JP2003134471A - 映像再生装置 - Google Patents
映像再生装置Info
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- JP2003134471A JP2003134471A JP2001325346A JP2001325346A JP2003134471A JP 2003134471 A JP2003134471 A JP 2003134471A JP 2001325346 A JP2001325346 A JP 2001325346A JP 2001325346 A JP2001325346 A JP 2001325346A JP 2003134471 A JP2003134471 A JP 2003134471A
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- angle
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- Studio Circuits (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 一般の表示装置を用いて複数画面に異なるア
ングルの映像を同時に出力可能とするとともに、接続さ
れる表示装置の数に応じて表示内容を柔軟に対応させる
ことができる映像表示装置を提供することにある。 【解決手段】 複数アングルの符号化された映像データ
がそれぞれＤＶＤ規格に準じて記憶されているＤＶＤ１
００から映像データを読み出して再生を行う映像再生装
置１において、複数アングルの映像データをそれぞれ並
列に復号するデコーダ２０と、復号された複数アングル
の映像信号をそれぞれディスプレイに対応した映像信号
に変換する複数のビデオエンコーダ２８ａ〜２８ｎと、
該ビデオエンコーダ２８ａ〜２８ｎにより変換された映
像信号をそれぞれ外部出力する複数系統の映像出力端子
ＶＯ１〜ＶＯｎと、複数アングルの映像信号のうちどの
アングルの映像信号をどの映像出力端子ＶＯ１〜ＶＯｎ
から出力させるか選択可能なセレクタ２２とを備えた構
成とした。
ングルの映像を同時に出力可能とするとともに、接続さ
れる表示装置の数に応じて表示内容を柔軟に対応させる
ことができる映像表示装置を提供することにある。 【解決手段】 複数アングルの符号化された映像データ
がそれぞれＤＶＤ規格に準じて記憶されているＤＶＤ１
００から映像データを読み出して再生を行う映像再生装
置１において、複数アングルの映像データをそれぞれ並
列に復号するデコーダ２０と、復号された複数アングル
の映像信号をそれぞれディスプレイに対応した映像信号
に変換する複数のビデオエンコーダ２８ａ〜２８ｎと、
該ビデオエンコーダ２８ａ〜２８ｎにより変換された映
像信号をそれぞれ外部出力する複数系統の映像出力端子
ＶＯ１〜ＶＯｎと、複数アングルの映像信号のうちどの
アングルの映像信号をどの映像出力端子ＶＯ１〜ＶＯｎ
から出力させるか選択可能なセレクタ２２とを備えた構
成とした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばＤＶＤ再
生装置など、映像データが記憶された記憶媒体からデー
タを読み出して再生を行う映像再生装置に関する。
生装置など、映像データが記憶された記憶媒体からデー
タを読み出して再生を行う映像再生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＤＶＤビデオでは、同一の場面を異なる
カメラアングルで撮影した、複数アングルの映像を１枚
のディスクに収容するとともに、再生時に何れかのアン
グル映像を選択して出力させるマルチアングル機能と呼
ばれる付加機能が備わっているものがある。
カメラアングルで撮影した、複数アングルの映像を１枚
のディスクに収容するとともに、再生時に何れかのアン
グル映像を選択して出力させるマルチアングル機能と呼
ばれる付加機能が備わっているものがある。
【０００３】従来、このようなマルチアングル機能を利
用して、様々な映像出力形式を有した再生装置が開発さ
れている。例えば、特開平１０−３０４３０９号には一
画面を複数に分割し、各分割画面に複数アングルの映像
をそれぞれ同時に出力する技術が、また、特開２０００
−１５２１７９号には、複数アングルの映像データが映
像に応じて圧縮レートが変動される可変圧縮レートで生
成されている場合でも、複数アングルの映像をそれぞれ
同期させて出力させる技術が開示されている。
用して、様々な映像出力形式を有した再生装置が開発さ
れている。例えば、特開平１０−３０４３０９号には一
画面を複数に分割し、各分割画面に複数アングルの映像
をそれぞれ同時に出力する技術が、また、特開２０００
−１５２１７９号には、複数アングルの映像データが映
像に応じて圧縮レートが変動される可変圧縮レートで生
成されている場合でも、複数アングルの映像をそれぞれ
同期させて出力させる技術が開示されている。
【０００４】また、特開２０００−１７５１５４号や特
開２０００−３３９９３３号には、ユーザがアングル選
択を行う場合に、一旦、全アングルの映像を１画面中に
表示させ、その後ユーザの選択操作により、その選択さ
れたアングルの映像を全画面に表示させると云ったアン
グルの選択技術が開示されている。
開２０００−３３９９３３号には、ユーザがアングル選
択を行う場合に、一旦、全アングルの映像を１画面中に
表示させ、その後ユーザの選択操作により、その選択さ
れたアングルの映像を全画面に表示させると云ったアン
グルの選択技術が開示されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、発明者は上
記のマルチアングル機能を利用して、より興趣性に富ん
だ映像出力を行う余地はまだまだあることを見出した。
例えば、ＤＶＤ再生装置に複数の表示装置を接続して、
各表示装置の画面に異なるアングルの映像を同時に出力
させるなどである。
記のマルチアングル機能を利用して、より興趣性に富ん
だ映像出力を行う余地はまだまだあることを見出した。
例えば、ＤＶＤ再生装置に複数の表示装置を接続して、
各表示装置の画面に異なるアングルの映像を同時に出力
させるなどである。
【０００６】しかしながら、このような出力方式を実現
するために特別な表示装置を用いなければならないとす
ると、システムを揃えるのに莫大な費用がかかってしま
い、パーソナルユースに応じることは難しい。また、一
般の表示装置を使えるようにした場合でも、ユーザによ
り表示装置の保有数は異なるので、接続する表示装置の
数に応じて表示内容を柔軟に変更可能にすることが重要
である。
するために特別な表示装置を用いなければならないとす
ると、システムを揃えるのに莫大な費用がかかってしま
い、パーソナルユースに応じることは難しい。また、一
般の表示装置を使えるようにした場合でも、ユーザによ
り表示装置の保有数は異なるので、接続する表示装置の
数に応じて表示内容を柔軟に変更可能にすることが重要
である。
【０００７】この発明の目的は、上記実状に鑑み、一般
の表示装置を用いて複数画面に異なるアングルの映像を
同時に出力可能とするとともに、接続される表示装置の
数に応じて表示内容を柔軟に対応させることができる映
像表示装置を提供することにある。
の表示装置を用いて複数画面に異なるアングルの映像を
同時に出力可能とするとともに、接続される表示装置の
数に応じて表示内容を柔軟に対応させることができる映
像表示装置を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、複数アングルの符号化された映像データが
それぞれ記憶されている記憶媒体から映像データを読み
出して再生を行う映像再生装置において、上記複数アン
グルの映像データをそれぞれ並列に復号するデコーダ
と、復号された複数アングルの映像信号をそれぞれディ
スプレイに対応した映像信号に変換する複数のビデオエ
ンコーダと、該ビデオエンコーダにより変換された映像
信号をそれぞれ外部出力する複数系統の映像出力端子と
を備え、上記複数系統の映像出力端子から出力される複
数の映像信号により、異なるアングルの映像が複数のデ
ィスプレイにおいてそれぞれ別々に表示出力可能なよう
に構成したものである。
成するため、複数アングルの符号化された映像データが
それぞれ記憶されている記憶媒体から映像データを読み
出して再生を行う映像再生装置において、上記複数アン
グルの映像データをそれぞれ並列に復号するデコーダ
と、復号された複数アングルの映像信号をそれぞれディ
スプレイに対応した映像信号に変換する複数のビデオエ
ンコーダと、該ビデオエンコーダにより変換された映像
信号をそれぞれ外部出力する複数系統の映像出力端子と
を備え、上記複数系統の映像出力端子から出力される複
数の映像信号により、異なるアングルの映像が複数のデ
ィスプレイにおいてそれぞれ別々に表示出力可能なよう
に構成したものである。
【０００９】このような手段によれば、異なるアングル
の映像信号が外部出力される映像出力端子を備えている
ので、一般の表示装置を用いて複数画面に異なるアング
ルの映像を同時に出力することが出来る。また、例え
ば、表示装置が１台しかない場合には、メインアングル
の映像が出力される端子を用いてメインの映像出力を行
わせ、表示装置を増やしたときに左アングルの映像出力
端子や右アングルの映像出力端子を用いて左右のアング
ルの映像出力を増やすなど、システムを除々に増設して
いくことも出来る。
の映像信号が外部出力される映像出力端子を備えている
ので、一般の表示装置を用いて複数画面に異なるアング
ルの映像を同時に出力することが出来る。また、例え
ば、表示装置が１台しかない場合には、メインアングル
の映像が出力される端子を用いてメインの映像出力を行
わせ、表示装置を増やしたときに左アングルの映像出力
端子や右アングルの映像出力端子を用いて左右のアング
ルの映像出力を増やすなど、システムを除々に増設して
いくことも出来る。
【００１０】望ましくは、上記複数アングルの映像信号
のうち、どのアングルの映像信号をどの映像出力端子か
ら出力させるか選択可能な第１選択手段を備えると良
い。
のうち、どのアングルの映像信号をどの映像出力端子か
ら出力させるか選択可能な第１選択手段を備えると良
い。
【００１１】このような手段によれば、接続される表示
装置の数やその設置場所に応じて、その表示内容を柔軟
に対応させることが出来るし、また、表示装置の配線接
続を変えずに表示される映像アングルの切換えが出来る
のでユーザにとって大変便利である。また、映像表示中
に表示アングルを選択可能とすることで、ユーザの操作
に基づく興趣性に富んだ映像出力を行わせることも出来
る。
装置の数やその設置場所に応じて、その表示内容を柔軟
に対応させることが出来るし、また、表示装置の配線接
続を変えずに表示される映像アングルの切換えが出来る
のでユーザにとって大変便利である。また、映像表示中
に表示アングルを選択可能とすることで、ユーザの操作
に基づく興趣性に富んだ映像出力を行わせることも出来
る。
【００１２】さらに望ましくは、上記デコーダと上記ビ
デオエンコーダの間に、１画面を複数に分割してなる各
分割画面に異なるアングルの映像がそれぞれ表示される
ように複数アングルの映像信号を加算して１つの映像信
号を生成するミキサーが設けられ、上記ミキサーから出
力される映像信号により、複数アングルの映像が１つの
ディスプレイにおいて同時に表示出力可能なように構成
すると良い。具体的には、上記ミキサーは、上記複数系
統の映像出力端子の各々に対応して複数設けられると良
い。
デオエンコーダの間に、１画面を複数に分割してなる各
分割画面に異なるアングルの映像がそれぞれ表示される
ように複数アングルの映像信号を加算して１つの映像信
号を生成するミキサーが設けられ、上記ミキサーから出
力される映像信号により、複数アングルの映像が１つの
ディスプレイにおいて同時に表示出力可能なように構成
すると良い。具体的には、上記ミキサーは、上記複数系
統の映像出力端子の各々に対応して複数設けられると良
い。
【００１３】このような手段によれば、例えば、接続さ
れる表示装置の数が少ない場合に、１つの表示装置に複
数アングルの映像を表示させて補うなど、接続される表
示装置の数に合った映像表示を行わせることが出来る。
れる表示装置の数が少ない場合に、１つの表示装置に複
数アングルの映像を表示させて補うなど、接続される表
示装置の数に合った映像表示を行わせることが出来る。
【００１４】さらに望ましくは １つのディスプレイに
同時に表示出力するアングルの映像を選択することが可
能な第２選択手段を備えると良い。これにより、接続さ
れる表示装置の数やその設置場所に応じて、その表示内
容を柔軟に対応させることが出来るし、また、表示装置
の配線接続を変えずに表示される映像アングルの切換え
が出来るのでユーザにとって大変便利である。また、映
像表示中に表示アングルを選択可能とすることで、興趣
性により富んだ映像出力を行わせることも出来る。
同時に表示出力するアングルの映像を選択することが可
能な第２選択手段を備えると良い。これにより、接続さ
れる表示装置の数やその設置場所に応じて、その表示内
容を柔軟に対応させることが出来るし、また、表示装置
の配線接続を変えずに表示される映像アングルの切換え
が出来るのでユーザにとって大変便利である。また、映
像表示中に表示アングルを選択可能とすることで、興趣
性により富んだ映像出力を行わせることも出来る。
【００１５】具体的には、上記記憶媒体はＤＶＤ規格の
記憶ディスクであり、上記複数アングルの映像データは
ＤＶＤの規格に準じて格納されているデータである。
記憶ディスクであり、上記複数アングルの映像データは
ＤＶＤの規格に準じて格納されているデータである。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 ［第１の実施の形態］図１は、本発明の第１の実施の形
態のＤＶＤ再生装置の構成を示すブロック図である。こ
の実施の形態のＤＶＤ再生装置１は、ＤＶＤ規格に準じ
て複数アングルの映像データが格納されたＤＶＤやＤＶ
Ｄ−Ｒなどの記憶ディスク１００から、映像データや音
声データを読み出してＣＲＴ（cathode ray tube）ディ
スプレイや液晶ディスプレイなどの表示装置にビデオ信
号やオーディオ信号を外部へ出力することができるよう
に構成されている。
に基づいて説明する。 ［第１の実施の形態］図１は、本発明の第１の実施の形
態のＤＶＤ再生装置の構成を示すブロック図である。こ
の実施の形態のＤＶＤ再生装置１は、ＤＶＤ規格に準じ
て複数アングルの映像データが格納されたＤＶＤやＤＶ
Ｄ−Ｒなどの記憶ディスク１００から、映像データや音
声データを読み出してＣＲＴ（cathode ray tube）ディ
スプレイや液晶ディスプレイなどの表示装置にビデオ信
号やオーディオ信号を外部へ出力することができるよう
に構成されている。
【００１７】図１において、１０〜１３はディスクドラ
イブの駆動系モータ、１３は記憶ディスク１００に書き
込まれた情報を取り出す光ピックアップ、１４は光ピッ
クアップ１３から得られた電気信号を増幅するＲＦアン
プ、１５は光ピックアップ１４により一定の読取信号が
取り出せるようにディスク駆動系や光ピックアップ１３
の位置や角度を自動制御するサーボ制御部、１６はＤＶ
Ｄ規格やＣＤ（Compact Disk）規格の配列で読み出され
たデータを連続する映像データや音声データに並べ替え
るデータデコーダ、１７はこれら読み出されたデータの
バッファＲＡＭ（Random Access Memory）、１８は記憶
ディスク１００の種類により読取信号の増幅率やデータ
デコーダ１６のデータデコード方式を変更するディスク
制御部である。
イブの駆動系モータ、１３は記憶ディスク１００に書き
込まれた情報を取り出す光ピックアップ、１４は光ピッ
クアップ１３から得られた電気信号を増幅するＲＦアン
プ、１５は光ピックアップ１４により一定の読取信号が
取り出せるようにディスク駆動系や光ピックアップ１３
の位置や角度を自動制御するサーボ制御部、１６はＤＶ
Ｄ規格やＣＤ（Compact Disk）規格の配列で読み出され
たデータを連続する映像データや音声データに並べ替え
るデータデコーダ、１７はこれら読み出されたデータの
バッファＲＡＭ（Random Access Memory）、１８は記憶
ディスク１００の種類により読取信号の増幅率やデータ
デコーダ１６のデータデコード方式を変更するディスク
制御部である。
【００１８】また、２０は例えばＭＰＥＧ（Motion Pic
ture Experts Group）形式で圧縮されている符号化され
た映像データや音声データを伸長してＲＧＢまたは輝度
信号と色信号からなるデジタルの映像信号やデジタルの
音声信号を復号するビデオ・オーディオ・デコーダ、２
１は上記復号処理に作業メモリ空間として使用されるデ
コード用ＲＡＭ、２２は映像データがマルチアングルの
場合にこれら複数アングルの映像データの振り分けを選
択的に行うストリームセレクタ、２３はビデオ・オーデ
ィオ・デコーダ２０で伸長するデータの選択や変更の指
示およびストリームセレクタ２２の選択内容の変更制御
などを行う主制御部、２４は操作パネルやリモコン受光
部２６からの信号の入力処理や表示パネル２５の表示処
理を行うパネルコントローラ、２７はユーザによりＤＶ
Ｄ再生装置１の各種操作が行われるリコモン、２８ａ〜
２８ｎはストリームセレクタ２２により振り分けられた
デジタル映像信号を例えばコンポジットビデオ信号やＳ
ビデオ信号など表示装置に出力可能なビデオ信号にそれ
ぞれ変換する複数のビデオエンコーダ、３０はデジタル
音声信号をアナログに変換するＤ／Ａコンバータ、３１
は主制御部２３に使用されるワークＲＡＭ、３２は制御
プログラムや制御データ並びに各種設定データが格納さ
れるフラッシュＲＯＭ、ＶＯ１ａ，ＶＯ１ｂ〜ＶＯｎ
ａ，ＶＯｎｂはビデオ信号を外部出力する複数系統の映
像出力端子（ＶＯ１ａ〜ＶＯｎａはコンポジット信号の
出力端子、ＶＯ１ｂ〜ＶＯｎｂはＳビデオ信号の出力端
子）、ＡＯは音声信号を外部出力するオーディオ出力端
子である。
ture Experts Group）形式で圧縮されている符号化され
た映像データや音声データを伸長してＲＧＢまたは輝度
信号と色信号からなるデジタルの映像信号やデジタルの
音声信号を復号するビデオ・オーディオ・デコーダ、２
１は上記復号処理に作業メモリ空間として使用されるデ
コード用ＲＡＭ、２２は映像データがマルチアングルの
場合にこれら複数アングルの映像データの振り分けを選
択的に行うストリームセレクタ、２３はビデオ・オーデ
ィオ・デコーダ２０で伸長するデータの選択や変更の指
示およびストリームセレクタ２２の選択内容の変更制御
などを行う主制御部、２４は操作パネルやリモコン受光
部２６からの信号の入力処理や表示パネル２５の表示処
理を行うパネルコントローラ、２７はユーザによりＤＶ
Ｄ再生装置１の各種操作が行われるリコモン、２８ａ〜
２８ｎはストリームセレクタ２２により振り分けられた
デジタル映像信号を例えばコンポジットビデオ信号やＳ
ビデオ信号など表示装置に出力可能なビデオ信号にそれ
ぞれ変換する複数のビデオエンコーダ、３０はデジタル
音声信号をアナログに変換するＤ／Ａコンバータ、３１
は主制御部２３に使用されるワークＲＡＭ、３２は制御
プログラムや制御データ並びに各種設定データが格納さ
れるフラッシュＲＯＭ、ＶＯ１ａ，ＶＯ１ｂ〜ＶＯｎ
ａ，ＶＯｎｂはビデオ信号を外部出力する複数系統の映
像出力端子（ＶＯ１ａ〜ＶＯｎａはコンポジット信号の
出力端子、ＶＯ１ｂ〜ＶＯｎｂはＳビデオ信号の出力端
子）、ＡＯは音声信号を外部出力するオーディオ出力端
子である。
【００１９】上記のビデオ・オーディオ・デコーダ２０
は、マルチアングルの映像データがストリーム入力され
た場合に、主制御部２３により指定されているアングル
の映像データを抽出して復号するように構成されたもの
である。
は、マルチアングルの映像データがストリーム入力され
た場合に、主制御部２３により指定されているアングル
の映像データを抽出して復号するように構成されたもの
である。
【００２０】ＤＶＤ規格の映像データは、短時間の映像
データとデータ識別用のヘッダ情報、並びに、その再生
方式を示したナビゲーション情報などが含まれたビデオ
オブジェクトを１単位として、このビデオオブジェクト
が時系列に連なって構成される。また、マルチアングル
の映像データでは、各アングル毎に一連のビデオオブジ
ェクトが設けられるとともに、各アングルのビデオオブ
ジェクトが１アングルずつサイクリックに連ねられて映
像データが構成される。
データとデータ識別用のヘッダ情報、並びに、その再生
方式を示したナビゲーション情報などが含まれたビデオ
オブジェクトを１単位として、このビデオオブジェクト
が時系列に連なって構成される。また、マルチアングル
の映像データでは、各アングル毎に一連のビデオオブジ
ェクトが設けられるとともに、各アングルのビデオオブ
ジェクトが１アングルずつサイクリックに連ねられて映
像データが構成される。
【００２１】従って、上記のビデオ・オーディオ・デコ
ーダ２０においては、各ビデオオブジェクトのヘッダ情
報からどのアングルのデータか判別し、指定アングルの
ビデオオブジェクトのみを抽出して復号することで、指
定アングルの映像信号を得ることが出来る。指定アング
ルが複数ある場合には、時分割方式で複数アングルの映
像データを並行してそれぞれ復号していき、指定されて
ないアングルの映像データについては復号処理がなされ
ないようになっている。なお、デコード処理を行うデコ
ード回路を複数設けておき、これら複数のデコード回路
により複数アングルの映像データをそれぞれ並行して復
号処理させるように構成しても良い。
ーダ２０においては、各ビデオオブジェクトのヘッダ情
報からどのアングルのデータか判別し、指定アングルの
ビデオオブジェクトのみを抽出して復号することで、指
定アングルの映像信号を得ることが出来る。指定アング
ルが複数ある場合には、時分割方式で複数アングルの映
像データを並行してそれぞれ復号していき、指定されて
ないアングルの映像データについては復号処理がなされ
ないようになっている。なお、デコード処理を行うデコ
ード回路を複数設けておき、これら複数のデコード回路
により複数アングルの映像データをそれぞれ並行して復
号処理させるように構成しても良い。
【００２２】ストリームセレクタ２２は、時分割で復号
処理された複数アングルの映像信号を各アングル毎の信
号に分けるとともに、指定アングルの映像信号を主制御
部２３により指定されている出力ポートから出力するよ
うに構成されている。出力ポートの選択は、主制御部２
３からの選択信号によりセレクタ２２の信号パスを切り
換えることで行われる。
処理された複数アングルの映像信号を各アングル毎の信
号に分けるとともに、指定アングルの映像信号を主制御
部２３により指定されている出力ポートから出力するよ
うに構成されている。出力ポートの選択は、主制御部２
３からの選択信号によりセレクタ２２の信号パスを切り
換えることで行われる。
【００２３】すなわち、この実施の形態のＤＶＤ再生装
置１によれば、ビデオ・オーディオ・デコーダ２０にお
いて復号処理を行うアングルの指定と、ストリームセレ
クタ２２において選択出力される出力ポートの指定とを
行うことで、どのアングルの映像をどの映像出力端子Ｖ
Ｏ１ａ，ＶＯ１ｂ〜ＶＯｎａ，ＶＯｎｂから出力するか
を選択することが可能になっている。
置１によれば、ビデオ・オーディオ・デコーダ２０にお
いて復号処理を行うアングルの指定と、ストリームセレ
クタ２２において選択出力される出力ポートの指定とを
行うことで、どのアングルの映像をどの映像出力端子Ｖ
Ｏ１ａ，ＶＯ１ｂ〜ＶＯｎａ，ＶＯｎｂから出力するか
を選択することが可能になっている。
【００２４】これらアングルの指定と出力ポートの指定
は、リモコン２７や操作パネルを介したユーザの操作に
より、フラッシュＲＯＭ３２に格納されている設定デー
タを書き換えることで行われる。つまり、上記ビデオ・
オーディオ・デコーダ２０やストリームセレクタ２２、
並びに、復号する映像データのアングルの指定と出力ポ
ートの指定を行う主制御部やリモコン２７により、どの
アングルの映像信号がどの映像出力端子から出力するか
選択を行う第１選択手段が構成されている。
は、リモコン２７や操作パネルを介したユーザの操作に
より、フラッシュＲＯＭ３２に格納されている設定デー
タを書き換えることで行われる。つまり、上記ビデオ・
オーディオ・デコーダ２０やストリームセレクタ２２、
並びに、復号する映像データのアングルの指定と出力ポ
ートの指定を行う主制御部やリモコン２７により、どの
アングルの映像信号がどの映像出力端子から出力するか
選択を行う第１選択手段が構成されている。
【００２５】設定データの書換え処理は、例えば、表示
パネル２５又は図示略のＯＳＤ（OnScreen Display）機
能により映像画面を見ながら行えるようになっている。
パネル２５又は図示略のＯＳＤ（OnScreen Display）機
能により映像画面を見ながら行えるようになっている。
【００２６】この実施の形態のＤＶＤ再生装置１によれ
ば、記憶ディスク１００に記録されているマルチアング
ルの映像データを再生する場合に、複数アングルの映像
データをビデオ・オーディオ・デコーダ２０でそれぞれ
並列に復号するとともに、これら復号した複数アングル
の映像信号をストリームセレクタ２２で各アングル毎の
映像信号に振り分け且つ指定の出力ポートから選択出力
させることで、これらの映像信号が上記出力ポートに接
続されたビデオエンコーダ２８ａ〜２８ｎによりビデオ
信号に変換されて、対応する映像出力端子ＶＯ１ａ，Ｖ
Ｏ１ｂ〜ＶＯｎａ，ＶＯｎｂからそれぞれ出力される。
ば、記憶ディスク１００に記録されているマルチアング
ルの映像データを再生する場合に、複数アングルの映像
データをビデオ・オーディオ・デコーダ２０でそれぞれ
並列に復号するとともに、これら復号した複数アングル
の映像信号をストリームセレクタ２２で各アングル毎の
映像信号に振り分け且つ指定の出力ポートから選択出力
させることで、これらの映像信号が上記出力ポートに接
続されたビデオエンコーダ２８ａ〜２８ｎによりビデオ
信号に変換されて、対応する映像出力端子ＶＯ１ａ，Ｖ
Ｏ１ｂ〜ＶＯｎａ，ＶＯｎｂからそれぞれ出力される。
【００２７】従って、汎用の表示装置が複数台ある場合
に、これらの表示装置に異なるアングルの映像を同時に
出力することが出来る。また、例えば、表示装置が１台
しかない場合には、この表示装置にメインアングルの映
像出力を行わせるなど従来のＤＶＤ再生装置と同様に使
用し、表示装置が増えたときにこの表示装置に他のアン
グルの映像出力を行わせて、表示出力させるアングルを
増やしていくなど、システムを除々に増設していくこと
も出来る。
に、これらの表示装置に異なるアングルの映像を同時に
出力することが出来る。また、例えば、表示装置が１台
しかない場合には、この表示装置にメインアングルの映
像出力を行わせるなど従来のＤＶＤ再生装置と同様に使
用し、表示装置が増えたときにこの表示装置に他のアン
グルの映像出力を行わせて、表示出力させるアングルを
増やしていくなど、システムを除々に増設していくこと
も出来る。
【００２８】また、リモコン２７等を用いたアングル指
定および出力ポートの指定により、どのアングルの映像
出力をどの映像出力端子で行わせるか選択的に変更でき
るので、接続される表示装置の数やその設置場所に応じ
て、その表示アングルを柔軟に対応させることが出来
る。また、表示装置の配線接続を変えずに表示アングル
の切換えが出来るのでユーザにとって大変便利である。
また、映像表示中に表示アングルを選択可能とすること
で、ユーザ操作に基づく興趣性に富んだ映像出力を行わ
せることも出来る。
定および出力ポートの指定により、どのアングルの映像
出力をどの映像出力端子で行わせるか選択的に変更でき
るので、接続される表示装置の数やその設置場所に応じ
て、その表示アングルを柔軟に対応させることが出来
る。また、表示装置の配線接続を変えずに表示アングル
の切換えが出来るのでユーザにとって大変便利である。
また、映像表示中に表示アングルを選択可能とすること
で、ユーザ操作に基づく興趣性に富んだ映像出力を行わ
せることも出来る。
【００２９】［第２の実施の形態］図２は、本発明の第
２の実施の形態のＤＶＤ再生装置の構成を示すブロック
図である。この実施の形態のＤＶＤ再生装置１Ａは、複
数の表示装置に異なるアングルの表示出力を同時に行わ
せることが可能なことに加えて、１つの表示装置の画面
を複数に分割して各分割画面に複数アングルの表示出力
も行うことが可能なように構成されたものである。
２の実施の形態のＤＶＤ再生装置の構成を示すブロック
図である。この実施の形態のＤＶＤ再生装置１Ａは、複
数の表示装置に異なるアングルの表示出力を同時に行わ
せることが可能なことに加えて、１つの表示装置の画面
を複数に分割して各分割画面に複数アングルの表示出力
も行うことが可能なように構成されたものである。
【００３０】第１の実施の形態のＤＶＤ再生装置１から
の主な変更点は、ビデオ・オーディオ・デコーダ４０の
構成と、該デコーダ４０とビデオエンコーダ２８ａ〜２
８ｎの間に複数のストリームセレクタ＆ミキサ４１ａ〜
４１ｎをそれぞれ設けた点である。
の主な変更点は、ビデオ・オーディオ・デコーダ４０の
構成と、該デコーダ４０とビデオエンコーダ２８ａ〜２
８ｎの間に複数のストリームセレクタ＆ミキサ４１ａ〜
４１ｎをそれぞれ設けた点である。
【００３１】ビデオ・オーディオ・デコーダ４０は、マ
ルチアングルの映像データが入力された場合に、これら
のうち主制御部２３により指定されたアングルの映像デ
ータについて復号処理（複数アングルが指定された場合
は並列処理によりそれぞれの復号処理）を行うととも
に、復号された映像信号すなわち複数アングルの場合は
当該複数アングルの映像信号を全て各ストリームセレク
タ＆ミキサ４１ａ〜４１ｎに出力する。
ルチアングルの映像データが入力された場合に、これら
のうち主制御部２３により指定されたアングルの映像デ
ータについて復号処理（複数アングルが指定された場合
は並列処理によりそれぞれの復号処理）を行うととも
に、復号された映像信号すなわち複数アングルの場合は
当該複数アングルの映像信号を全て各ストリームセレク
タ＆ミキサ４１ａ〜４１ｎに出力する。
【００３２】ストリームセレクタ＆ミキサ４１ａ〜４１
ｎは、各々が、ビデオ・オーディオ・デコーダ４０から
入力された複数アングルのビデオ信号のうち主制御部２
３により指定されたアングルの映像信号を選択的に通過
させるセレクタの機能と、ここで複数アングルの映像信
号が選択された場合にそれらの映像信号を加算するミキ
サの機能とを有している。
ｎは、各々が、ビデオ・オーディオ・デコーダ４０から
入力された複数アングルのビデオ信号のうち主制御部２
３により指定されたアングルの映像信号を選択的に通過
させるセレクタの機能と、ここで複数アングルの映像信
号が選択された場合にそれらの映像信号を加算するミキ
サの機能とを有している。
【００３３】上記ミキサの機能は、例えば、４アングル
の映像信号を混合する場合には、表示画面が４分割され
てそれぞれの分割画面に各アングルの映像出力がなされ
るように各アングルのデジタル映像信号のまびきと並べ
替えとを行うものである。
の映像信号を混合する場合には、表示画面が４分割され
てそれぞれの分割画面に各アングルの映像出力がなされ
るように各アングルのデジタル映像信号のまびきと並べ
替えとを行うものである。
【００３４】主制御部２３は、フラッシュＲＯＭ３２の
設定データに従って、各ストリームセレクタ＆ミキサ４
１ａ〜４１ｎのセレクタを通過するアングル映像信号の
指定を行う。すなわち、このアングルの指定により、ど
の映像出力端子ＶＯ１ａ，ＶＯ１ｂ〜ＶＯｎａ，ＶＯｎ
ｂからどのアングルのビデオ信号を出力させるかと云っ
た選択や、映像出力端子ＶＯ１ａ，ＶＯ１ｂ〜ＶＯｎ
ａ，ＶＯｎｂに接続された複数の表示装置においてどの
表示装置に複数アングルの映像を分割表示させるかと云
った選択、並びに、分割表示させる場合にどのアングル
の映像を挿入するかと云った選択が、それぞれ行えるよ
うになっている。
設定データに従って、各ストリームセレクタ＆ミキサ４
１ａ〜４１ｎのセレクタを通過するアングル映像信号の
指定を行う。すなわち、このアングルの指定により、ど
の映像出力端子ＶＯ１ａ，ＶＯ１ｂ〜ＶＯｎａ，ＶＯｎ
ｂからどのアングルのビデオ信号を出力させるかと云っ
た選択や、映像出力端子ＶＯ１ａ，ＶＯ１ｂ〜ＶＯｎ
ａ，ＶＯｎｂに接続された複数の表示装置においてどの
表示装置に複数アングルの映像を分割表示させるかと云
った選択、並びに、分割表示させる場合にどのアングル
の映像を挿入するかと云った選択が、それぞれ行えるよ
うになっている。
【００３５】これらの指定は、第１の実施の形態の場合
と同様に、リモコン２７等を介したユーザ設定により行
えるようになっており、すなわち、この実施の形態のＤ
ＶＤ再生装置１Ａにおいては、ストリームセレクタ＆ミ
キサ４１ａ〜４１ｎ、主制御部２３、およびリモコン２
７等により、第１選択手段および第２選択手段が構成さ
れている。
と同様に、リモコン２７等を介したユーザ設定により行
えるようになっており、すなわち、この実施の形態のＤ
ＶＤ再生装置１Ａにおいては、ストリームセレクタ＆ミ
キサ４１ａ〜４１ｎ、主制御部２３、およびリモコン２
７等により、第１選択手段および第２選択手段が構成さ
れている。
【００３６】この実施の形態のＤＶＤ再生装置１Ａによ
れば、記憶ディスク１００に記録されているマルチアン
グルの映像データを再生する場合に、複数アングルの映
像データがビデオ・オーディオ・デコーダ２０によりそ
れぞれ並列に復号されるとともに、これら復号された複
数アングルの映像信号が各ストリームセレクタ＆ミキサ
４１ａ〜４１ｎに出力される。そして、各ストリームセ
レクタ＆ミキサ４１ａ〜４１ｎにおいて指定されたアン
グルの映像信号が選択されるとともに、選択された映像
信号が１アングルである場合にはそのまま後段に出力さ
れる一方、複数アングルの場合には分割表示用の映像信
号に混合されて後段に出力される。そして、これらの映
像信号がビデオエンコーダ２８ａ〜２８ｎによりビデオ
信号に変換されて対応する映像出力端子ＶＯ１ａ，ＶＯ
１ｂ〜ＶＯｎａ，ＶＯｎｂからそれぞれ出力される。
れば、記憶ディスク１００に記録されているマルチアン
グルの映像データを再生する場合に、複数アングルの映
像データがビデオ・オーディオ・デコーダ２０によりそ
れぞれ並列に復号されるとともに、これら復号された複
数アングルの映像信号が各ストリームセレクタ＆ミキサ
４１ａ〜４１ｎに出力される。そして、各ストリームセ
レクタ＆ミキサ４１ａ〜４１ｎにおいて指定されたアン
グルの映像信号が選択されるとともに、選択された映像
信号が１アングルである場合にはそのまま後段に出力さ
れる一方、複数アングルの場合には分割表示用の映像信
号に混合されて後段に出力される。そして、これらの映
像信号がビデオエンコーダ２８ａ〜２８ｎによりビデオ
信号に変換されて対応する映像出力端子ＶＯ１ａ，ＶＯ
１ｂ〜ＶＯｎａ，ＶＯｎｂからそれぞれ出力される。
【００３７】従って、複数の汎用的な表示装置を接続し
て、それぞれに異なるアングルの映像表示を行わせるこ
とが出来るとともに、例えば、接続する表示装置が少な
い場合に、１つの表示装置に複数アングルの映像を分割
表示させて補うなど、接続される表示装置の数に応じて
表示内容を柔軟に対応させることが出来る。
て、それぞれに異なるアングルの映像表示を行わせるこ
とが出来るとともに、例えば、接続する表示装置が少な
い場合に、１つの表示装置に複数アングルの映像を分割
表示させて補うなど、接続される表示装置の数に応じて
表示内容を柔軟に対応させることが出来る。
【００３８】また、どの映像出力端子からどのアングル
のビデオ信号を出力するかと云った選択や、１台の表示
装置に複数アングルの映像を分割表示する場合にどのア
ングルの映像を挿入するかと云った選択を、リモコン２
７等を用いたユーザ操作により行うことが出来るので、
それにより、接続される表示装置の数やその設置場所に
応じて、その表示内容を柔軟に対応させることが出来る
し、また、表示装置の配線接続を変えずに表示される映
像アングルの切換え設定が出来るのでユーザにとって大
変便利である。
のビデオ信号を出力するかと云った選択や、１台の表示
装置に複数アングルの映像を分割表示する場合にどのア
ングルの映像を挿入するかと云った選択を、リモコン２
７等を用いたユーザ操作により行うことが出来るので、
それにより、接続される表示装置の数やその設置場所に
応じて、その表示内容を柔軟に対応させることが出来る
し、また、表示装置の配線接続を変えずに表示される映
像アングルの切換え設定が出来るのでユーザにとって大
変便利である。
【００３９】なお、本発明は、上記実施の形態に限られ
るものではなく、様々な変更が可能である。例えば、第
１の実施の形態においては、ストリームセレクタ２２の
選択指定によりどの系統の映像出力端子からどのアング
ルのビデオ信号が出力されるか切換え可能な構成を示し
たが、ストリームセレクタ２２のような構成を設けず
に、各映像出力端子から出力されるビデオ信号のアング
ルが固定的に構成されていても良い。
るものではなく、様々な変更が可能である。例えば、第
１の実施の形態においては、ストリームセレクタ２２の
選択指定によりどの系統の映像出力端子からどのアング
ルのビデオ信号が出力されるか切換え可能な構成を示し
たが、ストリームセレクタ２２のような構成を設けず
に、各映像出力端子から出力されるビデオ信号のアング
ルが固定的に構成されていても良い。
【００４０】また、第２の実施の形態においては、スト
リームセレクタ＆ミキサ４１ａ〜４１ｎが複数系統の映
像出力端子ＶＯ１ａ，ＶＯ１ｂ〜ＶＯｎａ，ＶＯｎｂの
それぞれに対応して複数設けられていると説明したが、
ミキサの機能は特定の信号経路のみに設けるようにして
も良い。また、ストリームセレクタ＆ミキサ４１ａ〜４
１ｎの全てにストリームセレクタの機能をそれぞれ持た
せたが、これらの構成からストリームセレクタの機能を
省き、１つのセレクタを前段に設けて、各ミキサに出力
する映像信号を選択・振り分けするように構成しても良
い。
リームセレクタ＆ミキサ４１ａ〜４１ｎが複数系統の映
像出力端子ＶＯ１ａ，ＶＯ１ｂ〜ＶＯｎａ，ＶＯｎｂの
それぞれに対応して複数設けられていると説明したが、
ミキサの機能は特定の信号経路のみに設けるようにして
も良い。また、ストリームセレクタ＆ミキサ４１ａ〜４
１ｎの全てにストリームセレクタの機能をそれぞれ持た
せたが、これらの構成からストリームセレクタの機能を
省き、１つのセレクタを前段に設けて、各ミキサに出力
する映像信号を選択・振り分けするように構成しても良
い。
【００４１】また、映像出力端子から外部出力される映
像信号としては、コンポジットビデオ信号やＳビデオ信
号などの各種アナログ信号の他、ＤＶＩ端子を介して入
出力されるＲＧＢ信号などのデジタル信号も含まれるも
のである。
像信号としては、コンポジットビデオ信号やＳビデオ信
号などの各種アナログ信号の他、ＤＶＩ端子を介して入
出力されるＲＧＢ信号などのデジタル信号も含まれるも
のである。
【００４２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に従うと、
異なるアングルの映像信号が外部出力される映像出力端
子を備えているので、一般の表示装置を用いて複数画面
に異なるアングルの映像を同時に出力することが出来
る。また、例えば、表示装置が１台しかない場合には、
メインアングルの映像が出力される端子を用いてメイン
の映像出力を行わせ、表示装置を増やしたときに左アン
グルの映像出力端子や右アングルの映像出力端子を用い
て左右のアングルの映像出力を増やすなど、システムを
除々に増設していくことも出来るという効果がある。
異なるアングルの映像信号が外部出力される映像出力端
子を備えているので、一般の表示装置を用いて複数画面
に異なるアングルの映像を同時に出力することが出来
る。また、例えば、表示装置が１台しかない場合には、
メインアングルの映像が出力される端子を用いてメイン
の映像出力を行わせ、表示装置を増やしたときに左アン
グルの映像出力端子や右アングルの映像出力端子を用い
て左右のアングルの映像出力を増やすなど、システムを
除々に増設していくことも出来るという効果がある。
【００４３】また、複数の映像出力端子から出力される
映像信号のうち複数アングルの映像を１つのディスプレ
イにおいて同時に表示出力可能にすることで、例えば、
接続される表示装置の数が少ない場合に、１つの表示装
置に複数アングルの映像を表示させて補うなど、接続さ
れる表示装置の数に合った映像表示を行わせることが出
来るという効果がある。
映像信号のうち複数アングルの映像を１つのディスプレ
イにおいて同時に表示出力可能にすることで、例えば、
接続される表示装置の数が少ない場合に、１つの表示装
置に複数アングルの映像を表示させて補うなど、接続さ
れる表示装置の数に合った映像表示を行わせることが出
来るという効果がある。
【００４４】また、複数アングルの映像信号のうち、ど
のアングルの映像信号をどの映像出力端子から出力させ
るかと云った選択や、１画面に複数アングルの映像を分
割出力する場合にどのアングルの映像を挿入するかと云
った選択が可能なので、接続される表示装置の数やその
設置場所に応じて、その表示内容を柔軟に対応させるこ
とが出来るし、また、表示装置の配線接続を変えずに表
示される映像アングルの切換えが出来るのでユーザにと
って大変便利である。また、映像表示中に選択変更可能
とする、ユーザの操作に基づく興趣性に富んだ映像出力
を行わせることも出来るという効果がある。
のアングルの映像信号をどの映像出力端子から出力させ
るかと云った選択や、１画面に複数アングルの映像を分
割出力する場合にどのアングルの映像を挿入するかと云
った選択が可能なので、接続される表示装置の数やその
設置場所に応じて、その表示内容を柔軟に対応させるこ
とが出来るし、また、表示装置の配線接続を変えずに表
示される映像アングルの切換えが出来るのでユーザにと
って大変便利である。また、映像表示中に選択変更可能
とする、ユーザの操作に基づく興趣性に富んだ映像出力
を行わせることも出来るという効果がある。
【図１】本発明の第１の実施の形態のＤＶＤ再生装置を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図２】本発明の第２の実施の形態のＤＶＤ再生装置を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
１，１Ａ ＤＶＤ再生装置
２０ ビデオ・オーディオ・デコーダ
２２ ストリームセレクタ
２３ 主制御部
２７ リモコン
２８ａ〜２８ｎ ビデオエンコーダ
４０ ビデオ・オーディオ・デコーダ
４１ａ〜４１ｎ ストリームセレクタ＆ミキサ
ＶＯ１ａ，ＶＯ２ｂ〜ＶＯｎａ，ＶＯｎｂ 映像出力
端子
端子
Claims (7)
- 【請求項１】 複数アングルの映像データがそれぞれ符
号化されてＤＶＤ規格に準じて記憶されているＤＶＤか
ら映像データを読み出して再生を行う映像再生装置にお
いて、 上記複数アングルの映像データをそれぞれ並列に復号す
るデコーダと、 復号された複数アングルの映像信号をそれぞれディスプ
レイに対応した映像信号に変換する複数のビデオエンコ
ーダと、 該ビデオエンコーダにより変換された映像信号をそれぞ
れ外部出力する複数系統の映像出力端子と、 上記デコーダと上記ビデオエンコーダの間にそれぞれ設
けられ、１画面を複数に分割してなる各分割画面に異な
るアングルの映像がそれぞれ表示されるように複数アン
グルの映像信号を加算して１つの映像信号を生成する複
数のミキサと、 上記複数アングルの映像信号のうち、どのアングルの映
像信号をどの映像出力端子から出力させるか選択可能な
第１選択手段と、 上記ミキサにより加算される複数アングルの映像信号を
どのアングルの信号にするか選択することが可能な第２
選択手段とを備え、 上記複数の映像出力端子から出力される複数の映像信号
により、異なるアングルの映像が複数のディスプレイに
おいてそれぞれ別々に表示出力可能であるとともに、上
記ミキサーから出力される映像信号により、複数アング
ルの映像が１つのディスプレイにおいて同時に表示出力
可能なように構成されていることを特徴とする映像再生
装置。 - 【請求項２】 複数アングルの符号化された映像データ
がそれぞれ記憶されている記憶媒体から映像データを読
み出して再生を行う映像再生装置において、 上記複数アングルの映像データをそれぞれ並列に復号す
るデコーダと、 復号された複数アングルの映像信号をそれぞれディスプ
レイに対応した映像信号に変換する複数のビデオエンコ
ーダと、 該ビデオエンコーダにより変換された映像信号をそれぞ
れ外部出力する複数系統の映像出力端子とを備え、 上記複数系統の映像出力端子から出力される複数の映像
信号により、異なるアングルの映像が複数のディスプレ
イにおいてそれぞれ別々に表示出力可能なように構成さ
れていることを特徴とする映像再生装置。 - 【請求項３】 上記複数アングルの映像信号のうち、ど
のアングルの映像信号をどの映像出力端子から出力させ
るか選択可能な第１選択手段を備えたことを特徴とする
請求項２記載の映像再生装置。 - 【請求項４】 上記デコーダと上記ビデオエンコーダの
間に、１画面を複数に分割してなる各分割画面に異なる
アングルの映像がそれぞれ表示されるように複数アング
ルの映像信号を加算して１つの映像信号を生成するミキ
サーが設けられ、 上記ミキサーから出力される映像信号により、複数アン
グルの映像が１つのディスプレイにおいて同時に表示出
力可能なように構成されていることを特徴とする請求項
２又は３に記載の映像再生装置。 - 【請求項５】 上記ミキサーは、上記複数系統の映像出
力端子の各々に対応して複数設けられていることを特徴
とする請求項４記載の映像再生装置。 - 【請求項６】 １つのディスプレイに同時に表示出力す
るアングルの映像を選択することが可能な第２選択手段
を備えたことを特徴とする請求項５記載の映像再生装
置。 - 【請求項７】 上記記憶媒体はＤＶＤ規格の記憶ディス
クであり、上記複数アングルの映像データはＤＶＤ規格
に準じて格納されているデータであることを特徴とする
請求項２〜６の何れかに記載の映像再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001325346A JP2003134471A (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | 映像再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001325346A JP2003134471A (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | 映像再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003134471A true JP2003134471A (ja) | 2003-05-09 |
Family
ID=19141931
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001325346A Pending JP2003134471A (ja) | 2001-10-23 | 2001-10-23 | 映像再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003134471A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2866505A1 (fr) * | 2004-02-13 | 2005-08-19 | Highway Television | Procede et systeme d'integration et/ou de restitution d'images a partir d'un support d'informations |
| JP2006042134A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Sony Corp | 情報処理装置および情報処理方法、プログラム、並びに記録媒体 |
| DE112013006883B4 (de) | 2013-03-26 | 2022-01-20 | Mitsubishi Electric Corporation | Fahrzeug-Leistungswandlervorrichtung |
-
2001
- 2001-10-23 JP JP2001325346A patent/JP2003134471A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2866505A1 (fr) * | 2004-02-13 | 2005-08-19 | Highway Television | Procede et systeme d'integration et/ou de restitution d'images a partir d'un support d'informations |
| WO2005081249A1 (fr) * | 2004-02-13 | 2005-09-01 | Highway Television, Sas, | Procede et systeme d’integration et/ou de restitution aleatoire d’images a partir d’un support d’informations |
| JP2006042134A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Sony Corp | 情報処理装置および情報処理方法、プログラム、並びに記録媒体 |
| DE112013006883B4 (de) | 2013-03-26 | 2022-01-20 | Mitsubishi Electric Corporation | Fahrzeug-Leistungswandlervorrichtung |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050217 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050228 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050428 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050930 |