JP2003134406A - 情報通知装置及びその方法、プログラム - Google Patents

情報通知装置及びその方法、プログラム

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JP2003134406A JP2001322584A JP2001322584A JP2003134406A JP 2003134406 A JP2003134406 A JP 2003134406A JP 2001322584 A JP2001322584 A JP 2001322584A JP 2001322584 A JP2001322584 A JP 2001322584A JP 2003134406 A JP2003134406 A JP 2003134406A
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Hiroki Yamamoto
寛樹 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザに適切に番組に関する通知を実行でき
る情報通知装置及びその方法、プログラムを提供する。 【解決手段】 外部より第1電子番組ガイドをEPG受
信部202で受信する。ユーザが視聴した番組の第2電
子番組ガイドをEPG記録部204で記録する。第1及
び第2電子番組ガイドに基づいて、ユーザの番組の視聴
傾向を番組視聴傾向度判定部206で判定する。そし
て、その判定結果に基づいて、所定番組に関する番組情
報を通知先端末へ通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部から提供され
る電子番組ガイドに基づいて、情報を通知する情報通知
装置及びその方法、プログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ放送等の放送番組録画予約
は、VTRのリモコンもしくはVTR本体附属のボタン
等の操作部を使用して、放送日時、放送局、放送開始・
終了時刻を入力して行うのが一般的である。それに対
し、最近では、操作を簡略化したバーコードによる番組
予約システムや、毎週同じ時間帯を録画できるシステム
などが開発されている。また、番組延長、中止、変更な
どによる放送スケジュールの変更に対し、それを監視し
て予約解除を行う技術も提案されている(特開平9−2
75531号公報)。さらには、インターネット、電話
などを用いて遠隔操作で番組予約を外出先から行う番組
予約録画システムが開発されている。
【0003】しかし、これらの番組予約に関する技術
は、放送スケジュールが既知の場合のみに有効であっ
て、ユーザが番組内容を知らなかったり、忘れていれば
番組予約を行うことはできない。そこで、視聴履歴を基
に好みの番組を自動的に学習し番組予約を行っていない
場合でも自動的に録画を行う装置も開発されている(特
開平5−2794号公報)。これは、視聴者が過去に一
定回数以上視聴した番組を好みの番組として記憶してお
き、それと一致した番組が放送される場合には自動的に
番組録画を行う装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
5−2794号公報で開示されるユーザの好みの番組の
判断は、その判断基準が曜日、時間、チャンネル、録画
回数である場合、毎週放送しているドラマの変わりに特
別番組が放送されると、同曜日、同時間、同チャンネル
で放送されたため、特別番組であるにもかかわらず、ユ
ーザの好みの番組と誤って判断してしまう恐れがある。
【0005】本発明は上記の課題に鑑みてなされたもの
であり、ユーザに適切に番組に関する通知を実行できる
情報通知装置及びその方法、プログラムを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による情報通知装置は以下の構成を備える。
即ち、外部から提供される電子番組ガイドに基づいて、
情報を通知する情報通知装置であって、前記外部より第
1電子番組ガイドを受信する受信手段と、ユーザが視聴
した番組の第2電子番組ガイドを記録する記録手段と、
前記第1及び第2電子番組ガイドに基づいて、前記ユー
ザの番組の視聴傾向を判定する判定手段と、前記判定手
段の判定結果に基づいて、所定番組に関する番組情報を
通知先端末へ通知する通知手段とを備える。
【0007】また、好ましくは、前記情報通知装置の動
作を制御するための環境情報を設定する設定手段とを更
に備える。
【0008】また、好ましくは、前記判定手段は、前記
第1及び第2電子番組ガイドに基づいて、前記ユーザの
番組の視聴傾向を示す番組視聴傾向度を算出する算出手
段とを更に備え、前記算出手段は、前記第1及び第2電
子番組ガイドの各番組情報を比較し、一致する番組情報
数に基づいて前記番組視聴傾向度を算出する。
【0009】また、好ましくは、前記環境情報は、前記
電子番組ガイドの各番組情報のカテゴリ別に設定する情
報を含む。
【0010】また、好ましくは、前記環境情報は、前記
通知手段による通知の有無を決定する情報を含む。
【0011】また、好ましくは、前記環境情報は、少な
くとも前記ユーザのメールアドレスを含み、前記メール
アドレス宛ての電子メールを作成する作成手段と、前記
電子メールを送信する送信手段とを更に備える。
【0012】また、好ましくは、前記環境情報は、前記
電子メールの内容を定義する情報を含む。
【0013】上記の目的を達成するための本発明による
情報通知方法は以下の構成を備える。即ち、外部から提
供される電子番組ガイドに基づいて、情報を通知する情
報通知方法であって、前記外部より第1電子番組ガイド
を受信する受信工程と、ユーザが視聴した番組の第2電
子番組ガイドを記録する記録工程と、前記第1及び第2
電子番組ガイドに基づいて、前記ユーザの番組の視聴傾
向を判定する判定工程と、前記判定工程の判定結果に基
づいて、所定番組に関する番組情報を通知先端末へ通知
する通知工程とを備える。
【0014】上記の目的を達成するための本発明による
プログラムは以下の構成を備える。即ち、外部から提供
される電子番組ガイドに基づいて、情報を通知する情報
通知をコンピュータに機能させるためのプログラムであ
って、前記外部より第1電子番組ガイドを受信する受信
工程のプログラムコードと、ユーザが視聴した番組の第
2電子番組ガイドを記録する記録工程のプログラムコー
ドと、前記第1及び第2電子番組ガイドに基づいて、前
記ユーザの番組の視聴傾向を判定する判定工程のプログ
ラムコードと、前記判定工程の判定結果に基づいて、所
定番組に関する番組情報を通知先端末へ通知する通知工
程のプログラムコードとを備える。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して詳細に説明する。 <本実施形態>図1は本実施形態の情報通知システムの
構成を示す図である。
【0016】図1において、情報通知システムは、テレ
ビ局、ラジオ局、ISP、ASP等の情報提供業者より
提供され、衛星101を介して送信されてくる電子番組
ガイド(Electronic Program Guide:EPG)を、ユー
ザの家庭にあるアンテナ102を介してSTB(セット
トップボックス)103に受信する。また、ネットワー
ク106を介して情報提供業者より提供されるEPGを
STB103が取得することもできる。
【0017】STB103は、ディスプレイ104に表
示されたEPGに対するユーザによるリモコン105の
操作に応じて、録画された番組の番組情報を記録するこ
とが可能である。また、本実施形態のSTB103は、
特に、ユーザの番組の視聴傾向を判定し、その判定結果
に基づいて、各種情報をユーザに通知する。具体的に
は、録画された番組の番組情報やユーザの視聴傾向の番
組の番組情報等の各種情報を含む電子メールを作成し
て、この電子メールによる番組通知をネットワーク10
6を経由してユーザの端末107(パーソナルコンピュ
ータ、PDA、携帯電話等)に送信する。
【0018】尚、STB103は、パーソナルコンピュ
ータやワークステーション等の汎用コンピュータに搭載
される標準的な構成要素(例えば、CPU、RAM、R
OM、ハードディスク、外部記憶装置)を有している。
また、STB103の代わりに、STB103の機能を
実現する汎用コンピュータで本発明を実現しても良い。
【0019】また、番組情報とは、EPGを構成する各
種番組に関する、例えば、人名、ジャンル、タイトル、
曜日、チャンネル、時間(開始時間、終了時間)等の番
組に関する情報である。
【0020】図2は本実施形態の情報通知システムの機
能構成を示す図である。
【0021】尚、この機能構成は、STB103内でソ
フトウェアあるいは専用ハードウエアとして実現され、
このソフトウェアあるいは専用ハードウエアはCPUに
よって制御される。
【0022】201は番組予約部であり、ユーザによっ
て指定された番組の予約録画を行う。202は視聴傾向
記録部であり、録画された番組の番組情報に基づいて、
ユーザの視聴傾向のEPGを示す視聴傾向EPGを作成
する。また、視聴傾向記録部202は、この作成した視
聴傾向EPGを視聴傾向EPGデータベース209に記
憶管理する。203は環境設定部であり、本情報通知シ
ステムにおける環境設定を行う。204はEPG受信部
であり、衛星101やネットワーク106から配信され
るEPGを受信する。205はEPG記録部であり、配
信されたEPGをカテゴリ別に情報管理し、ユーザに通
知する番組通知用EPGを作成する。また、EPG記録
部205は、この作成した番組通知用EPGは、番組通
知用EPGデータベースに記憶管理する。
【0023】206は番組視聴傾向度判定部であり、視
聴傾向記録部202で作成された視聴傾向EPGとEP
G記録部205で作成された番組通知用EPGを用い
て、ユーザが視聴する各番組の視聴傾向を示す番組視聴
傾向度を算出する。また、この視聴傾向度に基づいて、
視聴者に電子メールによる番組通知を実行するか否かを
判定する。207はメール作成部であり、ユーザの端末
107に送信する電子メールを作成する。208はメー
ル送信部であり、メール作成部207で作成した電子メ
ールをユーザの端末107に送信する。
【0024】次に、本実施形態の情報通知システムの各
種構成要素の内、主要な構成要素で実行される処理につ
いて、以下説明する。
【0025】まず、視聴傾向記録部202で実行される
処理について、図3を用いて説明する。
【0026】図3は本実施形態の情報通知システムの視
聴傾向記録部で実行されるの処理を示すフローチャート
である。
【0027】まず、ステップS301で、ユーザが予約
録画した録画データに対応するEPGをSTB103内
の番組予約部201が有するメモリ上に読み込む。次
に、ステップS302で、視聴傾向EPGを作成するた
めに、読み込んだEPGをカテゴリ別に分類する。尚、
視聴傾向EPGを作成する際のカテゴリとしては、例え
ば、人名、ジャンル、タイトル、曜日、チャンネル、時
間(開始時間、終了時間)等のデータをカテゴリデータ
として使用する。続いて、ステップS303で、分類し
たEPGに基づいて、視聴傾向EPGを作成し、視聴傾
向EPGデータベース209に記憶する。ここで、視聴
傾向EPGの具体例を図4に示す。
【0028】次に、EPG記録部205で実行される処
理について、図5を用いて説明する。
【0029】図5は本実施形態のEPG記録部で実行さ
れる処理を示すフローチャートである。
【0030】ステップS501で、EPG受信部204
より衛星101やネットワーク106から配信されるE
PGを取得する。ステップS502で、視聴傾向記録部
202と同様に、EPGをカテゴリ別に分類する。そし
て、ステップS503で、分類したこの分類したカテゴ
リから番組通知用EPGを作成する。尚、このカテゴリ
は、視聴傾向記録部202で用いるカテゴリと同様であ
る。
【0031】次に、環境設定部203で設定される環境
設定データの具体例について、図6を用いて説明する。
【0032】図6は本実施形態の環境設定データの具体
例を説明するための図である。
【0033】環境設定部203では、「ユーザID」、
電子メールの「送信先アドレス」、「リアルタイムモー
ド」、「送信モード」、「詳細モード」、「親切モー
ド」、「ターゲットウェイト」、「視聴傾向閾値」の各
種環境設定項目の設定を行う。また、この設定は、ユー
ザによるリモコン105の操作や、ユーザの端末107
の操作で指示された内容に基づいて、環境設定部203
が各種環境設定項目の設定を行う。また、この設定は、
ユーザがいつでも行うことができる。
【0034】以下、各環境設定項目について説明する。
【0035】「ユーザID」は、ユーザ別に視聴傾向E
PGデータベース209を管理するためのIDである。
これにより、各ユーザの視聴傾向EPGを視聴傾向EP
Gデータベース209に保存することができる。「送信
先アドレス」は、電子メールの送信先である。
【0036】「リアルタイムモード」は、EPG受信部
204が、衛星101やネットワーク106から配信さ
れるEPGをリアルタイムに受信するか1日1回のペー
スで受信するかを設定する。「送信モード」は、電子メ
ールの送信を行うか否かを設定する。この時、電子メー
ル送信を行わないと設定した場合には、視聴傾向EPG
の作成だけが実行され、電子メールによる番組通知は行
わない。
【0037】「詳細モード」は、メール作成部207で
作成する電子メール本文の内容に関する設定である。本
実施形態では、番組名、番組開始時間を通知するモード
と、それらを含む番組の詳細情報を通知するモードの2
種類を用意しているが、これに限定されず、適宜目的や
意図に応じて各種モードを設計可能なことは言うまでも
ない。
【0038】「親切モード」は、ユーザの視聴傾向の番
組が既に録画予約されている場合には、その番組以外の
番組の番組情報を電子メールによる番組通知を行うモー
ドである。
【0039】「ターゲットウェイト」は、番組視聴傾向
度判定部206で視聴傾向度を算出する時に各カテゴリ
データのカテゴリウェイト(重み付け)を設定するもの
である。例えば、ある出演者が出演する番組のみ録画し
たい場合は、人名のウェイトを「高」にして、その他を
「低」にすれば良い。このウェイトは「低」〜「高」ま
でを「0」〜「1」の数値で表している。
【0040】「視聴傾向閾値」は、番組通知用EPG内
の番組情報と視聴傾向EPG内の番組情報との視聴傾向
度を比較し、ユーザの視聴傾向の番組であるか否かを判
定する場合に用いる閾値である。特に、ユーザの視聴傾
向の番組を絞って検出したい場合は、この閾値を「高」
に設定する。
【0041】次に、番組視聴傾向度判定部206で実行
される処理について、図7、図8を用いて説明する。
【0042】上述したように、番組視聴傾向度判定部2
06は、視聴傾向EPGの番組情報と番組通知用EPG
の番組情報とから番組視聴傾向度を算出し、その番組視
聴傾向度に基づいて、ユーザに電子メールによる番組通
知を実行するか否かを判定する。
【0043】ここで、視聴傾向度の算出方法について、
図7のを例に説明する。例では、人名、ジャンル、タ
イトルの各カテゴリデータに対するカテゴリウェイトを
0.5に、それ以外のカテゴリデータを0に設定した場
合を示している。まず、の番組のカテゴリデータと視
聴傾向EPGの各番組ア、イ、ウ、エ、オのカテゴリデ
ータとを順に比較していく。この場合、番組「ア」との
比較では、1つも一致したカテゴリデータがないため、
この番組「ア」に対する視聴傾向度アは0になる。番組
「イ」はジャンルのみ一致しているため、番組「イ」に
対する視聴傾向度は0.5になる。以下、同様にして、
番組「ウ」に対する視聴傾向度は1.5、番組「エ」に
対する視聴傾向度は1.5、番組「オ」に対する視聴傾
向度は0になる。
【0044】そして、この各番組ア、イ、ウ、エ、オに
対する視聴傾向度の値の総和(3.5)を視聴傾向EP
Gの番組数(5)で除算した値(0.7)を、番組に
対する番組視聴傾向度とする。同様にして、番組通知用
EPGの各番組〜の視聴傾向度を算出すると、各番
組、、、、に対する番組視聴傾向度は、0、
1.5、0.5、3.5、1.0となる。
【0045】この具体的な動作について、図8を用いて
説明する。
【0046】図8は本実施形態の番組視聴傾向度判定部
で実行される処理を示すフローチャートである。
【0047】まず、ステップS801で、番組視聴傾向
度Rをリセットする(r=0)。ステップS802で、
番組通知用EPGから番組情報を1番組分読み込む。ス
テップS803で、視聴傾向EPGから番組情報を1番
組分読み込む。ステップS804〜ステップS806
で、読込んだ番組情報のカテゴリ比較を行い、各カテゴ
リに対する視聴傾向度を算出する。この算出方法につい
ては、上述した通りである。また、図8では、カテゴリ
データとして、「人名」、「ジャンル」、「タイトル」
を用いて場合を例に挙げて説明している。
【0048】そして、ステップS807で、カテゴリデ
ータの比較が視聴傾向EPGの番組情報に対して行われ
たら、ステップS808で、視聴傾向度の総和を視聴傾
向EPGの番組数で除算して、番組視聴傾向度Rを算出
する。ステップS809で、その番組視聴傾向度rと視
聴傾向閾値を比較して、その比較結果によりユーザの視
聴傾向の番組であるか否かを判定する。この視聴傾向閾
値は、環境設定部203でユーザが指定した値である。
そして、ステップS812で、番組通知用EPGの全番
組情報に対して行われたら処理を終了する。これによ
り、ユーザの視聴傾向の番組を決定することができる。
【0049】尚、番組視聴傾向度の算出を数式化する
と、以下のようなる。尚、以下の式において、Wはカテ
ゴリウェイトを示し、Iは引数であるカテゴリjの値が
一致したときには1を返し、それ以外のときは0を返す
ことを示している。
【0050】
【数1】
【0051】次に、本実施形態の情報通知システム全体
の処理フローについて、図9を用いて説明する。
【0052】図9は本実施形態の情報通知システム全体
の処理フローを示すフローチャートである。
【0053】ステップS901で、リモコン105やユ
ーザの端末107による環境設定指示に基づいて、環境
設定部203による環境設定を予め行う。この環境設定
による設定内容は常に変更することが可能である。次
に、ステップS902で、EPG受信部204は、最新
のEPGを衛星101やネットワーク106から取得す
る。ステップS903で、取得したEPGを用いて、E
PG記録部205は、番組通知用EPGを作成する。こ
の動作は、環境設定部203の「リアルタイムモード」
の設定内容に基づいて、1日1回もしくは、最新のEP
Gが配信されるたびに行われる。
【0054】続いて、ステップS904で、視聴傾向E
PGデータベース209から視聴傾向EPGを読み出
し、また、番組通知用EPGデータベース210から番
組通知用EPGを読み出し、これらを用いて、番組視聴
傾向度判定部206で番組通知用EPGの番組に対する
番組視聴傾向度を算出する。この詳細については、図8
で説明した通りである。
【0055】ステップS905で、算出された番組の番
組視聴傾向度に基づいて、その番組がユーザの視聴傾向
の番組であるか否かを判定する。ユーザの視聴傾向の番
組でない場合は、処理を終了する。一方、ユーザの視聴
傾向の番組である場合、ステップS906で、番組予約
部201で録画予約状況を示すEPGの番組情報を取得
し、処理対象の番組が既に録画予約済であるか否かを判
定する。
【0056】ステップS906において、既に録画予約
済である場合、ステップS907で、環境設定部203
の設定項目の「親切モード」がONになっているか否か
を判定する。ONになっていない場合、処理を終了す
る。
【0057】一方、ステップS906において、既に録
画予約済でない場合、あるいは、ステップS907にお
いて、親切モードがONになっている場合、ステップS
908に進む。ステップS908で、メール作成部20
7は、処理対象の番組に関する番組通知を行うための電
子メールを作成する。この電子メールの内容は、環境設
定部203の設定項目の「詳細モード」に対する設定に
基づいて作成する。図10(a)は「詳細モード」がO
FFの時にユーザの端末107に表示される電子メール
の表示例であり、図10(b)は「詳細モード」がON
の時にユーザの端末107に表示される電子メールの表
示例である。
【0058】そして、ステップ909で、メール送信部
208は、環境設定部203の設定項目の「送信先アド
レス」に作成した電子メールを送信する。
【0059】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、ユーザの視聴傾向の番組を判定し、その判定結果に
基づいて、番組通知をユーザの端末に対して行う。これ
により、例えば、ユーザが、自身の視聴傾向の番組の録
画予約を忘れてしまった場合でも、その番組に関する番
組通知をユーザに実行して、ユーザに番組の録画予約を
促し録画予約忘れを防止することができる。
【0060】以上、実施形態例を詳述したが、本発明
は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良
いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良
い。
【0061】尚、本発明は、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウェアのプログラム(実施形態で図示し
たフローチャートに対応したプログラム)を、システム
或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム
或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムコ
ードを読み出して実行することによっても達成される場
合を含む。その場合、プログラムの機能を有していれ
ば、形態は、プログラムである必要はない。
【0062】従って、本発明の機能処理をコンピュータ
で実現するために、該コンピュータにインストールされ
るプログラムコード自体も本発明を実現するものであ
る。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理
を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれ
る。
【0063】その場合、プログラムの機能を有していれ
ば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行され
るプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プ
ログラムの形態を問わない。
【0064】プログラムを供給するための記録媒体とし
ては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハー
ドディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD
−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発
性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,
DVD−R)などがある。
【0065】その他、プログラムの供給方法としては、
クライアントコンピュータのブラウザを用いてインター
ネットのホームページに接続し、該ホームページから本
発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮
され自動インストール機能を含むファイルをハードディ
スク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供
給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログ
ラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファ
イルを異なるホームページからダウンロードすることに
よっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理を
コンピュータで実現するためのプログラムファイルを複
数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバ
も、本発明のクレームに含まれるものである。
【0066】また、本発明のプログラムを暗号化してC
D−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所
定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを
介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロ
ードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化され
たプログラムを実行してコンピュータにインストールさ
せて実現することも可能である。
【0067】また、コンピュータが、読み出したプログ
ラムを実行することによって、前述した実施形態の機能
が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コン
ピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一
部または全部を行ない、その処理によっても前述した実
施形態の機能が実現され得る。
【0068】さらに、記録媒体から読み出されたプログ
ラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコ
ンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモ
リに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、
その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU
などが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理
によっても前述した実施形態の機能が実現される。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザに適切に番組に関する通知を実行できる情報通知
装置及びその方法、プログラムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の情報通知システムの構成を示す図
である。
【図2】本実施形態の情報通知システムの機能構成を示
す図である。
【図3】本実施形態の情報通知システムの視聴傾向記録
部で実行されるの処理を示すフローチャートである。
【図4】本実施形態の視聴傾向EPGの具体例を示す図
である。
【図5】本実施形態のEPG記録部で実行される処理を
示すフローチャートである。
【図6】本実施形態の環境設定データの具体例を説明す
るための図である。
【図7】本実施形態の番組視聴傾向度の算出例を説明す
るための図である。
【図8】本実施形態の番組視聴傾向度判定部で実行され
る処理を示すフローチャートである。
【図9】本実施形態の情報通知システム全体の処理フロ
ーを示すフローチャートである。
【図10】本実施形態の電子メールの表示例を示す図で
ある。
【符号の説明】
201 番組予約部 202 視聴傾向記録部 203 環境設定部 204 EPG受信部 205 EPG記録部 206 番組視聴傾向度判定部 207 メール作成部 208 メール送信部 209 視聴傾向EPGデータベース 210 番組通知用EPGデータベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 賢一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5C025 BA25 BA27 BA30 DA05 DA08 DA10 5C061 BB03 BB06 BB09

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から提供される電子番組ガイドに基
    づいて、情報を通知する情報通知装置であって、 前記外部より第1電子番組ガイドを受信する受信手段
    と、 ユーザが視聴した番組の第2電子番組ガイドを記録する
    記録手段と、 前記第1及び第2電子番組ガイドに基づいて、前記ユー
    ザの番組の視聴傾向を判定する判定手段と、 前記判定手段の判定結果に基づいて、所定番組に関する
    番組情報を通知先端末へ通知する通知手段とを備えるこ
    とを特徴とする情報通知装置。
  2. 【請求項2】 前記情報通知装置の動作を制御するため
    の環境情報を設定する設定手段とを更に備えることを特
    徴とする請求項1に情報通知装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段は、前記第1及び第2電子
    番組ガイドに基づいて、前記ユーザの番組の視聴傾向を
    示す番組視聴傾向度を算出する算出手段とを更に備え、 前記算出手段は、前記第1及び第2電子番組ガイドの各
    番組情報を比較し、一致する番組情報数に基づいて前記
    番組視聴傾向度を算出することを特徴とする請求項1に
    記載の情報通知装置。
  4. 【請求項4】 前記環境情報は、前記電子番組ガイドの
    各番組情報のカテゴリ別に設定する情報を含むことを特
    徴とする請求項1に記載の情報通知装置。
  5. 【請求項5】 前記環境情報は、前記通知手段による通
    知の有無を決定する情報を含むことを特徴とする請求項
    1に記載の情報通知装置。
  6. 【請求項6】 前記環境情報は、少なくとも前記ユーザ
    のメールアドレスを含み、 前記メールアドレス宛ての電子メールを作成する作成手
    段と、 前記電子メールを送信する送信手段とを更に備えること
    を特徴とする請求項1に記載の情報通知装置。
  7. 【請求項7】 前記環境情報は、前記電子メールの内容
    を定義する情報を含むことを特徴とする請求項6に記載
    の情報通知装置。
  8. 【請求項8】 外部から提供される電子番組ガイドに基
    づいて、情報を通知する情報通知方法であって、 前記外部より第1電子番組ガイドを受信する受信工程
    と、 ユーザが視聴した番組の第2電子番組ガイドを記録する
    記録工程と、 前記第1及び第2電子番組ガイドに基づいて、前記ユー
    ザの番組の視聴傾向を判定する判定工程と、 前記判定工程の判定結果に基づいて、所定番組に関する
    番組情報を通知先端末へ通知する通知工程とを備えるこ
    とを特徴とする情報通知方法。
  9. 【請求項9】 前記情報通知方法の動作を制御するため
    の環境情報を設定する設定工程とを更に備えることを特
    徴とする請求項8に情報通知方法。
  10. 【請求項10】 前記判定工程は、前記第1及び第2電
    子番組ガイドに基づいて、前記ユーザの番組の視聴傾向
    を示す番組視聴傾向度を算出する算出工程とを更に備
    え、 前記算出工程は、前記第1及び第2電子番組ガイドの各
    番組情報を比較し、一致する番組情報数に基づいて前記
    番組視聴傾向度を算出することを特徴とする請求項8に
    記載の情報通知方法。
  11. 【請求項11】 前記環境情報は、前記電子番組ガイド
    の各番組情報のカテゴリ別に設定する情報を含むことを
    特徴とする請求項8に記載の情報通知方法。
  12. 【請求項12】 前記環境情報は、前記通知工程による
    通知の有無を決定する情報を含むことを特徴とする請求
    項8に記載の情報通知方法。
  13. 【請求項13】 前記環境情報は、少なくとも前記ユー
    ザのメールアドレスを含み、 前記メールアドレス宛ての電子メールを作成する作成工
    程と、 前記電子メールを送信する送信工程とを更に備えること
    を特徴とする請求項8に記載の情報通知方法。
  14. 【請求項14】 前記環境情報は、前記電子メールの内
    容を定義する情報を含むことを特徴とする請求項13に
    記載の情報通知方法。
  15. 【請求項15】 外部から提供される電子番組ガイドに
    基づいて、情報を通知する情報通知をコンピュータに機
    能させるためのプログラムであって、 前記外部より第1電子番組ガイドを受信する受信工程の
    プログラムコードと、 ユーザが視聴した番組の第2電子番組ガイドを記録する
    記録工程のプログラムコードと、 前記第1及び第2電子番組ガイドに基づいて、前記ユー
    ザの番組の視聴傾向を判定する判定工程のプログラムコ
    ードと、 前記判定工程の判定結果に基づいて、所定番組に関する
    番組情報を通知先端末へ通知する通知工程のプログラム
    コードとを備えることを特徴とするプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005020432A (ja) * 2003-06-26 2005-01-20 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> データ放送制作装置及びデータ放送制作方法
JP2009522860A (ja) * 2005-12-29 2009-06-11 ユナイテッド ビデオ プロパティーズ, インコーポレイテッド プログラムセグメント関心に基づくメディアプログラム選択アクセス用システムおよび方法
JP2017161976A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 日本放送協会 興味情報処理装置およびプログラム

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