JP2003132772A - 動作検出センサ、光検出器およびセンサシステム - Google Patents

動作検出センサ、光検出器およびセンサシステム

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JP2003132772A
JP2003132772A JP2001332767A JP2001332767A JP2003132772A JP 2003132772 A JP2003132772 A JP 2003132772A JP 2001332767 A JP2001332767 A JP 2001332767A JP 2001332767 A JP2001332767 A JP 2001332767A JP 2003132772 A JP2003132772 A JP 2003132772A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】長周期グレーティングを活用し、一または二以
上の個所で計測でき、かつ長距離システムを実現するよ
うな新規な動作検出センサ・光水位検出器を提供する。 【解決手段】光ファイバ1、V溝アレイ2、プレート4
およびシャフト6からなる動作検出センサを搭載した光
水位検出器とし、フロート8の水位が上昇し、シャフト
6を介してV溝アレイ2とプレート4とが光ファイバ1
を挟持密着したとき、特定波長が損失した光が光ファイ
バ1から出射するようにして水位が所定値を超えたか否
かを検出する光水位検出器とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一または二以上の
個所において、水位や水圧という検出対象が所定値以上
であるか否かを検出するための動作検出センサ、光検出
器およびセンサシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】水位・水圧の検出を行うような従来技術
の装置例として水位検出器がある。この水位検出器は、
フロートの位置を機械的、電気的に検出するものや、水
位自体を光学的に検出して電気信号に変換する方式のも
のが一般的に知られている。しかしながら、これらの水
位検出器は機械的可動部分が多く故障の原因となった
り、電気回路の電源を確保するために水位検出器の近く
にバッテリーを設置する必要がある等、種々の問題があ
る。
【0003】また、他の例の水位検出器として、図7,
図8に示すように、フロートの浮力の変化を、光ファイ
バブラッググレーティング(以下、Fiber Bragg Grat
ingの頭文字を採り、FBGと略記する)に伝達するこ
とで、水位を測定するようにした光水位検出器が知られ
ている。このようなFBGを備える水位検出器について
図を参照しつつ説明する。図7,図8は従来技術の水位
検出器の構成図である。
【0004】この水位検出器は、図7で示すように、検
出セル114、フロート115、ダイアフラム116、
シャフト117、ブロック118、FBG119、下限
ストッパ120、上限ストッパ121、リニアガイド1
22、アーム123を備えている。
【0005】この水位検出器は、水位変化に伴ってフロ
ート115に作用する浮力の動きを、フロート115に
連結固定されたシャフト117およびアーム123を通
じてFBG119に伝達し、水位変化をFBG119の
波長変化として検出するものである。
【0006】ここで、FBG119は、周知のように光
ファイバのコアの屈折率が光軸に沿って周期的に変化し
ている領域であり、屈折率に応じて特定波長を中心とし
た狭帯域の光を反射する特性を持っている。また、コア
の屈折率は光ファイバに加えられた歪みや周囲温度に応
じて変化するため、FBGからの反射光の波長変化を検
出することで、歪みや温度変化の有無、その大きさ等を
検出することができる。
【0007】このようなFBGの製作方法について説明
する。FBGは、位相格子が刻まれたフェイズマスクに
紫外線を照射し、フェイズマスクにて紫外線を干渉さ
せ、コーティングを除去しクラッドをむき出しにしたゲ
ルマニウム・ドープド・シングルモードファイバを紫外
線が干渉している部分に晒すことによって、干渉してい
る部分の屈折率が上昇し、周期的な屈折率変調が形成さ
れる、というものである。
【0008】続いて従来技術の水位検出器の各部につい
て説明する。フロート115はダイアフラム116の中
心に固定されている。このダイアフラム116の周囲
は、電子ビーム溶接等の手段により気密性を確保する手
法にて検出セル114に固定されている。
【0009】ダイアフラム116に連結されるシャフト
117は、リニアガイド122により上下方向のみに移
動するように拘束されており、水位に応じて上下動する
フロート115と連動して上下に動く。このシャフト1
17にはアーム123が固定されており、アーム123
にはFBG119の一方の端部が固定されている。検出
セル114に固定されたブロック118には、FBG1
19の他方の端部が固定されている。
【0010】また、シャフト117の上下運動を拘束す
るため、下限ストッパ120と上限ストッパ121と
が、検出セル114の内部で固定されている。固定に関
し、図7で示すように、水位がW1と低く、浮力がフロ
ート115に作用していない場合であって、シャフト1
17に固定されたアーム123が下限ストッパ120と
接触しているとき、FBG119は自然長であるように
固定される。
【0011】フロート115に浮力が加わらず、アーム
123と下限ストッパ120とが接触している状態で
は、ダイアフラム116は、フロート115およびシャ
フト117の自重により伸びた状態となる。一方、フロ
ート115が浮力を受け、アーム123と上限ストッパ
121とが接触した状態では、ダイアフラム116は、
変形無しの状態になる。ダイアフラム116はこのよう
に設けられている。
【0012】続いて、このような水位検出器による水位
検出について説明する。図7で示すように、水位がW1
のレベルにあるためフロート115に浮力が働かない状
態では、FBG119は自然長なので、FBG119に
歪みは発生しない。フロート115とシャフト117と
の自重がダイアフラム116に作用するが、下限ストッ
パ120とアーム123が接触して、ダイアフラム11
6に過度の力が加わる事態は回避される。
【0013】一方、図8で示すように、水位が変化して
W2のレベルになると、フロート115には浮力が作用
する。この浮力により、フロート115が上方に動く
と、FBG119は引き延ばされる。しかしながら、シ
ャフト117の上方への移動は上限ストッパ121にて
制限されているため、所定距離を超えて移動する事態が
発生することはない。
【0014】また、水位がW1に戻るときはFBG11
9が自然長に戻ろうとする力とシャフト117とフロー
ト115の自重が加わって、下限ストッパ120とアー
ム123が接触する位置に戻る。このような動作が水位
の変化(W1とW2との間の移動)によって繰り返され
る。水位がW2になった場合にはFBG119が引き延
ばされることで、FBG119の反射光の特定波長が短
波長から長波長へと変化するので、水圧または水位が設
定値以上になったことを検出することができる。従来技
術の水位検出器はこのようなものであった。
【0015】続いて、FBGに関する従来技術例とし
て、FBGの一種である長周期グレーティングについて
図を参照しつつ説明する。図9は長周期グレーティング
の構成図、図10,図11は、長周期グレーティングか
らの出力特性図である。FBGの1種である長周期グレ
ーティングは、周期的な屈折率変調の周期が百ミクロン
オーダーの透過型フィルタである。
【0016】このような長周期グレーティングについて
は論文に掲載されており、例えば、S.Savin,M.J.F.Digo
nnet,G.S.Kino,and H.S.Shaw:“Tunable mechanically
induced long-period fiber gratings”, Optics Lette
rs,Vol.25,No.10(May 15,2000)にて、V溝アレイとプレ
ートとの間に通常の通信用シングルモード光ファイバを
挟むことで、長周期グレーティングを構成した例が報告
されている。
【0017】この長周期グレーティングは、具体的には
図9で示すように、V溝アレイ130、光ファイバ13
1、プレート132を備えている。V溝アレイ130
は、光ファイバ131側に複数のV溝からなる回折面が
形成されている。光ファイバ131は通常のシングルモ
ードファイバである。プレート132は光ファイバ13
1をV溝アレイ130側へ押圧して固定する。
【0018】このような長周期グレーティングでは、V
溝アレイ130の上方から荷重を加えると特定波長に損
失を生じる。この特定波長の損失について、図10に示
すようなフィルター伝達量の特性となる。荷重の大きさ
を小さいほうから順にP,P,P,P,P
とした場合、荷重P ,P で特に損失が大きいとい
う特徴を有する。
【0019】また、図11に示すように、光ファイバ1
31の伸びる方向と、V溝アレイ130の格子面に形成
されたV溝が伸びる方向とからなる角度を変えること
で、光ファイバ131の光の伝搬方向に対するV溝アレ
イ130の周期間隔が変わるため、損失する特定波長を
可変にできる。図11ではV溝アレイ130の周期間隔
が683μm,703μm,712μm,722μmと
いう特定波長を損失させた場合のフィルター伝達量が図
示されている。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術以外に
も、一本の光ファイバに対し、反射光の波長が異なる複
数のFBGを直列に接続することにより、FBGの反射
光の波長を多重化し、複数箇所の計測を行うセンサシス
テムを構築することが考えられる。しかしながら、この
ような複数のFBGを直列に接続することは容易な作業
ではない。
【0021】具体的には、前述のように予めFBGの反
射波長を複数設定し、これに併せて一本の光ファイバに
対して複数のFBGを設けるため、FBG個別に複数の
位相マスクを製作する必要があり、センサも個別にFB
Gを組み込む必要があるなど、製造が複雑であり、これ
に起因して製造コストを低減することが困難であった。
【0022】また、このFBGを用いたシステムでは、
FBGからの反射光の波長を測定するので、長距離・多
点計測システムを構築しようとすると、光ファイバの後
方散乱等により反射光の消光比が減少するため、計測精
度が低下するなどの欠点があった。
【0023】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的は、長周期グレーティングを
活用し、一または二以上の個所で計測でき、かつ長距離
システムを実現するような新規な動作検出センサ、光検
出器およびセンサシステムを提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の請求項1に記載の発明に係る動作検出センサは、V
溝による回折面が形成されるV溝アレイと、前記V溝ア
レイの回折面側で対向するように配置されるプレート
と、前記V溝アレイと前記プレートとの間に配置される
光ファイバと、検出対象の動作に応じて前記V溝アレイ
と前記プレートとを離接させるため、前記移動プレート
を移動するように構成される移動手段と、を備え、前記
プレートの移動により前記V溝アレイと前記プレートと
が前記光ファイバを挟持密着し、特定波長が損失した光
が光ファイバから出射した場合に、検出対象の動作変化
を検出することを特徴とする。
【0025】また、同じく請求項2に記載の発明に係る
光検出器は、請求項1に記載の動作検出センサと、内部
に配置された前記動作検出センサを外部環境から保護す
る検出セルと、水面に浮かべられ、水位に応じて昇降す
るフロートと、前記検出セル内をシールするとともに、
前記フロートに伸縮力を加えるダイアフラムと、前記動
作検出センサの移動手段であり、前記フロートの昇降に
従動して前記検出セル内で昇降するシャフトと、を備
え、前記動作検出センサのV溝アレイとプレートとの間
に隙間があって特定波長の損失がない光が光ファイバか
ら出射した場合には水位が所定値以下であると検出し、
また、V溝アレイとプレートとが光ファイバを挟持密着
して特定波長の損失がある光が光ファイバから出射した
場合には水位が所定値を超えると検出することを特徴と
する。
【0026】また、同じく請求項3に記載の発明に係る
光検出器は、請求項1に記載の動作検出センサと、内部
に配置された前記動作検出センサを外部環境から保護す
る検出セルと、前記検出セル内をシールするとともに、
圧力を検出するダイアフラムと、前記動作検出センサの
移動手段であり、前記ダイアフラムの変位に従動して検
出セル内で昇降するシャフトと、を備え、前記動作検出
センサのV溝アレイとプレートとの間に隙間があって特
定波長の損失がない光が光ファイバから出射した場合に
は圧力が所定値以下であると検出し、また、V溝アレイ
とプレートとが光ファイバを挟持密着して特定波長の損
失がある光が光ファイバから出射した場合には圧力が所
定値を超えると検出することを特徴とする。
【0027】また、同じく請求項4に記載の発明に係る
動作検出センサは、V溝による回折面が形成される複数
のV溝アレイと、前記複数のV溝アレイの回折面側でそ
れぞれ対向するように配置される複数のプレートと、前
記複数のV溝アレイと前記複数のプレートとの間に配置
される一本の光ファイバと、検出対象の動作に応じて前
記V溝アレイと前記プレートとを離接させるため、前記
複数の移動プレートをそれぞれ移動するように構成され
る複数の移動手段と、を備え、一個のV溝アレイおよび
一個のプレートからなる一組を、一本の光ファイバの異
なる位置で複数組にわたり配置するとともに、同一の周
期で形成された前記複数のV溝アレイが前記一本の光フ
ァイバに対して傾斜角度をそれぞれ異ならせることによ
り、前記一本の光ファイバから複数の特定波長が損失し
た光を出射させるようにし、ある一個の前記プレートの
移動によりV溝アレイとプレートとが前記光ファイバを
挟持密着し、傾斜角度に対応する特定波長が損失した光
が光ファイバから出射した場合に、検出対象の動作変化
から検出個所を特定しつつ検出することを特徴とする。
【0028】また、同じく請求項5に記載の発明に係る
光検出器は、請求項2に記載された光検出器を複数個配
置するとともに、一本の光ファイバを共通に用いること
で、請求項4の動作検出センサを実現した光検出器であ
って、それぞれ異なる複数の特定波長が損失した光を検
出する分布型センシングとして、異なる個所の水位変化
の検出を行うことを特徴とする。
【0029】また、同じく請求項6に記載の発明に係る
光検出器は、請求項3に記載された光検出器を複数個配
置するとともに、一本の光ファイバを共通に用いること
で、請求項4の動作検出センサを実現した光検出器であ
って、それぞれ異なる複数の特定波長が損失した光を検
出する分布型センシングとして、異なる個所の圧力変化
の検出を行うことを特徴とする。
【0030】また、同じく請求項7に記載の発明に係る
センサシステムは、V溝による回折面が形成される複数
のV溝アレイと、前記複数のV溝アレイの回折面側でそ
れぞれ対向するように配置される複数のプレートと、前
記複数のV溝アレイと前記複数のプレートとの間に配置
される一本の光ファイバと、を備え、一個のV溝アレイ
および一個のプレートからなる一組を、一本の光ファイ
バの異なる位置で複数組にわたり配置するとともに、同
一の周期で形成された前記複数のV溝アレイが前記一本
の光ファイバに対して傾斜角度をそれぞれ異ならせるこ
とにより、前記一本の光ファイバから複数の特定波長が
損失した光を出射させ、分布型センシングとすることを
特徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第一実施形態を説
明する。本実施形態は、請求項1に係る動作検出センサ
を搭載するものであり、請求項2に係る光検出器であ
る。具体的には下水道等の水面付近に設置され水位を検
出する光水位検出器である。以下、図1,2を参照しつ
つ説明する。図1,図2は本発明の第一実施形態の光水
位検出器の構成図である。
【0032】光水位検出器は、図1で示すように、光フ
ァイバ1、V溝アレイ2、検出セル3、プレート4、リ
ニアガイド5、シャフト6、ダイアフラム7、フロート
8を備えている。ここに、光ファイバ1、V溝アレイ
2、プレート4、シャフト6(移動手段の一具体例)に
より、動作検出センサを構成している。この動作検出セ
ンサは、検出セル4の内部に収納されている。なお、動
作検出センサによるセンサ機能については後述する。
【0033】光ファイバ1はシングルモード光ファイバ
であり、V溝アレイ2とプレート4の間を通過するよう
に配置される。V溝アレイ2は検出セル4内で固定され
るが、プレート4はシャフト6と連結されている。この
シャフト6はリニアガイド5によりサポートされ、移動
方向が上下方向にのみ拘束される。つまり、プレート4
は、移動するように構成されている。シャフト6にはダ
イアフラム7を介してフロート8が接続される。フロー
ト8は、シャフト6の上下動と連動して上下に動く。
【0034】なお、図1には示されていないが、光ファ
イバ1の入射側では白色光源(広帯域光源)が接続さ
れ、また、光ファイバ1の出射側では、光スペクトラム
アナライザー等の透過光を受光してその透過中心波長と
損失を検出する波長検出部が接続されている。
【0035】次に、本実施形態の光水位検出器の動作を
説明する。いま、水位が図1のW1のようにフロート8
より下にあってフロート8に浮力が作用していないとき
に、プレート4,シャフト6及びフロート8の自重はダ
イアフラム7の伸張力よりも上回るため、プレート4、
シャフト6およびフロート8はともに下方に移動する。
そして、プレート4がリニアガイド5に当接し、下死点
で停止している。このようにフロート8の上下動は拘束
されており、ダイアフラム7に過大な張力が加わるとい
う事態は起こらないようになされている。
【0036】下死点で停止した状態にあるときの動作検
出センサでは、光ファイバ1がV溝アレイ2とプレート
4とに挟持密着しないため特定波長の損失は起こらず、
光ファイバ1は通常の通信用光ファイバとして動作す
る。したがって、光ファイバ1から入射した白色光は、
そのまま出力される。このようにプレート4がV溝アレ
イ2に当接しない間は、光ファイバ1は通常の通信用光
ファイバとして動作する。
【0037】その後、水位が上昇していき、フロート8
に浮力が作用して上述した力の関係が逆転すると、プレ
ート4、シャフト6およびフロート8がともに上昇し、
図2で示すように、上死点に固定されるV溝アレイ2に
達して、光ファイバ1はV溝アレイ2とプレート4とに
より挟持密着され、光ファイバ1にはV溝アレイ2の周
期間隔に等しく、周期的な荷重が作用する。
【0038】この場合、従来技術の長周期グレーティン
グで説明したように、歪みが加わった光ファイバ1の部
分には光弾性効果により屈折率が上昇する。この屈折率
上昇は、V溝アレイ2の周期間隔に比例して周期的な屈
折率分布が形成されることによって、従来技術の長周期
グレーティングと同様な光ファイバ型のフィルタが形成
される。
【0039】このとき、光ファイバ1の入射側から入射
した白色光がV溝アレイ2によって形成される光ファイ
バ型のフィルタを透過すると、V溝アレイ2の周期間隔
に比例した特定波長の光を損失し、光ファイバ1の出射
側からは特定波長が損失した光が伝送出力される。従っ
て、光ファイバ1の出射側に配置された光波長検出部に
おいて透過光の特定波長の損失を常時検出していれば、
水位がW2以上になったか否かを検出することができ
る。
【0040】つまり、本実施形態の光水位検出器は、V
溝アレイ2とプレート4との間に隙間があって特定波長
の損失がない光が光ファイバ1から出射した場合には水
位が所定値以下であると検出し、また、V溝アレイ2と
プレート4とが光ファイバ1を挟持密着して特定波長の
損失がある光が光ファイバ1から出射した場合には水位
が所定値を超えると検出する。
【0041】上記のような構成・機能を有する光水位検
出器によれば、従来技術と比較して簡易な構成であり、
また製造コストも低減することが可能となる。第一実施
形態の光水位検出器はこのようなものである。
【0042】続いて、本発明の第二実施形態を説明す
る。本実施形態は、請求項1に係る動作検出センサを搭
載するものであり、請求項3に係る光検出器である。具
体的には下水道等の水面に設置され水圧を検出する光水
圧検出器である。以下、一括して図3,4を参照しつつ
説明する。図3,図4は本発明の第二実施形態の光水圧
検出器の構成図である。
【0043】光水圧検出器は、図3で示すように、光フ
ァイバ1、V溝アレイ2、検出セル3、プレート4、リ
ニアガイド5、シャフト6、ダイアフラム7を備えてい
る。ここに、光ファイバ1、V溝アレイ2、プレート
4、シャフト6(移動手段の一具体例)により、動作検
出センサを構成している。この動作検出センサは、検出
セル4の内部に収納されている。なお、この光水圧検出
器は、第一実施形態で説明した光水位検出器からフロー
ト8を取り去った以外は、第一実施形態と同様の構成部
を有するものであり、重複する説明を省略する。
【0044】本実施形態の光水圧検出装置では、水頭圧
力にてダイアフラム7が変形するので、水圧の計測が可
能である。水圧が低い場合、プレート4およびシャフト
6の自重はダイアフラム7の伸張力よりも上回るため、
プレート4およびシャフト6はともに下方に移動して、
プレート4がリニアガイド5に当接し、下死点で停止し
ている。
【0045】このような状態にあるとき、光ファイバ1
はV溝アレイ2とプレート4とに挟持密着しないため、
特定波長の損失は起こらず、通常の通信用光ファイバと
して動作する。したがって、光ファイバ1から入射した
白色光は、そのまま出射側から出力される。このように
プレート4がV溝アレイ2に当接しない間は、光ファイ
バ1は通常の通信用光ファイバとして動作する。
【0046】その後、圧力の上昇により、ダイアフラム
7に圧力が作用して上述した力の関係が逆転すると、プ
レート4およびシャフト6がともに上昇し、図4で示す
ように、上死点に固定されるV溝アレイ2に達して、光
ファイバ1はV溝アレイ2とプレート4との間に挟持密
着される。この場合、光ファイバ1にはV溝アレイ2の
周期間隔に等しく、周期的な荷重が作用する。そして、
特定波長が損失した光が光ファイバ1の出射側から出力
される。
【0047】つまり、本実施形態の光水圧検出器は、V
溝アレイ2とプレート4との間に隙間があって特定波長
の損失がない光が光ファイバ1から出射した場合には水
圧が所定値以下であると検出し、また、V溝アレイ2と
プレート4とが光ファイバ1を挟持密着して特定波長の
損失がある光が光ファイバ1から出射した場合には水圧
が所定値を超えると検出する。
【0048】上記のような構成・機能を有する光水圧検
出器によれば、従来技術と比較して簡易な構成であり、
また製造コストも低減することが可能となる。第二実施
形態の光圧検出器はこのようなものである。
【0049】続いて、本発明の第三実施形態を説明す
る。本実施形態は、請求項4に係る動作検出センサを搭
載するものであり、請求項5に係る光検出器である。具
体的には下水道等の水面付近に設置され水位を複数個所
で検出する光水位検出器である。この光水位検出器は請
求項7に係るセンサシステムにも相当する。以下、図5
を参照しつつ一括して説明する。図5は本発明の第三実
施形態の光水位検出器の構成図である。
【0050】本実施形態では、図5で示すように、第一
実施形態として説明した光水位検出器を異なる位置に複
数個配置し、かつ共通する一本の光ファイバ1を使用し
てシステムとして形成した光水位検出器である。この光
水位検出器では、光ファイバ1に対するV溝アレイ2の
傾斜角を個々の光水位検出器毎に全て異ならせており、
検出個所別に異なる複数の特定波長が損失した光を出力
させて、検出された個所を特定して水位変化を検出する
ことができるようになされている。
【0051】例えば、図10の特性図を参照しつつ説明
するが、図5の一方のV溝アレイ2の周期が683μm
となるように傾斜させていれば約1534nmの光が損
失し、他方のV溝アレイ2の周期が712μmとすなる
ように傾斜させていれば約1560nmの光が損失す
る。光ファイバ1の出射側に設けられた光波長検出部で
このような二つの特定波長の損失の発生をそれぞれ検出
することで、異なる2個所に配置された光水位検出器で
水位の変化を検出することができる。第三実施形態の光
水位検出器はこのようなものである。
【0052】続いて、本発明の第四実施形態を説明す
る。本実施形態は、請求項4に係る動作検出センサを搭
載するものであり、請求項6に係る光検出器である。具
体的には下水道等の水面付近に設置され水圧を複数個所
で検出する光水圧検出器である。光水圧検出器は請求項
7に係るセンサシステムにも相当する。以下、図6を参
照しつつ一括して説明する。図6は本発明の第四実施形
態の光水圧検出器の構成図である。
【0053】本実施形態では、図6で示すように、第二
実施形態として説明した光水圧検出器を異なる位置に複
数個配置し、かつ共通する一本の光ファイバ1を使用し
てシステムとして形成した光水圧検出器である。この光
水圧検出器では、光ファイバ1に対するV溝アレイ2の
傾斜角を個々の光水圧検出器毎に全て異ならせており、
検出個所別に異なる複数の特定波長が損失した光を出力
する。このため、検出された個所を特定して水圧変化を
検出することができるようになされている。本実施形態
は、第三実施形態で説明した光水位検出器の動作と同様
であり、その説明を省略する。第四実施形態はこのよう
なものである。
【0054】以上説明した発明によれば、従来の紫外線
の干渉により形成されるFBGに代えて、V溝アレイと
プレートを用いる長周期グレーティングを採用した。さ
らに、従来は光ファイバに対してV溝アレイの溝方向を
直交させるのみであったが、本発明では所望に応じて適
宜傾斜を変更して透過中心波長を可変とし、任意の特定
波長を損失させて、センサの微調整を可能とした。
【0055】また、一本の光ファイバに対し、光ファイ
バに対するV溝アレイのV溝の角度をそれぞれ相違させ
た複数の動作検出センサを接続することが可能となり、
シリーズ接続可能な低コストな分布型センサシステムが
構築できるようになった。さらにまた、装置が動作して
いない状態では通常の光ファイバなので、センサの伝送
距離は通常のFBGを用いたセンサシステムより長くす
ることができ、長距離のセンサシステムを構築できるよ
うになった。さらにまた、検出器近くに電源を確保する
必要がないため設置場所を選ばない等の優れた効果があ
る。
【0056】
【発明の効果】以上、本発明によれば、長周期グレーテ
ィングを活用し、一または二以上の個所で計測でき、か
つ長距離システムを実現するような新規な動作検出セン
サ、光検出器およびセンサシステムを提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態の光水位検出器の構成図
である。
【図2】本発明の第一実施形態の光水位検出器の構成図
である。
【図3】本発明の第二実施形態の光水圧検出器の構成図
である。
【図4】本発明の第二実施形態の光水圧検出器の構成図
である。
【図5】本発明の第三実施形態の光水位検出器の構成図
である。
【図6】本発明の第四実施形態の光水圧検出器の構成図
である。
【図7】従来技術の水位検出器の構成図である。
【図8】従来技術の水位検出器の構成図である。
【図9】長周期グレーティングの構成図である。
【図10】長周期グレーティングからの出力特性図であ
る。
【図11】長周期グレーティングからの出力特性図であ
る。
【符号の説明】
1 光ファイバ 2 V溝アレイ 3 検出セル 4 プレート 5 リニアガイド 6 シャフト 7 ダイアフラム 8 フロート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F013 AA04 AA07 BD03 CA16 CB10 2F055 AA39 BB20 CC02 DD20 EE31 FF43 FF49 GG11 5G055 AE28 AE53 AG01 5G056 CF10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】V溝による回折面が形成されるV溝アレイ
    と、 前記V溝アレイの回折面側で対向するように配置される
    プレートと、 前記V溝アレイと前記プレートとの間に配置される光フ
    ァイバと、 検出対象の動作に応じて前記V溝アレイと前記プレート
    とを離接させるため、前記移動プレートを移動するよう
    に構成される移動手段と、 を備え、 前記プレートの移動により前記V溝アレイと前記プレー
    トとが前記光ファイバを挟持密着し、特定波長が損失し
    た光が光ファイバから出射した場合に、検出対象の動作
    変化を検出することを特徴とする動作検出センサ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の動作検出センサと、 内部に配置された前記動作検出センサを外部環境から保
    護する検出セルと、 水面に浮かべられ、水位に応じて昇降するフロートと、 前記検出セル内をシールするとともに、前記フロートに
    伸縮力を加えるダイアフラムと、 前記動作検出センサの移動手段であり、前記フロートの
    昇降に従動して前記検出セル内で昇降するシャフトと、 を備え、 前記動作検出センサのV溝アレイとプレートとの間に隙
    間があって特定波長の損失がない光が光ファイバから出
    射した場合には水位が所定値以下であると検出し、ま
    た、V溝アレイとプレートとが光ファイバを挟持密着し
    て特定波長の損失がある光が光ファイバから出射した場
    合には水位が所定値を超えると検出することを特徴とす
    る光検出器。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の動作検出センサと、 内部に配置された前記動作検出センサを外部環境から保
    護する検出セルと、 前記検出セル内をシールするとともに、圧力を検出する
    ダイアフラムと、 前記動作検出センサの移動手段であり、前記ダイアフラ
    ムの変位に従動して検出セル内で昇降するシャフトと、 を備え、 前記動作検出センサのV溝アレイとプレートとの間に隙
    間があって特定波長の損失がない光が光ファイバから出
    射した場合には圧力が所定値以下であると検出し、ま
    た、V溝アレイとプレートとが光ファイバを挟持密着し
    て特定波長の損失がある光が光ファイバから出射した場
    合には圧力が所定値を超えると検出することを特徴とす
    る光検出器。
  4. 【請求項4】V溝による回折面が形成される複数のV溝
    アレイと、 前記複数のV溝アレイの回折面側でそれぞれ対向するよ
    うに配置される複数のプレートと、 前記複数のV溝アレイと前記複数のプレートとの間に配
    置される一本の光ファイバと、 検出対象の動作に応じて前記V溝アレイと前記プレート
    とを離接させるため、前記複数の移動プレートをそれぞ
    れ移動するように構成される複数の移動手段と、 を備え、 一個のV溝アレイおよび一個のプレートからなる一組
    を、一本の光ファイバの異なる位置で複数組にわたり配
    置するとともに、同一の周期で形成された前記複数のV
    溝アレイが前記一本の光ファイバに対して傾斜角度をそ
    れぞれ異ならせることにより、前記一本の光ファイバか
    ら複数の特定波長が損失した光を出射させるようにし、 ある一個の前記プレートの移動によりV溝アレイとプレ
    ートとが前記光ファイバを挟持密着し、傾斜角度に対応
    する特定波長が損失した光が光ファイバから出射した場
    合に、検出対象の動作変化から検出個所を特定しつつ検
    出することを特徴とする動作検出センサ。
  5. 【請求項5】請求項2に記載された光検出器を複数個配
    置するとともに、一本の光ファイバを共通に用いること
    で、請求項4の動作検出センサを実現した光検出器であ
    って、 それぞれ異なる複数の特定波長が損失した光を検出する
    分布型センシングとして、異なる個所の水位変化の検出
    を行うことを特徴とする光検出器。
  6. 【請求項6】請求項3に記載された光検出器を複数個配
    置するとともに、一本の光ファイバを共通に用いること
    で、請求項4の動作検出センサを実現した光検出器であ
    って、 それぞれ異なる複数の特定波長が損失した光を検出する
    分布型センシングとして、異なる個所の圧力変化の検出
    を行うことを特徴とする光検出器。
  7. 【請求項7】V溝による回折面が形成される複数のV溝
    アレイと、 前記複数のV溝アレイの回折面側でそれぞれ対向するよ
    うに配置される複数のプレートと、 前記複数のV溝アレイと前記複数のプレートとの間に配
    置される一本の光ファイバと、 を備え、 一個のV溝アレイおよび一個のプレートからなる一組
    を、一本の光ファイバの異なる位置で複数組にわたり配
    置するとともに、同一の周期で形成された前記複数のV
    溝アレイが前記一本の光ファイバに対して傾斜角度をそ
    れぞれ異ならせることにより、前記一本の光ファイバか
    ら複数の特定波長が損失した光を出射させ、分布型セン
    シングとすることを特徴とするセンサシステム。
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