JP2003138623A - タンクレス洋風水洗式便器 - Google Patents
タンクレス洋風水洗式便器Info
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- JP2003138623A JP2003138623A JP2001333036A JP2001333036A JP2003138623A JP 2003138623 A JP2003138623 A JP 2003138623A JP 2001333036 A JP2001333036 A JP 2001333036A JP 2001333036 A JP2001333036 A JP 2001333036A JP 2003138623 A JP2003138623 A JP 2003138623A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】水道管内の水の水圧が十分でない場合であって
も洋風便器本体を十分に洗浄でき、トイレ室の掃除がし
易いとともに、トイレ室全体の美感を維持することがで
きるタンクレス洋風水洗式便器を提供する。 【解決手段】洋風便器本体１と、水道管３と接続され、
水道管３内の水を洗浄水として供給可能なフレキシブル
ホース５と、フレキシブルホース５と接続され、洋風便
器本体１を洗浄水により洗浄可能な洗浄手段６とを備え
たタンクレス洋風水洗式便器において、洋風便器本体１
に固定されたカバー６内に、洗浄水を加圧して洋風便器
本体１に供給可能な加圧ポンプ２を隠蔽して設ける。
も洋風便器本体を十分に洗浄でき、トイレ室の掃除がし
易いとともに、トイレ室全体の美感を維持することがで
きるタンクレス洋風水洗式便器を提供する。 【解決手段】洋風便器本体１と、水道管３と接続され、
水道管３内の水を洗浄水として供給可能なフレキシブル
ホース５と、フレキシブルホース５と接続され、洋風便
器本体１を洗浄水により洗浄可能な洗浄手段６とを備え
たタンクレス洋風水洗式便器において、洋風便器本体１
に固定されたカバー６内に、洗浄水を加圧して洋風便器
本体１に供給可能な加圧ポンプ２を隠蔽して設ける。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はタンクレス洋風水洗
式便器に関する。
式便器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、洋風便器本体と、水道管と止水栓
を介して接続され、水道管内の水を洗浄水として供給可
能なフレキシブルホース等の給水管と、給水管と接続さ
れ、洋風便器本体を洗浄水により洗浄可能な開閉弁等の
洗浄手段とを備えたタンクレス洋風水洗式便器が知られ
ている。
を介して接続され、水道管内の水を洗浄水として供給可
能なフレキシブルホース等の給水管と、給水管と接続さ
れ、洋風便器本体を洗浄水により洗浄可能な開閉弁等の
洗浄手段とを備えたタンクレス洋風水洗式便器が知られ
ている。
【０００３】このタンクレス洋風水洗式便器では、水道
管内の水が給水管及び洗浄手段を経て直接洋風便器本体
に供給され、水道管内の水の水圧により洋風便器本体が
洗浄されることとなる。
管内の水が給水管及び洗浄手段を経て直接洋風便器本体
に供給され、水道管内の水の水圧により洋風便器本体が
洗浄されることとなる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記タンクレ
ス洋風水洗式便器において、その設置場所がマンション
等のために水道管内の水の水圧が十分でない場合（０．
０７ＭＰａ以下）、加圧ポンプを用いなければならな
い。こうして加圧ポンプを使用すれば、給水管から洗浄
手段に供給される洗浄水が加圧されて洋風便器本体に供
給されるため、水道管内の水の水圧が十分でなくても、
十分な洗浄能力を得ることができる。
ス洋風水洗式便器において、その設置場所がマンション
等のために水道管内の水の水圧が十分でない場合（０．
０７ＭＰａ以下）、加圧ポンプを用いなければならな
い。こうして加圧ポンプを使用すれば、給水管から洗浄
手段に供給される洗浄水が加圧されて洋風便器本体に供
給されるため、水道管内の水の水圧が十分でなくても、
十分な洗浄能力を得ることができる。
【０００５】しかしながら、加圧ポンプが洋風便器本体
に固定されたカバー外に設置されるとすると、トイレ室
が煩雑になってしまう。このため、トイレ室の掃除がし
難いとともに、トイレ室全体の美感を損ねる要因となっ
ていた。
に固定されたカバー外に設置されるとすると、トイレ室
が煩雑になってしまう。このため、トイレ室の掃除がし
難いとともに、トイレ室全体の美感を損ねる要因となっ
ていた。
【０００６】本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされ
たものであって、水道管内の水の水圧が十分でない場合
であっても洋風便器本体を十分に洗浄できるようにしつ
つ、トイレ室の掃除がし易く、かつトイレ室全体の美感
を維持することができるタンクレス洋風水洗式便器を提
供することを解決すべき課題としている。
たものであって、水道管内の水の水圧が十分でない場合
であっても洋風便器本体を十分に洗浄できるようにしつ
つ、トイレ室の掃除がし易く、かつトイレ室全体の美感
を維持することができるタンクレス洋風水洗式便器を提
供することを解決すべき課題としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明のタンクレス洋風
水洗式便器は、洋風便器本体と、水道管と接続され、該
水道管内の水を洗浄水として供給可能な給水管と、該給
水管と接続され、該洋風便器本体を該洗浄水により洗浄
可能な洗浄手段とを備えたタンクレス洋風水洗式便器に
おいて、前記洋風便器本体又は該洋風便器本体に固定さ
れたカバー内には、前記給水管から供給される前記洗浄
水を加圧して該洋風便器本体に供給可能な加圧ポンプが
隠蔽されていることを特徴とする。
水洗式便器は、洋風便器本体と、水道管と接続され、該
水道管内の水を洗浄水として供給可能な給水管と、該給
水管と接続され、該洋風便器本体を該洗浄水により洗浄
可能な洗浄手段とを備えたタンクレス洋風水洗式便器に
おいて、前記洋風便器本体又は該洋風便器本体に固定さ
れたカバー内には、前記給水管から供給される前記洗浄
水を加圧して該洋風便器本体に供給可能な加圧ポンプが
隠蔽されていることを特徴とする。
【０００８】本発明のタンクレス洋風水洗式便器では、
加圧ポンプが給水管から洗浄手段に供給される洗浄水を
加圧して洋風便器本体に供給するため、水道管内の水の
水圧が十分でなくても、十分な洗浄能力を得ることがで
きる。
加圧ポンプが給水管から洗浄手段に供給される洗浄水を
加圧して洋風便器本体に供給するため、水道管内の水の
水圧が十分でなくても、十分な洗浄能力を得ることがで
きる。
【０００９】また、このタンクレス洋風水洗式便器で
は、その加圧ポンプが洋風便器本体又は洋風便器本体に
固定されたカバー内に隠蔽されているため、トイレ室が
すっきりとしたものとなる。このため、トイレ室の掃除
がし易いとともに、トイレ室全体の外観を損ねることは
ない。
は、その加圧ポンプが洋風便器本体又は洋風便器本体に
固定されたカバー内に隠蔽されているため、トイレ室が
すっきりとしたものとなる。このため、トイレ室の掃除
がし易いとともに、トイレ室全体の外観を損ねることは
ない。
【００１０】したがって、このタンクレス洋風水洗式便
器によれば、水道管内の水の水圧が十分でない場合であ
っても洋風便器本体を十分に洗浄できる。また、このタ
ンクレス洋風水洗式便器では、トイレ室の掃除がし易い
とともに、トイレ室全体の美感を維持することができ
る。
器によれば、水道管内の水の水圧が十分でない場合であ
っても洋風便器本体を十分に洗浄できる。また、このタ
ンクレス洋風水洗式便器では、トイレ室の掃除がし易い
とともに、トイレ室全体の美感を維持することができ
る。
【００１１】洗浄手段は、洋風便器本体への洗浄水の供
給及び停止を行なう開閉弁を有することができる。この
場合、加圧ポンプは、開閉弁の上流側又は下流側に設け
られ得る。すなわち、水道管が止水栓を介して給水管と
接続されている場合には、加圧ポンプは、止水栓と開閉
弁との間又は止水栓及び開閉弁の下流側に設けられ得
る。
給及び停止を行なう開閉弁を有することができる。この
場合、加圧ポンプは、開閉弁の上流側又は下流側に設け
られ得る。すなわち、水道管が止水栓を介して給水管と
接続されている場合には、加圧ポンプは、止水栓と開閉
弁との間又は止水栓及び開閉弁の下流側に設けられ得
る。
【００１２】特に、加圧ポンプを開閉弁の下流側に設け
ることが好ましい。加圧ポンプを開閉弁の下流側に設け
た場合、止水栓が開かれていることにより、加圧ポンプ
が給水管内の洗浄水の水圧を常時受けることがないた
め、加圧ポンプを小型化できる。このため、洋風便器本
体内又はカバー内に加圧ポンプを隠蔽しやすい。また、
加圧ポンプをタンクレス洋風水洗式便器を設置した後に
設けようとする場合であっても、その加圧ポンプを容易
に取り付けることができる。
ることが好ましい。加圧ポンプを開閉弁の下流側に設け
た場合、止水栓が開かれていることにより、加圧ポンプ
が給水管内の洗浄水の水圧を常時受けることがないた
め、加圧ポンプを小型化できる。このため、洋風便器本
体内又はカバー内に加圧ポンプを隠蔽しやすい。また、
加圧ポンプをタンクレス洋風水洗式便器を設置した後に
設けようとする場合であっても、その加圧ポンプを容易
に取り付けることができる。
【００１３】開閉弁が上流側の流路の負圧化による洗浄
水の逆流を防止するバキュームブレーカをもつ場合、加
圧ポンプはそのバキュームブレーカの下流側に設けられ
ていることが好ましい。これにより、バキュームブレー
カを通じて空気を取り入れることもできるため、洗浄水
に気泡を混入させることができる。そして、気泡の混入
した洗浄水により洋風便器本体を洗浄すれば、洗浄効果
を高めることができる。
水の逆流を防止するバキュームブレーカをもつ場合、加
圧ポンプはそのバキュームブレーカの下流側に設けられ
ていることが好ましい。これにより、バキュームブレー
カを通じて空気を取り入れることもできるため、洗浄水
に気泡を混入させることができる。そして、気泡の混入
した洗浄水により洋風便器本体を洗浄すれば、洗浄効果
を高めることができる。
【００１４】また、開閉弁が洋風便器本体のトラップに
洗浄水を供給するジェット用配管と、洋風便器本体のリ
ムに洗浄水を供給するリム用配管とをもつ場合、加圧ポ
ンプは少なくともジェット用配管に接続されていること
が好ましい。このようなタンクレス洋風水洗式便器で
は、ジェット用配管からトラップに供給される洗浄水に
よりサイホン作用が強制的に生じ、洗浄水とともに汚物
が排出される。そのため、加圧ポンプが少なくともジェ
ット用配管に接続されていれば、確実にサイホン作用が
生じ、汚物を確実に排出することができ、洋風便器本体
の洗浄を終えることができるからである。
洗浄水を供給するジェット用配管と、洋風便器本体のリ
ムに洗浄水を供給するリム用配管とをもつ場合、加圧ポ
ンプは少なくともジェット用配管に接続されていること
が好ましい。このようなタンクレス洋風水洗式便器で
は、ジェット用配管からトラップに供給される洗浄水に
よりサイホン作用が強制的に生じ、洗浄水とともに汚物
が排出される。そのため、加圧ポンプが少なくともジェ
ット用配管に接続されていれば、確実にサイホン作用が
生じ、汚物を確実に排出することができ、洋風便器本体
の洗浄を終えることができるからである。
【００１５】さらに、加圧ポンプは開閉弁の下流側にお
ける洗浄水の流量に応じて作動するように構成されてい
ることが好ましい。開閉弁の下流側における洗浄水の流
量に応じて加圧ポンプが作動するように構成すれば、洗
浄水の加圧が不要である場合には加圧ポンプの作動を停
止して無駄な動力の削減を実現できるとともに、洗浄水
の加圧が必要である場合には洋風便器本体を確実に洗浄
できる。
ける洗浄水の流量に応じて作動するように構成されてい
ることが好ましい。開閉弁の下流側における洗浄水の流
量に応じて加圧ポンプが作動するように構成すれば、洗
浄水の加圧が不要である場合には加圧ポンプの作動を停
止して無駄な動力の削減を実現できるとともに、洗浄水
の加圧が必要である場合には洋風便器本体を確実に洗浄
できる。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施形
態１、２を図面を参照しつつ説明する。
態１、２を図面を参照しつつ説明する。
【００１７】（実施形態１）実施形態１のタンクレス洋
風水洗式便器では、図１に示すように、陶磁器製の洋風
便器本体１にプラスチックからなるカバー６が固定さ
れ、このカバー６内に洗浄水を加圧して洋風便器本体１
に供給可能な加圧ポンプ２が隠蔽されている。
風水洗式便器では、図１に示すように、陶磁器製の洋風
便器本体１にプラスチックからなるカバー６が固定さ
れ、このカバー６内に洗浄水を加圧して洋風便器本体１
に供給可能な加圧ポンプ２が隠蔽されている。
【００１８】また、このタンクレス洋風水洗式便器で
は、図２に示すように、水道管３と水道管３内の水を洗
浄水として供給可能な給水管としてのフレキシブルホー
ス５とが止水栓４により接続されている。そして、フレ
キシブルホース５は、洋風便器本体１への洗浄水の供給
及び停止を行なうリム用洗浄バルブ７及びジェット用洗
浄バルブ８を介し、リムに洗浄水を供給するリム用配管
１１及びトラップに洗浄水を供給するジェット用配管１
２に接続されている。リム用洗浄バルブ７及びジェット
用洗浄バルブ８には、上流側の流路の負圧化による洗浄
水の逆流を防止するバキュームブレーカ９、１０が設け
られている。
は、図２に示すように、水道管３と水道管３内の水を洗
浄水として供給可能な給水管としてのフレキシブルホー
ス５とが止水栓４により接続されている。そして、フレ
キシブルホース５は、洋風便器本体１への洗浄水の供給
及び停止を行なうリム用洗浄バルブ７及びジェット用洗
浄バルブ８を介し、リムに洗浄水を供給するリム用配管
１１及びトラップに洗浄水を供給するジェット用配管１
２に接続されている。リム用洗浄バルブ７及びジェット
用洗浄バルブ８には、上流側の流路の負圧化による洗浄
水の逆流を防止するバキュームブレーカ９、１０が設け
られている。
【００１９】また、ジェット用洗浄バルブ８の下流側に
は、ジェット用配管１２内の洗浄水の流量を検知する流
量計１３及び加圧ポンプ２が設けられている。流量計１
３及び加圧ポンプ２は、図示しないコントローラに電気
的に接続されている。流量計１３は洗浄水の流量を検知
信号ＦＬ１としてコントローラに送信し、加圧ポンプ２
はコントローラより出力された制御信号ＰＭ１により駆
動される。ここで、リム用洗浄バルブ７、ジェット用洗
浄バルブ８、バキュームブレーカ９、１０、流量計１
３、加圧ポンプ２、リム用配管１１及びジェット用配管
１２が洗浄手段６であり、リム用洗浄バルブ７及びジェ
ット用洗浄バルブ８が開閉弁である。
は、ジェット用配管１２内の洗浄水の流量を検知する流
量計１３及び加圧ポンプ２が設けられている。流量計１
３及び加圧ポンプ２は、図示しないコントローラに電気
的に接続されている。流量計１３は洗浄水の流量を検知
信号ＦＬ１としてコントローラに送信し、加圧ポンプ２
はコントローラより出力された制御信号ＰＭ１により駆
動される。ここで、リム用洗浄バルブ７、ジェット用洗
浄バルブ８、バキュームブレーカ９、１０、流量計１
３、加圧ポンプ２、リム用配管１１及びジェット用配管
１２が洗浄手段６であり、リム用洗浄バルブ７及びジェ
ット用洗浄バルブ８が開閉弁である。
【００２０】上記のように構成されたタンクレス洋風水
洗式便器では、加圧ポンプ２がフレキシブルホース５か
らジェット用洗浄バルブ８を介して供給される洗浄水を
加圧して洋風便器本体１に供給するため、水道管３内の
水の水圧が十分でなくても、十分な洗浄能力を得ること
ができる。
洗式便器では、加圧ポンプ２がフレキシブルホース５か
らジェット用洗浄バルブ８を介して供給される洗浄水を
加圧して洋風便器本体１に供給するため、水道管３内の
水の水圧が十分でなくても、十分な洗浄能力を得ること
ができる。
【００２１】特に、このタンクレス洋風水洗式便器で
は、ジェット用配管１２に加圧ポンプ２が接続されてい
る。このようなタンクレス洋風水洗式便器では、ジェッ
ト用配管１２からトラップに供給される洗浄水によりサ
イホン作用が強制的に生じ、洗浄水とともに汚物が排出
される。そのため、加圧ポンプ２が少なくともジェット
用配管１２に接続されていれば、確実にサイホン作用が
生じ、汚物を確実に排出することができ、洋風便器本体
１の洗浄を終えることができる。
は、ジェット用配管１２に加圧ポンプ２が接続されてい
る。このようなタンクレス洋風水洗式便器では、ジェッ
ト用配管１２からトラップに供給される洗浄水によりサ
イホン作用が強制的に生じ、洗浄水とともに汚物が排出
される。そのため、加圧ポンプ２が少なくともジェット
用配管１２に接続されていれば、確実にサイホン作用が
生じ、汚物を確実に排出することができ、洋風便器本体
１の洗浄を終えることができる。
【００２２】また、このタンクレス洋風水洗式便器で
は、加圧ポンプ２が洋風便器本体１に固定されたカバー
６内に隠蔽されているため、トイレ室がすっきりとした
ものとなる。このため、トイレ室の掃除がし易いととも
に、トイレ室全体の外観を損ねることはない。
は、加圧ポンプ２が洋風便器本体１に固定されたカバー
６内に隠蔽されているため、トイレ室がすっきりとした
ものとなる。このため、トイレ室の掃除がし易いととも
に、トイレ室全体の外観を損ねることはない。
【００２３】したがって、このタンクレス洋風水洗式便
器によれば、水道管３内の水の水圧が十分でない場合で
あっても洋風便器本体１を十分に洗浄できる。また、こ
のタンクレス洋風水洗式便器では、トイレ室の掃除がし
易いとともに、トイレ室全体の美感を維持することがで
きる。
器によれば、水道管３内の水の水圧が十分でない場合で
あっても洋風便器本体１を十分に洗浄できる。また、こ
のタンクレス洋風水洗式便器では、トイレ室の掃除がし
易いとともに、トイレ室全体の美感を維持することがで
きる。
【００２４】また、このタンクレス洋風水洗式便器で
は、加圧ポンプ２がジェット用洗浄バルブ８の下流側に
設けられている。そのため、加圧ポンプ２がフレキシブ
ルホース５内の洗浄水の水圧を常時受けることがなく、
加圧ポンプ２を小型化できる。これにより、カバー６内
に加圧ポンプ２を隠蔽しやすい。また、加圧ポンプ２を
タンクレス洋風水洗式便器を設置した後に設けようとす
る場合であっても、その加圧ポンプ２を容易に取り付け
ることができる。
は、加圧ポンプ２がジェット用洗浄バルブ８の下流側に
設けられている。そのため、加圧ポンプ２がフレキシブ
ルホース５内の洗浄水の水圧を常時受けることがなく、
加圧ポンプ２を小型化できる。これにより、カバー６内
に加圧ポンプ２を隠蔽しやすい。また、加圧ポンプ２を
タンクレス洋風水洗式便器を設置した後に設けようとす
る場合であっても、その加圧ポンプ２を容易に取り付け
ることができる。
【００２５】さらに、このタンクレス洋風水洗式便器で
は、リム用洗浄バルブ７及びジェット用洗浄バルブ８が
バキュームブレーカ９、１０をもち、加圧ポンプ２はバ
キュームブレーカ１０の下流側に設けられている。これ
により、バキュームブレーカ９、１０を通じて空気を取
り入れることもできるため、洗浄水に気泡を混入させる
ことができる。そして、気泡の混入した洗浄水により洋
風便器本体１を洗浄すれば、洗浄効果を高めることがで
きる。
は、リム用洗浄バルブ７及びジェット用洗浄バルブ８が
バキュームブレーカ９、１０をもち、加圧ポンプ２はバ
キュームブレーカ１０の下流側に設けられている。これ
により、バキュームブレーカ９、１０を通じて空気を取
り入れることもできるため、洗浄水に気泡を混入させる
ことができる。そして、気泡の混入した洗浄水により洋
風便器本体１を洗浄すれば、洗浄効果を高めることがで
きる。
【００２６】また、このタンクレス洋風水洗式便器で
は、加圧ポンプ２がジェット用洗浄バルブ８の下流側に
おける洗浄水の流量に応じて作動するように構成されて
いる。つまり、コントローラは、流量計１３より洗浄水
の流量を検知信号ＦＬ１として入力し、この検知信号Ｆ
Ｌ１が一定値以下である場合、制御信号ＰＭ１を出力し
て加圧ポンプ２を駆動する。これにより、洗浄水の加圧
が不要である場合には加圧ポンプ２の作動を停止して無
駄な動力の削減を実現できるとともに、洗浄水の加圧が
必要である場合には洋風便器本体１を確実に洗浄でき
る。
は、加圧ポンプ２がジェット用洗浄バルブ８の下流側に
おける洗浄水の流量に応じて作動するように構成されて
いる。つまり、コントローラは、流量計１３より洗浄水
の流量を検知信号ＦＬ１として入力し、この検知信号Ｆ
Ｌ１が一定値以下である場合、制御信号ＰＭ１を出力し
て加圧ポンプ２を駆動する。これにより、洗浄水の加圧
が不要である場合には加圧ポンプ２の作動を停止して無
駄な動力の削減を実現できるとともに、洗浄水の加圧が
必要である場合には洋風便器本体１を確実に洗浄でき
る。
【００２７】なお、このタンクレス洋風水洗式便器で
は、加圧ポンプ２がジェット用洗浄バルブ８の下流側に
のみ設けられているが、加圧ポンプ２をリム用洗浄バル
ブ７の下流側にも設けることもできる。
は、加圧ポンプ２がジェット用洗浄バルブ８の下流側に
のみ設けられているが、加圧ポンプ２をリム用洗浄バル
ブ７の下流側にも設けることもできる。
【００２８】（実施形態２）実施形態２のタンクレス洋
風水洗式便器では、図３に示すように、加圧ポンプ１４
がリム用洗浄バルブ７及びジェット用洗浄バルブ８の上
流側に設けられている。また、流量計は設けられていな
い。その他の構成は実施形態１と同様であり、同一の構
成については同一の符号を用いることとし、その説明を
省略する。
風水洗式便器では、図３に示すように、加圧ポンプ１４
がリム用洗浄バルブ７及びジェット用洗浄バルブ８の上
流側に設けられている。また、流量計は設けられていな
い。その他の構成は実施形態１と同様であり、同一の構
成については同一の符号を用いることとし、その説明を
省略する。
【００２９】上記のように構成されたタンクレス洋風水
洗式便器では、加圧ポンプ１４が洋風便器本体１の洗浄
時に駆動される。つまり、リム用洗浄バルブ７及びジェ
ット用洗浄バルブ８が駆動されている間、加圧ポンプ１
４が駆動されることとなる。そのため、リム用配管１１
及びジェット用配管１２の両方に加圧された洗浄水が供
給される。
洗式便器では、加圧ポンプ１４が洋風便器本体１の洗浄
時に駆動される。つまり、リム用洗浄バルブ７及びジェ
ット用洗浄バルブ８が駆動されている間、加圧ポンプ１
４が駆動されることとなる。そのため、リム用配管１１
及びジェット用配管１２の両方に加圧された洗浄水が供
給される。
【００３０】このタンクレス洋風水洗式便器では、加圧
ポンプ１４がリム用洗浄バルブ７及びジェット用洗浄バ
ルブ８の上流側に設けられている。このため、加圧ポン
プ１４がフレキシブルホース５内の洗浄水の水圧を常時
受けることとなり、加圧ポンプ１４は実施形態１の加圧
ポンプ２と比べ少し大型となる。しかし、このタンクレ
ス洋風水洗式便器においても、図１に示すように、カバ
ー６内に加圧ポンプ１４が設けられ得るため、実施形態
１と同様の効果を得ることができる。
ポンプ１４がリム用洗浄バルブ７及びジェット用洗浄バ
ルブ８の上流側に設けられている。このため、加圧ポン
プ１４がフレキシブルホース５内の洗浄水の水圧を常時
受けることとなり、加圧ポンプ１４は実施形態１の加圧
ポンプ２と比べ少し大型となる。しかし、このタンクレ
ス洋風水洗式便器においても、図１に示すように、カバ
ー６内に加圧ポンプ１４が設けられ得るため、実施形態
１と同様の効果を得ることができる。
【図１】実施形態１のタンクレス洋風水洗式便器の斜視
図である。
図である。
【図２】実施形態１のタンクレス洋風水洗式便器のブロ
ック図である。
ック図である。
【図３】実施形態２のタンクレス洋風水洗式便器のブロ
ック図である。
ック図である。
１…洋風便器本体
２、１４…加圧ポンプ
３…水道管
４…止水栓
５…給水管（フレキシブルホース）
６…カバー
７、８…開閉弁（７…リム用洗浄バルブ７、８…ジェッ
ト用洗浄バルブ） ９、１０…バキュームブレーカ １１…リム用配管 １２…ジェット用配管
ト用洗浄バルブ） ９、１０…バキュームブレーカ １１…リム用配管 １２…ジェット用配管
Claims (7)
- 【請求項１】洋風便器本体と、水道管と接続され、該水
道管内の水を洗浄水として供給可能な給水管と、該給水
管と接続され、該洋風便器本体を該洗浄水により洗浄可
能な洗浄手段とを備えたタンクレス洋風水洗式便器にお
いて、 前記洋風便器本体又は該洋風便器本体に固定されたカバ
ー内には、前記給水管から供給される前記洗浄水を加圧
して該洋風便器本体に供給可能な加圧ポンプが隠蔽され
ていることを特徴とするタンクレス洋風水洗式便器。 - 【請求項２】洗浄手段は、洋風便器本体への洗浄水の供
給及び停止を行なう開閉弁を有することを特徴とする請
求項１記載のタンクレス洋風水洗式便器。 - 【請求項３】加圧ポンプは開閉弁の上流側に設けられて
いることを特徴とする請求項２記載のタンクレス洋風水
洗式便器。 - 【請求項４】加圧ポンプは開閉弁の下流側に設けられて
いることを特徴とする請求項２記載のタンクレス洋風水
洗式便器。 - 【請求項５】開閉弁は上流側の流路の負圧化による洗浄
水の逆流を防止するバキュームブレーカをもち、加圧ポ
ンプは該バキュームブレーカの下流側に設けられている
ことを特徴とする請求項４記載のタンクレス洋風水洗式
便器。 - 【請求項６】開閉弁は、洋風便器本体のトラップに洗浄
水を供給するジェット用配管と、該洋風便器本体のリム
に洗浄水を供給するリム用配管とをもち、加圧ポンプは
少なくとも該ジェット用配管に接続されていることを特
徴とする請求項２乃至５記載のタンクレス洋風水洗式便
器。 - 【請求項７】加圧ポンプは開閉弁の下流側における洗浄
水の流量に応じて作動するように構成されていることを
特徴とする請求項２乃至６のいずれか１項記載のタンク
レス洋風水洗式便器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001333036A JP2003138623A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | タンクレス洋風水洗式便器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001333036A JP2003138623A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | タンクレス洋風水洗式便器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003138623A true JP2003138623A (ja) | 2003-05-14 |
Family
ID=19148368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001333036A Pending JP2003138623A (ja) | 2001-10-30 | 2001-10-30 | タンクレス洋風水洗式便器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003138623A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005264469A (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-29 | Toto Ltd | 水洗便器 |
| JP2008002157A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Toto Ltd | 便器給水装置および便器装置 |
| JP2008082032A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Toto Ltd | 水洗大便器 |
| JP2008106595A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-05-08 | Toto Ltd | 水洗大便器 |
| JP2018109324A (ja) * | 2017-01-05 | 2018-07-12 | Toto株式会社 | 止水栓装置及びそれを備える便器装置 |
-
2001
- 2001-10-30 JP JP2001333036A patent/JP2003138623A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005264469A (ja) * | 2004-03-16 | 2005-09-29 | Toto Ltd | 水洗便器 |
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| JP2008082032A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-04-10 | Toto Ltd | 水洗大便器 |
| JP2008106595A (ja) * | 2006-09-27 | 2008-05-08 | Toto Ltd | 水洗大便器 |
| JP2018109324A (ja) * | 2017-01-05 | 2018-07-12 | Toto株式会社 | 止水栓装置及びそれを備える便器装置 |
| JP7013647B2 (ja) | 2017-01-05 | 2022-02-15 | Toto株式会社 | 止水栓装置及びそれを備える便器装置 |
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