JP2003133887A - 水晶発振子 - Google Patents

水晶発振子

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JP2003133887A
JP2003133887A JP2001332430A JP2001332430A JP2003133887A JP 2003133887 A JP2003133887 A JP 2003133887A JP 2001332430 A JP2001332430 A JP 2001332430A JP 2001332430 A JP2001332430 A JP 2001332430A JP 2003133887 A JP2003133887 A JP 2003133887A
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Masao Ishibashi
昌夫 石橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水晶発振子のセラミック容器に起因する寄生容
量を小さく抑えることで等価並列容量の増大を抑え、小
型化が可能な水晶発振子を提供することを目的とする。 【解決手段】誘電体基板21、22の上面に水晶振動子
3を収容するキャビティ部20が形成されたセラミック
容器2のキャビティ開口周囲に、グランド電位のシール
リング25を取着するとともに、シールリング25にキ
ャビティ部20を封止する金属製蓋体5を溶接してな
り、キャビティ部20底面の一方端側に入出力用電極パ
ッド23と、誘電体基板21、22の下面に入出力用電
極パッド23と誘電体基板21、22を介して互いに対
向した入出力端子(外部端子電極)24aと、入出力用
電極パッド23と入出力端子とを誘電体基板の厚み方向
に貫通して互いに接続するビアホール導体とを形成し、
セラミック容器2を平面視して、入出力端子がシールリ
ングの枠内に配置されている構成である。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、水晶振動子を容器
状の基板に収容して形成される水晶発振子に関し、特に
小型化した場合においても電気的特性の影響を抑えた水
晶発振子に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の水晶発振子の一例である水晶発振
子は、図3〜図5に示すような構造が既に知られてい
た。水晶発振子51は、セラミック容器52、水晶振動
子53、導電性接着部材54とから主に構成されてい
る。セラミック容器52は、平板状誘電体基板521と
枠体状誘電体基板522を積層してなり、さらに、水晶
振動子53を搭載する平板状誘電体基板521の表面の
一方短辺側の両側には、水晶振動子53下面の引出電極
(不図示)と対向するように電極パッド523a、52
3bが形成されている。また、セラミック容器52の下
面、即ち平板状誘電体基板521の裏面には、電極パッ
ド523a、523bと電気的に接続し、外部プリント
配線基板と接合するための複数の外部端子電極524が
形成されている。通常、複数の外部端子電極524のう
ち、図4に示すように水晶発振子51の入力端子及び出
力端子はそれぞれが外部端子電極の(#1)及び(#
3)の何れかと接続され、水晶発振子51の外部端子電
極524として対角線上の対向する位置に形成されてい
た。 【0003】従って、水晶発振子51の入出力端子と接
続する電極パッド523aから平板状誘電体基板521
上面に形成された導出電極5231aが上面にシールリ
ング525を有する枠体状誘電体基板522の下側の重
畳部5230aを通過して、さらに平板状誘電体基板5
21の角部(図4では右上)の縦溝5231bを経由し
て外部端子電極524の#3に接続される。なお、シー
ルリング525はグランド電位にされている。 【0004】また、同様に電極パッド523bからは枠
体状誘電体基板522の下側の重畳部5230bを経由
して、さらに、上述の角部と対向する角部(図4では左
下)の縦溝5231cを経由して外部端子電極524の
#1に接続される。なお、縦溝5231b、5231c
はメイン基板に半田実装する際にメニスカスを形成する
部分として利用されている。 【0005】そして、平板状誘電体基板521と水晶振
動子53とは、電極パッド523a、523b上に導電
性接着部材54となる導電性樹脂ペーストを塗布し、水
晶振動子53の下面の引出電極(不図示)と電極パッド
523a、523bを導電性ペーストを介して当接し、
この導電性樹脂ペーストを硬化することにより、機械的
に接合し、電気的に接続されている。 【0006】そして、水晶振動子53をキャビティ52
0に収容配置した後、水晶振動子53を気密的に封止す
べく、セラミック容器52上に蓋体55が被着されてい
た。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】水晶発振子51におい
て、電極パッド523aは導出電極5231aを経由
し、外部端子電極524の#3に接続され、他方、電極
パッド523bは外部端子電極524の#1に接続され
ていた。 【0008】そのような配線を達成するために、重畳部
5230a、5230bが枠体状誘電体基板522だけ
を介してグランド電位のシールリング525と対応する
位置に形成され、重畳部5230a、5230bとシー
ルリング25とが、かなり近接して配置されているの
で、重畳部5230a、5230bとシールリング52
5で例えば、セラミック容器52全体として、入力側及
び出力側それぞれに寄生容量を持っていた。また、入出
力端子となる外部端子電極524の(#1)と外部端子
電極524の(#3)がシールリング525と枠体状誘
電体基板522と平板状誘電体基板521を介して重畳
されているので、この部分においても寄生容量を持って
いた。 【0009】この寄生容量を持つことで水晶発振子51
において以下のような問題があった。即ち、図5に示す
ように、水晶振動子53の等価回路は、等価直列抵抗R
1、励振電極531、533の振動個所で形成される等
価直列容量C1、等価インダクタンスL1が直列に、励振
電極531、533の面積に依存する等価並列容量C0
が並列に接続された構成となっている。また、この水晶
振動子53の等価回路に不図示であるが主に発振回路で
構成される負荷容量CLが負荷された状態で水晶振動子
53の等価回路が形成されることになる。 【0010】実際、水晶発振子51の等価並列容量C0
は、水晶振動子53の励振電極531、533間の容量
と容器2の寄生容量を合わせた値となる。従って、その
寄生容量の分だけ等価並列容量C0が大きくなってしま
い、周波数可変感度Sを小さくしていた。即ち、周波数
可変感度Sは、 周波数可変感度S=C1/{2(C0+CL2} で表せる。 【0011】従来は、水晶振動子53の等価並列容量C
0が例えば2〜3pFあったため、そのなかに含まれる
寄生容量の影響は少ないものであったが、水晶発振子5
1の小型化により水晶振動子53の励振電極小型化さ
れ、それに伴ってC0が1〜1.5pFと下がってしま
った。その中に含まれる寄生容量の割合が高くなり、周
波数可変感度Sへの影響が無視できなくなった。 【0012】即ち、等価並列容量C0は励振電極間の容
量で現されるので、周波数(水晶基板の厚み)と励振電
極の面積でその値が決まるが、小型化した場合には励振
電極の面積が小さいくなるため、等価並列容量C0も小
さくなる。また、小型品では電極面積が小さくなり水晶
振動子53の等価直列容量C1も小さくなる。このた
め、いずれにしても水晶発振子51の小型化では周波数
可変感度Sを大きくとることが難しくなり小型化を達成
することができなかった。 【0013】このように、周波数可変感度Sが小さくな
った水晶発振子51を使用した場合、、例えば、電圧制
御水晶発振子(VCXO)では周波数可変範囲が狭くな
る問題が発生し、また、温度補償水晶発振子(TCX
O)では、所望の周波数を希望の交差内に収めることが
難しくなることが知られている。 【0014】本発明は、上述の課題に鑑みて案出された
ものであり、その目的は、水晶発振子のセラミック容器
に起因する寄生容量を小さく抑えることで等価並列容量
の増大を抑え、小型化が可能な水晶発振子を提供するこ
とにある。 【0015】 【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明は、誘電体基板の上面に水晶振動子を収容す
るキャビティが形成されたセラミック容器のキャビティ
開口周囲に、グランド電位のシールリングを取着すると
ともに、該シールリングに前記キャビティを封止する金
属製蓋体を溶接してなる水晶発振子において、前記キャ
ビティ底面の一部に形成した入力用電極パッド及び出力
用電極パッドと、前記誘電体基板の下面に前記入力用電
極パッド及び出力用電極パッドと互いに対向するように
形成された入力端子及び出力端子と、前記入力用電極パ
ッドと入力端子とを前記誘電体基板の厚み方向に貫通し
て互いに接続する第1のビアホール導体と、前記出力用
電極パッドと出力端子とを前記誘電体基板の厚み方向に
貫通して互いに接続する第2のビアホール導体とを有
し、前記セラミック容器を平面視して、前記入力用電極
パッド、出力用電極パッド、入力端子及び出力端子が前
記シールリングの枠内に配置されていることを特徴とす
る水晶発振子提供する。 【作用】本発明の構成によれば、入力用電極パッド及び
出力用電極パッドをキャビティ底面の一部に形成し、誘
電体基板の下面に前記入力用電極パッド及び出力用電極
パッドと誘電体基板を介して互いに対向した入力端子及
び出力端子をそれぞれ形成している。しかも、入力用電
極パッドと入力端子とを、また、出力用電極パッドと出
力端子とを誘電体基板の厚み方向に貫通したビアホール
導体によって互いに接続している。 【0016】即ち、入出力用電極パッドと入出力端子が
セラミック容器の一方側にそれぞれ形成されており、ビ
アホール導体によって直接互いに接続しあうため、グラ
ンド電位のシールリングと誘電体基板を介して重畳する
ような配置とならず、浮遊容量を少なくすることができ
る。 【0017】しかも、セラミック容器を平面視して、入
力用電極パッド、出力用電極パッド、入力端子及び出力
端子がシールリングの枠内に配置されているので、入力
端子及び出力端子のいずれもがシールリングと誘電体基
板を介して互いに重なり合うことがないために、入出力
端子とシールリングにより発生する浮遊容量が少なくす
ることができる。これにより、水晶発振子の周波数感度
を低下するのを防止でき、水晶発振子を小型化しても周
波数感度が低下するのを抑えことが可能である。 【0018】また、入出力端子がセラミック容器の一方
側にそれぞれ形成すると、この一方側にトランジスタや
IC等と並行に又は近接してトランジスタ等の入力、出
力側に接続するようになるため、基板上のレイアウトを
複雑にすることなく、トランジスタ等の接続配線を最短
に形成することができる。 【0019】 【発明の実施の形態】以下、本発明の水晶発振子を図面
に基づいて詳説する。 【0020】図1は、水晶発振子1に使用されるセラミ
ック容器2の上面図であり、図2は側断面図である。な
お、図1において、入出力用電極パッド23、23及び
外部端子電極24a、24bの位置関係をわかりやすく
するために、セラミック容器2の底面の平板状誘電体基
板21を透過させて示している。 【0021】水晶発振子1は、セラミック容器2、水晶
振動子3、導電性接着部材4及び金属製蓋体5とから構
成されている。 【0022】セラミック容器2は、誘電体基板が積層さ
れて構成されており、矩形状の平板状誘電体基板21及
び枠体状誘電体基板22がそれぞれ積層され、さらに枠
体状誘電体基板22の開口上面周囲に取着されたシール
リング25とから構成されている。 【0023】シールリング25は、Fe−Ni、Fe−
Ni−Coなどの金属からなり、枠体状誘電体基板22
上面にメタライズ層(図示しない)を介してろう付け固
定されている。そして、全体として、図2に示すように
表面側に開口を有し、且つ水晶振動子3が収容される矩
形状のキャビティ部20が形成される。 【0024】さらにキャビティ部20の底面、即ち平板
状誘電体基板21の表面の一方側(図1では左側の辺)
には、水晶振動子3と電気的な接続を行う一対の入出力
用電極パッド23、23が形成されている。この入出力
用電極パッド23、23を形成するのはキャビティの一
方側で記載したがこれに限定されず、何れかの一部に形
成しても良い。図では入出力用電極パッド23、23
は、一方側の幅方向(図1では上下方向)に分離してそ
れぞれ形成されている。その形状は、概略矩形状となっ
ている。 【0025】また、セラミック容器2の下面、即ち平板
状誘電体基板21のキャビティ20と反対に位置する裏
面には、この入出力用電極パッド23、23と電気的に
接続し、外部回路基板と接合するための外部端子電極2
4a、24aが形成されている。この外部端子電極24
a、24aは入出力端子となる。また、セラミック容器
2を平面視して、入出力用電極パッド23、23と外部
端子電極24a、24aがシールリング25の枠内に配
置されている。 【0026】更に、シールリング25と電気的に接続
し、外部回路基板と接合するための外部端子電極24
b、24bも形成されている。外部端子電極24b、2
4bのいずれか一方がグランド端子となる。 【0027】この外部端子電極24a、24aは、平板
状誘電体基板21の入出力用電極パッド23、23とそ
れぞれ対応する位置に形成されており、セラミック容器
2を貫くビアホール導体21aのみによって接続されて
いる。 【0028】さらに、前述のように平板状誘電体基板2
1上に接合されているシールリング25については、外
部端子電極24b、24bの上部に位置する部分の下部
にてビアホール21aが形成されており、全体としてグ
ラウンドに接地されている。 【0029】本発明では外部端子電極24a、24aの
形成位置を入出力用電極パッド23、23の位置と対向
するようにしてあり、平板状誘電体基板21を厚み方向
に貫通するビアホール21aのみにて電気的にそれぞれ
接続されている。 【0030】また、入出力用電極パッド23、23上に
は、キャビティ部20の中央部寄りなどに帯状、または
ドット状のバンプが形成されている。形成方法として
は、例えば導電性樹脂ペーストを複数重ね合わせた印刷
により形成されている。 【0031】上述の入出力用電極パッド23、23やメ
タライズ層、バンプは、モリブデン、タングステンなど
の金属から構成される。これらの導体(入出力用電極パ
ッド23、23、導体膜、バンプ)は、基板21の表面
に導電性ペーストの焼き付けにより形成した後、その表
面にNi、Auメッキ処理される。尚、電極パッド2
3、23及びバンプにおいては、入出力用電極パッド2
3、23の下地導体層となる導体を上述の金属のペース
トにより印刷形成し、乾燥後に、その表面に上述の金属
ペーストでバンプの形状に応じて、再度印刷形成し、そ
の後、両者を一括的に焼き付け処理し、その後メッキ処
理を施す。これらの導体(入出力用電極パッド23、2
3、導体膜、バンプ)の厚みは、約10〜30μmであ
る。 【0032】水晶振動子3は、図2に示すように、例え
ば所定結晶方位角に従ってカット(ATカット)された
矩形状の水晶基板30と、水晶基板30の両主面の対向
しあう位置に被着形成された励振電極53aと、一対の
励振電極53aから夫々水晶基板30の短辺方向に延出
された引出電極53bとから構成される。それぞれの引
出電極53bは水晶基板30の幅方向外側などに延出さ
れ、水晶基板30の他方の主面に形成された引出電極5
3bと接続される。即ち、引出電極53bは水晶基板3
0の両主面に形成される。両主面の略対応する位置に形
成された引出電極53bは近接する水晶基板30の長辺
方向端面を経由して接続されている。 【0033】そして、水晶振動子3の固定端部の下面に
延出された引出電極53bは、平板状誘電体基板21の
表面に形成された電極パッド23、23に対向するよう
に配置され、導電性接着部材4により機械的に且つ電気
的に接続されている。また、入出力用電極パッド23、
23の形状や位置を変更すれば、水晶振動子3の引出電
極との接続をワイヤーボンディングなどの他の方法によ
っても行うことができる。 【0034】このようなセラミック容器2を構成する平
板状誘電体基板21の入出力用電極パッド23、23と
水晶振動子3の引出電極とを電気的に接続し、機械的に
固定する導電性接着部材4は、シリコン系、エポキシ
系、ポリイミド系などのように硬化時に収縮する性質の
樹脂とAg粉末などとを混合した導電性樹脂ペーストで
ある。そして、この導電性樹脂ペーストを硬化処理する
ことにより、導電性接着部材4となる。 【0035】金属製蓋体5は、実質的に平板状の金属、
例えば、Fe−Ni合金(42アロイ)やFe−Ni−
Co合金(コバール)などからなる。このような金属製
蓋体5は、水晶振動子3の収容領域を、窒素ガスや真空
などで気密的に封止するものである。この金属製蓋体5
は、セラミック容器2のシールリング25上に載置さ
れ、シールリング25の表面の金属と金属製蓋体5の金
属とが、溶接されるように所定電流を印加してシーム溶
接を行う。 【0036】上述のように水晶発振子を作製することに
より、図4に示すように、水晶発振子1の入力側の外部
端子電極24a及び出力側の外部端子電極24aが水晶
発振子1下面の同じ一方側に形成されるため、水晶発振
子1が搭載される誘電体基板上にて、最短の配線でIC
やトランジスタなどと接続することが可能になる。 【0037】上述の水晶発振子は、以下のようにして形
成される。 【0038】まず、水晶基板30の両主面に励振電極、
固定端部の下面に引出電極が形成された水晶振動子3を
用意する。また、同時に、電極パッド23、23、メタ
ライズ層及びシールリング25が形成されたセラミック
容器2及び金属製蓋体5を用意する。次に、入出力用電
極パッド23、23に導電性接着部材4となる導電性樹
脂ペーストをディスペンサーなどで供給・塗布する。次
に、水晶振動子3の固定端部を概略半球状に盛り上がっ
た導電性樹脂ペーストに載置する。これにより、水晶振
動子3の固定端部に位置する引出電極と入出力用電極パ
ッド23、23上の導電性樹脂ペーストとが当接するこ
とになる。 【0039】 【発明の効果】本発明によれば、入出力用電極パッドに
水晶振動子を搭載し、導電性接着部材により接続し、水
晶発振子として作製した場合において、寄生容量を最小
限に抑えることができる。それにより、発振周波数の可
変範囲を大きくとることができる。 【0040】また、水晶発振子の入力端子と出力端子に
当たる外部端子電極を同一の辺方向に隣接して形成する
ことができるようになり、水晶発振子を搭載する基板の
配線引き回しを最短にすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の水晶発振子の裏面の外部端子電極を透
過させた上面図である。 【図2】本発明の水晶発振子の側断面図である。 【図3】従来の水晶発振子の側断面図である。 【図4】従来の水晶発振子に使用されるセラミック容器
の上面図である。 【図5】水晶発振子の等価回路図である。 【符号の説明】 1・・・水晶発振子 2・・・容器 20・・・キャビティ部 21・・・平板状誘電体基板 22・・・枠体状誘電体基板 23、23・・・入出力用電極パッド 24a、24b・・・外部端子電極 3・・・水晶振動子 30・・・水晶基板 4・・・導電性接着部材 5・・・金属製蓋体

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 誘電体基板の上面に水晶振動子を収容す
    るキャビティが形成されたセラミック容器のキャビティ
    開口周囲に、グランド電位のシールリングを取着すると
    ともに、該シールリングに前記キャビティを封止する金
    属製蓋体を溶接してなる水晶発振子において、 前記キャビティ底面の一部に形成した入力用電極パッド
    及び出力用電極パッドと、 前記誘電体基板の下面に前記入力用電極パッド及び出力
    用電極パッドと互いに対向するように形成された入力端
    子及び出力端子と、 前記入力用電極パッドと入力端子とを前記誘電体基板の
    厚み方向に貫通して互いに接続する第1のビアホール導
    体と、 前記出力用電極パッドと出力端子とを前記誘電体基板の
    厚み方向に貫通して互いに接続する第2のビアホール導
    体とを有し、 前記セラミック容器を平面視して、前記入力用電極パッ
    ド、出力用電極パッド、入力端子及び出力端子が前記シ
    ールリングの枠内に配置されていることを特徴とする水
    晶発振子。
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