JP2003137616A - 基板の貼り合わせ方法 - Google Patents

基板の貼り合わせ方法

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JP2003137616A
JP2003137616A JP2001379327A JP2001379327A JP2003137616A JP 2003137616 A JP2003137616 A JP 2003137616A JP 2001379327 A JP2001379327 A JP 2001379327A JP 2001379327 A JP2001379327 A JP 2001379327A JP 2003137616 A JP2003137616 A JP 2003137616A
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glass substrate
suction head
bonding
substrates
substrate
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Shinichi Ogimoto
眞一 荻本
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Shibaura Mechatronics Corp
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Shibaura Mechatronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 貼り合わせ時に発生するゴミ等による不良の
発生を防止すること。 【解決手段】 対向して配置された上ガラス基板3と下
ガラス基板4とを接着剤を介して貼り合わせる基板の貼
り合わせ方法において、上ガラス基板3に対して下ガラ
ス基板4を水平方向に移動させることで両基板の位置合
わせを行ない、その後、前記接着剤を介して両基板を貼
り合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、対向配置された上
基板と下基板とを接着剤を介して貼り合わせる基板の貼
り合わせ方法に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば液晶パネルの製造においては、真
空室内にて2枚のガラス基板を接着剤なるシール剤を介
して貼り合わせることが行なわれる。 【0003】ここで、従来知られている貼り合わせ工程
について、用いられる装置とともに説明する。 【0004】図11乃至図13は、従来の貼り合わせ工
程を示す概念図で、まず図11に示すように、上吸着ヘ
ッド1と下吸着ヘッド2にそれぞれ上ガラス基板3、下
ガラス基板4が供給される。図示は省略するが、それぞ
れ上吸着ヘッド1と下吸着ヘッド2には吸着チャック
と、静電チャックを有していて、この時点では、吸着チ
ャックにて上基板3、下基板4は保持される。 【0005】上吸着ヘッド1は、X−Y−θ方向並びに
上下方向に移動できるように構成されるとともに、上吸
着ヘッド1、下吸着ヘッド2は、その駆動装置も含め
て、全体が真空チャンバ内に配置され、この時は大気圧
とされる。 【0006】そこで、上吸着ヘッド1と下吸着ヘッド2
に上ガラス基板3、下ガラス基板4がそれぞれ供給され
ると、真空チャンバ内は真空とされるとともに、上吸着
ヘッド1と下吸着ヘッド2に設けられた静電チャックが
働き、各ガラス基板3、4の保持は維持される。 【0007】次に、図12に示すように、上吸着ヘッド
1が下動し、上ガラス基板3を下ガラス基板4に押し付
ける。なお、この上吸着ヘッド1の下動に先立ち、カメ
ラ等を用いて両ガラス基板の相対位置のずれ状態が検出
され、このずれ状態を修正するように上吸着ヘッド1
が、必要に応じてX−Y方向、そしてθ方向に移動する
ようになっている。 【0008】また、下ガラス基板4の上面には、図14
に示すように、基板縁に沿って予め閉ループ状にシール
剤5が塗布されていて、しかも、このシール剤5が堰の
役割を果たすようにして液晶6が満たされている。従っ
て、上ガラス基板3の押し付けにより、2枚のガラス基
板3、4はシール剤5にて貼り合わせられるとともに、
両ガラス基板間に液晶が封入された状態となる。 【0009】次に、真空室内の真空を解除して大気状態
に戻すとともに、上吸着ヘッド1、下吸着ヘッド2の静
電チャックを解き、そして図13に示すように、上吸着
ヘッド1を上昇させる。そして、貼り合わせの終了した
ガラス基板は、この貼り合わせ装置より搬出される。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】従来の貼り合わせ装置
は、上ガラス基板3を保持する上吸着ヘッド1側が、X
−Y−θ方向といった水平方向に移動する。そして、こ
の移動は、下吸着ヘッド2に保持されている下ガラス基
板4の上方位置である。従って、この上吸着ヘッド1の
移動に伴って発生するゴミ等が下方位置にある下ガラス
基板4、しかもその貼り合わせ面に落下し、これが起因
して、表示不良なる液晶パネルが製造されてしまうとい
った欠点を有していた。 【0011】そこで本発明は、貼り合わせ時に発生する
ゴミ等による不良の発生を防止できる、基板の貼り合わ
せ方法を提供することを目的とする。 【0012】 【課題を解決するための手段】本発明により基板の貼り
合わせ方法は、対向して配置された上基板と下基板とを
接着剤を介して貼り合わせる基板の貼り合わせ方法にお
いて、上基板に対して下基板を水平方向に移動させるこ
とで両基板の位置合わせを行ない、その後、前記接着剤
を介して両基板を貼り合わせることを特徴とする。 【0013】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。 【0014】図1乃至図9は、本発明の貼り合わせ方法
を適用した貼り合わせ手順を示す模式図、図10はこれ
らの手順のフロー図を示しており、これらの図を用いて
基板の貼り合わせ方法についてまず説明する。 【0015】なお、従来と同一部材には同一符号を付
し、その説明は省略する。図1において、10は上吸着
ヘッド、11は下吸着ヘッドで、図示省略したが、吸着
チャックと、静電チャックとをいずれも有している。1
2はチャンバ上蓋、13はチャンバ下蓋、14は不図示
の駆動装置により、上ガラス基板3、下ガラス基板4を
それぞれ搬入するフォーク状の供給アーム、15は駆動
源により上下に移動自在のリフトピンである。 【0016】そこで、図1に示すように、供給アーム1
4により上ガラス基板3が搬入される(図10のステッ
プa)。この時リフトピン15は下吸着ヘッド11の上
面より突出状態とされ、搬入された上ガラス基板3は、
このリフトピン15で一時的に保持される。供給アーム
14が待避すると、リフトピン15は下降し、上ガラス
基板3を下吸着ヘッド11上に載置する(図2)。そし
て、次に上吸着ヘッド10が下降し、上吸着ヘッド10
が有する吸着チャックにて、上ガラス基板3を吸着保持
する(図3、同ステップb)。その後、上吸着ヘッド1
0は上ガラス基板を保持して上昇する(図4)。この
時、リフトピン15が再度上昇する。 【0017】次に、供給アーム15が下ガラス基板4を
搬入する(図5、同ステップc)。この下ガラス基板4
に接着剤としてのシール剤5が塗布されていること、シ
ール剤の内側に液晶が満たされていることは従来と同様
である。そして下ガラス基板4をリフトピン15上に残
すようにして供給アーム14は待避する。 【0018】次に、リフトピン15は下降するととも
に、下ガラス基板4は、下吸着ヘッド11が有する吸着
チャックにより吸着保持される(同ステップd)。 【0019】そこで、次は両ガラス基板3、4の位置合
わせが行なわれる。これはまず、上ガラス基板3が下ガ
ラス基板4に接近する位置まで、上吸着ヘッド10を下
降させる。そして、この時、チャンバ上蓋12を上吸着
ヘッド10に対してさらに下降させ、その先端をチャン
バ下蓋13の上端に接触させ、上チャンバ蓋12、下チ
ャンバ蓋13にて、密閉チャンバを形成する(図6、同
ステップe)。ここで、上吸着ヘッド10、下吸着ヘッ
ド11においては、上ガラス基板3、下ガラス基板4の
静電チャックをONとする(同ステップf)。 【0020】次に、上チャンバ蓋12と下チャンバ蓋1
3とで形成された密閉チャンバ内を真空引きする(同ス
テップg)。そして真空度が規定値に達したことが確認
されたとき(同ステップh)、位置合わせが開始され
る。この位置合わせは、それぞれのガラス基板3、4に
設けたマークをカメラで検出し、それを画像処理するこ
とで行なわれる(同ステップi)。そして、検出された
位置ずれ状態にもとづき、下吸着ヘッド11を必要に応
じてX−Y−θ方向に移動させ下ガラス基板4を移動さ
せることで行なう。この実施の形態では、位置ずれ状態
の許容範囲が予め定められていて、位置合わせ後にずれ
状態を再度検出し、そのずれ状態が許容範囲に入るまで
下吸着ヘッド11の移動による位置合わせ繰り返される
(同ステップj)。 【0021】このようにして、位置合わせが終了する
と、上吸着ヘッド10がさらに下降し、上ガラス基板3
を下ガラス基板4に押し付け、両ガラス基板3と4は、
間にシール剤5を介して、しかも液晶6を封入した状態
で貼り合わされることになる(図7、同ステップk)。 【0022】なお、図10のフロー図には記載しなかっ
たが、この貼り合わせの終了後に再度カメラで両ガラス
基板の位置ずれ状態を検出し、ずれが許容値を超えてい
た場合、下吸着ヘッド11を移動させることで、位置ず
れを解消するようにしている。こうすることで、貼り合
わせたときに発生した位置ずれを解消することができ
る。 【0023】さて、このようにして貼り合わせが終了す
ると、図7に示した状態で、密封チャンバ内に窒素ガス
を注入し大気圧に戻す(同ステップ1)。窒素ガスの注
入で大気圧に戻すことで、窒素に代わり大気を注入した
ときに発生する結露を防止できる。 【0024】密封チャンバ内が大気圧に戻されると、上
吸着ヘッド10、下吸着ヘッド11が有する静電チャッ
クをOFFとし、真空チャックの吸着も解除する(同ス
テップm)。 【0025】次に、上吸着ヘッド10を上昇させる。と
ともに、チャンバ上蓋12も上昇させる。これにより、
チャンバ上蓋12とチャンバ下蓋13との接触面も離
れ、密封チャンバは解放される(図8、同ステップ
n)。 【0026】そして、リフトピン15が上昇し、貼り合
わせの終了したガラス基板3、4は下吸着ヘッド11の
上面より持ち上げられ(図9)、そして不図示だが、供
給アーム14と同様な搬出アーム次工程に搬出される
(同ステップo)。 【0027】上記した実施の形態によれば、上ガラス基
板3に対して下ガラス基板4が移動されることで位置合
わせが行なわれる。下吸着ヘッドの移動装置は下吸着ヘ
ッドの下方に位置させられるから、たとえこの移動によ
りゴミ等が発生したとしても、両ガラス基板3、4への
付着は防止され、従って、良品質なる液晶パネルを製造
することができる。 【0028】なお、実施の形態では液晶パネル製造での
ガラス基板を対象としたが、同じような環境を嫌う基板
であれば本発明を適用できる。 【0029】 【発明の効果】本発明によれば、貼り合わせ時に発生す
るゴミ等による不良の発生でき、良品質な基板の貼り合
わせ製品を製造できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の貼り合わせ方法を適用した貼り合わせ
手順を示す模式図。 【図2】本発明の貼り合わせ方法を適用した貼り合わせ
手順を示す模式図。 【図3】本発明の貼り合わせ方法を適用した貼り合わせ
手順を示す模式図。 【図4】本発明の貼り合わせ方法を適用した貼り合わせ
手順を示す模式図。 【図5】本発明の貼り合わせ方法を適用した貼り合わせ
手順を示す模式図。 【図6】本発明の貼り合わせ方法を適用した貼り合わせ
手順を示す模式図。 【図7】本発明の貼り合わせ方法を適用した貼り合わせ
手順を示す模式図。 【図8】本発明の貼り合わせ方法を適用した貼り合わせ
手順を示す模式図。 【図9】本発明の貼り合わせ方法を適用した貼り合わせ
手順を示す模式図。 【図10】これらの手順のフロー図。 【図11】従来の貼り合わせ工程を示す概念図。 【図12】従来の貼り合わせ工程を示す概念図。 【図13】従来の貼り合わせ工程を示す概念図。 【図14】シール剤の塗布状態を示す平面図。 【符号の説明】 10 上吸着ヘッド 11 下吸着ヘッド

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 対向して配置された上基板と下基板とを
    接着剤を介して貼り合わせる基板の貼り合わせ方法にお
    いて、上基板に対して下基板を水平方向に移動させるこ
    とで両基板の位置合わせを行ない、その後、前記接着剤
    を介して両基板を貼り合わせることを特徴とする基板の
    貼り合わせ方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006126490A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Shibaura Mechatronics Corp 基板製造装置及び基板製造方法
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