JP2003139228A - 自動変速機のポジションセンサ - Google Patents
自動変速機のポジションセンサInfo
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- JP2003139228A JP2003139228A JP2001335889A JP2001335889A JP2003139228A JP 2003139228 A JP2003139228 A JP 2003139228A JP 2001335889 A JP2001335889 A JP 2001335889A JP 2001335889 A JP2001335889 A JP 2001335889A JP 2003139228 A JP2003139228 A JP 2003139228A
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- sensor housing
- position sensor
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/02—Selector apparatus
- F16H59/08—Range selector apparatus
- F16H59/10—Range selector apparatus comprising levers
- F16H59/105—Range selector apparatus comprising levers consisting of electrical switches or sensors
Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ポジションセンサの自動変速機ケースへの取
付け構造を簡素化するとともに、マニュアルシャフトの
軸荷重によるセンサハウジングの変形を防ぐ。 【解決手段】 自動変速機のレンジポジションを検出す
るポジションセンサ1は、自動変速機ケース2に支持さ
れるセンサハウジング10と、該センサハウジングに回
転自在に収容配置され、マニュアルシャフト3に嵌合す
るセンサロータ11と、自動変速機ケースに固定され、
センサハウジングを抜け止めする支持手段40とを備え
る。センサロータは、センサハウジングから露出し、支
持手段に直接当接可能な荷重支持面11aを有し、セン
サハウジングと支持手段との間に、弾性負荷手段12が
配置された。センサハウジングは弾性負荷手段により支
持手段を介して、締結手段なしで自動変速機ケースに定
置され、マニュアルシャフトの移動による軸荷重は、セ
ンサロータを経て支持手段に支持されるため、センサハ
ウジングや弾性負荷手段には作用しない。
付け構造を簡素化するとともに、マニュアルシャフトの
軸荷重によるセンサハウジングの変形を防ぐ。 【解決手段】 自動変速機のレンジポジションを検出す
るポジションセンサ1は、自動変速機ケース2に支持さ
れるセンサハウジング10と、該センサハウジングに回
転自在に収容配置され、マニュアルシャフト3に嵌合す
るセンサロータ11と、自動変速機ケースに固定され、
センサハウジングを抜け止めする支持手段40とを備え
る。センサロータは、センサハウジングから露出し、支
持手段に直接当接可能な荷重支持面11aを有し、セン
サハウジングと支持手段との間に、弾性負荷手段12が
配置された。センサハウジングは弾性負荷手段により支
持手段を介して、締結手段なしで自動変速機ケースに定
置され、マニュアルシャフトの移動による軸荷重は、セ
ンサロータを経て支持手段に支持されるため、センサハ
ウジングや弾性負荷手段には作用しない。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動変速機のポジ
ションセンサに関し、特にポジションセンサの自動変速
機ケースへの取付け構造に関する。
ションセンサに関し、特にポジションセンサの自動変速
機ケースへの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動変速機は、シフト装置により運転者
が選択するレンジの範囲内で電子制御ユニットと、それ
により制御される油圧制御装置の制御で変速を行なうも
のである。運転者によるレンジの選択は、油圧制御装置
に内蔵されるマニュアルバルブの機械的な切換えとして
油圧制御装置に反映され、それにより油圧制御装置の回
路内のライン圧油路がドライブレンジ油路又はリバース
レンジ油路に連通されて回路状態が変更される。このレ
ンジ切換えの情報を電子制御ユニットに伝達すべく、シ
フト装置とマニュアルバルブとを連結するリンク機構中
のマニュアルシャフトに、その機械的変位(通常は回転
変位)を電気信号に変換するポジションセンサが設けら
れている。
が選択するレンジの範囲内で電子制御ユニットと、それ
により制御される油圧制御装置の制御で変速を行なうも
のである。運転者によるレンジの選択は、油圧制御装置
に内蔵されるマニュアルバルブの機械的な切換えとして
油圧制御装置に反映され、それにより油圧制御装置の回
路内のライン圧油路がドライブレンジ油路又はリバース
レンジ油路に連通されて回路状態が変更される。このレ
ンジ切換えの情報を電子制御ユニットに伝達すべく、シ
フト装置とマニュアルバルブとを連結するリンク機構中
のマニュアルシャフトに、その機械的変位(通常は回転
変位)を電気信号に変換するポジションセンサが設けら
れている。
【0003】このポジションセンサは、従来、多数の接
点の開閉の組合から自動変速機のレンジ位置を電子制御
ユニットの演算機能で割出す形式とされていたが、こう
した接点配列が広い面配置を占めることでポジションセ
ンサの小型化に限界を生じさせることから、近時、ポジ
ションセンサの小型化のために、マニュアルシャフトの
回転変位を直接検出することで、多くの接点配置を必要
としない非接触式のポジションセンサの使用が検討され
始めている。非接触式のポジションセンサは、磁石を検
出体とし、その変位による磁束変化をホール素子により
電気信号に変えて出力させる構成とされる。こうした非
接触式のポジションセンサには、複数のホール素子が出
力する信号をオンオフ信号として、従来の接触式ポジシ
ョンセンサと同様に、オンオフ信号の組合せからレンジ
位置を電子制御ユニットにより割出すデジタル方式のも
のと、単一のホール素子が出力する信号をアナログ信号
として信号値の大小から電子制御ユニットによりレンジ
位置を割出すアナログ方式のものとがある。
点の開閉の組合から自動変速機のレンジ位置を電子制御
ユニットの演算機能で割出す形式とされていたが、こう
した接点配列が広い面配置を占めることでポジションセ
ンサの小型化に限界を生じさせることから、近時、ポジ
ションセンサの小型化のために、マニュアルシャフトの
回転変位を直接検出することで、多くの接点配置を必要
としない非接触式のポジションセンサの使用が検討され
始めている。非接触式のポジションセンサは、磁石を検
出体とし、その変位による磁束変化をホール素子により
電気信号に変えて出力させる構成とされる。こうした非
接触式のポジションセンサには、複数のホール素子が出
力する信号をオンオフ信号として、従来の接触式ポジシ
ョンセンサと同様に、オンオフ信号の組合せからレンジ
位置を電子制御ユニットにより割出すデジタル方式のも
のと、単一のホール素子が出力する信号をアナログ信号
として信号値の大小から電子制御ユニットによりレンジ
位置を割出すアナログ方式のものとがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ポジション
センサは、前記のようにマニュアルシャフトの機械的変
位を検出すべく、センサロータをマニュアルシャフトに
嵌挿させて自動変速機ケースの外面に取付け配置され
る。こうしたことから、マニュアルシャフトが振動等で
軸方向に移動することがあると、その荷重は、センサロ
ータを介してセンサハウジングに伝達される。センサハ
ウジングは、一般に耐力部材である必要がないことか
ら、合成樹脂製とされ、強度的に弱いため、これにマニ
ュアルシャフトの軸荷重がかかると変形の恐れがある。
センサは、前記のようにマニュアルシャフトの機械的変
位を検出すべく、センサロータをマニュアルシャフトに
嵌挿させて自動変速機ケースの外面に取付け配置され
る。こうしたことから、マニュアルシャフトが振動等で
軸方向に移動することがあると、その荷重は、センサロ
ータを介してセンサハウジングに伝達される。センサハ
ウジングは、一般に耐力部材である必要がないことか
ら、合成樹脂製とされ、強度的に弱いため、これにマニ
ュアルシャフトの軸荷重がかかると変形の恐れがある。
【0005】また、ポジションセンサの検出素子は、セ
ンサロータの径方向に開いたスリットに入り込む形態で
センサハウジング側に配置されるため、センサロータの
軸方向移動により検出素子との干渉が生じないように、
センサロータはセンサハウジングに対する軸方向の移動
範囲を規制されなければならない。このことからも、マ
ニュアルシャフトに軸方向移動が生じたときに、その軸
荷重が移動を規制されるセンサロータを介してセンサハ
ウジングにかかり易くなる。
ンサロータの径方向に開いたスリットに入り込む形態で
センサハウジング側に配置されるため、センサロータの
軸方向移動により検出素子との干渉が生じないように、
センサロータはセンサハウジングに対する軸方向の移動
範囲を規制されなければならない。このことからも、マ
ニュアルシャフトに軸方向移動が生じたときに、その軸
荷重が移動を規制されるセンサロータを介してセンサハ
ウジングにかかり易くなる。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑み案出されたも
ので、センサロータの軸方向移動を規制しながら、マニ
ュアルシャフトの軸荷重がセンサハウジングに作用しな
い、ポジションセンサの自動変速機ケースへの取付け構
造を提供することを第1の目的とする。更に、本発明
は、簡易な取付け構造を採りながら、ポジションセンサ
を自動変速機ケースに確実に固定することを第2の目的
とする。
ので、センサロータの軸方向移動を規制しながら、マニ
ュアルシャフトの軸荷重がセンサハウジングに作用しな
い、ポジションセンサの自動変速機ケースへの取付け構
造を提供することを第1の目的とする。更に、本発明
は、簡易な取付け構造を採りながら、ポジションセンサ
を自動変速機ケースに確実に固定することを第2の目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、請求
項1に記載のように、自動変速機ケースに支持されるセ
ンサハウジングと、該センサハウジングに回転自在に収
容配置され、マニュアルシャフトに嵌合するセンサロー
タと、前記自動変速機ケースに固定され、センサハウジ
ングを支持する支持手段とを備え、マニュアルシャフト
の回転によるセンサロータの回転角から自動変速機のレ
ンジポジションを検出するポジションセンサにおいて、
前記センサロータは、支持手段に直接当接可能な荷重支
持面を有することを特徴とする構成により達成される。
項1に記載のように、自動変速機ケースに支持されるセ
ンサハウジングと、該センサハウジングに回転自在に収
容配置され、マニュアルシャフトに嵌合するセンサロー
タと、前記自動変速機ケースに固定され、センサハウジ
ングを支持する支持手段とを備え、マニュアルシャフト
の回転によるセンサロータの回転角から自動変速機のレ
ンジポジションを検出するポジションセンサにおいて、
前記センサロータは、支持手段に直接当接可能な荷重支
持面を有することを特徴とする構成により達成される。
【0008】次に、第2の目的は、請求項2に記載のよ
うに、自動変速機ケースに支持されるセンサハウジング
と、該センサハウジングに回転自在に収容配置され、マ
ニュアルシャフトに嵌合するセンサロータと、前記自動
変速機ケースに固定され、センサハウジングを支持する
支持手段とを備え、マニュアルシャフトの回転によるセ
ンサロータの回転角から自動変速機のレンジポジション
を検出するポジションセンサにおいて、前記センサハウ
ジングと支持手段との間に、弾性負荷手段が配置された
ことを特徴とする構成により達成される。
うに、自動変速機ケースに支持されるセンサハウジング
と、該センサハウジングに回転自在に収容配置され、マ
ニュアルシャフトに嵌合するセンサロータと、前記自動
変速機ケースに固定され、センサハウジングを支持する
支持手段とを備え、マニュアルシャフトの回転によるセ
ンサロータの回転角から自動変速機のレンジポジション
を検出するポジションセンサにおいて、前記センサハウ
ジングと支持手段との間に、弾性負荷手段が配置された
ことを特徴とする構成により達成される。
【0009】また、前記の荷重支持面を有する構成にお
いて、請求項3に記載のように、前記センサハウジング
と支持手段との間に、弾性負荷手段が配置された構成と
することもできる。
いて、請求項3に記載のように、前記センサハウジング
と支持手段との間に、弾性負荷手段が配置された構成と
することもできる。
【0010】前記いずれの構成を採る場合も、請求項4
に記載のように、前記支持手段は、ポジションセンサを
収容する電子制御ユニットのユニットケースとすること
ができる。
に記載のように、前記支持手段は、ポジションセンサを
収容する電子制御ユニットのユニットケースとすること
ができる。
【0011】また、前記の弾性負荷手段が配置された構
成において、請求項5に記載のように、前記弾性負荷手
段は、透磁性材料からなる板ばねで構成されるのが有効
である。
成において、請求項5に記載のように、前記弾性負荷手
段は、透磁性材料からなる板ばねで構成されるのが有効
である。
【0012】前記いずれの構成を採る場合も、請求項6
に記載のように、前記センサハウジングは、回り止め手
段により支持手段に回り止めされた構成とすることがで
きる。
に記載のように、前記センサハウジングは、回り止め手
段により支持手段に回り止めされた構成とすることがで
きる。
【0013】
【発明の作用及び効果】本発明の請求項1に記載の構成
では、ポジションセンサのセンサロータにかかる軸荷重
が、センサロータの荷重支持面を介して、自動変速機ケ
ースに固定された支持手段に直接支持される。このた
め、センサハウジングにマニュアルシャフトの移動によ
る軸荷重が作用することがなく、センサハウジングの変
形が防止される。
では、ポジションセンサのセンサロータにかかる軸荷重
が、センサロータの荷重支持面を介して、自動変速機ケ
ースに固定された支持手段に直接支持される。このた
め、センサハウジングにマニュアルシャフトの移動によ
る軸荷重が作用することがなく、センサハウジングの変
形が防止される。
【0014】また、請求項2に記載の構成では、弾性負
荷手段による弾性力でセンサハウジングが支持手段を介
して自動変速機ケースに抜け止めされる。したがって、
センサハウジングに締結手段の支持面を構成するための
張出しを設けることなく、自動変速機ケースへの取付け
がなされ、ポジションセンサのコンパクト化が可能とな
る。しかも、センサハウジングの自動変速機ケースへの
支持が弾性支持となるため、振動による緩み等の心配も
なくなる。
荷手段による弾性力でセンサハウジングが支持手段を介
して自動変速機ケースに抜け止めされる。したがって、
センサハウジングに締結手段の支持面を構成するための
張出しを設けることなく、自動変速機ケースへの取付け
がなされ、ポジションセンサのコンパクト化が可能とな
る。しかも、センサハウジングの自動変速機ケースへの
支持が弾性支持となるため、振動による緩み等の心配も
なくなる。
【0015】次に、請求項3に記載の構成では、ポジシ
ョンセンサのセンサロータにかかる軸荷重が、センサロ
ータの荷重支持面を介して、自動変速機ケースに固定さ
れた支持手段に直接支持される。このため、センサハウ
ジングにマニュアルシャフトの移動による軸荷重が作用
することがなく、センサハウジングの変形が防止され
る。また、これにより、弾性支持手段にマニュアルシャ
フトの移動による軸荷重が作用することがないため、小
さな弾性負荷でセンサハウジングの定置がなされる。ま
た、弾性負荷手段による弾性力でセンサハウジングが支
持手段を介して自動変速機ケースに抜け止めされる。し
たがって、センサハウジングに締結手段の支持面を構成
するための張出しを設けることなく、自動変速機ケース
への取付けがなされ、ポジションセンサのコンパクト化
が可能となる。しかも、センサハウジングの自動変速機
ケースへの支持が弾性支持となるため、振動による緩み
等の心配もなくなる。
ョンセンサのセンサロータにかかる軸荷重が、センサロ
ータの荷重支持面を介して、自動変速機ケースに固定さ
れた支持手段に直接支持される。このため、センサハウ
ジングにマニュアルシャフトの移動による軸荷重が作用
することがなく、センサハウジングの変形が防止され
る。また、これにより、弾性支持手段にマニュアルシャ
フトの移動による軸荷重が作用することがないため、小
さな弾性負荷でセンサハウジングの定置がなされる。ま
た、弾性負荷手段による弾性力でセンサハウジングが支
持手段を介して自動変速機ケースに抜け止めされる。し
たがって、センサハウジングに締結手段の支持面を構成
するための張出しを設けることなく、自動変速機ケース
への取付けがなされ、ポジションセンサのコンパクト化
が可能となる。しかも、センサハウジングの自動変速機
ケースへの支持が弾性支持となるため、振動による緩み
等の心配もなくなる。
【0016】更に、請求項4に記載の構成では、ポジシ
ョンセンサを電子制御ユニットに内蔵させる形式とする
場合に、電子制御ユニットのユニットケースを支持手段
とすることで、格別の支持手段を必要としない取付け構
造の簡素化が可能となる。
ョンセンサを電子制御ユニットに内蔵させる形式とする
場合に、電子制御ユニットのユニットケースを支持手段
とすることで、格別の支持手段を必要としない取付け構
造の簡素化が可能となる。
【0017】更に、請求項5に記載の構成では、弾性負
荷手段がその透磁性により磁気シールドとして機能す
る。したがって、磁気を用いたセンサにおいて懸念され
る外部磁界による検出精度への影響を防ぐことができ
る。
荷手段がその透磁性により磁気シールドとして機能す
る。したがって、磁気を用いたセンサにおいて懸念され
る外部磁界による検出精度への影響を防ぐことができ
る。
【0018】更に、請求項6に記載の構成では、ポジシ
ョンセンサが回り止め手段を介して支持手段に回り止め
支持されると共に、弾性負荷手段により支持手段に位置
決め状態に抜け止めされる。したがって、支持手段を自
動変速機ケースに固定するのみの簡単な構成でポジショ
ンセンサを自動変速機に取付けすることができる。
ョンセンサが回り止め手段を介して支持手段に回り止め
支持されると共に、弾性負荷手段により支持手段に位置
決め状態に抜け止めされる。したがって、支持手段を自
動変速機ケースに固定するのみの簡単な構成でポジショ
ンセンサを自動変速機に取付けすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿い、本発明の実施
形態を説明する。図1は本発明を電子制御ユニットのユ
ニットケースにポジションセンサを内蔵させた形式で具
体化した場合の実施形態を模式断面で示す。図に示すよ
うに、ポジションセンサ1は、自動変速機ケース2に支
持されるセンサハウジング10と、センサハウジング1
0に回転自在に収容配置され、マニュアルシャフト3に
嵌合するセンサロータ11と、自動変速機ケース2に固
定され、センサハウジング10を抜け止めする支持手段
40とを備え、マニュアルシャフト3の回転によるセン
サロータ11の回転角から自動変速機のレンジポジショ
ンを検出する構成とされている。
形態を説明する。図1は本発明を電子制御ユニットのユ
ニットケースにポジションセンサを内蔵させた形式で具
体化した場合の実施形態を模式断面で示す。図に示すよ
うに、ポジションセンサ1は、自動変速機ケース2に支
持されるセンサハウジング10と、センサハウジング1
0に回転自在に収容配置され、マニュアルシャフト3に
嵌合するセンサロータ11と、自動変速機ケース2に固
定され、センサハウジング10を抜け止めする支持手段
40とを備え、マニュアルシャフト3の回転によるセン
サロータ11の回転角から自動変速機のレンジポジショ
ンを検出する構成とされている。
【0020】本発明の特徴に従い、センサロータ11
は、センサハウジング10から露出し、支持手段40に
直接当接可能な荷重支持面11aを有する。また、セン
サハウジング10と支持手段40との間に、弾性負荷手
段12が配置されている。
は、センサハウジング10から露出し、支持手段40に
直接当接可能な荷重支持面11aを有する。また、セン
サハウジング10と支持手段40との間に、弾性負荷手
段12が配置されている。
【0021】次に、この実施形態のより具体的な構成
を、図2の分解斜視断面図を併せ参照して説明する。ポ
ジションセンサ1は、磁石を検出体(図示せず)として
内蔵するセンサロータ11と、ホール素子をピックアッ
プとする検出素子13と、検出素子13が固定され、そ
の給電及び信号処理を行なう回路基板14とで構成さ
れ、回路基板14は、センサハウジング10に固定支持
されている。
を、図2の分解斜視断面図を併せ参照して説明する。ポ
ジションセンサ1は、磁石を検出体(図示せず)として
内蔵するセンサロータ11と、ホール素子をピックアッ
プとする検出素子13と、検出素子13が固定され、そ
の給電及び信号処理を行なう回路基板14とで構成さ
れ、回路基板14は、センサハウジング10に固定支持
されている。
【0022】センサロータ11は、中心にマニュアルシ
ャフト3を挿通させる段付軸孔11bを有する短円筒状
とされ、その上端面(以下、図面上の位置関係に合わせ
て上下関係を表すが、この表現は、自動変速機に対する
ポジションセンサの取付け状態の姿勢を限定するもので
はない。)が前記荷重支持面11aとされている。セン
サロータ11には、その下端面から段付軸孔11bの大
径側を囲んで自動変速機ケース2方向に延びる軸方向鍔
部11cと、上端面から段付軸孔11bの小径側を囲ん
で反対方向に延びる軸方向鍔部11dと、周面の一部か
ら径方向に張出す径方向鍔部11eを有する。この径方
向鍔部11eは、センサロータ11の軸線と直交する方
向に延びるスリット11fを形成されている。そして、
検出体は、スリット11fの上面側に配置されている。
ャフト3を挿通させる段付軸孔11bを有する短円筒状
とされ、その上端面(以下、図面上の位置関係に合わせ
て上下関係を表すが、この表現は、自動変速機に対する
ポジションセンサの取付け状態の姿勢を限定するもので
はない。)が前記荷重支持面11aとされている。セン
サロータ11には、その下端面から段付軸孔11bの大
径側を囲んで自動変速機ケース2方向に延びる軸方向鍔
部11cと、上端面から段付軸孔11bの小径側を囲ん
で反対方向に延びる軸方向鍔部11dと、周面の一部か
ら径方向に張出す径方向鍔部11eを有する。この径方
向鍔部11eは、センサロータ11の軸線と直交する方
向に延びるスリット11fを形成されている。そして、
検出体は、スリット11fの上面側に配置されている。
【0023】センサハウジング10は、センサロータ1
1の両軸方向鍔部11c,11dを径方向の遊隙を保っ
て挿通させる中心開口を有する底壁10aと上壁10b
が、センサロータ11の上下端面を覆い、周壁11cが
センサロータ11の外周を囲む概ね円筒状の筐体とされ
(実際の形状ぬついては、図2参照)、その周面の一部
から矩形状に張出して回路基板14の支持部10dが形
成されている。支持部10dは、センサロータ11の前
記スリット11fと実質上整合する軸方向位置に、回路
基板14を片持ち支持する。検出素子13は、スリット
11f内に先端側が入り込む状態でセンサハウジング1
0に基端側を固定された回路基板14の上面に配置さ
れ、検出体と同様の径方向位置(概ねセンサロータ11
の外径に相当する位置)で対向する位置関係とされてい
る。図2に示すように、センサハウジング10の底壁1
0aには、支持手段40に形成された一対の穴40a,
40aに嵌合する一対の円筒状の突起10e,10eが
設けられている。また、センサハウジング10の上壁1
0bには、前記弾性負荷手段12の周り止めと位置決め
のための同様の一対の突起10f,10f(一方は、軸
方向鍔部11dの裏側に隠れている)が形成されてい
る。
1の両軸方向鍔部11c,11dを径方向の遊隙を保っ
て挿通させる中心開口を有する底壁10aと上壁10b
が、センサロータ11の上下端面を覆い、周壁11cが
センサロータ11の外周を囲む概ね円筒状の筐体とされ
(実際の形状ぬついては、図2参照)、その周面の一部
から矩形状に張出して回路基板14の支持部10dが形
成されている。支持部10dは、センサロータ11の前
記スリット11fと実質上整合する軸方向位置に、回路
基板14を片持ち支持する。検出素子13は、スリット
11f内に先端側が入り込む状態でセンサハウジング1
0に基端側を固定された回路基板14の上面に配置さ
れ、検出体と同様の径方向位置(概ねセンサロータ11
の外径に相当する位置)で対向する位置関係とされてい
る。図2に示すように、センサハウジング10の底壁1
0aには、支持手段40に形成された一対の穴40a,
40aに嵌合する一対の円筒状の突起10e,10eが
設けられている。また、センサハウジング10の上壁1
0bには、前記弾性負荷手段12の周り止めと位置決め
のための同様の一対の突起10f,10f(一方は、軸
方向鍔部11dの裏側に隠れている)が形成されてい
る。
【0024】支持手段40は、この形態では、自動変速
機を制御する変速機制御モジュールを組込んだ電子制御
ユニット(ECU)4のユニットケースで構成されてい
る。ユニットケース40は、変速機制御モジュールを組
込んだユニットケース本体40Aと、その開口を覆うカ
バー40Bとで構成されている。ユニットケース本体4
0Aには、マニュアルシャフト3を挿通させ、センサロ
ータ11の軸方向鍔部11cを嵌め込む孔が形成され、
カバー40Bには、センサロータ11の軸方向鍔部11
dを挿通させる孔が形成されている。これらの孔に両鍔
部11c,11dを挿通又は嵌合されたセンサロータ1
1は、鍔部外周と孔の内周との間に配置された弾性シー
ル部材41,41を介してユニットケース40に回転自
在に支持されている。また、ユニットケース本体40A
の底壁には、前記センサハウジング10の回り止め突起
10e,10eを嵌め込む一対の穴40a,40aが形
成されている。
機を制御する変速機制御モジュールを組込んだ電子制御
ユニット(ECU)4のユニットケースで構成されてい
る。ユニットケース40は、変速機制御モジュールを組
込んだユニットケース本体40Aと、その開口を覆うカ
バー40Bとで構成されている。ユニットケース本体4
0Aには、マニュアルシャフト3を挿通させ、センサロ
ータ11の軸方向鍔部11cを嵌め込む孔が形成され、
カバー40Bには、センサロータ11の軸方向鍔部11
dを挿通させる孔が形成されている。これらの孔に両鍔
部11c,11dを挿通又は嵌合されたセンサロータ1
1は、鍔部外周と孔の内周との間に配置された弾性シー
ル部材41,41を介してユニットケース40に回転自
在に支持されている。また、ユニットケース本体40A
の底壁には、前記センサハウジング10の回り止め突起
10e,10eを嵌め込む一対の穴40a,40aが形
成されている。
【0025】ユニットケース本体40Aの自動変速機ケ
ース2への固定は、マニュアルシャフト3に対してユニ
ットケース40の孔を心出しして、図示しないボルト等
の適宜の締結手段による締結でなされ、これによりマニ
ュアルシャフト3に緊密に嵌合されるセンサロータ11
も、ユニットケース40に対して心出しされる。したが
って、前記の突起10e,10eの穴40a,40aへ
の嵌め込みでユニットケース本体40Aに回り止めさ
れ、それにより径方向位置決めされたセンサハウジング
10とセンサロータ11の心合わせも自ずとなされる。
ース2への固定は、マニュアルシャフト3に対してユニ
ットケース40の孔を心出しして、図示しないボルト等
の適宜の締結手段による締結でなされ、これによりマニ
ュアルシャフト3に緊密に嵌合されるセンサロータ11
も、ユニットケース40に対して心出しされる。したが
って、前記の突起10e,10eの穴40a,40aへ
の嵌め込みでユニットケース本体40Aに回り止めさ
れ、それにより径方向位置決めされたセンサハウジング
10とセンサロータ11の心合わせも自ずとなされる。
【0026】前記のように、センサハウジング10とユ
ニットケースのカバー40Bとの間には、弾性負荷手段
12が配置されている。この形態では、弾性負荷手段1
2はセンサハウジング10の上端面の形状と概ね符合す
る外形形状の透磁性材料、例えば鉄系金属製の環状板ば
ねで構成されている。板ばね12は、図3に拡大して詳
細を示すように、周方向に略等間隔で複数形成された舌
片状の切り起こし部12aを備えており、これらの切り
起こし部12aが基体部12bにつながる部分を支点と
するカンチレバーとして、センサハウジング10とユニ
ットケースのカバー40Bとの間への圧縮状態での介装
により、ばね弾性を発揮する構成とされている。また、
板ばね12の基体部12bには、センサハウジング10
の上壁10bに形成された一対の突起10f,10fに
整合する一対の孔12c,12cが形成されている。し
たがって、板ばね12は、センサハウジング10の突起
10f,10fにこれらの孔12c,12cを嵌め合わ
せることで回り止め及び位置決めされている。
ニットケースのカバー40Bとの間には、弾性負荷手段
12が配置されている。この形態では、弾性負荷手段1
2はセンサハウジング10の上端面の形状と概ね符合す
る外形形状の透磁性材料、例えば鉄系金属製の環状板ば
ねで構成されている。板ばね12は、図3に拡大して詳
細を示すように、周方向に略等間隔で複数形成された舌
片状の切り起こし部12aを備えており、これらの切り
起こし部12aが基体部12bにつながる部分を支点と
するカンチレバーとして、センサハウジング10とユニ
ットケースのカバー40Bとの間への圧縮状態での介装
により、ばね弾性を発揮する構成とされている。また、
板ばね12の基体部12bには、センサハウジング10
の上壁10bに形成された一対の突起10f,10fに
整合する一対の孔12c,12cが形成されている。し
たがって、板ばね12は、センサハウジング10の突起
10f,10fにこれらの孔12c,12cを嵌め合わ
せることで回り止め及び位置決めされている。
【0027】こうした取付け構造用いて自動変速機ケー
スに取付けられたポジションセンサは、マニュアルシャ
フト3の回転に応じたセンサ出力を変速機制御モジュー
ルにポジション割出しのための信号として出力すること
になる。ところで、前記のように、センサロータ11
は、マニュアルシャフト3に緊密に嵌合されるため、車
両の振動等によりマニュアルシャフト3の軸方向移動が
生じたときに、それにつれて軸方向に移動する。したが
って、マニュアルシャフト3が自動変速機ケース2から
抜け出す方向に軸方向移動した場合、センサロータ11
は、ユニットケースのカバー40B側に移動する。この
移動が所定量(センサロータ11のスリットが回路基板
と干渉するのを防ぎ得る移動量として定まる)に達する
と、抜け出し移動の限界を図4に示すように、センサロ
ータ11の荷重支持面11aがユニットケースのカバー
40Bに当接することで、マニュアルシャフト3の軸荷
重が支持される。したがって、強度的に弱いセンサハウ
ジング10の上壁10bにこの荷重が作用することはな
い。また、マニュアルシャフト3が自動変速機ケース2
に入り込む方向に軸方向移動した場合、センサロータ1
1は、ユニットケース本体40A側に移動する。この移
動が所定量(センサロータ11の検出体としての磁石が
回路基板14の検出素子13と干渉するのを防ぎ得る移
動量として定まる)に達すると、図1に示すように、セ
ンサロータ11の下端面がセンサハウジング10の底壁
10aに当接することでマニュアルシャフト3の軸荷重
が支持される。この場合、センサハウジング10にこの
荷重が作用することになるが、センサハウジング10は
その全底面でユニットケース本体40Aに当接支持され
ているため、変形の恐れはない。
スに取付けられたポジションセンサは、マニュアルシャ
フト3の回転に応じたセンサ出力を変速機制御モジュー
ルにポジション割出しのための信号として出力すること
になる。ところで、前記のように、センサロータ11
は、マニュアルシャフト3に緊密に嵌合されるため、車
両の振動等によりマニュアルシャフト3の軸方向移動が
生じたときに、それにつれて軸方向に移動する。したが
って、マニュアルシャフト3が自動変速機ケース2から
抜け出す方向に軸方向移動した場合、センサロータ11
は、ユニットケースのカバー40B側に移動する。この
移動が所定量(センサロータ11のスリットが回路基板
と干渉するのを防ぎ得る移動量として定まる)に達する
と、抜け出し移動の限界を図4に示すように、センサロ
ータ11の荷重支持面11aがユニットケースのカバー
40Bに当接することで、マニュアルシャフト3の軸荷
重が支持される。したがって、強度的に弱いセンサハウ
ジング10の上壁10bにこの荷重が作用することはな
い。また、マニュアルシャフト3が自動変速機ケース2
に入り込む方向に軸方向移動した場合、センサロータ1
1は、ユニットケース本体40A側に移動する。この移
動が所定量(センサロータ11の検出体としての磁石が
回路基板14の検出素子13と干渉するのを防ぎ得る移
動量として定まる)に達すると、図1に示すように、セ
ンサロータ11の下端面がセンサハウジング10の底壁
10aに当接することでマニュアルシャフト3の軸荷重
が支持される。この場合、センサハウジング10にこの
荷重が作用することになるが、センサハウジング10は
その全底面でユニットケース本体40Aに当接支持され
ているため、変形の恐れはない。
【0028】以上詳述したように、この実施形態によれ
ば、ポジションセンサ1のセンサロータ11にかかる軸
荷重が、センサロータ11の荷重支持面11aを介し
て、自動変速機ケース2に固定された支持手段としての
ユニットケース40に直接支持される。このため、セン
サハウジング10にマニュアルシャフト3の移動による
軸荷重が作用することがなく、センサハウジング10の
変形が防止される。
ば、ポジションセンサ1のセンサロータ11にかかる軸
荷重が、センサロータ11の荷重支持面11aを介し
て、自動変速機ケース2に固定された支持手段としての
ユニットケース40に直接支持される。このため、セン
サハウジング10にマニュアルシャフト3の移動による
軸荷重が作用することがなく、センサハウジング10の
変形が防止される。
【0029】また、前記のように軸荷重の支持がセンサ
ロータ11とユニットケースとの直接当接によりなさ
れ、センサハウジング10をユニットケース40に定置
させる弾性負荷手段12は、単に振動等の外力によるユ
ニットケース40のずれを防ぐ機能を果たせばよいた
め、弱いばね弾性の負荷手段とすることができる。しか
もこの弾性負荷手段12は、センサハウジング10とユ
ニットケース40の間に配置されてセンサハウジング1
0の抜け止めを行なうため、同じくセンサハウジング1
0とユニットケース40の間で突起と穴の嵌め合いによ
り回り止めする回り止め手段と共に、ポジションセンサ
1の軸方向形状の範囲内で、ポジションセンサ1をユニ
ットケース40に不動に定置させる機能を果たす。した
がって、ポジションセンサ1をユニットケース40に止
めねじ等の締結手段で固定する構造に比べて、締結のた
めの余分な張出し部をポジションセンサ1に設ける必要
がなく、ユニットケース40におけるポジションセンサ
1の配設スペースを削減することができ、しかも締結作
業を必要としないため、組込み工数の削減も可能とな
る。
ロータ11とユニットケースとの直接当接によりなさ
れ、センサハウジング10をユニットケース40に定置
させる弾性負荷手段12は、単に振動等の外力によるユ
ニットケース40のずれを防ぐ機能を果たせばよいた
め、弱いばね弾性の負荷手段とすることができる。しか
もこの弾性負荷手段12は、センサハウジング10とユ
ニットケース40の間に配置されてセンサハウジング1
0の抜け止めを行なうため、同じくセンサハウジング1
0とユニットケース40の間で突起と穴の嵌め合いによ
り回り止めする回り止め手段と共に、ポジションセンサ
1の軸方向形状の範囲内で、ポジションセンサ1をユニ
ットケース40に不動に定置させる機能を果たす。した
がって、ポジションセンサ1をユニットケース40に止
めねじ等の締結手段で固定する構造に比べて、締結のた
めの余分な張出し部をポジションセンサ1に設ける必要
がなく、ユニットケース40におけるポジションセンサ
1の配設スペースを削減することができ、しかも締結作
業を必要としないため、組込み工数の削減も可能とな
る。
【0030】以上、本発明を特定の実施形態に基づき詳
説したが、本発明はこの実施形態に限るものではなく、
特許請求の範囲に記載の事項の範囲内で種々に具体的構
成を変更して実施することができる。例えば、弾性負荷
手段は、例示の形態では、それ自体に透磁性を持たせる
べく金属ばねとしたが、ゴム等の弾性体で構成すること
ができる。また、当然ながら、回り止め手段を構成する
突起と孔の配設部材は、例示の形態とは逆の部材とする
こともできる。
説したが、本発明はこの実施形態に限るものではなく、
特許請求の範囲に記載の事項の範囲内で種々に具体的構
成を変更して実施することができる。例えば、弾性負荷
手段は、例示の形態では、それ自体に透磁性を持たせる
べく金属ばねとしたが、ゴム等の弾性体で構成すること
ができる。また、当然ながら、回り止め手段を構成する
突起と孔の配設部材は、例示の形態とは逆の部材とする
こともできる。
【図1】本発明の実施形態に係るポジションセンサの自
動変速機ケースへの取付け状態を示す模式断面図であ
る。
動変速機ケースへの取付け状態を示す模式断面図であ
る。
【図2】実施形態のポジションセンサと支持手段の関係
を示す分解斜視断面図である。
を示す分解斜視断面図である。
【図3】実施形態のポジションセンサと弾性負荷手段の
関係を詳細に示す分解斜視図である。
関係を詳細に示す分解斜視図である。
【図4】実施形態のポジションセンサの軸荷重負荷時の
状態を示す図1と同様の模式断面図である。
状態を示す図1と同様の模式断面図である。
1 ポジションセンサ
10 センサハウジング
11 センサロータ
11a 荷重支持面
10e 突起(回り止め手段)
12 板ばね(弾性負荷手段)
2 自動変速機ケース
3 マニュアルシャフト
4 電子制御ユニット
40 ユニットケース(支持手段)
Claims (6)
- 【請求項1】 自動変速機ケースに支持されるセンサハ
ウジングと、 該センサハウジングに回転自在に収容配置され、マニュ
アルシャフトに嵌合するセンサロータと、 前記自動変速機ケースに固定され、センサハウジングを
支持する支持手段とを備え、 マニュアルシャフトの回転によるセンサロータの回転角
から自動変速機のレンジポジションを検出するポジショ
ンセンサにおいて、 前記センサロータは、支持手段に直接当接可能な荷重支
持面を有することを特徴とする自動変速機のポジション
センサ。 - 【請求項2】 自動変速機ケースに支持されるセンサハ
ウジングと、 該センサハウジングに回転自在に収容配置され、マニュ
アルシャフトに嵌合するセンサロータと、 前記自動変速機ケースに固定され、センサハウジングを
支持する支持手段とを備え、 マニュアルシャフトの回転によるセンサロータの回転角
から自動変速機のレンジポジションを検出するポジショ
ンセンサにおいて、 前記センサハウジングと支持手段との間に、弾性負荷手
段が配置されたことを特徴とする自動変速機のポジショ
ンセンサ。 - 【請求項3】 前記センサハウジングと支持手段との間
に、弾性負荷手段が配置された、請求項1記載の自動変
速機のポジションセンサ。 - 【請求項4】 前記支持手段は、ポジションセンサを収
容する電子制御ユニットのユニットケースである、請求
項1、2又は3記載の自動変速機のポジションセンサ。 - 【請求項5】 前記弾性負荷手段は、透磁性材料からな
る板ばねで構成される、請求項2、3又は4記載の自動
変速機のポジションセンサ。 - 【請求項6】 前記センサハウジングは、回り止め手段
により支持手段に回り止めされた、請求項1〜5のいず
れか1項記載の自動変速機のポジションセンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001335889A JP2003139228A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | 自動変速機のポジションセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001335889A JP2003139228A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | 自動変速機のポジションセンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003139228A true JP2003139228A (ja) | 2003-05-14 |
Family
ID=19150815
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001335889A Pending JP2003139228A (ja) | 2001-10-31 | 2001-10-31 | 自動変速機のポジションセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003139228A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1975471A3 (de) * | 2007-03-26 | 2009-09-30 | Robert Bosch Gmbh | Steuergerät eines automatischen Getriebes mit einer Wählhebelstellungs-Detektoreinrichtung |
CN109312846A (zh) * | 2016-06-10 | 2019-02-05 | 康斯博格动力产品系统号股份有限公司 | 换挡器组件 |
-
2001
- 2001-10-31 JP JP2001335889A patent/JP2003139228A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1975471A3 (de) * | 2007-03-26 | 2009-09-30 | Robert Bosch Gmbh | Steuergerät eines automatischen Getriebes mit einer Wählhebelstellungs-Detektoreinrichtung |
CN109312846A (zh) * | 2016-06-10 | 2019-02-05 | 康斯博格动力产品系统号股份有限公司 | 换挡器组件 |
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