索処理の詳細については、後述する。
【0115】このように、カードサイズの印刷物3をス
キャンすると、読取り画像に基づき文字認識した文字列
に書かれているマークに従って、メール処理(ステップ
S9)、URL処理(ステップS10)、ネット検索処
理(ステップS11)、アドレス帳の検索処理(ステッ
プS12)のいずれかを実行する。
【0116】次に、上記ステップS9のメール処理の詳
細について図10および図11を参照しながら説明す
る。図10は図8のステップS9のメール処理の手順を
示すフローチャート、図11は図10のステップS26
のメール印刷の手順を示すフローチャートである。
【0117】このメール処理では、図10に示すよう
に、まずステップS21で、メール番号記憶部M2に記
憶されているメールアドレスの中に、入力文字記憶部M
1に記憶されている読取ったメールアドレスがあるか否
かを判定する。ここで、メール番号記憶部M2のメール
アドレスの中に読取ったメールアドレスに一致するメー
ルアドレスがないときには、読み取ったメールアドレス
は新しいメールアドレスであるので、ステップS22以
降の処理において、メールアドレスの登録処理を実行す
る。具体的には、ステップS22において、表示部28
に名前登録画面を表示し、続くステップS23で、名前
登録画面上での読み取ったメールアドレスに対応付ける
名前の入力を待ち、この名前が入力されると、ステップ
S24において、入力された名前を確定するためのセッ
トキー64の押下を待つ。上記セットキー64が押下さ
れると、ステップS25に進み、読み取ったメールアド
レスと名前と関連付けてアドレス帳記憶部M2に記憶す
る。なお、本実施の形態においては、アドレス帳には名
前とメールアドレスのみが記憶されるようにしている
が、電話番号、FAX番号、住所などを操作部32のキ
ーを押すことにより入力できるようにしてもよい。
【0118】次いで、ステップS26において、メール
印刷処理を実行する。このメール印刷処理の詳細につい
ては、後述する。そして、本処理を終了する。
【0119】上記ステップS21においてメール番号記
憶部M2のメールアドレスの中に読取ったメールアドレ
スに一致するメールアドレスがあると判定されたときに
は、ステップS27以降において、メール作成送信処理
が実行される。具体的には、ステップS27において、
表示部28にメール入力画面を表示し、続くステップS
28で、操作部32のキー操作によるメール文の入力終
了を待ち、メール文の入力が終了すると、ステップS2
9で、入力されたメール文を確定するためのセットキー
64の押下を待つ。このセットキー64が押下される
と、ステップS30において、読み取ったメールアドレ
スへの電子メールの送信を行う。そして、ステップS2
6に進み、メール印刷処理を行い、本処理を終了する。
【0120】このように電子メールアドレスが書かれた
カードサイズの印刷物をスキャンすると、この読取りに
基づき文字認識した文字列に書かれているメールアドレ
スの登録や、メールを作成するときのメールアドレスの
指定がカードをスキャンするだけで可能となり、操作が
単純化されて簡単になる。
【0121】上記ステップS26のメール印刷処理で
は、図11に示すように、まずステップS31におい
て、使用者により印刷が選択されているか否かの判定を
行う。ここで、印刷が選択されていないときには、本処
理を終了する。これに対し、使用者により印刷が選択さ
れているときには、印刷を行う。本実施の形態では、メ
ール内容の印刷、メールアドレスの印刷、アドレス帳の
検索用カードの印刷の3種類の印刷を行うように設定さ
れており、印刷を行う場合、まずステップS32におい
て、メール内容の印刷を行うか否かを判定する。
【0122】メール内容の印刷を行う場合、ステップS
33において、メール履歴をメール履歴記憶部M3から
読み出し、続くステップS34で、過去に受信したメー
ルの中から印刷するメールを選択する。そして、ステッ
プS35において、選択されたメールの印字データを、
ネットワーク端末装置2にケーブルで接続された小型プ
リンタ5に送信する。これにより、小型プリンタ5にお
いて、印字データに基づいた印刷が行われる。ここで、
小型プリンタ5は、カードサイズの印刷媒体を用いて印
刷するため、メール文全体を印刷するには向いていない
プリンターである。このため、図示していないが、表示
部28の画面表示された部分だけを印刷するようにして
いる。また、この印刷媒体としては、少なくとも幅60
mm、長さ100mm以下のシート紙が用いられる。受信し
た電子メールの中に画像ファイルが添付されていれば、
その画像のみを印刷するような選択手段を設けるように
してもよい。
【0123】上記ステップS32においてメール内の印
刷を行わないと判定されると、ステップS36に進み、
メールアドレスの印刷を行うか否かを判定する。メール
アドレスの印刷を行う場合、ステップS37に進み、ア
ドレス帳記憶部M2の内容を一件ずつ読み出し、続くス
テップS38で、アドレス帳に記載されている名前の中
から印刷するメールアドレスに対応する名前を選択す
る。そして、ステップS35において、選択されたれ名
前とそれに対応付けられているメールアドレスを含む印
字データを小型プリンタ5に送信し、本処理を終了す
る。
【0124】上記ステップS36においてメールアドレ
スの印刷でないと判定されると、アドレス帳検索カード
の印刷を行うと判断されてステップS39に進み、アド
レス帳記憶部M2から特定のアドレス帳を選択し、続く
ステップS40で、アドレス帳の名前(図4(f)の例
では秘密のアドレス帳)を入力する。そして、ステップ
S41において、アドレス帳検索のためのキーワード
(図4(f)の例ではhimitu)を入力する。次いで、ス
テップS35において、入力されたアドレス帳の名前お
よびその検索のためのキーワードを含む印字データを小
型プリンタ5に送信する。これにより、ドレス帳検索カ
ードの印刷が行われる。なお、アドレス帳検索カードを
印刷するときに、好みの画像を選択できるようにしてお
いてもよい。また、アドレス帳以外にメモ帳やスケジュ
ール帳などを記憶可能にしておき、メモ帳検索カード、
スケジュール帳検索カードなどを印刷することができる
ようにしておいてもよい。
【0125】このように、ユーザの選択によって、表示
されているメールの内容を印刷し、ネットワークに接続
するメールアドレスを含む印字データを生成して印刷
し、また内部ファイルのアドレス帳を検索するカードを
印刷することができる。
【0126】また、図示していないが、アドレス帳に会
社名や電話番号を入力しておくと、図4(a)に示すよ
うなカードを印刷することができ、さらにFAX番号や
住所などを入力しておけば、名刺印刷が可能となる。
【0127】また、電子メールで送られてきた画像やイ
ンターネットのホームページから取り込んだ画像をアド
レス帳に関連付けて記憶することによって、メールアド
レスとともに関連する画像を印刷することが可能にな
る。
【0128】次に、上記ステップS12のアドレス帳検
索処理の詳細について図12を参照しながら説明する。
図12は図8のステップS12のアドレス帳検索処理の
手順を示すフローチャートである。
【0129】アドレス帳検索処理では、図12に示すよ
うに、まずステップS51において、アドレス帳検索カ
ードをスキャンすることによって得られた文字列(入力
文字記憶部M1に記憶された文字列)に一致するキーワ
ードのアドレス帳が記憶されているか否かを判定する。
ここで、上記文字列に一致するキーワードのアドレス帳
が記憶されていないときには、ステップS56に進み、
メール印刷を行う。このメール印刷は図11に示す処理
内容と同じであり、ここでは、その説明は省略する。
【0130】上記文字列に一致するキーワードのアドレ
ス帳が記憶されているときには、ステップS52に進
み、上記文字列に一致するキーワードのアドレス帳の内
容をアドレス帳記憶部M2から読み出し、続くステップ
S53で、読み出されたアドレス帳の内容を見ながらメ
ールアドレスの検索を行う。そして、ステップS54に
おいて、検索したメールアドレスを表示部28に表示す
る。次いで、ステップS55で、表示されたメールアド
レスの登録または修正を行う。そして、ステップS56
に進み、メール印刷を行い、本処理を終了する。
【0131】ここでは、図4(f)とともに説明した
が、アドレス帳検索カードで指定されるアドレス帳をキ
ー入力で指定することができないように設定されている
ので、特定のアドレス帳に対して一種のシークレット機
能を施すことが可能となる。
【0132】次に、図8のステップS10のURL処理
について図13および図14を参照しながら説明する。
図13は図8のステップS10のURL処理の手順を示
すフローチャート、図14(a)は図13のステップS
62において表示されるメッセージの一例を示す図、図
14(b)は図13のステップS63においての新規の
URLの表示例を示す図、図14(c)は図13のステ
ップS65において表示されるメッセージの一例を示す
図である。
【0133】URL処理では、図13に示すうように、
まずステップS61において、文字認識された文字列
(//を含む文字列)がURL記憶部M5に記憶されて
いるURLに一致するか否かを判定する。上記文字列が
URL記憶部M5に記憶されているURLに一致すると
きには、上記文字列のURLが既に登録されているUR
Lであると判断してステップS66に進み、このURL
のサイトへ接続するためのWWW接続処理を実行し、続
くステップS67で、WWW印刷処理を実行する。この
WWW接続処理およびWWW印刷処理の詳細については
後述する。そして、本処理を終了する。
【0134】上記文字列がURL記憶部M5に記憶され
ているURLに一致しないときには、上記文字列のUR
Lが登録されていない新規のURLであると判断してス
テップS62に進み、例えば図14(a)に示す内容の
メッセージを表示部28に表示し、続くステップS63
で、図14(b)に示すように、入手した新規のURL
の表示を行う。ここで、文字認識の誤りなどで、入手し
た新規のURLの一部に間違いがある場合、このURL
を修正可能にするようにしてもよい。
【0135】次いで、ステップS64に進み、入手した
新規のURLをURL記憶部M5に記憶し、続くステッ
プS65で、例えば図14(c)に示す登録完了のメッ
セージを表示部28に表示する。次いで、ステップS6
6に進み、この新規へのURLのサイトへ接続するため
のWWW接続処理を実行し、続くステップS67で、W
WW印刷処理を実行する。そして、本処理を終了する。
【0136】次に、上記ステップS66のWWW接続処
理の詳細について図15を参照しながら説明する。図1
5は図13のステップS66のWWW接続処理の手順を
示すフローチャートである。
【0137】WWW接続処理では、図15に示すよう
に、まずステップS71において、インデックス記憶部
M7の記憶内容に基づき入手したURL(登録済みまた
は新規のURL)に対応するゲームがコンテンツ記憶部
M6に記憶されているか否かを判定する。入手したUR
Lに対応するゲームがコンテンツ記憶部M6に記憶され
ているときには、ステップS86において、上記URL
に対応するゲームを読み出して実行する。そして、本処
理を終了する。例えば、図4(c)のカードをスキャン
してURLを入力した場合は、ゲーム名stgameのゲーム
を実行する。その際に、登場するキャラクタとしてkyar
axが用いられる。また、図4(d)のカードをスキャン
してURLを入力した場合は、同じゲーム名stgameのゲ
ームが実行される。この際には、キャラクタkyarayが登
場する。このように、カードスキャンして入力したUR
Lに対応するゲームが既にコンテンツ記憶部M6に記憶
されている場合は、インターネットに接続しないでコン
テンツ記憶部M6から対応するゲームを読み出して実行
することができる。
【0138】また、入手したURLに対応するゲームが
コンテンツ記憶部M6に記憶されていないときには、ス
テップS72において、入手したURLを送信アドレス
記憶部M8に記憶し、続くステップS73で、上記UR
Lの送信し、このURLで指定されるサーバにインター
ネット接続する。
【0139】次いで、ステップS74において、インタ
ーネット接続したサーバがゲーム配信を行うゲーム提供
サーバ14か否かを判定し、上記サーバがゲーム提供サ
ーバ14でないときには、ステップS85に進み、接続
先のサーバから情報提供画面を取得して表示部28に表
示する。そして、本処理を終了する。
【0140】インターネット接続したサーバがゲーム配
信を行うゲーム提供サーバ14であるときには、ステッ
プS75において、ユーザコード(図4(c)のユーザ
コード50)がサーバ14の配信履歴記憶手段16に記
憶されているか否かを判定し、ユーザコードがサーバ1
4に記憶されているときには、ゲームがユーザに販売済
みであると判断してステップS79に進む。ステップS
79では、サーバ14から再配信されるプログラムを入
手するための処理を行う。ここで、このゲームプログラ
ムの再入手には課金されず、無料である。続いて、ステ
ップS80において、コンテンツ記憶部M6の空き容量
が入手したゲームプログラムを格納可能な容量より大き
いか否かを判定する。上記空き容量がコンテンツ記憶部
M6にない場合は、ステップS81において、コンテン
ツ記憶部M6に記憶されているゲームプログラムを消去
し、続くステップS82で、インデックス記憶部M7に
おける消去されたゲームプログラムに対応する値を消去
したことを示す特定コードに変更する。そして、上記ス
テップS80に戻り、再度、上記空き容量がコンテンツ
記憶部M6にあるか否かを判定し、上記空き容量がコン
テンツ記憶部M6に生じるまで、上記ステップS81以
降の処理を繰り返す。
【0141】上記空容量がコンテンツ記憶部M6にある
と、ステップS83において、入手したゲームプログラ
ムをコンテンツ記憶部M6に記憶し、続くステップS8
4で、識別子記憶部M5と対応付けされているインデッ
クス記憶部M7にゲームプログラムが記憶された位置を
示すアドレスを記憶する。これにより、ゲームプログラ
ムの格納位置が識別子であるURLと対応付けされて記
憶されることとなる。そして、本処理を終了する。
【0142】上記ステップS75においてユーザコード
がサーバ14に記憶されていると判定されたときには、
ステップS76において、ゲーム提供サーバ14にユー
ザの新規登録を行うための処理を実行し、続くステップ
S77で、入手したプログラムに対するゲーム購入支払
い処理を、クレジット会社サーバ15を交えて実行す
る。そして、ステップS78において、ゲームプログラ
ムをゲーム提供サーバ14から新規に入手する。
【0143】そして、上記ステップS80以降の処理を
実行し、本処理を終了する。
【0144】このように、新規登録のユーザに対して
は、新規登録処理を行い、ゲーム購入支払い処理を行う
が、既に登録済みのユーザの場合は、上記処理を行うこ
となく、ゲームプログラムの再入手を行うことができ
る。言い換えれば、登録済みのユーザの場合、カードを
スキャンするための操作を実行した後は、ユーザは何ら
操作をすることなくゲームプログラムを再入手すること
ができる。
【0145】また、コンテンツ記憶部M6に入手したゲ
ームプログラムを記憶可能な空き容量がない場合は、記
憶されている他のゲームプログラムを自動的に消去する
が、ユーザが消去したいゲームは、カードスキャンして
URLを入力したゲームであり、そのゲームを何ら操作
を行うことなく実行することが可能である。また、消去
されたゲームを実行したいときは、カードをスキャンし
て再度入手すればよく、ユーザにとってゲームが記憶さ
れているかどうかは重要なことではなく、消去されたゲ
ームプログラムを簡単に再入手して実行できる。
【0146】次に、図8のステップS11のネット検索
処理について図16を参照しながら説明する。図16は
ネット検索処理の処理流れを示すフローチャートであ
る。
【0147】ネット検索処理では、図16に示すよう
に、ますステップS91において、カードスキャンして
入力した検索文字列をコード化し、続くステップS92
で、上記ステップS91でコード化した検索文字列と検
索サイトURL記憶部M9のURLの合せ込みを行う。
これにより、検索サイトのURLに直接検索コードが接
続された文字列が得られる。そして、ステップS93に
おいて、検索コードが接続された接続されたURLを送
信する。
【0148】次いで、ステップS94において、インタ
ーネットを経由して検索サイトから送信された検索済み
の画面情報を取得し、続くステップS95で、取得した
画面情報を表示部28に表示するとともに、検索文字列
を検索履歴記憶部M11に記憶する。この検索文字列の
記憶は、検索文字列を再度検索したいときに読み出し易
くするためのである。そして、ステップS96におい
て、WWW印刷処理を実行する。このWWW印刷処理の
詳細については、後述する。
【0149】このように、図4(e)に示したようなカ
ードをスキャンすることによって、検索サイトへ接続が
行われるので、キー操作を行うことなく、インターネッ
ト検索の結果を得ることが可能となる。
【0150】次に、図13のステップS67および図1
6のステップS96のWWW印刷処理について図17を
参照しながら説明する。図17は図13のステップS6
7および図16のステップS96のWWW印刷処理の手
順を示すフローチャートである。
【0151】WWW印刷処理では、図17に示すよう
に、まずステップS101において、印刷が選択されて
いるか否かを判定し、印刷が選択されていなければ、本
処理を終了する。印刷が選択されているときには、ステ
ップS102において、印刷処理の選択を行う。ここ
で、選択可能な印刷処理の種類としては、ウェーブ画面
の内容を印刷する処理と、URLを印刷する処理と、W
WW検索カードを印刷する処理とがあり、印刷処理を選
択する際には、ネットワーク端末装置2の表示部28に
選択画面を表示し、カーソルセットキー64を使用して
印刷処理の選択を行い、セットする。
【0152】次いで、ステップS103において、選択
された印刷処理がWWW画面(ウェブ画面)の内容の印
刷か否かを判定する。ここで、選択された印刷処理がW
WW画面(ウェブ画面)の内容の印刷であるときには、
ステップS104において、表示している内容または以
前のウェブ画像をWWW履歴記憶部M10から読み出し
て表示部28に表示し、続くステップS105で、印刷
するウェブ画像を選択する。そして、ステップS106
で、選択されたウェブ画像を印刷し、本処理を終了す
る。
【0153】上記ステップS103においてWWW画面
(ウェブ画面)の内容の印刷が選択されていないと判定
されたときには、ステップS107において、選択され
た印刷がURLの印刷であるか否かを判定する。ここ
で、選択された印刷処理がURLの印刷であるときに
は、ステップS108において、識別子記憶部M5から
URLを読み出し、続くステップS109で、読み出さ
れたURLの中から印刷するURLを選択する。そし
て、ステップS106で、インデックス記憶部M7によ
ってアドレス指定されている画像データをコンテンツ記
憶部M6から読み出し、この読み出された画像と選択さ
れたURLを合せ込んで印刷し、本処理を終了する。
【0154】上記ステップS107においてURLの印
刷が選択されていないときには、選択された印刷処理が
WWW検索カードの印刷であると判断してステップS1
10において、検索履歴記憶部M11から検索データの
文字列を読み出して選択し、続くステップS111で、
コンテンツ記憶部M6から所望の画像データを読み出
し、この画像データに検索データの文字列を貼り付け
る。そして、ステップS105で、検索データの文字列
が貼り付けられた画像を印刷し、本処理を終了する。
【0155】(第2実施の形態)次に、本発明の実施の
形態について図18を参照しながら説明する。図18は
本発明の第2実施の形態に係るネットワーク端末装置の
ゲーム配信処理の手順を示すフローチャートである。
【0156】本実施の形態では、上述の第1実施の形態
において行われる図15に示すWWW接続処理のステッ
プS75以降の処理と異なるゲーム配信処理を行う。
【0157】具体的には、図18に示すように、まずス
テップS111において、ゲームプログラムを販売する
サーバにユーザが登録済みか否かを判定する。ここで、
サーバに登録済みの場合は、ステップS118に進み、
カウンタKが5よりも大きい(6以上)か否かを判定す
る。このカウンタKは、ゲームを購入したときまたはゲ
ームを再購入したときに1にリセットされ、ゲームプロ
グラムをサーバから入手するたびに1インクリメントさ
れる。カウンタKが5よりも大きい場合は、ステップS
120において、ゲームプログラムを再購入するための
処理を行い、続くステップS121で、カウンタKを1
にリセットする。ここで、カウンタを1にリセットした
ので、後4回は無料でゲームプログラムの再入手が可能
となる。そして、ステップS115に進む。上記カウン
タKが5よりも大きくないときは、ステップS119に
進み、カウンタKを1インクリメントする。そして、ス
テップS115に進む。
【0158】ステップS115では、ゲームプログラム
を入手し、続くステップS116で、ゲームプログラム
を実行する。そして、ステップS117において、実行
したゲームプログラムの消去を行い、本処理を終了す
る。
【0159】上記ステップS111においてゲームプロ
グラムを販売するサーバにユーザが登録済みでないと判
定されたときには、ステップS112に進み、新規登録
処理を行い、続くステップS113で、ゲームプログラ
ムの購入処理を行う。そして、ステップS114におい
て、カウンタKを1にリセットする。ここで、カウンタ
を1にリセットしたので、後4回は無料でゲームプログ
ラムの再入手が可能となる。
【0160】次いで、ステップS115において、ゲー
ムプログラムを入手し、続くステップS116で、ゲー
ムプログラムを実行する。そして、ステップS117に
おいて、実行したゲームプログラムの消去を行い、本処
理を終了する。
【0161】このように、本実施の形態においては、ユ
ーザに煩わしさ感を与えずかつ負担を掛けないように、
ゲームプログラムの購入処理を一定回数毎に(本例では
5回)に一回行うようにしている。
【0162】なお、本実施の形態では、記載していない
が、ゲームの種類により対戦ゲームでユーザが勝った場
合は、カウンタKを1デクリメントするようにすること
も可能である。
【0163】(第3実施の形態)次に、本発明の第3実
施の形態について図19および図20を参照しながら説
明する。図19および図20は本発明の第3実施の形態
に係る音楽ソフトの配信処理の手順を示すフローチャー
トである。
【0164】本実施の形態は、WWW接続処理でゲーム
ソフトの配信処理を行う第1実施の形態に対し、音楽ソ
フトの配信処理を行う点で異なる。
【0165】ユーザが保持するネットワーク端末装置2
で音楽ソフトに対応付けられた識別子(URL)が記載
されたカードをスキャンすることにより、WWW接続処
理が実行される。
【0166】このWWW接続処理では、図19に示すよ
うに、まずステップS131において、入手したURL
(カードをスキャンし文字認識して得たURL)に対応
する音楽ソフトが記憶されているか否かを判定する。こ
こで、入手したURLに対応する音楽ソフトが記憶され
ていれば、図20に示すステップS147において、音
楽ソフトを読み出し、続くステップS148で、読み出
された音楽ソフトの演奏を実行する。そして、本処理を
終了する。
【0167】上記入手したURLに対応する音楽ソフト
が記憶されていなければ、ステップS132に進み、入
手したURLを送信アドレス記憶部M8に記憶し、続く
ステップS133で、記憶したURLをインターネット
経由で送信する。そして、ステップS134において、
接続先が音楽ソフト提供サーバか否かを判定する。ここ
で、接続先が音楽ソフト提供サーバでないときには、図
20に示すステップS146において、接続したサーバ
から対応する画面を取得し、表示部28に表示する。そ
して、本処理を終了する。
【0168】上記ステップS134において接続先が音
楽ソフト提供サーバであると判定されたときには、ステ
ップS135において、ユーザコードがサーバの配信履
歴として登録されているか否かを判定し、ユーザコード
がサーバの配信履歴として登録されているときには、ス
テップS137において、新規購入か否かを判定する。
ここで、新規購入でないときには、図20に示すステッ
プS144に進み、音楽ソフト提供サーバから音楽ソフ
トを再入手し、続くステップS145で、音楽ソフトの
上書き記憶を行う。そして、ステップS143におい
て、再入手した音楽ソフトの演奏を行い、本処理を終了
する。上記ステップS137において新規購入であると
判定されると、ステップS138に進む。
【0169】上記ステップS135においてユーザコー
ドがサーバの配信履歴として登録されていないときに
は、ステップS136に進み、ユーザの新規登録処理を
行う。これにより、サーバには、ユーザ名やユーザの口
座番号、音楽ソフト購入時の課金処理の情報などが登録
されるとともに、好みの音楽ジャンルなどが登録され
る。そして、ステップS138に進む。
【0170】ステップS138では、ユーザの好みを登
録しながら選曲を行い、続くステップS139で、購入
する音楽ソフトを確定するためのセットキー64が押下
された否かを判定する。セットキー64が押下されてい
ないときには、上記ステップS138に戻り、セットキ
ー64が押下されると、ステップS140に進み、選局
された音楽ソフトを購入するための処理を行う。
【0171】次いで、ステップS141に進み、サーバ
から配信された音楽ソフトを入手し、続くステップS1
42で、入手した音楽ソフトを記憶する。そして、ステ
ップS143で、新たに入手した音楽ソフトの演奏を行
い、本処理を終了する。
【0172】このように、登録済みのユーザの場合、ユ
ーザはカードスキャン後何ら操作を行うことなく、音楽
ソフトを再入手し、その演奏を視聴することができる。
【0173】また、消去した音楽ソフトを再度演奏した
いときには、対応するカードをスキャンすることによっ
て、その音楽ソフトを再入手することができる。即ち、
音楽ソフトの再入手を容易に行うことができる。
【0174】なお、本発明は、上述の実施形態の機能
(各図に示すフローチャートを含む)を実現するソフト
ウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、シス
テムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置
のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に
格納されたプログラムコードを読出し実行することによ
っても、達成されることはいうまでもない。
【0175】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0176】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROMなどを用いることができる。
【0177】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることはいうまでもない。
【0178】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれることはいうまでもない。
【0179】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報を入力し、入力された情報とコンテンツ記憶手段に
記憶されている内容とに基づきコンテンツの取得を制御
するので、簡単な入力操作で、ネットワークからのコン
テンツの取得を行うことができる。
【0180】また、用紙上の画像を光学的に読み取り、
読み取られた画像に基づき文字認識を行い、文字認識の
結果を情報として入力することによって、情報の入力を
単純化することができる。
【0181】また、単純化された入力により、簡単にネ
ットワークへの接続が可能になり、コンテンツの再取得
が可能となるので、多くのコンテンツを記憶しておく必
要がなく、メモリ容量を小さくすることができる。
【0182】また、本発明によれば、画像読取手段によ
り読み取られた画像に基づき文字認識を行い、文字認識
の結果に基づきネットワークへ接続するか内部ファイル
を検索するかを制御するので、簡単な入力操作で、ネッ
トワークへのアクセスまたは内部ファイルの起動を選択
して実行することができる。
【0183】また、本発明によれば、画像読取手段によ
り読み取られた画像に基づき文字認識を行い、文字認識
の結果をキーワードとして記憶手段内の識別子を検索
し、検索結果により得られた識別子をネットワーク接続
手段に設定し、ネットワーク接続手段により設定した識
別子の検索サイトへ接続するように制御するので、簡単
な入力操作で、ネットワークへのアクセスを実行するこ
とができる。
【0184】また、本発明によれば、印刷装置を接続す
るための接続手段と、受信したコンテンツの実行内容に
基づき、印刷装置で処理可能な第1の印字データとネッ
トワークに接続するための識別子を含む第2の印字デー
タとのいずれかのを作成する印字データ作成手段と、印
字データ作成手段により第1の印字データを作成するか
第2の印字データを作成するかを選択する選択手段とを
備えるので、ネットワークに接続するための識別子が印
刷された印刷物を容易に得ることができる。
【0185】また、本発明によれば、用紙の一部を差し
込むスリットが設けられ、該スリットに差し込まれた用
紙の一部にある画像を光学的に読取る画像読取手段を備
えるので、画像読取手段の搭載により装置が大型化する
ことを未然に防止することができる。
【0186】また、本発明によれば、サーバにより、ネ
ットワーク端末装置から送信されたコンテンツ要求を受
信したとき、配信履歴記憶手段に配信履歴を参照して受
信したコンテンツ要求が新規コンテンツ要求かコンテン
ツ再要求かを判別し、判別結果に応じて、受信したコン
テンツ要求に対応するコンテンツの配信に対して課金す
るので、コンテンツの再配信環境を容易に構築すること
ができる。
【0187】また、本発明によれば、ネットワーク端末
装置から送信されたコンテンツ要求を受信したとき、配
信履歴記憶手段に配信履歴を参照して受信したコンテン
ツ要求が新規コンテンツ要求かコンテンツ再要求かを判
別し、判別結果に応じてコンテンツ再要求の回数をカウ
ントし、カウントされた再要求の回数に応じて受信した
コンテンツ要求に対応するコンテンツの配信に対して課
金するので、コンテンツの再配信環境を容易に構築する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係るネットワーク端
末装置を備えるネットワークシステムの全体構成を模式
的に示す図である。
【図2】図1のネットワーク端末装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】図2のメモリ31の記憶内容を示す図である。
【図4】図1のネットワーク端末装置で読み取られる印
刷物の各例を示す図である。
【図5】図1のネットワーク端末装置の外観構成を示す
斜視図である。
【図6】図5のモードキーを押下したときに表示部に表
示される画面表示の一例を示す図である。
【図7】図5のスリット内部に設けられた画像読取部と
カード送り制御部の構成を模式的に示す図である。
【図8】図1のネットワーク端末装置における印刷物を
読み込んだときの処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図9】図8のステップS2で表示部に表示されるメッ
セージの一例を示す図である。
【図10】図8のステップS9のメール処理の手順を示
すフローチャートである。
【図11】図10のステップS26のメール印刷の手順
を示すフローチャートである。
【図12】図8のステップS12のアドレス帳検索処理
の手順を示すフローチャートである。
【図13】図8のステップS10のURL処理の手順を
示すフローチャートである。
【図14】(a)は図13のステップS62において表
示されるメッセージの一例を示す図、(b)は図13の
ステップS63においての新規のURLの表示例を示す
図、(c)は図13のステップS65において表示され
るメッセージの一例を示す図である。
【図15】図13のステップS66のWWW接続処理の
手順を示すフローチャートである。
【図16】ネット検索処理の処理流れを示すフローチャ
ートである。
【図17】図13のステップS67および図16のステ
ップS96のWWW印刷処理の手順を示すフローチャー
トである。
【図18】本発明の第2実施の形態に係るネットワーク
端末装置のゲーム配信処理の手順を示すフローチャート
である。
【図19】本発明の第3実施の形態に係る音楽ソフトの
配信処理の手順を示すフローチャートである。
【図20】本発明の第3実施の形態に係る音楽ソフトの
配信処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 ネットワーク端末装置 3 印刷物 5 プリンタ 13 インターネット 14 ゲーム提供サーバ 15 クレジット会社サーバ 28 表示部 30 制御手段 31 メモリ 32 操作部 33 画像読取部 34 カード送り制御部 35 接続コネクタ 65 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (54)【発明の名称】 ネットワーク端末装置、ネットワークシステム、ネットワーク端末装置のコンテンツ取得方法、 ネットワーク端末装置の印刷物作成方法、ネットワークシステムのコンテンツ配信方法およびプ ログラム

Claims (46)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続し、該ネットワーク
    上のコンテンツを取得するコンテンツ取得手段と、 前記コンテンツ取得手段により取得したコンテンツを記
    憶するためのコンテンツ記憶手段と、 情報を入力する入力手段と、 前記入力手段から入力された情報と前記コンテンツ記憶
    手段に記憶されている内容とに基づき前記コンテンツ取
    得手段によるコンテンツの取得を制御する制御手段とを
    備えることを特徴とするネットワーク端末装置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段は、用紙上の画像を光学的
    に読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段により読
    み取られた画像に基づき文字認識を行う文字認識手段と
    を含み、前記文字認識の結果を前記情報として入力する
    ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク端末装
    置。
  3. 【請求項3】 前記入力手段により入力された情報に基
    づき前記コンテンツ記憶手段の記憶内容を検索する検索
    手段と、前記検索手段の結果に応じて前記入力された情
    報に対応するコンテンツを指定し、該指定されたコンテ
    ンツを実行する実行手段とを備えることを特徴とする請
    求項1または2記載のネットワーク端末装置。
  4. 【請求項4】 前記ネットワークへ接続するための識別
    子を記憶する識別子記憶手段と、前記識別子記憶手段に
    記憶されている識別子と前記コンテンツ記憶手段に記憶
    されているコンテンツとを関連付けるインデックスを記
    憶するインデックス記憶手段とを備えることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれか1つに記載のネットワー
    ク端末装置。
  5. 【請求項5】 前記コンテンツ記憶手段に記憶されるコ
    ンテンツは、ゲームソフトウェア、音楽ソフトウェアな
    どのコンテンツであることを特徴とする請求項1ないし
    4のいずれか1つに記載のネットワーク端末装置。
  6. 【請求項6】 前記コンテンツの取得時に、前記コンテ
    ンツ記憶手段の空き容量を検出する検出手段と、 前記取得するコンテンツの容量が前記コンテンツ記憶手
    段の空き容量より大きいときには、前記コンテンツ記憶
    手段に記憶されているコンテンツの少なくとも一部を消
    去する消去手段とを備えることを特徴とする請求項1な
    いし5のいずれか1つに記載のネットワーク端末装置。
  7. 【請求項7】 前記消去されたコンテンツに関連する識
    別子を記憶するための消去コンテンツ関連識別子記憶手
    段と、 前記消去されたコンテンツの実行が指示されたとき、該
    消去されたコンテンツに関連する識別子を前記消去コン
    テンツ関連識別子記憶手段から読み出し、該識別子を前
    記ネットワークに送信するコンテンツ再要求手段とを備
    えることを特徴とする請求項6記載のネットワーク端末
    装置。
  8. 【請求項8】 ネットワークに接続可能なネットワーク
    端末装置において、 用紙上の画像を光学的に読み取る画像読取手段と、 前記画像読取手段により読み取られた画像に基づき文字
    認識を行う文字認識手段と、 前記文字認識の結果に基づき前記ネットワークへ接続す
    るか内部ファイルを検索するかを制御する制御手段とを
    備えることを特徴とするネットワーク端末装置。
  9. 【請求項9】 前記内部ファイルは、ゲームプログラム
    であることを特徴とする請求項8記載のネットワーク端
    末装置。
  10. 【請求項10】 前記内部ファイルは、電子メール番号
    を含むアドレス帳であることを特徴とする請求項8記載
    のネットワーク端末装置。
  11. 【請求項11】 ネットワークに接続可能なネットワー
    ク端末装置において、 前記ネットワーク上の検索サイトの識別子を記憶する記
    憶手段と、 用紙上の画像を光学的に読み取る画像読取手段と、 前記画像読取手段により読み取られた画像に基づき文字
    認識を行う文字認識手段と、 前記文字認識の結果をキーワードとして前記記憶手段内
    の識別子を検索する検索手段と、 前記検索手段の検索結果により得られた識別子を前記ネ
    ットワーク接続手段に設定し、前記ネットワーク接続手
    段により前記設定した識別子の検索サイトへ接続するよ
    うに制御する制御手段とを備えることを特徴とするネッ
    トワーク端末装置。
  12. 【請求項12】 ネットワークからコンテンツを受信す
    るネットワーク端末装置において、 印刷装置を接続するための接続手段と、 前記受信したコンテンツの実行内容に基づき、前記印刷
    装置で処理可能な第1の印字データと前記ネットワーク
    に接続するための識別子を含む第2の印字データとのい
    ずれかのを作成する印字データ作成手段と、 前記印字データ作成手段により前記第1の印字データを
    作成するか前記第2の印字データを作成するかを選択す
    る選択手段とを備えることを特徴とするネットワーク端
    末装置。
  13. 【請求項13】 前記印刷装置は、少なくとも幅60m
    m、長さ100mm以下の印刷媒体を用いた印刷を行うこ
    とを特徴とする請求項12記載のネットワーク端末装
    置。
  14. 【請求項14】 用紙の一部を差し込むスリットが設け
    られ、該スリットに差し込まれた用紙の一部にある画像
    を光学的に読取る画像読取手段を備えることを特徴とす
    るネットワーク端末装置。
  15. 【請求項15】 ネットワークと、前記ネットワークを
    介してコンテンツを配信するサーバと、前記ネットワー
    クを介してコンテンツ要求を送信し、該コンテンツ要求
    に対応するコンテンツを受信するネットワーク端末装置
    とを備えるネットワークシステムであって、 前記サーバは、配信履歴を記憶する配信履歴記憶手段
    と、前記ネットワーク端末装置から送信されたコンテン
    ツ要求を受信したとき、前記配信履歴記憶手段に配信履
    歴を参照して前記受信したコンテンツ要求が新規コンテ
    ンツ要求かコンテンツ再要求かを判別する判別手段と、
    前記判別手段の判別結果に応じて、前記受信したコンテ
    ンツ要求に対応するコンテンツの配信に対して課金する
    課金手段とを有することを特徴とするネットワークシス
    テム。
  16. 【請求項16】 ネットワークと、前記ネットワークを
    介してコンテンツを配信するサーバと、前記ネットワー
    クを介してコンテンツ要求を送信し、該コンテンツ要求
    に対応するコンテンツを受信するネットワーク端末装置
    とを備えるネットワークシステムにおいて、 前記サーバは、配信履歴を記憶する配信履歴記憶手段
    と、前記ネットワーク端末装置から送信されたコンテン
    ツ要求を受信したとき、前記配信履歴記憶手段に配信履
    歴を参照して前記受信したコンテンツ要求が新規コンテ
    ンツ要求かコンテンツ再要求かを判別する判別手段と、
    前記判別手段の判別結果に応じて前記コンテンツ再要求
    の回数をカウントする再要求カウント手段と、前記再要
    求カウント手段によりカウントされたコンテンツ再要求
    の回数に応じて前記受信したコンテンツ要求に対応する
    コンテンツの配信に対して課金する課金手段とを有する
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  17. 【請求項17】 ネットワーク端末装置のコンテンツ取
    得方法において、 ネットワークに接続し、該ネットワーク上の装置からコ
    ンテンツを取得する工程と、 前記取得したコンテンツをコンテンツ記憶手段に記憶す
    る工程と、 情報を入力する工程と、 前記入力された情報と前記コンテンツ記憶手段に記憶さ
    れている内容とに基づき前記コンテンツの取得を制御す
    る工程とを有することを特徴とするネットワーク端末装
    置のコンテンツ取得方法。
  18. 【請求項18】 前記ネットワーク端末装置は、用紙上
    の画像を光学的に読み取る画像読取手段を備え、 前記画像読取手段により読み取られた画像に基づき文字
    認識を行い、該文字認識の結果を前記情報として入力す
    る工程を有することを特徴とする請求項17記載のネッ
    トワーク端末装置のコンテンツ取得方法。
  19. 【請求項19】 前記入力された情報に基づき前記コン
    テンツ記憶手段の内容を検索する工程と、 前記検索の結果に応じて前記入力された情報に対応する
    コンテンツを指定し、該指定されたコンテンツを実行す
    る工程とを有することを特徴とする請求項17または1
    8記載のネットワーク端末装置のコンテンツ取得方法。
  20. 【請求項20】 前記ネットワークへ接続するための識
    別子を識別子記憶手段に記憶する工程と、 前記識別子記憶手段に記憶されている識別子と前記コン
    テンツ記憶手段に記憶されているコンテンツとを関連付
    けるインデックスをインデックス記憶手段に記憶する工
    程とを有することを特徴とする請求項17ないし19の
    いずれか1つに記載のネットワーク端末装置のコンテン
    ツ取得方法。
  21. 【請求項21】 前記コンテンツ記憶手段に記憶される
    コンテンツは、ゲームソフトウェア、音楽ソフトウェア
    などのコンテンツであることを特徴とする請求項17な
    いし20のいずれか1つに記載のネットワーク端末装置
    のコンテンツ取得方法。
  22. 【請求項22】 前記コンテンツの取得時に、前記コン
    テンツ記憶手段の空き容量を検出する工程と、 前記取得するコンテンツの容量が前記コンテンツ記憶手
    段の空き容量より大きいときには、前記コンテンツ記憶
    手段に記憶されているコンテンツの少なくとも一部を消
    去する工程とを有することを特徴とする請求項17ない
    し21のいずれか1つに記載のネットワーク端末装置の
    コンテンツ取得方法。
  23. 【請求項23】 前記消去されたコンテンツに関連する
    識別子を消去コンテンツ関連識別子記憶手段に記憶する
    工程と、 前記消去されたコンテンツの実行が指示されたとき、該
    消去されたコンテンツに関連する識別子を前記消去コン
    テンツ関連識別子記憶手段から読み出し、該識別子を前
    記ネットワークに送信する工程とを有することを特徴と
    する請求項22記載のネットワーク端末装置のコンテン
    ツ取得方法。
  24. 【請求項24】 ネットワークに接続するネットワーク
    接続手段および用紙上の画像を光学的に読み取る画像読
    取手段を備えるネットワーク端末装置のコンテンツ取得
    方法において、 前記画像読取手段により読み取られた画像に基づき文字
    認識を行う工程と、 前記文字認識の結果に基づき前記ネットワークへ接続す
    るか内部ファイルを検索するかを制御する工程とを有す
    ることを特徴とするネットワーク端末装置のコンテンツ
    取得方法。
  25. 【請求項25】 前記内部ファイルは、ゲームプログラ
    ムであることを特徴とする請求項24記載のネットワー
    ク端末装置のコンテンツ取得方法。
  26. 【請求項26】 前記内部ファイルは、電子メール番号
    を含むアドレス帳であることを特徴とする請求項24記
    載のネットワーク端末装置のコンテンツ取得方法。
  27. 【請求項27】 ネットワークに接続するネットワーク
    接続手段、前記ネットワーク上の検索サイトの識別子を
    記憶する記憶手段および用紙上の画像を光学的に読み取
    る画像読取手段を備えるネットワーク端末装置のコンテ
    ンツ取得方法において、 前記画像読取手段により読み取られた画像に基づき文字
    認識を行う工程と、 前記文字認識の結果をキーワードとして前記記憶手段内
    の識別子を検索する工程と、 前記検索結果により得られた識別子を前記ネットワーク
    接続手段に設定し、前記ネットワーク接続手段により前
    記設定した識別子の検索サイトへ接続するように制御す
    る工程とを有することを特徴とするネットワーク端末装
    置のコンテンツ取得方法。
  28. 【請求項28】 ネットワークからコンテンツを受信す
    る受信手段を備えるネットワーク端末装置の印刷物作成
    方法において、 印刷装置を接続する工程と、 前記受信したコンテンツの内容に基づき前記印刷装置で
    処理可能な第1の印字データと前記ネットワークに接続
    するための識別子を含む第2の印字データとのいずれか
    の印字データの作成を選択する工程とを有することを特
    徴とするネットワーク端末装置の印刷物作成方法。
  29. 【請求項29】 前記印刷装置は、少なくとも幅60m
    m、長さ100mm以下の印刷媒体を用いた印刷を行うこ
    とを特徴とする請求項28記載のネットワーク端末装置
    の印刷物作成方法。
  30. 【請求項30】 ネットワークと、配信履歴を記憶する
    配信履歴記憶手段を有し、前記ネットワークを介してコ
    ンテンツを配信するサーバと、前記ネットワークを介し
    てコンテンツ要求を送信し、該コンテンツ要求に対応す
    るコンテンツを受信するネットワーク端末装置とを備え
    るネットワークシステムのコンテンツ配信方法であっ
    て、 前記サーバは、前記コンテンツ要求を受信したとき、前
    記配信履歴記憶手段に配信履歴を参照して前記受信した
    コンテンツ要求が新規コンテンツ要求かコンテンツ再要
    求かを判別する工程と、前記判別結果に応じて、前記受
    信したコンテンツ要求に対応するコンテンツの配信に対
    して課金する工程とを有することを特徴とするネットワ
    ークシステムのコンテンツ配信方法。
  31. 【請求項31】 ネットワークと、配信履歴を記憶する
    配信履歴記憶手段を有し、前記ネットワークを介してコ
    ンテンツを配信するサーバと、前記ネットワークを介し
    てコンテンツ要求を送信し、該コンテンツ要求に対応す
    るコンテンツを受信するネットワーク端末装置とを備え
    るネットワークシステムのコンテンツ配信方法におい
    て、 前記サーバは、前記ネットワーク端末装置から送信され
    たコンテンツ要求を受信したとき、前記配信履歴記憶手
    段に配信履歴を参照して前記受信したコンテンツ要求が
    新規コンテンツ要求かコンテンツ再要求かを判別する工
    程と、前記判別結果に応じて前記コンテンツ再要求の回
    数をカウントする工程と、前記カウントされた回数に応
    じて前記受信したコンテンツ要求に対応するコンテンツ
    の配信に対して課金する工程とを有することを特徴とす
    るネットワークシステムのコンテンツ配信方法。
  32. 【請求項32】 ネットワーク端末装置を制御するため
    のプログラムであって、 ネットワークに接続し、該ネットワーク上の装置からコ
    ンテンツを取得するステップと、 前記取得したコンテンツをコンテンツ記憶手段に記憶す
    るステップと、情報を入力するステップと、 前記入力された情報と前記コンテンツ記憶手段に記憶さ
    れている内容とに基づき前記コンテンツの取得を制御す
    るステップとを有することを特徴とするプログラム。
  33. 【請求項33】 前記ネットワーク端末装置は、用紙上
    の画像を光学的に読み取る画像読取手段を備え、 前記画像読取手段により読み取られた画像に基づき文字
    認識を行い、該文字認識の結果を前記情報として入力す
    るステップを有することを特徴とする請求項32記載の
    プログラム。
  34. 【請求項34】 前記入力された情報に基づき前記コン
    テンツ記憶手段の内容を検索するステップと、 前記検索の結果に応じて前記入力された情報に対応する
    コンテンツを指定し、該指定されたコンテンツを実行す
    るステップとを有することを特徴とする請求項32また
    は33記載のプログラム。
  35. 【請求項35】 前記ネットワークへ接続するための識
    別子を識別子記憶手段に記憶するステップと、 前記識別子記憶手段に記憶されている識別子と前記コン
    テンツ記憶手段に記憶されているコンテンツとを関連付
    けるインデックスをインデックス記憶手段に記憶するス
    テップとを有することを特徴とする請求項32ないし3
    4のいずれか1つに記載のプログラム。
  36. 【請求項36】 前記コンテンツ記憶手段に記憶される
    コンテンツは、ゲームソフトウェア、音楽ソフトウェア
    などのコンテンツであることを特徴とする請求項32な
    いし35のいずれか1つに記載のプログラム。
  37. 【請求項37】 前記コンテンツの取得時に、前記コン
    テンツ記憶手段の空き容量を検出するステップと、 前記取得するコンテンツの容量が前記コンテンツ記憶手
    段の空き容量より大きいときには、前記コンテンツ記憶
    手段に記憶されているコンテンツの少なくとも一部を消
    去するステップとを有することを特徴とする請求項32
    ないし36のいずれか1つに記載のプログラム。
  38. 【請求項38】 前記消去されたコンテンツに関連する
    識別子を消去コンテンツ関連識別子記憶手段に記憶する
    ステップと、 前記消去されたコンテンツの実行が指示されたとき、該
    消去されたコンテンツに関連する識別子を前記消去コン
    テンツ関連識別子記憶手段から読み出し、該識別子を前
    記ネットワークに送信するステップとを有することを特
    徴とする請求項32ないし37のいずれか1つに記載の
    プログラム。
  39. 【請求項39】 ネットワークに接続するネットワーク
    接続手段および用紙上の画像を光学的に読み取る画像読
    取手段を備えるネットワーク端末装置を制御するための
    プログラムであって、 前記画像読取手段により読み取られた画像に基づき文字
    認識を行うステップと、 前記文字認識の結果に基づき前記ネットワークへ接続す
    るか内部ファイルを検索するかを制御するステップとを
    有することを特徴とするプログラム。
  40. 【請求項40】 前記内部ファイルは、ゲームプログラ
    ムであることを特徴とする請求項39記載のプログラ
    ム。
  41. 【請求項41】 前記内部ファイルは、電子メール番号
    を含むアドレス帳であることを特徴とする請求項39記
    載のプログラム。
  42. 【請求項42】 ネットワークに接続するネットワーク
    接続手段、前記ネットワーク上の検索サイトの識別子を
    記憶する記憶手段および用紙上の画像を光学的に読み取
    る画像読取手段を備えるネットワーク端末装置をし御す
    るためのプログラムであって、 前記画像読取手段により読み取られた画像に基づき文字
    認識を行うステップと、 前記文字認識の結果をキーワードとして前記記憶手段内
    の識別子を検索するステップと、 前記検索結果により得られた識別子を前記ネットワーク
    接続手段に設定し、前記ネットワーク接続手段により前
    記設定した識別子の検索サイトへ接続するように制御す
    るステップとを有することを特徴とするプログラム。
  43. 【請求項43】 ネットワークからコンテンツを受信す
    る受信手段を備えるネットワーク端末装置を制御するた
    めのプログラムであって、 印刷装置を接続するステップと、 前記受信したコンテンツの内容に基づいた前記印刷装置
    で処理可能な第1の印字データと前記ネットワークに接
    続するための識別子を含む第2の印字データとのいずれ
    かの印字データの作成を選択するステップとを有するこ
    とを特徴とするプログラム。
  44. 【請求項44】 前記印刷装置は、少なくとも幅60m
    m、長さ100mm以下の印刷媒体を用いた印刷を行うこ
    とを特徴とする請求項43記載のプログラム。
  45. 【請求項45】 配信履歴を記憶する配信履歴記憶手段
    を有し、ネットワークを介してコンテンツを配信するサ
    ーバを制御するためのプログラムであって、 ネットワーク端末装置から送信されたコンテンツ要求を
    受信したとき、前記配信履歴記憶手段に配信履歴を参照
    して前記受信したコンテンツ要求が新規コンテンツ要求
    かコンテンツ再要求かを判別するステップと、 前記判別結果に応じて、前記受信したコンテンツ要求に
    対応するコンテンツの配信に対して課金するステップと
    を有することを特徴とするプログラム。
  46. 【請求項46】 配信履歴を記憶する配信履歴記憶手段
    を有し、ネットワークを介してコンテンツを配信するサ
    ーバを制御するためのプログラムであって、 ネットワーク端末装置から送信されたコンテンツ要求を
    受信したとき、前記配信履歴記憶手段に配信履歴を参照
    して前記受信したコンテンツ要求が新規コンテンツ要求
    かコンテンツ再要求かを判別するステップと、 前記判別結果に応じて前記コンテンツ再要求の回数をカ
    ウントするステップと、 前記カウントされたコンテンツ再要求の回数に応じて前
    記受信したコンテンツ要求に対応するコンテンツの配信
    に対して課金するステップとを有することを特徴とする
    プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015072533A (ja) * 2013-10-02 2015-04-16 富士ゼロックス株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム

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