JP2003140010A - 外装付きケーブル - Google Patents

外装付きケーブル

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JP2003140010A
JP2003140010A JP2001334142A JP2001334142A JP2003140010A JP 2003140010 A JP2003140010 A JP 2003140010A JP 2001334142 A JP2001334142 A JP 2001334142A JP 2001334142 A JP2001334142 A JP 2001334142A JP 2003140010 A JP2003140010 A JP 2003140010A
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JP
Japan
Prior art keywords
cable
sheath
protective tube
armored
cable core
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001334142A
Other languages
English (en)
Inventor
Akitsugu Ono
晃嗣 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】直埋ケーブルで、新たに地面の掘り起こしや埋
め戻しをする必要がなく、ケーブルの引替や追加布設の
容易にできる外装付きケーブルを得る。 【解決手段】ケーブルコアを保護管内に収納してなる外
装付きケーブルであって、前記ケーブルコアの外径を
d、前記保護管の内径をDとするときに、D≧2dであ
り、好ましくは4d≧D≧2dとする。保護管は、鋼コ
ルゲートシースと防食シースからなり、ケーブルの保護
と布設管路の双方の機能を合わせ持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、直埋ケーブルに適
した外装付きケーブルに関し、特にケーブルの引替や追
加布設に有用な外装付きケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】ケーブルの付設方法としては、直埋、管
路、架空などがあるが、特に直埋ケーブルは、ケーブル
保護のために外装付きが一般的に用いられている。
【0003】一方、近年の通信量の増加に伴い、ケーブ
ルを大量に布設する必要が生じることが予想される。こ
の場合には、既にケーブルが布設された場所に、新たな
ケーブルを追加して布設する、いわゆる追加布設を行う
ことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、追加布設を
行う場所に直埋ケーブルが布設されている場合、その場
所を掘り起こし、新たなケーブルを布設して、再び埋め
戻すという作業が必要となる。しかしながら、そのよう
な作業は非常に手間がかかり、また費用も大幅にかかる
ものであり、布設が非常に困難であるという問題があっ
た。
【0005】また、直埋ケーブルは耐側圧特性や機械的
強度の強いものが要求されるため、図2に示すような、
金属コルゲートシースが使用される場合が多い。金属コ
ルゲートシースケーブルとは、直埋用とか外傷を受け易
い場所など苛酷な条件下での使用を考慮して、ケーブル
コアの周囲に鋼、銅、アルミニウム等の薄い金属テープ
を円筒状に縦添え成形し、その合わせ目を連続的に溶接
して波付加工を施し、その上に防食シース施したケーブ
ルである。図2において、10はケーブルコア、11は
金属コルゲートシース、12は防食シースを示してい
る。
【0006】従って、金属コルゲートシースケーブルは
高価なものであり、上記した地面の掘り起こし、埋め戻
し作業を別にしても、ケーブル自体が高価であるため、
直埋ケーブルの追加布設は困難であるという問題もあっ
た。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、直埋ケーブルの場合に新たに地面を掘り
起こして高価な追加のケーブルを布設するという手間や
費用をかけることがなく、また追加布設するケーブルに
は金属コルゲートシースを必要としない、新規なケーブ
ルを提案するものであり、従来よりも簡単にケーブルの
引替や追加布設することが可能な、ケーブル保護と布設
管路の機能を合わせ持つ外装付きケーブルを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る外装付きケ
ーブルは、ケーブルコアを保護管内に収納してなる外装
付きケーブルであって、前記ケーブルコアの外径をd、
前記保護管の内径をDとするとき、D≧2dである。ま
た、前記ケーブルコアの外径dと前記保護管の内径Dと
が、4d≧D≧2dであれば、さらに好ましい。
【0009】
【作用】本発明に係る外装付きケーブルは、ケーブルコ
アが保護管内部に隙間を設けた状態でルースに収められ
ているので、将来光ファイバケーブルを追加布設する必
要が生じたとき、地面の掘り起こしや埋め戻しをする必
要がなく、保護管内部に光ファイバケーブルを引き込む
だけでよいので、簡単に追加布設することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を説明す
る。図1は本発明に係る外装付きケーブルの断面図を示
す。同図において、1は外装付きケーブル、2は外径d
のケーブルコアで、例えばテープスぺーサ型光ファイバ
ケーブルが使用される。3は保護管であり、、鋼コルゲ
ートシース4と、防食シース5とからなる。そして、ケ
ーブルコア2は、保護管3の内部に隙間のあるルースな
状態で収納されている。
【0011】この保護管3の内径Dは、D≧2dとなる
ように設計される。例えば、ケーブル外径10mmのテ
ープスぺーサ型光ファイバケーブルの場合、保護管3の
内径Dは、20mm以上、例えば25mm程度に設計さ
れる。
【0012】そして保護管3は、テープスぺーサ型光フ
ァイバケーブルをルースな状態で収納されるように、
0.3mm〜0.5mmの薄い鋼のテープを円筒状に縦
添え成形し、その合わせ目を連続的に溶接し、さらに波
付加工を施した鋼コルゲートシース4の上に防食シース
5を施して作製される。例えば、鋼コルゲートシースの
外径は、30mm、防食シースの外径は35mm程度と
される。
【0013】本発明は、ケーブルコア2としてのテープ
スぺーサ型光ファイバケーブルが保護管3内部に隙間を
設けた状態でルースに収められているので、将来光ファ
イバケーブルを追加布設する必要が生じたとき、地面の
掘り起こしや埋め戻しをする必要がなく、保護管内部に
光ファイバケーブルを引き込むだけでよいので、簡単に
追加布設することができる。またケーブルに外装を施す
必要もない。
【0014】本発明に係る保護管3は、最初にケーブル
を布設する場合にはケーブル保護のための外装としての
役割を果たし、またケーブルを追加布設する場合は、布
設管路の役割を果たしている。
【0015】上記した実施形態では、ケーブルコア2を
テープスぺーサ型光ファイバケーブルとして説明した
が、これに限る必要はなく、スロットレスタイプやユニ
ット型などの汎用光ファイバケーブルでもよく、特にケ
ーブル構成にはこだわらない。また、光ファイバケーブ
ルに限らず、メタルケーブルでもよいし、電力ケーブル
や同軸ケーブルであってもよい。さらにケーブルコア2
には、ポリエチレンやビニル等のプラスチックシースが
施してあるのが好ましい。
【0016】保護管3に用いる金属として、本実施形態
では、鋼コルゲートシースを用いたが、これに限らず、
銅やアルミニウム、ステンレス等の金属を用い、これに
波付きを施したものをコルゲートシースとして用いても
良い。また、防食シース5としては、ポリエチレンやビ
ニル等のプラスチックが用いられる。
【0017】本発明に係る外装付きケーブルは、上述し
たように直埋ケーブルに特に有効であるが、これ以外に
も、例えば下水道や放射線下のような悪環境での活用
に、ケーブルを布設し直す必要がないので利便性があ
る。
【0018】ケーブルコア2の外径dと保護管3の内径
Dとの関係は、最初に布設されるケーブル径や将来の追
加布設する可能性、コルゲートシース径の製造限界等を
考慮して設計することになるが、本発明は追加布設を目
的としているため、保護管内部にある程度の隙間が必要
であり、また収納されているケーブルよりも小さい径の
ケーブルを追加布設することも考えられるので、D≧2
dは必要である。また、Dをdに比べあまりに大きくし
過ぎても、ケーブルや布設費用が高価になるだけで、将
来的にも無駄になる可能性が大きく非現実的となるの
で、4d≧D≧2dが好ましい範囲である。
【0019】本発明に係る外装付きケーブルは、保護管
の径が大きくなるため最初に布設するケーブル自体は多
少高価となるが、一担布設してしまうと地面の掘り起こ
しや埋め戻しをする必要がなく、簡単にケーブルの引替
や追加布設が可能であり、また追加布設するケーブルに
は外装が不必要となるため、新たに外装付きケーブルを
布設するよりもトータルとしてのコストダウンが図れ
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明に係る外装付
きケーブルは、ケーブルコアよりも、保護管の内径を2
倍以上としたので、ケーブルの引替や追加布設する際、
地面の掘り起こしや埋め戻しをする必要がないため、従
来よりも簡単にケーブルの引替や追加布設することがで
きるので、従来の外装付きケーブルにはなかった顕著な
効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る外装付きケーブルの断面図であ
る。
【図2】従来の外装付きケーブルの断面図である。
【符号の説明】
1 外装付きケーブル 2 ケーブルコア 3 保護管 4 金属コルゲートシース 5 防食シース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02G 9/02 G02B 6/00 351

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルコアを保護管内に収納してなる
    外装付きケーブルであって、前記ケーブルコアの外径を
    d、前記保護管の内径をDとするときに、D≧2dであ
    ることを特徴とする外装付きケーブル。
  2. 【請求項2】 前記ケーブルコアの外径をd、前記保護
    管の内径をDとするときに、4d≧D≧2dであること
    を特徴とする請求項1記載の外装付きケーブル。
JP2001334142A 2001-10-31 2001-10-31 外装付きケーブル Pending JP2003140010A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017198900A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 住友電気工業株式会社 直接埋設用ケーブル
JP2017198899A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 住友電気工業株式会社 直接埋設用ケーブル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017198900A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 住友電気工業株式会社 直接埋設用ケーブル
JP2017198899A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 住友電気工業株式会社 直接埋設用ケーブル

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