JP2003135642A - ゴルフクラブのスイングチェッカー - Google Patents
ゴルフクラブのスイングチェッカーInfo
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- JP2003135642A JP2003135642A JP2001342592A JP2001342592A JP2003135642A JP 2003135642 A JP2003135642 A JP 2003135642A JP 2001342592 A JP2001342592 A JP 2001342592A JP 2001342592 A JP2001342592 A JP 2001342592A JP 2003135642 A JP2003135642 A JP 2003135642A
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- swing checker
- swing
- gripping portion
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B69/00—Training appliances or apparatus for special sports
- A63B69/36—Training appliances or apparatus for special sports for golf
- A63B69/3614—Training appliances or apparatus for special sports for golf using electro-magnetic, magnetic or ultrasonic radiation emitted, reflected or interrupted by the golf club
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A63—SPORTS; GAMES; AMUSEMENTS
- A63B—APPARATUS FOR PHYSICAL TRAINING, GYMNASTICS, SWIMMING, CLIMBING, OR FENCING; BALL GAMES; TRAINING EQUIPMENT
- A63B71/00—Games or sports accessories not covered in groups A63B1/00 - A63B69/00
- A63B71/06—Indicating or scoring devices for games or players, or for other sports activities
- A63B2071/0694—Visual indication, e.g. Indicia
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Golf Clubs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゴルフクラブのスイングチェッカーをシャフ
トに対して取付け容易にする。 【解決手段】 ゴルフクラブ１のスイングチェッカーが
発光手段を内蔵するハウジング４と、ハウジング４と一
体であってシャフト２に対する取付け手段とを有する。
取付け手段は、シャフト２を囲むように環状に延びる高
剛性の握持部８と、握持部８とは別体であって、握持部
８とシャフト２との間に介在してシャフト２を囲むよう
に環状に延びる柔軟弾性のパッキング部材９とを含む。
トに対して取付け容易にする。 【解決手段】 ゴルフクラブ１のスイングチェッカーが
発光手段を内蔵するハウジング４と、ハウジング４と一
体であってシャフト２に対する取付け手段とを有する。
取付け手段は、シャフト２を囲むように環状に延びる高
剛性の握持部８と、握持部８とは別体であって、握持部
８とシャフト２との間に介在してシャフト２を囲むよう
に環状に延びる柔軟弾性のパッキング部材９とを含む。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ゴルフプレイヤ
ーが自分のスイングをチェックするために使用するチェ
ッカーに関する。
ーが自分のスイングをチェックするために使用するチェ
ッカーに関する。
【０００２】
【従来の技術】実開昭６０−１０４１７２号公報には、
「ゴルフクラブヘッド最高速度帯域検出表示器」なる名
称のゴルフスイング改善用練習器が開示されている。こ
の練習器では、上下に長い乾電池の上端に豆電球を電気
的に接続し、乾電池の下端と、豆電球につながる電気回
路の端子とをスプリングコイルを介して離間させてあ
る。この練習器を豆電球が上を向くようにしてゴルフク
ラブのシャフトにバンドで取付け、ゴルフクラブを所要
の速度以上で振ると、そのときに作用する遠心力で乾電
池がコイルバネを圧縮して電気回路の端子に接触し、豆
電球が点灯する。かかる点灯によって、ゴルファーは自
分のスイングが所要速度以上であることを知ることがで
きる。
「ゴルフクラブヘッド最高速度帯域検出表示器」なる名
称のゴルフスイング改善用練習器が開示されている。こ
の練習器では、上下に長い乾電池の上端に豆電球を電気
的に接続し、乾電池の下端と、豆電球につながる電気回
路の端子とをスプリングコイルを介して離間させてあ
る。この練習器を豆電球が上を向くようにしてゴルフク
ラブのシャフトにバンドで取付け、ゴルフクラブを所要
の速度以上で振ると、そのときに作用する遠心力で乾電
池がコイルバネを圧縮して電気回路の端子に接触し、豆
電球が点灯する。かかる点灯によって、ゴルファーは自
分のスイングが所要速度以上であることを知ることがで
きる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記公知の
練習器は、ベルトを使ってシャフトに取付けなければな
らず、この練習器を使用するときにそのベルトを締付け
るための手間がかかり、また締付けた後には、ベルトの
自由端部がクラブを振るときの邪魔になることがないよ
うに始末しなければならないという手間がかかる。さら
にはまた、前記練習器は、棒状乾電池がコイルバネの弾
性に抗して動くものであるうえに、乾電池の重量を自由
に設定することができないから、この練習器はゴルフク
ラブのヘッドの重量に大きな影響を与えることがある。
その結果として、この練習器を取付けたゴルフクラブで
は、スイングが実際のスイングと異なるものになること
を避け難い。
練習器は、ベルトを使ってシャフトに取付けなければな
らず、この練習器を使用するときにそのベルトを締付け
るための手間がかかり、また締付けた後には、ベルトの
自由端部がクラブを振るときの邪魔になることがないよ
うに始末しなければならないという手間がかかる。さら
にはまた、前記練習器は、棒状乾電池がコイルバネの弾
性に抗して動くものであるうえに、乾電池の重量を自由
に設定することができないから、この練習器はゴルフク
ラブのヘッドの重量に大きな影響を与えることがある。
その結果として、この練習器を取付けたゴルフクラブで
は、スイングが実際のスイングと異なるものになること
を避け難い。
【０００４】この発明では、ゴルフクラブのスイングの
点検、矯正のために使用するスイングチェッカーをゴル
フクラブに取付け容易にし、併せてそのチェッカーの重
量を軽くすることができるようにチェッカーの構造を改
良することが課題である。
点検、矯正のために使用するスイングチェッカーをゴル
フクラブに取付け容易にし、併せてそのチェッカーの重
量を軽くすることができるようにチェッカーの構造を改
良することが課題である。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記課題解決のために、
この発明が対象とするのは、ゴルフクラブのシャフトに
対する取付け手段と、前記取付け手段と一体であって発
光手段を内蔵するハウジングとからなり、前記発光手段
には前記クラブを振ったときに生じる遠心力によって動
いて前記発光手段を点灯させることができる可動部材が
含まれるゴルフクラブのスイングチェッカーである。
この発明が対象とするのは、ゴルフクラブのシャフトに
対する取付け手段と、前記取付け手段と一体であって発
光手段を内蔵するハウジングとからなり、前記発光手段
には前記クラブを振ったときに生じる遠心力によって動
いて前記発光手段を点灯させることができる可動部材が
含まれるゴルフクラブのスイングチェッカーである。
【０００６】かかるスイングチェッカーにおいて、この
発明が特徴とするところは、前記取付け手段が前記シャ
フトを囲むように環状に延びる高剛性の握持部と、前記
握持部と別体で前記握持部と前記シャフトの間に介在し
て前記シャフトを囲むように環状に延びる柔軟弾性のパ
ッキング部材とからなり、前記握持部とパッキング部材
とがそれらの内径を弾性的に拡大、縮小させることがで
きるようにそれぞれの環の一部分が周り方向において切
り欠かれていることにある。
発明が特徴とするところは、前記取付け手段が前記シャ
フトを囲むように環状に延びる高剛性の握持部と、前記
握持部と別体で前記握持部と前記シャフトの間に介在し
て前記シャフトを囲むように環状に延びる柔軟弾性のパ
ッキング部材とからなり、前記握持部とパッキング部材
とがそれらの内径を弾性的に拡大、縮小させることがで
きるようにそれぞれの環の一部分が周り方向において切
り欠かれていることにある。
【０００７】この発明には、次のような好ましい実施態
様がある。 （１）前記発光手段が発光体と、電池と、これら両者の
間に介在して開閉可能な回路と、前記回路を閉じること
ができる前記可動部材とを含み、前記発光体と前記電池
とが前記握持部の径方向外方ヘ延びる同一直線上にあっ
て前記電池が前記発光体よりも前記握持部寄りに位置
し、前記発光体の一部分が前記ハウジングの上面から露
出している。 （２）前記可動部材が前記直線に直交して前記シャフト
に平行して延びる直線上に位置している。 （３）前記握持部と前記パッキング部材とが前記シャフ
トに平行する上下方向を有し、前記握持部の内径と前記
パッキング部材の外径とが上方から下方へ向かって大き
くなるように変化している。 （４）前記電池がボタン電池である。 （５）前記発光体がＬＥＤであって、前記ＬＥＤから延
出する一対のリード線のうちの１本が鋭角に折曲されて
延び、その１本のリード線の自由端部上方に前記可動部
材が位置している。
様がある。 （１）前記発光手段が発光体と、電池と、これら両者の
間に介在して開閉可能な回路と、前記回路を閉じること
ができる前記可動部材とを含み、前記発光体と前記電池
とが前記握持部の径方向外方ヘ延びる同一直線上にあっ
て前記電池が前記発光体よりも前記握持部寄りに位置
し、前記発光体の一部分が前記ハウジングの上面から露
出している。 （２）前記可動部材が前記直線に直交して前記シャフト
に平行して延びる直線上に位置している。 （３）前記握持部と前記パッキング部材とが前記シャフ
トに平行する上下方向を有し、前記握持部の内径と前記
パッキング部材の外径とが上方から下方へ向かって大き
くなるように変化している。 （４）前記電池がボタン電池である。 （５）前記発光体がＬＥＤであって、前記ＬＥＤから延
出する一対のリード線のうちの１本が鋭角に折曲されて
延び、その１本のリード線の自由端部上方に前記可動部
材が位置している。
【０００８】
【発明の実施の形態】添付の図面を参照し、この発明に
係るゴルフクラブのスイングチェッカーの詳細を説明す
ると、以下のとおりである。
係るゴルフクラブのスイングチェッカーの詳細を説明す
ると、以下のとおりである。
【０００９】図１は、ゴルフクラブ１に取付けられてい
るスイングチェッカーの斜視図である。このチェッカー
は、ゴルフクラブ１のシャフト２に取付け取外し可能な
ハウジング４を有する。ハウジング４は、ＬＥＤ６の収
納部７と、シャフト２に対する握持部８と、シャフト２
と握持部８との間に介在するパッキング部材９とを含
む。収納部７は、シャフト２を囲むように環状に延びる
握持部８の径方向の外側に位置し、収納部７の先端部分
上面にはＬＥＤ６の一部分が露出している。収納部７と
握持部８とはＡＢＳ樹脂、ポリカーボネート樹脂等の硬
質プラスチックによって一体的に作られていて剛性が高
く、パッキング部材９は合成ゴム等のエラストマーによ
って作られていて柔軟弾性を有する。収納部７は、これ
ら握持部８とパッキング部材９とによってシャフト２に
固定された状態にあり、ＬＥＤ６はシャフト２からシャ
フト２の径方向外方ヘ離れてクラブヘッド２ａの上方に
位置することが可能である。かようなチェッカーが取付
けられたゴルフクラブ１は、所要以上の速度で振るとＬ
ＥＤ６が発光するように作られており、その発光によっ
てクラブヘッド２ａの軌跡を追うことが可能であるとと
もに、ゴルフクラブ１を振る速度が所要以上の速度であ
ることを知ることができる。
るスイングチェッカーの斜視図である。このチェッカー
は、ゴルフクラブ１のシャフト２に取付け取外し可能な
ハウジング４を有する。ハウジング４は、ＬＥＤ６の収
納部７と、シャフト２に対する握持部８と、シャフト２
と握持部８との間に介在するパッキング部材９とを含
む。収納部７は、シャフト２を囲むように環状に延びる
握持部８の径方向の外側に位置し、収納部７の先端部分
上面にはＬＥＤ６の一部分が露出している。収納部７と
握持部８とはＡＢＳ樹脂、ポリカーボネート樹脂等の硬
質プラスチックによって一体的に作られていて剛性が高
く、パッキング部材９は合成ゴム等のエラストマーによ
って作られていて柔軟弾性を有する。収納部７は、これ
ら握持部８とパッキング部材９とによってシャフト２に
固定された状態にあり、ＬＥＤ６はシャフト２からシャ
フト２の径方向外方ヘ離れてクラブヘッド２ａの上方に
位置することが可能である。かようなチェッカーが取付
けられたゴルフクラブ１は、所要以上の速度で振るとＬ
ＥＤ６が発光するように作られており、その発光によっ
てクラブヘッド２ａの軌跡を追うことが可能であるとと
もに、ゴルフクラブ１を振る速度が所要以上の速度であ
ることを知ることができる。
【００１０】図２，３は、チェッカーの頂面図と、頂面
図のＩＩＩ−ＩＩＩ線断面図である。図２において、収
納部７はほぼ三角形を呈し、環状の握持部８は周り方向
の一部分１１が切り欠かれている。その一部分１１にお
ける周り方向の両端部には、握持部８において径方向外
方ヘ延びるシャフト導入部１２が形成されている。ま
た、環状のパッキング部材９も周り方向の一部分１３が
切り欠かれている。パッキング部材９には径方向外方ヘ
向かって突出する摘み１５が形成されている。これら握
持部８とパッキング部材９との間では、切り欠かれてい
る部分１１，１３が拡開、縮小することによって、シャ
フト２をパッキング部材９の内側に納め、次にシャフト
２が内側に納まる握持部８とパッキング部材９とを図
１，２のように嵌合させることができる。その後の握持
部８は、図示の如くシャフト２を強く握持し、収納部７
の位置をシャフト２に対して固定することができる。
図のＩＩＩ−ＩＩＩ線断面図である。図２において、収
納部７はほぼ三角形を呈し、環状の握持部８は周り方向
の一部分１１が切り欠かれている。その一部分１１にお
ける周り方向の両端部には、握持部８において径方向外
方ヘ延びるシャフト導入部１２が形成されている。ま
た、環状のパッキング部材９も周り方向の一部分１３が
切り欠かれている。パッキング部材９には径方向外方ヘ
向かって突出する摘み１５が形成されている。これら握
持部８とパッキング部材９との間では、切り欠かれてい
る部分１１，１３が拡開、縮小することによって、シャ
フト２をパッキング部材９の内側に納め、次にシャフト
２が内側に納まる握持部８とパッキング部材９とを図
１，２のように嵌合させることができる。その後の握持
部８は、図示の如くシャフト２を強く握持し、収納部７
の位置をシャフト２に対して固定することができる。
【００１１】図３に示された収納部７は、ビス１６によ
って蓋１７が閉じた状態にあり、内部にはＬＥＤ６の他
に、扁平なボタン電池１９と球状の可動部材２０とが納
められている。ＬＥＤ６は、その底部から第１リード線
２１と第２リード線２２とが垂直方向に延出している。
第１リード線２１は、部位２１ａにおいて鋭角に折曲さ
れ、自由端部２１ｂが上方ヘ向かって延びてボタン電池
１９の上方にボタン電池１９の上面から離間するように
位置しており、可動部材２０がその自由端部２１ｂの上
に載せられている。第２リード線２２は、部位２２ａに
おいてほぼ直角に折曲されて水平に延び、自由端部２２
ｂがボタン電池１９の下面に接触している。第１リード
線２１の部位２１ａは、蓋１７に設けられた第１支持部
１７ａに接触し、第２リード線２２の部位２２ａは蓋１
７の第２支持部１７ｂに接触している。ＬＥＤ６と第１
支持部１７ａとの間には発泡プラスチックからなるスペ
ーサ２５が介在し、ＬＥＤ６を上方へ向かうように付勢
している。ボタン電池１９の下方には、蓋１７に取付け
られた発泡プラスチックからなるスペーサ２６が位置
し、このスペーサ２６がハウジング４の下方から第２リ
ード線２２をボタン電池１９の下面に圧接し、ボタン電
池１９をハウジング４の壁部２７，２８に圧接してい
る。かかるボタン電池１９の上面は絶縁シート３１によ
って覆われており、絶縁シート３１の一端部３２が、蓋
１７に設けられた透孔３３を通ってハウジング４の外に
まで延びている。可動部材２０は、第１リード線２１の
自由端部２１ｂの上に正確に位置し得るように、ハウジ
ング４の中空部３４に納められている。
って蓋１７が閉じた状態にあり、内部にはＬＥＤ６の他
に、扁平なボタン電池１９と球状の可動部材２０とが納
められている。ＬＥＤ６は、その底部から第１リード線
２１と第２リード線２２とが垂直方向に延出している。
第１リード線２１は、部位２１ａにおいて鋭角に折曲さ
れ、自由端部２１ｂが上方ヘ向かって延びてボタン電池
１９の上方にボタン電池１９の上面から離間するように
位置しており、可動部材２０がその自由端部２１ｂの上
に載せられている。第２リード線２２は、部位２２ａに
おいてほぼ直角に折曲されて水平に延び、自由端部２２
ｂがボタン電池１９の下面に接触している。第１リード
線２１の部位２１ａは、蓋１７に設けられた第１支持部
１７ａに接触し、第２リード線２２の部位２２ａは蓋１
７の第２支持部１７ｂに接触している。ＬＥＤ６と第１
支持部１７ａとの間には発泡プラスチックからなるスペ
ーサ２５が介在し、ＬＥＤ６を上方へ向かうように付勢
している。ボタン電池１９の下方には、蓋１７に取付け
られた発泡プラスチックからなるスペーサ２６が位置
し、このスペーサ２６がハウジング４の下方から第２リ
ード線２２をボタン電池１９の下面に圧接し、ボタン電
池１９をハウジング４の壁部２７，２８に圧接してい
る。かかるボタン電池１９の上面は絶縁シート３１によ
って覆われており、絶縁シート３１の一端部３２が、蓋
１７に設けられた透孔３３を通ってハウジング４の外に
まで延びている。可動部材２０は、第１リード線２１の
自由端部２１ｂの上に正確に位置し得るように、ハウジ
ング４の中空部３４に納められている。
【００１２】図３に示された握持部８とパッキング部材
９とは、協働してシャフト２を握持することができるよ
うに、握持部８の内径とパッキング部材９の外径とが互
いに密着可能で、かつ、シャフト２の上方から下方へ向
かって次第に大きくなるように作られている。ゴルフク
ラブ１を振ったときにハウジング４が矢印Ａで示す下方
へ動くと、握持部８がパッキング部材９を強く締め付け
るように作用して、シャフト２に対するハウジング４の
位置が一層安定する。握持部８は、矢印Ｂで示す上方へ
動かすことによってパッキング部材９から外すことがで
きる。
９とは、協働してシャフト２を握持することができるよ
うに、握持部８の内径とパッキング部材９の外径とが互
いに密着可能で、かつ、シャフト２の上方から下方へ向
かって次第に大きくなるように作られている。ゴルフク
ラブ１を振ったときにハウジング４が矢印Ａで示す下方
へ動くと、握持部８がパッキング部材９を強く締め付け
るように作用して、シャフト２に対するハウジング４の
位置が一層安定する。握持部８は、矢印Ｂで示す上方へ
動かすことによってパッキング部材９から外すことがで
きる。
【００１３】このように形成されたスイングチェッカー
では、これを使用するときに絶縁シート３１の端部３２
を引張ることによって、このシート３１をハウジング４
から抜き取る。次いでゴルフクラブ１を所要速度以上で
振ると、そのときに作用する遠心力で可動部材２０が図
の下方へ動き、ＬＥＤ６の第１リード線２１を弾性的に
変形させてボタン電池１９の上面に接触させる。その接
触によって、ＬＥＤ６とボタン電池１９との間の電気回
路が閉じてＬＥＤ６が発光する。ＬＥＤ６は、図１に示
されるようにクラブヘッド２ａのほぼ直上に位置してい
るから、発光したＬＥＤ６が画く軌跡を目視することに
よって、クラブヘッド２ａの動きがボールをヒットする
のに適切であったか否かを判断することができる。ま
た、ＬＥＤ６の発光は、クラブヘッド２ａの速度が十分
であったことを証明する。ゴルフクラブ１が静止すれ
ば、第１リード線２１はその弾性によって可動部材２０
を持ち上げ、図３の状態に復帰する。
では、これを使用するときに絶縁シート３１の端部３２
を引張ることによって、このシート３１をハウジング４
から抜き取る。次いでゴルフクラブ１を所要速度以上で
振ると、そのときに作用する遠心力で可動部材２０が図
の下方へ動き、ＬＥＤ６の第１リード線２１を弾性的に
変形させてボタン電池１９の上面に接触させる。その接
触によって、ＬＥＤ６とボタン電池１９との間の電気回
路が閉じてＬＥＤ６が発光する。ＬＥＤ６は、図１に示
されるようにクラブヘッド２ａのほぼ直上に位置してい
るから、発光したＬＥＤ６が画く軌跡を目視することに
よって、クラブヘッド２ａの動きがボールをヒットする
のに適切であったか否かを判断することができる。ま
た、ＬＥＤ６の発光は、クラブヘッド２ａの速度が十分
であったことを証明する。ゴルフクラブ１が静止すれ
ば、第１リード線２１はその弾性によって可動部材２０
を持ち上げ、図３の状態に復帰する。
【００１４】この発明では、ＬＥＤ６とボタン電池１９
とが握持部８の径方向、すなわちシャフト２の径方向へ
延びる一直線上に並び、ボタン電池１９がシャフト２寄
りに位置するから、ハウジング４を徒に大きくすること
なくＬＥＤ６をシャフト２から離間させてクラブヘッド
２ａのほぼ直上に位置させることが可能になる。また、
ＬＥＤ６を発光させるための電源として、小型にして軽
量なボタン電池１９を採用したから、ハウジングが大き
く、重いものになるという従来技術の問題を解消するこ
とができる。さらには、ＬＥＤ６の第１リード線２１を
ばねとして利用するから、従来技術で必要とされたコイ
ルばねが不要になる。球状のものとして例示された可動
部材２０は、適宜の材料を使用して適宜の重量に調整す
ることができ、そのような可動部材２０の存在によっ
て、チェッカーは徒に重いものになるということがな
い。
とが握持部８の径方向、すなわちシャフト２の径方向へ
延びる一直線上に並び、ボタン電池１９がシャフト２寄
りに位置するから、ハウジング４を徒に大きくすること
なくＬＥＤ６をシャフト２から離間させてクラブヘッド
２ａのほぼ直上に位置させることが可能になる。また、
ＬＥＤ６を発光させるための電源として、小型にして軽
量なボタン電池１９を採用したから、ハウジングが大き
く、重いものになるという従来技術の問題を解消するこ
とができる。さらには、ＬＥＤ６の第１リード線２１を
ばねとして利用するから、従来技術で必要とされたコイ
ルばねが不要になる。球状のものとして例示された可動
部材２０は、適宜の材料を使用して適宜の重量に調整す
ることができ、そのような可動部材２０の存在によっ
て、チェッカーは徒に重いものになるということがな
い。
【００１５】この発明は、ＬＥＤ６を豆電球に代えて実
施することもできる。
施することもできる。
【００１６】
【発明の効果】この発明に係るスイングチェッカーは、
ゴルフクラブのシャフトに対して着脱容易な握持部とパ
ッキング部材とを有するから、シャフトに取付けるとき
に手間がかからない。
ゴルフクラブのシャフトに対して着脱容易な握持部とパ
ッキング部材とを有するから、シャフトに取付けるとき
に手間がかからない。
【図１】ゴルフクラブに取付けたスイングチェッカーの
斜視図。
斜視図。
【図２】スイングチェッカーの頂面図。
【図３】図２のＩＩＩ−ＩＩＩ線断面図。
１ ゴルフクラブ
２ シャフト
４ ハウジング
６ 発光体
８ 握持部
９ パッキング部材
２０ 可動部材
Claims (6)
- 【請求項１】 ゴルフクラブのシャフトに対する取付け
手段と、前記取付け手段と一体であって発光手段を内蔵
するハウジングとからなり、前記発光手段には前記クラ
ブを振ったときに生じる遠心力によって動いて前記発光
手段を点灯させることができる可動部材が含まれるゴル
フクラブのスイングチェッカーにおいて、 前記取付け手段が前記シャフトを囲むように環状に延び
る高剛性の握持部と、前記握持部と別体で前記握持部と
前記シャフトの間に介在して前記シャフトを囲むように
環状に延びる柔軟弾性のパッキング部材とからなり、前
記握持部とパッキング部材とがそれらの内径を弾性的に
拡大、縮小させることができるようにそれぞれの環の一
部分が周り方向において切り欠かれていることを特徴と
する前記スイングチェッカー。 - 【請求項２】 前記発光手段が発光体と、電池と、これ
ら両者の間に介在して開閉可能な回路と、前記回路を閉
じることができる前記可動部材とを含み、前記発光体と
前記電池とが前記握持部の径方向外方ヘ延びる同一直線
上にあって前記電池が前記発光体よりも前記握持部寄り
に位置し、前記発光体の一部分が前記ハウジングの上面
から露出している請求項１記載のスイングチェッカー。 - 【請求項３】 前記可動部材が前記直線に直交して前記
シャフトに平行して延びる直線上に位置している請求項
２記載のスイングチェッカー。 - 【請求項４】 前記握持部と前記パッキング部材とが前
記シャフトに平行する上下方向を有し、前記握持部の内
径と前記パッキング部材の外径とが上方から下方へ向か
って大きくなるように変化している請求項１〜３のいず
れかに記載のスイングチェッカー。 - 【請求項５】前記電池がボタン電池である請求項１〜４
のいずれかに記載のスイングチェッカー。 - 【請求項６】 前記発光体がＬＥＤであって、前記ＬＥ
Ｄから延出する一対のリード線のうちの１本が鋭角に折
曲されて延び、その１本のリード線の自由端部上方に前
記可動部材が位置している請求項１〜５のいずれかに記
載のスイングチェッカー。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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