JP2003134041A - 無線伝送装置、アンテナ測定装置及び無線伝送方法 - Google Patents

無線伝送装置、アンテナ測定装置及び無線伝送方法

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JP2003134041A
JP2003134041A JP2001332218A JP2001332218A JP2003134041A JP 2003134041 A JP2003134041 A JP 2003134041A JP 2001332218 A JP2001332218 A JP 2001332218A JP 2001332218 A JP2001332218 A JP 2001332218A JP 2003134041 A JP2003134041 A JP 2003134041A
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antenna
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Yoichi Nakagawa
洋一 中川
Masahiro Mimura
政博 三村
Kentaro Miyano
謙太郎 宮野
Yoshio Koyanagi
芳雄 小柳
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 主としてデジタル無線通信において、1本の
アンテナで受信した場合でもアンテナの偏波制御を可能
とし、通信品質を改善することができる無線伝送装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】 互いに直交する符号系列を用いて拡散さ
れた信号を互いに偏波の異なるアンテナから別々に送信
することで、到来電波の偏波特性に応じて受信アンテナ
の偏波を制御することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、主としてデジタル
無線通信に用いられる無線伝送方式に関し、特にアンテ
ナの偏波特性を利用した無線伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アンテナの偏波特性を利用した無
線伝送方式としては、偏波が異なる2本のアンテナを用
いた偏波ダイバーシチが一般的であり、2本のアンテナ
の受信信号強度を判定し切り替えながら送受信する選択
合成法や、受信信号の位相を検出し同相合成して送受信
する等利得合成法などがある。また、符号拡散された受
信信号の偏波特性を利用するスペクトラム拡散無線伝送
方式における受信装置としては、特開平11−261525号に
記載されたものが知られている。これはスペクトラム拡
散通信におけるRAKE受信を利用する方法であり、異
なる偏波成分を有する複数のアンテナを用いて受信し、
逆拡散後のすべての受信信号を互いに同相となるように
合成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のアンテナの偏波特性を利用した無線伝送方式では偏波
の異なる複数のアンテナを用いて到来電波を受信する必
要があり、小型かつ高機能化が進みアンテナ設置面積が
限られている携帯端末に対して適応することが困難であ
るという問題点があった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、実使
用環境下で受信アンテナの偏波と到来電波の偏波との間
に不整合が生じる場合に、その影響を軽減し通信品質を
改善することができる無線伝送装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、受信アンテナが互いに直交する第1の符号
系列と第2の符号系列を用いて別々に拡散され、偏波の
異なる2つのアンテナより送信された電波を受信する。
受信アンテナの受信信号であるアンテナ受信信号を入力
とし、第1の逆拡散手段は第3の符号系列を用いて逆拡
散された第1の受信信号を出力し、同時に第2の逆拡散
手段は第4の符号系列を用いて逆拡散された第2の受信
信号を出力する。信号合成手段は、第1の受信信号と第
2の受信信号を適当に合成するように構成したものであ
る。
【0006】これにより、互いに直交する符号系列を用
いて拡散された信号を互いに偏波の異なるアンテナから
別々に送信することで、到来電波の偏波特性に応じて受
信アンテナの偏波を制御することができるという作用を
有する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、互いに直交する第1の符号系列と第2の符号系列を
用いて別々に拡散され偏波の異なる2つのアンテナより
送信された電波を受信する受信アンテナと、前記受信ア
ンテナの出力であるアンテナ受信信号を入力とし、前記
第1の符号系列と同一の符号系列である第3の符号系列
によって逆拡散された第1の受信信号を生成する第1の
逆拡散手段と、前記アンテナ受信信号を入力とし前記第
2の符号系列と同一の符号系列である第4の符号系列に
よって逆拡散された第2の受信信号を生成する第2の逆
拡散手段と、前記第1の受信信号と前記第2の受信信号
を合成する信号合成手段を有することを特徴としたもの
であり、互いに直交する符号系列を用いて拡散された信
号を互いに偏波の異なるアンテナから別々に送信するこ
とで、到来電波の偏波特性に応じて受信アンテナの偏波
を制御することができるという作用を有する。
【0008】請求項2に記載の発明は、前記第1の符号
系列を生成する第1の符号系列生成手段と、前記第1の
符号系列に対して直交する前記第2の符号系列を生成す
る第2の符号系列生成手段と、送信信号を入力とし前記
第1の符号系列を用いて拡散された第1の拡散信号を生
成する第1の拡散手段と、前記送信信号を入力とし前記
第2の符号系列を用いて拡散された第2の拡散信号を生
成する第2の拡散手段と、前記第1の拡散信号を送信す
る第1の送信アンテナと、前記第2の拡散信号を前記第
1の送信アンテナと異なる偏波で送信する第2の送信ア
ンテナを有し、前記第1の符号系列と同一の符号系列で
ある前記第3の符号系列を生成する第3の符号系列生成
手段と、前記第2の符号系列と同一の符号系列である前
記第4の符号系列を生成する第4の符号系列生成手段を
有し、前記信号合成手段は前記第1の受信信号と前記第
2の受信信号を互いに同相となるように合成することを
特徴としたものであり、受信信号レベルを向上させるこ
とが可能となり、受信アンテナの偏波と到来電波の偏波
との間に不整合が生じる場合にその影響を軽減し通信品
質を改善できるという作用を有する。
【0009】請求項3に記載の発明は、第1の符号系列
を生成する第1の符号系列生成手段と、前記第1の符号
系列に対して直交する第2の符号系列を生成する第2の
符号系列生成手段と、送信信号を入力とし前記第1の符
号系列を用いて拡散された第1の拡散信号を生成する第
1の拡散手段と、前記送信信号を入力とし前記第2の符
号系列を用いて拡散された第2の拡散信号を生成する第
2の拡散手段と、前記第1の拡散信号を送信する第1の
送信アンテナと、前記第2の拡散信号を前記第1の送信
アンテナと異なる偏波で送信する第2の送信アンテナを
有し、前記第1の送信アンテナ及び前記第2の送信アン
テナより送信された電波を受信する受信アンテナと、前
記第1の符号系列と同一の符号系列である第3の符号系
列を生成する第3の符号系列生成手段と、前記第2の符
号系列と同一の符号系列である第4の符号系列を生成す
る第4の符号系列生成手段と、前記受信信号アンテナの
出力であるアンテナ受信信号を入力とし前記第3の符号
系列によって逆拡散された第1の受信信号を生成する第
1の逆拡散手段と、前記アンテナ受信信号を入力とし前
記第4の符号系列によって逆拡散された第2の受信信号
を生成する第2の逆拡散手段と、前記第1の受信信号と
前記第2の受信信号から前記受信アンテナの偏波を算出
する偏波算出手段を有することを特徴としたものであ
り、異なる2つの偏波成分に対する受信アンテナの振幅
及び位相特性を同時に測定することができるという作用
を有する。
【0010】請求項4記載の発明は、受信アンテナにお
いて、互いに直交する第1の符号系列と第2の符号系列
を用いて別々に拡散され、偏波の異なる2つのアンテナ
より送信された電波を受信する工程と、前記受信アンテ
ナの出力であるアンテナ受信信号を入力とし、前記第1
の符号系列と同一の符号系列である第3の符号系列によ
って逆拡散された第1の受信信号を生成する第1の逆拡
散工程と、前記アンテナ受信信号を入力とし前記第2の
符号系列と同一の符号系列である第4の符号系列によっ
て逆拡散された第2の受信信号を生成する第2の逆拡散
工程と、前記第1の受信信号と前記第2の受信信号を合
成する信号合成手段を有することを特徴としたものであ
り、互いに直交する符号系列を用いて拡散された信号を
互いに偏波の異なるアンテナから別々に送信すること
で、到来電波の偏波特性に応じて受信アンテナの偏波を
制御することができるという作用を有する。
【0011】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図4を用いて説明する。
【0012】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1による無線伝送装置の構成を示すブロック図であ
る。図1において、11は送信信号、12は第1の符号
系列、13は第1の符号系列と直交する第2の符号系
列、14は第1の符号系列を生成する第1の符号系列生
成手段、15は第2の符号系列を生成する第2の符号系
列生成手段、16は送信信号11に対して第1の符号系
列12を用いて拡散する第1の拡散手段、17は送信信
号11に対して第2の符号系列13を用いて拡散する第
2の拡散手段、18は第1の拡散手段16で拡散された
第1の拡散信号、19は第2の拡散手段17で拡散され
た第2の拡散信号、20は第1の拡散信号18を送信す
る第1の送信アンテナ、21は第1の送信アンテナ20
と偏波が異なり第2の拡散信号19を送信する第2の送
信アンテナ、22は第1の送信アンテナ20と第2の送
信アンテナ21とから送信された電波を受信する受信ア
ンテナ、23は受信アンテナ22の出力であるアンテナ
受信信号、24は第1の符号系列12と同一の符号系列
である第3の符号系列、25は第2の符号系列13と同
一の符号系列である第4の符号系列、26は第3の符号
系列24を生成する第3の符号系列生成手段、27は第
4の符号系列25を生成する第4の符号系列生成手段、
28はアンテナ受信信号23に対して第3の符号系列2
4を用いて逆拡散する第1の逆拡散手段、29はアンテ
ナ受信信号23に対して第4の符号系列25を用いて逆
拡散する第2の逆拡散手段、30は第1の逆拡散手段2
6で逆拡散された第1の受信信号、31は第2の逆拡散
手段27で逆拡散された第2の受信信号、32は第1の
受信信号30と第2の受信信号31を同相で合成する信
号合成手段、33は信号合成手段の出力である合成受信
信号とから構成されている。
【0013】図2は、実施の形態1の動作を説明するた
めの図であり、図1に示したブロック図より構成される
無線伝送装置を、携帯電話などのセルラ通信システムに
おける基地局と移動局に適応した場合の実施例を示す。
ただし、基地局と移動局を入れ替えた構成についても同
様にして実現可能である。また本発明の無線伝送装置
は、無線通信システムとして固定通信及び無線局の少な
くとも一方が移動するような移動体通信にも適応するこ
とできる。
【0014】次に本発明の動作について、図1及び図2
を参照して説明する。送信信号11を複素信号C0とす
る。C0は、第1の符号系列生成手段14によって生成
される第1の符号系列13と、第1の符号系列12に対
して直交する符号系列であり第2の符号系列生成手段1
5によって生成される第2の符号系列13を用いて、第
1の拡散手段16と第2の拡散手段17によって拡散処
理される。第1の拡散手段16によって得られた第1の
拡散信号18は第1の送信アンテナ20より送信され、
第2の拡散手段17によって得られた第2の拡散信号1
9は第1の送信アンテナと偏波の異なる第2の送信アン
テナ21より送信される。
【0015】例えば図2に示すように、第1の送信アン
テナ20を垂直偏波アンテナ、第2の送信アンテナ21
を第1の送信アンテナ20と偏波が直交する水平偏波ア
ンテナを使用する。
【0016】ここで、第1の拡散信号18を複素信号V
1、第2の拡散信号19を複素信号V2とし、V1とV2
時間的に同位相とする。次に、V1を送信する垂直偏波
アンテナからの放射電界を複素電界ベクトルEtVとし、
1を送信する水平偏波アンテナからの放射電界を複素
電界ベクトルEtHとする。EtVとEtHは空間的に互い直
交するベクトルでありEtをEtVとEtHの合成電界ベク
トルとし、EtVを位相基準としEtHの相対位相をθとす
ると次式に示す関係が得られる。
【0017】
【数1】
【0018】ただし、α1とα2はそれぞれ送信アンテナ
20と送信アンテナ21の放射抵抗などによって決まる
スカラー定数を示し、|X|は複素数Xの絶対値、Tは
行列またはベクトルの転置を示す。以下では、空間ベク
トルの垂直偏波成分をV成分、水平偏波成分をH成分と
表記する。
【0019】送受信間で見通しが保たれる電波伝搬環境
において、受信アンテナ21は、第1の送信アンテナ1
9と第2の送信アンテナ20からの直接波と伝搬路上の
建物などで反射や回折されて生じたマルチパス波をそれ
ぞれ受信する。また通常、送受信間距離は電波の波長と
比較して十分長いため各到来電波を平面波と仮定するこ
とができる。受信アンテナ21で受信される到来電波の
数をNとし、第n(nはN以下)番目の到来電波の複素
電界ベクトルをEn rする。En rVをEn rのV成分、En rH
をEn rのH成分とし、各到来電波に対する伝搬路上での
散乱特性を示す2行2列の複素散乱行列をSnとする
と、En rはEtとSnを用いて次式のように表される。
【0020】
【数2】
【0021】ここで、n=1を直接波とした場合の複素
電界ベクトルE1 rを次式に示す。
【0022】
【数3】
【0023】(数3)において、S1 11=S1 22=1、S
1 12=S1 21=0としたのは直接波には反射や回折などの
散乱要因がないためである。
【0024】一方で、携帯端末アンテナは端末筐体や人
体の影響などによって偏波が楕円偏波となる。受信アン
テナ22のアンテナ実効長を表す複素アンテナ実効長を
hとすると、hの空間上の軌跡は楕円を描く。hのV成
分であるhVと、hの水平偏波成分であるhHと、hV
位相基準としhHの相対位相をφとすると、hは次式の
ように表される。
【0025】
【数4】
【0026】ここで、複素アンテナ実効長hの受信アン
テナ22が送信アンテナ20と送信アンテナ21からの
直接波のみを受信した場合を考える。これはマルチパス
波の電界強度が直接波のそれと比較して無視できるよう
なレベルにある場合も含まれる。このとき、受信アンテ
ナ22の開放端電圧を複素信号Vaとすると、Vaは直接
波の複素電界ベクトルE1 rとhを用いて(数3)と(数
4)より次式のように表される。
【0027】
【数5】
【0028】(数5)に(数3)のE1 rと(数4)のh
を代入すると、Vaは次式のように書き換えられる。
【0029】
【数6】
【0030】アンテナ受信信号23を複素信号Vrする
とは、Vrは受信アンテナ22の放射抵抗などによって
決まるスカラー定数βとVaを用いて次式のように表さ
れる。
【0031】
【数7】
【0032】(数6)と(数7)及び(数1)を用い
て、Vrは次式のように表される。
【0033】
【数8】
【0034】第3の符号系列生成手段26は第1の符号
系列12と同一の符号系列である第3の符号系列24を
生成し、第4の符号系列生成手段27は第2の符号系列
13と同一の符号系列である第4の符号系列25を生成
する。第1の逆拡散手段28は入力信号に対して第3の
符号系列24を用いて逆拡散処理を行い、第2の逆拡散
手段29は入力信号に対して第4の符号系列25を用い
て逆拡散処理を行う。
【0035】アンテナ受信信号23を表す複素信号Vr
は、第1の逆拡散手段28と第2の逆拡散手段29へ入
力され、それぞれより第1の受信信号30と第2の受信
信号31が出力される。第1の逆拡散手段によって逆拡
散された第1の受信信号30を複素信号C1とすると、
第3の符号系列24と第2の符号系列25との直交性に
よって、C1は(数8)の右辺第1項と送信信号C0を用
いて次式のように表される。
【0036】
【数9】
【0037】同様にして、逆拡散された第2の受信信号
31を複素信号C2とすると、C2は(数8)の右辺第2
項と送信信号C0を用いて次式のように表される。
【0038】
【数10】
【0039】信号合成手段32は、C1とC2を同相で合
成した合成受信信号33を出力する。例えばC2をC1
同相となるように位相シフトした場合、合成受信信号3
3をC3は(数9)と(数10)より次式のように表さ
れる。
【0040】
【数11】
【0041】仮に、本実施の形態とは異なり、第1の符
号系列12と第2の符号系列13を同一の符号系列と
し、第2の逆拡散手段25及び信号合成手段32を必要
としない構成を用いるとする。この場合V1=V2なり、
アンテナ受信信号22である複素信号をVr’とする
と、(数8)よりVr’は次式のように表される。
【0042】
【数12】
【0043】このVr’を逆拡散して得られる受信信号
r’は次式のように表される。
【0044】
【数13】
【0045】(数13)で示されるように、送信時電波
の電界のV成分であるEtVとH成分であるEtHとの位相
差θと、受信時のアンテナ実効長のV成分であるhV
H成分であるhHとの位相差φの値によって、C3’の信
号レベルは変動し通信品質の劣化要因となる。
【0046】これまでは理論的な理解を容易にするた
め、電波伝搬環境として直接波が支配的である場合につ
いて説明を行ってきたが、マルチパス波が無視できない
ような条件下においても本実施の形態に示した構成を用
いることができる。θを到来電波の電界ベクトルのV成
分とH成分間の位相差と置き換えると、信号合成手段3
2によって同相合成を行うことは、受信アンテナ22の
偏波と到来電波の偏波の不整合を軽減する効果がある。
【0047】本実施の形態のように、送信側において偏
波の異なる2本のアンテナより互いに直交する符号系列
によって拡散された信号を送信し、受信側では1本のア
ンテナの受信信号を送信時の拡散処理に用いたのと同一
の符号系列によって逆拡散し、逆拡散された2つの受信
信号をそれぞれ同相で合成するように動作させることに
よって、受信アンテナの偏波を到来電波の偏波と整合さ
せるように制御することとなり、受信信号の品質を改善
できるという効果が得られる。
【0048】なお、本実施の形態では信号合成手段32
において第1の受信信号30と第2の受信信号31を同
相で合成する手法いわゆる等利得合成の場合について説
明したが、合成受信信号33の信号電力対雑音電力比を
最大とするように合成する手法いわゆる最大比合成を行
う構成とする場合にも本実施の形態は適応可能であり、
等利得合成と比較して通信品質の改善が大きくなるとい
う効果を得ることができる。
【0049】(実施の形態2)図3は、本発明の実施の
形態2によるアンテナ測定装置の構成を示すブロック図
である。図2において、34は偏波算出手段、35は偏
波算出手段の出力であるアンテナ偏波算出結果とから構
成されている。
【0050】図4は、本実施の形態の動作を説明するた
めの図であり、図3に示したブロック図より構成される
アンテナ測定装置を電波暗室内におけるアンテナの偏波
測定に適応した場合の実施例を示す。
【0051】次に本発明の動作について、図3及び図4
を参照して説明する。本実施の形態が本発明の実施の形
態1と異なるのは、信号合成手段33の替わりに第1の
受信信号30と第2の受信信号31とを入力とし受信ア
ンテナ22の偏波をアンテナ偏波算出結果35として算
出する偏波算出手段34を有する点である。第1の受信
信号30である複素信号C1と第2の受信信号である複
素信号C2は、すでにそれぞれ(数9)と(数10)に
よって示されている。
【0052】ここで、|hV|と|hH|及びφ以外のパ
ラメータについては別の手段を用いて事前に計測可能で
あるため既知とすると、C1とC2の振幅と位相から受信
アンテナ22のアンテナ実効長hを算出することができ
る。このアンテナ実効長hが受信アンテナ22の偏波を
表していることから、偏波算出手段34は求められたh
を偏波算出結果35として出力する。
【0053】本実施の形態のように、送信側において偏
波の異なる2本のアンテナより互いに直交する符号系列
によって拡散された信号を送信し、受信側ではアンテナ
の受信信号を送信時の拡散処理に用いたのと同一の符号
系列によって逆拡散し、逆拡散された2つの受信信号か
ら受信アンテナの偏波を算出するように動作させること
によって、異なる2つの偏波成分に対する受信アンテナ
の振幅及び位相特性を同時に測定することとなり、アン
テナの偏波測定の手順を簡素化できる効果がある。
【0054】なお、以上の説明では、特定の符号系列を
用いた直接拡散方式のシステムにおける構成例で説明し
たが、その他の方式として送信信号の搬送波周波数を与
えられた帯域内をランダムに離散的に切り替え掃引する
周波数ホッピング方式のシステムまたは直接拡散と周波
数ホッピングの両方の方式を利用したシステムについて
も同様に実施可能である。
【0055】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、アンテナ
の偏波特性を利用した無線伝送装置として、互いに直交
する符号系列を用いて拡散された信号を互いに偏波の異
なるアンテナから別々に送信することで、到来電波の偏
波特性に応じて受信アンテナの偏波制御を可能とし、実
使用環境下で受信アンテナの偏波と到来電波の偏波との
間に不整合が生じる場合にその影響を軽減し通信品質を
改善することができるという有利な効果が得られる。さ
らに、アンテナ測定装置としても異なる2つの偏波成分
に対する受信アンテナの振幅及び位相特性を同時に測定
することできるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による無線伝送装置の構
成を示す図
【図2】本発明の一実施の形態における無線伝送方法を
示す図
【図3】本発明の一実施の形態によるアンテナ測定装置
の構成を示す図
【図4】本発明の一実施の形態におけるアンテナ測定方
法を示す図
【符号の説明】
11 送信信号 12 第1の符号系列 13 第2の符号系列 14 第1の符号系列生成手段 15 第2の符号系列生成手段 16 第1の拡散手段 17 第2の拡散手段 18 第1の拡散信号 19 第2の拡散信号 20 第1の送信アンテナ 21 第2の送信アンテナ 22 受信アンテナ 23 アンテナ受信信号 24 第3の符号系列 25 第4の符号系列 26 第3の符号系列生成手段 27 第4の符号系列生成手段 28 第1の逆拡散手段 29 第2の逆拡散手段 30 第1の受信信号 31 第2の受信信号 32 信号合成手段 33 合成受信信号 34 偏波算出手段 35 偏波算出結果
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮野 謙太郎 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小柳 芳雄 神奈川県横浜市港北区綱島東4丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5K022 DD03 EE01 EE31 5K067 AA02 CC10 CC24 EE02 EE10 GG01 GG11 HH21 KK01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに直交する第1の符号系列と第2の
    符号系列を用いて別々に拡散され、偏波の異なる2つの
    アンテナより送信された電波を受信する受信アンテナ
    と、前記受信アンテナの出力であるアンテナ受信信号を
    入力とし、前記第1の符号系列と同一の符号系列である
    第3の符号系列によって逆拡散された第1の受信信号を
    生成する第1の逆拡散手段と、前記アンテナ受信信号を
    入力とし前記第2の符号系列と同一の符号系列である第
    4の符号系列によって逆拡散された第2の受信信号を生
    成する第2の逆拡散手段と、前記第1の受信信号と前記
    第2の受信信号を合成する信号合成手段を有する無線伝
    送装置。
  2. 【請求項2】 第1の符号系列を生成する第1の符号系
    列生成手段と、前記第1の符号系列に対して直交する第
    2の符号系列を生成する第2の符号系列生成手段と、送
    信信号を入力とし前記第1の符号系列を用いて拡散され
    た第1の拡散信号を生成する第1の拡散手段と、前記送
    信信号を入力とし前記第2の符号系列を用いて拡散され
    た第2の拡散信号を生成する第2の拡散手段と、前記第
    1の拡散信号を送信する第1の送信アンテナと、前記第
    2の拡散信号を前記第1の送信アンテナと異なる偏波で
    送信する第2の送信アンテナを有し、前記第1の符号系
    列と同一の符号系列である前記第3の符号系列を生成す
    る第3の符号系列生成手段と、前記第2の符号系列と同
    一の符号系列である前記第4の符号系列を生成する第4
    の符号系列生成手段を有し、信号合成手段は第1の受信
    信号と第2の受信信号を互いに同相となるように合成す
    る請求項1記載の無線伝送装置。
  3. 【請求項3】 第1の符号系列を生成する第1の符号系
    列生成手段と、前記第1の符号系列に対して直交する第
    2の符号系列を生成する第2の符号系列生成手段と、送
    信信号を入力とし前記第1の符号系列を用いて拡散され
    た第1の拡散信号を生成する第1の拡散手段と、前記送
    信信号を入力とし前記第2の符号系列を用いて拡散され
    た第2の拡散信号を生成する第2の拡散手段と、前記第
    1の拡散信号を送信する第1の送信アンテナと、前記第
    2の拡散信号を前記第1の送信アンテナと異なる偏波で
    送信する第2の送信アンテナを有し、前記第1の送信ア
    ンテナ及び前記第2の送信アンテナより送信された電波
    を受信する受信アンテナと、前記第1の符号系列と同一
    の符号系列である第3の符号系列を生成する第3の符号
    系列生成手段と、前記第2の符号系列と同一の符号系列
    である第4の符号系列を生成する第4の符号系列生成手
    段と、前記受信アンテナの出力であるアンテナ受信信号
    を入力とし前記第3の符号系列によって逆拡散された第
    1の受信信号を生成する第1の逆拡散手段と、前記アン
    テナ受信信号を入力とし前記第4の符号系列によって逆
    拡散された第2の受信信号を生成する第2の逆拡散手段
    と、前記第1の受信信号と前記第2の受信信号から前記
    受信アンテナの偏波を算出する偏波算出手段を有するア
    ンテナ測定装置。
  4. 【請求項4】 受信アンテナにおいて、互いに直交する
    第1の符号系列と第2の符号系列を用いて別々に拡散さ
    れ、偏波の異なる2つのアンテナより送信された電波を
    受信する工程と、前記受信アンテナの出力であるアンテ
    ナ受信信号を入力とし、前記第1の符号系列と同一の符
    号系列である第3の符号系列によって逆拡散された第1
    の受信信号を生成する第1の逆拡散工程と、前記アンテ
    ナ受信信号を入力とし前記第2の符号系列と同一の符号
    系列である第4の符号系列によって逆拡散された第2の
    受信信号を生成する第2の逆拡散工程と、前記第1の受
    信信号と前記第2の受信信号を合成する信号合成手段を
    有する無線伝送方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006082865A1 (ja) * 2005-02-02 2006-08-10 Naoki Suehiro 送受信方法、周期相互相関のない信号系列の生成方法及び通信機
WO2015162771A1 (ja) * 2014-04-25 2015-10-29 株式会社日立製作所 無線通信システム

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