JP2003133054A - 交流アーク炉用電極昇降制御システム、交流アーク炉、および交流アーク炉の運転方法 - Google Patents

交流アーク炉用電極昇降制御システム、交流アーク炉、および交流アーク炉の運転方法

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JP2003133054A
JP2003133054A JP2001324472A JP2001324472A JP2003133054A JP 2003133054 A JP2003133054 A JP 2003133054A JP 2001324472 A JP2001324472 A JP 2001324472A JP 2001324472 A JP2001324472 A JP 2001324472A JP 2003133054 A JP2003133054 A JP 2003133054A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電圧・電流制御回路の電流設定部において従
来生じていた定常偏差を解消し、正確な制御を実現し、
高効率に被処理物を溶解できる交流アーク炉用電極昇降
制御システムを提供する。 【解決手段】 電圧・電流制御回路30は、目標電流値
を算出するための計算式の要素として積分要素を含む、
比例積分制御(PI動作)を行う。電極50は、炉筐体
に昇降可能に取り付けられている。本交流アーク炉用電
極昇降制御システムは、電極50と被処理物であるスク
ラップとの間の距離に比例するアーク抵抗値を調整すべ
く電極50を昇降させる電極昇降装置40をさらに有し
ている。電極昇降装置40は、電圧・電流制御回路30
が算出した目標電流値に応じて電極50を昇降させ、こ
れによって、アーク抵抗値を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交流アーク炉に関
し、特に、その電圧・電流制御回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】比較的大型のアーク炉は、主に、スクラ
ップ等を材料として製鋼を行うシステムにて使用されて
いる。このような場合、アーク炉は、電極とスクラップ
または溶鋼の間にアーク放電を発生し、この際に発生す
る熱によって、炉内に投入されたスクラップを溶解した
(熔解期)後、昇温し、溶鋼の酸化精錬を行ってリン、
珪素、およびマンガン等の不純物を除去する(酸化
期)。本来はこの後、アーク炉で還元精錬(還元期)を
行い出鋼するのであるが、近年においては、酸化精錬の
後、出鋼し、還元精錬は炉外精錬炉で処理されることが
一般的となっている。
【0003】尚、アーク炉には、発電所等から供給され
る交流電源を所定の電圧に降圧するのみで直接用いる交
流アーク炉(一般的には三相交流を使用)と、発電所等
から供給される交流電源を所定の電圧に降圧し、さらに
電力変換器等によって直流電源に変換した上で用いる直
流アーク炉とがある。
【0004】近年のアーク炉製鋼法においては、熔解期
から酸化期においては超大電力30〜150MVAを使
用するUHP(Ultra High Power)操業が一般化し、炉
容の大型化、変圧器容量の増大をもたらした。
【0005】図3を参照して、従来の交流アーク炉を説
明する。従来の交流アーク炉は、例えば、炉筐体と、炉
筐体に昇降可能に取り付けられた黒鉛製の電極50と、
電極50を昇降させる電極昇降装置40と、発電所等か
ら供給される交流電源を所定の電圧に降圧する変圧器2
0と、電極50に流れる電流を制御する電流制御回路1
31と、電極に印加される電圧を制御する電圧制御回路
136とを備えている。尚、電極昇降装置には液圧式と
電動式があるが、我が国においては応答性がよい電動式
が一般的である。
【0006】UHP操業のため、交流電源は、一般に、
一次電圧が66kV以上、出力電圧が400〜1100
V程度である。
【0007】交流アーク炉のアーク電圧は変圧器20に
より基本的に設定され、アーク電流は電極50とスクラ
ップとの間の距離(アーク抵抗)によって決定され
る。、したがって、電極昇降装置40によって電極50
を昇降させることで、炉筐体内の電極50とスクラップ
または溶鋼との間の距離に応じてアーク長を変化させる
ことができ、この結果、アーク抵抗値に応じた電流調整
が可能である。UHP操業での電流は、40〜80kA
程度の間に調整される。
【0008】電流制御回路131および電圧制御回路1
36はそれぞれ、所望される設定電流値と実績電流値と
に基づいて目標電流値を算出する電流設定部131a
と、実績電圧値に基づいて補正実績電圧値を算出する電
圧補償部136aとを備えている。電動式の電極昇降装
置では、目標電流値と補正実績電圧値とに基づいてアー
ク長を調整すべく、インバーターモータ等によるモータ
ードライブを介して電極50を昇降させる。
【0009】従来、電流制御回路の電流設定部では、以
下の数式1に基づいて、実績電流と設定電流から目標電
流値を算出している。
【0010】
【数1】
【0011】尚、上記数1式における平衡値とは、実績
と設定が同一となった時に出力しなければならない定数
である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図3に示し
た例をも含め、従来の交流アーク炉においては、計算式
が比例制御要素(P(Proportional)動作)で構成され
ているため、定常偏差(オフセットズレ)が発生するこ
とは避けられない。この定常偏差のため、実績電流と設
定電流がいつまでたっても一致しないことが、しばしば
起こっていた。
【0013】このため、従来は、設定電流と実績電流と
の差異について、電圧毎の差異傾向を、試験操業を実施
することや、操業実績の統計データ解析することによっ
て求め、この傾向を考慮して電流設定を行っていた。
【0014】しかし、アーク炉における構成要素の変
更、例えば、変圧器を変更するとか、炉殻を変更する
と、以前得た差異傾向は結局通用しなくなるのが実状で
ある。
【0015】実操業上、アーク炉で炉内のスクラップを
効率的に溶解し、溶鋼温度を昇熱するためには、適切な
通電パターン(タップ電圧と電流値の組合せ)を設定す
る必要がある。UHP操業では、炉内に十分なスクラッ
プがある時はアーク長を極力長く(ロングアーク操業)
し、アーク輻射熱をスクラップに伝え、スクラップが溶
け落ちてからは短いアーク長で大電力を溶鋼に伝える
(ショートアーク操業)ことで、昇熱促進を図って高効
率に操業している。したがって、電極制御が適切に管理
されてない(電極が勝手な動きをする。設定電流値と実
績電流値が一致しない。)と、効率的な操業を行えない
ばかりでなく、局部的に熱負荷が増大したり、想定した
電力が全く得られないなどの操業阻害要因も発生するこ
とになる。
【0016】尚、特開平8−273827号公報には、
直流アーク炉に関する技術であるが、目標電流値を算出
するための計算式の要素として積分要素を含む、比例積
分制御(PI動作)を行う装置が開示されている。この
装置は、電流検出器より検出した実績電流が大幅に変化
した時に発生する不安定現象を防止することと、大幅な
変化がない時の電流設定応答性の向上との両立を目的と
して、積分項の積分時間Tiを可変可能とするものであ
り、そのために特別な電流調整器を設けている。
【0017】本発明の課題は、上記問題点の解消、即
ち、電流調整器などの特別な装置を使用しないで、電圧
・電流制御回路の電流設定部において従来生じていた定
常偏差を解消し、正確な制御を実現し、ひいては高効率
に被処理物を溶解できる交流アーク炉を提供することで
ある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、交流電
源を用い、炉筐体に昇降可能に取り付けられた電極と被
処理物との間のアーク放電によって被処理物を溶解する
交流アーク炉に適用され、前記電極に印加される電圧お
よび該電極に流れる電流を制御する電圧・電流制御回路
を有し、前記電圧・電流制御回路は、所望される設定電
流値と実際の実績電流値とに基づいて目標電流値を算出
する交流アーク炉用電極昇降制御システムにおいて、前
記電圧・電流制御回路は、前記目標電流値を算出するた
めの計算式の要素として積分要素を含む、比例積分制御
(PI動作)を行うものであり、前記交流アーク炉用電
極昇降制御システムは、前記電極と被処理物との間のア
ーク抵抗値を調整すべく前記電極を昇降させる電極昇降
装置をさらに有し、前記電極昇降装置は、前記電圧・電
流制御回路が算出した前記目標電流値に応じて前記電極
を昇降させ、これによって、前記アーク抵抗値を調整す
ることを特徴とする交流アーク炉用電極昇降制御システ
ムが得られる。
【0019】本発明によればまた、前記電圧・電流制御
回路は、前記設定電流値と前記実績電流値とに基づいて
前記目標電流値を算出する電流設定部と、実際の実績電
圧値に基づいて補正実績電圧値を算出する電圧補償部を
備えており、前記電極昇降装置は、前記目標電流値およ
び前記補正実績電圧値に応じて前記電極を昇降させ、こ
れによって、前記アーク抵抗値を調整する前記交流アー
ク炉用電極昇降制御システムが得られる。
【0020】本発明によればさらに、前記交流アーク炉
用電極昇降制御システムが適用された交流アーク炉が得
られる。
【0021】また、本発明によれば、ロングアーク操業
とショートアーク操業を選択的に行うことができる交流
アーク炉運転方法であって、積分要素を含む、比例積分
制御(PI動作)によってアーク長を制御することを特
徴とする交流アーク炉の運転方法が得られる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態による
交流アーク炉用電極昇降制御システム、交流アーク炉、
およびその操業方法を説明する。
【0023】本発明の実施の形態による交流アーク炉
は、従来例と同様に、電極とスクラップ及び溶鋼との間
に三相交流によりアーク放電を発生し、この際に発生す
るアーク熱によって、炉内に装入されたスクラップを溶
解した後、昇温し、酸化精錬を行ってリン、珪素、およ
びマンガン等の不純物を除去する。
【0024】単線結線図(図1)を参照して、本交流ア
ーク炉は、炉筐体と、炉筐体に昇降可能に取り付けられ
た三本(図1では、1本のみ図示)の電極50と、電極
50を昇降させる電動式の電極昇降装置40と、発電所
等から供給される交流電源を所定の電圧に降圧する変圧
器20と、電極に印加される電圧および電極に流れる電
流を制御する電圧・電流制御回路30とを備えている。
そして、電極昇降装置40によって電極50を昇降させ
ることで、炉筐体内の有効電極長(アーク長)を変化さ
せ、この結果、電極の抵抗値に応じた電流を調整可能で
ある。
【0025】本発明の実施例になる交流アーク炉は、公
称炉容120トン、変圧器容量100MVAである。本
炉はUHP操業において、電圧は、500〜700V、
電流は、40〜60kAの間程度に調整される。
【0026】電圧・電流制御回路30は、所望される設
定電流値と実績電流値とに基づいて目標電流値を算出お
よび出力する電流設定部31と、実績電圧値に基づいて
補正実績電圧値を算出および出力する電圧補償部36と
を備えている。電極昇降装置40は、目標電流値と補正
実績電圧値とに基づいてアーク長を調整すべく、IM
(インバーター・モータ)を介して電極50を昇降させ
る。電極を上昇させ、アーク長が長くなると電流が減少
し、アーク側面への伝熱性が向上し、主に炉壁周辺のス
クラップ等の被処理物が溶解する(ロングアーク操
業)。一方、電極50を下降させ、アーク長が短くなる
と電流が増大し、アーク下方への伝熱性が向上し、主に
炉床部のスクラップ等の被処理物が溶解すると共に、溶
鋼が昇温する(ショートアーク操業)。本発明を図3に
示した従来の交流アーク炉と比較すると、電流設定部3
1に積分回路を追加したのみであり、特別な装置を設け
たものではない。即ち、本発明では、電圧・電流制御回
路30の電流設定部31で、以下の数式2により実績電
流と設定電流から目標電流値を算出しており、従来の交
流アーク炉では行っていなかった目標電流値を算出する
ための計算式の要素として積分要素を含む、比例積分制
御(PI(Proportional and Integral)動作)を行う
ものである。
【0027】
【数2】
【0028】尚、上記数2式における記号kは、積分ゲ
インである。本発明の実施例になる交流アーク炉での積
分ゲインkとしては、種々のパラメータを調整し試験操
業を行った結果、値は0.25が最適であるとの結果が
得られた。
【0029】より具体的には、設定電流値と補正実績電
流値を基に積分要素を含む計算により目標電流値を求
め、インバータモータを介して電極昇降装置40を従来
より精度良く動かし、電極50をロングアーク操業、シ
ョートアーク操業に応じてより正確に昇降させることが
できる。ロングアーク操業では、「電極50を上昇させ
る→アーク長が長くなる→アーク抵抗が大きくなる→電
流が小さくなる」過程において、精度が向上するのでア
ーク側面への伝熱性がより向上する。ショートアーク操
業では、「電極50を下降させる→アーク長が短くなる
→アーク抵抗が小さくなる→電流が大きくなる」過程に
おいて、精度が向上するのでアーク下方への伝熱性がよ
り向上し、炉床部でのスクラップ溶解および溶鋼の昇温
が正確になされる。
【0030】即ち、アーク長は積分要素を含むPI動作
によって制御するので、選択するロングアーク操業とシ
ョートアーク操業をより正確に実施できる。
【0031】数式2で目標電流値を算出した本発明の実
施例になる交流アーク炉と、比較例として実施例になる
交流アーク炉と同じアーク炉を用い、数式1で目標電流
値を算出した従来の交流アーク炉とで、それぞれ試験操
業を行った。その結果を、図2および以下の表1に示
す。
【0032】
【表1】
【0033】これら試験結果から明らかなように、従来
の交流アーク炉では、設定電流と実績電流とは、偏差平
均15.0kAの隔たりが生じていた。これに対し、本
交流アーク炉による電流制御を行うと、設定電流と実績
電流との差が、偏差平均で5.1kAとなり、ズレ幅は
大幅に減少を達成した。特に、非常に不安定な通電開始
時の設定タップ7の場合のデータを除いて比較すると、
従来の交流アーク炉では偏差平均12.3kAに対し、
本発明では偏差平均が2.7kAとなり、22%に減少
している。
【0034】よって、本発明により設定電流と実績電流
との差は小さくなり、製鋼用電気炉電極制御の設定精度
が向上する。
【0035】尚、電圧・電流制御回路30の少なくとも
一部は、コンピュータ等により実行されるソフトウェア
によって構成可能である。特に、電流設定部31をソフ
トウェア回路にすると、本発明になる目標電流計算式も
ソフトウェア上に存在するため、各パラメータを容易に
変更することができる。
【0036】また、電流設定部31は、従来同様にハー
ドウエアで構成することも可能ではあるが、積分要素追
加に際し、本実施の形態のごとくソフトウエアで構成す
ることが好ましい。これは、ハードウエアでの積分要素
追加も可能であるが、調整が困難であるからである。
【0037】
【発明の効果】本発明による交流アーク炉用電極昇降制
御システムは、特別な装置を設置することなく電圧・電
流制御回路の電流設定部において従来生じていた定常偏
差を大幅に改善し、正確な制御を実現したので、高効率
に被処理物を溶解・昇温・精錬できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による交流アーク炉用電極
昇降制御システムが適用された交流アーク炉の構成を示
す単線結線図である。
【図2】図1に示す交流アーク炉用電極昇降制御システ
ムが適用された交流アーク炉ならびに比較例としての従
来の交流アーク炉による試験操業の結果を示す図であ
る。
【図3】従来の交流アーク炉の構成を示す単線結線図で
ある。
【符号の説明】
20 変圧器 30 電圧・電流制御回路 31、131a 電流設定部 36、136a 電圧補償部 40 電極昇降装置 50 電極 131 電流制御回路 136 電圧制御回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を用い、炉筐体に昇降可能に取
    り付けられた電極と被処理物との間のアーク放電によっ
    て被処理物を溶解する交流アーク炉に適用され、前記電
    極に印加される電圧および該電極に流れる電流を制御す
    る電圧・電流制御回路を有し、前記電圧・電流制御回路
    は、所望される設定電流値と実際の実績電流値とに基づ
    いて目標電流値を算出する交流アーク炉用電極昇降制御
    システムにおいて、 前記電圧・電流制御回路は、前記目標電流値を算出する
    ための計算式の要素として積分要素を含む、比例積分制
    御(PI動作)を行うものであり、 前記交流アーク炉用電極昇降制御システムは、前記電極
    と被処理物との間のアーク抵抗値を調整すべく前記電極
    を昇降させる電極昇降装置をさらに有し、 前記電極昇降装置は、前記電圧・電流制御回路が算出し
    た前記目標電流値に応じて前記電極を昇降させ、これに
    よって、前記アーク抵抗値を調整することを特徴とする
    交流アーク炉用電極昇降制御システム。
  2. 【請求項2】 前記電圧・電流制御回路は、前記設定電
    流値と前記実績電流値とに基づいて前記目標電流値を算
    出する電流設定部と、実際の実績電圧値に基づいて補正
    実績電圧値を算出する電圧補償部を備えており、 前記電極昇降装置は、前記目標電流値および前記補正実
    績電圧値に応じて前記電極を昇降させ、これによって、
    前記アーク抵抗値を調整する請求項1に記載の交流アー
    ク炉用電極昇降制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の交流アーク炉
    用電極昇降制御システムが適用されたことを特徴とする
    交流アーク炉。
  4. 【請求項4】 ロングアーク操業とショートアーク操業
    を選択的に行うことができる交流アーク炉運転方法であ
    って、積分要素を含む、比例積分制御(PI動作)によ
    ってアーク長を制御することを特徴とする交流アーク炉
    の運転方法。
JP2001324472A 2001-10-23 2001-10-23 交流アーク炉用電極昇降制御システム、交流アーク炉、および交流アーク炉の運転方法 Pending JP2003133054A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100733330B1 (ko) 2005-10-14 2007-06-28 주식회사 포스코 제강 전기로의 전극봉 제어방법
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